1 00:00:05,038 --> 00:00:15,015 ♬~ 2 00:01:44,037 --> 00:01:45,973 (飛鳥)あのう お兄さま➡ 3 00:01:45,973 --> 00:01:51,979 私 お茶は 習いたてですので うまくできるかどうか…。 4 00:01:51,979 --> 00:01:54,982 いや~ お気になさらず。 5 00:01:54,982 --> 00:01:57,985 (面堂) 《そうなのだ 飛鳥さんは…》➡ 6 00:01:57,985 --> 00:02:02,990 《こうして ただ座っておれば かれんな美少女なのだから》➡ 7 00:02:02,990 --> 00:02:07,961 《よし 今日のデートは 座って見詰める路線で》 8 00:02:11,999 --> 00:02:14,968 ん? ぐっ…。 9 00:02:25,012 --> 00:02:26,980 あのう…。 10 00:02:30,017 --> 00:02:32,019 どうぞ。 11 00:02:32,019 --> 00:02:35,022 (面堂)いや~ 結構なお点前で。 12 00:02:35,022 --> 00:02:39,026 見事に復元されている。 13 00:02:39,026 --> 00:02:41,028 スゥ~。 14 00:02:41,028 --> 00:02:42,996 プ~…。 15 00:02:45,032 --> 00:02:47,968 (ラム) 《この中に きっと ダーリンが》 16 00:02:47,968 --> 00:02:51,972 《一人一人 確かめてたんじゃ 間に合わないっちゃ》 17 00:02:51,972 --> 00:02:54,975 伝令! 伝令! (サングラスたち)ん? 18 00:02:54,975 --> 00:02:57,978 サングラス部隊 一斉 堀掃除だっちゃ。 19 00:02:57,978 --> 00:03:00,981 (サングラス)何!? (サングラス)今日は 若のデートの➡ 20 00:03:00,981 --> 00:03:02,983 警護じゃなかったのか? (サングラス)仕方あるまい。➡ 21 00:03:02,983 --> 00:03:06,987 命令だからな。 (サングラス)だな。 22 00:03:06,987 --> 00:03:08,989 (サングラス)ふぅ~。 23 00:03:08,989 --> 00:03:11,992 (サングラス)汚えなぁ。 (サングラス)いつ掃除したっけなぁ。 24 00:03:11,992 --> 00:03:13,960 (サングラス)きっつ! 25 00:03:16,997 --> 00:03:22,002 (サングラスたち)うわ~! 26 00:03:22,002 --> 00:03:24,004 ん? 27 00:03:24,004 --> 00:03:26,006 (サングラス)わ… 若! (面堂)何事だ。 28 00:03:26,006 --> 00:03:28,008 (サングラス)若! (面堂)どうしたというのだ。 29 00:03:28,008 --> 00:03:30,010 (サングラス)若! (面堂)あが…。 30 00:03:30,010 --> 00:03:32,012 (サングラス)若… 若! (面堂)えーい 若じゃ分からん。 31 00:03:32,012 --> 00:03:35,015 んぐぐ… 何があったか 話してみろと言っとるのが➡ 32 00:03:35,015 --> 00:03:37,017 聞こえんのか! 33 00:03:37,017 --> 00:03:41,021 (サングラス)どうも こういうものを 着込んでいると聞こえが悪くて。 34 00:03:41,021 --> 00:03:43,023 若! 実は…。 35 00:03:43,023 --> 00:03:45,025 キャ~! 男~!➡ 36 00:03:45,025 --> 00:03:46,960 キャ~! 37 00:03:46,960 --> 00:03:48,962 こら! 報告してから行かんか! 38 00:03:48,962 --> 00:03:51,965 (飛鳥)お兄さま 怖い! (面堂)あがげげぎ!➡ 39 00:03:51,965 --> 00:03:55,969 が… げ… ぐ… ぎ… ご…➡ 40 00:03:55,969 --> 00:03:57,971 ご安心ください! (飛鳥)あっ…。 41 00:03:57,971 --> 00:04:04,978 (面堂)飛鳥さん 僕が… 守ってあげます… ね…。 42 00:04:04,978 --> 00:04:07,981 あっ… お兄さま。 43 00:04:07,981 --> 00:04:11,985 (飛鳥)《ああ… お兄さま なんて頼もしい》➡ 44 00:04:11,985 --> 00:04:13,987 《優しい笑顔…》➡ 45 00:04:13,987 --> 00:04:16,990 《このお兄さまになら ついていけるかもしれない》 46 00:04:16,990 --> 00:04:18,992 (黒子)いかん 気絶しておられる! 47 00:04:18,992 --> 00:04:22,996 (シャッター音) (黒子)あばらが粉々になっとるなぁ。 48 00:04:22,996 --> 00:04:24,998 (あたる)丈夫な若のことだ。 49 00:04:24,998 --> 00:04:27,000 小一時間もしたら 全快なさるだろう。 50 00:04:27,000 --> 00:04:28,969 仕方ないが それまで…。 51 00:04:34,007 --> 00:04:36,009 二人羽織~! 52 00:04:36,009 --> 00:04:39,012 さあ 飛鳥さん 庭をご案内しましょう。 53 00:04:39,012 --> 00:04:42,015 はい お兄さま。 54 00:04:42,015 --> 00:04:45,952 (黒子)う~ん なかなか 気のつくやつだな。 55 00:04:45,952 --> 00:04:49,923 (黒子)しかし 聞き慣れん声だったなぁ。 56 00:04:53,960 --> 00:04:56,963 つい 見守りに来てしまったが➡ 57 00:04:56,963 --> 00:05:00,967 飛鳥の あの安心しきった顔は…。➡ 58 00:05:00,967 --> 00:05:02,969 これでいいのかもしれん。➡ 59 00:05:02,969 --> 00:05:04,971 いや これが正しいのだ。 60 00:05:04,971 --> 00:05:08,975 どんなに慕われても 俺は 実の兄。 61 00:05:08,975 --> 00:05:11,978 いつまでも 一緒に風呂に入ったり 寝たりするわけには…。 62 00:05:11,978 --> 00:05:13,980 (了子)まあ! 63 00:05:13,980 --> 00:05:16,983 いやー! 飛麿さま 不潔よー! 64 00:05:16,983 --> 00:05:19,986 りょ… 了子ちゃん 何で こんな所に! 65 00:05:19,986 --> 00:05:23,990 ここは 私の家です。 今 おっしゃったことは本当ですの? 66 00:05:23,990 --> 00:05:25,992 飛鳥さまとお風呂に入ったり…。 (飛麿)バカ! 67 00:05:25,992 --> 00:05:28,995 大きい声で言うな! まるで 俺が 変態みたいじゃないか! 68 00:05:28,995 --> 00:05:32,999 変態ですわ! きっちり 変態ですわ! 69 00:05:32,999 --> 00:05:36,002 ん? どうかしましたか? 飛鳥さん。 70 00:05:36,002 --> 00:05:40,006 気のせいかしら。 今 飛麿お兄さまの声が…。 71 00:05:40,006 --> 00:05:42,008 (飛麿)でっ! 72 00:05:42,008 --> 00:05:45,946 大声をお出しにならないで。 気付かれては 大変。 73 00:05:45,946 --> 00:05:48,949 ん~ ダーリン どこにいるっちゃ? 74 00:05:48,949 --> 00:05:50,951 ⚟気のせいですよ。 ん? 75 00:05:50,951 --> 00:05:53,954 飛鳥さん さあ 向こうへ。 (飛鳥)はい。 76 00:05:53,954 --> 00:05:55,922 ん? 77 00:05:57,958 --> 00:05:59,960 飛鳥さん。 あっ…。 78 00:05:59,960 --> 00:06:02,963 お兄さま…。 79 00:06:02,963 --> 00:06:04,965 ん~? 80 00:06:04,965 --> 00:06:06,967 あっ。 ダーリン! 81 00:06:06,967 --> 00:06:08,969 しっ! バカ! (飛鳥)えっ? 82 00:06:08,969 --> 00:06:10,971 あっ…。 83 00:06:10,971 --> 00:06:12,973 ヘヘ…。 キャ~! 84 00:06:12,973 --> 00:06:15,976 男~! わっ! 85 00:06:15,976 --> 00:06:19,980 かっ! 僕は 今まで 何をしていたのだ!? 86 00:06:19,980 --> 00:06:21,982 お~ もう生き返ったか。 87 00:06:21,982 --> 00:06:23,984 (面堂)諸星! 貴様 そこで何をし…! 88 00:06:23,984 --> 00:06:25,986 (サングラスたち)うわ! おお~! 89 00:06:25,986 --> 00:06:27,988 何事だ? 90 00:06:27,988 --> 00:06:31,992 うえ… ペッ ペッ! (サングラス)わ… 若! 91 00:06:31,992 --> 00:06:35,996 ん? な… 何だ お前ら。 どうして 着ぐるみを脱いどる? 92 00:06:35,996 --> 00:06:39,100 いや~ こうずぶぬれでは 堀掃除が難しくて。 93 00:06:39,100 --> 00:06:43,003 掃除? 僕は そんな命令 出した覚えはないぞ。 94 00:06:43,003 --> 00:06:45,005 (サングラス)えっ?➡ 95 00:06:45,005 --> 00:06:47,941 目下 サングラス部隊 総出でやっとりますが…。 96 00:06:47,941 --> 00:06:50,944 (面堂)サングラス部隊 総出だと? 97 00:06:50,944 --> 00:06:52,946 んんん…。 (面堂)いっかーん! 98 00:06:52,946 --> 00:06:56,950 堀は 庭園内に 縦横無尽に 張り巡らされているのだ! 99 00:06:56,950 --> 00:06:58,952 男ー! 100 00:06:58,952 --> 00:07:01,955 (サングラスたち)うわ~! (飛鳥)キャ~! 101 00:07:01,955 --> 00:07:04,958 いかん このままでは…。 102 00:07:04,958 --> 00:07:08,962 ハァ ハァ ハァ…。 103 00:07:08,962 --> 00:07:10,964 (あたるたちの笑い声) 104 00:07:10,964 --> 00:07:12,966 (飛鳥)《怖い…》 105 00:07:12,966 --> 00:07:14,968 《この家は 男だらけだわ》 106 00:07:14,968 --> 00:07:17,971 《早く ここから逃げなければ》 107 00:07:17,971 --> 00:07:20,974 《でも どうすればいいの?》 108 00:07:20,974 --> 00:07:24,978 《恐怖で体がすくんで 思うように動けない》 109 00:07:24,978 --> 00:07:27,981 ⚟うちが逃がしてあげるっちゃ。 110 00:07:27,981 --> 00:07:30,984 まあ あなたは いつぞやの…。 111 00:07:30,984 --> 00:07:34,988 いいもの見つけたっちゃ。 うちに ついてくるっちゃ。 112 00:07:34,988 --> 00:07:38,959 ああ… 何て 親切なお方。 113 00:07:40,994 --> 00:07:44,998 ほら ここだっちゃ。 まあ!➡ 114 00:07:44,998 --> 00:07:48,001 なんて立派な。 これで逃げるっちゃ。 115 00:07:48,001 --> 00:07:52,005 ありがとうございます。 これなら使えそうですわ。 116 00:07:52,005 --> 00:07:56,009 よかったっちゃ。 うちは 戦車の操縦やったことないから➡ 117 00:07:56,009 --> 00:07:58,011 動かし方が分から…。 118 00:07:58,011 --> 00:07:59,979 あっ!? 119 00:08:02,015 --> 00:08:03,983 (戦車を壊す音) 120 00:08:06,019 --> 00:08:08,021 あっ いた! 121 00:08:08,021 --> 00:08:10,023 あ~すかさ~… んっ!➡ 122 00:08:10,023 --> 00:08:12,025 ぐべし…。 伏せろ! 123 00:08:12,025 --> 00:08:15,028 何をする! バカ あれが目に入らんのか。 124 00:08:15,028 --> 00:08:16,997 ん? 125 00:08:20,033 --> 00:08:23,036 う~む…。 レディーの着替え中に➡ 126 00:08:23,036 --> 00:08:26,039 声を掛けるなど 礼儀に反するぞ。 127 00:08:26,039 --> 00:08:31,044 確かに。 われわれに 今 できることといえば…。 128 00:08:31,044 --> 00:08:34,047 (面堂・あたる) 温かく見守ってやることだけだ。 129 00:08:34,047 --> 00:08:45,992 ♬~ 130 00:08:45,992 --> 00:08:47,994 (飛鳥)フゥ~。 131 00:08:47,994 --> 00:08:49,996 な… 何ということだ。 132 00:08:49,996 --> 00:08:52,999 かれんな美少女が あのような姿を。 133 00:08:52,999 --> 00:08:55,001 つまらんものを 見守ってしまった。 134 00:08:55,001 --> 00:08:58,004 (飛鳥)ありがとうございます。 おかげさまで➡ 135 00:08:58,004 --> 00:09:01,007 立派な甲冑ができましたわ。 それは それは…。 136 00:09:01,007 --> 00:09:03,009 ⚟(面堂)飛鳥さん! (飛鳥)ん? 137 00:09:03,009 --> 00:09:06,012 あっ! (飛鳥)まあ お兄さま。 138 00:09:06,012 --> 00:09:07,680 僕が来たからには もう安心ですよ。 139 00:09:07,680 --> 00:09:11,017 さあ そんなもの お脱ぎなさい。 140 00:09:11,017 --> 00:09:13,019 (飛鳥)でも 私…。➡ 141 00:09:13,019 --> 00:09:17,023 もしも また お兄さまと はぐれてしまったら➡ 142 00:09:17,023 --> 00:09:20,026 甲冑なしでは 怖くて動けませんわ。 143 00:09:20,026 --> 00:09:22,028 大丈夫ですよ 飛鳥さ…。 144 00:09:22,028 --> 00:09:24,030 そうとも! 二度と君を離さな…。 (飛鳥)ひっ!➡ 145 00:09:24,030 --> 00:09:26,032 いや~! 男~! 146 00:09:26,032 --> 00:09:29,002 あっ! 待つっちゃ~! 147 00:09:31,037 --> 00:09:34,040 (飛鳥)ここは どこかしら?➡ 148 00:09:34,040 --> 00:09:37,043 なんて静かな…。➡ 149 00:09:37,043 --> 00:09:41,047 でも ここなら 男に出会わなくて済みそう。➡ 150 00:09:41,047 --> 00:09:43,049 はっ! 誰!? 151 00:09:43,049 --> 00:09:45,051 (黒子)ご安心ください。 (黒子)黒子です。 152 00:09:45,051 --> 00:09:47,987 (飛鳥)黒子さま… ですか? 153 00:09:47,987 --> 00:09:51,991 (黒子)ささ こちらへ。 (黒子)かくまってさしあげましょう。 154 00:09:51,991 --> 00:09:54,994 (飛鳥)まあ なんて親切な。 155 00:09:54,994 --> 00:09:56,996 ⚟(ノック) 156 00:09:56,996 --> 00:09:58,998 ⚟(黒子) 飛鳥さまを お連れしました。 157 00:09:58,998 --> 00:10:02,001 お通しして。 158 00:10:02,001 --> 00:10:06,005 まあ 飛鳥さま 何というお姿に。 159 00:10:06,005 --> 00:10:09,008 (飛鳥)あなたは どなた? 160 00:10:09,008 --> 00:10:12,011 あなたの味方ですわ。 (飛鳥)味方? 161 00:10:12,011 --> 00:10:15,014 ああ… かわいそうな 飛鳥さま。 162 00:10:15,014 --> 00:10:18,017 あなたは だまされているのです。 163 00:10:18,017 --> 00:10:20,019 (飛鳥)だ… だまされて?➡ 164 00:10:20,019 --> 00:10:23,022 あのう… それは いったい? 165 00:10:23,022 --> 00:10:27,026 あの 面堂 終太郎というのは 実は…。 166 00:10:27,026 --> 00:10:30,029 待て 待て 待て~い! (飛鳥・了子)お兄さま。 167 00:10:30,029 --> 00:10:34,033 了子 お前 飛鳥さんに 何を吹き込むつもりだ? 168 00:10:34,033 --> 00:10:37,036 決まってますわ。 真実を教えて差し上げるのです。 169 00:10:37,036 --> 00:10:39,038 ちょっと来い。 (了子)何ですの? 170 00:10:39,038 --> 00:10:41,040 いいから 来い。 171 00:10:41,040 --> 00:10:44,043 お前なぁ 僕が 飛鳥さんの 本当の兄ではないと教え込んで➡ 172 00:10:44,043 --> 00:10:47,981 何になる? そんなこと ちっとも 飛鳥さんのために➡ 173 00:10:47,981 --> 00:10:50,984 ならないんだぞ。 (了子)ん? 174 00:10:50,984 --> 00:10:53,987 にん。 まあ どなたかと思えば➡ 175 00:10:53,987 --> 00:10:55,989 諸星さまではありませんか。 176 00:10:55,989 --> 00:10:57,991 キャ~! 男~! 177 00:10:57,991 --> 00:10:59,993 だーっ! 178 00:10:59,993 --> 00:11:01,995 さっ! 179 00:11:01,995 --> 00:11:03,997 うあ~! すたっ! 180 00:11:03,997 --> 00:11:06,100 ありがとう。 君のおかげで やっと離れることができ…。 181 00:11:06,100 --> 00:11:09,002 (飛鳥)キャ~! (あたる・面堂)ぐあ! 182 00:11:09,002 --> 00:11:11,004 ⚟(水乃小路母) 何をやっているのですか? 183 00:11:11,004 --> 00:11:13,006 あっ…。➡ 184 00:11:13,006 --> 00:11:16,009 お母さま。 (水乃小路母)まあまあ 飛鳥➡ 185 00:11:16,009 --> 00:11:18,011 愉快な甲冑を着て。 186 00:11:18,011 --> 00:11:21,014 はい 一生懸命 作りました。 187 00:11:21,014 --> 00:11:24,017 何 ヘラヘラ笑ってるんです。 188 00:11:24,017 --> 00:11:26,019 私は 怒っているんですよ。 189 00:11:26,019 --> 00:11:28,021 おとなしく デートしているかと思えば➡ 190 00:11:28,021 --> 00:11:31,024 何というありさまです。 ええ? おい。 191 00:11:31,024 --> 00:11:35,028 も… 申し訳ありません お母さま。 192 00:11:35,028 --> 00:11:38,031 企画を変更します。 193 00:11:38,031 --> 00:11:41,034 企画変更? (面堂)それは いったい…。 194 00:11:41,034 --> 00:11:44,037 そこのあなた。 諸星あたるで~す! 195 00:11:44,037 --> 00:11:47,974 聞けば 飛鳥の男性恐怖症は 諸星あたるさまに➡ 196 00:11:47,974 --> 00:11:50,977 襲われたことから始まったとか。 197 00:11:50,977 --> 00:11:52,979 な… 何だって!? 198 00:11:52,979 --> 00:11:54,981 毒をもって毒を制す。 199 00:11:54,981 --> 00:11:57,984 諸星さまが平気なら 男なんて怖くない。 200 00:11:57,984 --> 00:12:01,988 そうだったのか… お母さまも そこまでおっしゃるのであれば。 201 00:12:01,988 --> 00:12:05,992 分かりました。 飛鳥さんのため 一肌脱ぎましょう。 202 00:12:05,992 --> 00:12:07,994 ダーリン それバカにされてるっちゃ。 203 00:12:07,994 --> 00:12:09,996 いかん! 危険すぎる! 204 00:12:09,996 --> 00:12:12,999 諸星なんぞとデートさせたら 極度の恐怖と嫌悪で➡ 205 00:12:12,999 --> 00:12:16,002 飛鳥さんの自我が 崩壊するのは必定! 206 00:12:16,002 --> 00:12:19,005 そうなったら そうなったで 致し方ありません。 207 00:12:19,005 --> 00:12:23,009 そのときは 私も 飛鳥と共に この家もろとも。 208 00:12:23,009 --> 00:12:25,011 ん… ここは 僕んちですが。 209 00:12:25,011 --> 00:12:29,015 さあ いらっしゃい 飛鳥。 210 00:12:29,015 --> 00:12:34,020 か… 堪忍してくださいまし お母さま。 211 00:12:34,020 --> 00:12:38,024 母に逆らうというのですか? 212 00:12:38,024 --> 00:12:42,028 (飛鳥)いくらお母さまの 命令といえど こればかりは…。 213 00:12:42,028 --> 00:12:44,998 たとえ お母さまを倒してでも…。 214 00:12:48,968 --> 00:12:50,937 逃げた方がいいっちゃ! 215 00:12:53,973 --> 00:12:55,975 かまん 飛鳥。 216 00:12:55,975 --> 00:12:57,944 御免! 217 00:13:01,981 --> 00:13:04,984 あっ! うっ…。 218 00:13:04,984 --> 00:13:07,987 な… 何と! (面堂)信じられん。 219 00:13:07,987 --> 00:13:10,990 飛鳥さんを上回る パワーとスピード。 220 00:13:10,990 --> 00:13:12,992 うっ…。 (水乃小路母)オホホホホ…。 221 00:13:12,992 --> 00:13:16,996 私を 誰だと思っているのです? 飛鳥の母ですよ。 222 00:13:16,996 --> 00:13:18,965 あっ… ん? 223 00:13:21,000 --> 00:13:24,003 キャ~! うう…。 224 00:13:24,003 --> 00:13:26,005 (水乃小路母)なりません。 225 00:13:26,005 --> 00:13:30,009 飛鳥 もし 鎖を 引きちぎるようなことをしたら…。 226 00:13:30,009 --> 00:13:33,012 人質をこれへ。 227 00:13:33,012 --> 00:13:36,015 (飛鳥)お兄さま! そんな…。 228 00:13:36,015 --> 00:13:38,017 まあ そんなわけだ 飛鳥。 229 00:13:38,017 --> 00:13:41,020 俺の命は お前が握っている。 230 00:13:41,020 --> 00:13:45,024 お前が逃げ出せば 俺は 殺されるだろう。 231 00:13:45,024 --> 00:13:47,960 お… お兄さま…。 232 00:13:47,960 --> 00:13:50,963 (飛麿)《許せ 飛鳥… こんな芝居でもうたねば➡ 233 00:13:50,963 --> 00:13:54,967 お前は 男性恐怖症克服の努力を しようとはしまい》 234 00:13:54,967 --> 00:13:57,970 (飛麿)ぐあっ! (水乃小路母)逃げたらこうですよ。 235 00:13:57,970 --> 00:13:59,972 こら! 今 本気で殴っただろ! 236 00:13:59,972 --> 00:14:02,975 私が 冗談を言う人間に 見えますか? 237 00:14:02,975 --> 00:14:04,977 こうなったら仕方あるまい。 238 00:14:04,977 --> 00:14:07,980 腹をくくって デートするしか…。 239 00:14:07,980 --> 00:14:10,983 キャ~! だっ! 240 00:14:10,983 --> 00:14:13,986 こら 飛鳥。 言ったそばから。 241 00:14:13,986 --> 00:14:15,988 ああっ お兄さま! 242 00:14:15,988 --> 00:14:17,990 (飛鳥) 《ど… どうすればいいの?》➡ 243 00:14:17,990 --> 00:14:21,994 《理性では分かっていても 体が勝手に…》 244 00:14:21,994 --> 00:14:23,996 あっ…。 245 00:14:23,996 --> 00:14:25,998 見なければ 怖くないっちゃ。 246 00:14:25,998 --> 00:14:29,001 は… はい 少しましです。 247 00:14:29,001 --> 00:14:31,003 ほお~。 248 00:14:31,003 --> 00:14:34,006 でかしたぞ ラム。 249 00:14:34,006 --> 00:14:36,008 だっ…! ダーリンが 妙なことしないように➡ 250 00:14:36,008 --> 00:14:39,011 うちが付き添ってあげるっちゃ。 251 00:14:39,011 --> 00:14:43,015 ああ なんて思いやりのあるお方。 それでは。 252 00:14:43,015 --> 00:14:45,952 行きましょうか。 (飛鳥)はい…。 253 00:14:45,952 --> 00:14:48,955 危険です! 諸星は 非常識な男だ。 254 00:14:48,955 --> 00:14:51,958 この状況を利用して 何をするか。 255 00:14:51,958 --> 00:14:53,926 何事も試練です。 256 00:15:35,034 --> 00:15:39,038 ん~ ラム 君は➡ 257 00:15:39,038 --> 00:15:43,042 デートというものを どう定義づけるかね? 258 00:15:43,042 --> 00:15:46,045 男女が 2人でお茶を飲んだり 遊んだりして➡ 259 00:15:46,045 --> 00:15:50,049 親睦を深めるっちゃ。 うん うん そうだね。 260 00:15:50,049 --> 00:15:52,051 降りなさい。 嫌だっちゃ。 261 00:15:52,051 --> 00:15:54,053 俺と飛鳥ちゃん 2人っきりにならねば➡ 262 00:15:54,053 --> 00:15:56,055 デートにならんじゃないか! 263 00:15:56,055 --> 00:15:58,057 どんなデートになるっちゃ? 264 00:15:58,057 --> 00:16:00,059 例えば…。 265 00:16:00,059 --> 00:16:05,064 こ~んなことをして こうやって右手も使えなくして➡ 266 00:16:05,064 --> 00:16:07,066 顔も隠すっちゃ。 267 00:16:07,066 --> 00:16:09,068 こうすれば 少しは まともなデートに➡ 268 00:16:09,068 --> 00:16:12,071 なるかもしれないっちゃね~。 おお~。 269 00:16:12,071 --> 00:16:14,073 う~む さすがは ラムさん。 270 00:16:14,073 --> 00:16:18,077 ああしてしまえば さすがの諸星も 狼藉は働けん。 271 00:16:18,077 --> 00:16:21,080 飛鳥ちゃん 飛鳥ちゃん。 はい。 272 00:16:21,080 --> 00:16:23,082 飛鳥ちゃ~ん! 273 00:16:23,082 --> 00:16:25,084 あっ… キャ~! 274 00:16:25,084 --> 00:16:27,086 おお! その手があったか。 275 00:16:27,086 --> 00:16:29,088 キャ~! 276 00:16:29,088 --> 00:16:32,091 あっ 危ないっちゃ! そっちは…。 277 00:16:32,091 --> 00:16:36,095 建物があるっちゃ…。 278 00:16:36,095 --> 00:16:39,098 ⚟(衝撃音) (サングラスたち)お? 279 00:16:39,098 --> 00:16:42,101 ⚟(衝撃音) (サングラスたち)うわ~! 280 00:16:42,101 --> 00:16:45,104 (飛鳥)キャ~! どわっ… だああっ あっ! 281 00:16:45,104 --> 00:16:47,106 キャ~! うわ~! 282 00:16:47,106 --> 00:16:48,774 (サングラスたち)どわ! (飛鳥)キャ~! 283 00:16:48,774 --> 00:16:50,443 (サングラスたち)うわ! (飛鳥)キャ~! 284 00:16:50,443 --> 00:16:52,111 (サングラス)うわ! (飛鳥)キャ~!! 285 00:16:52,111 --> 00:16:54,113 お待ちなさい 飛鳥。 286 00:16:54,113 --> 00:16:56,115 逃げたら あなたの大好きなお兄さまが➡ 287 00:16:56,115 --> 00:16:58,117 こんなことや。 (飛麿)だっ! 288 00:16:58,117 --> 00:16:59,785 こんなことや。 (飛麿)いだだだ…! 289 00:16:59,785 --> 00:17:02,054 こんなことを。 (飛麿)あちゃちゃちゃ…! 290 00:17:02,054 --> 00:17:05,057 (水乃小路母)されるんですよ。 というのに…。 291 00:17:05,057 --> 00:17:07,059 これ 飛鳥。 292 00:17:07,059 --> 00:17:09,061 あんた ホントに俺の母親か!? 293 00:17:09,061 --> 00:17:14,033 ひどい… このままでは 飛麿さまが殺されてしまうわ。 294 00:17:16,068 --> 00:17:23,075 (飛鳥)ハァ ハァ ハァ…。 295 00:17:23,075 --> 00:17:25,077 《ようやく 2人っきりじゃ》 296 00:17:25,077 --> 00:17:28,080 《とはいっても 手が使えない以上…》 297 00:17:28,080 --> 00:17:31,083 《口を使う他ないではないか》 298 00:17:31,083 --> 00:17:34,086 (飛鳥)ああ… 私は どうすればいいの? 299 00:17:34,086 --> 00:17:38,090 私のせいで お兄さまが ひどい目に遭わされているのに➡ 300 00:17:38,090 --> 00:17:40,092 逃げてばっかり! わっ… あだ! 301 00:17:40,092 --> 00:17:42,094 (飛鳥の泣き声) ぐえ… い… い…。 302 00:17:42,094 --> 00:17:45,097 (飛鳥)自分が情けないわ。 303 00:17:45,097 --> 00:17:49,101 私は どうして こんなに気が弱いの…。 304 00:17:49,101 --> 00:17:52,104 どうして… どうして…。 305 00:17:52,104 --> 00:17:55,107 どうして~! どわ~! 306 00:17:55,107 --> 00:17:57,109 ⚟(了子)戦うしかありません。 307 00:17:57,109 --> 00:17:59,111 あっ…。 308 00:17:59,111 --> 00:18:01,047 了子さま。 309 00:18:01,047 --> 00:18:05,051 飛鳥さま 戦って 飛麿さまを奪還するのです。 310 00:18:05,051 --> 00:18:10,056 そんな… お母さまと戦うなんて 勝てっこありませんわ。 311 00:18:10,056 --> 00:18:13,059 それでは 諸星さまとのデートを お続けになります? 312 00:18:13,059 --> 00:18:15,061 キャ~! 313 00:18:15,061 --> 00:18:18,064 道は一つですわ。 そのとおり。 314 00:18:18,064 --> 00:18:20,066 デートするっきゃない。 キャ~! 315 00:18:20,066 --> 00:18:23,069 ああ~! 逃げても無駄だっちゅうに。 316 00:18:23,069 --> 00:18:26,072 飛鳥さま 勇気を持って!➡ 317 00:18:26,072 --> 00:18:29,041 勇気を~! (飛鳥)《勇気…》 318 00:18:31,077 --> 00:18:33,079 あっ 飛鳥さん。 319 00:18:33,079 --> 00:18:35,081 (飛鳥)《この地獄から 解放されるには➡ 320 00:18:35,081 --> 00:18:39,085 お兄さまを奪って 逃げるしかないんだわ》 321 00:18:39,085 --> 00:18:42,088 えっ… えっ うわっ あっ…。 (水乃小路母)《殺気》 322 00:18:42,088 --> 00:18:45,091 ロケットパーンチ! どわ~! 323 00:18:45,091 --> 00:18:48,094 うっ… うお~! (水乃小路母)ちょこざいな! 324 00:18:48,094 --> 00:18:51,063 ただいま~! キャー! 325 00:18:53,099 --> 00:18:56,068 どわわ…! うわ~! 326 00:18:58,104 --> 00:19:00,106 (ラム・面堂)あっ! 327 00:19:00,106 --> 00:19:03,042 (飛麿)でっ… ぐ…! 328 00:19:03,042 --> 00:19:05,044 お… お兄さま? 329 00:19:05,044 --> 00:19:08,047 なぜ お止めになるんです? どうして? 330 00:19:08,047 --> 00:19:11,050 どうして なぜにと 言われてもだなぁ! 331 00:19:11,050 --> 00:19:14,053 飛麿さま あなたという方は! 332 00:19:14,053 --> 00:19:17,056 気の弱い 飛鳥さまが あなたのために➡ 333 00:19:17,056 --> 00:19:19,058 必死になって 戦っているというのに! 334 00:19:19,058 --> 00:19:21,060 ちょっと待て 了子ちゃん! 335 00:19:21,060 --> 00:19:23,062 了子 たき付けるのはやめろ。 336 00:19:23,062 --> 00:19:26,065 このまま 飛鳥さんとトンちゃんを 逃がしたりしたら…。 337 00:19:26,065 --> 00:19:29,068 2人の結婚を 認めることになってしまうっちゃ。 338 00:19:29,068 --> 00:19:32,071 け… 結婚!? だっちゃ。 339 00:19:32,071 --> 00:19:36,075 何で 結婚なんて話になるんだ! (了子)と… 飛麿さま…。 340 00:19:36,075 --> 00:19:38,077 わ… 私というものが ありながら! 341 00:19:38,077 --> 00:19:41,080 (飛麿)しないっちゅうに! 342 00:19:41,080 --> 00:19:43,082 飛麿さま 不潔よー! 343 00:19:43,082 --> 00:19:46,085 トンちゃん 今の話は 本当ですか? 344 00:19:46,085 --> 00:19:49,088 何のことだ! (了子の泣き声) 345 00:19:49,088 --> 00:19:51,090 (了子)悔しい…。 (面堂)忘れるんだ➡ 346 00:19:51,090 --> 00:19:53,092 あんな男のことなんか。 347 00:19:53,092 --> 00:19:55,094 (水乃小路母)許しませんよ。 妹と結婚なんて。 348 00:19:55,094 --> 00:19:58,097 (飛麿)勝手に縁談を進めるな! 349 00:19:58,097 --> 00:20:01,033 (飛鳥)《みんな 何の話をしてるのかしら》➡ 350 00:20:01,033 --> 00:20:03,035 《難しくて よく分からないわ》 351 00:20:03,035 --> 00:20:05,037 今のうちに 2人で逃げよう。 352 00:20:05,037 --> 00:20:10,042 (飛鳥)《そうでしたわ。 私は 逃げなくては》 353 00:20:10,042 --> 00:20:14,046 おわっ! 354 00:20:14,046 --> 00:20:17,049 え… あっ… うぐぐぐ! 355 00:20:17,049 --> 00:20:19,051 ん!? 356 00:20:19,051 --> 00:20:21,053 あああああ…! 357 00:20:21,053 --> 00:20:25,057 お母さま さようなら。 (水乃小路母)あっ…。 358 00:20:25,057 --> 00:20:29,061 飛鳥 何をしているのです? 下りてらっしゃい。 359 00:20:29,061 --> 00:20:33,065 私は もう お母さまに言いなりの 飛鳥ではありませんわ! 360 00:20:33,065 --> 00:20:35,067 ほぉ~。 361 00:20:35,067 --> 00:20:38,070 (飛鳥)さようなら~! 362 00:20:38,070 --> 00:20:40,072 もし。 あ? 363 00:20:40,072 --> 00:20:42,742 お願いいたします。 364 00:20:42,742 --> 00:20:44,410 ん? 365 00:20:44,410 --> 00:20:46,078 どわ~! 366 00:20:46,078 --> 00:20:49,081 (飛麿・飛鳥)うわ~! 367 00:20:49,081 --> 00:20:52,084 ああ…。 368 00:20:52,084 --> 00:20:56,088 ぶはっ! ハァハァ…。 369 00:20:56,088 --> 00:20:59,091 あっ。 お… お母さま。 370 00:20:59,091 --> 00:21:01,026 もう一度 言ってごらんなさい。 371 00:21:01,026 --> 00:21:03,028 お… お母さま…。 372 00:21:03,028 --> 00:21:07,032 ええ? おい。 さっき言ったこと もう一度 言ってごらんなさい。 373 00:21:07,032 --> 00:21:09,034 (飛鳥)あ… あの…。 374 00:21:09,034 --> 00:21:13,038 お… お許しくださ~い! 375 00:21:13,038 --> 00:21:15,040 もう男を怖がったりしません! 376 00:21:15,040 --> 00:21:18,043 ああ~…。 あっ! キャ~!➡ 377 00:21:18,043 --> 00:21:23,048 お… 男ぉ~! (面堂)だ… 駄目か。 378 00:21:23,048 --> 00:21:27,052 これだけ努力しても 何も得るものがなかったなんて…。 379 00:21:27,052 --> 00:21:30,055 (水乃小路母)ぐすん…。 380 00:21:30,055 --> 00:21:33,058 (面堂)[だが これだけの犠牲を払いながら➡ 381 00:21:33,058 --> 00:21:38,063 まったく 得るものがないなど 現実にあり得るだろうか?] 382 00:21:38,063 --> 00:21:40,032 (飛麿)う~ん…。 383 00:21:43,068 --> 00:21:45,070 お兄さま…。 (飛麿)いっ! 384 00:21:45,070 --> 00:21:48,073 やめい! この変態きょうだい! 385 00:21:48,073 --> 00:21:52,077 [実際にあるのだから 困ったものである] 386 00:21:52,077 --> 00:21:55,080 困ったねぇ…。 387 00:21:55,080 --> 00:22:05,057 ♬~ 388 00:23:25,037 --> 00:23:28,007 (竜之介の父)次回 『うる星やつら』 (竜之介)何が いいなずけだ!