1 00:00:03,634 --> 00:00:09,200 我は全てを呪い 全てを滅する為にある 2 00:00:09,634 --> 00:00:11,834 白面の者… 3 00:00:14,467 --> 00:00:20,467 我は2300年前のあの事を 決して忘れない… 4 00:00:22,667 --> 00:00:23,167 ふんっ… 5 00:00:27,267 --> 00:00:28,067 うううっ… 6 00:00:30,467 --> 00:00:31,534 うあああ… 7 00:00:31,601 --> 00:00:36,767 その物が我にもたらした あの忌まわしき感情… 8 00:00:38,067 --> 00:00:39,767 恐怖を…! 9 00:00:42,033 --> 00:00:45,767 許せぬ… 許せぬわ… 10 00:00:47,200 --> 00:00:53,133 この世で最も邪悪な我に 恐怖を抱かせたあれを… 11 00:00:54,901 --> 00:00:57,100 獣の槍を! 12 00:00:59,868 --> 00:01:04,067 白面の者が目覚めるまで そんなに時間はない 13 00:01:05,000 --> 00:01:07,167 今のうちにやれる事は やっておかないと! 14 00:01:08,667 --> 00:01:13,300 とら! いないのか? とら! 15 00:01:14,200 --> 00:01:15,634 チェッ… 16 00:01:17,801 --> 00:01:23,300 続き知りたいかい? この物語りは 17 00:01:23,634 --> 00:01:28,968 週替わりの奇跡の神話 18 00:01:46,501 --> 00:01:49,968 わずか7日で世界は作られた 19 00:01:52,200 --> 00:01:56,868 同じ早さで崩れるモロさってことさ 20 00:01:56,934 --> 00:02:02,767 永遠なんだと信じていたものも 21 00:02:02,834 --> 00:02:08,400 同じ 愛も 夢も 七日間ぐらいで 限界 22 00:02:08,534 --> 00:02:14,133 だけれど 変わらない やつらが いると言う 23 00:02:14,701 --> 00:02:20,100 ああギリギリを生きてるからさ 24 00:02:20,367 --> 00:02:25,834 人と妖怪の狭間を語ろう 25 00:02:26,200 --> 00:02:31,100 週替わりの奇跡の神話 26 00:02:33,901 --> 00:02:37,667 不変の 27 00:02:47,968 --> 00:02:50,434 ええっ… 刺繍? 28 00:02:50,868 --> 00:02:52,634 うっ… う む 難しい? 29 00:02:52,801 --> 00:02:56,434 ううん そんな事ないわ でも急にどうしたの? 30 00:02:56,868 --> 00:03:04,300 う… あ 蒼月のバカ すぐに物をなくすから 名前入りのバックでも作ってやろうかと… 31 00:03:04,501 --> 00:03:06,567 ふ… きっと喜ぶわ 32 00:03:07,067 --> 00:03:08,767 はっ… ホント~っ! 33 00:03:11,100 --> 00:03:12,434 じゃあ また来るよ! 34 00:03:13,033 --> 00:03:15,334 なんだよ もう帰っちゃうのかよ 35 00:03:15,434 --> 00:03:17,133 ノート返しに来ただけだから 36 00:03:17,467 --> 00:03:19,267 潮ちゃん また来てね! 37 00:03:19,334 --> 00:03:20,767 今度はメシ食ってけよ! 38 00:03:21,133 --> 00:03:22,767 うん! ありがとう! 39 00:03:24,234 --> 00:03:25,901 刺繍 頑張ってね 40 00:03:26,067 --> 00:03:27,868 分からなくなったら電話して! 41 00:03:27,934 --> 00:03:29,534 うん ありがとう! 42 00:03:29,834 --> 00:03:30,501 じゃ! 43 00:03:30,567 --> 00:03:31,133 うん 44 00:03:31,234 --> 00:03:32,234 ふっ… 45 00:03:47,300 --> 00:03:48,234 あ… 46 00:03:48,367 --> 00:03:49,467 あ… 47 00:03:55,367 --> 00:04:00,467 んんっ! 今 わざわざお前んちまで ノート返しに行ったんだぞ 48 00:04:00,834 --> 00:04:03,367 なんだよあれ 漢字間違ってるし 49 00:04:04,234 --> 00:04:08,767 ううっ…! 何よ偉そうに! だったら自分で勉強しなさいよ! 50 00:04:08,834 --> 00:04:11,534 何ぃ! せっかく間違いを 正してやったのによお! 51 00:04:11,601 --> 00:04:13,100 大きなお世話よ! 52 00:04:13,234 --> 00:04:14,234 ふん! じゃあな! 53 00:04:14,567 --> 00:04:16,834 べえ~~だ! ふんっ! 54 00:04:27,501 --> 00:04:29,868 どうしていっつもこうなるんだ! 55 00:04:30,434 --> 00:04:33,033 明日も明後日も 来年も! 56 00:04:33,133 --> 00:04:34,667 はっ… 57 00:04:38,100 --> 00:04:39,601 来年? 58 00:04:41,767 --> 00:04:46,501 俺には来年なんか 来ねえかもしれないじゃねえか… 59 00:04:49,133 --> 00:04:49,834 んん! 60 00:04:49,901 --> 00:04:50,801 ん はっ…! 61 00:04:51,567 --> 00:04:56,200 あああ… なんだ… 暗いしよ… 62 00:04:57,601 --> 00:05:00,033 仕方ねえから 送ってやらあ 63 00:05:00,367 --> 00:05:01,367 え? 64 00:05:03,067 --> 00:05:03,801 ん… 65 00:05:10,434 --> 00:05:11,534 うん! 66 00:05:16,701 --> 00:05:17,400 ん… どうしたの? 67 00:05:17,467 --> 00:05:19,968 ぐっ… うっ う… その… 68 00:05:21,400 --> 00:05:23,501 きれーだなっ… と思って よ… 69 00:05:23,567 --> 00:05:24,200 え? 70 00:05:24,534 --> 00:05:25,767 うああ… 71 00:05:26,200 --> 00:05:28,400 いやあ! 桜がよ! 72 00:05:52,834 --> 00:05:53,334 んあ? 73 00:05:56,367 --> 00:05:57,667 どうした? 74 00:06:04,434 --> 00:06:05,300 誰? 75 00:06:05,567 --> 00:06:06,801 え…? 76 00:06:08,934 --> 00:06:11,834 あなた… 誰? 77 00:06:12,901 --> 00:06:16,701 誰って… ふはは… 何言ってんだよ! 78 00:06:19,968 --> 00:06:25,300 潮だよ! 蒼月潮! つまんねえ冗談やめろよな! 79 00:06:25,367 --> 00:06:28,501 そんな名前 聞いた事もありません 80 00:06:28,701 --> 00:06:30,834 えっ は… おい麻子! 81 00:06:31,033 --> 00:06:36,133 気安く呼ばないで! 初めて 会った人に呼び捨てされたくないわ! 82 00:06:38,734 --> 00:06:40,601 初めて… 83 00:06:43,234 --> 00:06:45,100 やっぱり 納得いかねえ! 84 00:06:46,367 --> 00:06:47,300 いらっしゃーい! 85 00:06:47,367 --> 00:06:49,100 おばさん! 麻子帰ってる? 86 00:06:49,167 --> 00:06:49,667 んっ… 87 00:06:50,033 --> 00:06:51,067 麻子ー! 88 00:06:51,133 --> 00:06:52,300 お~っとっとぉ… 89 00:06:53,000 --> 00:06:53,501 え…? 90 00:06:54,300 --> 00:06:58,367 誰だか知らねえが 勝手に人んちに 上がっちゃあいけねえなあ 91 00:06:59,133 --> 00:07:00,868 はあっ… 92 00:07:02,300 --> 00:07:05,868 麻子の友達かい? 見ない顔だけど 93 00:07:07,567 --> 00:07:09,467 こんな所までついてきて… 94 00:07:09,534 --> 00:07:12,834 はあっ… 麻子 本当に俺の事…! 95 00:07:12,901 --> 00:07:15,934 知らないって言ってるでしょ! 帰りなさいよ! 96 00:07:19,968 --> 00:07:21,467 ああ… 97 00:07:22,834 --> 00:07:25,701 おじさん おばさん… ごめん… 98 00:07:27,067 --> 00:07:28,067 待ちな! 99 00:07:29,701 --> 00:07:31,000 食っていきな 100 00:07:31,434 --> 00:07:34,000 ずー ふう… はあ ふう… 101 00:07:34,067 --> 00:07:38,133 麻子にフラれたんだろう? まあ… 元気だしな 102 00:07:39,067 --> 00:07:42,868 あの子には昔から決まった 男の子がいるからねえ… 103 00:07:43,033 --> 00:07:47,501 ええ~… あれ? なんて言ったかねえ? 104 00:07:47,601 --> 00:07:53,334 ん? うう… うっははっ 俺もど忘れしちまった はは… 105 00:07:57,467 --> 00:08:02,367 着々と準備は整いつつあるの 西の長 神野… 106 00:08:02,501 --> 00:08:08,534 ああ… 白面の者と相まみえる時 敗北するわけにはいかないからな 107 00:08:09,767 --> 00:08:12,133 結界自在妖 “華鎚” 108 00:08:12,434 --> 00:08:18,534 これだけの数が揃えば バケモノどもから 蒼月潮を守る事ができる 109 00:08:19,000 --> 00:08:23,234 獣の槍を使う少年には 私も期待している 110 00:08:23,868 --> 00:08:24,567 求嵐(グラシ)! 111 00:08:24,901 --> 00:08:25,901 はっ! 112 00:08:28,701 --> 00:08:29,934 おお…! 113 00:08:30,133 --> 00:08:34,567 その少年の為に バケモノの 気を浴びせて作った鎧じゃ 114 00:08:35,334 --> 00:08:40,367 これがあれば 長飛丸とともに 激しい戦いを生き延びるじゃろう 115 00:08:40,901 --> 00:08:43,267 長 時順が戻る頃です 116 00:08:43,334 --> 00:08:44,968 うむ 今参る 117 00:08:48,701 --> 00:08:51,334 大変だ! 獣の槍が! 118 00:08:51,400 --> 00:08:53,767 これじゃ あたしらは勝てねえ! 119 00:08:54,267 --> 00:08:55,267 んっ ん… 120 00:09:00,801 --> 00:09:03,234 あっ は… ん… 121 00:09:05,167 --> 00:09:08,267 あれは… なんだ…? 122 00:09:11,667 --> 00:09:16,534 相談しようにも親父の奴 こんな時に連絡がとれねえ 123 00:09:18,200 --> 00:09:20,133 光覇明宗の総本山なら… 124 00:09:20,267 --> 00:09:26,167 はあ はあ はあ はあ はあ… 125 00:09:27,501 --> 00:09:28,000 はっ…? 126 00:09:31,767 --> 00:09:32,367 はあっ は…! 127 00:09:33,334 --> 00:09:33,868 親父… 128 00:09:34,667 --> 00:09:35,634 和羅のおっさん 129 00:09:36,300 --> 00:09:37,133 杜綱さん 130 00:09:37,767 --> 00:09:38,667 日輪! 131 00:09:40,467 --> 00:09:43,434 坊さん達もみんな… 石に! 132 00:09:45,934 --> 00:09:47,734 どうすりゃいいんだ… 133 00:10:00,100 --> 00:10:02,000 ふううっ…! 134 00:10:11,601 --> 00:10:15,067 俺… 1人っきりだ… 135 00:10:17,067 --> 00:10:17,834 はっ! は… 136 00:10:19,434 --> 00:10:21,567 と… とら! お前! 137 00:10:25,100 --> 00:10:27,601 そうだ… とらはどうなんだ? 138 00:10:29,667 --> 00:10:31,601 まさか 俺の事…! 139 00:10:36,834 --> 00:10:39,567 しけた面してんなあ! 潮! 140 00:10:44,100 --> 00:10:44,901 じぃっ! 141 00:10:49,200 --> 00:10:51,100 覚えててくれたのかよ… 142 00:10:51,367 --> 00:10:53,601 あ? 何寝ぼけてやがる 143 00:10:54,133 --> 00:10:57,767 いいか お前はいつかわしが 食うんだぜ! そっちこそ… 144 00:10:57,834 --> 00:11:01,067 -とら~! はあっ… うははっ はっ とら! -覚えてやが… 145 00:11:01,200 --> 00:11:04,567 -う~わ! やめろ! 気色悪い! くうっ -うわ 覚えてたなあ… あははは… 146 00:11:04,667 --> 00:11:08,133 -バカ野郎! やめろっつったらやめろって -うはは 覚えてたあ う~ とらあ… 147 00:11:08,267 --> 00:11:10,734 -やめれえええ! -うはははは…! 148 00:11:13,367 --> 00:11:18,367 気が進まねえな… 真由子に会ったって どうせ俺の事忘れてるよ 149 00:11:18,968 --> 00:11:23,868 おめえは気づかなかったかもしれんがな わしは少し感じてたのよ 150 00:11:24,067 --> 00:11:24,868 何をだよ 151 00:11:25,467 --> 00:11:27,701 あの女にゃ何かある 152 00:11:28,000 --> 00:11:29,801 えっ? 真由子に? 153 00:11:30,334 --> 00:11:34,367 あの女はバケモノに対する 恐怖が薄すぎる 154 00:11:35,100 --> 00:11:37,167 わしを知る以前からな… 155 00:11:37,367 --> 00:11:39,367 まあ… 確かに… 156 00:11:39,701 --> 00:11:43,300 ひょっとしたら あいつが 信じているからかもしれねえ 157 00:11:43,367 --> 00:11:44,167 何を? 158 00:11:44,467 --> 00:11:47,434 自分の持つ“何かの力”をだ 159 00:11:47,868 --> 00:11:48,634 力? 160 00:11:48,701 --> 00:11:51,767 気付いてねえんなら 気力とかだろよ! 161 00:11:52,501 --> 00:11:56,667 だからあの女は おめえの事を 忘れてねえ気がすんのさ… 162 00:11:56,734 --> 00:11:57,901 ふ… とら… 163 00:11:57,968 --> 00:11:58,934 言っとくけどなあ! 164 00:11:59,033 --> 00:11:59,434 はっ… 165 00:11:59,734 --> 00:12:02,901 おめえを忘れた奴から 白面の臭いがするんだ 166 00:12:03,467 --> 00:12:06,467 だから おめえなんかの為に 言ってんじゃねえからなあ! 167 00:12:06,701 --> 00:12:07,934 分かったよ… 168 00:12:12,501 --> 00:12:14,934 あれ? 食べないの? 169 00:12:15,400 --> 00:12:18,334 なんか… 勿体なくってさ… 170 00:12:19,067 --> 00:12:20,934 こんなの久し振りなんだ… 171 00:12:21,400 --> 00:12:26,100 こ~ら! 小さいのにそんな事で 幸せをかみしめるんじゃない! 172 00:12:27,767 --> 00:12:29,033 でも… 173 00:12:30,033 --> 00:12:32,300 光覇明宗からのお願いです 174 00:12:33,100 --> 00:12:35,601 ぜひこの子を預かって欲しい… 175 00:12:36,834 --> 00:12:41,934 いくら頼まれたからって 普通 引き取らないよ… 176 00:12:43,601 --> 00:12:44,100 あっ… 177 00:12:44,634 --> 00:12:48,601 私 嬉しいんだ! 弟ができたみたいで 178 00:12:49,133 --> 00:12:50,601 うっ… 179 00:12:50,801 --> 00:12:53,567 さ! 私も支度しなきゃ 180 00:12:53,767 --> 00:12:58,901 九印君も 天気いいから たまには 羽開いて虫干しとかすればいいのに 181 00:13:01,334 --> 00:13:03,334 不可思議な娘だな… 182 00:13:03,467 --> 00:13:04,334 うん… 183 00:13:05,367 --> 00:13:06,400 あっ は… 184 00:13:06,467 --> 00:13:08,133 キリオも感じたか? 185 00:13:08,200 --> 00:13:09,267 ああ 186 00:13:10,367 --> 00:13:11,334 んしょ… 187 00:13:11,968 --> 00:13:13,000 あっ… 188 00:13:13,834 --> 00:13:15,801 なんであんたがここにいるのよ 189 00:13:16,133 --> 00:13:18,067 いやっ ここの家に用が… 190 00:13:18,267 --> 00:13:20,133 えっ 真由子の知り合い? 191 00:13:20,267 --> 00:13:22,000 うん 小学校からの… 192 00:13:22,501 --> 00:13:25,834 うっ… 真由子は小っちゃい時から ずっと一緒だったから 193 00:13:25,934 --> 00:13:28,334 あの子の友達みんな知ってるわよ 194 00:13:28,400 --> 00:13:29,434 あっ… いや… 195 00:13:29,501 --> 00:13:32,934 あなた何よ! 今度は 真由子に嫌がらせするつもり? 196 00:13:33,200 --> 00:13:35,667 -やめてよね! あたし達の周りに来ないで -思い出してくれ… 197 00:13:35,734 --> 00:13:37,033 -思い出してくれ…! -さっさと帰って… 198 00:13:39,033 --> 00:13:39,567 うっ あはっ… 199 00:13:39,901 --> 00:13:41,334 あ… ごめん! 200 00:13:41,968 --> 00:13:42,667 だっ… 201 00:13:43,534 --> 00:13:46,167 話してる人の顔に 手を上げるなんて最低! 202 00:13:47,033 --> 00:13:48,133 真由子~! 203 00:13:48,467 --> 00:13:50,200 ちっくしょお… 204 00:13:51,667 --> 00:13:52,167 はっ… 205 00:13:53,200 --> 00:13:56,467 真由子~ もう参っちゃったあ あっ… 206 00:13:56,968 --> 00:13:57,701 はああっ…! 207 00:13:57,767 --> 00:13:58,434 どうしたの? 208 00:13:58,934 --> 00:14:00,000 きゃああ! 209 00:14:00,100 --> 00:14:02,100 真由子! だっ… 何? 210 00:14:02,200 --> 00:14:02,701 あはっ…! 211 00:14:05,067 --> 00:14:07,467 あっ… く… ふうっ… 真由子~! 212 00:14:13,133 --> 00:14:14,367 あっ! ぐうっ…! 213 00:14:14,801 --> 00:14:15,901 キリオ! 214 00:14:18,534 --> 00:14:19,634 誰? 215 00:14:20,167 --> 00:14:23,100 だあ… へへっ… キリオもかよ 216 00:14:23,367 --> 00:14:26,367 だあっ… てめえら誰だ! はっ… 217 00:14:27,701 --> 00:14:30,133 雷信! 一鬼! 218 00:14:30,767 --> 00:14:32,901 ぐう… お前ら ぐうっ…! 219 00:14:33,834 --> 00:14:36,400 東と西の長達! 220 00:14:38,868 --> 00:14:40,634 なんだ このバケモノは 221 00:14:40,701 --> 00:14:42,767 知らん 見た事もない 222 00:14:42,834 --> 00:14:43,901 おめえら… 223 00:14:45,434 --> 00:14:46,601 ふっ… うくっ… 224 00:14:48,868 --> 00:14:50,501 諦めてもらおうか 225 00:14:51,167 --> 00:14:54,200 雷信 一鬼 なんで戦ってんだ? 226 00:14:54,634 --> 00:14:56,434 お前らも俺を覚えてねーのか? 227 00:14:59,767 --> 00:15:03,133 やっぱりか… キリオはなんで戦ってるんだ 228 00:15:03,567 --> 00:15:05,934 こいつら 真由子お姉ちゃんを 狙ってるらしくて 229 00:15:07,901 --> 00:15:08,667 ううっ… 230 00:15:10,267 --> 00:15:12,234 はっ… 麻子! 真由子! はっ… 231 00:15:14,567 --> 00:15:16,767 てめえらあ! ふざけんじゃねえ! 232 00:15:19,968 --> 00:15:22,133 チィッ! 潮 追うぜ! 233 00:15:22,200 --> 00:15:22,767 おう! 234 00:15:22,834 --> 00:15:23,334 僕も! 235 00:15:23,767 --> 00:15:26,934 任せろ! 俺達が必ず2人を助ける! 236 00:15:31,033 --> 00:15:35,567 ふんっ ありゃ西のバケモノの 空屋敷じゃねえか 237 00:15:35,934 --> 00:15:39,734 はあっ… あれは… 雷信! かがり! 238 00:15:40,934 --> 00:15:41,434 ぐっ…! 239 00:15:43,133 --> 00:15:48,200 ぐああああああ… 240 00:15:54,934 --> 00:16:00,200 うあっ! はあっ はあ はあ はあ… 241 00:16:02,167 --> 00:16:06,868 夢か… はっ…! とら… ここはっ? 242 00:16:07,367 --> 00:16:09,434 ご無沙汰ですね 蒼月君 243 00:16:09,501 --> 00:16:12,601 はっ… 小夜さん…! 244 00:16:13,968 --> 00:16:15,100 俺を覚えてんだ! 245 00:16:15,434 --> 00:16:17,501 ふ ふっ… 忘れませんよ 246 00:16:18,033 --> 00:16:18,868 小夜さ~ん! 247 00:16:18,934 --> 00:16:20,701 気色わりーんだよ! 248 00:16:23,400 --> 00:16:26,200 でも なんで小夜さんだけ記憶が? 249 00:16:26,367 --> 00:16:27,467 見て下さい 250 00:16:27,534 --> 00:16:27,968 えっ… 251 00:16:28,834 --> 00:16:29,968 はっ… 婢妖! 252 00:16:30,601 --> 00:16:34,067 平気だぜ この女の結界は破れねえ 253 00:16:34,534 --> 00:16:38,501 この婢妖はね 人やもののけの頭の中に入って 254 00:16:38,968 --> 00:16:43,601 蒼月君ととらさんに関する記憶だけ 食べてなくしてしまうの 255 00:16:43,734 --> 00:16:46,267 記憶を? なんで… 256 00:16:46,334 --> 00:16:50,868 けっ! 白面がまた妙ちくりんな事を おっぱじめやがったか 257 00:16:51,801 --> 00:16:55,400 白面の者が力にするのは “恐怖” 258 00:16:58,434 --> 00:17:01,868 人やもののけが 恐れれば恐れるだけ 259 00:17:02,033 --> 00:17:05,567 その者の力を 自分の力にしてしまう… 260 00:17:05,701 --> 00:17:10,100 それが 白面の者の強大さの秘密だわ 261 00:17:11,434 --> 00:17:13,501 でも気がかりがあった 262 00:17:13,667 --> 00:17:19,567 それは 恐怖を感じない器物 獣の槍と 263 00:17:19,767 --> 00:17:22,601 それを操る蒼月潮… 264 00:17:22,701 --> 00:17:25,801 そして無敵の力をふるう とら 265 00:17:27,200 --> 00:17:33,033 今 2人を中心に もののけと 人間の連合が完成しつつあった 266 00:17:33,801 --> 00:17:40,100 そこに生み出されるのは希望… 彼らなら 白面の者を倒せるかもしれない 267 00:17:41,200 --> 00:17:45,200 それを 白面の者が見逃すはずがなかった 268 00:17:45,567 --> 00:17:49,334 希望は 恐怖を確実に薄めるから… 269 00:17:49,400 --> 00:17:51,100 ちっ… ちょっと待って! 270 00:17:51,267 --> 00:17:51,767 あ は… 271 00:17:52,133 --> 00:17:55,067 なんで小夜さんが そんな事知ってるの? 272 00:17:55,868 --> 00:17:58,133 あるもののけから 全てを聞いたの… 273 00:17:59,601 --> 00:18:00,367 あ はっ… 274 00:18:01,868 --> 00:18:03,234 時逆! 275 00:18:06,767 --> 00:18:09,334 逃げようなんて思わんほうがええで 276 00:18:10,000 --> 00:18:14,100 その結界線に触れたら 人間なんぞ粉々やからな 277 00:18:19,968 --> 00:18:24,601 こんな時 あの人が助けに 来てくれたらいいと思わない? 278 00:18:24,701 --> 00:18:26,100 えっ あ あの人って? 279 00:18:26,667 --> 00:18:29,467 私達 夢だと思ってたけど 280 00:18:29,601 --> 00:18:34,200 石にされちゃった時 槍を持った人に助けてもらったよね 281 00:18:34,801 --> 00:18:36,634 槍…? 282 00:18:39,334 --> 00:18:44,634 うん いたよ? あ でも… あれ…? 283 00:18:44,767 --> 00:18:46,667 私も思い出せないの… 284 00:18:47,434 --> 00:18:52,367 でもね… 私 その人大好きだったの… 285 00:18:52,501 --> 00:18:54,567 え? 忘れちゃってるのに? 286 00:18:54,701 --> 00:18:56,767 えっへ… おかしいでしょー? 287 00:18:57,200 --> 00:19:00,100 でもね 麻子もその人 大好きなのよ 288 00:19:00,167 --> 00:19:03,267 えっ? あ あたしが? ま~さか… 289 00:19:03,367 --> 00:19:04,634 でも好きなのよ 290 00:19:04,701 --> 00:19:07,133 なぁ~んだ 真由子の空想? 291 00:19:07,334 --> 00:19:10,267 でね その人も麻子の事好きなの 292 00:19:10,334 --> 00:19:11,367 あっ あたしを? 293 00:19:11,501 --> 00:19:15,167 んん~! 麻子の事もう だ~い好きなの! 294 00:19:17,000 --> 00:19:21,100 私は その人も麻子も大好きなのね… 295 00:19:22,701 --> 00:19:24,968 ん だから 2人には言わないの 296 00:19:25,033 --> 00:19:27,567 家でちょっと泣いたりするけど 言わないの! 297 00:19:27,634 --> 00:19:30,734 ああ ちょっと待ってよ! あたしは嫌よ! 298 00:19:30,868 --> 00:19:35,367 真由子をそんな気持ちにさせるくらいなら 自分の頭にリセットかけちゃうもん! 299 00:19:35,567 --> 00:19:36,133 ええ? 300 00:19:36,200 --> 00:19:41,334 で 厄介な男は真由子に譲って あたしは別の彼を好きになるわ! 301 00:19:41,400 --> 00:19:44,334 ひどいなあ その人の 気持ちは考えないの~? 302 00:19:44,400 --> 00:19:45,234 ぜーんぜん! 303 00:19:45,334 --> 00:19:46,834 -真由子の方が大事だもん! -うああ… 304 00:19:46,901 --> 00:19:47,334 あ… 305 00:19:47,400 --> 00:19:50,801 あたし 真由子が泣くのは絶対に や! 306 00:19:51,300 --> 00:19:54,901 はあっ… もう…! 307 00:19:57,133 --> 00:19:59,767 あたしらは時越えに挑んだんだ 308 00:20:01,167 --> 00:20:04,067 白面の者の弱点を掴む為にな 309 00:20:05,601 --> 00:20:11,033 何度も失敗は続いたが ついに 最後の戦いまでたどり着いた時 310 00:20:12,501 --> 00:20:13,667 見たんだ 311 00:20:15,901 --> 00:20:21,501 白面の者を倒せる唯一の武器 獣の槍が砕け散るのを! 312 00:20:23,267 --> 00:20:26,734 ふふ… そ… そんなバカな… 313 00:20:27,300 --> 00:20:30,934 あたしら 長達に見た事を伝えたよ 314 00:20:33,300 --> 00:20:35,701 その時に広がった動揺… 315 00:20:35,968 --> 00:20:41,400 それは恐怖と絶望がないまぜになった 圧倒的な敗北感だった 316 00:20:42,300 --> 00:20:45,767 そして 長達の出した結論は… 317 00:20:46,434 --> 00:20:49,467 獣の槍を もう一度つくればよい 318 00:20:49,767 --> 00:20:52,534 うあ~~! 319 00:20:52,601 --> 00:20:55,133 その時 異変に気づいたんだ 320 00:20:55,934 --> 00:21:01,000 皆の頭の中から 潮ととらの記憶が 消えてる事にな… 321 00:21:02,100 --> 00:21:05,167 獣の槍がどうやって できたかは知ってるな? 322 00:21:08,100 --> 00:21:09,067 ああ… 323 00:21:09,634 --> 00:21:14,934 つまり さらわれた女は ジエメイ様の血を引いてるのさ 324 00:21:16,067 --> 00:21:20,167 はあっ… なんだって…? 真由子が? 325 00:21:20,467 --> 00:21:22,167 なんだとお~! 326 00:21:23,267 --> 00:21:29,033 白面の者が目覚めれば 石柱は崩れ 日本は沈没してしまう 327 00:21:29,701 --> 00:21:33,267 それを阻もうと 最初に封じたのがゆきさん 328 00:21:34,133 --> 00:21:36,701 次に 日崎御角さん 329 00:21:37,234 --> 00:21:42,100 今は 蒼月君のお母さん 旧姓 日崎須磨子さん 330 00:21:42,701 --> 00:21:46,567 そして 真由子さんの お母様の旧姓も日崎… 331 00:21:46,934 --> 00:21:49,834 遠い遠い ジエメイさんの親戚… 332 00:21:51,400 --> 00:21:54,968 真由子が… ジエメイさんの… 333 00:21:55,968 --> 00:21:56,868 ううっ…! 334 00:21:57,734 --> 00:22:00,434 とら… 急がなきゃなんねーぞ! 335 00:22:00,534 --> 00:22:01,601 分かっとるわい! 336 00:22:01,801 --> 00:22:02,767 いくぞ! 337 00:22:03,434 --> 00:22:04,501 おお! 338 00:22:15,968 --> 00:22:20,501 この手で掴めなかったものたち 339 00:22:21,100 --> 00:22:25,667 この手で傷つけてきたものたち 340 00:22:26,300 --> 00:22:30,667 嘆いているだけならそんな手は 341 00:22:30,734 --> 00:22:35,133 最初から 何も守れはしない 342 00:22:36,934 --> 00:22:42,133 獣の槍よ 教えてくれよ 343 00:22:42,200 --> 00:22:46,234 俺は前を向いてるか? 344 00:22:48,901 --> 00:22:54,100 愛する者の 生きる世界を 345 00:22:54,167 --> 00:22:59,267 あいつの今日を あすを守るため 346 00:22:59,367 --> 00:23:04,501 泣いたあいつの 涙を止める 347 00:23:04,567 --> 00:23:09,234 そのために強くなりたい 348 00:23:09,701 --> 00:23:14,767 愛する者の 笑う未来を 349 00:23:14,901 --> 00:23:20,067 あいつの夢を 声を守るため 350 00:23:20,133 --> 00:23:25,133 泣いたあいつの 涙を止める 351 00:23:25,200 --> 00:23:29,968 それ以外理由は要らない