1 00:00:08,000 --> 00:00:10,968 フハッ フハハハ… 2 00:00:12,801 --> 00:00:18,300 続き知りたいかい? この物語りは 3 00:00:18,634 --> 00:00:23,968 週替わりの奇跡の神話 4 00:00:41,501 --> 00:00:44,968 わずか7日で世界は作られた 5 00:00:47,200 --> 00:00:51,868 同じ早さで崩れるモロさってことさ 6 00:00:51,934 --> 00:00:57,767 永遠なんだと信じていたものも 7 00:00:57,834 --> 00:01:03,400 同じ 愛も 夢も 七日間ぐらいで 限界 8 00:01:03,534 --> 00:01:09,133 だけれど 変わらない やつらが いると言う 9 00:01:09,701 --> 00:01:15,100 ああギリギリを生きてるからさ 10 00:01:15,367 --> 00:01:20,834 人と妖怪の狭間を語ろう 11 00:01:21,200 --> 00:01:26,100 週替わりの奇跡の神話 12 00:01:28,901 --> 00:01:32,667 不変の 13 00:01:42,400 --> 00:01:44,734 なんとたわいなきもの… 14 00:01:45,234 --> 00:01:49,000 獣の槍とはこんなにも 弱きものだったのか… 15 00:01:49,601 --> 00:01:54,300 我の勝ちだ… フハッ フハハハ… 16 00:01:54,834 --> 00:02:00,133 仙嶽! 応答せよ仙嶽! ぐっ… やはり白面が…! 17 00:02:07,133 --> 00:02:08,367 間一髪でした 18 00:02:08,534 --> 00:02:11,267 隊員さんが逃がしてくれなかったら 今頃 19 00:02:11,667 --> 00:02:16,434 民間の方を逃がせ… それが司令の 最後の命令でした 20 00:02:17,367 --> 00:02:20,100 このまま波照間島に向かい 本隊と合流します 21 00:02:20,434 --> 00:02:23,868 波照間島… あそこもさっきの攻撃で… 22 00:02:23,934 --> 00:02:26,334 あの人らは あれくらいの事では負けません 23 00:02:29,067 --> 00:02:33,033 白面め 人間を侮るなよ 24 00:02:33,367 --> 00:02:35,901 戦いはまだ始まったばかりだ! 25 00:02:36,667 --> 00:02:39,868 我はこれよりこの国を滅ぼす… 26 00:02:40,934 --> 00:02:46,968 お前達は絶望に身を引き裂かれながら 見ているがいい…! 27 00:02:50,534 --> 00:02:53,033 白面 逃がさんぞお~! 28 00:02:53,100 --> 00:02:55,667 火の兄! まだ生きてやがったか! 29 00:02:56,133 --> 00:03:00,534 死にぞこないが 楽しませてくれるわ… 30 00:03:01,334 --> 00:03:02,167 ええっ… 31 00:03:02,634 --> 00:03:03,634 ううっ ぐうっ… 32 00:03:03,968 --> 00:03:07,901 これ以上白面を進めてはならない オン! 33 00:03:07,968 --> 00:03:12,167 うううっ! 光覇不動結界 大金剛! 34 00:03:12,801 --> 00:03:15,834 我への恐怖を抱いたまま負けよ 35 00:03:18,234 --> 00:03:19,400 どわあああ~っ! 36 00:03:25,267 --> 00:03:30,033 うああっ… 悔しい… はぁっ 悔しいわ! 37 00:03:33,100 --> 00:03:36,033 不動結界が 消えてしまった… 38 00:03:37,200 --> 00:03:39,033 たやすいものだ… 39 00:03:40,067 --> 00:03:43,901 バケモノも小賢しい人間どもも そこにいるがいい 40 00:03:45,100 --> 00:03:49,801 この国を火の海にしてから ゆっくり殺してやる… 41 00:03:50,133 --> 00:03:51,968 逃がすかああ~! 42 00:03:53,601 --> 00:03:54,100 はっ… 43 00:03:59,834 --> 00:04:00,334 ああっ… 44 00:04:00,667 --> 00:04:01,601 お姉ちゃん! 45 00:04:07,968 --> 00:04:09,701 ええっ? 時を越えて? 46 00:04:10,100 --> 00:04:13,400 うん 白面の者の弱点を調べる為に 47 00:04:13,501 --> 00:04:17,234 時間をさかのぼるバケモノに 大昔へ連れて行ってもらったんだよ 48 00:04:18,968 --> 00:04:24,434 そこで見てきたんだ… 白面の者が 生まれた時を… 49 00:04:25,167 --> 00:04:29,334 3千年にもわたる とらと白面の者の因縁を! 50 00:04:36,400 --> 00:04:40,567 ここは… どこだろう… 51 00:04:43,501 --> 00:04:48,367 ああ… 俺は白面に負けたんだ… 52 00:04:51,033 --> 00:04:52,701 獣の槍はもうない… 53 00:04:54,300 --> 00:04:58,868 俺には… 何もなくなってしまった… 54 00:05:02,167 --> 00:05:08,667 は… なんだ? 何か… 見えるぞ… 55 00:05:17,200 --> 00:05:22,567 とら? とら… 何してんだよ… 56 00:05:22,701 --> 00:05:34,901 うぎゃあ うぎゃあ うぎゃあ うぎゃあ… 57 00:05:36,968 --> 00:05:40,400 はっ… なんだ? 何があった? 58 00:05:44,200 --> 00:05:50,234 見えるのは 近くの屍と 遠くの屍… 59 00:05:53,601 --> 00:05:56,968 -ふううっ… はぁ… はぁ… -はっ… 手? 俺の手か…? 60 00:05:57,467 --> 00:06:00,467 もう一回言ってみやがれ 俺がなんだって? 61 00:06:00,801 --> 00:06:03,200 声? これが俺の声? 62 00:06:03,267 --> 00:06:08,133 シャガクシャ オイラはただお前が 生まれた時の話をしていただけだよ 63 00:06:08,200 --> 00:06:10,934 お前んちに落ちた 流れ星の話だ! 64 00:06:11,067 --> 00:06:14,734 俺は シャガクシャって奴の 中にいるのか? 65 00:06:14,801 --> 00:06:19,734 それだけじゃねえだろ! そん時 赤ん坊の俺の他はみんな死んだ! 66 00:06:20,000 --> 00:06:23,367 俺は呪われた子供… そうしゃべってたんだろう! 67 00:06:23,434 --> 00:06:24,100 ううっ… 68 00:06:24,167 --> 00:06:25,100 ああっ… 69 00:06:25,200 --> 00:06:26,300 ううっ… 70 00:06:26,601 --> 00:06:27,534 でぇっ… 71 00:06:27,667 --> 00:06:28,200 お おい… 72 00:06:28,968 --> 00:06:30,467 くううっ…! 73 00:06:30,734 --> 00:06:36,701 はあっ… こいつの心が… シャガクシャの心が分かる 74 00:06:38,734 --> 00:06:41,267 俺はこいつの心の中にいる 75 00:06:42,000 --> 00:06:42,567 はぁっ はぁっ… 76 00:06:42,634 --> 00:06:43,267 どあっ… 77 00:06:43,334 --> 00:06:43,834 んんっ… 78 00:06:44,334 --> 00:06:48,968 バカ野郎… 憎いぞ! 全てが憎い! 79 00:06:49,434 --> 00:06:50,334 行け~! 80 00:06:51,067 --> 00:06:52,467 泥棒~! 81 00:06:55,467 --> 00:06:59,467 こいつは… たった1人で 生きてきたんだ… 82 00:07:00,534 --> 00:07:02,300 呪われた子と呼ばれて… 83 00:07:02,868 --> 00:07:05,968 みんな死ねぇ! 死んじまえ~! 84 00:07:07,567 --> 00:07:10,234 はぅっ… な なんだ? 85 00:07:11,868 --> 00:07:17,734 誰かを憎むたびに 肩がひどく… うずく… 86 00:07:19,400 --> 00:07:24,868 そしてこいつは… 憎むのを 心のどこかで楽しんでいる… 87 00:07:26,267 --> 00:07:28,434 うああああ… 88 00:07:28,534 --> 00:07:29,200 うわあ! 89 00:07:29,300 --> 00:07:30,000 ぐわあっ! 90 00:07:30,100 --> 00:07:32,934 うああああ~! 91 00:07:33,033 --> 00:07:38,467 時が経った… 戦いの中でも やっぱり 憎んでいる… 92 00:07:39,334 --> 00:07:41,300 敵も 味方も…! 93 00:07:41,367 --> 00:07:48,934 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね~! 94 00:07:49,601 --> 00:07:52,334 うああああ… 95 00:07:52,400 --> 00:07:57,267 人々はこの男をいつしか ほめたたえている… でも… 96 00:07:58,868 --> 00:08:04,701 昔は呪われた子とののしったくせに 今は国を救った英雄に祭り上げる 97 00:08:05,400 --> 00:08:09,400 どいつもこいつも信用ならねえ 反吐が出るぜ! 98 00:08:10,534 --> 00:08:14,400 他人への憎しみが 強さの源… 99 00:08:15,634 --> 00:08:21,467 そして憎めば憎むほど 快感を伴い うずいていく…! 100 00:08:23,033 --> 00:08:24,400 う はぁっ… 101 00:08:26,601 --> 00:08:28,267 いい気なもんだよな 102 00:08:28,334 --> 00:08:34,801 英雄だのなんだのと祭り上げられて 我々貴族の仲間にでもなったつもりか? 103 00:08:34,868 --> 00:08:36,434 いえ そんな… 104 00:08:36,601 --> 00:08:39,934 お前はでしゃばらずに 引っ込んでおればよいのだ! 105 00:08:40,200 --> 00:08:42,467 はぁっ! 心得ております 106 00:08:43,667 --> 00:08:49,067 ううっ… まただ 右肩がうずく… 107 00:08:52,801 --> 00:08:54,067 シャガクシャ様! 108 00:08:54,133 --> 00:08:54,901 ラーマ… 109 00:08:55,334 --> 00:08:59,834 また貴族の将軍達に いじめられたんでしょう? 腹立つなあ! 110 00:08:59,901 --> 00:09:01,200 いつものことだ… 111 00:09:01,300 --> 00:09:05,167 自分達に人気がないからって やっかみもいいとこですよ! 112 00:09:05,434 --> 00:09:08,634 そういうお前は 私が嫌ではないのか? 113 00:09:08,801 --> 00:09:09,501 え? 114 00:09:10,501 --> 00:09:14,968 人々は私を英雄と呼ぶか 呪われた子として恐れる… 115 00:09:15,701 --> 00:09:20,000 そんな男に従者としてつけられて お前は嫌ではないか? 116 00:09:20,300 --> 00:09:25,934 ああ シャガクシャ様がお生まれになった時 流れ星が落ちたという事件ですね 117 00:09:26,367 --> 00:09:31,501 あははは! そんな事がなんですか シャガクシャ様は優しくて強い 118 00:09:32,167 --> 00:09:35,167 俺は シャガクシャ様みたいに なりたいです! 119 00:09:35,834 --> 00:09:37,934 ふははは…! ほれ… 120 00:09:38,000 --> 00:09:39,300 返して下さいまし! 121 00:09:39,434 --> 00:09:41,601 おおっと 返せぬなあ 122 00:09:41,667 --> 00:09:44,901 お願いです それは大切な種なのです! 123 00:09:44,968 --> 00:09:46,901 我らに酌をしてくれよぉ 124 00:09:47,033 --> 00:09:48,367 ほ~らよ! 125 00:09:53,067 --> 00:09:54,634 なんだお前か… 126 00:09:54,868 --> 00:09:56,300 それをよこしな 127 00:09:58,701 --> 00:10:00,100 それをよこせってんだよ! 128 00:10:00,200 --> 00:10:00,968 -ふん… -ぐっ…! 129 00:10:01,934 --> 00:10:03,234 おうっ… お前…! 130 00:10:03,534 --> 00:10:08,067 ていっ! ふんっ! ていっ! ふうっ! ふうっ! 131 00:10:08,767 --> 00:10:14,567 ああっ はあっ はあっ はあっ… 132 00:10:14,634 --> 00:10:17,334 あの… ありがとうございます 133 00:10:18,100 --> 00:10:20,934 こいつらを殴る いい口実だ 134 00:10:22,133 --> 00:10:23,467 あ… 135 00:10:28,434 --> 00:10:33,434 同じ土を掘り起こすのでも 剣をもってただ掘り起こすのと 136 00:10:33,901 --> 00:10:38,167 植物の根が土の間を 掘り進むのでは 違いますでしょう? 137 00:10:39,267 --> 00:10:43,634 同じく土を痛めても 種はやがて 実をつけます 138 00:10:44,267 --> 00:10:49,334 町娘の分際で 万の兵を率いる この私に説教とはな 139 00:10:49,400 --> 00:10:51,501 は… そんな 恐れ多い… 140 00:10:52,133 --> 00:10:57,868 ただ 先ほどのあなた様のお姿は 剣で土を掘るように見えましたので… 141 00:10:58,667 --> 00:11:03,033 この私に種をまけとでもいうのか 種はなんだ? 142 00:11:03,567 --> 00:11:10,634 さあ… でも… 憎しみは何も実らせません 143 00:11:12,667 --> 00:11:14,100 くだらぬ たわ言だ! 144 00:11:14,801 --> 00:11:17,868 はい… 申し訳ありません… 145 00:11:18,000 --> 00:11:21,000 -姉ちゃ~ん! はっ はっ… -あっ… 146 00:11:21,234 --> 00:11:23,968 ああ? シャガクシャ様… 147 00:11:24,167 --> 00:11:26,567 ラーマ… お前の姉か 148 00:11:27,801 --> 00:11:31,534 姉ちゃん シャガクシャ様は とってもお強いんだよ 149 00:11:31,934 --> 00:11:35,300 先頭に立つだけで 敵が みんな逃げて行っちゃうんだ 150 00:11:35,801 --> 00:11:37,601 ああ… まあな 151 00:11:37,667 --> 00:11:40,868 まあっ… それでは私は戦の時に 152 00:11:41,300 --> 00:11:45,868 シャガクシャ様のお口の中にでも 隠れておりましょうか 153 00:11:46,000 --> 00:11:48,200 あははっ そりゃいいや 154 00:11:48,567 --> 00:11:52,467 シャガクシャ様の口の中なら 絶対安全さ! 155 00:11:58,634 --> 00:12:01,267 俺は呪われた子供として生を受けた 156 00:12:01,968 --> 00:12:07,133 それ以来 くっそみてえな暮らしの中 たった1人で生きてきた 157 00:12:07,968 --> 00:12:11,133 他人から恐れられ のけ者にされて… 158 00:12:12,701 --> 00:12:17,067 俺が人を憎んじゃなんねぇ 理由はねえ! 憎んで… 159 00:12:18,033 --> 00:12:23,701 英雄様にお出しするのは お恥ずかしいのですが よろしければどうぞ 160 00:12:31,300 --> 00:12:32,801 ああっ はい! 161 00:12:34,234 --> 00:12:37,734 憎む? こいつらまで… 162 00:12:39,100 --> 00:12:40,667 よかったな 姉ちゃん! 163 00:12:40,734 --> 00:12:41,234 ええ? 164 00:12:41,501 --> 00:12:42,801 うれしーだろ 165 00:12:42,868 --> 00:12:45,734 -な~に ラーマったら… -な! な! ふはっ ふ… 166 00:12:46,100 --> 00:12:46,734 あ… 167 00:12:48,067 --> 00:12:52,734 あ… こいつ 今笑った… 168 00:12:54,801 --> 00:12:56,601 生まれて初めて… 169 00:12:58,667 --> 00:12:59,801 リンゴを3つくれ 170 00:13:00,234 --> 00:13:04,100 い~いえ! お代なぞ シャガクシャ様からは… 171 00:13:04,567 --> 00:13:06,567 え? 花ですか? 172 00:13:07,167 --> 00:13:08,734 うえああ はぁっ…! 173 00:13:10,601 --> 00:13:14,634 シャガクシャ! 先刻 敵国から斥候が戻った 174 00:13:15,601 --> 00:13:19,634 今夜 敵の一斉攻撃がある お前は中央門の防御だ 175 00:13:20,334 --> 00:13:21,467 激戦になるぞ 176 00:13:22,100 --> 00:13:23,167 ああ 177 00:13:23,667 --> 00:13:27,067 ふっ ふっ… ラーマ! ラーマはいるか! 178 00:13:27,133 --> 00:13:30,033 近くの村に 軍装品を 買い出しに行きました 179 00:13:30,100 --> 00:13:30,801 チッ! 180 00:13:31,868 --> 00:13:33,133 敵は大国… 181 00:13:33,701 --> 00:13:38,167 戦になれば我が国は一撃で 完敗し 踏みにじられる…! 182 00:13:39,033 --> 00:13:42,667 こいつらだけは死なせん! こいつらだけは…! 183 00:13:43,267 --> 00:13:45,234 はっ… お待ち下さい! は… 184 00:13:45,501 --> 00:13:47,968 私達だけが逃げるわけには参りません! 185 00:13:48,367 --> 00:13:52,334 それに みんなあなたが 守って下さると 信じているのです! 186 00:13:52,400 --> 00:13:57,501 信じてなどいない! 俺には分かるんだ 民人の心が 187 00:13:57,934 --> 00:14:01,200 シャガクシャは呪われている だからあんなに強い 188 00:14:01,267 --> 00:14:02,267 そんな…! 189 00:14:02,334 --> 00:14:05,133 本当は呪われた子なんかに 守って欲しくないのさ 190 00:14:05,200 --> 00:14:07,634 そんな事 誰も思ってません! 191 00:14:07,934 --> 00:14:10,767 だがお前らは違う あいつらはくたばれ! 192 00:14:11,067 --> 00:14:14,467 お前らは助ける! 俺はお前らを生きさせたい! 193 00:14:16,000 --> 00:14:19,334 この山を越えたら安全になる! すぐラーマを連れてくるから 194 00:14:19,801 --> 00:14:21,200 そうしたら3人で… 195 00:14:21,701 --> 00:14:22,234 あっ… 196 00:14:26,000 --> 00:14:27,968 しっ… しまった…! 197 00:14:34,400 --> 00:14:35,501 ああっ… 198 00:14:41,000 --> 00:14:43,968 死ぬな はぁっ… 死ぬんじゃない… ひぃっ… 199 00:14:44,334 --> 00:14:47,133 こんな傷くらい すぐに治る… 200 00:14:48,467 --> 00:14:51,200 うれ… しい… ひぃっ… 201 00:14:52,834 --> 00:15:00,934 初めて 優しい言葉 はぁっ… かけて下さった… ううっ… はぁっ は… 202 00:15:01,567 --> 00:15:09,934 私 やっぱり… シャガクシャ様の お口に… 隠れていれば… 203 00:15:10,601 --> 00:15:13,834 よかっ… た… 204 00:15:20,067 --> 00:15:26,701 うおおおおおお…! 205 00:15:28,133 --> 00:15:33,200 くっそおおお~! 憎いぞ お前ら! 206 00:15:33,267 --> 00:15:37,901 憎い! 憎い! 憎い 憎い 憎い~! 207 00:15:38,234 --> 00:15:40,834 あああああ~! 208 00:15:41,434 --> 00:15:42,667 ああっ…! 209 00:15:42,767 --> 00:15:44,300 ううううっ… 210 00:15:45,801 --> 00:15:51,000 -フゥ… フハハハ… 礼を言うぞ -ううっ… 211 00:15:53,200 --> 00:15:55,300 なっ 何! 212 00:15:55,767 --> 00:15:58,934 ついに現身を手に入れた…! 213 00:16:01,334 --> 00:16:06,167 うおおおおお…! 214 00:16:06,367 --> 00:16:07,934 ううっ ぐぅっ… ぐああっ…! 215 00:16:09,868 --> 00:16:14,968 我は 影さえ持たぬ 暗黒の光… 216 00:16:16,300 --> 00:16:20,667 お前のおかげで 我は初めて形を成した… 217 00:16:21,801 --> 00:16:27,767 この世に生まれた時 我はまだ 形を持たぬ闇のかたまりだった… 218 00:16:28,234 --> 00:16:33,601 それ故 人間に取りついて 同士討ちをさせてはいたが… 219 00:16:35,033 --> 00:16:37,434 それではつまらぬ… 220 00:16:37,968 --> 00:16:42,701 じかに人の血を味わい 人の恐怖を食らいたい… 221 00:16:44,567 --> 00:16:48,300 我はこの身をつくりあげる事にした… 222 00:16:48,934 --> 00:16:52,701 うぎゃあ… うああ… うああ… 223 00:16:59,200 --> 00:17:01,601 うぎゃあ… うぎゃあ… 224 00:17:01,667 --> 00:17:05,467 偶然 お前は我に選ばれたのだ 225 00:17:05,801 --> 00:17:06,634 うぎゃあ… うぎゃあ… 226 00:17:06,701 --> 00:17:12,567 偶然… たまたま生まれただけで… 俺が… 227 00:17:13,200 --> 00:17:16,934 お前の体は居心地がよかったぞ 228 00:17:17,667 --> 00:17:24,267 幼い時からの逆境によってねじ曲がった 憎悪に満ちたお前の心… 229 00:17:25,434 --> 00:17:30,601 憎しみは我の血となり 我の肉となっていった… 230 00:17:31,567 --> 00:17:34,300 それじゃ… それじゃ俺は! 231 00:17:35,100 --> 00:17:41,033 そうだ… お前が我を育てたのだ… 232 00:17:41,434 --> 00:17:42,434 はあっ… 233 00:17:42,501 --> 00:17:44,267 フッフ… フハハハ… 234 00:17:44,534 --> 00:17:50,701 さあて 新しいこの身に 血と阿鼻叫喚を浴びるとしようぞ 235 00:17:51,000 --> 00:17:52,467 存分にな…! 236 00:17:52,534 --> 00:17:53,634 まっ… 待て! 237 00:17:57,501 --> 00:17:59,667 ラーマ! ラーマァァ! 238 00:18:00,000 --> 00:18:01,534 はっ… ラーマ! 239 00:18:02,801 --> 00:18:03,567 うっ ふぅっ… 240 00:18:04,067 --> 00:18:05,200 しっかりしろ! 241 00:18:05,701 --> 00:18:11,901 急に 敵国の奴ら どこからか すごい火をかけやがったんだ… 242 00:18:12,634 --> 00:18:13,567 はあっ…! 243 00:18:15,100 --> 00:18:21,200 うっうううう…! お前が お前が…! 244 00:18:21,934 --> 00:18:26,534 もう少し早く いらして下されば よかったのに… 245 00:18:27,767 --> 00:18:31,667 みんな… シャガクシャ様を信じてました 246 00:18:32,601 --> 00:18:37,934 敵なんて… すぐ倒して下さるって ふぅ… 247 00:18:39,234 --> 00:18:46,667 呪われた子として遠ざけたのに 自分達を憎むどころか 守って下さる… 248 00:18:47,467 --> 00:18:50,467 町の大人達は みんな言ってました… 249 00:18:50,868 --> 00:18:53,767 シャガクシャ様に謝りたいって… 250 00:18:54,634 --> 00:19:00,100 違う… 違う! ラーマ… 俺は! 251 00:19:00,767 --> 00:19:04,934 俺… もっと強くなりたいよ… 252 00:19:05,868 --> 00:19:09,367 姉ちゃんも… みんなも守るんだ… 253 00:19:10,901 --> 00:19:14,534 シャガクシャ様… みたいに… 254 00:19:15,667 --> 00:19:16,567 ああっ… 255 00:19:19,767 --> 00:19:23,901 ラーマ? ラーマ… 256 00:19:39,501 --> 00:19:41,501 我が憎いか? 257 00:19:41,968 --> 00:19:44,501 ああ… 憎いぞ! 258 00:19:44,567 --> 00:19:51,567 フフフフフ… それはよい… 我を育てた礼によい事を教えてやろう 259 00:19:52,300 --> 00:19:54,901 お前はもう死ぬる事はない 260 00:19:54,968 --> 00:19:56,033 何ぃ? 261 00:19:56,200 --> 00:19:59,601 憎めよ… 我を憎め… 262 00:20:00,334 --> 00:20:03,934 永遠の時の淵でまた会おうぞ…! 263 00:20:08,067 --> 00:20:15,534 その後俺は 白面に滅ぼされた国で 婢妖と戦っても死ぬ事はなかった 264 00:20:16,934 --> 00:20:20,434 そして旅をした… 長い間… 265 00:20:21,667 --> 00:20:25,701 奴の噂のある所へは どこへでも行った… 266 00:20:34,133 --> 00:20:38,601 獣の槍があいつを倒すものならば 俺が手に入れる 267 00:20:39,367 --> 00:20:41,033 必ず行きついてみせる 268 00:20:44,367 --> 00:20:49,501 それから800年… あの槍は私と同じにおいがする 269 00:20:50,434 --> 00:20:53,968 あとは槍が 奴を 見つけ出してくれるだろう… 270 00:20:55,634 --> 00:21:00,734 私は永遠に追い続ける… 白面を消滅させる為に… 271 00:21:01,467 --> 00:21:05,901 そして 大昔の愚かだった己を殺す為… 272 00:21:10,067 --> 00:21:13,968 さらばだ 私の頭の内にいる者よ 273 00:21:14,334 --> 00:21:15,300 はっ… 274 00:21:15,400 --> 00:21:22,501 時が来たようだ… もし機会があるならば また会おう 275 00:21:23,334 --> 00:21:26,667 シャガクシャ… お前は… は ふぅっ…! 276 00:21:32,868 --> 00:21:33,667 とら…! 277 00:21:40,234 --> 00:21:43,734 あれ… 夢…? 278 00:21:46,133 --> 00:21:51,834 あはっ… 破片… 獣の槍の…! 279 00:21:57,567 --> 00:22:03,000 そうか… 戦いは まだ終わっちゃいねぇんだな! 280 00:22:15,968 --> 00:22:20,501 この手で掴めなかったものたち 281 00:22:21,100 --> 00:22:25,667 この手で傷つけてきたものたち 282 00:22:26,300 --> 00:22:30,667 嘆いているだけならそんな手は 283 00:22:30,734 --> 00:22:35,133 最初から 何も守れはしない 284 00:22:36,934 --> 00:22:42,133 獣の槍よ 教えてくれよ 285 00:22:42,200 --> 00:22:46,234 俺は前を向いてるか? 286 00:22:48,901 --> 00:22:54,100 愛する者の 生きる世界を 287 00:22:54,167 --> 00:22:59,267 あいつの今日を あすを守るため 288 00:22:59,367 --> 00:23:04,501 泣いたあいつの 涙を止める 289 00:23:04,567 --> 00:23:09,234 そのために強くなりたい 290 00:23:09,701 --> 00:23:14,767 愛する者の 笑う未来を 291 00:23:14,901 --> 00:23:20,067 あいつの夢を 声を守るため 292 00:23:20,133 --> 00:23:25,133 泣いたあいつの 涙を止める 293 00:23:25,200 --> 00:23:29,968 それ以外理由は要らない