1 00:00:04,000 --> 00:00:09,634 そして そのおじさんは 獣の槍とともに 遠くへ消えていったんだ… 2 00:00:13,067 --> 00:00:17,100 そんな事があったなんて… とらちゃん… 3 00:00:17,234 --> 00:00:24,067 白面を生んだ者が獣の槍を初めて 使ったとは なんという奇(く)しき縁… 4 00:00:24,601 --> 00:00:29,834 僕は時間をさかのぼる旅で 槍を使ったたくさんの人を見た… 5 00:00:31,567 --> 00:00:37,567 槍は 使い主が字伏に変わるたび 次々と人手に渡っていった… 6 00:00:38,767 --> 00:00:44,334 バケモノと戦う理由がある限り 獣の槍を必要とする人はいたんだ 7 00:00:45,234 --> 00:00:50,067 そして 人生も命も吸い取られて 字伏になっていった… 8 00:00:51,033 --> 00:00:54,734 心の中に白面への憎しみを秘めて… 9 00:00:55,667 --> 00:00:59,234 お姉ちゃん… 変だよ おかしいよね 10 00:00:59,400 --> 00:01:03,701 そりゃあ白面は倒さなきゃいけないよ でも… でも…! 11 00:01:03,767 --> 00:01:04,501 ひぃっ… 12 00:01:04,567 --> 00:01:08,767 獣の槍を使った人が何百年も 解放されないなんて ひどいよね! 13 00:01:09,734 --> 00:01:10,801 はぁ… 14 00:01:11,300 --> 00:01:13,734 ふっ… あなたの言う通りです! 15 00:01:13,868 --> 00:01:15,467 ああ…? 16 00:01:16,033 --> 00:01:19,200 あの槍はお兄様の憎しみが 形を成したもの… 17 00:01:20,334 --> 00:01:24,901 たった1人の恨みが 大勢の人々へ不幸をばらまく… 18 00:01:25,300 --> 00:01:27,868 ふぅっ… 分かっているのです… 19 00:01:29,334 --> 00:01:33,934 分かっていながら私には はぁっ… 見ている事しかできなかった! 20 00:01:36,834 --> 00:01:42,334 続き知りたいかい? この物語りは 21 00:01:42,667 --> 00:01:48,000 週替わりの奇跡の神話 22 00:02:05,534 --> 00:02:09,000 わずか7日で世界は作られた 23 00:02:11,234 --> 00:02:15,901 同じ早さで崩れるモロさってことさ 24 00:02:15,968 --> 00:02:21,801 永遠なんだと信じていたものも 25 00:02:21,868 --> 00:02:27,434 同じ 愛も 夢も 七日間ぐらいで 限界 26 00:02:27,567 --> 00:02:33,167 だけれど 変わらない やつらが いると言う 27 00:02:33,734 --> 00:02:39,133 ああギリギリを生きてるからさ 28 00:02:39,400 --> 00:02:44,868 人と妖怪の狭間を語ろう 29 00:02:45,234 --> 00:02:50,133 週替わりの奇跡の神話 30 00:02:52,934 --> 00:02:56,701 不変の 31 00:03:10,934 --> 00:03:11,901 ここは… 32 00:03:12,234 --> 00:03:16,367 槍がつくられて千年も経った 中国の港さ… 33 00:03:17,300 --> 00:03:22,067 見な あの日本へ行く船に 白面が乗ってるんだ 34 00:03:23,400 --> 00:03:27,167 白面は 次に滅ぼす国を決めたのさ 35 00:03:27,601 --> 00:03:28,033 くっそお… 36 00:03:28,200 --> 00:03:28,834 ふうっ…! 37 00:03:29,033 --> 00:03:29,734 あっ… 38 00:03:30,167 --> 00:03:32,701 おのれぇ 白面… 39 00:03:33,334 --> 00:03:39,234 また別の国の 罪のない民を 殺すつもりかぁ… ひぃぃ… 40 00:03:39,400 --> 00:03:41,934 俺の村を焼いたように… 41 00:03:43,133 --> 00:03:47,467 獣の槍よ… 俺はもうお前を使えない… 42 00:03:47,801 --> 00:03:49,801 だが… 追ってゆけ! 43 00:03:51,267 --> 00:03:59,400 俺の代では白面は倒せなかったが 次… その次の代では倒せるやも知れぬ 44 00:04:00,133 --> 00:04:04,300 そしてその時は… 俺も戦うぞ! 45 00:04:04,868 --> 00:04:09,968 これ以上 白面の者に 泣く者が 出ぬように… 46 00:04:10,868 --> 00:04:14,000 みんなが楽しく暮らせるように! 47 00:04:15,200 --> 00:04:16,033 はぁっ はっ… 48 00:04:16,334 --> 00:04:19,934 ううっ… うああああ~! 49 00:04:25,767 --> 00:04:27,868 あの時僕は思ったんだ… 50 00:04:28,400 --> 00:04:31,701 獣の槍は 間違ってないのかもって… 51 00:04:31,901 --> 00:04:34,200 でも… ひっ でもさあ…! 52 00:04:34,267 --> 00:04:35,000 ふぅっ… 53 00:04:35,067 --> 00:04:35,734 はぁっ… 54 00:04:36,067 --> 00:04:39,334 答えは 悲しいけど後にまわしましょ 55 00:04:39,767 --> 00:04:40,834 お姉ちゃん… 56 00:04:40,901 --> 00:04:47,100 私達が今できる事は これ以上 不幸な人々をつくらない事だもの 57 00:04:47,601 --> 00:04:52,734 獣の槍がたとえ間違っていても 使う者が間違えなければ… 58 00:04:52,868 --> 00:04:56,834 そう… 使う者に 真実の心があれば… 59 00:04:57,234 --> 00:05:00,567 たった1つの 強い 思いがあれば! はあっ… 60 00:05:03,601 --> 00:05:05,033 これは…? 61 00:05:05,601 --> 00:05:09,634 獣の槍の破片? お兄様? 62 00:05:10,367 --> 00:05:11,501 あそこにも光が! 63 00:05:11,567 --> 00:05:12,067 はあっ… 64 00:05:23,801 --> 00:05:28,834 そんなに粉々になっても 守ってくれてたんだな… 65 00:05:30,567 --> 00:05:33,667 俺さ 夢を見てたんだ… 66 00:05:34,734 --> 00:05:38,567 俺の… 俺の大事な相棒の… 67 00:05:42,033 --> 00:05:44,400 そして忘れてた事に気付いたよ… 68 00:05:45,801 --> 00:05:51,601 母ちゃんに会って 頭に 血が上って 白面を憎んでた… 69 00:05:53,334 --> 00:05:58,634 でも ダメなんだよ… それじゃあ白面は倒せねえ 70 00:05:59,567 --> 00:06:04,400 俺はたった1つ… ただそれだけを 思えばよかったんだ… 71 00:06:05,968 --> 00:06:08,334 みんなを 死なせたくない! 72 00:06:11,868 --> 00:06:12,901 はあっ… 73 00:06:20,334 --> 00:06:22,634 破片になってもすげえなぁ… 74 00:06:23,334 --> 00:06:25,601 でも 俺だって…! 75 00:06:32,601 --> 00:06:34,701 まだ 負けてねえさ! 76 00:06:35,534 --> 00:06:37,234 はあっ… 77 00:06:38,300 --> 00:06:41,033 母ちゃ~ん! 真由子~! 78 00:06:41,467 --> 00:06:43,767 キリオ! ジエメイさ~ん! 79 00:06:45,801 --> 00:06:49,400 俺はこれから白面を追う そして戦う! 80 00:06:50,968 --> 00:06:56,534 みんな信じてくれ… 俺は 白面の者には絶対に負けない! 81 00:06:56,901 --> 00:07:01,033 真由子さん 結界で今一度 白面を縛りますよ 82 00:07:01,167 --> 00:07:01,834 はい! 83 00:07:05,267 --> 00:07:09,734 キリオ君 全部終わったら 一緒に学校行こうね! 84 00:07:11,534 --> 00:07:15,267 ジエメイさん… この戦いは終わらせなきゃ 85 00:07:16,033 --> 00:07:18,734 終わらせて… くれますか? 86 00:07:19,167 --> 00:07:21,934 色んなもの 見ちゃったからね 87 00:07:22,567 --> 00:07:25,400 な~に 僕らがいれば楽勝さ! 88 00:07:26,000 --> 00:07:26,667 九印! 89 00:07:29,000 --> 00:07:30,601 ジエメイ様… 90 00:07:31,067 --> 00:07:31,767 ええ! 91 00:07:33,234 --> 00:07:35,234 白面の位置をとらえますよ 92 00:07:35,601 --> 00:07:38,801 ええ… でも… でもっ…! 93 00:07:40,234 --> 00:07:42,300 ファアアア~! 94 00:07:52,067 --> 00:07:56,200 ハァァァァ… ガガガガ… 95 00:08:00,000 --> 00:08:01,934 もお~ やめて~! 96 00:08:04,667 --> 00:08:11,734 ハァァァ…! 美味! 他者の恐怖はなんと美味なのかぁ… 97 00:08:13,200 --> 00:08:16,834 東京都民の62%が 避難シェルターに到着しています 98 00:08:17,200 --> 00:08:20,200 各都市からも 避難完了の 連絡が入っています! 99 00:08:20,534 --> 00:08:24,567 あとは船舶に国民を乗せ 日本を出港させるだけだ 100 00:08:24,901 --> 00:08:27,133 司令! 船は出港できません! 101 00:08:27,200 --> 00:08:27,901 何? 102 00:08:27,968 --> 00:08:32,300 台風です 日本を 覆ってしまうほどの巨大な台風が 103 00:08:32,367 --> 00:08:36,634 風速50メートル 時速30キロで 北北東に移動しています! 104 00:08:37,701 --> 00:08:43,067 なぜこんな時に… 神は我々を 1人も生かさぬつもりか! 105 00:08:44,634 --> 00:08:52,534 始まったのですね… 白面の者と人間 バケモノの 存続をかけた最後の戦いが 106 00:08:53,300 --> 00:08:59,501 やるのか? 今やこの国は 全てが絶望に満ちているというのに… 107 00:08:59,767 --> 00:09:04,801 はい これが私なりに考えた 私のやり方ですから 108 00:09:05,133 --> 00:09:10,467 小夜のやろうとしている事は 危ねえ事だ… おらはとめたい 109 00:09:10,868 --> 00:09:13,400 全部が閉ざされたわけではありません 110 00:09:14,000 --> 00:09:19,501 既に前兆は… それが分かる 人達の上に 訪れていますから… 111 00:09:20,934 --> 00:09:21,834 なんとかしてよ! 112 00:09:22,634 --> 00:09:24,501 外は危険です! お戻り下さい! 113 00:09:25,033 --> 00:09:27,968 通してくれ! 日本が 沈むって噂じゃねえか! 114 00:09:28,200 --> 00:09:30,767 お父さーん! お母さーん! 115 00:09:30,868 --> 00:09:31,534 麻子 116 00:09:31,601 --> 00:09:31,934 あっ… 117 00:09:32,133 --> 00:09:32,968 麻子! 118 00:09:33,067 --> 00:09:33,701 ああっ…! 119 00:09:33,767 --> 00:09:35,501 心配したんだぞ~! 120 00:09:35,567 --> 00:09:36,667 よく無事で… 121 00:09:36,934 --> 00:09:40,334 厚沢さんっていう自衛隊の人に ヘリに乗せてもらって… 122 00:09:40,767 --> 00:09:42,534 それよりみんなどうしたの? 123 00:09:42,801 --> 00:09:46,901 ここに避難はできたんだけど 相手が空を飛ぶ怪獣でしょ? 124 00:09:47,367 --> 00:09:50,601 ここも安全じゃねえって 外に出ようとしてるんだ 125 00:09:50,734 --> 00:09:54,968 こんな所であの恐ろしい怪物に 殺されるのを おめおめと待ってられるかあ 126 00:09:55,033 --> 00:09:55,334 そうだ! 127 00:09:55,767 --> 00:09:56,667 行きましょ! 128 00:09:57,968 --> 00:09:59,067 ちょっ… ちょっと! 129 00:09:59,200 --> 00:10:00,267 ああっ! うっ… 130 00:10:00,534 --> 00:10:01,534 麻子! 131 00:10:03,334 --> 00:10:03,834 えっ? 132 00:10:07,968 --> 00:10:10,901 天井が… 透けて… 133 00:10:11,868 --> 00:10:14,367 何か… 飛んでる? 134 00:10:16,501 --> 00:10:19,467 流れ星? きれい… 135 00:10:29,968 --> 00:10:32,334 はあっ… はっ… 136 00:10:42,667 --> 00:10:45,868 なんで… なんで今まで… 137 00:10:48,167 --> 00:10:49,667 忘れていたの? 138 00:10:53,100 --> 00:10:54,033 潮… 139 00:10:57,701 --> 00:10:58,868 潮だ! 140 00:11:01,868 --> 00:11:02,434 うおお 141 00:11:02,767 --> 00:11:03,300 だあっ… 142 00:11:04,667 --> 00:11:05,501 我らは… 143 00:11:06,968 --> 00:11:08,100 我らは… 144 00:11:08,534 --> 00:11:10,434 何をしていたのだ… 145 00:11:10,567 --> 00:11:13,367 白面の者と戦おうとしていたのか? 146 00:11:13,534 --> 00:11:16,133 バカな! あの者達抜きでか? 147 00:11:16,701 --> 00:11:20,567 槍を持つ者と 黄金のバケモノ抜きでか? 148 00:11:23,667 --> 00:11:28,534 フハハハ… まさにこの白面の意のまま… 149 00:11:29,200 --> 00:11:36,167 人やバケモノは我を恐怖し その恐怖を食らいて我が力と成す… 150 00:11:37,067 --> 00:11:40,934 さらに強く さらに大きく… 151 00:11:42,167 --> 00:11:45,267 今や我に成せぬ事はなし… 152 00:11:49,300 --> 00:11:52,000 なんだ… 追ってくる…? 153 00:11:53,133 --> 00:11:58,701 我を恐怖しておらぬ… そのような者がまだこの国におるのか… 154 00:12:00,334 --> 00:12:06,467 フフフッ フハハハハ… そうか お前か 155 00:12:07,267 --> 00:12:11,367 愚か者め 一瞬で消滅させてくれるわ! 156 00:12:11,767 --> 00:12:16,734 おおおおおあああ~! 157 00:12:21,634 --> 00:12:26,667 おおおおおあああ~! 158 00:12:29,234 --> 00:12:31,434 この白面に…! 159 00:12:31,767 --> 00:12:35,300 寝ぼけたバケモノが ドタマまで腐らせやがって! 160 00:12:35,667 --> 00:12:41,100 忘れたのかよ! 800年以上昔 この国であった戦を! 161 00:12:41,667 --> 00:12:47,000 おめえの火をはね返し 無数の痛え傷を こしらえてやったのぁ誰だあ? 162 00:12:47,534 --> 00:12:49,968 この わしだろうがよ! 163 00:12:50,801 --> 00:12:55,968 なぜだ… なぜお前ごときに 我が傷つけられるのだ… 164 00:12:57,968 --> 00:13:03,667 待てよ… お前は… お前は我を生んだ… 165 00:13:03,734 --> 00:13:06,467 るせえ! 来ねえなら こっちから行くぜ~! 166 00:13:06,968 --> 00:13:10,267 フッハハ… 面白いぞお前! 167 00:13:10,334 --> 00:13:12,100 何がでえ くそったれ~! 168 00:13:15,400 --> 00:13:18,501 タツヤ! タツヤ! 何やってんだ! 169 00:13:18,767 --> 00:13:24,701 まったく あんな恐ろしいもんがおるなんて これから どうなっちまうんだあ… 170 00:13:26,234 --> 00:13:28,267 大丈夫に決まってるだろ 父ちゃん 171 00:13:28,334 --> 00:13:28,834 え? 172 00:13:29,167 --> 00:13:33,934 さっき見たんだ あのでかい奴の後を 金色のが追っかけてったもん! 173 00:13:34,501 --> 00:13:37,200 通してくれ! もう日本は沈むんだろう! 174 00:13:37,567 --> 00:13:41,067 偉い人だけ逃げて あたし達だけ 見殺しにされるって! 175 00:13:41,133 --> 00:13:42,200 そんな事ありません! 176 00:13:42,267 --> 00:13:43,400 信用できるか! 177 00:13:43,434 --> 00:13:45,701 自衛隊だってかなわない怪物から どうやって逃げる! 178 00:13:45,767 --> 00:13:47,434 あれはきっとやっつけられる! 179 00:13:53,067 --> 00:13:54,901 落ち着いて! 皆さん 180 00:13:56,701 --> 00:13:59,234 きっとあの怪物は 倒されるから! 181 00:13:59,834 --> 00:14:01,567 なんでお前に分かるんだよ! 182 00:14:01,634 --> 00:14:03,834 そうよ! 気休めならやめてよね! 183 00:14:04,367 --> 00:14:05,234 分かるわ! 184 00:14:05,701 --> 00:14:11,501 だってあたしは あの怪物を倒す為の 槍を持った 髪の長い奴を知ってるから! 185 00:14:11,801 --> 00:14:14,133 なっ… 何言ってんの? この子 186 00:14:14,200 --> 00:14:15,200 おかしんじゃねえか? 187 00:14:15,267 --> 00:14:16,334 信じられねーな! 188 00:14:16,567 --> 00:14:21,934 本当なの! 信じて! 潮ととら君は すっごく強いんだからあ! 189 00:14:22,501 --> 00:14:23,901 俺ぁ 信じるぜ! 190 00:14:24,300 --> 00:14:27,267 ああっ… プロレスラーの立迫一平だ 191 00:14:27,334 --> 00:14:28,901 なっ なんでだよ! 192 00:14:28,968 --> 00:14:35,234 俺は飛行機に乗ってる時に その槍を 持った髪の長い少年に助けられたんだ 193 00:14:36,634 --> 00:14:41,968 あいつは てめえの10倍もある でけえ怪物に びびりもしなかったんだよ 194 00:14:42,501 --> 00:14:46,300 それって 前にテレビの ニュースでやってた… 195 00:14:46,701 --> 00:14:49,067 あの時の少年ならあたしも見たわ… 196 00:14:49,567 --> 00:14:51,167 確かにあいつなら… 197 00:14:53,834 --> 00:14:56,167 なんとかおさまったな 嬢ちゃん 198 00:14:56,367 --> 00:15:01,000 あっ… ありがとう! おじさん 潮を知っていたんですね 199 00:15:01,300 --> 00:15:06,667 あいつ 潮っていうのか… ついさっき思い出したんだがな 200 00:15:07,200 --> 00:15:08,400 わしらもだよ 201 00:15:08,467 --> 00:15:13,100 なんでだろう? 潮君の事 忘れるわけないのにね~ 202 00:15:14,200 --> 00:15:17,534 ウンディーネがこんなに 遅いとは思わなかったぜ! 203 00:15:17,601 --> 00:15:21,467 仕方ないっすよ… もう船体ボロボロなんすから… 204 00:15:22,000 --> 00:15:23,567 大丈夫だよ ありがとう 205 00:15:24,334 --> 00:15:25,801 大丈夫ったって おめえ… 206 00:15:26,634 --> 00:15:30,267 自分でも なんでこんなに 落ち着いているのか分かんねえ… 207 00:15:31,200 --> 00:15:34,167 でもさ… 何かを感じるんだよ 208 00:15:35,968 --> 00:15:37,968 何か動き始めてるパワーを! 209 00:15:38,834 --> 00:15:39,567 何でしょう? 210 00:15:39,634 --> 00:15:41,267 知るかよ 俺が 211 00:15:41,734 --> 00:15:42,234 あっ… 212 00:15:42,667 --> 00:15:46,434 キルリアン反応! おびただしい数の妖怪が接近中! 213 00:15:46,501 --> 00:15:47,734 白面の分身か! 214 00:15:48,033 --> 00:15:49,000 浮上させて 215 00:15:49,067 --> 00:15:49,567 ええっ 216 00:16:05,067 --> 00:16:06,300 すまぬ… 217 00:16:06,434 --> 00:16:08,434 我々としたことが… 218 00:16:09,801 --> 00:16:11,901 いいさ… 行こうぜ! 219 00:16:16,334 --> 00:16:20,901 あいつ 人間どころかバケモノ達も 味方につけてたのかよ! 220 00:16:21,334 --> 00:16:25,501 僕は最初見た時から 凄い子だな~って見抜いてましたけど 221 00:16:25,701 --> 00:16:26,267 ああ? 222 00:16:27,868 --> 00:16:30,267 フハハハハ… 223 00:16:30,834 --> 00:16:36,367 におう! におうぞ! お前からは 我のにおいがする! 224 00:16:36,634 --> 00:16:40,534 なんの事ぬかしてやがんだ てめえ~! 225 00:16:41,834 --> 00:16:42,667 ぐああっ…! 226 00:16:43,067 --> 00:16:47,267 お前は我を育てた人間だったという事だ 227 00:16:47,734 --> 00:16:49,267 くどいんだよ ほら吹きがあ! 228 00:16:49,834 --> 00:16:50,334 ぐわあっ… 229 00:16:51,234 --> 00:16:54,300 くううっ… なんだかいけねえな… 230 00:16:55,501 --> 00:16:58,167 わしの攻撃は白面に全部届く 231 00:16:58,901 --> 00:17:02,067 だがそれが奴に 効いてる気がまるでしねえ 232 00:17:03,267 --> 00:17:08,667 それどころか白面の攻撃は わしに確実に響いてやがるんだ… 233 00:17:09,701 --> 00:17:14,334 チッ… どうにも… どうにもよ… 234 00:17:15,133 --> 00:17:18,868 背中が… スースーしやがる… 235 00:17:19,701 --> 00:17:25,434 どうした? もう終わりか? 我はそろそろ飽いてきたぞ 236 00:17:25,501 --> 00:17:30,200 うるせえ~! わしはこんなに弱かったかよ… 237 00:17:30,801 --> 00:17:37,701 認めねえ… 認めねえぞ! わしがこんなに 弱かったなんて… 238 00:17:40,267 --> 00:17:44,601 きうっ… いや… いやいや くそったれ! 239 00:17:45,167 --> 00:17:47,167 認めるかよお~! 240 00:17:48,467 --> 00:17:53,400 効かぬなあ… 我と同じ身を持つバケモノよ… 241 00:17:54,367 --> 00:17:55,400 くううっ! 242 00:17:56,067 --> 00:17:58,234 我はのう 飽いたぞ… 243 00:18:00,033 --> 00:18:01,834 消えよ…! 244 00:18:11,467 --> 00:18:13,901 ここがこの国の北端… 245 00:18:15,434 --> 00:18:20,701 めぼしい所を焼きつくし 一気にここまで来てしまったなあ… 246 00:18:21,901 --> 00:18:26,234 さらに蹂躙し 恐怖を食らうとするか… 247 00:18:29,467 --> 00:18:32,934 もはや我に敵するものなし… 248 00:18:40,067 --> 00:18:45,734 心なしか 人間どもの 恐怖が薄らいできている… 249 00:18:47,434 --> 00:18:52,300 白面の者を恐れないで! 潮ととら君がいれば きっと大丈夫! 250 00:18:52,534 --> 00:18:55,167 蒼月君ととらさんは とっても強い! 251 00:18:55,634 --> 00:18:58,801 2人がいれば どんなに 大きなバケモノが相手でも! 252 00:18:59,400 --> 00:19:00,300 きっと… 253 00:19:01,033 --> 00:19:01,901 きっと… 254 00:19:02,634 --> 00:19:03,701 きっと… 255 00:19:04,300 --> 00:19:05,734 あの2人なら…! 256 00:19:06,734 --> 00:19:09,534 潮ととらなら… あはっ… 257 00:19:10,968 --> 00:19:11,467 ああっ… 258 00:19:16,701 --> 00:19:20,200 獣の槍かあああ… 259 00:19:21,701 --> 00:19:27,501 あの光からは かすかだが 忌々しい獣の槍のにおいがする… 260 00:19:29,167 --> 00:19:32,000 その向かう先はいずこ…! 261 00:19:41,300 --> 00:19:42,901 あの人間… 262 00:19:43,634 --> 00:19:49,434 そうか 槍は破片になっても 使い手の元に戻ろうというのだな 263 00:19:50,567 --> 00:19:55,334 恐怖が薄れていくのは あれが生きているからか… 264 00:19:56,234 --> 00:19:57,167 ならば… 265 00:19:59,400 --> 00:20:03,100 今度こそ本当に叩き潰すのみ! 266 00:20:08,901 --> 00:20:13,367 おおっ! 獣の槍の破片が 台風を打ち消していく! 267 00:20:13,634 --> 00:20:16,400 これなら 白面の位置を特定できる 268 00:20:16,901 --> 00:20:20,567 大出力キルリアン振動機 トランプが使えるぞ! 269 00:20:21,934 --> 00:20:25,200 もうすぐ 潮と白面の者が出会います 270 00:20:25,501 --> 00:20:27,033 その時こそ好機! 271 00:20:27,434 --> 00:20:30,501 ええ… 私達が結界を作って… 272 00:20:31,100 --> 00:20:32,734 白面を閉じ込める! 273 00:20:34,767 --> 00:20:36,701 本当に申し開きもできん 274 00:20:37,367 --> 00:20:41,834 潮~! すまねえ! 俺達が もっとしっかりしてりゃーよお! 275 00:20:43,200 --> 00:20:44,367 うれしいなあ… 276 00:20:44,534 --> 00:20:49,133 えっ? 大丈夫か? 俺達はこれから白面と戦うんだぜ 277 00:20:49,434 --> 00:20:52,901 こんな不利な状態でよぉ 死んじゃうかも知れないんだぜ! 278 00:20:54,000 --> 00:20:56,234 でも… みんなと一緒だ! 279 00:20:56,467 --> 00:20:57,067 うっ… 280 00:20:57,868 --> 00:21:01,968 お役目のおばさんが言ってたんだ みんな仲良くしろって… 281 00:21:03,100 --> 00:21:06,334 それ 人間だけの話かと思っていた 282 00:21:07,601 --> 00:21:08,934 でも違うんだ 283 00:21:10,067 --> 00:21:14,300 人間だけでも白面にゃ勝てねえ もちろんバケモノだけでも… 284 00:21:15,567 --> 00:21:18,734 獣の槍だって 自衛隊だって やられちまった 285 00:21:19,934 --> 00:21:23,968 だけど… 人間とバケモノが 一緒に戦ったら分かんねえよな! 286 00:21:26,267 --> 00:21:29,200 相当強いぜ 俺達! 287 00:21:31,267 --> 00:21:35,968 強い… 俺達が… 強い…? 288 00:21:40,000 --> 00:21:42,067 気付いたか? 西の 289 00:21:42,300 --> 00:21:48,067 ああ たった数言で バケモノどもの 怯えさえもぬぐい去ってしまいおった 290 00:21:49,467 --> 00:21:51,667 後ろを見ず 前を向く… 291 00:21:52,667 --> 00:21:58,267 これが 闇に棲む我々が ついにはかなわぬ 人間の力か… 292 00:21:59,434 --> 00:22:03,334 よお~し! いくぞおお~! 293 00:22:15,968 --> 00:22:20,501 この手で掴めなかったものたち 294 00:22:21,100 --> 00:22:25,667 この手で傷つけてきたものたち 295 00:22:26,300 --> 00:22:30,667 嘆いているだけならそんな手は 296 00:22:30,734 --> 00:22:35,133 最初から 何も守れはしない 297 00:22:36,934 --> 00:22:42,133 獣の槍よ 教えてくれよ 298 00:22:42,200 --> 00:22:46,234 俺は前を向いてるか? 299 00:22:48,901 --> 00:22:54,100 愛する者の 生きる世界を 300 00:22:54,167 --> 00:22:59,267 あいつの今日を あすを守るため 301 00:22:59,367 --> 00:23:04,501 泣いたあいつの 涙を止める 302 00:23:04,567 --> 00:23:09,234 そのために強くなりたい 303 00:23:09,701 --> 00:23:14,767 愛する者の 笑う未来を 304 00:23:14,901 --> 00:23:20,067 あいつの夢を 声を守るため 305 00:23:20,133 --> 00:23:25,133 泣いたあいつの 涙を止める 306 00:23:25,200 --> 00:23:29,968 それ以外理由は要らない