1 00:00:03,170 --> 00:00:06,340 (清霞)今年は いい年だった。 2 00:00:06,340 --> 00:00:09,676 お前に出会えたからな。 3 00:00:09,676 --> 00:00:13,514 (美世)はい… 私もです。 4 00:00:13,514 --> 00:00:26,026 ♬~ 5 00:00:26,026 --> 00:00:29,696 (堯人)して 例の件は進んでおるか。 6 00:00:29,696 --> 00:00:32,699 (大海渡)それが 軍では反対意見が多く…。 7 00:00:32,699 --> 00:00:36,203 (堯人)そうか。 だが この道が最善ゆえ➡ 8 00:00:36,203 --> 00:00:38,705 どうにか推し進めてほしい。 9 00:00:38,705 --> 00:00:41,208 今上帝の失踪についてですが➡ 10 00:00:41,208 --> 00:00:45,045 帝はご無事なのでしょうか。 あぁ。 11 00:00:45,045 --> 00:00:48,382 (大海渡)国民には…。 知られるべきではない。 12 00:00:48,382 --> 00:00:52,052 それよりも 今は皆を きちんと休ませよ。 13 00:00:52,052 --> 00:00:56,390 これから来る大波のために。 14 00:00:56,390 --> 00:00:59,393 (鷹倉)あの… 堯人様には➡ 15 00:00:59,393 --> 00:01:01,662 何が見えているのですか? 16 00:01:01,662 --> 00:01:04,998 鷹倉殿! フッ よいよい。 17 00:01:04,998 --> 00:01:10,504 私の迷いを そなたは見抜いているのだな。 18 00:01:10,504 --> 00:01:13,173 んっ! んっ…。 19 00:01:13,173 --> 00:01:18,345 (鷹倉)大義のために犠牲が出る…。 20 00:01:18,345 --> 00:01:21,848 そのことに 心を痛めていらっしゃるのですね。 21 00:03:11,992 --> 00:03:24,337 ♬~ 22 00:03:24,337 --> 00:03:27,674 共に初詣に行くのは初めてだな。 23 00:03:27,674 --> 00:03:30,343 あ… はい…! 24 00:03:30,343 --> 00:03:32,345 あっ! 25 00:03:32,345 --> 00:03:35,515 気をつけないと転ぶ。 26 00:03:35,515 --> 00:03:39,119 あ… ありがとうございます…。 27 00:03:45,358 --> 00:03:47,861 《頭から離れない…》 28 00:03:55,869 --> 00:04:00,474 《あんなこと… 一応 二度目だけど➡ 29 00:04:00,474 --> 00:04:03,477 平然となんてできないわ。 30 00:04:03,477 --> 00:04:06,813 どうして旦那様は 平気でいられるのですか? 31 00:04:06,813 --> 00:04:10,984 私は こんなにあつくて ゆで上がりそうなのに…! 32 00:04:10,984 --> 00:04:15,489 まさか このくらい もう慣れっこなのかしら…!? 33 00:04:15,489 --> 00:04:17,657 旦那様だって28歳➡ 34 00:04:17,657 --> 00:04:20,994 そんなことに慣れていたって おかしくないはずだわ…。 35 00:04:20,994 --> 00:04:25,165 でも… でも…! 36 00:04:25,165 --> 00:04:27,834 それとも こんなに意識している私が➡ 37 00:04:27,834 --> 00:04:29,836 破廉恥なだけ…? 38 00:04:29,836 --> 00:04:33,340 私 破廉恥なのかしら!?》 39 00:04:36,343 --> 00:04:39,513 お正月とはいえ こんなにのんびりとしていて➡ 40 00:04:39,513 --> 00:04:42,182 よろしいのでしょうか? 堯人様が➡ 41 00:04:42,182 --> 00:04:45,185 そうしろとおっしゃるのだから 大丈夫だ。 42 00:04:45,185 --> 00:04:49,022 つかの間の休みだ。 今くらい気を楽にしても➡ 43 00:04:49,022 --> 00:04:51,124 罰は当たらないだろう。 44 00:04:56,029 --> 00:04:58,131 わぁ…! 45 00:05:05,639 --> 00:05:10,644 お前は 例年の正月は どうしていたんだ? 46 00:05:10,644 --> 00:05:13,647 いや いい。 なんでもない。 47 00:05:13,647 --> 00:05:15,982 いいんです。 不思議と今は➡ 48 00:05:15,982 --> 00:05:18,818 あのころを思い出しても つらくありませんから。 49 00:05:18,818 --> 00:05:21,154 本当か? はい。 50 00:05:21,154 --> 00:05:24,324 お正月は いつも一人で お屋敷に残って➡ 51 00:05:24,324 --> 00:05:26,660 使用人の仕事をしていました。 52 00:05:26,660 --> 00:05:29,663 初詣に行ったこともないのか? 53 00:05:29,663 --> 00:05:31,832 母が生きていたときには➡ 54 00:05:31,832 --> 00:05:34,167 連れていってもらったと 聞いています。 55 00:05:34,167 --> 00:05:36,837 そうか。 56 00:05:36,837 --> 00:05:40,340 なら 今までの分も しっかり願うといい。 57 00:05:40,340 --> 00:05:42,342 はい! 58 00:05:49,349 --> 00:05:53,186 《願い…。 神様➡ 59 00:05:53,186 --> 00:05:59,192 私は もし許されるのならば 旦那様と一緒にいたい…。 60 00:05:59,192 --> 00:06:02,128 ですが 怖いのです。 61 00:06:02,128 --> 00:06:04,965 胸の中で生まれたこの気持ちが➡ 62 00:06:04,965 --> 00:06:08,969 しまっておけないほど 大きくなっていくのが…》 63 00:06:13,640 --> 00:06:16,643 何をそんなに熱心に 願っていたんだ? 64 00:06:16,643 --> 00:06:19,980 えっ! あの… それは…。 65 00:06:19,980 --> 00:06:23,817 私は毎年 帝都が平穏無事であるようにと➡ 66 00:06:23,817 --> 00:06:26,152 願っている。 はい。 67 00:06:26,152 --> 00:06:28,655 すばらしいお願い事だと思います。 68 00:06:28,655 --> 00:06:32,359 それと今年は… もう一つ願いを追加した。 69 00:06:34,327 --> 00:06:38,131 お前と ずっと… いられるように。 70 00:06:40,500 --> 00:06:42,502 はい…! 71 00:06:44,671 --> 00:06:46,873 行くぞ。 72 00:06:54,180 --> 00:06:56,683 《神様 どうか➡ 73 00:06:56,683 --> 00:07:00,120 ずっと旦那様のそばに いさせてください。 74 00:07:00,120 --> 00:07:02,122 わがままは言いませんから➡ 75 00:07:02,122 --> 00:07:06,026 どうか ただおそばに…》 76 00:07:07,961 --> 00:07:11,464 (太鼓の音) 77 00:07:11,464 --> 00:07:14,467 何か催しでしょうか? いや…。 78 00:07:17,637 --> 00:07:19,639 異能心教だ。 79 00:07:19,639 --> 00:07:21,641 ハッ! 80 00:07:24,811 --> 00:07:28,481 ⚟我々は 異能心教に属する平定団です。 81 00:07:28,481 --> 00:07:32,152 皆様 こちらをご覧ください! 82 00:07:32,152 --> 00:07:34,154 ハッ! 83 00:07:37,324 --> 00:07:41,995 これは この帝国のあちこちに ばっこする異形という存在。 84 00:07:41,995 --> 00:07:46,166 あやかしや鬼とも呼ばれ 人にあだなすものであります! 85 00:07:46,166 --> 00:07:49,836 信じられん。 好き放題をしてくれる。 86 00:07:49,836 --> 00:07:54,841 旦那様 私 異形が見えています。 どうして…? 87 00:07:54,841 --> 00:07:58,178 見鬼の才がない者にも 異形を見せる技術➡ 88 00:07:58,178 --> 00:08:01,948 あるいは 誰にでも 目視可能な異形そのものを➡ 89 00:08:01,948 --> 00:08:04,117 彼らが生み出したのかもしれない。 90 00:08:04,117 --> 00:08:06,619 そんなこと…! ⚟政府は➡ 91 00:08:06,619 --> 00:08:10,290 異形の存在をひた隠し 脅威を放置しています! 92 00:08:10,290 --> 00:08:13,626 この脅威から 平穏な日常を守るためには➡ 93 00:08:13,626 --> 00:08:17,964 異形を滅する力 すなわち異能が必要なのです! 94 00:08:17,964 --> 00:08:20,467 ンンッ! ンッ! 95 00:08:20,467 --> 00:08:23,636 グッ… グッ グッ…! 96 00:08:23,636 --> 00:08:31,845 (苦しそうな鳴き声) 97 00:08:34,481 --> 00:08:39,152 この力こそ 異形に対抗する唯一の方法! 98 00:08:39,152 --> 00:08:42,989 我々は この力を皆さんに 与えることができる! 99 00:08:42,989 --> 00:08:46,793 異能者になり 自らを守る力を 手に入れましょう! 100 00:08:50,497 --> 00:08:53,800 (五道)はいは~い ちょっと どいてくださいよ~! 101 00:08:56,836 --> 00:08:58,838 (五道)対異特殊部隊だ。 102 00:08:58,838 --> 00:09:02,142 この集会は違法である。 全員 その場から動くな! 103 00:09:05,111 --> 00:09:07,447 膝をつけ! 道具はすべて回収する! 104 00:09:07,447 --> 00:09:09,783 おとなしく渡せ! 105 00:09:09,783 --> 00:09:13,787 皆さん! 我々は 政府の圧力に屈しません! 106 00:09:13,787 --> 00:09:17,624 異能心教は皆さんを守るすべを 知っています! 107 00:09:17,624 --> 00:09:19,793 あなたも! あなたも! 皆➡ 108 00:09:19,793 --> 00:09:22,295 異能者になることが できるのです! 109 00:09:25,131 --> 00:09:27,834 ご通報 ありがとうございました。 110 00:09:29,803 --> 00:09:31,971 あっ! 111 00:09:31,971 --> 00:09:36,976 このような活動が今 帝都のあちこちで行われている。 112 00:09:36,976 --> 00:09:39,479 このまま勢力が拡大すれば➡ 113 00:09:39,479 --> 00:09:42,315 手が回らなくなるのは 時間の問題だ。 114 00:09:42,315 --> 00:09:44,484 美世 これを。 115 00:09:44,484 --> 00:09:48,488 護身用の式だ。 何かあったときは これを使え。 116 00:09:48,488 --> 00:09:50,490 はい。 117 00:09:52,492 --> 00:09:55,295 休息は ここまでか…。 118 00:09:57,330 --> 00:10:00,667 (大海渡)三が日にもかかわらず 呼び出してすまない。 119 00:10:00,667 --> 00:10:02,669 ゆっくり過ごしたかっただろう。 120 00:10:02,669 --> 00:10:06,172 忙しいのは閣下も同じでしょう。 まぁな。 121 00:10:06,172 --> 00:10:11,678 して 堯人様の計画については もう聞いているな? 122 00:10:11,678 --> 00:10:15,014 はい。 ヤツらが堯人様を そして➡ 123 00:10:15,014 --> 00:10:17,851 斎森美世を狙いに来るのは必然。 124 00:10:17,851 --> 00:10:22,856 薄刃の中でも強力な彼女の力を ヤツらに利用されれば➡ 125 00:10:22,856 --> 00:10:25,525 我々は手も足も出なくなる。 126 00:10:25,525 --> 00:10:28,528 はい。 美世は絶対に守ります。 127 00:10:28,528 --> 00:10:32,365 異能心教は 大きな脅威となりつつある。 128 00:10:32,365 --> 00:10:35,702 新聞まで ヤツらについて取り上げ➡ 129 00:10:35,702 --> 00:10:38,104 軍を批判する始末だ。 130 00:10:40,707 --> 00:10:45,044 異形については 政府が 情報統制してるはずですよね。 131 00:10:45,044 --> 00:10:48,381 どうしてこんな記事が? 報道が好き勝手に➡ 132 00:10:48,381 --> 00:10:50,884 我々の任務について 書きたてるなど➡ 133 00:10:50,884 --> 00:10:54,053 政府が許すはずがない。 これは臆測だが➡ 134 00:10:54,053 --> 00:10:58,224 すでにヤツらの手は 政府にまで 伸びている可能性がある。 135 00:10:58,224 --> 00:11:01,828 帝をさらい 異能の存在を世間に広め➡ 136 00:11:01,828 --> 00:11:05,164 民衆を味方につけ 今後 ヤツらの活動が➡ 137 00:11:05,164 --> 00:11:07,167 更に活発化すれば…。 138 00:11:07,167 --> 00:11:10,670 清霞 心の準備をしておけ。 139 00:11:10,670 --> 00:11:14,340 堯人様は何か大きな 政変のようなものが起こると➡ 140 00:11:14,340 --> 00:11:17,177 予感されている。 やはり…。 141 00:11:17,177 --> 00:11:19,512 待ってください 内乱になるんですか? 142 00:11:19,512 --> 00:11:23,349 まだはっきりと 予兆があるわけではないが…。 143 00:11:23,349 --> 00:11:26,653 穏やかなときは いずれ途切れる。 144 00:11:33,026 --> 00:11:40,867 ♬~ 145 00:11:40,867 --> 00:11:42,869 あっ…。 146 00:11:46,206 --> 00:11:48,207 《また 過去の夢…》 147 00:11:48,207 --> 00:11:52,045 (澄美)この家は… いったい どうなってしまうのかしらね。 148 00:11:52,045 --> 00:11:54,547 (甘水)澄美ちゃん 心配しないで。 149 00:11:54,547 --> 00:11:57,383 僕がなんとかしてみせるから。 150 00:11:57,383 --> 00:11:59,385 ありがとう。 151 00:11:59,385 --> 00:12:02,989 でもね きっと どうにもならないわ。 152 00:12:02,989 --> 00:12:06,659 うちに圧力をかけているのは もしかしたら➡ 153 00:12:06,659 --> 00:12:10,163 とても高貴な相手かも しれないのだもの。 154 00:12:10,163 --> 00:12:13,166 そんなこと気にしなくていい。 155 00:12:13,166 --> 00:12:16,002 僕は君を守る刀だ。 156 00:12:16,002 --> 00:12:19,005 君の夢は誰にも邪魔させない。 157 00:12:19,005 --> 00:12:22,675 障壁は すべて僕が取り払うから。 158 00:12:22,675 --> 00:12:26,512 それなら 私が あなたの鞘になるから。 159 00:12:26,512 --> 00:12:31,517 もう 誰のことも傷つけないで。 お願いよ。 160 00:12:36,689 --> 00:12:38,691 ハッ! 161 00:12:38,691 --> 00:12:48,701 (美世の鼓動) 162 00:12:48,701 --> 00:12:52,205 ハッ! ハァ… ハァ…。 163 00:12:52,205 --> 00:12:58,711 ハァ… ハァ… ハァ… ハァ… ハァ…。 164 00:12:58,711 --> 00:13:02,115 どうして…? 165 00:13:05,318 --> 00:13:07,820 目が合った? はい。 166 00:13:07,820 --> 00:13:10,156 きっと夢見の力が働いて➡ 167 00:13:10,156 --> 00:13:12,825 過去の光景を 見ているのでしょうけれど…。 168 00:13:12,825 --> 00:13:16,829 目が合うだなんて どういうことなのでしょう。 169 00:13:16,829 --> 00:13:20,667 自分の力なのに わからないことばかりです。 170 00:13:20,667 --> 00:13:23,836 これから知っていけばいい。 はい。 171 00:13:23,836 --> 00:13:26,839 新さんにも 聞いてみようと思います。 172 00:13:26,839 --> 00:13:31,177 ヤツは… 最近 姿を見せないな。 173 00:13:31,177 --> 00:13:33,579 そうですね…。 174 00:13:45,692 --> 00:13:47,860 あっ…。 175 00:13:47,860 --> 00:13:50,863 これが 宮城…! 176 00:13:50,863 --> 00:13:54,167 あぁ。 ここでしばらく 過ごすことになる。 177 00:13:56,202 --> 00:14:00,807 我が隊で 堯人様とお前を しっかりと甘水から守る。 178 00:14:00,807 --> 00:14:04,010 それが 堯人様が進められていた計画だ。 179 00:14:06,145 --> 00:14:10,483 敷地内を移動するための 馬車があるんですね…! 180 00:14:10,483 --> 00:14:13,152 ここから先は皇家の居住区だ。 181 00:14:13,152 --> 00:14:15,154 車では入れない。 182 00:14:15,154 --> 00:14:18,558 堯人様の宮までは 更に距離があるからな。 183 00:14:22,995 --> 00:14:24,997 緊張する必要はない。 184 00:14:24,997 --> 00:14:28,167 どこかの宿にでも泊まると 考えればいい。 185 00:14:28,167 --> 00:14:31,838 宿だなんて そんな…。 はぁ…。 186 00:14:31,838 --> 00:14:35,007 私は堯人様に 近づけるような立場では➡ 187 00:14:35,007 --> 00:14:37,677 ありませんし…。 自信を持て。 188 00:14:37,677 --> 00:14:40,346 お前はもう 私の婚約者だ。 189 00:14:40,346 --> 00:14:44,851 宮城なんて なんてことない顔で かっ歩すればいい。 190 00:14:44,851 --> 00:14:47,553 努力します…。 191 00:14:54,193 --> 00:14:57,196 それに…。 192 00:14:57,196 --> 00:15:00,133 (葉月)美世ちゃ~ん! 193 00:15:00,133 --> 00:15:02,135 (葉月)お~い! こっちよ~! 194 00:15:02,135 --> 00:15:04,637 ゆり江と姉さんもついてる。 195 00:15:04,637 --> 00:15:07,640 わぁ…! 196 00:15:07,640 --> 00:15:12,345 ここが堯人様の宮よ。 さぁ 行きましょう! 197 00:15:16,983 --> 00:15:19,085 わぁ…! 198 00:15:21,487 --> 00:15:23,990 皆様 お待ちしておりました。 199 00:15:25,992 --> 00:15:28,828 内大臣の鷹倉と申します。 200 00:15:28,828 --> 00:15:31,631 ここからは 私がご案内いたします。 201 00:15:40,173 --> 00:15:43,342 すごい…。 202 00:15:43,342 --> 00:15:48,848 (新)本当ですねぇ。 まるで夢の中にいるみたいだ。 203 00:15:50,850 --> 00:15:54,020 薄刃新 今までどこにいた。 204 00:15:54,020 --> 00:15:57,023 フッ… ちょっと調べ物をね。 205 00:15:57,023 --> 00:16:01,961 美世 宮城内では 僕が美世の身辺警護をします。 206 00:16:01,961 --> 00:16:06,132 ありがとうございます。 私は堯人様の警護を➡ 207 00:16:06,132 --> 00:16:09,468 仰せつかっているからな。 致し方ない。 208 00:16:09,468 --> 00:16:12,638 異能の勉強も しっかりやっていきましょう。 209 00:16:12,638 --> 00:16:15,641 はい よろしくお願いします! 210 00:16:15,641 --> 00:16:20,646 美世 お前が行動できるのは 宮の敷地内だけだ。 211 00:16:20,646 --> 00:16:23,482 常に薄刃と共にいてくれ。 はい。 212 00:16:23,482 --> 00:16:26,986 そして 誰であれ 招き入れてはならない。 213 00:16:26,986 --> 00:16:30,156 甘水の罠を常に警戒してくれ。 214 00:16:30,156 --> 00:16:32,325 はい。 それから➡ 215 00:16:32,325 --> 00:16:35,495 甘水と相対することに なったときの対処だが➡ 216 00:16:35,495 --> 00:16:38,164 連続して仕掛けてこない ということは➡ 217 00:16:38,164 --> 00:16:42,001 甘水の能力には 何か制約があるに違いない。 218 00:16:42,001 --> 00:16:44,670 それでも油断は禁物だ。 219 00:16:44,670 --> 00:16:49,008 万が一 何かあったら 手段を選ぶ必要はない。 220 00:16:49,008 --> 00:16:51,677 甘水を捕らえる必要はないと? 221 00:16:51,677 --> 00:16:54,013 あれを捕らえておけるのか? 222 00:16:54,013 --> 00:16:57,183 美世を守ることが最優先だ。 223 00:16:57,183 --> 00:16:59,185 いざというときは…。 224 00:17:07,960 --> 00:17:10,796 こちらが 美世様のお部屋です。 225 00:17:10,796 --> 00:17:13,466 わぁ…! 226 00:17:13,466 --> 00:17:16,802 じきに使用人が呼びに来ます。 食事の時間まで➡ 227 00:17:16,802 --> 00:17:19,805 ゆっくりお過ごしください。 はい。 228 00:17:25,478 --> 00:17:30,983 広いお部屋…。 私一人で使っていいのかしら…。 229 00:17:32,985 --> 00:17:36,322 お母様に見守られているみたい。 230 00:17:36,322 --> 00:17:38,524 フッ…。 231 00:17:43,829 --> 00:17:45,831 (一同)いただきます。 232 00:17:51,504 --> 00:17:55,308 わぁ…! (葉月/美世)おいしい! 233 00:17:58,844 --> 00:18:02,281 (ゆり江)宮城は さすがですねぇ! 234 00:18:02,281 --> 00:18:04,283 えぇ。 235 00:18:07,119 --> 00:18:10,456 新さん お口に合いませんか? 236 00:18:10,456 --> 00:18:13,793 どうしてですか? えっと… その…。 237 00:18:13,793 --> 00:18:16,796 なんだか 元気がないように見えて…。 238 00:18:18,798 --> 00:18:20,967 おいしいですよ。 239 00:18:20,967 --> 00:18:25,471 それなら いいのですが…。 おいしそうに食べている➡ 240 00:18:25,471 --> 00:18:27,807 つもりなんですけれどね。 えっ? 241 00:18:27,807 --> 00:18:32,144 鶴木貿易の交渉役として 相手を不快にさせないよう➡ 242 00:18:32,144 --> 00:18:35,314 自分の本心を 取り繕っているうちに➡ 243 00:18:35,314 --> 00:18:38,818 食事の楽しみ方まで 忘れてしまったみたいだ。 244 00:18:40,987 --> 00:18:42,989 フッ。 245 00:18:45,324 --> 00:18:49,328 (葉月)さて これからの予定の話を してもいいかしら? 246 00:18:49,328 --> 00:18:51,998 宮城の外には出られないし➡ 247 00:18:51,998 --> 00:18:55,501 美世ちゃんは 私と 立派な淑女になるためのお勉強。 248 00:18:55,501 --> 00:18:58,671 新くんとは異能のお勉強。 ねっ。 249 00:18:58,671 --> 00:19:01,941 はい。 あの 新さん。 250 00:19:01,941 --> 00:19:04,944 今朝もまた 不思議な夢を見たんです。 251 00:19:04,944 --> 00:19:07,113 その意味を知るためにも➡ 252 00:19:07,113 --> 00:19:10,449 私の力について もっと教えてください。 253 00:19:10,449 --> 00:19:13,452 わかることは すべて教えましょう。 254 00:19:13,452 --> 00:19:15,454 どうやら 君はまだ➡ 255 00:19:15,454 --> 00:19:18,124 夢見の巫女として 覚醒しきれていない。 256 00:19:18,124 --> 00:19:20,459 君の心の中の何かが➡ 257 00:19:20,459 --> 00:19:22,962 覚醒を押しとどめているのかも しれない。 258 00:19:22,962 --> 00:19:27,133 えっ…! 大丈夫 安心してください。 259 00:19:27,133 --> 00:19:30,336 俺にできることなら なんでも手助けします。 260 00:19:36,142 --> 00:19:39,145 はい。 (ノック) 261 00:19:39,145 --> 00:19:44,316 旦那様。 少し心配で 見に来た。 262 00:19:44,316 --> 00:19:49,488 お忙しいのに… ありがとうございます。 263 00:19:49,488 --> 00:19:52,158 大丈夫か? 疲れていないか? 264 00:19:52,158 --> 00:19:54,160 疲れてなんていません。 265 00:19:54,160 --> 00:19:57,163 少し考え事をしていただけです。 266 00:19:57,163 --> 00:19:59,865 何か 悩みでもあるのか? 267 00:20:01,834 --> 00:20:05,838 私の力の覚醒を 何かが押しとどめていると➡ 268 00:20:05,838 --> 00:20:08,674 新さんに教えてもらいました。 269 00:20:08,674 --> 00:20:12,011 自分ではあまり 自覚がなくて…。 270 00:20:12,011 --> 00:20:15,848 何か 美世の中で押し込めている 気持ちがあるなら➡ 271 00:20:15,848 --> 00:20:19,518 話してみたらどうだ。 えっ。 272 00:20:19,518 --> 00:20:23,189 異能の制御には 精神の影響も大きい。 273 00:20:23,189 --> 00:20:26,192 美世はなんでも 心に蓋をする癖がある。 274 00:20:26,192 --> 00:20:31,363 それに 私も 美世のことをもっと知りたい。 275 00:20:31,363 --> 00:20:33,566 あっ…。 276 00:20:36,535 --> 00:20:39,205 美世 私のことは どう思っている? 277 00:20:39,205 --> 00:20:41,373 えっ…! 278 00:20:41,373 --> 00:20:44,376 え… と…。 279 00:20:47,379 --> 00:20:50,683 すまない。 忘れてくれ。 280 00:21:00,826 --> 00:21:03,629 旦那様…。 281 00:21:09,335 --> 00:21:12,171 (五道)お疲れさまです 隊長。 282 00:21:12,171 --> 00:21:15,508 やはり 陣之内が見たものが 幻覚だったとしても➡ 283 00:21:15,508 --> 00:21:18,177 隊の記録が かみ合いません。 284 00:21:18,177 --> 00:21:22,348 父親が拷問される光景を 陣之内が見せられていたとき➡ 285 00:21:22,348 --> 00:21:24,850 当の陣之内師範 ご本人は➡ 286 00:21:24,850 --> 00:21:28,020 我が部隊の要請で 帝都にいたと話しており➡ 287 00:21:28,020 --> 00:21:32,525 実際に隊員たちが直接会い 言葉を交わしています。 288 00:21:32,525 --> 00:21:36,195 (薫子)本来なら 帝都から 旧都の第二部隊を通じて➡ 289 00:21:36,195 --> 00:21:38,697 父に連絡がいっていたはずです。 290 00:21:38,697 --> 00:21:41,200 (薫子)しかし 帝都側にも旧都側にも➡ 291 00:21:41,200 --> 00:21:43,702 そのような記録は 残っていませんでした。 292 00:21:43,702 --> 00:21:47,373 それにもかかわらず 父の手元には確かに➡ 293 00:21:47,373 --> 00:21:49,708 正式な要請書があったんです。 294 00:21:49,708 --> 00:21:53,212 これで 疑念が確信に変わった。 295 00:21:53,212 --> 00:21:56,715 実際に陣之内師範に 要請書を出した人間と➡ 296 00:21:56,715 --> 00:21:59,718 それを故意に隠した関係者がいる。 297 00:21:59,718 --> 00:22:03,322 甘水直に加担する何者かが➡ 298 00:22:03,322 --> 00:22:06,992 国の中枢に入り込んでいる…。 299 00:22:06,992 --> 00:22:20,005 ♬~