1 00:00:01,969 --> 00:00:19,319 ♬~ 2 00:00:19,319 --> 00:00:21,488 (美世)はぁ~…。 3 00:00:21,488 --> 00:00:23,490 ⚟アハハハハッ! あっ! 4 00:00:23,490 --> 00:00:25,492 そういや見たか? 5 00:00:25,492 --> 00:00:29,663 陣之内が給湯室を 掃除しているのを。 あぁ➡ 6 00:00:29,663 --> 00:00:31,832 ああいうふうに おとなしくしていれば➡ 7 00:00:31,832 --> 00:00:35,669 かわいげあるんだがな。 (田中)俺は嫌ですね。 8 00:00:35,669 --> 00:00:37,671 あんな生意気な女。 9 00:00:37,671 --> 00:00:40,507 お前は手ひどく やられていたもんなぁ。 10 00:00:40,507 --> 00:00:43,010 まぁ そう腐るなよ。 まったく➡ 11 00:00:43,010 --> 00:00:45,846 嫁入り前の暇潰しに つきあわされる身にも➡ 12 00:00:45,846 --> 00:00:49,182 なってみろってな~。 ハハハハッ! 13 00:00:49,182 --> 00:00:53,020 言えてるな! あの。 14 00:00:53,020 --> 00:00:57,190 (3人)んっ? ひと言よろしいでしょうか。 15 00:00:57,190 --> 00:01:01,461 対異特殊部隊は 実力主義だと聞きました。 16 00:01:01,461 --> 00:01:03,630 戦力を認められれば➡ 17 00:01:03,630 --> 00:01:06,633 女性であっても活躍できるのだと。 18 00:01:06,633 --> 00:01:08,635 違うのですか? 19 00:01:08,635 --> 00:01:12,306 そんなふうに人を悪く言えば➡ 20 00:01:12,306 --> 00:01:15,809 集まる戦力も 集まらないのではないですか? 21 00:01:15,809 --> 00:01:18,979 こっちは いつも 命を懸けて戦ってんだ。 22 00:01:18,979 --> 00:01:22,816 何も知らないあなたに 文句を言われる筋合いはない! 23 00:01:22,816 --> 00:01:25,819 おっ おい! 女は体力がない! 24 00:01:25,819 --> 00:01:30,324 腕力がない! それで 俺たちと同じように戦えるのか!? 25 00:01:30,324 --> 00:01:33,493 女は女相応の居場所に いればいいんだ! 26 00:01:33,493 --> 00:01:36,330 そんなに薫子さんを 認めたくないのでしたら➡ 27 00:01:36,330 --> 00:01:39,100 彼女と手合わせして 勝ってからにしたらいかがですか。 28 00:01:39,100 --> 00:01:44,338 なっ! あっ! あっ…。 29 00:01:44,338 --> 00:01:46,840 ぐっ…。 30 00:01:46,840 --> 00:01:49,009 うぅ…。 31 00:01:49,009 --> 00:01:51,011 なんだと~! 32 00:01:57,684 --> 00:01:59,853 薫子さん! 33 00:01:59,853 --> 00:02:02,289 (薫子)フッ 田中さん➡ 34 00:02:02,289 --> 00:02:05,292 挙手するときは グーじゃなくて パーですよ。 35 00:02:08,629 --> 00:02:12,132 離せ! おっ おい! 36 00:02:15,636 --> 00:02:19,306 あっ…。 大丈夫? ケガはない? 37 00:02:19,306 --> 00:02:21,475 私は大丈夫です。 38 00:02:21,475 --> 00:02:23,810 そう よかった~。 39 00:02:23,810 --> 00:02:28,482 もう! 気性が荒いったら。 ごめんね。 40 00:02:28,482 --> 00:02:32,653 あんなのは隊の中でも一部だから。 はい。 41 00:02:32,653 --> 00:02:34,821 あっ? 42 00:02:34,821 --> 00:02:39,126 まったく… やんなっちゃうね…。 43 00:02:45,999 --> 00:02:48,001 あっ…。 44 00:02:48,001 --> 00:02:50,337 水くみ場の掃除は あとにしましょう。 45 00:02:50,337 --> 00:02:52,639 こっちに来てください。 46 00:02:55,008 --> 00:02:58,178 わぁ~ おまんじゅう! 47 00:02:58,178 --> 00:03:01,448 少し早いけど 一服しませんか? 48 00:03:01,448 --> 00:03:04,117 今 お茶をいれますから➡ 49 00:03:04,117 --> 00:03:06,787 先に召し上がっていてください。 50 00:03:06,787 --> 00:03:09,489 ん~! 51 00:03:14,795 --> 00:03:16,797 ん~! 52 00:03:16,797 --> 00:03:20,133 おいしい…! これ どこで買ってきたの? 53 00:03:20,133 --> 00:03:22,969 あっ… すみません…。 54 00:03:22,969 --> 00:03:25,472 手作りなんです…。 55 00:03:25,472 --> 00:03:30,977 えっ! すごい 美世さんは 本当になんでもできるのね。 56 00:03:30,977 --> 00:03:33,146 そんなことは…。 57 00:03:33,146 --> 00:03:36,483 でも お口に合ったのなら よかったです。 58 00:03:36,483 --> 00:03:40,320 フフフ… 屯所で甘味だなんて初めて。 59 00:03:40,320 --> 00:03:43,490 他の隊員に悪い気がしちゃうなぁ。 60 00:03:43,490 --> 00:03:48,595 だからこれは 私と薫子さんだけの 秘密のお茶会です。 61 00:03:54,668 --> 00:03:57,337 あんまり見ないでください…。 62 00:03:57,337 --> 00:04:02,442 アハハハハッ 美世さん かわいい。 63 00:04:02,442 --> 00:04:04,744 ありがとね。 64 00:04:12,619 --> 00:04:15,288 《これで… 少しでも➡ 65 00:04:15,288 --> 00:04:20,494 薫子さんが 元気になってくれるのなら…》 66 00:06:09,603 --> 00:06:13,807 (雲庵)おや? 清霞くんじゃぁないですか。 67 00:06:17,777 --> 00:06:21,781 (雲庵)こんなところに来るなんて どこか悪いところでも? 68 00:06:21,781 --> 00:06:24,284 (清霞)つまらない冗談を言うな。 69 00:06:24,284 --> 00:06:27,787 見てわかるだろう 部下の見舞いだ。 70 00:06:27,787 --> 00:06:30,624 (雲庵)おやおやぁ? ではもしかして➡ 71 00:06:30,624 --> 00:06:33,960 こちらがうわさの 清霞くんの婚約者の? 72 00:06:33,960 --> 00:06:36,463 は… はじめまして。 73 00:06:36,463 --> 00:06:38,965 斎森美世と申します。 74 00:06:38,965 --> 00:06:41,134 僕は雲庵雀児。 75 00:06:41,134 --> 00:06:45,338 この病院の医師をやっています。 よろしく。 76 00:06:49,809 --> 00:06:52,312 あっ! 美世さん➡ 77 00:06:52,312 --> 00:06:55,815 寒い中 ずいぶん 家事を頑張っているようだが➡ 78 00:06:55,815 --> 00:06:58,652 自分を大事にしてくださいね。 79 00:06:58,652 --> 00:07:02,088 はい…。 ⚟雲庵先生! 80 00:07:02,088 --> 00:07:06,426 ⚟どちらですか? 大臣が先生をお呼びなのですが。 81 00:07:06,426 --> 00:07:09,229 おっと! うるさいのが来た。 82 00:07:11,598 --> 00:07:16,269 あれでも私の母方の 親戚にあたる身内で➡ 83 00:07:16,269 --> 00:07:22,275 治療術の高名な異能者だ。 腕は確かだが いかんせん➡ 84 00:07:22,275 --> 00:07:25,445 あの風体が人を選ぶ…。 85 00:07:25,445 --> 00:07:29,115 あっ… んっ…。 86 00:07:29,115 --> 00:07:32,952 あかぎれが…。 87 00:07:32,952 --> 00:07:34,954 (ノック) 88 00:07:34,954 --> 00:07:37,290 (五道)は~い! 89 00:07:37,290 --> 00:07:41,294 (五道)あっ! 隊長~! 来てくれたんですか! 90 00:07:41,294 --> 00:07:43,964 美世さんまで! (一志)今日だけ➡ 91 00:07:43,964 --> 00:07:46,633 やけに人気もんだねぇ 五道くん。 92 00:07:46,633 --> 00:07:50,804 (五道)何言ってんだ 俺は いつだって人気者だよ! 93 00:07:50,804 --> 00:07:53,473 (一志)つっかかるなよ。 せっかく この僕が➡ 94 00:07:53,473 --> 00:07:55,642 お見舞いに来て あげたっていうのに。 95 00:07:55,642 --> 00:08:00,080 五道さん お体の具合 いかがですか? 96 00:08:00,080 --> 00:08:04,417 いやぁ 異能心教のヤツらに まんまとハメられました。 97 00:08:04,417 --> 00:08:07,087 俺としたことが恥ずかしいです。 98 00:08:07,087 --> 00:08:10,423 でも見ててください! 復帰したら今度こそ➡ 99 00:08:10,423 --> 00:08:13,259 アイツらを 一網打尽にしてやりますから! 100 00:08:13,259 --> 00:08:16,262 強がってないで おとなしくしてなよ。 101 00:08:16,262 --> 00:08:19,265 (五道)うるさいな~! フッ。 102 00:08:19,265 --> 00:08:23,269 んっ? 隊長? あっ…! 103 00:08:25,605 --> 00:08:28,274 んっ? 旦那様? 104 00:08:28,274 --> 00:08:32,112 あぁ 雲庵に 話があるのを忘れていた。 105 00:08:32,112 --> 00:08:34,280 少し出てくる。 106 00:08:34,280 --> 00:08:37,283 (ドアの開閉音) 107 00:08:37,283 --> 00:08:39,619 なんだい? あれ。 108 00:08:39,619 --> 00:08:43,957 やっぱり責任感じてたり するんだろうな…。 109 00:08:43,957 --> 00:08:47,627 えっ! 隊長は たぶん昔のことを➡ 110 00:08:47,627 --> 00:08:50,630 思い出したんじゃないかな と思って。 111 00:08:50,630 --> 00:08:53,299 昔のこと…。 112 00:08:53,299 --> 00:08:55,969 俺の父親と隊長の話です。 113 00:08:55,969 --> 00:09:00,573 親父はかつて 対異特殊部隊の隊長でした。 114 00:09:00,573 --> 00:09:03,243 うちの親父が隊長のお父上➡ 115 00:09:03,243 --> 00:09:06,079 正清さんの 元部下だったこともあって➡ 116 00:09:06,079 --> 00:09:10,583 親父は隊長のことを 特にかわいがっていました。 117 00:09:10,583 --> 00:09:15,088 隊長の異能の才を 早くから見抜いていた親父は➡ 118 00:09:15,088 --> 00:09:20,593 折を見て隊長に 部隊へ入るよう 説得していたようですが…。 119 00:09:23,263 --> 00:09:26,599 ⦅力を持つ者には その力を➡ 120 00:09:26,599 --> 00:09:31,438 世の中に役立てる責任があると 私は考える。 121 00:09:31,438 --> 00:09:34,774 清霞 共に戦おう。 122 00:09:34,774 --> 00:09:40,447 力など… 私が望んで 手に入れたものではありません。 123 00:09:40,447 --> 00:09:42,949 うっ!⦆ (五道)親父は年々➡ 124 00:09:42,949 --> 00:09:46,619 異能が弱まっていたようです。 125 00:09:46,619 --> 00:09:50,457 後を任せられる部下がいれば…。 126 00:09:50,457 --> 00:09:54,761 引退を考えていたのかも しれません…。 127 00:09:58,298 --> 00:10:03,470 (五道)それからまもなく 親父は任務中に…。 128 00:10:03,470 --> 00:10:05,972 ⦅あぁ…。 129 00:10:17,150 --> 00:10:22,822 力を持つ者… 責任…⦆ 130 00:10:22,822 --> 00:10:26,993 俺の姿を見て きっと そんな昔のことを➡ 131 00:10:26,993 --> 00:10:29,329 思い出したのかもしれません。 132 00:10:29,329 --> 00:10:32,165 すみません…。 んっ? 133 00:10:32,165 --> 00:10:35,668 私なんかが聞くべきでは ありませんでした…。 134 00:10:35,668 --> 00:10:39,672 そんなこと! 美世さんは 隊長の婚約者なんだから➡ 135 00:10:39,672 --> 00:10:42,342 もっと知りたがっても いいくらいですよ! 136 00:10:42,342 --> 00:10:46,679 そうでしょうか? えぇ たぶん隊長だって➡ 137 00:10:46,679 --> 00:10:49,849 直接聞かれたほうが うれしいはずですよ! 138 00:10:49,849 --> 00:10:52,519 私から…。 139 00:10:52,519 --> 00:10:57,190 だいたい 陣之内のことだって 美世さんに説明すべきなのに…。 140 00:10:57,190 --> 00:11:00,293 薫子さん? あっ! 141 00:11:00,293 --> 00:11:03,630 ぐっ…! いや これはその…。 142 00:11:03,630 --> 00:11:06,132 何を下手にごまかしているのさ。 143 00:11:06,132 --> 00:11:09,469 本当に心配なら はっきり伝えといたほうが➡ 144 00:11:09,469 --> 00:11:11,971 いいんじゃないのかい? 辰石! 145 00:11:11,971 --> 00:11:17,977 陣之内薫子が久堂さんの 元婚約者候補だってこと。 146 00:11:17,977 --> 00:11:20,580 えっ…。 147 00:11:22,649 --> 00:11:26,986 そうだよ… でも… 大丈夫…。 148 00:11:26,986 --> 00:11:30,156 私はあなたの敵にはなりえない…。 149 00:11:30,156 --> 00:11:33,660 一緒に過ごしてわかったもの…。 150 00:11:40,166 --> 00:11:44,671 薫子さんが 旦那様の…。 151 00:12:05,458 --> 00:12:11,965 ⦅一志:陣之内薫子が久堂さんの 元婚約者候補だってこと。 152 00:12:11,965 --> 00:12:15,468 薫子さんが…。 といっても➡ 153 00:12:15,468 --> 00:12:19,138 縁談自体 すぐに立ち消えたらしいですよ。 154 00:12:19,138 --> 00:12:21,975 それならそれで 隊長から美世さんに➡ 155 00:12:21,975 --> 00:12:25,812 ひと言あってもいいと 思いますけどね⦆ 156 00:12:25,812 --> 00:12:29,148 《元婚約者…。 157 00:12:29,148 --> 00:12:32,151 それって つまり…》 158 00:12:34,153 --> 00:12:37,156 すまなかった。 えっ…。 159 00:12:37,156 --> 00:12:39,492 恥ずかしい話だが➡ 160 00:12:39,492 --> 00:12:44,998 五道の容体を実際に目にして 動揺してしまったんだ。 161 00:12:44,998 --> 00:12:48,835 お前にそれを 気取られたくなかった。 162 00:12:48,835 --> 00:12:53,006 あっ…。 五道に何か聞いたか? 163 00:12:53,006 --> 00:12:56,175 少し 伺いました…。 164 00:12:56,175 --> 00:13:01,280 このサーベルは 五道の父親の残したものだ。 165 00:13:01,280 --> 00:13:08,121 「力を持つ者には その力を役立てる責任がある」。 166 00:13:08,121 --> 00:13:11,624 あのとき 家への反発心から➡ 167 00:13:11,624 --> 00:13:14,961 その言葉を 理解しようとしなかった。 168 00:13:14,961 --> 00:13:20,133 そのせいで 大切なものを失ってしまった…。 169 00:13:20,133 --> 00:13:22,969 旦那様…。 170 00:13:22,969 --> 00:13:27,140 私は自分のことを語ることが 得意ではない。 171 00:13:27,140 --> 00:13:31,144 お前にも余計な心配を かけてしまったな。 172 00:13:31,144 --> 00:13:34,147 私は…。 173 00:13:34,147 --> 00:13:37,817 私は旦那様をもっと知りたいです。 174 00:13:37,817 --> 00:13:41,654 旦那様は 私が旦那様の過去を知るのは➡ 175 00:13:41,654 --> 00:13:43,823 お嫌ですか? 176 00:13:43,823 --> 00:13:48,661 いや… お前に知られて 嫌なものなど何もない。 177 00:13:48,661 --> 00:13:51,998 薫子さんが…。 んっ? 178 00:13:51,998 --> 00:13:56,669 旦那様の元婚約者だと聞きました。 ハッ! 179 00:13:56,669 --> 00:14:01,274 旦那様と薫子さんは 恋仲だったのですか? 180 00:14:01,274 --> 00:14:03,609 なぜ そう思った? 181 00:14:03,609 --> 00:14:07,780 薫子さんは とてもいい方で 美人ですし…。 182 00:14:07,780 --> 00:14:10,783 それに… あっ! 183 00:14:10,783 --> 00:14:12,785 はっきり言う。 184 00:14:12,785 --> 00:14:16,456 私が認めた婚約者は 美世 ただ一人だ。 185 00:14:16,456 --> 00:14:18,958 あっ…。 陣之内は➡ 186 00:14:18,958 --> 00:14:22,295 今も昔も私の優秀な部下だ。 187 00:14:22,295 --> 00:14:25,298 それ以上でも それ以下でもない。 188 00:14:25,298 --> 00:14:28,301 そう… ですか…。 189 00:14:28,301 --> 00:14:30,636 私を信じろ。 190 00:14:30,636 --> 00:14:32,638 はい。 191 00:14:32,638 --> 00:14:36,809 はぁ… 不安にさせたなら悪かった。 192 00:14:36,809 --> 00:14:40,480 言っておかなかった私に非がある。 193 00:14:40,480 --> 00:14:42,482 これからは話すよう努めよう。 194 00:14:42,482 --> 00:14:46,986 お前の不安が 少しでも消えるように。 195 00:14:46,986 --> 00:14:49,789 ありがとうございます。 196 00:14:55,828 --> 00:15:11,944 ♬~ 197 00:15:11,944 --> 00:15:14,113 あっ! (ガラスにひびが入る音) 198 00:15:14,113 --> 00:15:16,816 (ガラスの割れる音) 199 00:15:22,455 --> 00:15:24,957 (百足山)くっ… うぅ…。 200 00:15:24,957 --> 00:15:27,126 うっ… うっ…。 201 00:15:27,126 --> 00:15:29,462 (隊員たちのうめき声) 202 00:15:29,462 --> 00:15:31,964 あぁ… あぁ…! 203 00:15:31,964 --> 00:15:36,135 (甘水)フフフフフ…。 204 00:15:36,135 --> 00:15:40,540 ハッ! ハァ ハァ ハァ…。 205 00:15:44,811 --> 00:15:48,014 今のは…? 206 00:15:58,991 --> 00:16:01,260 あっ! 207 00:16:01,260 --> 00:16:04,263 薫子さん おはようございます。 (ドアの閉まる音) 208 00:16:04,263 --> 00:16:07,266 美世さん…。 209 00:16:07,266 --> 00:16:09,769 ちょうどよかった。 昨日➡ 210 00:16:09,769 --> 00:16:11,771 五道さんのお見舞いに行って➡ 211 00:16:11,771 --> 00:16:14,273 帰りに おだんごを買ってきたんです。 212 00:16:14,273 --> 00:16:16,943 一緒に食べませんか? 213 00:16:16,943 --> 00:16:19,445 今 お茶いれますね。 214 00:16:19,445 --> 00:16:21,614 ごめんなさい…。 あっ!? 215 00:16:21,614 --> 00:16:25,618 一緒には食べられない…。 えっ? 216 00:16:25,618 --> 00:16:29,121 そんな資格 私にはない。 217 00:16:29,121 --> 00:16:31,290 資格? 218 00:16:31,290 --> 00:16:35,294 昨日 実は私も 五道さんのお見舞い行ってたの。 219 00:16:35,294 --> 00:16:37,964 それで居合わせちゃったんだ。 220 00:16:37,964 --> 00:16:41,467 美世さんが… 私が隊長の➡ 221 00:16:41,467 --> 00:16:45,805 元婚約者候補だってことを 聞かされているところ…。 222 00:16:45,805 --> 00:16:48,007 あっ! 223 00:16:50,643 --> 00:16:53,145 そうだったんですね。 224 00:16:53,145 --> 00:16:56,649 でも いらしたのなら声ぐらい…。 225 00:16:56,649 --> 00:16:58,818 かけられなかった…。 226 00:16:58,818 --> 00:17:04,757 だって私… 本当に好きだったから 隊長のこと。 227 00:17:04,757 --> 00:17:07,760 あっ…! 228 00:17:07,760 --> 00:17:12,431 気持ちを伝えもしなかった 完全な片思いだけど…。 229 00:17:12,431 --> 00:17:16,435 だから 久々に 帝都に戻ることになったとき➡ 230 00:17:16,435 --> 00:17:19,105 本当は憂鬱だった。 231 00:17:19,105 --> 00:17:22,775 好きだった人と 私をよく思わない隊員たちが➡ 232 00:17:22,775 --> 00:17:26,112 いる場所に戻るなんてって…。 233 00:17:26,112 --> 00:17:29,949 でも 美世さんに出会った。 234 00:17:29,949 --> 00:17:33,452 最初は複雑な気持ちもあった。 235 00:17:33,452 --> 00:17:37,790 けれど あなたと過ごして 大好きになって…。 236 00:17:37,790 --> 00:17:40,626 隊員からの陰口や圧力にだって➡ 237 00:17:40,626 --> 00:17:43,462 美世さんのくれた優しさを 思い出せば➡ 238 00:17:43,462 --> 00:17:46,799 乗り越えられる気がした…。 239 00:17:46,799 --> 00:17:50,469 なのに なのにね…。 240 00:17:50,469 --> 00:17:54,473 心のどこかでは いまだに隊長への➡ 241 00:17:54,473 --> 00:17:59,912 未練がましい気持ちを 拭いきれない自分がいるの…。 242 00:17:59,912 --> 00:18:02,915 こんな どっちつかずで私は➡ 243 00:18:02,915 --> 00:18:08,421 美世さんに優しくされる資格も 友達でいる資格もない…。 244 00:18:08,421 --> 00:18:12,425 今まで隠してて本当にごめん…。 245 00:18:12,425 --> 00:18:14,760 (すすり泣き) 246 00:18:14,760 --> 00:18:18,464 顔を… 上げてください。 247 00:18:22,268 --> 00:18:25,271 旦那様を 私と薫子さんが➡ 248 00:18:25,271 --> 00:18:28,608 友達になれない理由にされるのは 嫌です。 249 00:18:28,608 --> 00:18:30,810 それは…。 250 00:18:33,446 --> 00:18:36,449 あっ。 そして…。 251 00:18:36,449 --> 00:18:38,618 ハッ! 252 00:18:38,618 --> 00:18:41,620 薫子さんと友達になれないのは➡ 253 00:18:41,620 --> 00:18:44,457 もっと嫌です。 254 00:18:44,457 --> 00:18:47,627 友情よりも 愛情のほうが上だなんて➡ 255 00:18:47,627 --> 00:18:50,796 私には思えません。 256 00:18:50,796 --> 00:18:54,300 薫子さんは同性で初めてできた➡ 257 00:18:54,300 --> 00:18:57,603 大切な友達なんです。 258 00:19:00,906 --> 00:19:05,745 初めての女友達が… こんな私でいいの? 259 00:19:05,745 --> 00:19:08,080 薫子さんがいいんです! 260 00:19:08,080 --> 00:19:12,418 あっ… 美世さん…。 261 00:19:12,418 --> 00:19:16,756 (泣き声) 262 00:19:16,756 --> 00:19:20,760 これからも いろんなことを話しましょう。 263 00:19:20,760 --> 00:19:25,097 悩み事だってなんだって 聞かせてほしいです。 264 00:19:25,097 --> 00:19:29,268 ハッ! うっ うぅ…。 265 00:19:29,268 --> 00:19:40,579 (泣き声) 266 00:19:44,283 --> 00:19:46,285 (車の走行音) 267 00:19:46,285 --> 00:19:48,287 (新)あっ! (車の走行音) 268 00:19:55,961 --> 00:19:59,632 帝!? 269 00:19:59,632 --> 00:20:02,134 どういうことだ!? 270 00:20:02,134 --> 00:20:04,303 いったい門番は何を…!? 271 00:20:04,303 --> 00:20:07,640 あっ あぁ…。 なっ! 272 00:20:07,640 --> 00:20:09,809 あああ…。 273 00:20:09,809 --> 00:20:11,811 ううう…。 274 00:20:14,814 --> 00:20:17,316 甘水の異能か…! 275 00:20:17,316 --> 00:20:20,820 (百足山)なんですって!? 陛下が!? 276 00:20:20,820 --> 00:20:23,823 今 薄刃新が後を追っている。 277 00:20:23,823 --> 00:20:25,991 私は現場に急行する。 278 00:20:25,991 --> 00:20:30,162 では私も! いや お前は ここに残れ。 279 00:20:30,162 --> 00:20:32,164 屯所の守りは任せる。 280 00:20:32,164 --> 00:20:35,835 聞いてのとおりだ。 私は これから屯所を留守にする。 281 00:20:35,835 --> 00:20:38,003 十分に注意してくれ! 282 00:20:38,003 --> 00:20:42,007 はい。 旦那様も お気をつけて いってらっしゃいませ。 283 00:20:42,007 --> 00:20:44,844 陣之内 美世を頼んだぞ。 284 00:20:44,844 --> 00:20:46,846 はい! 285 00:20:55,855 --> 00:20:59,358 んっ? 286 00:20:59,358 --> 00:21:01,293 うあ…。 287 00:21:01,293 --> 00:21:04,296 うわぁ! 288 00:21:04,296 --> 00:21:06,465 あぅぅ…。 289 00:21:06,465 --> 00:21:09,969 あぅ ああ…! 290 00:21:09,969 --> 00:21:13,639 あぁ うぅ…。 291 00:21:13,639 --> 00:21:20,980 (もがき声) 292 00:21:20,980 --> 00:21:23,649 (田中)班長 どうしてここに? 293 00:21:23,649 --> 00:21:27,486 (百足山)屯所の周りに 強力な結界を張ってはいるが…。 294 00:21:27,486 --> 00:21:29,655 念には念を入れんとな…。 295 00:21:29,655 --> 00:21:32,158 この道場には死角がない。 296 00:21:32,158 --> 00:21:34,994 四方くまなく監視できる。 297 00:21:34,994 --> 00:21:38,664 くれぐれも勝手な行動は 慎んでいただきた…! 298 00:21:38,664 --> 00:21:41,667 あっ! なっ! あっ! 299 00:21:44,170 --> 00:21:47,339 落ち着け! 皆 その場から動くな! 300 00:21:47,339 --> 00:21:49,341 ハッ! 301 00:21:51,343 --> 00:21:53,846 あっ…。 302 00:21:53,846 --> 00:21:57,550 あぁ…。 ハッ!? うっ! 303 00:22:01,620 --> 00:22:04,790 あぁ 皆おそろいで…。 304 00:22:04,790 --> 00:22:09,295 こんなに熱烈に 歓迎してもらえるとは…。 305 00:22:09,295 --> 00:22:18,804 ♬~