1 00:00:23,503 --> 00:00:25,703 (美世)ここは…。 2 00:00:28,842 --> 00:00:30,842 (美世)えっ。 3 00:00:36,683 --> 00:00:38,685 誰か…。 4 00:00:38,685 --> 00:00:42,385 誰か 助けて! 誰か! 5 00:00:44,858 --> 00:00:47,958 (香耶)あら お姉様 もうお目覚めだったのね。 6 00:00:50,030 --> 00:00:52,032 (香耶)ご機嫌はいかが? 7 00:00:52,032 --> 00:00:54,932 いい夢は見られたかしら? 8 00:02:44,010 --> 00:02:46,179 (幸次)もっと急いでください! 9 00:02:46,179 --> 00:02:48,848 (清霞)そう焦っても 状況は変わらん。 10 00:02:48,848 --> 00:02:51,851 少しは落ち着け。 (幸次)ん…。 11 00:02:51,851 --> 00:02:53,853 ずいぶん冷静なんですね。 12 00:02:53,853 --> 00:02:55,855 あなたの婚約者が 13 00:02:55,855 --> 00:02:59,526 今どんな目に遭っているかも わからないというのに…。 14 00:02:59,526 --> 00:03:02,696 本当に 間違いないのだな? 15 00:03:02,696 --> 00:03:07,701 (幸次)ええ 美世は 斎森にいるはずです。 16 00:03:07,701 --> 00:03:09,869 (香耶)なかなか お目覚めにならないから 17 00:03:09,869 --> 00:03:11,871 ついに心の臓が 18 00:03:11,871 --> 00:03:15,642 止まってしまわれたのかと 思ってしまったわ。 19 00:03:15,642 --> 00:03:19,813 ど どういうつもりで こんなことを…。 20 00:03:19,813 --> 00:03:22,649 (香乃子)本当に いまいましい。 は…。 21 00:03:22,649 --> 00:03:25,485 (香乃子)あなたは おとなしく 使用人をしているか 22 00:03:25,485 --> 00:03:28,655 どこぞで野たれ死んでいれば よかったのよ。 23 00:03:28,655 --> 00:03:30,657 この身のほど知らずが! 24 00:03:30,657 --> 00:03:34,160 (香乃子)あなた 久堂様の婚約者から 25 00:03:34,160 --> 00:03:36,663 今すぐ降りなさい。 え…。 26 00:03:36,663 --> 00:03:39,833 いいこと? 久堂様に あなたの口から 27 00:03:39,833 --> 00:03:43,336 「縁談をお断りします」 って言うのよ? 28 00:03:43,336 --> 00:03:49,843 やっぱり お姉様に久堂様の妻は 荷が重すぎると思うのよねえ。 29 00:03:49,843 --> 00:03:51,943 フフッ。 30 00:03:54,514 --> 00:03:59,018 そんなきれいなお着物なんか 身に着けちゃって…。 31 00:03:59,018 --> 00:04:01,718 分不相応だとは思わないの? 32 00:04:03,690 --> 00:04:08,027 (香耶)ねえ 断るって 約束してくれないかしら? 33 00:04:08,027 --> 00:04:11,727 でないと この大事な大事なお着物を…。 34 00:04:13,633 --> 00:04:15,635 お姉様に似合うように 35 00:04:15,635 --> 00:04:18,835 仕立て直さなきゃ いけなくなってしまうわ。 36 00:04:21,808 --> 00:04:25,311 (香耶)ウッフフ。 こ~んなに高価な着物を 37 00:04:25,311 --> 00:04:28,148 買ってもらう お願いができるんだもの。 38 00:04:28,148 --> 00:04:33,319 縁談をなかったことにするのも 簡単でしょ? 39 00:04:33,319 --> 00:04:36,656 私が 久堂様と婚約したら 40 00:04:36,656 --> 00:04:39,993 お姉様には 幸次さんを 返してあげるわ。 41 00:04:39,993 --> 00:04:42,162 さあ お姉様。 42 00:04:42,162 --> 00:04:45,162 久堂様には なんて言うのかしら? 43 00:04:47,167 --> 00:04:49,669 や…。 (香耶)や~? 44 00:04:49,669 --> 00:04:53,173 やめて…。 (切る音) 45 00:04:53,173 --> 00:04:55,373 は…。 46 00:04:58,845 --> 00:05:02,182 い いやあ…。 違うでしょ? 47 00:05:02,182 --> 00:05:06,482 (香耶)私が聞きたいのは そんな言葉じゃないわ。 48 00:05:11,191 --> 00:05:14,794 ちゃんと お姉様の口から 聞かせてちょうだい? 49 00:05:14,794 --> 00:05:18,294 縁談を 断るって。 50 00:05:20,800 --> 00:05:24,600 《どうして… どうしてこんなこと…》 51 00:05:26,639 --> 00:05:30,977 《ここで諦めてしまうのは きっと簡単…。 52 00:05:30,977 --> 00:05:33,480 でも これだけは…。 53 00:05:33,480 --> 00:05:37,180 これだけは 誰にも譲りたくない》 54 00:05:39,319 --> 00:05:41,988 どうしたの? 声が出ないの? 55 00:05:41,988 --> 00:05:45,825 お姉様は 本当にダメね。 56 00:05:45,825 --> 00:05:52,999 ~ 57 00:05:52,999 --> 00:05:56,002 で す…。 ん~? 58 00:05:56,002 --> 00:05:58,338 いやです。 59 00:05:58,338 --> 00:06:02,008 そんなお願いは 聞けません! 60 00:06:02,008 --> 00:06:04,010 なっ! 61 00:06:04,010 --> 00:06:06,410 (香乃子)生意気な! 62 00:06:08,515 --> 00:06:11,851 この…。 (香耶)お母様。 63 00:06:11,851 --> 00:06:14,954 私に任せて。 64 00:06:14,954 --> 00:06:16,954 あ…。 65 00:06:20,793 --> 00:06:23,893 お姉様は やっぱり 地べたがお似合いね。 66 00:06:26,633 --> 00:06:28,968 う う…。 ね~え。 67 00:06:28,968 --> 00:06:31,471 お姉様は出来損ないでしょ? 68 00:06:31,471 --> 00:06:36,142 私と違って 見鬼の才もなければ 長所の一つもないじゃない? 69 00:06:36,142 --> 00:06:39,145 そんな家の恥のお姉様が 70 00:06:39,145 --> 00:06:43,845 久堂様の妻になんて 初めから どうかしていたのよ。 71 00:06:46,319 --> 00:06:48,488 おい! 開けろ! (香耶)いいと思わない? 72 00:06:48,488 --> 00:06:53,493 この斎森のおうちも 幸次さんも手に入るのよ? 73 00:06:53,493 --> 00:06:58,998 お姉様はそれを ずっと望んでいたでしょう? 74 00:06:58,998 --> 00:07:02,168 私…。 75 00:07:02,168 --> 00:07:05,338 私が…。 76 00:07:05,338 --> 00:07:10,009 旦那様の 久堂清霞の婚約者です。 77 00:07:10,009 --> 00:07:13,179 絶対に譲れません。 78 00:07:13,179 --> 00:07:15,281 なによ それ…。 79 00:07:15,281 --> 00:07:18,952 いい加減におし! 80 00:07:18,952 --> 00:07:23,623 その年まで 育ててやった恩を! 81 00:07:23,623 --> 00:07:27,794 嫁に行った途端に あだで返そうだなんて! 82 00:07:27,794 --> 00:07:29,894 (香乃子)本当に いやらしい子ね! 83 00:07:32,465 --> 00:07:35,134 あなたなんかに わたくしの人生が 84 00:07:35,134 --> 00:07:37,637 狂わされて たまるものかしら! 85 00:07:37,637 --> 00:07:43,309 《今までの私なら きっと謝っていた…。 86 00:07:43,309 --> 00:07:48,648 早く嵐が去るように そうやって生きてきた…。 87 00:07:48,648 --> 00:07:52,318 そのほうが 楽だったから…。 88 00:07:52,318 --> 00:07:55,318 でも 諦めたく ない…》 89 00:07:57,657 --> 00:08:02,328 《もう 何もできなかった 昔の私とは違う。 90 00:08:02,328 --> 00:08:06,332 私は… 旦那様の元へ…》 91 00:08:06,332 --> 00:08:09,168 おい 少し下がってろ。 92 00:08:09,168 --> 00:08:11,170 えっ。 93 00:08:11,170 --> 00:08:13,172 なんて諦めの悪い…。 94 00:08:13,172 --> 00:08:15,108 (雷鳴) 95 00:08:15,108 --> 00:08:18,308 なに? は…。 96 00:08:22,448 --> 00:08:26,148 な なんてことを…。 97 00:08:28,121 --> 00:08:30,790 行くぞ。 え… あ はい! 98 00:08:30,790 --> 00:08:33,126 (真一)何事だ!? 99 00:08:33,126 --> 00:08:36,462 く 久堂殿 待ってくれ! 100 00:08:36,462 --> 00:08:38,464 これはいったい…。 101 00:08:38,464 --> 00:08:40,967 美世はどこだ 斎森殿。 102 00:08:40,967 --> 00:08:43,803 (真一)美世? (実)美世ならば 103 00:08:43,803 --> 00:08:45,972 もう久堂家には戻らぬ。 104 00:08:45,972 --> 00:08:50,309 父さん… あなたって人は! 105 00:08:50,309 --> 00:08:52,311 (実)久堂清霞。 106 00:08:52,311 --> 00:08:55,148 これほど早く来ようとはな。 107 00:08:55,148 --> 00:08:57,817 私の婚約者はどこにいる。 108 00:08:57,817 --> 00:09:03,656 美世はもう あなたには会わぬ 戻らぬと言っている。 109 00:09:03,656 --> 00:09:06,993 本人の意思は 本人に聞いて確かめる。 110 00:09:06,993 --> 00:09:09,328 言わないなら そこをどけ。 111 00:09:09,328 --> 00:09:11,330 断る。 112 00:09:11,330 --> 00:09:15,435 無理にでも通ると言うのなら こちらとて黙ってはおれん。 113 00:09:15,435 --> 00:09:19,939 ならば 力ずくで押し通る。 114 00:09:19,939 --> 00:09:21,941 ま 待たれよ! 115 00:09:21,941 --> 00:09:24,610 いったいどうなっている!? 辰石! 116 00:09:24,610 --> 00:09:27,447 あとで娘に話を聞くことだな。 117 00:09:27,447 --> 00:09:30,616 (実)正門は木っ端みじんだ。 118 00:09:30,616 --> 00:09:35,621 このまま侵入を許せば この屋敷も破壊されかねんぞ。 119 00:09:35,621 --> 00:09:38,624 それが嫌なら お前も手を貸せ。 120 00:09:38,624 --> 00:09:40,626 ん… くっ。 121 00:09:40,626 --> 00:09:42,626 (実/真一)はっ! 122 00:09:49,635 --> 00:09:53,473 あ…。 さすがは久堂家の当主だ。 123 00:09:53,473 --> 00:09:55,473 ふん…。 124 00:10:05,651 --> 00:10:07,651 はあ! 125 00:10:16,162 --> 00:10:18,498 無駄なことを…。 126 00:10:18,498 --> 00:10:22,898 な…。 本物の 化け物か…。 127 00:10:24,837 --> 00:10:27,340 邪魔だ どけ。 128 00:10:27,340 --> 00:10:30,009 (実/真一)うああ! ああ! 129 00:10:30,009 --> 00:10:32,209 ああ… あ…。 130 00:10:40,019 --> 00:10:42,688 《幸次:戦いにすらならない。 131 00:10:42,688 --> 00:10:45,188 大人と赤子ほどの実力差だ…》 132 00:10:47,193 --> 00:10:49,195 《幸次:これが 133 00:10:49,195 --> 00:10:59,205 当代最強といわれる 異能者の実力なのか…》 134 00:10:59,205 --> 00:11:01,205 なんなの 今の? 135 00:11:07,713 --> 00:11:11,384 う… み 見苦しいのよ! 136 00:11:11,384 --> 00:11:13,820 う…。 早く言いなさい! 137 00:11:13,820 --> 00:11:17,490 久堂家との縁談を お断りします と! 138 00:11:17,490 --> 00:11:20,690 いや です…。 139 00:11:23,162 --> 00:11:26,332 こんの~! う ぐ…。 140 00:11:26,332 --> 00:11:30,670 (香乃子)いい加減 立場を わきまえろと言っているのよ! 141 00:11:30,670 --> 00:11:34,340 もう 決して 譲らない…。 142 00:11:34,340 --> 00:11:38,940 私を信じてくれる 旦那様のために! 143 00:11:41,013 --> 00:11:43,182 美世…。 144 00:11:43,182 --> 00:11:46,185 蔵? (幸次)はい。 145 00:11:46,185 --> 00:11:50,523 今は ほとんど使われていない 古い蔵があります。 146 00:11:50,523 --> 00:11:53,192 もしかしたら 美世はそこに…。 147 00:11:53,192 --> 00:11:55,392 案内しろ。 はい。 148 00:11:58,030 --> 00:12:00,030 あ…。 149 00:12:10,209 --> 00:12:12,879 行かせるか~! 150 00:12:12,879 --> 00:12:16,816 父さん!? こんなところで炎を使うとは 151 00:12:16,816 --> 00:12:19,116 どこまで愚かになれば気がすむ。 152 00:12:28,661 --> 00:12:31,163 なんて ことを…。 153 00:12:31,163 --> 00:12:34,363 んん~! 154 00:12:38,004 --> 00:12:40,673 美世は渡さん! 155 00:12:40,673 --> 00:12:42,873 そこまでだ。 156 00:12:47,513 --> 00:12:53,185 は… うああ~! 157 00:12:53,185 --> 00:12:59,191 ~ 158 00:12:59,191 --> 00:13:03,191 あ…。 気絶させただけだ 急ぐぞ。 159 00:13:07,199 --> 00:13:09,399 なぜ こんなことに…。 160 00:13:14,307 --> 00:13:16,642 いい加減に言いなさいよ! 161 00:13:16,642 --> 00:13:20,813 縁談を断るって! う…。 162 00:13:20,813 --> 00:13:22,813 早く! 163 00:13:24,817 --> 00:13:30,117 《以前の私は 命が尽きる瞬間を待っていた》 164 00:13:32,658 --> 00:13:36,495 《毎日が苦しくて 悲しくて…。 165 00:13:36,495 --> 00:13:40,666 心を殺したまま 生きるのにも疲れて…。 166 00:13:40,666 --> 00:13:45,866 自分の居場所なんて どこにもないと思っていたから》 167 00:13:48,174 --> 00:13:52,178 《でも…》 168 00:13:52,178 --> 00:13:54,347 《違った…》 169 00:13:54,347 --> 00:13:59,852 私がお前に… ここにいてほしいんだ 170 00:13:59,852 --> 00:14:04,652 《居場所はあった… あの人のそばに…》 171 00:14:07,193 --> 00:14:09,362 (香耶)言え! 早く! 172 00:14:09,362 --> 00:14:13,966 絶対に 言いま せん…。 173 00:14:13,966 --> 00:14:17,866 言え~! 174 00:14:19,805 --> 00:14:25,605 私は… 旦那様のおそばに…。 175 00:14:27,646 --> 00:14:30,346 (扉が開く音) 176 00:14:32,985 --> 00:14:38,991 ~ 177 00:14:38,991 --> 00:14:40,991 は… 久堂様? 178 00:14:42,995 --> 00:14:45,998 は…。 179 00:14:45,998 --> 00:14:48,698 美世! あ…。 180 00:14:52,004 --> 00:14:54,840 《本当に 来てくれた…。 181 00:14:54,840 --> 00:14:57,140 旦那様…》 182 00:14:59,178 --> 00:15:02,978 《私 諦めませんでしたよ…》 183 00:15:07,686 --> 00:15:09,986 美世…。 184 00:15:13,793 --> 00:15:16,462 だん な 様…。 185 00:15:16,462 --> 00:15:19,632 もう 大丈夫だ。 186 00:15:19,632 --> 00:15:25,332 私なんかのために こんな所まで…。 187 00:15:27,807 --> 00:15:31,477 ありがとうござい ます…。 188 00:15:31,477 --> 00:15:47,493 ~ 189 00:15:47,493 --> 00:15:49,995 さっきから いったい何の…。 190 00:15:49,995 --> 00:15:51,995 はっ。 191 00:15:56,335 --> 00:15:59,505 そんな… いや…。 192 00:15:59,505 --> 00:16:01,505 いやあ~! 193 00:16:03,509 --> 00:16:06,409 こんなふうになるまで 何をした。 194 00:16:09,181 --> 00:16:13,185 無抵抗の人間に これほどの傷を負わせてまで 195 00:16:13,185 --> 00:16:15,121 何をさせようとした。 196 00:16:15,121 --> 00:16:19,291 私は 悪くありませんわ! 197 00:16:19,291 --> 00:16:24,463 (香耶)私はただ 間違いを正そうと そう思っただけで…。 198 00:16:24,463 --> 00:16:26,465 間違い? 199 00:16:26,465 --> 00:16:29,468 (香耶)お姉様は 見鬼の才はないし 200 00:16:29,468 --> 00:16:33,305 見た目も貧相で 使用人としても使えない。 201 00:16:33,305 --> 00:16:36,976 そんな人が 久堂家に 受け入れてもらえるだなんて 202 00:16:36,976 --> 00:16:39,311 何かの間違いでしょう!? 203 00:16:39,311 --> 00:16:43,816 お父様もお母さまも 私を一番だと言ってくれるわ! 204 00:16:43,816 --> 00:16:46,986 お姉様と大違いだって! 205 00:16:46,986 --> 00:16:49,822 すべてにおいて 私のほうが…。 206 00:16:49,822 --> 00:16:51,991 黙れ。 は…。 207 00:16:51,991 --> 00:16:55,327 これ以上 お前のたわごとは聞きたくない。 208 00:16:55,327 --> 00:17:03,502 ~ 209 00:17:03,502 --> 00:17:06,839 どうして どうして わかってくださらないの。 210 00:17:06,839 --> 00:17:08,939 ひどいわ! 211 00:17:11,010 --> 00:17:14,446 お前のくだらん自慢話は もうたくさんだ。 212 00:17:14,446 --> 00:17:18,450 私がお前のような 傲慢な女を選ぶことなど 213 00:17:18,450 --> 00:17:21,620 天地がひっくり返ってもありえん。 214 00:17:21,620 --> 00:17:23,622 どけ。 215 00:17:23,622 --> 00:17:32,631 ~ 216 00:17:32,631 --> 00:17:34,631 く…。 217 00:17:37,136 --> 00:17:42,141 どうして… どうしてこうなるの…。 218 00:17:42,141 --> 00:17:45,978 (幸次)香耶 僕たちも避難しよう。 219 00:17:45,978 --> 00:17:49,148 私は間違ってないわ…。 220 00:17:49,148 --> 00:17:52,985 (香耶)離して! ねえ 放っておいて! 221 00:17:52,985 --> 00:17:55,321 うるさい! は…。 222 00:17:55,321 --> 00:17:57,489 な なによ…。 223 00:17:57,489 --> 00:18:00,492 幸次さんは お姉様が好きなんでしょう? 224 00:18:00,492 --> 00:18:02,494 私のことなんて構わずに 225 00:18:02,494 --> 00:18:04,496 さっさと逃げればいいじゃない! 226 00:18:04,496 --> 00:18:06,498 ああ そうさ。 227 00:18:06,498 --> 00:18:10,398 君の言うとおり 僕が一番大事なのは美世だ。 228 00:18:13,939 --> 00:18:18,611 でもね 君なんかでも 死んだら 美世は悲しむ。 229 00:18:18,611 --> 00:18:21,614 また傷を増やすことになるんだ。 230 00:18:21,614 --> 00:18:25,618 君の… いや 僕たちのせいで! 231 00:18:25,618 --> 00:18:29,318 だから 絶対に置いていくもんか! 232 00:18:45,804 --> 00:18:47,806 あ…。 233 00:18:47,806 --> 00:18:51,306 (澄美)大きくなったわね 美世。 234 00:18:54,813 --> 00:18:57,149 お母様…。 235 00:18:57,149 --> 00:19:01,153 (澄美)いろいろと 辛い思いをさせてしまって 236 00:19:01,153 --> 00:19:03,489 ごめんなさい。 237 00:19:03,489 --> 00:19:07,660 自分を信じるのよ。 238 00:19:07,660 --> 00:19:10,496 あなたの中の その力を。 239 00:19:10,496 --> 00:19:12,496 えっ? 240 00:19:15,267 --> 00:19:18,767 私の… チカラ? 241 00:19:26,111 --> 00:19:28,447 (杯の割れる音) 242 00:19:28,447 --> 00:19:31,116 (今上帝)いとわしい…。 243 00:19:31,116 --> 00:19:33,452 憎らしい…。 244 00:19:33,452 --> 00:19:37,289 ほんに 目障りなことよ…。 245 00:19:37,289 --> 00:19:39,958 辰石の役立たずめ。 246 00:19:39,958 --> 00:19:46,298 このままでは 薄刃の血は 久堂のものではないか。 247 00:19:46,298 --> 00:19:48,300 (新)陛下…。 248 00:19:48,300 --> 00:19:52,971 (新)そろそろ 例の許可を賜りたく存じます。 249 00:19:52,971 --> 00:19:58,310 どうか 我々に悲願成就の機会を お与えください。 250 00:19:58,310 --> 00:20:02,481 (新)あるべきものを あるべき場所へ。 251 00:20:02,481 --> 00:20:05,818 (今上帝)近く状況は動く。 252 00:20:05,818 --> 00:20:08,987 行動を許可しよう。 253 00:20:08,987 --> 00:20:13,325 ただし 時期を見誤らぬことだ。 254 00:20:13,325 --> 00:20:15,828 かしこまりました。 255 00:20:15,828 --> 00:20:18,664 では 予定どおり 256 00:20:18,664 --> 00:20:21,864 行動を開始させていただきます。 257 00:20:23,836 --> 00:20:27,636 必ずや あの異能は潰すのだ。 258 00:20:39,852 --> 00:20:42,152 ん…。 259 00:20:51,864 --> 00:20:54,867 旦那 様? 260 00:20:54,867 --> 00:20:57,035 あ… 美世! 261 00:20:57,035 --> 00:21:01,540 旦那様…。 ああ 私だ。 262 00:21:01,540 --> 00:21:04,877 う…。 無理をするな 寝ていろ。 263 00:21:04,877 --> 00:21:07,677 あの でも…。 264 00:21:18,991 --> 00:21:21,493 本当に 大丈夫か? 265 00:21:21,493 --> 00:21:25,664 はい。 あの 旦那様…。 266 00:21:25,664 --> 00:21:28,834 今回は 私の不注意のせいで…。 267 00:21:28,834 --> 00:21:30,836 お前のせいではない。 268 00:21:30,836 --> 00:21:33,436 決して なに一つ…。 269 00:21:35,841 --> 00:21:37,941 お前は悪くないのだ。 270 00:21:45,017 --> 00:21:49,521 ありがとうございます 旦那様。 271 00:21:49,521 --> 00:21:52,421 (ゆり江)美世様! あ…。 272 00:21:54,359 --> 00:21:57,362 (ゆり江)あ… ああ! 273 00:21:57,362 --> 00:21:59,698 ゆり江さん…。 274 00:21:59,698 --> 00:22:02,868 美世様! よかった! 275 00:22:02,868 --> 00:22:07,706 意識が戻られて…。 ゆ ゆり江さん… あの…。 276 00:22:07,706 --> 00:22:10,209 顔を上げてください…。 277 00:22:10,209 --> 00:22:13,212 もし美世様に何かあったらと 278 00:22:13,212 --> 00:22:17,316 ゆり江は ゆり江は…。 279 00:22:17,316 --> 00:22:19,616 フッ。 あ…。 280 00:22:21,820 --> 00:22:24,920 本当に 美世が無事でよかった。 281 00:22:30,829 --> 00:22:32,929 はい!