1 00:00:10,177 --> 00:00:12,379 (美世)ここは…。 2 00:00:15,515 --> 00:00:17,517 (美世)えっ。 3 00:00:23,357 --> 00:00:25,359 誰か…。 4 00:00:25,359 --> 00:00:29,062 誰か 助けて! 誰か! 5 00:00:31,532 --> 00:00:34,635 (香耶)あら お姉様 もうお目覚めだったのね。 6 00:00:36,703 --> 00:00:38,705 (香耶)ご機嫌はいかが? 7 00:00:38,705 --> 00:00:41,608 いい夢は見られたかしら? 8 00:02:30,684 --> 00:02:32,853 (幸次)もっと急いでください! 9 00:02:32,853 --> 00:02:35,522 (清霞)そう焦っても 状況は変わらん。 10 00:02:35,522 --> 00:02:38,525 少しは落ち着け。 (幸次)ん…。 11 00:02:38,525 --> 00:02:40,527 ずいぶん冷静なんですね。 12 00:02:40,527 --> 00:02:42,529 あなたの婚約者が➡ 13 00:02:42,529 --> 00:02:46,199 今どんな目に遭っているかも わからないというのに…。 14 00:02:46,199 --> 00:02:49,369 本当に 間違いないのだな? 15 00:02:49,369 --> 00:02:54,374 (幸次)ええ 美世は 斎森にいるはずです。 16 00:02:54,374 --> 00:02:56,543 (香耶)なかなか お目覚めにならないから➡ 17 00:02:56,543 --> 00:02:58,545 ついに心の臓が➡ 18 00:02:58,545 --> 00:03:02,315 止まってしまわれたのかと 思ってしまったわ。 19 00:03:02,315 --> 00:03:06,486 ど どういうつもりで こんなことを…。 20 00:03:06,486 --> 00:03:09,322 (香乃子)本当に いまいましい。 は…。 21 00:03:09,322 --> 00:03:12,159 (香乃子)あなたは おとなしく 使用人をしているか➡ 22 00:03:12,159 --> 00:03:15,328 どこぞで野たれ死んでいれば よかったのよ。 23 00:03:15,328 --> 00:03:17,330 この身のほど知らずが! 24 00:03:17,330 --> 00:03:20,834 (香乃子)あなた 久堂様の婚約者から➡ 25 00:03:20,834 --> 00:03:23,336 今すぐ降りなさい。 え…。 26 00:03:23,336 --> 00:03:26,506 いいこと? 久堂様に あなたの口から➡ 27 00:03:26,506 --> 00:03:30,010 「縁談をお断りします」 って言うのよ? 28 00:03:30,010 --> 00:03:36,516 やっぱり お姉様に久堂様の妻は 荷が重すぎると思うのよねえ。 29 00:03:36,516 --> 00:03:38,618 フフッ。 30 00:03:41,188 --> 00:03:45,692 そんなきれいなお着物なんか 身に着けちゃって…。 31 00:03:45,692 --> 00:03:48,395 分不相応だとは思わないの? 32 00:03:50,363 --> 00:03:54,701 (香耶)ねえ 断るって 約束してくれないかしら? 33 00:03:54,701 --> 00:03:58,405 でないと この大事な大事なお着物を…。 34 00:04:00,307 --> 00:04:02,309 お姉様に似合うように➡ 35 00:04:02,309 --> 00:04:05,512 仕立て直さなきゃ いけなくなってしまうわ。 36 00:04:08,482 --> 00:04:11,985 (香耶)ウッフフ。 こ~んなに高価な着物を➡ 37 00:04:11,985 --> 00:04:14,821 買ってもらう お願いができるんだもの。 38 00:04:14,821 --> 00:04:19,993 縁談をなかったことにするのも 簡単でしょ? 39 00:04:19,993 --> 00:04:23,330 私が 久堂様と婚約したら➡ 40 00:04:23,330 --> 00:04:26,666 お姉様には 幸次さんを 返してあげるわ。 41 00:04:26,666 --> 00:04:28,835 さあ お姉様。 42 00:04:28,835 --> 00:04:31,838 久堂様には なんて言うのかしら? 43 00:04:33,840 --> 00:04:36,343 や…。 (香耶)や~? 44 00:04:36,343 --> 00:04:39,846 やめて…。 (切る音) 45 00:04:39,846 --> 00:04:42,048 は…。 46 00:04:45,519 --> 00:04:48,855 い いやあ…。 違うでしょ? 47 00:04:48,855 --> 00:04:53,160 (香耶)私が聞きたいのは そんな言葉じゃないわ。 48 00:04:57,864 --> 00:05:01,468 ちゃんと お姉様の口から 聞かせてちょうだい? 49 00:05:01,468 --> 00:05:04,971 縁談を 断るって。 50 00:05:07,474 --> 00:05:11,278 《どうして… どうしてこんなこと…》 51 00:05:13,313 --> 00:05:17,651 《ここで諦めてしまうのは きっと簡単…。 52 00:05:17,651 --> 00:05:20,153 でも これだけは…。 53 00:05:20,153 --> 00:05:23,857 これだけは 誰にも譲りたくない》 54 00:05:25,992 --> 00:05:28,662 どうしたの? 声が出ないの? 55 00:05:28,662 --> 00:05:32,499 お姉様は 本当にダメね。 56 00:05:32,499 --> 00:05:39,673 ♬~ 57 00:05:39,673 --> 00:05:42,676 で す…。 ん~? 58 00:05:42,676 --> 00:05:45,011 いやです。 59 00:05:45,011 --> 00:05:48,682 そんなお願いは 聞けません! 60 00:05:48,682 --> 00:05:50,684 なっ! 61 00:05:50,684 --> 00:05:53,086 (香乃子)生意気な! 62 00:05:55,188 --> 00:05:58,525 この…。 (香耶)お母様。 63 00:05:58,525 --> 00:06:01,628 私に任せて。 64 00:06:01,628 --> 00:06:03,630 あ…。 65 00:06:07,467 --> 00:06:10,570 お姉様は やっぱり 地べたがお似合いね。 66 00:06:13,306 --> 00:06:15,642 う う…。 ね~え。 67 00:06:15,642 --> 00:06:18,144 お姉様は出来損ないでしょ? 68 00:06:18,144 --> 00:06:22,816 私と違って 見鬼の才もなければ 長所の一つもないじゃない? 69 00:06:22,816 --> 00:06:25,819 そんな家の恥のお姉様が➡ 70 00:06:25,819 --> 00:06:30,523 久堂様の妻になんて 初めから どうかしていたのよ。 71 00:06:32,993 --> 00:06:35,161 おい! 開けろ! (香耶)いいと思わない? 72 00:06:35,161 --> 00:06:40,166 この斎森のおうちも 幸次さんも手に入るのよ? 73 00:06:40,166 --> 00:06:45,672 お姉様はそれを ずっと望んでいたでしょう? 74 00:06:45,672 --> 00:06:48,842 私…。 75 00:06:48,842 --> 00:06:52,012 私が…。 76 00:06:52,012 --> 00:06:56,683 旦那様の 久堂清霞の婚約者です。 77 00:06:56,683 --> 00:06:59,853 絶対に譲れません。 78 00:06:59,853 --> 00:07:01,955 なによ それ…。 79 00:07:01,955 --> 00:07:05,625 いい加減におし! 80 00:07:05,625 --> 00:07:10,297 その年まで 育ててやった恩を! 81 00:07:10,297 --> 00:07:14,467 嫁に行った途端に あだで返そうだなんて! 82 00:07:14,467 --> 00:07:16,569 (香乃子)本当に いやらしい子ね! 83 00:07:19,139 --> 00:07:21,808 あなたなんかに わたくしの人生が➡ 84 00:07:21,808 --> 00:07:24,311 狂わされて たまるものかしら! 85 00:07:24,311 --> 00:07:29,983 《今までの私なら きっと謝っていた…。 86 00:07:29,983 --> 00:07:35,322 早く嵐が去るように そうやって生きてきた…。 87 00:07:35,322 --> 00:07:38,992 そのほうが 楽だったから…。 88 00:07:38,992 --> 00:07:41,995 でも 諦めたく ない…》 89 00:07:44,331 --> 00:07:49,002 《もう 何もできなかった 昔の私とは違う。 90 00:07:49,002 --> 00:07:53,006 私は… 旦那様の元へ…》 91 00:07:53,006 --> 00:07:55,842 おい 少し下がってろ。 92 00:07:55,842 --> 00:07:57,844 えっ。 93 00:07:57,844 --> 00:07:59,846 なんて諦めの悪い…。 94 00:07:59,846 --> 00:08:01,781 (雷鳴) 95 00:08:01,781 --> 00:08:04,985 なに? は…。 96 00:08:09,122 --> 00:08:12,826 な なんてことを…。 97 00:08:14,794 --> 00:08:17,464 行くぞ。 え… あ はい! 98 00:08:17,464 --> 00:08:19,799 (真一)何事だ!? 99 00:08:19,799 --> 00:08:23,136 く 久堂殿 待ってくれ! 100 00:08:23,136 --> 00:08:25,138 これはいったい…。 101 00:08:25,138 --> 00:08:27,640 美世はどこだ 斎森殿。 102 00:08:27,640 --> 00:08:30,477 (真一)美世? (実)美世ならば➡ 103 00:08:30,477 --> 00:08:32,645 もう久堂家には戻らぬ。 104 00:08:32,645 --> 00:08:36,983 父さん… あなたって人は! 105 00:08:36,983 --> 00:08:38,985 (実)久堂清霞。 106 00:08:38,985 --> 00:08:41,821 これほど早く来ようとはな。 107 00:08:41,821 --> 00:08:44,491 私の婚約者はどこにいる。 108 00:08:44,491 --> 00:08:50,330 美世はもう あなたには会わぬ 戻らぬと言っている。 109 00:08:50,330 --> 00:08:53,666 本人の意思は 本人に聞いて確かめる。 110 00:08:53,666 --> 00:08:56,002 言わないなら そこをどけ。 111 00:08:56,002 --> 00:08:58,004 断る。 112 00:08:58,004 --> 00:09:02,108 無理にでも通ると言うのなら こちらとて黙ってはおれん。 113 00:09:02,108 --> 00:09:06,613 ならば 力ずくで押し通る。 114 00:09:06,613 --> 00:09:08,615 ま 待たれよ! 115 00:09:08,615 --> 00:09:11,284 いったいどうなっている!? 辰石! 116 00:09:11,284 --> 00:09:14,120 あとで娘に話を聞くことだな。 117 00:09:14,120 --> 00:09:17,290 (実)正門は木っ端みじんだ。 118 00:09:17,290 --> 00:09:22,295 このまま侵入を許せば この屋敷も破壊されかねんぞ。 119 00:09:22,295 --> 00:09:25,298 それが嫌なら お前も手を貸せ。 120 00:09:25,298 --> 00:09:27,300 ん… くっ。 121 00:09:27,300 --> 00:09:29,302 (実/真一)はっ! 122 00:09:36,309 --> 00:09:40,146 あ…。 さすがは久堂家の当主だ。 123 00:09:40,146 --> 00:09:42,148 ふん…。 124 00:09:52,325 --> 00:09:54,327 はあ! 125 00:10:02,836 --> 00:10:05,171 無駄なことを…。 126 00:10:05,171 --> 00:10:09,576 な…。 本物の 化け物か…。 127 00:10:11,511 --> 00:10:14,013 邪魔だ どけ。 128 00:10:14,013 --> 00:10:16,683 (実/真一)うああ! ああ! 129 00:10:16,683 --> 00:10:18,885 ああ… あ…。 130 00:10:26,693 --> 00:10:29,362 《幸次:戦いにすらならない。 131 00:10:29,362 --> 00:10:31,865 大人と赤子ほどの実力差だ…》 132 00:10:33,867 --> 00:10:35,869 《幸次:これが➡ 133 00:10:35,869 --> 00:10:45,879 当代最強といわれる 異能者の実力なのか…》 134 00:10:45,879 --> 00:10:47,881 なんなの 今の? 135 00:10:54,387 --> 00:10:58,057 う… み 見苦しいのよ! 136 00:10:58,057 --> 00:11:00,493 う…。 早く言いなさい! 137 00:11:00,493 --> 00:11:04,163 久堂家との縁談を お断りします と! 138 00:11:04,163 --> 00:11:07,367 いや です…。 139 00:11:09,836 --> 00:11:13,006 こんの~! う ぐ…。 140 00:11:13,006 --> 00:11:17,343 (香乃子)いい加減 立場を わきまえろと言っているのよ! 141 00:11:17,343 --> 00:11:21,014 もう 決して 譲らない…。 142 00:11:21,014 --> 00:11:25,618 私を信じてくれる 旦那様のために! 143 00:11:27,687 --> 00:11:29,856 美世…。 144 00:11:29,856 --> 00:11:32,859 蔵? (幸次)はい。 145 00:11:32,859 --> 00:11:37,197 今は ほとんど使われていない 古い蔵があります。 146 00:11:37,197 --> 00:11:39,866 もしかしたら 美世はそこに…。 147 00:11:39,866 --> 00:11:42,068 案内しろ。 はい。 148 00:11:44,704 --> 00:11:46,706 あ…。 149 00:11:56,883 --> 00:11:59,552 行かせるか~! 150 00:11:59,552 --> 00:12:03,489 父さん!? こんなところで炎を使うとは➡ 151 00:12:03,489 --> 00:12:05,792 どこまで愚かになれば気がすむ。 152 00:12:15,335 --> 00:12:17,837 なんて ことを…。 153 00:12:17,837 --> 00:12:21,040 んん~! 154 00:12:24,677 --> 00:12:27,347 美世は渡さん! 155 00:12:27,347 --> 00:12:29,549 そこまでだ。 156 00:12:34,187 --> 00:12:39,859 は… うああ~! 157 00:12:39,859 --> 00:12:45,865 ♬~ 158 00:12:45,865 --> 00:12:49,869 あ…。 気絶させただけだ 急ぐぞ。 159 00:12:53,873 --> 00:12:56,075 なぜ こんなことに…。 160 00:13:00,980 --> 00:13:03,316 いい加減に言いなさいよ! 161 00:13:03,316 --> 00:13:07,487 縁談を断るって! う…。 162 00:13:07,487 --> 00:13:09,489 早く! 163 00:13:11,491 --> 00:13:16,796 《以前の私は 命が尽きる瞬間を待っていた》 164 00:13:19,332 --> 00:13:23,169 《毎日が苦しくて 悲しくて…。 165 00:13:23,169 --> 00:13:27,340 心を殺したまま 生きるのにも疲れて…。 166 00:13:27,340 --> 00:13:32,545 自分の居場所なんて どこにもないと思っていたから》 167 00:13:34,847 --> 00:13:38,851 《でも…》 168 00:13:38,851 --> 00:13:41,020 《違った…》 169 00:13:41,020 --> 00:13:46,526 ⦅私がお前に… ここにいてほしいんだ⦆ 170 00:13:46,526 --> 00:13:51,331 《居場所はあった… あの人のそばに…》 171 00:13:53,866 --> 00:13:56,035 (香耶)言え! 早く! 172 00:13:56,035 --> 00:14:00,640 絶対に 言いま せん…。 173 00:14:00,640 --> 00:14:04,544 言え~! 174 00:14:06,479 --> 00:14:12,285 私は… 旦那様のおそばに…。 175 00:14:14,320 --> 00:14:17,023 (扉が開く音) 176 00:14:19,659 --> 00:14:25,665 ♬~ 177 00:14:25,665 --> 00:14:27,667 は… 久堂様? 178 00:14:29,669 --> 00:14:32,672 は…。 179 00:14:32,672 --> 00:14:35,375 美世! あ…。 180 00:14:38,678 --> 00:14:41,514 《本当に 来てくれた…。 181 00:14:41,514 --> 00:14:43,816 旦那様…》 182 00:14:45,852 --> 00:14:49,655 《私 諦めませんでしたよ…》 183 00:14:54,360 --> 00:14:56,662 美世…。 184 00:15:00,466 --> 00:15:03,136 だん な 様…。 185 00:15:03,136 --> 00:15:06,305 もう 大丈夫だ。 186 00:15:06,305 --> 00:15:12,011 私なんかのために こんな所まで…。 187 00:15:14,480 --> 00:15:18,151 ありがとうござい ます…。 188 00:15:18,151 --> 00:15:34,167 ♬~ 189 00:15:34,167 --> 00:15:36,669 さっきから いったい何の…。 190 00:15:36,669 --> 00:15:38,671 はっ。 191 00:15:43,009 --> 00:15:46,179 そんな… いや…。 192 00:15:46,179 --> 00:15:48,181 いやあ~! 193 00:15:50,183 --> 00:15:53,085 こんなふうになるまで 何をした。 194 00:15:55,855 --> 00:15:59,859 無抵抗の人間に これほどの傷を負わせてまで➡ 195 00:15:59,859 --> 00:16:01,794 何をさせようとした。 196 00:16:01,794 --> 00:16:05,965 私は 悪くありませんわ! 197 00:16:05,965 --> 00:16:11,137 (香耶)私はただ 間違いを正そうと そう思っただけで…。 198 00:16:11,137 --> 00:16:13,139 間違い? 199 00:16:13,139 --> 00:16:16,142 (香耶)お姉様は 見鬼の才はないし➡ 200 00:16:16,142 --> 00:16:19,979 見た目も貧相で 使用人としても使えない。 201 00:16:19,979 --> 00:16:23,649 そんな人が 久堂家に 受け入れてもらえるだなんて➡ 202 00:16:23,649 --> 00:16:25,985 何かの間違いでしょう!? 203 00:16:25,985 --> 00:16:30,490 お父様もお母さまも 私を一番だと言ってくれるわ! 204 00:16:30,490 --> 00:16:33,659 お姉様と大違いだって! 205 00:16:33,659 --> 00:16:36,495 すべてにおいて 私のほうが…。 206 00:16:36,495 --> 00:16:38,664 黙れ。 は…。 207 00:16:38,664 --> 00:16:42,001 これ以上 お前のたわごとは聞きたくない。 208 00:16:42,001 --> 00:16:50,176 ♬~ 209 00:16:50,176 --> 00:16:53,513 どうして どうして わかってくださらないの。 210 00:16:53,513 --> 00:16:55,615 ひどいわ! 211 00:16:57,683 --> 00:17:01,120 お前のくだらん自慢話は もうたくさんだ。 212 00:17:01,120 --> 00:17:05,124 私がお前のような 傲慢な女を選ぶことなど➡ 213 00:17:05,124 --> 00:17:08,294 天地がひっくり返ってもありえん。 214 00:17:08,294 --> 00:17:10,296 どけ。 215 00:17:10,296 --> 00:17:19,305 ♬~ 216 00:17:19,305 --> 00:17:21,307 く…。 217 00:17:23,809 --> 00:17:28,814 どうして… どうしてこうなるの…。 218 00:17:28,814 --> 00:17:32,652 (幸次)香耶 僕たちも避難しよう。 219 00:17:32,652 --> 00:17:35,821 私は間違ってないわ…。 220 00:17:35,821 --> 00:17:39,659 (香耶)離して! ねえ 放っておいて! 221 00:17:39,659 --> 00:17:41,994 うるさい! は…。 222 00:17:41,994 --> 00:17:44,163 な なによ…。 223 00:17:44,163 --> 00:17:47,166 幸次さんは お姉様が好きなんでしょう? 224 00:17:47,166 --> 00:17:49,168 私のことなんて構わずに➡ 225 00:17:49,168 --> 00:17:51,170 さっさと逃げればいいじゃない! 226 00:17:51,170 --> 00:17:53,172 ああ そうさ。 227 00:17:53,172 --> 00:17:57,076 君の言うとおり 僕が一番大事なのは美世だ。 228 00:18:00,613 --> 00:18:05,284 でもね 君なんかでも 死んだら 美世は悲しむ。 229 00:18:05,284 --> 00:18:08,287 また傷を増やすことになるんだ。 230 00:18:08,287 --> 00:18:12,291 君の… いや 僕たちのせいで! 231 00:18:12,291 --> 00:18:15,995 だから 絶対に置いていくもんか! 232 00:18:32,478 --> 00:18:34,480 ⦅あ…。 233 00:18:34,480 --> 00:18:37,984 (澄美)大きくなったわね 美世。 234 00:18:41,487 --> 00:18:43,823 お母様…。 235 00:18:43,823 --> 00:18:47,827 (澄美)いろいろと 辛い思いをさせてしまって➡ 236 00:18:47,827 --> 00:18:50,162 ごめんなさい。 237 00:18:50,162 --> 00:18:54,333 自分を信じるのよ。 238 00:18:54,333 --> 00:18:57,169 あなたの中の その力を。 239 00:18:57,169 --> 00:18:59,171 えっ? 240 00:19:01,941 --> 00:19:05,444 私の… チカラ?⦆ 241 00:19:12,785 --> 00:19:15,121 (杯の割れる音) 242 00:19:15,121 --> 00:19:17,790 (今上帝)いとわしい…。 243 00:19:17,790 --> 00:19:20,126 憎らしい…。 244 00:19:20,126 --> 00:19:23,963 ほんに 目障りなことよ…。 245 00:19:23,963 --> 00:19:26,632 辰石の役立たずめ。 246 00:19:26,632 --> 00:19:32,972 このままでは 薄刃の血は 久堂のものではないか。 247 00:19:32,972 --> 00:19:34,974 (新)陛下…。 248 00:19:34,974 --> 00:19:39,645 (新)そろそろ 例の許可を賜りたく存じます。 249 00:19:39,645 --> 00:19:44,984 どうか 我々に悲願成就の機会を お与えください。 250 00:19:44,984 --> 00:19:49,155 (新)あるべきものを あるべき場所へ。 251 00:19:49,155 --> 00:19:52,491 (今上帝)近く状況は動く。 252 00:19:52,491 --> 00:19:55,661 行動を許可しよう。 253 00:19:55,661 --> 00:19:59,999 ただし 時期を見誤らぬことだ。 254 00:19:59,999 --> 00:20:02,501 かしこまりました。 255 00:20:02,501 --> 00:20:05,337 では 予定どおり➡ 256 00:20:05,337 --> 00:20:08,541 行動を開始させていただきます。 257 00:20:10,509 --> 00:20:14,313 必ずや あの異能は潰すのだ。 258 00:20:26,525 --> 00:20:28,828 ん…。 259 00:20:38,537 --> 00:20:41,540 旦那 様? 260 00:20:41,540 --> 00:20:43,709 あ… 美世! 261 00:20:43,709 --> 00:20:48,214 旦那様…。 ああ 私だ。 262 00:20:48,214 --> 00:20:51,550 う…。 無理をするな 寝ていろ。 263 00:20:51,550 --> 00:20:54,353 あの でも…。 264 00:21:05,664 --> 00:21:08,167 本当に 大丈夫か? 265 00:21:08,167 --> 00:21:12,338 はい。 あの 旦那様…。 266 00:21:12,338 --> 00:21:15,508 今回は 私の不注意のせいで…。 267 00:21:15,508 --> 00:21:17,510 お前のせいではない。 268 00:21:17,510 --> 00:21:20,112 決して なに一つ…。 269 00:21:22,515 --> 00:21:24,617 お前は悪くないのだ。 270 00:21:31,690 --> 00:21:36,195 ありがとうございます 旦那様。 271 00:21:36,195 --> 00:21:39,098 (ゆり江)美世様! あ…。 272 00:21:41,033 --> 00:21:44,036 (ゆり江)あ… ああ! 273 00:21:44,036 --> 00:21:46,372 ゆり江さん…。 274 00:21:46,372 --> 00:21:49,542 美世様! よかった! 275 00:21:49,542 --> 00:21:54,380 意識が戻られて…。 ゆ ゆり江さん… あの…。 276 00:21:54,380 --> 00:21:56,882 顔を上げてください…。 277 00:21:56,882 --> 00:21:59,885 もし美世様に何かあったらと➡ 278 00:21:59,885 --> 00:22:03,989 ゆり江は ゆり江は…。 279 00:22:03,989 --> 00:22:06,292 フッ。 あ…。 280 00:22:08,494 --> 00:22:11,597 本当に 美世が無事でよかった。 281 00:22:17,503 --> 00:22:19,605 はい!