1 00:01:31,410 --> 00:01:33,490 (イザベラ) この部屋を使ってちょうだい。 2 00:01:33,490 --> 00:01:35,580 (クローネ)はい かしこまりました。 3 00:01:35,910 --> 00:01:38,000 (レイ) 嫌な場所に住み着きやがった。 4 00:01:38,550 --> 00:01:41,320 (エマ)3つある子供部屋の真ん中。 5 00:01:41,460 --> 00:01:44,030 (ノーマン)僕らを監視しやすいように。 6 00:01:44,950 --> 00:01:46,680 (3人)フフフッ。 7 00:01:47,760 --> 00:01:53,300 (子供たちのはしゃぐ声) 8 00:01:53,300 --> 00:01:55,380 発信器に 気を取られて 9 00:01:55,380 --> 00:01:58,510 大人が増えるなんて 考えもしなかった。 10 00:01:58,510 --> 00:02:02,680 逆に喜んでやろうぜ。 えっ? 喜ぶ? 11 00:02:02,680 --> 00:02:04,800 キャロルと あのシスター・クローネ 12 00:02:04,830 --> 00:02:08,950 情報源が 2つも増えたってな。 (ノーマン)なるほど。 13 00:02:08,950 --> 00:02:12,290 まず 2人は どこから来た? 14 00:02:12,310 --> 00:02:16,480 キャロルは コニーの代わりだ。 つまり 商品の補充。 15 00:02:16,610 --> 00:02:19,370 ああ。 ここが農園なら 16 00:02:19,370 --> 00:02:23,550 補充され続ける1歳児を用意する 拠点があるってことだ。 17 00:02:23,550 --> 00:02:27,720 私たちもみんな もとは そこから来たってこと? 18 00:02:27,720 --> 00:02:31,290 たぶんな。 そして あのシスター・クローネもだ。 19 00:02:31,370 --> 00:02:34,500 ママ以外の大人がいるって事実も 大きいね。 20 00:02:34,960 --> 00:02:38,770 ここと同じ農園が 他にもあるかもしれないし 21 00:02:38,800 --> 00:02:43,000 鬼に従う大人が 生まれたときから鬼の支配下なのか 22 00:02:43,020 --> 00:02:45,460 捕獲されてからなのか。 23 00:02:45,490 --> 00:02:48,390 それだけでも 出た先の世界は 違ってくる。 24 00:02:48,410 --> 00:02:52,180 でも まず考えるべきは 全員を どう逃がすか。 25 00:02:52,210 --> 00:02:54,540 そして 発信器の在りか。 26 00:02:54,570 --> 00:02:59,780 あれから 体中 探したんだけど 埋められた痕なんて なかったよ。 27 00:02:59,810 --> 00:03:01,890 服や靴にもね。 28 00:03:02,020 --> 00:03:05,050 人間の 科学技術の常識から考えれば 29 00:03:05,110 --> 00:03:07,810 おそらく 電波を使った発信器。 30 00:03:07,840 --> 00:03:09,920 でも それには 電池がいる。 31 00:03:10,000 --> 00:03:14,510 電池寿命が 10年以上で 手術痕が残らないほど 超小型。 32 00:03:14,540 --> 00:03:18,800 2015年当時じゃ たぶん 実現不可能な代物。 33 00:03:18,930 --> 00:03:22,330 つまり? 仕組みを予想して 34 00:03:22,360 --> 00:03:25,480 場所や壊し方を特定するのは 困難。 35 00:03:25,650 --> 00:03:28,780 まして 鬼独自の技術なら お手上げだ。 36 00:03:28,780 --> 00:03:32,890 確かに。 えっ? 詰んでない? 37 00:03:32,970 --> 00:03:35,440 詰んでる。 駄目じゃん! 38 00:03:35,470 --> 00:03:38,890 いや 仕組みじゃなくても 予想は できる。 39 00:03:38,930 --> 00:03:42,420 そう。 考えるんだ 敵の立場で。 40 00:03:42,450 --> 00:03:45,570 どこに どんな発信器を埋めれば 都合がいい? 41 00:03:45,600 --> 00:03:47,660 う~ん…。 42 00:03:55,130 --> 00:03:56,870 キャロル。 えっ? 43 00:03:57,170 --> 00:04:00,050 来たばかりのあいつには あるかもしれない。 44 00:04:00,670 --> 00:04:02,740 発信器の手術痕! 45 00:04:05,450 --> 00:04:09,820 (クローネ)こちら側に戻ってこられる 機会を頂き 感謝します。 46 00:04:09,850 --> 00:04:12,750 (イザベラ) 私は 補佐役を1名 要請しただけ。 47 00:04:12,750 --> 00:04:15,880 (イザベラ)特に あなたを呼んだわけではないわ。 48 00:04:15,880 --> 00:04:21,100 (クローネ)先輩のお噂は かねがね。 最年少でママ 飼育監に抜てき。 49 00:04:21,580 --> 00:04:25,750 上物以上の育成数は 全プラント歴代トップとか。 50 00:04:25,780 --> 00:04:30,480 (クローネ)尊敬する先輩の下で働けて 光栄の至りです。 51 00:04:30,480 --> 00:04:32,910 (イザベラ)社交辞令は 結構よ。 52 00:04:32,910 --> 00:04:38,120 無駄なおしゃべりは やめて 仕事の話をしましょう。 53 00:04:38,120 --> 00:04:41,370 (イザベラ) 私のカワイイ子供たちの資料よ。 54 00:04:41,400 --> 00:04:43,480 今ここで 覚えなさい。 55 00:04:44,040 --> 00:04:48,210 毎朝 フルスコアを取るよりは 簡単でしょう? 56 00:04:48,240 --> 00:04:51,370 (クローネ)フフッ。 57 00:04:51,390 --> 00:04:55,090 ところで 私は 何の仕事で呼ばれたのですか? 58 00:04:55,120 --> 00:04:57,960 (イザベラ)秘密を知られた。 59 00:04:57,980 --> 00:05:00,070 (イザベラ)車の荷台も見られてる。 60 00:05:00,620 --> 00:05:06,520 (クローネ)なっ…。 では 規則どおり 直ちに見つけて 即時 出荷を…。 (イザベラ)待ちなさい。 61 00:05:12,750 --> 00:05:16,430 大丈夫よ。 すでに 標的の見当はついている。 62 00:05:16,540 --> 00:05:19,670 (クローネ)それは…。 (イザベラ)年長の子供 2人。 63 00:05:19,670 --> 00:05:22,790 でも 出荷まで逃がさなければいいのよ。 64 00:05:22,790 --> 00:05:28,200 私の子供は 特別なの。 これは プラントの利益でもある。 65 00:05:28,220 --> 00:05:31,490 (クローネ)上に報告しないんですね? (イザベラ)しないわ。 66 00:05:31,490 --> 00:05:34,140 標的は しかるべき手順で処理する。 67 00:05:34,170 --> 00:05:40,170 あなたは 見張り…。 何も考えず 見張りでいればいい。 68 00:05:40,260 --> 00:05:45,470 このハウスのママは 私。 あなたは 私の補佐役。 69 00:05:45,820 --> 00:05:48,620 いいわね? シスター・クローネ。 70 00:05:48,640 --> 00:05:52,810 イエス マム イザベラ。 ウフッ。 71 00:05:53,140 --> 00:05:57,100 (クローネ)そうなのよ~。 私も驚いちゃったわ。 72 00:05:57,220 --> 00:06:01,320 まさか あの超優秀なイザベラがねぇ。 73 00:06:01,350 --> 00:06:06,390 しかも 上には報告しないで ミスをもみ消そうとしてるのよ。 74 00:06:06,420 --> 00:06:08,810 でも ここで 手を貸しておけば 75 00:06:08,890 --> 00:06:14,110 イザベラに恩を売れて 私も いつか ママの座に! 76 00:06:14,110 --> 00:06:20,050 (クローネ)あらあら どうしたの? そんなに ワンワン泣いちゃって。 77 00:06:20,080 --> 00:06:22,060 (クローネ)ほ~らっ 泣かないで。 78 00:06:22,120 --> 00:06:25,960 あなたも うれしいでしょ? 私が ママになったら。 79 00:06:25,990 --> 00:06:28,540 そしたら 今より忙しくなるけど 80 00:06:28,560 --> 00:06:30,650 あなたなら 応援してくれるわよね? 81 00:06:30,850 --> 00:06:35,630 他の子に 焼きもち焼いて わがまま言ったりしちゃ駄目よ~。 82 00:06:36,020 --> 00:06:37,700 (クローネ)ちょっと待って。 83 00:06:37,850 --> 00:06:40,980 もしかして これって チャンスなんじゃない? 84 00:06:41,000 --> 00:06:43,790 (クローネ)私が ママになるの! 85 00:06:43,820 --> 00:06:47,990 いつかじゃなくて 今なんじゃな~い!? 86 00:06:48,010 --> 00:06:53,460 だって 私が 秘密を知った子供を捕らえて違反を告発したら 87 00:06:53,490 --> 00:06:56,440 イザベラは クビよ~! 88 00:06:56,460 --> 00:06:58,780 だったら 言うこと聞くふりして 89 00:06:58,800 --> 00:07:02,190 ママの座 奪う方が 早いんじゃな~い! 90 00:07:02,210 --> 00:07:11,970 ・「標的は~ 捕らえて~ チクって 即出荷~!」 91 00:07:11,990 --> 00:07:15,120 ああ~っ! すてき! 92 00:07:15,150 --> 00:07:21,340 私が ここのママになるのよ。 一刻も早く 見つけなくっちゃ! 93 00:07:23,050 --> 00:07:27,220 (エウゲン)アハハッ! アハハッ! ずいぶん 懐かれているね。 94 00:07:27,220 --> 00:07:31,750 ああ。 子供たちが懐いてる 大人2人を どう出し抜くか。 95 00:07:31,750 --> 00:07:36,960 それね。 何より まずいのは 鬼への通報。 96 00:07:36,960 --> 00:07:40,090 脱獄初動で 化け物たちに追われること。 97 00:07:40,090 --> 00:07:45,250 阻止する方法は 一つ。 ママとシスターを…。 98 00:07:53,620 --> 00:07:56,710 ノーマンとレイね。 はい。 99 00:07:58,620 --> 00:08:01,740 テスト フルスコアなんですってね。 100 00:08:01,740 --> 00:08:04,170 はい。 すごいわ。 101 00:08:04,170 --> 00:08:07,270 よろしくね。 仲良くしましょう。 102 00:08:18,650 --> 00:08:21,780 聞かれたか? いや 大丈夫。 103 00:08:22,020 --> 00:08:26,530 あのシスター ここへ来たのは 監視のためだけじゃなさそうだね。 104 00:08:26,590 --> 00:08:29,710 どういう意味だ? 見る目が違った。 105 00:08:29,740 --> 00:08:33,220 きっと 疑っているんだよ 僕ら年長者を。 106 00:08:33,240 --> 00:08:36,370 彼女は どこから その情報を? 107 00:08:36,600 --> 00:08:39,730 決まってるだろ ママだよ。 108 00:08:40,120 --> 00:08:43,870 ママの手は 確実に 僕らに迫っている。 109 00:08:43,900 --> 00:08:45,980 急がなきゃ。 110 00:08:46,600 --> 00:08:52,790 (キャロルの笑い声) 111 00:08:57,790 --> 00:09:00,910 考えろ… 敵の立場で。 112 00:09:01,020 --> 00:09:05,810 発信器は 鬼も食べない…。 だから…。 113 00:09:05,830 --> 00:09:08,880 取り出しやすい場所…。 (ギルダ)エマ… 私ね…。 114 00:09:08,900 --> 00:09:11,660 どこ? 聞きたいことがあるの… 115 00:09:11,680 --> 00:09:13,750 あの日の夜。 116 00:09:15,710 --> 00:09:17,780 (キャロル)う~。 117 00:09:20,390 --> 00:09:22,470 何それ? 虫刺され? 118 00:09:22,470 --> 00:09:29,770 これは… 病気の検査のために 採血した痕だって 昔 ママが…。 119 00:09:29,770 --> 00:09:31,170 ハッ! 120 00:09:31,170 --> 00:09:36,730 ナイラにも フィルにもマルクにもコニーにもあった。 誰の耳にも。 121 00:09:36,730 --> 00:09:38,790 ある? 122 00:09:40,550 --> 00:09:44,720 もう消えちゃったんだよ。 そりゃそうだよね。 123 00:09:44,720 --> 00:09:48,890 私は 10歳 エマは 11歳だもんね。 うん。 124 00:09:48,890 --> 00:09:52,020 思ってたより ずっと小さい物だったんだ。 125 00:09:52,020 --> 00:09:54,100 何が? えっ? 126 00:09:54,100 --> 00:09:57,860 あっ いや 小さな傷痕だから 消えちゃったんだなぁって。 127 00:10:12,270 --> 00:10:15,370 守らなきゃ この子たちを…! 128 00:10:17,970 --> 00:10:21,100 (イザベラ)定時連絡 定時連絡。 129 00:10:21,100 --> 00:10:26,970 こちら 73584第3プラント 10月17日 異常なし。 130 00:10:26,990 --> 00:10:30,120 では 通信を切断。 (グランマ)イザベラ。 131 00:10:30,120 --> 00:10:31,170 グランマ! 132 00:10:31,170 --> 00:10:33,610 ボスからの伝言を 預かっています。 133 00:10:33,610 --> 00:10:38,820 「例の3匹 予定どおり 出せるな?」 134 00:10:38,820 --> 00:10:40,900 よいですか? イザベラ。 135 00:10:40,900 --> 00:10:45,070 ことしは 総じて 他のプラントの実りが良くない。 136 00:10:45,070 --> 00:10:49,060 ティファリで捧げる 一番の上物を出荷できるのは 137 00:10:49,080 --> 00:10:51,540 あなたのプラントだけなのです。 138 00:10:51,560 --> 00:10:54,230 (イザベラ)はい。 もとより 承知しております。 139 00:10:54,280 --> 00:10:56,360 ボスに お伝えください。 140 00:10:56,360 --> 00:10:59,490 「万事順調 いつでも どの子でも」と。 141 00:10:59,490 --> 00:11:02,620 (鬼)そうか 出せるか。 142 00:11:02,620 --> 00:11:05,750 それは あの方も さぞ お喜びになろう。 143 00:11:05,750 --> 00:11:09,980 抜かるなよ。 あの方の御膳は 特別なのだ。 144 00:11:10,010 --> 00:11:11,750 われらと違ってな。 145 00:11:12,000 --> 00:11:17,790 では 諸君 われわれも収穫を祝おう。 146 00:11:17,820 --> 00:11:20,920 さあ あの方に祈りを…。 147 00:11:41,730 --> 00:11:44,640 確かに これは 気付かねえな。 148 00:11:44,670 --> 00:11:49,880 採血痕なんて話も 初めて知った。 そんなすぐ消える痕なのか…。 149 00:11:50,080 --> 00:11:54,430 うん。 私 無意識に ずっと 疑ってこなかった。 150 00:11:54,650 --> 00:11:57,770 ごめん…。 いや お手柄だよ エマ! 151 00:11:57,840 --> 00:12:03,370 これで 発信器の場所や形 大きさが分かった。 次に進める。 152 00:12:03,420 --> 00:12:07,080 場所の次…。 (3人)壊し方。 153 00:12:07,110 --> 00:12:10,240 どうする? 切開して 調べたとしても…。 154 00:12:10,260 --> 00:12:14,050 ママに 髪をかきあげられたら…。 一発で バレる。 155 00:12:14,080 --> 00:12:15,180 だな。 156 00:12:15,200 --> 00:12:18,780 まあ 簡単に壊せるかどうかは おいといて 157 00:12:18,810 --> 00:12:22,680 俺たちに埋められている発信器は 機能としては わりと甘い。 158 00:12:22,710 --> 00:12:24,360 えっ 甘いの!? 159 00:12:24,380 --> 00:12:27,510 なぜなら 個人の信号を特定できない。 160 00:12:27,540 --> 00:12:29,620 確認なしには 位置が分からない。 161 00:12:29,650 --> 00:12:33,740 門や塀に近づいても 通知一つしない。 162 00:12:33,770 --> 00:12:35,850 でも 埋めてる。 163 00:12:35,880 --> 00:12:40,050 そう。 なぜか 発信器さえ健在なら 164 00:12:40,070 --> 00:12:42,840 どこまでも追える自信が あるんだろう。 165 00:12:43,030 --> 00:12:43,700 待って。 166 00:12:43,730 --> 00:12:48,820 それって もし 通知するなら 発信器が壊れたときってこと? 167 00:12:48,840 --> 00:12:51,920 その可能性もあるわな。 どういうこと? 168 00:12:51,950 --> 00:12:57,250 壊れたときだけ アラームとかで すぐ分かるようにしよう ってことだよ。 169 00:12:57,290 --> 00:12:59,380 壊したら ママに すぐ バレる? 170 00:12:59,410 --> 00:13:02,540 まあ 通知なんてものが あればの話だけど。 171 00:13:03,080 --> 00:13:07,970 でも ママが わざと 発信器の 存在を教えた点を考えると 172 00:13:08,100 --> 00:13:09,840 簡単には 否定できない。 173 00:13:09,840 --> 00:13:14,930 うかつに触って 壊すのも危ない。 壊すのは あくまで逃げるとき。 174 00:13:14,950 --> 00:13:18,810 ええ~っ! でも じゃあ どうやって 壊し方…。 175 00:13:18,840 --> 00:13:24,450 それなんだけど この形と大きさ ちょっと思い当たることがある。 176 00:13:24,450 --> 00:13:27,570 この件は 俺に任せてくれないか。 177 00:13:27,570 --> 00:13:30,880 いいの? ああ。 178 00:13:30,880 --> 00:13:34,170 レイが言うなら… 任せた。 179 00:13:34,170 --> 00:13:37,480 あとは 全員を連れ出す方法。 180 00:13:37,550 --> 00:13:40,680 問題は みんな ママを信じきっていることと 181 00:13:40,790 --> 00:13:44,250 たぶん 真実に耐えられないことだな。 182 00:13:44,280 --> 00:13:47,940 嘘ついて連れ出す… とかになるのかな? 183 00:13:48,010 --> 00:13:53,730 それと単純に 能力不足な。 分かりやすく言えば 足手まとい。 184 00:13:53,760 --> 00:13:56,110 レイ! でも 事実だろ。 185 00:13:56,340 --> 00:13:58,240 運動が苦手なやつもいるし 186 00:13:58,260 --> 00:14:01,970 ろくに歩けない赤ん坊も いるんだぞ。 187 00:14:01,990 --> 00:14:06,160 それについては 考えがあるの。 何? 188 00:14:06,190 --> 00:14:08,010 鬼ごっこ。 189 00:14:08,040 --> 00:14:08,780 えっ? はっ? 190 00:14:10,330 --> 00:14:13,460 《ノーマンが 鬼で みんなが 逃げるの》 191 00:14:13,480 --> 00:14:16,690 《遊びのふりをした訓練 ってことか》 192 00:14:16,730 --> 00:14:18,460 《それなら ママにも バレない》 193 00:14:18,570 --> 00:14:22,470 《体の使い方は 私が教える。 頭の使い方は…》 194 00:14:22,500 --> 00:14:26,290 《任せて》 《任せろ》 195 00:14:30,100 --> 00:14:32,530 焦るな。 196 00:14:32,530 --> 00:14:35,330 考えろ。 どうすれば 逃げ切れるか。 197 00:14:35,350 --> 00:14:39,110 (ラニオン)う~ん…。 ノーマンはそういうのを見逃さないぞ。 198 00:14:46,930 --> 00:14:51,100 風を読め。 逃げやすいのは どっちだ? 199 00:14:51,130 --> 00:14:54,460 (ドン)えーっと 風下…。 200 00:15:07,930 --> 00:15:12,010 (トーマ)面白え! 前より 全然 捕まらない! 201 00:15:12,020 --> 00:15:15,350 これなら 俺も いけるか… わぁ~っ! 202 00:15:15,400 --> 00:15:18,740 うまく逃げたと思ったのにな~。 203 00:15:18,760 --> 00:15:23,570 自分の痕跡 残すだけじゃ駄目だ。 相手の痕跡も見ねえと。 204 00:15:23,600 --> 00:15:24,650 (トーマ)そうなの? ああ。 205 00:15:24,790 --> 00:15:28,630 それに ノーマンは お前らの癖も読んでる。 206 00:15:28,720 --> 00:15:30,180 例えば トーマ…。 ・(足音) 207 00:15:30,180 --> 00:15:33,280 (子供たちの笑い声) 208 00:15:41,170 --> 00:15:44,300 楽しそうね 鬼ごっこ。 209 00:15:44,660 --> 00:15:49,880 私 みんなと仲良くなりたいの。 鬼ごっこ しましょう。 210 00:15:49,880 --> 00:15:57,550 勝負の時間は 20分。 私が 鬼よ。 みんな 逃げ切ってね~。 211 00:15:58,360 --> 00:16:04,190 (クローネ)7… 8… 9… 10! 212 00:16:04,210 --> 00:16:07,370 さ~て 見せてもらおうじゃないの! 213 00:16:07,390 --> 00:16:10,870 あの女の特別な子供たちを! 214 00:16:10,930 --> 00:16:13,840 さて 敵は どう動く。 215 00:16:16,150 --> 00:16:18,380 まずは 僕らを捜すだろう。 216 00:16:18,450 --> 00:16:21,370 その途中で チビたちを 根こそぎ 捕らえる。 217 00:16:21,490 --> 00:16:23,050 そんなところだろう。 218 00:16:29,850 --> 00:16:32,970 (クローネ)ダミー? 219 00:16:32,970 --> 00:16:37,930 何? この静けさ…。 220 00:16:38,070 --> 00:16:40,760 本気 出しちゃお~! 221 00:16:51,740 --> 00:16:55,870 全然 追ってこない。 手をかえたか? 222 00:16:58,400 --> 00:17:01,530 (マーニャ)あれ? (クローネ)ハァ ハァ…! 223 00:17:01,550 --> 00:17:05,720 残念でしたぁ~! 何で みんな 1カ所に!? 224 00:17:05,850 --> 00:17:08,180 これで 年少者を おびき寄せたんだ。 225 00:17:08,280 --> 00:17:11,200 ただのバカじゃなさそうだ。 226 00:17:29,650 --> 00:17:32,770 (ラニオン)ちょっと聞いて! シスター マジ ぱない! 227 00:17:32,770 --> 00:17:36,740 えっ? ドンとギルダも? 228 00:17:36,760 --> 00:17:39,870 ヤベえよ… どこまでも 追ってくる。 229 00:17:39,900 --> 00:17:43,700 これ ノーマンが鬼のときより ペース 速いよ…。 230 00:17:43,730 --> 00:17:46,340 (フィル)エマ~! 231 00:17:46,340 --> 00:17:48,400 口 閉じて! 232 00:17:59,200 --> 00:18:03,950 ジャ~ンプ! 233 00:18:11,440 --> 00:18:17,210 (クローネ)2人抱えて 走り続けて 疲れたでしょう? エマ。 234 00:18:18,190 --> 00:18:21,320 (クローネ) 休まなきゃ動けないわよね? 235 00:18:21,650 --> 00:18:25,230 知ってる? ノーマンの弱点は 体力。 236 00:18:25,260 --> 00:18:28,160 昔 体が弱かったんですってね。 237 00:18:28,180 --> 00:18:31,500 レイの弱点は 諦めが 少し早いところ。 238 00:18:31,550 --> 00:18:35,720 判断が早い分 切り捨ててしまうのも早いのね~。 239 00:18:35,720 --> 00:18:40,930 そして エマ! あなたの弱点は 甘さ! 240 00:18:40,930 --> 00:18:46,150 追われているのに 他の子 抱えて 逃げちゃうような甘さよね! 241 00:18:46,150 --> 00:18:52,410 諦めて 出てきなさ~い! 悪いようにはしないわ! 242 00:18:52,410 --> 00:18:58,500 ねえ エマ。 もし あなたが あの日収穫を見たのなら 243 00:18:58,530 --> 00:19:01,650 私は あなたの味方よ。 244 00:19:01,680 --> 00:19:05,630 ハッ! 見ぃつけた! 245 00:19:07,400 --> 00:19:11,580 (ラニオン)あと2人! (ドン)残り何分!? (ナット)8分40秒! 246 00:19:27,680 --> 00:19:30,940 (クローネ) これが… ここのフルスコア…。 247 00:19:36,530 --> 00:19:39,660 タイムアップ。 248 00:19:44,890 --> 00:19:48,470 ノーマン。 レイ。 エマ。 249 00:19:50,110 --> 00:19:53,250 ア~ンド…。 250 00:19:53,250 --> 00:19:55,330 ウフッ。 251 00:19:55,330 --> 00:19:59,840 あれから 何もしてこないね あのシスター。 252 00:19:59,840 --> 00:20:02,480 それは きっと ママの指示だ。 253 00:20:02,510 --> 00:20:05,000 ママも 最初は 僕らを疑っていたけど 254 00:20:05,020 --> 00:20:08,840 今は そうは見えない。 どうしてだろう? 255 00:20:08,870 --> 00:20:13,490 どう思う? レイ。 お前は どう思うんだ ノーマン。 256 00:20:13,520 --> 00:20:16,170 ママは 自分で動かなくてもいいように 257 00:20:16,190 --> 00:20:19,590 陰で 手を回したんだよ。 どういうこと? 258 00:20:19,620 --> 00:20:22,750 ママにとって 一番楽な状況って 何? 259 00:20:22,880 --> 00:20:25,230 うーん…。 260 00:20:25,250 --> 00:20:29,420 それは 何もしなくても 僕たちの動きを知れること。 261 00:20:29,800 --> 00:20:33,930 でも ここには 監視カメラも盗聴器も…。 262 00:20:38,060 --> 00:20:40,150 それって…。 263 00:20:40,170 --> 00:20:43,670 そう。 おそらく…。 すでに 他の見張りがいる。 264 00:20:43,690 --> 00:20:48,900 たぶん 子供たちの中に…。 内通者がいる。 265 00:20:48,960 --> 00:20:53,090 (鐘の音) (フィル)フフフッ。 266 00:20:54,380 --> 00:20:58,900 (子供たちのはしゃぐ声) 267 00:21:01,600 --> 00:21:06,820 (子供たち)おなか すいた~! 手 洗いに行こう! 早く!