1 00:00:02,002 --> 00:00:04,338 (エリンツィア)私は 放置しろと 忠告したつもりだったんだが? 2 00:00:04,338 --> 00:00:07,841 リステアード。 (リステアード)姉上だって 疑っていたんでしょう。 3 00:00:07,841 --> 00:00:10,677 赤竜が この少女を対等に見るとしたら➡ 4 00:00:10,677 --> 00:00:13,013 竜妃以外 理由が思い当たらない。 5 00:00:13,013 --> 00:00:16,617 肝心のハディスが 不本意そうだが? (ハディス)むぅ…。 6 00:00:18,685 --> 00:00:20,687 (ジル)陛下。 7 00:02:01,488 --> 00:02:04,157 どうせ 何ができるわけでもない。 8 00:02:04,157 --> 00:02:08,662 エリンツィア姉上の後ろ盾である ノイトラール公は 僕を支持してない。 9 00:02:08,662 --> 00:02:11,665 リステアードも 同じ状況だ。 んっ…。 10 00:02:11,665 --> 00:02:15,002 味方の顔で 後ろから刺されたら たまらない。 11 00:02:15,002 --> 00:02:17,004 魔力を封じられたのは 本当なのか? 12 00:02:17,004 --> 00:02:19,172 僕を始末したいなら好機かも。 お前! 13 00:02:19,172 --> 00:02:23,010 その前に 叔父上が 自滅する可能性もあるけどね。 14 00:02:23,010 --> 00:02:25,512 なっ…。 どういう意味だ。 15 00:02:25,512 --> 00:02:28,015 僕は そんなに親切じゃない。 16 00:02:28,015 --> 00:02:31,018 放っておけば 全部 解決するんだ。 帰る。 17 00:02:31,018 --> 00:02:34,521 陛下 ダメです。 僕は 妻にひざまずく男だが➡ 18 00:02:34,521 --> 00:02:37,190 今回の件に関しては 譲る気はない。 19 00:02:37,190 --> 00:02:39,192 んっ! あっ うっ…。 20 00:02:39,192 --> 00:02:41,695 陛下は たまに 頭にくる言い方しますよね? 21 00:02:41,695 --> 00:02:43,697 君こそ 僕に対する扱いが おかしくないか? 22 00:02:43,697 --> 00:02:45,699 じゃあ 誰が 陛下を蹴ったり➡ 23 00:02:45,699 --> 00:02:47,701 踏んづけてくれるって いうんですか! 別に➡ 24 00:02:47,701 --> 00:02:49,870 兵を挙げろとか 言う気はありませんよ。 25 00:02:49,870 --> 00:02:53,040 ただ お二人と話をしたほうが いいと思います。 26 00:02:53,040 --> 00:02:56,543 リステアード殿下は 自分の足で 陛下を捜したんです。 27 00:02:56,543 --> 00:02:59,880 心配してくれたんです。 僕を 心配? 28 00:02:59,880 --> 00:03:01,815 このままでは 争いになると…。 殿下! 29 00:03:01,815 --> 00:03:05,152 もっと 優しく言ってください。 陛下は 警戒心が強いんです。 30 00:03:05,152 --> 00:03:07,821 人慣れしてない大型犬と同じです。 ((ガルル… ワンワン!) 31 00:03:07,821 --> 00:03:10,991 犬? 皇帝に対して もう少し まともな例えはないのか? 32 00:03:10,991 --> 00:03:13,493 かわいいじゃないですか。 いいから 心配したって➡ 33 00:03:13,493 --> 00:03:17,497 言ってあげてください。 とりあえず あれだ。 34 00:03:17,497 --> 00:03:20,834 げ… 元気そうで 何よりだ。 35 00:03:20,834 --> 00:03:24,004 君が 普通に話しかけてくるなんて 信じられない。 36 00:03:24,004 --> 00:03:26,673 んっ…。 帝城に 妹がいるんだろう。 37 00:03:26,673 --> 00:03:29,843 叔父上に刃向かう行動は 控えたほうがいい。 38 00:03:29,843 --> 00:03:32,012 私も お前と会わなかったことにする。 39 00:03:32,012 --> 00:03:35,015 姉上! リステアード。 ハディスは正しい。 40 00:03:35,015 --> 00:03:37,684 でも まあ 元気にしている姿を見られて➡ 41 00:03:37,684 --> 00:03:40,520 うれしかった。 君のおかげかな ジル。 42 00:03:40,520 --> 00:03:43,690 思い出したぞ! そこの子どもと 結婚したというのは 本当なのか? 43 00:03:43,690 --> 00:03:46,526 さっき 自分で ジルが 竜妃だと言ってたじゃないか。 44 00:03:46,526 --> 00:03:49,029 認めるかどうかは別だ。 何か 変な取り引きや➡ 45 00:03:49,029 --> 00:03:51,031 脅しをかけたんじゃ…。 殿下➡ 46 00:03:51,031 --> 00:03:53,533 私は 自分の意思で 結婚を決めたのです。 47 00:03:53,533 --> 00:03:57,204 陛下を守るのも 幸せにするのも 妻である 私の役目です。 48 00:03:57,204 --> 00:03:59,706 そ… そうか。 49 00:03:59,706 --> 00:04:03,143 あっ… ハディス 顔色が悪いが 大丈夫か? 50 00:04:03,143 --> 00:04:06,646 だ… 大丈夫… もう 慣れ…。 51 00:04:06,646 --> 00:04:09,816 (カミラ)はいはい 横になりましょうね 陛下。 52 00:04:09,816 --> 00:04:11,818 (ジーク)ほら 水飲め 水。 53 00:04:11,818 --> 00:04:15,489 帰ろう ジル。 54 00:04:15,489 --> 00:04:17,491 んっ…。 55 00:04:17,491 --> 00:04:20,827 エリンツィア殿下 リステアード殿下。 56 00:04:20,827 --> 00:04:24,164 お二人の力を貸してください。 ジル? 57 00:04:24,164 --> 00:04:27,334 あなた方は 陛下の腹違いの ごきょうだいであると同時に➡ 58 00:04:27,334 --> 00:04:29,336 この国の臣下です。 59 00:04:29,336 --> 00:04:32,339 偽帝をのさばらせるのは 本意ではないでしょう。 60 00:04:32,339 --> 00:04:35,509 それは もちろん。 不用意な発言をするな。 61 00:04:35,509 --> 00:04:39,012 それぞれ 立場と事情がある。 現実は甘くない。 62 00:04:39,012 --> 00:04:41,681 甘いのは 殿下です。 私が ノイトラールに➡ 63 00:04:41,681 --> 00:04:45,685 陛下がいると公表したら どうなると思いますか? 64 00:04:45,685 --> 00:04:48,355 ジーク カミラ! んっ。 65 00:04:48,355 --> 00:04:50,857 んっ。 うっ… なんのまねだ? 66 00:04:50,857 --> 00:04:52,859 平穏に過ごしたいなら➡ 67 00:04:52,859 --> 00:04:56,363 私を拘束し 陛下への人質に使うべきでした。 68 00:04:56,363 --> 00:05:00,300 どういうつもりだ。 あら~ 動かないで 皇子様。 69 00:05:00,300 --> 00:05:03,136 助けが来る前に 首と胴を切り離す。 70 00:05:03,136 --> 00:05:06,973 両殿下。 陛下につくか 偽帝につくか 選んでください。 71 00:05:06,973 --> 00:05:09,309 団長 緊急事態です! (扉をたたく音) 72 00:05:09,309 --> 00:05:12,813 部下を引かせろ。 んっ…。 73 00:05:12,813 --> 00:05:15,148 カミラ ジーク 陛下を隠して。 74 00:05:15,148 --> 00:05:17,984 入れ! 何があった? 75 00:05:17,984 --> 00:05:20,654 ゲオルグ様が 村を焼き打ちしたとのことです! 76 00:05:20,654 --> 00:05:23,990 ここは ノイトラール公爵領だ。 なぜ そんなことになる! 77 00:05:23,990 --> 00:05:27,093 偽帝を隠しているという情報が あったとのことですが…。 78 00:05:30,830 --> 00:05:33,834 ブリュンヒルデ。 お前 なぜ…。 79 00:05:33,834 --> 00:05:35,836 ローザも。 80 00:05:35,836 --> 00:05:39,339 行ってくる。 陛下 私も一緒に行きます。 81 00:05:39,339 --> 00:05:43,176 ハディス お前が呼んだのか? ハッ… ハディス!? 82 00:05:43,176 --> 00:05:46,012 僕を拘束するつもりか? 83 00:05:46,012 --> 00:05:49,516 私も行く。 うちの領地だ。 僕も行くぞ! 84 00:05:49,516 --> 00:05:52,519 んっ… 好きにしろ。 85 00:05:58,358 --> 00:06:00,360 あそこだ! 86 00:06:02,796 --> 00:06:04,798 あっ…。 87 00:06:04,798 --> 00:06:07,634 僕は 北側の救援に当たる。 姉上は 消火の指示を! 88 00:06:07,634 --> 00:06:11,137 消火は 僕がする。 ラーヴェ 力を貸せ。 89 00:06:15,141 --> 00:06:17,811 お前 何を! 90 00:06:17,811 --> 00:06:22,148 竜が 炎を消す… こんなことが あるのか? 91 00:06:22,148 --> 00:06:25,552 これが 竜帝の力か。 92 00:06:33,159 --> 00:06:35,161 もう 大丈夫ですよ。 93 00:06:39,833 --> 00:06:44,170 深紅の生地に 黒竜の紋様が入った 軍旗を掲げていたそうだ。 94 00:06:44,170 --> 00:06:46,673 皇帝直属軍の紋様だ。 95 00:06:46,673 --> 00:06:48,842 逃げ遅れた者はなく➡ 96 00:06:48,842 --> 00:06:52,178 死者は出ずに済んだが…。 よかった。 97 00:06:52,178 --> 00:06:55,348 いや よくないな。 畑も燃えたか。 98 00:06:55,348 --> 00:06:59,953 城塞都市で保護できるよう 姉上が動いている。 99 00:06:59,953 --> 00:07:03,790 ハディス… 動かせるのは 僕が作った竜騎士団だけだ。 100 00:07:03,790 --> 00:07:06,293 それでもよければ お前につく。 101 00:07:06,293 --> 00:07:10,130 君の祖父 レールザッツ公は反対するぞ。 102 00:07:10,130 --> 00:07:13,967 帝国を守ってこその公爵家だ。 それに…。 103 00:07:13,967 --> 00:07:16,970 僕の兄上のことは お前のせいじゃない。 104 00:07:16,970 --> 00:07:20,307 僕は お前が 兄上よりも 立派な皇帝にならなければ➡ 105 00:07:20,307 --> 00:07:25,312 許さないし 許せない。 それだけだ。 うん。 106 00:07:25,312 --> 00:07:27,814 それより 問題は姉上だ。 107 00:07:27,814 --> 00:07:30,984 あくまで ウワサだが 妙な情報が入っていて…。 108 00:07:30,984 --> 00:07:34,654 ハディス リステアード。 いったん戻ろう。 話がある。 109 00:07:34,654 --> 00:07:37,490 僕だけでも ハディスにつきますよ 姉上。 110 00:07:37,490 --> 00:07:40,493 もう 決めた。 そう言うだろうと思った。 111 00:07:40,493 --> 00:07:43,997 私も続きたいところだが ハディス…。 112 00:07:46,833 --> 00:07:49,169 会ってほしい人物がいる。 113 00:07:49,169 --> 00:07:52,005 うちを頼ってきて 滞在しているんだが…。 114 00:07:52,005 --> 00:07:54,007 その人物の名は➡ 115 00:07:54,007 --> 00:07:57,510 フェイリス・デア・クレイトス。 116 00:07:57,510 --> 00:08:00,780 姉上 それは…。 クレイトス第一王女だ。 117 00:08:00,780 --> 00:08:04,784 彼女が 和平の手段として その…。 118 00:08:04,784 --> 00:08:07,787 ハディスに 婚約を申し込みたいと 言っている。 119 00:08:07,787 --> 00:08:11,624 それは また… おもしろい冗談だ。 120 00:08:11,624 --> 00:08:16,529 《婚約… 陛下と?》 121 00:08:18,465 --> 00:08:21,801 むぅ…。 122 00:08:21,801 --> 00:08:24,304 どうする気だ? ハディス。 123 00:08:24,304 --> 00:08:26,306 僕のお嫁さんは ジルだ。 124 00:08:26,306 --> 00:08:29,309 ジル以上に ふさわしい竜妃はいない。 125 00:08:29,309 --> 00:08:31,478 待たせて すまない。 126 00:08:31,478 --> 00:08:41,654 ♪~ 127 00:08:41,654 --> 00:08:43,656 (ロレンス)フフッ。 どういうことだ。 128 00:08:43,656 --> 00:08:45,825 彼は 竜騎士団の見習いのはずだ。 129 00:08:45,825 --> 00:08:50,497 (フェイリス)ロレンスは 私の従者です。 ここまで連れてきてくれました。 130 00:08:50,497 --> 00:08:52,665 エリンツィア殿下のご厚意で➡ 131 00:08:52,665 --> 00:08:55,001 竜について 学ばせてもらってます。 132 00:08:55,001 --> 00:08:57,837 んっ…。 ハッ…。 133 00:08:57,837 --> 00:09:00,039 ウフッ。 134 00:09:02,108 --> 00:09:04,110 皆様 初めまして。 135 00:09:04,110 --> 00:09:07,614 私 フェイリス・デア・クレイトスと申します。 136 00:09:09,949 --> 00:09:14,120 (フェイリス)エリンツィア様 リステアード様 ハディス様。 137 00:09:14,120 --> 00:09:16,456 そして ジル様ですね。 138 00:09:16,456 --> 00:09:19,459 兄が 婚約すると言っておりました。 139 00:09:19,459 --> 00:09:21,961 逃げられてしまったようですが…。 140 00:09:21,961 --> 00:09:24,798 婚約には 反対ではなかったのですか? 141 00:09:24,798 --> 00:09:29,135 反対だなんて… 楽しみにしてました 残念です。 142 00:09:29,135 --> 00:09:32,806 私が ハディス様に嫁いだら お義姉様と お呼びしても…。 143 00:09:32,806 --> 00:09:36,142 君が 僕に嫁ぐことは 絶対にありえない。 144 00:09:36,142 --> 00:09:38,144 女神クレイトスの末えい。 145 00:09:38,144 --> 00:09:41,981 器になる可能性が 最も高い女と 竜帝が結婚? 146 00:09:41,981 --> 00:09:44,484 女神の思うつぼじゃないか。 147 00:09:44,484 --> 00:09:47,153 やはり… そうなのですね。 148 00:09:47,153 --> 00:09:51,991 なんの話だ? 女神の器である… ということです。 149 00:09:51,991 --> 00:09:55,995 私は 14歳になったときに 操られるか➡ 150 00:09:55,995 --> 00:09:58,498 自我を食われる運命に あるのでしょう。 151 00:09:58,498 --> 00:10:01,835 私に残された時間は あと6年。 152 00:10:01,835 --> 00:10:06,840 その間に クレイトスとラーヴェの因縁に 決着をつけたいのです。 153 00:10:06,840 --> 00:10:09,342 そのために ハディスに嫁ぐと? 154 00:10:09,342 --> 00:10:13,179 だが あなたの独断では? (フェイリス)おっしゃるとおり。 155 00:10:13,179 --> 00:10:16,516 兄がいない隙を狙って 国を出てきました。 156 00:10:16,516 --> 00:10:20,854 恐らく 兄は 今頃 私を捜しているでしょう。 157 00:10:20,854 --> 00:10:23,523 あなたは病弱で まだ幼い。 158 00:10:23,523 --> 00:10:25,859 よく 1人で決断されたものだ。 159 00:10:25,859 --> 00:10:29,362 お話が決まれば すぐ 私と ハディス様の婚約を➡ 160 00:10:29,362 --> 00:10:31,865 公表いたします。 そうなると ハディスは➡ 161 00:10:31,865 --> 00:10:34,701 国を売った皇帝という そしりを免れない。 162 00:10:34,701 --> 00:10:39,038 よき隣人 隣国ですわ… リステアード様。 163 00:10:39,038 --> 00:10:41,207 はっきり言わせていただこう。 164 00:10:41,207 --> 00:10:43,710 僕は 叔父上の一件 あなたの兄上が かんでいると…。 165 00:10:43,710 --> 00:10:46,713 兄は 私が 敗残者の婚約者になるなど➡ 166 00:10:46,713 --> 00:10:48,715 決して許しません。 167 00:10:48,715 --> 00:10:51,384 ゲオルグ様の背後に 兄がいるならば➡ 168 00:10:51,384 --> 00:10:53,386 即座に手を引くでしょう。 169 00:10:53,386 --> 00:10:56,723 私は フェイリス王女の申し出を 引き受けるなら➡ 170 00:10:56,723 --> 00:10:59,058 ハディスに味方してもいいと 考えている。 171 00:10:59,058 --> 00:11:03,496 これが すべての状況を解決する 最善の手段だと➡ 172 00:11:03,496 --> 00:11:05,665 私は考えます。 173 00:11:05,665 --> 00:11:08,501 あなたは まだ幼い。 政略結婚など…。 174 00:11:08,501 --> 00:11:10,670 愛など なくてもいいのです。 175 00:11:10,670 --> 00:11:13,339 私の幸せは そこには ないのですから。 176 00:11:13,339 --> 00:11:16,176 だろうな。 もう 十分つきあった。 177 00:11:16,176 --> 00:11:19,846 バカバカしい。 帰る。 おい ハディス。 178 00:11:19,846 --> 00:11:22,015 発言を お許しください。 あっ…。 179 00:11:22,015 --> 00:11:24,517 帝国軍から 今後の焼き打ちについて➡ 180 00:11:24,517 --> 00:11:26,686 声明が出たそうです。 (エリンツィア/リステアード)あっ。 181 00:11:26,686 --> 00:11:29,022 自分の領土が 対象になった諸侯は➡ 182 00:11:29,022 --> 00:11:31,191 必死になって 捜索を始めるでしょう。 183 00:11:31,191 --> 00:11:34,027 時間がたてば たつほど 向こうが有利になります。 184 00:11:34,027 --> 00:11:36,029 《これ以上 手をこまねいていれば➡ 185 00:11:36,029 --> 00:11:38,197 陛下が勝っても そのあとに響く》 186 00:11:38,197 --> 00:11:40,700 そう言えば 僕がうなずくとでも? 187 00:11:40,700 --> 00:11:43,036 陛下。 んっ? 188 00:11:43,036 --> 00:11:46,539 この提案 乗りましょう! ジル? 189 00:11:46,539 --> 00:11:48,708 そうすれば エリンツィア殿下は 竜騎士団を➡ 190 00:11:48,708 --> 00:11:53,212 動かしてくださるのですよね? あっ… ああ。 もちろんだ。 191 00:11:53,212 --> 00:11:56,716 決まりです。 犠牲を最小限に 事態を打破するには➡ 192 00:11:56,716 --> 00:11:59,052 それしかありません。 お願いいたします。 193 00:11:59,052 --> 00:12:02,822 フェイリス王女殿下。 英断に感謝いたしますわ。 194 00:12:02,822 --> 00:12:05,158 至急 婚約についての…。 ジル…。 195 00:12:05,158 --> 00:12:07,994 君は この女に僕を売るつもりか。 196 00:12:07,994 --> 00:12:10,163 この程度の劣勢に おじけづいて。 197 00:12:10,163 --> 00:12:14,834 《ひるんだ瞬間 陛下は私の首を… 必ず折る》 198 00:12:14,834 --> 00:12:16,836 竜帝を 女神に売る竜妃など…。 199 00:12:16,836 --> 00:12:19,172 何を そんなに 怒ってらっしゃるんですか? 200 00:12:19,172 --> 00:12:22,675 陛下が 婚約を了承しなければ 済む話なのに…。 201 00:12:22,675 --> 00:12:25,845 陛下を口説くくらい 自由にさせてあげては? 202 00:12:25,845 --> 00:12:28,514 と言ってるんです。 そうか。 203 00:12:28,514 --> 00:12:31,684 フェイリス王女の名前だけを使って 終わらせる気か…。 204 00:12:31,684 --> 00:12:34,520 フェイリス王女は 両国の関係改善を求め➡ 205 00:12:34,520 --> 00:12:38,191 エリンツィア殿下を頼った。 そこで この騒ぎが勃発。 206 00:12:38,191 --> 00:12:41,527 たまたま 陛下と出会い 協力を申し出てくださったのです。 207 00:12:41,527 --> 00:12:45,198 婚約話くらいのウワサが 持ち上がるのは 当然のこと。 208 00:12:45,198 --> 00:12:48,201 物語の定番だと 陛下と王女が引かれ合って➡ 209 00:12:48,201 --> 00:12:50,203 婚約するんでしょうね。 210 00:12:50,203 --> 00:12:54,707 でも 私は 陛下を渡しませんよ。 フェイリス王女殿下。 211 00:12:54,707 --> 00:12:56,709 それでこそ 竜妃。 212 00:12:56,709 --> 00:12:59,212 ジル様は ハディス様がお好きなのね。 213 00:12:59,212 --> 00:13:01,814 ええ。 ですから まっとうに 正面からどうぞ。 214 00:13:01,814 --> 00:13:05,652 受けて立ちます。 すてきだわ。 まるで物語みたい。 215 00:13:05,652 --> 00:13:08,988 戦禍に巻き込まれた 私を守るため➡ 216 00:13:08,988 --> 00:13:12,492 クレイトスを味方に引き込むことは できるでしょう。 217 00:13:12,492 --> 00:13:16,162 唯一の難点は 私が人質にされているのだと➡ 218 00:13:16,162 --> 00:13:18,164 お兄様が怒らないかですが…。 219 00:13:18,164 --> 00:13:20,500 もちろん 説得してくれるのでしょう? 220 00:13:20,500 --> 00:13:23,336 本当に 両国の平和を 願っていらっしゃって➡ 221 00:13:23,336 --> 00:13:27,507 陛下との婚約を お考えなら。 222 00:13:27,507 --> 00:13:30,677 もちろんです。 ロレンス そのように手配を。 223 00:13:30,677 --> 00:13:33,513 承知しました。 では 私は そろそろ➡ 224 00:13:33,513 --> 00:13:36,616 失礼いたしますわね。 (扉の開く音) 225 00:13:39,352 --> 00:13:42,855 ジル様 ハディス様を 休ませてあげてください。 226 00:13:42,855 --> 00:13:45,358 さっきから ずっと 倒れてらっしゃいますので。 227 00:13:45,358 --> 00:13:47,527 えっ? ハァハァ…。 228 00:13:47,527 --> 00:13:49,862 慣れたんじゃなかったのかよ! ちょっと! 229 00:13:49,862 --> 00:13:51,864 陛下! 息して 息! 230 00:13:51,864 --> 00:13:53,866 お~い しっかりしろ! (カミラ)陛下! 陛下! 231 00:13:53,866 --> 00:13:57,036 ちょっと 起きて! (ジーク)生きてるか お~い! 232 00:13:57,036 --> 00:13:59,872 (リステアード/エリンツィア)ハァー。 フェイリス王女との婚約なんて➡ 233 00:13:59,872 --> 00:14:02,141 ウワサでも嫌だ! んっ! 234 00:14:02,141 --> 00:14:04,977 それは こっちのせりふです。 王女に むやみに近づいたり➡ 235 00:14:04,977 --> 00:14:06,979 話したりは 禁止です。 浮気したら➡ 236 00:14:06,979 --> 00:14:09,649 窓から 布団で す巻きにして つり下げてやりますから。 237 00:14:09,649 --> 00:14:12,985 うぅ…。 では 今から 竜騎士団の仕事 行ってきます。 238 00:14:12,985 --> 00:14:16,155 こんなときまでか? こんなときだからこそです。 239 00:14:16,155 --> 00:14:18,825 ジル! 僕は 君が 14歳以上になっても➡ 240 00:14:18,825 --> 00:14:20,993 一緒にいるって決めている。 だから? 241 00:14:20,993 --> 00:14:24,497 えっ!? え~と… 浮気も 絶対しない。 242 00:14:24,497 --> 00:14:27,500 それで? そっ… それで? その…。 243 00:14:27,500 --> 00:14:31,003 いってらっしゃい…。 当然のことしか 言えてませんよ。 244 00:14:31,003 --> 00:14:34,507 うっ うぅ… 晩ごはんは 鶏肉のガーリックバターステーキ! 245 00:14:34,507 --> 00:14:36,676 デザートには 生クリーム添え焼きプリンもつける! 246 00:14:36,676 --> 00:14:39,178 ふぁ~ 約束ですよ! 247 00:14:39,178 --> 00:14:42,014 私 お仕事 頑張ってきます! 248 00:14:42,014 --> 00:14:44,517 それで いいのかよ。 それで いいのよ。 249 00:14:44,517 --> 00:14:49,322 《私が14歳になっても 一緒にいるって…》 250 00:14:54,193 --> 00:14:56,362 (ラーヴェ)結局 料理作ってるのかよ。 あっ。 251 00:14:56,362 --> 00:14:59,198 異母きょうだいとの協力関係は どうなった? 252 00:14:59,198 --> 00:15:01,801 《身分を隠して 安全に働けるのは➡ 253 00:15:01,801 --> 00:15:05,471 竜騎士団の兵舎だろうって》 《ラーヴェ:それで 料理長かよ》 254 00:15:05,471 --> 00:15:07,473 次は 何をしますか? 255 00:15:07,473 --> 00:15:09,809 じゃあ 焼きに入って。 はい! 256 00:15:09,809 --> 00:15:13,646 《ラーヴェ:ほんと 嬢ちゃんは 俺の寿命縮めることばかりする》 257 00:15:13,646 --> 00:15:16,149 ハディス ここにいたのか。 258 00:15:16,149 --> 00:15:19,652 まだ 食事の時間じゃないぞ。 全く…。 259 00:15:19,652 --> 00:15:22,855 竜騎士団で料理長をやる皇帝が どこにいる。 260 00:15:25,992 --> 00:15:28,828 (ハディス)どう? うまい! 261 00:15:28,828 --> 00:15:31,831 お前が そんなに料理好きだとは 知らなかった。 262 00:15:31,831 --> 00:15:35,668 じっとしているだけだと ジルが疑うかもしれないからな。 263 00:15:35,668 --> 00:15:38,671 何を疑うんだ? 浮気を。 264 00:15:38,671 --> 00:15:40,840 ああ…。 フゥー。 265 00:15:40,840 --> 00:15:43,009 ここで 僕が ちゃんと働いてれば➡ 266 00:15:43,009 --> 00:15:45,511 ジルは 浮気を疑ったりしないだろう? 267 00:15:45,511 --> 00:15:49,515 それは そうだが…。 だって この間のあれって…。 268 00:15:49,515 --> 00:15:53,019 つ… つまり や… やきもち… ジルが…。 269 00:15:53,019 --> 00:15:55,021 ハァハァ…。 水だ 飲め。 270 00:15:55,021 --> 00:15:57,356 (扉の開く音) 271 00:15:57,356 --> 00:15:59,525 ここにいたのか 2人とも。 272 00:15:59,525 --> 00:16:02,628 ラーヴェ皇族がそろって ちゅう房で会合か。 273 00:16:02,628 --> 00:16:07,133 どんな状況だ。 朗報だ。 ヴィッセルと連絡がついた。 274 00:16:07,133 --> 00:16:11,304 兄上と? そうだ。 ハディスを心配している。 275 00:16:11,304 --> 00:16:14,974 リステアード 妹のフリーダも無事だそうだ。 276 00:16:14,974 --> 00:16:17,143 怖がっていないといいが…。 277 00:16:17,143 --> 00:16:19,145 皇族は 全員 無事だ。 278 00:16:19,145 --> 00:16:22,315 あとは 水面下で準備をし 決着をつける。 279 00:16:22,315 --> 00:16:24,650 ヴィッセルも 協力してくれるはずだ。 280 00:16:24,650 --> 00:16:27,820 ヴィッセルは 叔父上の娘と婚約している。 281 00:16:27,820 --> 00:16:29,989 頼るのは 不安だが…。 282 00:16:29,989 --> 00:16:32,992 ハディスも いいな? うん。 283 00:16:32,992 --> 00:16:35,995 挙兵も 間近だな。 284 00:16:35,995 --> 00:16:40,666 やあ 精が出るね。 ジークさんは来ないのかな? 285 00:16:40,666 --> 00:16:42,668 ジークは 訓練です。 286 00:16:42,668 --> 00:16:45,338 竜騎士団の見習いなんだから 当然でしょう。 287 00:16:45,338 --> 00:16:48,508 何か 言いたいことがあるんですか? 288 00:16:48,508 --> 00:16:50,510 君に 興味があるんだ。 289 00:16:50,510 --> 00:16:53,179 どう 説明すればいいか。 290 00:16:53,179 --> 00:16:56,515 あっ そう… ヴィッセル皇太子と連絡が取れた。 291 00:16:56,515 --> 00:17:00,620 兵が集まりしだい 皇帝と フェイリス王女の所在を明かし➡ 292 00:17:00,620 --> 00:17:04,457 ゲオルグ様に投降を促すそうだ。 どう思う? 293 00:17:04,457 --> 00:17:08,127 ヴィッセル皇子が裏切れば すべてが水の泡です。 294 00:17:08,127 --> 00:17:11,130 皇帝は 実兄とは仲がいいと 聞いていたけど? 295 00:17:11,130 --> 00:17:13,966 私は何より 陛下の味方なので。 296 00:17:13,966 --> 00:17:18,137 君は 皇太子どころか エリンツィア殿下も リステアード殿下も➡ 297 00:17:18,137 --> 00:17:21,974 裏切る可能性を 頭に入れている。 いや…。 298 00:17:21,974 --> 00:17:26,646 俺には 君が そうなると知ってるように見える。 299 00:17:26,646 --> 00:17:29,148 そこに 興味があるんだ。 300 00:17:29,148 --> 00:17:32,151 私の部下になってくれるなら 話してあげますよ。 301 00:17:32,151 --> 00:17:36,322 んっ… その答えは 想定してなかったな。 302 00:17:36,322 --> 00:17:41,160 できないでしょう? なら お互い 詮索はなしです。 303 00:17:41,160 --> 00:17:45,164 ひょっとして 俺を見逃してくれる ってことなのかな? 304 00:17:45,164 --> 00:17:49,001 そういうつもり なかったんだけど なんか くすぐったい気分だな。 305 00:17:49,001 --> 00:17:53,839 でも 陛下に手を出したら 別ですから。 う~ん…。 306 00:17:53,839 --> 00:17:57,176 それ 男物の下着じゃないか。 そうですよ? 307 00:17:57,176 --> 00:18:00,446 これは 嫌がらせじゃないか! どいつが やったんだ? 308 00:18:00,446 --> 00:18:03,449 調べたいですか? 複数 いるみたいですけど。 309 00:18:03,449 --> 00:18:07,453 これは 皇帝に報告すべきだよ。 やめてください。 310 00:18:07,453 --> 00:18:09,789 陛下に知られたら 大ごとになります。 311 00:18:09,789 --> 00:18:12,124 確かに 皇帝の怒りを買えば➡ 312 00:18:12,124 --> 00:18:15,628 そいつらは 首になるだろう。 でも それは当然のことだ。 313 00:18:15,628 --> 00:18:17,797 違います! 私が➡ 314 00:18:17,797 --> 00:18:20,633 嫌がらせされてるなんて 知ったら…。 315 00:18:20,633 --> 00:18:23,469 悲しんで 泣いちゃうかもしれない じゃないですか! 316 00:18:23,469 --> 00:18:26,973 えっ? もしくは 恐怖政治とか 変な方向に走るかもしれません。 317 00:18:26,973 --> 00:18:29,642 どっちに転んでも なだめるのが どれだけ大変か! 318 00:18:29,642 --> 00:18:33,479 君 そんな男のどこが…。 料理が うまいところです! 319 00:18:33,479 --> 00:18:36,482 わかった。 俺がやるよ 洗濯。 320 00:18:36,482 --> 00:18:38,484 それと ジークさんを借りていいかい? 321 00:18:38,484 --> 00:18:41,153 洗濯 手伝わせます? いや。 322 00:18:41,153 --> 00:18:44,056 こんなことをした連中に 思い知らせる。 323 00:18:46,993 --> 00:18:50,496 ただいま… って どうしたんですか? 324 00:18:50,496 --> 00:18:52,498 あっ ほら ジルちゃん 来たわよ。 325 00:18:52,498 --> 00:18:54,834 ねっ? あんなの ただのウワサだって。 326 00:18:54,834 --> 00:18:59,839 ウワサ? 竜騎士見習いの少年が 君を助けたって。 327 00:18:59,839 --> 00:19:03,275 つ… つつ… つき… つきあってる男だって。 328 00:19:03,275 --> 00:19:06,445 いや 待ってください。 それって ロレンスのことですか? 329 00:19:06,445 --> 00:19:09,782 僕は 君を不安にさせては いけないと思って➡ 330 00:19:09,782 --> 00:19:13,953 料理長になって…。 なのに 肝心の君が 浮気を! 331 00:19:13,953 --> 00:19:16,455 違います 陛下! ちゃんと説明しますから! 332 00:19:16,455 --> 00:19:19,125 言い訳なんて 聞きたくない! うぅ…。 333 00:19:19,125 --> 00:19:22,962 あっ うぅ… うっ うっ…。 334 00:19:22,962 --> 00:19:26,465 うぅ… なんで…。 335 00:19:26,465 --> 00:19:29,969 フン! えっ? 336 00:19:29,969 --> 00:19:31,971 (ハディス)フン! うぅ…。 337 00:19:31,971 --> 00:19:33,973 やだ 修羅場だわ。 338 00:19:33,973 --> 00:19:36,809 10歳と 19歳の修羅場っていうのも すごいな。 339 00:19:36,809 --> 00:19:39,478 そんなこと言ってないで 2人とも 一緒に説得を! 340 00:19:39,478 --> 00:19:41,480 それは 俺たちには無理だ。 341 00:19:41,480 --> 00:19:44,150 ややこしくなって困るのは ジルちゃんよ。 342 00:19:44,150 --> 00:19:46,819 うっ… はい。 343 00:19:46,819 --> 00:19:50,489 陛下 入りますよ。 (ノック) 344 00:19:50,489 --> 00:19:53,492 本当に ロレンスとは なんでもないんです。 345 00:19:53,492 --> 00:19:56,495 《もし 陛下が嫌がらせをされていて➡ 346 00:19:56,495 --> 00:19:59,832 知らぬ間に 他の女性が 解決したことを知ったら…》 347 00:19:59,832 --> 00:20:02,835 陛下… 私を す巻きにして➡ 348 00:20:02,835 --> 00:20:04,837 窓から つるしてください。 なんで!? 349 00:20:04,837 --> 00:20:07,173 私が 同じことをされたら つるすからです! 350 00:20:07,173 --> 00:20:11,177 ぶんぶん 振り回します! い… 意外と楽しそうな気が…。 351 00:20:11,177 --> 00:20:13,679 《もしも 陛下が➡ 352 00:20:13,679 --> 00:20:18,017 女の下着を洗うような嫌がらせを 受けていたら…》 353 00:20:18,017 --> 00:20:20,019 殺すしかないな。 354 00:20:20,019 --> 00:20:23,355 怖い! 話の流れが さっぱりな分 余計 怖い! 355 00:20:23,355 --> 00:20:25,524 僕も 大人気なく騒いで ごめん! 356 00:20:25,524 --> 00:20:27,526 いえ… 陛下は悪くないです! 357 00:20:27,526 --> 00:20:30,529 (ハディス)違うよ 僕が意地悪だった。 358 00:20:30,529 --> 00:20:35,367 ごめん… 話して。 ちゃんと聞くよ。 359 00:20:35,367 --> 00:20:38,204 本当に なんでもない話なんですよ。 360 00:20:38,204 --> 00:20:42,208 なんでもなくないよ。 僕以外と ウワサになるなんて。 361 00:20:42,208 --> 00:20:44,877 それは… はい。 362 00:20:44,877 --> 00:20:48,047 反省しました。 けど あの…。 363 00:20:48,047 --> 00:20:50,216 やり直しませんか? 364 00:20:50,216 --> 00:20:53,052 陛下が 「浮気だ」って 泣いてる辺りから。 365 00:20:53,052 --> 00:20:55,888 どうして? 君を困らせないよう➡ 366 00:20:55,888 --> 00:20:58,057 お行儀よくしてるのに。 367 00:20:58,057 --> 00:21:00,993 節度を保てば 甘えてくれてもいいんですよ? 368 00:21:00,993 --> 00:21:04,497 あれ? 僕を 甘やかさなかったんじゃないの? 369 00:21:04,497 --> 00:21:06,999 さ… 作戦変更しました。 370 00:21:06,999 --> 00:21:10,503 敵が それに乗ってくれるとは かぎらないよ? 371 00:21:10,503 --> 00:21:13,005 ジルの作戦変更の理由は➡ 372 00:21:13,005 --> 00:21:15,674 「このままじゃ負ける」 なんだから。 373 00:21:15,674 --> 00:21:18,844 君の話を ぜ~んぶ聞きたいな。 374 00:21:18,844 --> 00:21:23,182 素直に話したら お行儀いい 陛下のままで いてくれますか? 375 00:21:23,182 --> 00:21:26,519 もちろん。 何があったの? 376 00:21:26,519 --> 00:21:29,855 実は 竜騎士団の一部の連中から➡ 377 00:21:29,855 --> 00:21:32,858 嫌がらせを受けまして。 378 00:21:32,858 --> 00:21:35,194 それは…。 379 00:21:35,194 --> 00:21:37,863 殺すしかないな。 380 00:21:37,863 --> 00:21:40,199 (ジル)ジーク カミラ! 陛下から 包丁を取り上げて! 381 00:21:40,199 --> 00:21:42,701 (ジーク)神妙にしろ! (カミラ)ダメよ 陛下! 382 00:21:42,701 --> 00:21:45,104 (ハディス)ワオーン! 383 00:23:19,999 --> 00:23:23,302 (ハディス)これ ジルに あげるつもりだったんだけど…。 384 00:23:25,838 --> 00:23:28,173 フリーダがいれば 喜ぶんだが。 385 00:23:28,173 --> 00:23:30,676 でも 僕の作ったものじゃ…。 386 00:23:30,676 --> 00:23:34,847 怖がりなんだ フリーダは。 しかたないと流してやれ。 387 00:23:34,847 --> 00:23:37,182 兄なんだから。 えっ? 388 00:23:37,182 --> 00:23:39,351 なんだ? おかしな顔をして。 389 00:23:39,351 --> 00:23:41,520 (2人)んっ? (扉の開く音) 390 00:23:41,520 --> 00:23:45,357 (エリンツィア)こういうのは 皆で食べるものだ。 391 00:23:45,357 --> 00:23:48,861 (ハディス)なんだか きょうだいといるみたいだな。