1 00:00:02,002 --> 00:00:04,338 (ジル)うっ… くっ! 2 00:00:04,338 --> 00:00:07,841 (リステアード)ハディスと僕たちに 血のつながりがない? 3 00:00:07,841 --> 00:00:10,010 どういうことだ? 4 00:00:10,010 --> 00:00:13,013 今すぐ 公開すべきです。 5 00:00:16,350 --> 00:00:19,019 民の 竜帝の裁断を仰ぎましょう。 6 00:00:19,019 --> 00:00:21,355 僕たちの存在が過ちならば➡ 7 00:00:21,355 --> 00:00:24,024 それを正すためにも…。 (ゲオルグ)だから 消すのだ! 8 00:00:24,024 --> 00:00:26,026 (エリンツィア)ハディスは まだ知らない。 9 00:00:26,026 --> 00:00:28,195 今なら 大きな争いを起こさず➡ 10 00:00:28,195 --> 00:00:30,197 民たちも混乱させずに済む。 11 00:00:30,197 --> 00:00:32,866 (ゲオルグ)あれさえ 竜帝にならなければ➡ 12 00:00:32,866 --> 00:00:35,369 誰も 不幸にならなかったのだ! 13 00:00:37,538 --> 00:00:39,539 死ね! 14 00:00:39,539 --> 00:01:00,327 ♬~ 15 00:01:00,327 --> 00:01:02,329 陛下…。 16 00:01:05,332 --> 00:01:08,502 (ハディス)おもしろい話だったよ。 17 00:01:08,502 --> 00:01:12,506 まさかの真実に ラーヴェも びっくりだ。 18 00:01:12,506 --> 00:01:15,842 確かに 話し合う余地はない。 19 00:01:15,842 --> 00:01:18,845 生殺与奪を握っているのは…。 20 00:01:20,847 --> 00:01:23,050 僕なんだから。 21 00:01:29,700 --> 00:01:32,700 これでも 僕には あったんだよ。 22 00:01:32,700 --> 00:01:35,540 幸せ家族計画っていってね➡ 23 00:01:35,540 --> 00:01:37,710 呪われてるなんて言われても➡ 24 00:01:37,710 --> 00:01:40,540 いつか きっと わかり合えるって。 25 00:01:40,540 --> 00:01:44,050 ハディス 私は…。 黙れ 裏切り者。 26 00:01:44,050 --> 00:01:46,550 うっ…。 竜帝をかたる 不届き者め。 27 00:01:46,550 --> 00:01:49,050 お前ら みんな 薄汚い反逆者じゃないか! 28 00:01:49,050 --> 00:01:53,320 今 ここで 処刑してやる! 29 00:01:53,320 --> 00:01:56,330 てやっ! 30 00:01:56,330 --> 00:01:58,330 陛下! 31 00:02:02,100 --> 00:02:05,500 ハッ! バカな…。 32 00:02:05,500 --> 00:02:08,670 魔力は 封じられているはず。 33 00:02:08,670 --> 00:02:13,080 くっ… この化け物め。 34 00:02:15,010 --> 00:02:20,020 化け物? 僕が化け物なら お前らは なんだ? 35 00:02:20,020 --> 00:02:23,520 国や民を理由に 僕を亡き者にしようとする➡ 36 00:02:23,520 --> 00:02:27,020 お前らのほうが よっぽど 化け物じゃないか。 37 00:02:29,360 --> 00:02:33,700 処刑されるのは 僕じゃない。 38 00:02:33,700 --> 00:02:36,200 お前らのほうだ。 39 00:02:36,200 --> 00:02:38,540 うおっ! うっ…。 40 00:02:38,540 --> 00:02:40,540 うわっ! 41 00:02:45,710 --> 00:02:48,050 陛下! ダメです。 42 00:02:48,050 --> 00:02:52,480 陛下! お願いですから こっちを。 私を見てください! 43 00:02:52,480 --> 00:02:55,650 僕が 何をしたんだ! 勝手に遠ざけ 呪いだ なんだと➡ 44 00:02:55,650 --> 00:02:57,990 都合の悪いことだけ 僕のせいにする。 45 00:02:57,990 --> 00:03:01,320 生まれてこなければ よかったのは お前らのほうだ! 46 00:03:01,320 --> 00:03:03,330 僕じゃない! 47 00:03:03,330 --> 00:03:05,330 陛下。 48 00:03:05,330 --> 00:03:07,330 殺してやる。 49 00:03:07,330 --> 00:03:09,330 全員だ! 50 00:03:09,330 --> 00:03:13,140 《どうすれば… このままじゃ 陛下が…》 51 00:03:15,170 --> 00:03:17,670 生まれたことを後悔させてやる。 52 00:03:20,180 --> 00:03:23,080 僕が そうされたように! 53 00:03:25,020 --> 00:03:27,620 私が 陛下の子どもを 10人産みます! 54 00:03:32,520 --> 00:03:35,190 ジル 今 なんて? 55 00:03:35,190 --> 00:03:38,530 私が 陛下の子どもを産みます。 10人! 56 00:03:38,530 --> 00:03:41,360 任せてください。 うちは 多産の家系ですから! 57 00:03:41,360 --> 00:03:43,700 私も 7人きょうだいですし 姉なんて➡ 58 00:03:43,700 --> 00:03:47,100 もう 3人 子どもを産んでます! フン! 59 00:03:49,370 --> 00:03:51,480 ジル なんの話か よく…。 60 00:03:51,480 --> 00:03:53,980 そしたら リステアード殿下に 娘を嫁がせましょう! 61 00:03:53,980 --> 00:03:56,980 それで 義理の息子です。 息子と結婚してもらえば➡ 62 00:03:56,980 --> 00:03:59,980 エリンツィア殿下は 義理の娘です。 (リステアード/エリンツィア)はぁ? 63 00:03:59,980 --> 00:04:02,790 それで みんな 家族です。 完璧でしょう! 64 00:04:07,160 --> 00:04:13,500 うっ! これが 陛下と私の幸せ家族計画です。 65 00:04:13,500 --> 00:04:16,000 ああ…。 66 00:04:16,000 --> 00:04:20,840 お願いです 陛下。 諦めないでください。 67 00:04:20,840 --> 00:04:22,840 ラーヴェ皇族が なんですか。 68 00:04:22,840 --> 00:04:25,010 エリンツィア殿下とリステアード殿下は➡ 69 00:04:25,010 --> 00:04:27,840 確かに 血は つながっていないかもしれません。 70 00:04:27,840 --> 00:04:31,350 でも 陛下思いの いいきょうだいじゃないですか。 71 00:04:31,350 --> 00:04:35,190 私だって 血は つながってません。 72 00:04:35,190 --> 00:04:39,190 でも 家族になれるんです。 73 00:04:41,690 --> 00:04:44,360 ジル…。 74 00:04:44,360 --> 00:04:46,530 道は 必ず あります。 75 00:04:46,530 --> 00:04:48,530 やり直せます。 76 00:04:52,140 --> 00:04:56,470 陛下は… 陛下は 私が幸せにします! 77 00:04:56,470 --> 00:04:58,480 二言は ありません。 78 00:05:06,480 --> 00:05:09,090 すごいな 君は。 79 00:05:11,320 --> 00:05:13,320 陛下。 80 00:05:16,330 --> 00:05:18,830 (ラーヴェ)よう 嬢ちゃん。 (ジル)ラーヴェ様。 81 00:05:18,830 --> 00:05:23,330 (ゲオルグ)うっ うぅ…。 82 00:05:23,330 --> 00:05:26,670 殺してやる。 83 00:05:26,670 --> 00:05:28,670 殺してやるぞ ハディス。 84 00:05:28,670 --> 00:05:32,680 お前さえ… お前さえ いなければ! 85 00:05:32,680 --> 00:05:35,680 叔父上…。 86 00:05:35,680 --> 00:05:38,010 いや 反逆者 ゲオルグ。 87 00:05:38,010 --> 00:05:42,020 竜帝をかたった罪を 償ってもらう。 貴様…。 88 00:05:42,020 --> 00:05:45,190 投降するなら ラーヴェ皇族として処刑してやる。 89 00:05:45,190 --> 00:05:49,360 その偽物を持ち続けるより マシな死に方が できるはずだ。 90 00:05:49,360 --> 00:05:52,960 天剣を偽ることは ことわりに背く行為。 91 00:05:52,960 --> 00:05:56,130 全身が腐り やがて 死が訪れる。 92 00:05:56,130 --> 00:05:58,640 かまわん! それでも お前は…。 93 00:05:58,640 --> 00:06:03,310 お前だけは 消しておかねばならんのだ! 94 00:06:03,310 --> 00:06:05,310 フン! 95 00:06:07,810 --> 00:06:10,810 くっ…。 もう やめるんだ 叔父上。 96 00:06:10,810 --> 00:06:13,650 ハディスは 僕らをラーヴェ皇族として 認めようとしてくれているんだ。 97 00:06:13,650 --> 00:06:18,150 そこを どけ! こいつのことだ 裏切るに決まっている。 98 00:06:18,150 --> 00:06:20,490 そんなもの 誰が信じるというのだ! 99 00:06:20,490 --> 00:06:25,000 私は信じます。 何を言っている! エリンツィア。 100 00:06:28,000 --> 00:06:32,170 信じるべきです。 自分たちのことばかり考えて➡ 101 00:06:32,170 --> 00:06:35,010 先に 保身に走ったのは私たちだ。 102 00:06:35,010 --> 00:06:40,310 それを許してくれたハディスは 立派な皇帝です。 103 00:06:48,020 --> 00:06:50,620 どこにあるというのだ? 104 00:06:50,620 --> 00:06:54,460 こいつが この先 裏切らないという保証が。 105 00:06:54,460 --> 00:06:59,460 叔父上 今の私たちに必要なのは 信じる強さなんです。 106 00:06:59,460 --> 00:07:02,630 黙れ! どいつもこいつも➡ 107 00:07:02,630 --> 00:07:07,800 そんな甘い考えで 何が守れるというのだ! 108 00:07:07,800 --> 00:07:10,010 あっ…。 黒竜! 109 00:07:11,980 --> 00:07:14,480 (ジル)ロレンス! ジーク! カミラ! 110 00:07:14,480 --> 00:07:18,650 (ジーク)おとなしくしな。 (カミラ)分が悪いわよ! 111 00:07:18,650 --> 00:07:23,820 (うなり声) 112 00:07:23,820 --> 00:07:25,990 うぅ! クソ! 113 00:07:25,990 --> 00:07:28,790 この! この! 114 00:07:34,660 --> 00:07:39,000 陛下。 あの偽物の天剣が 叔父上を食ってるんだ。 115 00:07:39,000 --> 00:07:43,510 (ゲオルグ)私たちは 排除せねばならない…。 116 00:07:43,510 --> 00:07:49,180 竜帝を…。 でなければ 殺される! 117 00:07:49,180 --> 00:07:52,450 娘も 兄も おいも めいも 家族も 皆➡ 118 00:07:52,450 --> 00:07:55,620 竜帝の裁きを受けてしまう。 助けねば 救わねば…。 119 00:07:55,620 --> 00:07:58,460 もういい! その偽物を放すんだ。 120 00:07:58,460 --> 00:08:02,130 私が守る。 121 00:08:02,130 --> 00:08:06,330 守る 守る… 守る! 122 00:08:11,470 --> 00:08:13,470 ぐっ…。 123 00:08:16,310 --> 00:08:18,980 うっ! 124 00:08:18,980 --> 00:08:23,980 てやっ! 壊せ 殺せ! 皆殺しだ! 125 00:08:23,980 --> 00:08:27,320 帝都のほうよ。 街の人たちを襲うつもりか? 126 00:08:27,320 --> 00:08:30,990 ジーク カミラ ロレンス お前たちは 殿下たちを頼む! 127 00:08:30,990 --> 00:08:32,990 黒竜! 128 00:08:32,990 --> 00:08:35,990 陛下。 戦うのは 僕だけだ。 ハディス! 129 00:08:35,990 --> 00:08:38,830 黒竜! 竜妃とともに 民の救助を。 130 00:08:38,830 --> 00:08:42,000 (黒竜)請け負った。 そんな 待ってください。 131 00:08:42,000 --> 00:08:45,670 魔力が戻ってない状態で あれと戦うのは 危険すぎるよ。 132 00:08:45,670 --> 00:08:49,010 でも…。 それに これは 僕の…。 133 00:08:49,010 --> 00:08:52,940 いや 竜帝たる僕が始末をつける。 134 00:08:52,940 --> 00:08:56,110 行くよ ラーヴェ。 (ラーヴェ)あいよ。 135 00:08:56,110 --> 00:08:58,110 (エリンツィア/リステアード)あっ…。 136 00:08:58,110 --> 00:09:00,120 陛下。 137 00:09:02,290 --> 00:09:05,790 我は 竜神の末えい。 138 00:09:05,790 --> 00:09:08,790 女神と戦う者。 139 00:09:08,790 --> 00:09:12,130 見つけたぞ。 140 00:09:12,130 --> 00:09:14,130 そこまでだ! 141 00:09:14,130 --> 00:09:18,300 竜帝! 邪魔をするな! 142 00:09:18,300 --> 00:09:20,300 うっ…。 143 00:09:22,310 --> 00:09:24,310 うっ! 144 00:09:28,140 --> 00:09:30,150 終わりにしよう 叔父上。 145 00:09:30,150 --> 00:09:32,480 方法は 間違っていたかもしれない。 146 00:09:32,480 --> 00:09:36,820 だが それでも 民を 国を 家族をも守ろうとしたあなたは➡ 147 00:09:36,820 --> 00:09:41,490 立派だった。 だから これは…。 148 00:09:41,490 --> 00:09:43,490 僕から せめてもの 手向けだ。 149 00:09:43,490 --> 00:09:48,330 (咆哮) 150 00:09:48,330 --> 00:09:51,000 フンッ! 151 00:09:51,000 --> 00:09:55,000 (雄たけび) 152 00:09:57,340 --> 00:09:59,340 あっ…。 153 00:10:06,680 --> 00:10:10,020 《心配しなくていいよ 叔父上。 154 00:10:10,020 --> 00:10:13,020 僕は いつか きっと…》 155 00:10:15,190 --> 00:10:17,190 陛下。 156 00:10:17,190 --> 00:10:28,710 ♬~ 157 00:10:30,710 --> 00:10:41,120 ♬~ 158 00:10:45,720 --> 00:10:48,060 (カミラ)まだ 魔力が戻らない? 159 00:10:48,060 --> 00:10:50,490 ちょっと ジルちゃん ほんとなの? 160 00:10:50,490 --> 00:10:52,500 そうみたいなんです。 161 00:10:54,830 --> 00:10:59,340 私の魔力が戻ってないとしたら たぶん 陛下も…。 162 00:10:59,340 --> 00:11:02,340 もう少し 様子を見てみたら どうだ? 163 00:11:02,340 --> 00:11:05,510 完全に回復するまで 1年は かかるんだろ? 164 00:11:05,510 --> 00:11:07,510 でも おかしくないですか? 165 00:11:07,510 --> 00:11:11,350 んっ? そうね。 魔力を封じていた偽天剣は➡ 166 00:11:11,350 --> 00:11:14,020 ゲオルグと一緒に消滅したはず。 167 00:11:14,020 --> 00:11:17,020 なのに 魔力が戻らないなんて そんなことある? 168 00:11:17,020 --> 00:11:19,360 じゃあ どういうことなんだよ。 169 00:11:19,360 --> 00:11:21,360 それが わからないから 困ってるんでしょ。 170 00:11:21,360 --> 00:11:24,030 頭 使いなさいよ クマ男。 誰が クマだ! 171 00:11:24,030 --> 00:11:26,530 う~ん…。 (ハディス)痛い 痛い 痛い! 172 00:11:26,530 --> 00:11:29,700 そんなに 頭を押さえて 背が 縮んだら どうするんだ! リステアード。 173 00:11:29,700 --> 00:11:31,700 いいかげん 僕を呼び捨てにするのをやめろ。 174 00:11:31,700 --> 00:11:35,540 兄上と呼べ! ジル… さっきから リステアードが ひどいんだ。 175 00:11:35,540 --> 00:11:38,710 あのな 僕が言いたいのは 呼び捨てをやめろと…。 176 00:11:38,710 --> 00:11:41,880 無理強いするものではないだろう。 姉上! 177 00:11:41,880 --> 00:11:46,380 それに 私たちは ハディスに そんなことを言えた立場では…。 178 00:11:46,380 --> 00:11:49,220 フン! そうやって 遠慮するのは違うでしょう。 179 00:11:49,220 --> 00:11:52,160 何せ 僕らは 黒竜と竜神 じきじきに認められた➡ 180 00:11:52,160 --> 00:11:55,330 ラーヴェ皇族なんですよ! 立ち直り はや~。 181 00:11:55,330 --> 00:11:57,330 だな。 大体 姉上は➡ 182 00:11:57,330 --> 00:12:00,660 そういって 優しさと無責任を 混同するのが よくないんです。 183 00:12:00,660 --> 00:12:03,670 こいつは 僕たちの弟。 だったら 他のきょうだいと同じように➡ 184 00:12:03,670 --> 00:12:07,170 扱うべきじゃないですか? だが リステアード ハディスは 竜帝で…。 185 00:12:07,170 --> 00:12:09,340 何を恐れることがあるのですか! 186 00:12:09,340 --> 00:12:11,340 あっ…。 187 00:12:11,340 --> 00:12:14,680 僕らだけでも 恐れてはならないんだ! 188 00:12:14,680 --> 00:12:16,680 あっ…。 189 00:12:19,680 --> 00:12:22,520 そうだな。 フフッ…。 190 00:12:22,520 --> 00:12:24,520 うぅ…。 一本 取られたな。 191 00:12:24,520 --> 00:12:28,020 でも それで こんなにうるさくて しつこいなんて…。 192 00:12:28,020 --> 00:12:31,690 何か言ったか? ハディス。 たった 2か月しか違わないのに➡ 193 00:12:31,690 --> 00:12:34,700 偉そうなんだよ…。 194 00:12:34,700 --> 00:12:37,200 リステアード兄上は…。 フッ…。 195 00:12:37,200 --> 00:12:42,870 フッ… フフフフ… よし 僕を兄と認めたな ハディス。 196 00:12:42,870 --> 00:12:45,880 つまり お前より 僕が上! 197 00:12:45,880 --> 00:12:51,980 (笑い声) 198 00:12:51,980 --> 00:12:54,820 いい話だったのに。 何を言うか 姉上。 199 00:12:54,820 --> 00:12:57,820 さあ もう一度 言ってみろ ハディス 僕を兄上と。 200 00:12:57,820 --> 00:13:00,320 嫌だ。 遠慮することはないぞ。 201 00:13:00,320 --> 00:13:03,160 (笑い声) 202 00:13:03,160 --> 00:13:05,660 しつこく言わせるあたり そっくりですね➡ 203 00:13:05,660 --> 00:13:08,160 陛下とリステアード殿下って。 言えてる。 204 00:13:08,160 --> 00:13:10,500 (むせる声) 205 00:13:10,500 --> 00:13:14,340 ほら 水 飲め。 エリンツィア殿下 今日のパレード➡ 206 00:13:14,340 --> 00:13:18,680 陛下をお願いしますね。 ああ 君は欠席だものな。 207 00:13:18,680 --> 00:13:22,350 残念だ。 いいんです。 どうせ この身長じゃ➡ 208 00:13:22,350 --> 00:13:25,520 陛下の凱旋パレードなんて 見えないでしょうし。 209 00:13:25,520 --> 00:13:27,850 でも 11歳になったことですし➡ 210 00:13:27,850 --> 00:13:30,690 そろそろ 背が伸びても いいはずなんですが…。 211 00:13:30,690 --> 00:13:33,020 あっ…。 (テーブルに手をつく音) 212 00:13:33,020 --> 00:13:35,860 うっ…。 213 00:13:35,860 --> 00:13:38,360 どうしました? 214 00:13:38,360 --> 00:13:44,870 ジッ… ジル 君 今 じゅじゅじゅ… 10歳じゃ…。 215 00:13:44,870 --> 00:13:47,870 11歳になりました。 いつ? 216 00:13:47,870 --> 00:13:50,470 陛下が捕まって 護送されてたころですが…。 217 00:13:50,470 --> 00:13:54,780 ハッ… そんな… そんなことって…。 218 00:13:57,310 --> 00:14:00,480 お… お嫁さんの誕生日が…。 219 00:14:00,480 --> 00:14:04,650 初めて 一緒に過ごす誕生日が…。 220 00:14:04,650 --> 00:14:07,990 過ぎていた? そんな 大げさですよ。 221 00:14:07,990 --> 00:14:09,990 すまん ハディス。 222 00:14:09,990 --> 00:14:13,500 中止だ…。 はっ? 223 00:14:13,500 --> 00:14:16,170 今日のパレードは 中止。 224 00:14:16,170 --> 00:14:19,670 ジルの誕生会に変更する! (一同)えっ!? 225 00:14:19,670 --> 00:14:22,170 バカか! そんなこと できるわけがないだろう! 226 00:14:22,170 --> 00:14:24,340 だったら 皇帝なんて やめてやる。 227 00:14:24,340 --> 00:14:27,180 お嫁さんの誕生日を祝えない 皇帝なんて 皇帝じゃない。 228 00:14:27,180 --> 00:14:29,180 あとで みんなで お祝いしよう。 なっ? 229 00:14:29,180 --> 00:14:31,350 そうだ 僕だって。 わ… 私もだ。 230 00:14:31,350 --> 00:14:34,850 やめてやる。 皇帝なんて やめてやる! 231 00:14:34,850 --> 00:14:39,020 陛下 大丈夫ですから。 パレードが終わって 落ち着いたら➡ 232 00:14:39,020 --> 00:14:41,520 みんなで お祝いしてください。 でも…。 233 00:14:41,520 --> 00:14:45,030 みんなで お祝いできる ことのほうが 私 うれしいです! 234 00:14:45,030 --> 00:14:47,360 これっくらい 大きなケーキ作ってください! 235 00:14:47,360 --> 00:14:49,870 いちご たくさんで! わかった。 236 00:14:49,870 --> 00:14:52,970 ラーヴェ帝国の総力を挙げた 最大の祭典を約束する! 237 00:14:52,970 --> 00:14:55,970 ほんとですか? ああ 今こそ 皇帝の力を➡ 238 00:14:55,970 --> 00:15:00,140 正しく使ってみせる! 皇帝として正しくない気がするが。 239 00:15:00,140 --> 00:15:03,310 堅いことは言うな。 楽しいことは多いほうがいい。 240 00:15:03,310 --> 00:15:06,980 そうね。 みんなで ジルちゃんに プレゼントを用意しましょう。 241 00:15:06,980 --> 00:15:11,320 みんなでか。 そういや あいつは 一緒じゃなかったんだな。 242 00:15:11,320 --> 00:15:16,330 ロレンスか。 彼なら クレイトスに帰る フェイリス王女の護衛についている。 243 00:15:16,330 --> 00:15:20,000 今頃 ベイルブルグを出るころだと思うが…。 244 00:15:20,000 --> 00:15:24,500 陛下 1つだけ お願いが! へっ? 245 00:15:24,500 --> 00:15:26,500 (スフィア)ハァ…。 246 00:15:30,340 --> 00:15:33,680 よっと。 ありがとうございます ラーヴェ様。 247 00:15:33,680 --> 00:15:37,350 いいって。 嬢ちゃんの魔力も まだ 戻ってねえしな。 248 00:15:37,350 --> 00:15:40,350 んじゃ さっさと スフィア嬢ちゃん 呼びにいこうぜ。 249 00:15:40,350 --> 00:15:42,690 すみません。 それ ウソです。 250 00:15:42,690 --> 00:15:46,590 ああ? 確かめたいことがあるんです。 251 00:15:51,630 --> 00:15:55,470 (ジル)見送りにきました。 (フェイリス)あら ロレンスなら 今➡ 252 00:15:55,470 --> 00:15:59,140 お兄様と お話ししてらっしゃるわ。 253 00:15:59,140 --> 00:16:04,140 いえ あなたの見送りです フェイリス王女。 254 00:16:04,140 --> 00:16:08,140 まあ うれしいですわ。 ゲオルグ様の一件について➡ 255 00:16:08,140 --> 00:16:11,810 お悔やみも 言えないままでしたもの。 256 00:16:11,810 --> 00:16:13,820 聞くところによれば➡ 257 00:16:13,820 --> 00:16:17,150 ハディス様と 一度は たもとを分かった ゲオルグ様も➡ 258 00:16:17,150 --> 00:16:21,320 化け物の帝都襲来という危機に お二人で立ち向かわれた。 259 00:16:21,320 --> 00:16:26,000 なのに 志半ばで 討ち死にされてしまったとか。 260 00:16:26,000 --> 00:16:28,500 本当に お気の毒ですわね。 261 00:16:28,500 --> 00:16:33,500 《なるほど クレイトスでは そういうことになっているのか。 262 00:16:33,500 --> 00:16:35,510 ロレンスが やりそうなことだ》 263 00:16:38,010 --> 00:16:42,680 ゲオルグ様に 偽天剣を持たせたのは ジェラルド王子ですよね。 264 00:16:42,680 --> 00:16:45,180 作ったのは 女神か…。 265 00:16:45,180 --> 00:16:47,520 あなたか…。 266 00:16:47,520 --> 00:16:50,450 フェイリス様。 267 00:16:50,450 --> 00:16:55,460 ゲオルグ様を化け物に変えたのは あなたですね。 268 00:16:55,460 --> 00:17:00,130 根拠は? 私と陛下の魔力封じが 解けていない。 269 00:17:00,130 --> 00:17:03,300 ということは 媒体だった あの偽天剣は➡ 270 00:17:03,300 --> 00:17:06,470 今も まだ どこかにあるはずです。 271 00:17:06,470 --> 00:17:10,640 それを ごまかすために ゲオルグ様と偽天剣が同化して➡ 272 00:17:10,640 --> 00:17:13,480 化け物になったように見せかけた。 273 00:17:13,480 --> 00:17:15,980 違いますか? 274 00:17:15,980 --> 00:17:20,480 フフッ… すてき。 正解です。 275 00:17:20,480 --> 00:17:22,990 なんのために こんな手の込んだまねをした? 276 00:17:22,990 --> 00:17:24,990 あなたは 何をしに来た? 277 00:17:24,990 --> 00:17:28,090 まさか 本当に 陛下と 婚約しにきたわけじゃあるまい! 278 00:17:31,330 --> 00:17:34,660 ご自分で すでに正解を おっしゃっておられますよ。 279 00:17:34,660 --> 00:17:38,500 どういうことだ? あっ… ハッ…。 280 00:17:38,500 --> 00:17:57,790 ♬~ 281 00:17:57,790 --> 00:18:01,460 女神の聖槍。 282 00:18:01,460 --> 00:18:05,800 あなたに折られ 海に沈められた これを捜すために➡ 283 00:18:05,800 --> 00:18:09,970 同じ素材で できた 偽天剣が必要だったのです。 284 00:18:09,970 --> 00:18:12,800 なのに すでに お兄様によって運ばれ➡ 285 00:18:12,800 --> 00:18:15,470 ゲオルグ様の手の内に。 286 00:18:15,470 --> 00:18:18,470 だから 取り戻しに やって来た。 287 00:18:18,470 --> 00:18:23,310 ええ… ですが 返せと言って 返すはずがありません。 288 00:18:23,310 --> 00:18:27,820 あの方は クレイトス王国を ずいぶん 警戒してらっしゃいました。 289 00:18:27,820 --> 00:18:32,820 化け物になっても 帝都にいた私を ほふろうとするほどに…。 290 00:18:32,820 --> 00:18:35,830 《見つけたぞ》 291 00:18:35,830 --> 00:18:37,830 (フェイリス)私から近づき➡ 292 00:18:37,830 --> 00:18:41,160 回収するのが いちばん早いと思ったのです。 293 00:18:41,160 --> 00:18:44,070 答え合わせは よろしいでしょうか。 294 00:18:48,000 --> 00:18:50,010 よく わかった。 295 00:18:54,280 --> 00:18:56,780 お前が敵だということがな。 296 00:19:04,790 --> 00:19:09,790 せっかく 竜妃になれたのです。 ウフ…。 297 00:19:09,790 --> 00:19:14,300 今度は 処刑されないよう お気を付けくださいな。 298 00:19:16,300 --> 00:19:18,470 なぜ それを…。 299 00:19:18,470 --> 00:19:21,770 どうしました? ジルお義姉様。 300 00:19:24,310 --> 00:19:27,140 何が目的だ? あの竜帝を➡ 301 00:19:27,140 --> 00:19:31,480 私のものにすることです。 お兄様のために。 302 00:19:31,480 --> 00:19:34,150 どういう意味だ? (フェイリス)フフッ…。 303 00:19:34,150 --> 00:19:37,320 まだ 気にしてくださるのですか? 何をだ? 304 00:19:37,320 --> 00:19:42,320 助けてくださる? 前は 助けられなかった あなたに➡ 305 00:19:42,320 --> 00:19:45,160 その覚悟はあるのでしょうか? 306 00:19:45,160 --> 00:19:49,330 竜帝の駒にすぎない あなたが…。 307 00:19:49,330 --> 00:19:52,330 私が竜妃になったのは 私の意思だ。 308 00:19:52,330 --> 00:19:55,670 (フェイリス)それは 愛かしら? 陛下は 私を必要としている! 309 00:19:55,670 --> 00:19:57,670 私も それに応えると決めた! 310 00:19:57,670 --> 00:20:02,010 (フェイリス)お兄様だって あなたを 必要として 愛していたのに? 311 00:20:02,010 --> 00:20:04,010 《そんなはずは…》 312 00:20:04,010 --> 00:20:07,020 きっと あなたは 竜帝も捨てるのでしょう。 313 00:20:07,020 --> 00:20:11,520 お兄様を捨てたように… ご自分の意思で。 314 00:20:11,520 --> 00:20:14,190 《あなたが 私を捨てたんじゃない。 315 00:20:14,190 --> 00:20:17,190 私が お前を捨てるんだ》 316 00:20:17,190 --> 00:20:20,700 《私が陛下を捨てる?》 317 00:20:23,870 --> 00:20:26,370 《惑わされるな》 318 00:20:26,370 --> 00:20:30,370 約束したんだ 幸せにすると。 319 00:20:30,370 --> 00:20:32,710 バカなことを聞いた。 320 00:20:32,710 --> 00:20:35,210 捨てた男のことなんて どうでもいい。 321 00:20:35,210 --> 00:20:37,550 受けて立つ。 陛下は渡さない。 322 00:20:37,550 --> 00:20:41,720 また 折ってやる! その槍も お前の すまし顔も➡ 323 00:20:41,720 --> 00:20:43,720 はた迷惑な愛もだ! 324 00:20:43,720 --> 00:20:46,720 愛をかたる無礼者。 325 00:20:49,230 --> 00:20:51,230 出直せ! 326 00:20:53,500 --> 00:20:55,830 (ラーヴェ)すげえ魔力だ。 やべえぞ こりゃ。 327 00:20:55,830 --> 00:20:58,500 戻るぞ 嬢ちゃん。 待ってください ラーヴェ様。 328 00:20:58,500 --> 00:21:00,500 私 まだ… あっ…。 329 00:21:05,340 --> 00:21:07,340 《ウフッ…》 330 00:21:11,180 --> 00:21:15,520 あっ… うわ~! 331 00:21:15,520 --> 00:21:18,520 ったく なんつうムチャするんだよ っとに! 332 00:21:18,520 --> 00:21:22,860 すみません。 あの でも 転移する場所が ここって…。 333 00:21:22,860 --> 00:21:25,030 落ちたら死にますよ! 334 00:21:25,030 --> 00:21:29,530 (ハディス)皇族と三公の古くから続く 婚姻関係を考慮し➡ 335 00:21:29,530 --> 00:21:33,370 ラーヴェ皇族は 今の形で 維持することとなった。 336 00:21:33,370 --> 00:21:35,700 反発も起こるだろう。 337 00:21:35,700 --> 00:21:37,870 我こそ 正しきラーヴェ皇族だと➡ 338 00:21:37,870 --> 00:21:40,880 名乗りをあげるやからも 出てくるかもしれない。 339 00:21:40,880 --> 00:21:43,880 だが すべては 竜神ラーヴェの意向であり➡ 340 00:21:43,880 --> 00:21:46,720 竜帝たる 私の決定である。 341 00:21:46,720 --> 00:21:49,890 反省しろ! 俺がいたから 転移できたものの➡ 342 00:21:49,890 --> 00:21:52,820 二度と あんなまねするなよ! はい。 343 00:21:52,820 --> 00:21:54,990 んっ… んっ! 344 00:21:54,990 --> 00:21:56,990 《私は未来を知ってる!》 345 00:21:56,990 --> 00:22:00,660 未来を知ってるって 聞いたときから わかってたが➡ 346 00:22:00,660 --> 00:22:03,500 女神と因縁があるみたいだな 嬢ちゃん。 347 00:22:03,500 --> 00:22:06,340 みたいですね。 でも このことは…。 348 00:22:06,340 --> 00:22:08,840 わかってる。 黙ってるつもりだ。 349 00:22:08,840 --> 00:22:11,840 ハディスも 俺も 隠し事は得意だし その辺は➡ 350 00:22:11,840 --> 00:22:13,840 お互いさま ってやつだよ。 (歓声) 351 00:22:13,840 --> 00:22:18,010 ハディス様 万歳! ラーヴェ帝国に栄光あれ。 352 00:22:18,010 --> 00:22:22,180 あの光景をつくったのは 間違いなく 嬢ちゃんだな。 353 00:22:22,180 --> 00:22:26,520 ありがとうな あいつを選んでくれて。 354 00:22:26,520 --> 00:22:29,190 ラーヴェ様。 嬢ちゃんがいるかぎり➡ 355 00:22:29,190 --> 00:22:31,530 あいつは きっと 立派な皇帝に➡ 356 00:22:31,530 --> 00:22:33,530 竜帝になるよ。 357 00:22:33,530 --> 00:22:37,530 ハァ… やっぱり 僕らしくないな。 358 00:22:39,540 --> 00:22:42,540 最後に 1つ お知らせがあります。 359 00:22:42,540 --> 00:22:44,870 僕は この間 11歳になった女の子と➡ 360 00:22:44,870 --> 00:22:47,540 結婚しました。 すごく すごく かわいくて➡ 361 00:22:47,540 --> 00:22:49,980 かっこいい お嫁さんです。 子どもの予定は➡ 362 00:22:49,980 --> 00:22:52,980 10人です。 ラーヴェ皇族は どんどん 増えるので➡ 363 00:22:52,980 --> 00:22:55,480 いろいろ 心配しなくて 大丈夫です! 364 00:22:55,480 --> 00:22:57,490 末永く幸せになりますので…。 あいつ…。 365 00:22:57,490 --> 00:22:59,490 (ハディス)よろしくお願いします! うっ! 366 00:23:01,490 --> 00:23:03,990 ♬(ラッパ) 367 00:23:03,990 --> 00:23:07,500 陛下! ジル! 368 00:23:07,500 --> 00:23:10,500 《陛下は 私を世界で いちばん幸せな➡ 369 00:23:10,500 --> 00:23:12,500 女の子にしてくれる》 370 00:23:18,670 --> 00:23:23,180 《これから先 二度とない未来を 失いたくないから》 371 00:23:23,180 --> 00:23:28,080 (時報) 372 00:23:30,190 --> 00:23:33,690 私 この方と幸せになります。 373 00:23:33,690 --> 00:23:35,690 生涯をかけて!