1 00:03:31,181 --> 00:03:35,452 玄徳が軍師として迎えた 諸葛亮孔明に対し 2 00:03:35,452 --> 00:03:38,054 関羽 張飛を はじめとする武将たちは 3 00:03:38,054 --> 00:03:42,392 その才能を疑い 冷淡な態度をとった 4 00:03:42,392 --> 00:03:49,132 だが孔明の作戦は全て的中し 玄徳たちに大勝利をもたらした 5 00:03:49,132 --> 00:03:55,032 さすがの関羽と張飛も孔明の前に 頭を下げるしかなかった 6 00:04:13,757 --> 00:04:18,061 10万の大軍をもって 玄徳の新野城を攻めた夏侯惇は 7 00:04:18,061 --> 00:04:23,767 大敗北を喫し 命からがら ギョウ城へと逃げ戻っていた 8 00:04:23,767 --> 00:04:30,267 敗北の重責を感じた夏侯惇は 死を覚悟して曹操の前に出向いた 9 00:04:40,684 --> 00:04:44,854 夏侯惇 10万の大軍をもって 玄徳にあたり 10 00:04:44,854 --> 00:04:47,457 ことごとく敗れ去って 立ち返ったか 11 00:04:47,457 --> 00:04:53,096 面目ございませぬ 丞相の兵馬を多数失った罪は重く 12 00:04:53,096 --> 00:04:57,300 自ら縛って参上いたしました その覚悟は当然 13 00:04:57,300 --> 00:05:00,237 だが敗れた その原因は? 14 00:05:00,237 --> 00:05:06,710 諸葛亮孔明の策にございます 何?孔明の策だと? 15 00:05:06,710 --> 00:05:09,746 お前は若年から 幾度となく戦いの場を踏み 16 00:05:09,746 --> 00:05:12,482 勝利を誇りにしてきた剛の者 17 00:05:12,482 --> 00:05:16,353 孔明の火攻めは巧妙を極め 功を焦ったばかりに 18 00:05:16,353 --> 00:05:18,888 まんまと手に 乗せられましてございます 19 00:05:18,888 --> 00:05:22,525 何とぞ それがしに死を賜りたく 20 00:05:22,525 --> 00:05:26,863 勝敗は時の運 許す 21 00:05:26,863 --> 00:05:31,534 夏侯惇 次の戦いで 汚名をはらすがよい 22 00:05:31,534 --> 00:05:33,534 ははっ 23 00:05:41,778 --> 00:05:44,714 孔明がいる限り玄徳は討てぬ 24 00:05:44,714 --> 00:05:48,618 よし 指揮はわしが執る 5番手まで軍を編成し 25 00:05:48,618 --> 00:05:51,087 おのおの兵馬10万とする 26 00:05:51,087 --> 00:05:54,887 出陣準備にかかれ おー! 27 00:06:04,634 --> 00:06:09,472 お召しにより参上いたしました おお 徐庶か 28 00:06:09,472 --> 00:06:13,143 孔明が我が10万の軍を 火攻めで破りよったぞ 29 00:06:13,143 --> 00:06:16,012 聞いております そうか 30 00:06:16,012 --> 00:06:18,648 お前の言うとおり 見事な軍師ぶりだ 31 00:06:18,648 --> 00:06:22,319 だが今度はわしが出向いて 徹底的に たたいてやる 32 00:06:22,319 --> 00:06:26,189 もう孔明の策には負けぬぞ わしの軍についてまいれ 33 00:06:26,189 --> 00:06:29,659 はっ ご命令とあらば 同行いたします 34 00:06:29,659 --> 00:06:31,659 よし 35 00:06:39,803 --> 00:06:46,403 さて今度は50万の大軍 どう出るか 孔明 楽しみなことだ 36 00:07:16,573 --> 00:07:19,476 わしの命も もはやない 37 00:07:19,476 --> 00:07:22,412 玄徳殿が この荊州を 継いでくれれば 38 00:07:22,412 --> 00:07:28,017 思い残すこともないのだが 何と気の弱いことを 39 00:07:28,017 --> 00:07:33,890 ご長子の劉キ殿が西方の江夏を 守り 私が新野を守っております 40 00:07:33,890 --> 00:07:37,827 それに ここには劉ソウ殿も おられるではありませんか 41 00:07:37,827 --> 00:07:41,264 いや あの2人は まだ子供だ 42 00:07:41,264 --> 00:07:45,668 どうあっても継いではくれぬのか はい そればかりは… 43 00:07:45,668 --> 00:07:49,406 申し上げます 宋忠 何事だ 44 00:07:49,406 --> 00:07:54,244 曹操軍50万 国境へ迫ったとの 知らせでございます 45 00:07:54,244 --> 00:07:56,880 何 50万? はい 46 00:07:56,880 --> 00:07:59,549 曹操自ら指揮を 執っているとのことです 47 00:07:59,549 --> 00:08:04,387 とうとう来たか 玄徳殿 ここに至ってはやむをえん 48 00:08:04,387 --> 00:08:06,823 劉キに この荊州を継がせよう 49 00:08:06,823 --> 00:08:10,427 お主は劉キの後見役となってくれ 頼む 50 00:08:10,427 --> 00:08:14,831 はい 喜んで 劉キ殿をお守りいたします 51 00:08:14,831 --> 00:08:18,134 遺言を記しておこう 宋忠 用意を 52 00:08:18,134 --> 00:08:21,404 はい 53 00:08:21,404 --> 00:08:25,604 では私は新野へ戻り 孔明と応戦の策を 54 00:08:39,255 --> 00:08:43,259 張飛 敵は50万というぞ 殿 こっちには 55 00:08:43,259 --> 00:08:47,530 関羽兄貴の偃月青龍刀もあれば 趙雲の槍さばきも 56 00:08:47,530 --> 00:08:50,767 俺の蛇矛もあるぜ! 57 00:08:50,767 --> 00:08:54,938 それに我が方には天下一の名軍師 孔明殿がついている 58 00:08:54,938 --> 00:08:59,509 曹操なんぞ恐れはせんぞ 変わったな お前も 59 00:08:59,509 --> 00:09:02,879 殿と同様 俺も 孔明殿にほれちゃいました 60 00:09:02,879 --> 00:09:04,879 ハハハ… 61 00:09:12,222 --> 00:09:15,658 姉上 何としても 劉ソウ殿を跡継ぎに 62 00:09:15,658 --> 00:09:18,228 しかし殿が 遺言状を書いております 63 00:09:18,228 --> 00:09:21,865 これが明らかにされれば 玄徳が後見人となり 64 00:09:21,865 --> 00:09:24,367 あの子の跡継ぎが難しいことに 65 00:09:24,367 --> 00:09:26,669 殿の命も あとわずか 66 00:09:26,669 --> 00:09:29,272 私に考えがあります え? 67 00:09:29,272 --> 00:09:34,677 宋忠を抱き込み 遺言状を書き換えればいいのです 68 00:09:34,677 --> 00:09:36,677 おお… 69 00:09:39,516 --> 00:09:44,020 曹操軍は国境を越えて 宛城に進出していた 70 00:09:44,020 --> 00:09:48,992 玄徳の新野城へは博望坡を隔てて わずかの距離である 71 00:09:48,992 --> 00:09:53,062 その頃 蔡瑁の命令で 荊州城の宋忠が 72 00:09:53,062 --> 00:09:56,562 曹操の元へ使者として訪れていた 73 00:09:58,668 --> 00:10:04,207 ふむ 劉表は死に 2番目の息子 劉ソウが後を継いだのか 74 00:10:04,207 --> 00:10:06,709 とにかく降伏の意思は 受け入れよう 75 00:10:06,709 --> 00:10:08,711 ありがとうございます 76 00:10:08,711 --> 00:10:12,315 思ったより荊州には 利口者もおったのだな 77 00:10:12,315 --> 00:10:17,515 この曹操に逆らえば お前も含めて 一同 皆殺しであったぞ 78 00:10:19,656 --> 00:10:21,991 では これにて荊州城へ戻り 79 00:10:21,991 --> 00:10:25,528 丞相をお迎えする支度を 致したいと存じます 80 00:10:25,528 --> 00:10:29,265 うん 劉ソウの荊州太守 認めよう 81 00:10:29,265 --> 00:10:32,135 ははっ 82 00:10:32,135 --> 00:10:35,538 これで荊州城を落とす手間が 省けたぞ 83 00:10:35,538 --> 00:10:39,709 曹仁 許チョ 先鋒として直ちに玄徳を討て 84 00:10:39,709 --> 00:10:44,447 はっ 我ら先鋒だけで 孔明と玄徳を討ち取ってみせます 85 00:10:44,447 --> 00:10:47,547 思う存分 暴れてやります うん 86 00:10:50,186 --> 00:10:54,123 徐庶 今度は孔明は どんな手を使うと思うか 87 00:10:54,123 --> 00:10:57,327 当方が火攻めに弱いと 見ておりましょう 88 00:10:57,327 --> 00:11:03,132 何?再び同じ手を使うというのか 孔明は奇抜な策を用います 89 00:11:03,132 --> 00:11:08,104 新野は山と川の多い土地 火と水を警戒することでしょう 90 00:11:08,104 --> 00:11:12,308 フフ… 曹仁は用心深い男だ 91 00:11:12,308 --> 00:11:15,812 孔明の策など 見破った上で進むだろう 92 00:11:15,812 --> 00:11:18,512 ならば結構でございます 93 00:11:21,351 --> 00:11:23,851 曹仁 破れたり 94 00:11:32,829 --> 00:11:35,732 待たれい! あっ 95 00:11:35,732 --> 00:11:40,136 わしは新野城の関羽だが もしや宋忠殿では? 96 00:11:40,136 --> 00:11:44,007 はい 使者として ほう 荊州のご使者が 97 00:11:44,007 --> 00:11:47,910 こんな夜中に いずこから? はい それが その… 98 00:11:47,910 --> 00:11:51,814 宛城まで 何?曹操の元へだと? 99 00:11:51,814 --> 00:11:55,385 宋忠 このまま帰すわけにはいかんぞ! 100 00:11:55,385 --> 00:11:58,585 うっ… はい 101 00:12:01,190 --> 00:12:06,763 すでに劉表殿は この世になく 蔡瑁たちが偽の遺言状をつくって 102 00:12:06,763 --> 00:12:12,468 劉ソウ殿を太守に立てたそうです 劉表殿の死を隠しておったとは 103 00:12:12,468 --> 00:12:17,774 許せん!殿 かくなる上は 荊州を襲って蔡瑁を血祭りにあげ 104 00:12:17,774 --> 00:12:23,212 その上で曹操と対決すべきです 張飛将軍の言うごとく 105 00:12:23,212 --> 00:12:27,016 荊州を手に入れることは この孔明も賛成です 106 00:12:27,016 --> 00:12:31,587 生前 劉表殿はお子たちのことを 私に託したのだ 107 00:12:31,587 --> 00:12:34,490 そのお子たちを襲い 荊州を奪うようなことは 108 00:12:34,490 --> 00:12:37,490 義に背くことだ 私にはできぬ 109 00:12:39,796 --> 00:12:43,633 殿 荊州城が降伏した以上 曹操は 110 00:12:43,633 --> 00:12:46,836 この新野へ的を絞って 攻撃してくるでしょう 111 00:12:46,836 --> 00:12:52,642 敵は大軍 この小さな城では 守り切れません 112 00:12:52,642 --> 00:12:55,845 軍師殿 その対策はすでに? 113 00:12:55,845 --> 00:12:58,545 ある さすが 114 00:13:03,419 --> 00:13:07,724 前方が博望坡です 夏侯惇の二の舞は踏めぬぞ 115 00:13:07,724 --> 00:13:10,724 抜かるな はい 心得ております 116 00:13:16,032 --> 00:13:20,303 曹操軍の先鋒 10万 曹仁を総大将として 117 00:13:20,303 --> 00:13:24,774 博望坡に集結しているとのこと 我が方の備えでは 118 00:13:24,774 --> 00:13:30,146 この大軍は防ぎ切れません 城を捨て樊城へ移動します 119 00:13:30,146 --> 00:13:32,815 住民たちを戦火から守るために 120 00:13:32,815 --> 00:13:35,585 白河の渡し場から 船で送り出します 121 00:13:35,585 --> 00:13:38,485 これは孫乾殿の仕事です 122 00:13:41,224 --> 00:13:45,595 では まず各将軍たちの守備を 説明しましょう 123 00:13:45,595 --> 00:13:50,833 関羽将軍は白河の上流 この位置 うん 124 00:13:50,833 --> 00:13:56,439 張飛将軍は下流の この位置 博陵の渡し場付近 125 00:13:56,439 --> 00:14:01,377 暴れられる所がいいな おそらく ご期待に沿えるでしょう 126 00:14:01,377 --> 00:14:06,983 いいぞ いいぞ さて趙雲殿と関平は この新野城 127 00:14:06,983 --> 00:14:10,887 え?留守番ですか? 関平 ぶつぶつ言うな 128 00:14:10,887 --> 00:14:14,757 軍師殿を信頼するんだ そうそう 129 00:14:14,757 --> 00:14:18,661 新野城の作戦は この度の主役となるはず 130 00:14:18,661 --> 00:14:21,230 それならいいや うん 131 00:14:21,230 --> 00:14:23,230 それから… 132 00:14:25,635 --> 00:14:29,005 2人は この旗を振るのが作戦です 133 00:14:29,005 --> 00:14:32,708 赤と青の旗をかな? 134 00:14:32,708 --> 00:14:37,947 これじゃ混乱しませんか? それが狙いです 135 00:14:37,947 --> 00:14:42,351 これで守備位置は決まったが どんな作戦を立てるのかな? 136 00:14:42,351 --> 00:14:47,790 火には水 水には火 両面作戦でいきます 137 00:14:47,790 --> 00:14:52,390 私の言うとおりに動いてくれれば 勝利は必ず得られましょう 138 00:15:06,475 --> 00:15:11,147 土塁で堰を作り 水の流れを止めます 139 00:15:11,147 --> 00:15:16,819 完成したら そのまま 翌日まで休養しても結構 140 00:15:16,819 --> 00:15:21,657 ふう… 戦いより疲れるわ 141 00:15:21,657 --> 00:15:23,657 休め! 142 00:15:27,396 --> 00:15:29,899 下流の博陵の渡しに潜み 143 00:15:29,899 --> 00:15:32,735 逃げてきた敵を 待ち受けて討ちます 144 00:15:32,735 --> 00:15:35,738 思う存分 暴れてください 145 00:15:35,738 --> 00:15:39,108 なんで ここに敵が逃げてくるって 分かる? 146 00:15:39,108 --> 00:15:42,311 まあ いいか 信じましょう 147 00:15:42,311 --> 00:15:45,411 おい 退屈だから酒の肴でも取るか 148 00:15:56,792 --> 00:15:59,562 住民たちが引き揚げたら 民家の屋根に 149 00:15:59,562 --> 00:16:01,964 油をまき散らしておくのです 150 00:16:01,964 --> 00:16:05,401 門の近くには 燃えやすい がらくたを積み上げる 151 00:16:05,401 --> 00:16:09,272 ただし 東門だけは開けておくこと 152 00:16:09,272 --> 00:16:11,372 さあ 仕事にかかれ! 153 00:16:16,379 --> 00:16:21,017 孔明 酒と楽士まで連れて これも作戦のうちか? 154 00:16:21,017 --> 00:16:26,255 ハハ… 祝杯を上げながら山頂で ゆっくり見物するのです 155 00:16:26,255 --> 00:16:30,655 えっ 祝杯? あとは豪傑たちを信じましょう 156 00:16:43,606 --> 00:16:46,442 曹仁の率いる曹操軍 先鋒は 157 00:16:46,442 --> 00:16:50,279 博望坡から新野城へ 前進を開始した 158 00:16:50,279 --> 00:16:53,516 夏侯惇の軍勢が 壊滅した場所だけに 159 00:16:53,516 --> 00:16:57,516 曹仁の行動は慎重を極めていた 160 00:17:01,324 --> 00:17:04,160 ん? 161 00:17:04,160 --> 00:17:06,929 どうした 許チョ 伏兵です 162 00:17:06,929 --> 00:17:09,629 赤旗と青旗で 連絡を取り合っています 163 00:17:11,701 --> 00:17:15,271 赤旗を青旗を振り合い さも連絡を取り合っているように 164 00:17:15,271 --> 00:17:19,175 見せかけてください 曹仁は用心深い男です 165 00:17:19,175 --> 00:17:23,446 危険な伏兵を討ってから 新野城へ向かうはず 166 00:17:23,446 --> 00:17:29,251 うん… 旗を振っているとは 確かに伏兵の合図に違いない 167 00:17:29,251 --> 00:17:32,922 よし 策には策 逆に こちらから奇襲してやろう 168 00:17:32,922 --> 00:17:36,522 油断するな! はい 前進! 169 00:17:42,898 --> 00:17:46,898 (音楽) 170 00:17:51,674 --> 00:17:53,674 何だ あの音楽は? 171 00:18:02,885 --> 00:18:08,124 おっ 玄徳と孔明だ ふざけおって! 172 00:18:08,124 --> 00:18:10,624 バカにしやがって それ! 173 00:18:26,075 --> 00:18:29,175 大成功 ざまあ見ろ 174 00:18:38,120 --> 00:18:40,890 孔明 謀ったな! 175 00:18:40,890 --> 00:18:44,493 ん?いない 176 00:18:44,493 --> 00:18:48,193 かくなる上は 一気に新野城を奪うのだ! 177 00:19:09,685 --> 00:19:12,655 中にはネコの子一匹おりません 178 00:19:12,655 --> 00:19:16,425 城を捨てて逃げたか 意気地なしめ 179 00:19:16,425 --> 00:19:21,425 兵士どもも疲れている 追跡を明日の朝にして休養させろ 180 00:19:28,337 --> 00:19:34,143 曹仁の軍勢は夜になれば必ず 城を占領して民家に泊まります 181 00:19:34,143 --> 00:19:39,849 明け方頃 激しい風が吹くはず それが決行の合図です 182 00:19:39,849 --> 00:19:43,452 こんな穏やかなのに 本当に風が吹くのかな? 183 00:19:43,452 --> 00:19:46,052 ぐずぐずしてたら夜が明けちまう 184 00:19:51,560 --> 00:19:54,060 吹いた 行くぞ! 185 00:20:05,007 --> 00:20:07,007 火事だ! 186 00:20:09,478 --> 00:20:11,947 火事だ 187 00:20:11,947 --> 00:20:13,947 助けてくれ 188 00:20:15,851 --> 00:20:19,421 申し訳ありません 飯炊きの 火の不始末からと思われます 189 00:20:19,421 --> 00:20:22,721 とにかく兵士たちを集結させろ はっ 190 00:20:29,098 --> 00:20:32,935 敵は火の海となった城の 東門から逃げてきます 191 00:20:32,935 --> 00:20:36,735 これを待ち受けて討ち 白河へ追いつめるのです 192 00:20:41,177 --> 00:20:43,177 撃て! 193 00:20:46,715 --> 00:20:51,687 伏兵です 孔明 謀ったな! 194 00:20:51,687 --> 00:20:53,987 軍を立て直す 引け! 195 00:21:04,934 --> 00:21:07,234 待ってました たあ! 196 00:21:12,708 --> 00:21:16,612 明け方 下流で人馬の声が 聞こえるのを合図に 197 00:21:16,612 --> 00:21:18,912 一気に堰を切って落とす 198 00:21:30,593 --> 00:21:33,193 よし 水を流せ! 199 00:21:40,936 --> 00:21:44,807 ん? おおっ 200 00:21:44,807 --> 00:21:46,807 うわー! 201 00:22:03,892 --> 00:22:09,164 我が方の損害は? ほとんど全滅です 202 00:22:09,164 --> 00:22:13,802 おのれ 孔明 必ず この借りは返すぞ 203 00:22:13,802 --> 00:22:18,941 博陵付近は浅瀬で流れも穏やか 敵は水攻めに遭って 204 00:22:18,941 --> 00:22:21,541 必ず ここを渡って逃げるでしょう 205 00:22:30,052 --> 00:22:34,290 うちの軍師は神様みたいだぜ どんぴしゃりだ 206 00:22:34,290 --> 00:22:38,894 あっ 張飛!ここはひとまず 落ち延びてください 207 00:22:38,894 --> 00:22:40,894 頼むぞ 208 00:22:43,065 --> 00:22:46,265 許チョと見た!来やがれ! 209 00:22:54,743 --> 00:22:56,743 ご免 210 00:23:12,061 --> 00:23:15,161 ちっ 逃げた魚は大きいや 211 00:23:32,681 --> 00:23:37,886 孔明の作戦は またもや曹仁軍10万を壊滅させた 212 00:23:37,886 --> 00:23:43,486 玄徳軍は一兵も失わずに 無事 樊城へ向かったのである 213 00:23:51,300 --> 00:23:54,600 孔明の完全な勝利であった 214 00:24:13,222 --> 00:24:19,595 10万の兵を二度までも葬ったか 許さぬぞ 孔明! 215 00:24:19,595 --> 00:24:24,433 恐るべき孔明の智謀の前に 曹操軍は敗れ去った 216 00:24:24,433 --> 00:24:27,336 だが難民を引き連れ 苦難の逃避行を 217 00:24:27,336 --> 00:24:30,038 続ける玄徳たちの背後には 218 00:24:30,038 --> 00:24:34,538 怒りに牙をむいた曹操軍が 迫っていた 219 00:26:07,469 --> 00:26:12,140 曹操軍50万の前に 玄徳は撤退を決意した 220 00:26:12,140 --> 00:26:17,379 だが難民を守る玄徳の温情が 最大の危機を呼ぶ 221 00:26:17,379 --> 00:26:21,984 次回 アニメ三国志 「曹操怒りの逆襲」 222 00:26:21,984 --> 00:26:24,484 運命の分岐点が迫る