1 00:00:06,006 --> 00:00:15,015 ♬~ 2 00:00:15,015 --> 00:00:19,019 ♬~ 3 00:00:19,019 --> 00:00:21,521 ♬~ 4 00:00:21,521 --> 00:00:25,192 《ターニャ:大将級の護衛としては 心許ないが➨ 5 00:00:25,192 --> 00:00:28,195 こちらにとっては都合がいい》 6 00:00:28,195 --> 00:00:33,100 ⸨ゼートゥーア:私の親友を一人 殺してもらいたい⸩ 7 00:00:35,035 --> 00:00:39,206 《事情を知るのは 信の置ける副官のみ。 8 00:00:39,206 --> 00:00:41,708 目撃者は最小限に抑え➨ 9 00:00:41,708 --> 00:00:45,112 不幸な事故のタイミングを狙わねば…》 10 00:01:01,995 --> 00:01:08,835 (悲鳴) 11 00:01:08,835 --> 00:01:12,005 (メアリー)西から東➨ 12 00:01:12,005 --> 00:01:14,174 そして また西へ。 13 00:01:14,174 --> 00:01:18,011 命令とはいえ ずいぶんと せわしないですね。 14 00:01:18,011 --> 00:01:21,181 (ドレイク)ふんっ 護衛任務は不満かね? 15 00:01:21,181 --> 00:01:23,183 護衛も何も➨ 16 00:01:23,183 --> 00:01:25,352 これでは連邦まで 座っているだけです。 17 00:01:25,352 --> 00:01:28,021 前線で戦う仲間のため➨ 18 00:01:28,021 --> 00:01:31,191 もっとできることは あるのではないでしょうか? 19 00:01:31,191 --> 00:01:33,694 ただ敵を待つより 攻め入ったほうが…。 20 00:01:33,694 --> 00:01:36,196 そこまでにしておけ。 21 00:01:36,196 --> 00:01:40,701 我々には 我々の任務がある。 22 00:01:40,701 --> 00:01:44,037 (リリーヤ)少し気が早すぎるのでは? 23 00:01:44,037 --> 00:01:47,708 (リリーヤ)爆撃部隊は 帝都上空を通過したばかり。 24 00:01:47,708 --> 00:01:50,210 到着には まだ時間が掛かります。 25 00:01:50,210 --> 00:01:52,379 (ミケル)友人の出迎えだ。 26 00:01:52,379 --> 00:01:56,216 ただの誘導と警備であろうと 遅れるわけには。 27 00:01:56,216 --> 00:02:01,421 それに… これの お披露目も兼ねているのだろう? 28 00:02:11,331 --> 00:02:13,333 (ノック) 29 00:02:13,333 --> 00:02:16,336 入れ。 失礼します。 30 00:02:16,336 --> 00:02:18,839 (ゼートゥーア)これは…。 31 00:02:18,839 --> 00:02:22,843 出発前 ルーデルドルフ閣下が こちらを。 32 00:02:37,524 --> 00:02:40,527 閣下? どこか お加減が? 33 00:02:40,527 --> 00:02:46,533 いや 私にも分からぬ。 ただ…。 34 00:02:49,036 --> 00:02:52,039 虫の知らせというやつかもな。 35 00:03:05,819 --> 00:03:09,990 《あくまでも 整備不良が原因の 事故でなければならない。 36 00:03:09,990 --> 00:03:13,660 パラシュート脱出の機会を 与えてはならない。 37 00:03:13,660 --> 00:03:18,165 絶対に… 失敗は許されない!》 38 00:03:18,165 --> 00:03:21,835 (深呼吸) 39 00:03:21,835 --> 00:03:24,671 🖁(グランツ)警報! 機影多数! 40 00:03:24,671 --> 00:03:27,507 (グランツ)12時方向! 敵爆撃機です! 41 00:03:27,507 --> 00:03:30,177 (メアリー)敵の双発機? 42 00:03:30,177 --> 00:03:33,513 帝国の索敵ラインに 引っかかったようだな。 43 00:03:33,513 --> 00:03:35,515 通報されてはたまらん。 44 00:03:37,517 --> 00:03:39,519 墜とすぞ。 45 00:03:44,024 --> 00:03:47,194 (グランツ)敵爆撃機より 魔導反応感知! 46 00:03:47,194 --> 00:03:50,030 (ヴァイス)こんなところで 敵魔導師だと!? 47 00:03:50,030 --> 00:03:52,032 《私の知るかぎり➨ 48 00:03:52,032 --> 00:03:54,534 都合のいい 偶然などというのは嘘だ》 49 00:03:54,534 --> 00:03:59,206 糞が… どう考えても 単なる偶発遭遇ではないな。 50 00:03:59,206 --> 00:04:02,976 (ヴィーシャ)中佐殿… この際 私が直掩という口実で…。 51 00:04:02,976 --> 00:04:06,480 ダメだ 露骨すぎる。 ですが…。 52 00:04:06,480 --> 00:04:09,316 外部の目は 意識せざるを得ない。 53 00:04:09,316 --> 00:04:12,152 護衛の手を抜くわけにはいかない。 54 00:04:12,152 --> 00:04:14,154 退避を援護する! 55 00:04:14,154 --> 00:04:16,823 セレブリャコーフ中尉 退路を確保せよ! 56 00:04:16,823 --> 00:04:19,493 グランツ ノイマン両小隊は 制空隊として突撃! 57 00:04:19,493 --> 00:04:21,795 残りは直掩だ! 58 00:04:29,503 --> 00:04:32,839 うわっ 掴まれ! 閣下! 59 00:04:32,839 --> 00:04:35,142 なんだ 何事だ!? 60 00:04:39,846 --> 00:04:41,848 敵です! 61 00:04:41,848 --> 00:04:44,351 護衛が まもなく敵魔導師と接触! 62 00:04:44,351 --> 00:04:46,353 回避行動に備えてください! 63 00:04:49,523 --> 00:04:51,858 《ルーデルドルフ:奇妙なことだ…。 64 00:04:51,858 --> 00:04:56,062 どうして 別の下手人に 思い至ったのか…》 65 00:04:59,699 --> 00:05:01,635 目標視認! 66 00:05:01,635 --> 00:05:03,637 (ドレイク)なっ…!? 67 00:05:03,637 --> 00:05:05,805 《ラインの悪魔だと!? 68 00:05:05,805 --> 00:05:08,308 情報部の連中 詰めが甘いぞ!》 69 00:05:08,308 --> 00:05:12,145 今度こそ 私が…。 70 00:05:12,145 --> 00:05:15,815 くっ…。 スー中尉の援護を! 急げ! 71 00:05:15,815 --> 00:05:18,318 なぜだ!? どうしてこうなった!? 72 00:05:18,318 --> 00:05:20,987 (リリーヤ)同志大佐殿 急報です。 73 00:05:20,987 --> 00:05:25,158 連合爆撃機の護衛魔導師が 不意遭遇戦に巻き込まれたと。 74 00:05:25,158 --> 00:05:28,495 (ミケル)それで 党の決断は。 75 00:05:28,495 --> 00:05:32,165 命令は 連合王国部隊の 安全な受け入れです。 76 00:05:32,165 --> 00:05:36,336 万一のことがあれば… 国際友情にも ヒビが入ります。 77 00:05:36,336 --> 00:05:38,538 了解した。 78 00:05:41,508 --> 00:05:43,810 出るぞ。 79 00:05:48,181 --> 00:05:50,183 防殻展開! 80 00:05:54,354 --> 00:05:56,356 輸送機に近づけるな! 81 00:05:56,356 --> 00:05:58,858 退避完了まで耐え続け…。 避けろ ヴァイス!! 82 00:06:03,296 --> 00:06:05,599 《この攻撃…》 83 00:06:07,634 --> 00:06:09,636 また アイツか!? 84 00:06:09,636 --> 00:06:11,638 (どよめき) 85 00:06:13,640 --> 00:06:15,642 《やはり敵か…。 86 00:06:15,642 --> 00:06:18,812 人間 疑心暗鬼が過ぎるな。 87 00:06:18,812 --> 00:06:23,149 不思議だ… 敵の全力さを 思えば思うほど➨ 88 00:06:23,149 --> 00:06:25,151 気が楽になる。 89 00:06:25,151 --> 00:06:30,323 狙われているというのに 不愉快とは ほど遠い》 90 00:06:30,323 --> 00:06:34,661 サラマンダーより カーゴ! パッケージだけでも離脱させたい! 91 00:06:34,661 --> 00:06:37,330 🖁くそっ なんだ この執拗さは…。 92 00:06:37,330 --> 00:06:40,667 《あの デグレチャフですらも 弱音を吐くか…。 93 00:06:40,667 --> 00:06:45,372 いつか ゼートゥーアのアホに 話してやりたいものだ…》 94 00:06:48,508 --> 00:06:50,844 くっ…! 悪魔め! 95 00:06:50,844 --> 00:06:52,846 神の裁きを! 96 00:06:52,846 --> 00:06:56,016 ちっ…。 ヴァイス少佐! この場の直掩は任せる! 97 00:06:56,016 --> 00:06:59,185 奴は私が引きつける。 中佐殿!? 98 00:06:59,185 --> 00:07:01,888 待て! 逃がすか!! 99 00:07:07,294 --> 00:07:10,964 貴様が神の遣いとやらを 称するならば➨ 100 00:07:10,964 --> 00:07:13,800 その羽をもいでやる! 101 00:07:13,800 --> 00:07:18,805 間もなく戦闘空域に合流! 待て。 102 00:07:18,805 --> 00:07:22,142 あれは… ラインの悪魔か? 103 00:07:22,142 --> 00:07:25,312 ⸨そして ラインの悪魔がいれば 撃墜し➨ 104 00:07:25,312 --> 00:07:27,981 なんとしても確保せよ と⸩ 105 00:07:27,981 --> 00:07:30,650 《ソルディムで受けた命令は➨ 106 00:07:30,650 --> 00:07:33,820 今なお 党の最優先事項…》 107 00:07:33,820 --> 00:07:36,990 見つけてしまった以上は 仕方ないな…。 108 00:07:36,990 --> 00:07:40,327 🖁(ミケル)連邦軍指揮官より 連合王国軍指揮官へ。 109 00:07:40,327 --> 00:07:42,329 🖁聞こえるか。 110 00:07:42,329 --> 00:07:44,497 ミケル大佐殿! 来てくれたのですね! 111 00:07:44,497 --> 00:07:48,335 ラインの悪魔は引き受ける。 🖁(ドレイク)よろしいので? 112 00:07:48,335 --> 00:07:52,005 ゲストのもてなしは ホストの役目だ。 113 00:07:52,005 --> 00:07:55,008 ふんっ どうしてこうなった…? 114 00:08:07,954 --> 00:08:09,956 ぐうっ…! 115 00:08:09,956 --> 00:08:29,642 ♬~ 116 00:08:29,642 --> 00:08:40,487 はぁ… はぁ…。 117 00:08:40,487 --> 00:08:42,489 かはっ…! 118 00:08:44,991 --> 00:08:48,995 はぁっ はぁっ はぁっ…。 119 00:08:48,995 --> 00:08:52,499 何の考えもなしに 高度を上げるとは。 120 00:08:52,499 --> 00:08:58,505 信仰に頼る者ほど 視野狭窄に陥り易く助かるな…。 121 00:08:58,505 --> 00:09:01,274 しかし いつまでも この宝珠に➨ 122 00:09:01,274 --> 00:09:05,478 頼らざるをえないというのも まったく忌々しい…。 123 00:09:15,622 --> 00:09:18,958 はあ… はあ… なんだ? 124 00:09:18,958 --> 00:09:22,462 あいつの魔導反応とは違う…。 125 00:09:22,462 --> 00:09:24,798 《連邦魔導師…? 126 00:09:24,798 --> 00:09:26,100 あの時の…!?》 127 00:09:36,476 --> 00:09:40,480 《あの宝珠 魔導反応の垂れ流しがひどいな。 128 00:09:40,480 --> 00:09:42,816 安全性度外視。 129 00:09:42,816 --> 00:09:46,119 MADは どこの国にもいるらしい…》 130 00:09:54,661 --> 00:09:56,830 《畜生! 撃ち抜けん!! 131 00:09:56,830 --> 00:09:59,999 なんなんだこれは!? 想定外のことが多すぎる! 132 00:09:59,999 --> 00:10:02,001 ならば!!》 133 00:10:06,339 --> 00:10:08,341 残念だ。 134 00:10:08,341 --> 00:10:11,344 貴官ほどの者が また同じ手に頼るなど…。 135 00:10:39,873 --> 00:10:50,884 ♬~ 136 00:10:50,884 --> 00:10:53,887 (ゼートゥーア)友よ 許せ…。 137 00:10:53,887 --> 00:10:59,392 もはや 何もかもが 変わってしまって久しい。 138 00:11:04,163 --> 00:11:07,167 義務 必要 友情…。 139 00:11:07,167 --> 00:11:11,371 いったい 何が正しかったのか。 140 00:11:15,675 --> 00:11:20,880 いつでも自分は 自分のつもりだったが…。 141 00:11:23,850 --> 00:11:27,520 流されて 選ばされて➨ 142 00:11:27,520 --> 00:11:29,522 せめて破局への道を➨ 143 00:11:29,522 --> 00:11:34,327 マシにしようと 足掻くことの どこに自分がある? 144 00:11:38,031 --> 00:11:42,202 (ゼートゥーア)神よ… この糞ったれめ…。 145 00:11:42,202 --> 00:11:46,206 祈りを返せ 希望を返せ。 146 00:11:49,876 --> 00:11:51,878 よろしい。 147 00:11:51,878 --> 00:11:55,215 もとより 畜生となる覚悟はあった。 148 00:11:55,215 --> 00:11:59,118 甘んじて 卑劣漢にすらなろう。 149 00:12:01,654 --> 00:12:07,827 祖国の未来と歴史だけが 己を分かってくれればよい。 150 00:12:07,827 --> 00:12:13,333 それ以上を望めば強欲が過ぎる。 151 00:12:13,333 --> 00:12:18,538 人間性の残滓め… 人では ダメだ。 152 00:12:27,513 --> 00:12:31,017 参謀将校ですら足りない。 153 00:12:31,017 --> 00:12:35,021 必要の… 論理の獣…。 154 00:12:37,857 --> 00:12:40,059 がっ…! 155 00:12:43,029 --> 00:12:46,532 がはっ! 156 00:12:46,532 --> 00:12:52,538 人の皮を被った化け物か…。 157 00:13:00,146 --> 00:13:04,484 仕事ができすぎるというのも 問題だな…。 158 00:13:04,484 --> 00:13:06,819 (ミケル)まさか これを狙って…!? 159 00:13:06,819 --> 00:13:09,822 共に墜ちようぞ。 160 00:13:15,828 --> 00:13:19,499 ぐう…。 161 00:13:19,499 --> 00:13:21,501 うう…! 162 00:13:23,503 --> 00:13:26,506 主よ 御言葉あれかし! 163 00:13:26,506 --> 00:13:30,677 信ずるものを 剣の如く研ぎ澄ます弓となさん! 164 00:13:30,677 --> 00:13:33,846 ああ 主よ 我は 汝の矢。 165 00:13:33,846 --> 00:13:37,684 貴方が引き 貴方が地に穿つ ひとつの矢。 166 00:13:37,684 --> 00:13:42,522 それは偽りを穿ち 勝利ぞあれかし! 167 00:13:42,522 --> 00:14:01,307 ♬~ 168 00:14:01,307 --> 00:14:03,976 はぁ はぁ…。 169 00:14:03,976 --> 00:14:06,312 (ヴュステマン)はぁ はぁ はぁ…。 170 00:14:06,312 --> 00:14:08,314 はぁ はぁ…。 171 00:14:08,314 --> 00:14:10,316 (2人)はぁ はぁ はぁ…。 172 00:14:10,316 --> 00:14:12,318 はぁ はぁ…。 173 00:14:15,655 --> 00:14:18,157 護衛魔導師の防衛ラインも限界です! 174 00:14:18,157 --> 00:14:20,159 閣下! パラシュートを! 175 00:14:20,159 --> 00:14:22,662 《それでいい。 176 00:14:22,662 --> 00:14:27,066 敵の殺意に晒される方が まだしも…》 177 00:14:35,842 --> 00:14:40,179 で… デグレチャフ中佐です! 当機を庇ってくれています! 178 00:14:40,179 --> 00:14:46,018 はぁっ はぁっ はぁ…。 179 00:14:46,018 --> 00:14:48,020 ごふっ!! 180 00:14:54,193 --> 00:14:59,198 《ああ 私を狙うだろうと 思っていた》 181 00:14:59,198 --> 00:15:08,641 ♬~ 182 00:15:08,641 --> 00:15:17,650 ぐあ~!! 183 00:15:35,168 --> 00:15:38,671 《友を故なく疑うとは》 184 00:15:38,671 --> 00:15:47,513 ♬~ 185 00:15:47,513 --> 00:15:53,686 《己は… 恥じなければならない》 186 00:15:53,686 --> 00:15:59,358 ♬~ 187 00:15:59,358 --> 00:16:03,462 《他人が 手を汚してくれるのであれば➨ 188 00:16:03,462 --> 00:16:06,132 それに越したことはない》 189 00:16:06,132 --> 00:16:26,319 ♬~ 190 00:16:26,319 --> 00:16:30,823 ☎️ 191 00:16:30,823 --> 00:16:33,826 中佐か… 何事だ? 192 00:16:33,826 --> 00:16:36,529 護衛任務中では? 193 00:16:41,334 --> 00:16:43,836 ああ…。 194 00:16:51,177 --> 00:16:55,681 そうか… ご苦労だった。 195 00:17:00,286 --> 00:17:02,288 ふう…。 196 00:17:11,797 --> 00:17:16,102 (レルゲン)ほ… 本当に 本当なのか…。 197 00:17:33,486 --> 00:17:38,791 定刻通りの到着か… ん? 198 00:17:42,161 --> 00:17:44,163 閣下は!? 199 00:17:44,163 --> 00:17:46,165 それが…。 200 00:17:49,335 --> 00:17:54,140 いや どうにも輸送機には 乗りたくなくてね。 201 00:17:56,676 --> 00:18:00,446 ふう… 懐かしの参謀本部だな…。 202 00:18:00,446 --> 00:18:04,784 よろしく頼むよ 諸君。 203 00:18:04,784 --> 00:18:08,621 では 仕事へ戻るように。 204 00:18:08,621 --> 00:18:11,123 訓示のひとつもなしか? 205 00:18:11,123 --> 00:18:15,628 仕方ないだろう。 友人を失ったんだからな。 206 00:18:19,632 --> 00:18:22,635 <ルーデルドルフ大将の後釜は➨ 207 00:18:22,635 --> 00:18:25,304 ゼートゥーア大将以外に考えられない。 208 00:18:25,304 --> 00:18:28,808 それが参謀本部の総意だった。 209 00:18:28,808 --> 00:18:32,812 よって 東部査閲任務は解除され➨ 210 00:18:32,812 --> 00:18:35,648 作戦・戦務参謀次長兼任という➨ 211 00:18:35,648 --> 00:18:39,485 前代未聞の肩書が 付与されるに至った。 212 00:18:39,485 --> 00:18:41,654 政府や官僚たちは➨ 213 00:18:41,654 --> 00:18:43,656 参謀総長よりも力を得た➨ 214 00:18:43,656 --> 00:18:46,158 ゼートゥーア大将に苦言を呈したが➨ 215 00:18:46,158 --> 00:18:48,160 軍部は頑なであった。 216 00:18:48,160 --> 00:18:52,999 皇帝その人が 裁可を渋れど関係なし。 217 00:18:52,999 --> 00:18:56,002 ゼートゥーア大将は ご進講を名目に➨ 218 00:18:56,002 --> 00:18:59,672 密室で何事かを囁いたという> 219 00:18:59,672 --> 00:19:03,776 まったく 肩書だけは長くなるが➨ 220 00:19:03,776 --> 00:19:07,780 おかげで 一元指導という 名目は立つか。 221 00:19:07,780 --> 00:19:12,618 憲兵隊の アーダルハイト大佐が 嗅ぎ回っているようですが…。 222 00:19:12,618 --> 00:19:14,620 ふう…。 223 00:19:14,620 --> 00:19:18,958 問題はない。 彼のことは よく知っている。 224 00:19:18,958 --> 00:19:21,293 ご葬儀には? 225 00:19:21,293 --> 00:19:23,295 仕事がある。 226 00:19:23,295 --> 00:19:27,299 奴には 向こうで詫びれば良かろうて。 227 00:19:27,299 --> 00:19:31,303 閣下? それは つまり…。 228 00:19:33,305 --> 00:19:37,977 生まれて初めて 連合王国人に感謝した。 229 00:19:37,977 --> 00:19:43,649 それ以上 私が言うべきことはない。 230 00:19:43,649 --> 00:19:52,825 ♬~ 231 00:19:52,825 --> 00:19:56,495 📻軍楽隊の奏する調べも悲しく➨ 232 00:19:56,495 --> 00:20:03,669 本日 クルト・フォン・ルーデルドルフ大将閣下の 葬儀が執り行われます。 233 00:20:03,669 --> 00:20:08,007 📻ルーデルドルフ大将閣下の棺は 砲車に乗せられ➨ 234 00:20:08,007 --> 00:20:10,676 武人の誉を讃えられながら➨ 235 00:20:10,676 --> 00:20:13,512 式場へと向かっております。 236 00:20:13,512 --> 00:20:17,683 📻今 式場に 砲車が到着し➨ 237 00:20:17,683 --> 00:20:19,852 ご遺族が見守る中➨ 238 00:20:19,852 --> 00:20:24,690 究極の犠牲を払った 数多の帝国人の一人として➨ 239 00:20:24,690 --> 00:20:27,526 無言の帰宅となった故人は…。 240 00:20:27,526 --> 00:20:29,528 ⸨無事に戦後を迎えたら➨ 241 00:20:29,528 --> 00:20:33,032 貴様の告白を 絵本にして出してやろう⸩ 242 00:20:38,037 --> 00:20:40,039 《とはいえ…。 243 00:20:40,039 --> 00:20:43,375 印税生活の夢は まだ潰えていない。 244 00:20:43,375 --> 00:20:46,378 味方殺しの不条理さえ 乗り越えたのだ。 245 00:20:46,378 --> 00:20:48,380 やはり近代の自我➨ 246 00:20:48,380 --> 00:20:51,717 強固な自由意志だけが 未来を切り開く》 247 00:20:51,717 --> 00:20:54,386 なればこそ 絵本の一冊や二冊!! 248 00:20:54,386 --> 00:20:56,388 他人に頼らなくとも!! 249 00:20:56,388 --> 00:21:01,494 自らの意志をもってすれば 容易い! 250 00:21:01,494 --> 00:21:05,998 くくくく…。 251 00:21:08,000 --> 00:21:12,004 どうだ? 思い知ったか 存在X…。 252 00:21:18,677 --> 00:21:22,681 まあいい。 これで戦争も終わる。 253 00:21:22,681 --> 00:21:27,019 私も… やっと足を洗える。 254 00:21:27,019 --> 00:21:30,022 (ドアの開閉音) 255 00:21:41,700 --> 00:21:44,036 帝国の連中 正気か!? 256 00:21:44,036 --> 00:21:46,705 あいつら 本気で オレ達まで撃つのか? 257 00:21:46,705 --> 00:21:49,708 くそったれ! 俺の地元なんだぞ!! 258 00:21:53,212 --> 00:21:55,214 敵の防御線を固めさせるな! 259 00:21:55,214 --> 00:21:57,216 イルドアの寝床を蹴り飛ばせ! 260 00:21:57,216 --> 00:21:59,385 なんだ これは…。 261 00:21:59,385 --> 00:22:01,320 なんなんだ これは…!? 262 00:22:01,320 --> 00:22:11,997 ♬~ 263 00:22:11,997 --> 00:22:13,999 どうしてこうなっ…。