1 00:00:03,203 --> 00:00:07,808 (二刃)じゃあ あのバカをよろしく頼むよ。 2 00:00:07,808 --> 00:00:11,545 (朝野太陽)ぐっ! (受験者)穴~! 3 00:00:11,545 --> 00:00:13,514 あっ! 4 00:00:14,948 --> 00:00:16,950 (夜桜凶一郎)それでは➡ 5 00:00:16,950 --> 00:00:19,820 最終試験を開始する。 6 00:00:21,088 --> 00:00:41,108 ♬~ 7 00:00:41,108 --> 00:00:44,478 ♬~ 8 00:00:46,513 --> 00:01:03,397 ♬~ 9 00:01:09,002 --> 00:01:18,078 ♬~ 10 00:01:18,078 --> 00:01:29,456 ♬~ 11 00:01:35,195 --> 00:01:46,039 ♬~ 12 00:01:46,039 --> 00:01:50,210 ♬~ 13 00:01:52,846 --> 00:01:56,350 (四怨)二次 通過は15人か。 (嫌五)まあ 頑張った方じゃない? 14 00:01:58,986 --> 00:02:02,055 超高級茶葉 ダークスイート。 15 00:02:02,055 --> 00:02:04,257 香りとコクが たまらん。 16 00:02:04,257 --> 00:02:06,994 あっ…。 17 00:02:06,994 --> 00:02:09,596 あっ。 18 00:02:09,596 --> 00:02:13,633 (凶一郎の声)糸モールスで 各々に 直接 語りかけてる。➡ 19 00:02:13,633 --> 00:02:17,537 最終試験は 面接だ。➡ 20 00:02:17,537 --> 00:02:22,075 一次 二次をクリアした逸材に これ以上 課すことはない。➡ 21 00:02:22,075 --> 00:02:26,046 あとは 軽い質問と対話で十分だ。➡ 22 00:02:26,046 --> 00:02:29,216 ティータイムが終われば 面接は終了。➡ 23 00:02:29,216 --> 00:02:33,120 気軽に臨んでくれたまえ。 んっ…。 24 00:02:33,120 --> 00:02:36,790 (凶一郎の声)糸モールスなのは プライバシー保護のため。➡ 25 00:02:36,790 --> 00:02:41,361 多少 切れやすいので くれぐれも安静を心掛けてくれ。 26 00:02:41,361 --> 00:02:44,698 (心の声)≪だからって わざわざ こんな宙づりじゃなくても…≫ 27 00:02:44,698 --> 00:02:46,667 (宇佐)ひょえ~! ≪あっ≫ 28 00:02:46,667 --> 00:02:48,668 (宇佐)どうして うちが➡ 29 00:02:48,668 --> 00:02:51,672 毛糸のパンツ はいてるって 知って…。 30 00:02:51,672 --> 00:02:54,708 ドクン ドクン ドクン…(鼓動) 31 00:02:54,708 --> 00:02:56,743 (宇佐)うわっ! 宇佐! 32 00:02:56,743 --> 00:03:00,147 うわ~! 33 00:03:00,147 --> 00:03:02,816 バシャン! あっ! 34 00:03:05,085 --> 00:03:08,522 (凶一郎の声) 繰り返すが この糸は脆い。➡ 35 00:03:08,522 --> 00:03:13,460 例えば 心拍の動揺で ほつれてしまうほどにな。➡ 36 00:03:13,460 --> 00:03:16,129 隠したい秘密。 37 00:03:16,129 --> 00:03:19,533 ひぃ~! プライベートでも 趣味で 美女に変装してるのは➡ 38 00:03:19,533 --> 00:03:21,535 誰にも言ってないのに~! 39 00:03:21,535 --> 00:03:23,570 (凶一郎の声)忘れたい過去。 40 00:03:23,570 --> 00:03:26,707 いや~! 自作暗号で ラブレター書いたの➡ 41 00:03:26,707 --> 00:03:28,942 言わないで~! 42 00:03:28,942 --> 00:03:30,944 (凶一郎の声) 一流のスパイたるもの➡ 43 00:03:30,944 --> 00:03:33,747 多少の言葉で動揺はしない。➡ 44 00:03:33,747 --> 00:03:38,418 ティータイム終了時まで 下の池に落ちなければ合格だ。 45 00:03:38,418 --> 00:03:41,421 バシャン! バシャン! 46 00:03:41,421 --> 00:03:44,991 (凶一郎の声)羞恥や恐怖の叫びは 茶に よく合う。➡ 47 00:03:46,359 --> 00:03:50,197 うん 至福だ。 (受験者たち)外道だ! 48 00:03:50,197 --> 00:03:53,200 ≪くそっ! 一体 どんな質問が…≫ 49 00:03:53,200 --> 00:03:55,569 ≪小3のときの あれか?≫ 50 00:03:55,569 --> 00:03:57,971 ≪それとも 中1のときの…≫ 51 00:03:57,971 --> 00:04:03,343 (凶一郎の声)さて 受験番号321 朝野太陽に聞く。➡ 52 00:04:03,343 --> 00:04:06,813 なぜ 夜桜つぼみを信じる? 53 00:04:08,281 --> 00:04:11,218 ≪なんで 凶一郎義兄さんが そのことを…≫ 54 00:04:11,218 --> 00:04:15,622 ドクン ドクン ドクン… 55 00:04:15,622 --> 00:04:20,293 あっ あっ! ぐっ ぐっ… ふぅ…。 56 00:04:22,496 --> 00:04:25,832 (凶一郎の声)初代当主 夜桜つぼみの血の異質さは➡ 57 00:04:25,832 --> 00:04:28,502 僅かながら 文献がある。➡ 58 00:04:28,502 --> 00:04:31,071 皮下と接触したあの日以来➡ 59 00:04:31,071 --> 00:04:34,074 お前から目を離さなかった。➡ 60 00:04:34,074 --> 00:04:38,245 体に咲く花。 「つぼみの書」の解錠。➡ 61 00:04:38,245 --> 00:04:42,048 お前に 何かが干渉しているのは 明らかだ。➡ 62 00:04:42,048 --> 00:04:44,217 そして➡ 63 00:04:44,217 --> 00:04:48,388 お前が その存在を 利用しようとしていることも。➡ 64 00:04:50,056 --> 00:04:53,059 やめておけ 太陽。➡ 65 00:04:53,059 --> 00:04:55,695 お前が挑める相手ではない。 66 00:04:55,695 --> 00:04:57,664 んっ…。 67 00:04:59,699 --> 00:05:03,136 (太陽の声)やらせてください 凶一郎義兄さん。➡ 68 00:05:03,136 --> 00:05:06,740 まだ 何も分からないし 危険なのも分かってます。➡ 69 00:05:06,740 --> 00:05:08,742 でも➡ 70 00:05:08,742 --> 00:05:12,879 六美を付け狙う何かを 暴くチャンスなんです。➡ 71 00:05:12,879 --> 00:05:16,583 スパイとして 敵の懐に入り込めれば…。➡ 72 00:05:16,583 --> 00:05:21,021 それに 俺が失敗しても 家族に危険が及ぶ前に…。 73 00:05:21,021 --> 00:05:25,959 (凶一郎の声)「責任を取る」か? その余裕があるとはかぎらない。➡ 74 00:05:25,959 --> 00:05:30,564 死すら許されず 全ての情報を搾り取られたら? 75 00:05:30,564 --> 00:05:32,966 (太陽の声) そのときは 凶一郎義兄さんが➡ 76 00:05:32,966 --> 00:05:35,969 手を下してください。 義兄さんの糸なら➡ 77 00:05:35,969 --> 00:05:38,505 俺は 喜んで受け入れます。➡ 78 00:05:38,505 --> 00:05:42,242 六美を思う気持ちは同じはずです。 79 00:05:42,242 --> 00:05:49,182 ♬~ 80 00:05:49,182 --> 00:05:52,185 (凶一郎の声) 論外だ。 お前は弱すぎる。 81 00:05:52,185 --> 00:05:55,121 うわっ ああ~! ぐっ ああ~! 82 00:05:55,121 --> 00:05:58,558 (凶一郎の声) 敵の接触を利用する意図は分かる。 83 00:05:58,558 --> 00:06:00,560 (受験者)うわ~! (凶一郎の声)お前の➡ 84 00:06:00,560 --> 00:06:03,396 六美への思いとやらも 肯定してやろう。 85 00:06:03,396 --> 00:06:07,400 ♬~ 86 00:06:07,400 --> 00:06:09,736 (凶一郎の声) だが まだまだ未熟なお前に➡ 87 00:06:09,736 --> 00:06:12,606 任せられる内容ではない。➡ 88 00:06:12,606 --> 00:06:15,508 皮下に接触するのは自由だが➡ 89 00:06:15,508 --> 00:06:19,212 そのための資格を与えるつもりは 毛頭ない。 90 00:06:19,212 --> 00:06:26,253 ヒュー…(風の音) 91 00:06:26,253 --> 00:06:28,588 (凶一郎の声)肝に銘じろ。➡ 92 00:06:28,588 --> 00:06:33,159 お前は 六美を守るために その作戦を考えたのだろうが➡ 93 00:06:34,694 --> 00:06:37,764 お前たちを守っているのは➡ 94 00:06:37,764 --> 00:06:40,200 この俺だ。➡ 95 00:06:40,200 --> 00:06:43,169 弱者であるお前が 合格することは➡ 96 00:06:44,537 --> 00:06:46,573 決してない。 くっ! 97 00:06:46,573 --> 00:06:48,642 うっ! ぐっ! 98 00:06:48,642 --> 00:06:51,111 (七悪)太陽義兄ちゃん! (嫌五)つぅか もう➡ 99 00:06:51,111 --> 00:06:53,480 太陽以外 全滅じゃん。 100 00:06:58,184 --> 00:07:01,121 (辛三)んっ…。 あっ。 101 00:07:01,121 --> 00:07:03,156 バタン(ドアの音) 姉ちゃん お疲れ。 102 00:07:03,156 --> 00:07:06,893 どうしよう 兄ちゃん また 合格者0にしそう。 103 00:07:06,893 --> 00:07:09,229 やれやれだね。 104 00:07:09,229 --> 00:07:13,266 ≪凶一郎から 太陽の秘密は 少しだけ聞いている。➡ 105 00:07:13,266 --> 00:07:17,203 そのうえで どっちの言い分も分かる。➡ 106 00:07:17,203 --> 00:07:22,108 だからこそ あんたは 乗り越えなきゃいけない。➡ 107 00:07:22,108 --> 00:07:26,279 試験官としての凶一郎 義兄としての凶一郎➡ 108 00:07:26,279 --> 00:07:28,581 その両方を≫ 109 00:07:28,581 --> 00:07:31,518 くっ! 110 00:07:31,518 --> 00:07:33,486 んっ! バシュ! 111 00:07:38,158 --> 00:07:40,660 んっ! カチャ(ロック解除音) 112 00:07:40,660 --> 00:07:43,997 はあっ! おいおい どうした? 113 00:07:43,997 --> 00:07:45,999 んっ! ガン! 114 00:07:45,999 --> 00:07:49,936 「霧繭」。 くっ… んっ! 115 00:07:49,936 --> 00:07:52,405 試験を放棄する気か? 116 00:07:52,405 --> 00:07:54,507 最初に言ってましたよね? 117 00:07:54,507 --> 00:07:58,411 下の池に落ちなければいいって。 なら➡ 118 00:07:58,411 --> 00:08:03,350 その椅子 もらってもいい ってことですよね? 119 00:08:03,350 --> 00:08:05,852 自由に挑戦するといい。 120 00:08:05,852 --> 00:08:09,222 俺のティータイムすら 邪魔できるか疑問だがな。 121 00:08:10,657 --> 00:08:12,993 うっ! 122 00:08:12,993 --> 00:08:15,662 ぐぅ~! バチバチッ! 123 00:08:18,164 --> 00:08:20,500 ≪ん? なるほど≫ 124 00:08:20,500 --> 00:08:24,270 ≪静電気で 残った糸を集め 伝って生き延びるか≫ 125 00:08:25,572 --> 00:08:28,208 ぐっ んっ! 126 00:08:28,208 --> 00:08:30,710 ≪試験に合格するためには➡ 127 00:08:30,710 --> 00:08:33,747 凶一郎義兄さんに 強さを認めてもらわないと≫ 128 00:08:33,747 --> 00:08:36,449 ≪そのためにも このティータイム中に➡ 129 00:08:36,449 --> 00:08:38,518 あの席を勝ち取る!≫ 130 00:08:40,453 --> 00:08:42,455 家族なんだ。 131 00:08:42,455 --> 00:08:46,159 ♬~ 132 00:08:46,159 --> 00:08:48,828 遠慮なく ぶつかり合えばいい。 133 00:08:48,828 --> 00:08:51,898 あんたと六美が 結婚したときのように。 134 00:08:53,833 --> 00:08:57,404 (二刃) さあ 兄弟ゲンカの始まりだ。 135 00:09:01,908 --> 00:09:05,945 ♬~ 136 00:09:05,945 --> 00:09:08,314 バシュ! 137 00:09:08,314 --> 00:09:12,285 バシュ バシュ バシュ… 138 00:09:12,285 --> 00:09:16,289 (凶一郎の声) 受験番号321 朝野太陽➡ 139 00:09:16,289 --> 00:09:18,291 趣味 特技などはあるか? 140 00:09:18,291 --> 00:09:24,631 ♬~ 141 00:09:24,631 --> 00:09:27,467 変形武器 八重の銃型 「晴」。 142 00:09:27,467 --> 00:09:29,469 刃型 「雨」。 143 00:09:29,469 --> 00:09:31,471 移動術 「花踏み」。 144 00:09:31,471 --> 00:09:33,606 「開花術」 「硬化」。 145 00:09:33,606 --> 00:09:38,011 なるほど。 よく習得している。 が…。 146 00:09:39,479 --> 00:09:41,815 くっ! 147 00:09:41,815 --> 00:09:43,817 んっ! キン! 148 00:09:46,820 --> 00:09:48,822 「開花」するどころか➡ 149 00:09:48,822 --> 00:09:51,558 ティータイムを 止めるにも至らない。 150 00:09:51,558 --> 00:09:54,027 くっ! 151 00:09:54,027 --> 00:09:56,029 うっ! 152 00:09:56,029 --> 00:09:59,032 ぐっ! ぐぐっ ぐぐぐっ…。 153 00:09:59,032 --> 00:10:01,734 (二刃・回想) ⸨凶一郎の糸との戦い方?⸩ 154 00:10:01,734 --> 00:10:07,440 ♬~ 155 00:10:07,440 --> 00:10:10,110 ⸨なんだい? ケンカでもする気かい?⸩ 156 00:10:10,110 --> 00:10:13,213 ⸨いえ ただの興味というか…⸩ 157 00:10:13,213 --> 00:10:16,516 ⸨う~ん そうだねぇ…⸩ 158 00:10:18,618 --> 00:10:21,454 (二刃)⸨あいつの鋼蜘蛛からは 決して逃げられない⸩ 159 00:10:21,454 --> 00:10:24,390 ⸨あははっ… ですよね⸩ 160 00:10:24,390 --> 00:10:27,126 ⸨それでも 反撃の手を狙うなら➡ 161 00:10:27,126 --> 00:10:31,498 まずは受け入れることだよ⸩ ⸨「受け入れる」?⸩ 162 00:10:31,498 --> 00:10:33,500 (二刃)⸨合気と同じさ。➡ 163 00:10:33,500 --> 00:10:36,603 攻撃の流れに逆らわず 受け入れることで➡ 164 00:10:36,603 --> 00:10:39,272 隙間が生まれる。➡ 165 00:10:39,272 --> 00:10:41,941 今まで さんざん あの糸を浴びてきた あんたなら➡ 166 00:10:41,941 --> 00:10:43,943 見極められる⸩ 167 00:10:43,943 --> 00:10:46,946 ぐっ! ぐぐっ…。 168 00:10:46,946 --> 00:10:50,049 ♬~ 169 00:10:50,049 --> 00:10:52,752 (二刃)⸨僅かでも 隙間を勝ち取れたら…⸩ 170 00:10:54,454 --> 00:10:56,456 ≪反撃開始だ!≫ 171 00:10:59,459 --> 00:11:01,828 うっ! 172 00:11:01,828 --> 00:11:04,364 ≪振りほどくので精いっぱい≫ 173 00:11:04,364 --> 00:11:07,100 ≪到底 俺が立ち向かえる相手じゃない≫ 174 00:11:07,100 --> 00:11:11,004 ♬~ 175 00:11:11,004 --> 00:11:13,573 ≪それでも➡ 176 00:11:13,573 --> 00:11:16,743 いつかは 向き合わなきゃいけない≫ 177 00:11:16,743 --> 00:11:19,312 ≪認めてもらわなきゃいけない≫ 178 00:11:19,312 --> 00:11:22,148 ≪最初から ずっと思ってた≫ 179 00:11:22,148 --> 00:11:24,951 ≪今こそ 挑戦するときだ!≫ 180 00:11:26,152 --> 00:11:30,290 手合わせ お願いします 凶一郎義兄さん! 181 00:11:30,290 --> 00:11:33,560 ≪拘束を解いたか。 二刃だな≫ 182 00:11:33,560 --> 00:11:37,130 ♬~ 183 00:11:37,130 --> 00:11:40,133 ≪糸の挙動が想定外だ≫ 184 00:11:40,133 --> 00:11:44,537 ≪糸を巻いた腕のカムフラージュで 拘束パターンを偽造した≫ 185 00:11:45,972 --> 00:11:49,576 ≪嫌五か。 だが 奇妙だな≫ 186 00:11:49,576 --> 00:11:52,478 ≪放った糸の感触と 視認した糸の違いに➡ 187 00:11:52,478 --> 00:11:55,181 気付けないわけが…。 ん?≫ 188 00:11:56,482 --> 00:11:59,052 ≪この 指の感触は…≫ 189 00:11:59,052 --> 00:12:01,721 (七悪)タチガレグモの神経毒。➡ 190 00:12:01,721 --> 00:12:03,723 四肢の知覚を鈍らせる➡ 191 00:12:03,723 --> 00:12:07,393 凶一郎兄さんに 唯一 効く ガス毒だ。➡ 192 00:12:07,393 --> 00:12:09,829 効果は短く 弱いけど…。 193 00:12:09,829 --> 00:12:11,898 (嫌五) 俺の技術と組み合わせれば➡ 194 00:12:11,898 --> 00:12:15,235 兄貴を 一瞬 欺ける。 195 00:12:15,235 --> 00:12:17,236 んんっ! 196 00:12:19,205 --> 00:12:22,208 ⸨太陽のために 八重を改良してみたよ⸩ 197 00:12:22,208 --> 00:12:24,244 ⸨ありがとうございます!⸩ 198 00:12:24,244 --> 00:12:26,279 ⸨うおっ かっこいい!⸩ 199 00:12:26,279 --> 00:12:29,015 ⸨あっ そうだ このリボルバーに➡ 200 00:12:29,015 --> 00:12:31,517 ロープとか かませて 起動させれば…⸩ 201 00:12:32,919 --> 00:12:34,921 んん~! 202 00:12:34,921 --> 00:12:36,923 (辛三) ⸨強大なけん引力が生まれる⸩ 203 00:12:36,923 --> 00:12:38,925 ぐっ うっ! 204 00:12:40,393 --> 00:12:42,395 ≪なるほど≫ 205 00:12:42,395 --> 00:12:47,367 (四怨)⸨凶一郎の糸を お前が突破できる可能性は0%。➡ 206 00:12:47,367 --> 00:12:51,137 だからこそ 糸そのものを利用しろ。➡ 207 00:12:51,137 --> 00:12:54,140 数万のアルゴリズムで 組み立てられた糸も➡ 208 00:12:54,140 --> 00:12:59,579 1本をたどれば 必ず 凶一郎にたどりつく。➡ 209 00:12:59,579 --> 00:13:01,648 100%な⸩ 210 00:13:01,648 --> 00:13:04,584 ぐっ! 211 00:13:04,584 --> 00:13:07,654 ぐっ くっ! 212 00:13:07,654 --> 00:13:10,390 はあ~! んっ! 213 00:13:10,390 --> 00:13:12,492 ガキン! 214 00:13:19,999 --> 00:13:22,001 バキン! くっ! 215 00:13:24,537 --> 00:13:26,539 なかなかいい。 216 00:13:26,539 --> 00:13:30,276 八重のリボルバーと ジェット噴射による推進力➡ 217 00:13:30,276 --> 00:13:34,747 そこに「硬化」を乗せた 極めて強力な一手だ。 218 00:13:34,747 --> 00:13:38,051 しかし まだ弱い。 219 00:13:40,086 --> 00:13:42,088 うっ… くっ! 220 00:13:43,723 --> 00:13:46,726 「女神の巣」。 「開花」で高めた視力で➡ 221 00:13:46,726 --> 00:13:49,796 辛うじて見えるほどに ほぐした糸を➡ 222 00:13:49,796 --> 00:13:52,899 幾万幾億と織り込んでる。 223 00:13:52,899 --> 00:13:56,602 物理攻撃も化学物質も怪音波も➡ 224 00:13:56,602 --> 00:13:59,005 何一つ 通さない。 225 00:13:59,005 --> 00:14:01,607 かよわく愛しい者を守るため➡ 226 00:14:01,607 --> 00:14:05,411 10年かけて編み出した 慈愛の手のひら。 227 00:14:05,411 --> 00:14:08,781 六美への愛の結晶だ。 228 00:14:08,781 --> 00:14:14,620 たとえ お前の 六美への愛が 山より高く 海より深いとしても➡ 229 00:14:14,620 --> 00:14:18,024 俺の愛を超えることは 決してない。 230 00:14:19,726 --> 00:14:23,129 俺の愛は 全てに勝る。 231 00:14:25,298 --> 00:14:27,667 くっ! 232 00:14:27,667 --> 00:14:29,736 うっ! ぐっ! 233 00:14:29,736 --> 00:14:33,239 (七悪・嫌五・四怨)あっ! 太陽! 234 00:14:33,239 --> 00:14:36,909 ≪くっ! 残った糸を断ち切られた≫ 235 00:14:36,909 --> 00:14:41,447 ≪八重も 俺の体を 上昇させるほどの噴出力はない≫ 236 00:14:41,447 --> 00:14:47,787 ♬~ 237 00:14:47,787 --> 00:14:50,123 くっ! 238 00:14:50,123 --> 00:14:52,759 ≪こんなところで終われない≫ 239 00:14:52,759 --> 00:14:54,761 ≪考えろ≫ 240 00:14:54,761 --> 00:14:56,763 ≪何かあるはず!≫ 241 00:14:58,798 --> 00:15:03,236 ≪何か… 何か…≫ 242 00:15:03,236 --> 00:15:05,238 ≪何か!≫ 243 00:15:21,254 --> 00:15:27,026 ♬~ 244 00:15:27,026 --> 00:15:30,763 (つぼみの声)驚かないで。 あなたが呼んだのよ。➡ 245 00:15:30,763 --> 00:15:34,500 追い詰められた心の叫び声で。➡ 246 00:15:34,500 --> 00:15:37,437 あなたが取り込んだ私の血➡ 247 00:15:37,437 --> 00:15:40,439 呼び覚ましてあげる。➡ 248 00:15:40,439 --> 00:15:44,911 でも 気をつけて。 この血の力に負けたら…。 249 00:15:44,911 --> 00:15:47,914 ♬~ 250 00:15:47,914 --> 00:15:49,949 (つぼみの声)あなたは壊れる。 251 00:15:49,949 --> 00:16:07,834 ♬~ 252 00:16:09,368 --> 00:16:12,071 ≪力が湧いてくる≫ 253 00:16:12,071 --> 00:16:15,975 ドクン… ≪体中に≫ 254 00:16:15,975 --> 00:16:18,945 ≪指先も… いや➡ 255 00:16:18,945 --> 00:16:21,447 その先まで≫ 256 00:16:21,447 --> 00:16:23,449 ドクン… 257 00:16:23,449 --> 00:16:26,819 ≪八重の感覚が 分かる≫ 258 00:16:26,819 --> 00:16:31,824 ≪まるで 血や神経がつながってるみたいに≫ 259 00:16:31,824 --> 00:16:34,427 ≪まるで 体の一部みたいに≫ 260 00:16:37,530 --> 00:16:39,832 んっ! バシュ! 261 00:16:41,534 --> 00:16:43,636 ぐっ! 262 00:16:47,173 --> 00:16:49,809 うっ! ドォーン! 263 00:16:49,809 --> 00:16:52,511 バチッ バチッ! 264 00:16:52,511 --> 00:16:57,650 ≪これほど 人体を上昇させる力は 八重にないはず≫ 265 00:16:57,650 --> 00:17:00,319 ≪これが 古い血族に見られたという➡ 266 00:17:00,319 --> 00:17:02,521 「開花」を超える力…≫ 267 00:17:04,056 --> 00:17:06,058 ≪「万花繚乱」≫ 268 00:17:08,060 --> 00:17:10,763 はぁ はぁ はぁ…。 269 00:17:10,763 --> 00:17:14,767 ぐっ ぐっ… ぐぐっ…。 270 00:17:14,767 --> 00:17:18,170 ≪なんだ? 体が言うことを聞かない…≫ 271 00:17:18,170 --> 00:17:20,172 ぐっ ぐっ…。 272 00:17:20,172 --> 00:17:23,643 (つぼみの声) 負けないで 太陽君。➡ 273 00:17:23,643 --> 00:17:25,745 今 ここで向き合わないと➡ 274 00:17:25,745 --> 00:17:29,582 いずれ 私の血にのまれてしまう。 275 00:17:29,582 --> 00:17:33,586 ≪体が… 熱い!≫ 276 00:17:33,586 --> 00:17:35,588 あっ! 277 00:17:35,588 --> 00:17:39,025 ♬~ 278 00:17:39,025 --> 00:17:41,027 「空繭」。 279 00:17:41,027 --> 00:17:45,398 細胞や神経の暴走を 一時的だが マヒさせた。 280 00:17:45,398 --> 00:17:48,034 やはり ヤツの血が覚醒したな。 281 00:17:48,034 --> 00:17:50,503 うっ… ぐっ ぐっ…。 282 00:17:50,503 --> 00:17:53,506 そのまま 力を内包し続ければ➡ 283 00:17:53,506 --> 00:17:56,008 お前の体は崩壊する。 284 00:17:57,410 --> 00:17:59,412 解放しろ。 285 00:17:59,412 --> 00:18:02,248 お前の強さを証明してみせろ。 286 00:18:02,248 --> 00:18:16,295 ♬~ 287 00:18:16,295 --> 00:18:20,733 (夜桜六美)⸨お兄ちゃんの期待に 応えるのは 簡単じゃない⸩ 288 00:18:20,733 --> 00:18:24,437 ⸨認めてもらえる日が 来るかも分からない⸩ 289 00:18:24,437 --> 00:18:29,342 ⸨でも 太陽なら きっと できるって信じてる⸩ 290 00:18:29,342 --> 00:18:33,846 ♬~ 291 00:18:33,846 --> 00:18:35,848 くっ! 292 00:18:35,848 --> 00:18:39,752 ♬~ 293 00:18:41,687 --> 00:18:52,264 ♬~ 294 00:18:52,264 --> 00:18:54,266 ガキン! 295 00:18:54,266 --> 00:18:56,268 ドドォーン! 296 00:18:56,268 --> 00:18:59,972 ♬~ 297 00:18:59,972 --> 00:19:01,974 (七悪・四怨)あっ! (嫌五)太陽! 298 00:19:01,974 --> 00:19:04,310 ああっ!➡ 299 00:19:04,310 --> 00:19:07,179 一体 何が…。 300 00:19:07,179 --> 00:19:09,815 ≪なんて一撃だろうね≫ 301 00:19:09,815 --> 00:19:13,819 ≪私でも 完全には捉えられなかった≫ 302 00:19:13,819 --> 00:19:18,190 ≪すごいけれど それ以上に恐ろしい。➡ 303 00:19:18,190 --> 00:19:20,192 太陽≫ 304 00:19:23,963 --> 00:19:28,100 ≪突破できず落ちたか。 ん?≫ 305 00:19:28,100 --> 00:19:30,770 ぐっ ぐっ… ぐっ。 306 00:19:30,770 --> 00:19:34,273 ぐっ… ぐぐっ…。 307 00:19:35,775 --> 00:19:40,079 んっ。 ぐぐっ… あっ。 308 00:19:48,287 --> 00:19:50,790 ティータイムは終わった。 309 00:19:50,790 --> 00:19:52,892 合格だ。 310 00:19:54,527 --> 00:19:58,531 はぁ はぁ はぁ…。 311 00:19:58,531 --> 00:20:01,534 「万花繚乱」は 一旦 収束したな。 312 00:20:01,534 --> 00:20:05,538 だが まだまだ 制御には程遠い。 313 00:20:05,538 --> 00:20:08,974 威力も 「女神の巣」を 僅かに傷つける程度だ。 314 00:20:08,974 --> 00:20:12,311 はぁ はぁ はぁ…。 315 00:20:12,311 --> 00:20:16,148 だが これは 間違いなく お前の強さ。 316 00:20:16,148 --> 00:20:19,118 しっかり磨き上げ 物にしろ。 317 00:20:19,118 --> 00:20:21,620 そうすれば お前のやり方で➡ 318 00:20:23,122 --> 00:20:26,258 六美を守らせてやらんでもない。 319 00:20:26,258 --> 00:20:30,262 くっ… 言われるまでもないです。 320 00:20:30,262 --> 00:20:32,298 (七悪)わ~い! 321 00:20:32,298 --> 00:20:35,634 やったぜ 太陽! (四怨)しゃあ~! 322 00:20:35,634 --> 00:20:37,703 (七悪) 太陽義兄ちゃん おめでとう! 323 00:20:37,703 --> 00:20:41,640 やった~ 太陽~! うお~! 324 00:20:41,640 --> 00:20:45,377 (二刃)下ろしな 辛三 今すぐに。 325 00:20:45,377 --> 00:20:47,513 んっ。 326 00:20:47,513 --> 00:20:49,548 カシャ(シャッター音) 327 00:20:49,548 --> 00:20:52,251 (宇佐)唯一の合格者の写真。 328 00:20:52,251 --> 00:20:55,087 特ダネ 押さえました! へへへっ。 329 00:20:55,087 --> 00:20:57,089 撤収するっす。 330 00:20:57,089 --> 00:21:00,526 ♬~ 331 00:21:00,526 --> 00:21:03,829 ここに来るまで 多くの助けがあったはず。 332 00:21:05,564 --> 00:21:08,634 この合格は お前の力だが➡ 333 00:21:08,634 --> 00:21:12,071 お前だけのものではないことを 思いにとどめろ。 334 00:21:12,071 --> 00:21:15,207 ♬~ 335 00:21:15,207 --> 00:21:19,011 第177回 銀級スパイ試験➡ 336 00:21:19,011 --> 00:21:23,382 受験番号321 朝野太陽➡ 337 00:21:23,382 --> 00:21:26,552 銀級 合格だ。 338 00:21:26,552 --> 00:21:28,721 あっ。 339 00:21:28,721 --> 00:21:30,723 ありがとうございます! 340 00:21:30,723 --> 00:21:36,762 ♬~ 341 00:21:36,762 --> 00:21:38,797 んっ んん…。 342 00:21:38,797 --> 00:21:41,300 ☎ はっ! もしもし! 343 00:21:41,300 --> 00:21:44,870 ☎(二刃) こちら二刃。 太陽 桜咲く。 344 00:21:44,870 --> 00:21:46,872 わあ~。 345 00:21:46,872 --> 00:21:49,341 んん~ やった~! 346 00:21:49,341 --> 00:21:51,343 (殺香)信じておりました! 347 00:21:51,343 --> 00:21:53,712 (アイ)すごい すご~い! 348 00:21:53,712 --> 00:21:55,714 (ゴリアテ)ゴルルッ ゴルルッ! 349 00:21:55,714 --> 00:21:59,118 わ~い わ~い! (アイ)やった やった! 350 00:21:59,118 --> 00:22:02,121 ほんとに よかった。 351 00:22:02,121 --> 00:22:04,723 お疲れさま 太陽。 352 00:22:07,126 --> 00:22:27,146 ♬~ 353 00:22:27,146 --> 00:22:34,253 ♬~ 354 00:22:34,253 --> 00:22:39,825 ♬~ 355 00:22:39,825 --> 00:22:50,636 ♬~ 356 00:22:50,636 --> 00:23:07,620 ♬~ 357 00:23:07,620 --> 00:23:27,072 ♬~ 358 00:23:27,072 --> 00:23:30,776 ♬~ 359 00:23:30,776 --> 00:23:36,181 ♬~ 360 00:23:45,190 --> 00:23:54,199 ♬~ 361 00:23:54,199 --> 00:23:57,136 (百)さて 行くか。➡ 362 00:23:57,136 --> 00:24:02,441 今 会いに行くよ 私の宝物たち。 363 00:24:05,144 --> 00:24:09,148 ♬~