1 00:00:35,335 --> 00:00:39,940 (二刃)じゃあ あのバカをよろしく頼むよ。 2 00:00:39,940 --> 00:00:43,677 (朝野太陽)ぐっ! (受験者)穴~! 3 00:00:43,677 --> 00:00:45,679 あっ! 4 00:00:47,080 --> 00:00:49,116 (夜桜凶一郎)それでは➡ 5 00:00:49,116 --> 00:00:52,019 最終試験を開始する。 6 00:00:53,353 --> 00:01:13,373 ♬~ 7 00:01:13,373 --> 00:01:16,777 ♬~ 8 00:01:18,645 --> 00:01:35,562 ♬~ 9 00:01:41,134 --> 00:01:50,344 ♬~ 10 00:01:50,344 --> 00:02:01,755 ♬~ 11 00:02:07,461 --> 00:02:18,238 ♬~ 12 00:02:18,238 --> 00:02:22,442 ♬~ 13 00:02:24,044 --> 00:02:28,949 (四怨)二次 通過は15人か。 (嫌五)まあ 頑張った方じゃない? 14 00:02:31,952 --> 00:02:34,955 超高級茶葉 ダークスイート。 15 00:02:34,955 --> 00:02:37,024 香りとコクが たまらん。 16 00:02:37,024 --> 00:02:39,760 あっ…。 17 00:02:39,760 --> 00:02:42,362 あっ。 18 00:02:42,362 --> 00:02:46,533 (凶一郎の声)糸モールスで 各々に 直接 語りかけてる。➡ 19 00:02:46,533 --> 00:02:50,303 最終試験は 面接だ。➡ 20 00:02:50,303 --> 00:02:54,841 一次 二次をクリアした逸材に これ以上 課すことはない。➡ 21 00:02:54,841 --> 00:02:58,812 あとは 軽い質問と対話で十分だ。➡ 22 00:02:58,812 --> 00:03:02,115 ティータイムが終われば 面接は終了。➡ 23 00:03:02,115 --> 00:03:06,019 気軽に臨んでくれたまえ。 んっ…。 24 00:03:06,019 --> 00:03:09,556 (凶一郎の声)糸モールスなのは プライバシー保護のため。➡ 25 00:03:09,556 --> 00:03:14,127 多少 切れやすいので くれぐれも安静を心掛けてくれ。 26 00:03:14,127 --> 00:03:17,464 (心の声)≪だからって わざわざ こんな宙づりじゃなくても…≫ 27 00:03:17,464 --> 00:03:19,499 (宇佐)ひょえ~! ≪あっ≫ 28 00:03:19,499 --> 00:03:21,535 (宇佐)どうして うちが➡ 29 00:03:21,535 --> 00:03:24,538 毛糸のパンツ はいてるって 知って…。 30 00:03:24,538 --> 00:03:27,674 ドクン ドクン ドクン…(鼓動) 31 00:03:27,674 --> 00:03:29,709 (宇佐)うわっ! 宇佐! 32 00:03:29,709 --> 00:03:32,913 うわ~! 33 00:03:32,913 --> 00:03:35,515 バシャン! あっ! 34 00:03:37,851 --> 00:03:41,288 (凶一郎の声) 繰り返すが この糸は脆い。➡ 35 00:03:41,288 --> 00:03:46,226 例えば 心拍の動揺で ほつれてしまうほどにな。➡ 36 00:03:46,226 --> 00:03:48,895 隠したい秘密。 37 00:03:48,895 --> 00:03:52,299 ひぃ~! プライベートでも 趣味で 美女に変装してるのは➡ 38 00:03:52,299 --> 00:03:54,434 誰にも言ってないのに~! 39 00:03:54,434 --> 00:03:56,470 (凶一郎の声)忘れたい過去。 40 00:03:56,470 --> 00:03:59,606 いや~! 自作暗号で ラブレター書いたの➡ 41 00:03:59,606 --> 00:04:01,708 言わないで~! 42 00:04:01,708 --> 00:04:03,744 (凶一郎の声) 一流のスパイたるもの➡ 43 00:04:03,744 --> 00:04:06,513 多少の言葉で動揺はしない。➡ 44 00:04:06,513 --> 00:04:11,184 ティータイム終了時まで 下の池に落ちなければ合格だ。 45 00:04:11,184 --> 00:04:14,254 バシャン! バシャン! 46 00:04:14,254 --> 00:04:17,757 (凶一郎の声)羞恥や恐怖の叫びは 茶に よく合う。➡ 47 00:04:19,192 --> 00:04:23,029 うん 至福だ。 (受験者たち)外道だ! 48 00:04:23,029 --> 00:04:26,099 ≪くそっ! 一体 どんな質問が…≫ 49 00:04:26,099 --> 00:04:28,401 ≪小3のときの あれか?≫ 50 00:04:28,401 --> 00:04:30,804 ≪それとも 中1のときの…≫ 51 00:04:30,804 --> 00:04:36,109 (凶一郎の声)さて 受験番号321 朝野太陽に聞く。➡ 52 00:04:36,109 --> 00:04:39,613 なぜ 夜桜つぼみを信じる? 53 00:04:41,047 --> 00:04:43,984 ≪なんで 凶一郎義兄さんが そのことを…≫ 54 00:04:43,984 --> 00:04:48,388 ドクン ドクン ドクン… 55 00:04:48,388 --> 00:04:53,193 あっ あっ! ぐっ ぐっ… ふぅ…。 56 00:04:55,262 --> 00:04:58,598 (凶一郎の声)初代当主 夜桜つぼみの血の異質さは➡ 57 00:04:58,598 --> 00:05:01,268 僅かながら 文献がある。➡ 58 00:05:01,268 --> 00:05:03,837 皮下と接触したあの日以来➡ 59 00:05:03,837 --> 00:05:06,973 お前から目を離さなかった。➡ 60 00:05:06,973 --> 00:05:11,144 体に咲く花。 「つぼみの書」の解錠。➡ 61 00:05:11,144 --> 00:05:14,815 お前に 何かが干渉しているのは 明らかだ。➡ 62 00:05:14,815 --> 00:05:17,117 そして➡ 63 00:05:17,117 --> 00:05:21,421 お前が その存在を 利用しようとしていることも。➡ 64 00:05:22,956 --> 00:05:25,992 やめておけ 太陽。➡ 65 00:05:25,992 --> 00:05:28,528 お前が挑める相手ではない。 66 00:05:28,528 --> 00:05:30,630 んっ…。 67 00:05:32,566 --> 00:05:35,902 (太陽の声)やらせてください 凶一郎義兄さん。➡ 68 00:05:35,902 --> 00:05:39,506 まだ 何も分からないし 危険なのも分かってます。➡ 69 00:05:39,506 --> 00:05:41,541 でも➡ 70 00:05:41,541 --> 00:05:45,779 六美を付け狙う何かを 暴くチャンスなんです。➡ 71 00:05:45,779 --> 00:05:49,349 スパイとして 敵の懐に入り込めれば…。➡ 72 00:05:49,349 --> 00:05:53,787 それに 俺が失敗しても 家族に危険が及ぶ前に…。 73 00:05:53,787 --> 00:05:58,725 (凶一郎の声)「責任を取る」か? その余裕があるとはかぎらない。➡ 74 00:05:58,725 --> 00:06:03,330 死すら許されず 全ての情報を搾り取られたら? 75 00:06:03,330 --> 00:06:05,732 (太陽の声) そのときは 凶一郎義兄さんが➡ 76 00:06:05,732 --> 00:06:08,768 手を下してください。 義兄さんの糸なら➡ 77 00:06:08,768 --> 00:06:11,271 俺は 喜んで受け入れます。➡ 78 00:06:11,271 --> 00:06:15,008 六美を思う気持ちは同じはずです。 79 00:06:15,008 --> 00:06:22,015 ♬~ 80 00:06:22,015 --> 00:06:25,051 (凶一郎の声) 論外だ。 お前は弱すぎる。 81 00:06:25,051 --> 00:06:27,954 うわっ ああ~! ぐっ ああ~! 82 00:06:27,954 --> 00:06:31,391 (凶一郎の声) 敵の接触を利用する意図は分かる。 83 00:06:31,391 --> 00:06:33,360 (受験者)うわ~! (凶一郎の声)お前の➡ 84 00:06:33,360 --> 00:06:36,162 六美への思いとやらも 肯定してやろう。 85 00:06:36,162 --> 00:06:40,233 ♬~ 86 00:06:40,233 --> 00:06:42,502 (凶一郎の声) だが まだまだ未熟なお前に➡ 87 00:06:42,502 --> 00:06:45,372 任せられる内容ではない。➡ 88 00:06:45,372 --> 00:06:48,275 皮下に接触するのは自由だが➡ 89 00:06:48,275 --> 00:06:51,978 そのための資格を与えるつもりは 毛頭ない。 90 00:06:51,978 --> 00:06:59,152 ヒュー…(風の音) 91 00:06:59,152 --> 00:07:01,354 (凶一郎の声)肝に銘じろ。➡ 92 00:07:01,354 --> 00:07:05,959 お前は 六美を守るために その作戦を考えたのだろうが➡ 93 00:07:07,594 --> 00:07:10,664 お前たちを守っているのは➡ 94 00:07:10,664 --> 00:07:12,966 この俺だ。➡ 95 00:07:12,966 --> 00:07:15,969 弱者であるお前が 合格することは➡ 96 00:07:17,304 --> 00:07:19,539 決してない。 くっ! 97 00:07:19,539 --> 00:07:21,608 うっ! ぐっ! 98 00:07:21,608 --> 00:07:23,943 (七悪)太陽義兄ちゃん! (嫌五)つぅか もう➡ 99 00:07:23,943 --> 00:07:26,346 太陽以外 全滅じゃん。 100 00:07:31,151 --> 00:07:33,920 (辛三)んっ…。 あっ。 101 00:07:33,920 --> 00:07:36,056 バタン(ドアの音) 姉ちゃん お疲れ。 102 00:07:36,056 --> 00:07:39,659 どうしよう 兄ちゃん また 合格者0にしそう。 103 00:07:39,659 --> 00:07:41,995 やれやれだね。 104 00:07:41,995 --> 00:07:46,166 ≪凶一郎から 太陽の秘密は 少しだけ聞いている。➡ 105 00:07:46,166 --> 00:07:49,969 そのうえで どっちの言い分も分かる。➡ 106 00:07:49,969 --> 00:07:54,874 だからこそ あんたは 乗り越えなきゃいけない。➡ 107 00:07:54,874 --> 00:07:59,179 試験官としての凶一郎 義兄としての凶一郎➡ 108 00:07:59,179 --> 00:08:01,348 その両方を≫ 109 00:08:01,348 --> 00:08:04,284 くっ! 110 00:08:04,284 --> 00:08:06,386 んっ! バシュ! 111 00:08:10,924 --> 00:08:13,426 んっ! カチャ(ロック解除音) 112 00:08:13,426 --> 00:08:16,763 はあっ! おいおい どうした? 113 00:08:16,763 --> 00:08:18,798 んっ! ガン! 114 00:08:18,798 --> 00:08:22,702 「霧繭」。 くっ… んっ! 115 00:08:22,702 --> 00:08:25,171 試験を放棄する気か? 116 00:08:25,171 --> 00:08:27,407 最初に言ってましたよね? 117 00:08:27,407 --> 00:08:31,311 下の池に落ちなければいいって。 なら➡ 118 00:08:31,311 --> 00:08:36,049 その椅子 もらってもいい ってことですよね? 119 00:08:36,049 --> 00:08:38,551 自由に挑戦するといい。 120 00:08:38,551 --> 00:08:42,055 俺のティータイムすら 邪魔できるか疑問だがな。 121 00:08:43,356 --> 00:08:45,692 うっ! 122 00:08:45,692 --> 00:08:48,294 ぐぅ~! バチバチッ! 123 00:08:50,997 --> 00:08:53,199 ≪ん? なるほど≫ 124 00:08:53,199 --> 00:08:57,003 ≪静電気で 残った糸を集め 伝って生き延びるか≫ 125 00:08:58,405 --> 00:09:00,907 ぐっ んっ! 126 00:09:00,907 --> 00:09:03,410 ≪試験に合格するためには➡ 127 00:09:03,410 --> 00:09:06,579 凶一郎義兄さんに 強さを認めてもらわないと≫ 128 00:09:06,579 --> 00:09:09,149 ≪そのためにも このティータイム中に➡ 129 00:09:09,149 --> 00:09:11,151 あの席を勝ち取る!≫ 130 00:09:13,219 --> 00:09:15,255 家族なんだ。 131 00:09:15,255 --> 00:09:18,925 ♬~ 132 00:09:18,925 --> 00:09:21,594 遠慮なく ぶつかり合えばいい。 133 00:09:21,594 --> 00:09:24,798 あんたと六美が 結婚したときのように。 134 00:09:26,733 --> 00:09:30,336 (二刃) さあ 兄弟ゲンカの始まりだ。 135 00:09:32,605 --> 00:09:38,945 ♬~ 136 00:09:38,945 --> 00:09:41,181 バシュ! 137 00:09:41,181 --> 00:09:44,617 バシュ バシュ バシュ… 138 00:09:44,617 --> 00:09:48,788 (凶一郎の声) 受験番号321 朝野太陽➡ 139 00:09:48,788 --> 00:09:50,824 趣味 特技などはあるか? 140 00:09:50,824 --> 00:09:57,030 ♬~ 141 00:09:57,030 --> 00:09:59,866 変形武器 八重の銃型 「晴」。 142 00:09:59,866 --> 00:10:01,968 刃型 「雨」。 143 00:10:01,968 --> 00:10:04,003 移動術 「花踏み」。 144 00:10:04,003 --> 00:10:06,139 「開花術」 「硬化」。 145 00:10:06,139 --> 00:10:10,543 なるほど。 よく習得している。 が…。 146 00:10:11,911 --> 00:10:14,214 くっ! 147 00:10:14,214 --> 00:10:16,216 んっ! キン! 148 00:10:19,252 --> 00:10:21,321 「開花」するどころか➡ 149 00:10:21,321 --> 00:10:23,957 ティータイムを 止めるにも至らない。 150 00:10:23,957 --> 00:10:26,426 くっ! 151 00:10:26,426 --> 00:10:28,461 うっ! 152 00:10:28,461 --> 00:10:31,431 ぐっ! ぐぐっ ぐぐぐっ…。 153 00:10:31,431 --> 00:10:34,134 (二刃・回想) ((凶一郎の糸との戦い方?)) 154 00:10:34,134 --> 00:10:39,839 ♬~ 155 00:10:39,839 --> 00:10:42,509 ((なんだい? ケンカでもする気かい?)) 156 00:10:42,509 --> 00:10:45,745 ((いえ ただの興味というか…)) 157 00:10:45,745 --> 00:10:49,048 ((う~ん そうだねぇ…)) 158 00:10:51,084 --> 00:10:53,920 (二刃)((あいつの鋼蜘蛛からは 決して逃げられない)) 159 00:10:53,920 --> 00:10:56,856 ((あははっ… ですよね)) 160 00:10:56,856 --> 00:10:59,592 ((それでも 反撃の手を狙うなら➡ 161 00:10:59,592 --> 00:11:03,963 まずは受け入れることだよ)) ((「受け入れる」?)) 162 00:11:03,963 --> 00:11:05,999 (二刃)((合気と同じさ。➡ 163 00:11:05,999 --> 00:11:09,202 攻撃の流れに逆らわず 受け入れることで➡ 164 00:11:09,202 --> 00:11:11,738 隙間が生まれる。➡ 165 00:11:11,738 --> 00:11:14,407 今まで さんざん あの糸を浴びてきた あんたなら➡ 166 00:11:14,407 --> 00:11:16,442 見極められる)) 167 00:11:16,442 --> 00:11:19,546 ぐっ! ぐぐっ…。 168 00:11:19,546 --> 00:11:22,649 ♬~ 169 00:11:22,649 --> 00:11:25,351 (二刃)((僅かでも 隙間を勝ち取れたら…)) 170 00:11:26,920 --> 00:11:28,922 ≪反撃開始だ!≫ 171 00:11:31,991 --> 00:11:34,227 うっ! 172 00:11:34,227 --> 00:11:36,763 ≪振りほどくので精いっぱい≫ 173 00:11:36,763 --> 00:11:39,499 ≪到底 俺が立ち向かえる相手じゃない≫ 174 00:11:39,499 --> 00:11:43,403 ♬~ 175 00:11:43,403 --> 00:11:45,972 ≪それでも➡ 176 00:11:45,972 --> 00:11:49,342 いつかは 向き合わなきゃいけない≫ 177 00:11:49,342 --> 00:11:51,778 ≪認めてもらわなきゃいけない≫ 178 00:11:51,778 --> 00:11:54,614 ≪最初から ずっと思ってた≫ 179 00:11:54,614 --> 00:11:57,417 ≪今こそ 挑戦するときだ!≫ 180 00:11:58,718 --> 00:12:02,889 手合わせ お願いします 凶一郎義兄さん! 181 00:12:02,889 --> 00:12:06,025 ≪拘束を解いたか。 二刃だな≫ 182 00:12:06,025 --> 00:12:09,596 ♬~ 183 00:12:09,596 --> 00:12:12,699 ≪糸の挙動が想定外だ≫ 184 00:12:12,699 --> 00:12:17,103 ≪糸を巻いた腕のカムフラージュで 拘束パターンを偽造した≫ 185 00:12:18,438 --> 00:12:22,041 ≪嫌五か。 だが 奇妙だな≫ 186 00:12:22,041 --> 00:12:24,944 ≪放った糸の感触と 視認した糸の違いに➡ 187 00:12:24,944 --> 00:12:27,647 気付けないわけが…。 ん?≫ 188 00:12:28,982 --> 00:12:31,517 ≪この 指の感触は…≫ 189 00:12:31,517 --> 00:12:34,120 (七悪)タチガレグモの神経毒。➡ 190 00:12:34,120 --> 00:12:36,155 四肢の知覚を鈍らせる➡ 191 00:12:36,155 --> 00:12:39,792 凶一郎兄さんに 唯一 効く ガス毒だ。➡ 192 00:12:39,792 --> 00:12:42,228 効果は短く 弱いけど…。 193 00:12:42,228 --> 00:12:44,430 (嫌五) 俺の技術と組み合わせれば➡ 194 00:12:44,430 --> 00:12:47,634 兄貴を 一瞬 欺ける。 195 00:12:47,634 --> 00:12:49,636 んんっ! 196 00:12:51,671 --> 00:12:54,741 ((太陽のために 八重を改良してみたよ)) 197 00:12:54,741 --> 00:12:56,843 ((ありがとうございます!)) 198 00:12:56,843 --> 00:12:58,878 ((うおっ かっこいい!)) 199 00:12:58,878 --> 00:13:01,481 ((あっ そうだ このリボルバーに➡ 200 00:13:01,481 --> 00:13:03,983 ロープとか かませて 起動させれば…)) 201 00:13:05,385 --> 00:13:07,420 んん~! 202 00:13:07,420 --> 00:13:09,455 (辛三) ((強大なけん引力が生まれる)) 203 00:13:09,455 --> 00:13:11,457 ぐっ うっ! 204 00:13:12,859 --> 00:13:14,894 ≪なるほど≫ 205 00:13:14,894 --> 00:13:19,832 (四怨)((凶一郎の糸を お前が突破できる可能性は0%。➡ 206 00:13:19,832 --> 00:13:23,603 だからこそ 糸そのものを利用しろ。➡ 207 00:13:23,603 --> 00:13:26,739 数万のアルゴリズムで 組み立てられた糸も➡ 208 00:13:26,739 --> 00:13:32,045 1本をたどれば 必ず 凶一郎にたどりつく。➡ 209 00:13:32,045 --> 00:13:34,180 100%な)) 210 00:13:34,180 --> 00:13:37,050 ぐっ! 211 00:13:37,050 --> 00:13:40,186 ぐっ くっ! 212 00:13:40,186 --> 00:13:42,789 はあ~! んっ! 213 00:13:42,789 --> 00:13:44,891 ガキン! 214 00:13:52,465 --> 00:13:54,467 バキン! くっ! 215 00:13:57,003 --> 00:13:59,072 なかなかいい。 216 00:13:59,072 --> 00:14:02,742 八重のリボルバーと ジェット噴射による推進力➡ 217 00:14:02,742 --> 00:14:07,213 そこに「硬化」を乗せた 極めて強力な一手だ。 218 00:14:07,213 --> 00:14:10,516 しかし まだ弱い。 219 00:14:12,552 --> 00:14:14,554 うっ… くっ! 220 00:14:16,189 --> 00:14:19,225 「女神の巣」。 「開花」で高めた視力で➡ 221 00:14:19,225 --> 00:14:22,395 辛うじて見えるほどに ほぐした糸を➡ 222 00:14:22,395 --> 00:14:25,498 幾万幾億と織り込んでる。 223 00:14:25,498 --> 00:14:29,068 物理攻撃も化学物質も怪音波も➡ 224 00:14:29,068 --> 00:14:31,471 何一つ 通さない。 225 00:14:31,471 --> 00:14:34,006 かよわく愛しい者を守るため➡ 226 00:14:34,006 --> 00:14:37,810 10年かけて編み出した 慈愛の手のひら。 227 00:14:37,810 --> 00:14:41,180 六美への愛の結晶だ。 228 00:14:41,180 --> 00:14:47,019 たとえ お前の 六美への愛が 山より高く 海より深いとしても➡ 229 00:14:47,019 --> 00:14:50,423 俺の愛を超えることは 決してない。 230 00:14:52,325 --> 00:14:55,728 俺の愛は 全てに勝る。 231 00:14:57,764 --> 00:15:00,133 くっ! 232 00:15:00,133 --> 00:15:02,335 うっ! ぐっ! 233 00:15:02,335 --> 00:15:05,705 (七悪・嫌五・四怨)あっ! 太陽! 234 00:15:05,705 --> 00:15:09,375 ≪くっ! 残った糸を断ち切られた≫ 235 00:15:09,375 --> 00:15:13,913 ≪八重も 俺の体を 上昇させるほどの噴出力はない≫ 236 00:15:13,913 --> 00:15:20,253 ♬~ 237 00:15:20,253 --> 00:15:22,588 くっ! 238 00:15:22,588 --> 00:15:25,224 ≪こんなところで終われない≫ 239 00:15:25,224 --> 00:15:27,260 ≪考えろ≫ 240 00:15:27,260 --> 00:15:29,262 ≪何かあるはず!≫ 241 00:15:31,397 --> 00:15:35,635 ≪何か… 何か…≫ 242 00:15:35,635 --> 00:15:37,637 ≪何か!≫ 243 00:15:53,786 --> 00:15:59,492 ♬~ 244 00:15:59,492 --> 00:16:03,229 (つぼみの声)驚かないで。 あなたが呼んだのよ。➡ 245 00:16:03,229 --> 00:16:06,966 追い詰められた心の叫び声で。➡ 246 00:16:06,966 --> 00:16:09,902 あなたが取り込んだ私の血➡ 247 00:16:09,902 --> 00:16:12,905 呼び覚ましてあげる。➡ 248 00:16:12,905 --> 00:16:17,376 でも 気をつけて。 この血の力に負けたら…。 249 00:16:17,376 --> 00:16:20,513 ♬~ 250 00:16:20,513 --> 00:16:22,548 (つぼみの声)あなたは壊れる。 251 00:16:22,548 --> 00:16:40,466 ♬~ 252 00:16:41,767 --> 00:16:44,470 ≪力が湧いてくる≫ 253 00:16:44,470 --> 00:16:48,374 ドクン… ≪体中に≫ 254 00:16:48,374 --> 00:16:51,344 ≪指先も… いや➡ 255 00:16:51,344 --> 00:16:53,846 その先まで≫ 256 00:16:53,846 --> 00:16:55,982 ドクン… 257 00:16:55,982 --> 00:16:59,218 ≪八重の感覚が 分かる≫ 258 00:16:59,218 --> 00:17:04,357 ≪まるで 血や神経がつながってるみたいに≫ 259 00:17:04,357 --> 00:17:06,959 ≪まるで 体の一部みたいに≫ 260 00:17:09,929 --> 00:17:12,231 んっ! バシュ! 261 00:17:13,100 --> 00:17:16,102 ぐっ! 262 00:17:19,572 --> 00:17:22,208 うっ! ドォーン! 263 00:17:22,208 --> 00:17:24,911 バチッ バチッ! 264 00:17:24,911 --> 00:17:30,182 ≪これほど 人体を上昇させる力は 八重にないはず≫ 265 00:17:30,182 --> 00:17:32,652 ≪これが 古い血族に見られたという➡ 266 00:17:32,652 --> 00:17:34,854 「開花」を超える力…≫ 267 00:17:36,389 --> 00:17:38,391 ≪「万花繚乱」≫ 268 00:17:40,426 --> 00:17:43,095 はぁ はぁ はぁ…。 269 00:17:43,095 --> 00:17:47,133 ぐっ ぐっ… ぐぐっ…。 270 00:17:47,133 --> 00:17:50,570 ≪なんだ? 体が言うことを聞かない…≫ 271 00:17:50,570 --> 00:17:52,605 ぐっ ぐっ…。 272 00:17:52,605 --> 00:17:56,042 (つぼみの声) 負けないで 太陽君。➡ 273 00:17:56,042 --> 00:17:58,277 今 ここで向き合わないと➡ 274 00:17:58,277 --> 00:18:01,981 いずれ 私の血にのまれてしまう。 275 00:18:01,981 --> 00:18:06,085 ≪体が… 熱い!≫ 276 00:18:06,085 --> 00:18:08,120 あっ! 277 00:18:08,120 --> 00:18:11,424 ♬~ 278 00:18:11,424 --> 00:18:13,459 「空繭」。 279 00:18:13,459 --> 00:18:17,797 細胞や神経の暴走を 一時的だが マヒさせた。 280 00:18:17,797 --> 00:18:20,433 やはり ヤツの血が覚醒したな。 281 00:18:20,433 --> 00:18:22,902 うっ… ぐっ ぐっ…。 282 00:18:22,902 --> 00:18:25,972 そのまま 力を内包し続ければ➡ 283 00:18:25,972 --> 00:18:28,474 お前の体は崩壊する。 284 00:18:29,809 --> 00:18:31,844 解放しろ。 285 00:18:31,844 --> 00:18:34,580 お前の強さを証明してみせろ。 286 00:18:34,580 --> 00:18:48,828 ♬~ 287 00:18:48,828 --> 00:18:53,132 (夜桜六美)((お兄ちゃんの期待に 応えるのは 簡単じゃない)) 288 00:18:53,132 --> 00:18:56,836 ((認めてもらえる日が 来るかも分からない)) 289 00:18:56,836 --> 00:19:01,741 ((でも 太陽なら きっと できるって信じてる)) 290 00:19:01,741 --> 00:19:06,245 ♬~ 291 00:19:06,245 --> 00:19:08,280 くっ! 292 00:19:08,280 --> 00:19:12,184 ♬~ 293 00:19:14,086 --> 00:19:24,664 ♬~ 294 00:19:24,664 --> 00:19:26,699 ガキン! 295 00:19:26,699 --> 00:19:28,734 ドドォーン! 296 00:19:28,734 --> 00:19:32,304 ♬~ 297 00:19:32,304 --> 00:19:34,340 (七悪・四怨)あっ! (嫌五)太陽! 298 00:19:34,340 --> 00:19:36,642 ああっ!➡ 299 00:19:36,642 --> 00:19:39,512 一体 何が…。 300 00:19:39,512 --> 00:19:42,148 ≪なんて一撃だろうね≫ 301 00:19:42,148 --> 00:19:46,185 ≪私でも 完全には捉えられなかった≫ 302 00:19:46,185 --> 00:19:50,589 ≪すごいけれど それ以上に恐ろしい。➡ 303 00:19:50,589 --> 00:19:52,591 太陽≫ 304 00:19:56,362 --> 00:20:00,633 ≪突破できず落ちたか。 ん?≫ 305 00:20:00,633 --> 00:20:03,169 ぐっ ぐっ… ぐっ。 306 00:20:03,169 --> 00:20:06,672 ぐっ… ぐぐっ…。 307 00:20:08,307 --> 00:20:12,611 んっ。 ぐぐっ… あっ。 308 00:20:20,686 --> 00:20:23,189 ティータイムは終わった。 309 00:20:23,189 --> 00:20:25,291 合格だ。 310 00:20:26,926 --> 00:20:30,963 はぁ はぁ はぁ…。 311 00:20:30,963 --> 00:20:34,066 「万花繚乱」は 一旦 収束したな。 312 00:20:34,066 --> 00:20:37,970 だが まだまだ 制御には程遠い。 313 00:20:37,970 --> 00:20:41,373 威力も 「女神の巣」を 僅かに傷つける程度だ。 314 00:20:41,373 --> 00:20:44,710 はぁ はぁ はぁ…。 315 00:20:44,710 --> 00:20:48,614 だが これは 間違いなく お前の強さ。 316 00:20:48,614 --> 00:20:51,584 しっかり磨き上げ 物にしろ。 317 00:20:51,584 --> 00:20:54,086 そうすれば お前のやり方で➡ 318 00:20:55,621 --> 00:20:58,858 六美を守らせてやらんでもない。 319 00:20:58,858 --> 00:21:02,862 くっ… 言われるまでもないです。 320 00:21:02,862 --> 00:21:04,897 (七悪)わ~い! 321 00:21:04,897 --> 00:21:08,100 やったぜ 太陽! (四怨)しゃあ~! 322 00:21:08,100 --> 00:21:10,302 (七悪) 太陽義兄ちゃん おめでとう! 323 00:21:10,302 --> 00:21:14,106 やった~ 太陽~! うお~! 324 00:21:14,106 --> 00:21:17,843 (二刃)下ろしな 辛三 今すぐに。 325 00:21:17,843 --> 00:21:20,112 んっ。 326 00:21:20,112 --> 00:21:22,148 カシャ(シャッター音) 327 00:21:22,148 --> 00:21:24,717 (宇佐)唯一の合格者の写真。 328 00:21:24,717 --> 00:21:27,553 特ダネ 押さえました! へへへっ。 329 00:21:27,553 --> 00:21:29,588 撤収するっす。 330 00:21:29,588 --> 00:21:32,925 ♬~ 331 00:21:32,925 --> 00:21:36,228 ここに来るまで 多くの助けがあったはず。 332 00:21:38,097 --> 00:21:41,167 この合格は お前の力だが➡ 333 00:21:41,167 --> 00:21:44,470 お前だけのものではないことを 思いにとどめろ。 334 00:21:44,470 --> 00:21:47,806 ♬~ 335 00:21:47,806 --> 00:21:51,477 第177回 銀級スパイ試験➡ 336 00:21:51,477 --> 00:21:55,848 受験番号321 朝野太陽➡ 337 00:21:55,848 --> 00:21:59,151 銀級 合格だ。 338 00:21:59,151 --> 00:22:01,187 あっ。 339 00:22:01,187 --> 00:22:03,222 ありがとうございます! 340 00:22:03,222 --> 00:22:09,361 ♬~ 341 00:22:09,361 --> 00:22:11,397 んっ んん…。 342 00:22:11,397 --> 00:22:13,766 ☎ はっ! もしもし! 343 00:22:13,766 --> 00:22:17,336 ☎(二刃) こちら二刃。 太陽 桜咲く。 344 00:22:17,336 --> 00:22:19,371 わあ~。 345 00:22:19,371 --> 00:22:21,807 んん~ やった~! 346 00:22:21,807 --> 00:22:23,842 (殺香)信じておりました! 347 00:22:23,842 --> 00:22:26,178 (アイ)すごい すご~い! 348 00:22:26,178 --> 00:22:28,280 (ゴリアテ)ゴルルッ ゴルルッ! 349 00:22:28,280 --> 00:22:31,584 わ~い わ~い! (アイ)やった やった! 350 00:22:31,584 --> 00:22:34,553 ほんとに よかった。 351 00:22:34,553 --> 00:22:37,156 お疲れさま 太陽。 352 00:22:39,625 --> 00:22:59,645 ♬~ 353 00:22:59,645 --> 00:23:06,852 ♬~ 354 00:23:06,852 --> 00:23:12,291 ♬~ 355 00:23:12,291 --> 00:23:23,102 ♬~ 356 00:23:23,102 --> 00:23:40,019 ♬~ 357 00:23:40,019 --> 00:23:59,538 ♬~ 358 00:23:59,538 --> 00:24:03,242 ♬~ 359 00:24:03,242 --> 00:24:08,647 ♬~ 360 00:24:17,656 --> 00:24:26,665 ♬~ 361 00:24:26,665 --> 00:24:29,601 (百)さて 行くか。➡ 362 00:24:29,601 --> 00:24:34,907 今 会いに行くよ 私の宝物たち。 363 00:24:37,609 --> 00:24:41,313 ♬~