1 00:00:34,501 --> 00:00:39,139 (二刃)じゃあ あのバカをよろしく頼むよ。 2 00:00:39,139 --> 00:00:42,809 (朝野太陽)ぐっ! (受験者)穴~! 3 00:00:42,809 --> 00:00:44,778 あっ! 4 00:00:46,213 --> 00:00:48,248 (夜桜凶一郎)それでは➡ 5 00:00:48,248 --> 00:00:51,118 最終試験を開始する。 6 00:00:52,486 --> 00:01:12,506 ♬~ 7 00:01:12,506 --> 00:01:15,909 ♬~ 8 00:01:17,778 --> 00:01:34,695 ♬~ 9 00:01:40,300 --> 00:01:49,509 ♬~ 10 00:01:49,509 --> 00:02:00,887 ♬~ 11 00:02:06,593 --> 00:02:17,371 ♬~ 12 00:02:17,371 --> 00:02:21,541 ♬~ 13 00:04:39,212 --> 00:04:42,682 (四怨)二次 通過は15人か。 (嫌五)まあ 頑張った方じゃない? 14 00:04:45,418 --> 00:04:48,488 超高級茶葉 ダークスイート。 15 00:04:48,488 --> 00:04:50,524 香りとコクが たまらん。 16 00:04:50,524 --> 00:04:53,260 あっ…。 17 00:04:53,260 --> 00:04:55,896 あっ。 18 00:04:55,896 --> 00:05:00,033 (凶一郎の声)糸モールスで 各々に 直接 語りかけてる。➡ 19 00:05:00,033 --> 00:05:03,837 最終試験は 面接だ。➡ 20 00:05:03,837 --> 00:05:08,375 一次 二次をクリアした逸材に これ以上 課すことはない。➡ 21 00:05:08,375 --> 00:05:12,345 あとは 軽い質問と対話で十分だ。➡ 22 00:05:12,345 --> 00:05:15,649 ティータイムが終われば 面接は終了。➡ 23 00:05:15,649 --> 00:05:19,553 気軽に臨んでくれたまえ。 んっ…。 24 00:05:19,553 --> 00:05:23,089 (凶一郎の声)糸モールスなのは プライバシー保護のため。➡ 25 00:05:23,089 --> 00:05:27,627 多少 切れやすいので くれぐれも安静を心掛けてくれ。 26 00:05:27,627 --> 00:05:30,931 (心の声)≪だからって わざわざ こんな宙づりじゃなくても…≫ 27 00:05:30,931 --> 00:05:32,966 (宇佐)ひょえ~! ≪あっ≫ 28 00:05:32,966 --> 00:05:35,001 (宇佐)どうして うちが➡ 29 00:05:35,001 --> 00:05:38,004 毛糸のパンツ はいてるって 知って…。 30 00:05:38,004 --> 00:05:41,107 ドクン ドクン ドクン…(鼓動) 31 00:05:41,107 --> 00:05:43,143 (宇佐)うわっ! 宇佐! 32 00:05:43,143 --> 00:05:46,413 うわ~! 33 00:05:46,413 --> 00:05:49,082 バシャン! あっ! 34 00:05:51,384 --> 00:05:54,821 (凶一郎の声) 繰り返すが この糸は脆い。➡ 35 00:05:54,821 --> 00:05:59,726 例えば 心拍の動揺で ほつれてしまうほどにな。➡ 36 00:05:59,726 --> 00:06:02,429 隠したい秘密。 37 00:06:02,429 --> 00:06:05,799 ひぃ~! プライベートでも 趣味で 美女に変装してるのは➡ 38 00:06:05,799 --> 00:06:07,934 誰にも言ってないのに~! 39 00:06:07,934 --> 00:06:09,970 (凶一郎の声)忘れたい過去。 40 00:06:09,970 --> 00:06:13,106 いや~! 自作暗号で ラブレター書いたの➡ 41 00:06:13,106 --> 00:06:15,175 言わないで~! 42 00:06:15,175 --> 00:06:17,210 (凶一郎の声) 一流のスパイたるもの➡ 43 00:06:17,210 --> 00:06:20,013 多少の言葉で動揺はしない。➡ 44 00:06:20,013 --> 00:06:24,651 ティータイム終了時まで 下の池に落ちなければ合格だ。 45 00:06:24,651 --> 00:06:27,754 バシャン! バシャン! 46 00:06:27,754 --> 00:06:31,324 (凶一郎の声)羞恥や恐怖の叫びは 茶に よく合う。➡ 47 00:06:32,692 --> 00:06:36,529 うん 至福だ。 (受験者たち)外道だ! 48 00:06:36,529 --> 00:06:39,566 ≪くそっ! 一体 どんな質問が…≫ 49 00:06:39,566 --> 00:06:41,868 ≪小3のときの あれか?≫ 50 00:06:41,868 --> 00:06:44,304 ≪それとも 中1のときの…≫ 51 00:06:44,304 --> 00:06:49,609 (凶一郎の声)さて 受験番号321 朝野太陽に聞く。➡ 52 00:06:49,609 --> 00:06:53,079 なぜ 夜桜つぼみを信じる? 53 00:06:54,581 --> 00:06:57,484 ≪なんで 凶一郎義兄さんが そのことを…≫ 54 00:06:57,484 --> 00:07:01,888 ドクン ドクン ドクン… 55 00:07:01,888 --> 00:07:06,559 あっ あっ! ぐっ ぐっ… ふぅ…。 56 00:07:08,795 --> 00:07:12,132 (凶一郎の声)初代当主 夜桜つぼみの血の異質さは➡ 57 00:07:12,132 --> 00:07:14,801 僅かながら 文献がある。➡ 58 00:07:14,801 --> 00:07:17,337 皮下と接触したあの日以来➡ 59 00:07:17,337 --> 00:07:20,507 お前から目を離さなかった。➡ 60 00:07:20,507 --> 00:07:24,678 体に咲く花。 「つぼみの書」の解錠。➡ 61 00:07:24,678 --> 00:07:28,315 お前に 何かが干渉しているのは 明らかだ。➡ 62 00:07:28,315 --> 00:07:30,650 そして➡ 63 00:07:30,650 --> 00:07:34,821 お前が その存在を 利用しようとしていることも。➡ 64 00:07:36,456 --> 00:07:39,459 やめておけ 太陽。➡ 65 00:07:39,459 --> 00:07:41,995 お前が挑める相手ではない。 66 00:07:41,995 --> 00:07:43,964 んっ…。 67 00:07:46,132 --> 00:07:49,469 (太陽の声)やらせてください 凶一郎義兄さん。➡ 68 00:07:49,469 --> 00:07:53,039 まだ 何も分からないし 危険なのも分かってます。➡ 69 00:07:53,039 --> 00:07:55,108 でも➡ 70 00:07:55,108 --> 00:07:59,346 六美を付け狙う何かを 暴くチャンスなんです。➡ 71 00:07:59,346 --> 00:08:02,916 スパイとして 敵の懐に入り込めれば…。➡ 72 00:08:02,916 --> 00:08:07,354 それに 俺が失敗しても 家族に危険が及ぶ前に…。 73 00:08:07,354 --> 00:08:12,258 (凶一郎の声)「責任を取る」か? その余裕があるとはかぎらない。➡ 74 00:08:12,258 --> 00:08:16,830 死すら許されず 全ての情報を搾り取られたら? 75 00:08:16,830 --> 00:08:19,232 (太陽の声) そのときは 凶一郎義兄さんが➡ 76 00:08:19,232 --> 00:08:22,268 手を下してください。 義兄さんの糸なら➡ 77 00:08:22,268 --> 00:08:24,771 俺は 喜んで受け入れます。➡ 78 00:08:24,771 --> 00:08:28,508 六美を思う気持ちは同じはずです。 79 00:08:28,508 --> 00:08:35,548 ♬~ 80 00:08:35,548 --> 00:08:38,551 (凶一郎の声) 論外だ。 お前は弱すぎる。 81 00:08:38,551 --> 00:08:41,454 うわっ ああ~! ぐっ ああ~! 82 00:08:41,454 --> 00:08:44,858 (凶一郎の声) 敵の接触を利用する意図は分かる。 83 00:08:44,858 --> 00:08:46,926 (受験者)うわ~! (凶一郎の声)お前の➡ 84 00:08:46,926 --> 00:08:49,696 六美への思いとやらも 肯定してやろう。 85 00:08:49,696 --> 00:08:53,800 ♬~ 86 00:08:53,800 --> 00:08:56,035 (凶一郎の声) だが まだまだ未熟なお前に➡ 87 00:08:56,035 --> 00:08:58,905 任せられる内容ではない。➡ 88 00:08:58,905 --> 00:09:01,808 皮下に接触するのは自由だが➡ 89 00:09:01,808 --> 00:09:05,478 そのための資格を与えるつもりは 毛頭ない。 90 00:09:05,478 --> 00:09:12,685 ヒュー…(風の音) 91 00:09:12,685 --> 00:09:14,888 (凶一郎の声)肝に銘じろ。➡ 92 00:09:14,888 --> 00:09:19,459 お前は 六美を守るために その作戦を考えたのだろうが➡ 93 00:09:21,094 --> 00:09:24,164 お前たちを守っているのは➡ 94 00:09:24,164 --> 00:09:26,499 この俺だ。➡ 95 00:09:26,499 --> 00:09:29,502 弱者であるお前が 合格することは➡ 96 00:09:30,804 --> 00:09:33,039 決してない。 くっ! 97 00:09:33,039 --> 00:09:35,108 うっ! ぐっ! 98 00:09:35,108 --> 00:09:37,410 (七悪)太陽義兄ちゃん! (嫌五)つぅか もう➡ 99 00:09:37,410 --> 00:09:39,779 太陽以外 全滅じゃん。 100 00:09:44,617 --> 00:09:47,487 (辛三)んっ…。 あっ。 101 00:09:47,487 --> 00:09:49,622 バタン(ドアの音) 姉ちゃん お疲れ。 102 00:09:49,622 --> 00:09:53,193 どうしよう 兄ちゃん また 合格者0にしそう。 103 00:09:53,193 --> 00:09:55,562 やれやれだね。 104 00:09:55,562 --> 00:09:59,699 ≪凶一郎から 太陽の秘密は 少しだけ聞いている。➡ 105 00:09:59,699 --> 00:10:03,536 そのうえで どっちの言い分も分かる。➡ 106 00:10:03,536 --> 00:10:08,408 だからこそ あんたは 乗り越えなきゃいけない。➡ 107 00:10:08,408 --> 00:10:12,679 試験官としての凶一郎 義兄としての凶一郎➡ 108 00:10:12,679 --> 00:10:14,848 その両方を≫ 109 00:10:14,848 --> 00:10:17,784 くっ! 110 00:10:17,784 --> 00:10:19,752 んっ! バシュ! 111 00:10:24,457 --> 00:10:26,926 んっ! カチャ(ロック解除音) 112 00:10:26,926 --> 00:10:30,263 はあっ! おいおい どうした? 113 00:10:30,263 --> 00:10:32,298 んっ! ガン! 114 00:10:32,298 --> 00:10:36,202 「霧繭」。 くっ… んっ! 115 00:10:36,202 --> 00:10:38,671 試験を放棄する気か? 116 00:10:38,671 --> 00:10:40,907 最初に言ってましたよね? 117 00:10:40,907 --> 00:10:44,844 下の池に落ちなければいいって。 なら➡ 118 00:10:44,844 --> 00:10:49,616 その椅子 もらってもいい ってことですよね? 119 00:10:49,616 --> 00:10:52,152 自由に挑戦するといい。 120 00:10:52,152 --> 00:10:55,555 俺のティータイムすら 邪魔できるか疑問だがな。 121 00:10:56,923 --> 00:10:59,225 うっ! 122 00:10:59,225 --> 00:11:01,895 ぐぅ~! バチバチッ! 123 00:11:04,531 --> 00:11:06,766 ≪ん? なるほど≫ 124 00:11:06,766 --> 00:11:10,537 ≪静電気で 残った糸を集め 伝って生き延びるか≫ 125 00:11:11,938 --> 00:11:14,440 ぐっ んっ! 126 00:11:14,440 --> 00:11:16,976 ≪試験に合格するためには➡ 127 00:11:16,976 --> 00:11:20,113 凶一郎義兄さんに 強さを認めてもらわないと≫ 128 00:11:20,113 --> 00:11:22,682 ≪そのためにも このティータイム中に➡ 129 00:11:22,682 --> 00:11:24,751 あの席を勝ち取る!≫ 130 00:11:26,753 --> 00:11:28,788 家族なんだ。 131 00:11:28,788 --> 00:11:32,425 ♬~ 132 00:11:32,425 --> 00:11:35,128 遠慮なく ぶつかり合えばいい。 133 00:11:35,128 --> 00:11:38,231 あんたと六美が 結婚したときのように。 134 00:11:40,233 --> 00:11:43,803 (二刃) さあ 兄弟ゲンカの始まりだ。 135 00:13:18,164 --> 00:13:22,335 ♬~ 136 00:13:22,335 --> 00:13:24,570 バシュ! 137 00:13:24,570 --> 00:13:28,508 バシュ バシュ バシュ… 138 00:13:28,508 --> 00:13:32,679 (凶一郎の声) 受験番号321 朝野太陽➡ 139 00:13:32,679 --> 00:13:34,714 趣味 特技などはあるか? 140 00:13:34,714 --> 00:13:40,953 ♬~ 141 00:13:40,953 --> 00:13:43,756 変形武器 八重の銃型 「晴」。 142 00:13:43,756 --> 00:13:45,858 刃型 「雨」。 143 00:13:45,858 --> 00:13:47,927 移動術 「花踏み」。 144 00:13:47,927 --> 00:13:50,029 「開花術」 「硬化」。 145 00:13:50,029 --> 00:13:54,434 なるほど。 よく習得している。 が…。 146 00:13:55,802 --> 00:13:58,104 くっ! 147 00:13:58,104 --> 00:14:00,106 んっ! キン! 148 00:14:03,109 --> 00:14:05,211 「開花」するどころか➡ 149 00:14:05,211 --> 00:14:07,814 ティータイムを 止めるにも至らない。 150 00:14:07,814 --> 00:14:10,283 くっ! 151 00:14:10,283 --> 00:14:12,318 うっ! 152 00:14:12,318 --> 00:14:15,455 ぐっ! ぐぐっ ぐぐぐっ…。 153 00:14:15,455 --> 00:14:17,990 (二刃・回想) ((凶一郎の糸との戦い方?)) 154 00:14:17,990 --> 00:14:23,830 ♬~ 155 00:14:23,830 --> 00:14:26,499 ((なんだい? ケンカでもする気かい?)) 156 00:14:26,499 --> 00:14:29,736 ((いえ ただの興味というか…)) 157 00:14:29,736 --> 00:14:33,005 ((う~ん そうだねぇ…)) 158 00:14:35,074 --> 00:14:37,910 (二刃)((あいつの鋼蜘蛛からは 決して逃げられない)) 159 00:14:37,910 --> 00:14:40,780 ((あははっ… ですよね)) 160 00:14:40,780 --> 00:14:43,583 ((それでも 反撃の手を狙うなら➡ 161 00:14:43,583 --> 00:14:47,887 まずは受け入れることだよ)) ((「受け入れる」?)) 162 00:14:47,887 --> 00:14:49,889 (二刃)((合気と同じさ。➡ 163 00:14:49,889 --> 00:14:53,025 攻撃の流れに逆らわず 受け入れることで➡ 164 00:14:53,025 --> 00:14:55,561 隙間が生まれる。➡ 165 00:14:55,561 --> 00:14:58,297 今まで さんざん あの糸を浴びてきた あんたなら➡ 166 00:14:58,297 --> 00:15:00,266 見極められる)) 167 00:15:00,266 --> 00:15:03,369 ぐっ! ぐぐっ…。 168 00:15:03,369 --> 00:15:06,606 ♬~ 169 00:15:06,606 --> 00:15:09,275 (二刃)((僅かでも 隙間を勝ち取れたら…)) 170 00:15:10,743 --> 00:15:12,712 ≪反撃開始だ!≫ 171 00:15:15,815 --> 00:15:18,117 うっ! 172 00:15:18,117 --> 00:15:20,686 ≪振りほどくので精いっぱい≫ 173 00:15:20,686 --> 00:15:23,389 ≪到底 俺が立ち向かえる相手じゃない≫ 174 00:15:23,389 --> 00:15:27,260 ♬~ 175 00:15:27,260 --> 00:15:29,829 ≪それでも➡ 176 00:15:29,829 --> 00:15:33,199 いつかは 向き合わなきゃいけない≫ 177 00:15:33,199 --> 00:15:35,635 ≪認めてもらわなきゃいけない≫ 178 00:15:35,635 --> 00:15:38,471 ≪最初から ずっと思ってた≫ 179 00:15:38,471 --> 00:15:41,274 ≪今こそ 挑戦するときだ!≫ 180 00:15:42,542 --> 00:15:46,746 手合わせ お願いします 凶一郎義兄さん! 181 00:15:46,746 --> 00:15:49,849 ≪拘束を解いたか。 二刃だな≫ 182 00:15:49,849 --> 00:15:53,419 ♬~ 183 00:15:53,419 --> 00:15:56,556 ≪糸の挙動が想定外だ≫ 184 00:15:56,556 --> 00:16:00,927 ≪糸を巻いた腕のカムフラージュで 拘束パターンを偽造した≫ 185 00:16:02,261 --> 00:16:05,898 ≪嫌五か。 だが 奇妙だな≫ 186 00:16:05,898 --> 00:16:08,768 ≪放った糸の感触と 視認した糸の違いに➡ 187 00:16:08,768 --> 00:16:11,437 気付けないわけが…。 ん?≫ 188 00:16:12,805 --> 00:16:15,308 ≪この 指の感触は…≫ 189 00:16:15,308 --> 00:16:17,977 (七悪)タチガレグモの神経毒。➡ 190 00:16:17,977 --> 00:16:20,046 四肢の知覚を鈍らせる➡ 191 00:16:20,046 --> 00:16:23,649 凶一郎兄さんに 唯一 効く ガス毒だ。➡ 192 00:16:23,649 --> 00:16:26,118 効果は短く 弱いけど…。 193 00:16:26,118 --> 00:16:28,321 (嫌五) 俺の技術と組み合わせれば➡ 194 00:16:28,321 --> 00:16:31,490 兄貴を 一瞬 欺ける。 195 00:16:31,490 --> 00:16:33,459 んんっ! 196 00:16:35,661 --> 00:16:38,731 ((太陽のために 八重を改良してみたよ)) 197 00:16:38,731 --> 00:16:40,833 ((ありがとうございます!)) 198 00:16:40,833 --> 00:16:42,802 ((うおっ かっこいい!)) 199 00:16:42,802 --> 00:16:45,404 ((あっ そうだ このリボルバーに➡ 200 00:16:45,404 --> 00:16:47,907 ロープとか かませて 起動させれば…)) 201 00:16:49,208 --> 00:16:51,377 んん~! 202 00:16:51,377 --> 00:16:53,279 (辛三) ((強大なけん引力が生まれる)) 203 00:16:53,279 --> 00:16:55,248 ぐっ うっ! 204 00:16:56,682 --> 00:16:58,818 ≪なるほど≫ 205 00:16:58,818 --> 00:17:03,656 (四怨)((凶一郎の糸を お前が突破できる可能性は0%。➡ 206 00:17:03,656 --> 00:17:07,426 だからこそ 糸そのものを利用しろ。➡ 207 00:17:07,426 --> 00:17:10,563 数万のアルゴリズムで 組み立てられた糸も➡ 208 00:17:10,563 --> 00:17:15,935 1本をたどれば 必ず 凶一郎にたどりつく。➡ 209 00:17:15,935 --> 00:17:18,070 100%な)) 210 00:17:18,070 --> 00:17:20,940 ぐっ! 211 00:17:20,940 --> 00:17:24,076 ぐっ くっ! 212 00:17:24,076 --> 00:17:26,679 はあ~! んっ! 213 00:17:26,679 --> 00:17:28,748 ガキン! 214 00:17:36,355 --> 00:17:38,357 バキン! くっ! 215 00:17:40,860 --> 00:17:42,962 なかなかいい。 216 00:17:42,962 --> 00:17:46,599 八重のリボルバーと ジェット噴射による推進力➡ 217 00:17:46,599 --> 00:17:51,070 そこに「硬化」を乗せた 極めて強力な一手だ。 218 00:17:51,070 --> 00:17:54,340 しかし まだ弱い。 219 00:17:56,409 --> 00:17:58,411 うっ… くっ! 220 00:18:00,046 --> 00:18:03,049 「女神の巣」。 「開花」で高めた視力で➡ 221 00:18:03,049 --> 00:18:06,252 辛うじて見えるほどに ほぐした糸を➡ 222 00:18:06,252 --> 00:18:09,355 幾万幾億と織り込んでる。 223 00:18:09,355 --> 00:18:12,892 物理攻撃も化学物質も怪音波も➡ 224 00:18:12,892 --> 00:18:15,294 何一つ 通さない。 225 00:18:15,294 --> 00:18:17,930 かよわく愛しい者を守るため➡ 226 00:18:17,930 --> 00:18:21,701 10年かけて編み出した 慈愛の手のひら。 227 00:18:21,701 --> 00:18:25,104 六美への愛の結晶だ。 228 00:18:25,104 --> 00:18:30,910 たとえ お前の 六美への愛が 山より高く 海より深いとしても➡ 229 00:18:30,910 --> 00:18:34,313 俺の愛を超えることは 決してない。 230 00:18:36,182 --> 00:18:39,552 俺の愛は 全てに勝る。 231 00:18:41,620 --> 00:18:43,990 くっ! 232 00:18:43,990 --> 00:18:46,192 うっ! ぐっ! 233 00:18:46,192 --> 00:18:49,562 (七悪・嫌五・四怨)あっ! 太陽! 234 00:18:49,562 --> 00:18:53,265 ≪くっ! 残った糸を断ち切られた≫ 235 00:18:53,265 --> 00:18:57,770 ≪八重も 俺の体を 上昇させるほどの噴出力はない≫ 236 00:18:57,770 --> 00:19:04,076 ♬~ 237 00:19:04,076 --> 00:19:06,412 くっ! 238 00:19:06,412 --> 00:19:09,048 ≪こんなところで終われない≫ 239 00:19:09,048 --> 00:19:11,083 ≪考えろ≫ 240 00:19:11,083 --> 00:19:13,052 ≪何かあるはず!≫ 241 00:19:15,221 --> 00:19:19,525 ≪何か… 何か…≫ 242 00:19:19,525 --> 00:19:21,527 ≪何か!≫ 243 00:19:37,643 --> 00:19:43,382 ♬~ 244 00:19:43,382 --> 00:19:47,086 (つぼみの声)驚かないで。 あなたが呼んだのよ。➡ 245 00:19:47,086 --> 00:19:50,823 追い詰められた心の叫び声で。➡ 246 00:19:50,823 --> 00:19:53,759 あなたが取り込んだ私の血➡ 247 00:19:53,759 --> 00:19:56,762 呼び覚ましてあげる。➡ 248 00:19:56,762 --> 00:20:01,233 でも 気をつけて。 この血の力に負けたら…。 249 00:20:01,233 --> 00:20:04,370 ♬~ 250 00:20:04,370 --> 00:20:06,405 (つぼみの声)あなたは壊れる。 251 00:20:06,405 --> 00:20:24,290 ♬~ 252 00:20:25,658 --> 00:20:28,360 ≪力が湧いてくる≫ 253 00:20:28,360 --> 00:20:32,264 ドクン… ≪体中に≫ 254 00:20:32,264 --> 00:20:35,234 ≪指先も… いや➡ 255 00:20:35,234 --> 00:20:37,736 その先まで≫ 256 00:20:37,736 --> 00:20:39,872 ドクン… 257 00:20:39,872 --> 00:20:43,142 ≪八重の感覚が 分かる≫ 258 00:20:43,142 --> 00:20:48,247 ≪まるで 血や神経がつながってるみたいに≫ 259 00:20:48,247 --> 00:20:50,816 ≪まるで 体の一部みたいに≫ 260 00:20:53,819 --> 00:20:56,088 んっ! バシュ! 261 00:20:57,857 --> 00:20:59,959 ぐっ! 262 00:21:03,429 --> 00:21:06,065 うっ! ドォーン! 263 00:21:06,065 --> 00:21:08,801 バチッ バチッ! 264 00:21:08,801 --> 00:21:14,006 ≪これほど 人体を上昇させる力は 八重にないはず≫ 265 00:21:14,006 --> 00:21:16,542 ≪これが 古い血族に見られたという➡ 266 00:21:16,542 --> 00:21:18,711 「開花」を超える力…≫ 267 00:21:20,279 --> 00:21:22,281 ≪「万花繚乱」≫ 268 00:21:24,316 --> 00:21:26,986 はぁ はぁ はぁ…。 269 00:21:26,986 --> 00:21:31,023 ぐっ ぐっ… ぐぐっ…。 270 00:21:31,023 --> 00:21:34,460 ≪なんだ? 体が言うことを聞かない…≫ 271 00:21:34,460 --> 00:21:36,495 ぐっ ぐっ…。 272 00:21:36,495 --> 00:21:39,932 (つぼみの声) 負けないで 太陽君。➡ 273 00:21:39,932 --> 00:21:42,168 今 ここで向き合わないと➡ 274 00:21:42,168 --> 00:21:45,871 いずれ 私の血にのまれてしまう。 275 00:21:45,871 --> 00:21:49,942 ≪体が… 熱い!≫ 276 00:21:49,942 --> 00:21:51,977 あっ! 277 00:21:51,977 --> 00:21:55,281 ♬~ 278 00:21:55,281 --> 00:21:57,349 「空繭」。 279 00:21:57,349 --> 00:22:01,654 細胞や神経の暴走を 一時的だが マヒさせた。 280 00:22:01,654 --> 00:22:04,290 やはり ヤツの血が覚醒したな。 281 00:22:04,290 --> 00:22:06,759 うっ… ぐっ ぐっ…。 282 00:22:06,759 --> 00:22:09,829 そのまま 力を内包し続ければ➡ 283 00:22:09,829 --> 00:22:12,331 お前の体は崩壊する。 284 00:22:13,666 --> 00:22:15,701 解放しろ。 285 00:22:15,701 --> 00:22:18,504 お前の強さを証明してみせろ。 286 00:22:18,504 --> 00:22:32,851 ♬~ 287 00:22:32,851 --> 00:22:37,156 (夜桜六美)((お兄ちゃんの期待に 応えるのは 簡単じゃない)) 288 00:22:37,156 --> 00:22:40,860 ((認めてもらえる日が 来るかも分からない)) 289 00:22:40,860 --> 00:22:45,631 ((でも 太陽なら きっと できるって信じてる)) 290 00:22:45,631 --> 00:22:50,135 ♬~ 291 00:22:50,135 --> 00:22:52,171 くっ! 292 00:22:52,171 --> 00:22:56,075 ♬~ 293 00:22:57,943 --> 00:23:08,520 ♬~ 294 00:23:08,520 --> 00:23:10,556 ガキン! 295 00:23:10,556 --> 00:23:12,591 ドドォーン! 296 00:23:12,591 --> 00:23:16,228 ♬~ 297 00:23:16,228 --> 00:23:18,264 (七悪・四怨)あっ! (嫌五)太陽! 298 00:23:18,264 --> 00:23:20,566 ああっ!➡ 299 00:23:20,566 --> 00:23:23,435 一体 何が…。 300 00:23:23,435 --> 00:23:26,071 ≪なんて一撃だろうね≫ 301 00:23:26,071 --> 00:23:30,075 ≪私でも 完全には捉えられなかった≫ 302 00:23:30,075 --> 00:23:34,513 ≪すごいけれど それ以上に恐ろしい。➡ 303 00:23:34,513 --> 00:23:36,515 太陽≫ 304 00:23:40,286 --> 00:23:44,523 ≪突破できず落ちたか。 ん?≫ 305 00:23:44,523 --> 00:23:47,059 ぐっ ぐっ… ぐっ。 306 00:23:47,059 --> 00:23:50,562 ぐっ… ぐぐっ…。 307 00:23:52,197 --> 00:23:56,502 んっ。 ぐぐっ… あっ。 308 00:24:04,576 --> 00:24:07,079 ティータイムは終わった。 309 00:24:07,079 --> 00:24:09,148 合格だ。 310 00:24:10,816 --> 00:24:14,887 はぁ はぁ はぁ…。 311 00:24:14,887 --> 00:24:17,957 「万花繚乱」は 一旦 収束したな。 312 00:24:17,957 --> 00:24:21,860 だが まだまだ 制御には程遠い。 313 00:24:21,860 --> 00:24:25,230 威力も 「女神の巣」を 僅かに傷つける程度だ。 314 00:24:25,230 --> 00:24:28,600 はぁ はぁ はぁ…。 315 00:24:28,600 --> 00:24:32,471 だが これは 間違いなく お前の強さ。 316 00:24:32,471 --> 00:24:35,407 しっかり磨き上げ 物にしろ。 317 00:24:35,407 --> 00:24:37,910 そうすれば お前のやり方で➡ 318 00:24:39,445 --> 00:24:42,681 六美を守らせてやらんでもない。 319 00:24:42,681 --> 00:24:46,685 くっ… 言われるまでもないです。 320 00:24:46,685 --> 00:24:48,721 (七悪)わ~い! 321 00:24:48,721 --> 00:24:51,924 やったぜ 太陽! (四怨)しゃあ~! 322 00:24:51,924 --> 00:24:54,126 (七悪) 太陽義兄ちゃん おめでとう! 323 00:24:54,126 --> 00:24:57,930 やった~ 太陽~! うお~! 324 00:24:57,930 --> 00:25:01,667 (二刃)下ろしな 辛三 今すぐに。 325 00:25:01,667 --> 00:25:03,936 んっ。 326 00:25:03,936 --> 00:25:06,005 カシャ(シャッター音) 327 00:25:06,005 --> 00:25:08,507 (宇佐)唯一の合格者の写真。 328 00:25:08,507 --> 00:25:11,343 特ダネ 押さえました! へへへっ。 329 00:25:11,343 --> 00:25:13,379 撤収するっす。 330 00:25:13,379 --> 00:25:16,782 ♬~ 331 00:25:16,782 --> 00:25:20,052 ここに来るまで 多くの助けがあったはず。 332 00:25:21,954 --> 00:25:25,024 この合格は お前の力だが➡ 333 00:25:25,024 --> 00:25:28,327 お前だけのものではないことを 思いにとどめろ。 334 00:25:28,327 --> 00:25:31,663 ♬~ 335 00:25:31,663 --> 00:25:35,334 第177回 銀級スパイ試験➡ 336 00:25:35,334 --> 00:25:39,705 受験番号321 朝野太陽➡ 337 00:25:39,705 --> 00:25:42,975 銀級 合格だ。 338 00:25:42,975 --> 00:25:45,010 あっ。 339 00:25:45,010 --> 00:25:47,045 ありがとうございます! 340 00:25:47,045 --> 00:25:53,185 ♬~ 341 00:25:53,185 --> 00:25:55,220 んっ んん…。 342 00:25:55,220 --> 00:25:57,623 ☎ はっ! もしもし! 343 00:25:57,623 --> 00:26:01,160 ☎(二刃) こちら二刃。 太陽 桜咲く。 344 00:26:01,160 --> 00:26:03,195 わあ~。 345 00:26:03,195 --> 00:26:05,631 んん~ やった~! 346 00:26:05,631 --> 00:26:07,666 (殺香)信じておりました! 347 00:26:07,666 --> 00:26:10,002 (アイ)すごい すご~い! 348 00:26:10,002 --> 00:26:12,104 (ゴリアテ)ゴルルッ ゴルルッ! 349 00:26:12,104 --> 00:26:15,407 わ~い わ~い! (アイ)やった やった! 350 00:26:15,407 --> 00:26:18,410 ほんとに よかった。 351 00:26:18,410 --> 00:26:20,979 お疲れさま 太陽。 352 00:26:23,482 --> 00:26:43,502 ♬~ 353 00:26:43,502 --> 00:26:50,709 ♬~ 354 00:26:50,709 --> 00:26:56,148 ♬~ 355 00:26:56,148 --> 00:27:06,925 ♬~ 356 00:27:06,925 --> 00:27:23,909 ♬~ 357 00:27:23,909 --> 00:27:43,395 ♬~ 358 00:27:43,395 --> 00:27:47,099 ♬~ 359 00:27:47,099 --> 00:27:52,471 ♬~ 360 00:28:01,480 --> 00:28:10,489 ♬~ 361 00:28:10,489 --> 00:28:13,458 (百)さて 行くか。➡ 362 00:28:13,458 --> 00:28:18,764 今 会いに行くよ 私の宝物たち。 363 00:28:21,500 --> 00:28:25,470 ♬~