1 00:00:38,505 --> 00:00:41,108 以上が注意事項となります。 2 00:00:41,108 --> 00:00:43,877 問題なければ 誓約書にサインと➡ 3 00:00:43,877 --> 00:00:46,380 免許証カードの提示を お願いします。 4 00:00:57,791 --> 00:01:00,294 手続きは以上となります。 5 00:01:00,294 --> 00:01:03,664 ご案内しますので そちらでお待ちください。 6 00:01:04,998 --> 00:01:07,634 (朝野太陽)ありがとうございます。 7 00:01:07,634 --> 00:01:09,703 (夜桜六美)気をつけてね。 8 00:01:09,703 --> 00:01:13,674 (二刃)何かあったら すぐ呼びな。 みんな 飛んでくから。 9 00:01:13,674 --> 00:01:17,477 そんな… 何も起きないですよ。 チーン(エレベーター到着音) 10 00:01:18,812 --> 00:01:21,448 じゃあ。 11 00:01:21,448 --> 00:01:23,417 いってきます。 12 00:01:25,786 --> 00:01:28,288 (辛三)一人で大丈夫かな? 13 00:01:28,288 --> 00:01:31,525 (二刃)サシでやりたいって 太陽の希望だ。➡ 14 00:01:31,525 --> 00:01:36,430 そのために銀級になったんだ。 あいつと話すために。 15 00:01:39,166 --> 00:01:42,269 ウィーン…(エレベーター作動音) チーン 16 00:01:43,670 --> 00:01:47,708 ♬~ 17 00:01:47,708 --> 00:01:49,676 (皮下)奇妙だな。 18 00:01:52,813 --> 00:01:55,682 (皮下) お前の中に あいつを感じる。 19 00:01:57,818 --> 00:02:00,420 あいつの差し金だな。 20 00:02:00,420 --> 00:02:02,422 んっ…。 21 00:02:03,824 --> 00:02:06,460 つぼみ氏からの伝言です。 22 00:02:06,460 --> 00:02:08,895 「全てを終わらせる。➡ 23 00:02:08,895 --> 00:02:11,064 私を殺してください」。 24 00:02:11,064 --> 00:02:14,434 ♬~ 25 00:02:15,836 --> 00:02:35,856 ♬~ 26 00:02:35,856 --> 00:02:39,226 ♬~ 27 00:02:41,161 --> 00:02:57,944 ♬~ 28 00:03:03,650 --> 00:03:12,859 ♬~ 29 00:03:12,859 --> 00:03:24,237 ♬~ 30 00:03:29,943 --> 00:03:40,787 ♬~ 31 00:03:40,787 --> 00:03:44,891 ♬~ 32 00:06:04,231 --> 00:06:06,766 (つぼみ・回想) ((思い出せないの。➡ 33 00:06:06,766 --> 00:06:10,870 生まれた山の名前 好きだった花の色➡ 34 00:06:10,870 --> 00:06:13,206 懐かしい香り➡ 35 00:06:13,206 --> 00:06:15,942 先生との出会いさえ…。➡ 36 00:06:15,942 --> 00:06:19,846 代わりに増すのは 苦しみと怒りばかり。➡ 37 00:06:19,846 --> 00:06:23,683 自由を望むほど 人が恨めしくなる。➡ 38 00:06:23,683 --> 00:06:27,120 きっと 先生と話した➡ 39 00:06:27,120 --> 00:06:29,956 私が当たり前になる未来➡ 40 00:06:29,956 --> 00:06:33,693 見ることもできず 死ぬこともできず➡ 41 00:06:33,693 --> 00:06:38,365 私は私でなくなったまま 生き続けるのね)) 42 00:06:38,365 --> 00:06:42,102 (川下)((生きたくても 生きられない時代だ。➡ 43 00:06:42,102 --> 00:06:45,038 死にたくても死ねないのも 大差ない。➡ 44 00:06:45,038 --> 00:06:47,073 だが 遠い未来➡ 45 00:06:47,073 --> 00:06:50,877 あんたの体について 研究が進めば➡ 46 00:06:50,877 --> 00:06:56,016 抜け殻になったあんたを 眠らせてやれるかもしれない)) 47 00:06:56,016 --> 00:07:00,687 (つぼみ) ((ふふっ… 楽しみですね。➡ 48 00:07:00,687 --> 00:07:04,257 期待しています 川下先生)) 49 00:07:05,692 --> 00:07:10,030 (皮下)ここ10数年 彼女の基盤となる記憶は➡ 50 00:07:10,030 --> 00:07:13,133 ほぼ消失したと思っていたが➡ 51 00:07:13,133 --> 00:07:16,036 まだ残っていたとはな。 52 00:07:16,036 --> 00:07:18,705 あの女が正しかったか。 53 00:07:18,705 --> 00:07:20,774 ん? 54 00:07:20,774 --> 00:07:24,311 (皮下) つぼみの願いをかなえてやろう。➡ 55 00:07:24,311 --> 00:07:26,613 お前に教えてやる➡ 56 00:07:26,613 --> 00:07:29,783 夜桜つぼみを滅ぼす方法を。 57 00:07:31,384 --> 00:07:33,420 あっ! (皮下)俺も お前も➡ 58 00:07:33,420 --> 00:07:36,189 夜桜に魅入られた男。 59 00:07:36,189 --> 00:07:39,492 つぼみの血が 俺たちの絆だ。 60 00:07:39,492 --> 00:07:42,996 だから この呪いを清算しよう。 61 00:07:42,996 --> 00:07:46,099 ♬~ 62 00:07:46,099 --> 00:07:49,536 お前にも この花が咲いただろう。➡ 63 00:07:49,536 --> 00:07:52,072 つぼみの血のソメイニンは➡ 64 00:07:52,072 --> 00:07:55,542 後代のそれと全く違い 凶悪だ。➡ 65 00:07:55,542 --> 00:07:58,311 宿主に力を与える代わりに➡ 66 00:07:58,311 --> 00:08:02,615 確実に その命を吸い尽くす。 67 00:08:02,615 --> 00:08:05,719 かつて 実験的に投与した個体も➡ 68 00:08:05,719 --> 00:08:08,655 皆 1週間と もたなかった。➡ 69 00:08:08,655 --> 00:08:11,658 俺も あらゆる治療で ごまかしてきたが➡ 70 00:08:11,658 --> 00:08:15,261 この状況下では それも かなわない。 71 00:08:15,261 --> 00:08:17,530 間もなく 俺は死ぬ。 72 00:08:19,432 --> 00:08:24,671 この血の呪いは その始祖にすら 牙をむいた。➡ 73 00:08:24,671 --> 00:08:29,242 彼女の体は 奇跡的なバランスで 成り立っていたが➡ 74 00:08:29,242 --> 00:08:32,178 一度 崩れると地獄だった。 75 00:08:32,178 --> 00:08:34,214 ((ジュー!(焼ける音))) 76 00:08:34,214 --> 00:08:38,051 (皮下) 体をむしばむ力と癒やす力➡ 77 00:08:38,051 --> 00:08:43,289 相反する力は 拮抗し 加速し➡ 78 00:08:43,289 --> 00:08:46,659 彼女をゆがめ つくり変えていった。 79 00:08:46,659 --> 00:08:50,263 ♬~ 80 00:08:50,263 --> 00:08:53,767 (皮下)「つぼみの書」 読めなかっただろ?➡ 81 00:08:55,135 --> 00:08:59,539 あれは つぼみの血から作った 無色のインクだ。➡ 82 00:08:59,539 --> 00:09:04,210 読むには 特別な力がいる。 その力こそが…。 83 00:09:06,146 --> 00:09:08,848 (皮下)「万花繚乱」。➡ 84 00:09:08,848 --> 00:09:12,152 「開花」より旧く 大きい覚醒だ。➡ 85 00:09:12,152 --> 00:09:16,289 侵食する血の力を 征服し 利用する。➡ 86 00:09:16,289 --> 00:09:19,426 俺は 結局 習得できなかった。➡ 87 00:09:19,426 --> 00:09:22,762 つぼみを葬るうえで不可欠だが➡ 88 00:09:22,762 --> 00:09:25,298 諸刃の剣でもある。➡ 89 00:09:25,298 --> 00:09:28,902 つぼみの血は 大きな力を生む一方で➡ 90 00:09:28,902 --> 00:09:31,204 共鳴してしまう。➡ 91 00:09:31,204 --> 00:09:33,973 つぼみとお前が つながったように➡ 92 00:09:33,973 --> 00:09:38,411 お前たちのつながりを 俺が感じ取ったように。 93 00:09:38,411 --> 00:09:42,048 血を分けた者は 思いをも分かつ。 94 00:09:42,048 --> 00:09:44,818 お前と俺が接触していることに➡ 95 00:09:44,818 --> 00:09:47,220 ヤツは気付くだろう。 96 00:09:47,220 --> 00:09:51,958 俺とお前のほかに 血を与えられた… いや➡ 97 00:09:51,958 --> 00:09:54,227 それどころか ヤツは…。 98 00:09:56,162 --> 00:09:59,732 (百)そこまでだ。 あっ…。 99 00:09:59,732 --> 00:10:02,602 ははっ 地獄耳だな。 100 00:10:02,602 --> 00:10:06,406 老い先短い俺を わざわざ 口封じか。 101 00:10:06,406 --> 00:10:09,809 (百)彼には まだ 時期尚早だ。 102 00:10:09,809 --> 00:10:12,745 あっ…。 ドクン ドクン ドクン…(鼓動) 103 00:10:12,745 --> 00:10:14,814 (心の声)≪どこから…≫ 104 00:10:14,814 --> 00:10:19,452 (百)皮下 これは お前の 彼女への独善か? 105 00:10:19,452 --> 00:10:21,654 独善は お前だろ。 106 00:10:23,256 --> 00:10:25,291 くっ! 107 00:10:25,291 --> 00:10:27,427 バチバチッ! 108 00:10:27,427 --> 00:10:30,296 いいぞ 太陽 疾くなったな。 109 00:10:30,296 --> 00:10:34,634 判断速度を上げれば まだまだ上達できる。 110 00:10:34,634 --> 00:10:36,669 お義父さん➡ 111 00:10:36,669 --> 00:10:39,839 あなたと話したいことは 山ほどありますが…。 112 00:10:39,839 --> 00:10:43,209 ♬~ 113 00:10:43,209 --> 00:10:45,879 今は 皮下と話しています。 114 00:10:47,614 --> 00:10:49,616 どうか…。 115 00:10:49,616 --> 00:10:52,585 ドォーン! お引き取りください。 116 00:10:56,489 --> 00:10:59,125 (二刃)夜桜柔術 「しだれ組手」…。 117 00:10:59,125 --> 00:11:01,895 ブオッ! (二刃)「春一番」! 118 00:11:01,895 --> 00:11:04,063 (夜桜凶一郎) こちらで 時間を稼ぐ。 119 00:11:04,063 --> 00:11:07,667 お前の尋問を続けろ。 了解。 120 00:11:07,667 --> 00:11:10,570 キン キン キン キン! 121 00:11:10,570 --> 00:11:14,841 話を続けようか。 キン! 122 00:11:16,476 --> 00:11:19,612 🔈🗧 ウィン ウィン…(警報) 外で何が…。 123 00:11:19,612 --> 00:11:22,282 地下で爆発! アクセス不能! 124 00:11:22,282 --> 00:11:24,350 ≪お父さん…≫ 125 00:11:25,718 --> 00:11:29,289 (嫌五)嫌五ちゃん人形100体を 警察と機動隊にして➡ 126 00:11:29,289 --> 00:11:32,058 民間人を避難誘導した。 127 00:11:32,058 --> 00:11:35,028 (四怨)警察 交通ネットを調節し➡ 128 00:11:35,028 --> 00:11:37,697 ここら一帯を隔離区域に設定。 129 00:11:37,697 --> 00:11:39,999 (七悪)好きなだけ暴れられるよ。 130 00:11:39,999 --> 00:11:42,068 (辛三)ありがとう みんな。 131 00:11:42,068 --> 00:11:45,538 さて どの程度 止められるだろうな。 132 00:11:45,538 --> 00:11:48,575 (二刃)そうだね 健在なら➡ 133 00:11:48,575 --> 00:11:50,944 もって5分ってとこかね。 134 00:11:52,378 --> 00:11:54,547 みんな➡ 135 00:11:54,547 --> 00:11:57,550 大きくなったなぁ。➡ 136 00:11:57,550 --> 00:12:01,988 屋敷襲撃の際は こらえるのが やっとだった。➡ 137 00:12:01,988 --> 00:12:06,859 本当は みんなを 今すぐ 壊れるほどに抱き締めたい。 138 00:12:06,859 --> 00:12:11,231 お前たちの活躍を聞く度 心が躍った。 139 00:12:11,231 --> 00:12:13,700 こうして再会できたのも何かの…。 140 00:12:13,700 --> 00:12:16,502 茶番は やめよう 父さん。 141 00:12:16,502 --> 00:12:18,938 来るのは分かっていた。 142 00:12:18,938 --> 00:12:22,709 皮下が真実を語るのを 防ぐために。 143 00:12:22,709 --> 00:12:25,778 そう 父さん 母さん➡ 144 00:12:25,778 --> 00:12:29,482 そして 六美が 突然 失踪したあの日➡ 145 00:12:29,482 --> 00:12:33,453 父さんは 二人を手に掛けていた。 146 00:12:33,453 --> 00:12:35,488 (二刃・通信) ((今 どこにいる⁉ 凶一郎。➡ 147 00:12:35,488 --> 00:12:38,558 別荘にも別邸にも 三人の姿は…)) 148 00:12:38,558 --> 00:12:41,094 ((見つけた)) (二刃・通信)((えっ?)) 149 00:12:41,094 --> 00:12:44,330 ((三人ともいる 俺の目の前に)) 150 00:12:44,330 --> 00:12:48,301 (二刃・通信)((分かった。 私も向かう。 みんな 無事かい⁉)) 151 00:12:48,301 --> 00:12:50,703 ((ああ…)) 152 00:12:50,703 --> 00:12:52,905 ≪父さんが…≫ 153 00:12:52,905 --> 00:12:54,941 ≪義母さんを…≫ 154 00:12:54,941 --> 00:12:57,977 六美は知っているのか? 155 00:12:57,977 --> 00:13:00,246 今 知ったよ。 156 00:13:00,246 --> 00:13:04,117 あの日 俺たちの両親は死んだ。 157 00:13:04,117 --> 00:13:07,587 今更 清算も懺悔も必要ない。 158 00:13:07,587 --> 00:13:11,357 思い出の中に還ってくれ 父さん。 159 00:13:11,357 --> 00:13:13,626 あぁ…➡ 160 00:13:13,626 --> 00:13:17,263 強く 美しく 成長した子どもたちが➡ 161 00:13:17,263 --> 00:13:20,199 「父さん」と呼んでくれている。➡ 162 00:13:20,199 --> 00:13:22,769 うれしさと愛しさで➡ 163 00:13:22,769 --> 00:13:25,371 どうにかなってしまいそうだ。 164 00:13:26,773 --> 00:13:31,177 (皮下) あの日のことか。 ちょうどいい。➡ 165 00:13:31,177 --> 00:13:35,748 つぼみを語るうえで 百のことも外せない。➡ 166 00:13:35,748 --> 00:13:38,818 推量も含めて 話しておこう。 167 00:13:41,254 --> 00:13:44,424 (皮下)4年前 つぼみの管理と➡ 168 00:13:44,424 --> 00:13:47,327 タンポポの運営にいそしむ 俺の前に➡ 169 00:13:47,327 --> 00:13:49,962 ヤツは現れた。➡ 170 00:13:49,962 --> 00:13:53,433 自分の妻と娘を携えて。 171 00:13:53,433 --> 00:13:55,435 ((ん?)) 172 00:13:55,435 --> 00:13:59,305 ((⚟(つぼみ) 大丈夫です 川下先生。➡ 173 00:13:59,305 --> 00:14:04,310 やっと 私の体が 今 ここに…。➡ 174 00:14:05,745 --> 00:14:09,949 ありがとう 百… 私の子)) 175 00:14:09,949 --> 00:14:11,918 ((えっ⁉)) 176 00:14:11,918 --> 00:14:14,520 (皮下)なぜ 夜桜当主の夫が➡ 177 00:14:14,520 --> 00:14:17,690 妻子を抱えて現れたのか➡ 178 00:14:17,690 --> 00:14:22,729 なぜ その男を つぼみが「私の子」と呼ぶのか➡ 179 00:14:22,729 --> 00:14:26,232 混乱のなか ヤツの体から感じる➡ 180 00:14:26,232 --> 00:14:28,534 異常な量のソメイニンと➡ 181 00:14:28,534 --> 00:14:31,504 呼応する 俺の中の つぼみの血が➡ 182 00:14:31,504 --> 00:14:34,440 それを事実だと告げた。 183 00:14:34,440 --> 00:14:38,277 六美の父さんが つぼみの子? 184 00:14:38,277 --> 00:14:42,815 いや そんな穏やかなものじゃない。➡ 185 00:14:42,815 --> 00:14:45,284 つぼみの出産記録は➡ 186 00:14:45,284 --> 00:14:49,222 夜桜2代目以外 存在しない。 しかし➡ 187 00:14:49,222 --> 00:14:54,293 百の遺伝子やソメイニンの結晶で 構築された肉体➡ 188 00:14:54,293 --> 00:14:57,730 それらが導く結論は➡ 189 00:14:57,730 --> 00:15:00,967 夜桜百は 生物学的に➡ 190 00:15:00,967 --> 00:15:04,370 夜桜つぼみと同一人物であること。 191 00:15:04,370 --> 00:15:06,439 あっ! 192 00:15:06,439 --> 00:15:10,443 (皮下)性別 年齢 容姿 性格➡ 193 00:15:10,443 --> 00:15:14,847 全てが違う。 だが 間違いなく➡ 194 00:15:14,847 --> 00:15:18,918 夜桜百は もう一人のつぼみだ。 195 00:16:52,478 --> 00:16:55,848 「つむじ」。 ドォーン! 196 00:16:58,050 --> 00:17:01,320 (2人)「水神」! ダダダダッ! 197 00:17:03,422 --> 00:17:05,458 (百)いい連携だ。 198 00:17:05,458 --> 00:17:11,264 ♬~ 199 00:17:11,264 --> 00:17:14,634 (百)重く 硬く➡ 200 00:17:14,634 --> 00:17:18,638 多く 強く。➡ 201 00:17:18,638 --> 00:17:21,374 さすが お前たちだ。 202 00:17:21,374 --> 00:17:23,809 (凶一郎・辛三・二刃) ≪効いてない!≫ 203 00:17:23,809 --> 00:17:26,112 (四怨) 運動データも生体スキャンも➡ 204 00:17:26,112 --> 00:17:30,016 数値が でたらめだ。 イカれたか⁉ 205 00:17:30,016 --> 00:17:33,419 (七悪)いや 僕の受容体も 異常を検知してる。 206 00:17:33,419 --> 00:17:37,290 (嫌五)そんで 俺の観察眼でも 情報が得られない。➡ 207 00:17:37,290 --> 00:17:41,627 もはや 父さんじゃない。 別の何かだ。 208 00:17:41,627 --> 00:17:44,931 そう 化け物だ。➡ 209 00:17:44,931 --> 00:17:47,466 夜桜の血のソメイニンが➡ 210 00:17:47,466 --> 00:17:50,536 細胞を活性化させるのが「開花」。➡ 211 00:17:50,536 --> 00:17:52,939 だが つぼみの血は➡ 212 00:17:52,939 --> 00:17:57,276 細胞そのものを ソメイニンの結晶へと改変する。➡ 213 00:17:57,276 --> 00:18:02,281 体全てが 高エネルギーの ソメイニンの結晶体となる。➡ 214 00:18:02,281 --> 00:18:05,751 これが 「万花繚乱」だ。 215 00:18:05,751 --> 00:18:08,487 (辛三)くっ! (百)子にとって父とは➡ 216 00:18:08,487 --> 00:18:11,424 絶対的な味方であり➡ 217 00:18:11,424 --> 00:18:14,093 安らぎであり 支えだ。 218 00:18:15,528 --> 00:18:18,331 子の喜びは分かち合い➡ 219 00:18:18,331 --> 00:18:22,268 涙を流していれば そっと抱き締める。 220 00:18:22,268 --> 00:18:24,804 はあっ! ブオー! 221 00:18:24,804 --> 00:18:29,375 (百)そうやって お前たちのそばに ずっといたかった。 222 00:18:29,375 --> 00:18:33,012 ♬~ 223 00:18:33,012 --> 00:18:35,815 (百)だが…。 ドカーン! 224 00:18:35,815 --> 00:18:39,685 (百)私が望む未来と 道をたがえるのなら➡ 225 00:18:41,320 --> 00:18:44,590 立ちはだからなければならない。 226 00:18:44,590 --> 00:18:48,461 きっと 今が そのときなのだろう。➡ 227 00:18:48,461 --> 00:18:51,764 どれだけ憎まれようとも➡ 228 00:18:51,764 --> 00:18:54,567 どれだけ恨まれようとも…。 229 00:18:54,567 --> 00:18:56,602 (2人)ふっ。 230 00:18:56,602 --> 00:18:59,305 ピピピピッ… ドカーン! 231 00:19:12,885 --> 00:19:17,523 私は お前たちを愛している。 232 00:19:17,523 --> 00:19:19,625 (一同)とっとと黙れ! 233 00:19:24,196 --> 00:19:27,099 ボン! (一同)うっ! 234 00:19:27,099 --> 00:19:32,004 ♬~ 235 00:19:32,004 --> 00:19:34,774 (百)家族団らんは楽しい。➡ 236 00:19:34,774 --> 00:19:37,076 楽しいなぁ…。 237 00:19:37,076 --> 00:19:39,478 (通信・ノイズ)ザザッ… みんな! 238 00:19:39,478 --> 00:19:41,614 (皮下)待て…。 あっ。 239 00:19:41,614 --> 00:19:45,518 ヤツは 人が立ち向かえる相手じゃない。 240 00:19:46,952 --> 00:19:48,988 皮下! 241 00:19:48,988 --> 00:19:52,758 ははっ… 遅いお目覚めだな。 242 00:19:52,758 --> 00:19:55,761 俺が どうなろうと まるで関心がなく➡ 243 00:19:55,761 --> 00:19:58,564 邪魔になれば 消しに動く。 244 00:19:58,564 --> 00:20:01,434 俺の価値は その程度ってことだ。 245 00:20:01,434 --> 00:20:04,470 ん? ふぅ…。 246 00:20:04,470 --> 00:20:08,841 「開花」は 人体をベースとした強化だが➡ 247 00:20:08,841 --> 00:20:12,511 「万花繚乱」は 体をベースから つくり変え➡ 248 00:20:12,511 --> 00:20:15,381 強さそのものになる。➡ 249 00:20:15,381 --> 00:20:20,152 強大な力だが 自分ではコントロールできない。➡ 250 00:20:20,152 --> 00:20:23,723 大本である つぼみの干渉が➡ 251 00:20:23,723 --> 00:20:26,659 必ず介在する。 252 00:20:26,659 --> 00:20:30,563 ♬~ 253 00:20:30,563 --> 00:20:35,267 (皮下)使いこなしたければ 方法は1つ。➡ 254 00:20:35,267 --> 00:20:38,170 より つぼみの血の濃度を高め➡ 255 00:20:38,170 --> 00:20:40,539 つぼみに近づくこと。➡ 256 00:20:40,539 --> 00:20:43,342 そう 例えば➡ 257 00:20:43,342 --> 00:20:48,247 つぼみに侵食されつつある ソメイニンの結晶である細胞を➡ 258 00:20:48,247 --> 00:20:51,050 お前が吸収するとかな。 259 00:20:51,050 --> 00:20:53,085 あっ! 260 00:20:53,085 --> 00:20:56,322 (皮下)俺たちの中のつぼみを 合わせれば➡ 261 00:20:56,322 --> 00:20:59,925 「万花繚乱」を 征服できるかもしれない。 262 00:20:59,925 --> 00:21:04,563 そうすれば ヤツらと戦える可能性も出てくる。 263 00:21:04,563 --> 00:21:08,367 だが 逆に 取り込まれる確率も高い。 264 00:21:08,367 --> 00:21:11,537 ♬~ 265 00:21:11,537 --> 00:21:14,006 (皮下)さあ どうする? 266 00:21:16,742 --> 00:21:19,111 選ぶまでもない。 267 00:21:19,111 --> 00:21:21,247 家族のために。 268 00:21:21,247 --> 00:21:26,752 夜桜家のために 朝野家を殺したヤツと手を組むか。 269 00:21:26,752 --> 00:21:30,823 やはり お前も どうも 人とは言い難い。 270 00:21:30,823 --> 00:21:35,127 ♬~ 271 00:22:16,902 --> 00:22:18,871 ガラガラッ!(瓦礫の音) ん⁉ 272 00:22:20,272 --> 00:22:22,341 ≪吸収の気配≫ 273 00:22:22,341 --> 00:22:26,579 ≪5代目が報告していた 危険な手段を用いたか≫ 274 00:22:26,579 --> 00:22:28,547 (百)止めねば。 275 00:22:30,015 --> 00:22:34,153 父さん もう十分だろ。 276 00:22:34,153 --> 00:22:36,155 終わりにしよう。 277 00:22:38,090 --> 00:22:41,427 お前たちが強くなって うれしい。 278 00:22:41,427 --> 00:22:43,796 だが まだ途上だ。 279 00:22:46,165 --> 00:22:48,200 (百)また会おう➡ 280 00:22:48,200 --> 00:22:51,804 お前たちが 花 開いたそのときに。 281 00:22:53,172 --> 00:22:55,307 ゴォーー! 282 00:22:55,307 --> 00:22:58,944 (スパイ協会スタッフ)あっ また爆発か⁉ いや これは… 突風。 283 00:22:58,944 --> 00:23:01,347 ゴゴゴゴッ…(地響き) あっ…。 284 00:23:04,917 --> 00:23:08,854 (皮下)一歩 遅かったな 百。 285 00:23:08,854 --> 00:23:12,825 (百)私を邪魔すべく 彼に加担したか。➡ 286 00:23:12,825 --> 00:23:15,160 どういう気まぐれだ? 287 00:23:15,160 --> 00:23:18,230 俺は 首尾一貫しているよ。 288 00:23:18,230 --> 00:23:21,066 変わったのは時代の方さ。➡ 289 00:23:21,066 --> 00:23:25,170 悪夢のような一族… いや お前たちは➡ 290 00:23:25,170 --> 00:23:27,573 悪夢そのものだ。➡ 291 00:23:27,573 --> 00:23:30,476 だが その悪夢も➡ 292 00:23:30,476 --> 00:23:35,247 俺にとっては いい夢だった。➡ 293 00:23:35,247 --> 00:23:40,386 俺の夢 つぼみの願い お前の思惑…。➡ 294 00:23:40,386 --> 00:23:44,890 見苦しく根を広げた巨木も いずれは朽ちる。➡ 295 00:23:44,890 --> 00:23:48,661 そして 老木が遮っていた光を浴びて➡ 296 00:23:48,661 --> 00:23:51,964 新たな桜が育つ。➡ 297 00:23:51,964 --> 00:23:55,367 あんたのことは 心底 嫌いだが➡ 298 00:23:55,367 --> 00:23:58,103 さめることもできない身の上は➡ 299 00:23:58,103 --> 00:24:00,372 同情するよ。➡ 300 00:24:00,372 --> 00:24:03,175 先に失礼するぜ。 301 00:24:03,175 --> 00:24:22,828 ♬~ 302 00:24:22,828 --> 00:24:25,264 ♬~ 303 00:24:25,264 --> 00:24:29,168 ((ヒュー…(風の音))) 304 00:24:29,168 --> 00:24:37,876 ♬~ 305 00:24:37,876 --> 00:24:41,347 ザァー…(雨音) 306 00:24:41,347 --> 00:24:43,983 はぁ はぁ はぁ…。 307 00:24:43,983 --> 00:24:50,055 ♬~ 308 00:24:50,055 --> 00:24:52,091 (川下)俺たちは➡ 309 00:24:52,091 --> 00:24:55,527 この どうしようもない世界で 生まれて➡ 310 00:24:55,527 --> 00:24:57,763 死んでいくしかない。 311 00:24:57,763 --> 00:25:01,533 いつの日か あんたのような人間が➡ 312 00:25:01,533 --> 00:25:04,603 当たり前の存在になれば…。➡ 313 00:25:04,603 --> 00:25:06,739 気の遠くなるような➡ 314 00:25:06,739 --> 00:25:09,942 長い長い先の話だ…。 315 00:25:12,745 --> 00:25:16,515 共に 未来を 見届けることはできなかったが➡ 316 00:25:16,515 --> 00:25:19,017 託すことはできた。 317 00:25:19,017 --> 00:25:21,687 つかの間 あんたと見た夢は➡ 318 00:25:21,687 --> 00:25:24,056 いい夢だったよ。 319 00:25:24,056 --> 00:25:27,559 ありがとうございました 川下さん。 320 00:25:28,994 --> 00:25:32,297 おやすみなさい。 321 00:25:32,297 --> 00:25:34,400 ああ…。 322 00:25:43,842 --> 00:25:47,746 ♬ こんこん狐の 323 00:25:47,746 --> 00:25:52,484 ♬ しみ雪踊り 324 00:25:52,484 --> 00:25:56,088 ♬ 人がまどろむ 325 00:25:56,088 --> 00:26:00,192 ♬ 月夜に跳ねる 326 00:26:04,029 --> 00:26:08,400 (百) 朽ちた桜も 春の息吹となるか…。 327 00:26:08,400 --> 00:26:12,371 つぼみが植え 皮下が育てた枝が➡ 328 00:26:12,371 --> 00:26:16,308 周りの木にも 花を咲かせる。➡ 329 00:26:16,308 --> 00:26:20,279 お前を見守っているよ 太陽。 330 00:26:20,279 --> 00:26:29,188 ♬~ 331 00:26:29,188 --> 00:26:33,225 (ナレーション) <川下真 旧日本軍 軍医> 332 00:26:33,225 --> 00:26:37,229 <戦後 犯罪組織・タンポポの幹部として➡ 333 00:26:37,229 --> 00:26:40,199 数万件の犯罪に絡む> 334 00:26:40,199 --> 00:26:43,502 <スパイ協会の管理下にて変死> 335 00:26:43,502 --> 00:26:46,572 <享年108歳> 336 00:26:51,810 --> 00:27:11,830 ♬~ 337 00:27:11,830 --> 00:27:19,004 ♬~ 338 00:27:19,004 --> 00:27:24,443 ♬~ 339 00:27:24,443 --> 00:27:35,320 ♬~ 340 00:27:35,320 --> 00:27:52,271 ♬~ 341 00:27:52,271 --> 00:28:11,690 ♬~ 342 00:28:11,690 --> 00:28:15,394 ♬~ 343 00:28:15,394 --> 00:28:20,465 ♬~ 344 00:28:21,833 --> 00:28:25,804 ♬~