1 00:00:05,505 --> 00:00:11,511 {\an8}♪~ 2 00:01:19,871 --> 00:01:25,877 {\an8}~♪ 3 00:01:30,465 --> 00:01:32,967 (ナレーション) 軀(むくろ)のもとを訪れた飛影(ひえい)は 4 00:01:33,092 --> 00:01:37,180 半年にわたって地下の格闘技場で 戦い続けていた 5 00:01:38,181 --> 00:01:43,311 そして A級妖怪をはるかにしのぐ 力をつけた飛影に対し 6 00:01:43,436 --> 00:01:47,524 軀は自分の側近77人の1人 7 00:01:47,899 --> 00:01:51,236 魔界整体師 時雨(しぐれ)と戦えと命じた 8 00:01:51,653 --> 00:01:56,032 時雨こそが飛影に邪眼(じゃがん)を施し 手術をした男である 9 00:02:13,174 --> 00:02:19,097 (時雨) 飛影から受け取った手術代は 妹を見つけても兄と名乗らぬこと 10 00:02:19,556 --> 00:02:20,598 (軀)ほう 11 00:02:20,932 --> 00:02:24,519 (時雨) わしを倒せたら 手術代は返してやるぞ 12 00:02:24,936 --> 00:02:27,522 (飛影) 手術の前にも言ったはずだぜ 13 00:02:28,398 --> 00:02:31,276 初めから名乗るつもりはないとな 14 00:02:31,734 --> 00:02:34,279 (時雨)心は変わるものだ 15 00:02:34,946 --> 00:02:37,991 (軀) さて 思い出話はそれくらいだ 16 00:02:38,658 --> 00:02:42,537 勝負は勝負 命 懸けてもらうぞ 17 00:02:45,373 --> 00:02:49,127 真剣勝負は 技量にかかわらずいいものだ 18 00:02:49,711 --> 00:02:54,757 決する瞬間 互いの道程が 花火のように咲いて散る 19 00:02:55,884 --> 00:02:56,551 始め! 20 00:03:09,772 --> 00:03:14,736 (飛影) 長引けば不利 炎の妖気を使えば勝機はある 21 00:03:20,450 --> 00:03:25,204 (軀) 剣術だけの勝負なら 7対3で時雨に分があるが… 22 00:03:25,705 --> 00:03:31,169 (飛影) 以前は生きるために戦い 勝つために手段を選ばなかった 23 00:03:31,794 --> 00:03:33,421 目的があったからだ 24 00:03:37,342 --> 00:03:40,094 だが 今はない 25 00:03:41,971 --> 00:03:44,724 今は いかに死ぬかだ 26 00:04:08,498 --> 00:04:09,791 (長老)泪(るい) 27 00:04:09,874 --> 00:04:13,586 そなたと氷菜(ひな)が 懇意であったことは知っている 28 00:04:14,420 --> 00:04:16,756 だが 情けは無用 29 00:04:17,090 --> 00:04:20,718 忌み子によって 何人の同胞が殺されたか 30 00:04:20,843 --> 00:04:22,887 お前も知っておろう 31 00:04:23,012 --> 00:04:23,888 (泪)でも… 32 00:04:24,681 --> 00:04:26,599 情けは無用じゃ 33 00:04:26,724 --> 00:04:28,601 (氷菜)やめて! 34 00:04:30,853 --> 00:04:32,689 (泪)生きて戻ってきて 35 00:04:33,064 --> 00:04:36,192 そして 最初に私を 殺してちょうだい 36 00:04:38,569 --> 00:04:43,032 それがあなたのお母さんへの せめてもの償い 37 00:04:46,911 --> 00:04:48,288 ごめんね 38 00:04:50,498 --> 00:04:53,710 (飛影)俺は忌み子 飛影 39 00:04:54,711 --> 00:04:57,588 氷河の国で生まれた呪われの孤児 40 00:05:04,012 --> 00:05:05,722 (盗賊たち)ヒャーハハハ… 41 00:05:07,015 --> 00:05:10,143 (盗賊A) 今日は大収穫だぜ ハハハ… 42 00:05:14,856 --> 00:05:18,276 (盗賊B)親方 親方! (親方)ああ? 43 00:05:18,985 --> 00:05:22,071 (親方) 何だ? その汚(きたね)えぼろきれは 44 00:05:22,280 --> 00:05:25,700 (盗賊B) 赤ん坊でさ 川から流れてきたんで 45 00:05:25,825 --> 00:05:29,287 (親方) バカ野郎! そんなもん拾ってどうすんだい 46 00:05:29,412 --> 00:05:31,372 (盗賊B)いや そいつがですね 47 00:05:34,959 --> 00:05:37,420 お! こいつは 48 00:05:39,714 --> 00:05:42,925 このガキ 放せ この… 49 00:05:43,551 --> 00:05:44,594 痛(いて)え 50 00:05:45,094 --> 00:05:47,305 このガキ! 51 00:05:48,389 --> 00:05:50,641 (飛影)名付け親は盗賊 52 00:05:57,440 --> 00:06:01,110 (盗賊C)待て 飛影! (盗賊D)そいつをよこしやがれ! 53 00:06:05,114 --> 00:06:06,074 (飛影)えい! 54 00:06:11,162 --> 00:06:12,121 (倒れる音) 55 00:06:12,580 --> 00:06:14,582 (飛影)血が噴き出す寸前の 56 00:06:15,166 --> 00:06:17,835 真っ赤な肉の切れ目が好きで 57 00:06:17,960 --> 00:06:22,048 悲鳴を聞くと薄く笑う… そんな子供… 58 00:06:23,174 --> 00:06:27,386 氷河の女が俺を恐れて 捨てた気持ちもわからないではない 59 00:06:28,930 --> 00:06:32,308 形見の氷泪石(ひるいせき)が 至高の宝石と知って 60 00:06:32,433 --> 00:06:35,394 盗賊に見せびらかすため 首に掛けた 61 00:06:36,312 --> 00:06:40,608 それだけで 1日中 血に不自由しなかった 62 00:06:42,819 --> 00:06:46,739 何年も殺りくに明け暮れた生活を しているうちに 63 00:06:46,989 --> 00:06:52,745 氷河の国は もう見つからなくても かまわないと思うようになっていた 64 00:06:54,122 --> 00:06:57,291 時々 氷泪石を眺めて思い出す 65 00:06:57,917 --> 00:07:00,878 そんな程度の場所になってしまった 66 00:07:05,842 --> 00:07:07,927 (盗賊E)飛影だ (盗賊F)おい 逃げろ 67 00:07:08,136 --> 00:07:08,803 ん? 68 00:07:13,057 --> 00:07:15,101 (飛影)ただの殺しに飽きたころ 69 00:07:16,018 --> 00:07:21,149 俺を拾った盗賊たちまでが 俺を恐れ 避けるようになった 70 00:07:27,947 --> 00:07:30,450 石を眺める時間が増えた 71 00:07:31,534 --> 00:07:32,452 そして 72 00:07:33,202 --> 00:07:37,039 石を見ると 気持ちが和む自分に気付いた 73 00:07:38,541 --> 00:07:41,335 石と向かい合うときだけ 落ち着けた 74 00:07:43,296 --> 00:07:45,423 土地を変われば敵(てき)も変わる 75 00:07:46,924 --> 00:07:49,218 中には手ごわいヤツもいた 76 00:08:00,313 --> 00:08:00,980 あっ 77 00:08:09,113 --> 00:08:09,947 (妖怪)ぐわっ 78 00:08:14,952 --> 00:08:17,371 (飛影)捜し物が2つになった 79 00:08:17,955 --> 00:08:21,542 俺を捨てた氷河の国と なくした氷泪石 80 00:08:22,668 --> 00:08:25,296 もっとよく見える目が必要だった 81 00:08:35,806 --> 00:08:38,059 (飛影)お前が整体師 時雨か? 82 00:08:39,101 --> 00:08:41,354 邪眼の手術をしてほしい 83 00:08:44,982 --> 00:08:47,276 貴様 聞いているのか? 84 00:08:56,202 --> 00:09:00,081 お前ごとき小僧に 耐えられる痛みではない 85 00:09:00,706 --> 00:09:02,792 諦めて帰るんだな 86 00:09:12,885 --> 00:09:14,512 (飛影)うっ うう… 87 00:09:16,472 --> 00:09:18,057 覚悟の上だ 88 00:09:19,141 --> 00:09:23,521 えい! ハァ ハァ… 89 00:09:23,646 --> 00:09:28,234 (時雨) わしが手術の依頼を 受けるか否かには条件がある 90 00:09:29,235 --> 00:09:33,072 わしがその患者の人生に 引かれるかどうか 91 00:09:33,614 --> 00:09:38,953 つまり お前の送ってきた人生が つまらんものなら手術はしない 92 00:09:39,829 --> 00:09:41,414 話してみるがよい 93 00:09:42,540 --> 00:09:43,416 フン 94 00:09:44,250 --> 00:09:46,168 話すにも値しない 95 00:09:47,712 --> 00:09:51,132 自分でもヘドが出るほどのものだ 96 00:09:52,675 --> 00:09:53,509 (時雨)フン 97 00:10:05,396 --> 00:10:09,108 (飛影の絶叫) 98 00:10:10,151 --> 00:10:13,446 (飛影) 邪眼を付けるためには 激痛に耐え 99 00:10:13,904 --> 00:10:17,617 せっかく鍛えた妖力も 失わなくてはいけなかった 100 00:10:37,428 --> 00:10:39,096 変わった刀だな 101 00:10:40,681 --> 00:10:42,475 燐火円礫刀(りんかえんれきとう) 102 00:10:42,600 --> 00:10:45,936 魔界に棲(す)む野牛の骨を 加工したものだ 103 00:10:46,354 --> 00:10:47,063 ん? 104 00:10:47,480 --> 00:10:48,856 どこへ行く? 105 00:10:49,357 --> 00:10:53,611 (飛影) 手術は終わったんだろ? もう ここに用はない 106 00:10:53,736 --> 00:10:58,824 (時雨) 手術を施したあとは 今までの妖力はなくなったも同然 107 00:10:59,158 --> 00:11:02,828 そのまま森へ行けば 赤子にも手をひねられる 108 00:11:03,245 --> 00:11:05,039 (飛影)余計な心配はいらん 109 00:11:05,498 --> 00:11:08,000 わしが剣術を教えてやろう 110 00:11:10,294 --> 00:11:11,212 何だと? 111 00:11:11,754 --> 00:11:15,674 患者に すぐに死なれては 手術が無駄になるからな 112 00:11:17,385 --> 00:11:19,512 (飛影) どうした風の吹き回しか 113 00:11:20,388 --> 00:11:22,807 俺はヤツの言うことに従った 114 00:11:23,766 --> 00:11:26,477 何となく寄り道するのも 悪くないと思い 115 00:11:27,353 --> 00:11:31,148 俺はヤツの持っている剣の技術を 盗むことにした 116 00:11:32,775 --> 00:11:36,404 その男と決着をつける 時が来るとは… 117 00:11:40,199 --> 00:11:44,495 これも運命(さだめ)か… いい死に場所かもしれん 118 00:12:07,143 --> 00:12:08,644 (飛影)うっ ぐっ… 119 00:12:09,395 --> 00:12:10,896 (時雨)見事だ… 120 00:12:17,820 --> 00:12:19,155 (軀)相打ちか 121 00:12:24,785 --> 00:12:28,581 (時雨) 刀を縦に… 左腕を捨てたか? 122 00:12:34,170 --> 00:12:36,005 (飛影)やっ うっ 123 00:12:39,967 --> 00:12:40,843 (時雨)ううっ 124 00:12:46,974 --> 00:12:48,517 ハアーッ 125 00:12:55,107 --> 00:12:56,108 (時雨)勝った! 126 00:12:59,361 --> 00:13:00,196 うあっ 127 00:13:10,998 --> 00:13:13,626 うう… ああ… 128 00:13:19,173 --> 00:13:20,925 (時雨)見事だ… 129 00:13:22,343 --> 00:13:25,679 (飛影のうめき声) 130 00:13:34,230 --> 00:13:39,109 (飛影) 相打ちか… そんな死に方も悪くない 131 00:13:40,861 --> 00:13:42,029 (軀)飛影… 132 00:13:42,321 --> 00:13:46,033 すばらしい勝負だった 褒美をやろう 133 00:13:46,659 --> 00:13:48,285 お前の氷泪石だ 134 00:13:51,330 --> 00:13:55,125 お前が自分の人生の 大半を懸けて捜した石だ 135 00:13:55,960 --> 00:13:59,838 俺にとっては支配国の 貢ぎ物の1つにすぎなかったが 136 00:14:01,257 --> 00:14:02,633 受け取るがいい 137 00:14:05,678 --> 00:14:06,554 (飛影)フン 138 00:14:07,137 --> 00:14:11,308 貴様の胃液臭い石など もういらん 139 00:14:19,358 --> 00:14:23,237 飛影… なぜ こんな死に方を選んだ 140 00:14:24,196 --> 00:14:25,781 なぜ 死に急ぐ 141 00:14:26,740 --> 00:14:27,908 なぜだ? 142 00:14:42,298 --> 00:14:44,758 (飛影) 捜し物の1つ 氷河の国は 143 00:14:45,676 --> 00:14:50,848 邪眼の力の1つ 千里眼で すぐに見つけることができた 144 00:14:55,102 --> 00:14:59,523 俺が生まれ 俺を捨てた氷河の国 145 00:15:03,360 --> 00:15:05,487 何年かぶりの故郷 146 00:15:06,614 --> 00:15:08,449 思い出は何もない 147 00:15:08,866 --> 00:15:10,409 (氷女(こおりめ)A)あっ ああ… (氷女B)いらっしゃい 148 00:15:11,952 --> 00:15:15,122 (飛影) 氷女は皆 どこか暗く いじけて見えて 149 00:15:15,289 --> 00:15:17,082 殺す気も うせていた 150 00:15:18,125 --> 00:15:20,127 俺が手を下すこともなかった 151 00:15:21,670 --> 00:15:24,673 そこは既に死んだ街のようだった 152 00:15:27,927 --> 00:15:30,804 (長老)泪 あとは頼んだぞ 153 00:15:31,180 --> 00:15:35,559 (泪) はい ゆっくりと お体を休ませてください 154 00:15:35,893 --> 00:15:40,064 (長老)では 元気でな (泪)お気を付けて 155 00:15:44,401 --> 00:15:45,361 (飛影)泪… 156 00:15:46,654 --> 00:15:49,740 俺を魔界の森に投げ捨てた氷女 157 00:15:53,869 --> 00:15:55,329 (物音) (泪)ハッ 158 00:15:57,206 --> 00:16:00,501 (飛影) 慌てるな 何もするつもりはない 159 00:16:01,460 --> 00:16:04,463 それより 聞きたいことがある 160 00:16:10,052 --> 00:16:13,973 (飛影) そこに 母 氷菜の墓があった 161 00:16:14,974 --> 00:16:19,144 俺を産んで まもなく 自ら命を絶ったらしい 162 00:16:19,853 --> 00:16:22,606 (泪)氷菜さんには娘がいましてね 163 00:16:23,065 --> 00:16:27,611 名は雪菜(ゆきな) それはもう かわいい娘でした 164 00:16:28,445 --> 00:16:33,409 でも どこかへ行ってしまいました 何年も前に 165 00:16:33,534 --> 00:16:35,828 ずっと行方知れずなんです 166 00:16:36,745 --> 00:16:37,454 あ… 167 00:16:48,465 --> 00:16:49,550 あっ 168 00:16:49,967 --> 00:16:51,635 ちょっと お待ちなさい! 169 00:16:52,177 --> 00:16:54,972 あなた もしかしたら あたしが捨てた… 170 00:16:55,180 --> 00:16:56,432 あ… あっ 171 00:16:57,057 --> 00:16:59,018 あなたは あのときの… 172 00:16:59,685 --> 00:17:02,396 (すすり泣き) 173 00:17:05,107 --> 00:17:09,028 (飛影)収穫はあった 妹のこと 174 00:17:09,445 --> 00:17:13,157 名は雪菜 行方不明らしい 175 00:17:18,495 --> 00:17:22,374 雪菜を捜して俺は人間界へ 176 00:17:27,046 --> 00:17:32,051 そこで 人間に化けている妖怪 蔵馬(くらま)と出会い 177 00:17:38,724 --> 00:17:43,979 俺は蔵馬たちとつるんで 霊界のお宝を盗んだ 178 00:17:46,648 --> 00:17:51,820 その事件がきっかけで 霊界探偵を やっている人間と知り合い 179 00:17:52,571 --> 00:17:54,531 俺は少し変わった 180 00:18:02,956 --> 00:18:04,291 (飛影)ハアー! 181 00:18:04,792 --> 00:18:05,959 タアー! 182 00:18:13,050 --> 00:18:17,596 (飛影) 垂金(たるかね)の別荘で妹 雪菜を見つけた 183 00:18:21,433 --> 00:18:23,644 当然 俺のことは知らなかった 184 00:18:26,188 --> 00:18:28,273 俺も何も言わなかった 185 00:18:29,024 --> 00:18:30,317 それでいい 186 00:18:31,068 --> 00:18:35,072 ハアー 187 00:18:35,405 --> 00:18:37,783 タアー! 188 00:18:50,629 --> 00:18:54,049 (飛影) 人間界での戦いも そろそろ飽きたころ 189 00:18:54,800 --> 00:18:56,760 魔界から使者が来た 190 00:18:58,220 --> 00:19:01,473 (雪菜) もしも それと同じものを 持った方に会ったら 191 00:19:01,598 --> 00:19:03,517 それを渡してほしいんです 192 00:19:03,851 --> 00:19:09,148 (飛影) それは俺の捜している 氷泪石ではなかった 193 00:19:11,024 --> 00:19:15,070 だが… 雪菜の顔を見ているうちに 194 00:19:15,612 --> 00:19:18,198 この氷泪石でもいいかと思った 195 00:19:19,241 --> 00:19:21,118 俺の目的はなくなり 196 00:19:21,743 --> 00:19:23,537 生きている意味がなくなった 197 00:19:25,706 --> 00:19:27,499 (妖怪たちの悲鳴) 198 00:19:31,461 --> 00:19:33,130 (妖怪たち)やあ~! 199 00:19:33,881 --> 00:19:35,591 (妖怪たちの悲鳴) 200 00:19:36,049 --> 00:19:37,467 (妖怪たちの悲鳴) 201 00:19:38,927 --> 00:19:40,304 (妖怪たちの悲鳴) 202 00:19:45,767 --> 00:19:48,228 (飛影) 戦うことだけが俺に残り 203 00:19:49,188 --> 00:19:52,065 いかに死ぬかを 考えるようになった 204 00:19:59,781 --> 00:20:02,993 (軀) そうか… 飛影 そうだったのか 205 00:20:04,328 --> 00:20:06,079 お前の意識は 206 00:20:06,205 --> 00:20:10,375 今まで俺が触れたものの中で いちばん心地よい 207 00:20:11,168 --> 00:20:13,128 ゆっくりと休むがいい 208 00:20:24,139 --> 00:20:25,724 (軀)氷泪石… 209 00:20:26,808 --> 00:20:28,727 不思議な石だな 210 00:20:29,728 --> 00:20:33,774 憎しみを全て 吸い取ってくれるような力を感じる 211 00:20:34,900 --> 00:20:37,611 俺はその石のおかげで救われた 212 00:20:39,154 --> 00:20:41,865 俺は生まれたときから とらわれの身だった 213 00:20:42,658 --> 00:20:45,410 自由の代償として 失ったものもある 214 00:20:46,411 --> 00:20:48,372 呪うことだけで強くなり 215 00:20:48,956 --> 00:20:52,668 目に留まる者 1人残らず 殺した時期が続いた 216 00:20:53,543 --> 00:20:57,714 その石がなければ 俺の心は憎しみで満ち 217 00:20:57,881 --> 00:21:00,884 戦闘は その発散の 手段のままだったろう 218 00:21:02,761 --> 00:21:04,054 約束だ 219 00:21:04,763 --> 00:21:07,641 これが俺 軀の正体だ 220 00:21:13,063 --> 00:21:17,192 見るがいい… お前になら全てを見せられる 221 00:21:18,610 --> 00:21:23,198 生きろ 飛影! お前はまだ 死に方を求めるほど強くない 222 00:21:23,824 --> 00:21:27,661 生きて 今度は 俺の意識に触れてくれ 223 00:21:31,790 --> 00:21:37,462 (ナレーション) それより後 飛影は軀の筆頭戦士となった 224 00:21:49,808 --> 00:21:51,935 (幽助(ゆうすけ)) かつての仲間 黄泉(よみ)の招きで 225 00:21:52,060 --> 00:21:54,229 魔界を訪れた蔵馬を 待ち受けていたのは 226 00:21:55,022 --> 00:21:56,815 手厚い歓迎ではなく 227 00:21:56,940 --> 00:22:00,235 憎しみに満ちた 冷たい駆け引きだった 228 00:22:00,736 --> 00:22:02,487 千年の時を経て 229 00:22:02,612 --> 00:22:06,616 2人の男の野望と因縁が 複雑に絡み合う 230 00:22:07,200 --> 00:22:11,580 次回「魔界盗賊・千年目の再会」 231 00:22:17,377 --> 00:22:23,383 {\an8}♪~ 232 00:23:34,746 --> 00:23:40,752 {\an8}~♪