1 00:00:01,101 --> 00:00:03,103 <21世紀半ば> 2 00:00:03,103 --> 00:00:07,107 <魔力を増強する エーテル強化手術の普及によって➡ 3 00:00:07,107 --> 00:00:12,112 裏社会は魔王となった マフィアたちに支配されていた> 4 00:00:13,580 --> 00:00:17,618 <彼らに対抗する勇者たちは➡ 5 00:00:17,618 --> 00:00:22,189 エーテル・エフェクト・エンハンサー 通称 E3を使い➡ 6 00:00:22,189 --> 00:00:26,193 一時的に エーテルを強化して戦う> 7 00:00:28,595 --> 00:00:31,098 <だが 現代の勇者とは➡ 8 00:00:31,098 --> 00:00:35,102 金のために働く 賞金稼ぎに過ぎない> 9 00:00:35,102 --> 00:00:38,105 (銃声) 10 00:00:38,105 --> 00:00:41,108 (警備たちの怒声) 11 00:00:41,108 --> 00:00:45,078 (ヤシロ) あれが≪琥珀の茨≫の根城だ。 12 00:00:45,078 --> 00:00:47,648 全出入り口 封鎖済みだ! お前の友達➡ 13 00:00:47,648 --> 00:00:50,684 もう おっぱじめてるみたいだな。 いいから早く 応援よこせよ! 14 00:00:50,684 --> 00:00:53,620 (城ヶ峰) はい 我々も急がねば! 15 00:00:53,620 --> 00:00:58,625 雪音と合流し 一刻も早く セーラを救出しましょう! 16 00:01:04,598 --> 00:01:07,601 では ご指導よろしくお願いします! 17 00:01:07,601 --> 00:01:09,136 待て。 18 00:01:09,136 --> 00:01:12,573 バカか! 何 正々堂々 行こうとしてんだよ。 19 00:01:12,573 --> 00:01:14,575 あっ 何か問題が? 20 00:01:14,575 --> 00:01:19,079 あり過ぎる 正面からやってたら 切りねえだろ。 21 00:01:19,079 --> 00:01:24,084 せっかく向こうが混乱してんだ それを利用するとかだな…。 22 00:01:24,084 --> 00:01:28,088 なるほど! 無用な戦いを避ける精神ですね! 23 00:01:28,088 --> 00:01:30,123 ああ。 24 00:01:30,123 --> 00:01:34,161 OK じゃあ 手本を見せてやる。 25 00:01:34,161 --> 00:01:38,565 お前は俺の右後ろからついてこい。 はい! 26 00:01:38,565 --> 00:01:42,569 右の後ろだぞ 右と左は分かるな? 27 00:01:42,569 --> 00:01:46,073 はい! 師匠が私を 非常にバカにしていることも➡ 28 00:01:46,073 --> 00:01:48,075 分かります! 29 00:01:48,075 --> 00:01:51,078 よし じゃあ これ かぶれ。 30 00:01:51,078 --> 00:01:53,580 おっ… ん? 31 00:01:53,580 --> 00:01:56,083 勇者にふさわしい装備だ。 32 00:01:58,118 --> 00:02:11,064 ♬~ 33 00:02:11,064 --> 00:02:14,601 ♬~ 34 00:02:14,601 --> 00:02:18,071 ♬~ 35 00:02:18,071 --> 00:02:22,075 ♬~ 36 00:02:22,075 --> 00:02:29,616 ♬~ 37 00:02:29,616 --> 00:02:33,654 ♬~ 38 00:02:33,654 --> 00:02:53,573 ♬~ 39 00:02:53,573 --> 00:03:04,084 ♬~ 40 00:03:04,084 --> 00:03:09,156 ♬~ 41 00:03:09,156 --> 00:03:27,140 ♬~ 42 00:03:34,047 --> 00:03:36,049 (足音) あ? 43 00:03:36,049 --> 00:03:39,052 よう 待たせたな。 44 00:03:39,052 --> 00:03:42,556 誰だ お前。 あぁ 増援だ。 45 00:03:42,556 --> 00:03:46,059 増援? 何だ そのガキは。 46 00:03:46,059 --> 00:03:48,562 むぅ~。 47 00:03:48,562 --> 00:03:52,132 こっちは銀行強盗の帰りなんだよ。 48 00:03:52,132 --> 00:03:55,569 ≪茨≫の陛下も また妙なことを考えるよな。 49 00:03:55,569 --> 00:03:57,537 あ? 何のことだ? 50 00:03:57,537 --> 00:04:02,042 知らないのか? おい 説明してさしあげろ。 51 00:04:02,042 --> 00:04:05,045 はい? あ? 52 00:04:05,045 --> 00:04:07,047 ごっ…。 53 00:04:07,047 --> 00:04:09,015 お… の…。 54 00:04:11,084 --> 00:04:13,620 あぁ… あ…。 55 00:04:13,620 --> 00:04:16,556 かっ… かっ…。 56 00:04:16,556 --> 00:04:19,059 かっ かっ…。 57 00:04:24,531 --> 00:04:27,067 師匠➡ 58 00:04:27,067 --> 00:04:31,037 殺す必要はなかったと思います。 59 00:04:31,037 --> 00:04:33,106 そうか。 60 00:04:33,106 --> 00:04:35,642 別に弁解はしない。 61 00:04:35,642 --> 00:04:39,546 もっと すご腕の勇者なら うまくやれたかもな。 62 00:04:39,546 --> 00:04:43,049 けど 俺には この辺が妥当なやり方だ。 63 00:04:44,551 --> 00:04:47,053 論点は そこではないと思います。 64 00:04:47,053 --> 00:04:50,557 勇者の仕事… 治安を守る過程で➡ 65 00:04:50,557 --> 00:04:54,027 人命を軽視することは 許されるのでしょうか? 66 00:04:54,027 --> 00:04:56,096 どのように困難であれ➡ 67 00:04:56,096 --> 00:04:59,633 私は そうした面で 妥協をしたくありません! 68 00:04:59,633 --> 00:05:01,635 フッ。 (撃ち込む音) 69 00:05:03,036 --> 00:05:08,074 素晴らしいスピーチだ お前は ここで待ってろ。 70 00:05:08,074 --> 00:05:14,047 いえ 私も行きます 仲間が救助を待っています。 71 00:05:14,047 --> 00:05:16,049 (撃ち込む音) それと…。 72 00:05:17,551 --> 00:05:21,555 次は師匠の殺人を止められるよう 努力します。 73 00:05:24,624 --> 00:05:29,563 (沢村) あぁ⁉ 1階が全滅⁉ 見張りは何やってる! 74 00:05:29,563 --> 00:05:33,066 おい コラ! 敵は本当に1人なのか⁉ 75 00:05:33,066 --> 00:05:38,038 これ ヤバいっすよ 沢村さん 陛下のとこに戻りましょうよ~。 76 00:05:38,038 --> 00:05:40,040 (沢村) うっ! ん? 77 00:05:44,578 --> 00:05:46,046 うっ! 78 00:05:47,047 --> 00:05:48,548 (銃声) 79 00:05:52,118 --> 00:05:56,056 あの印堂ってヤツ かなり できるみたいだな。 80 00:05:56,056 --> 00:06:01,061 勇者には向いてるたちだ お前と違って。 81 00:06:01,061 --> 00:06:06,032 雪音は… 彼女には事情がありますから。 82 00:06:06,032 --> 00:06:09,069 へぇ… まぁでも あいつがこのまま➡ 83 00:06:09,069 --> 00:06:13,106 ≪琥珀の茨≫卿を 倒せるかといえば無理だろうな。 84 00:06:13,106 --> 00:06:15,075 確実に負ける。 85 00:06:17,143 --> 00:06:21,047 なぜでしょうか? 理由を伺っても? 86 00:06:21,047 --> 00:06:23,550 ≪琥珀の茨≫のエーテル知覚は➡ 87 00:06:23,550 --> 00:06:27,554 瞬間移動の類いに対して 相性がいい。 88 00:06:27,554 --> 00:06:33,560 こう… 背後に跳んで一撃入れる ってやり方は 通用しないはずだ。 89 00:06:33,560 --> 00:06:37,063 ふむ 師匠は かの魔王の能力について➡ 90 00:06:37,063 --> 00:06:39,633 ご存じなのですね! 91 00:06:39,633 --> 00:06:42,135 その「師匠」ってのやめろ。 92 00:06:42,135 --> 00:06:44,537 ご存じだけど お前には教えねえよ。 93 00:06:44,537 --> 00:06:48,041 ですが 私も 魔王との決戦では少しでも…。 94 00:06:48,041 --> 00:06:51,044 何もするなよ! 何もするな。 95 00:06:51,044 --> 00:06:54,547 目立たないように黙って立ってろ。 96 00:06:54,547 --> 00:06:56,549 えっ。 97 00:06:59,552 --> 00:07:02,088 あと お前のエーテル知覚な…。 98 00:07:02,088 --> 00:07:05,158 はい 師匠! 私のエーテル知覚は…! 99 00:07:05,158 --> 00:07:07,560 いや 何でもいいんだけど➡ 100 00:07:07,560 --> 00:07:10,563 とにかく それが何であれ 絶対に使うな。 101 00:07:12,065 --> 00:07:15,535 素人の援護なんて クソ邪魔なだけだし➡ 102 00:07:15,535 --> 00:07:18,038 下手すると俺が死ぬ。 103 00:07:18,038 --> 00:07:21,041 ですが 師匠! 私のエーテル知覚なら…! 104 00:07:28,615 --> 00:07:31,551 おい! そっちは印堂がクリアしてない。 105 00:07:31,551 --> 00:07:34,054 迂回するぞ。 106 00:07:34,054 --> 00:07:38,525 いいえ 師匠 背を向けるべきではありません。 107 00:07:40,060 --> 00:07:43,063 あの角の向こうに敵がいます! 108 00:07:43,063 --> 00:07:46,566 あぁ… だからだよ 死ね! 109 00:07:46,566 --> 00:07:49,069 (銃声) 110 00:07:49,069 --> 00:07:53,673 《城ヶ峰の能力… 感知系か?》 111 00:07:53,673 --> 00:07:58,645 《何にせよ 俺の能力に 後出しの援護は間に合わない》 112 00:08:00,046 --> 00:08:04,084 《俺のエーテル知覚は 体感時間の延長》 113 00:08:04,084 --> 00:08:08,054 《他人から見れば 思考速度や反射力の強化だ》 114 00:08:09,556 --> 00:08:13,059 《俺の目は 放たれた銃弾の一つ一つを➡ 115 00:08:13,059 --> 00:08:17,030 スローモーションの映画のように はっきりと視認できる》 116 00:08:20,100 --> 00:08:23,570 《その軌道は当たるのか》 117 00:08:23,570 --> 00:08:26,573 《どう動けば回避できるか》 118 00:08:26,573 --> 00:08:30,977 《そういうことを 十分 考えながら対処できる》 119 00:08:32,078 --> 00:08:33,546 (銃声) 120 00:08:34,581 --> 00:08:37,050 《これは 大きなアドバンテージだ》 121 00:08:41,020 --> 00:08:45,625 《戦いは よく見て よく考えた方が勝つ》 122 00:08:45,625 --> 00:08:48,161 《俺の師匠もそう言っていた》 123 00:08:48,161 --> 00:08:51,030 《問題は➡ 124 00:08:51,030 --> 00:08:53,533 これだ》 125 00:08:53,533 --> 00:08:57,570 《E3 エーテルの強化ってやつは➡ 126 00:08:57,570 --> 00:09:01,541 使用者の攻撃衝動を 極度に増幅させる》 127 00:09:01,541 --> 00:09:04,043 《こいつに のまれるようだと➡ 128 00:09:04,043 --> 00:09:09,082 直に魔王の連中みたいに 頭がイカれちまう》 129 00:09:09,082 --> 00:09:14,053 《大丈夫だ 全員 完璧に殺せている》 130 00:09:14,053 --> 00:09:20,059 《重要なのは 戻るべき日常を イメージすることだ》 131 00:09:21,561 --> 00:09:23,563 《ビール》 132 00:09:23,563 --> 00:09:25,565 《ピザ》 133 00:09:25,565 --> 00:09:27,567 《カードゲーム》 134 00:09:27,567 --> 00:09:35,642 ♬~ 135 00:09:35,642 --> 00:09:37,610 はぁ…。 136 00:09:41,047 --> 00:09:43,550 よし。 137 00:09:43,550 --> 00:09:45,552 あ…。 138 00:09:48,555 --> 00:09:52,091 (足音) 139 00:09:52,091 --> 00:09:54,561 このフロアだけ 雰囲気が違いますね。 140 00:09:54,561 --> 00:09:56,596 ハッタリだ。 141 00:09:56,596 --> 00:10:00,066 魔王ってのは ナメられたら 終わりの商売だからな。 142 00:10:02,168 --> 00:10:05,071 《あれが ≪琥珀の茨≫卿の部屋か》 143 00:10:05,071 --> 00:10:07,540 《分かりやすくて結構》 144 00:10:07,540 --> 00:10:10,076 お前 マジで まだついてくんの? 145 00:10:10,076 --> 00:10:12,579 はい! まぁ いいけど。 146 00:10:12,579 --> 00:10:14,581 何もするなよ。 147 00:10:14,581 --> 00:10:18,084 俺の華麗な計略を 台無しにされると困る。 148 00:10:18,084 --> 00:10:20,587 ご心配なく! この城ヶ峰➡ 149 00:10:20,587 --> 00:10:24,090 師匠のお考えは 完璧に理解しています! 150 00:10:26,192 --> 00:10:29,062 じゃあ その「師匠」ってのやめろ。 151 00:10:29,062 --> 00:10:31,965 何のつもりか知らねえけどな 勝手に…。 152 00:10:33,066 --> 00:10:34,567 あっ! 153 00:10:34,567 --> 00:10:39,572 《印堂! 全身に裂傷 右足が折れてるか?》 154 00:10:39,572 --> 00:10:41,574 《致命傷は なし》 155 00:10:41,574 --> 00:10:45,078 《このままだと 階段から転げ落ちるな》 156 00:10:47,146 --> 00:10:51,584 《クソ… 別に助けてやる義理もないが》 157 00:10:51,584 --> 00:10:54,587 《俺だって 道に空き缶が落ちてれば➡ 158 00:10:54,587 --> 00:10:57,056 拾ってゴミ箱に入れるくらいは する》 159 00:11:00,093 --> 00:11:01,561 (印堂) あ…。 160 00:11:01,561 --> 00:11:04,097 雪音! 161 00:11:04,097 --> 00:11:06,132 あなたは…。 162 00:11:06,132 --> 00:11:09,135 よう 雑魚戦ご苦労さん。 163 00:11:11,070 --> 00:11:15,575 遅くなって すまなかった あとは 我々に任せて休め。 164 00:11:15,575 --> 00:11:17,577 おう マジでそれ。 165 00:11:17,577 --> 00:11:20,079 せいぜい その辺で寝てろ。 166 00:11:20,079 --> 00:11:22,549 才能ないよ お前。 167 00:11:26,119 --> 00:11:32,559 ♬~ 168 00:11:32,559 --> 00:11:35,061 セーラ! 169 00:11:35,061 --> 00:11:38,031 (セーラ) 亜希…。 170 00:11:38,031 --> 00:11:41,034 あたしのことは放っておけって 言っただろ! 171 00:11:41,034 --> 00:11:43,536 これは あたしの責に…。 172 00:11:43,536 --> 00:11:45,572 何だ その野郎は! 173 00:11:45,572 --> 00:11:50,109 おいおい 随分 柄の悪いお姫様だな。 174 00:11:50,109 --> 00:11:52,645 あぁ⁉ 誰だ あんた! 175 00:11:52,645 --> 00:11:55,048 親父が雇ったのか⁉ 176 00:11:55,048 --> 00:11:57,550 違う セーラ! 私と雪音だ! 177 00:11:57,550 --> 00:12:02,055 もう大丈夫だ! 私たちが来た! 178 00:12:02,055 --> 00:12:06,059 来るな 亜希! こいつは…。 179 00:12:06,059 --> 00:12:08,094 あっ! セーラ! 180 00:12:08,094 --> 00:12:09,562 うごっ! 181 00:12:12,098 --> 00:12:14,634 (琥珀の茨) 来客の多い日だ。 182 00:12:14,634 --> 00:12:19,572 学園の小娘の次は どこの野良犬だ? 貴様は…。 183 00:12:19,572 --> 00:12:25,044 私の夜を騒がせたこと 万死に値する。 184 00:12:25,044 --> 00:12:27,080 知るか バカめ。 185 00:12:27,080 --> 00:12:29,582 ゲームは終わりだ ≪琥珀の茨≫卿。 186 00:12:29,582 --> 00:12:32,952 くっ…。 お前 もうすぐ死ぬぜ。 187 00:12:41,027 --> 00:12:44,030 《魔王 ≪琥珀の茨≫卿》 188 00:12:44,030 --> 00:12:47,033 《配下に他の魔王認定者なし》 189 00:12:47,033 --> 00:12:51,537 《眷属は チンピラと 大差ないヤツが40名程度》 190 00:12:51,537 --> 00:12:55,541 《円卓財団から懸けられている 賞金は300万》 191 00:12:55,541 --> 00:13:00,613 《一晩で回収できれば ボロい商売というやつだ》 192 00:13:00,613 --> 00:13:04,117 (琥珀の茨) 貴様は… どこからだ? 193 00:13:06,052 --> 00:13:10,056 つまり 貴様がよこされたのか? 194 00:13:12,058 --> 00:13:17,063 まさか… 本当にあの薬は…。 195 00:13:17,063 --> 00:13:18,564 ん? 196 00:13:18,564 --> 00:13:20,533 《妙な質問だ》 197 00:13:20,533 --> 00:13:26,139 《俺がアカデミーや何かの組織に 雇われたと勘違いしてるのか?》 198 00:13:26,139 --> 00:13:30,009 《何であれ 動揺してるなら好都合だ》 199 00:13:30,009 --> 00:13:34,514 そうだな 正直 俺も驚いてるよ。 200 00:13:34,514 --> 00:13:36,516 いや 本当なら…。 201 00:13:38,551 --> 00:13:41,521 こんな急ぎ仕事は 受けないんだけどな。 202 00:13:41,521 --> 00:13:46,526 イシノオのヤツがナメたこと 抜かすから しょうがねえ。 203 00:13:46,526 --> 00:13:49,562 (琥珀の茨) イシノオとはヤツのことなのか? 204 00:13:49,562 --> 00:13:51,631 それが名前か? 205 00:13:51,631 --> 00:13:55,535 名前か… そうだな 名前といえば。 206 00:13:55,535 --> 00:13:59,539 知ってるか? イシノオの趣味は…。 207 00:14:02,542 --> 00:14:04,010 (琥珀の茨) あっ…。 208 00:14:08,047 --> 00:14:09,515 くっ! 209 00:14:09,515 --> 00:14:12,585 《何の殺傷力もない発煙弾》 210 00:14:12,585 --> 00:14:16,522 《この煙幕は 視界を遮るためのものじゃない》 211 00:14:16,522 --> 00:14:19,525 《むしろ はっきり 見えるようにするためだ》 212 00:14:21,027 --> 00:14:24,030 《≪琥珀の茨≫卿の 能力の正体は➡ 213 00:14:24,030 --> 00:14:28,067 ここらのプロ勇者の間では 既に知られている》 214 00:14:28,067 --> 00:14:31,037 《ヤツには空間のあちこちに➡ 215 00:14:31,037 --> 00:14:34,540 棘を持った植物の蔓が 見えるらしい》 216 00:14:34,540 --> 00:14:38,111 《そいつを操って 離れた相手を攻撃したり➡ 217 00:14:38,111 --> 00:14:41,147 拘束したりするわけだ》 218 00:14:41,147 --> 00:14:45,551 《そのビジョンは≪琥珀の茨≫卿 本人にしか見えない》 219 00:14:45,551 --> 00:14:48,554 《回避も防御も困難だ》 220 00:14:48,554 --> 00:14:51,023 《通常ならば》 221 00:14:55,561 --> 00:14:57,063 あっ! 222 00:14:57,063 --> 00:15:02,101 《この煙の中なら 繰り出される 蔓の動きが見える》 223 00:15:02,101 --> 00:15:04,137 《そして 俺ならば➡ 224 00:15:04,137 --> 00:15:09,609 十分な時間を費やして その軌道を読むことが可能だ》 225 00:15:12,044 --> 00:15:14,046 近づくな! 226 00:15:14,046 --> 00:15:17,049 《つぶしの利かない エーテル知覚に頼って➡ 227 00:15:17,049 --> 00:15:22,054 剣や盾の扱いも知らない その程度の小物》 228 00:15:22,054 --> 00:15:24,056 《俺の敵じゃない》 229 00:15:25,591 --> 00:15:27,059 ぐわっ! 230 00:15:28,060 --> 00:15:30,062 (琥珀の茨) あぁ… あ…。 231 00:15:32,131 --> 00:15:33,633 あぁ…。 232 00:15:33,633 --> 00:15:35,568 《よし》 233 00:15:35,568 --> 00:15:37,537 《このまま首を…》 234 00:15:44,544 --> 00:15:46,546 (琥珀の茨) うおっ! あっ! 235 00:15:48,548 --> 00:15:51,050 《あっ!》 236 00:15:51,050 --> 00:15:53,085 《再生している⁉》 237 00:15:53,085 --> 00:15:57,523 《何だ? 眷属のエーテル知覚か?》 238 00:15:57,523 --> 00:16:01,027 《いや 理由を考えるのは 後でいい》 239 00:16:01,027 --> 00:16:03,529 《この速度は よけられない!》 240 00:16:06,532 --> 00:16:09,035 うっ! 師匠! 241 00:16:13,539 --> 00:16:16,576 くっ… 何だ これは。 242 00:16:16,576 --> 00:16:26,052 ♬~ 243 00:16:26,052 --> 00:16:28,020 あっ! 244 00:16:28,020 --> 00:16:30,523 やめろ…! 245 00:16:32,525 --> 00:16:35,027 (男) うっ… う…。 246 00:16:35,027 --> 00:16:39,031 あいつ… 制御できてないのか⁉ 247 00:16:39,031 --> 00:16:47,039 ♬~ 248 00:16:51,010 --> 00:16:53,546 《最悪だ…》 249 00:16:53,546 --> 00:16:58,518 《何か分からんが あの腕は完全に暴走している》 250 00:16:58,518 --> 00:17:03,022 《印堂の体勢では セーラをかばい切れない》 251 00:17:03,022 --> 00:17:07,026 《素人が…! 勝手に動きやがって!》 252 00:17:07,026 --> 00:17:10,096 《頭を蹴りつぶしてやりたい!》 253 00:17:10,096 --> 00:17:14,033 《いや この衝動は薬のせいだ》 254 00:17:14,033 --> 00:17:18,537 《俺の仕事は ≪琥珀の茨≫卿をぶち殺して➡ 255 00:17:18,537 --> 00:17:21,541 あの小娘どもを助けること》 256 00:17:21,541 --> 00:17:25,544 《腕が振り下ろされるまで 優に1秒》 257 00:17:25,544 --> 00:17:27,513 《考えろ》 258 00:17:29,048 --> 00:17:34,120 《戦いは よく見て よく考えた方が勝つ》 259 00:17:34,120 --> 00:17:36,522 《右手は… ダメだ》 260 00:17:36,522 --> 00:17:42,528 《あの腕や≪琥珀の茨≫卿の首を 一撃で切り落とすのは難しい》 261 00:17:42,528 --> 00:17:44,530 《もし できても➡ 262 00:17:44,530 --> 00:17:48,034 腕は勢いを失わずに 2人をたたきつぶす》 263 00:17:48,034 --> 00:17:51,037 《E3で 強化されてないセーラの方は➡ 264 00:17:51,037 --> 00:17:53,072 即死を免れない》 265 00:17:53,072 --> 00:17:57,143 《どうする? 選択肢 その1》 266 00:17:57,143 --> 00:18:00,513 《あの2人には 取りあえず死んでもらう》 267 00:18:00,513 --> 00:18:05,518 《そうすれば 俺は安全に ≪琥珀の茨≫卿を殺せる》 268 00:18:07,620 --> 00:18:09,555 (鷹宮)⸨そうだな⸩ 269 00:18:09,555 --> 00:18:14,560 (鷹宮)⸨口先で言える 夢だの理想だのなんて➡ 270 00:18:14,560 --> 00:18:17,096 クソほどの意味もねえ⸩ 271 00:18:17,096 --> 00:18:22,668 ⸨てめぇの命とか 安全が懸かってなけりゃよ➡ 272 00:18:22,668 --> 00:18:27,640 誰だって クズ以下の クソ野郎じゃないふりができる⸩ 273 00:18:32,044 --> 00:18:37,550 《そう そうだよな 分かってるよ 師匠》 274 00:18:37,550 --> 00:18:41,087 《フッ けどさぁ マジで➡ 275 00:18:41,087 --> 00:18:43,556 やってられるか こんなの‼》 276 00:18:46,092 --> 00:18:47,560 くっ! 277 00:18:49,095 --> 00:18:50,563 《うっ…》 278 00:18:52,631 --> 00:18:56,569 《問題は ここからだ》 279 00:18:56,569 --> 00:19:01,574 《こんな状態から どうやって ≪琥珀の茨≫を殺す?》 280 00:19:01,574 --> 00:19:05,544 《あの腕は また俺たちを 殴りつけてくるだろう》 281 00:19:05,544 --> 00:19:11,550 《印堂 こいつの能力は? セーラを連れて跳べるか?》 282 00:19:11,550 --> 00:19:13,052 印堂! 283 00:19:16,155 --> 00:19:19,191 《クソ 何をほうけてやがる》 284 00:19:19,191 --> 00:19:21,660 《ぶっ殺すぞ このガキ!》 285 00:19:22,561 --> 00:19:24,030 ぐわっ! 286 00:19:30,069 --> 00:19:32,571 《よし》 287 00:19:32,571 --> 00:19:35,074 《いや よくない》 288 00:19:36,542 --> 00:19:39,512 《反撃しなければ…》 289 00:19:45,651 --> 00:19:47,620 くっ…。 290 00:19:50,056 --> 00:19:53,559 《ダメだ… 死ぬか?》 291 00:19:53,559 --> 00:19:58,564 《俺が こんなアホみたいな状況で?》 292 00:19:58,564 --> 00:20:02,468 《いや いつだって覚悟はしてきた》 293 00:20:04,537 --> 00:20:08,607 《人殺しの クズとしての人生でも➡ 294 00:20:08,607 --> 00:20:13,612 こんな終わり方なら 少しはマシな…》 295 00:20:24,056 --> 00:20:27,093 (琥珀の茨) がぁ~~‼ あ? 296 00:20:27,093 --> 00:20:29,061 と~う! 297 00:20:30,062 --> 00:20:32,098 フン フン フン フン フン…! (琥珀の茨) 痛っ… 痛い! 298 00:20:32,098 --> 00:20:34,066 やめろ! やめろ! 《えぇ?》 299 00:20:36,068 --> 00:20:38,037 はぁ~! おぉ…。 300 00:20:39,572 --> 00:20:43,042 まさしく完璧な 師弟のコンビネーションでした! 301 00:20:45,177 --> 00:20:50,049 《いや ていうか あれだけ 何もするなっつったのに!》 302 00:20:50,049 --> 00:20:52,551 そうですね! 《ん?》 303 00:20:52,551 --> 00:20:57,556 《そうか つまり お前のエーテル知覚は…》 304 00:20:57,556 --> 00:20:59,558 はい! 305 00:21:03,062 --> 00:21:07,099 私には 人の思考が聞き取れます! 306 00:21:07,099 --> 00:21:09,068 あ…。 307 00:21:10,136 --> 00:21:30,055 ♬~ 308 00:21:30,055 --> 00:21:50,042 ♬~ 309 00:21:50,042 --> 00:22:00,019 ♬~ 310 00:22:00,019 --> 00:22:03,556 ♬~ 311 00:22:03,556 --> 00:22:23,509 ♬~ 312 00:22:23,509 --> 00:22:30,049 ♬~ 313 00:22:30,049 --> 00:22:35,521 ♬~ 314 00:22:35,521 --> 00:22:39,024 ♬~