1 00:00:02,002 --> 00:00:05,505 (ヤシロの足音) 2 00:00:09,009 --> 00:00:12,012 (アーサー) 時間通りだったな。 3 00:00:14,515 --> 00:00:17,517 (アーサー) ≪死神≫ヤシロ 入ってくれ。 4 00:00:17,517 --> 00:00:20,020 早く終わらせよう。 5 00:00:20,020 --> 00:00:23,523 (ヤシロ) アーサー王は未来が見えるのか? 6 00:00:23,523 --> 00:00:27,527 あんたは娘みたいな ボンクラじゃないって? 7 00:00:27,527 --> 00:00:30,531 余計な話題は必要ない。 8 00:00:30,531 --> 00:00:33,533 お互いにそうだろう。 9 00:00:35,535 --> 00:00:40,541 実のところ 私も娘と同じく 脅威を感知できる。 10 00:00:40,541 --> 00:00:43,544 私は その脅威がどんなものか➡ 11 00:00:43,544 --> 00:00:46,547 いつ どうやって訪れるか 分かる。 12 00:00:46,547 --> 00:00:49,049 それだけだ。 13 00:00:49,049 --> 00:00:53,053 君が探しているのは これか? 14 00:00:56,556 --> 00:00:59,993 ドラゴンは アーサー王の 象徴として使われてた➡ 15 00:00:59,993 --> 00:01:02,496 …って伝説があったよな。 16 00:01:02,496 --> 00:01:04,498 そういう遊びか? 17 00:01:04,498 --> 00:01:07,000 君に言わせれば そういうことだろう。 18 00:01:07,000 --> 00:01:09,503 単なるジョークだと。 19 00:01:09,503 --> 00:01:11,505 しかし➡ 20 00:01:11,505 --> 00:01:17,010 これを始めた初代は真剣だったと 私は考えている。 21 00:01:18,512 --> 00:01:22,015 私がハーフ・ドラゴンのおさだ。 22 00:01:25,018 --> 00:01:28,021 そうだろうな。 23 00:01:29,022 --> 00:01:49,042 ♬~ 24 00:01:49,042 --> 00:02:03,991 ♬~ 25 00:02:03,991 --> 00:02:07,995 ♬~ 26 00:02:07,995 --> 00:02:28,015 ♬~ 27 00:02:28,015 --> 00:02:45,532 ♬~ 28 00:02:45,532 --> 00:02:49,536 ♬~ 29 00:02:49,536 --> 00:02:56,043 ♬~ 30 00:02:56,043 --> 00:02:58,045 ♬~ 31 00:03:04,985 --> 00:03:06,987 《ハーフ・ドラゴン》 32 00:03:06,987 --> 00:03:09,489 《魔王たちによる同盟》 33 00:03:09,489 --> 00:03:12,993 《その黒幕が アーサー王である可能性に➡ 34 00:03:12,993 --> 00:03:14,995 俺は気付いていた》 35 00:03:14,995 --> 00:03:18,498 《だが 接触はしなかった》 36 00:03:18,498 --> 00:03:24,004 《怖かったからだ この男を敵に回すことが》 37 00:03:26,006 --> 00:03:28,008 (アーサー) 君のおかげで➡ 38 00:03:28,008 --> 00:03:32,512 ≪嵐の柩≫卿の件は 穏便に片が付いた。 39 00:03:32,512 --> 00:03:35,515 彼女は 城ヶ峰亜希を 取引材料として➡ 40 00:03:35,515 --> 00:03:39,019 同盟に 交渉するつもりだったはずだ。 41 00:03:39,019 --> 00:03:44,024 そうなれば より面倒なことになっていた。 42 00:03:44,024 --> 00:03:47,527 そうしたら どうする気だった? 43 00:03:50,030 --> 00:03:53,033 あの かわいそうな モルモットを見捨てて➡ 44 00:03:53,033 --> 00:03:55,535 攻撃してたか? 45 00:03:55,535 --> 00:03:59,973 賛成だ あいつムカつくからな。 46 00:03:59,973 --> 00:04:02,976 場合によっては。 47 00:04:02,976 --> 00:04:05,979 だが あれは友人の娘だ。 48 00:04:05,979 --> 00:04:09,483 個人的な感傷と 同盟からの意見によって➡ 49 00:04:09,483 --> 00:04:14,988 私が≪嵐の柩≫卿に 譲歩した可能性はある。 50 00:04:14,988 --> 00:04:19,493 セーラが捕まってたとしたら どうだ? 51 00:04:19,493 --> 00:04:22,996 随分と意地の悪い質問だ。 52 00:04:22,996 --> 00:04:26,500 だが 答えは ひとつ。 53 00:04:26,500 --> 00:04:31,505 勇者として 魔王と取引することはない。 54 00:04:31,505 --> 00:04:35,008 《アーサー王に 人質は通用しない》 55 00:04:35,008 --> 00:04:38,011 《だから ≪嵐の柩≫卿が 捕まえたのは➡ 56 00:04:38,011 --> 00:04:42,516 同盟にとって価値がある 城ヶ峰の方だった》 57 00:04:42,516 --> 00:04:46,019 娘に嫌われるわけだな。 58 00:04:46,019 --> 00:04:48,522 私の方からも聞くことがある。 59 00:04:48,522 --> 00:04:50,524 かけたまえ。 60 00:04:53,026 --> 00:04:58,031 私がハーフ・ドラゴンだと 気付いたのは 何が発端だ? 61 00:04:58,031 --> 00:05:03,970 貴重な実験体のはずの城ヶ峰が アカデミーにいることとかだな。 62 00:05:03,970 --> 00:05:06,973 けど それ以前に➡ 63 00:05:06,973 --> 00:05:10,977 俺はレヴィたちと この学校で会ってんだぜ。 64 00:05:10,977 --> 00:05:14,981 (ヤシロの声) あいつの クライアントが誰なのか。 65 00:05:14,981 --> 00:05:17,984 あんたに意識が向くのは当然だろ。 66 00:05:17,984 --> 00:05:19,986 ふむ。 67 00:05:21,488 --> 00:05:26,493 イシノオのことを知ったのは あのすぐ後だ。 68 00:05:26,493 --> 00:05:28,495 なるほど。 69 00:05:28,495 --> 00:05:32,999 では あれは あくまで 偶然の遭遇だったということか。 70 00:05:32,999 --> 00:05:36,002 ヤツらは あんたが差し向けたんだろ? 71 00:05:36,002 --> 00:05:40,507 ああ 君が≪嵐の柩≫卿に 動かされている可能性を➡ 72 00:05:40,507 --> 00:05:44,010 考慮する必要があった。 73 00:05:44,010 --> 00:05:49,516 しかし あの時点で 明確な敵意はなかったわけだ。 74 00:05:49,516 --> 00:05:54,020 敵意はあった 嫌がらせだ。 75 00:05:56,022 --> 00:06:00,961 今日も あんたをイラつかせて コケにしてやろうと思った。 76 00:06:00,961 --> 00:06:07,467 意外だな 君は もっと賢く 現実主義者だと思っていた。 77 00:06:09,469 --> 00:06:13,974 イシノオは 何で死ぬ必要があった? 78 00:06:17,477 --> 00:06:21,982 あいつは確かに 死んだ方がマシなクズだった。 79 00:06:21,982 --> 00:06:24,985 だからか? 80 00:06:24,985 --> 00:06:27,487 おい。 81 00:06:27,487 --> 00:06:30,991 彼には期待していた。 82 00:06:30,991 --> 00:06:35,996 ≪嵐の柩≫卿の信頼できる側近を 全て殺した。 83 00:06:35,996 --> 00:06:37,998 結果として➡ 84 00:06:37,998 --> 00:06:42,502 あの女はレヴィのような輩に 頼るしかなくなった。 85 00:06:42,502 --> 00:06:44,504 それだ。 86 00:06:44,504 --> 00:06:47,507 あんたなら 止められたんじゃねえのか? 87 00:06:49,509 --> 00:06:51,511 あいつらに手引きさせて➡ 88 00:06:51,511 --> 00:06:55,515 イシノオに≪嵐の柩≫卿を やらせたって よかっただろ。 89 00:06:55,515 --> 00:06:59,519 それは ≪音楽屋≫の方から断られた。 90 00:07:01,454 --> 00:07:04,457 (アーサーの声) 部下をやって交渉させたが…。 91 00:07:04,457 --> 00:07:09,462 いわく 「自分にも 仕事を選ぶ権利がある」と。 92 00:07:09,462 --> 00:07:19,472 ♬~ 93 00:07:19,472 --> 00:07:23,476 私に責任があることは否定しない。 94 00:07:23,476 --> 00:07:28,982 レヴィたちを≪嵐の柩≫卿に 接近させておく必要があった。 95 00:07:32,986 --> 00:07:34,988 フッ。 96 00:07:34,988 --> 00:07:37,991 ≪諸手の楔≫は あんたらのことを➡ 97 00:07:37,991 --> 00:07:41,494 武器商人みたいなもんだ って言ってた。 98 00:07:41,494 --> 00:07:46,499 E4を売るために 抗争をあおってるってな。 99 00:07:47,500 --> 00:07:50,503 やや偏った見方だ。 100 00:07:50,503 --> 00:07:54,507 魔法薬が生む利益は さほど重要ではない。 101 00:07:56,509 --> 00:07:59,012 あんたの目的は何だ? 102 00:07:59,012 --> 00:08:03,016 アーサー王が何のために 魔王どもと なれ合ってる。 103 00:08:04,451 --> 00:08:06,453 混沌。 104 00:08:08,455 --> 00:08:13,460 魔王たちには 適度に争ってもらう必要がある。 105 00:08:13,460 --> 00:08:17,464 極度に肥大化した勢力の出現は 危険だ。 106 00:08:17,464 --> 00:08:20,967 勇者という仕事にとってはな。 107 00:08:22,469 --> 00:08:24,971 私は ハーフ・ドラゴンのおさとして➡ 108 00:08:24,971 --> 00:08:28,475 間引きと調停の役目を担う。 109 00:08:28,475 --> 00:08:31,478 手頃なターゲットは飼っておく。 110 00:08:31,478 --> 00:08:33,980 暴力の養殖だろ? 111 00:08:33,980 --> 00:08:35,982 一理ある。 112 00:08:35,982 --> 00:08:41,488 しかし 魔王たちにとっても コントロールは必要だ。 113 00:08:41,488 --> 00:08:43,990 私の方針は むしろ➡ 114 00:08:43,990 --> 00:08:47,494 大多数の魔王から支持されている。 115 00:08:47,494 --> 00:08:51,998 ≪嵐の柩≫卿の失踪は いい教訓となっただろう。 116 00:08:51,998 --> 00:08:54,000 多くの魔王は➡ 117 00:08:54,000 --> 00:08:59,005 さまざまな意味で おのれが脆弱で あることを自覚していない。 118 00:08:59,005 --> 00:09:02,442 ハッ… 勇者はもっと不安定だ。 119 00:09:02,442 --> 00:09:05,445 あんたみたいな金持ちでもな。 120 00:09:05,445 --> 00:09:07,447 その通り。 121 00:09:07,447 --> 00:09:12,952 魔王の存在がなければ 我々は ただの殺人者だからな。 122 00:09:12,952 --> 00:09:18,958 我々は 最低のクズであることを 自覚しなければならない。 123 00:09:18,958 --> 00:09:21,961 君も同意見だろう。 124 00:09:21,961 --> 00:09:24,464 ≪死神≫ヤシロ。 125 00:09:26,466 --> 00:09:28,968 そうだな。 126 00:09:28,968 --> 00:09:33,473 結局 俺は一介の勇者だ。 127 00:09:33,473 --> 00:09:37,477 これ以上 どうしようって気も湧かねえ。 128 00:09:37,477 --> 00:09:41,481 イシノオのことが少し分かって よかった。 129 00:09:41,481 --> 00:09:44,484 それで上出来だと思っとくよ。 130 00:09:54,494 --> 00:09:57,997 じゃあな アーサー王。 131 00:10:09,509 --> 00:10:13,012 意外な行動だ。 132 00:10:13,012 --> 00:10:15,014 震えているな。 133 00:10:15,014 --> 00:10:17,016 恐怖しているのか? 134 00:10:17,016 --> 00:10:20,520 黙ってろ! ぶっ殺すぞ! 135 00:10:22,021 --> 00:10:25,024 俺たちは最低のクズだ。 136 00:10:25,024 --> 00:10:28,528 けど… あんたが それを言っちゃダメだろ! 137 00:10:28,528 --> 00:10:31,531 分かってんのか? あぁ⁉ 138 00:10:31,531 --> 00:10:35,034 勇者ってのはな 正義の味方だ! 139 00:10:35,034 --> 00:10:38,538 世界を少しでも良くするために 戦う! 140 00:10:38,538 --> 00:10:41,040 勇者は希望なんだ! 141 00:10:41,040 --> 00:10:43,543 それが いばらの道だとしても➡ 142 00:10:43,543 --> 00:10:47,046 最善を目指さない理由は 何もない! 143 00:10:47,046 --> 00:10:51,551 あんたがアーサー王なら 勇者こそは偉大な仕事だって➡ 144 00:10:51,551 --> 00:10:54,053 どうなっても言い張ってくれよ! 145 00:10:56,055 --> 00:11:01,494 私が理想論を口にすれば 君は満足なのか? 146 00:11:01,494 --> 00:11:04,497 口先だけのウソでも? 147 00:11:04,497 --> 00:11:06,100 ウソでいい。 148 00:11:06,100 --> 00:11:09,002 あんたの学校の生徒には➡ 149 00:11:09,002 --> 00:11:12,505 本当にそうだって 信じたいヤツがいる。 150 00:11:12,505 --> 00:11:19,512 ♬~ 151 00:11:19,512 --> 00:11:21,514 約束しろ。 152 00:11:23,016 --> 00:11:26,519 それだけで救われるヤツも いるんだよ。 153 00:11:29,022 --> 00:11:32,025 (ヤシロの声) 俺や あんたが クソ野郎だからって➡ 154 00:11:32,025 --> 00:11:37,030 後に続くヤツまで クソ野郎にするこたあない。 155 00:11:37,030 --> 00:11:40,033 あいつらは俺たちとは違う。 156 00:11:40,033 --> 00:11:44,537 勇者に憧れてるだけの 半端な未熟者だ。 157 00:11:46,539 --> 00:11:50,543 そうか… 理解した。 158 00:11:50,543 --> 00:11:52,545 結局のところ君は…。 159 00:11:52,545 --> 00:11:55,548 うるせぇ! 約束しろ! 160 00:11:55,548 --> 00:12:03,489 ♬~ 161 00:12:03,489 --> 00:12:06,993 分かった 約束しよう。 162 00:12:09,996 --> 00:12:15,001 しかし 君は なかなか矛盾した人間だな。 163 00:12:15,001 --> 00:12:18,504 愚直さと欺瞞が混在している。 164 00:12:22,008 --> 00:12:25,511 俺くらい正直なヤツはいねえよ。 165 00:12:28,514 --> 00:12:30,516 《ウソだ》 166 00:12:30,516 --> 00:12:36,522 《だが ウソつきと正直者が戦えば 必ずウソつきが勝つ》 167 00:12:41,027 --> 00:12:45,031 《理想は やがて 現実に勝てるかもしれない》 168 00:12:45,031 --> 00:12:47,533 《死ぬほどウソをつき続ければ➡ 169 00:12:47,533 --> 00:12:51,037 それが いつか真実を出し抜いて➡ 170 00:12:51,037 --> 00:12:54,540 本当のことになる日が くるかもしれない》 171 00:12:59,979 --> 00:13:05,485 《物事の悪い面ばかり見るのは 卒業してもいい頃だ》 172 00:13:05,485 --> 00:13:10,990 《俺だって 世界が善なるものだと 思いたい》 173 00:13:10,990 --> 00:13:14,994 《都合のいい理想を 眺めていたい》 174 00:13:14,994 --> 00:13:21,000 《いつも少しだけ 誇り高い気分で生きていたい》 175 00:13:21,000 --> 00:13:23,503 《自分のやっていることが➡ 176 00:13:23,503 --> 00:13:27,006 少しはマシなことだと 確信したい》 177 00:13:29,008 --> 00:13:32,011 《そういうウソを➡ 178 00:13:32,011 --> 00:13:35,515 俺は捨てられない》 179 00:13:35,515 --> 00:13:39,519 《きっと死ぬまで 捨てることはできないだろう》 180 00:14:07,980 --> 00:14:18,491 ♬~ 181 00:14:18,491 --> 00:14:20,493 (ドアベル) 182 00:14:20,493 --> 00:14:23,996 よう エド! (エド) 随分 早かったな。 183 00:14:23,996 --> 00:14:28,000 最初の客が貧乏人か 幸先が悪い。 184 00:14:28,000 --> 00:14:30,503 ひでぇ言い草だ。 185 00:14:30,503 --> 00:14:33,005 まぁでも 許してやるよ。 186 00:14:33,005 --> 00:14:37,009 今週末は キング・ロブの戦いを 見に行くんだ。 187 00:14:37,009 --> 00:14:40,513 お前には もったいないチャンスだな。 188 00:14:40,513 --> 00:14:42,014 フッ。 189 00:14:42,014 --> 00:14:45,518 そうだ サイン もらってきてやってもいいぜ。 190 00:14:45,518 --> 00:14:49,021 ファンサービスで ここでゲーム やってくれたりしねえかなぁ。 191 00:14:49,021 --> 00:14:53,025 やめろ! キングに迷惑がかかる! 192 00:14:55,528 --> 00:15:00,032 早く来過ぎた どっかで時間つぶすか。 193 00:15:01,467 --> 00:15:03,970 (走ってくる音) あっ。 194 00:15:03,970 --> 00:15:06,472 (ドアベル) (城ヶ峰) こんにちは! 195 00:15:06,472 --> 00:15:10,977 グーニーズ営業再開 おめでとうございます! 196 00:15:10,977 --> 00:15:16,482 はぁ… どけよ 俺はパチンコ行くから忙しい。 197 00:15:16,482 --> 00:15:21,988 どきません! 今日は ぜひ師匠に ご指導いただきたい課題があり! 198 00:15:21,988 --> 00:15:23,489 課題~? 199 00:15:23,489 --> 00:15:27,493 (セーラ) また 前みたいな 魔王討伐の演習があんだよ。 200 00:15:27,493 --> 00:15:30,997 (印堂) うん 教官の意見が聞きたい。 201 00:15:30,997 --> 00:15:33,100 そんなら いい案があるぜ。 202 00:15:33,100 --> 00:15:37,503 まずセーラが敵に捕まるだろ。 203 00:15:37,503 --> 00:15:40,506 で 城ヶ峰が路地裏に降ってくる。 204 00:15:40,506 --> 00:15:43,509 おい! 真面目に相談してるんだって! 205 00:15:43,509 --> 00:15:45,511 はぁ~。 206 00:15:45,511 --> 00:15:50,016 何でもいいが ここに居座る気なら何か注文しろ。 207 00:15:52,018 --> 00:15:55,021 はい! 私はオレンジジュースを お願いします! 208 00:15:55,021 --> 00:15:58,524 (セーラ) えっと~ コーヒーで。 牛乳。 209 00:15:58,524 --> 00:16:01,461 ファミレスのドリンクバーかよ。 210 00:16:01,461 --> 00:16:03,462 俺はビールな。 211 00:16:03,462 --> 00:16:06,466 おい! そこの新人バイト! 212 00:16:07,967 --> 00:16:09,969 (嵐の柩) はい…。 213 00:16:12,471 --> 00:16:15,975 駅前で ケバブと餃子でも買ってこい。 214 00:16:15,975 --> 00:16:21,981 あと ジョーやマルタも来るから でけぇピザも注文しとけ 3枚な。 215 00:16:21,981 --> 00:16:23,983 はぁ…。 216 00:16:23,983 --> 00:16:27,987 せっかく キッチンスペースが あるのに なぜ私が? 217 00:16:27,987 --> 00:16:29,989 エドの料理は まずいんだよ。 218 00:16:29,989 --> 00:16:31,991 んっ! 219 00:16:31,991 --> 00:16:33,993 さっさと行かねえと➡ 220 00:16:33,993 --> 00:16:37,997 お前の胸に埋め込んだ爆弾が ドッカ~ン!だからな。 221 00:16:37,997 --> 00:16:39,999 はいはい…。 222 00:16:42,001 --> 00:16:44,003 (嵐の柩) はぁ…。 223 00:16:44,003 --> 00:16:46,505 (ドアベル) (ドアが閉まる音) 224 00:16:48,007 --> 00:16:49,509 さすが師匠! 225 00:16:49,509 --> 00:16:54,514 ≪嵐の柩≫卿の再手術を手配し 魔王化を解除するのみならず➡ 226 00:16:54,514 --> 00:16:57,516 更生の機会まで与えるとは。 227 00:16:57,516 --> 00:17:01,954 それに実際は 爆弾を埋め込んでもいない。 228 00:17:01,954 --> 00:17:04,457 お前 それ あいつにバラすなよ。 229 00:17:04,457 --> 00:17:08,961 なかなか人道的な配慮です! んな金がなかったんだよ。 230 00:17:08,961 --> 00:17:12,465 またまた~ 分かってますよ 師匠! 231 00:17:12,465 --> 00:17:13,966 ぐぇ! 232 00:17:17,970 --> 00:17:22,475 あいつが金持って逃げたら 今度こそ殺すしかないな。 233 00:17:22,475 --> 00:17:24,977 (ドアベル) (ジョー) おう ヤシロ! 234 00:17:24,977 --> 00:17:29,482 ≪嵐の柩≫のヤツ 間抜けな格好でパシリに出てたな。 235 00:17:29,482 --> 00:17:31,484 (ジョー) ありゃ傑作だ。 236 00:17:31,484 --> 00:17:34,987 (マルタ) めちゃくちゃ にらまれたけどね 俺らは。 237 00:17:34,987 --> 00:17:37,990 マスター 見舞いに行けなくて すまんね。 238 00:17:37,990 --> 00:17:39,992 警察に追われてたもんで。 239 00:17:39,992 --> 00:17:43,996 はなから期待しとらん それより注文しろ。 240 00:17:43,996 --> 00:17:46,499 (ジョー) おう ビール3つだ。 241 00:17:46,499 --> 00:17:48,000 ん? 242 00:17:51,003 --> 00:17:53,005 何だ ジョー! 243 00:17:53,005 --> 00:17:56,008 2杯目おごってくれるのか? 聖人かよ! 244 00:17:56,008 --> 00:17:59,946 ちげぇわ! 今日は新入りがいるからな。 245 00:17:59,946 --> 00:18:02,949 おい 入れよ! ん? 246 00:18:02,949 --> 00:18:06,953 どうも… 失礼します。 247 00:18:08,955 --> 00:18:11,958 何だ こいつ マルタの仲間か? 248 00:18:11,958 --> 00:18:16,462 いや よく知らねえけど 勇者なのは確かだ。 249 00:18:16,462 --> 00:18:18,464 はぁ? (ジョー) こいつ➡ 250 00:18:18,464 --> 00:18:22,468 魔王がやってるカジノで 強盗しようとしたらしいんだよ。 251 00:18:22,468 --> 00:18:26,472 で 完全に失敗して 路地裏でボコされてた。 252 00:18:26,472 --> 00:18:28,474 へぇ~ センスあるな。 253 00:18:28,474 --> 00:18:30,977 いやっ 強盗のつもりじゃなくて➡ 254 00:18:30,977 --> 00:18:34,981 金目のもの盗んで抜け出すはずが 見つかっちゃって…。 255 00:18:34,981 --> 00:18:37,984 暴れて逃げようと思って…。 256 00:18:37,984 --> 00:18:40,987 ん? すげぇバカだ。 257 00:18:40,987 --> 00:18:42,989 お前 名前は? 258 00:18:42,989 --> 00:18:45,992 カズマです… 神宮寺。 259 00:18:45,992 --> 00:18:50,496 バ~カ 本名だろ それ! 偽名は? 260 00:18:50,496 --> 00:18:53,100 (カズマ) えっと… 先月 工場をクビになって➡ 261 00:18:53,100 --> 00:18:56,502 勇者になろうと思ったばっかで…。 262 00:18:56,502 --> 00:19:01,440 へぇ~ じゃあ 何か強そうな名前 考えねえとな。 263 00:19:01,440 --> 00:19:04,944 あっ お前 カードはできるか? 264 00:19:04,944 --> 00:19:06,946 ≪七つのメダリオン≫! 265 00:19:06,946 --> 00:19:08,948 何すか? それ。 266 00:19:08,948 --> 00:19:12,952 ヘッ! ヤシロに教わっちゃ おしまいだ。 267 00:19:12,952 --> 00:19:14,954 俺が師匠になってやる。 268 00:19:14,954 --> 00:19:17,957 いやいや 俺の弟子になれよ。 269 00:19:17,957 --> 00:19:19,959 カードだけじゃないぞ。 270 00:19:19,959 --> 00:19:22,962 3日ありゃ勇者としても 一流の使い手に…。 271 00:19:22,962 --> 00:19:27,967 師匠! 今 その男を 弟子にすると言いました⁉ 272 00:19:29,468 --> 00:19:30,970 そうだけど。 273 00:19:30,970 --> 00:19:32,972 (城ヶ峰:セーラ) えぇ~! 274 00:19:32,972 --> 00:19:36,475 か… 簡単過ぎる! 扱いが違い過ぎませんか? 275 00:19:36,475 --> 00:19:38,477 おかしいだろ! 276 00:19:38,477 --> 00:19:41,981 あの弟子っぽくなるまでの 訓練とか何だったんだよ! 277 00:19:41,981 --> 00:19:44,483 教官は そういうところある。 278 00:19:44,483 --> 00:19:47,486 ダメな相手ほど かわいがる。 279 00:19:47,486 --> 00:19:49,989 あ…。 280 00:19:49,989 --> 00:19:52,992 師匠! 私は認めませんよ! 281 00:19:52,992 --> 00:19:56,996 この馬の骨の弟子入りは 反対です! 282 00:19:56,996 --> 00:19:59,999 あ~ うるせぇ! 静かに! 283 00:19:59,999 --> 00:20:03,002 エドが怒るだろ おい! (走ってくる音) 284 00:20:03,002 --> 00:20:05,004 あっ! ひっ! 285 00:20:08,007 --> 00:20:10,509 (銃声) 動くな てめぇら! 286 00:20:12,511 --> 00:20:15,014 (カズマ) ひっ… ひぃ…。 287 00:20:15,014 --> 00:20:19,518 あのガキは どこだ? 隠すとためにならねえぞ。 288 00:20:19,518 --> 00:20:21,520 さっさと… あっ。 289 00:20:21,520 --> 00:20:23,522 おっ! 290 00:20:23,522 --> 00:20:25,024 クソ! 291 00:20:25,024 --> 00:20:26,525 ヒィ! 292 00:20:27,526 --> 00:20:29,528 あっ… あぁ…。 293 00:20:36,035 --> 00:20:38,537 (チンピラ) ⚟ボケが! ナメ腐りよってぇ!⚞ 294 00:20:38,537 --> 00:20:42,041 (チンピラ) ⚟どうなるか 分かってんのか おら! あぁ⁉⚞ 295 00:20:42,041 --> 00:20:45,044 よくあるやつだ。 296 00:20:45,044 --> 00:20:48,547 やめといた方がいいかもな。 297 00:20:48,547 --> 00:20:53,552 勇者なんて 最低のクズがやる商売だ。 298 00:20:53,552 --> 00:20:55,554 師匠! 299 00:20:58,557 --> 00:21:02,995 《だが ちょっとは いいところもある》 300 00:21:02,995 --> 00:21:05,498 《少なくとも…》 (ドアを開ける音) 301 00:21:05,498 --> 00:21:08,000 《退屈はしない》 302 00:21:08,000 --> 00:21:19,011 ♬~ 303 00:21:19,011 --> 00:21:22,014 ♬~ 304 00:21:22,014 --> 00:21:42,034 ♬~ 305 00:21:42,034 --> 00:21:51,043 ♬~ 306 00:21:51,043 --> 00:21:56,549 ♬~ 307 00:21:56,549 --> 00:22:01,987 ♬~ 308 00:22:01,987 --> 00:22:07,493 ♬~ 309 00:22:07,493 --> 00:22:20,506 ♬~ 310 00:22:20,506 --> 00:22:24,009 ♬~ 311 00:22:24,009 --> 00:22:27,012 ♬~ 312 00:22:27,012 --> 00:22:31,016 ♬~ 313 00:22:31,016 --> 00:22:37,022 ♬~ 314 00:22:40,025 --> 00:22:43,529 師匠 本日もご指導 よろしくお願いします! 315 00:22:43,529 --> 00:22:46,031 ああ 次の勝負が終わったらな。 316 00:22:46,031 --> 00:22:48,534 はい! フレーフレー 師匠! (セーラと印堂の話し声) 317 00:22:48,534 --> 00:22:51,036 頑張れ 頑張れ 師匠~! うるせぇよ お前ら‼ 318 00:22:51,036 --> 00:22:54,039 ったく… あ~ うるせ。 頑張れ~ 頑張れ~。