1 00:01:36,821 --> 00:01:38,821 ゴキッ (葉風)うっ…。 2 00:01:45,513 --> 00:01:48,499 今日で130日…。 3 00:01:48,499 --> 00:01:51,168 この生活にも さすがに飽きたな。 4 00:01:53,187 --> 00:01:57,191 (不破真広・通信) お目覚めか? のんきなもんだな。 5 00:01:57,191 --> 00:02:01,696 こっちは歩きづめだが なかなか 黒鉄病の範囲から抜けられねぇ。 6 00:02:01,696 --> 00:02:06,434 (葉風・通信)絶園の果実は? 飛んだ方向は記録しただろうな? 7 00:02:06,434 --> 00:02:09,387 一応はな。 (滝川吉野)ほんとに これで? 8 00:02:09,387 --> 00:02:11,973 (葉風・通信) ああ 必ず絞り込める→ 9 00:02:11,973 --> 00:02:14,875 目指すべき場所をな。 10 00:02:14,875 --> 00:02:18,129 (夏村)失礼します。 ≫ガラガラ(扉の音) 11 00:02:18,129 --> 00:02:20,481 ≫(夏村)お疲れのご様子。 12 00:02:20,481 --> 00:02:24,518 (左門)錯覚だ。 儀式を手伝わせてすまんな。 13 00:02:24,518 --> 00:02:26,570 (夏村)いえ。 ただ…。 14 00:02:26,570 --> 00:02:30,374 (左門) あの二人の動向が気になる… か? 15 00:02:30,374 --> 00:02:33,828 (夏村)はい。 望んだ相手を探す術があれば→ 16 00:02:33,828 --> 00:02:36,230 すぐ捕らえられるのですが…。 17 00:02:36,230 --> 00:02:40,267 (左門)我らが魔法は 理を守り 正す力だ。→ 18 00:02:40,267 --> 00:02:43,871 人を殺すといった 世の理を犯した者なら→ 19 00:02:43,871 --> 00:02:48,059 それを正すためとして探せるが でなければ無理だな。 20 00:02:48,059 --> 00:02:50,528 (夏村)ただ 同様に あの二人も→ 21 00:02:50,528 --> 00:02:53,497 この場所を たやすくは 見つけられないでしょう→ 22 00:02:53,497 --> 00:02:58,002 結界で守られ この異変さえ 外からは見えないのですから。 23 00:02:58,002 --> 00:03:00,438 (左門)だが 手がかりは残る。→ 24 00:03:00,438 --> 00:03:05,693 空に上がった果実は ほぼ一直線で 絶園の樹へ向かって飛ぶ。 25 00:03:05,693 --> 00:03:10,514 さまざまの場所から飛んだ 複数の果実の方向を測れば→ 26 00:03:10,514 --> 00:03:14,552 その軌道は 必然的に一点で交わる→ 27 00:03:14,552 --> 00:03:16,821 この地でな。 28 00:03:16,821 --> 00:03:20,124 そして 果実は すでに5つ以上飛んでいる。 29 00:03:20,124 --> 00:03:22,426 (夏村)では 姫様は…。 30 00:03:22,426 --> 00:03:25,429 (左門) 間違いなく絞り込んでいよう。 31 00:03:25,429 --> 00:03:30,334 姫様の手は こちらの喉元にかかったも同じだ。 32 00:03:30,334 --> 00:03:33,004 すでに拠点は絞れた。→ 33 00:03:33,004 --> 00:03:37,825 貴様らが 私に従えば あと数手で 左門を詰められる。→ 34 00:03:37,825 --> 00:03:41,629 (通信)いいか? 魔法使いとしては 私が最強だ。→ 35 00:03:41,629 --> 00:03:44,682 一族の力を全て合わせても 取るに足らん。→ 36 00:03:44,682 --> 00:03:49,220 私が敵対すれば その時点で 左門の負けは決まる。 37 00:03:49,220 --> 00:03:52,023 だから ろくに魔法を使えないそこに→ 38 00:03:52,023 --> 00:03:54,859 あなたを放り出したんでしょう? (葉風・通信)そうだ。 39 00:03:54,859 --> 00:03:58,729 だが 左門は 私を殺さなかった。 40 00:03:58,729 --> 00:04:02,133 殺してしまえば 後の憂いもないというのに→ 41 00:04:02,133 --> 00:04:06,003 あえて孤島に閉じ込めるという 面倒を選んだ。 42 00:04:06,003 --> 00:04:08,255 なぜだと思う? 43 00:04:08,255 --> 00:04:11,358 (左門) 本来 絶園の樹の復活を早め→ 44 00:04:11,358 --> 00:04:14,562 制御しようということ自体に 無理がある。 45 00:04:14,562 --> 00:04:19,116 一つ間違えば その恐るべき 破壊の力を扱いきれず→ 46 00:04:19,116 --> 00:04:23,621 目的を果たすどころか 取り返しのつかんことになる。 47 00:04:23,621 --> 00:04:26,223 (男たち)戻れ 戻れ→ 48 00:04:26,223 --> 00:04:28,859 戻れ 戻れ。 49 00:04:28,859 --> 00:04:31,612 もし 絶園の樹が狂嵐となれば→ 50 00:04:31,612 --> 00:04:35,199 左門ごときが100人いても その力は抑えられん。→ 51 00:04:35,199 --> 00:04:37,952 (通信) それを抑えられるのは 私だけだ。 52 00:04:37,952 --> 00:04:40,955 つまり 左門が お前を生かしておいたのは→ 53 00:04:40,955 --> 00:04:43,524 万が一のときの保険ってわけだ。 54 00:04:43,524 --> 00:04:46,360 そう。 左門は 堅実な男だ。 55 00:04:46,360 --> 00:04:49,930 常に最悪を考え その対策を用意する。 56 00:04:49,930 --> 00:04:51,966 だから まさかのとき→ 57 00:04:51,966 --> 00:04:54,869 いつでも 私を 日本に戻せる用意をしている→ 58 00:04:54,869 --> 00:04:56,869 必ずな。 59 00:04:58,322 --> 00:05:01,992 姫様は 本土に協力者を 見つけたからといって→ 60 00:05:01,992 --> 00:05:04,812 自分がいる島を探させはしない。 61 00:05:04,812 --> 00:05:07,798 それには 時間も金も かかりすぎる。 62 00:05:07,798 --> 00:05:11,669 姫様は 絶園の樹の復活を妨害させ→ 63 00:05:11,669 --> 00:05:14,572 絶園の力を狂わせようとする→ 64 00:05:14,572 --> 00:05:16,590 必ずな。→ 65 00:05:16,590 --> 00:05:18,626 力が狂えば→ 66 00:05:18,626 --> 00:05:22,129 私は 姫様を 島から ここに戻さざるをえない。→ 67 00:05:22,129 --> 00:05:26,083 そして 姫様が戻れば 最悪は避けられても→ 68 00:05:26,083 --> 00:05:28,119 我らの負けだ。 69 00:05:28,119 --> 00:05:31,255 (葉風)もとより困難な 絶園の樹の復活を→ 70 00:05:31,255 --> 00:05:35,259 僅か4か月ばかりの準備で 行っているのだ。 71 00:05:35,259 --> 00:05:38,829 外部からの妨害で あっけなく崩れるぞ。 72 00:05:38,829 --> 00:05:42,583 左門は 剣の下に立っているよ。 73 00:05:42,583 --> 00:05:44,685 姫様のことです→ 74 00:05:44,685 --> 00:05:48,756 妨害に足る 強力な魔具を 用意しているのでは? 75 00:05:48,756 --> 00:05:51,292 (左門)同じ心配をするものだな。 76 00:05:51,292 --> 00:05:54,295 (夏村)誰とです? (左門)哲馬だ。→ 77 00:05:54,295 --> 00:05:58,795 分かる範囲で かつて 姫様が赴いた場所を当たっている。 78 00:06:03,204 --> 00:06:06,390 自信満々じゃねぇか 姫様は。 79 00:06:06,390 --> 00:06:09,026 はじまりの樹に 庇護されているって思いが→ 80 00:06:09,026 --> 00:06:11,595 葉風さんの根底にあるから。 81 00:06:11,595 --> 00:06:14,495 はぁ… よく分からねぇ根拠だがな。 82 00:06:16,550 --> 00:06:21,138 (心の声)≪この世の理を 造り 守る はじまりの樹≫ 83 00:06:21,138 --> 00:06:25,926 ≪そして この世の理を 断ち 砕く 絶園の樹≫ 84 00:06:25,926 --> 00:06:29,096 ≪かつて この世を 破壊しようとした絶園の樹は→ 85 00:06:29,096 --> 00:06:32,082 はじまりの樹に敗れ その身をバラバラにされ→ 86 00:06:32,082 --> 00:06:34,118 封じられた≫ 87 00:06:34,118 --> 00:06:37,655 ≪一方で はじまりの樹も深く傷つき→ 88 00:06:37,655 --> 00:06:39,990 なんとか 世界を支えながらも→ 89 00:06:39,990 --> 00:06:43,077 今は 再生のために眠っているという≫ 90 00:06:43,077 --> 00:06:45,829 ≪鎖部一族の役目は はじまりの樹が→ 91 00:06:45,829 --> 00:06:49,867 再生するときまで 絶園の樹が 果実となった身を集め→ 92 00:06:49,867 --> 00:06:52,367 復活するのを抑えること≫ 93 00:06:54,255 --> 00:06:56,674 ≪そのため 一族の者は→ 94 00:06:56,674 --> 00:07:00,494 はじまりの樹の理を 借り受けることができるという≫ 95 00:07:00,494 --> 00:07:05,332 ≪そして そのはじまりの樹に 守られている一族の姫…≫ 96 00:07:05,332 --> 00:07:08,335 ≪何もかも 彼女の思いどおりに進むのは→ 97 00:07:08,335 --> 00:07:11,488 当然ということに なるのかもしれないけど…≫ 98 00:07:11,488 --> 00:07:14,091 ≪でも どうも引っ掛かる≫ 99 00:07:14,091 --> 00:07:16,877 おい 吉野。 100 00:07:16,877 --> 00:07:18,896 あれじゃねぇのか? 101 00:07:26,487 --> 00:07:29,590 (葉風・通信) 鯨の骨格標本が中庭にある。→ 102 00:07:29,590 --> 00:07:33,460 魔具は その近くに埋めた。 どうして こんな所に? 103 00:07:33,460 --> 00:07:35,629 (葉風・通信) どうということもないが…→ 104 00:07:35,629 --> 00:07:39,767 昔 村の子供たちと この辺りに遊びに来たことがある。 105 00:07:39,767 --> 00:07:43,337 水族館なんて 俺も ガキのころ以来だぜ。 106 00:07:43,337 --> 00:07:45,789 お前は? えっ? 107 00:07:45,789 --> 00:07:48,325 まあ そうかな…。 108 00:07:48,325 --> 00:07:50,611 さっさと 用件 済まそうぜ。 109 00:07:55,132 --> 00:07:57,885 (部下)あの二人…。 (哲馬)おそらくな。→ 110 00:07:57,885 --> 00:08:02,690 黒鉄病の影響範囲で 動ける人間など 限られている。→ 111 00:08:02,690 --> 00:08:06,193 左門殿に またとない手土産ができそうだ。 112 00:08:15,736 --> 00:08:19,440 ガッチガチの剥製だらけだな。 ああ。 113 00:08:19,440 --> 00:08:22,840 水族館ってより 博物館って感じ。 114 00:08:33,370 --> 00:08:35,389 (愛花・回想)((吉野さん→ 115 00:08:35,389 --> 00:08:38,125 全てのことには わけがあるんです。→ 116 00:08:38,125 --> 00:08:40,394 日々起こる 悲劇も不幸も→ 117 00:08:40,394 --> 00:08:42,980 いつか起こる 最良の結末のための→ 118 00:08:42,980 --> 00:08:45,449 価値ある出来事なんです。→ 119 00:08:45,449 --> 00:08:49,286 その意味では ただの不幸なんて ないのかもしれません)) 120 00:08:49,286 --> 00:08:51,322 ((ふふっ それくらい→ 121 00:08:51,322 --> 00:08:54,122 人生が うまくいってくれると いいんだけどね)) 122 00:08:56,343 --> 00:08:58,662 (愛花)((そうでも思わないと→ 123 00:08:58,662 --> 00:09:02,562 真広みたいのが兄だなんて やってられませんから)) 124 00:09:04,818 --> 00:09:08,188 ((でも あいつは 愛花ちゃんを大事にしてるよ)) 125 00:09:08,188 --> 00:09:10,991 (愛花)((そのせいで 吉野さんと こうしているのを→ 126 00:09:10,991 --> 00:09:13,660 真広に隠さないといけませんね)) 127 00:09:13,660 --> 00:09:16,997 ((そりゃ バレたら生き埋めにでも されかねないからね)) 128 00:09:16,997 --> 00:09:18,997 ((ふふっ)) 129 00:09:20,367 --> 00:09:24,538 ((それでも 全てのことには わけがあります)) 130 00:09:24,538 --> 00:09:28,938 ((これも いつかは 美しい結末の伏線になるでしょう)) 131 00:09:30,394 --> 00:09:33,914 ((「ホレイショー この天地のあいだには→ 132 00:09:33,914 --> 00:09:37,434 人間の学問などの 夢にも思いおよばぬことが→ 133 00:09:37,434 --> 00:09:39,434 いくらでもあるのだ」)) 134 00:09:42,956 --> 00:09:45,976 ((僕は ホレイショーじゃないよ)) 135 00:09:45,976 --> 00:09:47,995 ((それに→ 136 00:09:47,995 --> 00:09:51,495 こういうとき 「ハムレット」の セリフを引用しなくても…)) 137 00:09:53,867 --> 00:09:58,389 ≪愛花ちゃん… 君は 本当に そう思っていたのか?≫ 138 00:09:58,389 --> 00:10:02,389 ≪本当に 全てのことには わけがあるって…≫ 139 00:10:06,029 --> 00:10:08,782 おい 吉野 そっちは? 140 00:10:08,782 --> 00:10:10,982 あっ…。 見つけたか? 141 00:10:12,436 --> 00:10:16,824 どうした? あっ いや… なんでもない。 142 00:10:16,824 --> 00:10:19,493 (葉風・通信)回収は? 終わった。 143 00:10:19,493 --> 00:10:22,362 (葉風・通信)よし あとは…。 待て。 144 00:10:22,362 --> 00:10:25,862 槍男… いや 一人じゃねぇな。 145 00:10:27,384 --> 00:10:30,270 (哲馬)槍男… ふっ。 146 00:10:30,270 --> 00:10:34,258 夏村のことか。 で お次は 矢印野郎。 147 00:10:34,258 --> 00:10:38,128 葉風 お前の一族は みんな キャラが立ってんなぁ。 148 00:10:38,128 --> 00:10:41,064 哲馬だな。 頭は切れるが→ 149 00:10:41,064 --> 00:10:45,819 (通信)こざかしい男だ。 ふん 相変わらず お口が悪い。 150 00:10:45,819 --> 00:10:47,938 (葉風・通信)久しいな 哲馬。 151 00:10:47,938 --> 00:10:51,241 (哲馬)麗しいお姿を 見られぬのが残念です。 152 00:10:51,241 --> 00:10:53,494 (葉風・通信)心にもないことを…。 153 00:10:53,494 --> 00:10:55,779 この二人には 手を出すな。 154 00:10:55,779 --> 00:10:57,831 (哲馬・通信) 黙って ついてきてもらえば→ 155 00:10:57,831 --> 00:10:59,850 手荒なまねはいたしません。 156 00:10:59,850 --> 00:11:02,269 だいたい 左門殿の言葉に→ 157 00:11:02,269 --> 00:11:05,355 耳を傾ける度量が あなたにあれば→ 158 00:11:05,355 --> 00:11:08,158 この者たちを 巻き込む必要などなかった。 159 00:11:08,158 --> 00:11:12,729 (葉風・通信)はじまりの樹を 復活させるのが 我が一族の理。 160 00:11:12,729 --> 00:11:15,549 なぜ 理に背こうとするのだ。 161 00:11:15,549 --> 00:11:17,601 昔から 独りよがりで→ 162 00:11:17,601 --> 00:11:20,370 周りを 振り回してきた あなたです。→ 163 00:11:20,370 --> 00:11:23,223 ここまで分別つかぬまま お育ちになるとは→ 164 00:11:23,223 --> 00:11:25,792 あきれて 物も…。 (葉風・通信)分からぬか?→ 165 00:11:25,792 --> 00:11:28,762 お前たちの行為は裏切りなのだぞ。 166 00:11:28,762 --> 00:11:32,332 あなたが 島で朽ち果てるのが一族のため。 167 00:11:32,332 --> 00:11:34,368 そう思っているのは→ 168 00:11:34,368 --> 00:11:38,322 (通信)私だけではないはず。 (通信)おい 葉風。 169 00:11:38,322 --> 00:11:40,924 長話は そのくらいにしたらどうだ? 170 00:11:40,924 --> 00:11:43,310 あいにくだが おとなしくついていく気は→ 171 00:11:43,310 --> 00:11:45,310 これっぽっちもねぇ! 172 00:11:48,966 --> 00:11:51,084 うっ! 真広! 173 00:12:00,194 --> 00:12:03,046 ドォーーーン! 174 00:12:03,046 --> 00:12:05,832 真広 こっちだ! 175 00:12:05,832 --> 00:12:09,932 ごほごほっ! くそっ! 逃がすな! 176 00:12:19,296 --> 00:12:21,296 ふん! ガン! 177 00:12:25,285 --> 00:12:27,285 退くぞ! 178 00:12:31,241 --> 00:12:33,977 ここまで来れば しばらくは大丈夫だ。 179 00:12:33,977 --> 00:12:37,077 思い切ったことしやがって。 ははっ…。 180 00:12:46,339 --> 00:12:49,826 ((だから いいよ こういうの あまり着けないし)) 181 00:12:49,826 --> 00:12:52,345 ((それに ちょっと 子供っぽすぎるような…)) 182 00:12:52,345 --> 00:12:54,364 (愛花)((人が プレゼントしようというのに→ 183 00:12:54,364 --> 00:12:56,499 文句を言うものではありません)) 184 00:12:56,499 --> 00:12:59,402 ((それに こういう平凡なものの方が→ 185 00:12:59,402 --> 00:13:02,255 吉野さんには似合います)) ((随分な…)) 186 00:13:02,255 --> 00:13:05,425 ((どんなものだろうと 贈り物一つで→ 187 00:13:05,425 --> 00:13:08,511 そこに 物語が芽生えたりするものです)) 188 00:13:08,511 --> 00:13:12,148 ((美しい結末の?)) (愛花)((さあ?→ 189 00:13:12,148 --> 00:13:14,484 それは どうでしょう)) ((ん?)) 190 00:13:14,484 --> 00:13:17,220 ((ふふっ やっぱり変かも)) 191 00:13:17,220 --> 00:13:19,820 ((ふふふふっ)) 192 00:13:21,558 --> 00:13:24,578 ≪動揺することなんて何もない≫ 193 00:13:24,578 --> 00:13:27,264 ≪どこの水族館で売っていても おかしくない→ 194 00:13:27,264 --> 00:13:29,382 平凡なネックレス≫ 195 00:13:29,382 --> 00:13:32,185 ≪たまたま つながっただけの偶然≫ 196 00:13:32,185 --> 00:13:34,985 ((それでも 全てのことには…)) 197 00:13:37,173 --> 00:13:40,860 あの矢印野郎に 随分と嫌われてるみたいだな。 198 00:13:40,860 --> 00:13:44,481 (葉風・通信)昔から 私に反抗的なヤツではあった。 199 00:13:44,481 --> 00:13:48,268 クソ生意気な姫様には 誰でも逆らいたくなるもんだぜ。 200 00:13:48,268 --> 00:13:50,287 (葉風・通信)真面目に聞け。→ 201 00:13:50,287 --> 00:13:54,841 あいつは 下手に頭が切れるせいか 理に落ちぬことを ひどく嫌う。 202 00:13:54,841 --> 00:13:59,362 (通信)魔法使いの一族のくせに? 鎖部の魔法は→ 203 00:13:59,362 --> 00:14:03,216 はじまりの樹に 供物を与える 見返りとして 力を授かる。→ 204 00:14:03,216 --> 00:14:08,021 合理的なギブ・アンド・テイクの 構造が 一応はある。 205 00:14:08,021 --> 00:14:11,591 だが はじまりの樹によって 庇護されている私のあり方は→ 206 00:14:11,591 --> 00:14:14,861 理屈のつかぬものに ヤツには見えるらしい。 207 00:14:14,861 --> 00:14:17,614 確かにな。 お前に言わせりゃ→ 208 00:14:17,614 --> 00:14:21,301 俺と知り合ったことも ただの偶然じゃねぇってことになる。 209 00:14:21,301 --> 00:14:25,188 (葉風)そうだ それさえも導かれた運命。→ 210 00:14:25,188 --> 00:14:27,791 理が理によって 定義できぬというのは→ 211 00:14:27,791 --> 00:14:29,809 皮肉な話かもしれん。→ 212 00:14:29,809 --> 00:14:32,278 (通信) だが それでも 全てのことには→ 213 00:14:32,278 --> 00:14:35,215 理が働いているのだ。 違う。 214 00:14:35,215 --> 00:14:37,550 ん? (葉風・通信)なぜだ?→ 215 00:14:37,550 --> 00:14:40,453 なぜ 違うと断言できる。 あっ…。 216 00:14:40,453 --> 00:14:42,453 いや なんでも…。 217 00:14:45,859 --> 00:14:48,995 ≪全てのことに わけがあるなら→ 218 00:14:48,995 --> 00:14:51,731 君が無残に殺されたのは→ 219 00:14:51,731 --> 00:14:55,131 真広に世界を救わせるためだった とでもいうのかい?≫ 220 00:15:03,543 --> 00:15:05,562 吉野→ 221 00:15:05,562 --> 00:15:09,149 おとりになって 連中を引き寄せてくれねぇか? 222 00:15:09,149 --> 00:15:13,470 何をやろうと…。 さっきのお前と似たようなことだ。 223 00:15:13,470 --> 00:15:15,822 魚になってな…。 224 00:15:19,325 --> 00:15:22,028 (2人)あっ! ≪(部下)いたぞ! 225 00:15:32,489 --> 00:15:34,524 どこに行った!? 226 00:15:49,489 --> 00:15:52,025 (哲馬)ううっ… くそっ! 227 00:15:52,025 --> 00:15:54,561 動くな。 (哲馬)何ぃ!? 228 00:15:54,561 --> 00:15:59,149 水族館ってのは 案外 電気をくう施設みてぇだな。 229 00:15:59,149 --> 00:16:01,601 部下を引き連れて帰りな→ 230 00:16:01,601 --> 00:16:04,721 こんなとこで 感電したくなけりゃな。 231 00:16:04,721 --> 00:16:07,657 (葉風・通信)言うとおりにした方が 身のためだぞ。→ 232 00:16:07,657 --> 00:16:10,393 こやつは やると言えば やる男だ。 233 00:16:15,148 --> 00:16:17,550 あのまま逃がして よかったのかなぁ? 234 00:16:17,550 --> 00:16:20,520 もっと過激にやりたかったか? いや…。 235 00:16:20,520 --> 00:16:22,555 でも こちらの動きが…。 236 00:16:22,555 --> 00:16:25,825 (葉風・通信)伝わったところで どうということもなかろう。 237 00:16:25,825 --> 00:16:30,096 (葉風)特製の魔具を回収すれば あとは こちらから攻め込む以外→ 238 00:16:30,096 --> 00:16:33,466 あまり選択の余地もない。 (通信)特製の魔具? 239 00:16:33,466 --> 00:16:37,387 言葉どおり 特別な力を持つ魔具だ→ 240 00:16:37,387 --> 00:16:39,489 そら恐ろしいほどのな。→ 241 00:16:39,489 --> 00:16:41,941 (通信)だから こればかりは 信用できる相手に→ 242 00:16:41,941 --> 00:16:46,045 預かってもらっている。 お前が 他人を信用するのか? 243 00:16:46,045 --> 00:16:50,533 (葉風・通信)一人だけ… 一族の中で 妙な立場にあってな→ 244 00:16:50,533 --> 00:16:53,119 今も大学生のはずだ。→ 245 00:16:53,119 --> 00:16:57,557 のんきな人だから 変わらず同じ所で暮らしていよう。 246 00:16:57,557 --> 00:17:01,861 (通信)その人は 葉風さんの側に ついてくれてるわけ? 247 00:17:01,861 --> 00:17:04,097 どちらでもない。→ 248 00:17:04,097 --> 00:17:08,635 というか そういうゴタゴタに 巻き込まれるのを避けるように→ 249 00:17:08,635 --> 00:17:10,637 去っていった。 250 00:17:10,637 --> 00:17:13,337 (子供)((ふふっ)) (子供)((あはははっ)) 251 00:17:14,657 --> 00:17:17,857 (子供)((あっち行こう)) (子供たち)((ふふふふっ)) 252 00:17:21,214 --> 00:17:24,083 ((なんか 元気ないぞ)) ((すまんな)) 253 00:17:28,705 --> 00:17:32,559 ((潤兄さんは 争い事が嫌いだからな)) 254 00:17:37,964 --> 00:17:41,751 (葉風)((左門)) (左門)((お話があります)) 255 00:17:41,751 --> 00:17:45,455 ((随分と仰々しいな。 いよいよ 最終通告とでも…)) 256 00:17:45,455 --> 00:17:49,392 ((あっ)) ((こら! 堂々と盗んでいくな!)) 257 00:17:49,392 --> 00:17:53,396 (左門)((姫様のお力に 畏敬の念を抱くがゆえです)) 258 00:17:53,396 --> 00:17:55,949 ((なるほど 私の身の回りから→ 259 00:17:55,949 --> 00:17:58,368 供物となるものを 遠ざけるために→ 260 00:17:58,368 --> 00:18:01,368 この子らも唆し 私を誘い込んだか)) 261 00:18:03,756 --> 00:18:07,727 ((ああ お前たちは ただ 私と遊びたかっただけだ)) 262 00:18:07,727 --> 00:18:09,746 ((何も問題はない)) 263 00:18:09,746 --> 00:18:12,482 ((姫様のエッチな格好が 見たかったのか?)) 264 00:18:12,482 --> 00:18:14,817 ((そんなようなものだ)) 265 00:18:14,817 --> 00:18:17,720 ((見るからに ムッツリスケベという顔だろう)) 266 00:18:17,720 --> 00:18:21,558 (左門)((もう一度 じっくり話し合う時間を頂きたい)) 267 00:18:21,558 --> 00:18:24,558 ((私の屋敷まで お越しいただけませんか?)) 268 00:18:26,329 --> 00:18:30,617 ((嫌だと言えば?)) ((不本意ながら 力ずくでも)) 269 00:18:30,617 --> 00:18:32,819 ((抵抗するつもりはない)) 270 00:18:58,094 --> 00:19:01,614 (葉風)((左門 貴様では勝てん)) 271 00:19:01,614 --> 00:19:04,500 ((世の理が 私と共にあるかぎり→ 272 00:19:04,500 --> 00:19:07,000 貴様に勝機は巡りはしない)) 273 00:19:09,589 --> 00:19:13,660 (左門)((姫様… 姫様に勝とうなど この左門→ 274 00:19:13,660 --> 00:19:17,213 一度たりとて 考えたことはございません。→ 275 00:19:17,213 --> 00:19:19,613 ただ いま一度…)) 276 00:19:21,117 --> 00:19:25,788 ((いま一度 話し合う機会を頂きたい…→ 277 00:19:25,788 --> 00:19:28,157 この左門を信じて)) 278 00:19:34,480 --> 00:19:36,766 (夏村)左門殿→ 279 00:19:36,766 --> 00:19:38,768 哲馬殿から連絡があり→ 280 00:19:38,768 --> 00:19:42,305 例の二人を見つけたものの 取り逃がしたと。 281 00:19:42,305 --> 00:19:45,491 (左門) そうか… やはり動いているか。 282 00:19:45,491 --> 00:19:49,846 (男たち)戻れ 戻れ 戻れ 戻れ→ 283 00:19:49,846 --> 00:19:52,146 戻れ 戻れ。 284 00:19:54,734 --> 00:19:58,934 ここら辺で間違いないんだけど。 あれじゃねぇか? 285 00:20:00,406 --> 00:20:02,692 (葉風)念を押すが 潤兄さんには→ 286 00:20:02,692 --> 00:20:05,678 私の現状については 一切話すな。 287 00:20:05,678 --> 00:20:07,764 なるべく心配をさせたくない。→ 288 00:20:07,764 --> 00:20:11,050 (通信) ただ魔具を受け取れ。 いいな? 289 00:20:11,050 --> 00:20:13,950 コンコン ≪(潤一郎)はい。 290 00:20:16,305 --> 00:20:18,324 (潤一郎)どちらさまで? 291 00:20:18,324 --> 00:20:21,844 あっ… 夜分遅く申し訳ありません。 292 00:20:21,844 --> 00:20:27,133 星村… 鎖部潤一郎さんですね? (潤一郎)はあ。 293 00:20:27,133 --> 00:20:30,987 葉風さんからの依頼で 魔具を受け取りに来ました。 294 00:20:30,987 --> 00:20:34,023 葉風ちゃんの? 入っていいか? 295 00:20:34,023 --> 00:20:37,927 (潤一郎)あっ… 一応 合言葉を言ってくれる? 296 00:20:39,946 --> 00:20:42,598 「揺れないちちは ちちじゃない」。 297 00:20:42,598 --> 00:20:46,185 オッケー。 じゃあ 中に。 298 00:20:46,185 --> 00:20:49,685 ≪この合言葉 誰の趣味なんだろ…≫ 299 00:20:52,525 --> 00:20:56,779 (潤一郎)しかし あの子が そこまで考えていたとはね。→ 300 00:20:56,779 --> 00:21:01,150 君たちも災難だったね 葉風ちゃんに見込まれるなんて。→ 301 00:21:01,150 --> 00:21:03,186 昔は おもらしもする→ 302 00:21:03,186 --> 00:21:05,388 (通信)かわいい子だったんだよ。 303 00:21:05,388 --> 00:21:08,458 早くしろよ。 俺らが暇そうに見えるか? 304 00:21:08,458 --> 00:21:12,712 真広…。 うん。 それも もっともな話か。 305 00:21:12,712 --> 00:21:16,012 ≪なんか 恐ろしく動じない人だな≫ 306 00:21:18,067 --> 00:21:20,086 ≪仏壇?≫ 307 00:21:20,086 --> 00:21:22,622 (潤一郎)あった。→ 308 00:21:22,622 --> 00:21:26,909 預けられたときのままだけど 壊れたりはしてないと思うよ。 309 00:21:26,909 --> 00:21:28,928 あっ どうも。 310 00:21:28,928 --> 00:21:32,065 (潤一郎) 線香くらい 上げていくかい? 311 00:21:32,065 --> 00:21:34,765 あの… どなたのです? 312 00:21:36,486 --> 00:21:38,986 (潤一郎)葉風ちゃんだよ。 (2人)なっ…。 313 00:21:40,790 --> 00:21:44,490 もしかして 彼女が亡くなったの知らなかった? 314 00:21:45,928 --> 00:21:49,415 左門め 私が死んだと言ってあるのか! 315 00:21:49,415 --> 00:21:52,068 おい! そんなこと言われて信じたのか!? 316 00:21:52,068 --> 00:21:55,721 (潤一郎) まさか。 そんな単純じゃないよ。 317 00:21:55,721 --> 00:21:58,524 でも これは間違いない。→ 318 00:21:58,524 --> 00:22:01,477 僕は 彼女の遺体を確認したんだ。→ 319 00:22:01,477 --> 00:22:05,077 彼女は 孤島で 樽と共に死んでいる。 320 00:22:08,718 --> 00:22:12,822 (左門)はじまりの理が 姫様に味方をしようと→ 321 00:22:12,822 --> 00:22:15,124 勝つための切り札はある。 322 00:22:22,598 --> 00:22:25,998 姫様は今でも 樽の中だ。 323 00:24:02,651 --> 00:24:05,520 (左門)姫様を亡き者にした。 324 00:24:05,520 --> 00:24:08,306 (愛花)あなたは 私と→ 325 00:24:08,306 --> 00:24:10,442 どうなりたいんですか? 326 00:24:10,442 --> 00:24:12,978 俺が お前を救ってやるよ。 327 00:24:12,978 --> 00:24:15,831 (早河)我々は 魔法使いに 戦争を仕掛ける。 328 00:24:15,831 --> 00:24:18,867 (山本) これで 私も魔法使いの仲間入り? 329 00:24:18,867 --> 00:24:22,070 (潤一郎)あの子の頭の形 きれいだったから。 330 00:24:22,070 --> 00:24:24,370 (葉風)幽霊など この世におらん。