1 00:01:35,921 --> 00:01:38,321 なっ! あれは!? 2 00:01:56,191 --> 00:01:59,845 (不破真広)絶園の魔法使い? 3 00:01:59,845 --> 00:02:02,414 そんなの 本当にいるのかよ!? 4 00:02:02,414 --> 00:02:04,983 (葉風)私の誕生は はじまりの樹の覚醒が→ 5 00:02:04,983 --> 00:02:07,002 近づいた証しであり→ 6 00:02:07,002 --> 00:02:09,621 私は その完全覚醒のときを→ 7 00:02:09,621 --> 00:02:12,407 決める役割を担わされている。→ 8 00:02:12,407 --> 00:02:14,910 (通信)私が しかるべき時機と意志のもと→ 9 00:02:14,910 --> 00:02:19,414 一定の手続きを踏まんかぎり はじまりの樹の完全覚醒はならん。 10 00:02:19,414 --> 00:02:22,234 (葉風) だからこそ 左門は 私を封じ→ 11 00:02:22,234 --> 00:02:24,986 完全覚醒を遅らせようとしたのだ。 12 00:02:24,986 --> 00:02:28,874 (滝川吉野)けど そんな 大きな役割を なぜ葉風さんに? 13 00:02:28,874 --> 00:02:32,661 (葉風)神とても 覚醒という大きな変動を→ 14 00:02:32,661 --> 00:02:36,248 己の勝手なときに起こすのは よしとせん。 15 00:02:36,248 --> 00:02:38,683 私は 人の代表として→ 16 00:02:38,683 --> 00:02:41,983 そのときを 判断する役割を与えられたのだ。 17 00:02:44,406 --> 00:02:47,909 そんな はじまりの樹が 現在の文明を食い尽くし→ 18 00:02:47,909 --> 00:02:52,447 現存生物を死滅させるといった 無慈悲な存在であるはずがない! 19 00:02:52,447 --> 00:02:56,468 (左門)しかし 姫様 あなたは はじまりの樹を盲信し→ 20 00:02:56,468 --> 00:02:59,287 危険性など 僅かも顧みられない!→ 21 00:02:59,287 --> 00:03:01,672 (通信)そんな あなたに 正しい意志と時機が→ 22 00:03:01,672 --> 00:03:03,925 お分かりになると言えますか?→ 23 00:03:03,925 --> 00:03:06,694 はじまりの樹が 人の意志に委ねているなど→ 24 00:03:06,694 --> 00:03:09,180 まやかしにすぎません! 25 00:03:09,180 --> 00:03:13,351 絶園の樹を見張らせる鎖部一族を 従わせやすくするため→ 26 00:03:13,351 --> 00:03:16,354 そのような特権があると 思わせただけです! 27 00:03:16,354 --> 00:03:18,606 そういうのは どうでもいい! 28 00:03:18,606 --> 00:03:22,009 絶園の魔法使いは いるのか!? いねぇのか!? 29 00:03:29,333 --> 00:03:32,920 絶園の樹が 己の復活を感じたとき→ 30 00:03:32,920 --> 00:03:35,373 はじまりの樹の覚醒に合わせて→ 31 00:03:35,373 --> 00:03:38,159 姫様が お生まれになったように→ 32 00:03:38,159 --> 00:03:42,146 絶園の魔法使いが 生まれた可能性はないでもない。→ 33 00:03:42,146 --> 00:03:44,815 しかし その絶園の魔法使いが→ 34 00:03:44,815 --> 00:03:49,120 お前の妹を殺した犯人とは まだ言えん! 35 00:03:49,120 --> 00:03:53,241 けどよ 絶園の魔法使いが犯人なら→ 36 00:03:53,241 --> 00:03:57,678 そいつが はじまりの樹に操られて 愛花を殺したって仮説は→ 37 00:03:57,678 --> 00:03:59,778 成り立たないんじゃねぇか? 38 00:04:01,933 --> 00:04:04,452 絶園の樹は この世で唯一→ 39 00:04:04,452 --> 00:04:07,972 はじまりの樹の理を 超える力を持つ。 40 00:04:07,972 --> 00:04:10,007 なら その分身である者が→ 41 00:04:10,007 --> 00:04:13,811 はじまりの樹に操られるなんて 考えにくい。 42 00:04:13,811 --> 00:04:18,082 現に はじまりの樹の魔法探査にも 引っ掛かってないんだ。 43 00:04:18,082 --> 00:04:20,117 だとしたら→ 44 00:04:20,117 --> 00:04:23,421 絶園の魔法使いが たまたま 愛花を殺し→ 45 00:04:23,421 --> 00:04:26,407 それを利用できると考えた はじまりの樹が→ 46 00:04:26,407 --> 00:04:31,579 俺と葉風を結び付けた… って考えた方が自然になるな。 47 00:04:31,579 --> 00:04:36,117 それなら 愛花ちゃんの死に はじまりの樹は関係ない。 48 00:04:38,252 --> 00:04:42,590 逆に 絶園の樹の方に 大きく責任があるってことになる。 49 00:04:42,590 --> 00:04:45,643 そして 絶園の樹の復活を感じて→ 50 00:04:45,643 --> 00:04:48,643 絶園の魔法使いが 生まれたのなら…。 51 00:04:50,748 --> 00:04:55,119 その復活を 積極的に進めた鎖部左門→ 52 00:04:55,119 --> 00:04:59,019 お前も 間接的に 愛花の死に手を貸したことになる。 53 00:05:01,926 --> 00:05:03,945 (心の声)≪そうだ≫ 54 00:05:03,945 --> 00:05:06,414 ≪すべてが ひっくり返る≫ 55 00:05:06,414 --> 00:05:10,067 ≪左門の はじまりの樹を 倒すべきという理屈は→ 56 00:05:10,067 --> 00:05:14,167 そのまま 真広が 絶園の樹を 倒すという理屈に反転される≫ 57 00:05:15,590 --> 00:05:17,690 ≪鎖部左門の負けだ≫ 58 00:05:19,510 --> 00:05:22,363 (葉風・通信) 詰んだようだな 左門。→ 59 00:05:22,363 --> 00:05:25,116 あとは 私が供物を見つけ→ 60 00:05:25,116 --> 00:05:27,735 そちらに戻るのみ。 61 00:05:32,173 --> 00:05:35,276 (左門) ≪こんなことがあっていいのか?≫ 62 00:05:35,276 --> 00:05:38,346 ≪逆転を期して放った 自らの理論に→ 63 00:05:38,346 --> 00:05:42,016 ものの見事に 返り討たれるとは…≫ 64 00:05:42,016 --> 00:05:45,803 ≪これが はじまりの樹に支配された→ 65 00:05:45,803 --> 00:05:48,303 世界の理なのか!?≫ 66 00:05:51,942 --> 00:05:55,329 (早河)どういうことだ? (部下)新たに発生した樹は→ 67 00:05:55,329 --> 00:05:59,333 金属化した生物を 吸収しているように見えると…。 68 00:05:59,333 --> 00:06:02,420 (早河)≪今までのデータにないぞ こんな現象≫ 69 00:06:02,420 --> 00:06:05,139 (局員)報告! (早河)なんだ? 70 00:06:05,139 --> 00:06:08,409 (局員)植物状の物体は 接触した建造物や人工物を→ 71 00:06:08,409 --> 00:06:11,245 すべて塵にしています! 72 00:06:11,245 --> 00:06:14,882 文明を食らっているのか? 73 00:06:30,998 --> 00:06:34,769 (山本) はじまりの樹って… あれが? 74 00:06:34,769 --> 00:06:38,806 (潤一郎)ええ。 ただし ごくごく一部にすぎないでしょう。 75 00:06:38,806 --> 00:06:40,841 (夏村)潤一郎殿→ 76 00:06:40,841 --> 00:06:44,145 本当に はじまりの樹が 覚醒したのですか? 77 00:06:44,145 --> 00:06:48,766 (潤一郎)葉風ちゃんは その決定を 行っていないはずだけど…。 78 00:06:48,766 --> 00:06:52,966 ≪それとも これもまた 何か必然の出来事なのか?≫ 79 00:06:54,438 --> 00:06:57,274 ≪左門の負けは確定した≫ 80 00:06:57,274 --> 00:07:00,244 ≪こうなれば 孤島にある供物の隠し場所を→ 81 00:07:00,244 --> 00:07:03,647 しゃべらせるべきだ。 なのに→ 82 00:07:03,647 --> 00:07:07,184 なぜ動かないんだ 真広≫ 83 00:07:07,184 --> 00:07:09,253 ≪気に入らねぇ≫ 84 00:07:09,253 --> 00:07:12,840 ≪葉風にとって うまくいきすぎてやがる≫ 85 00:07:12,840 --> 00:07:15,593 ≪こんなきれいに 逆転が決まるなんて→ 86 00:07:15,593 --> 00:07:17,745 どんな奇跡だよ≫ 87 00:07:17,745 --> 00:07:22,299 ≪左門に手を貸しても 愛花を殺した犯人は見つからねぇ≫ 88 00:07:22,299 --> 00:07:24,652 ≪それどころか 左門の野郎が→ 89 00:07:24,652 --> 00:07:28,305 愛花の殺された 原因かもしれねぇくらいだ≫ 90 00:07:28,305 --> 00:07:30,341 ≪だが→ 91 00:07:30,341 --> 00:07:33,878 もし これが はじまりの樹の 仕組んだことなら→ 92 00:07:33,878 --> 00:07:38,382 あたかも 絶園の魔法使いが 実在するかのように見せかけ→ 93 00:07:38,382 --> 00:07:42,582 俺が葉風に肩入れする状況を 作ったって可能性もある≫ 94 00:07:44,004 --> 00:07:46,323 ≪確かに そうだ≫ 95 00:07:46,323 --> 00:07:50,978 ≪偽らないまでも 魔法探査に 引っ掛からないようにするだけで→ 96 00:07:50,978 --> 00:07:55,950 絶園の魔法使いがいるかのように 錯覚させることは可能≫ 97 00:07:55,950 --> 00:07:58,452 ≪はじまりの樹が犯人なら→ 98 00:07:58,452 --> 00:08:02,072 俺の討つべき相手は 葉風じゃねぇのか?≫ 99 00:08:02,072 --> 00:08:07,011 ≪けど 今も葉風さんは 必死に供物を探している≫ 100 00:08:07,011 --> 00:08:09,897 ≪もし本当に はじまりの樹が犯人なら→ 101 00:08:09,897 --> 00:08:13,050 もっと簡単に 供物が見つかってるはずだ≫ 102 00:08:13,050 --> 00:08:15,369 ≪葉風に手を貸して 本当に→ 103 00:08:15,369 --> 00:08:17,805 犯人にたどりつけるのか?≫ 104 00:08:17,805 --> 00:08:21,876 ≪犯人は はじまりの樹かも しれねぇんだぞ≫ 105 00:08:21,876 --> 00:08:25,846 ≪真広 今は はじまりの樹を…→ 106 00:08:25,846 --> 00:08:29,166 いや 葉風さんを信じるべきだ≫ 107 00:08:33,420 --> 00:08:36,757 ≪もはや 私に打つ手はない≫ 108 00:08:36,757 --> 00:08:38,793 ≪だが→ 109 00:08:38,793 --> 00:08:41,812 あの少年が 魔具を持ったまま動かんのなら→ 110 00:08:41,812 --> 00:08:44,064 まだ望みはある≫ 111 00:08:44,064 --> 00:08:47,735 ≪姫様が戻る前に 絶園の樹復活が間に合えば→ 112 00:08:47,735 --> 00:08:50,621 勝てないことはない≫ 113 00:08:50,621 --> 00:08:54,208 (葉風) ≪左門 供物をどこに隠した!?≫ 114 00:08:59,263 --> 00:09:01,315 (左門)≪姫様→ 115 00:09:01,315 --> 00:09:04,735 今ある情報だけで 供物を見つけるのには 2時間…→ 116 00:09:04,735 --> 00:09:08,335 いや 1時間は 最低かかるはずです≫ 117 00:09:10,541 --> 00:09:12,910 ≪こればかりは 自分で見つける≫ 118 00:09:12,910 --> 00:09:15,579 ≪はじまりの樹に祈りはせん!≫ 119 00:09:15,579 --> 00:09:19,500 (左門) ≪その間 何事もなく過ぎれば→ 120 00:09:19,500 --> 00:09:23,100 絶園の樹の復活が 間に合う希望はある≫ 121 00:09:24,605 --> 00:09:27,141 ≪たとえ 本当に はじまりの樹が→ 122 00:09:27,141 --> 00:09:29,910 真広の妹の死を 招いたのだとしても→ 123 00:09:29,910 --> 00:09:32,246 私は そちらに戻らねばならん≫ 124 00:09:32,246 --> 00:09:34,515 ≪戻らねば 何もできん≫ 125 00:09:34,515 --> 00:09:36,515 ≪何も償えん≫ 126 00:09:40,421 --> 00:09:43,474 ≪いや はじまりの樹といえど→ 127 00:09:43,474 --> 00:09:47,378 それほど 精緻に 理を 操れるものなのか?≫ 128 00:09:47,378 --> 00:09:49,413 ≪あくまで 偶然が重なって→ 129 00:09:49,413 --> 00:09:53,517 そんな状況が作られたと 考えるべきではないのか?≫ 130 00:09:53,517 --> 00:09:58,072 ≪はじまりの樹が そこまで 都合よく奇跡を呼べるのなら→ 131 00:09:58,072 --> 00:10:01,272 とうに 供物は 見つかっているはずではないか≫ 132 00:10:04,044 --> 00:10:06,647 ≪これほどまでに 私が求め→ 133 00:10:06,647 --> 00:10:10,084 見つかるのを 望んでいるというのに…≫ 134 00:10:10,084 --> 00:10:12,436 ≪そうだ… やはり→ 135 00:10:12,436 --> 00:10:16,036 はじまりの樹が 真広の妹の死を 作り出したわけでは…≫ 136 00:10:20,878 --> 00:10:27,401 ≪ゴオオォーーー… 137 00:10:27,401 --> 00:10:29,801 ≪ドーーン! 138 00:10:34,174 --> 00:10:36,694 ≪そんな…≫ 139 00:10:36,694 --> 00:10:38,746 ≪まさか…≫ 140 00:10:38,746 --> 00:10:40,746 ≪そんなことが…≫ 141 00:10:56,563 --> 00:10:59,383 (葉風)ミサイル?→ 142 00:10:59,383 --> 00:11:04,204 こんな文明の産物が なぜ 都合よく私のもとに…。 143 00:11:14,064 --> 00:11:18,002 ≪左門の隠した供物は 容易に見つからない≫ 144 00:11:18,002 --> 00:11:22,602 ≪ならばと 私に まったく別の供物を送り届けたか≫ 145 00:11:24,842 --> 00:11:29,229 ≪はじまりの樹が ここまで 理を操れるのなら→ 146 00:11:29,229 --> 00:11:33,183 高校生の妹一人を 都合のよいときに殺すなど→ 147 00:11:33,183 --> 00:11:35,483 造作もないではないか…≫ 148 00:11:36,887 --> 00:11:39,223 (通信)葉風さん?→ 149 00:11:39,223 --> 00:11:41,223 どうかしましたか? 150 00:11:42,609 --> 00:11:47,064 (葉風)いや 供物が手に入った。 (通信)えっ? 151 00:11:47,064 --> 00:11:49,064 そちらに戻るぞ。 152 00:11:54,606 --> 00:11:58,627 吉野 そちらの人形を 私の骨に掛けろ。→ 153 00:11:58,627 --> 00:12:02,181 骨と人形 2つで位置を確定する。 154 00:12:02,181 --> 00:12:04,233 はい 分かりました。 155 00:12:08,053 --> 00:12:10,089 (葉風)≪ふざけるな≫ 156 00:12:10,089 --> 00:12:12,124 ≪ここで折れてなるものか≫ 157 00:12:12,124 --> 00:12:14,159 (通信)準備できました。 158 00:12:14,159 --> 00:12:18,063 ≪たとえ それが はじまりの樹が 望まぬことであっても→ 159 00:12:18,063 --> 00:12:22,134 真広の妹を殺した犯人は 必ず見つけてやる≫ 160 00:12:22,134 --> 00:12:26,221 ≪私は 私のために戦った者を 決して裏切らん≫ 161 00:12:28,257 --> 00:12:31,643 樹の中の樹 大樹の中の大樹!→ 162 00:12:31,643 --> 00:12:34,196 始まりにありし はじまりの樹→ 163 00:12:34,196 --> 00:12:36,965 我が名は 鎖部葉風。 164 00:12:36,965 --> 00:12:40,786 ≪私は戻る ここより先へ!≫ 165 00:12:40,786 --> 00:12:43,255 (葉風)時の狭間を越えるため→ 166 00:12:43,255 --> 00:12:46,658 かくも気高き名において 聞き届けよ! 167 00:13:10,349 --> 00:13:12,384 なんだ!? 168 00:13:12,384 --> 00:13:14,753 こっ これは…。 169 00:13:30,452 --> 00:13:32,504 ≪時間の檻が…≫ 170 00:13:32,504 --> 00:13:34,590 ≪破れた!≫ 171 00:13:46,702 --> 00:13:50,302 (葉風) ああ… こちらは冬だったか。 172 00:13:53,509 --> 00:13:56,829 (葉風) さすがに これでは寒いな。→ 173 00:13:56,829 --> 00:13:59,615 我が名は 鎖部葉風。 174 00:13:59,615 --> 00:14:01,800 はじまりの姫宮。 175 00:14:06,522 --> 00:14:09,558 2年の時を越え 帰って来たぞ。 176 00:14:16,949 --> 00:14:20,369 葉風さん なんで裸なんですか!? 177 00:14:20,369 --> 00:14:23,969 (葉風)着ているものまで 再構成する余裕などあるか。 178 00:14:28,177 --> 00:14:30,696 (葉風)あれが真広か。→ 179 00:14:30,696 --> 00:14:34,733 なるほど いかにもな顔つきだな。 だが→ 180 00:14:34,733 --> 00:14:38,820 吉野 貴様は随分 幼い感じだな。 181 00:14:38,820 --> 00:14:42,320 ああも 抜け目なく立ち回れる 悪党には見えんぞ? 182 00:14:46,044 --> 00:14:49,544 いやいや 悪党じゃありませんって。 ん? 183 00:14:52,201 --> 00:14:54,503 本物の銃ではないか。 184 00:14:54,503 --> 00:14:57,456 貴様 やはり悪党であろう。 185 00:14:57,456 --> 00:14:59,456 だから違いますって。 186 00:15:00,759 --> 00:15:04,229 (葉風)左門 説明は不要であろう。 187 00:15:04,229 --> 00:15:06,281 私に従え。→ 188 00:15:06,281 --> 00:15:09,284 だが 貴様が間違っているかどうか→ 189 00:15:09,284 --> 00:15:11,553 今の私には分からん。→ 190 00:15:11,553 --> 00:15:14,890 これから 何を選び 何をなすべきか→ 191 00:15:14,890 --> 00:15:17,392 互いに話し合わねばなるまい。→ 192 00:15:17,392 --> 00:15:20,292 絶園の樹の処置も 急ぐ気はない。 193 00:15:21,847 --> 00:15:23,916 (葉風)真広→ 194 00:15:23,916 --> 00:15:27,286 かようなことになったが 約束は守る。 195 00:15:27,286 --> 00:15:30,205 はじまりの樹の企みが 裏にあろうと→ 196 00:15:30,205 --> 00:15:33,859 必ず 貴様の前に 犯人をひれ伏せさせる。 197 00:15:33,859 --> 00:15:35,859 今は それで こらえてくれ。 198 00:15:37,763 --> 00:15:42,784 私は 世の理の加護を受け 時間さえ越えた者だぞ?→ 199 00:15:42,784 --> 00:15:44,803 この私が願うならば→ 200 00:15:44,803 --> 00:15:49,124 たとえ 犯人が絶園の樹であろうと 見つけられんわけがない。→ 201 00:15:49,124 --> 00:15:54,212 見つけられんなら それは はじまりの樹が犯人のときだけだ。 202 00:15:54,212 --> 00:15:56,498 そのときは 私を殺せ。 203 00:15:56,498 --> 00:15:59,898 貴様の妹を殺したのは 私も同然だ! 204 00:16:01,286 --> 00:16:05,223 ふっ 分かったよ。 なら 吉野→ 205 00:16:05,223 --> 00:16:09,077 お前も 愛花の彼氏を教えるって約束…。 206 00:16:13,732 --> 00:16:17,653 (哲馬・通信)左門殿! 哲馬か! 一体 何があった!? 207 00:16:17,653 --> 00:16:21,640 (哲馬)はじまりの樹の強襲です! 結界が破られます! 208 00:16:21,640 --> 00:16:23,659 (左門・通信)はじまりの樹!? 209 00:16:32,217 --> 00:16:36,855 (山本)結界が あんなに簡単に!? (潤一郎)あの結界自体→ 210 00:16:36,855 --> 00:16:39,941 はじまりの樹の力を借りて 作ったものですから。 211 00:16:39,941 --> 00:16:43,812 (夏村)結界は 絶園の樹の制御もしていました。 212 00:16:43,812 --> 00:16:46,798 それを いきなり消失させるなど…。 213 00:16:46,798 --> 00:16:50,452 潤一郎殿 一体 これから どうなるのです!? 214 00:16:50,452 --> 00:16:53,922 分からない。 ただ→ 215 00:16:53,922 --> 00:16:55,957 これからは嵐だ。 216 00:16:55,957 --> 00:16:59,061 あっ! (左門)はじまりの樹の覚醒か!? 217 00:16:59,061 --> 00:17:02,831 葉風さんが!? いや 私は何も命じていない! 218 00:17:05,484 --> 00:17:09,421 左門殿! 絶園の樹は 我々の制御を離れ→ 219 00:17:09,421 --> 00:17:12,221 はじまりの樹に 応戦しようとしています! 220 00:17:14,760 --> 00:17:18,060 左門殿 ご指示を!! 左門殿!! 221 00:17:22,050 --> 00:17:24,786 どうした!? 哲馬~!! 222 00:18:14,019 --> 00:18:17,022 (山本)これは 現実感ないわ…。 223 00:18:17,022 --> 00:18:20,358 (夏村)このままでは 狂嵐した絶園の樹によって→ 224 00:18:20,358 --> 00:18:22,394 富士山麓は壊滅…→ 225 00:18:22,394 --> 00:18:26,882 いえ 列島すら分断させかねない 破壊の嵐が…。 226 00:18:26,882 --> 00:18:28,950 (潤一郎)かもしれないね。 227 00:18:28,950 --> 00:18:32,954 でも はじまりの樹は これで終わったわけじゃない。 228 00:18:53,625 --> 00:18:56,445 (山本)絶園の樹を食ってる!? 229 00:19:01,283 --> 00:19:03,283 防御! 230 00:19:07,856 --> 00:19:09,891 しかし 潤一郎殿→ 231 00:19:09,891 --> 00:19:12,861 姫様が 完全に覚醒を行っていないゆえ→ 232 00:19:12,861 --> 00:19:15,814 現状では 絶園の樹が優勢では? 233 00:19:15,814 --> 00:19:18,850 ここだけ見ればね。 けど たぶん→ 234 00:19:18,850 --> 00:19:23,355 はじまりの樹は 世界中で覚醒を始めていると思う。 235 00:19:23,355 --> 00:19:26,441 パリでもか! 急いで確認しろ 今すぐに! 236 00:19:26,441 --> 00:19:30,395 ≪ニューヨークに巨大な樹が出現! ≫ダメだ 情報が足りない! 237 00:19:30,395 --> 00:19:32,631 ≪あの文明を食ってる樹は→ 238 00:19:32,631 --> 00:19:35,967 国内だけの現象じゃないのか!?≫ 239 00:19:35,967 --> 00:19:38,367 我が名において聞き届けよ。 240 00:19:40,939 --> 00:19:44,659 左門 復活の儀式は どこでやっている? 241 00:19:44,659 --> 00:19:48,363 それは…。 儀式の場に相当量の供物があろう。 242 00:19:48,363 --> 00:19:51,500 それを使って 私が絶園の樹を抑える。→ 243 00:19:51,500 --> 00:19:54,553 同時に はじまりの樹の覚醒を止める。 244 00:19:54,553 --> 00:19:58,953 信じろ! はじまりの樹を このまま 完全覚醒させはせん! 245 00:20:01,693 --> 00:20:03,693 分かりました…。 246 00:20:05,480 --> 00:20:07,780 (局員)地震か!? (局員)でかいぞ! 247 00:20:15,390 --> 00:20:20,495 (早河)世界の… 関節が外れた…。 248 00:20:20,495 --> 00:20:23,098 真広 その魔具をよこせ。→ 249 00:20:23,098 --> 00:20:26,868 それを供物にし直し ここの防御壁を強化する。 250 00:20:26,868 --> 00:20:31,273 この結界は 絶園の樹に 直撃されても保つようにしておく。 251 00:20:31,273 --> 00:20:35,327 私が大樹を鎮めに行っている間 貴様たちは ここを動くな。 252 00:20:35,327 --> 00:20:37,379 はぁ… 分かったよ。 253 00:20:37,379 --> 00:20:39,479 さっさと鎮めてきやがれ! 254 00:20:40,899 --> 00:20:43,151 (葉風)吉野。 えっ? 255 00:20:43,151 --> 00:20:45,737 貴様には あとで 必ず礼を…。 256 00:21:07,459 --> 00:21:09,794 (葉風)吉野~!! 吉野!! 257 00:21:09,794 --> 00:21:11,994 少年! 不用意に動くな! 258 00:21:14,766 --> 00:21:16,766 (葉風)真広!! 259 00:21:19,371 --> 00:21:22,290 (山本)あっ… 彼は どこ? 260 00:21:22,290 --> 00:21:25,126 潤一郎殿は そういう方です。 261 00:21:25,126 --> 00:21:28,026 どうにも捉えどころのない… ん? 262 00:21:30,882 --> 00:21:34,819 (山本)ここは やばそうね。 あなたは どうするの? 263 00:21:34,819 --> 00:21:38,456 (夏村)鎖部夏村。 (山本)えっ? 264 00:21:38,456 --> 00:21:40,856 私の名前です。 265 00:21:43,962 --> 00:21:47,415 (山本)もし生き残れたら お互い→ 266 00:21:47,415 --> 00:21:50,785 腹を割って話す必要がありそうね。 267 00:21:50,785 --> 00:21:53,285 (夏村)独断では答えかねます。 268 00:21:57,809 --> 00:21:59,811 (左門)≪なんということだ…≫ 269 00:21:59,811 --> 00:22:02,614 ≪姫様が戻られた途端 もはや 二人は→ 270 00:22:02,614 --> 00:22:05,383 用済みとばかりに 排除された≫ 271 00:22:05,383 --> 00:22:07,669 ≪偶然か? いや→ 272 00:22:07,669 --> 00:22:09,688 それとも これが→ 273 00:22:09,688 --> 00:22:12,173 はじまりの樹の理なのか?≫ 274 00:22:12,173 --> 00:22:15,777 (葉風) 樹の中の樹 大樹の中の大樹! 275 00:22:15,777 --> 00:22:19,080 まだ我の言葉を 聞き届ける意思があるのなら→ 276 00:22:19,080 --> 00:22:21,800 答えよ! 277 00:22:21,800 --> 00:22:25,453 姫様 そっ それを使っては…。 (葉風)左門! 278 00:22:25,453 --> 00:22:28,456 お前は 真広を助けろ! 私は これから→ 279 00:22:28,456 --> 00:22:31,860 吉野の体を修復しながら 儀式場へ向かう!→ 280 00:22:31,860 --> 00:22:33,962 いいか 絶対に助けろ!→ 281 00:22:33,962 --> 00:22:35,997 真広に何かあったら 許さん!→ 282 00:22:35,997 --> 00:22:38,483 許さんからな!! はい!→ 283 00:22:44,889 --> 00:22:47,992 (葉風)≪吉野 死なせはせん≫ 284 00:22:47,992 --> 00:22:49,992 ≪決して死なせんぞ≫ 285 00:22:52,330 --> 00:22:54,349 ≪分からん≫ 286 00:22:54,349 --> 00:22:56,801 ≪はじまりの樹は→ 287 00:22:56,801 --> 00:23:00,822 一体 私に 何を 望んでいるのだ≫ 288 00:23:16,521 --> 00:23:18,790 あの叫びが 胸を打つ!→ 289 00:23:18,790 --> 00:23:20,790 かわいそうに」。 290 00:23:22,627 --> 00:23:24,927 「みんな 溺れてしまった!」。 291 00:23:26,614 --> 00:23:30,301 「私がもし力のある 神様だったなら→ 292 00:23:30,301 --> 00:23:33,101 海なんか 陸の下に沈めてしまったのに」。 293 00:23:34,489 --> 00:23:37,826 「そして あの立派な船も→ 294 00:23:37,826 --> 00:23:40,311 乗っていた人たちも→ 295 00:23:40,311 --> 00:23:42,931 海に呑み込ませはしなかった」。 296 00:24:20,228 --> 00:24:24,049 (子供の吉野) 死んだよ。 みんな死んじゃった。→ 297 00:24:24,049 --> 00:24:27,049 はじまりの樹が 全部 飲み込んじゃったんだ。