1 00:01:34,957 --> 00:01:54,960 ♪♪~ 2 00:01:54,960 --> 00:02:05,037 ♪♪~ 3 00:02:05,037 --> 00:02:17,799 ♪♪~ 4 00:02:17,799 --> 00:02:20,502 ♪♪~ 5 00:02:20,502 --> 00:02:36,668 ♪♪~ 6 00:02:36,668 --> 00:02:40,255 ♪♪~ 7 00:02:40,255 --> 00:02:50,065 ♪♪~ 8 00:02:50,065 --> 00:03:02,765 ♪♪~ 9 00:03:10,485 --> 00:03:26,501 ♪♪~ 10 00:03:26,501 --> 00:03:30,305 (左門)早いな。 それに多い。→ 11 00:03:30,305 --> 00:03:34,559 本格的な攻勢はあっても まだ先だと思っていたが→ 12 00:03:34,559 --> 00:03:37,345 政府に切れ者がいたか…。→ 13 00:03:37,345 --> 00:03:39,981 それとも これも はじまりの樹がもたらす→ 14 00:03:39,981 --> 00:03:41,981 姫様の強運か…。 15 00:03:43,401 --> 00:03:47,906 ならば 姫様 今日で その運 尽きさせましょう。 16 00:03:47,906 --> 00:03:52,961 ♪♪~ 17 00:03:52,961 --> 00:03:55,263 (不破真広)軍の連中 そろそろ→ 18 00:03:55,263 --> 00:03:57,599 おっぱじめるつもりらしいぜ。 19 00:03:57,599 --> 00:04:00,435 (葉風・通信) 始めたところで 通常兵器では→ 20 00:04:00,435 --> 00:04:03,705 結界を破るまで 何週間かかるか分からんぞ。→ 21 00:04:03,705 --> 00:04:06,892 その前に 弾薬が尽きるだろうがな。 22 00:04:06,892 --> 00:04:10,228 (葉風)お前たちは 魔具を10個ほど準備しろ。→ 23 00:04:10,228 --> 00:04:13,228 それで なんとか 結界内に侵入できるだろう。 24 00:04:14,616 --> 00:04:18,716 (葉風) 雌雄を決するときが来たな 左門。 25 00:04:21,840 --> 00:04:24,326 (滝川吉野)真広。 ん? 26 00:04:24,326 --> 00:04:27,362 今日で 何かが変わると思うか? 27 00:04:27,362 --> 00:04:31,616 んなもん 俺には どうでもいいことだな。 28 00:04:31,616 --> 00:04:34,352 (心の声)≪いまだに…→ 29 00:04:34,352 --> 00:04:39,157 いまだに思い出すたび 何もかもが疑わしくなる≫ 30 00:04:39,157 --> 00:04:42,277 ≪一体 なぜ信じられるのか…→ 31 00:04:42,277 --> 00:04:44,679 これで 愛花が死んでいると≫ 32 00:04:44,679 --> 00:04:55,040 ♪♪~ 33 00:04:55,040 --> 00:04:57,859 (回想)((どうして 冷たいんだ?)) 34 00:04:57,859 --> 00:05:03,548 ♪♪~ 35 00:05:03,548 --> 00:05:05,584 行くぞ→ 36 00:05:05,584 --> 00:05:08,420 愛花を殺したヤツを突き止めにな。 37 00:05:08,420 --> 00:05:11,620 ♪♪~ 38 00:05:12,958 --> 00:05:14,993 [テレビ](アナウンサー)防衛省によりますと→ 39 00:05:14,993 --> 00:05:17,979 今回の富士山麓における 国防軍の演習は→ 40 00:05:17,979 --> 00:05:22,551 初の陸・海・空 3国防軍による 大規模なものとなっており→ 41 00:05:22,551 --> 00:05:25,554 報道関係者 および 一般人の立ち入りは→ 42 00:05:25,554 --> 00:05:27,754 厳しく制限されております。 43 00:05:29,174 --> 00:05:32,093 [テレビ](アナウンサー) 防衛省は今後も 軍の統合運用を→ 44 00:05:32,093 --> 00:05:35,113 念頭に置いた演習を 実施していく考えのようです。 45 00:05:35,113 --> 00:05:38,713 (山本)ふっ これが最後にならなきゃいいけど。 46 00:05:40,135 --> 00:05:43,338 (通信)観測ヘリの映像 回せ! (通信)目標上空到達まで2分! 47 00:05:43,338 --> 00:05:47,175 (通信)CIC指示の目標! (通信)発射弾数 2つ! 48 00:05:47,175 --> 00:05:50,575 第1 第2 第3中隊 効力射 用意! 49 00:05:58,003 --> 00:06:00,639 撃て~! 50 00:06:00,639 --> 00:06:02,657 なんつって。 51 00:06:02,657 --> 00:06:13,468 ♪♪~ 52 00:06:13,468 --> 00:06:15,470 ドカーーン! 53 00:06:15,470 --> 00:06:17,570 ドカン! ドカン ドカン! 54 00:06:19,824 --> 00:06:22,424 始まったみたいだ! 急ぐぞ! 55 00:06:24,963 --> 00:06:27,299 さあ 魔法使いども→ 56 00:06:27,299 --> 00:06:29,899 その殻の中から出てきなさい。 57 00:06:32,120 --> 00:06:36,391 (左門)哲馬 軍の攻撃に対する指揮を任せる。→ 58 00:06:36,391 --> 00:06:40,428 復活の儀式を続けつつ 絶園の樹の安全を優先。 59 00:06:40,428 --> 00:06:42,948 結界の迷彩効果を切ってもいい。 60 00:06:42,948 --> 00:06:46,117 その活力を 衝撃防御に回せ。 61 00:06:46,117 --> 00:06:48,653 絶園の樹の姿→ 62 00:06:48,653 --> 00:06:50,972 もはや隠すこともない。 63 00:06:50,972 --> 00:06:59,514 ♪♪~ 64 00:06:59,514 --> 00:07:01,533 (宇津井・通信)目標に変化あり。 65 00:07:01,533 --> 00:07:03,568 (早河)あれが…。 66 00:07:03,568 --> 00:07:07,055 ≪なんだ!? ≫確認 急げ! 67 00:07:07,055 --> 00:07:10,575 出たわね 絶園の樹。 68 00:07:10,575 --> 00:07:19,884 ♪♪~ 69 00:07:19,884 --> 00:07:33,682 ♪♪~ 70 00:07:33,682 --> 00:07:36,434 (哲馬・通信) 左門殿 何者かが 結界に干渉。→ 71 00:07:36,434 --> 00:07:38,434 侵入を図っています。 72 00:07:39,821 --> 00:07:43,425 姫様 勝負は これからです。 73 00:07:43,425 --> 00:07:50,665 ♪♪~ 74 00:07:50,665 --> 00:07:52,665 うわっ! 75 00:07:54,936 --> 00:07:58,456 結界を抜けたぞ 葉風。 (葉風・通信)ああ。 76 00:07:58,456 --> 00:08:01,476 (葉風)これで 左門に 完全に気付かれた。→ 77 00:08:01,476 --> 00:08:03,995 だが 逃げ隠れする必要はない。→ 78 00:08:03,995 --> 00:08:06,548 まっすぐ 絶園の樹に向かえ。 79 00:08:06,548 --> 00:08:09,034 あと一手…→ 80 00:08:09,034 --> 00:08:11,052 それで詰みだ。 81 00:08:11,052 --> 00:08:13,288 (通信士) 各部隊 第1次攻撃 終了! 82 00:08:13,288 --> 00:08:15,688 (指揮官・通信) 目標への効果 確認! 83 00:08:17,125 --> 00:08:20,662 (宇津井)指揮所へ 目標への効果 確認できず。→ 84 00:08:20,662 --> 00:08:23,798 戦車 および 戦闘車による近接攻撃に移る。→ 85 00:08:23,798 --> 00:08:25,834 (通信)送れ! (通信)了解! 86 00:08:25,834 --> 00:08:28,720 あの障壁らしきものを どうにかせんかぎりは→ 87 00:08:28,720 --> 00:08:31,156 弾の無駄だろうがな。 88 00:08:31,156 --> 00:08:34,492 魔法の力 これほどとは…。 89 00:08:34,492 --> 00:08:37,462 (山本) 軍の連中 焦ってきてるな。→ 90 00:08:37,462 --> 00:08:39,564 でも 魔法使いっていっても→ 91 00:08:39,564 --> 00:08:43,201 ヤツらに 攻撃魔法みたいなものは 存在しない。 92 00:08:43,201 --> 00:08:46,454 だから 今は ひたすら攻めてりゃいいのよ。 93 00:08:46,454 --> 00:08:49,691 (男たち)戻れ 戻れ 戻れ→ 94 00:08:49,691 --> 00:08:52,627 戻れ 戻れ 戻れ…。 95 00:08:52,627 --> 00:08:55,113 (哲馬) 今は 外の攻撃を無視しろ!→ 96 00:08:55,113 --> 00:08:57,148 結界は まだ安定している!→ 97 00:08:57,148 --> 00:09:00,735 その間に できるだけ 儀式を進めておくのだ! 98 00:09:00,735 --> 00:09:03,888 (哲馬)≪とは言っても 想定以上の攻勢だ≫ 99 00:09:03,888 --> 00:09:07,158 ≪あまりに受けすぎれば 復活後の絶園の樹の制御に→ 100 00:09:07,158 --> 00:09:09,177 支障が出てしまう…≫ 101 00:09:09,177 --> 00:09:12,063 ボゥン! ボゥン! ボゥン! 102 00:09:12,063 --> 00:09:14,363 バシューー! 103 00:09:19,370 --> 00:09:21,370 あっ! 104 00:09:28,947 --> 00:09:32,250 樽? ≫ザッザッザッ…(足音) 105 00:09:32,250 --> 00:09:42,594 ♪♪~ 106 00:09:42,594 --> 00:09:46,064 葉風 髪が長くて 刀持った→ 107 00:09:46,064 --> 00:09:48,600 詰め襟野郎が出てきたぞ。 108 00:09:48,600 --> 00:09:51,269 (葉風・通信) 左門で間違いなかろう。→ 109 00:09:51,269 --> 00:09:55,469 そのまま近づけ 私の声が届く所まで。 110 00:09:57,492 --> 00:10:00,128 (左門)よく来た 少年。→ 111 00:10:00,128 --> 00:10:02,680 我が名は 鎖部左門。→ 112 00:10:02,680 --> 00:10:06,000 古き一族 鎖部に連なる者を代表して→ 113 00:10:06,000 --> 00:10:08,620 今 ここに立っている。→ 114 00:10:08,620 --> 00:10:12,273 少年 お前たちに 名乗る名はあるか? 115 00:10:12,273 --> 00:10:16,945 へっ 少年Aと ほか一名でいいさ。 116 00:10:16,945 --> 00:10:20,398 話があるのは 俺らじゃないからな。 117 00:10:20,398 --> 00:10:22,951 (葉風・通信)久しいな 左門。→ 118 00:10:22,951 --> 00:10:27,972 4か月ぶりになるか。 変わりなくやっているようだな。 119 00:10:27,972 --> 00:10:29,991 姫様こそ→ 120 00:10:29,991 --> 00:10:33,161 (通信) 遠く隔たっていても お変わりなく。 121 00:10:33,161 --> 00:10:36,064 左門 すでに分かっていよう。→ 122 00:10:36,064 --> 00:10:38,266 (通信) この者に持たせてある魔具は→ 123 00:10:38,266 --> 00:10:40,818 すでに 我が魔法の効果範囲だ。→ 124 00:10:40,818 --> 00:10:44,606 使用すれば すぐさま 絶園の樹の制御は狂い→ 125 00:10:44,606 --> 00:10:47,625 結界は破れ 私でなければ収拾できぬ→ 126 00:10:47,625 --> 00:10:50,628 破壊の嵐が その一帯に発生しよう。→ 127 00:10:50,628 --> 00:10:55,233 そうなれば 貴様は 私を そこに戻すしかなくなる。→ 128 00:10:55,233 --> 00:10:57,669 降伏しろ 左門。 129 00:10:57,669 --> 00:10:59,771 魔具を発動させる前に→ 130 00:10:59,771 --> 00:11:02,974 おとなしく私を そこに戻せ。→ 131 00:11:02,974 --> 00:11:05,760 (通信)私が 私の魔具を持つ者を→ 132 00:11:05,760 --> 00:11:09,764 そこに送り込めた時点で 勝負は決した。→ 133 00:11:09,764 --> 00:11:13,601 貴様は よくやった。 なのに 往生際も悪く→ 134 00:11:13,601 --> 00:11:16,487 いらぬ被害を出しても しかたあるまい。 135 00:11:16,487 --> 00:11:19,891 降伏するのは プライドが許さねぇっていうなら→ 136 00:11:19,891 --> 00:11:22,660 すぐに こいつを引いてやるぜ。 137 00:11:22,660 --> 00:11:26,965 (左門) 引いて 世界を滅ぼすのか?→ 138 00:11:26,965 --> 00:11:31,152 絶園の樹なくして この世は守れんぞ。 139 00:11:31,152 --> 00:11:35,557 世界を滅ぼすのは あの絶園の樹の力でしょう? 140 00:11:35,557 --> 00:11:37,792 現に どれだけのものが壊れ→ 141 00:11:37,792 --> 00:11:40,728 どれだけの人が 死んだと思ってるんです? 142 00:11:40,728 --> 00:11:44,566 (左門)聞いてないのか? それらの現象は→ 143 00:11:44,566 --> 00:11:48,069 はじまりの樹が 絶園の樹を復活させぬため→ 144 00:11:48,069 --> 00:11:51,356 果実を集めようとすれば 大きな被害が出るよう→ 145 00:11:51,356 --> 00:11:53,975 仕組んだものだ。 えっ? 146 00:11:53,975 --> 00:11:58,329 (左門)この世界を滅ぼすのは 絶園の樹の復活ではない。→ 147 00:11:58,329 --> 00:12:01,266 はじまりの樹の覚醒だ。→ 148 00:12:01,266 --> 00:12:04,569 それを防ぎ この世界を救えるのは→ 149 00:12:04,569 --> 00:12:08,623 ただ絶園の樹のみ。 あの大樹こそが→ 150 00:12:08,623 --> 00:12:13,294 我らにとって たった一つ 希望の剣なのだ。 151 00:12:13,294 --> 00:12:24,455 ♪♪~ 152 00:12:24,455 --> 00:12:27,091 (潤一郎) この世界は はじまりの樹が→ 153 00:12:27,091 --> 00:12:31,491 眠っている間に生まれた ある意味 不完全な世界だ。 154 00:12:33,881 --> 00:12:37,151 はじまりの樹の力が 及んでいるとはいえ→ 155 00:12:37,151 --> 00:12:42,056 その理には隙があるし 不安定なのも否定できない。→ 156 00:12:42,056 --> 00:12:44,942 つまり この世界は正しくない。→ 157 00:12:44,942 --> 00:12:47,562 だから はじまりの樹が目覚めれば→ 158 00:12:47,562 --> 00:12:51,462 まず この世界を 完全で正しいものに造り直す。 159 00:12:53,801 --> 00:12:57,622 そのため この世界は 一度 消滅する。 160 00:12:57,622 --> 00:13:00,108 (左門)はじまりの樹が その力を発するのに→ 161 00:13:00,108 --> 00:13:02,627 何が必要か知っていよう。→ 162 00:13:02,627 --> 00:13:05,527 力の代償に捧げるものを。 163 00:13:06,898 --> 00:13:10,518 高度な文明の産物。 (左門)そう。→ 164 00:13:10,518 --> 00:13:15,089 この世界を 完全に造り直すために 必要とされる文明の産物は→ 165 00:13:15,089 --> 00:13:18,526 想像を絶する量に上ろう。→ 166 00:13:18,526 --> 00:13:21,095 はじまりの樹が目覚めれば→ 167 00:13:21,095 --> 00:13:25,566 今 地球上にある 文明という文明を食い尽くすぞ。→ 168 00:13:25,566 --> 00:13:28,970 そうなれば 人類は 1億と生き残れまい。→ 169 00:13:28,970 --> 00:13:32,890 そのうえ 生物のあり方そのものが 書き換えられ→ 170 00:13:32,890 --> 00:13:36,790 現存する すべての種族は 滅びる可能性もある。 171 00:13:38,046 --> 00:13:42,717 ≪魔法の説明を聞いたとき 何か違和感があった≫ 172 00:13:42,717 --> 00:13:45,169 ≪そうだ 鎖部の魔法は→ 173 00:13:45,169 --> 00:13:47,555 理を守るかもしれない≫ 174 00:13:47,555 --> 00:13:50,775 ≪でも 引き換えに 文明をリセットする→ 175 00:13:50,775 --> 00:13:53,061 恐ろしい力でもあるんだ≫ 176 00:13:53,061 --> 00:13:55,363 はっ…。 177 00:13:55,363 --> 00:13:57,765 だから 近代になって→ 178 00:13:57,765 --> 00:14:01,669 鎖部一族の ごく一部で 考えられるようになった。→ 179 00:14:01,669 --> 00:14:06,057 はじまりの樹が目覚める前に 絶園の樹を復活させ→ 180 00:14:06,057 --> 00:14:11,057 もう一度 深いダメージを与えて 再び長い眠りに就かせることを。 181 00:14:13,965 --> 00:14:16,367 まあ 本当に それが実行されるとは→ 182 00:14:16,367 --> 00:14:19,003 思ってもみなかったけど。 183 00:14:19,003 --> 00:14:22,457 軍隊を動かしてる お偉いさんたち→ 184 00:14:22,457 --> 00:14:26,327 まさか この攻撃が 世界を 滅ぼすことになるかもなんて→ 185 00:14:26,327 --> 00:14:28,327 考えてないだろうな。 186 00:14:29,714 --> 00:14:34,135 (葉風)左門 それは 幾度となく 一族で論じた。→ 187 00:14:34,135 --> 00:14:36,604 (通信) いくら この世が不完全といえ→ 188 00:14:36,604 --> 00:14:39,841 はじまりの樹は 世界を丸ごと書き換えはせん。→ 189 00:14:39,841 --> 00:14:42,777 問題点のみを修正するだけだ。 190 00:14:42,777 --> 00:14:46,280 そこへ 絶園の樹で 深い衝撃を与えてしまっては→ 191 00:14:46,280 --> 00:14:50,334 それによって 私でも 制御できない暴走が起こりかねん。 192 00:14:50,334 --> 00:14:53,434 それこそ あらゆる生物が死に絶える。 193 00:14:54,972 --> 00:14:59,977 姫様 あなただけが そう主張された。 194 00:14:59,977 --> 00:15:01,996 ですが…→ 195 00:15:01,996 --> 00:15:05,049 もはや 一族で 答えは出ているのです。→ 196 00:15:05,049 --> 00:15:07,585 どのような犠牲を払おうと 我々は→ 197 00:15:07,585 --> 00:15:10,621 務めを全うしなければならない。 (葉風・通信)おごるな! 198 00:15:10,621 --> 00:15:13,274 はじまりの樹の従者たる 鎖部の民が→ 199 00:15:13,274 --> 00:15:15,309 その主に背いて なんとする! 200 00:15:15,309 --> 00:15:17,562 この世界を守るためです! 201 00:15:17,562 --> 00:15:20,648 従者たれど 我らは 樹の奴隷ではありません! 202 00:15:20,648 --> 00:15:23,048 だから それでは 世界は守れん! 203 00:15:25,219 --> 00:15:27,255 (左門)どうする? 少年。→ 204 00:15:27,255 --> 00:15:30,658 これを聞いても まだ姫様の味方をするか?→ 205 00:15:30,658 --> 00:15:35,163 判断を誤れば お前たちが この世界を滅ぼすぞ。 206 00:15:35,163 --> 00:15:38,182 ≪どうするって いきなり そんなの…≫ 207 00:15:38,182 --> 00:15:41,352 ≪魔法について 詳しく 知ってるわけでもないし→ 208 00:15:41,352 --> 00:15:44,222 二人の人間性を 知ってるわけでもないし→ 209 00:15:44,222 --> 00:15:47,022 どっちが正しいなんて 決められるわけ…≫ 210 00:15:48,493 --> 00:15:51,496 へっ! まあ どっちが正しくてもいいや→ 211 00:15:51,496 --> 00:15:54,382 俺には関係ねぇし。 えっ? 212 00:15:54,382 --> 00:15:56,417 おい 真広。 それに→ 213 00:15:56,417 --> 00:16:00,872 お前らの方が正しいかもって話は とうに 葉風から聞いてる。 214 00:16:00,872 --> 00:16:03,691 もう一回 聞かされても 何も変わらねぇよ。 215 00:16:03,691 --> 00:16:06,561 いや そんな話 僕は聞いてないって。 216 00:16:06,561 --> 00:16:09,213 そりゃあ 聞かせてねぇから。 えっ? 217 00:16:09,213 --> 00:16:13,201 お前が聞いたら ぐだぐだ迷って面倒だしな。 218 00:16:13,201 --> 00:16:16,687 (左門)お前は 姫様の言葉を疑わなかったのか? 219 00:16:16,687 --> 00:16:19,690 別に お前の言葉も疑ってねぇよ。 220 00:16:19,690 --> 00:16:22,560 説得力は どっちもどっちだろ。 221 00:16:22,560 --> 00:16:27,098 はぁ… 人間的に どうかと思うが→ 222 00:16:27,098 --> 00:16:30,601 (通信)その者は この世のことなど 気にしておらん。→ 223 00:16:30,601 --> 00:16:33,801 故に左門 貴様の負けだ。 224 00:16:35,790 --> 00:16:40,177 ≪「おれは どん底に降り立っている→ 225 00:16:40,177 --> 00:16:42,877 この世もあの世もあるものか」≫ 226 00:16:44,999 --> 00:16:48,199 ≪「知ったことか。 どうともなれ」≫ 227 00:16:49,604 --> 00:16:54,125 ≪「ただ… ただ復讐さえすればいいのだ」≫ 228 00:16:54,125 --> 00:16:56,777 世界の心配は あとだ。 229 00:16:56,777 --> 00:16:59,330 さあ 葉風を戻せよ。 230 00:16:59,330 --> 00:17:02,830 俺は あいつに 見つけてもらうヤツがいる。 231 00:19:07,992 --> 00:19:11,228 さあ 葉風を戻せよ。 232 00:19:11,228 --> 00:19:14,482 ≪世界の命運を気にかけぬ者…≫ 233 00:19:14,482 --> 00:19:17,785 ≪そんな者が 姫様とつながるとは…。→ 234 00:19:17,785 --> 00:19:20,855 いや そんな者の存在自体→ 235 00:19:20,855 --> 00:19:24,255 世の理が 姫様の味方をしている証しか…≫ 236 00:19:25,760 --> 00:19:28,162 (左門)お前の望みはなんだ?→ 237 00:19:28,162 --> 00:19:32,166 世界を滅ぼす危険を顧みず 誰を求める。 238 00:19:32,166 --> 00:19:34,752 葉風が ここに戻れば分かるさ。 239 00:19:34,752 --> 00:19:37,788 お前は まだ知る必要ねぇよ。 240 00:19:37,788 --> 00:19:41,258 (左門)姫様が戻れば… か。→ 241 00:19:41,258 --> 00:19:44,862 そうか ならば やむをえん。 242 00:19:44,862 --> 00:19:46,897 (葉風)これで詰みだ。 243 00:19:46,897 --> 00:19:49,197 左門 終わったな。 244 00:19:51,085 --> 00:19:54,405 ゴロゴロゴロゴロ…(雷鳴) 245 00:19:54,405 --> 00:19:58,893 ≪とはいえ 真広の妹が 1年前に殺されていなければ→ 246 00:19:58,893 --> 00:20:02,797 真広は 復讐を考えず 私に手を貸すことも→ 247 00:20:02,797 --> 00:20:07,084 こうして 左門に揺るがぬ態度を とることもなかったろう。→ 248 00:20:07,084 --> 00:20:09,854 捉え方によれば 真広の妹は→ 249 00:20:09,854 --> 00:20:13,357 私のために殺されたとも言える。→ 250 00:20:13,357 --> 00:20:17,828 しかし 殺されたのは 私が ここに放り出される前だ。→ 251 00:20:17,828 --> 00:20:21,628 はじまりの樹が 私のために そう仕組んだわけはあるまい≫ 252 00:20:23,184 --> 00:20:27,705 ≪これでいいのか? 葉風さんが 世界を救うならいい≫ 253 00:20:27,705 --> 00:20:30,224 ≪でも 左門って男の 言うとおりだったら→ 254 00:20:30,224 --> 00:20:33,861 葉風さんは この世界を滅ぼしてしまう≫ 255 00:20:33,861 --> 00:20:37,161 ≪それを 真広個人の望みで 決めていいのか?≫ 256 00:20:38,816 --> 00:20:43,287 真広 お前は 世界を救ってやるって言ったろ? 257 00:20:43,287 --> 00:20:46,357 下手すれば その逆になるかもしれないんだぞ。 258 00:20:46,357 --> 00:20:50,094 それは 理にかなってるのか? ふっ。 259 00:20:50,094 --> 00:20:52,713 この世界が おおむねでも正しいなら→ 260 00:20:52,713 --> 00:20:56,066 葉風を戻しても滅びやしねぇよ。 261 00:20:56,066 --> 00:20:58,619 でも どうしようもなく間違ってれば→ 262 00:20:58,619 --> 00:21:02,519 一度 滅んで造り直した方が よっぽど正しくねぇか? 263 00:21:04,091 --> 00:21:06,127 ≪そうか…≫ 264 00:21:06,127 --> 00:21:09,680 ≪真広にとって 愛花ちゃんを殺した この世界は→ 265 00:21:09,680 --> 00:21:12,233 とにかく気に入らないんだ≫ 266 00:21:12,233 --> 00:21:14,785 ≪どんな形であれ 修正されるなら→ 267 00:21:14,785 --> 00:21:17,688 筋が通ってるって考えてるんだ≫ 268 00:21:17,688 --> 00:21:19,723 ≪無理だ≫ 269 00:21:19,723 --> 00:21:23,511 ≪僕が真広を どうこうできるわけがない≫ 270 00:21:23,511 --> 00:21:26,330 ≪愛花ちゃんのために 何ができるか→ 271 00:21:26,330 --> 00:21:28,730 僕には分かりもしないのに…≫ 272 00:21:30,818 --> 00:21:33,137 ほら 鎖部左門→ 273 00:21:33,137 --> 00:21:36,507 さっさと 葉風を戻せよ。 274 00:21:36,507 --> 00:21:39,326 ドシューー! バシューー! 275 00:21:39,326 --> 00:21:41,326 ボゥン ボゥン ボゥン! 276 00:21:43,063 --> 00:21:45,316 (部下)結界の第1層に変化! 277 00:21:45,316 --> 00:21:48,569 (男たち)戻れ 戻れ 美しい…。 278 00:21:48,569 --> 00:21:51,989 (部下)現状が続けば 結界の消失は 時間の問題です! 279 00:21:51,989 --> 00:21:55,526 夏村! ヤツらの兵器を塵にしてくれ! 280 00:21:55,526 --> 00:21:58,929 3割だ。 それで 軍は立ち行かなくなる! 281 00:21:58,929 --> 00:22:00,929 (夏村)委細承知。 282 00:22:04,168 --> 00:22:07,087 (左門)少年 一つ問う。 283 00:22:07,087 --> 00:22:11,825 姫様が お前の望みを かなえられなければどうする? 284 00:22:11,825 --> 00:22:13,861 例えば→ 285 00:22:13,861 --> 00:22:16,797 姫様が すでに死んでいるとすれば。 286 00:22:16,797 --> 00:22:21,218 ふっ 例え話は リアリティーがあるのにしろよ。 287 00:22:21,218 --> 00:22:23,654 (左門)十分リアルだ。→ 288 00:22:23,654 --> 00:22:26,907 (通信)姫様は すでに死んでいる。 ん? 289 00:22:26,907 --> 00:22:28,907 (左門)見るがいい! 290 00:22:30,828 --> 00:22:35,733 樹の中の樹 大樹の中の大樹→ 291 00:22:35,733 --> 00:22:38,269 我が言葉において聞き届けよ。 292 00:22:38,269 --> 00:22:55,719 ♪♪~ 293 00:22:55,719 --> 00:22:59,356 (左門)姫様は このように骨となっている。 294 00:22:59,356 --> 00:23:02,810 お前の望みをかなえる力はない。 295 00:23:02,810 --> 00:23:07,010 我々の邪魔をしても お前が得るものは何もないのだ。 296 00:23:09,333 --> 00:23:12,236 (潤一郎)((僕は 彼女の遺体を確認したんだ)) 297 00:23:12,236 --> 00:23:14,688 ((直感的に分かった→ 298 00:23:14,688 --> 00:23:17,191 これは葉風ちゃんだって)) 299 00:23:17,191 --> 00:23:21,578 ≪あれが葉風さんの骨? いやいや そんなわけないって≫ 300 00:23:21,578 --> 00:23:24,982 (葉風・通信)左門 こうして 今 貴様と話している私が→ 301 00:23:24,982 --> 00:23:27,034 死んでいるわけなかろう。 302 00:23:27,034 --> 00:23:30,220 よもや貴様 この私を幽霊とでも言うのか? 303 00:23:30,220 --> 00:23:32,339 (左門・通信)いえ。 304 00:23:32,339 --> 00:23:35,359 しかし これは あなたの全身骨格です。 305 00:23:35,359 --> 00:23:37,795 私が この手で この樽と共に→ 306 00:23:37,795 --> 00:23:40,195 孤島から持ち帰りました。 307 00:23:41,632 --> 00:23:44,732 ゴロゴロゴロゴロ… 308 00:23:46,153 --> 00:23:49,673 (葉風)左門 貴様 何が言いたい。 309 00:23:49,673 --> 00:23:52,559 ザァーーー(雨音) 310 00:23:52,559 --> 00:23:58,499 ♪♪~ 311 00:23:58,499 --> 00:24:01,669 ≪潤兄さんが 見せられたという骨か≫ 312 00:24:01,669 --> 00:24:04,269 ≪あれを ここで持ち出して 何を…≫ 313 00:24:06,123 --> 00:24:10,160 姫様 今は何年です? 314 00:24:10,160 --> 00:24:12,596 何? 315 00:24:12,596 --> 00:24:16,600 (左門)その島で過ごされて 4か月ほどだそうですが→ 316 00:24:16,600 --> 00:24:20,254 今 西暦で言えば何年です? 317 00:24:20,254 --> 00:24:24,658 ♪♪~ 318 00:24:24,658 --> 00:24:28,558 今は 西暦…。 319 00:24:29,930 --> 00:24:32,182 ピシャーン!(雷鳴) 320 00:24:32,182 --> 00:24:41,442 ♪♪~ 321 00:24:41,442 --> 00:24:43,460 (葉風)どうした。→ 322 00:24:43,460 --> 00:24:46,747 (通信) 何か おかしなことを言ったか? 323 00:24:46,747 --> 00:24:49,833 葉風さん それ→ 324 00:24:49,833 --> 00:24:52,286 (通信)2年前の西暦ですよ? 325 00:24:52,286 --> 00:25:03,664 ♪♪~ 326 00:25:03,664 --> 00:25:06,233 (葉風)2年?→ 327 00:25:06,233 --> 00:25:10,554 2年過ぎている? バカを言うな。→ 328 00:25:10,554 --> 00:25:14,007 私は この島で 4か月ほどしか 過ごしておらんぞ!→ 329 00:25:14,007 --> 00:25:17,207 いくらなんでも まるまる2年も勘違いするか! 330 00:25:18,512 --> 00:25:21,031 どういうことだ? 331 00:25:21,031 --> 00:25:23,584 姫様…→ 332 00:25:23,584 --> 00:25:28,088 そこは 我々にとって 2年前の世界です。 333 00:25:28,088 --> 00:25:31,488 姫様からすれば こちらは2年後の世界。 334 00:25:32,926 --> 00:25:35,796 (左門) 魔法による交信方法でなければ→ 335 00:25:35,796 --> 00:25:39,433 (通信)まず こんなことは 起こらなかったでしょう。 336 00:25:39,433 --> 00:25:42,033 ゴロゴロゴロゴロ… 337 00:25:43,987 --> 00:25:48,325 魔法によって 今現在と2年前のその島が→ 338 00:25:48,325 --> 00:25:51,825 時間を越えて つながっているのです。 339 00:25:55,549 --> 00:25:58,218 時間を越えて!? 340 00:25:58,218 --> 00:26:00,218 ピシャーン! 341 00:26:01,989 --> 00:26:22,075 ♪♪~ 342 00:26:22,075 --> 00:26:41,995 ♪♪~ 343 00:26:41,995 --> 00:27:01,999 ♪♪~ 344 00:27:01,999 --> 00:27:08,305 ♪♪~ 345 00:27:08,305 --> 00:27:15,929 ♪♪~ 346 00:27:15,929 --> 00:27:29,829 ♪♪~ 347 00:29:06,940 --> 00:29:09,926 (山本) 姓は山本 名はエヴァンジェリン。 348 00:29:09,926 --> 00:29:13,130 ああ そこで勝手に死んでろ。 349 00:29:13,130 --> 00:29:16,166 (左門) なんだ? 何がどうなっている!? 350 00:29:16,166 --> 00:29:18,518 (愛花) 私のせいで 真広と吉野さんが→ 351 00:29:18,518 --> 00:29:20,771 殺し合う展開ですね。 352 00:29:20,771 --> 00:29:23,040 (葉風)信じられん…。 353 00:29:23,040 --> 00:29:25,409 真広 お前に→ 354 00:29:25,409 --> 00:29:28,409 愛花ちゃんの彼氏が誰だったか 教えてやる。