1 00:00:00,968 --> 00:00:20,988 ♬~ 2 00:00:20,988 --> 00:00:41,008 ♬~ 3 00:00:41,008 --> 00:01:00,961 ♬~ 4 00:01:00,961 --> 00:01:20,981 ♬~ 5 00:01:20,981 --> 00:01:28,989 ♬~ 6 00:01:40,968 --> 00:01:43,270 (四月一日)いいんですね? 本当に 7 00:01:44,304 --> 00:01:46,640 (侑子)いいのよ 四月一日 8 00:01:46,640 --> 00:01:48,942 さあ 思いっきり… 9 00:01:50,243 --> 00:01:53,847 来い 来い~ (モコナ)来い~ 10 00:01:56,917 --> 00:01:58,919 てい! 11 00:01:58,919 --> 00:02:00,921 フンッ 12 00:02:02,255 --> 00:02:05,258 だあ~! あ… わ~い ホームラン! 13 00:02:05,258 --> 00:02:07,260 (ガラスが割れる音) んんっ あっ… 14 00:02:07,260 --> 00:02:09,262 おお~ 割れた 15 00:02:09,262 --> 00:02:12,933 どっかの家の窓かなんかみたいね ねえ~ 16 00:02:12,933 --> 00:02:14,935 あ… 17 00:02:14,935 --> 00:02:16,937 (2人)行ってらっしゃ~い 18 00:02:16,937 --> 00:02:19,940 …って やっぱり 俺が行くんですか! 19 00:02:23,276 --> 00:02:25,278 (鳥のさえずり) 20 00:02:26,279 --> 00:02:28,949 ハァ~ 和むわ~ 21 00:02:28,949 --> 00:02:32,953 和まないでください 俺 すんげえ怒られたんですよ 22 00:02:32,953 --> 00:02:35,956 窓ガラスどころか ボールが台所に飛び込んで 23 00:02:35,956 --> 00:02:37,958 食卓の皿まで メチャメチャにしちゃって 24 00:02:37,958 --> 00:02:39,960 その片づけまで ぜ~んぶ… 25 00:02:39,960 --> 00:02:41,962 (ひまわり)四月一日く~ん! あっ… 26 00:02:44,297 --> 00:02:48,301 ひまわりちゃん ここだよ 遅れて ごめんなさい 27 00:02:48,301 --> 00:02:51,571 呼び出したの 私なのに いいよ 気にしないで 28 00:02:51,571 --> 00:02:53,573 ささっ 座って (モコナ)あ~あ プウ~ 29 00:02:53,573 --> 00:02:55,575 ありがとう お茶飲む? 日本茶? 30 00:02:55,575 --> 00:02:58,245 ウーロン茶? ダージリン? ♪(鼻歌) 31 00:02:58,245 --> 00:03:00,247 あなたが ひまわりちゃんね んっ? 32 00:03:00,247 --> 00:03:04,251 こんにちは 四月一日から いろいろとウワサは聞いてるわ 33 00:03:04,251 --> 00:03:07,587 も~う そんなこと こんなとこで 言わないでくださいよ~ 34 00:03:07,587 --> 00:03:11,258 侑子さんですね 四月一日くんのバイト先で 35 00:03:11,258 --> 00:03:13,260 なんでもしてくれる お店の店長さんの 36 00:03:13,260 --> 00:03:15,262 はじめまして 37 00:03:15,262 --> 00:03:19,933 で ひまわりちゃん 私に頼みたいことって何かしら? 38 00:03:19,933 --> 00:03:21,935 あっ 実は… 39 00:03:21,935 --> 00:03:24,938 友達の学校のことなんですけど (2人)ん? 40 00:03:24,938 --> 00:03:27,941 エンジェルさんが はやっているらしくて 41 00:03:27,941 --> 00:03:31,945 そのせいか 学校で変なことが 続いてるらしいんです➡ 42 00:03:31,945 --> 00:03:35,282 侑子さんなら 何か分かるかなと思って 43 00:03:35,282 --> 00:03:38,285 エンジェルさん? 天使? 44 00:03:38,285 --> 00:03:41,288 (侑子の声)狐狗狸さんの名前を 変えたものよ 45 00:03:41,288 --> 00:03:43,890 キューピッドさんと いうこともあるわ 46 00:03:44,958 --> 00:03:49,629 まっ 名前を どう変えたって 危ないのは変わらないんだけどね 47 00:03:49,629 --> 00:03:52,566 危ないんですか やっぱり… 48 00:03:52,566 --> 00:03:56,236 そのお友達のために なんとかしたい? 49 00:03:56,236 --> 00:03:59,239 はい 心配ですし できるなら 50 00:03:59,239 --> 00:04:02,909 いいわ ひまわりちゃんの依頼 受けましょう 51 00:04:02,909 --> 00:04:05,245 うん フッ 52 00:04:05,245 --> 00:04:07,247 この子が 俺かよ! 53 00:04:07,247 --> 00:04:10,584 せっかく 快諾してくれたと… 四月一日 一人だけだと心配だから 54 00:04:10,584 --> 00:04:12,586 あと一人 欲しいわね …おさんどんしかできませんよ! 55 00:04:12,586 --> 00:04:14,588 それなら 私が 56 00:04:16,923 --> 00:04:18,925 もう一人は… 57 00:04:21,261 --> 00:04:23,930 ひまわりちゃん かわいいじゃない 58 00:04:23,930 --> 00:04:27,601 も~う 四月一日も 隅におけないわねえ 59 00:04:27,601 --> 00:04:29,936 なんで俺が 依頼 受けることになるんすか? 60 00:04:29,936 --> 00:04:33,607 だって… ああっ モロ  その帯どめ 取って 61 00:04:33,607 --> 00:04:35,609 マルは そっちのヒモを 持っててちょうだい 62 00:04:35,609 --> 00:04:37,611 (マル・モロ)は~い 63 00:04:37,611 --> 00:04:41,281 「だって」 なんすか? だって 私が引き受けたら 64 00:04:41,281 --> 00:04:43,950 ひまわりちゃんから 対価を もらわなきゃならないのよ 65 00:04:43,950 --> 00:04:45,952 ああ 危ない! 66 00:04:45,952 --> 00:04:47,954 (四月一日の声) 対価とか なんとか言って 67 00:04:47,954 --> 00:04:49,890 ひまわりちゃんが 侑子さんの毒牙に! 68 00:04:49,890 --> 00:04:52,492 あいてっ! だから その毒牙って なんなのよ 69 00:04:53,560 --> 00:04:56,563 けど 俺 もし 何かヤバいもんがいたとしても 70 00:04:56,563 --> 00:04:58,565 見えるだけで何もできないし 71 00:04:58,565 --> 00:05:01,902 だから 一人じゃ大変だと思って 72 00:05:01,902 --> 00:05:04,905 だからって百目鬼と一緒に 行くことないでしょうが! 73 00:05:04,905 --> 00:05:06,907 嫌がらせっすか! 74 00:05:06,907 --> 00:05:10,577 あ~あ~ これじゃ ほんとに百目鬼と縁ができちゃう 75 00:05:10,577 --> 00:05:13,914 だって 心細いでしょう それに ひまわりちゃんが 76 00:05:13,914 --> 00:05:16,583 百目鬼くんに わざわざ 頼みに行ってくれてるのは 77 00:05:16,583 --> 00:05:20,253 ありがたいことじゃない あんなやつ 絶対 来ねえっすよ 78 00:05:20,253 --> 00:05:23,256 でも ひまわりちゃん 感謝してたわよね 79 00:05:23,256 --> 00:05:25,926 《ありがとう 四月一日くん》 80 00:05:25,926 --> 00:05:28,929 …って メチャクチャ かわいかったです 81 00:05:28,929 --> 00:05:32,265 よかったね 約束したんだから行かなきゃね 82 00:05:32,265 --> 00:05:34,935 百目鬼くんと 校門で待ち合わせでしょ 83 00:05:34,935 --> 00:05:37,938 侑子さんが勝手にサクサク 決めたんでしょ! 84 00:05:37,938 --> 00:05:42,943 ぬああ~! 分かりました! 百目鬼と一緒は やだけど 85 00:05:42,943 --> 00:05:44,945 ひまわりちゃんのために 行ってきます 86 00:05:44,945 --> 00:05:46,947 (拍手) よく言った! 男だねえ 87 00:05:46,947 --> 00:05:48,949 色男! (モロ)快男子! 88 00:05:48,949 --> 00:05:50,884 四月一日屋! 89 00:05:50,884 --> 00:05:55,889 大丈夫 一緒には行けないけど アドバイスはしてあげるから 90 00:05:55,889 --> 00:05:59,226 侑子さん もちろん 対価は もらうわよ 91 00:05:59,226 --> 00:06:01,561 四月一日のバイトに 上乗せしとくわ 92 00:06:01,561 --> 00:06:04,564 やっぱり そういうキャラっすよね 侑子さんは 93 00:06:04,564 --> 00:06:09,569 じゃ これ 装備して行ってね はい? 94 00:06:15,909 --> 00:06:17,911 (足音) 95 00:06:22,249 --> 00:06:26,553 (百目鬼)遅いぞ んっ… んんっ 96 00:06:30,257 --> 00:06:32,592 行くか せめて ツッコめよ! 97 00:06:32,592 --> 00:06:35,262 おかしいだろ あからさまに この耳辺りが! 98 00:06:35,262 --> 00:06:38,598 好きで着けてんなら 何も言うことねえだろ 99 00:06:38,598 --> 00:06:40,600 アホ! 好きなわけあるか! 100 00:06:40,600 --> 00:06:42,602 《いやっす!➡ 101 00:06:42,602 --> 00:06:45,939 なんで こんな耳 着けて 歩かなきゃならないんすか!》 102 00:06:45,939 --> 00:06:47,941 《ヘッドホンの代わりよ➡ 103 00:06:47,941 --> 00:06:51,211 これで遠く離れても 私の声が聞こえてくるってわけ》 104 00:06:51,211 --> 00:06:54,214 《だったら 普通のヘッドホンで いいじゃないっすか》 105 00:06:54,214 --> 00:06:56,549 《ウチ ヘッドホンないもの》 《だとしても➡ 106 00:06:56,549 --> 00:06:58,551 もっと別の何かがあるでしょ!》 107 00:06:58,551 --> 00:07:00,887 《ダメ これがいいの》 108 00:07:00,887 --> 00:07:03,223 《なんで?》 《おもしろいから》 109 00:07:03,223 --> 00:07:05,225 《くう~っ! ハァ…》 110 00:07:05,225 --> 00:07:09,229 まあ おもしろいな 確かに お前に言われたかねえよ! 111 00:07:09,229 --> 00:07:12,899 (ヘッドホン:侑子)「ほら 百目鬼くんにもウケたでしょ➡ 112 00:07:12,899 --> 00:07:14,901 あっ そうそう 四月一日 百目鬼くんに➡ 113 00:07:14,901 --> 00:07:17,237 私の言葉を伝えてくれる?」 はい? 114 00:07:17,237 --> 00:07:21,241 「百目鬼くん こんばんは」 なんで 俺が そんなこと 115 00:07:21,241 --> 00:07:25,245 だって 私と百目鬼くん 面識ないんだもん 116 00:07:25,245 --> 00:07:27,247 きちんと あいさつくらいしなきゃ 117 00:07:27,247 --> 00:07:29,582 はい 百目鬼くん こんばんは 118 00:07:29,582 --> 00:07:32,919 んん~っ! 119 00:07:32,919 --> 00:07:36,589 侑子さんからの伝言 「百目鬼くん こんばんは」 120 00:07:36,589 --> 00:07:38,591 はじめまして 121 00:07:38,591 --> 00:07:41,261 「私は四月一日の雇い主の 壱原侑子」 122 00:07:41,261 --> 00:07:43,930 百目鬼です 「今日は四月一日のこと➡ 123 00:07:43,930 --> 00:07:45,932 よろしくね」 分かりました 124 00:07:45,932 --> 00:07:47,934 「四月一日が百目鬼くんと 一緒じゃなきゃ やだって➡ 125 00:07:47,934 --> 00:07:50,203 泣いて言うから…」 126 00:07:50,203 --> 00:07:52,205 そんなこと言ってねえっす! 127 00:07:52,205 --> 00:07:56,209 音声の送受信 共に良好みたいね 128 00:07:56,209 --> 00:07:59,546 あっ その耳 取っちゃダメよ 「うっ うう~っ」 129 00:07:59,546 --> 00:08:01,881 じゃ ここで ちゃ~んと聞いてるから 130 00:08:01,881 --> 00:08:03,883 学校へ… (グラスを合わせる音) 131 00:08:03,883 --> 00:08:07,487 (2人)ゴー! ゴー! じゃねえっての! 132 00:08:09,556 --> 00:08:11,891 行くぞ おらおら さっさと来い! 133 00:08:11,891 --> 00:08:14,894 お前が動かなかったんだろ 134 00:08:16,229 --> 00:08:20,233 んん~っ! くっ… ハッ! 135 00:08:20,233 --> 00:08:26,239 ♬~ 136 00:08:26,239 --> 00:08:30,910 どうした? 校舎に黒いもんが… アヤカシ? 137 00:08:30,910 --> 00:08:36,916 ♬~ 138 00:08:36,916 --> 00:08:39,252 俺には見えるんだから しょうがないんだってば 139 00:08:39,252 --> 00:08:42,255 なんか すげえ感じなんだよ 140 00:08:42,255 --> 00:08:44,924 強いっつうか でかいっつうか 141 00:08:44,924 --> 00:08:47,527 どうせ信じてくんねえだろうけど 142 00:08:48,595 --> 00:08:51,865 そいつのせいで この学校に 変なことが起こってるのか? 143 00:08:51,865 --> 00:08:53,867 多分 144 00:08:53,867 --> 00:08:56,536 学校に入った? 「はい」 145 00:08:56,536 --> 00:09:00,540 アヤカシ いたみたいね 「ムチャクチャ強そうなのが」 146 00:09:00,540 --> 00:09:04,210 どんな感じ? 「こう 黒くてグルグルしていて」 147 00:09:04,210 --> 00:09:07,514 なんか校舎に 巻きついてる感じっす 148 00:09:09,883 --> 00:09:11,885 なるほど 149 00:09:13,219 --> 00:09:17,891 うええっ! あっ ああ… 大物よ それ 150 00:09:17,891 --> 00:09:19,893 やっぱり 151 00:09:19,893 --> 00:09:23,897 「ささッ 次は元気に校舎へ潜入よ」 分かってますよ! 152 00:09:23,897 --> 00:09:26,900 ひと事だと思って 力いっぱい おもしろがってるな 153 00:09:26,900 --> 00:09:37,577 ♬~ 154 00:09:37,577 --> 00:09:39,579 いい~っ いっ…! 155 00:09:40,580 --> 00:09:42,582 あっ 156 00:09:42,582 --> 00:09:55,261 ♬~ 157 00:09:55,261 --> 00:09:57,263 ううっ! 158 00:09:59,933 --> 00:10:03,269 「どう 中は?」 最悪っす 159 00:10:03,269 --> 00:10:06,940 アヤカシだらけだし それに変な においがして 160 00:10:06,940 --> 00:10:09,275 「百目鬼くんも においするって?」 161 00:10:09,275 --> 00:10:11,611 なんか におうか? いや 162 00:10:11,611 --> 00:10:13,613 しないみたいです 163 00:10:13,613 --> 00:10:15,915 百目鬼くんは感じない 164 00:10:19,953 --> 00:10:24,290 やっぱり よくないものを いっぱい呼び寄せたみたいね 165 00:10:24,290 --> 00:10:26,593 そのエンジェルさんで 166 00:10:29,996 --> 00:10:35,001 ハァ ああ… ハァ 167 00:10:36,669 --> 00:10:41,941 「どこが いちばん におう?」 つうか 上に行くほど ひどいっす 168 00:10:41,941 --> 00:10:44,944 「じゃあ においが ひどいほうに向かって」 169 00:10:44,944 --> 00:10:48,281 はい… 大丈夫かよ お前 170 00:10:48,281 --> 00:10:52,285 そっちこそ よく このにおいの中で平気だな 171 00:10:52,285 --> 00:10:55,288 いや だから 俺は何も感じねえから 172 00:10:56,623 --> 00:10:59,292 でも いつもなら もっと アヤカシに 173 00:10:59,292 --> 00:11:01,628 まとわりつかれるのに 今日は寄ってこない 174 00:11:01,628 --> 00:11:03,630 なんでだろう? 175 00:11:03,630 --> 00:11:06,299 「頼もしいお友達が 一緒だからじゃない?➡ 176 00:11:06,299 --> 00:11:09,302 感謝しなさいよ 百目鬼くんに」 177 00:11:09,302 --> 00:11:11,905 感謝? ハァ… 178 00:11:12,972 --> 00:11:16,309 どうした? 感謝って言われても… 179 00:11:16,309 --> 00:11:18,311 こいつの顔を見ると 180 00:11:21,314 --> 00:11:23,316 見ると… 181 00:11:25,318 --> 00:11:27,654 ベ~ッ! 182 00:11:27,654 --> 00:11:30,657 そうしろって言われたのか? うるせえ! 183 00:11:30,657 --> 00:11:32,659 (ため息) 184 00:11:32,659 --> 00:11:35,662 楽しそうね フフフッ ねえ 185 00:11:35,662 --> 00:11:41,601 ♬~ 186 00:11:41,601 --> 00:11:46,940 ああ… ハァ ハァ ここが いちばん におうのか? 187 00:11:46,940 --> 00:11:49,275 いや そこ 188 00:11:49,275 --> 00:11:51,277 屋上か 189 00:11:51,277 --> 00:11:54,948 「屋上へ出て でも十分 気をつけてね」 190 00:11:54,948 --> 00:12:02,288 ♬~ 191 00:12:02,288 --> 00:12:04,290 うっ… 192 00:12:04,290 --> 00:12:11,965 ♬~ 193 00:12:11,965 --> 00:12:13,967 うわっ! 194 00:12:18,304 --> 00:12:20,306 くっ… 195 00:12:21,641 --> 00:12:23,943 どわっ! くっ くっ うわっ… 196 00:12:24,978 --> 00:12:26,980 だああっ! 197 00:12:29,649 --> 00:12:32,652 ズッコケろって言われたのか? 言われてねえよ! 198 00:12:32,652 --> 00:12:35,321 (複数の泣き声) あっ! 199 00:12:35,321 --> 00:12:37,323 これ 泣き声か? 200 00:12:37,323 --> 00:12:42,261 (複数の泣き声) 201 00:12:42,261 --> 00:12:53,273 ♬~ 202 00:12:53,273 --> 00:13:04,284 ♬~ 203 00:13:04,284 --> 00:13:06,285 あ… 204 00:13:09,288 --> 00:13:11,290 あっ 205 00:13:11,290 --> 00:13:16,295 (泣き声) 206 00:13:18,631 --> 00:13:20,967 君たち こんな所で何やって… 207 00:13:20,967 --> 00:13:23,303 (女子高生たち)エンジェルさん (女子高生)帰ってくれないの 208 00:13:23,303 --> 00:13:25,638 全然 言うことを聞いてくれない 209 00:13:25,638 --> 00:13:27,974 さっきから ずっと 怖いことばっかり答えるの 210 00:13:27,974 --> 00:13:30,576 怖いことって… ハッ! 211 00:13:32,979 --> 00:13:35,314 (女子高生) もう帰ってくださいって 何度も お願いしたのに 212 00:13:35,314 --> 00:13:37,317 手… 手 離せば? 213 00:13:37,317 --> 00:13:40,586 ダメ! エンジェルさんが 帰ってないのに離したら 214 00:13:40,586 --> 00:13:42,588 呪われちゃう! 215 00:13:44,257 --> 00:13:46,259 また勝手に動いてる! 216 00:13:46,259 --> 00:13:50,930 (女子高生)「し ぬ ま で➡ 217 00:13:50,930 --> 00:13:55,268 か え ら な い」 218 00:13:55,268 --> 00:13:57,270 もうヤダ~! (女子高生たちのおびえる声) 219 00:13:57,270 --> 00:13:59,272 「四月一日 状況は?」 220 00:13:59,272 --> 00:14:02,275 女の子たちがいました エンジェルさんをやってて 221 00:14:02,275 --> 00:14:04,610 (女子高生)誰と しゃべってるの エンジェルさんなの!? 222 00:14:04,610 --> 00:14:06,612 ああっ いや 違うんだ 223 00:14:06,612 --> 00:14:08,948 死ぬまで帰らないって ほんとなの!? 224 00:14:08,948 --> 00:14:10,950 それで聞けるの? いや これは… 225 00:14:10,950 --> 00:14:13,953 (女子高生)ねえ 貸して それ! ああっ これは違うんだって 226 00:14:13,953 --> 00:14:17,256 (悲鳴) 227 00:14:18,291 --> 00:14:21,627 手が痛いよ! (女子高生)ちぎれちゃうよ! 228 00:14:21,627 --> 00:14:24,630 手を離すんだ! でも 離したら… 229 00:14:28,634 --> 00:14:30,970 離れねえ… 230 00:14:30,970 --> 00:14:33,639 「四月一日 四月一日 ちょっと待ちなさい」 231 00:14:33,639 --> 00:14:36,309 離したら呪われる! 説明は あとで! 232 00:14:36,309 --> 00:14:39,312 (女子高生)死んじゃうよ (女子高生)ダメ~! 233 00:14:44,584 --> 00:14:46,586 いや~っ! 234 00:14:46,586 --> 00:14:48,588 (女子高生) 呪われれる 死んじゃうんだ! 235 00:14:49,589 --> 00:14:52,592 落ち着いて ちょっとは手伝えよ 百目鬼! 236 00:14:52,592 --> 00:14:56,262 お前 さっきから 一人で何やってんだ? 237 00:14:56,262 --> 00:14:58,264 ハッ! えっ? 238 00:14:58,264 --> 00:15:05,605 ♬~ 239 00:15:05,605 --> 00:15:08,941 (女子高生たち)フフッ (女子高生)だから言ったでしょ 240 00:15:08,941 --> 00:15:19,952 ♬~ 241 00:15:19,952 --> 00:15:30,630 ♬~ 242 00:15:30,630 --> 00:15:34,300 おい 四月一日 目を覚ませ 四月一日 243 00:15:34,300 --> 00:15:36,602 ん? んっ… 244 00:15:37,970 --> 00:15:40,907 うわあああ~! 245 00:15:40,907 --> 00:15:44,243 (百目鬼)さっさと上がれ いいっ… 言われなくても 246 00:15:44,243 --> 00:15:47,547 (アヤカシのうめき声) いっ! 247 00:15:48,581 --> 00:15:51,918 後ろに何かいるのか? いる! 248 00:15:51,918 --> 00:15:54,587 狐狗狸さんだか エンジェルさんだかで使った紙が 249 00:15:54,587 --> 00:15:56,589 いっぱい 詰まったみたいなのが! 250 00:15:58,591 --> 00:16:08,601 (アヤカシ) し ぬ ま で か え ら な い 251 00:16:08,601 --> 00:16:10,603 (握りしめる音) ん? 252 00:16:10,603 --> 00:16:14,273 お前 手! 暴れんな あと うるさい 253 00:16:14,273 --> 00:16:16,275 何だと てめえ! 254 00:16:18,611 --> 00:16:21,948 血! (アヤカシ)死ね~ 255 00:16:21,948 --> 00:16:24,951 「四月一日 その子たちは 人間じゃないから➡ 256 00:16:24,951 --> 00:16:27,954 手を出しちゃダメ」 遅いっす! 257 00:16:27,954 --> 00:16:31,958 それはきっと ゴミの塊ね 「なんすか? それ」 258 00:16:31,958 --> 00:16:34,961 その学校でやっていた 259 00:16:34,961 --> 00:16:37,296 エンジェルさんや おまじないなんかの 260 00:16:37,296 --> 00:16:39,298 残りカスが集まって できたもの 261 00:16:39,298 --> 00:16:41,234 えっ? 262 00:16:41,234 --> 00:16:44,904 エンジェルさんも狐狗狸さんも 降霊術の一種 263 00:16:44,904 --> 00:16:48,908 ほとんどの場合 素人の術は成功しないわ 264 00:16:48,908 --> 00:16:54,580 まあ 何かが本当に来たのは ほんの数回でしょう でも… 265 00:16:54,580 --> 00:16:59,919 “それじゃあ つまらない” 何人もの生徒が そう思ったのよ 266 00:16:59,919 --> 00:17:04,590 「怖いものが来ればいい 変なことが起こればいい➡ 267 00:17:04,590 --> 00:17:08,928 例えば 誰かが死んだりすると とても おもしろい➡ 268 00:17:08,928 --> 00:17:13,599 それは そんな生徒たちの 悪気のない邪気の残りカスよ」 269 00:17:13,599 --> 00:17:18,604 ハッ! 黒くて でかいのが 今 下に! 270 00:17:18,604 --> 00:17:20,940 「学校に巻きついていたものね」 271 00:17:20,940 --> 00:17:24,610 うわあっ ああっ…! 「それは… このあた… の…」 272 00:17:24,610 --> 00:17:26,612 聞こえないです! 273 00:17:32,285 --> 00:17:35,588 「おお… のだから… おね… い…」 うわあ… 274 00:17:37,290 --> 00:17:40,893 (うなり声) 275 00:17:40,893 --> 00:17:42,895 危ない! 276 00:17:44,563 --> 00:17:48,167 んっ んっ! あっ いって… 277 00:17:49,235 --> 00:17:51,571 ああっ… あっ ん? 278 00:17:51,571 --> 00:17:54,240 ヘビ~! どこにいる? 279 00:17:54,240 --> 00:17:56,242 そっか 見えないんだったな 280 00:17:59,579 --> 00:18:02,248 で どうすりゃいいんだ? このあと 281 00:18:02,248 --> 00:18:04,250 俺が聞きてえよ 侑子さん 282 00:18:05,584 --> 00:18:07,586 おわっ ああっ! 283 00:18:10,923 --> 00:18:13,259 うわあ~ だああっ! 284 00:18:13,259 --> 00:18:19,932 ♬~ 285 00:18:19,932 --> 00:18:22,234 う… 動けねえ… 286 00:18:25,604 --> 00:18:28,941 こういうのを ヘビに にらまれた カエルっていうんだな 287 00:18:28,941 --> 00:18:30,943 見えないが威圧感はある 288 00:18:30,943 --> 00:18:33,612 余裕ぶっこいてんじゃねえ このアホ! 289 00:18:33,612 --> 00:18:36,949 (うなり声) ああっ 食われる! 290 00:18:36,949 --> 00:18:40,553 「いにしえより この地に住まうものよ➡ 291 00:18:40,553 --> 00:18:43,222 怒りを収めたまえ➡ 292 00:18:43,222 --> 00:18:47,226 猛し御身に 我を ささげよう」 293 00:18:47,226 --> 00:18:58,571 ♬~ 294 00:18:58,571 --> 00:19:02,908 助かったのか? ああ ヘビが どこかへ帰ってった 295 00:19:02,908 --> 00:19:04,910 おなかでも すいてたのかな? 296 00:19:04,910 --> 00:19:07,246 あっ… 297 00:19:07,246 --> 00:19:10,583 いいよ 別に 信じたくなきゃ信じないで 298 00:19:10,583 --> 00:19:13,586 誰も信じないとは言ってねえだろ ん? 299 00:19:13,586 --> 00:19:17,923 自分が今まで見てきたもんだけが 真実とは かぎらないからな 300 00:19:17,923 --> 00:19:20,259 ああ… 俺には見えねえけど 301 00:19:20,259 --> 00:19:23,596 四月一日に まとわり ついてるらしい アヤカシってのも 302 00:19:23,596 --> 00:19:25,898 お前がいるっつうんだから いるんだろ 303 00:19:26,932 --> 00:19:29,602 百目鬼 まっ それ見て 304 00:19:29,602 --> 00:19:31,937 ギャアギャアわめいてるのは 情けないけどな 305 00:19:31,937 --> 00:19:35,274 なんだと! でも あの耳がなくなったのは 306 00:19:35,274 --> 00:19:37,943 ちょっと もったいねえか ん? なんでだよ? 307 00:19:37,943 --> 00:19:40,946 マヌケで おもしろかったなと 308 00:19:40,946 --> 00:19:43,949 ぶっとばすぞ てめえは~! 309 00:19:46,952 --> 00:19:48,954 まあまあ 百目鬼くん 310 00:19:48,954 --> 00:19:51,957 お疲れと はじめましての 意を込めて 一杯 311 00:19:51,957 --> 00:19:55,294 あっ どうも 頂きます (モコナ)どうぞ 312 00:19:55,294 --> 00:19:57,630 本当に ありがとう 313 00:19:57,630 --> 00:20:01,300 あのあとから 学校で変なこと 起こらなくなったって 314 00:20:01,300 --> 00:20:05,304 すごいね 二人とも いや~ そんな 315 00:20:05,304 --> 00:20:08,307 百目鬼くん 怪我 大丈夫? (百目鬼)おう 316 00:20:08,307 --> 00:20:12,311 利き腕だし 大変だね (百目鬼)いや そうでもねえよ 317 00:20:12,311 --> 00:20:14,313 でも 侑子さん 318 00:20:14,313 --> 00:20:17,983 あの辺りを守っているもの だったんですね あのヘビって 319 00:20:17,983 --> 00:20:20,319 てことは悪いものじゃ なかったんですか? 320 00:20:20,319 --> 00:20:22,988 今回の四月一日たちに とってはね 321 00:20:22,988 --> 00:20:26,992 善意なんて 人間が決めるものでしょう 322 00:20:26,992 --> 00:20:29,995 人でないものに そんなことは関係ないわ 323 00:20:29,995 --> 00:20:32,998 ヘビは守っている場を荒らす 324 00:20:32,998 --> 00:20:36,335 学校の生徒たちの残りカスを 排除しただけ 325 00:20:36,335 --> 00:20:39,004 ヘビがいたんなら 結局 俺が行かなくても 326 00:20:39,004 --> 00:20:41,273 よかったってことですよね 327 00:20:41,273 --> 00:20:43,943 (ため息) そんなことはないわよ 328 00:20:43,943 --> 00:20:46,946 ヘビは四月一日に ひかれて 現れたんだもの 329 00:20:46,946 --> 00:20:51,951 四月一日はアヤカシにとって とても おいしそうなものなの 330 00:20:51,951 --> 00:20:54,954 喉から手が出るほど欲しい ごちそうなのよ 331 00:20:54,954 --> 00:20:57,623 だから 332 00:20:57,623 --> 00:20:59,959 百目鬼くんと一緒にいなさいって 333 00:20:59,959 --> 00:21:03,963 それは いやっす! ていうか なんでそうなるんすか 334 00:21:03,963 --> 00:21:08,300 百目鬼くんは 魔や邪を寄せつけず なおかつ払う力があるの 335 00:21:08,300 --> 00:21:10,302 俺 何もできないですよ 336 00:21:10,302 --> 00:21:13,639 潜在能力は 自分の意思とは関係ないわ 337 00:21:13,639 --> 00:21:16,642 あの学校 四月一日 一人じゃ 338 00:21:16,642 --> 00:21:19,979 あのアヤカシの中を 進むことはできなかったはずよ 339 00:21:19,979 --> 00:21:22,648 百目鬼くんがいてくれたからこそ 340 00:21:22,648 --> 00:21:25,317 四月一日は 屋上に上がることができたの 341 00:21:25,317 --> 00:21:28,320 それに 屋上でも助けられたでしょ 342 00:21:28,320 --> 00:21:30,623 んんっ… んっ 343 00:21:32,992 --> 00:21:34,994 これ 欲しいのか? 344 00:21:34,994 --> 00:21:37,997 いらねえよ! つうか 焼いたの俺だっての 345 00:21:37,997 --> 00:21:40,933 二人って仲がいいのね 違うよ~ 346 00:21:40,933 --> 00:21:43,602 ひまわりちゃんも なんで こんな変なやつと なじんでんの? 347 00:21:43,602 --> 00:21:45,604 怖くない? にゃんだと~! 348 00:21:45,604 --> 00:21:47,940 変なやつとは失敬だぞ 四月一日! 349 00:21:47,940 --> 00:21:50,943 この子 かわいいもん 全然 怖くないよ 350 00:21:50,943 --> 00:21:53,546 ぬいぐるみ みたいだし (2人の笑い声) 351 00:21:54,613 --> 00:21:56,615 (百目鬼)おい なんだよ? 352 00:21:56,615 --> 00:21:59,285 (百目鬼)おかわり お前は食うの早すぎ! 353 00:21:59,285 --> 00:22:01,587 俺 まだ全然 食べてないのに! 354 00:22:02,621 --> 00:22:04,623 待ってろ 今 焼いてやるから 355 00:22:04,623 --> 00:22:06,926 (百目鬼)早くしろ いばるな! 356 00:22:07,960 --> 00:22:10,296 〈アヤカシに好かれる四月一日に➡ 357 00:22:10,296 --> 00:22:13,899 それを寄せつけない百目鬼くん〉 358 00:22:16,302 --> 00:22:19,972 これから楽しくなりそうね 359 00:22:19,972 --> 00:22:39,925 ♬~ 360 00:22:39,925 --> 00:22:59,945 ♬~ 361 00:22:59,945 --> 00:23:19,965 ♬~ 362 00:23:19,965 --> 00:23:39,918 ♬~ 363 00:23:39,918 --> 00:23:48,928 ♬~ 364 00:23:51,330 --> 00:23:53,332 <いいの? よくないの?➡ 365 00:23:53,332 --> 00:23:55,334 問いかけと答え➡ 366 00:23:55,334 --> 00:23:59,004 不実な饒舌と誠意ある沈黙➡ 367 00:23:59,004 --> 00:24:03,676 夢と誠の端境 行く末をはかる営み> 368 00:24:03,676 --> 00:24:08,681 <その結末は もう分かってる この結末は誰も知らない> 369 00:24:08,681 --> 00:24:12,351 <あなたは知りたい? 知りたくない?> 370 00:24:12,351 --> 00:24:15,688 <次回 『xxxHOLiC』「ウラナイ」> 371 00:24:15,688 --> 00:24:19,024 <あなたの願い かなえましょう>