1 00:00:01,134 --> 00:00:06,106 ♬~ 2 00:01:39,132 --> 00:01:41,101 (篠塚 健)ヌオオオッ…! 3 00:01:41,101 --> 00:01:45,138 ついに 俺の最終形態を見せてやる時が来たぜ! 4 00:01:45,138 --> 00:01:49,176 (健)もう 後戻りは できねえからな!! 5 00:01:49,176 --> 00:01:52,145 (森 蘭丸)《決まりですね。 こやつ…》 6 00:01:53,113 --> 00:01:57,117 (健)ウオオーッ! ハアアーッ! 7 00:01:58,118 --> 00:02:02,122 《こやつも なかなかの…→ 8 00:02:02,122 --> 00:02:04,124 童貞!》 9 00:02:05,125 --> 00:02:07,127 (健)オリャアッ! 10 00:02:07,127 --> 00:02:09,129 《フフフ… 熱血童貞ですか》 11 00:02:09,129 --> 00:02:12,132 《フーフーしながら 血を頂きましょうか…》 12 00:02:12,132 --> 00:02:15,135 《李仁くんとは また違う純粋さ…》 13 00:02:15,135 --> 00:02:17,137 オラアッ! 14 00:02:17,137 --> 00:02:20,107 《少し筋肉質ではありますが 血の巡りは良さそうだ》 15 00:02:20,107 --> 00:02:22,109 (健)デヤーッ! 16 00:02:22,109 --> 00:02:27,080 《小さい世界のお山の大将で悦に浸る その無垢さも なかなか…》 17 00:02:28,115 --> 00:02:30,117 (健)オラアッ! 18 00:02:30,117 --> 00:02:33,120 ハアハア ハアハア…。 19 00:02:33,120 --> 00:02:37,124 気に入りました。 が しかし 戯れは この辺にしましょう。 20 00:02:37,124 --> 00:02:41,094 手ぇ出してこい! 俺に痛みを感じさせてみろや! 21 00:02:42,095 --> 00:02:45,098 (健)痛えーっ!! ぶはああっ…! 22 00:02:46,133 --> 00:02:51,104 ううっ…! 痛え… 痛えよぉ…。 23 00:02:51,104 --> 00:02:55,108 いい出会いでしたが 今日は これで終わりにしましょう。 24 00:02:55,108 --> 00:02:59,079 私は 李仁くんを捜しに行かねばなりません。 25 00:02:59,079 --> 00:03:04,084 待て…。 まだ 俺は終わってねえ…。 26 00:03:04,084 --> 00:03:09,089 後輩たちの敵を取るまで 終わらねえぞ…! 27 00:03:10,090 --> 00:03:12,092 いいえ 終わりにします。 28 00:03:12,092 --> 00:03:17,097 ああ ひとつだけ忠告です。 大事な後輩なら ちゃんと教育するように。 29 00:03:17,097 --> 00:03:19,099 えっ? 30 00:03:19,099 --> 00:03:21,101 私は あの子たちに 突然 絡まれて→ 31 00:03:21,101 --> 00:03:24,104 襟をつかまれたので それを払いのけただけです。 32 00:03:24,104 --> 00:03:26,106 何? 33 00:03:26,106 --> 00:03:29,109 (不良たち)うっ…。 (不良)やべえ 逃げろ! 34 00:03:29,109 --> 00:03:32,112 お… 俺が間違っていたのか…。 クソが…! 35 00:03:32,112 --> 00:03:35,115 いえ あなたは そのままが素晴らしい。 36 00:03:35,115 --> 00:03:37,117 えっ? 37 00:03:37,117 --> 00:03:41,088 では また。 次に会う時が あなたの最期かもしれませんが…。 38 00:03:41,088 --> 00:03:43,090 (健)待ってくれ 兄貴! 39 00:03:43,090 --> 00:03:45,092 えっ 兄貴? 40 00:03:45,092 --> 00:03:49,062 そんなこと 大人に言われたのは 初めてだ…。 41 00:03:50,097 --> 00:03:53,100 兄貴! 俺 一生 兄貴についていきます! 42 00:03:53,100 --> 00:03:56,203 俺 兄貴に惚れました! 43 00:03:56,203 --> 00:04:00,073 《惚れた? 惚れたってことは 私の所有物…》 44 00:04:00,073 --> 00:04:02,075 《ならば 今 ここで食べちゃうか?》 45 00:04:02,075 --> 00:04:05,078 《李仁くんの先輩ということは 16~17歳》 46 00:04:05,078 --> 00:04:08,081 《十分 食べ頃ではないか…》 47 00:04:08,081 --> 00:04:10,083 《いや 待て待て》 48 00:04:10,083 --> 00:04:12,119 《李仁くんの前に こやつを食うのは→ 49 00:04:12,119 --> 00:04:16,123 シャインマスカットの前に 小粒な酸っぱいぶどうを食べるようなもの》 50 00:04:17,090 --> 00:04:20,093 (立野李仁)森さん? 李仁くん! 51 00:04:20,093 --> 00:04:24,097 どこに行ってたんですか! 心配しましたよ! 52 00:04:24,097 --> 00:04:26,233 あっ いや 別に…。 53 00:04:26,233 --> 00:04:29,102 おや? 今 何か隠しました? 54 00:04:29,102 --> 00:04:31,238 もしかして 不良のもと!? 55 00:04:31,238 --> 00:04:33,240 あっ…。 56 00:04:36,676 --> 00:04:41,248 もしかして 私に恋で勝つために この本をずっと読んでたんですか? 57 00:04:41,248 --> 00:04:43,250 えっと その…。 58 00:04:46,753 --> 00:04:48,121 つまり 私のことを…。 59 00:04:48,121 --> 00:04:51,258 《ずっと思っていた?》 60 00:04:51,258 --> 00:04:56,229 《いい! いいすぎる! やはり 李仁くんは最高にいい!》 61 00:04:59,132 --> 00:05:01,134 《ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』も→ 62 00:05:01,134 --> 00:05:04,104 フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』も→ 63 00:05:04,104 --> 00:05:08,108 ショパンの『別れの曲』や ドビュッシーの『月の光』すらも→ 64 00:05:08,108 --> 00:05:11,111 李仁くんの童貞の美しさには かなわない》 65 00:05:11,111 --> 00:05:14,114 《李仁くんは唯一無二!》 66 00:05:14,114 --> 00:05:17,117 兄貴 誰っすか? このなめたガキは。 67 00:05:17,117 --> 00:05:19,119 《黙れ クソ虫がーっ!!》 68 00:05:19,119 --> 00:05:21,121 ええ…。 69 00:05:21,121 --> 00:05:26,126 私のことをそこまで思ってくれているのは 大変 嬉しいのですが…。 70 00:05:26,126 --> 00:05:29,095 えっ? 全て 李仁くんの勘違いです。 71 00:05:29,095 --> 00:05:34,134 私は あんな小娘… いや あの少女を好きではありません。 72 00:05:34,134 --> 00:05:36,102 そう… なの? 73 00:05:36,102 --> 00:05:38,138 なんなら 今すぐ証明してみせましょう。 74 00:05:38,138 --> 00:05:41,107 あの少女の写真を用意してください。 75 00:05:41,107 --> 00:05:43,109 写真? 76 00:05:43,109 --> 00:05:47,113 《私が天草四郎を名乗っていた頃→ 77 00:05:47,113 --> 00:05:50,116 踏み絵を踏むことができませんでしたが…》 78 00:05:50,116 --> 00:05:54,120 あの小娘の写真なら こうして こうして こう! 79 00:05:54,120 --> 00:05:58,091 グチャグチャにしてご覧にいれましょう! い… いいよ! そんなことしなくて! 80 00:05:58,091 --> 00:06:00,093 信じてもらえますか? 81 00:06:02,095 --> 00:06:04,097 信じてもらえないのですね…。 82 00:06:04,097 --> 00:06:08,134 わかったよ。 じゃあ 僕のことを応援してくれる? 83 00:06:08,134 --> 00:06:10,136 しますん! 84 00:06:10,136 --> 00:06:14,074 ん? 今 「します」って言った? 「しません」って言った? 85 00:06:14,074 --> 00:06:18,111 しますん しますん! さあ 帰って ご飯にしますん! 86 00:06:18,111 --> 00:06:22,215 「しますん」? 兄貴 こいつ 一体 誰なんです? 87 00:06:22,215 --> 00:06:25,085 《フッ… うるさい奴め》 88 00:06:25,085 --> 00:06:27,153 《「五月蠅い」…》 89 00:06:27,153 --> 00:06:29,089 《「蠅」… ハエ? そうか!》 90 00:06:29,089 --> 00:06:32,158 フランケンさん お願いがあります。 91 00:06:32,158 --> 00:06:35,095 李仁くんに悪い虫が付かないよう 守ってあげてくれませんか。 92 00:06:35,095 --> 00:06:37,130 (健)おーっ 合点承知! 93 00:06:37,130 --> 00:06:40,100 兄貴の言うことなら なんでも引き受けるっす! 94 00:06:40,100 --> 00:06:43,103 《これで あの小娘も 李仁くんに気軽に近づけまい!》 95 00:06:43,103 --> 00:06:48,074 森さん この人 誰? この人は えっと…。 96 00:06:48,074 --> 00:06:51,077 俺はフランケンだ。 よろしくな! 97 00:06:51,077 --> 00:06:55,081 フランケンさん? あの… どうも 立野李仁です。 98 00:06:56,082 --> 00:06:58,084 (健)うめえ~! 99 00:06:59,085 --> 00:07:02,122 このハンバーグ マジうめえっす! 100 00:07:02,122 --> 00:07:06,092 (立野春彦)そうだろ! ママのハンバーグは世界一うまいんだ! 101 00:07:06,092 --> 00:07:10,096 なんたって 愛情も一緒にこねてるからな! ガハハッ! 102 00:07:10,096 --> 00:07:13,099 フランケンさん なんで 家まで勝手についてきて→ 103 00:07:13,099 --> 00:07:16,102 その上 晩ご飯まで食べてるんですか? 104 00:07:16,102 --> 00:07:19,105 そんな冷たいこと 言わんでください 蘭丸兄貴! 105 00:07:19,105 --> 00:07:23,076 俺たち 義兄弟じゃないっすか! 親睦を深めましょうよ! 106 00:07:23,076 --> 00:07:25,111 おっ いいねえ 義兄弟! 107 00:07:25,111 --> 00:07:27,113 ランちゃんは どこでも人気者だなあ。 108 00:07:27,113 --> 00:07:30,083 俺 兄貴にベタ惚れっすから! 109 00:07:30,083 --> 00:07:33,086 兄貴の食事でも どこでも付き合うっす! 110 00:07:33,086 --> 00:07:37,090 《やっぱり あの時 食い尽くしてやればよかったかも…》 111 00:07:37,090 --> 00:07:40,093 (健)あれ? 兄貴のハンバーグ 焼いてないじゃないっすか。 112 00:07:40,093 --> 00:07:44,064 森さんは 肉を生で食べるんです 昔っから。 113 00:07:45,098 --> 00:07:47,067 あー…。 114 00:07:52,105 --> 00:07:55,108 すげえ! 兄貴 胃腸も強いんすね! 115 00:07:55,108 --> 00:08:00,113 マジかっけえっす! 俺も勝負するっす! ハンバーグ おかわりっす! 116 00:08:00,113 --> 00:08:02,115 (立野珠緒)はーい。 焼き加減は? 117 00:08:02,115 --> 00:08:05,118 (健)当然 ベリーウェルダンっす! 118 00:08:05,118 --> 00:08:07,120 《吸血鬼は 血以外 味を感じない…》 119 00:08:07,120 --> 00:08:11,124 《生肉は なんとなく 血のにおいを感じるのみ》 120 00:08:12,092 --> 00:08:17,097 俺んち おやじの帰りが遅いんで いつも 妹と母さんと飯食ってるっす。 121 00:08:17,097 --> 00:08:22,102 だから 男大勢で食う飯って初めてっす。 これ 楽しいっすね! 122 00:08:22,102 --> 00:08:25,138 それなら いつでも食べに来てくださいよ! 123 00:08:25,138 --> 00:08:27,107 毎日 食べに来たっていいんだぜ? 124 00:08:27,107 --> 00:08:29,109 マジっすか おやじさん! 125 00:08:29,109 --> 00:08:32,112 じゃあ 甘えちゃおうかなあ なんつって! 126 00:08:32,112 --> 00:08:34,180 (春彦)ガハハッ! 甘えろ 甘えろ! 127 00:08:34,180 --> 00:08:37,117 [(珠緒)李仁 これ 運んで! はーい。 128 00:08:37,117 --> 00:08:41,121 (立野長次郎) ところで あんた どちらさん? 129 00:08:41,121 --> 00:08:46,092 蘭丸兄貴の義兄弟であり 李仁の先輩の 篠塚健っす! 130 00:08:46,092 --> 00:08:48,094 フランケンと呼んでください じい様! 131 00:08:48,094 --> 00:08:51,097 (長次郎)フ… フランケン…。 132 00:08:51,097 --> 00:08:53,099 吸血鬼に→ 133 00:08:53,099 --> 00:08:55,101 フランケンとな…。 134 00:08:55,101 --> 00:08:58,138 いよいよ わしは死ぬんじゃあ…。 135 00:08:58,138 --> 00:09:02,108 化け物たちが2匹も迎えに来よった…。 136 00:09:02,108 --> 00:09:07,113 ばあさん もうすぐ そっちへ行くぞぉ…。 (春彦)ガハハハハッ! ハハハッ! 137 00:09:07,113 --> 00:09:11,151 どうぞ。 (健)おお~! これも うまそうっす! 138 00:09:11,151 --> 00:09:13,186 う~ん! 139 00:09:13,186 --> 00:09:16,122 兄貴 吸血鬼って呼ばれてるんすか? 140 00:09:16,122 --> 00:09:21,094 ええ 約450歳の吸血鬼です。 はあ…。 141 00:09:21,094 --> 00:09:27,100 な~んだ! じゃあ 俺たち 妖怪人間… いや 妖怪兄弟っすね! 142 00:09:27,100 --> 00:09:31,104 フランケンさん 今が平穏な世で よかったですね。 143 00:09:31,104 --> 00:09:34,107 幕末なら とっくに血を吸ってるところでしたよ。 144 00:09:34,107 --> 00:09:38,178 ププッ! 何 吸血鬼みたいなこと 言ってんすか! 兄貴 ウケる! 145 00:09:38,178 --> 00:09:40,080 ランちゃんは ブレねえなあ。 146 00:09:40,080 --> 00:09:44,117 フランケンさんもいると いつにも増して にぎやかで楽しいね! 147 00:09:44,117 --> 00:09:47,120 俺も 弟ができて嬉しいぜ 李仁! 148 00:09:47,120 --> 00:09:49,088 《ガーン!》 149 00:09:53,092 --> 00:09:58,097 さあ 食事も済んだことですし そろそろ帰ってください。 さようなら。 150 00:09:58,097 --> 00:10:01,101 (健)俺… 今日 帰んないっす。 151 00:10:01,101 --> 00:10:03,102 (蘭丸・李仁)えっ!? 152 00:10:03,102 --> 00:10:06,106 今日は 泊まらせてもらって よろしいでしょうか? 153 00:10:06,106 --> 00:10:08,074 親には もう連絡しました。 154 00:10:08,074 --> 00:10:13,112 それは ちょっと…。 これから 仕事もありますし。 ねえ 3代目。 155 00:10:13,112 --> 00:10:16,082 いいじゃねえか。 泊まってけよ。 156 00:10:16,082 --> 00:10:18,084 うちの風呂も入ってけ。 157 00:10:18,084 --> 00:10:23,089 いいんすか!? あざっす おやじさん! 俺 銭湯入るの 初めてっす! 158 00:10:23,089 --> 00:10:27,093 なんだ… じゃあ お前の銭湯バージン 頂いちゃおっかな! 159 00:10:27,093 --> 00:10:30,096 (健)ちょっと~ 勘弁してくださいよ おやじさん! 160 00:10:30,096 --> 00:10:33,099 じゃあ 森さんも一緒に 3人で入ろうよ! 161 00:10:33,099 --> 00:10:36,102 (健)いいね! 裸の付き合いってやつだな! 162 00:10:36,102 --> 00:10:39,139 (珠緒)はーい ハンバーグ焼けたわよ。 163 00:10:39,139 --> 00:10:44,077 おおっ! お母さんのハンバーグ 最高っす! (珠緒)ウフフッ ありがと! 164 00:10:44,077 --> 00:10:47,080 ばあさん 待ってろ…。 165 00:10:47,080 --> 00:10:49,149 今日が最後の晩餐じゃあ…。 166 00:10:49,149 --> 00:10:53,119 ガハハッ! まだ言ってるぜ! 長生きしろよ! 167 00:10:54,120 --> 00:10:56,089 (篠塚 葵)ねえ ママ。 168 00:10:56,089 --> 00:10:59,092 今日 お兄ちゃん 友達の家に泊まるって。 169 00:10:59,092 --> 00:11:01,094 (葵の母親) あら 連絡くれるなんて珍しい。 170 00:11:01,094 --> 00:11:04,097 いつも 心配かけてさあ…。 171 00:11:04,097 --> 00:11:07,066 まあ 今夜だけは 身の危険は なさそうだね。 172 00:11:08,101 --> 00:11:10,136 (水しぶきが上がる音) 173 00:11:10,136 --> 00:11:14,107 《くっ… うるさいハエが! やはり あの時 食い尽くしておけば…》 174 00:11:14,107 --> 00:11:18,111 うひゃ~! いやあ でかいお風呂 最高っすね! 175 00:11:18,111 --> 00:11:20,113 ソダネー。 176 00:11:20,113 --> 00:11:23,116 《いつもどおり 李仁くんと2人で入りたかった…》 177 00:11:23,116 --> 00:11:26,119 足も伸ばせるし 体も芯から温まるし! 178 00:11:26,119 --> 00:11:31,124 フランケンさん 筋肉すごいですね! 憧れちゃうなあ。 179 00:11:31,124 --> 00:11:35,128 毎日 鍛えてっからな! 男は筋肉だぜ 李仁! 180 00:11:35,128 --> 00:11:38,131 うわっ すごい力こぶ! 181 00:11:38,131 --> 00:11:43,136 《まあ しかし 2つのごちそうの並びを 見るのも悪くないか》 182 00:11:43,136 --> 00:11:47,106 《李仁くんが やわらかいシャトーブリアンだとしたら→ 183 00:11:47,106 --> 00:11:51,110 フランケンくんは 弾力のある Tボーンステーキといったところか…》 184 00:11:51,110 --> 00:11:54,180 兄貴は 意外とガリガリっすよね。 185 00:11:54,180 --> 00:11:56,115 なんで あんな 力強いんすか? 186 00:11:56,115 --> 00:12:01,120 《ほう… ほぼ不老不死の体を前にして ガリガリとは よく言ったものだ》 187 00:12:01,120 --> 00:12:03,122 フランケンさん。 188 00:12:03,122 --> 00:12:07,093 全てにおいて 筋肉をつければいい というわけではないのですよ。 189 00:12:07,093 --> 00:12:09,195 肉体というのは バランス…。 190 00:12:09,195 --> 00:12:11,097 は… はあ!? 191 00:12:11,097 --> 00:12:15,134 森さんの森さんがモリモリじゃないっすか! あっ…。 192 00:12:15,134 --> 00:12:18,137 何考えてるんだよ 森さん! 193 00:12:18,137 --> 00:12:20,106 いや これは違う…! 194 00:12:20,106 --> 00:12:24,110 (健)かっけえ! 森さんの森さん モリモリとがって かっけえっす! 195 00:12:24,110 --> 00:12:27,113 もう! ちゃんと隠してよ! んん… 隠す…。 196 00:12:30,083 --> 00:12:32,085 おお~! 197 00:12:32,085 --> 00:12:35,121 これが兄貴の部屋 三助部屋っすか! 198 00:12:35,121 --> 00:12:38,091 狭いけど 最新機器がそろってるじゃないっすか! 199 00:12:38,091 --> 00:12:43,096 ええ。 私は どの時代でも 常に最新のものを取り入れております。 200 00:12:43,096 --> 00:12:46,099 信長様の影響ですかね。 フフフッ…。 201 00:12:46,099 --> 00:12:50,103 森さんの部屋って オシャレだよね。 いいにおいするし。 202 00:12:50,103 --> 00:12:53,072 そうですか? ありがとうございます。 203 00:12:53,072 --> 00:12:56,075 李仁くんなら いつでも入ってきていいですよ。 204 00:12:56,075 --> 00:13:00,079 そうだ。 今夜は 森さんの部屋で3人で寝ようよ。 205 00:13:00,079 --> 00:13:03,082 いいね! 川の字の付き合いってやつだ! 206 00:13:03,082 --> 00:13:05,084 森さんが よかったらだけど…。 207 00:13:05,084 --> 00:13:08,087 いいに決まってるじゃないですか。 208 00:13:09,122 --> 00:13:14,093 (荒い息遣い) 209 00:13:14,093 --> 00:13:16,162 《これは夢か?》 210 00:13:16,162 --> 00:13:20,099 《気をつけないと 朝までに2人とも食ってしまうかも…》 211 00:13:20,099 --> 00:13:24,103 (健)李仁 兄貴! 枕投げしましょうよ! 212 00:13:24,103 --> 00:13:26,239 相撲でもいいっすよ! 213 00:13:26,239 --> 00:13:29,108 (2人)《修学旅行ではしゃぐタイプだな…》 214 00:13:29,108 --> 00:13:33,079 もう 2代目が寝てるので お静かに。 215 00:13:33,079 --> 00:13:35,114 ちぇっ… つまんねえの。 216 00:13:35,114 --> 00:13:37,083 じゃあ 腕相撲でもやります? 217 00:13:37,083 --> 00:13:39,085 えっ 腕相撲? 218 00:13:39,085 --> 00:13:41,087 いいっすね! やりましょうよ! 219 00:13:43,089 --> 00:13:46,059 レディー ゴー! 220 00:13:46,059 --> 00:13:49,062 うっ… う~ん…! んんっ…! 李仁くん もう始まってますよ。 221 00:13:49,062 --> 00:13:54,100 いや… もう 力入れてるんだけど…! おやおや。 222 00:13:54,100 --> 00:13:57,103 《フフフ… なんという か弱き生き物》 223 00:13:57,103 --> 00:14:00,073 《一生守ってあげなくてはなりませんね》 224 00:14:00,073 --> 00:14:02,075 ヌオオオッ…! 225 00:14:02,075 --> 00:14:05,078 《まあ 一生といっても あと3年ですが…》 226 00:14:05,078 --> 00:14:08,114 よっしゃ! 次は俺の番だ。 227 00:14:08,114 --> 00:14:12,085 俺は 生まれてこの方 腕相撲は一回も負けたことないっす。 228 00:14:12,085 --> 00:14:14,087 ほう…。 229 00:14:14,087 --> 00:14:17,056 兄貴 ひとつ 賭けをしませんか? 賭け? 230 00:14:17,056 --> 00:14:21,094 俺が勝ったら 兄弟の契りを正式にしてください。 231 00:14:21,094 --> 00:14:23,096 それ どうやるんです? 232 00:14:23,096 --> 00:14:28,067 そうですね…。 杯がないし 俺 未成年だから…。 233 00:14:29,102 --> 00:14:33,106 (健の声)お互い 腕を軽く切って 血をすすりましょう。 234 00:14:33,106 --> 00:14:37,076 《何? その素敵な儀式。 だったら 負けちゃおうかしら》 235 00:14:37,076 --> 00:14:40,079 兄貴が勝ったら どうします? 236 00:14:40,079 --> 00:14:42,081 そうですね…。 私が勝ったら→ 237 00:14:42,081 --> 00:14:47,086 学校に行ってる間も 私の代わりに 李仁くんを守ってください。 238 00:14:47,086 --> 00:14:51,057 ちょっと 森さん 僕 もう 子供じゃないんだから! 239 00:14:51,057 --> 00:14:53,059 いいえ まだ子供です。 240 00:14:54,093 --> 00:14:59,098 お願いします。 私の大切な人を守ってください。 241 00:14:59,098 --> 00:15:01,067 何言ってんだよ 森さん…。 242 00:15:01,067 --> 00:15:04,103 わかりました。 男同士の約束っす。 243 00:15:04,103 --> 00:15:08,074 はい。 男と男の勝負です。 244 00:15:08,074 --> 00:15:12,078 いくよ。 レディー ゴー! 245 00:15:14,080 --> 00:15:16,082 (健)ああぁぁっ…!! 246 00:15:16,082 --> 00:15:18,084 兄貴! 兄貴ぃ~!! 247 00:15:18,084 --> 00:15:22,088 大丈夫。 筋が少し伸びただけですよ。 248 00:15:22,088 --> 00:15:28,060 (健のいびき) 249 00:15:28,060 --> 00:15:31,097 《いいものが手に入りましたね》 250 00:15:31,097 --> 00:15:33,099 《この強面がいれば→ 251 00:15:33,099 --> 00:15:37,069 あの小娘も 簡単には 李仁くんに手出しできないでしょう…》 252 00:15:37,069 --> 00:15:40,072 私… 恋してしまいました…。 253 00:15:40,072 --> 00:15:45,077 《これで李仁くんは 私だけのもの》 254 00:15:45,077 --> 00:15:47,079 んん…。 255 00:15:47,079 --> 00:15:49,081 (カメラのシャッター音) 256 00:15:49,081 --> 00:15:51,083 フフフッ…。 257 00:15:51,083 --> 00:15:55,087 《これじゃ まるで… 私が恋してるみたいだ》 258 00:15:55,087 --> 00:15:57,056 《私がやっているのは→ 259 00:15:57,056 --> 00:16:02,061 人間が食事の前に 食べ物を写真に撮るのと 同じことなのに…》 260 00:16:02,061 --> 00:16:06,065 《さて そろそろ 釜の掃除でもしますか》 261 00:16:06,065 --> 00:16:09,101 《おや? 雨ですか…》 262 00:16:09,101 --> 00:16:13,072 《天気が悪いということは 明日は外に出れそうですね》 263 00:16:15,074 --> 00:16:17,109 いってきまーす。 264 00:16:17,109 --> 00:16:20,112 兄貴 どこ行ったんだ? 起きたら 部屋にいなかったけど。 265 00:16:20,112 --> 00:16:24,116 朝は いつも遅くまで寝てるのに。 珍しいですね。 266 00:16:24,116 --> 00:16:27,119 へえ~ 兄貴は 朝 弱いんだ。 267 00:16:27,119 --> 00:16:31,090 どちらかというと 寝るのが遅いみたいです。 268 00:16:31,090 --> 00:16:35,094 (健)俺 傘持ってきてねえからよ 俺も入れてくれよ。 269 00:16:35,094 --> 00:16:37,096 ええ どうぞ。 270 00:16:38,097 --> 00:16:41,100 (男子生徒)えっ フランケンさん? (男子生徒)朝早くね? 271 00:16:41,100 --> 00:16:45,104 (男子生徒)隣にいるの 誰? (男子生徒)1年の奴だよな? 272 00:16:45,104 --> 00:16:48,074 (健のあくび) 273 00:16:48,074 --> 00:16:52,078 (不良)おい そこのお二人さん 朝っぱらから 男同士で相合い傘かよ! 274 00:16:52,078 --> 00:16:56,115 (不良)ラブラブだな! (不良)恥ずかしがってないで 顔見せろよ! 275 00:16:56,115 --> 00:16:59,085 えっ…。 はあ? 李仁じゃねえか! 276 00:16:59,085 --> 00:17:02,121 (健)ああ? (不良たち)フ… フランケンさん!? 277 00:17:02,121 --> 00:17:06,092 なんだ? 男同士で相合い傘したら ダメなのか? 278 00:17:06,092 --> 00:17:10,096 法律でもあんのかよ? ああ? あ… いや その…。 279 00:17:10,096 --> 00:17:13,099 ちょうどいいや。 それ よこせ。 ああっ…! 280 00:17:13,099 --> 00:17:17,103 ついでに言っとくけどよ 李仁に指一本でも触れてみろ。 281 00:17:17,103 --> 00:17:19,105 (不良たち)えっ…? 282 00:17:19,105 --> 00:17:24,110 お前らの指 全部へし折って ケツの穴に突っ込んでやるからな! 283 00:17:24,110 --> 00:17:26,078 (不良)ヒィィッ…! (健)フンッ…。 284 00:17:27,079 --> 00:17:31,083 《ほう… やるじゃないですか フランケンさん》 285 00:17:31,083 --> 00:17:35,087 《ちゃんとやっているか心配でしたが 大丈夫そうですね》 286 00:17:35,087 --> 00:17:39,091 《紫外線もきついし 帰って ぐっすり眠りますか…》 287 00:17:39,091 --> 00:17:42,094 《はっ…! 小娘!》 288 00:17:42,094 --> 00:17:45,097 《ナイスタイミング! いけ フランケン!》 289 00:17:45,097 --> 00:17:47,099 《ひと言 ガツンと食らわせてやれ!》 290 00:17:47,099 --> 00:17:51,070 あっ 葵ちゃん! わあ 李仁くん! 会いたかったの! 291 00:17:51,070 --> 00:17:54,073 えっ!? えっ ぼ ぼ… 僕に!? 292 00:17:54,073 --> 00:17:57,043 《バンパイア様のことで 聞きたいことが いっぱいあって…》 293 00:17:58,077 --> 00:18:00,079 おはよう! おはよう。 294 00:18:00,079 --> 00:18:02,081 (健)あん? あっ…。 295 00:18:03,082 --> 00:18:08,154 《その小娘から李仁くんを守ることが あなたの本当の使命》 296 00:18:08,154 --> 00:18:12,058 《さあ 不良たちと同じように ビシッと言って おなごを遠ざけなさい!》 297 00:18:12,058 --> 00:18:14,060 あれ…? 298 00:18:16,062 --> 00:18:18,164 お兄ちゃん!? 299 00:18:18,164 --> 00:18:20,099 ええ~っ!? 300 00:18:20,099 --> 00:18:22,068 は… はあ? 301 00:18:22,068 --> 00:18:25,071 えっ お… お兄ちゃん? 302 00:18:25,071 --> 00:18:28,107 言われてみれば…。 303 00:18:28,107 --> 00:18:31,077 言われてみても 全然似てない! 304 00:18:31,077 --> 00:18:35,081 友達の家に泊まるって 李仁くんの家だったのね。 305 00:18:35,081 --> 00:18:39,085 おうよ! お前も李仁と仲いいのかよ。 ビックリだぜ! 306 00:18:39,085 --> 00:18:43,055 ん? ってことは こいの湯に泊まったってことだよね。 307 00:18:45,057 --> 00:18:47,093 いいなあ…。 えっ? 308 00:18:47,093 --> 00:18:51,097 あっ じゃあ 今度 葵ちゃんも泊まりに来なよ。 309 00:18:51,097 --> 00:18:53,099 えっ いいの!? 310 00:18:53,099 --> 00:18:57,069 はっはーん…。 お前ら なかなかお似合いじゃん。 311 00:18:57,069 --> 00:18:59,071 だったら くっついちまえよ! 312 00:18:59,071 --> 00:19:03,075 《なぜ そうなる! フランケン… 恐ろしい子!》 313 00:19:03,075 --> 00:19:08,080 葵と結婚すれば 俺たち 本当の兄弟だぜ 李仁。 314 00:19:08,080 --> 00:19:10,082 ちょっと お兄ちゃん! 315 00:19:10,082 --> 00:19:12,084 (健)傘貸せ 葵。 えっ! 316 00:19:12,084 --> 00:19:17,089 お前ら 2人で1つの傘使えよ。 兄ちゃん 気が利くだろ。 ヘヘヘッ。 317 00:19:17,089 --> 00:19:19,091 もう! 318 00:19:21,093 --> 00:19:24,063 (健)これで 蘭丸兄貴も喜んでくれるはずだ。 319 00:19:24,063 --> 00:19:26,065 あっ そうだ…。 320 00:19:26,065 --> 00:19:31,103 おい 葵! 悪い女が寄ってこないように ちゃんと 李仁をつかまえとけよ! 321 00:19:31,103 --> 00:19:36,108 李仁を守るって 蘭丸兄貴と約束したからよ。 322 00:19:40,112 --> 00:19:45,084 《終わった… 終わっちまったよ…》 323 00:19:45,084 --> 00:19:48,087 (ゴング) 324 00:19:52,091 --> 00:19:56,095 あ あの… 李仁くん 変なこと聞いていい? 325 00:19:56,095 --> 00:19:59,065 う… うん。 なんでも。 326 00:20:01,100 --> 00:20:05,104 森さんって 本当はバンパイアなんだよね? 327 00:20:05,104 --> 00:20:07,073 葵ちゃん…。 328 00:20:08,074 --> 00:20:10,109 《この気まずい空気を→ 329 00:20:10,109 --> 00:20:13,112 森さんの話をすることで 和ませようとしてくれてる…》 330 00:20:13,112 --> 00:20:16,082 《なんて優しい子なんだ…》 331 00:20:16,082 --> 00:20:21,087 そうだよ。 森蘭丸 約450歳の吸血鬼! 332 00:20:21,087 --> 00:20:23,089 《やっぱり そうなんだ!》 333 00:20:23,089 --> 00:20:26,058 《でも 李仁くんは それを普通に受け入れちゃってるの?》 334 00:20:26,058 --> 00:20:29,061 《漫画によくある 特殊能力キャラが居候している世界線で→ 335 00:20:29,061 --> 00:20:32,098 オッケーな感じなのかな!?》 336 00:20:32,098 --> 00:20:36,068 そ… それ 秘密にしておかなくて 大丈夫なの? 337 00:20:36,068 --> 00:20:39,105 家族も みんな知ってるよ。 家族みんな? 338 00:20:39,105 --> 00:20:42,074 うちでは鉄板のネタだよ。 ネタ? 339 00:20:42,074 --> 00:20:45,077 そう。 天草四郎だった時もあるし→ 340 00:20:45,077 --> 00:20:51,083 幕末の時は 新選組に籍を置きながら 坂本龍馬とも会ってたんだって。 341 00:20:51,083 --> 00:20:56,088 人斬りをしたり 大正時代は 文豪たちと酒を酌み交わしていたらしいよ。 342 00:20:56,088 --> 00:20:58,090 す… 素敵! 343 00:20:58,090 --> 00:21:02,061 ちなみに も… 森さん 私のこと 何か言ってなかった? 344 00:21:02,061 --> 00:21:04,063 うーん… 特には。 345 00:21:04,063 --> 00:21:06,098 そうだよね…。 346 00:21:06,098 --> 00:21:10,069 《李仁くんにも内緒で 私に会いに来てくれたり→ 347 00:21:10,069 --> 00:21:13,072 あの日 私を抱き寄せたのも…》 348 00:21:13,072 --> 00:21:17,076 《バンパイア様 私のことが好きなのかなって…》 349 00:21:17,076 --> 00:21:21,080 《でも そんなこと 恥ずかしくて聞けない…》 350 00:21:24,150 --> 00:21:27,086 《今日は最悪の日だ…》 351 00:21:27,086 --> 00:21:30,089 《仏滅だったか?》 352 00:21:30,089 --> 00:21:32,057 (坂本梅太郎)んっ? お前…。 353 00:21:35,060 --> 00:21:37,062 (坂本)お前… モリラン? 354 00:21:37,062 --> 00:21:39,064 《くっ…》 355 00:21:49,074 --> 00:21:56,048 ♬~