1 00:00:15,015 --> 00:00:17,017 (馬締)《読んでください》 2 00:00:30,030 --> 00:00:37,037 \(足音) \(戸の開閉音) 3 00:00:39,039 --> 00:00:47,047 (馬締)《今 恋文を読んで ひょっとして 返事をしに…》 4 00:00:47,047 --> 00:01:00,978 ♪~ 5 00:01:00,978 --> 00:01:04,899 \(トラ) ニャーン。 (馬締) あっ トラさん? 6 00:01:04,982 --> 00:01:07,985 \(トラ) ニャーン。 7 00:01:09,987 --> 00:01:11,989 (馬締) おお。 8 00:01:14,992 --> 00:01:18,996 (馬締) 一緒に待ってくれるんですか? 9 00:01:27,004 --> 00:01:37,014 ♪~ 10 00:03:43,223 --> 00:03:46,143 (香具矢) あっ。 (馬締) ハッ! 11 00:03:46,226 --> 00:03:50,147 (香具矢) あっ… あの。 12 00:03:50,230 --> 00:03:53,150 (馬締) いっ… いってまいります! >> えっ。→ 13 00:03:53,233 --> 00:03:55,152 あっ みっちゃん? 14 00:03:55,235 --> 00:04:01,241 (戸の開閉音) 15 00:04:07,247 --> 00:04:11,168 (西岡) つまりだ。 返事を待つ緊張感に 耐え切れず→ 16 00:04:11,251 --> 00:04:15,172 部屋を飛び出したところ 香具矢ちゃんと ばったり会って→ 17 00:04:15,255 --> 00:04:17,174 またまた耐え切れずに 逃げ出して→ 18 00:04:17,257 --> 00:04:20,177 朝の6時から ここで仕事をしていたと。 19 00:04:20,260 --> 00:04:24,181 (馬締) 用例採集カードを見ていると 心が落ち着きます。 20 00:04:24,264 --> 00:04:27,267 (西岡) 落ち着いてる場合じゃ ないだろ? 21 00:04:30,270 --> 00:04:33,190 (馬締) もう 駄目です。 (西岡) はあ? 22 00:04:33,273 --> 00:04:36,193 (馬締) 返事をしに 来てくれたのかもしれないのに→ 23 00:04:36,276 --> 00:04:40,197 逃げてしまうなんて 僕は 本当に愚か者です。 24 00:04:40,280 --> 00:04:45,160 いえ 痴れ者 滑稽者 頓痴気 魯鈍漢…。 25 00:04:45,202 --> 00:04:48,163 (西岡) 何でもいいだろ。 26 00:04:48,205 --> 00:04:51,166 まあ 確かに もう駄目かもしれないな。 27 00:04:51,208 --> 00:04:53,168 (馬締) うっ…。 28 00:04:53,210 --> 00:04:56,171 (西岡) でも まだ そうと決まったわけじゃない。 29 00:04:56,213 --> 00:04:58,173 (馬締) そうでしょうか? 30 00:04:58,215 --> 00:05:01,176 (西岡) 反省してんなら 帰ったら すぐ 返事を聞きに行け。 31 00:05:01,218 --> 00:05:05,180 (馬締) えっ? (西岡) これ以上 時間をかけるな! 32 00:05:05,222 --> 00:05:10,185 絶対 今日中に けじめをつけろよ。 いいな? 逃げるなよ。 33 00:05:10,227 --> 00:05:13,188 あした どうなったか確認するからな。 34 00:05:13,230 --> 00:05:17,192 (タケ) あんた。 昨日 どこ行ってたんだい?→ 35 00:05:17,234 --> 00:05:20,195 一日中 顔見せなかったけど→ 36 00:05:20,237 --> 00:05:24,199 どこかに いい子でも できたのかい?→ 37 00:05:24,241 --> 00:05:26,201 ああ いってらっしゃい。 38 00:05:26,243 --> 00:05:28,203 いってきます。 39 00:05:28,245 --> 00:05:30,205 (タケ) そういえば みっちゃん→ 40 00:05:30,247 --> 00:05:33,208 今日は ずいぶん早く 出掛けたみたいだねぇ。 41 00:05:33,250 --> 00:05:37,212 (香具矢) うん。 おばあちゃんが起きる ずっと前に。 42 00:05:37,254 --> 00:05:39,256 (タケ) そう。 43 00:05:41,216 --> 00:05:44,136 ん? 何? 44 00:05:44,219 --> 00:05:47,139 (タケ) 香具矢 昨日の夜は…。 45 00:05:47,222 --> 00:05:49,224 えっ? 46 00:05:53,228 --> 00:05:57,149 あの調子だと 特に 進展はなかったみたいだね。 47 00:05:57,232 --> 00:05:59,151 まったく 何やってんだか。 48 00:05:59,234 --> 00:06:03,155 (香具矢) どうかしたの? (タケ) ううん 何でもないよ。 49 00:06:03,238 --> 00:06:06,158 (配達員) 郵便です。 (タケ) ああ ご苦労さま。 50 00:06:06,241 --> 00:06:10,162 (配達員) 今日は冷えますね。 (タケ) 寒くなったねぇ。 51 00:06:10,245 --> 00:06:12,164 (配達員) あしたは もっと冷えるみたいですよ。 52 00:06:12,247 --> 00:06:15,250 (タケ) ん~ そうかい。 53 00:06:17,252 --> 00:06:20,255 (荒木) ハァ…。 54 00:06:24,259 --> 00:06:27,179 (松本) どこかで“大渡海”の作業を いったん止めて→ 55 00:06:27,262 --> 00:06:31,183 “玄武学習国語辞典”に 専念する期間を作りましょう。 56 00:06:31,266 --> 00:06:36,188 (佐々木) いくら何でも無理です。 そんな短期間で。 57 00:06:36,271 --> 00:06:39,191 (松本) 大きな辞書を 新たに編さんするときは→ 58 00:06:39,274 --> 00:06:42,152 様々な蹉跌があるものです。 59 00:06:42,194 --> 00:06:45,155 しかし いかんせん 人手が足りません。 60 00:06:45,197 --> 00:06:49,159 (荒木) まったく。 これじゃ “大渡海”の完成に→ 61 00:06:49,201 --> 00:06:52,162 何年かかることやら…。 (佐々木) 会社は 本当に→ 62 00:06:52,204 --> 00:06:55,165 辞書を作る気が あるのでしょうか。→ 63 00:06:55,207 --> 00:07:00,170 人員の補充もなしに この上 さらに改訂だなんて。→ 64 00:07:00,212 --> 00:07:04,216 私たちが音を上げるのを 待っているみたい。 65 00:07:06,218 --> 00:07:08,178 ふむ…。→ 66 00:07:08,220 --> 00:07:12,182 大部の辞書を 一人で完成させた先人もいます。 67 00:07:12,224 --> 00:07:14,184 (西岡) タイブの辞書? 68 00:07:14,226 --> 00:07:17,187 (荒木) 巻数や ページ数の多い辞書 ってことだ。 69 00:07:17,229 --> 00:07:20,190 ホントに言葉を知らんやつだな。 いったい…。 70 00:07:20,232 --> 00:07:24,194 (西岡) すいません。 で その辞書って? 71 00:07:24,236 --> 00:07:27,239 (馬締)“言海” (西岡) ゲンカイ? 72 00:07:37,249 --> 00:07:40,210 (西岡) ああ。 言葉の海。 73 00:07:40,252 --> 00:07:44,214 (馬締) 大槻 文彦という人が 明治時代に編さんした→ 74 00:07:44,256 --> 00:07:47,217 日本で初めての 近代的な国語辞典です。 75 00:07:47,259 --> 00:07:50,220 (西岡) ふーん。 (松本) 大槻 文彦は→ 76 00:07:50,262 --> 00:07:53,223 持てる時間の全てを懸け 私財を投じ→ 77 00:07:53,265 --> 00:07:56,226 この辞書を完成させたんです。 78 00:07:56,268 --> 00:08:01,231 (西岡) へえ。 何で そこまで? 79 00:08:01,273 --> 00:08:06,236 (松本) 業というもの かもしれませんねぇ。 80 00:08:06,278 --> 00:08:10,240 (馬締) 理性では どうにもならない 心の動き。 81 00:08:10,282 --> 00:08:14,244 (松本) 業は また 業とも 読みます。→ 82 00:08:14,286 --> 00:08:18,248 なりわいや 仕事という意味も ありますね。→ 83 00:08:18,290 --> 00:08:22,252 天命ともいえるかもしれません。 84 00:08:22,294 --> 00:08:27,257 どうにもならない思いに駆られ 仕事をする。 85 00:08:27,299 --> 00:08:30,260 私たちも同じはずです。 86 00:08:30,302 --> 00:08:33,263 (馬締) はい。 87 00:08:33,305 --> 00:08:36,266 うん。 88 00:08:36,308 --> 00:08:39,269 しかし 大槻 文彦は 一人だったが→ 89 00:08:39,311 --> 00:08:42,189 少なくとも 俺たちは 一人じゃない。 90 00:08:42,272 --> 00:08:45,192 まあ 諦めずに 方法を考えていこう。 91 00:08:45,275 --> 00:08:47,277 (馬締) はい。 (松本) そうですね。 92 00:08:49,279 --> 00:08:52,199 (西岡) あ~ いやぁ…。 93 00:08:52,282 --> 00:08:54,201 何つうか…。 94 00:08:54,284 --> 00:08:58,288 ん? どうした? 西岡。 95 00:09:01,291 --> 00:09:03,210 (西岡) ハァ…。 96 00:09:03,293 --> 00:09:07,214 あっ すいません! 非常に言いにくいんですけど→ 97 00:09:07,297 --> 00:09:11,218 俺 春には 宣伝部に異動になるみたいで…。 98 00:09:11,301 --> 00:09:13,220 (荒木) なっ!? (佐々木) えっ? 99 00:09:13,303 --> 00:09:16,223 (荒木) どういうことだ! (西岡) それも→ 100 00:09:16,306 --> 00:09:19,226 “大渡海”の作業を続ける 条件の一つなんすよ~。 101 00:09:19,309 --> 00:09:22,229 はぁ!? なぜ 早く言わん! 102 00:09:22,312 --> 00:09:25,232 (西岡) いやぁ 俺も 昨日 言われたばっかりで。 103 00:09:25,315 --> 00:09:29,236 ほら 気持ちの整理とか 色々あるでしょう? 104 00:09:29,319 --> 00:09:32,239 ハァ… まったく。 105 00:09:32,322 --> 00:09:35,242 で 大丈夫なのか? 106 00:09:35,325 --> 00:09:38,245 (西岡) まあ それなりに…。 107 00:09:38,328 --> 00:09:40,247 (松本) 困りましたね。 108 00:09:40,330 --> 00:09:42,165 馬締さんと 西岡さん→ 109 00:09:42,249 --> 00:09:46,169 二人がいれば安心だと 思っていたのですが。 110 00:09:46,253 --> 00:09:48,171 (西岡) えっ? >> これからは 実務は 馬締→ 111 00:09:48,255 --> 00:09:52,175 交渉事は 西岡の 両輪で進めてもらえたらと→ 112 00:09:52,259 --> 00:09:55,178 俺と 先生で話してたんだよ。→ 113 00:09:55,262 --> 00:09:58,181 これじゃあ 初めから考え直しですね。 114 00:09:58,265 --> 00:10:00,267 (松本) ええ。 115 00:10:02,269 --> 00:10:07,190 (西岡) 先生 荒木さん… すみません。 116 00:10:07,274 --> 00:10:11,194 (荒木) いや お前が謝ることじゃないさ。→ 117 00:10:11,278 --> 00:10:16,199 くそ。 これ以上 辞書編集部には 人件費を回せないってことか。 118 00:10:16,283 --> 00:10:18,201 (佐々木) でも それじゃ 正社員は→ 119 00:10:18,285 --> 00:10:21,204 馬締さん一人になる ってことですか?→ 120 00:10:21,288 --> 00:10:23,206 そんなのって…。 121 00:10:23,290 --> 00:10:29,212 (馬締) 西岡さんが 異動…。 122 00:10:29,296 --> 00:10:31,214 《西岡さんが いなくなったら→ 123 00:10:31,298 --> 00:10:36,219 会社との折衝も 編集作業をまとめるのも→ 124 00:10:36,303 --> 00:10:38,305 全部 僕一人で?》 125 00:10:44,102 --> 00:10:46,063 (泉くん) 大変 大変! (海くん) どうしたの?→ 126 00:10:46,104 --> 00:10:48,065 みんな慌てて。 (ヒロシ) 言海さんが…。→ 127 00:10:48,106 --> 00:10:52,069 言海さんが… 来るのです! 128 00:10:52,110 --> 00:10:54,071 (ヒロシ) 大槻 文彦が たった一人で作り→ 129 00:10:54,112 --> 00:10:58,075 1,000回も増刷されたという あの伝説の辞書! 130 00:10:58,116 --> 00:11:01,078 (リン太) 夏目 漱石 芥川 龍之介も 使ったという あの! 131 00:11:01,119 --> 00:11:04,081 (泉くん) 昔の詩人が ページを食べたという あの! 132 00:11:04,122 --> 00:11:06,083 (海くん) えっ! 人間って 辞書 食べちゃうの!? 133 00:11:06,124 --> 00:11:09,086 あの言海さんが 言海さんが… 今日 ここに! 134 00:11:09,127 --> 00:11:11,088 \(チャイム) (泉くん) 来た! 135 00:11:11,129 --> 00:11:16,093 (ドアの開く音) 136 00:11:16,134 --> 00:11:19,137 (一同) 言海さんだ~! 137 00:11:27,104 --> 00:11:30,023 (女性) あっ そういえば この間 リンドウが咲いてるの見たの。 138 00:11:30,107 --> 00:11:33,110 (男性) へえ~…。 139 00:11:36,113 --> 00:11:40,033 (西岡)《何か悪いな。 こんなことになっちまって…》 140 00:11:40,117 --> 00:11:43,036 (馬締)《いえ。 西岡さんの…》 141 00:11:43,120 --> 00:11:45,038 《西岡さんのおかげで…》 142 00:11:45,122 --> 00:11:49,042 《西岡さんが “大渡海”を守って… なのに…》 143 00:11:49,126 --> 00:11:51,044 (西岡)《異動になる ぎりぎりまで→ 144 00:11:51,128 --> 00:11:56,133 俺に できることは 全部 やっていくからな》 145 00:11:59,136 --> 00:12:04,057 (馬締)《僕に 西岡さんみたいに 外回りをしたり→ 146 00:12:04,141 --> 00:12:10,147 原稿を取り立てたりなんて できるんだろうか…》 147 00:12:20,157 --> 00:13:00,113 ♪~ 148 00:13:00,113 --> 00:13:02,032 (馬締)《あっ ああ…》 149 00:13:02,115 --> 00:13:07,037 《あっ… ハァ ハァ…》 150 00:13:07,120 --> 00:13:10,040 《あっ…》 151 00:13:10,123 --> 00:13:14,044 《ハァ ハァ…!》 152 00:13:14,127 --> 00:13:17,047 《あっ… ああ…!》 153 00:13:17,130 --> 00:13:22,135 《あっ… ああ…》 154 00:13:25,138 --> 00:13:39,027 (やかんの鳴る音) 155 00:13:39,069 --> 00:13:44,032 みっちゃーん お湯 ピーッて…。 156 00:13:44,074 --> 00:13:46,034 お湯 ピーッて。 157 00:13:46,076 --> 00:13:50,080 \(タケ) みっちゃん。 みっちゃーん? 158 00:14:25,115 --> 00:14:30,078 (馬締) スー… ハァ…。 159 00:14:30,078 --> 00:14:44,092 ♪~ 160 00:14:44,092 --> 00:14:46,094 (馬締) あっ。 161 00:14:46,094 --> 00:15:28,136 ♪~ 162 00:15:28,136 --> 00:15:30,138 (馬締) あっ。 163 00:15:34,142 --> 00:15:39,064 (馬締)「料理人。 料理を業とする者。 厨人」 164 00:15:39,147 --> 00:15:45,070 《厨人… 最近では ほとんど 使われることのない言葉だ》 165 00:15:45,153 --> 00:15:47,072 《言葉は 生き物であり→ 166 00:15:47,155 --> 00:15:52,077 時代と共に変化し 中には 消えていくものもある》 167 00:15:52,160 --> 00:15:54,079 《そういう意味では “言海”は→ 168 00:15:54,162 --> 00:15:58,083 今現在 実用に耐えうる辞書とは いえないかもしれない》 169 00:15:58,166 --> 00:16:07,092 《でも その中に込められた 思いは…》 170 00:16:07,175 --> 00:16:10,095 《業は また 業とも読みます》→ 171 00:16:10,178 --> 00:16:14,099 《なりわいや 仕事という意味も ありますね》→ 172 00:16:14,182 --> 00:16:17,102 《天命とも いえるかもしれません》 173 00:16:17,185 --> 00:16:21,106 《どうにもならない心に駆られ 仕事をする》 174 00:16:21,189 --> 00:16:23,108 《私たちも同じはずです》 175 00:16:23,191 --> 00:16:30,073 (馬締)《そうだ。 僕も 松本先生も 荒木さんも みんな→ 176 00:16:30,115 --> 00:16:34,119 業としか言いようのないものに 突き動かされている》 177 00:16:37,122 --> 00:16:41,126 (馬締)《きっと 香具矢さんも…》 178 00:16:44,129 --> 00:16:50,135 (馬締)《作ろう 辞書を “大渡海”を…》 179 00:16:58,143 --> 00:17:00,145 (馬締)《けじめをつけないと》 180 00:17:02,147 --> 00:17:05,150 \(戸の開閉音) \(香具矢) ただいま。 181 00:17:15,160 --> 00:17:17,120 フゥ…。 182 00:17:17,162 --> 00:17:20,123 \(馬締) 香具矢さん。 >> ん? 183 00:17:20,165 --> 00:17:23,126 (馬締) お返事を頂きたいんです。 184 00:17:23,168 --> 00:17:26,045 >> 返事? (馬締) もちろん 駄目なら→ 185 00:17:26,129 --> 00:17:29,048 遠慮なく そう言ってください。 覚悟は できています。 186 00:17:29,132 --> 00:17:31,050 ちょ… ちょっと待って。 187 00:17:31,134 --> 00:17:34,053 それって もしかして 昨日もらった手紙のこと? 188 00:17:34,137 --> 00:17:39,058 (馬締) はい。 こ… ここここ…。 189 00:17:39,142 --> 00:17:44,063 恋文の話です! >> むわ! 190 00:17:44,147 --> 00:17:48,067 あっ…。 191 00:17:48,151 --> 00:17:51,070 ごめん! 192 00:17:51,154 --> 00:17:55,158 \(戸の開閉音) 193 00:18:10,173 --> 00:18:14,177 (馬締) 振られた… ということですね。 194 00:18:16,179 --> 00:18:18,181 \(トラ) ニャー。 195 00:18:20,183 --> 00:18:22,101 (馬締) トラさーん。 196 00:18:22,185 --> 00:18:27,023 トラさん… トラさん? 197 00:18:27,106 --> 00:18:31,027 トラさん…。 198 00:18:31,110 --> 00:18:33,112 ハァ。 199 00:18:36,115 --> 00:18:40,119 (馬締) 今日は 来てくれないんですね…。 200 00:18:50,129 --> 00:19:07,146 ♪~ 201 00:19:07,146 --> 00:19:11,067 (香具矢) 来たよ。 202 00:19:11,150 --> 00:19:15,071 (馬締) か… ぐや… さん? 203 00:19:15,154 --> 00:19:18,074 えっ! あ… あの どうして? 204 00:19:18,157 --> 00:19:22,078 こんなに丁寧で 心のこもった手紙をもらって→ 205 00:19:22,161 --> 00:19:25,081 来ないわけにはいかないでしょ。 (馬締) えっ? 206 00:19:25,164 --> 00:19:27,041 昨日 手紙をもらったとき→ 207 00:19:27,083 --> 00:19:32,046 ひょっとして ラブレターじゃないかって思ったんだ。 208 00:19:32,088 --> 00:19:36,050 でも 読んでみたら 何だか 文章が難しくって→ 209 00:19:36,092 --> 00:19:39,053 そうだって 確信が持てなかった。 210 00:19:39,095 --> 00:19:42,056 (馬締) ああ…。 211 00:19:42,098 --> 00:19:44,058 一晩 悩んだんだよ? 212 00:19:44,100 --> 00:19:46,060 どうしても分からなくって→ 213 00:19:46,102 --> 00:19:50,064 思い切って 聞きに行こうとしたら みっちゃん 逃げちゃうし。 214 00:19:50,106 --> 00:19:53,109 (馬締) す… すみません。 215 00:19:56,112 --> 00:19:59,073 さっき 「恋文」って はっきり言われて→ 216 00:19:59,115 --> 00:20:04,078 もう一度 ちゃんと読んで 自分で しっかり確認したくて→ 217 00:20:04,120 --> 00:20:07,123 だから 慌てて 部屋に戻ったの。 218 00:20:09,125 --> 00:20:12,128 (馬締) それで…。 >> うん。 219 00:20:17,133 --> 00:20:20,094 (馬締) 好きです。 220 00:20:20,136 --> 00:20:22,138 うん。 221 00:20:25,141 --> 00:20:29,020 (馬締) いや あの… 「うん」とは? 222 00:20:29,103 --> 00:20:34,025 遊園地で 一緒に観覧車に乗ったでしょ? 223 00:20:34,108 --> 00:20:37,111 あのとき 私…。 224 00:20:42,116 --> 00:20:46,037 フフ…。 225 00:20:46,120 --> 00:20:50,124 みっちゃん 2周目 行っちゃって びっくりした。 226 00:20:52,126 --> 00:20:57,131 (馬締) 面目ない…。 >> フフ。 227 00:21:06,140 --> 00:21:10,144 私も 好きです。 228 00:21:10,144 --> 00:21:20,154 ♪~ 229 00:22:40,109 --> 00:22:42,028 (馬締) 業。 (荒木) 誰もが 生まれながらに→ 230 00:22:42,111 --> 00:22:44,030 背負っているもの…。 (西岡) 重っ。 231 00:22:44,113 --> 00:22:47,033 (佐々木) 西岡君は 背負ってなさそうね。 232 00:22:47,116 --> 00:22:49,035 (西岡) そういう佐々木さんの業って 何なんすか? 233 00:22:49,118 --> 00:22:51,037 (佐々木) 聞きたい? 234 00:22:51,120 --> 00:22:53,122 (西岡) すいませんした! >> あら 残念。