1 00:00:26,520 --> 00:00:28,620 世界の国々がこの事実に異議を 2 00:00:28,620 --> 00:00:29,820 唱えたとしても… 3 00:00:29,820 --> 00:00:31,320 我々フランス人は 真実を知っている 4 00:00:31,320 --> 00:00:33,720 世界で一番おいしい料理は フランスで作られる 5 00:00:33,720 --> 00:00:35,820 フランスで一番おいしい 料理はパリで作られる 6 00:00:35,820 --> 00:00:40,420 そして パリで一番の料理は オーグスト・グストーによって作られる 7 00:00:40,420 --> 00:00:42,920 グストーのレストランは パリで評判で… 8 00:00:42,920 --> 00:00:44,720 5ヶ月先まで予約で一杯 9 00:00:44,720 --> 00:00:47,520 フランス料理のトップへの 輝かしい昇進は… 10 00:00:47,520 --> 00:00:49,920 競争相手の羨望の的だった 11 00:00:49,920 --> 00:00:53,320 彼は5つ星の格付けを 獲得した最年少のシェフだ 12 00:00:53,320 --> 00:00:55,620 グストーの料理本 ”誰でも料理ができる”… 13 00:00:55,620 --> 00:00:57,820 その本はベストセラーの トップになった 14 00:00:57,820 --> 00:01:00,220 しかし 全ての人がその成功を 称賛したわけではない 15 00:01:00,220 --> 00:01:03,220 誰でも料理ができる!とは 面白いタイトルだ 16 00:01:03,220 --> 00:01:07,020 もっと面白いこのは グストーが実際そう信じていることだ 17 00:01:07,020 --> 00:01:09,620 他方で 私は料理を まじめに考えている 18 00:01:09,620 --> 00:01:13,520 だから 私は誰でも料理ができる とは思っていない 19 00:01:51,820 --> 00:01:53,820 これがぼくだ 20 00:01:54,220 --> 00:01:57,620 ぼくは自分の人生を少しばかり 考え直す必要があるようだ 21 00:01:57,620 --> 00:01:59,320 何が問題なのかって? 22 00:01:59,320 --> 00:02:01,320 先ず第1に ぼくはネズミだ 23 00:02:03,420 --> 00:02:05,920 だから生活は楽じゃない 24 00:02:07,120 --> 00:02:11,520 第2に 高度に発達した 味覚と臭覚を持ってることだ 25 00:02:12,920 --> 00:02:17,320 小麦粉 卵 砂糖 バニラの実… 26 00:02:17,320 --> 00:02:19,520 あっ!レモンの切れ端だ 27 00:02:19,520 --> 00:02:23,320 ワオ 全部臭って分かるの? それって才能だよな 28 00:02:23,320 --> 00:02:26,820 これは弟のエミール 感動しすぎるんだ 29 00:02:26,820 --> 00:02:30,520 そうか 臭って分かるのか? だからどうなんだ? 30 00:02:30,520 --> 00:02:33,620 これが父さんだ 決して感動しないんだ 31 00:02:34,120 --> 00:02:37,020 彼はぼくらの一族の リーダーでもある 32 00:02:37,020 --> 00:02:40,520 それで 高度に発達した感覚を もっていて具合が悪いことは? 33 00:02:40,520 --> 00:02:44,820 -ウァオ!それ食べちゃだめだ! -何すんだよ? 34 00:02:45,420 --> 00:02:48,820 そのおかしな臭いは ネズミ用の毒だと分かった 35 00:02:48,820 --> 00:02:52,320 父さんは急にこの才能が 役に立たなくはないと思った 36 00:02:52,320 --> 00:02:54,820 ぼくは 父さんがぼくに 仕事を与えるまでは… 37 00:02:54,820 --> 00:02:57,320 自分の才能が気に入ってた 38 00:02:57,820 --> 00:02:59,120 きれいだ 39 00:02:59,420 --> 00:03:00,420 きれいだよ 40 00:03:00,420 --> 00:03:01,920 それだ! -毒検査役 41 00:03:01,920 --> 00:03:03,120 きれいだ 42 00:03:03,120 --> 00:03:04,720 きれいだ 43 00:03:05,220 --> 00:03:06,920 敬けんだね 44 00:03:07,920 --> 00:03:12,220 きれいだってことさ 清潔好きというのは… 45 00:03:12,220 --> 00:03:14,120 気にするな 行って 46 00:03:14,820 --> 00:03:16,720 このことは父さんをして 誇りに思わせた 47 00:03:16,720 --> 00:03:21,420 なあ いい気分じゃないか レミー? お前は気高いことができたぞ 48 00:03:21,420 --> 00:03:24,120 気高い? ぼくらは泥棒だよ 父さん 49 00:03:24,120 --> 00:03:27,820 それにぼくらが盗んでいるのは しょうがないけど 生ゴミだよ 50 00:03:27,820 --> 00:03:29,920 誰もいらないものなら それは盗みじゃない 51 00:03:29,920 --> 00:03:32,520 誰もいらないものなら どうしてぼくらは盗むんだ? 52 00:03:33,720 --> 00:03:35,620 言ってみれば… ぼくらには意見の相違がある 53 00:03:36,720 --> 00:03:38,220 それは良く 分かっていた 54 00:03:38,220 --> 00:03:42,220 食べるのならいいものを 食べたいだけさ 55 00:03:42,220 --> 00:03:43,920 でも父さんにかかると… 56 00:03:43,920 --> 00:03:45,120 食べ物は燃料だ 57 00:03:45,120 --> 00:03:48,820 タンクに入れるものを選り好み すると エンジンは死んでしまう 58 00:03:48,820 --> 00:03:50,520 だから黙って 生ゴミを食べろ 59 00:03:50,520 --> 00:03:52,120 あのさ ぼくらが泥棒なら… 60 00:03:52,120 --> 00:03:54,120 どうして 毒が入ってないものがある… 61 00:03:54,120 --> 00:03:55,820 台所のいいものを盗まないのさ? 62 00:03:55,820 --> 00:03:58,420 先ず第1に わしらは泥棒じゃない 63 00:03:58,420 --> 00:04:01,420 第2に 台所を避けて 人間から離れるんだ 64 00:04:01,420 --> 00:04:02,720 奴らは危険だ 65 00:04:02,720 --> 00:04:04,620 人間を嫌うことに なっているのは知っている… 66 00:04:04,620 --> 00:04:06,720 でも彼らはすごいんだ 67 00:04:06,720 --> 00:04:11,220 彼らは単に生きるだけじゃなく 発見して 作り出すんだ 68 00:04:11,520 --> 00:04:13,720 ぼくは 彼らが料理するのを 見るだけだけどね 69 00:04:13,720 --> 00:04:15,320 それをどう表現できるだろうか? 70 00:04:15,320 --> 00:04:19,420 いい料理はまるで 味わう音楽 臭いのある色だ 71 00:04:19,420 --> 00:04:21,920 君の周りには 素晴らしいものがある 72 00:04:21,920 --> 00:04:25,620 ただゆっくり味わうように する必要があるだけだ 73 00:04:29,520 --> 00:04:31,720 グストー そのとおりだよ 74 00:04:32,020 --> 00:04:34,520 うーん なるほど 75 00:04:34,920 --> 00:04:36,520 ホント すごいよ 76 00:04:37,220 --> 00:04:40,420 それぞれの味わいは まったく違う 77 00:04:44,520 --> 00:04:47,720 でも別の味わいと混ぜると… 78 00:04:47,720 --> 00:04:50,520 新しい味わいが生まれる 79 00:04:56,220 --> 00:04:58,720 そう 今ぼくは 隠れた人生を送ってる 80 00:05:06,620 --> 00:05:09,220 分かってくれるのは エミールだけだ 81 00:05:09,520 --> 00:05:11,720 おーい エミール エミール 82 00:05:12,020 --> 00:05:14,020 マッシュルームを見つけたよ 83 00:05:14,020 --> 00:05:17,420 君は食べ物隠すの得意だから いい隠し場所探すの手伝ってよ 84 00:05:17,920 --> 00:05:21,020 父さんはぼくを分かってない でも 父さんのそばにぼくはいる 85 00:05:21,020 --> 00:05:22,820 どうしてそんな風に 歩いてるの? 86 00:05:22,820 --> 00:05:25,920 しょっちゅう手を洗い たくないんだ 87 00:05:25,920 --> 00:05:28,020 食べ物をさわる同じ手で どれほど歩いてるか… 88 00:05:28,020 --> 00:05:29,320 考えたことある? 89 00:05:29,320 --> 00:05:31,520 ぼくらが口の中に入れるものを 考えたことある? 90 00:05:31,520 --> 00:05:32,720 いつもね 91 00:05:32,720 --> 00:05:35,320 食べるときに 自分の手が 触れた場所を味わいたくないんだ 92 00:05:35,320 --> 00:05:36,620 よーし 行こうぜ 93 00:05:36,620 --> 00:05:39,320 でも その歩き方は父さん 好きじゃないと思うよ 94 00:05:40,520 --> 00:05:42,420 何を手に入れたんだ? 95 00:05:42,720 --> 00:05:43,720 あ これは… 96 00:05:45,120 --> 00:05:46,820 チーズを見つけたのか? 97 00:05:47,320 --> 00:05:51,720 それに単なるチーズじゃない シャブラのトムチーズだ! 98 00:05:51,720 --> 00:05:54,420 ぼくのマッシュルームと 素晴らしく合うと思うよ 99 00:05:54,420 --> 00:05:55,420 それに… 100 00:05:57,720 --> 00:06:00,920 このローズマリー! これと… 101 00:06:00,920 --> 00:06:04,620 この甘草からちょっと落とせば 102 00:06:05,120 --> 00:06:08,120 でも それは食い物に積んで それからぼくらが… 103 00:06:08,120 --> 00:06:12,620 生ゴミの中に投げ入れたくない これは特別なんだ 104 00:06:12,620 --> 00:06:14,420 でも日が暮れる前に 巣に帰らないと… 105 00:06:14,420 --> 00:06:16,020 分かるだろう 父さんが… 106 00:06:16,020 --> 00:06:17,220 エミール! 107 00:06:17,220 --> 00:06:19,220 ここは見つからない 可能性があるよ 108 00:06:19,220 --> 00:06:20,820 これを料理するんだ 109 00:06:20,820 --> 00:06:25,320 さて どうやって 料理するのかが問題なんだが… 110 00:06:26,620 --> 00:06:27,620 よーし 111 00:06:28,320 --> 00:06:30,520 ポイントは回し続けることだ 112 00:06:30,520 --> 00:06:34,020 うまく くすんだ味わいを 出すんだ 113 00:06:35,320 --> 00:06:37,520 嵐が近づいてるよ 114 00:06:37,820 --> 00:06:42,520 なあ レミー もしかして そんなことしてる場合じゃ… 115 00:06:54,320 --> 00:06:55,820 これを味わってみろよ! 116 00:06:55,820 --> 00:07:00,220 これは…熱くて 融けてて… 117 00:07:00,220 --> 00:07:03,220 くすんだ味わいじゃないけど これは 間違いなく… 118 00:07:04,420 --> 00:07:08,320 バブーン ザップな味わいの ようなもんだそう思わない? 119 00:07:08,320 --> 00:07:11,620 -この味わいをどう言うべきかな? -稲妻っぽい? 120 00:07:11,920 --> 00:07:16,320 そうだ 稲妻っぽいだ! もう一回やるんだ 121 00:07:16,320 --> 00:07:19,120 それじゃ次の嵐がきたら 屋根に上がって… 122 00:07:19,120 --> 00:07:22,720 何が必要なのか分かるよ サフランさ サフランが少しあればいいんだ 123 00:07:22,720 --> 00:07:25,320 サフランねそれって … 124 00:07:25,320 --> 00:07:27,320 -台所にあるって思わない? -台所にあるんだよ 125 00:07:34,320 --> 00:07:36,420 -サフラン… -よくないよ 126 00:07:36,420 --> 00:07:38,020 サフラン… 127 00:07:38,020 --> 00:07:41,920 嫌だよ 彼女起きそうだよ 128 00:07:41,920 --> 00:07:43,520 百万回もここに下りてきたけど… 129 00:07:43,520 --> 00:07:46,720 彼女は料理番組を点けて ずっと寝てるんだ 130 00:07:46,720 --> 00:07:48,820 ここに百万回も下りてきたの? 131 00:07:48,820 --> 00:07:52,520 言ってるようにサフランがぴったり なんだグストーはそう言ってる 132 00:07:52,820 --> 00:07:54,620 なるほど グストーって誰? 133 00:07:54,620 --> 00:07:57,920 まさに世界一のシェフさ この料理の本を書いたんだ 134 00:07:57,920 --> 00:08:00,920 待ってよ 本を読むの? 135 00:08:00,920 --> 00:08:05,820 -そうね 少しだけね -それって 父さん知ってるの? 136 00:08:05,820 --> 00:08:10,520 君なら父さんの知らないもので 本を埋めちゃうかもね 137 00:08:10,520 --> 00:08:14,720 それで 食べちゃうんだ それが読む理由さ…秘密だぜ 138 00:08:14,720 --> 00:08:16,320 秘密は嫌いだよ 139 00:08:16,320 --> 00:08:20,220 本を読んで料理をしてる間に 料理して 本を読んで… 140 00:08:20,220 --> 00:08:22,620 それにテレビを 観ること全部だね 141 00:08:22,620 --> 00:08:25,820 君はぼくを罪に巻き込んで… ぼくは君にやらせてる 142 00:08:25,820 --> 00:08:27,420 どうして ぼくって 君にやらせてるんだ? 143 00:08:32,020 --> 00:08:34,120 あの子達は何にそんなに 時間がかかってるんだ? 144 00:08:35,220 --> 00:08:38,220 イタリアのサフランだ ふーん? 145 00:08:38,220 --> 00:08:42,020 グストーが絶品だって言うんだ おばあさんはいい物を… 146 00:08:42,020 --> 00:08:44,820 神秘的な雰囲気は不要だ これは自分の料理なんだ 147 00:08:44,820 --> 00:08:47,420 ほら!グストーだ エミール 見ろよ 148 00:08:47,420 --> 00:08:47,920 偉大な料理は弱気じゃだめだ 149 00:08:47,920 --> 00:08:50,020 偉大な料理は弱気じゃだめだ 150 00:08:50,020 --> 00:08:52,720 想像力に富んだ 強い気持ちが必要だ 151 00:08:52,720 --> 00:08:54,920 君は上手くいかないことを やってしまうに違いない 152 00:08:54,920 --> 00:08:57,120 それに君がどこの 出身だからって… 153 00:08:57,120 --> 00:08:59,320 誰にも君の限界を 決められないんだ 154 00:08:59,320 --> 00:09:01,720 唯一の限界は 君の情熱なんだ 155 00:09:01,720 --> 00:09:08,820 間違いないよ 誰にも料理ができる 大胆なことが大事なんだ 156 00:09:09,520 --> 00:09:10,920 清らかな詩だね 157 00:09:10,920 --> 00:09:13,020 しかし 長くは続かなかった 158 00:09:13,420 --> 00:09:16,320 グストーのレストランは 5つの星の1つを失った 159 00:09:16,320 --> 00:09:21,020 それは フランスの料理批評家 アントン・イーゴの酷評の後だった 160 00:09:21,620 --> 00:09:23,720 それはグストーには 深刻な痛手だった 161 00:09:23,720 --> 00:09:26,920 傷心のシェフは その後すぐに亡くなった… 162 00:09:26,920 --> 00:09:31,120 それにより 伝統に従って 残りの星も失うことになった 163 00:09:31,120 --> 00:09:33,720 グストーが死んだ? 164 00:09:34,720 --> 00:09:35,720 あー! 165 00:09:37,520 --> 00:09:39,420 あらま 166 00:09:45,220 --> 00:09:46,620 あら? 167 00:09:47,920 --> 00:09:49,120 走れ! 168 00:09:51,720 --> 00:09:53,820 ダメだ! 彼女に巣を教えちゃうよ! 169 00:10:12,720 --> 00:10:15,520 -助けて レミー! -電灯を揺らすんだ! 170 00:10:15,520 --> 00:10:15,820 -助けて レミー! -電灯を揺らすんだ! 171 00:10:18,020 --> 00:10:19,520 つかまえるよ 172 00:10:22,920 --> 00:10:24,820 エミール こっちに揺らして 173 00:10:58,520 --> 00:11:01,920 逃げるぞ!みんなボートに行け 174 00:11:06,020 --> 00:11:07,920 -通して! -本だ! 175 00:11:07,920 --> 00:11:08,520 -通してよ! -本… 176 00:11:09,820 --> 00:11:12,020 ごめんよ 急げ 急げ 177 00:11:27,420 --> 00:11:30,520 行け 行け!急ぐんだ! 178 00:11:31,420 --> 00:11:34,320 橋を上げろ!出すんだ! 179 00:11:35,020 --> 00:11:36,420 ほら ジョニー 急いで! 180 00:11:36,420 --> 00:11:38,120 出発だ 急げ 181 00:11:39,220 --> 00:11:40,320 つかまれ! 182 00:11:44,120 --> 00:11:47,020 -赤ちゃんを持って! -手を出せ 183 00:11:48,020 --> 00:11:49,620 オーイ 待ってよ! 184 00:11:54,520 --> 00:11:56,720 みんないるか? みんないるのか? 185 00:11:56,720 --> 00:11:59,320 -待てよ レミーはどこだ? -ここだよ 今行くよ 186 00:11:59,920 --> 00:12:01,220 今行くよ! 187 00:12:02,120 --> 00:12:05,120 頑張れ 息子よ 何かつかまる物をやれ 188 00:12:05,120 --> 00:12:07,320 早く 水をかくんだ 189 00:12:07,320 --> 00:12:09,320 さあ つかまれ 190 00:12:10,220 --> 00:12:11,520 もうちょっとだ 191 00:12:15,720 --> 00:12:17,120 -レミー! -父さん! 192 00:12:17,120 --> 00:12:20,020 頑張れ おいつけるぞ 193 00:12:26,020 --> 00:12:27,920 みんな 待って とまってよ! 194 00:12:27,920 --> 00:12:30,120 レミー 早く 水をかくんだ 195 00:12:30,120 --> 00:12:33,920 そこにいてよ 待って! 196 00:12:36,520 --> 00:12:37,720 父さん? 197 00:12:40,920 --> 00:12:41,820 父さん? 198 00:12:52,720 --> 00:12:54,220 どっちだ? 199 00:13:44,720 --> 00:13:46,120 ぼくは待った… 200 00:13:48,620 --> 00:13:50,020 音を… 201 00:13:52,420 --> 00:13:53,920 声を… 202 00:13:56,220 --> 00:13:57,720 合図を… 203 00:14:00,120 --> 00:14:01,620 何かを 204 00:14:20,420 --> 00:14:24,220 お腹が空いてるのなら 上がって探すんだよ レミー 205 00:14:26,520 --> 00:14:28,520 どうして塞ぎ込んで 待ってるんだ? 206 00:14:29,020 --> 00:14:33,220 ぼくは家族や友達を 見失ったんだ… 207 00:14:34,420 --> 00:14:35,920 たぶん 永久に 208 00:14:36,320 --> 00:14:39,020 -どうして分かるんだ? -それは… 209 00:14:39,720 --> 00:14:43,420 君は挿絵じゃないか どうして君に話すんだ? 210 00:14:43,420 --> 00:14:48,320 そうか 君は家族と友達を なくして 一人ぼっちなんだ 211 00:14:48,320 --> 00:14:50,620 そうさ それに 君は死んだんだ 212 00:14:50,620 --> 00:14:54,120 でもそれは希望的な 考え方にはかなわないんだ 213 00:14:54,120 --> 00:14:55,920 置いてきぼりにされたこと ばかり考えていては 214 00:14:55,920 --> 00:14:58,420 行く手にあるものは 見えないよ 215 00:14:58,420 --> 00:15:00,720 さあ 上がって探すんだ 216 00:15:31,120 --> 00:15:32,420 オー! 217 00:15:37,820 --> 00:15:39,020 シャンペン! 218 00:15:40,420 --> 00:15:41,520 何をしているんだ? 219 00:15:42,720 --> 00:15:43,820 お腹が空いてるんだ 220 00:15:43,820 --> 00:15:45,420 どこにいるのかも 知らないんだ 221 00:15:45,420 --> 00:15:47,220 それに いつまた食べ物が 見つかるのか分からない 222 00:15:47,220 --> 00:15:50,920 レミー それよりいいものがある 君は料理人だ 223 00:15:50,920 --> 00:15:56,020 料理人は作る泥棒は盗む 君は泥棒じゃない 224 00:15:56,720 --> 00:15:58,420 でも お腹が空いてるんだ 225 00:16:00,120 --> 00:16:01,720 食べ物はやって来るよ レミー 226 00:16:01,720 --> 00:16:06,420 料理を愛する者には 常に食べ物がやってくるんだ 227 00:16:18,520 --> 00:16:20,820 -私が遊んでいると思ってるの? -お前は中身がないんだ 228 00:17:08,220 --> 00:17:09,320 パリだ 229 00:17:09,920 --> 00:17:13,420 今までパリの下にいたのか? 230 00:17:15,620 --> 00:17:16,720 ウァオ 231 00:17:19,520 --> 00:17:21,220 きれいだ 232 00:17:22,420 --> 00:17:25,020 一番きれいなんだ 233 00:17:25,320 --> 00:17:27,920 グストー? 君のレストランなの? 234 00:17:27,920 --> 00:17:30,420 ぼくを君のレストランに 案内したんだね 235 00:17:31,520 --> 00:17:36,720 まるでそのようだな そうとも!私が案内したんだ 236 00:17:36,720 --> 00:17:38,220 見に行くよ 237 00:17:38,820 --> 00:17:40,420 -7番テーブルの用意だ -もうすぐよ 238 00:17:40,420 --> 00:17:42,220 蒸しカワマスの注文 一丁上がり 239 00:17:42,220 --> 00:17:44,020 スープの追加を頼む 240 00:17:44,020 --> 00:17:46,720 -ラムのあばら肉の注文だ -ニラネギを追加だ 241 00:17:46,720 --> 00:17:50,120 サーモン2つに サラダ3つ それに切り身が3つだ 242 00:17:50,120 --> 00:17:52,120 サラダ3つはやってるよ 243 00:17:52,120 --> 00:17:53,920 焼きサーモン2つ焼いてるよ 244 00:17:53,920 --> 00:17:56,420 切り身3つやってるわ お皿持ってきて 245 00:17:56,720 --> 00:17:59,320 サラダ3つできたよ 246 00:17:59,320 --> 00:18:01,320 私の契約に干渉するな! 247 00:18:01,620 --> 00:18:02,720 下げろよ 248 00:18:02,720 --> 00:18:05,720 火傷しちゃったよ 249 00:18:05,720 --> 00:18:08,620 今晩は スキナー・シェフ 今からですか? 250 00:18:08,620 --> 00:18:10,720 -こんにちは シェフ -ハロー スキナー・シェフ 251 00:18:10,720 --> 00:18:13,320 今晩は シェフ -切り身を2つ注文だ 252 00:18:13,320 --> 00:18:15,320 ボス そこの子見てよ 253 00:18:15,320 --> 00:18:17,820 アルフレッド・リングィニ… レナータの子どもだ 254 00:18:17,820 --> 00:18:19,520 -こんにちは -大きくなったな? 255 00:18:19,520 --> 00:18:22,120 -レナータを覚えてる? -グストーの昔の恋人? 256 00:18:23,520 --> 00:18:26,620 -はい お元気で… -リングィニ 257 00:18:26,620 --> 00:18:30,920 そうか よく来たな… どうなんだ…? 258 00:18:30,920 --> 00:18:32,820 -母さんのこと? -レナータ 259 00:18:32,820 --> 00:18:35,820 -そう レナータだ元気なのか? -元気だよ 260 00:18:36,120 --> 00:18:39,520 えーと …よくないかな… つまり… 261 00:18:39,520 --> 00:18:40,820 彼女は死んだ 262 00:18:41,420 --> 00:18:42,620 そうか 263 00:18:43,020 --> 00:18:44,120 すまなかった 264 00:18:44,120 --> 00:18:47,820 いいんです彼女は天国を信じてた だから 本望なんだ 265 00:18:47,820 --> 00:18:50,520 あの世って知ってる? 266 00:18:59,320 --> 00:19:02,420 -これは? -母さんがあなたに残した… 267 00:19:02,420 --> 00:19:06,020 助けてくれるのを 願ったんだと思うよ…ぼくを 268 00:19:06,020 --> 00:19:08,520 ここで雇ってもらってね 269 00:19:08,520 --> 00:19:11,220 でもさ グストーは 迷わなかったはずだよ 270 00:19:11,220 --> 00:19:12,420 なんたって レナータの 子どもなんだよ… 271 00:19:12,420 --> 00:19:16,120 それじゃあ しまっておいて 適当な仕事があったら… 272 00:19:16,120 --> 00:19:17,320 ぼくらはがもう雇ったよ 273 00:19:17,320 --> 00:19:21,120 何だと?わしに相談もなく 誰かを雇うなんて大胆な… 274 00:19:21,120 --> 00:19:23,020 ゴミ掃除人が必要なんだよ 275 00:19:23,720 --> 00:19:26,120 そうか ゴミ掃除か… 276 00:19:26,120 --> 00:19:28,020 解決してよかったよ 277 00:19:31,320 --> 00:19:32,520 えっと… 278 00:19:37,820 --> 00:19:39,220 信じられないよ 279 00:19:39,220 --> 00:19:42,620 本当のグルメのキッチンを 見られるなんて 280 00:19:42,620 --> 00:19:45,920 君は私の本を読んだね さて どのくらい知ってるかな? 281 00:19:45,920 --> 00:19:47,720 シェフは誰かな? 282 00:19:47,720 --> 00:19:49,720 えーと… 283 00:19:50,120 --> 00:19:52,520 -あの男だ -よくできた 284 00:19:52,520 --> 00:19:54,220 2番目の指示者は? 285 00:19:54,220 --> 00:19:57,120 スー・シェフは あそこだ 286 00:19:57,420 --> 00:20:01,320 スー・シェフはシェフがいないとき キッチンに責任があるんだ 287 00:20:01,620 --> 00:20:05,020 ソーシエはソースを 管理して 大事な役だ 288 00:20:05,020 --> 00:20:09,320 シェフ・ドゥ・パーティェと デミ・シェフ・ドゥ・パーティェも大事だ 289 00:20:09,320 --> 00:20:12,220 料理長の見習い 料理人だ 彼らも大事だな 290 00:20:12,220 --> 00:20:15,520 君は賢いネズミだな それは あれは誰だ? 291 00:20:16,220 --> 00:20:18,320 あー 彼? 彼は何でもないよ 292 00:20:18,320 --> 00:20:20,520 何でもないことはない 彼はキッチンの一員だ 293 00:20:20,520 --> 00:20:22,420 いや 彼は別だよ 294 00:20:22,420 --> 00:20:25,020 お皿を洗ったりゴミを運んだり 彼は料理をしてないよ 295 00:20:25,020 --> 00:20:28,420 -でも彼はできるかも -だめさ 296 00:20:28,420 --> 00:20:30,720 どうして分かる? 私は常に何て言ってる? 297 00:20:30,720 --> 00:20:32,420 誰でも料理ができる 298 00:20:32,420 --> 00:20:36,520 そう 誰でもできる… 誰でも料理するってことじゃないよ 299 00:20:36,520 --> 00:20:40,120 さーて 彼はやってるよ 見てごらん 300 00:20:40,920 --> 00:20:45,620 何をやってるんだ? ダメだよ それはひどいよ! 301 00:20:47,420 --> 00:20:51,020 スープを台無しにするよ 誰も気付かないの? 302 00:20:51,020 --> 00:20:53,120 君のレストランだ 何とかしてよ 303 00:20:53,120 --> 00:20:56,420 どうするんだ? 私は君の想像の産物だよ 304 00:20:56,420 --> 00:20:57,720 でも彼はスープをだめにするよ! 305 00:20:57,720 --> 00:20:59,420 誰かに教えなきゃ 彼が… 306 00:21:06,820 --> 00:21:09,620 5番テーブル できたわよ 307 00:21:17,020 --> 00:21:18,820 下げるよ 308 00:21:20,320 --> 00:21:21,620 うわっ! 309 00:21:27,920 --> 00:21:29,920 熱いよ オーブン開けて! 310 00:21:37,620 --> 00:21:38,920 ウワッ! 311 00:21:47,620 --> 00:21:49,220 回ってきて 312 00:22:05,220 --> 00:22:06,420 オゥ! 313 00:22:09,820 --> 00:22:13,220 はい シェフ 切り身1つ ラム肉3つ カモ2羽 314 00:22:33,820 --> 00:22:36,420 6番テーブルに スフレ焼いて… 315 00:22:36,420 --> 00:22:38,520 -5分よ シェフ -何だよ 316 00:22:43,920 --> 00:22:46,320 今夜はフォアグラを お出ししたいと思います 317 00:22:46,320 --> 00:22:47,920 素晴らしい仕上がりです 318 00:22:47,920 --> 00:22:49,220 -オウッ! -ウワッ! 319 00:22:52,620 --> 00:22:53,520 ェン… 320 00:23:07,320 --> 00:23:09,720 7番テーブルの用意だ さあ やるぞ! 321 00:23:09,720 --> 00:23:10,920 はい シェフ 322 00:23:52,620 --> 00:23:54,520 レミー!何を待ってるんだ? 323 00:23:54,520 --> 00:23:56,520 そうやるのが君の 習慣になってないか? 324 00:23:56,520 --> 00:23:59,220 君は元に戻す方法を知ってる チャンスだよ 325 00:24:54,120 --> 00:24:58,520 スープだ!スープはどこだ? そこをどけ 326 00:24:59,120 --> 00:25:01,220 向こうへ行け ゴミ掃除! 327 00:25:02,020 --> 00:25:04,520 お前が料理だと? 328 00:25:04,520 --> 00:25:08,220 私のキッチンで料理とは 大胆なことを 329 00:25:08,220 --> 00:25:10,320 途方もなく馬鹿げたことを… 330 00:25:10,320 --> 00:25:14,120 企てるその図々しさを どこで習ったんだ? 331 00:25:14,120 --> 00:25:16,220 お前を引っ張っていって 八つ裂きにしてやる! 332 00:25:16,220 --> 00:25:19,420 やってやる! 私の方に理由がある 333 00:25:20,520 --> 00:25:22,020 ラルース カモの圧搾機で こいつの頭の脂肪を出してから… 334 00:25:22,020 --> 00:25:27,320 引っ張って 八つ裂きにしてこい 335 00:25:27,320 --> 00:25:30,520 -何をバカなことを喋ってる? -スープだ! 336 00:25:32,820 --> 00:25:34,120 スープ? 337 00:25:34,820 --> 00:25:36,420 そのスープ 待て! 338 00:25:36,720 --> 00:25:40,420 だめだー! 339 00:25:54,820 --> 00:25:55,920 ウェイターさん 340 00:25:57,520 --> 00:25:59,820 リングィニー! 341 00:25:59,820 --> 00:26:01,520 お前は首だ! 342 00:26:01,520 --> 00:26:04,620 く び だ!首だ! 343 00:26:04,620 --> 00:26:07,020 彼女がシェフに会いたいと… 344 00:26:07,020 --> 00:26:09,220 でも 彼が… 345 00:26:24,620 --> 00:26:28,520 -お客さんは何て言ったの? -お客さんじゃなかった評論家だ 346 00:26:28,520 --> 00:26:30,720 -イーゴ? -ソリーヌ・クレアだ 347 00:26:30,720 --> 00:26:34,920 -クレアなの?何て言ったの? -スープが気に入ったってさ 348 00:26:34,920 --> 00:26:36,720 -待って -待てって どうして? 349 00:26:36,720 --> 00:26:38,420 この混乱はお前のせいだ 350 00:26:38,420 --> 00:26:39,920 誰かが君のスープの ことを尋ねてるんだ 351 00:26:50,020 --> 00:26:52,620 遊び半分で何をやった? 352 00:26:55,020 --> 00:26:56,320 でも 首なんでしょう? 353 00:26:56,320 --> 00:26:58,520 -彼を首にはできないわ -何だと? 354 00:26:58,520 --> 00:27:01,920 クレアが気に入って… あなたにそのことを伝えたのよ 355 00:27:01,920 --> 00:27:03,320 もし彼女がそのことを 論評に書いて… 356 00:27:03,320 --> 00:27:05,420 あなたがそのコックを 首にしたことが分かったら… 357 00:27:05,420 --> 00:27:08,720 -こいつはゴミ掃除人だ -彼女が気に入るものを作ったわ 358 00:27:08,720 --> 00:27:11,020 もし私たちが彼の大切な 信念を支えなければ… 359 00:27:11,020 --> 00:27:13,320 どうやってグストーの 名を挙げられるのよ? 360 00:27:13,320 --> 00:27:16,320 それでその信念とは何かな? タトゥお嬢さん 361 00:27:16,320 --> 00:27:17,420 誰でも料理ができる 362 00:27:22,320 --> 00:27:28,020 どうやら私は新しいゴミ掃除人に 少々厳しかったようだ 363 00:27:28,420 --> 00:27:30,620 彼は大きな危険を冒したが… 364 00:27:30,620 --> 00:27:35,120 グストーがそうしたように 我々もそれに報いるべきだ 365 00:27:35,520 --> 00:27:38,520 彼が危険な水の中で 泳ぎたいなら… 366 00:27:38,520 --> 00:27:40,020 拒否はしないよな? 367 00:27:41,220 --> 00:27:43,520 -逃げようとしてたろう? -あ そうだ 368 00:27:43,520 --> 00:27:47,720 お前がこいつの料理に それほど興味があると言うなら… 369 00:27:47,720 --> 00:27:49,220 その責任を持つんだな 370 00:27:51,320 --> 00:27:52,820 ほかの皆は? 371 00:27:54,820 --> 00:27:56,620 じゃあ仕事に戻れ 372 00:27:57,320 --> 00:28:00,920 お前はとても幸運か それとも とても不幸かのどっちかだ 373 00:28:00,920 --> 00:28:06,520 そのスープをもう一度作ったら お前に目をかけてやろう 374 00:28:06,520 --> 00:28:09,520 とても親密にな 375 00:28:09,820 --> 00:28:14,220 皆はお前をコックかも…と思ってる しかし 分かるかな リングィニ? 376 00:28:14,520 --> 00:28:17,820 私はお前が ずるくて やり過ぎの ちっぽけな… 377 00:28:19,120 --> 00:28:20,320 ネズミだ! 378 00:28:22,820 --> 00:28:24,320 -ネズミだ! -つかまえろ! 379 00:28:24,320 --> 00:28:26,520 リングィニ 何かで捕まえろ 380 00:28:26,520 --> 00:28:28,220 逃げるぞ 捕まえろ 捕まえるんだ 381 00:28:29,020 --> 00:28:30,820 -で どうすればいいの? -殺せ 382 00:28:30,820 --> 00:28:33,520 -今すぐ? -だめだキッチンではバカか? 383 00:28:33,520 --> 00:28:35,220 キッチンにネズミが いたと知れたら… 384 00:28:35,220 --> 00:28:37,720 どうなると思うんだ? 385 00:28:37,720 --> 00:28:39,520 閉店させられるぞ 386 00:28:39,520 --> 00:28:42,020 我々のレストランは それこそ紐で吊るされる 387 00:28:42,020 --> 00:28:46,220 ここから遠くに連れ出せ 殺せ!処分しろ!行けー! 388 00:28:47,020 --> 00:28:48,520 ウワーォ! 389 00:28:52,120 --> 00:28:53,120 おっと! 390 00:29:22,920 --> 00:29:26,720 そんなにぼくを見るなよ! 身動きできないのはお前だけじゃない 391 00:29:26,720 --> 00:29:28,920 皆はぼくがもう一度 料理できると思ってる 392 00:29:29,220 --> 00:29:31,920 ぼくは意欲なんてないんだ 料理したくはなかったんだ 393 00:29:31,920 --> 00:29:34,220 ぼくは ただトラブルを 避けようとしただけなんだ 394 00:29:34,220 --> 00:29:37,320 お前がスパイスで 手を加えたんだ 395 00:29:37,320 --> 00:29:42,320 何を入れたんだよ?オレガノ? 違うの?じゃあ…ローズマリー? 396 00:29:42,620 --> 00:29:45,120 スパイスは?ローズマリーなの? 397 00:29:45,620 --> 00:29:48,120 ローズマリーは 入れなかったの? 398 00:29:48,420 --> 00:29:52,520 それから何を放り込んで 何を入れたのかやら… 399 00:29:56,520 --> 00:29:59,920 この仕事が必要なんだ たくさん仕事をなくしたんだ 400 00:30:00,320 --> 00:30:04,420 料理なんて知らないし 実際ネズミと話してる まるで… 401 00:30:05,620 --> 00:30:06,920 君はうなづいた? 402 00:30:06,920 --> 00:30:09,120 うなづいていたの? 403 00:30:10,620 --> 00:30:12,320 ぼくが言ってること分かる? 404 00:30:12,920 --> 00:30:14,520 それじゃあ ぼくは狂ってないよ 405 00:30:15,720 --> 00:30:17,820 ちょっと待て ちょっと待てよ 406 00:30:18,920 --> 00:30:21,620 ぼくは料理ができるかな? 407 00:30:23,620 --> 00:30:25,320 でも君は… 408 00:30:26,020 --> 00:30:28,820 君はできるね? 409 00:30:30,020 --> 00:30:32,520 謙遜するなよ 君はネズミ だよな 410 00:30:32,520 --> 00:30:35,020 君が作ったものを 皆が気に入ったんだ 411 00:30:35,620 --> 00:30:38,220 よーし これはいけるぞ 412 00:30:39,020 --> 00:30:40,320 皆はあのスープが 気に入ったんだ! 413 00:30:43,820 --> 00:30:48,820 皆があのスープを気に入った もう一度作れると思うかい? 414 00:30:52,420 --> 00:30:54,920 分かった 今出してあげるよ 415 00:30:55,720 --> 00:30:58,820 でも ぼくらは一緒だよ いいね? 416 00:31:00,520 --> 00:31:02,020 よし 417 00:32:12,320 --> 00:32:14,220 ここだよ 418 00:32:14,720 --> 00:32:18,620 つまり きれいじゃない… でも … 419 00:32:20,820 --> 00:32:22,120 きれいじゃない 420 00:32:24,620 --> 00:32:25,920 もっと悪いかも 421 00:32:25,920 --> 00:32:28,420 暖房と照明と ソファーとTVだ 422 00:32:28,420 --> 00:32:30,920 ぼくのものは 君のものさ 423 00:32:31,920 --> 00:32:33,320 あなた… 424 00:32:33,320 --> 00:32:35,720 これは夢なの? 425 00:32:35,720 --> 00:32:38,120 一番いい夢さ 426 00:32:38,520 --> 00:32:39,720 それを分かち合おう 427 00:32:40,920 --> 00:32:42,520 どうして ここなの? 428 00:32:43,020 --> 00:32:44,620 どうして 今なの? 429 00:32:45,520 --> 00:32:47,220 どうして ここじゃいけない? 430 00:32:47,520 --> 00:32:49,220 どうして 今じゃいけない? 431 00:32:50,120 --> 00:32:54,120 夢を見るのにいい場所って パリ以外にあるかい? 432 00:33:07,320 --> 00:33:09,520 おはよう リトル・シェフ お日様が昇って… 433 00:33:11,020 --> 00:33:12,220 あ いけない 434 00:33:14,120 --> 00:33:15,520 バカだった! こうなると分かってたんだ 435 00:33:15,520 --> 00:33:18,420 ネズミを部屋に入れて ぼくの物は彼のだって言って… 436 00:33:18,420 --> 00:33:19,720 卵がなくなってる! 437 00:33:19,720 --> 00:33:23,220 大バカだ!食べ物を盗んで逃げ! ぼくは何を期待してたんだ? 438 00:33:23,220 --> 00:33:25,820 ぼくが信じてたのは… 439 00:33:28,420 --> 00:33:30,220 や やあ… それはぼくの? 440 00:33:38,920 --> 00:33:40,120 うーん! 441 00:33:40,120 --> 00:33:42,920 美味しいよ 何を入れたの? 442 00:33:45,020 --> 00:33:46,520 どこで手に入れたの? 443 00:33:49,720 --> 00:33:54,420 ねえ 美味しいけど 盗みはだめだ スパイスを買うよ それでいい? 444 00:33:57,720 --> 00:34:01,120 いけない 遅れるよ それに最初の日だよ! 445 00:34:01,120 --> 00:34:02,420 行こう リトル・シェフ! 446 00:34:02,720 --> 00:34:04,520 ほかの多くの批評家と同じように… 447 00:34:04,520 --> 00:34:07,920 偉大なシェフの死後 私は 見当違いのことを書いたが… 448 00:34:07,920 --> 00:34:12,620 そのスープは驚くべきものだった スパイシーだが繊細な風味を味わった 449 00:34:12,620 --> 00:34:14,720 -ソリーン・クレアか? -そうよ! 450 00:34:15,120 --> 00:34:19,320 全てのハンディを越えて グストーの レストランは我々の注目を取り戻した 451 00:34:19,320 --> 00:34:22,220 彼らがそれにふさわしいかどうかは 時だけが教えてくれるだろう 452 00:34:25,020 --> 00:34:26,420 そうだなぁ… 453 00:34:34,220 --> 00:34:35,520 分かってる? 454 00:34:38,620 --> 00:34:42,720 馬鹿げて 奇妙なのは分かってる ぼくらは一人ではできないんだ 455 00:34:42,720 --> 00:34:46,320 だから一緒にやるんだ いいね? 君とぼくだよ? 456 00:34:47,620 --> 00:34:50,020 それじゃあ やろうじゃないか! 457 00:34:53,020 --> 00:34:54,320 えーと… 458 00:35:05,720 --> 00:35:11,220 地獄へようこそ さあ スープを作り直せ 459 00:35:11,220 --> 00:35:15,220 必要なだけ時間を使え 必要なら1週間全部な 460 00:35:15,820 --> 00:35:17,020 スープ 461 00:35:29,920 --> 00:35:30,820 リトル・シェ… 462 00:35:32,020 --> 00:35:33,120 あう! 463 00:35:42,820 --> 00:35:44,020 こら お前… 464 00:35:51,920 --> 00:35:53,720 何て… 465 00:36:09,320 --> 00:36:11,220 これじゃあ 仕事になんないよ リトル・シェフ! 466 00:36:11,220 --> 00:36:13,820 こんなことやってたら 仕事をなくしちゃうよ 467 00:36:13,820 --> 00:36:16,420 ほかの方法を考え出さなきゃあ 468 00:36:16,420 --> 00:36:18,720 噛んだり 挟んだり… 469 00:36:18,720 --> 00:36:21,520 君の小さな足で体を上や下に 走らなくてもいい方法をね 470 00:36:21,520 --> 00:36:24,320 噛むのはだめ! 走り回るのも だめ! 471 00:36:24,320 --> 00:36:27,620 跳ね回ったり 走り回らないで 分かった リトル・シェフ? 472 00:36:28,920 --> 00:36:30,020 リトル・シェフ? 473 00:36:32,220 --> 00:36:33,920 あ お腹が空いてるんだ 474 00:36:41,320 --> 00:36:43,720 それじゃあ 考えよう 475 00:36:44,120 --> 00:36:48,320 君は料理の方法を知っている そして ぼくは表現する… 476 00:36:49,120 --> 00:36:50,120 人間をね 477 00:36:50,120 --> 00:36:53,120 ある意味 君がしたいように ぼくが動く必要がある… 478 00:36:53,120 --> 00:36:56,320 ぼくが小さなネズミのシェフに 操られてるみたいにじゃなく 479 00:36:56,320 --> 00:36:58,520 聞いてるの?ぼくは正気じゃない! 正気じゃないよ! 480 00:36:58,520 --> 00:37:01,620 グルメのレストランの冷蔵庫の中で ネズミと話してるんだ 481 00:37:01,620 --> 00:37:03,520 -ぼくは やり通せないよ -リングィニー? 482 00:37:03,520 --> 00:37:04,620 ぼくらは意思を 伝えあうんだ 483 00:37:04,620 --> 00:37:08,920 頭を振ってイエス ノーするのを 常には確認できないよ… 484 00:37:10,920 --> 00:37:12,720 ネズミだ!見たぞ! 485 00:37:12,720 --> 00:37:16,020 -ネズミ? -そう ネズミだお前のすぐ傍だった 486 00:37:17,020 --> 00:37:19,820 ここで何をしている? 487 00:37:19,820 --> 00:37:25,020 野菜なんかに慣れようと してただけなんだ 488 00:37:25,020 --> 00:37:26,420 出て行け 489 00:37:28,120 --> 00:37:31,420 野菜に精通するのは 一人だけだ! 490 00:37:32,220 --> 00:37:35,220 危なかった そこで大丈夫かい? 491 00:37:36,520 --> 00:37:37,920 うわぉ! 492 00:37:47,620 --> 00:37:49,120 どうやったの? 493 00:38:03,220 --> 00:38:05,620 不思議だ 勝手に! 494 00:38:07,620 --> 00:38:11,720 一目で 二人ともが馬鹿げた ことを考えてるのか分かった 495 00:38:12,620 --> 00:38:14,220 よーし 496 00:38:16,420 --> 00:38:17,520 はぁ? 497 00:38:24,820 --> 00:38:27,620 どこへ連れて行くんだ? 待てよ 498 00:38:32,120 --> 00:38:33,320 うぇあ! 499 00:38:36,420 --> 00:38:38,120 待ってよ ごめんよ 500 00:38:39,420 --> 00:38:40,820 うわー! 501 00:38:42,820 --> 00:38:43,920 よし 502 00:38:44,920 --> 00:38:46,120 ふふーん… 503 00:38:53,920 --> 00:38:54,920 よし 504 00:39:31,120 --> 00:39:32,820 うわぉ! 505 00:39:50,920 --> 00:39:52,320 うぁは! 506 00:39:54,820 --> 00:39:56,120 ボート・サンテ 507 00:40:01,920 --> 00:40:03,320 結構 508 00:40:30,220 --> 00:40:31,520 そうすべきだよ 509 00:40:34,120 --> 00:40:35,220 ぅん… 510 00:40:35,220 --> 00:40:40,320 おめでとう 偶然の成功を再現できたな 511 00:40:40,320 --> 00:40:45,120 しかし ここで続けようと思うなら もっとスープを知る必要がある 512 00:40:45,120 --> 00:40:49,720 コレットがここでのやり方の 面倒を見てくれる 513 00:40:50,820 --> 00:40:53,220 ねえ 分かって欲しいんだけど… 514 00:40:53,220 --> 00:40:56,120 教えてもらうことを光栄に 思ってるんだ…君のような… 515 00:40:56,120 --> 00:40:59,620 聞くのよ!あなたは私のことを ちゃんと分かって欲しいわね 516 00:40:59,620 --> 00:41:01,120 このキッチンに 何人女の人がいる? 517 00:41:01,120 --> 00:41:02,520 それは … 518 00:41:02,520 --> 00:41:05,020 -私だけよどうしてかしら? -いや それは… 519 00:41:05,020 --> 00:41:07,320 つまり 高級料理には バカな老人が作った… 520 00:41:07,320 --> 00:41:10,120 習慣的で古めかしい 階級制度があるのよ 521 00:41:10,120 --> 00:41:13,620 それは女性がこの世界に入るのを 不可能にしているのよ 522 00:41:13,620 --> 00:41:16,020 それでも私はここにいる どういうことかしら? 523 00:41:16,020 --> 00:41:18,720 それは つまり 君が… 524 00:41:18,720 --> 00:41:21,020 それは私がこのキッチンで 一番頑張ってるコックだからよ 525 00:41:21,020 --> 00:41:22,720 これまで すごく長い間 とても激しく働いたわ 526 00:41:22,720 --> 00:41:25,820 だから幸運なゴミ掃除のために それを台無しにされたくないのよ 527 00:41:25,820 --> 00:41:27,120 分かった? 528 00:41:30,820 --> 00:41:31,820 うぁお! 529 00:41:32,620 --> 00:41:36,720 料理しやすく食べやすい グストーの中華料理… 530 00:41:36,720 --> 00:41:38,820 チャイニージ 531 00:41:40,820 --> 00:41:44,520 -すばらしい仕事だ いつもながら… -いいでしょう? 532 00:41:44,520 --> 00:41:48,920 最新の冷凍食品のテーマに 何か作ってもらいたい 533 00:41:48,920 --> 00:41:51,220 グストーのコーンパピー 534 00:41:51,220 --> 00:41:55,920 小さいコーンドッグのようなものだ 一口サイズなんだ 535 00:41:55,920 --> 00:41:57,220 コーンドッグって何だい? 536 00:41:57,220 --> 00:41:57,420 安いソーセージをバターに浸して… よく揚げるんだ…アメリカのさ 537 00:41:57,420 --> 00:42:01,720 安いソーセージをバターに浸して… よく揚げるんだ…アメリカのさ 538 00:42:02,020 --> 00:42:03,120 何か手早く… 539 00:42:03,120 --> 00:42:06,820 グストーがつなぎを着てハックル ベリー・トムハットをかぶるような 540 00:42:06,820 --> 00:42:10,120 それとも 犬の形をした 大きな耳のあるコーンとか 541 00:42:10,120 --> 00:42:14,120 そうだな でも… 品が欲しいよ 542 00:42:40,720 --> 00:42:41,920 弁護士を頼む! 543 00:42:42,820 --> 00:42:44,920 えーと 遺言書では… 544 00:42:44,920 --> 00:42:48,820 死亡した日から2年間… 545 00:42:48,820 --> 00:42:50,220 相続人が現れない場合… 546 00:42:50,220 --> 00:42:54,620 グストーの事業はスー・シェフに 譲渡されますつまり あなたです 547 00:42:54,620 --> 00:42:56,720 遺言書の規定は分かってる 548 00:42:56,720 --> 00:43:02,020 知りたいのはこの手紙が… あの小僧が何かを変えるかどうか 549 00:43:06,320 --> 00:43:08,220 それほど似ていませんね 550 00:43:08,220 --> 00:43:11,820 全然似ていないよ 彼はグストーの子どもじゃない 551 00:43:11,820 --> 00:43:15,120 グストーには子どもはいなかった それにこの時期はどうなんだ? 552 00:43:15,120 --> 00:43:18,520 遺言書の期限は 一ヶ月以内に満了するんだ 553 00:43:18,520 --> 00:43:20,820 突然 どこかの小僧が 最近死んだ母親の手紙を… 554 00:43:20,820 --> 00:43:25,820 持ってやって来て グストーが父親だと言うのか? 555 00:43:25,820 --> 00:43:27,420 非常に疑わしい! 556 00:43:27,420 --> 00:43:29,420 -これはグストーの? -そうだよ 557 00:43:29,420 --> 00:43:31,120 -構いませんか? -どうぞ いいよ 558 00:43:31,120 --> 00:43:32,620 でもその少年は そのことを知らない 559 00:43:32,620 --> 00:43:37,120 彼女は 彼にもグストーにも教えてない 私にも言わないようにと求めてる 560 00:43:37,120 --> 00:43:41,220 -どうして君なの?何を求めてるの? -小僧の仕事だよ 561 00:43:41,220 --> 00:43:44,220 -仕事だけ? -そうだ 562 00:43:44,220 --> 00:43:46,820 それなら心配ないじゃないか? 彼がここで働くなら… 563 00:43:46,820 --> 00:43:49,920 私が少し調べる間 君は彼を監視できるんだよ 564 00:43:49,920 --> 00:43:51,820 このことが どのくらい 本当の話なのかを調査するよ 565 00:43:51,820 --> 00:43:54,520 DNAのサンプルが必要だ… 566 00:43:54,520 --> 00:43:56,320 …少年のね髪がいいかな 567 00:43:56,320 --> 00:44:00,820 聞いてくれ… 全部とても疑わしいんだ 568 00:44:01,620 --> 00:44:03,820 彼が何かに気付くよ 569 00:44:03,820 --> 00:44:08,020 安心して 彼はゴミ掃除人だよ 君は彼を何とかできると思うよ 570 00:44:14,320 --> 00:44:15,520 何をしているの? 571 00:44:15,520 --> 00:44:17,520 野菜を切ってるんだ 野菜を切ってるんだけど? 572 00:44:17,520 --> 00:44:19,420 だめよ!労力と時間の無駄よ! 573 00:44:19,420 --> 00:44:22,520 料理がキッチンの母さんみたいな かわいい仕事と思ってるの? 574 00:44:22,520 --> 00:44:23,720 ママたちは 注文がはん濫する… 575 00:44:23,720 --> 00:44:25,420 夕食のテンテコ舞いには 決して直面しないのよ 576 00:44:25,420 --> 00:44:27,020 それに全部料理は異なってるし 簡単なのは一つもない 577 00:44:27,020 --> 00:44:28,420 料理時間だって全部違う… 578 00:44:28,420 --> 00:44:29,720 でも お客さんの テーブルには… 579 00:44:29,720 --> 00:44:31,920 熱くて完璧なのを同時に 出さないといけないのよ! 580 00:44:31,920 --> 00:44:34,720 一秒でも大切なのよ あなたはママじゃないのよ! 581 00:44:37,320 --> 00:44:40,520 これは何? 持ち場はきれいにしとくのよ! 582 00:44:40,520 --> 00:44:42,320 食事の注文が殺到したら どうなるのよ? 583 00:44:42,320 --> 00:44:43,920 散らかった持ち場は 仕事を遅らせるのよ 584 00:44:43,920 --> 00:44:46,320 料理はできないし 注文は 積みあがって 最悪よ! 585 00:44:46,320 --> 00:44:48,120 覚えやすいように してあげるわ 586 00:44:48,120 --> 00:44:51,720 持ち場をきれいにしなさい でないと殺すわよ! 587 00:44:53,820 --> 00:44:56,120 あなたの袖は 吐いたみたいじゃないの 588 00:44:56,120 --> 00:44:58,920 手と腕は体の近くに引っ込める こんな風に分かる? 589 00:44:58,920 --> 00:45:00,120 常にこの位置に戻すの 590 00:45:00,120 --> 00:45:03,820 料理は動作が速いのよ 鋭い器具 熱い鉄…腕を引っ込める 591 00:45:03,820 --> 00:45:06,820 そうすれば切り傷や火傷は 少なくなるし 袖もきれいよ 592 00:45:06,820 --> 00:45:09,520 シェフの印は… 汚れたエプロンときれいな袖よ 593 00:45:09,520 --> 00:45:11,420 グストーの流儀は完璧よ 594 00:45:11,420 --> 00:45:14,820 どの料理にも グストー・シェフは 意外なことをしたわ 595 00:45:14,820 --> 00:45:17,820 教えてあげるわ 彼のレシピを全部覚えたの 596 00:45:17,820 --> 00:45:21,720 -常に意外なことをする… -違うわよ レシピに従うのよ 597 00:45:21,720 --> 00:45:23,220 -でもさっき そう言ったよ… -違う 違う… 598 00:45:23,220 --> 00:45:26,620 意外なのは彼の仕事よ 私たちの仕事は… 599 00:45:26,620 --> 00:45:28,720 -彼のレシピに従うの -レシピに従う… 600 00:45:28,720 --> 00:45:31,220 味見しないで パンの 良し悪しが分かるかしら? 601 00:45:31,220 --> 00:45:35,520 臭いではなく 見た目でもない それは パンの皮の音なのよ 602 00:45:35,520 --> 00:45:36,520 聞いて 603 00:45:38,020 --> 00:45:41,520 パリパリ音のシンフォニー いいパンだけがこうなるの 604 00:45:41,920 --> 00:45:44,820 一番いい野菜を手に入れる方法は その日の最初に選ぶことよ 605 00:45:44,820 --> 00:45:46,820 最初に選ぶためには 2つ方法があるわ 606 00:45:46,820 --> 00:45:50,720 自分で育てるか 生産者にわいろを贈るの 607 00:45:51,020 --> 00:45:53,620 ほらね いいレストランは 最初に選ぶのよ 608 00:45:53,620 --> 00:45:57,720 皆は高級料理は気取ってると思ってる だからシェフは常に気取ってないとね 609 00:45:57,720 --> 00:46:01,720 でも そうでもないの ラロは12歳のときに家出したのよ 610 00:46:01,720 --> 00:46:04,320 曲芸師として サーカスに雇われて… 611 00:46:04,320 --> 00:46:05,920 舞台監督の娘といちゃついて… 612 00:46:05,920 --> 00:46:08,820 首になった 613 00:46:08,820 --> 00:46:10,620 ホストは服役してたの 614 00:46:10,620 --> 00:46:11,720 どんな罪で? 615 00:46:11,720 --> 00:46:15,220 誰も本当のことは知らないわ 彼に尋ねる度に話を変えるのよ 616 00:46:15,220 --> 00:46:17,220 ある大企業の詐欺事件を起こした 617 00:46:17,220 --> 00:46:20,820 ボールペンだけを使って フランス第2の銀行から強奪した 618 00:46:20,820 --> 00:46:23,520 アビニュンの上に オゾンホールを作った 619 00:46:23,520 --> 00:46:26,320 この親指で人を殺したんだ 620 00:46:26,320 --> 00:46:28,520 ポンピドーとカードで 遊ばないことね 621 00:46:28,520 --> 00:46:32,120 彼はラス・ベガスとモンテ・カルロ から出入りを禁止されてるのよ 622 00:46:32,620 --> 00:46:35,720 -ラルースはレジスタンスに銃を密輸してた -どこのレジスタンス? 623 00:46:35,720 --> 00:46:38,820 彼は言わないのよ どうやら勝てなかったようね 624 00:46:39,220 --> 00:46:40,420 分かったでしょう 625 00:46:40,420 --> 00:46:44,920 私たちは芸術家で海賊なのよ 料理人というよりはね 626 00:46:44,920 --> 00:46:48,420 -私たちって? -あなたもその一人よ そうでしょう? 627 00:46:48,720 --> 00:46:53,220 うんところで 料理の アドバイスをありがとう 628 00:46:53,620 --> 00:46:56,020 -わたしもありがとう -何でなの? 629 00:46:56,320 --> 00:46:57,720 我慢してもらったから 630 00:47:00,420 --> 00:47:01,720 はん? 631 00:47:02,520 --> 00:47:03,720 ネズミだ! 632 00:47:05,920 --> 00:47:08,920 -でも彼が… -鍵を落としたんだ 633 00:47:12,620 --> 00:47:14,520 今夜の料理はお決まりですか? 634 00:47:14,520 --> 00:47:18,620 -スープはすばらしいんだが… -でも毎回それを注文してるわ 635 00:47:18,620 --> 00:47:22,320 -ほかに何かないの? -いいフォアグラがありますよ 636 00:47:22,320 --> 00:47:23,520 フォアグラは分かってるんだ 637 00:47:23,520 --> 00:47:25,420 定番だね 以前はそれで有名だった 638 00:47:25,420 --> 00:47:27,620 あのシェフが新しいのを 持ってないの? 639 00:47:29,520 --> 00:47:31,220 -お客さんが新しいのを求めてる! -新しいの? 640 00:47:31,220 --> 00:47:32,320 はい 何と言いましょう? 641 00:47:32,320 --> 00:47:34,120 -で 彼らに何と言ったんだ? -尋ねてみますと言ったよ 642 00:47:34,120 --> 00:47:35,520 何をグダグダ言ってるんだ? 643 00:47:35,520 --> 00:47:37,720 -お客が新しいのを求めてる -何と言えばいいんだ? 644 00:47:37,720 --> 00:47:40,320 -彼らに何と言ったんだ? -尋ねてみると言ったんだ! 645 00:47:41,920 --> 00:47:43,220 簡単なことだ 646 00:47:43,220 --> 00:47:45,420 グストーの古い レシピを出してきて… 647 00:47:45,420 --> 00:47:47,220 しばらく作ってないものを… 648 00:47:47,220 --> 00:47:51,120 彼らはありふれたものは知ってます リングィニのスープがお気に入りです 649 00:47:52,120 --> 00:47:56,820 リングィニの料理を 求めてるんだと? 650 00:47:57,220 --> 00:47:59,720 客の多くはそのスープを好んでる 言うのはそれだけさ 651 00:47:59,720 --> 00:48:01,320 わしらが何を言ったって? 652 00:48:02,220 --> 00:48:05,120 よろしい彼らがリングィニを 求めているなら… 653 00:48:05,120 --> 00:48:09,820 リングィニ・シェフが特別に 用意したと伝えろ 654 00:48:09,820 --> 00:48:13,020 完全にメニューにないものだ 655 00:48:13,420 --> 00:48:15,020 あ それから こう強調するんだ… 656 00:48:15,020 --> 00:48:17,620 -リングィニの料理だと -はい シェフ 657 00:48:17,620 --> 00:48:21,820 さあ お前の才能を試すチャンスだ 658 00:48:21,820 --> 00:48:27,220 シェフの忘れらたお気に入り 膵臓のグストー風だ 659 00:48:27,220 --> 00:48:29,020 -コレットが協力する -はい シェフ 660 00:48:29,020 --> 00:48:31,920 さあ 急ごう お客さんが腹をすかしてる 661 00:48:32,420 --> 00:48:34,820 本当ですか? あのレシピは大失敗だった 662 00:48:34,820 --> 00:48:36,720 グストーがそう言ってました 663 00:48:36,720 --> 00:48:40,120 新人シェフに必要な 挑戦みたいなものさ 664 00:48:40,520 --> 00:48:41,820 膵臓のグストー風 665 00:48:41,820 --> 00:48:44,420 海藻の塩殻で料理した膵臓 666 00:48:44,420 --> 00:48:47,520 甲イカの足と野ばらの ピューレを添えて… 667 00:48:47,520 --> 00:48:50,120 貝と乾燥白キノコ? 668 00:48:50,120 --> 00:48:53,020 それに… アンチョビーと甘草のソース 669 00:48:53,320 --> 00:48:56,420 このレシピは知らないわ でもグストーのなら… 670 00:48:56,420 --> 00:48:59,120 ラロ!子羊の胃は浸してある? 671 00:48:59,120 --> 00:49:01,220 あるよ! 子羊の胃だな 672 00:49:01,220 --> 00:49:02,520 子羊の胃? 673 00:49:09,920 --> 00:49:11,020 おー! 674 00:49:11,020 --> 00:49:12,220 よし 675 00:49:20,220 --> 00:49:22,620 すぐ戻るよ… 676 00:49:24,020 --> 00:49:25,920 よし ここだ… 677 00:49:26,220 --> 00:49:30,320 気にしないでね これをちょっと借りるね 678 00:49:30,320 --> 00:49:32,620 さぁて こっちだ… 679 00:49:32,620 --> 00:49:33,920 戻るよ 680 00:49:35,120 --> 00:49:36,220 ありがとう 681 00:49:37,120 --> 00:49:38,520 ちょっとごめん ぼくは… 682 00:49:38,520 --> 00:49:41,220 どうやら これが必要みたい 683 00:49:41,220 --> 00:49:43,020 選んでるんだ 684 00:49:43,020 --> 00:49:45,320 いくらかスパイスを 手に入れたよ 685 00:49:46,220 --> 00:49:47,420 よーし 686 00:49:47,720 --> 00:49:48,820 何をしてるの? グストーのレシピの… 687 00:49:48,820 --> 00:49:50,220 用意をしてるのよ 688 00:49:50,220 --> 00:49:51,620 これがレシピさ 689 00:49:51,620 --> 00:49:53,820 レシピでは白トリュフ・オイルは 求めていないわよ 690 00:49:53,820 --> 00:49:56,420 ほかに何を… 行き当たりばったりなの? 691 00:49:56,420 --> 00:49:59,020 試してる時間はないのよ お客さんは待ってるの 692 00:49:59,020 --> 00:50:01,320 そのとおりだ 君の言うことを聞くべきだ! 693 00:50:02,320 --> 00:50:03,620 -やめるのよ! -何をやめるの? 694 00:50:03,620 --> 00:50:06,320 イライラさせるわね! 今やってることを やめるのよ 695 00:50:06,320 --> 00:50:08,420 -特別注文はどこだ? -もうすぐよ! 696 00:50:08,420 --> 00:50:10,820 -私たち一緒にやってると思ってたわ -やってるさ一緒にね 697 00:50:10,820 --> 00:50:13,620 -それなら何をしてるのよ? -説明するのが難しいんだ 698 00:50:13,620 --> 00:50:16,020 -特別注文は? -分かったわ! 699 00:50:18,120 --> 00:50:20,720 おっと… アンチョビーと 甘草のソースを忘れてた 700 00:50:26,120 --> 00:50:30,120 -大胆なことしないの! -違うんだ ぼくじゃないんだ 701 00:50:33,320 --> 00:50:34,420 ごめんよ 702 00:50:36,320 --> 00:50:38,920 リングィニの料理は もう出したか? 703 00:50:38,920 --> 00:50:42,020 記憶のとおりひどいよ ちょうど出したところだ 704 00:50:42,020 --> 00:50:45,720 -味見したのか? -勿論 彼が変える前にね 705 00:50:45,720 --> 00:50:48,620 いいね…何? どうやって変えたんだ? 706 00:50:48,620 --> 00:50:50,820 料理がドアを出るときに 変えたんだよ! 707 00:50:50,820 --> 00:50:51,920 うわっ! 708 00:50:51,920 --> 00:50:53,020 お客さんが気に入ったよ! 709 00:50:53,020 --> 00:50:55,820 もう ほかのお客さんが それを求めてる リングィニのだ 710 00:50:55,820 --> 00:50:57,720 7皿追加をもらった 711 00:50:57,720 --> 00:51:00,420 それは素晴らしい 712 00:51:05,120 --> 00:51:06,220 あれがいいな 713 00:51:08,820 --> 00:51:10,320 特別注文! 714 00:51:14,220 --> 00:51:15,120 あれは何なの? 715 00:51:15,120 --> 00:51:18,520 特別注文!特別注文! 特別注文! 716 00:51:26,920 --> 00:51:28,320 リングィニに… 717 00:51:28,320 --> 00:51:31,020 -おめでとう リングィニ -乾杯… 718 00:51:31,520 --> 00:51:33,520 飲もうぜ 一杯あるよ 719 00:51:37,820 --> 00:51:40,220 休憩だ リトロ・シェフ 新鮮な空気を吸って 720 00:51:41,320 --> 00:51:43,320 今夜は本当に頑張ったな 721 00:51:48,120 --> 00:51:49,520 ダー! 722 00:51:53,220 --> 00:51:54,820 帽子を取ったよ 723 00:51:55,820 --> 00:51:57,220 まあ 冗談は抜きで… 724 00:51:57,220 --> 00:52:02,020 少し君と話がしたいんだ リングィニ …私の部屋で 725 00:52:02,020 --> 00:52:04,820 -何かぼくに問題でも? -問題?違うさ 726 00:52:04,820 --> 00:52:08,720 ワインを飲んで親しく雑談だ 我々コックだけでな 727 00:52:10,320 --> 00:52:13,820 奴はもう君にアドバイスを 求めて来ないよな コレット? 728 00:52:13,820 --> 00:52:16,620 奴は必要なものを全て 手に入れたんだ 729 00:52:19,420 --> 00:52:22,320 君の成功を祝おうじゃないか リングィニ? 730 00:52:23,820 --> 00:52:25,320 君は頼りになる 731 00:52:25,320 --> 00:52:29,420 ぼくは行儀よくしないと 実は飲めないんです 732 00:52:29,420 --> 00:52:33,620 そうだろう 飲まないよな 私もそれなら飲まないだろう 733 00:52:33,620 --> 00:52:37,920 しかし 大バカになって しまうぞ… 734 00:52:37,920 --> 00:52:42,020 61年シャトーラトーの 価値が分からないとな 735 00:52:42,320 --> 00:52:46,320 しかし リングィニは バカではない 736 00:52:47,320 --> 00:52:50,120 君のバカでないことに 乾杯しよう 737 00:53:14,020 --> 00:53:15,820 -レミー! -エミールか? 738 00:53:16,220 --> 00:53:18,120 信じられないよ 生きてたんだ! 739 00:53:18,120 --> 00:53:19,720 -上手くやったな! -もう皆に会えないと思ったよ 740 00:53:19,720 --> 00:53:21,820 ぼくらは君が激流で 生きてないと考えたんだ 741 00:53:21,820 --> 00:53:24,020 で 何を食べてるんだ? 742 00:53:26,920 --> 00:53:28,720 よく分からないよ 743 00:53:28,720 --> 00:53:32,020 包装紙か何かだと思う 744 00:53:32,020 --> 00:53:36,820 何だって?やめろよ パリにいるんだぜ ぼくの街だ 745 00:53:36,820 --> 00:53:40,420 ぼくの街で兄弟にクズは 食べさせないよ 746 00:53:49,920 --> 00:53:53,320 レミー!盗みをしてるのか? リングィニは君を信用してるんだろ 747 00:53:53,320 --> 00:53:57,620 -信じてるよ兄弟のためさ -でも 彼は仕事を失うかも 748 00:53:57,620 --> 00:54:00,920 それはぼくも同じだよ それは管理してるよ いいだろ? 749 00:54:01,820 --> 00:54:05,820 -お代わりは? -飲めないよ でも…分かった 750 00:54:06,120 --> 00:54:09,520 それで どこで練習したんだ リングィニ? 751 00:54:09,520 --> 00:54:11,920 練習?そうねぇ 752 00:54:11,920 --> 00:54:16,620 初めて料理したなんて 私が信じると思うなよ? 753 00:54:16,620 --> 00:54:18,020 -初めてじゃない -やっぱり 754 00:54:18,020 --> 00:54:21,920 それは…2回 3回 4回… 5回目だよ 755 00:54:21,920 --> 00:54:23,620 月曜日が最初だった 756 00:54:23,620 --> 00:54:26,520 でも その前に 何回もゴミ掃除したよ… 757 00:54:26,520 --> 00:54:28,820 そうか そうか もっと飲め 758 00:54:28,820 --> 00:54:32,220 教えてくれないか リングィニ 君の趣味を 759 00:54:32,220 --> 00:54:34,320 動物は好きなのか? 760 00:54:34,320 --> 00:54:37,120 何なの 動物って? どんな種類の? 761 00:54:38,020 --> 00:54:41,820 普通は犬 ネコ 馬 モルモット… 762 00:54:41,820 --> 00:54:43,020 ネズミ 763 00:54:44,520 --> 00:54:45,620 持って来たよ… 764 00:54:46,820 --> 00:54:47,820 ダメ ダメ ダメ…! 765 00:54:47,820 --> 00:54:49,720 すぐに吐き出すんだ 766 00:54:49,720 --> 00:54:52,200 君に食べ物を持ってきた 767 00:54:52,500 --> 00:54:53,200 目を閉じて 768 00:54:53,600 --> 00:54:55,000 さあ 噛んで… 769 00:54:55,700 --> 00:54:58,000 ダメ ダメ ダメ! 770 00:54:58,477 --> 00:55:01,877 -すぐに飲み込んじゃだめだ! -もう遅いよ 771 00:55:01,877 --> 00:55:03,377 ほら 772 00:55:03,677 --> 00:55:08,077 ゆっくり噛むんだ 味を考えるんだよ 773 00:55:10,577 --> 00:55:12,577 -どう? -はっきりしない 774 00:55:12,577 --> 00:55:15,977 クリーミーで甘辛い オークの木の味わい… 775 00:55:15,977 --> 00:55:19,077 -分かるかい? -うーん 木の味わいは分かる 776 00:55:19,077 --> 00:55:22,277 目を閉じて これを味わって 777 00:55:22,777 --> 00:55:27,777 全然違うだろう?甘くて パリッ として 最後に少しピリッとする 778 00:55:27,777 --> 00:55:31,477 -そうだね -それじゃあ 一緒に味わって 779 00:55:32,477 --> 00:55:33,677 わかった 780 00:55:34,077 --> 00:55:37,577 何か少し分かるような… 781 00:55:37,577 --> 00:55:39,777 -木の実なのかも -分かる? 782 00:55:39,777 --> 00:55:41,577 -ピリッとするかも -そうだよ 783 00:55:41,577 --> 00:55:43,577 さあ 無限の 組み合わせがある… 784 00:55:43,577 --> 00:55:45,577 世界中の味わいを 想像するんだ… 785 00:55:45,577 --> 00:55:48,777 誰も試してないのを味わうんだ 見つけ出すんだよ! 786 00:55:48,777 --> 00:55:50,277 思うに… 787 00:55:51,377 --> 00:55:53,977 -また失敗したね -やれやれ 788 00:55:53,977 --> 00:55:55,477 でも面白かったよ 789 00:55:55,477 --> 00:55:58,377 一番面白いゴミだったよ… おい!何をしてるんだ? 790 00:55:58,377 --> 00:55:59,877 父さんは君が生きてるの まだ知らないんだ! 791 00:55:59,877 --> 00:56:02,277 巣に行くんだよ! 皆 大喜びするよ! 792 00:56:02,277 --> 00:56:03,877 -そうだな でも… -何だよ? 793 00:56:03,877 --> 00:56:06,977 やらなけれならないことが… 794 00:56:07,477 --> 00:56:09,477 家族より必要なものって 何なんだい? 795 00:56:09,477 --> 00:56:10,877 もっと大事なものって何だい? 796 00:56:10,877 --> 00:56:12,577 それは… 797 00:56:14,077 --> 00:56:16,077 訪問するのはいいと思う 798 00:56:16,377 --> 00:56:17,977 -ネズミをペットにしてたろう? -してない 799 00:56:17,977 --> 00:56:19,977 -ネズミと一緒に仕事しただろう? -してない 800 00:56:19,977 --> 00:56:21,577 どこか汚いところで 暮らしてたんだろう? 801 00:56:21,577 --> 00:56:23,277 ペットはいない いないんだ 802 00:56:23,277 --> 00:56:26,077 お前はネズミのことを知ってるんだ! お前はそうしてるんだ 803 00:56:26,077 --> 00:56:29,477 誰か知ってることを あなたが知ってる… 804 00:56:29,477 --> 00:56:31,977 -あのさ!どうしてそう呼ぶのかな? -何がだ? 805 00:56:31,977 --> 00:56:36,177 ラタトゥーイシチューみたいだろ? どうしてそう呼ぶんだろ? 806 00:56:36,577 --> 00:56:37,877 料理に名前を付けるなら… 807 00:56:37,877 --> 00:56:40,877 美味しそうな名前に するはずだよ 808 00:56:40,877 --> 00:56:46,277 ラタトゥーイは美味しそうじゃない ラットとパトゥーティに聞える 809 00:56:46,277 --> 00:56:50,577 ラットとパトゥーティ 美味しそうには聞えないよ 810 00:56:52,577 --> 00:56:57,977 残念だが ワインは終わったよ 811 00:57:00,877 --> 00:57:02,777 息子が戻ったぞ! 812 00:57:26,677 --> 00:57:32,277 お前の代わりの毒検査役を 探すのは厄介だった 813 00:57:32,277 --> 00:57:36,277 有り難いことに毒入りはなかったが でも 簡単じゃなかった 814 00:57:36,277 --> 00:57:40,877 -お陰で手間がかかった -分かるよ ごめんよ 父さん 815 00:57:40,877 --> 00:57:44,477 しかし 大事なことは お前が戻ったことだ 816 00:57:44,477 --> 00:57:47,677 そうだよね で そのことだけど… 817 00:57:47,677 --> 00:57:49,577 痩せたようだな どうしてなんだ? 818 00:57:49,577 --> 00:57:53,177 食糧が足りないのか それとも 紳士気取りが過ぎたのか? 819 00:57:55,877 --> 00:57:58,877 外の広い世界で 一人でやるのは大変だろう? 820 00:57:58,877 --> 00:58:02,077 そうだけど もう子どもじゃないうよ 821 00:58:02,077 --> 00:58:04,777 -オイ オイ どうした? -ぼくは自分でやれるよ 822 00:58:04,777 --> 00:58:08,777 遠くない所にいい場所見つけたんだ だから 時々顔を見せるよ 823 00:58:08,777 --> 00:58:12,377 お前は現実の冷たさを何も… 824 00:58:12,377 --> 00:58:15,277 -顔を見せる? -約束するよ 時々ね 825 00:58:15,277 --> 00:58:20,377 -ここで暮らさないのか? -大したことじゃないよ ぼくは… 826 00:58:20,377 --> 00:58:23,077 ぼくがここでずっと暮らすとは 思ってなかったよね? 827 00:58:23,077 --> 00:58:25,377 そのうち 鳥は巣を離れるんだよ 828 00:58:25,377 --> 00:58:27,777 我々は鳥ではないネズミだ 829 00:58:27,777 --> 00:58:30,777 我々は巣を離れない 我々は増大するんだ 830 00:58:30,777 --> 00:58:33,877 -ぼくは違った種類のネズミなのかも -全くネズミではないのかもな 831 00:58:33,877 --> 00:58:35,077 それでいいのかも 832 00:58:35,077 --> 00:58:37,577 へい!今夜のバンドは 実にいいじゃない? 833 00:58:37,577 --> 00:58:39,877 ネズミがやることは 取ることだけだよ 父さん 834 00:58:39,877 --> 00:58:42,477 取るのに疲れたんだ ぼくは作りたいんだ 835 00:58:42,477 --> 00:58:44,677 この世界に何かを加えたいんだ 836 00:58:44,677 --> 00:58:47,877 -人間のようなことを言ってる -彼らはそれほど悪くはないよ 837 00:58:47,877 --> 00:58:50,677 -そうか?何でそう思うんだ? -もう 二人とも… 838 00:58:50,677 --> 00:58:54,477 彼らを観察できたんだ… 839 00:58:54,477 --> 00:58:57,477 いくらか近い距離で 840 00:58:57,477 --> 00:58:59,877 -で どのくらい近くで? -十分近いところだよ 841 00:58:59,877 --> 00:59:03,577 彼らは 父さんが言うほど 悪くはないんだよ 842 00:59:04,977 --> 00:59:08,077 一緒に来い お前に見せたいものがある 843 00:59:09,677 --> 00:59:12,077 ぼくはここで居るからね 844 00:59:12,877 --> 00:59:16,377 鍵をする前に床と調理台を 掃除しておくんだ 845 00:59:16,377 --> 00:59:19,577 待ってよ ここで掃除しろって言うの? 846 00:59:19,577 --> 00:59:21,677 何か問題でも? 847 00:59:21,677 --> 00:59:25,377 -いえ… -いい子だじゃあ また明日 848 00:59:32,977 --> 00:59:34,177 ここだ 849 00:59:44,377 --> 00:59:46,777 十分見るんだ レミー 850 00:59:48,477 --> 00:59:49,577 ネズミが人間の周りで 快適にしていると… 851 00:59:49,577 --> 00:59:53,277 こうなると言うことだ 852 00:59:54,277 --> 00:59:57,677 我々の住む世界は 敵の領域なんだ 853 00:59:58,977 --> 01:00:01,077 我々は注意して 生きねばならない 854 01:00:02,477 --> 01:00:05,277 我々は自分たちの種の 世話をするんだ レミー 855 01:00:05,777 --> 01:00:09,377 言うことは終わりだ 我々は我々なんだ 856 01:00:14,177 --> 01:00:16,577 -違うよ -何だと? 857 01:00:17,377 --> 01:00:23,577 違うよ ぼくはそうは思わない 父さんはそう言うけど… 858 01:00:23,577 --> 01:00:26,777 こうなることしか 道はないの? 859 01:00:26,777 --> 01:00:32,177 これがあるべき道なんだ 本質は変えられない 860 01:00:32,177 --> 01:00:37,577 変わるのが本質だよ 父さん 影響を与えることはできるよ 861 01:00:37,977 --> 01:00:41,177 ぼくらが決心しなければ 始まらないんだ 862 01:00:41,777 --> 01:00:46,077 -どこに行くんだ? -運がよければ 進めるよ 863 01:01:09,977 --> 01:01:11,277 やあ! 864 01:02:09,377 --> 01:02:10,577 やめろよ… 865 01:02:44,977 --> 01:02:46,177 おはよう 866 01:02:48,377 --> 01:02:49,877 おはよう 867 01:02:51,077 --> 01:02:55,377 シェフがあなたを 飲みに誘ったの? 868 01:02:55,377 --> 01:02:57,077 すごいじゃない 869 01:02:57,077 --> 01:02:59,977 すごいわね 彼 何て言ったの? 870 01:03:04,477 --> 01:03:05,477 何よ? 871 01:03:06,377 --> 01:03:08,077 私にいえないの? 872 01:03:08,777 --> 01:03:09,977 あーら! 873 01:03:09,977 --> 01:03:14,777 シェフとの深い 個人的な関係に 立ち入って悪かったわね 874 01:03:14,777 --> 01:03:16,277 どんなのかは 分かるわ 875 01:03:16,277 --> 01:03:18,977 あなたはキッチンの要領を 私に教えさせて… 876 01:03:18,977 --> 01:03:21,877 ボスに気に入られた後は 私を無視するのね? 877 01:03:21,877 --> 01:03:23,477 起きるんだ 起きるんだ 878 01:03:24,777 --> 01:03:27,577 あなたは皆と同じではないと 思っていたわ 879 01:03:28,977 --> 01:03:31,277 あなたは私が皆と同じではないと 思っていると思ったわ 880 01:03:31,777 --> 01:03:33,077 私は… 881 01:03:36,777 --> 01:03:38,277 私はあなたを助ける 必要なんてなかったのよ 882 01:03:38,277 --> 01:03:41,777 私だけのことを考えてたら あなたが溺れてもほっといたわ 883 01:03:41,777 --> 01:03:42,977 でも… 884 01:03:43,877 --> 01:03:48,477 あなたに成功して欲しかったの あなたが好きだった 885 01:03:50,477 --> 01:03:51,777 私の間違いだったわ 886 01:03:52,477 --> 01:03:55,777 コレット 待って コレット! 887 01:03:55,777 --> 01:03:58,877 これまでだ リトル・シェフ もうできないよ 888 01:03:59,277 --> 01:04:02,977 コレット!待って! オートバイで行かないで 889 01:04:02,977 --> 01:04:06,377 ぼくは上手く言えないし 料理も上手じゃない 890 01:04:06,377 --> 01:04:08,277 少なくとも君の 助けなしではできないんだ 891 01:04:08,277 --> 01:04:11,777 嘘の謙遜は嫌いよ 嘘を言うのと同じだわ 892 01:04:12,177 --> 01:04:15,977 -あなたには才能がある -違うんだ ぼくじゃないんだ 893 01:04:16,477 --> 01:04:18,177 君が言ったように ぼくがレシピに従わずに… 894 01:04:18,177 --> 01:04:21,177 別の材料を加えたとき… 895 01:04:21,177 --> 01:04:23,477 ぼくじゃないんだ あれも 896 01:04:23,477 --> 01:04:26,477 -どういうこと? -つまり ぼくの仕業じゃない 897 01:04:26,477 --> 01:04:28,377 ぼくはレシピに 従うつもりだった 898 01:04:28,377 --> 01:04:29,877 ぼくは君のアドバイスに 従うつもりだった 899 01:04:29,877 --> 01:04:31,777 ぼくは世界の終焉まで 君のアドバイスに従うつもりだった 900 01:04:31,777 --> 01:04:36,077 -好きだから 君…のアドバイスが -でも… 901 01:04:36,077 --> 01:04:37,777 でも ぼくは… 902 01:04:38,177 --> 01:04:39,477 言っちゃだめだ 903 01:04:39,477 --> 01:04:42,877 ぼくには秘密がある それは穏やかじゃないことだ 904 01:04:45,277 --> 01:04:48,177 -ぼくが持ってるのは… -何なの?あなたは… 905 01:04:48,177 --> 01:04:52,477 -ぼくが持ってるのは ネ… -吹き出物があるの? 906 01:04:52,477 --> 01:04:57,877 違うんだ ぼくは この… とても小さい ちょっとした… 907 01:04:57,877 --> 01:04:59,177 小さな… 908 01:05:00,277 --> 01:05:02,477 小さなシェフがするべきことを ぼくに教えるんだ 909 01:05:02,477 --> 01:05:04,577 小さなシェフ? 910 01:05:04,577 --> 01:05:07,177 そう そうだよ 彼は… 911 01:05:08,977 --> 01:05:12,177 -彼はここにいる -あなたの脳の中? 912 01:05:13,877 --> 01:05:17,577 どうして君に言いにくいんだ? よし 言うよ 913 01:05:18,777 --> 01:05:22,677 君がその気にさせた ぼくは全ての危険を冒すよ 914 01:05:22,677 --> 01:05:27,577 これまでで一番の大バカの 異常者に見えることも覚悟するよ 915 01:05:27,577 --> 01:05:29,877 どうしてあんなに早く 覚えたのか知りたくない? 916 01:05:29,877 --> 01:05:32,077 どうしてあんな すごい料理を するのか 知れたくない? 917 01:05:32,077 --> 01:05:34,877 笑わないで! 君に見せるよ! 918 01:05:38,477 --> 01:05:39,577 だめ だめ! 919 01:06:24,777 --> 01:06:27,377 -何かな アンブリスター? -グストーの店です 920 01:06:27,377 --> 01:06:30,377 -ついに閉店したか? -違います 921 01:06:30,377 --> 01:06:33,577 -金融上の問題か? -違いますそれが… 922 01:06:33,577 --> 01:06:36,177 電子レンジ卵が回るという 公表をしたのか? 923 01:06:36,177 --> 01:06:38,177 何だ?何だ?はっきりと言え 924 01:06:38,177 --> 01:06:41,677 戻ってきました 人気が出ています 925 01:06:45,977 --> 01:06:49,577 -グストーの店はここ何年か 再調査していない-そうです 926 01:06:49,577 --> 01:06:50,777 私の最後の論評は 旅行業者に向けて… 927 01:06:50,777 --> 01:06:52,477 -その店を非難したものだった -そうです 928 01:06:52,477 --> 01:06:56,777 私はこう書いた… グストーはついに 929 01:06:56,777 --> 01:07:00,577 ふさわしい場所を見つけた… 同様に有名なシェフと一緒に 930 01:07:00,577 --> 01:07:02,477 ムッシュ・ボヤディーだ 931 01:07:02,477 --> 01:07:03,577 そうです 932 01:07:03,577 --> 01:07:07,077 それが私が残した場所 私の最後の言葉だ 933 01:07:07,077 --> 01:07:10,177 -最後の言葉なんだ -そうです 934 01:07:10,177 --> 01:07:12,577 それでは教えてくれ アンブリスター 935 01:07:13,577 --> 01:07:17,477 どうやって 人気が出たんだ? 936 01:07:18,377 --> 01:07:22,977 違う 違う 違うー! 937 01:07:22,977 --> 01:07:26,177 DNAは一致してる 時期も合ってる 全てをチェックしています 938 01:07:26,177 --> 01:07:27,577 彼はグストーの子どもです 939 01:07:27,577 --> 01:07:31,577 これは偶然なんかじゃない! 全てが八百長だ! 940 01:07:31,577 --> 01:07:32,977 あの小僧は知ってるんだ! 941 01:07:32,977 --> 01:07:36,077 そこの彼を見ろ バカを装ってるんだ 942 01:07:36,077 --> 01:07:40,577 彼はネコが…何かの玉でするように 私の心を弄んでるんだ 943 01:07:40,577 --> 01:07:43,177 -糸ですか? -そうだ!とぼけてるんだ 944 01:07:43,177 --> 01:07:45,277 -ネズミで私をあざけるんだ -ネズミ? 945 01:07:45,277 --> 01:07:47,077 そうだ 彼はそれを飼ってる 946 01:07:47,077 --> 01:07:49,677 わざと それが重要なことだと 私に思い込ませようとしている 947 01:07:49,677 --> 01:07:52,377 -ネズミで -そのとおり! 948 01:07:53,677 --> 01:07:56,277 ネズミが重要なんですか? 949 01:07:56,277 --> 01:07:59,677 勿論そうじゃない! そうだと私に思わせたいんだ 950 01:07:59,677 --> 01:08:02,077 芝居がかってるのが分かるんだ 951 01:08:02,077 --> 01:08:04,877 ネズミは小僧が来た最初に現れて… 私は彼にそいつを殺すように言う 952 01:08:04,877 --> 01:08:07,477 そして 今 彼はそれを 私に見せたいんだ いたるところで 953 01:08:07,477 --> 01:08:09,377 ウォウー!… 954 01:08:09,377 --> 01:08:11,577 ここにいるんだ! いや違う!ここにいる! 955 01:08:11,577 --> 01:08:14,877 私には見えてるのか?狂ってるのか? 幽霊ネズミがいるのか?いないのか? 956 01:08:14,877 --> 01:08:16,077 しかし あー! 957 01:08:16,077 --> 01:08:20,477 奴のちゃちなゲームに 巻き込まれるのはご免だ… 958 01:08:23,677 --> 01:08:29,177 私はこの件に関わればいいのかな? あなたのことで? 959 01:08:36,277 --> 01:08:37,277 ふぅ 960 01:08:49,077 --> 01:08:50,977 私は彼を首にはできない 彼は注目を浴びている 961 01:08:50,977 --> 01:08:53,477 今彼を首にしたら 皆が何故かと疑う 962 01:08:53,477 --> 01:08:55,977 それに 最悪なのは皆が この件を調べることだ 963 01:08:55,977 --> 01:08:57,777 何がそんなに心配なのかな? 964 01:08:57,777 --> 01:08:59,077 新聞に載るのは いいことじゃないのかな? 965 01:08:59,077 --> 01:09:01,777 グストーの名前が見出しに載るのは いいことじゃないのかな? 966 01:09:01,777 --> 01:09:04,277 彼の顔が載らなければな! 967 01:09:04,877 --> 01:09:08,477 グストーの店にはもう顔があるんだ 太って愛嬌があって親しそうな顔だ 968 01:09:08,477 --> 01:09:13,577 そして その顔でブリートを売るんだ 何百万ものブリートを! 969 01:09:13,577 --> 01:09:15,677 3日内に期限が過ぎる 970 01:09:15,677 --> 01:09:18,677 その後 彼の価値がなくなれば いつでも首にできるよ 971 01:09:18,677 --> 01:09:20,877 それに誰にも分かることはない 972 01:09:21,477 --> 01:09:23,877 あなたがくれた髪のサンプルが 気になってたんだ 973 01:09:23,877 --> 01:09:26,477 -研究室に再送する必要があったんだ -どうして? 974 01:09:26,477 --> 01:09:31,077 それは 1回目はネズミの毛として 判定されて戻ってきたからだ 975 01:09:36,777 --> 01:09:37,977 -違う 違う -何なの? 976 01:09:37,977 --> 01:09:40,377 これを試して こっちの方がいいわ 977 01:09:54,477 --> 01:09:56,577 えーと … 978 01:09:57,677 --> 01:09:58,677 うわぉ! 979 01:10:20,877 --> 01:10:21,877 ネズミよ! 980 01:10:28,377 --> 01:10:30,577 君の悪い生き物ね 981 01:10:40,477 --> 01:10:43,477 ぼくは 全てがどれほど 果敢ないものか気付かされた 982 01:10:44,377 --> 01:10:46,477 どんな風に世間がぼくを 見ていたのかを… 983 01:10:47,977 --> 01:10:51,277 そして気を取り直した ちょうどそのとき… 984 01:10:51,777 --> 01:10:51,977 レミー! 985 01:10:51,977 --> 01:10:52,877 レミー! 986 01:10:52,877 --> 01:10:54,277 ちょっと ちょっと! 987 01:10:56,477 --> 01:10:58,877 やあ やあ おちびの兄弟 988 01:10:58,877 --> 01:11:02,577 残念ながら君は行けなかった ほら 見に来たよ 989 01:11:02,577 --> 01:11:06,577 -やあ レミー!元気か? -皆に教えたの? 990 01:11:06,577 --> 01:11:09,577 エミール 言わないでって ちゃんと言ったのに 991 01:11:09,577 --> 01:11:11,477 でも 皆を知ってるだろう ぼくの友達さ 992 01:11:11,477 --> 01:11:12,677 彼らのことだとは 思わなかったんだ 993 01:11:12,677 --> 01:11:14,877 ねえ …ごめんよ 994 01:11:14,877 --> 01:11:17,377 ぼくにあやまるなよ 皆にあやまれよ 995 01:11:17,377 --> 01:11:22,077 -何か問題か? -いや 何もないよ 996 01:11:22,077 --> 01:11:23,477 ここで待ってて 997 01:11:29,377 --> 01:11:30,577 鍵がかかってる 998 01:11:32,077 --> 01:11:33,077 はぁん… 999 01:11:37,677 --> 01:11:39,477 レミー ここで何してる? 1000 01:11:39,477 --> 01:11:42,377 いやー エミールが現れて… 1001 01:11:42,377 --> 01:11:46,377 そのー 教えるなと言ったけど… 彼はベラベラと… 1002 01:11:46,377 --> 01:11:48,677 いやー 災難だよ 1003 01:11:48,677 --> 01:11:52,377 どっちにしても 彼らは空腹で 食糧庫は施錠されてて鍵が要るんだ 1004 01:11:52,377 --> 01:11:56,377 -皆は君に食べ物を盗めと? -そういや 違う… 1005 01:11:56,377 --> 01:11:56,677 -皆は君に食べ物を盗めと? -そういや 違う… 1006 01:11:56,677 --> 01:12:00,577 ややこしいんだ家族なんだ 君の理想なんて分からないんだ 1007 01:12:00,577 --> 01:12:03,377 理想かい?気取ったシェフが 理想を持ってたら… 1008 01:12:03,377 --> 01:12:05,477 私がここでバーベキューを 売り歩くと思うかい? 1009 01:12:05,477 --> 01:12:06,677 それとも 電子レンジの ブリートを? 1010 01:12:06,677 --> 01:12:08,877 それとも ツマヨウジで 食べるチキン? 1011 01:12:08,877 --> 01:12:10,677 フレンチ風のアメリカンドッグ! 1012 01:12:10,977 --> 01:12:11,977 もうすぐだよ! 1013 01:12:11,977 --> 01:12:13,977 わしらはここで売り切るための 方法を考案しているんだ 1014 01:12:13,977 --> 01:12:15,677 ハギスを食べてみたいかね? 1015 01:12:15,677 --> 01:12:17,477 彼らが私のイメージを使うのは 制御できないんだよ レミー 1016 01:12:17,477 --> 01:12:19,977 -私は死んでるだ! -皆 黙ってくれる! 1017 01:12:20,977 --> 01:12:25,077 ぼくは考えたよ!言葉は戻らない もし 彼らを黙らせなかったら… 1018 01:12:25,077 --> 01:12:28,477 仲間全部が口を開けて 後に続いて来るんだよ それに… 1019 01:12:28,477 --> 01:12:29,577 あった 1020 01:12:29,977 --> 01:12:32,277 あれ?君の遺書だ 1021 01:12:32,277 --> 01:12:37,077 -これは面白いいいかな… -どうぞ どうぞ 1022 01:12:39,777 --> 01:12:41,077 リングィニ? 1023 01:12:41,977 --> 01:12:44,677 どうして君の遺書に リングィニが綴じられてるの? 1024 01:12:44,677 --> 01:12:46,577 ここは私の事務室だったんだ 1025 01:13:09,877 --> 01:13:11,377 彼は君の子どもなの? 1026 01:13:11,377 --> 01:13:14,277 -私に子どもだって? -これをどうして知らないの? 1027 01:13:14,277 --> 01:13:18,377 私は君の想像の産物だ 君が知らないのに どうして分かる? 1028 01:13:18,377 --> 01:13:19,377 それじゃあ 君の子どもが このレストランの正当な所有者だ! 1029 01:13:19,377 --> 01:13:22,277 それじゃあ 君の子どもが このレストランの正当な所有者だ! 1030 01:13:23,677 --> 01:13:25,277 あー!ネズミだ! 1031 01:13:31,377 --> 01:13:34,177 -ごめんなさい シェフ -ネズミだ!私の文書を盗んだ 1032 01:13:34,177 --> 01:13:36,677 -逃げるぞ! -ねえ シェフ! 1033 01:15:10,977 --> 01:15:12,577 貴様! 1034 01:15:12,577 --> 01:15:17,377 -私の部屋から出て行け -あなたの部屋じゃない 彼のよ 1035 01:15:20,577 --> 01:15:22,577 グット飲め リングィニ! 1036 01:15:25,177 --> 01:15:26,377 乾杯… 1037 01:16:33,677 --> 01:16:35,977 シェフ シェフ リングィニ・シェフ! 1038 01:16:37,177 --> 01:16:40,177 あなたは流星のように現れたが まだ正式な勉強はしていない 1039 01:16:40,177 --> 01:16:41,777 君の才能の秘密は? 1040 01:16:41,777 --> 01:16:45,477 秘密? 真実が知りたい? 1041 01:16:46,177 --> 01:16:51,577 ぼくは…グストーの子どもだ ぼくの血筋だと思うよ 1042 01:16:51,577 --> 01:16:54,077 でも あなたはつい最近まで その事実を知らなかったわ 1043 01:16:54,077 --> 01:16:55,077 いいや 1044 01:16:55,077 --> 01:16:57,977 結果的にあなたがレストランの 所有権を手に入れた 1045 01:16:57,977 --> 01:16:59,577 どうやって調べたの? 1046 01:16:59,577 --> 01:17:02,977 そうね ぼくのある部分で 分かっていたんだ 1047 01:17:03,477 --> 01:17:04,777 グストーの部分かな? 1048 01:17:06,277 --> 01:17:10,877 -ひらめきはどこで得るの? -ひらめき それは多くの名前がある 1049 01:17:10,877 --> 01:17:13,677 -ぼくの場合は コレットさ -何だって? 1050 01:17:15,277 --> 01:17:17,377 何かが歯に引っかかってね 1051 01:17:20,877 --> 01:17:22,177 衛生指導員です 1052 01:17:22,177 --> 01:17:24,877 ネズミがはびこってるのを 報告したい 1053 01:17:24,877 --> 01:17:26,177 それは 私の…いや 1054 01:17:26,177 --> 01:17:28,677 グストーのレストランだ 1055 01:17:28,677 --> 01:17:29,877 グストーの店で? 1056 01:17:29,877 --> 01:17:34,177 立ち寄りましょうそうですね 最初は3ヵ月後ですね 1057 01:17:34,177 --> 01:17:36,377 今じゃなきゃだめなんだ! グルメのレストランだよ! 1058 01:17:36,377 --> 01:17:39,277 情報は頂きました キャンセルがあったら 入れましょう 1059 01:17:39,277 --> 01:17:41,477 でも ネズミなんだ! どうしても… 1060 01:17:43,177 --> 01:17:45,077 そいつが私の文書を 盗んだんだ 1061 01:17:46,277 --> 01:17:47,877 開店時間を過ぎてる 1062 01:17:47,877 --> 01:17:50,377 1時間前に終わってる はずなのに 1063 01:17:52,277 --> 01:17:54,577 いやー 私の天使 一緒にやろう 1064 01:17:54,577 --> 01:17:56,777 ぼくのひらめきについて 話してたとこなんだ 1065 01:17:56,777 --> 01:17:59,277 そうね 小さなシェフって 彼は呼んでるわ 1066 01:18:00,577 --> 01:18:02,977 そんなこと言うなよ 君だって言ったのに 1067 01:18:05,577 --> 01:18:07,277 -彼よ -イーゴか? 1068 01:18:07,277 --> 01:18:08,377 アントン・イーゴだ 1069 01:18:08,377 --> 01:18:09,877 あれがイーゴなの? 1070 01:18:10,577 --> 01:18:12,077 信じられない 1071 01:18:12,077 --> 01:18:15,477 -君がリングィニかな? -こんにちは 1072 01:18:15,477 --> 01:18:20,077 君の早すぎる祝いを 中断してすまない 1073 01:18:20,077 --> 01:18:23,877 しかし このゲームに 始めての君に いちかばちかの… 1074 01:18:23,877 --> 01:18:26,177 チャンスを与えるのが 公平だと思ったんだ 1075 01:18:27,477 --> 01:18:28,677 -ゲーム? -そうだ 1076 01:18:28,677 --> 01:18:31,877 君は敵なしで競技してきた 1077 01:18:31,877 --> 01:18:37,077 それは 君が思っているかも知れないが ルールに反することだ 1078 01:18:37,077 --> 01:18:39,377 あなたがアントン・イーゴ 1079 01:18:40,977 --> 01:18:43,877 出世街道にいる者としては 君は鈍いね 1080 01:18:45,477 --> 01:18:48,477 君は料理を好きなわりには 痩せているね 1081 01:18:52,077 --> 01:18:56,077 料理が好きなのではなく 料理を愛しているんだ 1082 01:18:56,477 --> 01:19:00,777 愛せない場合は 飲み込まないんだ 1083 01:19:02,077 --> 01:19:06,077 大きな期待を持って 明日の夜にまた来よう 1084 01:19:06,477 --> 01:19:09,277 私を失望させないように 祈ることだ 1085 01:19:16,577 --> 01:19:20,077 聞いて 私たちは無礼なのは嫌い ここはフランス料理でディナーの時間よ 1086 01:19:20,077 --> 01:19:23,277 ディナーの時間でぼくらは フランス料理だってさ 1087 01:19:25,177 --> 01:19:26,677 そんな顔をするなよ 1088 01:19:26,677 --> 01:19:28,977 君は記者の前でぼくを 慌てさせたんだ 1089 01:19:28,977 --> 01:19:33,577 いつでも君に髪を引っ張られる ことになっていたのかな? 1090 01:19:33,577 --> 01:19:34,877 あれは関係ないだろう 1091 01:19:34,877 --> 01:19:37,877 君の意見が全てじゃない ここではそれが重要なんだ 1092 01:19:37,877 --> 01:19:40,577 コレットだって 料理の仕方を知ってるよ 1093 01:19:40,577 --> 01:19:42,177 よし もう分かった! 1094 01:19:46,277 --> 01:19:48,077 休憩してるんだ リトル・シェフ 1095 01:19:48,077 --> 01:19:49,377 ぼくは操り人形じゃない 1096 01:19:49,377 --> 01:19:52,577 それに君が操り人形を 支配してるわけじゃない 1097 01:19:52,577 --> 01:19:54,477 ネズミがコックなんだ 1098 01:19:54,477 --> 01:19:55,277 頭を冷やして心を入れ替えるんだ リトル・シェフ 1099 01:19:55,277 --> 01:19:57,477 頭を冷やして心を入れ替えるんだ リトル・シェフ 1100 01:19:57,477 --> 01:20:00,577 イーゴが来るんだ ぼくは集中する必要がある 1101 01:20:03,677 --> 01:20:05,077 大バカ野郎め… 1102 01:20:07,577 --> 01:20:10,777 ウァオ そんなの見たことないよ 1103 01:20:10,777 --> 01:20:14,177 あいつのフラフラの バニーちゃんみたいだぞ 1104 01:20:15,677 --> 01:20:17,177 ごめんよ レミー 1105 01:20:17,177 --> 01:20:18,277 多すぎると分かってるよ 1106 01:20:18,277 --> 01:20:19,377 -制限しようとしたんだ… -分かるかい? 1107 01:20:19,377 --> 01:20:21,277 いいんだぼくが身勝手だった 1108 01:20:21,277 --> 01:20:23,477 -皆 お腹が空いてる? -冗談言ってるのかい? 1109 01:20:23,477 --> 01:20:26,477 分かった夕食はぼくのおごりだ 終業時間の後に行こう 1110 01:20:26,477 --> 01:20:27,777 -それより… -なんだ 1111 01:20:27,777 --> 01:20:30,277 父さん 仲間全員を連れてきてよ 1112 01:20:31,877 --> 01:20:33,377 リトル・シェフ? 1113 01:20:42,877 --> 01:20:47,677 すごいな お前 内部の犯行だ気持ちが分かるなぁ 1114 01:21:07,277 --> 01:21:08,377 オゥ! 1115 01:21:24,577 --> 01:21:25,977 リトル・シェフ? 1116 01:21:26,777 --> 01:21:27,977 リトル・シェフ? 1117 01:21:28,777 --> 01:21:30,377 やあ リトル・シェフ 1118 01:21:30,677 --> 01:21:33,777 アパートに帰ってると 思ったよ 1119 01:21:33,777 --> 01:21:38,077 君がそこに見えなかったとき ぼくは… 1120 01:21:38,477 --> 01:21:42,477 ぼくらがやってきたことを 捨てるのはよくないと思うんだ 1121 01:21:43,477 --> 01:21:45,377 ぼくは戦いたくない 1122 01:21:45,377 --> 01:21:48,277 たくさんのプレッシャーで 困ってたんだよ 1123 01:21:48,277 --> 01:21:51,777 短い間に多くのことが 変わっていった だろう? 1124 01:21:51,777 --> 01:21:53,177 ぼくは急にグストーだ 1125 01:21:53,177 --> 01:21:55,177 それでグストーを演じたんだ そうでないと… 1126 01:21:56,377 --> 01:21:57,977 皆はガッカリするだろう 1127 01:21:58,377 --> 01:21:59,977 運命なんだ 1128 01:21:59,977 --> 01:22:02,977 ぼくは 今まで誰も 失望させなかった 1129 01:22:02,977 --> 01:22:05,877 それは誰一人 ぼくに何も 期待してなかったからだよ 1130 01:22:05,877 --> 01:22:08,777 今 誰もがぼくの全てに 期待するその理由は… 1131 01:22:08,777 --> 01:22:11,077 君がいるからだよ 1132 01:22:12,677 --> 01:22:14,377 ぼくは今まで君を 公正に扱ってなかった 1133 01:22:14,377 --> 01:22:17,977 君はぼくを裏切らなかった ぼくは決してそれを忘れないよ 1134 01:22:17,977 --> 01:22:19,877 君は親友だったんだ 1135 01:22:19,877 --> 01:22:23,077 一番尊敬する友なら… 1136 01:22:25,077 --> 01:22:26,377 何だこれは? 1137 01:22:26,777 --> 01:22:28,477 どうなってるんだ? 1138 01:22:30,977 --> 01:22:31,977 なんだ… 1139 01:22:31,977 --> 01:22:32,977 おい… 1140 01:22:33,577 --> 01:22:34,877 君は… 1141 01:22:34,877 --> 01:22:38,077 食べ物を盗んでるのか? どうしてそんな? 1142 01:22:38,077 --> 01:22:41,277 友人だと思ってた! 信用してたんだ! 1143 01:22:41,577 --> 01:22:43,777 出て行け! お前もネズミの仲間も! 1144 01:22:43,777 --> 01:22:45,277 戻ってくるな! 1145 01:22:45,277 --> 01:22:48,777 でないと 普通のレストランが 有害な小動物を扱うように扱うぞ 1146 01:22:56,977 --> 01:23:00,177 父さんが正しいよ ぼくがバカなんだね? 1147 01:23:00,777 --> 01:23:04,177 ぼくらはぼくらなんだ そして ぼくらはネズミだ 1148 01:23:05,577 --> 01:23:09,377 彼はすぐにいなくなる 入り方は分かってるね 1149 01:23:09,877 --> 01:23:11,277 好きなだけ盗めよ 1150 01:23:11,277 --> 01:23:14,277 -お前は来ないのか? -食欲がなくなった 1151 01:23:28,877 --> 01:23:31,377 今夜のご注文は お決まりですか? 1152 01:23:31,377 --> 01:23:36,277 決まってる 君の心臓を串に刺して焼いてくれ 1153 01:23:41,677 --> 01:23:43,177 どうぞ! 1154 01:23:43,177 --> 01:23:46,577 今日は大事な日よ 皆に声をかけるべきよ 1155 01:23:46,577 --> 01:23:50,577 -どんな風に? -あなたはボスよ元気づけるの 1156 01:23:53,977 --> 01:23:55,377 注目 1157 01:23:55,377 --> 01:23:58,277 皆 注目して 1158 01:23:58,277 --> 01:24:00,677 今夜は大事な夜なんだ 1159 01:24:00,677 --> 01:24:04,777 腹をすかせてやって来る 偉そうなエーゴを迎えようとしてる 1160 01:24:04,777 --> 01:24:08,977 イーゴだよ彼が来るんだ 評論家だ 1161 01:24:09,677 --> 01:24:12,577 それで彼は何かを注文する 1162 01:24:13,177 --> 01:24:15,277 メニューのどれかだ 1163 01:24:15,977 --> 01:24:20,077 我々は彼が冷たいものを注文する 以外は料理する必要がある 1164 01:24:20,077 --> 01:24:21,977 ほっとけないんだろう? 1165 01:24:21,977 --> 01:24:25,777 レストランの営業時間には 来ない方がいいよ危険だよ 1166 01:24:25,777 --> 01:24:27,077 お腹が空いてるんだ! 1167 01:24:27,077 --> 01:24:29,877 幸せになるために 中の食べ物で ある必要はないんだ 1168 01:24:29,877 --> 01:24:32,977 要するに選り好みを しないことだよ 1169 01:24:33,377 --> 01:24:35,477 -見てみよう -ダメ 待つんだ! 1170 01:24:37,077 --> 01:24:40,977 あー!どうなったんだ? -父さんを呼んでくるよ 1171 01:24:43,477 --> 01:24:49,777 シェフだと思っているんだろうが しかし 結局 ただのネズミだ 1172 01:24:50,177 --> 01:24:53,377 確かに前回 彼はここを調査して 星を1つ取っていった 1173 01:24:53,377 --> 01:24:55,977 そのことが 恐らく グス… 父さんを殺すことになった 1174 01:24:56,277 --> 01:24:59,977 -これはとても悪いお守りだ -しかし 君たちに1つ言おう… 1175 01:24:59,977 --> 01:25:02,877 -イーゴが来ました -イーゴ?来たの? 1176 01:25:04,877 --> 01:25:08,977 アントン・イーゴはただのお客さんよ 料理しましょう! 1177 01:25:08,977 --> 01:25:10,977 そうだ!さあ… 1178 01:25:11,377 --> 01:25:12,577 よーし 1179 01:25:14,077 --> 01:25:16,977 簡単な協定をしようと 思ってるんだ 1180 01:25:16,977 --> 01:25:21,177 お前はスキニー・シェフの新しい 冷凍食品を作るんだ 1181 01:25:21,177 --> 01:25:25,077 その代わりに お前を殺さないよ 1182 01:25:28,877 --> 01:25:31,977 ではまた ネズミ君! 1183 01:25:39,277 --> 01:25:41,877 今晩は何になさるか お決まりですか? 1184 01:25:41,877 --> 01:25:43,577 そうだな 決めようと思っている 1185 01:25:44,077 --> 01:25:48,177 新しいコックに対する行過ぎた 賛辞をたくさん読んで… 1186 01:25:48,177 --> 01:25:50,377 私が何を望んでいるのか 分かるかね? 1187 01:25:51,377 --> 01:25:54,677 ちょっとした考え方だ 1188 01:25:54,677 --> 01:25:59,977 決まった新鮮で はっきりとした 季節感のある考え方にしよう 1189 01:25:59,977 --> 01:26:02,877 一緒に飲むワインに 何を提案するかね? 1190 01:26:02,877 --> 01:26:07,877 -何と一緒にでしょう? -考え方だ私が選んだだろう? 1191 01:26:07,877 --> 01:26:09,177 私は… 1192 01:26:10,277 --> 01:26:13,077 よろしい 君は全く考え方の外にいるから… 1193 01:26:13,077 --> 01:26:16,477 それに この血生臭い街では ほかの誰もそれを食べないだろうし… 1194 01:26:16,477 --> 01:26:18,177 君と取引をしよう 1195 01:26:18,177 --> 01:26:22,377 君は料理を準備する 私は考え方を用意しよう 1196 01:26:22,377 --> 01:26:26,477 シュバル・ブラン1947年と どっちがよく合うかな? 1197 01:26:26,477 --> 01:26:28,377 すみませんが… 1198 01:26:30,077 --> 01:26:32,477 あなたの夕食の選択は? 1199 01:26:33,177 --> 01:26:37,977 あえて私に出すものが欲しいと リングィニ・シェフに言うんだ 1200 01:26:37,977 --> 01:26:41,477 彼に最善を尽くすように言え 1201 01:26:45,277 --> 01:26:48,177 彼の食べるものを私も食べるよ 1202 01:26:54,977 --> 01:26:58,477 -そう 我々はお手上げだな -どうしてそんなこと言うんだ? 1203 01:26:58,477 --> 01:27:01,677 我々は車の トランクの中の篭の中で… 1204 01:27:01,677 --> 01:27:04,777 冷凍食品の未来を待っている 1205 01:27:04,777 --> 01:27:08,777 違うよ 一人で篭にいるんだ ぼくがお手上げなんだ 1206 01:27:09,177 --> 01:27:11,477 君は自由だよ 1207 01:27:11,477 --> 01:27:15,077 私は 君が私を自由だと 考えるから自由なんだ 1208 01:27:15,077 --> 01:27:16,477 君と同じだよ 1209 01:27:16,477 --> 01:27:21,177 もう 頼むよ見せかけにはうんざりだ 父さんにはネズミのふりをして… 1210 01:27:21,177 --> 01:27:23,677 リングィニを通して 人間のふりをしたんだ 1211 01:27:23,677 --> 01:27:26,477 話し掛ける誰かとして君が 存在するようなふりをした 1212 01:27:26,477 --> 01:27:28,577 君はぼくが知っている ことしか話さない 1213 01:27:28,577 --> 01:27:31,677 ぼくは自分が誰かわかってる どうして自分に話す必要がある? 1214 01:27:31,677 --> 01:27:33,777 どうして 振りをする 必要がある? 1215 01:27:35,877 --> 01:27:37,477 しかし そうではないよ レミー 1216 01:27:38,277 --> 01:27:39,877 君は決して 振りなどしていない 1217 01:27:48,877 --> 01:27:50,877 違う 私の左側のだ! 1218 01:27:50,877 --> 01:27:52,877 父さん? 父さん ここだよ! 1219 01:27:52,877 --> 01:27:55,377 ぼくはトランクの中だよ! 何て… 1220 01:27:55,677 --> 01:27:56,677 父さん! 1221 01:27:57,277 --> 01:27:59,877 -やあ おちびの兄弟! -エミール! 1222 01:28:03,377 --> 01:28:05,477 大好きだよ みんな! 1223 01:28:07,477 --> 01:28:08,577 どこに行くんだ? 1224 01:28:08,577 --> 01:28:11,177 レストランに戻るよ ぼくがいないと失敗するよ 1225 01:28:11,177 --> 01:28:14,877 -どうして気にするんだ? -ぼくはコックだからさ! 1226 01:28:22,577 --> 01:28:24,377 君のレシピだろ 1227 01:28:24,377 --> 01:28:26,577 自分のレシピを どうして知らないんだ? 1228 01:28:26,577 --> 01:28:29,577 ぼくが書いたんじゃない 心に浮かんだだけだよ 1229 01:28:29,577 --> 01:28:32,777 それじゃあ また浮かぶのかい? 我々はこれを出せないからだよ! 1230 01:28:32,777 --> 01:28:33,877 私の注文は? 1231 01:28:33,877 --> 01:28:36,377 ほか物を出せないの? ぼくが考案してないものは? 1232 01:28:36,377 --> 01:28:37,477 これはお客さんが注文したものだ 1233 01:28:37,477 --> 01:28:39,977 ほかの物を注文してもらえよ みんなに終わったと言えよ 1234 01:28:39,977 --> 01:28:41,777 終われないよ 開けたばかりだよ 1235 01:28:41,777 --> 01:28:44,877 考えがあるよ 彼らの注文を提供したらどうだ! 1236 01:28:44,877 --> 01:28:47,077 私たちが作るわ どうやったか教えて 1237 01:28:47,077 --> 01:28:48,577 どうやったか知らないんだ 1238 01:28:48,577 --> 01:28:50,377 お客さんに何とか 言う必要がある 1239 01:28:50,377 --> 01:28:52,377 それじゃあ お客さんに… お客さんに… 1240 01:28:56,477 --> 01:28:57,677 はぁ? 1241 01:28:58,477 --> 01:29:00,877 -やめるんだ -レミー 1242 01:29:00,877 --> 01:29:02,977 やめろ!とまるんだ! 見つかるよ とまって! 1243 01:29:02,977 --> 01:29:07,077 私のことは話していない 今するべきことを話してるんだ… 1244 01:29:07,477 --> 01:29:08,477 ネズミだ! 1245 01:29:10,277 --> 01:29:11,777 -レミー! -ナイフを! 1246 01:29:12,277 --> 01:29:13,877 彼にさわらないで! 1247 01:29:16,177 --> 01:29:18,577 戻ってくれてありがとう リトル・シェフ 1248 01:29:19,877 --> 01:29:22,177 正気じゃないと思うだろうけど… 1249 01:29:22,177 --> 01:29:24,877 そう 真実は時として 異常なことに聞えるんだ 1250 01:29:24,877 --> 01:29:26,777 でも それが真実ではない… 1251 01:29:26,777 --> 01:29:29,077 ということではない 1252 01:29:29,777 --> 01:29:33,977 そして真実は ぼくには全く才能がないことだ 1253 01:29:34,777 --> 01:29:38,677 でもこのネズミは… 彼がこれらのレシピの影にいるんだ 1254 01:29:38,677 --> 01:29:43,877 彼はコックだ本当のコックだ 彼が帽子の下に隠れていたんだ 1255 01:29:44,177 --> 01:29:46,177 彼がぼくの行動を コントロールしてきたんだ 1256 01:29:48,177 --> 01:29:51,777 ぼくが皆を興奮させた料理を 作れたのは 彼がいたからだ 1257 01:29:51,777 --> 01:29:55,077 だからあのドアの向こうに イーゴがいるんだ 1258 01:29:55,377 --> 01:29:58,077 彼の才能のおかげで 君たちはぼくを称賛していたんだ 1259 01:29:58,377 --> 01:29:59,977 信じるのは難しいと分かってる 1260 01:29:59,977 --> 01:30:03,077 でも 君たちはぼくが料理 できると信じてた そうだろう? 1261 01:30:04,777 --> 01:30:08,977 これは上手く行ってる 馬鹿げてるけど 上手く行くんだ 1262 01:30:09,477 --> 01:30:11,877 パリで最高のレストランに なれるんだよ 1263 01:30:11,877 --> 01:30:17,477 このネズミ すごいリトル・シェフが 導いてくれるんだ 1264 01:30:18,177 --> 01:30:20,577 どう思う?一緒にやる? 1265 01:32:08,577 --> 01:32:09,577 父さん 1266 01:32:13,677 --> 01:32:16,577 ぼくは何て言えばいいか 分からないよ 1267 01:32:16,577 --> 01:32:20,877 わしはお前の友人を誤解してた それに お前のことも 1268 01:32:21,277 --> 01:32:25,077 ぼくが家族を抜けてることを 考えて欲しくないんだ 1269 01:32:25,077 --> 01:32:28,077 ぼくは掛け持ち なんてできないんだ 1270 01:32:28,077 --> 01:32:31,977 わしは料理のことは言ってない 根性のことを言ってるんだ 1271 01:32:32,677 --> 01:32:35,077 これはお前にとって 本当に大事なことなのか? 1272 01:32:43,177 --> 01:32:46,077 我々はコックではない しかし 家族だ 1273 01:32:46,077 --> 01:32:49,277 お前がやることを教えて 我々がやろうじゃないか 1274 01:32:57,277 --> 01:33:00,877 -あの衛生指導員をとめて! -デルタチーム 行け! 1275 01:33:00,877 --> 01:33:03,277 残りはここでレミーを手伝え 1276 01:33:26,377 --> 01:33:28,177 チーム3は魚の処理だ チーム4は焼くんだ 1277 01:33:28,177 --> 01:33:29,877 チーム3は魚の処理だ チーム4は焼くんだ 1278 01:33:29,877 --> 01:33:35,477 チーム5は網焼き チーム6はソース 持ち場に着いて さあやろう! 1279 01:33:35,777 --> 01:33:38,277 食事の準備は 2本足で歩くんだ 1280 01:33:47,977 --> 01:33:49,977 給仕が必要だな 1281 01:34:05,277 --> 01:34:08,277 遅くなってすみません 今夜は店の人数が少ないんもので 1282 01:34:08,277 --> 01:34:10,677 どうぞ 必要なだけ時間をかけろ 1283 01:34:13,777 --> 01:34:16,377 彼はもう一度遅刻して そして突然彼は… 1284 01:34:20,777 --> 01:34:23,077 ステーキは上手く柔らかくして 1285 01:34:23,077 --> 01:34:25,477 上手くやれ そうだ 突いて 移動だ 1286 01:34:25,477 --> 01:34:29,077 シタビラメのムニエルは慎重に 塩を少なく バターを多く 1287 01:34:29,377 --> 01:34:31,277 ミモレット・チーズだけ使えよ 1288 01:34:31,277 --> 01:34:34,977 絵を描くように サラダを盛り付けるんだ 1289 01:34:34,977 --> 01:34:37,877 サラダへのフレンチ ドレッシングは多すぎないように 1290 01:34:37,877 --> 01:34:41,077 ブール・ブランは分離させるな 手早くやるんだ 1291 01:34:41,077 --> 01:34:45,377 ホタテ貝は優しくゆでるんだ 味見だスプーンを下げて 1292 01:34:45,377 --> 01:34:47,877 いいよ 塩が多いいいよ 1293 01:34:47,877 --> 01:34:50,977 コンソメは沸騰させるな きじ肉が固くなるエミール! 1294 01:34:50,977 --> 01:34:52,177 ごめん… 1295 01:34:55,877 --> 01:34:57,977 コレット 待って! コレット 1296 01:34:58,477 --> 01:35:02,477 -君が戻った コレット… -何も言わないで 1297 01:35:02,477 --> 01:35:04,077 考えたら 気が変わるかも 1298 01:35:04,077 --> 01:35:06,677 いいから ネズミが何を 作りたいのか私に教えて 1299 01:35:09,777 --> 01:35:12,277 ラタトゥイ? 田舎料理よ 1300 01:35:12,277 --> 01:35:15,377 本気でこれを イーゴに出すつもり? 1301 01:35:33,877 --> 01:35:35,777 何よ?ラタトゥイを作ってるわよ 1302 01:35:36,977 --> 01:35:39,377 そう どうやったらいいの? 1303 01:36:11,477 --> 01:36:14,577 ラタトゥイ? 冗談なんだな 1304 01:37:00,677 --> 01:37:01,977 ふ~む… 1305 01:37:05,477 --> 01:37:07,277 ばかな こんなことが…. 1306 01:37:07,877 --> 01:37:11,477 誰がラタトゥイを料理した? 教えろ! 1307 01:37:18,477 --> 01:37:20,177 今までシェフを誉めるために… 1308 01:37:20,177 --> 01:37:23,577 私がウェイターを呼んだことは 思い出せない 1309 01:37:24,477 --> 01:37:27,277 それに今は ウェイターがシェフという… 1310 01:37:27,277 --> 01:37:29,477 異常な状況だ 1311 01:37:29,477 --> 01:37:32,677 ありがとう でも今夜は 私はただのウゥイターです 1312 01:37:33,677 --> 01:37:36,177 それでは誰に食事の お礼を言えばいいのかな? 1313 01:37:37,077 --> 01:37:38,777 しばらくお待ちを 1314 01:37:49,777 --> 01:37:50,777 君がシェフだね… 1315 01:37:50,777 --> 01:37:52,977 シェフにお会いになりたいなら ほかのお客さんが帰るまで… 1316 01:37:52,977 --> 01:37:55,177 お待ちいただくことになります 1317 01:37:57,177 --> 01:37:58,377 それならそうしよう 1318 01:38:20,077 --> 01:38:22,577 最初 イーゴは冗談だと思った 1319 01:38:22,577 --> 01:38:28,777 しかし リングィニが説明するに つれて イーゴの笑いは消えた 1320 01:38:34,377 --> 01:38:38,377 彼は時折質問するほかは 反応を示さなかった 1321 01:38:38,977 --> 01:38:43,277 そして話が終わるとイーゴは 立ち上がって 食事のお礼を述べた… 1322 01:38:43,277 --> 01:38:45,077 食事をありがとう 1323 01:38:45,077 --> 01:38:48,077 ‥そしてほかには 何も言わずに去った 1324 01:38:50,377 --> 01:38:54,277 次の日 彼の論評が出た 1325 01:38:56,777 --> 01:39:00,877 いろんな意味で 評論家の仕事は簡単だ 1326 01:39:00,877 --> 01:39:05,377 我々のリスクは非常に小さい しかるに その立場を楽しんでいる 1327 01:39:05,377 --> 01:39:09,477 彼らはその仕事と自分自身を 我々の判断に委ねている 1328 01:39:09,777 --> 01:39:15,077 我々は否定的な論評を生き甲斐にし それは書いても読んでも面白い 1329 01:39:15,677 --> 01:39:22,177 我々評論家が目を向けるべき 受け入れ難い真実は… 1330 01:39:22,177 --> 01:39:26,277 我々の論評より 大掛かりな 物事の中の平凡なガラクタが… 1331 01:39:26,277 --> 01:39:29,677 おそらく より意味があるということだ 1332 01:39:30,077 --> 01:39:34,177 しかし 評論家が 真に危険を冒すときがある 1333 01:39:34,177 --> 01:39:38,577 それは発見と新しいものの防御だ 1334 01:39:38,577 --> 01:39:43,277 その言葉はしばしば 新しい才能や 創造に不親切だ 1335 01:39:43,277 --> 01:39:45,977 新しいものは友人を 必要とする 1336 01:39:46,277 --> 01:39:49,777 昨夜 私は新しいものを経験した 1337 01:39:49,777 --> 01:39:54,977 著しく意外なソースのかかった 驚くべき食事だった 1338 01:39:54,977 --> 01:39:57,777 食事と いい料理についての… 1339 01:39:57,777 --> 01:40:01,377 私の予想に挑戦した 調理者に言うことは… 1340 01:40:01,377 --> 01:40:04,177 まったく控え目な表現だ 1341 01:40:04,577 --> 01:40:07,777 彼らは私の核心を揺さぶった 1342 01:40:08,577 --> 01:40:11,977 過去に私は グストー・シェフの 有名な標語である… 1343 01:40:11,977 --> 01:40:17,077 ”誰でも料理ができる”に 軽蔑を隠さなかった 1344 01:40:17,377 --> 01:40:23,577 しかし ようやく 真に彼の 意味するところを理解できた 1345 01:40:23,877 --> 01:40:27,777 誰でも偉大な芸術家に なれるものではない 1346 01:40:27,777 --> 01:40:32,277 しかし 偉大な芸術家は どこにでもいる 1347 01:40:32,877 --> 01:40:36,177 グストーの店で料理する 天才のそれより… 1348 01:40:36,177 --> 01:40:40,077 ささやかな生まれを 想像することは難しい 1349 01:40:40,077 --> 01:40:43,077 彼は この論評においては… 1350 01:40:43,077 --> 01:40:47,377 フランスの最も素晴らしい シェフにほかならない 1351 01:40:47,377 --> 01:40:49,477 私はまたすぐにグストーの店に 行くだろう もっとお腹を空かせて… 1352 01:40:49,477 --> 01:40:52,877 私はまたすぐにグストーの店に 行くだろう もっとお腹を空かせて… 1353 01:40:53,277 --> 01:40:54,777 大いなる夜だった 1354 01:40:54,777 --> 01:40:56,677 ぼくの生涯で 一番幸せだった 1355 01:40:56,677 --> 01:41:01,277 でも人生で予測できることは それが予測不可能なことだ 1356 01:41:01,277 --> 01:41:04,577 ぼくらは スキナーと 衛生指導員を解放せざるをえなかった 1357 01:41:04,577 --> 01:41:07,077 当然 彼らは通報した 1358 01:41:07,477 --> 01:41:09,077 食事は問題ではなかった 1359 01:41:09,077 --> 01:41:11,577 キッチンにネズミがいることが 公表されて… 1360 01:41:11,577 --> 01:41:13,677 あーあ レストランは 閉鎖されたんだ 1361 01:41:13,677 --> 01:41:16,577 それにイーゴは仕事と 信頼をなくしてしまった 1362 01:41:16,577 --> 01:41:18,577 でも彼にはそれほど 悪くはなかった 1363 01:41:18,577 --> 01:41:22,177 彼は小さな商売への投資を とても上手くやってるんだ 1364 01:41:22,477 --> 01:41:25,077 -彼はとっても幸せそうだよ -どうして分かるのさ? 1365 01:41:33,277 --> 01:41:35,377 行かなくちゃあ 注文が殺到だ 1366 01:41:42,977 --> 01:41:44,677 彼はそれが好きなのよね 1367 01:41:49,977 --> 01:41:51,577 ありがとう リトル・シェフ 1368 01:41:58,277 --> 01:42:01,077 今夜のデザートは いかがですか? 1369 01:42:01,077 --> 01:42:04,377 -いつものでないのは? -どれになさいますか? 1370 01:42:05,477 --> 01:42:07,277 あっと言わせてくれ 1371 01:42:12,777 --> 01:42:16,177 今夜のデザートは いかがですか? 1372 01:42:19,677 --> 01:42:23,277 なあ あの話はわしが言うと もっと良くなるんだ いいか? 1373 01:42:25,177 --> 01:42:28,277 さあ こっちに料理を持って来い 飢えて死にそうだよ!