1 00:00:02,102 --> 00:00:19,520 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:19,520 --> 00:00:28,729 ♬~ 3 00:01:27,254 --> 00:01:30,190 <あぐりが 美容院で 忙しい日々を送る中➡ 4 00:01:30,190 --> 00:01:35,529 息子の淳之介は 小学6年生という 多感な年頃を迎えていました> 5 00:01:35,529 --> 00:01:37,864 (淳之介) なあ もう十分 見たろ? 6 00:01:37,864 --> 00:01:40,334 (尚久)女の人って 不思議だよなあ…。➡ 7 00:01:40,334 --> 00:01:43,537 大人になると 何で あんなことするんだ? 8 00:01:43,537 --> 00:01:46,573 (南)それは 綺麗に なりたいからでしょ。 9 00:01:46,573 --> 00:01:49,209 「綺麗」かねえ…。 10 00:01:49,209 --> 00:01:53,547 (あぐり)よう! あっ… ママ。 11 00:01:53,547 --> 00:01:55,482 どうしたの? こんなとこで…。 12 00:01:55,482 --> 00:01:59,219 南君と尚ちゃんが 「美容院の中 見たい」って言うから。 13 00:01:59,219 --> 00:02:03,490 だったら 中 入ればいいのに。 あっ いいです。 もう見ましたから。 14 00:02:03,490 --> 00:02:06,994 遠慮しなくったって いいのよ。 いいんです。 本当に。 15 00:02:06,994 --> 00:02:09,496 ジュンノーちゃん 行こう。 うん。 16 00:02:09,496 --> 00:02:14,701 パパの書斎にいるから お菓子 頼むよ。 いいわよ。 17 00:02:25,045 --> 00:02:29,182 あの…。 (光代)は…? 18 00:02:29,182 --> 00:02:32,085 今日は 淳之介ちゃんの お母様は? 19 00:02:32,085 --> 00:02:36,690 ええ。 何ですか 仕事の手が 離せんそうなんで 私が代わりに。 20 00:02:36,690 --> 00:02:42,195 そうですか…。 あの… 何か…? 21 00:02:42,195 --> 00:02:45,198 淳之介ちゃん 補習に通わせなくて よろしいんですの? 22 00:02:45,198 --> 00:02:47,334 「補習」…? 23 00:02:47,334 --> 00:02:50,537 淳之介ちゃん 府立一中 受験なさるんですのよね? 24 00:02:50,537 --> 00:02:53,206 だったら 補習に通わせないと。 25 00:02:53,206 --> 00:02:56,209 うちも この冬休みから 通わせるつもりですのよ。 26 00:02:56,209 --> 00:03:00,280 うちもです。 まあ! 学校が休みなのに➡ 27 00:03:00,280 --> 00:03:03,183 勉強しに行かんと いけんのじゃろうか? 28 00:03:03,183 --> 00:03:06,086 当然ですわよ。 この冬休みで➡ 29 00:03:06,086 --> 00:03:08,021 大きく決まるみたいですのよ。 30 00:03:08,021 --> 00:03:11,658 府立一中でしたら もう 一高に入ったも同然ですもの!➡ 31 00:03:11,658 --> 00:03:15,162 人生の大半が この受験で決まるって 言っても よろしいんですから。 32 00:03:15,162 --> 00:03:17,097 はあ…。 33 00:03:17,097 --> 00:03:20,667 (尚久)な… ラブレター書いてくれないか? 34 00:03:20,667 --> 00:03:24,538 ラブレター? 頼む! 代わりに書いてくれないか? 35 00:03:24,538 --> 00:03:28,542 僕が? ジュンノーちゃん 作文 得意だろ。 36 00:03:28,542 --> 00:03:31,378 作文と ラブレターは違うよ。 37 00:03:31,378 --> 00:03:38,685 おんなじようなもんだって。 ラブレターなんて書いたことないもん。 38 00:03:38,685 --> 00:03:43,190 尚ちゃん その相手って 誰なの? 39 00:03:43,190 --> 00:03:46,026 誰にも言うなよ。 40 00:03:46,026 --> 00:03:49,062 (南)池田諒子か…? (尚久)ああ。➡ 41 00:03:49,062 --> 00:03:54,201 書いてくれるよな? (南)あれは やめた方がいいよ。 42 00:03:54,201 --> 00:03:56,703 どうして? えっ? 43 00:03:56,703 --> 00:04:02,509 どうして 駄目なんだよ? だから… 池田は人気者だからさ➡ 44 00:04:02,509 --> 00:04:06,379 きっと もう 交際しているヤツが いるっていうか…。 45 00:04:06,379 --> 00:04:08,348 そんなことは 覚悟できてる。 46 00:04:08,348 --> 00:04:12,152 それに ほら 安吉君に知れたら 大変だよ! 47 00:04:12,152 --> 00:04:14,154 「安吉」…? 48 00:04:15,989 --> 00:04:18,892 (尚久)どうして 安吉君に知れたら 大変なの? 49 00:04:18,892 --> 00:04:23,497 (南)安吉君 池田諒子の近所で 幼なじみなんだ。➡ 50 00:04:23,497 --> 00:04:25,832 それで 用心棒のつもりで➡ 51 00:04:25,832 --> 00:04:29,169 池田に近づく男子を 追っ払ってるんだよ。 52 00:04:29,169 --> 00:04:33,006 本当? ああ。 4年生の時にさ➡ 53 00:04:33,006 --> 00:04:38,178 池田に ラブレター出した 6年の男子 ぶん殴ったことある。 54 00:04:38,178 --> 00:04:40,680 うわあ~! 本当か? 55 00:04:40,680 --> 00:04:44,184 やっぱり 僕 やめた。 そんなこと言わずに 頼むよ! 56 00:04:44,184 --> 00:04:47,687 ジュンノーちゃん! 悪いけど 僕 殴られたくないからね。 57 00:04:47,687 --> 00:04:52,692 南… 何で お前 余計なこと言うんだよ。 58 00:04:54,327 --> 00:04:57,697 補習ですか? (光代)そうじゃが。 59 00:04:57,697 --> 00:05:00,133 今日 よその お母様たちが 言いよったわ。 60 00:05:00,133 --> 00:05:04,471 府立一中を受けるなら 当然 補習は受けさせるべきじゃって。 61 00:05:04,471 --> 00:05:09,810 そうなんですか…。 「そうなんですか」じゃなかろうが。 62 00:05:09,810 --> 00:05:14,147 先生のお話じゃ 淳は とても出来がいいから➡ 63 00:05:14,147 --> 00:05:16,983 一中に受かる可能性は あるそうなんよ。 64 00:05:16,983 --> 00:05:21,154 一中に 行くか行かんかで その子の人生 決まるそうじゃ。 65 00:05:21,154 --> 00:05:24,991 何だか 大袈裟ですね。 何 言いよん。 66 00:05:24,991 --> 00:05:27,294 今からでも 補習は受けさせなさい。➡ 67 00:05:27,294 --> 00:05:31,164 あっ それから 模擬試験は 今日 申し込んでおいたからな。➡ 68 00:05:31,164 --> 00:05:33,166 しっかりして下さいよ! 69 00:05:33,166 --> 00:05:36,670 大丈夫ですよ 親が そんなに言わなくったって。 70 00:05:36,670 --> 00:05:40,507 今だって エイスケさんの書斎で 勉強してるんですから 淳。 71 00:05:40,507 --> 00:05:42,709 ねえ 和ちゃん…。 72 00:06:04,831 --> 00:06:09,269 (中島)「しかし 世界に たくさんある 国と国との間には➡ 73 00:06:09,269 --> 00:06:14,107 いろいろの原因から いつ 戦争が始まらないとも限りません」。 74 00:06:14,107 --> 00:06:18,011 (せきばらい) 75 00:06:18,011 --> 00:06:22,282 昼休みに 手紙 渡した。 池田にか? 76 00:06:22,282 --> 00:06:26,152 ああ 直接だ。 で どうだったの? 77 00:06:26,152 --> 00:06:29,823 池田 顔 赤くして うつむいてたぜ。 78 00:06:29,823 --> 00:06:32,659 ⚟(鐘の音) 79 00:06:32,659 --> 00:06:35,695 (中島)よしっ。 それじゃ 今日の授業は これまで。➡ 80 00:06:35,695 --> 00:06:39,299 掃除当番は除いて 帰ってよし。➡ 81 00:06:39,299 --> 00:06:41,668 あっ 岩本。 はい? 82 00:06:41,668 --> 00:06:45,472 ちょっと 職員室 来るように。 はあ…。 83 00:06:53,179 --> 00:06:57,684 (南)先生に 何 言われたの? うん… ちょっとな。 84 00:06:57,684 --> 00:07:00,453 ちょっと 何? 何でもないよ…。 85 00:07:00,453 --> 00:07:03,790 池田に出した ラブレターのことじゃないのか? 86 00:07:03,790 --> 00:07:10,463 そうなの?うん。 池田諒子が ラブレターを 先生に渡した。 87 00:07:10,463 --> 00:07:12,399 えっ? それで…? 88 00:07:12,399 --> 00:07:16,269 「受験を前にして ラブレターなんて書くのは けしからん!➡ 89 00:07:16,269 --> 00:07:22,142 お父さんに来てもらう」って…。 うわあ…! 90 00:07:22,142 --> 00:07:26,646 うちのお父さん 怖いんだ。 知ってる。 91 00:07:26,646 --> 00:07:32,152 学校の保護者会の会長やってるし かなり 世間体を 気にする方だから…➡ 92 00:07:32,152 --> 00:07:35,055 とてもじゃないけど こんなこと お父さんに知れたら➡ 93 00:07:35,055 --> 00:07:39,492 大変な事になるから きっと殴られるから。 尚ちゃん…。 94 00:07:39,492 --> 00:07:43,296 それ どういう意味だ? お前 まさか…? 95 00:07:43,296 --> 00:07:46,499 ごめん! ごめん ジュンノーちゃん! 96 00:07:46,499 --> 00:07:48,535 手紙 書いたの ジュンノーちゃんだって…。 97 00:07:48,535 --> 00:07:51,371 尚ちゃん…! (尚久)ごめん ごめん。 98 00:07:51,371 --> 00:07:54,674 何だよ それ! それ ひどすぎないか?➡ 99 00:07:54,674 --> 00:07:59,179 だって 手紙頼んだの お前じゃないかよ! 謝って済むことか? 100 00:07:59,179 --> 00:08:01,614 もういいよ 南君。 よくないよ! 101 00:08:01,614 --> 00:08:05,118 僕は そうやって嘘つく人間 大嫌いなんだ! 102 00:08:05,118 --> 00:08:08,455 でも 尚ちゃんの気持ちも分かるよ。 (南)えっ? 103 00:08:08,455 --> 00:08:11,358 あのお父さん 怖いもんね。 104 00:08:11,358 --> 00:08:15,628 南君も そう言ったろ? うん…。 105 00:08:15,628 --> 00:08:18,531 ごめん。 ごめんね ジュンノーちゃん…。 106 00:08:18,531 --> 00:08:20,967 泣くなって 尚ちゃん。 (尚久)だって…。 107 00:08:20,967 --> 00:08:24,637 もういいって…。 だって だって…➡ 108 00:08:24,637 --> 00:08:28,508 今 ジュンノーちゃんのお母さん… 先生に 呼び出されてるんだ。 109 00:08:28,508 --> 00:08:30,510 えっ? 110 00:08:30,510 --> 00:08:35,148 何ですか? これ…。 本人は ラブレターのつもりなんでしょうな。 111 00:08:35,148 --> 00:08:38,051 何が言いたいのか さっぱり分かりませんね。 112 00:08:38,051 --> 00:08:43,023 ええ…。 もう少し 淳之介君は 文才があると思ったのですが…。 113 00:08:43,023 --> 00:08:48,161 まったくです。 あっ いや それは ともかく…。 114 00:08:48,161 --> 00:08:53,500 はい? 6年生といえば 年頃です。 思春期です。 115 00:08:53,500 --> 00:08:57,370 異性に関心を持つというのも 当然といえば 当然です。 116 00:08:57,370 --> 00:09:00,106 何せ 淳は エイスケさんの子ですから。 117 00:09:00,106 --> 00:09:03,009 は…? あ… いえ。 118 00:09:03,009 --> 00:09:07,981 しかし 今は 受験を前にして それどころではないはずです。 119 00:09:07,981 --> 00:09:12,252 はい。 淳之介君は 大変 優秀な成績です。 120 00:09:12,252 --> 00:09:18,058 しかし こんな調子では 府立一中も どうなるか…。 121 00:09:18,058 --> 00:09:21,261 もっと しっかり 家庭で 監督していただかないと…。 122 00:09:21,261 --> 00:09:23,630 はい。 123 00:09:23,630 --> 00:09:27,801 全く 私には 淳之介君が 何を考えているのか➡ 124 00:09:27,801 --> 00:09:29,736 さっぱり 分かりません! 125 00:09:29,736 --> 00:09:32,272 先生…。 (中島)はい…? 126 00:09:32,272 --> 00:09:35,642 私は 淳之介と 12年近い つきあいになりますが➡ 127 00:09:35,642 --> 00:09:39,145 あの子が 何を考えてるか さっぱり分かりません。 128 00:09:39,145 --> 00:09:41,481 親の私が 分からないんですから➡ 129 00:09:41,481 --> 00:09:44,818 先生が 分からないのは 当然のことですわ。 130 00:09:44,818 --> 00:09:49,155 そんなに ご自分を責めてはいけません。 あんまり 気になさらない方が➡ 131 00:09:49,155 --> 00:09:52,659 よろしいですわ。 はあ…。 132 00:09:55,929 --> 00:10:00,500 何なん? これ…。 ラブレターのつもりらしいです。 133 00:10:00,500 --> 00:10:05,171 困ったもんじゃな 勉強もせんと。 じゃから 言うたんよ。 134 00:10:05,171 --> 00:10:09,509 「補習に通わせた方がいい」いうて。 とにかく 気を付けんと➡ 135 00:10:09,509 --> 00:10:13,680 淳の場合は おじいちゃんも お父さんも 女に弱いんじゃから…。 136 00:10:13,680 --> 00:10:16,516 (エイスケ)誰が 女に弱いんですか? お帰りなさい…。 137 00:10:16,516 --> 00:10:21,020 お久しぶりです。 そうだ。 ちょうど よかった。 138 00:10:21,020 --> 00:10:24,057 エイスケさん 淳の相談相手になってあげて下さい。 139 00:10:24,057 --> 00:10:28,328 やっぱり こういうことは 男親の方がね。 何 言うん? 140 00:10:28,328 --> 00:10:31,197 この人に 相談なんかしたら ろくなことにならんわ。 141 00:10:31,197 --> 00:10:34,100 火に油を注ぐようなもんじゃわ。 142 00:10:34,100 --> 00:10:37,971 何? 相談って…。 淳が 学校の女生徒に➡ 143 00:10:37,971 --> 00:10:42,709 ラブレター出したんです。 これ…。 へえ~! 淳も やるねえ! 144 00:10:42,709 --> 00:10:46,579 やっぱり 俺の息子だね…! ほらほら 言わんこっちゃないわ。 145 00:10:46,579 --> 00:10:49,215 それが ひどい手紙なのよ もう。 146 00:10:49,215 --> 00:10:55,088 ふ~ん。 どれどれ…。 「池田諒子様。➡ 147 00:10:55,088 --> 00:11:01,661 目を つぶれば あなたの ビーナスのような ほほ笑みが現れて➡ 148 00:11:01,661 --> 00:11:07,667 僕の心を ときめかします。 そんな あなたへ…」。 149 00:11:10,169 --> 00:11:13,673 「雨も散らないに あまだれが」。 150 00:11:13,673 --> 00:11:20,547 ん? 「ぽてりぽてりと 胸になく。➡ 151 00:11:20,547 --> 00:11:27,187 今 酔さめて 空 見上ぐれば。 まばらな木の葉を こして➡ 152 00:11:27,187 --> 00:11:33,059 月が座ってる。 一人 なだかな この夜をば。➡ 153 00:11:33,059 --> 00:11:39,332 雨も散らないに あまだれが。 ぽてりぽてりと 胸になく」。 154 00:11:39,332 --> 00:11:44,203 何が 「ぽてりぽてり」よね? もう 頭 痛くなっちゃうわ。 155 00:11:44,203 --> 00:11:47,207 すばらしい! そうかしら…? 156 00:11:47,207 --> 00:11:50,343 だって これ 僕の詩だもん。 (光代 あぐり)えっ? 157 00:11:50,343 --> 00:11:53,246 いや~ 淳は 僕の詩の すばらしさに 気が付いたんだよ! 158 00:11:53,246 --> 00:11:56,549 やっぱり 僕の息子だなあ! 淳…。 アッハッハッハッハ。 159 00:11:56,549 --> 00:12:00,153 ところで 淳 どこ? 自分の部屋ですけど…。 160 00:12:00,153 --> 00:12:04,490 よし 早速行って 淳を褒めてやろう。 淳… 淳ちゃん…! 淳之介君! 161 00:12:04,490 --> 00:12:10,196 じゃから 言うたじゃろう。 火に油を注ぐだけじゃって。 162 00:12:11,831 --> 00:12:14,667 ジュンノーちゃん…。 おはよう。 163 00:12:14,667 --> 00:12:17,170 昨日は 怒られた? 別に…。 164 00:12:17,170 --> 00:12:20,506 優しいんだね ジュンノーちゃんのお母さん。 165 00:12:20,506 --> 00:12:24,844 「優しい」ね… 優しいっていうのとは ちょっと違うんだ。 166 00:12:24,844 --> 00:12:27,680 お父さんは…? パパは 褒めてくれた。 167 00:12:27,680 --> 00:12:31,184 えっ? 変わってるな ジュンノーちゃんのお父さん。 168 00:12:31,184 --> 00:12:34,854 尚ちゃん もう絶対に 裏切るなよ! 169 00:12:34,854 --> 00:12:37,757 分かってる。 もう絶対に 裏切らないから。 170 00:12:37,757 --> 00:12:41,527 (笑い声) (安吉)おい 岩本! 171 00:12:41,527 --> 00:12:43,863 (尚久)や… やあ おはよう。 172 00:12:43,863 --> 00:12:47,333 お前 池田諒子に ラブレター渡したそうだな? 173 00:12:47,333 --> 00:12:49,702 ええっ…? 174 00:12:49,702 --> 00:12:52,739 (安吉)ちょっと 裏庭まで 顔 貸せ! ちょ ちょ… いえ…。 175 00:12:52,739 --> 00:12:55,208 おい! 176 00:12:55,208 --> 00:12:58,544 ち… 違うんだ。 書いたのは 淳之介君なんだ。 177 00:12:58,544 --> 00:13:00,813 えっ? (南)また 裏切りやがった! 178 00:13:00,813 --> 00:13:04,284 (尚久)ごめん…。 本当か? 179 00:13:04,284 --> 00:13:08,488 ああ。 俺が 池田諒子に ラブレターを書いた。 180 00:13:08,488 --> 00:13:10,823 何か 悪いことしたか? ちょっと 顔 貸せ! 181 00:13:10,823 --> 00:13:13,293 嫌だね! 何だと? 来い! 182 00:13:13,293 --> 00:13:15,662 嫌だね! こいつ! 183 00:13:15,662 --> 00:13:27,273 (はやしたてる声) 184 00:13:27,273 --> 00:13:30,777 待て! 離せ 南! 185 00:13:33,846 --> 00:13:40,319 お前 バカだな。 岩本に頼まれて 書いたんだろう? 186 00:13:40,319 --> 00:13:44,190 だったら そう言えば よかったじゃねえか。 187 00:13:44,190 --> 00:13:48,061 初めてだぜ 俺を あおむけにしたヤツは。➡ 188 00:13:48,061 --> 00:13:53,533 やるな お前…。 まあね。 189 00:13:53,533 --> 00:13:56,436 安吉君…。 何だ…? 190 00:13:56,436 --> 00:14:00,973 池田諒子のこと 好きなの? 知らねえよ…。 191 00:14:00,973 --> 00:14:04,277 お前 知ってるのか? 何…? 192 00:14:04,277 --> 00:14:08,147 諒子 転校するんだ 来週。 えっ? 193 00:14:08,147 --> 00:14:10,083 えっ…? 本当? 194 00:14:10,083 --> 00:14:13,953 ああ。 お父さんが 実家の旅館を継ぐんで➡ 195 00:14:13,953 --> 00:14:20,660 転校するんだって。 そんな! そりゃないぜ。 196 00:14:20,660 --> 00:14:23,563 ひどすぎるよ そんなの…! 泣くなよ…。 197 00:14:23,563 --> 00:14:25,531 だって…。 198 00:14:25,531 --> 00:14:29,669 南君。 ちょっと なんとか言ってよ。 199 00:14:29,669 --> 00:14:31,604 (泣き声) 200 00:14:31,604 --> 00:14:33,539 (淳之介)あれ…? 201 00:14:33,539 --> 00:14:37,176 (尚久)バカ! 何で お前が泣くんだよ。 202 00:14:37,176 --> 00:14:42,515 だって…。 (淳之介)まさか 南君も そうなの? 203 00:14:42,515 --> 00:14:47,186 それなら そうと言えよ バカ! 204 00:14:47,186 --> 00:14:51,524 全く どうなってんだよ…!? 205 00:14:51,524 --> 00:14:55,228 (2人の泣き声)