1 00:00:00,000 --> 00:00:04,380 [赤い袖先] 2 00:00:22,663 --> 00:00:25,230 だから 私は今お前に 3 00:00:25,950 --> 00:00:30,818 私の後宮になってくれと言っているのだ 4 00:01:07,876 --> 00:01:09,565 内禁衛将 (ネグミジャン:王を護衛する親衛隊の長官) 5 00:01:10,474 --> 00:01:11,464 はい 殿下 6 00:01:11,464 --> 00:01:13,598 内禁衛将は 7 00:01:15,163 --> 00:01:19,443 女人の心をよく知っているのか? 8 00:01:19,443 --> 00:01:21,154 はい? 9 00:01:21,154 --> 00:01:22,944 何でもない 10 00:01:23,867 --> 00:01:25,803 殿下 11 00:01:25,803 --> 00:01:28,173 女人の心なら 12 00:01:31,025 --> 00:01:33,332 私にはお見通しでございます 13 00:01:33,332 --> 00:01:37,032 何が気になっていらっしゃるのですか? どうぞお聞き下さい 14 00:01:37,032 --> 00:01:38,641 その... 15 00:01:39,371 --> 00:01:41,737 その女人に... 16 00:01:41,737 --> 00:01:45,485 好かれる方法と言うか 17 00:01:45,485 --> 00:01:47,418 でなければ 18 00:01:47,418 --> 00:01:50,385 どうやってその女人... 19 00:01:55,142 --> 00:01:56,898 何でもない 20 00:01:59,610 --> 00:02:01,093 殿下 21 00:02:01,093 --> 00:02:05,738 私は少し前に遅い結婚をしたでしょう 22 00:02:05,738 --> 00:02:10,420 私の内子(ネジャ)の後をあんなに追って いくら結婚しようと言っても 23 00:02:10,420 --> 00:02:12,742 答えてくれませんでした [内子ネジャ:人前で自分の妻を呼ぶ言葉] 24 00:02:12,742 --> 00:02:17,338 いや いっそ嫌なら嫌だと 言うべきではありませんか? 25 00:02:17,338 --> 00:02:20,534 その通りだ それで? 26 00:02:20,534 --> 00:02:24,454 初めはかっこよく見えるのが重要だと思い 27 00:02:24,454 --> 00:02:27,371 私の内子の前でこの刀を... 28 00:02:27,371 --> 00:02:29,100 申し訳ございません 殿下 29 00:02:29,100 --> 00:02:35,123 この刀も使い 弓もピューンピューン 矢がバーンと命中 30 00:02:36,297 --> 00:02:41,029 そうしたら反対に怖いと言って 逃げていくではありませんか 31 00:02:41,029 --> 00:02:43,650 いや なぜ… それで? 32 00:02:43,650 --> 00:02:47,003 ある時 私が兵士達を訓練させていて 33 00:02:47,003 --> 00:02:49,832 - 手を怪我してしまいました - そうだったな 34 00:02:49,832 --> 00:02:52,746 こんなみっともない姿は見せられないと思い 35 00:02:52,746 --> 00:02:55,988 私の内子を避けてまわっていたのですが 36 00:02:55,988 --> 00:03:01,946 突然… 突然私に関心を見せたのです 37 00:03:01,946 --> 00:03:04,329 ある時私に近づいてきて 38 00:03:04,329 --> 00:03:06,862 "ご飯食べましたか?" 39 00:03:06,862 --> 00:03:11,812 "ああ 手がこんな風だからご飯が食べられない" そうしたら 40 00:03:11,812 --> 00:03:15,737 クッパを食べさせてくれるのです 41 00:03:15,737 --> 00:03:17,407 またある時は 42 00:03:17,407 --> 00:03:20,267 "顔は洗いましたか?" 43 00:03:20,267 --> 00:03:26,832 "手が... 手がこんな風だからできない" そうしたら 44 00:03:26,832 --> 00:03:30,742 "あらまあ 汚ない人ね" そう言いながら 45 00:03:30,742 --> 00:03:33,729 顔を拭いてくれるではありませんか 46 00:03:40,465 --> 00:03:42,788 おわかりですか 殿下? 47 00:03:45,368 --> 00:03:47,765 一体何を...? 48 00:03:47,765 --> 00:03:49,341 殿下 49 00:03:49,341 --> 00:03:52,224 女人の前では 無条件で 50 00:03:52,224 --> 00:03:55,835 弱いふり 可哀そうなふり 51 00:03:55,835 --> 00:04:00,717 女人の同情心を思いっきり刺激すれば 52 00:04:00,717 --> 00:04:04,142 女人がよくしてくれます 53 00:04:07,044 --> 00:04:09,602 弱いふり? 54 00:04:10,754 --> 00:04:12,160 可哀そうなふり? 55 00:04:12,160 --> 00:04:14,633 はい 殿下 56 00:04:14,633 --> 00:04:16,248 本当なのか? 57 00:04:16,248 --> 00:04:18,720 私の命を賭けます 58 00:04:18,720 --> 00:04:23,254 弱いふり 可哀そうな— 59 00:04:24,642 --> 00:04:26,475 内禁衛将! 60 00:04:33,014 --> 00:04:34,285 逆徒です 61 00:04:34,285 --> 00:04:36,226 生きたまま連れてこい 62 00:04:36,226 --> 00:04:37,958 はい 殿下 63 00:05:04,702 --> 00:05:06,417 ­ 64 00:05:46,588 --> 00:05:49,621 宮中で変事が起きた 65 00:05:50,377 --> 00:05:54,362 逆徒達が押し入り 主上殿下を危めようとしたのです 66 00:05:54,984 --> 00:05:57,803 殿下はご無事なのですか? 67 00:05:57,803 --> 00:06:01,142 幸いなことに危険は免れられたわ 68 00:06:03,080 --> 00:06:05,095 捜索令が下された 69 00:06:05,095 --> 00:06:08,081 逆徒達はまだ宮廷を抜け出してはいない 70 00:06:08,081 --> 00:06:11,165 二人ずつ組んで 辺り一帯をくまなく探しなさい 71 00:06:11,165 --> 00:06:13,884 はい 媽媽任 72 00:06:13,884 --> 00:06:16,273 - 急いで - 一緒に行こう 73 00:06:23,579 --> 00:06:25,090 行こう 74 00:06:37,976 --> 00:06:43,469 今日起こった変事... オンニとは何も関係ないですよね? 75 00:06:43,469 --> 00:06:46,159 どうしてそんなわかりきったことを聞くの? 76 00:06:46,159 --> 00:06:51,110 ねえ あなたまで私を信じないなら悲しいわ 77 00:06:55,705 --> 00:06:58,827 今 聞こえませんでしたか? 78 00:06:58,827 --> 00:07:02,865 何を?何にも聞こえなかったけど 79 00:07:03,791 --> 00:07:07,159 あっちで何か動いたみたいです 80 00:07:08,435 --> 00:07:10,357 もう行こう 81 00:07:10,357 --> 00:07:13,371 でも調べてみないと 82 00:07:13,371 --> 00:07:15,105 やめなさいよ! 83 00:07:21,831 --> 00:07:25,995 本当に逆徒だったらどうするの? 私達二人しかいないのに 84 00:07:25,995 --> 00:07:28,749 - でも逆徒を見つけようと捜索して— - ちょっと 85 00:07:28,749 --> 00:07:32,348 私達が兵士じゃあるまいし 探すふりだけして戻らなきゃ 86 00:07:32,348 --> 00:07:34,829 本当に死にたいの? 87 00:07:39,961 --> 00:07:43,706 見たでしょ?ここには何もないわ 88 00:07:43,706 --> 00:07:45,309 行こう 89 00:08:20,505 --> 00:08:22,438 内禁衛将 90 00:08:23,639 --> 00:08:24,582 はい 令監 91 00:08:24,582 --> 00:08:26,967 罪人を捕らえてくれ 92 00:08:26,967 --> 00:08:28,518 はい 93 00:08:45,569 --> 00:08:47,580 捕らえろ! 94 00:08:47,580 --> 00:08:49,206 はい! 95 00:09:05,410 --> 00:09:08,154 大殿の宮女が 96 00:09:08,154 --> 00:09:11,059 大胆にも主上殿下を危めようとする? 97 00:09:14,590 --> 00:09:17,351 - 連れて行ってくれ - はい 98 00:09:17,351 --> 00:09:19,026 連れて行け 99 00:09:40,117 --> 00:09:41,731 でも... 100 00:09:41,731 --> 00:09:43,746 大丈夫? 101 00:09:43,746 --> 00:09:45,032 何がですか? 102 00:09:45,032 --> 00:09:47,840 あなた 身分を隠してるじゃない 103 00:09:48,456 --> 00:09:51,849 あなたがどうして恵嬪慈駕の家従の娘なの? 104 00:09:51,849 --> 00:09:54,707 あなたのお父さんは武官だったじゃない 105 00:10:02,641 --> 00:10:06,338 お父さんは壬午の年に亡くなりました 106 00:10:06,338 --> 00:10:08,043 まさか 107 00:10:08,043 --> 00:10:10,038 翊衛司? 108 00:10:10,038 --> 00:10:12,870 お亡くなりになった世子邸下に仕えていた? 109 00:10:14,144 --> 00:10:16,923 思悼世子が米櫃に閉じ込められた日 110 00:10:16,923 --> 00:10:19,824 世子翊衛司もみんな死んだんです 111 00:10:21,363 --> 00:10:26,793 主人が誤った道に引き入れたから みんな逆賊の汚名を着せられて死にました 112 00:10:27,854 --> 00:10:30,473 お母さんは耐えられなくて 113 00:10:31,315 --> 00:10:34,353 お父さんの後を追いました 114 00:10:34,353 --> 00:10:36,534 でもこんな風にべらべら話してもいいの? 115 00:10:36,534 --> 00:10:40,749 私が誰かに言ったら 命を失うかもしれないのに 116 00:10:40,749 --> 00:10:45,367 そんなことしないでしょ? 私はオンニを知ってるから 117 00:10:46,381 --> 00:10:47,671 私のこと知ってるの? 118 00:10:47,671 --> 00:10:49,207 知ってますよ もちろん 119 00:10:49,207 --> 00:10:53,518 小さい頃私と一緒にぶらんこに乗って 凧揚げしたウォレオンニ 120 00:10:56,076 --> 00:10:59,110 あの何の悩みもなかった頃が 121 00:10:59,110 --> 00:11:01,084 懐かしいわ 122 00:11:03,625 --> 00:11:06,776 オンニはあの頃に戻りたくないですか? 123 00:11:14,668 --> 00:11:18,345 わかった 私決めたわ 124 00:11:19,317 --> 00:11:21,051 何を? 125 00:11:23,169 --> 00:11:27,196 何も知らなかったあの頃には戻れないけど 126 00:11:27,196 --> 00:11:31,343 あの頃にいたあなたは守ってあげると 127 00:11:58,633 --> 00:12:00,973 ここで待っていて下さい 128 00:12:21,758 --> 00:12:26,147 ドギム... ドギム... 129 00:12:46,866 --> 00:12:49,504 尋問を受けに来たの? 130 00:12:50,928 --> 00:12:53,439 でも無傷なのね 131 00:12:53,439 --> 00:12:57,895 やっぱり殿下の寵愛を受けた内人だ 132 00:12:58,617 --> 00:13:00,506 ウォレオンニ 133 00:13:00,506 --> 00:13:03,312 私の髪を払ってくれる? 134 00:13:03,312 --> 00:13:06,063 目の前がよく見えない 135 00:13:23,078 --> 00:13:25,359 ましになった 136 00:13:25,359 --> 00:13:28,893 なぜ人をここまでひどく扱えるの? 137 00:13:28,893 --> 00:13:33,085 悪いことをしたから自業自得でしょう 138 00:13:35,367 --> 00:13:37,804 あの草むらに 139 00:13:37,804 --> 00:13:40,323 逆徒達が隠れていたんでしょう? 140 00:13:41,922 --> 00:13:45,855 どうして私を生かしてくれたんですか? 141 00:13:48,029 --> 00:13:50,684 ただそうしたかったから 142 00:13:52,838 --> 00:13:57,490 私だって... 自分の好きなようにしたっていいでしょ 143 00:13:58,688 --> 00:14:02,642 小さい頃 隣に住んでた妹のような子一人 144 00:14:03,300 --> 00:14:05,721 助けたっていいわよね? 145 00:14:07,712 --> 00:14:12,703 あなたは何でもない普通の子なのに 146 00:14:12,703 --> 00:14:15,632 不思議と嫌いになれない 147 00:14:15,632 --> 00:14:18,220 そういう人がいるの 148 00:14:19,749 --> 00:14:22,934 みんなから好かれて 149 00:14:23,607 --> 00:14:26,235 そばに置きたくなるような人 150 00:14:29,583 --> 00:14:32,281 宮廷の外では 151 00:14:32,281 --> 00:14:35,491 それは得になるけど 152 00:14:35,491 --> 00:14:37,853 宮廷の中では 153 00:14:39,169 --> 00:14:41,028 どうだろう... 154 00:14:43,099 --> 00:14:45,384 毒になるかも 155 00:14:50,873 --> 00:14:54,313 あなたを欲しがる人が多くなればなるほど 156 00:14:56,511 --> 00:15:00,198 あなたには毒になるわ 157 00:16:03,747 --> 00:16:05,513 さよなら 158 00:16:35,338 --> 00:16:37,524 気味尚宮は? (王が食べる前に毒見をする尚宮) 159 00:16:37,524 --> 00:16:41,042 都承旨*から尋問を受けていると聞きました (トスンジ:(承政院(王命の伝達や報告を行う官庁)の長官) 160 00:16:45,263 --> 00:16:48,601 私が無事ならそれでいいだろう 161 00:16:48,601 --> 00:16:52,504 逆徒のために お前まで泣き顔になる必要はない 162 00:16:55,980 --> 00:17:00,140 表情がまるで... 喪中の家の犬のようだな 163 00:17:00,843 --> 00:17:03,118 どうしてそんなひどいお言葉を 164 00:17:03,118 --> 00:17:05,849 あんまりでございます 殿下 165 00:17:05,849 --> 00:17:09,629 そうだ いっそ腹でも立ててみろ 166 00:17:09,629 --> 00:17:12,518 だらりとした顔を見るよりましだから 167 00:17:17,774 --> 00:17:20,106 賭けでも一つしてみるか? 168 00:17:20,106 --> 00:17:21,690 はい? 169 00:17:22,744 --> 00:17:27,385 負けた人が勝った人の望みを 一つ聞いてあげるということで 170 00:17:29,547 --> 00:17:35,118 望みならどんな望みでも構いませんか? 171 00:17:36,967 --> 00:17:39,162 するのか? 172 00:17:39,162 --> 00:17:41,176 はい 殿下 173 00:17:43,699 --> 00:17:46,567 叶えてほしい望みでもあるようだな 174 00:17:46,567 --> 00:17:50,212 実は 私の友達が大殿の宮女だったのですが 175 00:17:50,212 --> 00:17:54,173 先王が崩御された時に出宮になりました 176 00:17:54,173 --> 00:18:00,299 私が賭けに勝ったらその友達を また宮廷に呼び戻したいと思います 177 00:18:00,299 --> 00:18:01,932 それでも構いませんか? 178 00:18:01,932 --> 00:18:03,979 構わない 179 00:18:04,781 --> 00:18:07,163 もう嬉しそうだな? 180 00:18:07,163 --> 00:18:09,760 お前が勝つという保証もないのに 181 00:18:09,760 --> 00:18:13,145 殿下が勝たれたら何をお望みですか? 182 00:18:13,145 --> 00:18:17,304 この前私が言ったことについて 183 00:18:17,304 --> 00:18:19,760 お前の返事を聞かせてくれ 184 00:18:23,068 --> 00:18:25,588 代わりに賭けは 185 00:18:26,245 --> 00:18:29,385 何でもお前が好きなことでもいい 186 00:18:34,004 --> 00:18:35,918 するのか? 187 00:18:58,763 --> 00:19:03,640 水切りといって 庶民が楽しむささやかな遊びです 188 00:19:03,640 --> 00:19:05,073 私も知っている 189 00:19:05,073 --> 00:19:07,932 なさったことはございますか? 190 00:19:08,664 --> 00:19:10,703 幼い頃に 191 00:19:10,703 --> 00:19:12,797 何回かは 192 00:19:14,063 --> 00:19:17,496 私が殿下の石を選んで参りました 193 00:19:18,997 --> 00:19:20,919 ソン内人 194 00:19:20,919 --> 00:19:23,385 その石は良くないでしょう 195 00:19:26,210 --> 00:19:28,365 水切りをするときは 196 00:19:28,365 --> 00:19:31,713 こんな平たい石が良いのです 197 00:19:31,713 --> 00:19:33,198 殿下 198 00:19:33,198 --> 00:19:35,295 私が手本をお見せ致します 199 00:19:35,295 --> 00:19:37,429 いいですか 殿下 200 00:19:45,490 --> 00:19:47,774 ご覧になりましたか? 201 00:19:49,916 --> 00:19:53,134 - わかったから下がっていてくれ - はい 殿下 202 00:20:02,740 --> 00:20:07,446 始めに一度練習をさせるから 先に投げてみろ 203 00:20:38,856 --> 00:20:42,901 それぞれ三回ずつ投げて勝負を決めよう 204 00:20:42,901 --> 00:20:43,894 はい 205 00:20:43,894 --> 00:20:47,167 - 私の石は君が見つけてきてくれ - はい 殿下 206 00:20:53,729 --> 00:20:55,783 何をしている? 207 00:20:55,783 --> 00:20:57,772 石を見つけてこい 208 00:21:05,752 --> 00:21:09,230 これは殿下の... 209 00:21:22,825 --> 00:21:25,435 最高の石を見つけて参りました 210 00:21:31,503 --> 00:21:34,407 お始め下さい 211 00:21:34,407 --> 00:21:36,632 先に投げてみろ 212 00:21:45,558 --> 00:21:47,901 私の勝ちです! 213 00:22:08,104 --> 00:22:10,185 私の勝ちだな 214 00:22:13,829 --> 00:22:18,476 お前がまた呼び戻したい宮女は キム・ボギョンか? 215 00:22:18,476 --> 00:22:20,915 どうしておわかりになったのですか? 216 00:22:28,706 --> 00:22:31,762 お前があの者達といる姿を時々見かけた 217 00:22:32,399 --> 00:22:35,210 お前はいつも笑っていて 218 00:22:36,353 --> 00:22:38,020 私はいつも... 219 00:22:39,579 --> 00:22:42,823 自分の物を取られた気分になった 220 00:22:48,682 --> 00:22:51,120 お前には友達が 221 00:22:52,115 --> 00:22:54,868 私よりもっと大切なのか? 222 00:23:23,776 --> 00:23:28,126 賭けはお前が勝ったから 約束は守ろう 223 00:23:31,995 --> 00:23:34,172 殿下... 224 00:23:54,776 --> 00:23:56,967 - ボギョン! - ボギョン! 225 00:23:56,968 --> 00:23:59,001 みんな! 226 00:24:00,015 --> 00:24:02,371 元気にしてた? 227 00:24:03,249 --> 00:24:05,705 どうして泣くのよ? 228 00:24:06,568 --> 00:24:09,169 これつけてるのよ 229 00:24:09,169 --> 00:24:11,378 私達が買ってあげたものね! 230 00:24:11,378 --> 00:24:14,470 - よく似合ってる - 全部つけたわ 231 00:24:14,470 --> 00:24:16,706 ボギョン 232 00:24:19,398 --> 00:24:22,342 会いたかったわ 233 00:24:25,229 --> 00:24:26,760 殿下 234 00:24:26,760 --> 00:24:31,295 殿下の大海のような恩恵で 友達とまた会うことができました 235 00:24:32,470 --> 00:24:35,446 ありがたき幸せでございます 236 00:24:38,088 --> 00:24:40,223 とても嬉しそうだな 237 00:24:40,223 --> 00:24:42,048 はい 238 00:24:43,565 --> 00:24:46,074 いいから墨でも磨ってくれ 239 00:25:08,124 --> 00:25:09,973 殿下 240 00:25:09,973 --> 00:25:13,993 逆徒の背後はおわかりになりましたか? 241 00:25:16,895 --> 00:25:18,799 安心致しました 242 00:25:18,799 --> 00:25:22,348 災いの根を取り除き処断なさって下さい 243 00:25:24,249 --> 00:25:28,240 それでは全部殺さなければならないが 244 00:25:32,245 --> 00:25:35,510 私が殺すべきだと思うか? 245 00:25:36,565 --> 00:25:39,302 殿下に危害を加えようとする 逆徒をお許しになることは— 246 00:25:39,302 --> 00:25:40,853 殿下 247 00:25:40,853 --> 00:25:44,702 都承旨が謁見を求めております 248 00:25:44,702 --> 00:25:46,569 通せ 249 00:25:46,569 --> 00:25:48,457 はい 250 00:25:58,541 --> 00:26:02,473 明日便殿で決めるとはっきり言ったはずだが 251 00:26:08,336 --> 00:26:10,465 後回しにできることではございません 252 00:26:10,465 --> 00:26:16,003 お許しいただけないなら一日中ひれ伏して お願い申し上げる覚悟で参りました 253 00:26:16,981 --> 00:26:22,229 避けられない道だと 殿下もおわかりになることでしょう 254 00:26:23,695 --> 00:26:25,360 恩全君に死をお与え下さい 255 00:26:25,360 --> 00:26:28,530 [恩全君ウンジョングン:思悼世子の息子・サンの異母弟] 256 00:26:33,631 --> 00:26:35,445 茶はもういいから下がっていろ 257 00:26:35,445 --> 00:26:37,950 はい 殿下 258 00:27:13,076 --> 00:27:16,792 ドギム 何かあった? 259 00:27:16,792 --> 00:27:20,572 ボギョンが戻ってきたのに嬉しくないの? 260 00:27:20,572 --> 00:27:22,417 嬉しいわ 261 00:27:25,659 --> 00:27:29,135 でもちょっと怖くもあるわ 262 00:27:31,638 --> 00:27:36,464 私 一つ失敗してしまった 263 00:27:36,464 --> 00:27:38,955 失敗? 264 00:27:38,955 --> 00:27:42,651 久しぶりにボギョンに会って心が弾んでたから 265 00:27:44,342 --> 00:27:47,399 殿下の恩恵がありがたい 266 00:27:47,399 --> 00:27:50,292 私もやはり殿下の安全が心配だ 267 00:27:50,292 --> 00:27:53,163 やたらと恩を感じていることを言いたかったの 268 00:27:53,163 --> 00:27:57,331 それで逆徒達を残さず 処断しろとお願いしてしまった 269 00:27:57,331 --> 00:27:59,487 それがどうして? 270 00:27:59,487 --> 00:28:02,435 当然のことを言ったみたいだけど 271 00:28:04,017 --> 00:28:07,915 その逆徒達の中に恩全君もいたって 272 00:28:09,262 --> 00:28:12,468 殿下は弟を殺さないといけないの 273 00:28:12,468 --> 00:28:17,737 私は殿下に早く行って弟を殺せと 言ったことになったのよ 274 00:28:19,422 --> 00:28:21,588 ドギム 275 00:28:21,588 --> 00:28:24,989 あんたは知らずに言ったことだから 276 00:28:24,989 --> 00:28:30,671 殿下のそばでは一言も軽々しく言えない 277 00:28:32,225 --> 00:28:35,331 時々息が詰まりそうになる 278 00:29:23,867 --> 00:29:28,550 罪人ホン・ジョンヨは 外に出てきて王命を受けなさい 279 00:29:45,322 --> 00:29:50,681 最近 君の噂がよく聞こえてくる 280 00:29:51,916 --> 00:29:55,057 主上殿下を後ろ盾にし 281 00:29:55,057 --> 00:29:59,638 飛ぶ鳥を落とす勢いで 権力を振り回しているんだろう? 282 00:29:59,638 --> 00:30:02,628 以前とはかなり立場が変わりましたね 283 00:30:02,628 --> 00:30:06,123 大監はいかがですか? 284 00:30:06,123 --> 00:30:09,435 過ぎたことを後悔なさっていますか? 285 00:30:09,435 --> 00:30:14,074 もちろんだ 後悔している 286 00:30:15,918 --> 00:30:22,046 王がまだ世孫だった時に 必ず殺しておくべきだったのに 287 00:30:23,545 --> 00:30:26,707 悪態をつき 288 00:30:26,707 --> 00:30:30,862 犬のように飛びかかり食いちぎってでも 289 00:30:31,778 --> 00:30:35,567 息の根を止めておくべきだったのに 290 00:30:35,567 --> 00:30:38,570 無駄に後のことを計算し 291 00:30:38,570 --> 00:30:43,910 頭を使ったらこのざまだ 292 00:30:49,781 --> 00:30:51,482 何だ? 293 00:30:52,231 --> 00:30:57,395 君はこんなざまにならないと思うのか? 294 00:30:57,395 --> 00:31:04,084 君の世界が千年万年続くと思うのか? 295 00:31:14,945 --> 00:31:17,426 私がただ 296 00:31:17,426 --> 00:31:21,356 殿下の寵愛だけに頼り この座にいることはわかっています 297 00:31:21,356 --> 00:31:24,434 その寵愛が終わる日も来るでしょう 298 00:31:27,121 --> 00:31:29,963 しかしご心配なく 299 00:31:29,963 --> 00:31:36,459 後々のために 私も 準備していることがありますから 300 00:31:36,459 --> 00:31:38,249 そうか 301 00:31:39,301 --> 00:31:46,448 君の計画通りになるかあの世から見ていよう 302 00:31:46,448 --> 00:31:53,076 私の予感だが 我々は思っているより早く 303 00:31:53,076 --> 00:31:56,507 また会うことになりそうだ 304 00:31:58,465 --> 00:31:59,764 いいか ドンノ 305 00:31:59,764 --> 00:32:04,758 いや ホン・グギョンか 306 00:32:06,205 --> 00:32:13,642 今の王は...  君が思っているより はるかに怖い人だよ 307 00:32:13,642 --> 00:32:19,527 殿下については大監より 私の方がよく知っています 308 00:32:20,596 --> 00:32:26,768 遠くにいてこそ 見えてくることもあるものだ 309 00:32:26,768 --> 00:32:29,421 見送りはこれくらいにしておきましょう 310 00:32:36,682 --> 00:32:42,416 一族の目上の方が最後に 旅立たれる道を見守りに来ました 311 00:32:45,139 --> 00:32:47,706 これで失礼します 312 00:33:41,980 --> 00:33:46,073 叔母上の息子は流刑地で死にました 313 00:33:46,073 --> 00:33:51,779 直接知らせるのが道理だろうと思い 叔母様をお呼びしました 314 00:33:52,746 --> 00:33:57,399 殿下が殺したのですか? 315 00:33:57,399 --> 00:33:59,517 はい 316 00:33:59,517 --> 00:34:01,837 私が殺しました 317 00:34:02,717 --> 00:34:07,938 叔母上の代わりに叔母上の息子を殺しました 318 00:34:09,555 --> 00:34:13,406 息子が生かしてくれた命ですから 大切にして下さい 319 00:34:15,035 --> 00:34:17,554 お下がりになって結構です 320 00:34:28,991 --> 00:34:35,211 チョン氏の妻は主上殿下に 礼を尽くして下がりなさい 321 00:34:45,624 --> 00:34:49,284 息子に生かしてもらった命ですから 322 00:34:49,284 --> 00:34:52,480 無駄に捨てはしません 323 00:35:34,607 --> 00:35:38,669 殿下 お気をつけ下さい 324 00:35:38,669 --> 00:35:41,580 - 殿下! - 殿下はとても酔われています 325 00:35:41,580 --> 00:35:42,625 こちらへ 326 00:35:42,625 --> 00:35:46,670 - 酔っていないぞ - いえいえ 酔われています 327 00:35:48,991 --> 00:35:52,113 - 御医を呼んできます - はい 328 00:35:55,282 --> 00:35:57,020 殿下 329 00:36:09,934 --> 00:36:12,374 ドギムじゃないか? 330 00:36:13,605 --> 00:36:16,860 夜遅くまでご苦労だな 331 00:36:21,271 --> 00:36:24,920 お?ソ尚宮もご苦労だな 332 00:36:37,349 --> 00:36:39,884 本当にご苦労だな 333 00:36:40,506 --> 00:36:41,936 - 内禁衛将 - はい 殿下 334 00:36:41,936 --> 00:36:44,612 内禁衛将も本当にご苦労だな 335 00:36:44,612 --> 00:36:46,426 ありがたき幸せでございます 336 00:36:46,426 --> 00:36:48,393 私が今日 337 00:36:48,393 --> 00:36:53,588 君達に賜り物を授けよう 338 00:36:53,588 --> 00:36:56,407 - ありがたき幸せでございます - ありがたき幸せでございます 殿下 339 00:36:56,407 --> 00:36:59,430 よし それでは... 340 00:36:59,430 --> 00:37:03,840 どれどれ... 341 00:37:07,360 --> 00:37:10,760 それでは... これだ 342 00:37:21,685 --> 00:37:24,213 行って蜂蜜水を持ってきなさい 343 00:37:24,213 --> 00:37:25,777 - ソ尚宮 - はい? 344 00:37:25,802 --> 00:37:27,770 実は今日... 345 00:37:28,831 --> 00:37:33,962 ソン・ドギム どこに行くつもりだ? 346 00:37:33,962 --> 00:37:37,105 私が賜り物を授けるところなのに 347 00:37:37,105 --> 00:37:39,454 そばに座れ 348 00:37:49,082 --> 00:37:52,381 私が君達に賜り物を準備したから 349 00:37:52,381 --> 00:37:56,479 一家に代々伝えるように 350 00:37:56,479 --> 00:37:59,820 - いいか? - ありがたき幸せでございます 351 00:38:08,157 --> 00:38:12,995 細く... 352 00:38:12,995 --> 00:38:17,456 長く... 353 00:38:18,971 --> 00:38:20,654 - ソ尚宮 - はい 354 00:38:20,654 --> 00:38:23,889 私の描いた絵の腕前はどうだ? 355 00:38:23,889 --> 00:38:27,381 どうしてこんなにも素晴らしいのでしょうか 殿下 356 00:38:27,381 --> 00:38:31,530 謙斎鄭敾*も泣いて帰ることでしょう (キョムジェチョンソン:朝鮮時代の画家) 357 00:38:33,990 --> 00:38:38,821 仁王霽色図*と言えどもこれより良いでしょうか? (鄭敾が描いた水墨画の代表作) 358 00:38:40,738 --> 00:38:42,519 - そうか? - はい 殿下 359 00:38:42,519 --> 00:38:45,693 ではこの絵はソ尚宮に 360 00:38:45,693 --> 00:38:48,688 ありがたき幸せでございます 361 00:38:50,698 --> 00:38:52,465 - 内禁衛将 - はい 殿下 362 00:38:52,465 --> 00:38:57,975 内禁衛将も一枚欲しいだろう? 363 00:38:57,975 --> 00:38:59,733 はい もちろんでございます 殿下 364 00:38:59,734 --> 00:39:06,692 では私が内禁衛将と そっくりな絵を描いてあげよう 365 00:39:06,692 --> 00:39:08,831 ありがたき幸せでございます 366 00:39:20,404 --> 00:39:25,552 ほら これが内禁衛将のだ 367 00:39:27,615 --> 00:39:28,983 これは何でしょうか? 368 00:39:28,983 --> 00:39:35,031 何だとは何だ?君とそっくりじゃないか? 369 00:39:37,185 --> 00:39:40,318 いや何 私とそっくりですね! 370 00:39:43,611 --> 00:39:48,921 お前は... 今日に限って静かだな 371 00:39:52,448 --> 00:39:54,176 私が今日 372 00:39:54,176 --> 00:39:58,002 ソン・ドギムのためにも絵を描いてやろう 373 00:40:11,969 --> 00:40:14,199 ほら 374 00:40:14,199 --> 00:40:17,803 私の絵の腕前はどうだ? 375 00:40:17,803 --> 00:40:22,007 恐れ多くも正直に申し上げますと 376 00:40:26,285 --> 00:40:29,876 図画署の画員であるキム・ホンド*が 絵が上手だと言っても(朝鮮時代の宮廷画家) 377 00:40:29,876 --> 00:40:34,392 とても殿下の腕前とは比べ物にならないでしょう 378 00:40:34,392 --> 00:40:36,317 その通りです 379 00:40:37,113 --> 00:40:40,773 - そうか? - はい 殿下 380 00:40:42,420 --> 00:40:46,260 ではこの絵はソン・ドギムにあげよう 381 00:40:47,935 --> 00:40:51,754 殿下 とても羨ましいです 382 00:40:51,754 --> 00:40:53,663 私にもう一枚いただけないでしょうか 383 00:40:53,663 --> 00:40:58,465 殿下 ドギムだけお可愛がりになってはいけません 384 00:40:59,332 --> 00:41:01,771 そうか そう言うなら 385 00:41:01,771 --> 00:41:06,831 もう一枚だけ描いてあげよう 386 00:41:06,831 --> 00:41:09,534 はい 殿下 387 00:41:09,534 --> 00:41:11,345 蜂蜜水を持って参ります 388 00:41:11,345 --> 00:41:16,952 わかった 二人にそっくりな絵を描いてあげよう 389 00:41:16,952 --> 00:41:18,386 ありがたき幸せでございます 390 00:41:18,386 --> 00:41:24,188 それでは これは内禁衛将のだ 391 00:41:29,248 --> 00:41:32,711 素晴らしいな! 392 00:41:33,996 --> 00:41:36,240 尚膳*に持って行け (サンソン:内侍府(官庁の1つ)の長官・王の私的秘書] 393 00:41:36,240 --> 00:41:38,810 はい 殿下 394 00:41:46,493 --> 00:41:51,488 殿下が今日恩全君を 死罪にしたということですか? 395 00:41:52,146 --> 00:41:58,067 逆徒の連判状から 恩全君の名前が出てきたそうです 396 00:41:58,846 --> 00:42:04,534 それで殿下もお許しになるしか... 397 00:42:05,647 --> 00:42:12,114 殿下は弟だけは絶対殺さないと 何日も頑張っていらっしゃったのに 398 00:42:13,426 --> 00:42:16,468 胸の内はどんなにか… 399 00:42:38,212 --> 00:42:40,815 殿下が他の人達は— 400 00:42:40,815 --> 00:42:43,763 一人でいたくて出て行かせた 401 00:42:44,869 --> 00:42:47,634 お前も行ったと思っていた 402 00:42:53,870 --> 00:42:56,009 こちらをどうぞ 403 00:43:26,512 --> 00:43:29,032 とてもお辛いのですか? 404 00:43:30,869 --> 00:43:33,681 お前が言うことではないだろう 405 00:43:36,443 --> 00:43:40,076 私を一番辛くさせている人のくせに 406 00:43:43,223 --> 00:43:45,829 なぜ最近私を避ける? 407 00:43:47,874 --> 00:43:50,584 別堂にも来ないで 408 00:43:51,944 --> 00:43:54,546 最近あれこれ忙しいことが多く... 409 00:43:54,546 --> 00:43:58,090 私と二人きりになることを 避けているのではなく? 410 00:44:00,488 --> 00:44:04,640 答えでも催促されるかと怖がっているのか? 411 00:44:09,913 --> 00:44:17,548 お前は最近… 他の人達と同じように振る舞っている 412 00:44:17,548 --> 00:44:19,038 何のお話なのか… 413 00:44:19,038 --> 00:44:22,470 他の人達みたいに私を怖がっている 414 00:44:23,993 --> 00:44:27,596 実の弟まで殺す王だから怖いのか? 415 00:44:28,600 --> 00:44:32,916 肉親までやたらに殺す人のそばにいるのが嫌か? 416 00:44:32,916 --> 00:44:34,421 なぜそんなことをおっしゃるのですか? 417 00:44:34,421 --> 00:44:37,337 ではなぜそんな目で私を見る? 418 00:44:37,337 --> 00:44:40,637 殿下がとてもお辛そうに見えて 419 00:44:41,911 --> 00:44:45,954 王位に就かれてからずっとお辛そうです 420 00:44:45,954 --> 00:44:49,138 一日も安らかに見えません 421 00:44:49,138 --> 00:44:51,196 何かして差し上げたくても 422 00:44:51,196 --> 00:44:53,884 私にできることは何もなく 423 00:44:54,780 --> 00:45:00,047 私は日ごとに自分の無力さを感じています 424 00:45:00,047 --> 00:45:03,815 いっそ私が刀を使える武官だったらよかったと 425 00:45:04,479 --> 00:45:07,773 そうすればそばでお守りすることができたのに 426 00:45:08,606 --> 00:45:10,690 笑わせるな 427 00:45:11,673 --> 00:45:15,951 刀を使う武官なら私の周りにいくらでもいる 428 00:45:17,742 --> 00:45:19,445 私が 429 00:45:20,635 --> 00:45:25,680 お前に求めているものは それではないと知っているはずなのに 430 00:45:41,392 --> 00:45:44,256 今日は運が悪かったな 431 00:45:45,146 --> 00:45:49,902 お前と私... 二人きりだ 432 00:45:50,652 --> 00:45:53,284 ひどく酔われています 433 00:45:53,284 --> 00:45:57,357 どうせ今日どんなお話をなさっても 覚えていらっしゃらないでしょう 434 00:45:57,357 --> 00:45:59,017 お前の言う通り 435 00:46:00,471 --> 00:46:04,195 明日になればひとつも覚えていないだろう 436 00:46:05,560 --> 00:46:13,215 どうせ記憶から消えてしまう夜なら 思い通りにしてもよくないか? 437 00:46:13,215 --> 00:46:18,288 殿下はお忘れになっても 私が覚えております ですから— 438 00:46:18,288 --> 00:46:20,087 そうだ 439 00:46:21,285 --> 00:46:23,982 お前は覚えているだろう 440 00:46:25,595 --> 00:46:27,373 それがお前に与える罰だ 441 00:46:27,374 --> 00:46:29,143 罰とは? 442 00:46:29,143 --> 00:46:30,860 一体私が何を? 443 00:46:30,860 --> 00:46:38,167 よくも... 私を遠ざけようとした罪 444 00:47:05,727 --> 00:47:09,770 殿下? 445 00:48:04,570 --> 00:48:07,146 今 揀択令*を下すとおっしゃいましたか? (カンテク:王や世子の妃や後宮を選ぶ行事) 446 00:48:07,146 --> 00:48:09,517 主上には跡継ぎがいません 447 00:48:09,517 --> 00:48:14,517 このままでは私は 先王に合わせる顔がありません 448 00:48:14,517 --> 00:48:21,868 後宮でも揀択をして血統を繋ぐことは 私がするべき道理ではありませんか? 449 00:48:21,868 --> 00:48:26,952 私のそばに誰を置くかは私が決めます 450 00:48:26,952 --> 00:48:30,576 ではどうぞ後宮としてそばに置いて下さい 451 00:48:30,576 --> 00:48:35,699 この朝鮮の地に 主上が 手に入れられない女人がいますか? 452 00:48:36,518 --> 00:48:40,471 まさか主上の心を拒絶する 無礼な女人がいるはずもなく 453 00:48:40,471 --> 00:48:46,988 私の務めは私にお任せ下さい 454 00:48:46,988 --> 00:48:49,524 これは主上の務めではありません 455 00:48:49,524 --> 00:48:54,107 王室の最年長であるこの大妃*の務めです (テビ・在位中の王の母 または先王の王妃) 456 00:48:55,403 --> 00:48:59,367 この祖母が選んだ女人を後宮として入れること 457 00:48:59,367 --> 00:49:02,627 それがまさしく主上の務めです 458 00:49:02,627 --> 00:49:10,013 それで私には一言も相談もなく お決めになるということですか? 459 00:49:10,013 --> 00:49:16,085 私の兄を流刑にした時 主上は私に相談しましたか? 460 00:49:17,498 --> 00:49:23,223 主上がまだ世孫だった頃 私は主上に恩を施しました 461 00:49:23,223 --> 00:49:29,338 でも主上は王位に就いた途端 昔のことはすぐ忘れてしまいましたね 462 00:49:31,000 --> 00:49:33,199 主上はこの国の王ですが 463 00:49:33,212 --> 00:49:36,448 内命婦のことは私の務めです 464 00:49:36,448 --> 00:49:41,035 ですから手を出そうなんて思わないで下さい 465 00:49:44,323 --> 00:49:50,004 この祖母が判断して 主上に合う女人を選んで差し上げます 466 00:50:02,211 --> 00:50:04,778 - 尚膳 - はい 殿下 467 00:50:04,778 --> 00:50:07,632 母上は今どちらに? 468 00:50:08,640 --> 00:50:12,009 なぜ大妃殿と組まれたのですか? 469 00:50:15,213 --> 00:50:20,757 主上が私の弟と甥を殺そうとなさった時 470 00:50:23,116 --> 00:50:26,865 大妃媽媽が私の味方に なって下さることを求めました 471 00:50:26,865 --> 00:50:29,202 だから揀択令に反対しませんでした 472 00:50:29,202 --> 00:50:31,888 そんな名分もなかったから 473 00:50:33,270 --> 00:50:36,431 どうせ揀択令は形だけです 474 00:50:36,431 --> 00:50:40,879 すでに後宮になる女人は決まっています 475 00:50:40,879 --> 00:50:43,212 それは誰ですか? 476 00:50:45,541 --> 00:50:48,073 ホン・ドンノの妹ですか? 477 00:50:48,073 --> 00:50:51,652 都承旨は主上の忠臣ですから 主上にも悪くない— 478 00:50:51,652 --> 00:50:57,513 その忠臣が私の許しもなく 母上に会ったのですか? 479 00:50:57,513 --> 00:51:02,901 だから母上が大妃媽媽と ホン・ドンノを結びつけたのですか? 480 00:51:04,479 --> 00:51:09,699 ホン・ドンノは母上と同じホン氏一族ですから 481 00:51:09,699 --> 00:51:12,199 母上も大喜びされたことでしょうね 482 00:51:12,199 --> 00:51:14,956 - 主上 - はい 483 00:51:14,956 --> 00:51:19,602 全てが母上の思い通りになりました 484 00:51:19,602 --> 00:51:23,460 名門士大夫*の娘が私の中殿です (サデブ:両班・知識階級や官僚/中殿:王妃) 485 00:51:23,460 --> 00:51:26,956 新しく入る後宮もやはり名門の家出身で 486 00:51:26,956 --> 00:51:30,246 母上と同じホン氏一族の人でしょう 487 00:51:31,212 --> 00:51:34,020 これで満足されましたか? 488 00:51:34,020 --> 00:51:35,950 主上 489 00:51:37,799 --> 00:51:41,557 私はなぜ主上が 腹を立てているのかわかっています 490 00:51:41,557 --> 00:51:46,727 もう心の中に誰か他の人がいるからでしょう 491 00:51:50,106 --> 00:51:55,342 都承旨が訪ねてきた夜 私が誰を呼んだか知っていますか? 492 00:51:55,342 --> 00:52:00,579 ソン・ドギム あの子を呼びました 493 00:52:01,887 --> 00:52:07,449 あの子にお願いしました 主上の後宮になり 494 00:52:07,449 --> 00:52:10,395 主上を補佐してくれと 495 00:52:10,395 --> 00:52:14,042 申し訳ございません 恵慶宮邸下 (ヘギョングン:サンが王になって受けた称号) 496 00:52:14,042 --> 00:52:18,130 私は後宮になることを望んでおりません 497 00:52:26,253 --> 00:52:28,196 本当に 498 00:52:29,513 --> 00:52:33,762 あの子がそう言ったのですか? 499 00:52:33,762 --> 00:52:35,900 主上 500 00:52:35,900 --> 00:52:41,042 お望みなら私があの子の 意志を曲げることもできます 501 00:52:41,042 --> 00:52:43,843 私はあの子が好きですが 502 00:52:44,821 --> 00:52:48,930 主上は私の命より大切な息子ですから 503 00:52:52,259 --> 00:52:55,699 この母がどうすることをお望みですか? 504 00:53:06,920 --> 00:53:11,682 殿下 お探しの本はこれでしょうか? 505 00:53:17,210 --> 00:53:23,296 本はただの言い訳だ お前をここに呼ぶための 506 00:53:26,451 --> 00:53:29,109 聞きたいことがある 507 00:53:31,364 --> 00:53:34,346 母上に呼ばれたのか? 508 00:53:37,456 --> 00:53:44,059 私の後宮になってくれとおっしゃったのか? 509 00:53:44,888 --> 00:53:46,188 はい 510 00:53:46,188 --> 00:53:48,759 お前は断った? 511 00:53:48,759 --> 00:53:51,345 そうでございます 殿下 512 00:53:57,027 --> 00:54:03,049 なぜこんなことを母上から聞かなくてはいけない? 513 00:54:04,536 --> 00:54:07,470 承諾であろうが拒絶であろうが 514 00:54:09,275 --> 00:54:12,040 私に言うべきだっただろう 515 00:54:14,522 --> 00:54:16,840 何を怖がっている? 516 00:54:18,621 --> 00:54:24,304 いくら腹を立てたとしても 私がお前を傷つけると思うのか? 517 00:54:31,373 --> 00:54:34,517 後宮になりたくない理由は? 518 00:54:34,517 --> 00:54:37,262 自分のものを全部失ってしまうからです 519 00:54:37,262 --> 00:54:39,831 何を言っているのかわからない 520 00:54:39,831 --> 00:54:41,517 もっとわかるように言え 521 00:54:41,517 --> 00:54:43,224 殿下の後宮になれば 522 00:54:43,224 --> 00:54:48,453 私の全てを殿下に差し上げることになり 自分のものは何も残りません 523 00:54:50,822 --> 00:54:53,231 人は皆同じです 524 00:54:53,231 --> 00:54:58,193 誰かに全てを与えるなら その人の全ても欲しいと思うものです 525 00:54:58,193 --> 00:55:03,060 でも殿下はそうできる方ではないでしょう 526 00:55:04,157 --> 00:55:05,373 殿下には 527 00:55:05,373 --> 00:55:10,380 殿下の日常にしがない女人一人が 加わっただけにしか過ぎませんが 528 00:55:10,380 --> 00:55:17,235 私は 私の取るに足りない人生の全てが揺れ もう二度と元に戻ることはできません 529 00:55:20,839 --> 00:55:25,860 失いそうで怖いのです 530 00:55:29,299 --> 00:55:34,657 私の心を失いそうで怖いということか? 531 00:55:34,657 --> 00:55:36,474 いいえ 532 00:55:36,474 --> 00:55:40,450 自分自身を失いそうで怖いのです 533 00:55:47,041 --> 00:55:50,032 このことは先延ばしにしよう 534 00:55:52,598 --> 00:55:58,465 先延ばしにすると言っただけで 忘れるとは言ってない 535 00:56:46,983 --> 00:56:49,988 副校理(プギョリ) 来たのか (行政・研究機関の弘文館(官庁の1つ)の官職) 536 00:56:49,988 --> 00:56:54,518 領相*(ヨンサン)大監 朝報をご覧になりましたか? (領議政のこと/中央官庁の最高位の官職) 537 00:56:54,518 --> 00:56:58,868 大妃殿から教書が下ったそうです 538 00:56:58,868 --> 00:57:00,402 知っている 539 00:57:00,402 --> 00:57:02,829 後宮揀択とは... 540 00:57:02,829 --> 00:57:07,768 有力な候補者が誰がご存じですか? 541 00:57:07,768 --> 00:57:10,780 見なくてもわかりきっているだろう? 542 00:57:15,389 --> 00:57:17,317 都承旨令監 こんにちは 543 00:57:17,317 --> 00:57:20,540 今日に限ってまたお元気そうですね 544 00:57:31,501 --> 00:57:33,571 領議政大監 545 00:57:33,571 --> 00:57:35,680 来たのか 546 00:58:03,698 --> 00:58:05,840 揀択は内命婦のことだから 547 00:58:05,840 --> 00:58:10,212 当分の間 朝廷で言及することを禁じる 548 00:58:10,212 --> 00:58:16,007 殿下の跡継ぎを生み出すことは 国家と王室の運命がかかっております 549 00:58:16,007 --> 00:58:19,859 どうして内殿のことだけにしておけましょうか? 550 00:58:19,859 --> 00:58:22,732 私の後宮を入れることではあるが 551 00:58:22,732 --> 00:58:26,604 人を決める権利は大妃殿にある 552 00:58:26,604 --> 00:58:31,647 最年長の意を受け入れること以外 他にできることがあるのか? 553 00:58:32,458 --> 00:58:37,615 忠実な臣下なら当然でしゃばるべきではない 554 00:58:39,276 --> 00:58:41,453 殿下 555 00:58:53,599 --> 00:58:56,032 私 シム・フィウォン 556 00:58:56,032 --> 00:59:00,615 殿下に一つお伺いすることがございます 557 00:59:00,615 --> 00:59:02,357 副校理 言ってみなさい 558 00:59:02,357 --> 00:59:05,524 私はいまだに 559 00:59:05,524 --> 00:59:09,500 殿下が描かれている全体像が理解できません 560 00:59:10,244 --> 00:59:14,202 殿下はいつも奎章閣(キュジャンガク)にとどまり (王立図書館・若い人材を養成し 文献研究や政策立案を行った) 561 00:59:14,202 --> 00:59:19,121 身分の低い庶子出身の 検書官達を近くに置かれています 562 00:59:19,121 --> 00:59:21,083 恐れながらも申し上げますが 563 00:59:21,083 --> 00:59:25,146 あの者達がどのように役に立つのでしょう? 564 00:59:25,146 --> 00:59:31,199 殿下はこれからどんなことを 進めて行こうとお考えですか? 565 00:59:36,947 --> 00:59:39,910 無くしたい弊害がいくつかあり 566 00:59:39,910 --> 00:59:43,906 成し遂げたいことは三つある 567 00:59:46,513 --> 00:59:48,809 私は堯舜でもないのに [中国古代に徳をもって天下を治めた皇帝の堯と舜] 568 00:59:48,809 --> 00:59:51,913 三つは多すぎるようだ 569 00:59:51,913 --> 00:59:54,860 二つで十分だろう 570 00:59:59,746 --> 01:00:06,007 いや 考えてみると... 二つでも多いな 571 01:00:06,007 --> 01:00:10,494 一つ成し遂げられるだけでも十分だろう 572 01:00:13,155 --> 01:00:15,277 治水 573 01:00:15,277 --> 01:00:16,966 治水? 574 01:00:16,966 --> 01:00:21,384 それは水を統制するということでしょうか? 575 01:00:21,384 --> 01:00:25,867 堤防や土手を積み 洪水と干ばつの被害を減らすこと... 576 01:00:25,867 --> 01:00:34,316 殿下 治水は堤堰司でいくらでもできることでございます (チェオンサ:堤防の修理を任された官衛) 577 01:00:34,316 --> 01:00:36,026 いや 578 01:00:38,117 --> 01:00:43,160 私の考えるには治水より重要なものはなく 579 01:00:43,160 --> 01:00:46,379 それよりもっと急を要するものもない 580 01:00:46,379 --> 01:00:51,449 それで 今日は治水について論じてみよう 581 01:00:52,285 --> 01:00:56,051 副校理の考えはどうなのか聞いてみたいが 582 01:00:58,262 --> 01:01:00,514 申し訳ございません 583 01:01:02,069 --> 01:01:04,258 何もございません 584 01:01:12,706 --> 01:01:15,473 他の人もないのか? 585 01:02:02,552 --> 01:02:06,710 来なかったらどうしようかと心配していました 殿下 586 01:02:13,416 --> 01:02:19,270 主上の女人を選ぶことですから やはり主上も一緒ではないといけませんね 587 01:02:23,543 --> 01:02:27,333 あら あなただったのね 588 01:02:27,333 --> 01:02:28,676 大妃媽媽 589 01:02:28,676 --> 01:02:30,779 ちょうどよかったわ 590 01:02:30,779 --> 01:02:33,018 最近退屈しているから 591 01:02:33,018 --> 01:02:36,812 時々私のところに寄って 本でも読んでくれないかしら? 592 01:02:38,594 --> 01:02:40,158 お望みなら 593 01:02:40,158 --> 01:02:42,730 本を上手に読む内人を選び 594 01:02:42,730 --> 01:02:45,930 大殿にお送りします 595 01:02:45,932 --> 01:02:48,788 私はこの子がよいのです 596 01:02:52,915 --> 01:02:56,637 媽媽がお望みだからそうしなさい 597 01:02:57,439 --> 01:02:59,663 はい 殿下 598 01:03:02,632 --> 01:03:04,487 主上 599 01:03:05,925 --> 01:03:08,696 この祖母には眩暈症があるので 600 01:03:08,696 --> 01:03:12,905 少し手を貸してもらえるかしら? 601 01:03:34,684 --> 01:03:40,072 祖母として主上のことに 口出ししてみましょうか 602 01:03:41,284 --> 01:03:45,093 何かを欲しがる心は間違っていません 603 01:03:46,027 --> 01:03:52,999 今は王ですから欲張っても構いません 604 01:03:52,999 --> 01:03:58,444 欲しいものがあればよこせと 命令すればいいだけでしょう 605 01:03:59,347 --> 01:04:03,799 媽媽が何のお話をなさっているのか よくわかりません 606 01:04:04,682 --> 01:04:08,980 この祖母がいつでも主上を助けることを 607 01:04:08,980 --> 01:04:12,250 知っておいてくれという話です 608 01:04:12,250 --> 01:04:17,692 私はただ良い王になりたいと願っているだけで 609 01:04:17,692 --> 01:04:21,161 些細なことは気にしないようにしています 610 01:04:21,161 --> 01:04:24,522 それではもう少し努力しなければ 611 01:04:25,769 --> 01:04:30,294 まだ主上が成し遂げたことを 見せてもらってない 612 01:04:30,294 --> 01:04:33,075 主上は従祖父を殺し 613 01:04:33,075 --> 01:04:36,175 叔母の養子を殺し 614 01:04:36,175 --> 01:04:38,900 実の弟を殺し 615 01:04:45,613 --> 01:04:52,558 主上が今まで生き残るために もがいていたのはよくわかっています 616 01:04:54,593 --> 01:04:59,582 成し遂げたことは... どうでしょうね 617 01:04:59,582 --> 01:05:02,890 何一つ見せてもらってないわ 618 01:05:25,826 --> 01:05:31,832 みんなも知っている通り元嬪(ウォンビン)慈駕が 主上殿下の後宮として入られてきた 619 01:05:31,832 --> 01:05:35,905 元嬪慈駕はまず宮廷の 法と制度をお学びになります 620 01:05:35,905 --> 01:05:40,661 クォン尚宮媽媽任が慈駕の訓育のため 淑昌宮(スクチャングン)に行かれた 621 01:05:40,661 --> 01:05:44,955 媽媽任がいらっしゃらない間 大殿に何の問題もあってはいけない 622 01:05:44,955 --> 01:05:46,854 わかったわね? 623 01:05:46,854 --> 01:05:49,672 はい 媽媽任 624 01:05:52,825 --> 01:05:56,213 都承旨令監も本当にすごいわね 625 01:05:56,213 --> 01:05:59,302 昇格に昇格を繰り返して 626 01:05:59,302 --> 01:06:03,450 今度は妹まで後宮に入れて 外戚にまでなったわよ 627 01:06:04,921 --> 01:06:07,596 あんたは兼司書ナウリ 兼司書ナウリ言ってたけど 628 01:06:07,596 --> 01:06:09,788 もう実体がわかったでしょ? 629 01:06:09,788 --> 01:06:13,225 どれだけ貪欲で怖い人か 630 01:06:13,225 --> 01:06:16,505 ナウリの悪口言わないで 631 01:06:16,505 --> 01:06:18,486 もうナウリじゃないわ 632 01:06:18,486 --> 01:06:22,479 強大な権力を手にした都承旨令監でしょ 633 01:06:22,479 --> 01:06:27,274 この前の謀反の時も都承旨令監が 宮女何十人も打ちのめしたこと知ってる? 634 01:06:27,274 --> 01:06:31,469 無実の宮女まで手当たり次第に 引っ張って行ったのに 635 01:06:31,469 --> 01:06:32,940 ギョンヒ... 636 01:06:32,940 --> 01:06:35,110 もうやめて 637 01:06:37,143 --> 01:06:40,265 ソン氏姮娥任(ハンアニム)? 638 01:06:42,942 --> 01:06:44,064 元嬪慈駕 639 01:06:44,065 --> 01:06:46,382 やっぱり姮娥任でしたね! 640 01:06:46,382 --> 01:06:49,069 またお会いしたいと思っていたんです 641 01:06:50,466 --> 01:06:51,855 見て下さい 642 01:06:51,855 --> 01:06:56,514 姮娥任が下さった香囊(匂い袋) ちゃんとつけてたんです 643 01:06:56,514 --> 01:07:00,968 兄が時々姮娥任の話をしていました 644 01:07:00,968 --> 01:07:06,786 姮娥任はいい人だと 信じてもいい人だと 645 01:07:07,685 --> 01:07:10,284 元嬪慈駕! 646 01:07:10,284 --> 01:07:12,868 元嬪慈駕! 647 01:07:13,850 --> 01:07:17,529 元嬪慈駕 どちらにいらっしゃいますか? 648 01:07:28,323 --> 01:07:34,310 今夜殿下は淑昌宮にいらっしゃった 649 01:07:34,310 --> 01:07:36,132 はい 650 01:07:36,132 --> 01:07:42,880 どうせもう殿下はお戻りにならないから 楽にしていていいわ 651 01:07:43,663 --> 01:07:46,894 はいこれ いいものをあげる 652 01:07:47,780 --> 01:07:49,379 何ですか? 653 01:07:49,379 --> 01:07:53,447 中に綿が入ってるわ 抱いてたらどれだけ暖かいか 654 01:07:53,447 --> 01:07:57,261 これを抱いて 壁によりかかって少し寝なさい 655 01:07:58,162 --> 01:08:00,793 ありがとうございます 媽媽任 656 01:08:18,446 --> 01:08:23,443 ここに座って一晩中殿下を待つ仕事は 657 01:08:23,443 --> 01:08:28,254 ただ女官である私に与えられた任務なだけ 658 01:08:28,254 --> 01:08:31,357 だから 659 01:08:31,357 --> 01:08:33,150 余計なことは考えなくていい 660 01:08:33,150 --> 01:08:35,549 ­ 661 01:08:35,549 --> 01:08:38,900 待つことに慣れさえすればいい 662 01:08:39,812 --> 01:08:44,000 私はただ 王にお仕えする宮女なだけ 663 01:08:44,000 --> 01:08:50,260 ♫ 花びらさえ一枚ずつ ♫ 664 01:08:50,260 --> 01:08:53,010 ♫ 舞っていく ♫ 665 01:08:54,190 --> 01:09:00,290 ♫ 愛 そのありふれた心で ♫ 666 01:09:01,070 --> 01:09:07,520 ♫ 耐えてきた寂しい時間 ♫ 667 01:09:08,630 --> 01:09:16,100 ♫ 大切に抱きしめてくれたあなたの胸の中で ♫ 668 01:09:16,100 --> 01:09:23,070 ♫ こみ上げてきた涙をぐっとこらえ ♫ 669 01:09:23,070 --> 01:09:28,060 ♫ 私の世界を全て染めてしまった