1
00:00:00,540 --> 00:00:02,140
[赤い袖先]
2
00:00:02,140 --> 00:00:03,800
[赤い袖先]
3
00:00:52,089 --> 00:00:55,813
明日夜が明ける前に宮廷を出ていけ
4
00:00:57,900 --> 00:01:00,323
さっさと消えろ
5
00:01:02,197 --> 00:01:05,126
二度と私の前に現れるな
6
00:01:52,025 --> 00:01:55,316
どういうことなの?出宮って?
7
00:01:55,316 --> 00:01:57,415
今すぐ出ていくって?
8
00:01:57,415 --> 00:02:00,720
私は殿下を騙したんです
9
00:02:00,720 --> 00:02:04,106
殿下が宮女を騙すのは
当たり前のことかもしれませんが
10
00:02:04,106 --> 00:02:07,520
宮女がそうすることはできないから
11
00:02:09,498 --> 00:02:12,704
行って謝ろう
殿下に許しを請うのよ
12
00:02:12,704 --> 00:02:15,728
どんな過ちだったとしても頭を下げてすがれば—
13
00:02:15,728 --> 00:02:17,691
そうしたくありません
14
00:02:17,691 --> 00:02:20,631
私はまだ殿下を恨んでいます
15
00:02:24,792 --> 00:02:27,537
むしろこれでよかったのかもしれません
16
00:02:27,537 --> 00:02:32,040
前のように平気を装って
殿下に接することはできないから
17
00:02:39,630 --> 00:02:41,830
女範です
18
00:02:41,830 --> 00:02:46,825
暎嬪慈駕の大事な本をむやみに
宮廷の外に持ち出せません
19
00:02:46,825 --> 00:02:49,711
媽媽任が大切にしまっておいて下さい
20
00:02:53,290 --> 00:02:55,895
友達はどうするつもり?
21
00:02:55,895 --> 00:02:58,239
挨拶もせずに出ていくの?
22
00:02:59,019 --> 00:03:01,729
今は泣きたくありません
23
00:03:01,729 --> 00:03:04,345
永遠に会えないわけでもないし
24
00:04:29,750 --> 00:04:30,680
[第15回]
25
00:04:33,711 --> 00:04:38,215
媽媽任 ドギムを見かけませんでしたか?
26
00:04:39,193 --> 00:04:40,734
出て行った
27
00:04:40,734 --> 00:04:43,802
- はい?
- 媽媽任!
28
00:04:43,802 --> 00:04:45,512
媽媽任!
29
00:04:46,787 --> 00:04:51,923
媽媽任!今大殿から戻ってきたんですが
30
00:04:51,923 --> 00:04:54,495
主上殿下がここにいらっしゃってます
31
00:04:54,495 --> 00:04:56,022
何ですって?
32
00:05:00,799 --> 00:05:02,919
早く来なさい!
33
00:05:04,484 --> 00:05:06,102
早く早く
34
00:05:06,102 --> 00:05:08,512
早く並んで
35
00:05:10,694 --> 00:05:14,611
みんな早く早く
36
00:05:25,808 --> 00:05:30,734
殿下 こんな朝早くからどうなさったのでしょうか?
37
00:05:30,734 --> 00:05:33,019
ソン・ドギムはいるか?
38
00:05:34,500 --> 00:05:36,323
いるのか?
39
00:05:37,123 --> 00:05:39,408
ソン・ドギムは
40
00:05:39,408 --> 00:05:43,206
王命を受け出宮致しました
41
00:05:46,190 --> 00:05:49,020
ソン・ドギムが使っていた部屋に案内してくれ
42
00:05:50,987 --> 00:05:52,637
はい
43
00:06:07,011 --> 00:06:10,526
殿下 もう出て行きました
44
00:06:13,106 --> 00:06:14,819
殿下
45
00:06:15,383 --> 00:06:19,817
ただ自分の目で確かめようとしているだけだ
46
00:06:21,705 --> 00:06:24,989
もう宮廷のどこにもいないということを
47
00:06:26,898 --> 00:06:29,098
確かめなければ
48
00:06:37,302 --> 00:06:39,140
その本は
49
00:06:39,140 --> 00:06:41,510
暎嬪の遺品なので
50
00:06:41,515 --> 00:06:44,789
むやみに持ち出すことはできないと言い
51
00:06:44,789 --> 00:06:47,308
置いて行きました
52
00:06:49,000 --> 00:06:51,102
少し外してくれ
53
00:06:51,102 --> 00:06:52,613
はい
54
00:07:19,399 --> 00:07:20,826
お前は
55
00:07:21,899 --> 00:07:24,145
本当に出て行ったんだな
56
00:07:25,991 --> 00:07:30,096
許しを請うこともすがりつきもせず
57
00:07:34,002 --> 00:07:35,536
そうだ
58
00:07:36,898 --> 00:07:38,919
それがお前だ
59
00:07:39,897 --> 00:07:42,309
今まで生きてきてお前のような
60
00:07:43,134 --> 00:07:45,995
けしからんやつは見たことがない
61
00:08:12,830 --> 00:08:15,270
[爾母婢也]
(爾母婢也 イモビヤ:お前の母親は奴婢だ)
62
00:08:16,308 --> 00:08:20,344
これがなぜ ここに...?
63
00:08:39,870 --> 00:08:42,960
[一年後]
64
00:08:42,960 --> 00:08:44,097
だめです
65
00:08:44,097 --> 00:08:47,408
いや 少しだけ安くして下さいよ
66
00:08:47,408 --> 00:08:51,140
宮体で筆写された貴重な本だから
3両は頂かないといけません
67
00:08:51,140 --> 00:08:54,402
ああ 毎回値を上げてますね
68
00:08:54,402 --> 00:08:55,720
お嫌ならもう...
69
00:08:55,720 --> 00:08:58,100
ああ 待って下さい
70
00:08:58,102 --> 00:09:00,402
初めて来られた時は世間知らずだったのに
71
00:09:00,402 --> 00:09:03,614
姮娥任(ハンアニム)も交渉がうまくなりましたよ
72
00:09:06,627 --> 00:09:08,191
はい
73
00:09:16,415 --> 00:09:17,972
これも持って行きます
74
00:09:17,972 --> 00:09:20,215
いや それは
75
00:09:22,717 --> 00:09:25,032
ああ....
76
00:09:25,032 --> 00:09:30,270
[禁婚令] [揀択(カンテク)令]
77
00:09:44,915 --> 00:09:46,990
ありがとうございます
78
00:09:50,004 --> 00:09:52,707
久しぶりですね 姮娥任
79
00:09:55,502 --> 00:09:59,208
一年ぶりに会ったのに
そんな警戒した目で見ないで下さい
80
00:09:59,208 --> 00:10:03,289
今は全く取るに足らない者
何の力も持っていません
81
00:10:03,289 --> 00:10:05,789
姮娥任も似たようなものでしょう?
82
00:10:06,219 --> 00:10:09,508
そちらの噂も聞きました
出宮になったと
83
00:10:09,508 --> 00:10:10,601
はい
84
00:10:10,601 --> 00:10:13,522
全くまずい手を打ちましたね
85
00:10:13,522 --> 00:10:16,210
恐れ多くも大妃媽媽を引き入れようとするとは
86
00:10:16,210 --> 00:10:19,521
そんなお話のためにわざわざ
ついて来られたんですか?
87
00:10:20,114 --> 00:10:23,740
ただ会えたのが嬉しくて
88
00:10:25,299 --> 00:10:28,337
心から殿下にお仕えした二人が
89
00:10:29,001 --> 00:10:31,501
同じ日に殿下に捨てられたでしょう
90
00:10:32,185 --> 00:10:34,396
これも何かの縁ではないですか?
91
00:10:36,794 --> 00:10:40,384
本当に大妃殿を引き入れる方法しかなかったのか
92
00:10:42,103 --> 00:10:44,218
どういう意味でしょうか?
93
00:10:45,684 --> 00:10:50,439
あの時ナウリは 強大な
権力を握る都承旨令監でした
94
00:10:50,439 --> 00:10:55,438
そんな方に立ち向かうため
ただの宮女ができることは何でしょう?
95
00:10:56,173 --> 00:10:58,789
死ぬ覚悟で動くしかありません
96
00:11:03,813 --> 00:11:05,900
姮娥任は
97
00:11:07,186 --> 00:11:10,119
死ぬ覚悟で動いたんじゃない
98
00:11:10,703 --> 00:11:13,816
ちょっと頭を使ってみたんでしょう
99
00:11:13,816 --> 00:11:16,386
"大妃殿を引き入れたらどうなるだろうか?"
100
00:11:16,386 --> 00:11:18,397
"殿下は私を殺すだろうか?"
101
00:11:18,397 --> 00:11:21,186
"まさかそこまではしないだろう"
102
00:11:21,804 --> 00:11:26,125
素早く計算した後 欲しい物を
手に入れるために動いた
103
00:11:27,302 --> 00:11:29,194
どうですか?
104
00:11:29,194 --> 00:11:31,094
間違っていますか?
105
00:11:31,894 --> 00:11:33,530
いい加減に
106
00:11:34,311 --> 00:11:36,882
私の心を推測することはやめて下さい
107
00:11:36,882 --> 00:11:40,813
今でも自分が威厳がある
都承旨令監だとでもお思いですか?
108
00:11:41,601 --> 00:11:44,899
姮娥任はいつも殿下には特別な存在でした
109
00:11:45,605 --> 00:11:50,804
誰よりも姮娥任自身が
そのことをよく知っている
110
00:11:52,681 --> 00:11:54,297
しかし
111
00:11:55,681 --> 00:11:58,005
その特別さももうありません
112
00:11:58,005 --> 00:12:00,425
どういうことでしょうか?
113
00:12:00,425 --> 00:12:03,828
あそこに何が書かれていたか
気になりませんか?
114
00:12:05,300 --> 00:12:08,150
処女単子*を上げろという王命です
(両班の娘の情報を提出すること)
115
00:12:08,685 --> 00:12:11,185
後宮の揀択令が出ました
(王や世子の妃や後宮を選ぶ行事・若い娘の結婚は禁じられた)
116
00:12:13,896 --> 00:12:16,094
揀択令ですか?
117
00:12:16,094 --> 00:12:18,920
殿下がまた後宮をお迎えになります
118
00:12:22,316 --> 00:12:24,603
月日が経ったじゃないですか
119
00:12:26,181 --> 00:12:28,608
殿下は私の妹のことも
120
00:12:30,388 --> 00:12:32,303
姮娥任のことも
121
00:12:34,527 --> 00:12:36,733
全部お忘れになりました
122
00:13:13,676 --> 00:13:18,038
三甲射*と三甲槍*の訓練結果には満足だ
(3人が馬上で弓を射って戦う武芸訓練)
123
00:13:18,603 --> 00:13:21,720
優等な成績の兵士達は兼司僕*に任命し
[騎兵で編成された宮軍]
124
00:13:21,720 --> 00:13:25,015
甲 乙 丙 三つの部隊に褒美を与えてくれ
125
00:13:25,015 --> 00:13:26,934
はい 殿下
126
00:13:26,934 --> 00:13:31,410
言っておくが射毬の結果には満足していない
[サグ:弓矢を身につけるための運動競]
127
00:13:31,410 --> 00:13:34,314
訓練方法を変えてみます
128
00:13:34,314 --> 00:13:36,139
そうしてくれ
129
00:13:46,824 --> 00:13:52,089
殿下 雨がひどいので真っすぐ
宮廷にお戻りになるのは難しいようです
130
00:13:52,089 --> 00:13:55,726
近くに清衍(チョンヨン)郡主の宮家*がございます
[王室から分家した王族の家]
131
00:13:55,726 --> 00:14:01,020
今夜はそこでお休みになってはいかがでしょうか?
132
00:14:03,710 --> 00:14:05,514
殿下?
133
00:14:06,215 --> 00:14:08,236
わかった
134
00:14:08,236 --> 00:14:11,416
人を送り清衍郡主に知らせろ
135
00:14:11,416 --> 00:14:13,492
はい 殿下
136
00:14:29,702 --> 00:14:32,808
殿下 よくいらっしゃいました
137
00:14:32,808 --> 00:14:35,677
ああ 元気に過ごしていたか?
138
00:14:35,677 --> 00:14:37,228
はい
139
00:14:43,000 --> 00:14:46,844
殿下 今日はどうなさったのですか?
140
00:14:46,844 --> 00:14:49,738
狩りの途中で突然雨に降られてしまった
141
00:14:49,738 --> 00:14:51,438
座ってくれ
142
00:14:52,925 --> 00:14:55,175
していた話を続けてくれ
143
00:14:55,175 --> 00:15:02,024
あの者は相変わらず市場の通りに現れ
時々狂った人のように振る舞っていると聞きました
144
00:15:03,369 --> 00:15:05,900
ホン・ドンノのことでしょうか?
145
00:15:07,300 --> 00:15:09,789
相変わらず王族に会いに行っているのか?
146
00:15:09,789 --> 00:15:13,800
三日前は恩彦君*を訪問したそうです
[ウノングン:イ・サンの腹違いの弟]
147
00:15:13,800 --> 00:15:16,609
殿下はもうすぐ新しい後宮をお迎えになりますし
148
00:15:16,609 --> 00:15:21,429
ホン・ドンノも無駄な野心を捨てることでしょう
149
00:15:22,009 --> 00:15:25,108
新しい後宮をもうお決めになったと聞きました
150
00:15:25,108 --> 00:15:27,211
どんな人ですか?
151
00:15:27,211 --> 00:15:31,711
小論*からだ 領議政の姪にあたる
(ソロン:朝鮮時代の官僚の派閥の一つ)
152
00:15:32,208 --> 00:15:34,296
姓はユン氏だが—
153
00:15:34,296 --> 00:15:37,414
あら びっしょり濡れてしまったのね
154
00:15:41,581 --> 00:15:44,839
慈駕 お探しの本を見つけました
155
00:15:44,839 --> 00:15:46,482
李馨慶(イ・ヒョンギョン)伝でしょう?
156
00:15:46,482 --> 00:15:49,620
まあ よく見つけたわ
157
00:15:49,620 --> 00:15:52,405
内容が洪桂月(ホン・ゲウォル)伝に似ているそうですよ
158
00:15:52,405 --> 00:15:56,405
女人が男装して世の中に出て冒険をする—
159
00:16:10,222 --> 00:16:12,403
言うのを忘れていたわ
160
00:16:12,403 --> 00:16:15,211
殿下がいらっしゃったの
161
00:16:16,284 --> 00:16:17,702
行ってご挨拶する?
162
00:16:17,702 --> 00:16:19,516
いいえ
163
00:16:20,191 --> 00:16:24,177
至密内人ではない以上 お呼びになる前に
お会いすることはできません
164
00:16:24,177 --> 00:16:27,283
それでもあなたには変わりないわ
165
00:16:27,283 --> 00:16:30,083
罪を犯して追い出された身ですから
166
00:16:47,110 --> 00:16:50,422
旦那様も気に入って下さるかしら?
167
00:16:50,422 --> 00:16:52,599
間違いなくお気に召すでしょう
168
00:16:52,599 --> 00:16:56,503
清璿(チョンソン)も興恩副尉にあげるんでしょ?
169
00:16:56,503 --> 00:16:58,397
はい お姉様
170
00:17:00,508 --> 00:17:02,158
ドギムは?
171
00:17:02,906 --> 00:17:05,925
まだ考えていません
172
00:17:05,925 --> 00:17:08,206
ただ私が使ってもいいし
173
00:17:08,206 --> 00:17:11,202
- 殿下に差し上げたら?
- え?
174
00:17:11,202 --> 00:17:14,206
せっかく殿下がここまでいらっしゃってるでしょ
175
00:17:14,206 --> 00:17:16,596
許してくれとお願い申し上げてみて
176
00:17:16,596 --> 00:17:19,104
宮廷に戻れるかもしれないじゃない?
177
00:17:19,104 --> 00:17:21,028
いいえ
178
00:17:21,028 --> 00:17:25,919
私は恐れ多くも殿下を失望させてしまい
許されることはありません
179
00:17:25,919 --> 00:17:30,017
お兄様が宮女に失望されたということに驚いたわ
180
00:17:30,017 --> 00:17:33,706
期待をしているからこそ失望もするものよ
181
00:17:33,706 --> 00:17:37,828
失望が大きすぎてお許しにならないでしょう
182
00:17:41,520 --> 00:17:45,322
それじゃどうしてあなたを
私の家に送ったのかしら?
183
00:17:47,394 --> 00:17:52,907
長い間宮女として暮らしてきた人は
世の中のことはわからないだろう
184
00:17:52,907 --> 00:17:57,703
世の中に出て無駄に傷ついて欲しくない
185
00:17:58,919 --> 00:18:02,499
お前はあの子と親交があったから
受け入れてやってくれ
186
00:18:23,610 --> 00:18:27,508
殿下はあなただから
気を使って下さったんじゃない
187
00:18:27,909 --> 00:18:30,698
殿下は宮廷の人達が出宮する時
188
00:18:30,698 --> 00:18:34,580
暮らしていくところがあるか
気を使って下さるから
189
00:18:36,792 --> 00:18:40,313
あなた行くところがなかったじゃない
190
00:18:41,798 --> 00:18:46,017
私は知りませんでした
191
00:18:46,017 --> 00:18:50,122
私を清衍郡主のお宅へ送った方が
殿下だったということを
192
00:18:53,007 --> 00:18:55,608
宮廷を追い出された日
193
00:18:55,608 --> 00:19:00,011
私はわざとひどい言葉を選んで
殿下に吐き捨てました
194
00:19:00,011 --> 00:19:04,311
どうにかして殿下の心を傷つけようと思ったんです
195
00:19:04,998 --> 00:19:09,108
棒叩きにされ奴婢になってもおかしくありません
196
00:19:09,978 --> 00:19:14,516
でも私は出宮になりましたが
197
00:19:14,516 --> 00:19:17,431
こうやって元気に過ごしています
198
00:19:18,292 --> 00:19:21,616
それが全部殿下の配慮だったと思うと
199
00:19:23,597 --> 00:19:26,224
なぜだかもっと惨めな気持ちになります
200
00:19:26,224 --> 00:19:29,414
もう全部過ぎたことよ
201
00:19:35,107 --> 00:19:38,220
久しぶりに会えて嬉しいわ
202
00:19:44,308 --> 00:19:49,808
あなたに会わせてくれた雨だからか雨音も優しいわね
203
00:20:27,597 --> 00:20:29,386
申し訳ございません
204
00:20:29,386 --> 00:20:33,392
殿下がいらっしゃったので 家を
明るくしておくように命を受け…
205
00:20:33,392 --> 00:20:37,541
二度と私の前に現れるなと言ったはずだが
206
00:20:37,541 --> 00:20:38,824
申し訳ございません
207
00:20:38,824 --> 00:20:41,305
いつも平然として
208
00:20:42,083 --> 00:20:44,491
王の命に背く
209
00:20:46,685 --> 00:20:51,617
もっともお前は 私を少しも怖がっていないだろう
210
00:21:00,021 --> 00:21:02,171
聞きたいことがある
211
00:21:04,095 --> 00:21:06,325
女範を
212
00:21:06,325 --> 00:21:08,686
置いて行ったな
213
00:21:09,984 --> 00:21:13,508
本の間に変なものを見たが
214
00:21:17,800 --> 00:21:21,024
なぜお前があれを持っている?
215
00:21:21,789 --> 00:21:23,191
はい?
216
00:21:25,908 --> 00:21:27,286
はい?
217
00:21:27,286 --> 00:21:29,016
何でもない
218
00:21:29,701 --> 00:21:31,619
もういい 忘れてくれ
219
00:21:32,595 --> 00:21:35,539
もう私とは関係ない人達だ
220
00:21:36,703 --> 00:21:40,611
お前も ホン・ドンノも
221
00:21:43,409 --> 00:21:46,310
二度と私に会いたくないとおっしゃったのに
222
00:21:46,310 --> 00:21:49,103
恐れ多くも姿を現して申し訳ございません
223
00:21:49,103 --> 00:21:53,625
恐れながらも申し上げますが
お願いが一つございます
224
00:21:55,089 --> 00:21:56,928
お願い?
225
00:21:59,019 --> 00:22:01,008
それは何だ?
226
00:22:02,081 --> 00:22:04,304
清衍郡主は殿下の妹様ですから
227
00:22:04,304 --> 00:22:07,219
殿下も時々ここにいらっしゃるでしょう
228
00:22:08,208 --> 00:22:14,034
もし私をご覧になったら
見て見ぬ振りで通り過ぎて下さいませんか?
229
00:22:14,034 --> 00:22:16,050
ただ知らない者を見たように通り過ぎて—
230
00:22:16,050 --> 00:22:19,230
お前は誰に向かって
ああしろこうしろと言っている?
231
00:22:21,402 --> 00:22:24,719
悔やんで反省するどころか
232
00:22:25,197 --> 00:22:27,605
さらに傲慢で
233
00:22:27,605 --> 00:22:29,105
身勝手になったのだな
234
00:22:29,105 --> 00:22:32,816
それならば傲慢で身勝手な私に
また罰をお与え下さい
235
00:22:32,816 --> 00:22:37,719
大目に見ないで今度こそきちんとした
罰をお与えになればよいではありませんか
236
00:22:47,590 --> 00:22:49,214
それなら
237
00:23:00,198 --> 00:23:03,014
服の紐でも解かなければいけないな
238
00:23:04,795 --> 00:23:07,311
一度承恩*を受けたら
(スンウン:王に選ばれ寵愛を受けること)
239
00:23:09,689 --> 00:23:12,903
もうただの宮女ではいられない
240
00:23:14,889 --> 00:23:19,717
承恩を受けても 後宮の品階を与えられなければ
241
00:23:21,076 --> 00:23:24,719
奥の部屋に押し込められ
無駄な歳月を送ることになる
242
00:23:30,902 --> 00:23:33,552
他の宮女から蔑まれる穀潰しとして
243
00:23:34,496 --> 00:23:37,039
腐っていく人生になるだろう
244
00:23:39,891 --> 00:23:43,609
それはお前にとって
死ぬより怖いことではないのか?
245
00:23:51,222 --> 00:23:53,436
少しは怖くなったか?
246
00:24:40,204 --> 00:24:44,191
夫人 なぜ殿下はもう宮廷にお戻りになるんですか?
247
00:24:44,191 --> 00:24:46,228
わかりません
248
00:24:47,681 --> 00:24:49,628
殿下!
249
00:24:49,628 --> 00:24:52,503
殿下 夜も更けております
250
00:24:52,503 --> 00:24:54,893
雨が止んだからもう戻るのだ
251
00:24:54,893 --> 00:24:56,820
殿下
252
00:25:11,599 --> 00:25:13,427
誰ですか?
253
00:25:13,427 --> 00:25:16,930
よくも許しもなく殿下のお顔を見つめるとは
254
00:25:24,706 --> 00:25:27,528
申し訳ございません 殿下
255
00:25:27,528 --> 00:25:32,720
私は宮廷のしきたりを知らず
不敬を働いてしまいました
256
00:25:32,720 --> 00:25:33,994
誰だ?
257
00:25:33,994 --> 00:25:36,624
ユン・ヨンジュと申します
258
00:25:39,504 --> 00:25:41,625
誰かわかった
259
00:25:42,618 --> 00:25:47,516
ずっと殿下がどんな方なのかと考えておりました
260
00:25:47,516 --> 00:25:50,339
殿下は私が考えていたよりもはるかに—
261
00:25:50,339 --> 00:25:53,022
- 内禁衛将
- はい 殿下
262
00:25:53,022 --> 00:25:56,512
女子供が歩き回るには遅すぎる時間だ
送ってあげてくれ
263
00:25:56,512 --> 00:25:58,012
はい
264
00:26:09,404 --> 00:26:11,641
どうすればいいかな?
265
00:26:22,508 --> 00:26:26,103
承恩を受けても 後宮の品階を与えられなければ
266
00:26:28,193 --> 00:26:30,620
奥の部屋に押し込められ
267
00:26:30,620 --> 00:26:33,322
無駄な歳月を送ることになる
268
00:26:39,716 --> 00:26:42,366
他の宮女から蔑まれる穀潰しとして
269
00:26:43,189 --> 00:26:45,727
腐っていく人生になるだろう
270
00:26:47,716 --> 00:26:51,322
それはお前にとって
死ぬより怖いことではないのか?
271
00:26:54,910 --> 00:26:57,930
本当に確実に怖い罰だわ
272
00:27:01,698 --> 00:27:05,327
ドギム!ドギム!
273
00:27:06,500 --> 00:27:08,344
媽媽任
274
00:27:08,344 --> 00:27:10,511
今から宮廷に戻られるんですか?
275
00:27:10,511 --> 00:27:14,379
そうじゃなくて 伝言が来たの
276
00:27:14,379 --> 00:27:17,730
あなた 宮廷に戻れることになった
277
00:27:17,730 --> 00:27:20,051
それはどういうことですか?
278
00:27:20,051 --> 00:27:23,236
とにかく宮廷に戻ろう!
279
00:27:47,615 --> 00:27:50,220
どういう用事で家まで来たんですか?
280
00:27:50,220 --> 00:27:54,689
この可哀相なホン・ドンノを
許す気になったんですか?
281
00:27:54,689 --> 00:27:57,116
ご挨拶に来ました
282
00:27:57,116 --> 00:28:00,991
私 宮廷に戻ります
283
00:28:07,421 --> 00:28:09,747
結局こうなるんだな
284
00:28:10,896 --> 00:28:13,741
姮娥任は殿下の元に戻り
285
00:28:15,821 --> 00:28:17,819
私は捨てられて
286
00:28:21,443 --> 00:28:23,533
なぜそんな表情を?
287
00:28:24,779 --> 00:28:27,420
宮廷に戻るのが嫌なんですか?
288
00:28:27,420 --> 00:28:28,702
はい
289
00:28:28,702 --> 00:28:30,252
なんてことだ
290
00:28:31,891 --> 00:28:34,522
私はまた戻りたいのに
291
00:28:36,202 --> 00:28:38,219
腹を切って
292
00:28:39,197 --> 00:28:41,727
肝を取り出せと言われたとしても
293
00:28:44,106 --> 00:28:48,009
ナウリにどうしても申し上げたいことがあります
294
00:28:48,590 --> 00:28:51,811
前に私が言ったでしょう
295
00:28:52,283 --> 00:28:57,108
元嬪慈駕が後宮になってさえいなければ
今も生きていたと
296
00:28:58,093 --> 00:29:02,213
あの言葉をいつも後悔していました
297
00:29:03,183 --> 00:29:08,345
慈駕は王子を産んで
幸せに暮らされていたかもしれません
298
00:29:09,010 --> 00:29:10,603
ただ
299
00:29:11,196 --> 00:29:13,830
運が悪かったのです
300
00:29:14,597 --> 00:29:17,747
人の宿命は天から授かったもので
301
00:29:17,747 --> 00:29:20,447
私達にはどうすることもできません
302
00:29:22,089 --> 00:29:24,206
ですから
303
00:29:24,206 --> 00:29:28,717
慈駕の死は絶対にナウリのせいではありません
304
00:29:30,166 --> 00:29:34,127
ナウリが私の友達にしたことを
許すことはできませんが
305
00:29:34,696 --> 00:29:37,447
これを申し上げたかったのです
306
00:29:48,273 --> 00:29:52,227
宮廷に戻りたくないとは本心ですか?
307
00:29:52,804 --> 00:29:55,197
私が助けてあげよう
308
00:29:56,303 --> 00:29:58,617
私と一緒に逃げればいい
309
00:30:01,416 --> 00:30:03,416
行きましょう
310
00:30:03,416 --> 00:30:06,803
姮娥任の行きたいところなら
どこでも連れて行きます
311
00:30:07,698 --> 00:30:10,502
金剛山に見物に行こうか
312
00:30:10,502 --> 00:30:13,391
船に乗って耽羅*に行ってもいい
(タムナ:済州(チェジュ)島の昔の名前)
313
00:30:13,391 --> 00:30:17,441
どこでも自由に 心のままに行ける
314
00:30:18,801 --> 00:30:22,400
どうですか?興味が湧きませんか?
315
00:30:25,201 --> 00:30:28,251
殿下でさえもしてあげられないことだ
316
00:30:31,608 --> 00:30:36,213
宮女をもてあそぶ癖は
まだやめられないようですね
317
00:30:37,216 --> 00:30:39,616
聞かなかったことにします
318
00:30:40,282 --> 00:30:43,619
前から姮娥任を見るといつも腹が立った
319
00:30:51,309 --> 00:30:54,728
心のどこかではその理由がわかっているから
320
00:30:54,728 --> 00:30:57,001
さらに腹が立って...
321
00:31:00,013 --> 00:31:02,713
出宮になった姮娥任を見た時
322
00:31:04,011 --> 00:31:05,692
初めて腹が立たなかった
323
00:31:05,692 --> 00:31:07,605
だから何ですか?
324
00:31:07,605 --> 00:31:11,213
私さえナウリについていけば
罷免された苦しみも全部忘れて
325
00:31:11,213 --> 00:31:15,297
幸せになれる そういうことですか?
326
00:31:15,297 --> 00:31:17,508
そんなわけがない
327
00:31:18,598 --> 00:31:21,611
自分を過大評価しすぎじゃないですか?
328
00:31:24,684 --> 00:31:27,238
私は全てを失った
329
00:31:29,214 --> 00:31:32,500
死ぬまで苦しみの中で生きなければ
330
00:31:34,314 --> 00:31:36,328
姮娥任はただ
331
00:31:38,503 --> 00:31:41,219
ちょうど私が死なない程度
332
00:31:42,296 --> 00:31:45,119
かろうじて生きていける程度の
333
00:31:46,610 --> 00:31:49,122
その程度の慰めを与えるだけだ
334
00:31:50,797 --> 00:31:53,811
殿下が持てなかったものを
335
00:31:53,811 --> 00:31:57,516
私が持てたという 取るに足らない
慰めぐらいは受けてもいいだろう
336
00:32:01,696 --> 00:32:04,824
だから私が死んだという噂を聞いたら
337
00:32:05,584 --> 00:32:07,438
思い出して下さい
338
00:32:09,103 --> 00:32:11,225
私を殺したのは
339
00:32:12,075 --> 00:32:14,016
姮娥任だと
340
00:32:18,505 --> 00:32:22,328
なぜそんな変な冗談を言われるんですか?
341
00:32:26,280 --> 00:32:32,180
342
00:32:40,213 --> 00:32:43,493
だから私が死んだという噂を聞いたら
343
00:32:44,126 --> 00:32:46,022
思い出して下さい
344
00:32:47,403 --> 00:32:49,413
私を殺したのは
345
00:32:50,306 --> 00:32:52,225
姮娥任だと
346
00:32:54,607 --> 00:32:58,014
本当に死んでしまう人みたいに
347
00:33:01,486 --> 00:33:04,810
殿下 恐れながら
348
00:33:04,810 --> 00:33:08,000
都承旨の席を長い間空けていらっしゃいます
349
00:33:08,000 --> 00:33:12,247
早急に新しい人をを決め 席にお就かせ下さい
350
00:33:16,793 --> 00:33:19,288
吏曹判書*の言う通りです
(人事を司る官庁の長官)
351
00:33:19,814 --> 00:33:24,303
都承旨の責任は重く これ以上
先延ばしにすることはできません
352
00:33:24,303 --> 00:33:27,885
どうか承政院の承旨の中から一人選び
353
00:33:27,885 --> 00:33:29,922
都承旨に任命して下さいますよう
お願い申し上げます
354
00:33:29,922 --> 00:33:31,707
考えてみよう
355
00:33:31,707 --> 00:33:34,000
恐れながらも申し上げますが
356
00:33:34,000 --> 00:33:39,099
二度とホン・ドンノのような
不忠な者を都承旨に選ぶという
357
00:33:39,099 --> 00:33:42,197
そんな過ちを犯すことがございませんよう
お願い申し上げます
358
00:33:42,197 --> 00:33:46,486
殿下は幼い頃からお可愛がりになり
359
00:33:46,486 --> 00:33:50,903
あの者を特別扱いなさってきたため
このような事態になったのございます
360
00:33:50,903 --> 00:33:55,516
副校理* 言葉が過ぎるのではないか?
(プギョリ:行政・研究機関の弘文館(官庁の1つ)の官職)
361
00:33:55,516 --> 00:33:58,617
- 殿下は…
- 副校理の言う通りだ
362
00:34:01,926 --> 00:34:07,038
ホン都承旨の件は私の責任だ
363
00:34:10,077 --> 00:34:15,103
都承旨はすぐ決めるようにしよう
364
00:34:15,103 --> 00:34:18,695
ありがたき幸せでございます 殿下
365
00:34:58,990 --> 00:35:05,605
そうだ 二度と同じ失敗はしない
366
00:35:06,594 --> 00:35:11,418
お前を消し去り新しい女人をそばに置く
367
00:35:12,407 --> 00:35:15,408
彼女には最善を尽くそう
368
00:35:18,605 --> 00:35:23,910
誰もお前の代わりにはなれないが
369
00:35:35,713 --> 00:35:41,210
主上殿下のおなりでございます
370
00:35:50,488 --> 00:35:53,541
よくいらっしゃいました 殿下
371
00:35:55,002 --> 00:35:58,025
私から皆に言うことがある
372
00:36:03,025 --> 00:36:05,725
寝所の宮女達は聞きなさい
373
00:36:05,725 --> 00:36:10,804
お前達の中には元々宮中で働いていた者も
374
00:36:10,804 --> 00:36:14,240
実家から和嬪(ファビン)に
ついてきた者もいるだろう
375
00:36:15,497 --> 00:36:18,847
今や和嬪は王室の一員となったから
376
00:36:18,847 --> 00:36:21,770
お前達が気を配り よく仕えなければならない
377
00:36:21,770 --> 00:36:25,004
はい 殿下
378
00:36:26,497 --> 00:36:31,257
私のような者にご配慮下さり
ただ恐れ多いばかりでございます
379
00:36:31,257 --> 00:36:34,639
私の前ではそこまでへりくだらなくてもよい
380
00:36:35,208 --> 00:36:37,221
はい 殿下
381
00:36:39,710 --> 00:36:44,818
私はそなたが宮中で幸せに過ごせることを願う
382
00:36:44,818 --> 00:36:48,497
私もまた最善を尽くし そなたを大切にしよう
383
00:36:48,497 --> 00:36:50,893
ありがたき幸せでございます
384
00:36:52,502 --> 00:36:54,824
皆 頭を上げなさい
385
00:36:56,291 --> 00:37:01,024
至密宮女は内医院と密に疎通を図るように
386
00:37:01,024 --> 00:37:05,192
薬剤を使う時には必ず私に伝え
387
00:37:05,192 --> 00:37:06,591
それから…
388
00:37:14,694 --> 00:37:18,519
殿下 あの内人を覚えていらっしゃいますか?
389
00:37:18,519 --> 00:37:23,104
殿下のお世話をしていた至密内人だったそうです
390
00:37:27,977 --> 00:37:30,040
戻ってきたのか
391
00:37:30,040 --> 00:37:32,013
はい 殿下
392
00:37:32,013 --> 00:37:35,630
私は宮廷のしきたりには明るくないので
393
00:37:35,630 --> 00:37:40,711
目上の方が敢えてあの内人を
つけて下さったと聞きました
394
00:37:45,685 --> 00:37:49,504
あなたを頼りにしているから
私を助けて下さいね
395
00:37:49,504 --> 00:37:52,322
最善を尽くします 慈駕
396
00:37:53,505 --> 00:37:55,991
部屋に行き寝床を準備してちょうだい
397
00:37:55,991 --> 00:37:57,541
はい
398
00:38:48,306 --> 00:38:51,490
殿下に長い間仕えていた内人だからか
399
00:38:51,490 --> 00:38:54,240
仕事の手際が良いようです
400
00:38:55,298 --> 00:38:56,579
もう下がって
401
00:38:56,579 --> 00:38:58,716
はい 慈駕
402
00:39:10,917 --> 00:39:14,833
ソン内人 また会えて嬉しいよ
403
00:39:56,791 --> 00:40:01,891
殿下 恐れながら大妃媽媽は
今お目覚めになったばかりで…
404
00:40:01,891 --> 00:40:05,700
私は構わないから主上を中にお連れして
405
00:40:18,502 --> 00:40:20,400
いらっしゃい 主上
406
00:40:20,400 --> 00:40:23,387
こんな朝早くからどうしたのですか?
407
00:40:23,387 --> 00:40:28,116
なぜソン・ドギムを
また宮廷に呼び戻されたのですか?
408
00:40:29,502 --> 00:40:33,302
王命で出宮になった子を
なぜまだ呼び戻されたのかという話です
409
00:40:33,302 --> 00:40:36,631
怒る相手を間違っているようです
410
00:40:36,631 --> 00:40:40,820
あの子を呼び戻したのは私ではありません
411
00:40:40,820 --> 00:40:42,704
それでは誰なのですか?
412
00:40:42,704 --> 00:40:46,716
私ではなく主上でもないでしょう
413
00:40:46,716 --> 00:40:49,116
それでは誰でしょうか?
414
00:40:53,186 --> 00:40:56,919
ソン内人 お願いが一つあるの
415
00:40:59,411 --> 00:41:02,217
これを大殿にお渡ししてくれないかしら?
416
00:41:02,217 --> 00:41:04,127
これは何でしょうか?
417
00:41:04,127 --> 00:41:07,617
観象監*が選んでくれた合宮の日です
[天文 風水 暦等に関する業務を担当する官庁]
418
00:41:07,617 --> 00:41:11,191
私が先に見た後
殿下にお渡しする順序だと聞いたわ
419
00:41:11,191 --> 00:41:16,223
はい 慈駕 後で大殿にお持ち致します
(合宮ハックン:選ばれた吉日に王が子作りをする日)
420
00:41:19,782 --> 00:41:22,323
今すぐ行ってきて
421
00:41:22,323 --> 00:41:23,486
はい?
422
00:41:23,486 --> 00:41:27,219
どうしたの?だめな理由でもあるの?
423
00:41:27,798 --> 00:41:33,092
明日は宗廟にいらっしゃる日なので
殿下は今 斎戒沐浴をなさっていることでしょう
424
00:41:33,092 --> 00:41:35,775
だから余計あなたが行かなくては
425
00:41:35,775 --> 00:41:40,022
あなたは殿下に仕えていた内人だったから
そんなことは日常だったわね
426
00:41:41,114 --> 00:41:44,327
私があの子達を送るわけにはいかないでしょう?
427
00:41:52,212 --> 00:41:56,942
やはり私が信じられる人はあなただけよ
428
00:41:59,391 --> 00:42:02,413
それでも少しは様子を伺わなきゃ
429
00:42:02,413 --> 00:42:05,005
よりによってどうして今来たの?
430
00:42:05,901 --> 00:42:10,206
ただ ここで斎戒沐浴が終わるのを待ちます
431
00:42:10,206 --> 00:42:14,311
殿下はすぐ宗廟にお発ちになるわ
432
00:42:16,181 --> 00:42:18,803
いっそのこと 今お渡ししよう
433
00:42:18,803 --> 00:42:22,131
時を逃して渡せなかったら
もっと大ごとになるから
434
00:42:22,509 --> 00:42:23,627
はい
435
00:42:23,627 --> 00:42:29,506
観象監のすることも変ね
合宮日をこんなに遅く出すことはないのに
436
00:42:29,506 --> 00:42:33,630
和嬪慈駕が忘れてぐずぐずされてたのかしら
437
00:42:47,289 --> 00:42:50,585
君一人で忙しくすることはない
438
00:42:50,585 --> 00:42:54,541
必要なら他の者を中に入れたらいい
439
00:42:54,541 --> 00:42:59,704
いいえ 殿下 ソ尚宮もすぐ戻って参ります
440
00:42:59,704 --> 00:43:02,225
君のいいようにしてくれ
441
00:43:02,225 --> 00:43:04,917
はい 殿下
442
00:43:04,917 --> 00:43:06,264
殿下
443
00:43:06,264 --> 00:43:10,184
和嬪の内人が合宮の日を
伝えるために参っております
444
00:43:10,184 --> 00:43:15,420
殿下がお許しになれば
今すぐお渡しすると申しております
445
00:43:16,666 --> 00:43:20,891
和嬪の内人とは 誰が来ているのだ?
446
00:43:20,891 --> 00:43:24,131
ソン・ドギムでございます
447
00:43:27,298 --> 00:43:29,780
ソン・ドギムを中に入れろ
448
00:43:29,780 --> 00:43:31,244
はい?
449
00:43:32,601 --> 00:43:35,233
はい 殿下
450
00:43:37,400 --> 00:43:40,225
大丈夫 一緒に入ろう
451
00:43:45,011 --> 00:43:47,001
あら どうして出てこられたんですか?
452
00:43:47,001 --> 00:43:49,501
殿下の命令よ
453
00:43:49,501 --> 00:43:52,733
あなたも外に出て待つように
454
00:43:53,385 --> 00:43:55,497
入りなさい
455
00:44:16,498 --> 00:44:18,620
戻ってきたのだな
456
00:44:18,620 --> 00:44:20,525
はい 殿下
457
00:44:20,525 --> 00:44:23,223
そんな姿を見せるために
458
00:44:23,806 --> 00:44:26,222
わざわざ戻ってきたのか?
459
00:44:29,616 --> 00:44:32,811
お前は全く平気なようだ
460
00:44:35,535 --> 00:44:39,539
戻れて嬉しいか?
461
00:44:40,400 --> 00:44:43,605
それとも嫌なのに仕方なく戻ってきたのか?
462
00:44:43,605 --> 00:44:46,211
その通りでございます
463
00:44:47,492 --> 00:44:50,192
出宮は罰にならなかったようだな?
464
00:44:51,915 --> 00:44:54,913
それならずっとここにいろ
465
00:44:55,383 --> 00:44:58,627
王だけを見なければいけない宮女として
466
00:44:58,627 --> 00:45:02,825
慕ってもいない私だけを見ながら
宮廷で一生を無駄にすればいい
467
00:45:04,689 --> 00:45:07,227
それで十分罰になるだろう
468
00:45:12,806 --> 00:45:15,733
下がってもよろしいでしょうか 殿下
469
00:45:16,507 --> 00:45:19,925
私はもう大殿の宮女ではございません
470
00:45:19,925 --> 00:45:23,516
今 私の主人は和嬪でございます
471
00:45:23,516 --> 00:45:26,203
お前はもう私のものではないと?
472
00:45:27,893 --> 00:45:31,202
今まで私のものだったことがあったのか?
473
00:45:33,808 --> 00:45:35,834
今すぐ出ていけ
474
00:46:37,617 --> 00:46:39,273
この女を跪かせなさい
475
00:46:39,273 --> 00:46:41,427
はい
476
00:46:41,427 --> 00:46:44,914
慈駕!なぜこんなことをなさるのですか?
477
00:46:44,914 --> 00:46:47,930
お前には私が馬鹿に見えるのね
478
00:46:47,930 --> 00:46:51,427
思う存分 殿下に尻尾を振ってきた?
479
00:46:52,125 --> 00:46:57,078
殿下は他の宮女を下がらせて
お前と二人きりでいらっしゃったそうね
480
00:46:57,078 --> 00:47:01,506
大殿であったことをなぜ慈駕がご存じなのですか?
481
00:47:01,506 --> 00:47:03,920
ムチを持ってきなさい
482
00:47:14,685 --> 00:47:17,222
最初から変だった
483
00:47:18,805 --> 00:47:22,620
お前を見つめる殿下の視線は普通じゃなかった
484
00:47:24,085 --> 00:47:27,092
こうやってでも確かめられてよかった
485
00:47:36,099 --> 00:47:41,417
やっと主人を恐れることを学んだようね
486
00:47:52,291 --> 00:47:57,606
殿下 内禁衛将が急いで
お伝えすることがあると申しております
487
00:47:57,606 --> 00:47:59,512
通せ
488
00:48:07,815 --> 00:48:10,023
どうしたのだ?
489
00:48:10,023 --> 00:48:13,933
殿下 私 内禁衛将が申し上げます
490
00:48:13,933 --> 00:48:18,136
前都承旨 ホン・ドンノが
491
00:48:21,717 --> 00:48:24,106
亡くなったそうです
492
00:48:54,207 --> 00:48:55,817
殿下
493
00:48:56,319 --> 00:49:00,192
ホン・ドンノが残した書状でございます
494
00:49:23,808 --> 00:49:25,728
殿下
495
00:49:25,728 --> 00:49:30,608
これは私が殿下に差し上げる
最後の真心になることでしょう
496
00:49:32,220 --> 00:49:35,499
どこで間違ってしまったのか
497
00:49:35,499 --> 00:49:39,920
振り返り また振り返ってみて
498
00:49:40,990 --> 00:49:43,637
やっと悟ることができました
499
00:49:45,208 --> 00:49:49,131
最初から全てが間違っていたという事実を
500
00:49:49,989 --> 00:49:52,928
殿下が幼い世孫で
501
00:49:52,928 --> 00:49:56,828
私は幼い陪童(ペドン)だった頃を
覚えていらっしゃいますか?
502
00:49:56,828 --> 00:49:59,616
本が破れていた
503
00:49:59,616 --> 00:50:04,219
お祖父様が読むなと禁じられたあの部分
504
00:50:04,899 --> 00:50:07,208
君が破っておいたのか?
505
00:50:07,208 --> 00:50:10,428
私は最初から殿下を騙しておりました
506
00:50:10,914 --> 00:50:14,387
はい 私がしたことです
507
00:50:14,387 --> 00:50:18,122
邸下がもしや主上殿下の怒りを買うかと怖くて
508
00:50:18,122 --> 00:50:23,503
禁書を破り 殿下を危機を救った人は
509
00:50:24,697 --> 00:50:27,012
私ではありませんでした
510
00:50:30,582 --> 00:50:32,887
殿下を救った者は
511
00:50:33,712 --> 00:50:38,325
誰も気に留めない 小さくて
512
00:50:38,998 --> 00:50:42,422
しがないセンガクシでした
513
00:50:44,113 --> 00:50:48,911
とても長い間 私はあのセンガクシの
存在を忘れておりました
514
00:50:50,285 --> 00:50:53,623
殿下を救った人はまさしく自分だと
515
00:50:55,213 --> 00:50:59,116
だから殿下の信頼を受けるのは当然だと
516
00:51:00,204 --> 00:51:02,716
そう信じて生きて参りました
517
00:51:05,404 --> 00:51:09,131
それでも天は全ての偽りを見通しているものです
518
00:51:10,799 --> 00:51:13,222
あのセンガクシはおそらく
519
00:51:13,685 --> 00:51:18,117
今もあの禁書の破った部分を
持っていることでしょう
520
00:51:20,498 --> 00:51:26,122
私には何となくそのセンガクシが
誰だかわかる気がします
521
00:51:27,918 --> 00:51:31,928
私は今から 妹を守るために旅立ちます
522
00:51:34,008 --> 00:51:37,109
不忠な私が最後に申し上げることは
523
00:51:39,301 --> 00:51:41,514
どうか殿下も
524
00:51:42,924 --> 00:51:46,131
ご自身の心をお騙しになりませんように
525
00:51:58,996 --> 00:52:02,906
彼の姓はホン氏
526
00:52:02,906 --> 00:52:05,105
名はグギョン
527
00:52:05,566 --> 00:52:08,010
字名はドンノだ
528
00:52:08,816 --> 00:52:11,409
私の臣下で
529
00:52:11,409 --> 00:52:13,608
家族であり
530
00:52:14,199 --> 00:52:16,600
唯一の友だった
531
00:52:19,513 --> 00:52:22,734
孤独で寂しかった東宮で
532
00:52:23,585 --> 00:52:26,823
彼は常に私のそばにいてくれた
533
00:52:27,984 --> 00:52:32,313
昨日のようなことはとても危険です
どうかお控え下さい
534
00:52:32,313 --> 00:52:36,406
君が刀を使えたなら連れて行ったのに
535
00:52:38,007 --> 00:52:42,912
私は果たして 彼に最善を尽くしたのか?
536
00:52:44,207 --> 00:52:46,434
彼を殺したのは
537
00:52:48,016 --> 00:52:50,422
結局私ではないのか?
538
00:53:30,251 --> 00:53:32,490
よくいらっしゃいました 殿下
539
00:53:32,490 --> 00:53:34,789
すまない 和嬪
540
00:53:34,789 --> 00:53:38,322
今日はそなたの顔だけ見て帰る
541
00:53:38,322 --> 00:53:40,724
気分を悪くしないで欲しい
542
00:53:41,321 --> 00:53:45,002
和嬪慈駕 殿下は今日
543
00:53:45,002 --> 00:53:50,380
前都承旨ホン・ドンノの訃報をお聞きになりました
544
00:53:51,066 --> 00:53:54,724
その者は罪を犯して
追い出された臣下でしかありませんのに
545
00:54:00,907 --> 00:54:06,047
私 忘れておりました
彼は元嬪の兄でしょう
546
00:54:06,576 --> 00:54:10,407
殿下が気をお使いになるのも当然のことです
547
00:54:10,407 --> 00:54:13,784
以前からホン・ドンノの噂が広まっているため
548
00:54:13,784 --> 00:54:17,418
どんな人なのか気になっておりました
549
00:54:17,418 --> 00:54:21,905
私に彼の話をお聞かせ下さいませんか?
550
00:54:21,905 --> 00:54:24,224
そのうちしよう
551
00:54:26,113 --> 00:54:29,026
ソン・ドギムはどこにいる?
552
00:54:29,026 --> 00:54:31,918
あの子に聞きたいことがあるのだが
553
00:54:33,423 --> 00:54:38,392
あの宮女なら私の実家へお使いに行かせました
554
00:54:38,392 --> 00:54:41,415
明日の朝戻って参ります
555
00:54:41,415 --> 00:54:43,790
それならいい 後で聞こう
556
00:54:43,790 --> 00:54:48,896
殿下 少しだけでも中にお入りになりませんか?
557
00:55:01,297 --> 00:55:03,084
大したことではございません
558
00:55:03,084 --> 00:55:06,630
洗踏房の宮女に洗濯をさせております
559
00:55:07,285 --> 00:55:10,007
なぜこんな夜遅くに仕事をさせるのか?
560
00:55:10,007 --> 00:55:14,232
洗踏房の仕事は日中にするよう
決まっているはずだ
561
00:55:15,110 --> 00:55:17,311
- ソ尚宮
- はい 殿下
562
00:55:17,311 --> 00:55:19,607
宮廷の法を言ってみなさい
563
00:55:20,219 --> 00:55:23,129
中秋を過ぎ 重ね唐衣を着る季節が来たら
564
00:55:23,129 --> 00:55:25,912
夜に洗踏房の仕事をさせてはならない
565
00:55:25,912 --> 00:55:30,701
冷水に手をつけると宮女が体を悪くする
恐れがあるためそう決まっております
566
00:56:13,487 --> 00:56:19,629
ソン・ドギムがなぜこんな
つまらない仕事をしているのか?
567
00:56:21,392 --> 00:56:25,222
目上の方から特別に送られた宮女なのに
568
00:56:25,222 --> 00:56:28,810
なぜこんなみすぼらしい仕事を
しているのかと聞いている!
569
00:56:31,682 --> 00:56:35,624
目上の方から送られた宮女をこのように扱うとは
570
00:56:36,598 --> 00:56:38,327
和嬪!
571
00:56:41,508 --> 00:56:44,265
そなたは私と目上の方を侮辱するのか?
572
00:56:44,265 --> 00:56:48,832
- お許し下さい 殿下 私は—
- よくも!
573
00:56:48,832 --> 00:56:50,420
気をお静め下さい 殿下
574
00:56:50,420 --> 00:56:54,138
ソン・ドギムは和嬪の人間でございます
575
00:56:54,138 --> 00:56:58,520
だから どう扱おうが主人の自由だと?
576
00:56:58,520 --> 00:57:01,024
そういう意味ではなくただ...
577
00:57:14,086 --> 00:57:16,402
- 和嬪
- はい 殿下
578
00:57:16,402 --> 00:57:19,222
目上の方から送られた人だ
579
00:57:20,493 --> 00:57:22,988
ぞんざいに扱わないように
580
00:57:23,703 --> 00:57:27,365
私 肝に銘じます
581
00:57:28,088 --> 00:57:31,522
殿下 大殿にいらっしゃいますか?
582
00:57:46,909 --> 00:57:49,115
この女 よくも…
583
00:58:09,193 --> 00:58:12,429
私が自らあの子を出宮させたのです
584
00:58:14,181 --> 00:58:16,987
母上は王命を無視されました
585
00:58:16,987 --> 00:58:21,826
他の者だったら決して許していません
586
00:58:22,897 --> 00:58:24,990
ソン・ドギム...
587
00:58:25,791 --> 00:58:28,232
あの子が宮廷に戻ってきて
588
00:58:29,009 --> 00:58:32,441
私にどんな姿を見せたかご存じですか?
589
00:58:33,657 --> 00:58:37,362
あんな姿を見たくて
自ら手放したのではありません
590
00:58:37,362 --> 00:58:43,121
主上はなぜあの子に
腹が立っているのか知っていますか?
591
00:58:45,578 --> 00:58:49,215
あの子が主上の思い通りにならないからです
592
00:58:49,215 --> 00:58:51,888
だから腹が立っているのでしょう
593
00:58:51,888 --> 00:58:56,811
だから出宮させて目の前から
消してしまったのでしょう
594
00:58:59,376 --> 00:59:04,841
今腹が立っているからと言って
このままあの子を諦めるのですか?
595
00:59:05,704 --> 00:59:10,019
あの子は主上が幸せになれる唯一の道なのに
596
00:59:12,981 --> 00:59:15,716
心から誰かを
597
00:59:16,711 --> 00:59:18,708
愛して
598
00:59:19,599 --> 00:59:21,718
家族を作り
599
00:59:22,927 --> 00:59:26,921
人間らしく生きられる唯一の道
600
00:59:30,387 --> 00:59:32,010
母上…
601
00:59:34,907 --> 00:59:42,130
この世に主上に人間らしく
幸せに生きろと言う人はいません
602
00:59:43,099 --> 00:59:45,888
主上が良い王でさえあれば
603
00:59:46,596 --> 00:59:49,232
みんな満足でしょう
604
00:59:49,997 --> 00:59:53,190
でもこの母は言ってあげたいのです
605
00:59:53,685 --> 00:59:55,452
主上
606
00:59:56,867 --> 00:59:59,419
どうか幸せになって下さい
607
01:00:06,808 --> 01:00:08,643
サン
608
01:00:09,606 --> 01:00:11,677
幸せになりなさい
609
01:00:30,496 --> 01:00:32,732
少しの間一人でいたい
610
01:01:01,402 --> 01:01:05,841
それで私にどうしろと言うのですか?
611
01:01:06,510 --> 01:01:09,093
彼女は私を求めていないのに
612
01:01:12,108 --> 01:01:15,327
私は殿下を恋い慕ったことはございません
613
01:01:15,327 --> 01:01:18,576
ただの一度も男として見たことはございません
614
01:01:19,396 --> 01:01:24,333
これからも決して... そんなことはないでしょう
615
01:01:27,011 --> 01:01:32,599
今までどんなことも
激しく立ち向かい戦ってきた
616
01:01:32,599 --> 01:01:35,622
どんな難関も乗り越えてきた
617
01:01:37,102 --> 01:01:38,833
しかし
618
01:01:40,085 --> 01:01:42,530
お前はあまりにも難しすぎる
619
01:01:54,416 --> 01:01:56,054
ボギョン
620
01:01:58,185 --> 01:02:00,430
ドギム
621
01:02:00,430 --> 01:02:04,232
どうして泣いてるの?何があったの?
622
01:02:06,808 --> 01:02:11,722
ホン・ドンノナウリが亡くなったって
623
01:02:11,722 --> 01:02:13,210
え?
624
01:02:13,899 --> 01:02:20,413
でも... ギョンヒの前で泣くのは
とても申し訳なくて
625
01:02:21,213 --> 01:02:24,783
私はただ ここでこっそり泣いて帰る
626
01:02:24,783 --> 01:02:27,311
私を見なかったことにして
627
01:03:01,687 --> 01:03:03,833
なぜ泣いている?
628
01:03:06,384 --> 01:03:11,733
なぜこんなところで… 慰めてくれる人もおらず
629
01:03:11,733 --> 01:03:14,816
お前の立派な友達は一体何をしている?
630
01:03:16,489 --> 01:03:21,218
殿下 なぜここにお一人で…
631
01:03:21,792 --> 01:03:23,935
手は大丈夫か?
632
01:03:26,287 --> 01:03:28,271
大丈夫です
633
01:03:30,674 --> 01:03:33,124
和嬪からまたいじめられたのか?
634
01:03:34,093 --> 01:03:36,343
だから泣いているのか?
635
01:03:36,343 --> 01:03:38,621
そうではありません
636
01:03:40,598 --> 01:03:43,230
どうせなら私のせいで泣いてくれ
637
01:03:45,409 --> 01:03:48,129
私が見えるところだけで泣け
638
01:03:52,193 --> 01:03:54,513
私が見えない時
639
01:03:55,091 --> 01:03:57,133
私がわからない時
640
01:03:58,894 --> 01:04:00,997
一人で泣くな
641
01:04:02,675 --> 01:04:04,726
これは命令だ
642
01:04:05,520 --> 01:04:09,735
殿下 本当に和嬪のせいではありません
643
01:04:12,479 --> 01:04:15,226
ホン・ドンノが死んだと聞きました
644
01:04:17,106 --> 01:04:19,319
考えていたら
645
01:04:19,938 --> 01:04:22,390
ただ涙が出てきました
646
01:04:23,196 --> 01:04:26,804
全てがあまりにも早く変わっていきます
647
01:04:28,416 --> 01:04:32,438
一度変わってしまったものは
元には戻れないでしょう
648
01:04:33,482 --> 01:04:35,546
よくわかりません
649
01:04:36,887 --> 01:04:39,021
ただ涙が出て
650
01:04:39,712 --> 01:04:42,591
本当に元には戻れないのか?
651
01:04:42,591 --> 01:04:44,193
はい?
652
01:04:44,193 --> 01:04:46,632
死んだ者は戻ってこない
653
01:04:48,670 --> 01:04:51,007
しかし生きてさえいれば
654
01:04:52,203 --> 01:04:55,021
また機会がやってくるかもしれない
655
01:04:56,393 --> 01:04:58,421
目の前で
656
01:04:59,581 --> 01:05:01,732
生きてさえいれば
657
01:05:05,298 --> 01:05:07,521
聞きたいことがある
658
01:05:08,191 --> 01:05:10,596
どうぞお聞き下さい
659
01:05:10,596 --> 01:05:12,632
幼い頃
660
01:05:12,632 --> 01:05:16,740
先王が禁じられた禁書を
こっそり読んだことがあった
661
01:05:17,990 --> 01:05:21,019
誰かがその禁じられた部分を破り
662
01:05:21,498 --> 01:05:23,732
私の命を救った
663
01:05:25,680 --> 01:05:30,227
そのセンガクシはお前だったのか?
664
01:05:34,985 --> 01:05:39,824
- ドギム…
- もし私だったらどうだとおっしゃるのですか?
665
01:05:40,994 --> 01:05:44,918
月日は流れ 全てが変わりました
666
01:05:44,918 --> 01:05:47,911
私はもう東宮の宮女ではありません
667
01:05:47,911 --> 01:05:52,419
殿下も命の保証がない世孫邸下ではないでしょう
668
01:05:53,591 --> 01:05:57,919
今更 昔のことを持ち出してみても
それが何になるでしょうか?
669
01:05:59,390 --> 01:06:01,519
やはりお前だったんだな
670
01:06:04,187 --> 01:06:06,326
いつもお前だった
671
01:06:12,279 --> 01:06:14,022
ドギム
672
01:06:15,400 --> 01:06:18,532
私はお前に謝ることはできない
673
01:06:18,532 --> 01:06:20,046
はい?
674
01:06:20,046 --> 01:06:23,429
王としてすべきことをしたから
675
01:06:23,429 --> 01:06:25,738
後悔はしていない
676
01:06:26,810 --> 01:06:29,507
またお前を騙すことになるとしても
677
01:06:30,391 --> 01:06:32,840
お前の心を傷つけるとしても
678
01:06:35,111 --> 01:06:37,524
すべきことなら そうするまでだ
679
01:06:38,266 --> 01:06:41,290
わかっております そうなさることは
680
01:06:41,290 --> 01:06:46,427
だからといって私が平気だったわけではない
681
01:06:47,889 --> 01:06:50,226
そんな風に思わないでくれ
682
01:06:54,189 --> 01:06:56,226
お前が泣くと
683
01:06:57,888 --> 01:07:00,130
胸が痛む
684
01:07:02,760 --> 01:07:05,335
とても耐えられないほど
685
01:07:14,107 --> 01:07:15,850
お前に
686
01:07:16,620 --> 01:07:19,510
すまないと言うことはできないが
687
01:07:20,684 --> 01:07:23,226
他の言葉なら言える
688
01:07:27,996 --> 01:07:29,811
ありがとう
689
01:07:34,199 --> 01:07:36,927
何度も私を救ってくれて
690
01:07:39,302 --> 01:07:42,040
私が知らない時でさえも
691
01:07:43,629 --> 01:07:45,918
私を守ってくれて
692
01:07:49,422 --> 01:07:53,632
ありがとう ドギム
693
01:08:15,889 --> 01:08:17,515
やはり
694
01:08:19,230 --> 01:08:21,491
もう遅いのか?
695
01:08:24,608 --> 01:08:27,208
一度変わってしまったものは
696
01:08:29,900 --> 01:08:32,717
本当に元には戻れないのか?
697
01:09:14,160 --> 01:09:20,200
698
01:09:21,697 --> 01:09:23,991
お前が恋しかった
699
01:09:27,585 --> 01:09:29,333
ドギム
700
01:09:40,680 --> 01:09:47,380
♫ 月が沈んだ夜空のようね ♫
701
01:09:47,380 --> 01:09:54,800
♫ 大切に抱きしめてくれたあなたの胸の中で ♫
702
01:09:54,800 --> 01:10:01,880
♫ こみ上げてきた涙をぐっとこらえ ♫
703
01:10:01,880 --> 01:10:08,890
♫ 私の世界を全て染めてしまった ♫
704
01:10:08,890 --> 01:10:12,760
♫ あなたの手を離すわ ♫
705
01:10:12,760 --> 01:10:16,570
[赤い袖先]
706
01:10:16,570 --> 01:10:22,280
もう二度とお前を奪われない
お前を恋い慕っている
707
01:10:22,280 --> 01:10:26,600
主上殿下の承恩を受けたって
708
01:10:26,600 --> 01:10:28,050
なぜ笑っていらっしゃるのですか?
709
01:10:28,050 --> 01:10:31,530
私達は本当に家族になったんだな
710
01:10:31,530 --> 01:10:36,060
"北風は冷たく雨雪も降りしきる"
711
01:10:36,060 --> 01:10:40,770
次々と私達の元から去っていく
712
01:10:40,770 --> 01:10:44,560
春になればまた花が咲くでしょう?
713
01:10:45,350 --> 01:10:50,040
私は天に背いてまでも お前と心に決めた
714
01:10:50,040 --> 01:10:52,530
なぜ私だったのですか?
715
01:10:52,530 --> 01:10:56,980
他のどんな女人もお前にはなれないから
716
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♫ 私の世界を全て染めてしまった ♫