1 00:00:32,332 --> 00:00:36,319 (透明人間) あっ 近藤七海が また塗ってる→ 2 00:00:36,319 --> 00:00:39,823 ハンドクリームよりも クリーミーな その手に。 3 00:00:39,823 --> 00:00:42,826 (卓弥) すげぇ 榎本 お前 プロになれるよ。 4 00:00:42,826 --> 00:00:44,828 (蒼太) なれる なれる。 ホント。 5 00:00:44,828 --> 00:00:47,897 (空) 浦沢直樹の再来だ。 ≪すげぇ≫ 6 00:00:47,897 --> 00:00:49,816 (透明人間) 確かに うまいよ→ 7 00:00:49,816 --> 00:00:53,316 けど こんな絵は所詮 誰かのモノマネじゃないか。 8 00:00:54,821 --> 00:00:57,323 (透明人間) 近藤七海まで…。 9 00:00:57,323 --> 00:00:59,843 クリーミーな その手で ノートをつかみ→ 10 00:00:59,843 --> 00:01:01,811 おねだりまでしている。 11 00:01:01,811 --> 00:01:03,313 あり得ないから。 12 00:01:03,313 --> 00:01:05,865 見た目が良くて 中身も面白いなんて→ 13 00:01:05,865 --> 00:01:09,365 そんな奴がいたら それは 天才だから。 14 00:01:10,820 --> 00:01:12,822 (萌) うわっ 天才じゃん 榎本くん。 15 00:01:12,822 --> 00:01:15,308 (透明人間) バカ! ブス! 黙れ! 16 00:01:15,308 --> 00:01:18,828 本当の天才は ここにいる! ここにいるんだ! 17 00:01:18,828 --> 00:01:29,828 ♪♪~ 18 00:01:39,833 --> 00:01:41,835 (足立) 早く練習しなよ→ 19 00:01:41,835 --> 00:01:44,320 逆上がりできないの あんただけだよ。 20 00:01:44,320 --> 00:01:47,323 みんなが手伝ってくれるって 言ってんじゃん。 21 00:01:47,323 --> 00:01:49,342 早くやんなよ。 やんなよ 早く。 22 00:01:49,342 --> 00:01:53,413 (足立) どうしたの? 誰も あんたのパンツなんか見ないよ。 23 00:01:53,413 --> 00:01:55,815 ねっ。 フフフ…。 24 00:01:55,815 --> 00:01:57,815 なら 一緒にやろうよ。 25 00:01:59,836 --> 00:02:01,836 ほら やってみな。 26 00:02:05,842 --> 00:02:07,342 (ヨシカワ) ハッ! 27 00:02:16,336 --> 00:02:17,836 あっ! 28 00:02:21,824 --> 00:02:26,846 (琴葉) 大丈夫 大丈夫 ただの捻挫よ 骨は折れてない。 29 00:02:26,846 --> 00:02:28,348 (戸が開く音) 30 00:02:28,348 --> 00:02:30,350 何が大丈夫なのよ! 31 00:02:30,350 --> 00:02:32,902 娘は 頭を打ってたのよ。 32 00:02:32,902 --> 00:02:35,338 あなたが すぐに病院に 連れて行かなかったから→ 33 00:02:35,338 --> 00:02:37,340 娘は死んだのよ! 34 00:02:37,340 --> 00:02:39,325 申し訳ありませんでした! 35 00:02:39,325 --> 00:02:41,844 謝って済む問題じゃないわよ! 36 00:02:41,844 --> 00:02:43,344 娘を返して! 37 00:02:44,330 --> 00:02:45,832 それは無理です。 38 00:02:45,832 --> 00:02:47,834 無理でも返してもらうわよ。 39 00:02:47,834 --> 00:02:50,353 あなたが娘になりなさいよ! 40 00:02:50,353 --> 00:02:51,853 えっ? 41 00:02:56,843 --> 00:02:58,344 う~! 42 00:02:58,344 --> 00:02:59,844 ハッ! 43 00:03:01,814 --> 00:03:03,314 わっ! 44 00:03:09,322 --> 00:03:11,357 (古藤結衣子) キャ~!! 45 00:03:11,357 --> 00:03:15,357 ハァ ハァ…。 46 00:03:25,338 --> 00:03:29,325 (武戸井彩未) はぁ~ また見たの? 47 00:03:29,325 --> 00:03:31,344 知らないわよ そんなこと! 48 00:03:31,344 --> 00:03:33,830 大体 その子は うちのクラスじゃないんでしょ? 49 00:03:33,830 --> 00:03:35,848 だったら 私には関係ない。 50 00:03:35,848 --> 00:03:37,884 え~ だけど…。 51 00:03:37,884 --> 00:03:40,436 だけど 何? 悪夢ちゃんが気になるなら→ 52 00:03:40,436 --> 00:03:42,322 自分で保健室の先生に言えば? 53 00:03:42,322 --> 00:03:44,841 どうやって? それは自分で考える。 54 00:03:44,841 --> 00:03:46,826 もっと自分を出せって 言ったでしょ。 55 00:03:46,826 --> 00:03:48,828 え~ でも…。 56 00:03:48,828 --> 00:03:51,331 でも! 鉄棒を禁止するわけにも→ 57 00:03:51,331 --> 00:03:53,850 撤去するわけにもいかないで しょうからね 無駄だと思うけど。 58 00:03:53,850 --> 00:03:55,351 こっちは それどころじゃないのよ! 59 00:03:55,351 --> 00:03:56,836 何か あったの? 60 00:03:56,836 --> 00:03:59,389 また変なブログが更新されてたの。 61 00:03:59,389 --> 00:04:01,307 あなたが犯人を 見つけないからよ! 62 00:04:01,307 --> 00:04:04,344 余計な悪夢ばっか見てないで ブログの犯人でも当てたらどうなの!? 63 00:04:04,344 --> 00:04:06,344 この役立たず! 64 00:04:07,330 --> 00:04:10,330 何だか 感情が激しくなってる。 65 00:04:12,318 --> 00:04:17,323 ♪♪~ 66 00:04:17,323 --> 00:04:20,326 <人間の意識は 氷山の一角> 67 00:04:20,326 --> 00:04:23,896 <その魂には 無限の無意識が広がっている> 68 00:04:23,896 --> 00:04:27,316 <そこには 全ての感情 全ての行動→ 69 00:04:27,316 --> 00:04:29,836 全ての時間さえも眠っている> 70 00:04:29,836 --> 00:04:31,821 <その少女の無意識は→ 71 00:04:31,821 --> 00:04:34,340 他人の無意識と 繋がることができた> 72 00:04:34,340 --> 00:04:38,327 <そして 少女は眠る時 その魂が目覚め→ 73 00:04:38,327 --> 00:04:42,849 他人の不吉な未来が 悪夢となって現れるのである> 74 00:04:42,849 --> 00:04:47,849 ♪♪~ 75 00:05:04,821 --> 00:05:07,321 おはようございます。 (稲本) おはようございます。 76 00:05:08,841 --> 00:05:10,810 (麦山) 彩未先生→ 77 00:05:10,810 --> 00:05:13,362 またブログが更新されてましたね。 ハッ。 78 00:05:13,362 --> 00:05:16,432 まさか これも事実と 違いますよね? 79 00:05:16,432 --> 00:05:20,319 (麦山) 「サイコパス先生は 結婚をする気もないくせに→ 80 00:05:20,319 --> 00:05:23,322 男と付き合い始めた」。 81 00:05:23,322 --> 00:05:27,310 ((チームとしてなら 入って)) 82 00:05:27,310 --> 00:05:31,330 まさか! 全くの事実無根です。 83 00:05:31,330 --> 00:05:34,884 (聡子) でも 結婚しない主義 だというのは合ってるわよね? 84 00:05:34,884 --> 00:05:36,919 そこは 確かに…。 85 00:05:36,919 --> 00:05:38,838 (稲本) 男と付き合い始めた というのは? 86 00:05:38,838 --> 00:05:41,324 そこも確かに…。 え~! ちょっと…。 87 00:05:41,324 --> 00:05:42,825 いやいや…→ 88 00:05:42,825 --> 00:05:44,844 そこは間違っています。 痛い! 89 00:05:44,844 --> 00:05:47,330 (校長) 武戸井先生 お困りのようですね。 90 00:05:47,330 --> 00:05:50,333 あっ 校長先生。 (校長) 私は ブログを書いた犯人が→ 91 00:05:50,333 --> 00:05:52,852 誰かということよりも これを読んだ→ 92 00:05:52,852 --> 00:05:56,422 子供達の心が気になりますよ。 (教頭) 保護者の心もね。 93 00:05:56,422 --> 00:05:59,842 もちろん 必要があれば これがウソだと説明します。 94 00:05:59,842 --> 00:06:02,328 そのウソも 先生の一部ですからね。 95 00:06:02,328 --> 00:06:06,828 必要なら きちんと 先生の心を見せてあげてください。 96 00:06:11,337 --> 00:06:13,339 つまり どういうこと? 97 00:06:13,339 --> 00:06:15,892 だから 鉄棒で…。 98 00:06:15,892 --> 00:06:17,927 ねぇ そんなことより→ 99 00:06:17,927 --> 00:06:21,831 あなた あのサイコ先生に 男の気配 感じたりする? 100 00:06:21,831 --> 00:06:23,833 ちゃんと聞いてください! 101 00:06:23,833 --> 00:06:26,836 ちゃんと聞いてるわよ だから 何? 102 00:06:26,836 --> 00:06:29,839 だから 鉄棒で→ 103 00:06:29,839 --> 00:06:33,826 同級生をいじめてる女の子が 鉄棒から落ちて→ 104 00:06:33,826 --> 00:06:35,845 足をくじいたんだけど…→ 105 00:06:35,845 --> 00:06:39,916 頭を打っているので すぐ病院へ連れて行ってください。 106 00:06:39,916 --> 00:06:42,835 それで ケガ人は どこにいるの? 107 00:06:42,835 --> 00:06:44,835 まだ いません。 108 00:06:47,340 --> 00:06:50,326 つまり どういうこと? 109 00:06:50,326 --> 00:06:52,829 だから 鉄棒で…。 (琴葉) あっ! 110 00:06:52,829 --> 00:06:55,815 あなたが頭を打った? ちゃんと聞いてください! 111 00:06:55,815 --> 00:06:59,385 ちゃんと聞いてるわよ! だから 何? 112 00:06:59,385 --> 00:07:01,885 だから 鉄棒で…。 113 00:07:03,840 --> 00:07:08,340 何だよ このノート 勝手に ひとの机に置くなよ。 114 00:07:10,346 --> 00:07:12,315 (卓弥) あっ マンガだ。 115 00:07:12,315 --> 00:07:14,333 (蒼太) マンガ? マンガ? 116 00:07:14,333 --> 00:07:16,819 ちょっと 榎本 これ お前が描いたのか? 117 00:07:16,819 --> 00:07:20,389 (駿一郎) そんなわけないよ。 (歩夢) えっ? まさか。 118 00:07:20,389 --> 00:07:23,843 (蒼太) そうだよな 榎本は こんな下手くそじゃねえよな。 119 00:07:23,843 --> 00:07:25,828 (空) 蛭子能収の再来かも。 120 00:07:25,828 --> 00:07:28,347 これ描いたの誰だよ! 121 00:07:28,347 --> 00:07:30,316 変な題名だし。 122 00:07:30,316 --> 00:07:33,319 「トーメーコウソク」って… 道路かよ。 123 00:07:33,319 --> 00:07:35,338 (翔) どんな話か 読もうぜ。 いいね いいね。 124 00:07:35,338 --> 00:07:37,838 (綾乃) 見せて 見せて~! ちょっと 見せてよ。 125 00:07:39,392 --> 00:07:58,828 ♪♪~ 126 00:07:58,828 --> 00:08:01,831 おい 近藤 お前のハンドクリーム 使われてるぞ。 127 00:08:01,831 --> 00:08:03,831 (七海) ウソ…。 128 00:08:05,401 --> 00:08:06,919 ヤダ 気持悪い! 129 00:08:06,919 --> 00:08:10,323 (透明人間) そんなぁ 何もノートを投げなくたって。 130 00:08:10,323 --> 00:08:12,325 ホントに つまんねえな。 131 00:08:12,325 --> 00:08:15,328 こいつさ 才能ゼロじゃん。 132 00:08:15,328 --> 00:08:17,330 (透明人間) そんなぁ…。 133 00:08:17,330 --> 00:08:21,834 どうしました? 何を騒いでいるんです? 134 00:08:21,834 --> 00:08:24,320 (卓弥) 先生 これ 誰かの落とし物です。 135 00:08:24,320 --> 00:08:25,820 落とし物? 136 00:08:27,390 --> 00:08:28,890 マンガ…。 137 00:08:31,310 --> 00:08:34,830 どういうこと? これは 私への当て付け? 138 00:08:34,830 --> 00:08:37,316 何のことですか? 139 00:08:37,316 --> 00:08:41,316 この下手なマンガを描いたのは あなたしかいないでしょ。 140 00:08:45,324 --> 00:08:46,859 ハッ! 141 00:08:46,859 --> 00:09:06,846 ♪♪~ 142 00:09:06,846 --> 00:09:18,324 ♪♪~ 143 00:09:18,324 --> 00:09:21,327 それ あなたが見た悪夢でしょ。 144 00:09:21,327 --> 00:09:23,346 私じゃ ない! 145 00:09:23,346 --> 00:09:25,314 私は描いてない! 146 00:09:25,314 --> 00:09:27,333 じゃあ 誰よ。 147 00:09:27,333 --> 00:09:28,833 私じゃ ない! 148 00:09:33,356 --> 00:09:36,926 (志岐 貴) トーメーコウソク? そうなのよ。 149 00:09:36,926 --> 00:09:41,347 ある男の子が 好きな女の子の ハンドクリームを体に塗ると→ 150 00:09:41,347 --> 00:09:43,316 透明人間になってしまうの。 151 00:09:43,316 --> 00:09:47,336 それで その子は 自分勝手に校則をつくって→ 152 00:09:47,336 --> 00:09:49,822 その校則に違反した者を 処刑して行くの。 153 00:09:49,822 --> 00:09:53,342 「コーソク」って 学校の規則のことか。 154 00:09:53,342 --> 00:09:57,396 それで「トーメーコウソク」 なかなか面白い。 155 00:09:57,396 --> 00:09:59,815 その子は 才能がある。 156 00:09:59,815 --> 00:10:02,818 でも 絵の才能はゼロなのよ。 157 00:10:02,818 --> 00:10:05,338 問題は中身だろ。 158 00:10:05,338 --> 00:10:11,344 古藤結衣子の予知夢と同じ話が 描いてあったとしたら…。 159 00:10:11,344 --> 00:10:15,364 悪夢ちゃんは そのことを 保健室の先生には話したらしいの。 160 00:10:15,364 --> 00:10:18,934 だけど 取り合ってもらえなかった上→ 161 00:10:18,934 --> 00:10:22,838 あの先生が そんなマンガを 描くとも思えないし。 162 00:10:22,838 --> 00:10:24,838 どう思う? 163 00:10:27,326 --> 00:10:30,846 君は その夢札を見たのか? 164 00:10:30,846 --> 00:10:32,846 それは まだ見てない。 165 00:10:35,334 --> 00:10:38,888 何とか その夢札 見られないかな? 166 00:10:38,888 --> 00:10:40,406 ダメよ。 167 00:10:40,406 --> 00:10:42,324 あなたが それを見ることはできない。 168 00:10:42,324 --> 00:10:44,343 あの古藤教授は→ 169 00:10:44,343 --> 00:10:47,830 孫の夢札を ひとに渡すことは 絶対にしない。 170 00:10:47,830 --> 00:10:51,834 それは 助手のあなたが 一番よく分かってるでしょ。 171 00:10:51,834 --> 00:10:53,335 分かってる。 172 00:10:53,335 --> 00:10:55,838 さぁ 食事にしよう。 173 00:10:55,838 --> 00:10:59,909 僕の手料理は いくら食べても太らないから。 174 00:10:59,909 --> 00:11:02,828 現実である以上 それは絶対にあり得ないから。 175 00:11:02,828 --> 00:11:05,347 それに ひとがシャワーを 浴びている間に→ 176 00:11:05,347 --> 00:11:07,833 勝手に部屋を 模様替えしないでくれる? 177 00:11:07,833 --> 00:11:11,337 驚かそうと思って…。 178 00:11:11,337 --> 00:11:14,824 まぁ 確かに 食べれば太るし→ 179 00:11:14,824 --> 00:11:17,860 男と付き合えば 部屋も変わる。 180 00:11:17,860 --> 00:11:22,331 現実は いくらでも 変えられるってことさ。 181 00:11:22,331 --> 00:11:25,317 ひとに変えられたくないの。 182 00:11:25,317 --> 00:11:27,317 食べたら 帰って。 183 00:11:29,338 --> 00:11:31,841 今日もダメか。 184 00:11:31,841 --> 00:11:34,326 勘違いしないでくれる? 185 00:11:34,326 --> 00:11:36,846 私達は 恋愛してるわけじゃ ない。 186 00:11:36,846 --> 00:11:40,916 チームとして 悪夢ちゃんのことを 相談できれば→ 187 00:11:40,916 --> 00:11:43,319 それで いいんだから。 つまり→ 188 00:11:43,319 --> 00:11:47,823 君が欲しいのは 優秀な執事だ。 189 00:11:47,823 --> 00:11:49,325 別に。 190 00:11:49,325 --> 00:11:51,325 ディナーは いらないわよ。 191 00:11:57,333 --> 00:12:00,402 (古藤万之介) 志岐君 何をしている? 192 00:12:00,402 --> 00:12:03,339 (古藤) 誰の夢札を探してるんだ? 193 00:12:03,339 --> 00:12:05,307 子供の夢札です。 194 00:12:05,307 --> 00:12:06,809 子供? 195 00:12:06,809 --> 00:12:08,828 教授は かつて→ 196 00:12:08,828 --> 00:12:11,831 子供の夢を随分 集めていたと 聞きました。 197 00:12:11,831 --> 00:12:15,334 それ どうなさったんですか? 198 00:12:15,334 --> 00:12:19,388 さぁ 何のことだか。 199 00:12:19,388 --> 00:12:23,309 僕が助手になる前の話です。 200 00:12:23,309 --> 00:12:27,813 教授は昔から 子供の夢に 大変 興味を持っていた。 201 00:12:27,813 --> 00:12:33,335 特に ある能力を 探っていたんじゃないですか? 202 00:12:33,335 --> 00:12:34,837 能力? 203 00:12:34,837 --> 00:12:37,337 予知夢の存在です。 204 00:12:39,375 --> 00:12:45,375 教授 秘密なら 僕は必ず守ります。 205 00:12:46,832 --> 00:12:49,835 フッ ばかばかしい。 206 00:12:49,835 --> 00:12:52,335 そんなものは存在しないよ。 207 00:12:54,340 --> 00:12:58,340 そうですか そりゃ 残念だ。 208 00:13:04,934 --> 00:13:07,934 (ドアの開閉音) 209 00:13:10,322 --> 00:13:13,842 鉄棒はな 人生と一緒だ 分かるか? 210 00:13:13,842 --> 00:13:17,313 鉄棒を蹴り上げる そして 人生も蹴り上げろ! 211 00:13:17,313 --> 00:13:20,316 あっ 違う 間違った 人生とはマラソンや。 212 00:13:20,316 --> 00:13:22,334 間違った。 (足立) キャ~! 213 00:13:22,334 --> 00:13:26,372 足立 大丈夫か? 痛い…。 214 00:13:26,372 --> 00:13:29,825 足でも くじいたか? よし 保健室 行こう。 215 00:13:29,825 --> 00:13:32,328 よいしょ 大丈夫か? よいしょ…。 216 00:13:32,328 --> 00:13:33,812 ヨシカワさんも来てよ。 217 00:13:33,812 --> 00:13:35,831 えっ? (麦山) どうしてだ? 218 00:13:35,831 --> 00:13:38,317 落ちた時のこと 一番よく分かってるから。 219 00:13:38,317 --> 00:13:41,317 よし そしたら ヨシカワも一緒に 保健室 行こう。 220 00:13:46,892 --> 00:13:50,829 大丈夫 大丈夫 ただの捻挫よ 骨は折れてない。 221 00:13:50,829 --> 00:13:52,848 そうですか よかったな 足立。 222 00:13:52,848 --> 00:13:56,318 私 ヨシカワさんに 背中 押されました。 223 00:13:56,318 --> 00:13:59,321 何だって!? 私も見ました。 224 00:13:59,321 --> 00:14:01,840 ≪私も≫ 私も。 225 00:14:01,840 --> 00:14:04,326 (麦山) どうして そんなことした? ヨシカワ。 226 00:14:04,326 --> 00:14:05,826 フッ。 227 00:14:07,396 --> 00:14:11,317 ((鉄棒で 同級生をいじめてる女の子が→ 228 00:14:11,317 --> 00:14:14,320 鉄棒から落ちて 足をくじいたんだけど→ 229 00:14:14,320 --> 00:14:17,820 頭を打っているので すぐ病院へ 連れて行ってください)) 230 00:14:20,326 --> 00:14:22,328 気持悪い…。 231 00:14:22,328 --> 00:14:25,331 (麦山) 大丈夫か? ≪大丈夫?≫ 232 00:14:25,331 --> 00:14:28,901 救急車… 救急車 念のため 救急車 呼んでください。 233 00:14:28,901 --> 00:14:32,838 琴葉先生 いくら何でも…。 先生 救急車 呼んでください! 234 00:14:32,838 --> 00:14:36,342 (救急車のサイレン) 235 00:14:36,342 --> 00:14:39,345 すげぇ。 236 00:14:39,345 --> 00:14:41,830 (卓弥) あのマンガの通りになった。 237 00:14:41,830 --> 00:14:44,316 座りなさい 授業中ですよ。 238 00:14:44,316 --> 00:14:47,353 でも先生 授業中に起きたことだから→ 239 00:14:47,353 --> 00:14:51,440 このクラスにいる奴が 1組の子にケガをさせたとは→ 240 00:14:51,440 --> 00:14:53,325 考えられませんよね。 241 00:14:53,325 --> 00:14:54,827 当然です。 242 00:14:54,827 --> 00:14:56,829 それじゃあ もし あのマンガを描いた奴が→ 243 00:14:56,829 --> 00:15:01,333 このクラスにいるとしたら あれは予言だったってことになる。 244 00:15:01,333 --> 00:15:03,352 そうだ あれは予言書だ! 245 00:15:03,352 --> 00:15:05,321 ≪そうだ!≫ 246 00:15:05,321 --> 00:15:07,840 ただの偶然だとも考えられます。 247 00:15:07,840 --> 00:15:10,392 (綾乃) 先生 あのノートは どうしましたか? 248 00:15:10,392 --> 00:15:11,927 先生が預かっています。 249 00:15:11,927 --> 00:15:13,846 (綾乃) 返してあげてください。 250 00:15:13,846 --> 00:15:15,347 誰にですか? 251 00:15:15,347 --> 00:15:17,833 それは もちろん 透明人間にです。 252 00:15:17,833 --> 00:15:20,319 (卓弥) いいぞ! 透明人間! 253 00:15:20,319 --> 00:15:23,839 (児童達) 透明人間! 透明人間! 254 00:15:23,839 --> 00:15:27,343 《そんなものに なれるなら 私がなりたいわ》 255 00:15:27,343 --> 00:15:30,412 (祐輔) 痛い痛い…! やめろ! 256 00:15:30,412 --> 00:15:32,831 ほ~ら かわいそうでしょ やめなさい。 257 00:15:32,831 --> 00:15:35,331 (駿一郎) は~い。 (祐輔) 痛い痛い…。 258 00:15:36,318 --> 00:15:38,837 (教頭) 麦山先生。 (校長) あっ どうでしたか? 259 00:15:38,837 --> 00:15:43,342 はい 鉄棒から落ちた時に 頭も強く打っていたようで→ 260 00:15:43,342 --> 00:15:45,344 詳しく検査したところ→ 261 00:15:45,344 --> 00:15:48,414 脳内に小さな血腫が 見つかりました。 262 00:15:48,414 --> 00:15:49,815 それで その児童は? 263 00:15:49,815 --> 00:15:51,834 助かりました! なんと…。 264 00:15:51,834 --> 00:15:54,319 発見が早くて すぐに血腫を取り除けたので→ 265 00:15:54,319 --> 00:15:56,839 後遺症もなく 回復するみたいです。 266 00:15:56,839 --> 00:15:59,842 (聡子) それは 不幸中の幸いでしたね。 267 00:15:59,842 --> 00:16:02,327 平島先生 お手柄でしたね。 268 00:16:02,327 --> 00:16:06,382 普通は 足首の捻挫を見て 頭を打ったとは気づきませんから。 269 00:16:06,382 --> 00:16:09,818 私は ただ その子が 吐き気を訴えたので それで。 270 00:16:09,818 --> 00:16:11,837 (稲本) 一歩間違えれば 悪夢でしたね。 271 00:16:11,837 --> 00:16:13,338 えっ? 272 00:16:13,338 --> 00:16:17,843 あっ… いや 大事に至らなくて よかったなぁと思って。 273 00:16:17,843 --> 00:16:19,343 安心しました。 274 00:16:22,815 --> 00:16:24,815 ちょっと! 275 00:16:28,420 --> 00:16:31,340 (琴葉) これは どういうことなんでしょうか? 276 00:16:31,340 --> 00:16:32,841 何のことよ! 277 00:16:32,841 --> 00:16:34,810 私じゃないんです。 えっ? 278 00:16:34,810 --> 00:16:37,813 頭を打ったと気づいたのは 私じゃないんです。 279 00:16:37,813 --> 00:16:41,333 何となくだけど その先は あんまり聞きたくない。 280 00:16:41,333 --> 00:16:43,819 ちゃんと聞いてくださいよ! 281 00:16:43,819 --> 00:16:46,872 先生のクラスの 古藤結衣子なんですよ。 282 00:16:46,872 --> 00:16:48,407 へぇ~。 283 00:16:48,407 --> 00:16:51,326 それも なんと 事故が起きる前になんです。 284 00:16:51,326 --> 00:16:54,313 夢でも見たんじゃないの? ちゃんと聞いてください! 285 00:16:54,313 --> 00:16:57,316 ねぇ 琴葉先生は そのこと誰かに話した? 286 00:16:57,316 --> 00:17:00,319 誰にも話しませんよ。 287 00:17:00,319 --> 00:17:03,319 あっ そうですか…。 288 00:19:05,811 --> 00:19:08,814 おい 近藤 ハンドクリーム出せよ。 289 00:19:08,814 --> 00:19:10,315 えっ? 290 00:19:10,315 --> 00:19:12,801 いいから いいから。 291 00:19:12,801 --> 00:19:15,301 うん。 早く。 292 00:19:17,306 --> 00:19:20,375 (卓弥) これを ここに置いとけば また新しいノート→ 293 00:19:20,375 --> 00:19:22,911 置いてってくれるんじゃないか? そうかも! 294 00:19:22,911 --> 00:19:24,813 (翔) 俺達が読みたがってるって 合図だな。 295 00:19:24,813 --> 00:19:26,815 確かに~! (七海) ヤダ! 296 00:19:26,815 --> 00:19:29,301 それなら新しいやつを 買って置いてよ。 297 00:19:29,301 --> 00:19:32,304 (駿一郎) それじゃ ダメだろ 男心が→ 298 00:19:32,304 --> 00:19:34,323 分かってないな。 分かってないな。 299 00:19:34,323 --> 00:19:36,325 (綾乃) 透明人間は変態だもんね。 300 00:19:36,325 --> 00:19:40,345 確かに 確かに。 (蒼太) そういうわけで決まり~! 301 00:19:40,345 --> 00:19:42,345 ≪先生 おはようございます≫ 302 00:19:44,299 --> 00:19:46,299 (七海) ≪キャ~!≫ 303 00:19:49,321 --> 00:19:51,807 あっ あった! あった! 304 00:19:51,807 --> 00:20:11,810 ♪♪~ 305 00:20:11,810 --> 00:20:32,814 ♪♪~ 306 00:20:32,814 --> 00:20:35,817 マジかよ。 ≪ウソだろ…≫ 307 00:20:35,817 --> 00:20:38,820 ≪夢? 現実?≫ ≪ウソだろ…≫ 308 00:20:38,820 --> 00:20:41,306 ≪現実?≫ ≪マンガ通り…≫ 309 00:20:41,306 --> 00:20:42,808 ≪現実だろ 現実≫ 310 00:20:42,808 --> 00:20:44,826 (麦山) 誰がやったんだ!? これ! 311 00:20:44,826 --> 00:20:48,363 おい ちょっと みんな 早く! 312 00:20:48,363 --> 00:20:50,399 やろう やろう 早く。 313 00:20:50,399 --> 00:20:58,323 ♪♪~ 314 00:20:58,323 --> 00:21:05,814 ♪♪~ (口笛) 315 00:21:05,814 --> 00:21:11,303 ♪♪~ 316 00:21:11,303 --> 00:21:13,355 ♪♪~ (教頭の口笛) 317 00:21:13,355 --> 00:21:22,314 ♪♪~ 318 00:21:22,314 --> 00:21:28,837 ♪♪~ (教頭の口笛) 319 00:21:28,837 --> 00:21:31,323 ♪♪~ 320 00:21:31,323 --> 00:21:34,876 誰だ! ♪♪~ 誰が こんなことを! 321 00:21:34,876 --> 00:21:36,395 ♪♪~ (教頭) ワ~ッ! 322 00:21:36,395 --> 00:21:38,830 ♪♪~ チクショ~ ひど過ぎる! 323 00:21:38,830 --> 00:21:58,817 ♪♪~ 324 00:21:58,817 --> 00:22:18,820 ♪♪~ 325 00:22:18,820 --> 00:22:38,840 ♪♪~ 326 00:22:38,840 --> 00:22:49,818 ♪♪~ 327 00:22:49,818 --> 00:22:53,355 (校長の声) 一体 学校で 何が起きてるんです? 328 00:22:53,355 --> 00:22:58,355 実は うちのクラスに こんなノートが置いてあったんです。 329 00:22:59,811 --> 00:23:01,313 はぁ~。 330 00:23:01,313 --> 00:23:03,832 そこに描いてある通りのことが 起きています。 331 00:23:03,832 --> 00:23:06,318 (教頭) また 先生のクラスの問題ですか。 332 00:23:06,318 --> 00:23:09,805 あっ! あっ… 私に一体 何の 恨みがあるっていうんですか! 333 00:23:09,805 --> 00:23:13,308 恨みというより 教頭先生の顔が マンガにしやすかっただけかも…。 334 00:23:13,308 --> 00:23:16,378 校長先生! とにかく問題は解決してください。 335 00:23:16,378 --> 00:23:17,913 頑張って。 336 00:23:17,913 --> 00:23:20,413 よろしいですね! はい。 337 00:23:21,800 --> 00:23:25,320 この象形文字のようなマンガが 何だというのだ? 338 00:23:25,320 --> 00:23:27,322 少なくとも最初のマンガは→ 339 00:23:27,322 --> 00:23:30,809 お孫さんの夢を 題材にしたものだったんです。 340 00:23:30,809 --> 00:23:32,310 何? 341 00:23:32,310 --> 00:23:34,312 その出来事が的中し→ 342 00:23:34,312 --> 00:23:38,366 そこに描いてあることも 次々と現実になっています。 343 00:23:38,366 --> 00:23:43,321 結衣子 夢のことを 誰かに話したのか? 344 00:23:43,321 --> 00:23:45,807 保健室の先生に かかわることだったので→ 345 00:23:45,807 --> 00:23:50,312 私が 直接話すようにと 指示しました。 346 00:23:50,312 --> 00:23:55,317 それで その悪夢を回避できたのか? 347 00:23:55,317 --> 00:23:57,335 半分ぐらい。 348 00:23:57,335 --> 00:24:01,923 ほら! 何も私に頼らなくたって 大丈夫なのよ。 349 00:24:01,923 --> 00:24:03,325 それで その後も→ 350 00:24:03,325 --> 00:24:06,328 そのことを 誰かに 話したんじゃないかと思って。 351 00:24:06,328 --> 00:24:09,331 君に無断で結衣子が夢の話を? 352 00:24:09,331 --> 00:24:12,801 先生 私は先生を 裏切ったりしない! 353 00:24:12,801 --> 00:24:16,821 別に裏切ってもいいから 迷惑さえ かけなければ。 354 00:24:16,821 --> 00:24:19,374 最初に結衣子の悪夢を知ったのは 偶然だとしても→ 355 00:24:19,374 --> 00:24:22,827 その後のことは 子供のイタズラだろう。 356 00:24:22,827 --> 00:24:25,313 これの どこが予知夢なんだ。 357 00:24:25,313 --> 00:24:29,818 でしょうけど こんなイタズラをして 何が面白いのか。 358 00:24:29,818 --> 00:24:32,821 男と付き合うのは 面白いか? えっ? 359 00:24:32,821 --> 00:24:36,841 ブログを読んだよ。 あなたも読んでるのか? 360 00:24:36,841 --> 00:24:38,376 はぁ~。 361 00:24:38,376 --> 00:24:41,313 まさか その男というのは→ 362 00:24:41,313 --> 00:24:44,816 うちの志岐君じゃないだろうね? 363 00:24:44,816 --> 00:24:46,835 彼に何かを頼まれたか? 364 00:24:46,835 --> 00:24:49,821 えっ? 別に。 365 00:24:49,821 --> 00:24:53,321 孫の夢札を見せてほしいと 頼まれなかったか? 366 00:24:54,326 --> 00:24:57,862 ((何とか その夢札 見られないかな?)) 367 00:24:57,862 --> 00:25:02,817 どうして見せないの? 彼は あなたの助手でしょ。 368 00:25:02,817 --> 00:25:04,817 (何かが落ちる音) 369 00:25:08,823 --> 00:25:11,826 彼は 優秀な学者だ。 370 00:25:11,826 --> 00:25:15,330 それだけに 大きな野心を抱きやすい。 371 00:25:15,330 --> 00:25:19,384 夢札や『獏』の存在を→ 372 00:25:19,384 --> 00:25:23,305 我々の研究を 世間に発表したがっている。 373 00:25:23,305 --> 00:25:25,323 なぜ発表しないの? 374 00:25:25,323 --> 00:25:28,326 学者が研究成果を 発表しないなんて→ 375 00:25:28,326 --> 00:25:30,328 それじゃあ ただの夢オタクでしょ。 376 00:25:30,328 --> 00:25:35,817 その前に 予知夢者の 安全を確保しなければならない。 377 00:25:35,817 --> 00:25:41,906 悪用されれば 世間も予知夢者も 大混乱を来すだろう。 378 00:25:41,906 --> 00:25:47,312 そのためにも 君のような優秀な 夢判断が必要なんだ。 379 00:25:47,312 --> 00:25:51,812 それで 私が大混乱を来してるんだけど。 380 00:25:53,318 --> 00:25:56,318 このマンガを描いている人は 誰ですか? 381 00:26:00,325 --> 00:26:02,377 すぐに やめてください。 382 00:26:02,377 --> 00:26:05,830 (綾乃) 先生 ノートにマンガを描いちゃ いけないんですか? 383 00:26:05,830 --> 00:26:07,832 マンガを描くのは構いません。 384 00:26:07,832 --> 00:26:11,319 だったら 僕達の楽しみを 奪わないでください。 385 00:26:11,319 --> 00:26:14,306 (児童達) そうだよ そうだよ。 386 00:26:14,306 --> 00:26:18,326 先生は このマンガに 描いてある通りのことを→ 387 00:26:18,326 --> 00:26:21,363 これを描いた人間か あるいは これを読んだ人間が→ 388 00:26:21,363 --> 00:26:24,416 模倣することを 問題としているんです。 389 00:26:24,416 --> 00:26:26,818 模倣とは 分かりますか? 390 00:26:26,818 --> 00:26:28,837 「マネをすること」ですね。 391 00:26:28,837 --> 00:26:32,307 本当に透明人間が いるかもしれないじゃないですか。 392 00:26:32,307 --> 00:26:34,326 いる いないは関係ありません。 393 00:26:34,326 --> 00:26:36,328 こういう現象が起きる以上→ 394 00:26:36,328 --> 00:26:38,830 このマンガを 禁止せざるを得ません。 395 00:26:38,830 --> 00:26:40,332 先生 それなら→ 396 00:26:40,332 --> 00:26:43,902 先生のことを ブログに書いてる人は どうなんですか? 397 00:26:43,902 --> 00:26:46,321 あれは やめなくてもいいんですか? 398 00:26:46,321 --> 00:26:48,306 あれも やめなくてはいけません。 399 00:26:48,306 --> 00:26:51,810 (綾乃) どうしてですか? その通りになるからですか? 400 00:26:51,810 --> 00:26:53,828 (萌) 先生は 心がないサイコパスなんですか? 401 00:26:53,828 --> 00:26:57,298 (佳奈穂) 先生は 私達に 本当に 笑ったことがないんですか? 402 00:26:57,298 --> 00:26:59,818 (駿一郎) 先生は 僕達を 飼い馴らしたいだけなんですか? 403 00:26:59,818 --> 00:27:04,818 (翔) 先生は 面倒くさい生徒を 平気で殺せる殺人鬼なんですか? 404 00:27:08,827 --> 00:27:12,327 《やっぱり みんな読んでたのか》 405 00:27:14,833 --> 00:27:17,318 それは もちろん違います。 406 00:27:17,318 --> 00:27:18,820 それなら それもやめて→ 407 00:27:18,820 --> 00:27:21,840 マンガもやめろと言うのは おかしいと思います。 408 00:27:21,840 --> 00:27:24,392 同じ理由が当てはまりません。 409 00:27:24,392 --> 00:27:27,812 (歩夢) どちらも表現の自由です! 410 00:27:27,812 --> 00:27:30,315 そうですね…。 411 00:27:30,315 --> 00:27:32,317 《何が自由だ!》 412 00:27:32,317 --> 00:27:35,320 《お前らのジユウは ジブンユウセンの略だろ》 413 00:27:35,320 --> 00:27:37,322 《お前らを自由にしたらな→ 414 00:27:37,322 --> 00:27:40,809 私の教師生活が 不自由になるんだよ!》 415 00:27:40,809 --> 00:27:43,862 それなら こうしましょう。 416 00:27:43,862 --> 00:27:46,815 ここにいる皆さんは このマンガに描いてあることを→ 417 00:27:46,815 --> 00:27:49,334 絶対にマネしないこと。 418 00:27:49,334 --> 00:27:52,804 それだけは 先生と約束してください。 419 00:27:52,804 --> 00:27:55,807 いいですね? (児童達) はい。 420 00:27:55,807 --> 00:27:57,826 よろしい。 421 00:27:57,826 --> 00:28:00,812 《うまい! 我ながら見事な機転だ》 422 00:28:00,812 --> 00:28:03,882 それでは 授業始めます。 423 00:28:03,882 --> 00:28:07,335 これを書いてる人間も 君のクラスにいるのか…。 424 00:28:07,335 --> 00:28:08,837 多分ね。 425 00:28:08,837 --> 00:28:11,837 何で 僕がいることまで 分かったんだろう。 426 00:28:13,324 --> 00:28:16,327 ここを見張られてるのかも しれないわね。 427 00:28:16,327 --> 00:28:19,330 平気なのか? 428 00:28:19,330 --> 00:28:21,332 平気じゃなくっても→ 429 00:28:21,332 --> 00:28:24,903 学校外で何をしてるかなんて 把握しきれないでしょ? 430 00:28:24,903 --> 00:28:27,305 マンガを描くなとも言えないし。 431 00:28:27,305 --> 00:28:29,824 今のところ そのブログも→ 432 00:28:29,824 --> 00:28:32,327 誰かの妄想だと思われているから 平気よ。 433 00:28:32,327 --> 00:28:33,812 違うのか。 434 00:28:33,812 --> 00:28:35,313 えっ? 435 00:28:35,313 --> 00:28:37,816 ここに書いてあることは 妄想じゃないのか? 436 00:28:37,816 --> 00:28:39,316 妄想よ。 437 00:28:40,802 --> 00:28:44,372 僕は 君がサイコパスでも 構わない。 438 00:28:44,372 --> 00:28:46,508 それ 全部 日本語で言って。 439 00:28:46,508 --> 00:28:49,327 僕は 君が異常人格者でも 構わない。 440 00:28:49,327 --> 00:28:51,327 ものすごく失礼でしょ。 441 00:28:53,398 --> 00:28:57,819 君への興味が ますます大きくなるだけだ。 442 00:28:57,819 --> 00:29:02,319 それは 男としてじゃなく 学者として? 443 00:29:03,808 --> 00:29:09,330 確かに 夢を研究することは 人の心を研究することにも通じる。 444 00:29:09,330 --> 00:29:13,868 僕も古藤教授も理数系だけど→ 445 00:29:13,868 --> 00:29:18,339 夢の映像化は 心理学にも 新たな光を当てるだろう。 446 00:29:18,339 --> 00:29:20,825 そこに 予知夢者が現れたら→ 447 00:29:20,825 --> 00:29:23,311 活用法は無限に広がる。 448 00:29:23,311 --> 00:29:25,830 それは 分かんないよ。 449 00:29:25,830 --> 00:29:29,330 それ やろうとしてるのは 君と古藤教授だろう。 450 00:29:33,354 --> 00:29:36,854 古藤結衣子を使って 未来を変える。 451 00:29:38,309 --> 00:29:40,828 そんな研究が もし成功したら→ 452 00:29:40,828 --> 00:29:43,828 確かに この現実で 夢は無限に広がる。 453 00:29:45,333 --> 00:29:48,333 僕も仲間に まぜてほしいもんだ。 454 00:29:49,837 --> 00:29:54,359 せっかくだけど 私は 人生の成功には興味がないの。 455 00:29:54,359 --> 00:29:59,314 この現実で 私が生きられれば それでいいのよ。 456 00:29:59,314 --> 00:30:00,814 帰って。 457 00:30:04,836 --> 00:30:08,823 (山里) 先輩でも お泊まりできない女の部屋って→ 458 00:30:08,823 --> 00:30:10,325 すごいですね。 459 00:30:10,325 --> 00:30:15,325 夢に見るくらい 先輩のこと 好みだったんじゃないんですか? 460 00:30:16,381 --> 00:30:18,917 彼女には 心がないんだ。 461 00:30:18,917 --> 00:30:20,818 えっ? 462 00:30:20,818 --> 00:30:24,806 無意識の中に 心を 抑え込んでるのかもしれない。 463 00:30:24,806 --> 00:30:27,325 無意識の中に…。 464 00:30:27,325 --> 00:30:33,331 ただの無意識なら 心は夢に現れるんだが→ 465 00:30:33,331 --> 00:30:36,331 夢の中でも眠らない彼女だ。 466 00:30:37,885 --> 00:30:40,385 それを見極めるのは難しい。 467 00:30:42,323 --> 00:30:46,323 だが 僕は諦めない。 468 00:30:47,812 --> 00:30:53,312 古藤結衣子の夢札を 必ず手に入れる。 469 00:30:54,802 --> 00:30:56,337 キャ~!! 470 00:30:56,337 --> 00:31:00,837 ハァ ハァ…。 471 00:31:04,829 --> 00:31:07,832 あ~あ 今日もノートが置いてない。 472 00:31:07,832 --> 00:31:10,835 もう いいよ もう飽きたし。 473 00:31:10,835 --> 00:31:14,822 (翔) だよな 別に予言だって 大したこと書いてねえし。 474 00:31:14,822 --> 00:31:18,843 黒板に落書きとか 面白くないよなぁ。 475 00:31:18,843 --> 00:31:21,896 (綾乃) やっぱ 人とか死なないとさ 予言って気がしないよね。 476 00:31:21,896 --> 00:31:23,815 ≪しない しない≫ 477 00:31:23,815 --> 00:31:26,818 じゃあ… これは もう捨てていい? 478 00:31:26,818 --> 00:31:28,820 え~ もう残ってないの? 479 00:31:28,820 --> 00:31:32,307 だって 気持悪くて もう使えないもん。 480 00:31:32,307 --> 00:31:34,325 捨てちゃえ。 捨てちゃえよ。 481 00:31:34,325 --> 00:31:38,325 (透明人間) そんなぁ ひどい…。 482 00:31:46,321 --> 00:31:48,323 悪夢なら 今は間に合ってます。 483 00:31:48,323 --> 00:31:50,825 描いた人を見たと思う。 484 00:31:50,825 --> 00:31:53,311 えっ!? ブログ!? 485 00:31:53,311 --> 00:31:56,314 マンガ。 チッ! マンガかよ。 486 00:31:56,314 --> 00:31:57,814 誰? 487 00:32:00,335 --> 00:32:02,335 口で言いなさいよ。 488 00:32:08,309 --> 00:32:10,828 ない ないぞ! 489 00:32:10,828 --> 00:32:13,831 どこへやった? 490 00:32:13,831 --> 00:32:15,333 どうしたの? 491 00:32:15,333 --> 00:32:18,333 僕の顔が どこにもないんだ。 492 00:32:22,824 --> 00:32:24,324 あった! 493 00:32:28,312 --> 00:32:31,833 誰が捨てたんだ! 僕の大切な顔を! 494 00:32:31,833 --> 00:32:33,833 お前か!? 495 00:32:34,836 --> 00:32:38,836 トーメー校則違反で 処刑する! 496 00:32:41,826 --> 00:32:43,326 キャ~!! 497 00:32:44,879 --> 00:32:46,414 キャ~!! 498 00:32:46,414 --> 00:32:48,816 大丈夫だよ 夢だからね。 499 00:32:48,816 --> 00:32:51,335 何? これ 安いアニメーション? 500 00:32:51,335 --> 00:32:53,821 あのマンガを描いた人間が バッチリ映っていたろう。 501 00:32:53,821 --> 00:32:55,323 どこがよ! 502 00:32:55,323 --> 00:32:58,326 恐らく… 結衣子は あのノートを見て→ 503 00:32:58,326 --> 00:33:01,329 その人間の無意識と繋がったのだ。 504 00:33:01,329 --> 00:33:05,883 つまり あのマンガの男の子が 作者の分身ってこと? 505 00:33:05,883 --> 00:33:07,418 そういうことだ。 506 00:33:07,418 --> 00:33:12,807 あの保健室に 誰かいたような気がする…。 507 00:33:12,807 --> 00:33:15,326 保健室? 508 00:33:15,326 --> 00:33:17,829 (琴葉) 古藤さんが 変なことを言った日? 509 00:33:17,829 --> 00:33:21,332 そう 鉄棒から落ちた 女子児童のことで。 510 00:33:21,332 --> 00:33:24,819 その時 ここには 琴葉先生の他に 誰もいなかった? 511 00:33:24,819 --> 00:33:26,821 私だけでしたけど。 512 00:33:26,821 --> 00:33:28,321 あそこにも? 513 00:33:30,391 --> 00:33:33,391 あっ… いました。 514 00:33:34,328 --> 00:33:36,814 ((失礼しました!)) 515 00:33:36,814 --> 00:33:40,314 ((はぁ~…)) 516 00:33:42,336 --> 00:33:43,838 ((ふぅ…)) 517 00:33:43,838 --> 00:33:47,909 ((あっ!! ごめん ごめん 先生 忘れてた!)) 518 00:33:47,909 --> 00:33:50,311 お腹が痛いと言って 来てたんですよ。 519 00:33:50,311 --> 00:33:53,314 とりあえず 授業が始まるまで 様子を見ようと→ 520 00:33:53,314 --> 00:33:54,816 ここで 寝かせていたんです。 521 00:33:54,816 --> 00:33:56,317 それで? 522 00:33:56,317 --> 00:33:59,320 急に 大丈夫だと言って 教室に戻りましたけど。 523 00:33:59,320 --> 00:34:01,806 そうじゃなくて 誰? 524 00:34:01,806 --> 00:34:05,343 え~っと 先生のクラスの…→ 525 00:34:05,343 --> 00:34:08,913 赤根… 赤根祐輔です。 526 00:34:08,913 --> 00:34:10,798 赤根祐輔? 527 00:34:10,798 --> 00:34:12,817 (琴葉) そうです 父子家庭で→ 528 00:34:12,817 --> 00:34:15,820 おとうさんは タクシーの運転手をしている。 529 00:34:15,820 --> 00:34:19,807 夜勤の時は いつも家で 1人だそうで。 530 00:34:19,807 --> 00:34:24,312 その朝も お腹が痛いことを 誰にも言えなかったみたいです。 531 00:34:24,312 --> 00:34:26,312 寂しい子ですよ。 532 00:34:28,382 --> 00:34:29,917 先生? 533 00:34:29,917 --> 00:34:32,417 えっ? あぁ…。 534 00:36:34,809 --> 00:36:37,812 (チャイム) 535 00:36:37,812 --> 00:36:40,812 (遠雷) 536 00:36:42,316 --> 00:36:44,316 ≪起立≫ 537 00:36:45,820 --> 00:36:47,355 ≪礼≫ 538 00:36:47,355 --> 00:36:50,291 (児童達) おはようございます。 539 00:36:50,291 --> 00:36:53,291 はい それでは 出欠をとります。 540 00:36:57,798 --> 00:37:00,318 赤根祐輔くん。 541 00:37:00,318 --> 00:37:01,818 はい。 542 00:37:09,410 --> 00:37:12,410 (児童達) わ~! 543 00:37:13,814 --> 00:37:17,301 赤根くん その顔は どうしたんですか? 544 00:37:17,301 --> 00:37:20,805 捨てられました。 捨てた? どこに? 545 00:37:20,805 --> 00:37:22,805 ごみ箱です。 546 00:37:31,899 --> 00:37:33,899 (夢獣) ユメ~? 547 00:37:36,320 --> 00:37:38,806 夢獣…。 ユメ? 548 00:37:38,806 --> 00:37:43,310 そうか これは 私の夢なのか。 549 00:37:43,310 --> 00:37:45,796 ユメ~? 悪夢ちゃんのせいで→ 550 00:37:45,796 --> 00:37:48,796 また私の明晰夢が 影響を受けている。 551 00:37:50,835 --> 00:37:54,789 赤根くん それは 先生に対する 嫌みですか? 552 00:37:54,789 --> 00:37:56,807 嫌み? 先生は確かに→ 553 00:37:56,807 --> 00:37:58,809 保健室で名前を聞いた時→ 554 00:37:58,809 --> 00:38:02,296 あなたの顔を 思い出せませんでした。 555 00:38:02,296 --> 00:38:05,299 だからといって そういう嫌がらせをするわけ? 556 00:38:05,299 --> 00:38:07,301 これが僕なんです! 557 00:38:07,301 --> 00:38:10,337 みんなに そうやって 顔を捨てられて生きているのが→ 558 00:38:10,337 --> 00:38:11,837 僕なんだ! 559 00:38:13,391 --> 00:38:14,809 なるほど。 560 00:38:14,809 --> 00:38:19,313 陰が薄いから のっぺらぼうで 透明人間のマンガを描いたわけね。 561 00:38:19,313 --> 00:38:22,299 自分の夢だから説得力がある。 562 00:38:22,299 --> 00:38:24,318 誰も 僕なんか見ていない! 563 00:38:24,318 --> 00:38:28,823 仲間はずれになるのが怖いから いつもみんなと一緒にいるけど→ 564 00:38:28,823 --> 00:38:32,823 いつも空気を読んで 空気になっているのが僕なんだ! 565 00:38:34,311 --> 00:38:36,313 わ~! 気持悪い! 566 00:38:36,313 --> 00:38:38,299 イヤ~! 567 00:38:38,299 --> 00:38:40,301 (祐輔) ハハハ…。 568 00:38:40,301 --> 00:38:42,801 (祐輔) ハハハ…。 569 00:38:44,805 --> 00:38:46,824 (祐輔) だけど面白いなぁ。 570 00:38:46,824 --> 00:38:50,361 自分に みんなが注目するって。 571 00:38:50,361 --> 00:38:52,396 だから マンガを描いたの? 572 00:38:52,396 --> 00:38:54,315 おとうさんが夜勤の日に→ 573 00:38:54,315 --> 00:38:56,300 学校に潜んで イタズラをしていたの? 574 00:38:56,300 --> 00:39:00,805 そうだよ! 努力したんだ 僕だって。 575 00:39:00,805 --> 00:39:13,818 ♪♪~ 576 00:39:13,818 --> 00:39:16,821 (祐輔の声) 先生 自分を消して→ 577 00:39:16,821 --> 00:39:20,307 自分が目立つって最高だね。 578 00:39:20,307 --> 00:39:22,309 誰にも見えない僕は→ 579 00:39:22,309 --> 00:39:25,813 本当の僕は 天才なんだ! 580 00:39:25,813 --> 00:39:28,849 いいえ あなたには その才能もなかった。 581 00:39:28,849 --> 00:39:30,384 えっ? 582 00:39:30,384 --> 00:39:34,822 その程度の努力なら すぐに人から飽きられてしまう。 583 00:39:34,822 --> 00:39:37,308 ひどいよ 先生。 584 00:39:37,308 --> 00:39:39,794 だったら 僕は どうすればいいの? 585 00:39:39,794 --> 00:39:44,298 ごめんね 夢で相談をされても 本音しか言えないのよ。 586 00:39:44,298 --> 00:39:46,317 (歩夢) 赤根くん。 587 00:39:46,317 --> 00:39:48,317 (祐輔) 何? 588 00:39:49,854 --> 00:39:53,808 そんなに目立ちたいなら 僕が顔を描いてあげるよ。 589 00:39:53,808 --> 00:39:56,308 もっと うまくね。 590 00:39:59,296 --> 00:40:01,816 ≪お~ すげぇ すげぇ≫ 591 00:40:01,816 --> 00:40:04,318 ≪イケメンだよ 榎本くん 天才だよ≫ 592 00:40:04,318 --> 00:40:06,320 ≪天才じゃねえか≫ ≪超天才だよ≫ 593 00:40:06,320 --> 00:40:08,320 ≪うま過ぎだよ≫ ≪すげぇよな≫ 594 00:40:18,799 --> 00:40:22,319 僕は…→ 595 00:40:22,319 --> 00:40:25,823 どこまで自分を消したら→ 596 00:40:25,823 --> 00:40:29,310 みんなが喜んでくれるんだ? 597 00:40:29,310 --> 00:40:34,310 どこまで消したら 本当の自分になれるんだ! 598 00:40:44,308 --> 00:40:47,294 ≪ちょっ… 祐輔!≫ ≪祐輔!≫ 599 00:40:47,294 --> 00:40:49,797 あっ ちょっと 待ちなさい! 600 00:40:49,797 --> 00:40:51,297 離せ~! キャ~! 601 00:40:53,817 --> 00:40:56,303 キャ~! ≪祐輔! 祐輔!≫ 602 00:40:56,303 --> 00:40:58,303 ≪祐輔!≫ ≪祐輔…≫ 603 00:41:01,876 --> 00:41:05,813 (夢王子) 君が落としたのは この のっぺらぼうかな? 604 00:41:05,813 --> 00:41:09,813 それとも 金の のっぺらぼう? 605 00:41:11,819 --> 00:41:15,319 夢王子! まだいたんだ。 606 00:41:17,308 --> 00:41:21,362 何で… 金の のっぺらぼう? 607 00:41:21,362 --> 00:41:41,298 ♪♪~ 608 00:41:41,298 --> 00:41:44,798 ♪♪~ 609 00:43:48,308 --> 00:43:50,808 おっ! あった! 610 00:44:00,888 --> 00:44:20,808 ♪♪~ 611 00:44:20,808 --> 00:44:40,811 ♪♪~ 612 00:44:40,811 --> 00:44:52,906 ♪♪~ 613 00:44:52,906 --> 00:44:55,809 (七海) 何これ… ハンドクリームのたたり? 614 00:44:55,809 --> 00:45:00,309 か… 過激だな 今度の透明人間は。 615 00:45:03,317 --> 00:45:07,817 窓に近づいたら ヤバいんじゃないの? 616 00:45:12,876 --> 00:45:15,876 キャ~! 押すなよ! 617 00:45:16,814 --> 00:45:21,318 (祐輔)《騒げ 騒げ それだけで十分だ》 618 00:45:21,318 --> 00:45:41,321 ♪♪~ 619 00:45:41,321 --> 00:45:45,826 ♪♪~ 620 00:45:45,826 --> 00:45:47,828 ≪行けよ 何でだよ 行けよ≫ 621 00:45:47,828 --> 00:45:49,880 何をしているんですか? 622 00:45:49,880 --> 00:45:51,915 全員 席に着いてください。 623 00:45:51,915 --> 00:45:55,415 先生 またこんなものが…。 624 00:45:56,803 --> 00:45:58,822 このハンドクリームは 何ですか? 625 00:45:58,822 --> 00:46:02,326 マンガを描いた奴が 置いてったものです。 626 00:46:02,326 --> 00:46:05,329 分かりました とにかく座りなさい。 627 00:46:05,329 --> 00:46:07,314 (蒼太) 窓に近づくと 捨てられるんです。 628 00:46:07,314 --> 00:46:08,814 えっ? 629 00:46:14,888 --> 00:46:16,823 窓を閉めて 座りなさい。 630 00:46:16,823 --> 00:46:19,323 ≪行けよ≫ ≪行けよ≫ 631 00:46:23,330 --> 00:46:27,317 日直さん。 ≪起立≫ 632 00:46:27,317 --> 00:46:28,819 ≪礼≫ 633 00:46:28,819 --> 00:46:31,819 (児童達) おはようございます。 634 00:46:41,815 --> 00:46:47,804 皆さん このノートのことは もう気にするのは やめましょう。 635 00:46:47,804 --> 00:46:51,325 (歩夢) 先生。 何ですか? 榎本くん。 636 00:46:51,325 --> 00:46:55,812 そのノートを描いた人が 誰か知りたくないですか? 637 00:46:55,812 --> 00:46:57,864 えっ? 638 00:46:57,864 --> 00:47:01,818 (歩夢) 僕は知りたいです 見つけてもいいですか? 639 00:47:01,818 --> 00:47:03,837 床に これが落ちていました。 640 00:47:03,837 --> 00:47:05,806 ≪何? それ≫ 641 00:47:05,806 --> 00:47:07,824 何ですか? それは。 642 00:47:07,824 --> 00:47:10,310 ハンドクリームのレシートです。 643 00:47:10,310 --> 00:47:12,829 犯人が買った時のものだと 思います。 644 00:47:12,829 --> 00:47:16,333 ≪で?≫ ≪どうなんだよ それが≫ 645 00:47:16,333 --> 00:47:18,885 (歩夢) ここに時間も書いてあるし この店に行って→ 646 00:47:18,885 --> 00:47:21,822 その時間の防犯カメラを 見せてもらえばいいと思います。 647 00:47:21,822 --> 00:47:24,825 (児童達) お~! ≪頭いい!≫ 648 00:47:24,825 --> 00:47:27,327 そこまでする必要はありません。 649 00:47:27,327 --> 00:47:29,329 どうしてですか? 650 00:47:29,329 --> 00:47:32,332 この人間のやったことは 犯罪なんですよ。 651 00:47:32,332 --> 00:47:36,353 ≪そうだよ!≫ ≪そうだ 犯罪だ!≫ 652 00:47:36,353 --> 00:47:38,388 (歩夢) 何が予言だ! 653 00:47:38,388 --> 00:47:40,824 全部 それを描いた奴が やったに決まってるんだよ! 654 00:47:40,824 --> 00:47:43,310 落ち着きなさい 榎本くん。 僕は→ 655 00:47:43,310 --> 00:47:46,813 真面目に マンガ家を 目指してるから許せないんです。 656 00:47:46,813 --> 00:47:49,816 マンガをバカにすんな! いいぞ 榎本! 657 00:47:49,816 --> 00:47:51,802 (翔) だけど 透明人間だからなぁ→ 658 00:47:51,802 --> 00:47:54,321 防犯カメラには 映ってないかもよ。 659 00:47:54,321 --> 00:47:56,873 ≪確かにな≫ 660 00:47:56,873 --> 00:47:59,309 (歩夢) 透明人間なんて いるわけがない! 661 00:47:59,309 --> 00:48:02,813 もし いたら 僕が上手に顔を描いてあげるよ。 662 00:48:02,813 --> 00:48:05,299 いいぞ 榎本! 663 00:48:05,299 --> 00:48:08,302 (児童達) 榎本! 榎本! 664 00:48:08,302 --> 00:48:12,806 (児童達) 榎本! ヘイ! 榎本! ヘイ! 榎本! ヘイ! 665 00:48:12,806 --> 00:48:14,841 (児童達) 榎本! ヘイ! 666 00:48:14,841 --> 00:48:16,877 《何なの? これは》 667 00:48:16,877 --> 00:48:18,877 《私が見ている夢…》 668 00:48:23,300 --> 00:48:25,319 ((あっ ちょっと 待ちなさい!)) 669 00:48:25,319 --> 00:48:27,321 ((離せ~!)) ((キャ~!)) 670 00:48:27,321 --> 00:48:30,324 《あれも まさか予知夢なのか?》 671 00:48:30,324 --> 00:48:33,827 《怖い… 何なの? この感覚は》 672 00:48:33,827 --> 00:48:36,327 《一体 何なの!?》 673 00:48:43,320 --> 00:48:45,322 いるよ!! 674 00:48:45,322 --> 00:48:48,325 ここに いるよ!! 675 00:48:48,325 --> 00:48:52,312 透明人間は ここにいるんだよ!! 676 00:48:52,312 --> 00:48:54,312 見てろ~!! 677 00:48:56,817 --> 00:48:58,817 待ちなさい! 来るな! 678 00:49:10,313 --> 00:49:13,813 先生は ここにいます! 679 00:49:16,319 --> 00:49:18,805 先生は→ 680 00:49:18,805 --> 00:49:20,805 サイコパスです。 681 00:49:24,861 --> 00:49:27,414 本当は異常かもしれない…。 682 00:49:27,414 --> 00:49:31,318 そう思って生きています。 683 00:49:31,318 --> 00:49:34,821 あのブログに書いてあることは 全部→ 684 00:49:34,821 --> 00:49:36,321 本当です! 685 00:49:39,810 --> 00:49:46,349 先生は 笑いたくもないし 泣きたくもない。 686 00:49:46,349 --> 00:49:48,902 みんなに 嫌われないようにしているけど→ 687 00:49:48,902 --> 00:49:51,805 好かれたくもない。 688 00:49:51,805 --> 00:49:55,308 殺したいけど 殺さない。 689 00:49:55,308 --> 00:50:00,330 さて どっちの先生が本当で→ 690 00:50:00,330 --> 00:50:02,830 どっちが ウソでしょう? 691 00:50:12,325 --> 00:50:14,825 先生は 消えましたか? 692 00:50:17,814 --> 00:50:20,817 自分を消すことなんてできない。 693 00:50:20,817 --> 00:50:23,820 本当の自分なんてものは いない。 694 00:50:23,820 --> 00:50:28,375 人間は どこへ逃げようと→ 695 00:50:28,375 --> 00:50:31,828 自分から逃げることは できないのよ! 696 00:50:31,828 --> 00:50:34,314 ウソと本当が→ 697 00:50:34,314 --> 00:50:37,814 クリームのように溶け合って 生きているのが人間だからです! 698 00:50:45,842 --> 00:50:49,913 先生は 異常かもしれませんが→ 699 00:50:49,913 --> 00:50:54,913 これからも それを抑えて 生きて行くことはできるでしょう。 700 00:50:56,303 --> 00:51:01,324 赤根くん 従って 透明人間はいません。 701 00:51:01,324 --> 00:51:03,824 はしゃいでいないで座りなさい。 702 00:51:09,816 --> 00:51:14,404 祐輔 お前… は… はしゃぎ過ぎだよ。 703 00:51:14,404 --> 00:51:17,307 な… 何がさ 「透明人間は ここにいるよ」だ。 704 00:51:17,307 --> 00:51:19,826 そ… そこまで すんなよ。 705 00:51:19,826 --> 00:51:22,329 そうだよ そうだよ。 ≪やり過ぎだよ≫ 706 00:51:22,329 --> 00:51:24,815 ≪早く下りろよ≫ ≪下りて来いよ≫ 707 00:51:24,815 --> 00:51:28,802 ≪早く下りろよ≫ ≪下りて来い 下りて来い≫ 708 00:51:28,802 --> 00:51:30,804 ≪早く下りろよ≫ そうだよな…。 709 00:51:30,804 --> 00:51:32,856 そうだな…。 710 00:51:32,856 --> 00:51:35,408 ≪そこまで すんなよ≫ ≪戻って来いって≫ 711 00:51:35,408 --> 00:51:37,908 空気を読んで 笑うな! 712 00:51:41,314 --> 00:51:45,819 先生も これからは なるべく→ 713 00:51:45,819 --> 00:51:48,819 もう 無理に 笑わないようにします。 714 00:51:57,881 --> 00:52:00,817 それでは→ 715 00:52:00,817 --> 00:52:02,817 授業を始めます。