1 00:01:02,600 --> 00:01:04,585 (唯月 巴) 桃地は私が雇ってるんだから→ 2 00:01:04,585 --> 00:01:06,587 いつも美しくいて。 (桃地のぞむ)そんなつもりじゃ…。 3 00:01:06,587 --> 00:01:08,589 桃地…。 誰ですか? 4 00:01:08,589 --> 00:01:11,592 巴。 気がついたら こんな姿になってたの。 5 00:01:11,592 --> 00:01:14,595 (高見沢春斗) どんな姿でも 巴は巴だ。 6 00:01:14,595 --> 00:01:16,597 先生は 僕のものです。 7 00:01:16,597 --> 00:01:19,600 (高見沢)俺と対決するのは 時間の無駄だと思うけどねえ。 8 00:01:19,600 --> 00:01:22,587 本当 男って みんな馬鹿。 (唯月 妙)張り合うより→ 9 00:01:22,587 --> 00:01:24,655 違う魅力で 勝負かけてみたら どう? 10 00:01:24,655 --> 00:01:28,609 (高見沢)俺が そばにいれば 必ずうまくいく。 やり直そう。 11 00:01:28,609 --> 00:01:30,609 《先生…!》 12 00:01:31,612 --> 00:01:33,612 蟹釜先生! 13 00:01:52,600 --> 00:01:54,585 んっ…。 14 00:01:54,585 --> 00:01:56,585 俺だけを見てよ。 15 00:01:57,588 --> 00:02:03,588 あーーーっ! 16 00:02:06,597 --> 00:02:09,600 好きだ。 愛してる…。 17 00:02:09,600 --> 00:02:11,586 やめてーっ! 18 00:02:11,586 --> 00:02:13,586 (蹴る音) ぐっ…! 19 00:02:14,589 --> 00:02:17,589 あっ… うっ…! オエッ…。 20 00:02:18,593 --> 00:02:20,593 桃地…! 21 00:02:24,682 --> 00:02:27,682 ≪(足音) ≪(高見沢)ああっ…。 22 00:02:31,606 --> 00:02:33,606 (高見沢)ああっ! 23 00:02:37,595 --> 00:02:39,595 ああ…。 24 00:02:41,599 --> 00:02:43,599 はあ…。 25 00:02:45,603 --> 00:02:49,590 (荒い息) 26 00:02:49,590 --> 00:02:52,590 桃地~!! 27 00:02:55,613 --> 00:02:57,613 (荒い息) 28 00:03:00,601 --> 00:03:03,671 (ドアをたたく音) ねえ 桃地…! 29 00:03:03,671 --> 00:03:05,690 ≫開けて! ≫(ドアをたたく音) 30 00:03:05,690 --> 00:03:07,591 ≫話を聞いてよ! 31 00:03:07,591 --> 00:03:09,694 (ドアをたたく音) 桃地…。 32 00:03:09,694 --> 00:03:11,612 ≫(ドアをたたく音) 33 00:03:11,612 --> 00:03:14,682 聞こえてんだろ!? 開けろーっ! 34 00:03:14,682 --> 00:03:16,682 ≫(ドアノブを回す音) 35 00:03:18,619 --> 00:03:20,604 (荒い息) 36 00:03:20,604 --> 00:03:26,694 ♬~ 37 00:03:26,694 --> 00:03:33,601 ≫(遠ざかる足音) 38 00:03:33,601 --> 00:03:49,583 ♬~ 39 00:03:49,583 --> 00:03:51,652 (ため息) 40 00:03:51,652 --> 00:03:53,587 ≪(物音) 41 00:03:53,587 --> 00:03:55,587 えっ…? 42 00:03:58,592 --> 00:04:00,592 えっ…!? 43 00:04:01,595 --> 00:04:04,582 も~も~ち~! 44 00:04:04,582 --> 00:04:07,582 うわあああ… ううう…! 45 00:04:08,586 --> 00:04:11,589 高見沢さんとキスしたのは…→ 46 00:04:11,589 --> 00:04:14,592 ごめん! ご… ごめんって…。 47 00:04:14,592 --> 00:04:17,595 あの人の勢いに 押されちゃったけど→ 48 00:04:17,595 --> 00:04:20,598 私が好きなのは 桃地だから! 49 00:04:20,598 --> 00:04:22,600 高見沢さんじゃなくて 桃地だから! 50 00:04:22,600 --> 00:04:25,586 《そんな… キスしといて…》 51 00:04:25,586 --> 00:04:27,588 キスしといて なんだ? って 思ったでしょ。 52 00:04:27,588 --> 00:04:30,591 桃地みたいに 拒否すればいいのにって→ 53 00:04:30,591 --> 00:04:32,593 思ったでしょ…。 いえ…。 54 00:04:32,593 --> 00:04:34,595 だから キスした事は 謝ってんじゃん! 55 00:04:34,595 --> 00:04:37,598 こんな体になっちゃって→ 56 00:04:37,598 --> 00:04:41,585 心細くて 高見沢さんに 頼ったところはあったわよ。 57 00:04:41,585 --> 00:04:43,571 それは ごめん! 58 00:04:43,571 --> 00:04:48,592 反省してる。 悪かった。 もうしないから! 59 00:04:48,592 --> 00:04:52,596 高見沢さんには もう頼らないから…。 60 00:04:52,596 --> 00:04:55,599 だから 私を信じて! 61 00:04:55,599 --> 00:04:57,585 信じ…。 62 00:04:57,585 --> 00:04:59,587 信じた? …られないです。 63 00:04:59,587 --> 00:05:02,590 信じろよ いい加減! ああ ああ ああ ああ…! 64 00:05:02,590 --> 00:05:04,592 だって だって… だって 僕なんか…! 65 00:05:04,592 --> 00:05:07,595 蟹釜先生みたいな先生が なんで 僕なんか…。 66 00:05:07,595 --> 00:05:09,597 なんでか知らないけど 私の心が→ 67 00:05:09,597 --> 00:05:11,599 桃地じゃなきゃ嫌だって 言ってんの! 68 00:05:11,599 --> 00:05:13,601 仕方ないじゃん! 好きになったら好きなんだから! 69 00:05:13,601 --> 00:05:15,586 好きになったら好きなんだから! 好きになったら好きなんだから! 70 00:05:15,586 --> 00:05:17,588 いい加減 信じろ! この馬鹿たれが! 71 00:05:17,588 --> 00:05:19,590 《逆ギレだ~!》 72 00:05:19,590 --> 00:05:22,593 いい加減 わかって…! 73 00:05:22,593 --> 00:05:24,595 桃地も 私を好きになれ! 74 00:05:24,595 --> 00:05:27,581 《いや 好きですけど… いや もう 好きですけど…》 75 00:05:27,581 --> 00:05:29,581 もう やめてください! 76 00:05:31,585 --> 00:05:34,588 こういう気持ちは やめたくても やめられないの! 77 00:05:34,588 --> 00:05:39,593 もう 僕は 先生と出会ってから いろいろ激しくなりすぎて→ 78 00:05:39,593 --> 00:05:42,596 毎日が乱気流みたいに 気分が上がったり下がったりして→ 79 00:05:42,596 --> 00:05:45,599 もう… 心が… 心がついていけないんです! 80 00:05:45,599 --> 00:05:48,586 はっ… あっ ちょっと 桃地 落ち着いて! 81 00:05:48,586 --> 00:05:51,589 ねえ ほら 一緒にママの家にも行ったし…→ 82 00:05:51,589 --> 00:05:54,592 ねっ? 原宿ではさ お揃いのマグカップも買ったし…。 83 00:05:54,592 --> 00:05:57,595 あっ ほら レインボーブリッジじゃ→ 84 00:05:57,595 --> 00:05:59,597 私の事 バックハグしたじゃん! 85 00:05:59,597 --> 00:06:02,600 ねっ? 一緒に 手ぇ繋いで歩いたじゃん! 86 00:06:02,600 --> 00:06:07,588 高見沢さんとバトルしたのだって 私の事が好きだからなんだろ? 87 00:06:07,588 --> 00:06:09,590 認めろよ~! 88 00:06:09,590 --> 00:06:11,592 それは それは それは… それは それは…→ 89 00:06:11,592 --> 00:06:13,594 それはそうなんですけど 僕は 高見沢さんみたいに→ 90 00:06:13,594 --> 00:06:15,596 『SEIKA』の相談にも のれないし→ 91 00:06:15,596 --> 00:06:17,598 先生を助けられないし→ 92 00:06:17,598 --> 00:06:20,618 そんな僕を先生が好きだなんて もう 意味不明だし→ 93 00:06:20,618 --> 00:06:22,603 こんなにドキドキしたのも こんなに笑ったのも→ 94 00:06:22,603 --> 00:06:25,606 こんなに怒ったのも こんなに うう~ってなったのも→ 95 00:06:25,606 --> 00:06:28,609 もう 生まれて初めてで もう もう… キャパが…! 96 00:06:28,609 --> 00:06:32,613 僕のキャパが… キャ… キャ… キャパオーバーなんです! 97 00:06:32,613 --> 00:06:36,613 はあ はあ はあ…。 98 00:06:37,618 --> 00:06:40,588 (木之崎)前に 蟹釜先生に いきなりサインを求めた男が→ 99 00:06:40,588 --> 00:06:42,606 なぜか 蟹釜先生のお宅から出てきて→ 100 00:06:42,606 --> 00:06:45,609 そのあとに 先生のお通夜に来てた 変質者が出てきて→ 101 00:06:45,609 --> 00:06:47,611 その変質者を追いかけるみたいに→ 102 00:06:47,611 --> 00:06:49,613 高見沢さんが へっぴり腰で出てきて→ 103 00:06:49,613 --> 00:06:51,632 悲しそうに 天を仰いでいたんです。 104 00:06:51,632 --> 00:06:53,617 わけわかんないから もう。 僕もわかりません! 105 00:06:53,617 --> 00:06:55,603 だから うまく説明できてないんです! 106 00:06:55,603 --> 00:06:58,603 ああ~ もう! ちょ… お前まで壊れるなって。 107 00:06:59,607 --> 00:07:01,609 …わかった。 えっ? 108 00:07:01,609 --> 00:07:04,612 わかったよ 桃地。 109 00:07:04,612 --> 00:07:07,615 わかったって… 何がですか? 110 00:07:07,615 --> 00:07:12,615 そういう揺れる桃地の心 ちゃんと わかった。 111 00:07:17,591 --> 00:07:19,660 付き合おう! えっ…!? 112 00:07:19,660 --> 00:07:23,597 私たち 「今日から付き合おう」とか 「今日から恋人です」とか→ 113 00:07:23,597 --> 00:07:26,584 きちんと イベントしてこなかったから→ 114 00:07:26,584 --> 00:07:28,586 初心者の桃地には… うーん…→ 115 00:07:28,586 --> 00:07:31,589 ちょっと わかりにくかったかも しれないよね。 116 00:07:31,589 --> 00:07:33,591 …ん? というわけだから→ 117 00:07:33,591 --> 00:07:35,591 付き合いましょう! 118 00:07:36,594 --> 00:07:38,596 返事。 119 00:07:38,596 --> 00:07:40,598 はい…。 フフフフ…。 120 00:07:40,598 --> 00:07:42,598 かわいい~。 フフフフ…。 121 00:07:44,585 --> 00:07:48,589 もう乱気流にならないように 私も努力するから。 122 00:07:48,589 --> 00:07:53,577 だから 桃地も自覚を持って。 ジカク…? 123 00:07:53,577 --> 00:07:56,597 私の恋人であるという自覚。 124 00:07:56,597 --> 00:07:58,599 自覚…! 125 00:07:58,599 --> 00:08:02,586 私も 高見沢さんの手は 二度と借りない。 126 00:08:02,586 --> 00:08:05,589 明日 直接 編集長と話す。 127 00:08:05,589 --> 00:08:07,591 だから…→ 128 00:08:07,591 --> 00:08:10,611 桃地も 私の恋人であるという 自覚を持って。 129 00:08:10,611 --> 00:08:13,597 あっ… はあ…。 130 00:08:13,597 --> 00:08:15,599 じゃあ 言ってみて。 えっ…? 131 00:08:15,599 --> 00:08:18,585 「僕は あなたの恋人です」。 はい。 132 00:08:18,585 --> 00:08:20,587 ああ…。 133 00:08:20,587 --> 00:08:22,589 僕は あなたの恋人です…。 134 00:08:22,589 --> 00:08:24,591 聞こえない。 135 00:08:24,591 --> 00:08:26,593 僕は あなたの恋人です。 聞こえない! 136 00:08:26,593 --> 00:08:28,595 僕は あなたの恋人です…! 全然 聞こえない! 137 00:08:28,595 --> 00:08:30,597 〈こうして めでたく→ 138 00:08:30,597 --> 00:08:34,585 僕は 正式に 蟹釜先生の恋人に なったのだった〉 139 00:08:34,585 --> 00:08:36,587 僕は あなたの恋人です! もっと言って! 140 00:08:36,587 --> 00:08:38,589 僕は あなたの恋人です! 141 00:08:38,589 --> 00:08:40,591 もういっちょ! 142 00:08:40,591 --> 00:08:42,609 僕は あなたの恋人です! 143 00:08:42,609 --> 00:08:44,595 イエ~イ! もっともっと~! 144 00:08:44,595 --> 00:08:56,595 ♬~ 145 00:08:58,592 --> 00:09:00,592 うまっ。 146 00:09:15,592 --> 00:09:18,592 オヤジだ…。 147 00:09:19,596 --> 00:09:22,596 何やってんだか…。 148 00:09:26,587 --> 00:09:31,587 恋人であるという自覚を持つ…。 149 00:09:41,585 --> 00:09:46,590 「恋人になったらすべき11のこと」 150 00:09:46,590 --> 00:09:49,590 《えっ 11もあんの!?》 151 00:09:51,595 --> 00:09:53,597 「まずはデートに行く」 152 00:09:53,597 --> 00:09:55,599 《ああ… 行った》 153 00:09:55,599 --> 00:09:58,602 「お互いの家を行き来する」 154 00:09:58,602 --> 00:10:00,604 《あっ してる~》 155 00:10:00,604 --> 00:10:02,606 「お揃いのグッズを買う」 156 00:10:02,606 --> 00:10:04,608 《あっ 買った~》 157 00:10:04,608 --> 00:10:06,610 「手料理をふるまう」 158 00:10:06,610 --> 00:10:08,612 《やってる~》 159 00:10:08,612 --> 00:10:10,614 《意外に やってるのか…》 160 00:10:10,614 --> 00:10:14,618 「誕生日にはプレゼントをする」 161 00:10:14,618 --> 00:10:17,604 《して… ない》 162 00:10:17,604 --> 00:10:22,609 「たまには 高級レストランで食事をする」 163 00:10:22,609 --> 00:10:25,612 《高級レストラン…→ 164 00:10:25,612 --> 00:10:27,614 連れていってもらった》 165 00:10:27,614 --> 00:10:31,618 「お互いを知るために 本音でおしゃべりをする」 166 00:10:31,618 --> 00:10:34,605 《いや 微妙…》 167 00:10:34,605 --> 00:10:39,610 「2人で守るべき 恋人ルールを作る」 168 00:10:39,610 --> 00:10:41,612 《意味不明》 169 00:10:41,612 --> 00:10:45,612 「知り合ってからのことを 思い出して語り合う」 170 00:10:48,585 --> 00:10:50,587 ああ~…。 171 00:10:50,587 --> 00:10:53,590 「たまには ドキドキのサプライズを」 172 00:10:53,590 --> 00:10:56,590 《それは いらない。 毎日がサプライズだから》 173 00:10:57,594 --> 00:11:00,597 「つき合いが長くなれば 旅行に行く」 174 00:11:00,597 --> 00:11:03,584 《旅行は駄目。 旅行に行ったら 飛行機が落ちた》 175 00:11:03,584 --> 00:11:07,584 はあ~。 旅行から めちゃくちゃになったんだ~。 176 00:11:09,590 --> 00:11:11,590 (エレベーターの到着音) 177 00:11:13,594 --> 00:11:15,596 ちょっと… 誰ですか? あなた。 178 00:11:15,596 --> 00:11:17,598 (木之崎)あっ 昨日の変質者! 179 00:11:17,598 --> 00:11:19,598 (田村)えっ 何? 何? 何? 何? 180 00:11:21,585 --> 00:11:24,585 お久しぶりです 生馬さん。 181 00:11:26,590 --> 00:11:30,590 蟹釜ジョーよ。 182 00:11:33,597 --> 00:11:35,599 沖縄行きの飛行機事故があって…。 183 00:11:35,599 --> 00:11:38,585 (早送りの声) 184 00:11:38,585 --> 00:11:40,604 …という訳で→ 185 00:11:40,604 --> 00:11:42,589 この体は 田中マサオさん って人のものなんだけど→ 186 00:11:42,589 --> 00:11:44,608 中身は蟹釜ジョーだから。 187 00:11:44,608 --> 00:11:48,579 これからも『SEIKAの空』は 描き続けますので→ 188 00:11:48,579 --> 00:11:50,597 よろしくお願いします。 189 00:11:50,597 --> 00:11:52,599 木之崎! はっ! 190 00:11:52,599 --> 00:11:54,599 もう お茶が入ってないんだけど。 はい! 191 00:11:55,586 --> 00:11:59,590 あの お話は承りましたけども→ 192 00:11:59,590 --> 00:12:03,594 あなたが蟹釜ジョー先生だと 認める根拠には なりませんよね→ 193 00:12:03,594 --> 00:12:05,594 今の話じゃ。 194 00:12:06,580 --> 00:12:11,585 描く線が男性の筆圧で これまでの蟹釜ジョーとは違う→ 195 00:12:11,585 --> 00:12:13,587 そう指摘したそうじゃないですか。 196 00:12:13,587 --> 00:12:17,608 さすが編集長。 よく見抜いてらっしゃる。 197 00:12:17,608 --> 00:12:21,595 私も この体になって 筆圧の違いが 一番 苦労したので。 198 00:12:21,595 --> 00:12:24,595 その話は 高見沢に聞いたんですか? 199 00:12:28,585 --> 00:12:33,585 高見沢さんは 私の話を信じてくれました。 200 00:12:35,592 --> 00:12:37,594 「どんな姿になっても→ 201 00:12:37,594 --> 00:12:40,597 君は蟹釜ジョーだ」って 言ってくれました。 202 00:12:40,597 --> 00:12:43,600 まあ 高見沢さんに任せておけば 生馬編集長も→ 203 00:12:43,600 --> 00:12:45,586 いつか わかってくれると 思ったんですけど→ 204 00:12:45,586 --> 00:12:47,588 待ってるのも かったるくなっちゃって→ 205 00:12:47,588 --> 00:12:49,588 自分で言いに来たんです。 206 00:12:51,592 --> 00:12:53,594 ありがとう 木之崎。 207 00:12:53,594 --> 00:12:55,594 あなたは信じてくれたのね。 208 00:12:56,597 --> 00:12:58,599 返事! 209 00:12:58,599 --> 00:13:00,601 わかりません。 210 00:13:00,601 --> 00:13:03,601 (生馬)あのねえ 誰も信じないですよ そんなの。 211 00:13:06,590 --> 00:13:10,594 2年前… 高見沢さんが ビビっちゃってるから→ 212 00:13:10,594 --> 00:13:13,597 私が一人で あの会議室で→ 213 00:13:13,597 --> 00:13:17,601 「高見沢さんと結婚します」って 言ったら あなたは→ 214 00:13:17,601 --> 00:13:20,587 「女性作家と男性編集者の結婚は まあ よくあるが→ 215 00:13:20,587 --> 00:13:22,589 99パーセントは うまくいかない」。 216 00:13:22,589 --> 00:13:25,592 「あなたは 今 一番大事な時なんだから→ 217 00:13:25,592 --> 00:13:28,595 そんなふうになるのは もったいない」。 218 00:13:28,595 --> 00:13:33,595 「結婚は やめておきなさい」って 反対したの 覚えてます? 219 00:13:35,602 --> 00:13:38,605 おい! 覚えてんだろ? いや どうでしたかね? 220 00:13:38,605 --> 00:13:40,607 そういった事…。 逃げるな! 221 00:13:40,607 --> 00:13:43,610 そのくせ 身内だけの結婚披露宴で 頼んでもいないのに長々スピーチして→ 222 00:13:43,610 --> 00:13:45,612 「これは世紀の大カップルだ」 って言って→ 223 00:13:45,612 --> 00:13:47,614 ウェンウェン ウェンウェン泣いたの 覚えてます? 224 00:13:47,614 --> 00:13:49,616 あ~ どうでしたか…。 225 00:13:49,616 --> 00:13:51,618 さらに 二次会では→ 226 00:13:51,618 --> 00:13:55,605 酔っぱらって裸踊りして 大ひんしゅく買ったの。 227 00:13:55,605 --> 00:13:59,676 あなたもいたわよね? 二次会。 覚えてるんでしょ? 228 00:13:59,676 --> 00:14:02,612 最新話 アップしておいたので→ 229 00:14:02,612 --> 00:14:04,614 じっくり読んで→ 230 00:14:04,614 --> 00:14:08,602 私が蟹釜ジョーであるという事を 実感してください。 231 00:14:08,602 --> 00:14:12,602 今回は 筆圧もコントロールできています。 232 00:14:14,608 --> 00:14:19,629 あなたたちは 『週刊少年マキシマム』の編集者でしょ? 233 00:14:19,629 --> 00:14:21,629 これで信じなかったら…。 234 00:14:24,601 --> 00:14:26,620 プロじゃないから。 235 00:14:26,620 --> 00:14:36,596 ♬~ 236 00:14:36,596 --> 00:14:39,599 誕生日…。 237 00:14:39,599 --> 00:14:42,599 《先生の誕生日を 僕は知らない…》 238 00:14:50,594 --> 00:14:54,614 4月の21… えっ 来週じゃん。 やばっ。 239 00:14:54,614 --> 00:14:57,584 えっ… えっ どうしよう。 240 00:14:57,584 --> 00:15:00,587 えっ 何しよう? えっ どうしよう えっ…。 241 00:15:00,587 --> 00:15:02,587 えっ 20…。 どうしたの? 242 00:15:06,610 --> 00:15:10,580 (キャベ次郎)「コン乃介が…! 仮面の剣士なのか!?」 243 00:15:10,580 --> 00:15:12,599 (コン乃介)「そうだ」 244 00:15:12,599 --> 00:15:14,584 (ピーメン)「下がれ キャベ次郎!!」 245 00:15:14,584 --> 00:15:18,588 (剣を振るう音) (衝撃音) 246 00:15:18,588 --> 00:15:21,675 (コン乃介) 「騙していて悪かったな」 247 00:15:21,675 --> 00:15:24,594 「そう 俺は勇者じゃない」 248 00:15:24,594 --> 00:15:27,597 「お前らの敵 怪人だ」 249 00:15:27,597 --> 00:15:31,585 まさか コン乃介が 1巻の時の仮面の剣士で→ 250 00:15:31,585 --> 00:15:35,589 しかも勇者じゃなかったなんて もう 誰も想像できないですよね。 251 00:15:35,589 --> 00:15:38,592 もう 全ての伏線が 回収されてたね 今回。 252 00:15:38,592 --> 00:15:41,592 これは蟹釜先生じゃないと 描けないなあ。 253 00:15:42,596 --> 00:15:45,599 編集長のお考えは どうなんでしょう? 254 00:15:45,599 --> 00:15:47,599 (ぶつかる音) 255 00:15:53,590 --> 00:15:57,594 (携帯電話の振動音) 256 00:15:57,594 --> 00:15:59,596 (ため息) 257 00:15:59,596 --> 00:16:01,596 もう 誰!? もう! 258 00:16:02,582 --> 00:16:04,582 (携帯電話の振動音) 259 00:16:08,588 --> 00:16:10,590 はい。 (田中帆奈美)「こんにちは」 260 00:16:10,590 --> 00:16:13,610 「今 いい?」 はい。 261 00:16:13,610 --> 00:16:15,612 「その後 桃地さんと どう?」 262 00:16:15,612 --> 00:16:17,614 (帆奈美)高見沢さんと いちいち張り合って→ 263 00:16:17,614 --> 00:16:19,616 ちょっとすねてるって 言ってたから。 264 00:16:19,616 --> 00:16:21,618 あれは 一応 解決したの。 265 00:16:21,618 --> 00:16:23,603 (帆奈美)よかった。 266 00:16:23,603 --> 00:16:25,605 でも それはそれで キャパオーバーだとか→ 267 00:16:25,605 --> 00:16:27,607 騒いでるんだけどね。 268 00:16:27,607 --> 00:16:29,609 「フフフフ…」 269 00:16:29,609 --> 00:16:32,612 あのね そろそろ うちの息子に…。 270 00:16:32,612 --> 00:16:35,615 「お父さんと巴さんの 入れ替わりの件→ 271 00:16:35,615 --> 00:16:37,634 話したほうが いいんじゃないかなって思うの」 272 00:16:37,634 --> 00:16:39,603 ごめんなさい。 273 00:16:39,603 --> 00:16:42,606 自分の事に追いまくられていて… 本当に ごめんなさい。 274 00:16:42,606 --> 00:16:45,609 そんな… 巴さんを責める気で 電話したんじゃないの。 275 00:16:45,609 --> 00:16:51,615 その事は 私が優太郎くんに会って きちんと話します。 276 00:16:51,615 --> 00:16:57,615 明日 優太郎くんが学校から帰る頃 そちらに伺いますので。 277 00:16:58,605 --> 00:17:00,607 ああ サプライズプレゼント…。 278 00:17:00,607 --> 00:17:04,611 ええ~ もう どうしよう プレゼント…。 279 00:17:04,611 --> 00:17:06,611 ええ~? プレゼント…。 280 00:17:08,615 --> 00:17:11,615 いや~…。 281 00:17:14,604 --> 00:17:16,604 (2人)あっ…。 282 00:17:30,604 --> 00:17:32,604 (田中優太郎)あの…。 283 00:17:34,608 --> 00:17:36,610 お父さんの恋人ですか? 284 00:17:36,610 --> 00:17:38,612 は? 285 00:17:38,612 --> 00:17:41,631 俺 田中マサオの息子なんです。 286 00:17:41,631 --> 00:17:43,617 あっ…。 287 00:17:43,617 --> 00:17:46,617 あっ えっ いや… あっ…。 288 00:17:47,604 --> 00:17:51,608 本当に そういうんじゃないんです→ 289 00:17:51,608 --> 00:17:53,610 あの方とは。 290 00:17:53,610 --> 00:17:55,612 すみません。 いや そんな…。 291 00:17:55,612 --> 00:17:57,614 あの人は お父さんなんですか? 292 00:17:57,614 --> 00:17:59,616 えっ? 違いますよね? 293 00:17:59,616 --> 00:18:01,585 ああ えっと…。 294 00:18:01,585 --> 00:18:05,589 いや すみません。 忘れてください。 295 00:18:05,589 --> 00:18:15,589 ♬~ 296 00:18:16,600 --> 00:18:21,588 (高見沢) 今日さ KJ来たんだって? 297 00:18:21,588 --> 00:18:23,588 (木之崎)はい。 298 00:18:24,591 --> 00:18:28,595 僕 高見沢さんの言う事 信じました。 299 00:18:28,595 --> 00:18:32,595 今日来た変なおじさんの話も 信じます。 300 00:18:36,586 --> 00:18:38,588 僕 今日来た変なおじさんに→ 301 00:18:38,588 --> 00:18:42,592 「木之崎 お茶がないんだけど」って 言われた時に→ 302 00:18:42,592 --> 00:18:46,596 「あっ この人は蟹釜先生だ」って 思ったんです。 303 00:18:46,596 --> 00:18:48,598 なんだよ? それ。 304 00:18:48,598 --> 00:18:50,600 高見沢さんって いつも かっこつけてて→ 305 00:18:50,600 --> 00:18:52,586 気持ち悪いなって 思うんですけど…。 306 00:18:52,586 --> 00:18:54,588 おい。 でも 蟹釜ジョーを見いだして→ 307 00:18:54,588 --> 00:18:56,590 一緒に『SEIKAの空』を 立ち上げたのは→ 308 00:18:56,590 --> 00:19:01,595 本当にすごいなって思ってるし すごい尊敬してます。 309 00:19:01,595 --> 00:19:04,598 今日も あの 先生らしき人を見てて→ 310 00:19:04,598 --> 00:19:07,601 この人が こんなにも 自信を持っていられるのは→ 311 00:19:07,601 --> 00:19:11,588 高見沢さんがいるからなんだな って感じました。 312 00:19:11,588 --> 00:19:16,588 俺が… 俺がね…。 313 00:19:19,663 --> 00:19:23,663 守り抜くつもりだった。 314 00:19:26,586 --> 00:19:31,591 でも あいつは→ 315 00:19:31,591 --> 00:19:37,591 俺の事を必要としてない。 遅かったんだ…。 316 00:19:42,569 --> 00:19:47,590 こんなに…→ 317 00:19:47,590 --> 00:19:50,590 こんなに巴の事 好きなのに…。 318 00:19:53,613 --> 00:19:58,618 俺は… 俺は…。 319 00:19:58,618 --> 00:20:00,603 (嗚咽) 320 00:20:00,603 --> 00:20:04,624 (木之崎)どうしたんですか? 321 00:20:04,624 --> 00:20:07,677 もう必要ないんだよー! 322 00:20:07,677 --> 00:20:10,677 俺じゃ駄目なんだって。 323 00:20:11,614 --> 00:20:14,617 あいつの何がいいのか わかんないけどさ→ 324 00:20:14,617 --> 00:20:16,617 俺じゃないんだよ…。 (高見沢の号泣) 325 00:23:18,618 --> 00:23:22,589 (反町真二)もう1杯いく? いかない? いくよね? 326 00:23:22,589 --> 00:23:25,592 (李 善善) 私 お金ないから やめます。 327 00:23:25,592 --> 00:23:29,596 お金はね 使う時 使わないと 入ってもこないんだよ。 328 00:23:29,596 --> 00:23:31,598 《あの子が気づいているなら→ 329 00:23:31,598 --> 00:23:33,600 先生に知らせたほうが いいかな?》 330 00:23:33,600 --> 00:23:35,618 《いや それより プレゼントだな プレゼント》 331 00:23:35,618 --> 00:23:38,605 プレゼント…。 332 00:23:38,605 --> 00:23:40,590 誕生日のプレゼントね! 333 00:23:40,590 --> 00:23:43,593 あの人 お金持ちでしょ。 なんでも 持ってそうで 難しいわよね。 334 00:23:43,593 --> 00:23:46,596 彼女のために 歌 作れよ。 はい? 335 00:23:46,596 --> 00:23:50,633 俺もさ 嫁の二十歳の誕生日に 歌 作って 贈ったんだよね。 336 00:23:50,633 --> 00:23:52,619 きっしょ…。 (李・水出)気持ち悪…。 337 00:23:52,619 --> 00:23:55,688 金も かからないし 最高だぜ! いや 僕 歌は ちょっと…。 338 00:23:55,688 --> 00:23:57,624 俺 作ってやろうか? 339 00:23:57,624 --> 00:23:59,626 (郷田)やめて やめて お願いだから やめて。 340 00:23:59,626 --> 00:24:02,629 なんでよ? みんな 幸せなのね…。 341 00:24:02,629 --> 00:24:05,629 嘘つきは泥棒の始まり。 (真二)えっ? どういう事? 342 00:24:06,633 --> 00:24:08,618 (水出の声)「上司のクソキノコが 二十歳の嫁いるとか→ 343 00:24:08,618 --> 00:24:11,621 嘘言いおるwww」 344 00:24:11,621 --> 00:24:15,625 あの赤いコートの女が 本当に桃地の事を好きなら→ 345 00:24:15,625 --> 00:24:17,610 何をもらっても嬉しいし→ 346 00:24:17,610 --> 00:24:20,630 こうやって あれこれ 考えてくれてる時間こそが→ 347 00:24:20,630 --> 00:24:23,616 最高のプレゼントなんだよ。 348 00:24:23,616 --> 00:24:25,635 いい事 言うなあ! 349 00:24:25,635 --> 00:24:28,621 でも そんな甘くないね。 女は形を求めるからね。 350 00:24:28,621 --> 00:24:31,608 (郷田)歌だって形ないじゃん。 351 00:24:31,608 --> 00:24:33,626 (真二)あっ そうか。 ハハハハ…! 352 00:24:33,626 --> 00:24:35,626 (水出の声) 「昨日見たAVの話すな」 353 00:24:38,631 --> 00:24:40,631 こんなのもいるけどね。 354 00:24:44,621 --> 00:24:47,607 ハ… ハハッ どうしたの? 桃地。 355 00:24:47,607 --> 00:24:49,609 あっ いえ…。 356 00:24:49,609 --> 00:24:51,628 (郷田)人の歌じゃん。 (李)泥棒じゃないですか。 357 00:24:51,628 --> 00:24:56,616 ♬~ 358 00:24:56,616 --> 00:25:03,623 「クソキノコの分際で 人間様の生態系に介入すな」…。 359 00:25:03,623 --> 00:25:06,609 「てか クソキノコと結婚する女とか→ 360 00:25:06,609 --> 00:25:09,629 どういう頭してんの?」 361 00:25:09,629 --> 00:25:12,632 うわっ えぐいな…。 362 00:25:12,632 --> 00:25:16,636 《いつも一番優しい水出さんが こんな事…》 363 00:25:16,636 --> 00:25:19,605 (水出の声)「SEIKAつまんな過ぎて なんかエモい」 364 00:25:19,605 --> 00:25:21,624 (水出の声)「SEIKA読む バカになる バカな学生が増える」 365 00:25:21,624 --> 00:25:23,609 「日本の学力が下がる」 366 00:25:23,609 --> 00:25:25,611 「よって SEIKAみたいな クソ漫画が増える」 367 00:25:25,611 --> 00:25:27,630 「輪廻」 368 00:25:27,630 --> 00:25:29,615 ああ 駄目駄目…。 369 00:25:29,615 --> 00:25:32,635 ああ~ それより 先生のプレゼント考えなきゃ! 370 00:25:32,635 --> 00:25:34,620 うーん…。 371 00:25:34,620 --> 00:25:36,689 ああ~! もう アンチ プレゼント 息子→ 372 00:25:36,689 --> 00:25:40,610 アンチ プレゼント 息子 アンチ プレゼント 息子…。 373 00:25:40,610 --> 00:25:42,610 またキャパオーバーだよ! 374 00:25:43,613 --> 00:25:46,616 (生馬)おはようございます。 (一同)おはようございます。 375 00:25:46,616 --> 00:25:48,616 (生馬)あれ? これ まだ寝てんの? 376 00:25:50,603 --> 00:25:53,589 起きて。 ちょっと… 起きて。 377 00:25:53,589 --> 00:25:55,589 おい… 起きて 起きて。 378 00:25:56,609 --> 00:25:58,594 うう…。 379 00:25:58,594 --> 00:26:00,594 うっ… 頭 痛い…。 380 00:26:01,597 --> 00:26:04,617 あれ…? 俺 ここ 泊まったんすか? 381 00:26:04,617 --> 00:26:08,604 ひと晩 考えたんだけど こういうのは どう? 382 00:26:08,604 --> 00:26:12,608 東源出版としても 『週刊少年マキシマム』としても→ 383 00:26:12,608 --> 00:26:16,612 「実は蟹釜ジョー先生が 生きていました」とは言えない。 384 00:26:16,612 --> 00:26:18,614 また その話ですか…。 385 00:26:18,614 --> 00:26:22,618 だがしかし 『SEIKAの空』の連載は このまま続ける。 386 00:26:22,618 --> 00:26:24,604 (一同)えっ? 387 00:26:24,604 --> 00:26:26,589 (生馬)亡き蟹釜ジョー先生は→ 388 00:26:26,589 --> 00:26:31,594 実は 最終話までのプロットを 残していた。 389 00:26:31,594 --> 00:26:35,598 それをもとに 先生の右腕だった 優秀なアシスタントが→ 390 00:26:35,598 --> 00:26:38,618 先生の遺志を継いで 漫画の連載を続ける→ 391 00:26:38,618 --> 00:26:42,605 …と公表すれば 読者は疑問を持たず→ 392 00:26:42,605 --> 00:26:45,605 新しい才能に期待もする。 393 00:26:46,609 --> 00:26:49,612 114話から 『SEIKAの空』は→ 394 00:26:49,612 --> 00:26:53,616 原案 蟹釜ジョー 漫画 蟹釜ジョニーでいく。 395 00:26:53,616 --> 00:26:55,601 (高見沢)ジョニー? (一同)ジョニー! 396 00:26:55,601 --> 00:26:58,588 そうすれば 連載も延々続けられるし→ 397 00:26:58,588 --> 00:27:01,607 完結したあとも 新人漫画家 蟹釜ジョニーとして→ 398 00:27:01,607 --> 00:27:03,609 うちからデビューする。 399 00:27:03,609 --> 00:27:07,613 それなら 読者も納得するし 会社のメンツは保てるか! 400 00:27:07,613 --> 00:27:09,615 それだけじゃないぞ。 401 00:27:09,615 --> 00:27:13,603 なんと 我らが高見も 会社を辞めなくていい! 402 00:27:13,603 --> 00:27:15,603 全てが丸く収まるってわけよ! 403 00:27:16,606 --> 00:27:18,591 それ 彼女は受け入れたんですか? 404 00:27:18,591 --> 00:27:22,612 それ 言おうと思って出社したら 高見が ここで寝てたから→ 405 00:27:22,612 --> 00:27:24,597 俺 勢いで言っちゃったよ もう。 406 00:27:24,597 --> 00:27:27,600 (木之崎)よかったですね 高見沢さん! 407 00:27:27,600 --> 00:27:30,586 だって 昨夜の高見沢さんの号泣 衝撃だったんで。 408 00:27:30,586 --> 00:27:32,605 おい。 409 00:27:32,605 --> 00:27:34,607 案外 かわいいとこあるんですね 高見沢さん。 410 00:27:34,607 --> 00:27:36,609 突っ張ってないで→ 411 00:27:36,609 --> 00:27:38,611 たまには そういうとこ みんなに見せたほうがいいど! 412 00:27:38,611 --> 00:27:43,611 (生馬)今の案 高見沢から 蟹釜先生に伝えてくれるか? 413 00:27:44,634 --> 00:27:46,636 わかりました。 414 00:27:46,636 --> 00:27:51,636 ただ 自分で会うのは つらいので 彼氏に言っておきます。 415 00:27:52,608 --> 00:27:56,608 皆さん ありがとうございます。 416 00:28:03,636 --> 00:28:05,636 彼氏…? 417 00:28:06,622 --> 00:28:08,624 ありがとうございました。 418 00:28:08,624 --> 00:28:10,624 いらっしゃいませ…。 419 00:30:46,599 --> 00:30:51,570 だから 俺は 編集長の提案を 受け入れたほうがいいと思う。 420 00:30:51,570 --> 00:30:53,589 君から彼女に伝えてくれ。 421 00:30:53,589 --> 00:30:55,658 僕がですか? 422 00:30:55,658 --> 00:30:59,658 彼女に選ばれたのは俺じゃない。 君なんだ。 423 00:31:01,597 --> 00:31:04,600 ニヤニヤするな! すみません。 424 00:31:04,600 --> 00:31:06,585 いや…。 425 00:31:06,585 --> 00:31:09,585 こっちこそ 大きな声を出して すまない…。 426 00:31:10,589 --> 00:31:14,593 そのうち 編集長から 彼女に連絡が行くと思うから→ 427 00:31:14,593 --> 00:31:18,597 先に知っておいたほうが いいと思って。 428 00:31:18,597 --> 00:31:20,597 編集長も それを望んでる。 429 00:31:22,618 --> 00:31:24,618 彼女のためだ。 430 00:31:25,604 --> 00:31:27,604 頼んだぞ。 431 00:31:29,608 --> 00:31:33,608 《「彼女のためだ。 頼んだぞ」》 432 00:31:34,630 --> 00:31:36,630 引き受けました。 433 00:31:37,600 --> 00:31:39,602 マジ? マジ。 434 00:31:39,602 --> 00:31:41,604 俺 蟹釜ジョーの息子なんですか? 435 00:31:41,604 --> 00:31:43,589 それは違うんだけどね。 436 00:31:43,589 --> 00:31:45,591 ひゃ~…。 437 00:31:45,591 --> 00:31:49,595 (帆奈美)ちょっと… 大丈夫? ハハハ…。 438 00:31:49,595 --> 00:31:52,615 高級なチーズ食べてるの見た時と→ 439 00:31:52,615 --> 00:31:56,585 『SEIKA』の深い考察 聞いた時→ 440 00:31:56,585 --> 00:31:59,588 絶対 うちのお父さんじゃないと 思ったから→ 441 00:31:59,588 --> 00:32:02,591 聞いて すっきりしました。 442 00:32:02,591 --> 00:32:04,593 気づいてたのね…。 443 00:32:04,593 --> 00:32:06,612 そりゃ そうだよ。 444 00:32:06,612 --> 00:32:10,612 ああ そっか。 まあ そうだよね。 アハハ…。 445 00:32:12,618 --> 00:32:14,603 (優太郎)あの…。 446 00:32:14,603 --> 00:32:17,603 本にサインしてくれますか? 447 00:32:19,592 --> 00:32:22,592 いいわよ。 えっ…! 持ってきます! 448 00:32:26,599 --> 00:32:28,599 《懐かしいな…》 449 00:32:29,602 --> 00:32:31,604 サインを頂けないでしょうか? 450 00:32:31,604 --> 00:32:33,606 蟹釜ジョーは 私なの。 451 00:32:33,606 --> 00:32:36,592 《あれから まだ3カ月しか経っていないのに→ 452 00:32:36,592 --> 00:32:38,611 何年も経ったみたいだ》 453 00:32:38,611 --> 00:32:41,614 あっ 帆奈美さん お金の事なんですけど…。 454 00:32:41,614 --> 00:32:43,614 えっ? 455 00:32:44,617 --> 00:32:47,586 これから 蟹釜ジョニーが描く 漫画の原稿料は→ 456 00:32:47,586 --> 00:32:51,607 田中マサオさん宛てに 振り込まれます。 457 00:32:51,607 --> 00:32:54,593 田中マサオさんが 蟹釜ジョニーって事で。 458 00:32:54,593 --> 00:32:56,612 えっ…? 459 00:32:56,612 --> 00:33:00,612 単行本の印税については 母と折半でお願いします。 460 00:33:02,585 --> 00:33:04,603 印税…? 461 00:33:04,603 --> 00:33:10,593 今のところ 単行本の 電子版の印税だけで毎月500万。 462 00:33:10,593 --> 00:33:14,597 紙の単行本が出た月は さらに500万くらい入りますので→ 463 00:33:14,597 --> 00:33:17,583 それを母と 折半させて頂ければと思います。 464 00:33:17,583 --> 00:33:20,569 えっ? えっ…? 465 00:33:20,569 --> 00:33:23,589 なんで そんな…。 466 00:33:23,589 --> 00:33:26,589 私と息子のために そんな大きなお金…。 467 00:33:28,577 --> 00:33:30,579 命をくださった→ 468 00:33:30,579 --> 00:33:33,579 田中マサオさんへの 感謝の気持ちです。 469 00:33:34,600 --> 00:33:36,585 私が乗り移ったために→ 470 00:33:36,585 --> 00:33:39,572 帆奈美さんはご主人を→ 471 00:33:39,572 --> 00:33:43,592 優太郎くんは お父さんを失ってしまいました。 472 00:33:43,592 --> 00:33:46,592 本当に ごめんなさい。 いえ…。 473 00:33:47,580 --> 00:33:50,599 夫にも父親にもなれないけれど→ 474 00:33:50,599 --> 00:33:56,599 これから先 田中家の経済は 私が責任を持って支えます。 475 00:33:57,573 --> 00:33:59,592 《かっこよすぎる…》 476 00:33:59,592 --> 00:34:02,595 安心して フラの先生してください。 477 00:34:02,595 --> 00:34:07,600 ♬~ 478 00:34:07,600 --> 00:34:09,568 ありがとうございますって→ 479 00:34:09,568 --> 00:34:14,573 そんな簡単に言っていいか わからないけど 嬉しいです。 480 00:34:14,573 --> 00:34:16,573 ありがとう 巴さん。 481 00:34:17,593 --> 00:34:20,596 これから 4人で 仲良くやっていきましょう。 482 00:34:20,596 --> 00:34:22,596 4人? 483 00:34:23,582 --> 00:34:25,601 ああ 桃地さんも一緒に。 484 00:34:25,601 --> 00:34:28,587 すみません。 よろしくお願いします。 485 00:34:28,587 --> 00:34:30,587 (帆奈美)お願いします。 486 00:34:33,576 --> 00:34:37,576 全部 サイン欲しいけど 悪いんで…。 487 00:34:39,598 --> 00:34:41,584 6巻だけ。 488 00:34:41,584 --> 00:34:43,569 (巴・桃地)6巻! 489 00:34:43,569 --> 00:34:45,569 優太郎くんも6巻なんだ。 490 00:34:46,589 --> 00:34:48,574 靴ヒモがほどけているモヤオは→ 491 00:34:48,574 --> 00:34:50,593 やっと 6巻になって 勇気を振り絞って→ 492 00:34:50,593 --> 00:34:52,595 キャベ次郎に言えたんです。 493 00:34:52,595 --> 00:34:54,595 6巻をお守りにしてます。 494 00:34:55,614 --> 00:34:57,600 えっ… 優太郎くんも→ 495 00:34:57,600 --> 00:34:59,602 モヤオの靴ヒモのところが 好きなの? 496 00:34:59,602 --> 00:35:01,587 違います。 (桃地・巴)えっ? 497 00:35:01,587 --> 00:35:03,589 モヤオは あんまり好きじゃないんです。 498 00:35:03,589 --> 00:35:05,591 俺が6巻で好きなのは→ 499 00:35:05,591 --> 00:35:09,612 怪人に村人を人質に取られた ピーメンが→ 500 00:35:09,612 --> 00:35:12,615 髪を切るか 村人を救うか 選べって言われて→ 501 00:35:12,615 --> 00:35:14,617 葛藤するシーンです。 502 00:35:14,617 --> 00:35:16,602 あそこは泣きました! 503 00:35:16,602 --> 00:35:18,602 (桃地・巴)そうなんだ…。 504 00:35:21,607 --> 00:35:39,608 ♬~ 505 00:35:39,608 --> 00:35:41,594 はい。 506 00:35:41,594 --> 00:35:47,616 ♬~ 507 00:35:47,616 --> 00:35:49,602 信じられない…。 508 00:35:49,602 --> 00:35:52,602 ちょっと ちゃんとお礼して。 509 00:35:53,606 --> 00:35:57,606 ありがとうございました。 フフッ…。 510 00:35:58,611 --> 00:36:00,613 (優太郎)3巻で 怪人に引っ張られた時の→ 511 00:36:00,613 --> 00:36:03,616 根元の毛が黒かったよね。 うん。 512 00:36:03,616 --> 00:36:07,586 公式に言われてないけど。 だから 相当 髪に気を配ってる。 513 00:36:07,586 --> 00:36:10,589 しかも リコピンにもよく 「お前 ちゃんとケアしてるか?」→ 514 00:36:10,589 --> 00:36:12,591 「逆キューティクル やばいぞ」って 言ってるし。 515 00:36:12,591 --> 00:36:14,610 (優太郎)うん! 言ってた 言ってた。 516 00:36:14,610 --> 00:36:16,612 だから その説 濃厚だと思う。 517 00:36:16,612 --> 00:36:21,600 じゃあ 4巻で ピーメンが ほうれん草の怪人に言ったセリフ→ 518 00:36:21,600 --> 00:36:23,602 覚えてる? ちょっと待ってくださいね。 519 00:36:23,602 --> 00:36:26,605 はあ~。 こんな幸せな気持ちになったの→ 520 00:36:26,605 --> 00:36:28,607 久しぶりだなあ。 521 00:36:28,607 --> 00:36:30,609 …いや 違う。 522 00:36:30,609 --> 00:36:32,609 生まれて初めてだ。 523 00:36:33,595 --> 00:36:36,598 これからは もっと幸せになろうね。 524 00:36:36,598 --> 00:36:38,600 ちょっと やだ もう。 525 00:36:38,600 --> 00:36:41,570 巴さんの事 本当に好きになっちゃうじゃん。 526 00:36:41,570 --> 00:36:46,592 やばいな 私。 どうしよう。 ハハハハ…。 527 00:36:46,592 --> 00:36:49,595 (優太郎)緑黄色野菜は…。 天然のコンディショナー! 528 00:36:49,595 --> 00:36:51,597 (優太郎・桃地)イエーイ! 529 00:36:51,597 --> 00:36:53,582 あっぶねえ~! 530 00:36:53,582 --> 00:36:56,585 でも 私が好きなのは…→ 531 00:36:56,585 --> 00:36:58,570 桃地なんで! えっ? 532 00:36:58,570 --> 00:37:00,589 もう わかってるわよ もう~! 533 00:37:00,589 --> 00:37:02,589 はい。 はい。 534 00:37:03,592 --> 00:37:08,592 でも お父さんは もう 帰ってこないんだね…。 535 00:37:20,592 --> 00:37:23,579 〈『SEIKA』連載が 再スタートすると→ 536 00:37:23,579 --> 00:37:25,579 アンチは ますます盛り上がった〉 537 00:37:28,600 --> 00:37:30,586 〈そして 先生は→ 538 00:37:30,586 --> 00:37:34,586 何かに取りつかれたみたいに 執筆を続けていた〉 539 00:37:35,591 --> 00:37:37,576 の…。 540 00:37:37,576 --> 00:37:39,578 (コン乃介)「…俺は ずっと仮面で→ 541 00:37:39,578 --> 00:37:43,599 半分人間であることを隠して 魔王に従ってきた」 542 00:37:43,599 --> 00:37:46,585 「俺は ずっと魔王は正しくないと 分かっていたのに→ 543 00:37:46,585 --> 00:37:48,570 何もできなかった…」 544 00:37:48,570 --> 00:37:50,589 「俺が隠していたのは 素顔じゃなくて→ 545 00:37:50,589 --> 00:37:53,592 …自分の心だったんだ…」 546 00:37:53,592 --> 00:37:57,579 (キャベ次郎)「仮面の剣士… 俺は あんたに憧れてたんだ」 547 00:37:57,579 --> 00:37:59,598 「あんな勇者になりたいって」 548 00:37:59,598 --> 00:38:01,598 (コン乃介)「フッ」 549 00:38:02,584 --> 00:38:04,586 (キャベ次郎)「コン乃介ー!!」 550 00:38:04,586 --> 00:38:06,586 (チャイム) 551 00:38:09,591 --> 00:38:11,593 えっ? 552 00:38:11,593 --> 00:38:13,595 はい。 553 00:38:13,595 --> 00:38:15,597 「先生に お願いがあって来ました」 554 00:38:15,597 --> 00:38:17,597 どうぞ。 555 00:38:21,587 --> 00:38:25,591 先生のアシスタントに してもらいたいと思って来ました。 556 00:38:25,591 --> 00:38:29,591 これ 自分で描いた絵なんですけど…。 557 00:38:42,591 --> 00:38:44,593 (優太郎)あの…→ 558 00:38:44,593 --> 00:38:49,593 先生の下で勉強して 漫画家になりたいです。 559 00:38:52,618 --> 00:38:54,586 ないわ。 560 00:38:54,586 --> 00:38:59,575 優太郎くんとは仲良くしたいけど 仕事の話は別。 561 00:38:59,575 --> 00:39:01,593 こんなレベルの未経験者を 抱えたら→ 562 00:39:01,593 --> 00:39:03,579 新人教育に手間を取られて→ 563 00:39:03,579 --> 00:39:06,598 『SEIKA』の原稿 遅れちゃうじゃん。 564 00:39:06,598 --> 00:39:08,598 不採用です。 565 00:39:09,568 --> 00:39:11,587 授業料 払っても 駄目ですか? 566 00:39:11,587 --> 00:39:14,590 新人は いらない。 帰りなさい。 567 00:39:14,590 --> 00:39:17,576 そんな言い方しないでも…。 568 00:39:17,576 --> 00:39:21,630 みんなが 先生みたいな天才ではないんです。 569 00:39:21,630 --> 00:39:23,615 はあ? 570 00:39:23,615 --> 00:39:27,603 いや… 僕なんか 夢すら持った事ないのに→ 571 00:39:27,603 --> 00:39:29,605 優太郎くんには夢があるんですよ。 572 00:39:29,605 --> 00:39:33,609 人生の目標があるんです。 すごいと思います。 573 00:39:33,609 --> 00:39:36,612 言ったでしょ? 新人は いらないの! 574 00:39:36,612 --> 00:39:38,614 そんなふうに 優太郎くんの夢を潰したら…。 575 00:39:38,614 --> 00:39:40,599 黙れ! 576 00:39:40,599 --> 00:39:42,601 天才だって 普通の人間だって→ 577 00:39:42,601 --> 00:39:45,601 みんな 夢破れながら生きてんだよ。 578 00:39:46,605 --> 00:39:50,609 それがわかってからが 本当の人生だって事ぐらい→ 579 00:39:50,609 --> 00:39:52,611 わかんないの? 桃地。 580 00:39:52,611 --> 00:39:54,611 《わかんないです…》 581 00:39:56,615 --> 00:40:00,586 優太郎くんだって 昨日より ちょっとは成長したわよ。 582 00:40:00,586 --> 00:40:03,586 今 夢破れた事で。 583 00:40:05,607 --> 00:40:08,594 モヤオだって それくらい わかってるのに→ 584 00:40:08,594 --> 00:40:10,596 桃地の馬鹿! いや…。 585 00:40:10,596 --> 00:40:12,614 僕は そこまで言わなくたって…。 (優太郎)あの…→ 586 00:40:12,614 --> 00:40:15,601 喧嘩しないでください。 587 00:40:15,601 --> 00:40:18,604 俺が悪いんです。 588 00:40:18,604 --> 00:40:23,604 先生… 勉強して 俺 また 出直しますから。 589 00:40:24,593 --> 00:40:26,593 失礼します。 590 00:40:30,599 --> 00:40:33,802 優太郎くん…。 桃地。 591 00:40:33,802 --> 00:40:35,587 ≪(ドアの閉まる音) 592 00:40:35,587 --> 00:40:39,591 私…→ 593 00:40:39,591 --> 00:40:44,613 なんか よくわからないけど この頃 気持ちが焦るの。 594 00:40:44,613 --> 00:40:46,615 えっ? 595 00:40:46,615 --> 00:40:50,602 『SEIKAの空』を早く描け 早く完結させろって→ 596 00:40:50,602 --> 00:40:54,590 何かに急かされてるみたいな 感じがするのよ…。 597 00:40:54,590 --> 00:40:57,593 だから→ 598 00:40:57,593 --> 00:41:00,612 描かないとならないの。 599 00:41:00,612 --> 00:41:03,615 それが私の宿命なの。 600 00:41:03,615 --> 00:41:08,604 ♬~ 601 00:41:08,604 --> 00:41:12,574 桃地は 私の恋人でしょ? 602 00:41:12,574 --> 00:41:18,574 恋人だったら どんな時も私の味方でいてよ。 603 00:41:19,598 --> 00:41:25,587 もちろん 僕は どんな時でも 先生の味方でいます。 604 00:41:25,587 --> 00:41:38,600 ♬~ 605 00:41:38,600 --> 00:41:40,585 んん~っ エイシャ! 606 00:41:40,585 --> 00:41:42,585 (ドアの開閉音) 607 00:44:17,592 --> 00:44:19,592 (携帯電話の着信音) 608 00:44:25,584 --> 00:44:27,586 (優太郎の声) 「今日は かばってくれて→ 609 00:44:27,586 --> 00:44:29,586 ありがとうございました」 610 00:44:30,589 --> 00:44:34,593 (桃地の声)「いえいえ。 先生 今日ちょっと落ち込んでて」 611 00:44:34,593 --> 00:44:37,593 「アンチの書き込みなんかにも 弱いんで 先生」 612 00:44:56,615 --> 00:45:00,615 田中家の経済は 私が責任を持って支えます。 613 00:45:01,603 --> 00:45:04,589 みんなが 先生みたいな天才ではないんです。 614 00:45:04,589 --> 00:45:06,608 はあ? 615 00:45:06,608 --> 00:45:09,608 僕なんか 夢すら持った事ないのに…。 616 00:45:10,595 --> 00:45:13,598 《僕も 何かが一つ違えば→ 617 00:45:13,598 --> 00:45:16,598 アンチの側に 落ちていたのだろうか…?》 618 00:45:17,586 --> 00:45:20,586 自分 ちっちゃい…。 619 00:45:21,590 --> 00:45:24,590 ちっちゃいな…。 620 00:45:29,614 --> 00:45:31,614 おはようございます。 621 00:45:35,604 --> 00:45:45,664 ♬~ 622 00:45:45,664 --> 00:45:47,599 (水出の声) 「蟹釜の弟子マジつまらんw」 623 00:45:47,599 --> 00:45:50,599 「低レヴェル過ぎwww」 624 00:45:53,588 --> 00:45:55,590 (桃地の声)「お前つまんねーな」 625 00:45:55,590 --> 00:45:57,592 「いつも同じことばっか 言いやがって」 626 00:45:57,592 --> 00:45:59,594 「お前みたいな低レヴェルアンチを キッズがマネするから→ 627 00:45:59,594 --> 00:46:02,594 今すぐガラケーに戻して 自宅のWi-Fiも解約しろ!」 628 00:46:03,598 --> 00:46:06,651 (水出の声)「なんなん? こわ…。 弟子に蟹釜のもとで→ 629 00:46:06,651 --> 00:46:08,587 もっと勉強したら? って思っただけだし」 630 00:46:08,587 --> 00:46:11,590 「あ ごめん無理か 蟹釜死んでたわwww」 631 00:46:11,590 --> 00:46:13,592 (桃地の声)「じゃ聞くけど→ 632 00:46:13,592 --> 00:46:15,627 100ポイント集めないと当選しない 限定グッズ持ってんだろ」 633 00:46:15,627 --> 00:46:17,579 「SEIKAの連載最初の イベントも行ってるよな」 634 00:46:17,579 --> 00:46:20,765 (水出の声)「過去のコメント遡るとか 信者きっしょwww」 635 00:46:20,765 --> 00:46:22,651 (桃地の声)「何回つまんないって 言えば気が済むんだよw」 636 00:46:22,651 --> 00:46:25,704 「低レヴェルアンチだから それしか言えねえんだなww」 637 00:46:25,704 --> 00:46:36,598 ♬~ 638 00:46:36,598 --> 00:46:38,583 (水出の声)「つまんないから つまんないって言ってるだけ」 639 00:46:38,583 --> 00:46:40,735 「10回でも20回でも言ってやるよ」 640 00:46:40,735 --> 00:46:42,587 「SEIKA クソつまんねーんだよ!」 641 00:46:42,587 --> 00:46:44,623 (桃地の声)「じゃあ 100回面白いって言ってやんよ!!」 642 00:46:44,623 --> 00:46:47,623 何やってんだ あいつ…。 643 00:46:48,627 --> 00:46:50,745 (桃地の声) 「つか そもそも嫌いなら→ 644 00:46:50,745 --> 00:46:52,614 こんなに呟かなくね? 読まなきゃよくね?」 645 00:46:52,614 --> 00:46:54,616 「SEIKA 好きなら 恥ずかしがらずに言えばよくね?」 646 00:46:54,616 --> 00:46:56,618 (水出の声)「うけるw SEIKAの読みすぎで→ 647 00:46:56,618 --> 00:46:58,603 会話が一方通行なんですけどw」 648 00:46:58,603 --> 00:47:00,755 (桃地の声)「誰よりも SEIKAが好きなら 好きって言えよ」 649 00:47:00,755 --> 00:47:03,755 『SEIKA』を愛してるって 言えよ! 650 00:47:09,614 --> 00:47:12,614 ああ…。 あっ…。 651 00:47:15,720 --> 00:47:18,720 《声に出てもうた…》 652 00:47:19,607 --> 00:47:23,607 (水出)SNSだとゲキレツなのね 桃地って。 653 00:47:25,730 --> 00:47:27,730 水出さんこそ…。 654 00:47:28,633 --> 00:47:32,633 アンチ投稿 やめろとか言う気? 655 00:47:35,623 --> 00:47:37,623 言ったって やめないから。 656 00:47:40,628 --> 00:47:44,628 作品の楽しみ方は 人によって様々ですから。 657 00:47:47,602 --> 00:47:52,590 水出さんのコメント 全部 読んだんですけど→ 658 00:47:52,590 --> 00:47:57,590 やっぱ 『SEIKA』の事が 好きなんだなって思って…。 659 00:47:58,613 --> 00:48:01,566 いや 正直 僕なんかより ずっと 考察も深いし→ 660 00:48:01,566 --> 00:48:08,566 なんていうか こう… 一周回って リスペクトしてしまいました。 661 00:48:10,592 --> 00:48:13,595 はあ…? ハハハッ…。 662 00:48:13,595 --> 00:48:16,598 『SEIKA』ファンの友達が 最近 できたんですよ。 663 00:48:16,598 --> 00:48:19,584 高校生なんですけど。 664 00:48:19,584 --> 00:48:23,588 好きなものについて 語り合えるって→ 665 00:48:23,588 --> 00:48:27,588 幸せな事なんだなあって 思ったんです。 666 00:48:29,577 --> 00:48:31,577 だから…。 667 00:48:36,618 --> 00:48:39,618 今度 3人で オフ会しませんか? 668 00:48:41,606 --> 00:48:43,591 コミケも 一緒に行きたいです。 669 00:48:43,591 --> 00:48:45,577 僕 人混み苦手なんですけど→ 670 00:48:45,577 --> 00:48:48,596 3人だったら大丈夫かなあって 思うんで…。 671 00:48:48,596 --> 00:48:50,596 よろしくお願いします。 672 00:48:53,585 --> 00:48:55,585 なんだそれ…。 673 00:48:56,671 --> 00:48:58,590 (郷田)おはようございます。 (李)おはようございます。 674 00:48:58,590 --> 00:49:01,693 (水出・桃地)おはようございます。 (郷田)何? 2人で密談? 675 00:49:01,693 --> 00:49:03,595 密談…? 何ですか? 676 00:49:03,595 --> 00:49:06,595 いや 特に何も…。 677 00:49:12,587 --> 00:49:36,611 ♬~ 678 00:49:36,611 --> 00:49:39,611 《先生 今日は元気かな?》 679 00:49:40,598 --> 00:49:43,618 〈『SEIKA』を描いている時の 先生は→ 680 00:49:43,618 --> 00:49:46,588 火のようなエネルギーが 全身から出ていて→ 681 00:49:46,588 --> 00:49:51,588 男の姿でも 女の姿でも どっちでも美しかった〉 682 00:49:59,601 --> 00:50:01,601 せ… 先生! 683 00:52:21,826 --> 00:52:23,611 せ… 先生! ちょっ…! 684 00:52:23,611 --> 00:52:25,597 先生… 先生! 685 00:52:25,597 --> 00:52:28,583 えっ!? せ… 先生! ちょっと…! 686 00:52:28,583 --> 00:52:30,585 あっ きゅ… 救急車! 687 00:52:30,585 --> 00:52:33,655 いい…。 疲れてるだけ…。 688 00:52:33,655 --> 00:52:35,607 でも…。 689 00:52:35,607 --> 00:52:37,592 ベッド… 行く。 690 00:52:37,592 --> 00:52:39,611 えっ… あっ はい! ベッド! 691 00:52:39,611 --> 00:52:41,596 失礼します! 692 00:52:41,596 --> 00:52:43,615 よいしょ…。 693 00:52:43,615 --> 00:52:46,584 あっ ちょっ…! ああ ちょっ ちょっ… ちょっと→ 694 00:52:46,584 --> 00:52:48,586 ちょっと すいません! 何…? 何? 695 00:52:48,586 --> 00:52:50,588 ちょっと ソファ… すいません! すいません ちょっと ソファ→ 696 00:52:50,588 --> 00:52:52,607 一回 すいません。 力が入らない…。 697 00:52:52,607 --> 00:52:55,593 一回… 一回 すいません。 はいっ… はいっ。 よいしょ。 698 00:52:55,593 --> 00:53:04,585 ♬~ 699 00:53:04,585 --> 00:53:06,587 ん…? 700 00:53:06,587 --> 00:53:09,657 熱 ないけど…? 701 00:53:09,657 --> 00:53:11,592 よし…! 702 00:53:11,592 --> 00:53:13,594 ベッド 行きます。 703 00:53:13,594 --> 00:53:15,613 ここでいい。 でも…。 704 00:53:15,613 --> 00:53:19,584 見たよ ゲキレツpeach。 705 00:53:19,584 --> 00:53:22,603 あっ…。 ありがとう。 706 00:53:22,603 --> 00:53:24,605 いえ…。 707 00:53:24,605 --> 00:53:27,592 素敵 ゲキレツpeach。 708 00:53:27,592 --> 00:53:32,613 僕は どんな時も 先生の味方ですから。 709 00:53:32,613 --> 00:53:35,583 覚えてんじゃん ちゃんと。 710 00:53:35,583 --> 00:53:39,587 《先生の事は なんだって 全部 覚えてるよ》 711 00:53:39,587 --> 00:53:44,592 はあ…。 おなか すいてきちゃったかも。 712 00:53:44,592 --> 00:53:47,612 おなかすくなら よかった。 すぐ おかゆ作ります。 713 00:53:47,612 --> 00:53:50,598 おかゆ 嫌! …えっ? 714 00:53:50,598 --> 00:53:53,601 さっき 何か作ってたでしょ? 桃地。 715 00:53:53,601 --> 00:53:55,603 あっ… まあ…。 716 00:53:55,603 --> 00:53:57,622 それがいい。 717 00:53:57,622 --> 00:54:01,622 そうですか? じゃあ…。 718 00:54:09,617 --> 00:54:12,603 やだ… 何? 停電? 719 00:54:12,603 --> 00:54:17,642 ♬~「ハッピーバースデイ トゥ ユー」 720 00:54:17,642 --> 00:54:22,613 ♬~「ハッピーバースデイ トゥ ユー」 721 00:54:22,613 --> 00:54:28,613 ♬~「ハッピーバースデイ ディア 先生」 722 00:54:30,621 --> 00:54:34,621 ♬~「ハッピーバースデイ トゥ ユー」 723 00:54:37,612 --> 00:54:40,612 はい。 吹き消してください。 724 00:54:45,620 --> 00:54:47,620 (息を吹きかける音) 725 00:54:48,606 --> 00:54:50,606 (操作音) 726 00:54:52,627 --> 00:54:55,627 お誕生日おめでとうございます。 727 00:54:57,598 --> 00:55:00,601 なんで わかったの? 私の誕生日。 728 00:55:00,601 --> 00:55:03,588 あっ… ネットで見ました。 729 00:55:03,588 --> 00:55:05,590 それと 3巻の後書きに→ 730 00:55:05,590 --> 00:55:09,610 「子供の頃 誕生日は オムライスと決まっていた」って→ 731 00:55:09,610 --> 00:55:11,610 書いてあったんで…。 732 00:55:13,614 --> 00:55:15,614 誕生日なんて忘れてた。 733 00:55:17,735 --> 00:55:19,604 やるじゃん 桃地。 734 00:55:19,604 --> 00:55:21,604 恋人の自覚です。 735 00:55:24,592 --> 00:55:26,592 先生…。 736 00:55:28,613 --> 00:55:32,613 生まれてきてくれて ありがとうございます。 737 00:55:34,602 --> 00:55:36,602 好きです。 738 00:55:37,789 --> 00:55:45,596 ♬~ 739 00:55:45,596 --> 00:55:48,599 オムライスに ろうそく立ててるのが→ 740 00:55:48,599 --> 00:55:50,599 意味わかんないけど。 741 00:55:51,586 --> 00:55:53,604 食べさせて。 えっ? 742 00:55:53,604 --> 00:55:56,607 だって 具合悪いんだよ 私。 743 00:55:56,607 --> 00:55:58,607 あっ… はい。 744 00:56:01,596 --> 00:56:03,598 失礼します。 745 00:56:03,598 --> 00:56:09,598 あ~ん…。 746 00:56:14,609 --> 00:56:17,595 うん。 747 00:56:17,595 --> 00:56:20,598 おいしい。 フフフ…。 ああ よかった…。 748 00:56:20,598 --> 00:56:22,583 んっ。 えっ? 749 00:56:22,583 --> 00:56:25,586 取って。 ああ はい…。 750 00:56:25,586 --> 00:56:28,656 あっ… じゃあ 失礼します。 うん。 751 00:56:28,656 --> 00:56:46,607 ♬~ 752 00:56:46,607 --> 00:56:52,613 ♬~ 753 00:56:52,613 --> 00:56:55,600 行かないで。 754 00:56:55,600 --> 00:56:57,600 一緒にいて。 755 00:56:59,604 --> 00:57:02,604 今夜は 一緒にいて。 756 00:57:05,593 --> 00:57:07,593 あっ…! 757 00:57:17,588 --> 00:57:22,593 このまま オジサンのままでも→ 758 00:57:22,593 --> 00:57:26,614 ずーっと好きでいてくれる? 759 00:57:26,614 --> 00:57:29,600 はい。 760 00:57:29,600 --> 00:57:33,604 ずっと 先生が好きです。 761 00:57:33,604 --> 00:57:36,607 「先生」じゃなくて 「巴」。 762 00:57:36,607 --> 00:57:38,607 ああ…。 763 00:57:39,610 --> 00:57:42,610 「巴が好き」って言って。 764 00:57:46,617 --> 00:57:48,617 好きです。 765 00:57:56,627 --> 00:57:59,627 巴さんが好きです。 766 00:58:26,674 --> 00:58:28,643 (田中マサオ)誰だ? お前。 767 00:58:28,643 --> 00:58:30,611 えっ? えっ? えっ…? えっ? はっ? 768 00:58:30,611 --> 00:58:32,613 誰だ? お前。 何やってんだよ! えっ? ちょっと…。 769 00:58:32,613 --> 00:58:34,615 うわあっ…! わあっ! ちょっ…。 ええっ!? 770 00:58:34,615 --> 00:58:37,615 ああっ…! あっ… ええっ? 771 00:58:38,636 --> 00:58:42,606 〈この時 僕は まだ気づいていなかった〉 772 00:58:42,606 --> 00:58:46,594 〈巴さんと僕の恋には→ 773 00:58:46,594 --> 00:58:51,599 タイムリミットがある という事に〉 774 00:58:51,599 --> 00:58:53,599 はあ…? 775 00:58:55,586 --> 00:58:57,605 もしかして 田中マサオさんですか? 776 00:58:57,605 --> 00:58:59,590 先生が だんだんいなくなるなんて 信じられないです。 777 00:58:59,590 --> 00:59:01,592 死なせてくれ~! 778 00:59:01,592 --> 00:59:03,661 (妙)この1カ月半は 神様がくれた→ 779 00:59:03,661 --> 00:59:05,696 奇跡の時間だったんじゃ ないかしら。 780 00:59:05,696 --> 00:59:08,696 ふざけないでください! ごめんね。 別れよう。