1 00:00:04,336 --> 00:00:10,676 ♬~ 2 00:00:10,676 --> 00:00:18,176 (鳥の鳴き声) 3 00:00:23,022 --> 00:00:25,322 (鳥の鳴き声) 4 00:00:33,599 --> 00:00:41,006 <あさは やや難産ながらも 無事 女の子を出産しました。➡ 5 00:00:41,006 --> 00:00:45,006 しかし 九州の炭坑では…> 6 00:00:50,349 --> 00:00:53,252 (友厚)ひょっとしたら これは ただの事故やのうて➡ 7 00:00:53,252 --> 00:00:56,689 誰かが 作為的に計画した事 なんかも分かりませんな。 8 00:00:56,689 --> 00:01:01,560 俺 あげな のんきな金持ち見ると 虫ずが走りますと。➡ 9 00:01:01,560 --> 00:01:04,363 それも もう終わりたい。 10 00:01:04,363 --> 00:01:09,234 (正吉)あの山を守れるのは あんただけや。 11 00:01:09,234 --> 00:01:14,707 私の 最後の頼みや。 12 00:01:14,707 --> 00:01:17,743 ≪(正吉のうめき声) 13 00:01:17,743 --> 00:01:20,212 (あさ)お父様? 14 00:01:20,212 --> 00:01:25,412 お父様! (うめ)大旦さん! 大旦さん! 15 00:01:27,386 --> 00:01:31,256 ♬「朝の空を見上げて」 16 00:01:31,256 --> 00:01:35,661 ♬「今日という一日が」 17 00:01:35,661 --> 00:01:40,532 ♬「笑顔でいられるように」 18 00:01:40,532 --> 00:01:45,337 ♬「そっと お願いした」 19 00:01:45,337 --> 00:01:49,675 ♬「時には雨も降って」 20 00:01:49,675 --> 00:01:54,013 ♬「涙も溢れるけど」 21 00:01:54,013 --> 00:01:58,884 ♬「思い通りに ならない日は」 22 00:01:58,884 --> 00:02:03,689 ♬「明日 頑張ろう」 23 00:02:03,689 --> 00:02:08,027 ♬「ずっと見てる夢は」 24 00:02:08,027 --> 00:02:12,531 ♬「私が もう一人いて」 25 00:02:12,531 --> 00:02:16,869 ♬「やりたいこと 好きなように」 26 00:02:16,869 --> 00:02:20,739 ♬「自由にできる夢」 27 00:02:20,739 --> 00:02:25,044 ♬「人生は紙飛行機」 28 00:02:25,044 --> 00:02:30,382 ♬「願い乗せて飛んで行くよ」 29 00:02:30,382 --> 00:02:34,987 ♬「風の中を力の限り」 30 00:02:34,987 --> 00:02:39,324 ♬「さあ 心のままに」 31 00:02:39,324 --> 00:02:44,196 ♬「365日」 32 00:02:44,196 --> 00:02:46,832 ♬「飛んで行け!」 33 00:02:46,832 --> 00:02:49,334 ♬「飛んでみよう!」 34 00:02:49,334 --> 00:02:51,670 ♬「飛んで行け!」 35 00:02:51,670 --> 00:02:55,870 ♬「飛んでみよう!」 36 00:02:59,011 --> 00:03:01,511 ん…。 37 00:03:03,682 --> 00:03:07,553 (一同)はぁ…。 はぁ? 38 00:03:07,553 --> 00:03:10,556 私 まだ 生きてましたんかいな? 39 00:03:10,556 --> 00:03:14,026 (新次郎)そら そうだす。 勝手に死なれたら困ります。 40 00:03:14,026 --> 00:03:17,863 (榮三郎)ほんまだすわ。 お父ちゃん。 何で わてらに➡ 41 00:03:17,863 --> 00:03:20,199 加減 悪い事を ずっと隠してはったんだすか!? 42 00:03:20,199 --> 00:03:24,069 隠してたって… それはな ほれ あの…➡ 43 00:03:24,069 --> 00:03:29,374 徳川さんが負けてしもうて …で 御一新になりましたやろ。 44 00:03:29,374 --> 00:03:34,213 …で あの時に新政府から 「10万両 用立てせえ」言われて➡ 45 00:03:34,213 --> 00:03:39,184 もう あの時は本当に フウェ~ッとなってしもうてからに➡ 46 00:03:39,184 --> 00:03:45,324 そのままポ~ンと 死んでるかもしれまへんのやで。 47 00:03:45,324 --> 00:03:48,660 (よの)あの時は 確か 腰 痛めてはりましたなぁ。 48 00:03:48,660 --> 00:03:52,998 せやせや…。 あの御一新から10年の➡ 49 00:03:52,998 --> 00:03:57,669 ゴタゴタ ゴタゴタした間 よう生き延びてきましたなぁ。 50 00:03:57,669 --> 00:04:02,341 そないいうたら この店もなぁ。 そや! そやそや。 51 00:04:02,341 --> 00:04:06,011 なぁ この加野屋も よう生きてきた。 52 00:04:06,011 --> 00:04:11,884 はぁ 何をのんきに。 炭坑 爆発して 今また…。 榮三郎。 53 00:04:11,884 --> 00:04:15,354 ああ すんまへん。 そやな。 54 00:04:15,354 --> 00:04:20,859 店の事は 何も心配あらへんさかい 今は きっちり休んどくなはれ。 55 00:04:20,859 --> 00:04:26,031 あ… 頼もしい事を 言うてくれますなぁ。 56 00:04:26,031 --> 00:04:34,640 よの。 私 どのくらいの間 ふ… ふせってましたのやな? 57 00:04:34,640 --> 00:04:38,310 3日だす。 3日も? お薬が よう効いたんか➡ 58 00:04:38,310 --> 00:04:41,980 もう昨日辺りから ようよう 顔色もようなって➡ 59 00:04:41,980 --> 00:04:47,152 寝言まで言わはるようになって もう 安どしてたんだす。 そうか。 60 00:04:47,152 --> 00:04:50,989 お母ちゃん 寝んと ず~っと 看病してはりましたんやで。 61 00:04:50,989 --> 00:04:53,826 あささんかて よう手伝うてくれましたわ。 62 00:04:53,826 --> 00:04:57,329 あさちゃんまでなぁ。 そら まあ ほんまに みんなに➡ 63 00:04:57,329 --> 00:05:00,365 えらい 心配かけてしもて 悪かったな。 64 00:05:00,365 --> 00:05:03,836 あ… そういえば お姉さんは? 朝から見かけまへんな。 65 00:05:03,836 --> 00:05:06,872 朝早から 千代おんぶして 出ていきましたわ。 66 00:05:06,872 --> 00:05:11,577 へぇ。 川口に 心臓に よう効く 舶来の新薬が売ってあるって➡ 67 00:05:11,577 --> 00:05:14,546 聞いたとかで あっという間に 出ていってしまいはって。 68 00:05:14,546 --> 00:05:17,182 ああ もう… 出かける時ぐらい➡ 69 00:05:17,182 --> 00:05:20,085 ふゆに 千代 預けてったら よろしいのに。 70 00:05:20,085 --> 00:05:22,688 こっちが落ち着いたら また九州 行きますのや。 71 00:05:22,688 --> 00:05:26,358 いてられる時は なるべく一緒に いてたいんだすやろ。 72 00:05:26,358 --> 00:05:30,028 千代。 見て このニンジンさん。 73 00:05:30,028 --> 00:05:33,632 はぁ~ こら 滋養がありそうや。 74 00:05:33,632 --> 00:05:37,970 おじいちゃんに 買うていきまひょな。 ん? ほら。 75 00:05:37,970 --> 00:05:42,641 <あさは できる限り 千代と一緒にいました。➡ 76 00:05:42,641 --> 00:05:47,813 あさが大阪に来て 妻になり母になる間に➡ 77 00:05:47,813 --> 00:05:53,318 大阪の町も 文明開化が 着実に進んでいました> 78 00:05:53,318 --> 00:05:58,490 今日は どないなお話 してますのやろなぁ。 79 00:05:58,490 --> 00:06:02,327 (山屋)あっ こら 加野屋の若奥さんやないか。 80 00:06:02,327 --> 00:06:06,832 あんた こないなとこで子守してて よろしいのんか? 81 00:06:06,832 --> 00:06:11,670 あの炭坑 爆発してしもた いうやないかいな。 82 00:06:11,670 --> 00:06:15,507 山屋さん。 爆発いうか落盤事故だして➡ 83 00:06:15,507 --> 00:06:19,177 今 立て直しに大わらわで。 (天神屋)はぁ?➡ 84 00:06:19,177 --> 00:06:23,515 まだ やるつもりなんかいな。 怪我人も出したんやてなぁ。 85 00:06:23,515 --> 00:06:27,386 まあなぁ 女だてらに炭坑なんかに 手ぇつけたりするさかいや。 86 00:06:27,386 --> 00:06:30,689 (神田屋)ほんに ほんに。 87 00:06:30,689 --> 00:06:37,496 けど わてが手引きした炭坑で あないな事が起きるやなんて…。 88 00:06:37,496 --> 00:06:42,968 それでな 加野屋は これで潰れるんと違うかて➡ 89 00:06:42,968 --> 00:06:47,839 また えらい噂やで。 まあ しっかり お気張りやす。 90 00:06:47,839 --> 00:06:50,842 (泣き声) 91 00:06:50,842 --> 00:06:54,579 ほな 帰りまひょか。 千代。 92 00:06:54,579 --> 00:06:58,579 (泣き声) 93 00:07:01,653 --> 00:07:06,525 入りはれへんのですか? 長居はでけへんのだす。 94 00:07:06,525 --> 00:07:09,528 泣きだしたら お邪魔になりますし。 95 00:07:09,528 --> 00:07:13,665 いつ見ても かわいいなぁ。 また大きなったみたいや。 ハハッ。 96 00:07:13,665 --> 00:07:17,002 あれから もう ひとつきになります。 97 00:07:17,002 --> 00:07:20,839 炭坑では ほんまに お世話になってしもて。 いやいや。 98 00:07:20,839 --> 00:07:25,677 実は 前から気になってたんですが あなた ほんまは➡ 99 00:07:25,677 --> 00:07:32,677 炭坑に爆薬を仕掛けた犯人が誰か 見当ついてはるんちゃいますか? 100 00:07:35,287 --> 00:07:42,160 いいや。 誰かを疑うような事 うちは ようしません。 101 00:07:42,160 --> 00:07:47,866 そうですか。 それは あなたの ええとこや。 102 00:07:47,866 --> 00:07:51,303 そやけど 人の上に立つ者は➡ 103 00:07:51,303 --> 00:07:57,175 時に 非情にならねば ならん事もある。 104 00:07:57,175 --> 00:08:01,875 偽善者では あかん という事です。 105 00:08:04,649 --> 00:08:07,152 …なんてな。 こんなん➡ 106 00:08:07,152 --> 00:08:10,489 赤ちゃん おんぶした人に 言う話やないな。 107 00:08:10,489 --> 00:08:13,525 まあ けど 今日は会えてよかった。 108 00:08:13,525 --> 00:08:18,997 また ゆっくり お話できる日ぃを 楽しみにしてます。 109 00:08:18,997 --> 00:08:24,870 <このころ 五代の心の中は複雑でした。➡ 110 00:08:24,870 --> 00:08:28,340 時は 明治10年。➡ 111 00:08:28,340 --> 00:08:33,612 鹿児島で 西郷隆盛を中心とした 不平士族の反乱➡ 112 00:08:33,612 --> 00:08:40,485 いわゆる 西南戦争が起こり 明治政府を率いる五代の心の友➡ 113 00:08:40,485 --> 00:08:45,123 大久保利通が 2人の郷里 薩摩の人々と➡ 114 00:08:45,123 --> 00:08:49,461 戦わねばならない事態と なっていたのです> 115 00:08:49,461 --> 00:08:52,798 (友厚)「大久保利通殿。➡ 116 00:08:52,798 --> 00:08:57,302 貴殿の心中 察するにあまりあり」。 117 00:08:57,302 --> 00:09:17,622 ♬~ 118 00:09:17,622 --> 00:09:20,322 (ため息) 119 00:09:25,997 --> 00:09:29,668 偽善者か…。 120 00:09:29,668 --> 00:09:32,668 ≪(亀助)若奥さ~ん! 121 00:09:34,272 --> 00:09:37,109 あっ 亀助さん? 122 00:09:37,109 --> 00:09:39,144 (亀助)エヘ… エヘ。 123 00:09:39,144 --> 00:09:44,616 帰ってきはりましたんやな! ただいま戻ってまいりました。 124 00:09:44,616 --> 00:09:50,422 アララララ! お嬢ちゃんだすか!? こら かいらしなぁ! 125 00:09:50,422 --> 00:09:55,260 ウリャリャリャリャ。 もう 亀助さん 声が大きい。 早 入りまひょ。 126 00:09:55,260 --> 00:09:58,130 あ~ もうプクプクやなぁ。 127 00:09:58,130 --> 00:10:00,465 ただいま戻りました。 128 00:10:00,465 --> 00:10:02,801 亀助さんが 帰ってきはりましたで! 129 00:10:02,801 --> 00:10:06,638 あ! おお~ 亀助やないか。 新次郎さん。 130 00:10:06,638 --> 00:10:09,474 やっと帰ってきはりましたな。 若旦さん。 131 00:10:09,474 --> 00:10:11,977 (弥七)番頭さんや。 (笑い声) 132 00:10:11,977 --> 00:10:14,646 (クマ)お帰りやす。 お帰りやす! (ツタ)お帰りやす。 133 00:10:14,646 --> 00:10:19,518 何や わて 人気者みたいやなぁ! 雁助さんが いてへんように➡ 134 00:10:19,518 --> 00:10:21,987 なってから みんな ちょっと元気なかったさかい➡ 135 00:10:21,987 --> 00:10:24,890 よけ うれしいんだすわ。 (ふゆ)番頭さん。 136 00:10:24,890 --> 00:10:27,859 おふゆちゃん! (ふゆ)お帰りなさいませ。 137 00:10:27,859 --> 00:10:31,163 ただ…。 (せきばらい) 138 00:10:31,163 --> 00:10:34,199 (声色を変えて)ただいま。 (笑い声) 139 00:10:34,199 --> 00:10:39,838 手紙 何べんも おおきに。 せやけど あの字ぃは…。 140 00:10:39,838 --> 00:10:43,341 こら 亀助。 ふゆと話す暇は 後で たんと あげますさかい➡ 141 00:10:43,341 --> 00:10:46,011 ほら まずは九州の話を 聞かしとくれやす。 いや…。 142 00:10:46,011 --> 00:10:49,347 そうだす。 聞きたい事が ぎょうさん あるんだす。 さあ! 143 00:10:49,347 --> 00:10:52,250 先に… ちょっ おふゆちゃん。 いやいや… ちょっちょっ!➡ 144 00:10:52,250 --> 00:10:56,221 お… おふゆちゃん! ちょっと おふゆちゃん! お~ あ~! 145 00:10:56,221 --> 00:10:58,857 ハハッ。 不粋なやつらやことなぁ。 146 00:10:58,857 --> 00:11:03,028 ほんまだすなぁ。 ふゆ。 はぁ…。 147 00:11:03,028 --> 00:11:05,363 (笑い声) 148 00:11:05,363 --> 00:11:11,236 炭坑は どないだすか? 親分さんの怪我の具合は? 149 00:11:11,236 --> 00:11:15,373 それが さすが山の男。 150 00:11:15,373 --> 00:11:19,244 治りが早うて もう杖ついて 動けるようになりましたわ。 151 00:11:19,244 --> 00:11:22,047 お医者さんも びっくりしてはりました。 152 00:11:22,047 --> 00:11:25,383 そうだすか! そら ほんまに よかった。 153 00:11:25,383 --> 00:11:28,720 ≪(正吉)雁助は どないだすねん? 154 00:11:28,720 --> 00:11:33,992 向こうで ちゃんと なじんでますんかいな? 155 00:11:33,992 --> 00:11:36,027 あ… あ~ おおきに おおきに。 156 00:11:36,027 --> 00:11:38,830 大旦さん 起きてはって 大丈夫なんだすか? 157 00:11:38,830 --> 00:11:43,702 まあ ほんに じ~っと寝てんのが 苦手な人だすさかいな。 158 00:11:43,702 --> 00:11:47,505 (正吉)そら せっかく 生かしてもろてる命だっさかいな。 159 00:11:47,505 --> 00:11:50,342 …とゆうてやな ただ寝てるだけでは➡ 160 00:11:50,342 --> 00:11:53,678 面白い事も 何にもあらしまへんがな。 161 00:11:53,678 --> 00:11:57,182 ほい 雁助。 雁助! はぁ…。 162 00:11:57,182 --> 00:12:00,685 あのお方やったら 何も心配あらしまへん。 163 00:12:00,685 --> 00:12:04,556 あの こわもてのせえやろか? 坑夫のみんなも納屋頭も➡ 164 00:12:04,556 --> 00:12:08,026 みんな 雁助さんの言う事は よう聞きますのや。 ほ~う。 165 00:12:08,026 --> 00:12:10,362 支配人の宮部さんなんか➡ 166 00:12:10,362 --> 00:12:14,866 「亀助さ~ん 帰らんといてくれ。 あんたが おらんごつなったら➡ 167 00:12:14,866 --> 00:12:19,204 わしっちは もう…」なんて 言うてたんが 今では「よっ!➡ 168 00:12:19,204 --> 00:12:23,875 さすが加野屋の大番頭ちゃ。 あなた様さえ いて下さったら➡ 169 00:12:23,875 --> 00:12:29,047 わしっちは もう何も心配なか!」 と これですわ。 ハハハハ。 170 00:12:29,047 --> 00:12:32,017 ほんま 目に浮かぶようだす。 わても浮かんだわ。 171 00:12:32,017 --> 00:12:34,653 そない日和見な男で 大丈夫なんだすか? 172 00:12:34,653 --> 00:12:37,489 ハハッ。 そら心配あれへんわ。 あさに相撲で➡ 173 00:12:37,489 --> 00:12:40,158 投げ飛ばされてますさかい。 (かの)は? 174 00:12:40,158 --> 00:12:43,495 今 相撲て言いましたんかいな? 新次郎。 175 00:12:43,495 --> 00:12:46,398 へぇ。 まさか… おあさ様!? 176 00:12:46,398 --> 00:12:51,369 いや その… いっぺんだけ。 いっぺんだけだす! 177 00:12:51,369 --> 00:12:54,139 その しょうことなしにと 申しますか…。 178 00:12:54,139 --> 00:12:56,675 いや えらい楽しそうやったで。 のこった のこったて➡ 179 00:12:56,675 --> 00:13:04,015 ものすごい力で。 な? へぇ 右四つから下手投げ~! 180 00:13:04,015 --> 00:13:07,715 [ 回想 ] う~ん… えいや! 181 00:13:09,354 --> 00:13:14,025 まるで 目に浮かぶような。 うちもだす…。 182 00:13:14,025 --> 00:13:17,529 うちもだす。 おあさ様! 183 00:13:17,529 --> 00:13:22,200 堪忍。 嫌や 思い浮かべんのだけは 勘弁しとくれやす! 184 00:13:22,200 --> 00:13:32,310 (笑い声) 185 00:13:32,310 --> 00:13:39,651 そない心配せんでも 榮三郎も 九州の雁助も➡ 186 00:13:39,651 --> 00:13:43,521 お前様の思惑どおりに やってくれてます。 187 00:13:43,521 --> 00:13:50,995 ちっとは 若い者に任して なぁ 安心して休んどくなはれ。 188 00:13:50,995 --> 00:13:54,332 せやなぁ。 うん。 189 00:13:54,332 --> 00:14:01,673 あ~ 久しぶりに お伊勢参りにでも行きたいなぁ。 190 00:14:01,673 --> 00:14:10,348 ほれ あの… 暗峠越えて 奈良へ出ますやろ。 191 00:14:10,348 --> 00:14:14,686 …で 奈良から榛原まで行ったら➡ 192 00:14:14,686 --> 00:14:18,556 あとは お伊勢さんまでは 一本道や。 193 00:14:18,556 --> 00:14:23,027 あんさん 覚えてはりまっか? 194 00:14:23,027 --> 00:14:28,366 お店が ぎょうさん出てて にぎやかでしたな。 195 00:14:28,366 --> 00:14:32,637 あ~ 行きたいなぁ! 196 00:14:32,637 --> 00:14:36,307 あんさんと2人で あの道を もう一回 歩けたら➡ 197 00:14:36,307 --> 00:14:42,180 もう 私 心残りはありませんわ。 198 00:14:42,180 --> 00:14:45,984 そない言わはんのやったら いつ行きまひょ? 199 00:14:45,984 --> 00:14:48,319 <よのには もう➡ 200 00:14:48,319 --> 00:14:53,658 正吉が旅のできる体ではない事が 分かっていました。➡ 201 00:14:53,658 --> 00:14:57,958 そして 正吉も…> 202 00:14:59,531 --> 00:15:02,000 ≪へ? 何やて? 203 00:15:02,000 --> 00:15:04,669 そない びっくりして どないしたんだす? お兄ちゃん。 204 00:15:04,669 --> 00:15:07,172 あ… うん。 205 00:15:07,172 --> 00:15:14,679 実は 納屋頭のサトシが 炭坑から逃げてしもたんだす。 206 00:15:14,679 --> 00:15:16,714 え? 207 00:15:16,714 --> 00:15:20,018 サトシさんが…。 208 00:15:20,018 --> 00:15:26,718 ♬~