1 00:00:01,073 --> 00:00:04,877 電子マネーを入手した生徒も 2 00:00:04,877 --> 00:00:06,912 いたということです。 また 3 00:00:06,912 --> 00:00:10,699 入手した電子マネーを使って 4 00:00:10,699 --> 00:00:14,436 部活で使う練習着などを購入した 生徒もいたということです。 5 00:00:33,672 --> 00:00:38,077 これは 乱世を生きる 一人の足軽の物語である。 6 00:00:38,077 --> 00:00:41,747 その者は ただひたすら 戦国の荒れ野を駆け巡り➡ 7 00:00:41,747 --> 00:00:44,083 いとしい人を守り続けた。 8 00:00:44,083 --> 00:00:46,752 だが その者には秘密があった。 9 00:00:46,752 --> 00:00:52,624 その足軽とは実は 平成生まれの女子高生だったのだ。 10 00:00:52,624 --> 00:00:55,761 (尊)もう燃料が少なくて 2回しか使えないんです。 11 00:00:55,761 --> 00:00:57,696 (忠清)では唯は…。 12 00:00:57,696 --> 00:01:02,434 (尊)次に こっちに戻ってきたら もう二度と 戦国には戻れません。 13 00:01:02,434 --> 00:01:06,105 家では皆 お前を案じておる。 14 00:01:06,105 --> 00:01:11,443 次の満月では必ず帰れ。 そして 戻ってまいれ。 15 00:01:11,443 --> 00:01:13,443 (唯)はい。 16 00:01:20,119 --> 00:01:23,119 (忠高)面を上げよ。 17 00:01:25,457 --> 00:01:28,360 お前が 唯之助か。 はっ。 18 00:01:28,360 --> 00:01:31,130 お目通りかないまして…。 19 00:01:31,130 --> 00:01:35,734 きゅ? しゅ? 20 00:01:35,734 --> 00:01:38,734 きゅーちゃくしゅごくに存じます。 21 00:01:43,075 --> 00:01:48,414 ハハハハハッ 面白いやつじゃ。 22 00:01:48,414 --> 00:01:52,751 身命をなげうち 忠清の命を 守らんとした こたびの働き➡ 23 00:01:52,751 --> 00:01:56,088 まことに あっぱれ。 よって そちを➡ 24 00:01:56,088 --> 00:02:00,759 お馬番役から 忠清の警固役に 取り立ててつかわす。 25 00:02:00,759 --> 00:02:07,099 はっ! 全身全霊 若君様をお守り致します。 26 00:02:07,099 --> 00:02:09,768 痛っ…。 27 00:02:09,768 --> 00:02:12,671 ああっ…。 28 00:02:12,671 --> 00:02:15,641 うそ… マジで? もう ちょっと待って! 29 00:02:15,641 --> 00:02:18,777 (小平太)ならぬ。 警固役として 天野家お預かりとなった以上➡ 30 00:02:18,777 --> 00:02:20,712 これからは わしが➡ 31 00:02:20,712 --> 00:02:23,449 ひとかどの武者となるまで お前を鍛える! 32 00:02:23,449 --> 00:02:25,384 うわ~! そこまでして頂かなくとも。 33 00:02:25,384 --> 00:02:27,786 遠慮はいらぬ。 どこからでも かかってまいれ! 34 00:02:27,786 --> 00:02:32,624 あっ! ああ~…。 35 00:02:32,624 --> 00:02:35,394 (木刀の打ち合う音) えっ? 36 00:02:35,394 --> 00:02:37,329 若君。 37 00:02:37,329 --> 00:02:43,029 小平太 しばし相手を致せ。 手加減は致しませぬぞ。 38 00:02:46,405 --> 00:02:49,405 かっけえ。 39 00:03:08,093 --> 00:03:10,762 稽古に難儀しておるようじゃのう。 40 00:03:10,762 --> 00:03:15,634 ああ…。 私は若君のおそばに いたいだけなのに。 41 00:03:15,634 --> 00:03:18,437 稽古に飽きたら いつでも城に来い。 42 00:03:18,437 --> 00:03:21,773 遠乗りへ参ろう。 43 00:03:21,773 --> 00:03:26,111 しゃっ。 その時は 馬をお引きしますね。 44 00:03:26,111 --> 00:03:29,014 (阿湖)お初にお目にかかります。 45 00:03:29,014 --> 00:03:34,920 松丸義秀が娘 阿湖にござります。 46 00:03:34,920 --> 00:03:39,920 羽木忠清じゃ。 苦しゅうない 面を上げよ。 47 00:03:47,733 --> 00:03:50,068 遠路はるばる よう参られた。 48 00:03:50,068 --> 00:03:53,939 わしがおらぬ間 心細い思いをさせたのう。 49 00:03:53,939 --> 00:03:59,077 いいえ。 若君様こそ 思わぬご難に遭われ 心より➡ 50 00:03:59,077 --> 00:04:01,980 ご案じ申し上げておりました。 そうか。 51 00:04:01,980 --> 00:04:05,980 どうか これより 幾久しゅうお願い申し上げます。 52 00:04:07,753 --> 00:04:13,053 その事だが いささか 含みおかれたき儀がござる。 53 00:04:18,096 --> 00:04:20,766 よっ! (悪丸)唯之助! 54 00:04:20,766 --> 00:04:23,101 悪丸! 元気だった? 55 00:04:23,101 --> 00:04:26,772 (千吉)若君様の警固役とは 大した出世じゃ。 56 00:04:26,772 --> 00:04:29,107 今日は どうした? 疾風の様子を見に。 57 00:04:29,107 --> 00:04:32,010 若君様が いつでも 遠乗りに出られるように! 58 00:04:32,010 --> 00:04:35,310 (かめ)そこを 何とぞ…。 59 00:04:38,717 --> 00:04:41,386 阿湖姫様と家来じゃん。 60 00:04:41,386 --> 00:04:47,059 (かめ)姫が 気晴らしに 遠駆けなさりたいと仰せでの。 61 00:04:47,059 --> 00:04:50,759 どうぞ 馬をお貸し下され。 お願い致しまする。 62 00:04:52,397 --> 00:04:54,333 あの人…。 63 00:04:54,333 --> 00:04:57,736 あ… よかった。 気が付いたのですね。 64 00:04:57,736 --> 00:05:00,072 阿湖姫だったの? 65 00:05:00,072 --> 00:05:03,942 (伊四郎)姫様といえども おなごに 馬は お貸しできぬのです。 66 00:05:03,942 --> 00:05:07,946 お引き取りを。 67 00:05:07,946 --> 00:05:11,083 唯之助 送ってさしあげろ。 68 00:05:11,083 --> 00:05:13,418 げっ…。 69 00:05:13,418 --> 00:05:15,718 お前は…。 70 00:05:19,091 --> 00:05:22,427 さあ おあがり。 はあ。 71 00:05:22,427 --> 00:05:27,299 ああ じゃあ 遠慮なく。 72 00:05:27,299 --> 00:05:31,703 それにしても 若君は 何をお考えなのじゃ。 73 00:05:31,703 --> 00:05:34,039 かめ。 74 00:05:34,039 --> 00:05:36,942 気にせず たんとお食べ。 75 00:05:36,942 --> 00:05:43,048 この期に及んで 姫との婚儀を 先に延ばしたいなどと。 76 00:05:43,048 --> 00:05:47,919 え? 婚儀を延ばす? 何で? 77 00:05:47,919 --> 00:05:51,723 若君は 私が お好みではないご様子でのう。 78 00:05:51,723 --> 00:05:55,394 お好みではない? 79 00:05:55,394 --> 00:05:57,329 <っしゃ!> 80 00:05:57,329 --> 00:06:02,734 若君には どうやら ご執心の方が おられるようなのじゃ。 81 00:06:02,734 --> 00:06:07,406 えっ? それって… ひょっとして私の事? 82 00:06:07,406 --> 00:06:11,743 鐘ヶ江の ふきと申される おなごが。 83 00:06:11,743 --> 00:06:14,079 鐘ヶ江って…。 84 00:06:14,079 --> 00:06:22,754 (ふき)「天と地の うち返りても わが君の➡ 85 00:06:22,754 --> 00:06:33,031 こと無きをこそ 乞ひて待たん」。 86 00:06:33,031 --> 00:06:36,702 マジ うぜえとは このような折に 使うのではあるまいか? 87 00:06:36,702 --> 00:06:38,637 はあ? 88 00:06:38,637 --> 00:06:42,937 もうよい。 あとは お前が読め。 89 00:06:45,377 --> 00:06:48,714 若君様。 90 00:06:48,714 --> 00:06:52,050 恐れながら お人違いとはいえ➡ 91 00:06:52,050 --> 00:06:56,050 鐘ヶ江の姫を お城に呼ばれたのは 若君様にございます。 92 00:06:57,723 --> 00:07:00,392 そうじゃな。 93 00:07:00,392 --> 00:07:03,295 姫の所へ若君が? 94 00:07:03,295 --> 00:07:08,066 今宵。 文のやり取りなども 既に済ませておられるご様子。 95 00:07:08,066 --> 00:07:10,402 メールのやり取りまで…。 96 00:07:10,402 --> 00:07:13,071 唯之助。 ん? 97 00:07:13,071 --> 00:07:17,743 お前 若君様の警固役であったのう。 98 00:07:17,743 --> 00:07:23,615 今宵 忠清様と 姫のご様子を うかがってはくれまいか? 99 00:07:23,615 --> 00:07:27,085 え? 私が? ならぬ。 100 00:07:27,085 --> 00:07:31,923 そのようなまね 私が許さぬ。 101 00:07:31,923 --> 00:07:38,363 唯之助 そなたは 私の話し相手に なってくれればよい。 102 00:07:38,363 --> 00:07:42,234 そのような あさましいまね 決してしてはならぬぞ。 103 00:07:42,234 --> 00:07:46,238 (吉乃)何です? そのあさましいなりは。 104 00:07:46,238 --> 00:07:52,538 えっと これは… 若君様のご様子が気になって。 105 00:07:55,380 --> 00:07:59,050 恥を知りなさい! 106 00:07:59,050 --> 00:08:03,922 このところのお前は 若君様の お身のまわりばかりを気にして。 107 00:08:03,922 --> 00:08:08,393 ろくに剣の稽古もせず。 ただ浮ついているばかり。 108 00:08:08,393 --> 00:08:10,328 そのようなありさまで➡ 109 00:08:10,328 --> 00:08:14,733 若君様の 一体何を お守りするというのです? 110 00:08:14,733 --> 00:08:16,668 おふくろ様…。 111 00:08:16,668 --> 00:08:22,073 私のいる限りは 一歩も ここを通しませぬ。 112 00:08:22,073 --> 00:08:24,373 (三之助)通しませぬ。 113 00:08:26,411 --> 00:08:32,111 若君様のお渡りにございまする。 114 00:08:36,688 --> 00:08:41,688 心より お待ち申し上げておりました。 115 00:08:48,700 --> 00:08:52,571 やあ! やあ! とう! 116 00:08:52,571 --> 00:08:56,271 ああ… あ~。 117 00:08:58,710 --> 00:09:02,380 そりゃ 浮ついてた私がいけないけどさ➡ 118 00:09:02,380 --> 00:09:08,053 でも 若君だって 遠乗りに誘ってくれたもん。 119 00:09:08,053 --> 00:09:12,390 ほかの女の所に行くなんて…。 120 00:09:12,390 --> 00:09:16,728 いい感じかもって思ってたの 私だけ? 121 00:09:16,728 --> 00:09:19,631 ん~ もう! 122 00:09:19,631 --> 00:09:24,069 あっ ああ~! 123 00:09:24,069 --> 00:09:27,405 骨の髄まで たわけておる。 124 00:09:27,405 --> 00:09:32,244 小垣城の政秀より 早馬が参った。 125 00:09:32,244 --> 00:09:35,013 高山方に忍ばせた者より➡ 126 00:09:35,013 --> 00:09:39,684 高山が ひそかに回状を回し 兵糧を集めていると。 127 00:09:39,684 --> 00:09:43,555 (信近)しかし 先の戦で敗れてから まだ日も浅うございます。 128 00:09:43,555 --> 00:09:46,558 果たして それほど早う 攻めてまいるものでしょうか? 129 00:09:46,558 --> 00:09:53,231 (千原) みつきもすれば 山道は雪に阻まれ 兵は進む事もままなりませぬ。 130 00:09:53,231 --> 00:09:56,701 (成之)それこそが 狙いでございますまいか? 131 00:09:56,701 --> 00:09:58,637 我らの油断をつく。 132 00:09:58,637 --> 00:10:03,375 ほう。 なれば そちは それが いつごろと読む? 133 00:10:03,375 --> 00:10:09,075 早ければ この秋のうち 雪の前に始末をつけるつもりかと。 134 00:10:13,718 --> 00:10:20,592 私も兄上と同じく 高山は 攻めてまいるように存じます。 135 00:10:20,592 --> 00:10:23,728 小垣出陣の命なれば どうぞ 私に…。 136 00:10:23,728 --> 00:10:27,065 (成之)その事ですが。 137 00:10:27,065 --> 00:10:31,937 父上様 忠清様。 138 00:10:31,937 --> 00:10:34,739 お願いがございまする。 139 00:10:34,739 --> 00:10:38,410 では 戦には若君様が またご出陣を? 140 00:10:38,410 --> 00:10:44,282 (信茂)いや こたびの先陣は 成之様が務められる。 141 00:10:44,282 --> 00:10:46,284 兄上さんが? 142 00:10:46,284 --> 00:10:49,054 忠清様は傷を負われ 治られたばかり。 143 00:10:49,054 --> 00:10:54,759 こたびの小垣への先陣 何とぞ 私に賜りますよう。 144 00:10:54,759 --> 00:11:01,433 殿は 近頃 少しずつ 成之様を見直されての。 145 00:11:01,433 --> 00:11:04,102 お許しになられたんだ。 146 00:11:04,102 --> 00:11:11,443 案じるな。 こたびの戦は 兵の数も力も 我らが上。 147 00:11:11,443 --> 00:11:15,113 高山ごときに敗れるはずもない。 148 00:11:15,113 --> 00:11:18,450 <兄上さん 何か たくらんでるの?> 149 00:11:18,450 --> 00:11:20,385 成之様の行方? 150 00:11:20,385 --> 00:11:24,322 そう! さっき庭から のぞいたら 姿が見えなくて。 151 00:11:24,322 --> 00:11:26,791 どこにいるか知らない? 成之様なら➡ 152 00:11:26,791 --> 00:11:30,662 馬を駆って 国境へ向かわれたぞ。 国境? 153 00:11:30,662 --> 00:11:34,399 戦に先んじて 高山の様子を うかがうそうじゃ。 154 00:11:34,399 --> 00:11:39,070 何でも 山の中に 旧知の庵があるとかで。 155 00:11:39,070 --> 00:11:53,618 ♬~ 156 00:11:53,618 --> 00:11:58,423 千吉さんの話だと この辺りのはずなんだけど…。 157 00:11:58,423 --> 00:12:02,723 ≪(いななき) 158 00:12:05,764 --> 00:12:08,764 (いななき) 159 00:12:15,774 --> 00:12:20,645 (坂口)では 羽木方は 成之様が率いられると。 160 00:12:20,645 --> 00:12:22,647 そのように。 161 00:12:22,647 --> 00:12:26,785 如古坊。 高山のあいつもいる。 162 00:12:26,785 --> 00:12:32,590 そして その軍勢が そっくりそのまま高山と合流し➡ 163 00:12:32,590 --> 00:12:37,062 己の城へ刃を向けると。➡ 164 00:12:37,062 --> 00:12:42,400 そういう訳ですなあ。 面白い。 165 00:12:42,400 --> 00:12:44,335 く~ やっぱり。 166 00:12:44,335 --> 00:12:47,272 (久)誰じゃ? ひっ。 167 00:12:47,272 --> 00:12:49,741 いかがなされた? 母上。 168 00:12:49,741 --> 00:12:53,078 母上? 169 00:12:53,078 --> 00:12:56,748 いかにも。 成之の母 久じゃ。 170 00:12:56,748 --> 00:13:00,448 名乗りなさい! えっと 私は…。 171 00:13:02,620 --> 00:13:04,920 お前は…。 172 00:13:06,758 --> 00:13:10,428 後を追え! はっ! 無理でございましょう。 173 00:13:10,428 --> 00:13:13,765 あの者の足は 並ではない。 174 00:13:13,765 --> 00:13:29,781 ♬~ 175 00:13:29,781 --> 00:13:31,716 <裏切りだ。➡ 176 00:13:31,716 --> 00:13:35,416 兄上さんの罠にかかって 羽木は滅びるんだ> 177 00:13:38,389 --> 00:13:41,689 水… あ…。 178 00:13:44,729 --> 00:13:48,029 飲め。 あ…。 179 00:13:54,405 --> 00:13:57,075 ぶへっ! 180 00:13:57,075 --> 00:14:00,775 (せきこみ) 181 00:14:03,948 --> 00:14:06,751 (如古坊)ヘヘヘヘ…。 182 00:14:06,751 --> 00:14:10,421 唯之助ならば まだ戻っておりませぬ。 183 00:14:10,421 --> 00:14:13,091 そうか。 184 00:14:13,091 --> 00:14:16,091 何やら ご用でございましたか? 185 00:14:19,764 --> 00:14:23,434 これを。 186 00:14:23,434 --> 00:14:29,107 先ほど気付いた。 187 00:14:29,107 --> 00:14:33,378 唯之助のものでございますな。 そう思うか? 188 00:14:33,378 --> 00:14:38,249 このような たわけた文 唯之助以外 書く者はおりませぬ。 189 00:14:38,249 --> 00:14:43,721 「できるだけ 早くお会いがしたいのだ。➡ 190 00:14:43,721 --> 00:14:46,391 すごく大事な話がござる」。 191 00:14:46,391 --> 00:14:51,391 歌のつもりであろうか。 全く何を考えておるのやら。 192 00:14:53,264 --> 00:14:57,035 ああ ここ… これは。 193 00:14:57,035 --> 00:14:59,737 何か ご用でござりまするか? 194 00:14:59,737 --> 00:15:04,075 いや まあ 用というか 何というか。 195 00:15:04,075 --> 00:15:06,411 唯之助が城におったので➡ 196 00:15:06,411 --> 00:15:09,314 吉乃殿とお子たちだけでは 不安かと案じたまで。 197 00:15:09,314 --> 00:15:13,284 唯之助が城に? 198 00:15:13,284 --> 00:15:15,420 どこで見た? 199 00:15:15,420 --> 00:15:18,756 いや… 成之様に抱えられて お部屋に。➡ 200 00:15:18,756 --> 00:15:24,429 城中で酔いつぶれるなど まことに不届き千万。 201 00:15:24,429 --> 00:15:27,729 若君様…。 202 00:15:47,051 --> 00:15:51,051 兄上さん。 おお そうじゃ わしじゃ。 203 00:15:53,925 --> 00:16:06,925 ≪(足音) 204 00:16:08,740 --> 00:16:12,610 兄上。 忠清にござる。 205 00:16:12,610 --> 00:16:15,310 少々 お尋ねしたき儀がござる。 206 00:16:18,082 --> 00:16:24,082 これはこれは ご用とは何でござろう。 207 00:16:28,426 --> 00:16:30,361 ご無礼致した。 208 00:16:30,361 --> 00:16:34,661 出直してまいる。 209 00:16:47,378 --> 00:16:50,281 これは 私の配下の者にござる。 210 00:16:50,281 --> 00:16:53,718 ご迷惑をかけ申した。 211 00:16:53,718 --> 00:16:58,718 無理強いした訳ではござりませぬ。 212 00:17:12,737 --> 00:17:18,609 クッ… 忠清の あの顔。 213 00:17:18,609 --> 00:17:24,609 ク… ク… ク…。 214 00:17:27,752 --> 00:17:32,590 離して下さい! 離して! 215 00:17:32,590 --> 00:17:37,362 ほう。 正気づいたようじゃのう。 216 00:17:37,362 --> 00:17:41,232 まだ 頭が少し…。 たわけ! 217 00:17:41,232 --> 00:17:44,035 なんという 軽はずみな。 218 00:17:44,035 --> 00:17:47,705 酒を食らい 兄上の部屋に居座り。 居座ってなんか…。 219 00:17:47,705 --> 00:17:50,375 では なぜ あのような場所にいた!? 220 00:17:50,375 --> 00:17:55,713 それは… 私が山の中で…。 221 00:17:55,713 --> 00:17:58,713 山? 222 00:18:02,587 --> 00:18:06,724 どこへ参ったのじゃ? 223 00:18:06,724 --> 00:18:13,064 国境の山へ 高山の様子をうかがいに。 224 00:18:13,064 --> 00:18:20,738 なんという… 大事な話とは 高山を探りに参ったという事か。 225 00:18:20,738 --> 00:18:23,408 高山の手の者に見つかったら どうするつもりじゃ!? 226 00:18:23,408 --> 00:18:28,746 う… それは…。 227 00:18:28,746 --> 00:18:34,018 私は 若君様を守るために こっちの世界に来たんです! 228 00:18:34,018 --> 00:18:37,688 だったら そのお役目を果たすのが 何でいけないんですか? 229 00:18:37,688 --> 00:18:40,688 それと兄上と どのような関わりが あるというのだ? 230 00:18:43,361 --> 00:18:48,032 それは…。 231 00:18:48,032 --> 00:18:52,370 お前の助けなどいらぬ。 232 00:18:52,370 --> 00:18:54,705 若君様…。 233 00:18:54,705 --> 00:18:57,405 お前は こちらの世の者ではない。 234 00:19:10,054 --> 00:19:13,054 そんな…。 235 00:19:24,602 --> 00:19:31,302 唯は わしが必ず 父上と母上のもとへお返し致す。 236 00:19:42,954 --> 00:19:47,954 こちらの気持ちが なぜ分からぬ。 237 00:19:57,034 --> 00:19:59,704 お前は こちらの世の者ではない。 238 00:19:59,704 --> 00:20:05,004 そんなふうに思ってたんだ。 239 00:20:08,713 --> 00:20:13,013 では 気持ちは変わらぬのだな? 240 00:20:14,585 --> 00:20:17,722 小平太パパと おふくろ様? 241 00:20:17,722 --> 00:20:23,594 はい。 梅谷村へ帰ろうと思います。 うそ…。 242 00:20:23,594 --> 00:20:26,731 しかし ここにおれば 食べ物にも困らぬ。 243 00:20:26,731 --> 00:20:30,067 子らも 館に なじんできたところではないか。 244 00:20:30,067 --> 00:20:33,404 ご厚情 まことに ありがたく存じます。 245 00:20:33,404 --> 00:20:40,077 ですが 私や子らがいると 唯之助も甘えるばかりで。 246 00:20:40,077 --> 00:20:45,950 (信近)唯之助を鍛えるために 館を去ると? 247 00:20:45,950 --> 00:20:50,721 吉乃殿 ちと 立ち入った事を尋ねるが➡ 248 00:20:50,721 --> 00:20:53,424 そなたの物言い 立ち居振る舞い➡ 249 00:20:53,424 --> 00:20:57,295 ただの百姓とは どうしても思えぬのだが。 250 00:20:57,295 --> 00:21:06,003 父は 先代の殿様のもと 足軽大将を務めました 木内保正。 251 00:21:06,003 --> 00:21:08,973 おふくろ様って 武家の娘だったの? 252 00:21:08,973 --> 00:21:11,273 やはり…。 253 00:21:15,112 --> 00:21:19,984 なれば なおの事 このまま帰す訳にはいかぬ。 254 00:21:19,984 --> 00:21:22,987 わしは 3年前に 小平太の母を亡くし➡ 255 00:21:22,987 --> 00:21:26,123 以来 独り身じゃ。 256 00:21:26,123 --> 00:21:29,026 そなたのような 肝の据わった おなごに➡ 257 00:21:29,026 --> 00:21:32,726 そ… その…。 258 00:21:36,734 --> 00:21:39,637 そばにおってもらえたら ありがたいのじゃが。 259 00:21:39,637 --> 00:21:43,337 <告った! 小平太パパが> 260 00:21:45,409 --> 00:21:49,080 いかがであろうか? 261 00:21:49,080 --> 00:21:53,080 ありがたきお言葉なれど やはり 私は…。 262 00:21:54,952 --> 00:21:56,954 ソッコー 振った。 263 00:21:56,954 --> 00:21:59,254 誰じゃ? そこにおるのは。 264 00:22:02,426 --> 00:22:05,763 何じゃ? 間者ではあるまいの? 265 00:22:05,763 --> 00:22:10,101 いえ むじなでございましょう。 266 00:22:10,101 --> 00:22:12,101 (ため息) 267 00:22:25,116 --> 00:22:27,785 いつから そこにおったのじゃ? 268 00:22:27,785 --> 00:22:30,688 昨夜一晩 考えて 決めました。 269 00:22:30,688 --> 00:22:34,058 お前 目が腫れておるぞ。 270 00:22:34,058 --> 00:22:38,729 私が ここを出ていきます。 271 00:22:38,729 --> 00:22:42,729 昨夜のむじなは やはり お前であったか。 272 00:22:45,403 --> 00:22:49,740 若君様のお役に立ってるつもりで 今まで頑張ってきたけど➡ 273 00:22:49,740 --> 00:22:54,412 お城には 阿湖姫も鐘ヶ江もいるし➡ 274 00:22:54,412 --> 00:22:59,412 若君には いらんって はっきり言われちゃったし。 275 00:23:01,085 --> 00:23:03,020 だから もういいんです。 276 00:23:03,020 --> 00:23:06,957 おふくろ様は 小平太パパと ここで幸せになって下さい。 277 00:23:06,957 --> 00:23:11,095 私のために我慢なんかしないで。 我慢? 278 00:23:11,095 --> 00:23:16,434 でも… これだけは分かって下さい。 279 00:23:16,434 --> 00:23:22,773 私 本当に 心の底から 若君様の事を思って➡ 280 00:23:22,773 --> 00:23:27,111 その事だけは…。 たわけ。 は? 281 00:23:27,111 --> 00:23:31,449 若君に 何を言われたか分からぬか? 282 00:23:31,449 --> 00:23:34,749 お前のたわけは まこと極まっておるな。 283 00:23:41,726 --> 00:23:47,026 今 私に言うた事を なぜ若君に言わぬ? 284 00:23:50,067 --> 00:23:53,404 私が お前や三之助らを思うのは➡ 285 00:23:53,404 --> 00:23:56,741 私が母だからです。 286 00:23:56,741 --> 00:23:59,410 何も耐えてなぞおらぬ。 287 00:23:59,410 --> 00:24:02,313 お前も同じじゃ。 288 00:24:02,313 --> 00:24:05,282 お前は お前のおりたい場所に➡ 289 00:24:05,282 --> 00:24:10,755 力を尽くし ただおればよいだけの事。 290 00:24:10,755 --> 00:24:13,424 おふくろ様…。 291 00:24:13,424 --> 00:24:16,093 励みなされ。 292 00:24:16,093 --> 00:24:44,722 ♬~ 293 00:24:44,722 --> 00:24:46,722 イテッ! 294 00:24:48,392 --> 00:24:51,692 あ~…。 295 00:24:55,266 --> 00:24:57,966 若君様。 296 00:25:04,408 --> 00:25:10,708 昨夜は いささか頭に血が上り 言葉を荒げてしまった。 297 00:25:12,750 --> 00:25:15,450 すまぬ。 298 00:25:21,091 --> 00:25:24,091 若君様。 299 00:25:28,966 --> 00:25:32,036 お伝えしたい事があります。 300 00:25:32,036 --> 00:25:35,336 大事な話です。 301 00:25:37,708 --> 00:25:42,379 昨日 兄上さんは➡ 302 00:25:42,379 --> 00:25:49,253 成之様は 山の中で 如古坊と 高山の家臣に会っていました。 303 00:25:49,253 --> 00:25:53,724 次の戦では 先陣を率いて高山と合流し➡ 304 00:25:53,724 --> 00:25:59,396 羽木を攻めるつもりです。 305 00:25:59,396 --> 00:26:02,066 若君様を吉田城で襲ったのも➡ 306 00:26:02,066 --> 00:26:07,404 兄上さんと如古坊が つるんでやった事です。 307 00:26:07,404 --> 00:26:11,275 私 聞いちゃって…。 308 00:26:11,275 --> 00:26:15,746 ずっと若君に言わなくちゃって…。 309 00:26:15,746 --> 00:26:19,416 でも どうしても言えなくて…。 310 00:26:19,416 --> 00:26:22,753 なぜじゃ? 311 00:26:22,753 --> 00:26:25,656 だって…➡ 312 00:26:25,656 --> 00:26:29,627 兄上さんの事を話す時➡ 313 00:26:29,627 --> 00:26:34,698 若君様 すごく うれしそうだったから。 314 00:26:34,698 --> 00:26:38,369 なぜ 申す気になった? 315 00:26:38,369 --> 00:26:42,706 私は 足軽だから。 316 00:26:42,706 --> 00:26:47,378 若君様専属のアシガールだから。 317 00:26:47,378 --> 00:26:51,078 若君様をお守りしないと。 318 00:26:57,388 --> 00:27:00,388 あい分かった。 319 00:27:05,062 --> 00:27:08,762 それと…。 320 00:27:11,735 --> 00:27:15,035 あと一つ…。 321 00:27:18,409 --> 00:27:21,709 私…。 322 00:27:25,082 --> 00:27:28,782 若君が 鐘ヶ江の所に行くの やだ! 323 00:27:30,955 --> 00:27:36,026 嫌なのだ~! 324 00:27:36,026 --> 00:27:54,044 ♬~ 325 00:27:54,044 --> 00:27:58,044 そのような事を 気に留めておったのか。 326 00:28:03,053 --> 00:28:07,391 それゆえ 無理をしてでも わしの役に立とうと? 327 00:28:07,391 --> 00:28:15,265 だって 私 歌も詠めないし きれいな着物もないし➡ 328 00:28:15,265 --> 00:28:20,265 若君を守る事しかできないから。 329 00:28:36,553 --> 00:28:39,690 鐘ヶ江の姫に会うたのは➡ 330 00:28:39,690 --> 00:28:44,028 人違いだと そう伝えるために 参っただけじゃ。 331 00:28:44,028 --> 00:28:48,728 人違い? だから もう泣くな。 332 00:28:50,367 --> 00:28:55,239 でも…。 兄上の事は…➡ 333 00:28:55,239 --> 00:28:58,042 考えておる。 334 00:28:58,042 --> 00:29:01,712 若君…。 335 00:29:01,712 --> 00:29:04,615 しかし お前は 泣き顔も面白いのう。 336 00:29:04,615 --> 00:29:09,386 (笑い声) 若君に笑われた。 337 00:29:09,386 --> 00:29:13,724 (笑い声) 338 00:29:13,724 --> 00:29:18,024 そういえば 明日は満月じゃのう。 339 00:29:20,064 --> 00:29:22,764 ああ。 340 00:29:24,935 --> 00:29:31,408 悲しませたわびに 明日は お前が帰るのを見送ろう。 341 00:29:31,408 --> 00:29:36,013 え? でも 3分後に すぐ戻ってきますよ? 342 00:29:36,013 --> 00:29:38,682 一つ頼みがある。 343 00:29:38,682 --> 00:29:43,020 できれば ふくになった あの夜のように➡ 344 00:29:43,020 --> 00:29:47,357 お前のおなご姿を いま一度 見せてくれまいか? 345 00:29:47,357 --> 00:29:50,027 おしゃれして デートって事ですか? 346 00:29:50,027 --> 00:29:53,027 そうだな。 347 00:29:56,700 --> 00:29:59,400 っしゃ~! 348 00:30:11,048 --> 00:30:15,748 どうやら わしも…。 349 00:30:17,387 --> 00:30:20,387 やなのだ。 350 00:30:24,261 --> 00:30:27,261 あやめさん ご無沙汰っす。 351 00:30:28,999 --> 00:30:34,738 (あやめ) おやまあ 唯之助じゃないか。 久しぶりだね。 352 00:30:34,738 --> 00:30:37,074 若君様と 今宵 逢瀬を? 353 00:30:37,074 --> 00:30:43,413 ヘッヘッヘッヘ…。 という訳で 折り入ってお願いが。 354 00:30:43,413 --> 00:30:48,085 分かってるよ。 お前を いっぱしの おなごにしてやる。 355 00:30:48,085 --> 00:30:50,020 任せな。 356 00:30:50,020 --> 00:30:55,320 ひげは生えても 一笠座の あやめ姐さんだ。 357 00:31:01,431 --> 00:31:05,102 兄上。 358 00:31:05,102 --> 00:31:07,402 これはこれは。 359 00:31:08,972 --> 00:31:13,972 お気に入りの足軽小僧から 全てをお聞きになったと見える。 360 00:31:16,713 --> 00:31:23,453 で 若君様自ら 咎人をお召し捕りになるか。 361 00:31:23,453 --> 00:31:28,153 それとも この場で斬り捨てられるか。 362 00:31:34,731 --> 00:31:39,403 今日は 兄上に 頼み事があって参りました。 363 00:31:39,403 --> 00:31:42,306 頼み事? 364 00:31:42,306 --> 00:31:47,077 小垣への先陣のお役目 この忠清に務めさせて頂きたい。 365 00:31:47,077 --> 00:31:54,418 何を今更。 お前の口から 父上に全てを話せばよいだけの事。 366 00:31:54,418 --> 00:31:56,753 望みなど すぐにも かなおうぞ。 367 00:31:56,753 --> 00:32:01,453 頼み事とは そのような事ではござらぬ。 368 00:32:15,105 --> 00:32:19,776 えっと…。 369 00:32:19,776 --> 00:32:22,112 ふくです。 370 00:32:22,112 --> 00:32:26,412 確かに あの時の ふくじゃ。 371 00:32:33,390 --> 00:32:36,390 よう似合うておる。 372 00:32:40,063 --> 00:32:44,401 こたびの戦 わしが先陣を務める事になった。 373 00:32:44,401 --> 00:32:47,070 えっ? また? 374 00:32:47,070 --> 00:32:53,744 案ずるな。 わしは この戦 敵を止め 守り通す。 375 00:32:53,744 --> 00:32:59,082 生きて新しき年を迎え 定めを変えてみせる。 376 00:32:59,082 --> 00:33:01,985 はい。 377 00:33:01,985 --> 00:33:06,957 お前は それを先の世で見ていてくれ。 378 00:33:06,957 --> 00:33:10,427 一緒に この世で見ます。 379 00:33:10,427 --> 00:33:14,765 私 若君の警固役ですよ。 380 00:33:14,765 --> 00:33:17,434 そうであったの。 381 00:33:17,434 --> 00:33:22,306 若君 何か変。 382 00:33:22,306 --> 00:33:26,606 何も。 383 00:33:41,625 --> 00:33:47,064 次 戻ってくる時は 今度こそ 腹を決めてまいれよ。 384 00:33:47,064 --> 00:33:49,399 やだ もう。 385 00:33:49,399 --> 00:33:54,071 父上 母上 尊にも よろしゅうにな。 386 00:33:54,071 --> 00:33:56,006 うん。 387 00:33:56,006 --> 00:34:00,744 それと…。 388 00:34:00,744 --> 00:34:03,744 これは 向こうで読め。 389 00:34:08,618 --> 00:34:12,918 若君からのメールだ。 390 00:34:18,762 --> 00:34:23,462 じゃあ ちょっくら行ってきますね。 391 00:34:28,772 --> 00:34:31,472 唯。 うん? 392 00:34:35,579 --> 00:34:43,286 この世に わしの前に現れた事➡ 393 00:34:43,286 --> 00:34:46,056 心より礼を申す。 394 00:34:46,056 --> 00:34:49,926 何すか? 永遠の別れみたいに。 395 00:34:49,926 --> 00:34:56,226 お前の事は 生涯忘れぬ。 396 00:35:01,405 --> 00:35:04,307 あの…➡ 397 00:35:04,307 --> 00:35:10,414 それ3分後に もう一度 言って下さいます? 398 00:35:10,414 --> 00:35:13,714 すぐ戻ってくるんで。 399 00:35:17,287 --> 00:35:19,987 そうであったのう。 400 00:35:21,758 --> 00:35:24,758 じゃあ。 401 00:35:31,101 --> 00:35:34,004 若君様。 402 00:35:34,004 --> 00:35:36,907 私 今まで ちゃんと言った事ないから➡ 403 00:35:36,907 --> 00:35:39,910 今 言いますね。 404 00:35:39,910 --> 00:35:46,210 私 若君様の事が…。 405 00:35:58,728 --> 00:36:01,398 大好きなんです。 406 00:36:01,398 --> 00:36:03,733 (覚)おお~! お姉ちゃん? 407 00:36:03,733 --> 00:36:05,669 いつの間に。 408 00:36:05,669 --> 00:36:09,606 (美香子)何 その格好? ヘヘヘ かわいかろ? 409 00:36:09,606 --> 00:36:12,409 おお~ なかなか似合ってるぞ。 410 00:36:12,409 --> 00:36:15,709 若君が きれいにして 見送ってくれたのね。 411 00:36:20,750 --> 00:36:24,421 父上様 母上様。 412 00:36:24,421 --> 00:36:28,721 何 何? 何が始まるの? 413 00:36:30,293 --> 00:36:32,229 ただいま戻りました。 414 00:36:32,229 --> 00:36:36,529 お帰りなさいませ。 415 00:36:38,368 --> 00:36:43,039 でも あとひとつきで みんなとはお別れです。 416 00:36:43,039 --> 00:36:46,376 来月の満月で 向こうに行ったら➡ 417 00:36:46,376 --> 00:36:52,249 今度こそ もう二度と戻れなくなるけど➡ 418 00:36:52,249 --> 00:36:57,949 私 必ず 若君と幸せになるんで。 419 00:36:59,723 --> 00:37:03,593 来月 もうないよ。 …は? 420 00:37:03,593 --> 00:37:06,396 今回のが最後だから。 421 00:37:06,396 --> 00:37:08,331 …えっ? 422 00:37:08,331 --> 00:37:11,067 今ので もう燃料は空っぽ。 423 00:37:11,067 --> 00:37:13,970 若君から聞かなかったの? 424 00:37:13,970 --> 00:37:17,970 へ? うそ…。 425 00:37:24,080 --> 00:37:27,951 うそ…。 426 00:37:27,951 --> 00:38:06,251 ♬~