1 00:00:33,885 --> 00:00:36,822 (月白鹿子)文学処女 なめんな。 2 00:00:36,822 --> 00:00:40,759 (暁里)やっぱり 私 今でも 千広君が好き。 3 00:00:40,759 --> 00:00:44,529 (望月千広)ごめんね。 俺 好きな子がいるんだ。 4 00:00:44,529 --> 00:00:46,531 ホテル? 5 00:00:46,531 --> 00:00:51,470 ♬~ 6 00:00:51,470 --> 00:00:55,970 は… 裸…。 7 00:01:03,548 --> 00:01:06,385 (心の声)≪あのまま 逃げるように出てきちゃったけど➡ 8 00:01:06,385 --> 00:01:11,885 つまり その… い… 致してしまったんだろうか!?≫ 9 00:01:14,393 --> 00:01:18,764 ≪初めてって 痛いんだよね? 記憶がないとかありえるの!?≫ 10 00:01:18,764 --> 00:01:20,766 (鏡花)これ 確認お願いします。➡ 11 00:01:20,766 --> 00:01:23,702 月白さん? はぁ~…。 12 00:01:23,702 --> 00:01:27,205 ≪いや でも 血が 出てないってことは やっぱり➡ 13 00:01:27,205 --> 00:01:30,208 なんにもなかったってこと? いや でも…≫ 14 00:01:30,208 --> 00:01:34,846 (加賀屋朔・回想) ⦅刺激的な夜を ありがとう⦆ 15 00:01:34,846 --> 00:01:36,848 ≪ってことは…≫ 16 00:01:36,848 --> 00:01:39,584 やっぱり 致して…。 バン! 17 00:01:39,584 --> 00:01:42,584 いった…。 18 00:01:43,989 --> 00:01:45,991 (三島)月白! はい。 19 00:01:45,991 --> 00:01:47,991 (三島)ちょっと来い! えっ…。 20 00:01:49,961 --> 00:01:51,961 はい! 21 00:01:54,800 --> 00:01:58,837 (三島)やってくれたな 新人。 申し訳ありませんでした…。 22 00:01:58,837 --> 00:02:02,507 (三島)昨日 加賀屋君が 走っていったように見えたが。 23 00:02:02,507 --> 00:02:05,544 えっ!? (三島)今朝の遅刻➡ 24 00:02:05,544 --> 00:02:07,846 まさか 一緒にいたんじゃないだろうな? 25 00:02:07,846 --> 00:02:10,982 いやいや いません いません 逃げきりました! 26 00:02:10,982 --> 00:02:13,485 (三島) 「逃げきりました!」じゃねぇよ! 27 00:02:13,485 --> 00:02:15,954 すみません。 28 00:02:15,954 --> 00:02:17,956 (三島) こんなタイミングでなんだが…➡ 29 00:02:17,956 --> 00:02:22,627 知ってのとおり 加賀屋君の新作の 売り上げ初速が鈍い。➡ 30 00:02:22,627 --> 00:02:25,664 正直 賞を逃したのも痛かった。➡ 31 00:02:25,664 --> 00:02:29,601 そこで… サイン会を企画したい。 32 00:02:29,601 --> 00:02:33,705 サイン会ですか? イベントで挽回だ。 33 00:02:33,705 --> 00:02:37,375 ついでに 2冊購入で チェキ撮影。 そのあと トークショー。 34 00:02:37,375 --> 00:02:41,413 しかし 先生は そういった活動は 控えたいとおっしゃられていて…。 35 00:02:41,413 --> 00:02:45,450 「甘やかしませんから!」 とか叫んでたの どこのどいつだ! 36 00:02:45,450 --> 00:02:47,853 午後 行って 説得してこい! 37 00:02:47,853 --> 00:02:50,989 えっ 今日ですか? (三島)うん。 38 00:02:50,989 --> 00:02:54,426 ≪うそ!? 今日の今日で?≫ 39 00:02:54,426 --> 00:02:56,428 ≫ 編集長。 (三島)ん? 40 00:02:56,428 --> 00:02:59,831 僕も同行します。 昨日のこともありますし。 41 00:02:59,831 --> 00:03:03,835 (三島)そうか。 ああ ついでに サイン会の補佐も頼めるか。 42 00:03:03,835 --> 00:03:05,871 はい もちろん! (三島)うん。 43 00:03:05,871 --> 00:03:07,906 よろしくな。 44 00:03:07,906 --> 00:03:10,475 ≪望月 もしかして…≫ 45 00:03:10,475 --> 00:03:13,178 先生の担当 狙ってる? 46 00:03:13,178 --> 00:03:15,180 あっ! ああ? 47 00:03:15,180 --> 00:03:34,199 ♬~ 48 00:03:34,199 --> 00:03:54,219 ♬~ 49 00:03:54,219 --> 00:04:02,019 ♬~ 50 00:04:05,797 --> 00:04:07,799 昨日 なんかあった? 51 00:04:07,799 --> 00:04:11,236 なんかって? 何もないけど!? 52 00:04:11,236 --> 00:04:13,939 朝から変だよ 月白。 53 00:04:13,939 --> 00:04:16,839 遅刻なんか 絶対しないのに遅刻するし。 54 00:04:19,644 --> 00:04:23,348 もしかして あのあと 加賀屋先生と。 55 00:04:23,348 --> 00:04:25,450 違う 違う 違う 違う 逃げきったし! 56 00:04:25,450 --> 00:04:28,153 ほら ねっ あのあと すっごい こう➡ 57 00:04:28,153 --> 00:04:31,156 走って逃げて。 だけどさ 先生も足が長いから➡ 58 00:04:31,156 --> 00:04:33,725 やっぱり…。 ねえ その服➡ 59 00:04:33,725 --> 00:04:35,725 昨日も着てなかった? 60 00:04:39,064 --> 00:04:44,035 2枚持ってるの! これさ すごい 最近 気に入っててさぁ。 61 00:04:44,035 --> 00:04:47,405 ≪ なんか こう 爽やかじゃん? 62 00:04:47,405 --> 00:04:50,876 へえ~。 月白君と同期なんだね。 63 00:04:50,876 --> 00:04:52,876 はい。 64 00:04:55,313 --> 00:04:59,613 これ 心ばかりですが。 おっ ありがとう。 65 00:05:01,653 --> 00:05:03,655 あんぱん。 66 00:05:03,655 --> 00:05:06,124 昨日は 大変 申し訳ございませんでした。 67 00:05:06,124 --> 00:05:10,829 申し訳ございませんでした。 何が? 68 00:05:10,829 --> 00:05:14,966 月白が 大変 失礼なことを。 ああ 気にしてないよ。 69 00:05:14,966 --> 00:05:18,970 そそられたし。 あのあと 打ち合わせもしたもんね。 70 00:05:18,970 --> 00:05:21,306 ああ~…。 う… 打ち合わせ? 71 00:05:21,306 --> 00:05:23,708 すごかったんだよ 彼女。 せせ… 先生! 72 00:05:23,708 --> 00:05:26,177 すごかった? あっ 先生! それより あの~➡ 73 00:05:26,177 --> 00:05:28,613 サイン会を! こちら 資料になります! 74 00:05:28,613 --> 00:05:30,982 やりたくない。 えっ!? 75 00:05:30,982 --> 00:05:32,984 だって それってさ 作家からしたら➡ 76 00:05:32,984 --> 00:05:35,987 ボランティアみたいなもんでしょ。 拘束時間も長いし。 77 00:05:35,987 --> 00:05:39,357 仕事に差し障るんだよね。 ですが…➡ 78 00:05:39,357 --> 00:05:42,394 読者の方で喜ぶ方は たくさんいらっしゃると思います! 79 00:05:42,394 --> 00:05:44,829 月白君だって 僕が テレビや雑誌で➡ 80 00:05:44,829 --> 00:05:47,699 愛想 振りまいてるの よく思ってないんでしょ? 81 00:05:47,699 --> 00:05:51,503 ででで… ですが! 82 00:05:51,503 --> 00:05:54,039 一人でも多くの方に 本を手に取って…。 83 00:05:54,039 --> 00:05:56,207 どうせ売れないって…。 84 00:05:56,207 --> 00:06:00,307 担当の編集者も 最悪だって酷評してたし。 85 00:06:02,047 --> 00:06:04,482 大変 申し訳ございませんでした! ふふっ…。 86 00:06:04,482 --> 00:06:09,120 冗談だよ。 でも サイン会はやらない。 以上。 87 00:06:09,120 --> 00:06:11,890 あっ あんぱん 食べていい? 88 00:06:11,890 --> 00:06:14,859 あっ はい…。 あっ お茶 飲む? 89 00:06:14,859 --> 00:06:17,862 ああっ… 私がいれてきます! 90 00:06:17,862 --> 00:06:19,862 ああ ありがとう。 91 00:06:31,643 --> 00:06:36,143 あのあと… 月白といたんですね。 92 00:06:38,650 --> 00:06:40,650 気になる? 93 00:06:42,153 --> 00:06:46,891 彼女に何かしたのなら… 同僚として 見過ごせません。 94 00:06:46,891 --> 00:06:50,491 ふぅ~… 同僚として。 95 00:06:53,031 --> 00:06:57,802 異動したばかりで 至らない部分は 多いと思いますが➡ 96 00:06:57,802 --> 00:07:02,173 編集部で 誰よりも 本に熱いヤツなんです。 97 00:07:02,173 --> 00:07:05,010 加賀屋先生の気まぐれで➡ 98 00:07:05,010 --> 00:07:08,880 彼女を潰すのは やめていただきたい。 99 00:07:08,880 --> 00:07:11,549 ふ~ん。 100 00:07:11,549 --> 00:07:13,551 なんですか。 101 00:07:13,551 --> 00:07:17,451 優しく見守るだけじゃ 伝わらないよ? ああいうタイプ。 102 00:07:19,090 --> 00:07:21,090 ≪ ガシャン! 103 00:07:25,530 --> 00:07:29,901 ≪もう 編集者人生 終わりだ…≫ 104 00:07:29,901 --> 00:07:32,904 ≪先生 私が言ったこと 根に持ってるし➡ 105 00:07:32,904 --> 00:07:36,674 サイン会なんて やってくれるわけがない≫ 106 00:07:36,674 --> 00:07:40,245 ≪このまま帰って 編集長に なんて言ったら…≫ 107 00:07:40,245 --> 00:07:42,445 ⦅すごかったんだよ 彼女⦆ 108 00:07:44,215 --> 00:07:47,552 って… 私 何したの!? 109 00:07:47,552 --> 00:07:50,321 あっ もしかして➡ 110 00:07:50,321 --> 00:07:54,059 しょ… しょしょ… 処女のくせに なんか…。 111 00:07:54,059 --> 00:07:58,463 ストップ ストップ ストップ! そんな… そんな技術ないだろ! 112 00:07:58,463 --> 00:08:02,200 あっ 望月 どう思ってんの? 113 00:08:02,200 --> 00:08:06,638 編集長にバラされたりしたら それこそ編集者人生終了! 114 00:08:06,638 --> 00:08:09,274 ああ~ もう どうしよう…。 115 00:08:09,274 --> 00:08:12,944 君は 本当に 感情の起伏が激しいね。 116 00:08:12,944 --> 00:08:14,944 先生! 117 00:08:16,848 --> 00:08:20,518 申し訳ありません! 弁償します! 118 00:08:20,518 --> 00:08:23,421 体で払ってくれてもいいよ? 119 00:08:23,421 --> 00:08:25,421 払いません。 120 00:08:28,093 --> 00:08:31,629 いっ…。 切った? 121 00:08:31,629 --> 00:08:34,429 大丈夫です。 見せて。 122 00:08:35,633 --> 00:08:55,186 ♬~ 123 00:08:55,186 --> 00:09:15,206 ♬~ 124 00:09:15,206 --> 00:09:25,806 ♬~ 125 00:09:27,218 --> 00:09:29,287 なんか想像してたの? 126 00:09:29,287 --> 00:09:31,789 何も想像してません! 127 00:09:31,789 --> 00:09:36,289 ≪この人 やっぱり… 私のこと からかって遊んでる!≫ 128 00:09:38,296 --> 00:09:41,733 はい。 ありがとうございます…。 129 00:09:41,733 --> 00:09:44,736 どういたしまして。 130 00:09:44,736 --> 00:09:47,136 先生。 うん? 131 00:09:48,540 --> 00:09:50,540 あの…。 132 00:09:53,678 --> 00:10:00,518 あの… 私 先生と…➡ 133 00:10:00,518 --> 00:10:02,954 情事してしまったんでしょうか!? 134 00:10:02,954 --> 00:10:06,858 はははっ! 情事って。 135 00:10:06,858 --> 00:10:09,294 笑わないでください! 136 00:10:09,294 --> 00:10:12,297 さあね。 僕も ちゃんと覚えてないな。 137 00:10:12,297 --> 00:10:14,299 真剣なんです! 138 00:10:14,299 --> 00:10:18,002 昨日も言いましたけど 私 恋したことがありません。 139 00:10:18,002 --> 00:10:24,542 もちろん そういう経験も… キスすらしたことがないんです。 140 00:10:24,542 --> 00:10:27,442 笑い事じゃないんです。 141 00:10:29,547 --> 00:10:31,616 してないよ。 えっ…。 142 00:10:31,616 --> 00:10:34,016 君 だいぶ酔っ払ってたし。 143 00:10:38,690 --> 00:10:40,725 あっ。 フラフラで➡ 144 00:10:40,725 --> 00:10:44,495 ろれつ回らなくなったかと思ったら 僕のシャツに 思いっ切り吐いて➡ 145 00:10:44,495 --> 00:10:47,365 そのまま寝ちゃった。 ああ~。 146 00:10:47,365 --> 00:10:51,169 あっ ちなみに 服は 自分から脱いでたからね。 147 00:10:51,169 --> 00:10:53,171 ああ~…。 148 00:10:53,171 --> 00:10:57,208 本当に覚えてないんだ。 申し訳ありません…。 149 00:10:57,208 --> 00:11:00,278 あんなキスしておいて。 150 00:11:00,278 --> 00:11:03,078 キス? 忘れちゃった? 151 00:11:04,649 --> 00:11:07,149 誰が? 君が。 152 00:11:09,287 --> 00:11:11,623 誰に? 僕に。 153 00:11:11,623 --> 00:11:14,292 えっ? ん? 154 00:11:14,292 --> 00:11:17,295 えっ えっ… 誰が? 君が。 155 00:11:17,295 --> 00:11:19,297 誰に? だから 僕に。 156 00:11:19,297 --> 00:11:22,800 だっ… ん? えっ うそですよね。 157 00:11:22,800 --> 00:11:28,539 なんなら 今度は 僕の方から➡ 158 00:11:28,539 --> 00:11:30,541 キスしてあげよっか? 159 00:11:30,541 --> 00:11:37,382 ♬~ 160 00:11:37,382 --> 00:11:39,382 ≪ ドン! ≪ あっ! 161 00:11:41,085 --> 00:11:43,421 月白!? 大丈夫! 162 00:11:43,421 --> 00:11:47,221 全然! 全然 大丈夫! ふふっ ふふふっ…。 163 00:13:50,898 --> 00:13:52,900 ダメだったね。 えっ!? 164 00:13:52,900 --> 00:13:56,037 サイン会。 もう少し 説得材料 増やさないと。 165 00:13:56,037 --> 00:14:00,137 ああ… そうだね。 166 00:14:01,909 --> 00:14:04,045 ケガ 大丈夫? 167 00:14:04,045 --> 00:14:07,745 うん 全然 大丈夫。 ふふふっ。 168 00:14:09,917 --> 00:14:14,017 月白 先生と…。 えっ? 169 00:14:15,490 --> 00:14:19,527 あっ いや…。 そうだ これ 返すね。 170 00:14:19,527 --> 00:14:22,497 おもしろかった。 あっ。 171 00:14:22,497 --> 00:14:26,467 わざわざ ありがと。 大事な本だって言ってたから。 172 00:14:26,467 --> 00:14:29,137 鶴賀昴 あんま読んだことなかったけど➡ 173 00:14:29,137 --> 00:14:31,873 おもしろいね。 うん。 おかえり~。 174 00:14:31,873 --> 00:14:34,773 ふふっ。 ふふふっ。 175 00:14:37,745 --> 00:14:39,745 月白? 176 00:14:41,682 --> 00:14:45,186 ごめん 望月 ちょっと 先戻ってて! 177 00:14:45,186 --> 00:14:47,188 えっ? 178 00:14:47,188 --> 00:14:50,625 ≫ ガシャン ガシャン ガシャン… ≫ 先生! 179 00:14:50,625 --> 00:14:53,194 ≫ ガシャン ガシャン ガシャン… 180 00:14:53,194 --> 00:14:55,696 ≫ 先生! 181 00:14:55,696 --> 00:14:58,296 ≫ ガシャン ガシャン ガシャン ≫ 先生! 182 00:14:59,834 --> 00:15:03,504 何? 先生! 183 00:15:03,504 --> 00:15:08,509 サイン会 やりましょう。 だから やらないって。 184 00:15:08,509 --> 00:15:12,909 先生 これ 私の宝物です。 185 00:15:14,849 --> 00:15:17,285 鶴賀昴先生のサイン本です。 186 00:15:17,285 --> 00:15:20,221 高校生のときに買いました。 187 00:15:20,221 --> 00:15:26,360 先生 知っていますか? 先生の新刊 1500円するんです。 188 00:15:26,360 --> 00:15:31,199 学生さんにとって 1500円って それなりの額だと思うんです。 189 00:15:31,199 --> 00:15:34,535 月3000円のお小遣いで… 文庫になるまでなんて➡ 190 00:15:34,535 --> 00:15:39,240 待てなくて お昼ご飯 我慢して 本代にして。 191 00:15:39,240 --> 00:15:44,645 そんな読者の方にとって サイン本は 宝物なんです。 192 00:15:44,645 --> 00:15:47,982 先生…➡ 193 00:15:47,982 --> 00:15:51,452 先生の新刊を 本当に待っていてくれる➡ 194 00:15:51,452 --> 00:15:59,293 読者の皆さんと 一度 顔を合わせてみませんか? 195 00:15:59,293 --> 00:16:05,593 先生が 更に飛躍するために 絶対に プラスになると思います! 196 00:16:12,406 --> 00:16:16,244 (千夜香) ⦅じゃ~ん! 宝物にするんだ。➡ 197 00:16:16,244 --> 00:16:18,246 ふふふっ⦆ 198 00:16:18,246 --> 00:16:23,584 ♬~ 199 00:16:23,584 --> 00:16:26,087 分かったよ。 えっ…。 200 00:16:26,087 --> 00:16:28,087 やるよ サイン会。 201 00:16:30,491 --> 00:16:33,494 本当ですか? うん。 202 00:16:33,494 --> 00:16:35,594 ありがとうございます! 203 00:16:39,500 --> 00:16:43,104 それから…➡ 204 00:16:43,104 --> 00:16:46,107 昨晩の接吻の件➡ 205 00:16:46,107 --> 00:16:49,110 申し訳ございませんでした! 206 00:16:49,110 --> 00:16:54,048 酔っ払っていたなど 言い訳になりません。 207 00:16:54,048 --> 00:16:59,048 本当に申し訳ございませんでした。 208 00:17:03,424 --> 00:17:05,426 失礼します。 209 00:17:05,426 --> 00:17:10,431 ♬~ 210 00:17:10,431 --> 00:17:12,631 謝られちゃったよ。 211 00:17:16,170 --> 00:17:20,975 ≪私から先生に? キス? 本当にしたの?≫ 212 00:17:20,975 --> 00:17:22,977 ≪先生が また からかって言ってるだけ!?≫ 213 00:17:22,977 --> 00:17:26,981 ≪えっ 待って つまり 私のファーストキス➡ 214 00:17:26,981 --> 00:17:29,181 加賀屋先生!?≫ 215 00:17:32,119 --> 00:17:37,158 うう~… うわぁ~‼ 216 00:17:37,158 --> 00:17:39,994 ≪なんで!? 私 加賀屋先生のこと好きなの!?≫ 217 00:17:39,994 --> 00:17:41,996 ≪そもそも 好きって何!? ああ~ もう➡ 218 00:17:41,996 --> 00:17:43,998 なんで そういうの 中学とか高校で➡ 219 00:17:43,998 --> 00:17:47,969 すませとかないんだよぉ~≫ 220 00:17:47,969 --> 00:17:49,969 はぁ~…。 221 00:18:01,983 --> 00:18:07,421 ≪近所のおねえさんが 教えてくれた 初恋の物語…≫ 222 00:18:07,421 --> 00:18:11,325 (千夜香)⦅うん おもしろい。 鹿子ちゃん 大人になったら➡ 223 00:18:11,325 --> 00:18:13,928 小説家になれるよ⦆ ⦅なれるかなぁ⦆ 224 00:18:13,928 --> 00:18:17,365 (千夜香)⦅なれるよ。 次は どんなお話 書くの?⦆ 225 00:18:17,365 --> 00:18:21,035 ⦅んん~ どうしよっかなぁ⦆ (千夜香)⦅ふふっ。➡ 226 00:18:21,035 --> 00:18:24,972 恋愛ものは? 鹿子ちゃん 好きな人いないの?⦆ 227 00:18:24,972 --> 00:18:28,109 ⦅ええ~ いない⦆ (千夜香)⦅いないか~⦆ 228 00:18:28,109 --> 00:18:32,346 ⦅おねえちゃんは?⦆ (千夜香)⦅ふふふっ いるよ➡ 229 00:18:32,346 --> 00:18:37,885 好きな人⦆ ⦅好きって どういうこと?⦆ 230 00:18:37,885 --> 00:18:43,891 (千夜香)⦅んん~ 好き…。➡ 231 00:18:43,891 --> 00:18:46,794 あっ。➡ 232 00:18:46,794 --> 00:18:49,797 この本 読んだことある?⦆ ⦅ううん⦆ 233 00:18:49,797 --> 00:18:51,832 (千夜香)⦅私が 鹿子ちゃんぐらいのときに➡ 234 00:18:51,832 --> 00:18:54,168 読んだんだよね。 あげる⦆ 235 00:18:54,168 --> 00:18:56,637 ⦅えっ いいの!?⦆ (千夜香)⦅うん 読んでみて⦆ 236 00:18:56,637 --> 00:18:59,240 ⦅ありがとう!⦆ (千夜香)⦅ふふふっ⦆ 237 00:18:59,240 --> 00:19:01,242 ⦅≪ 天村さん!⦆ 238 00:19:01,242 --> 00:19:04,145 (千夜香)⦅あっ 今 行く。 じゃあね 鹿子ちゃん⦆ 239 00:19:04,145 --> 00:19:06,147 ⦅バイバイ⦆ (千夜香)⦅バイバイ⦆ 240 00:19:06,147 --> 00:19:13,687 ♬~ 241 00:19:13,687 --> 00:19:18,859 ≪「それは まったく突然。 急に 胸が苦しくなって。」≫ 242 00:19:18,859 --> 00:19:23,097 ≪「パチン。 思わず飛び上がるほどの➡ 243 00:19:23,097 --> 00:19:28,997 大きな音を立てて 胸の中で 何かがはじけたのだ。」≫ 244 00:19:32,840 --> 00:19:34,842 違う 違う…。 245 00:19:34,842 --> 00:19:36,944 パチンなんて音してない。 246 00:19:36,944 --> 00:19:44,819 ♬~ 247 00:19:44,819 --> 00:19:47,822 ミーンミンミン…(セミの鳴き声) 248 00:19:47,822 --> 00:19:50,022 ガラガラガラ…(戸の音) 249 00:20:00,768 --> 00:20:04,672 (光稀) はい 確かに。 お疲れさまでした。 250 00:20:04,672 --> 00:20:08,809 よろしく。 (光稀)また 違う女。 251 00:20:08,809 --> 00:20:11,445 ああ… 勝手についてきたんだよ。 252 00:20:11,445 --> 00:20:13,447 (光稀)いつか刺されるよ。 253 00:20:13,447 --> 00:20:15,449 それならそれでいいよ 別に…。 254 00:20:15,449 --> 00:20:19,787 (光稀)で 今度は何者? まさか 担当編集者じゃないでしょうね。 255 00:20:19,787 --> 00:20:21,789 担当になんか 手 出すわけないだろ。 256 00:20:21,789 --> 00:20:23,791 (光稀)こないだの子は? ん? 257 00:20:23,791 --> 00:20:27,261 (光稀)「私は 絶対に 甘やかしませんから!」。 258 00:20:27,261 --> 00:20:29,763 ああ…。 (光稀)どうなの? 259 00:20:29,763 --> 00:20:32,766 どうなのって 見ただろ? 子供だよ。 260 00:20:32,766 --> 00:20:36,770 (光稀)そうかな。 本当は 興味あるんじゃない? 261 00:20:36,770 --> 00:20:41,876 まあ おもしろい子だけどね。 262 00:20:41,876 --> 00:20:44,445 (光稀) 晩ご飯 冷蔵庫に入ってるから。➡ 263 00:20:44,445 --> 00:20:46,614 適当に お召し上がりください。 264 00:20:46,614 --> 00:20:49,250 はい。 (光稀)今日は 一人で寝れる? 265 00:20:49,250 --> 00:20:52,419 ん…。 大丈夫。 266 00:20:52,419 --> 00:20:54,419 (光稀)じゃあ。 267 00:20:56,223 --> 00:20:58,223 あっ 光稀。 268 00:21:00,561 --> 00:21:02,563 いつも ありがとう。 269 00:21:02,563 --> 00:21:04,563 (光稀)今更…。 270 00:21:06,233 --> 00:21:08,233 ふふっ…。 271 00:23:11,292 --> 00:23:13,292 後ろ 気をつけてください。 (スタッフ)はい。 272 00:23:16,397 --> 00:23:19,266 あっ 谷崎さん。 看板 ちょっと掛けといてもらえる? 273 00:23:19,266 --> 00:23:21,602 (鏡花)あっ はい。 よいしょ。 274 00:23:21,602 --> 00:23:24,505 ちょこまかと よく働くねぇ。 275 00:23:24,505 --> 00:23:27,107 先生 なんで そんな所にいらっしゃるんですか。 276 00:23:27,107 --> 00:23:31,445 どうぞ 控え室に。 だって 働いてる姿➡ 277 00:23:31,445 --> 00:23:33,645 そそられるから。 278 00:23:39,053 --> 00:23:43,190 ≪あれから 先生の顔が 頭から離れない≫ 279 00:23:43,190 --> 00:23:45,459 ⦅あんなキスしておいて⦆ 280 00:23:45,459 --> 00:23:52,433 ♬~ 281 00:23:52,433 --> 00:23:56,403 ≪違う! 恋とかじゃない! 先生は 私のこと からかって➡ 282 00:23:56,403 --> 00:23:58,772 遊んでるだけ≫ 283 00:23:58,772 --> 00:24:02,643 (鏡花) 月白さん。 これで大丈夫ですか? 284 00:24:02,643 --> 00:24:05,479 ああ~。 285 00:24:05,479 --> 00:24:08,315 大丈…。 286 00:24:08,315 --> 00:24:12,315 あっ ちょっと こっちが歪んで…。 287 00:24:13,754 --> 00:24:16,657 あっ! ああっ! 288 00:24:16,657 --> 00:24:18,659 危なっかしいな。 289 00:24:18,659 --> 00:24:21,859 先生! あっ すみません! 290 00:24:23,497 --> 00:24:25,497 大丈夫? 291 00:24:27,034 --> 00:24:31,505 本当に… 本当に➡ 292 00:24:31,505 --> 00:24:34,405 申し訳ありませんでした。 293 00:24:36,410 --> 00:24:40,080 先生 事情は 僕から 説明させていただきますので➡ 294 00:24:40,080 --> 00:24:42,983 今日は記念撮影のみで…。 295 00:24:42,983 --> 00:24:45,719 申し訳ありません…。 296 00:24:45,719 --> 00:24:47,819 やるよ サイン会。 297 00:24:51,392 --> 00:24:53,492 読者のためなんだろ? 298 00:24:57,431 --> 00:24:59,431 先生…。 299 00:25:03,404 --> 00:25:06,407 ほら 行くぞ。 300 00:25:06,407 --> 00:25:08,409 はい。 301 00:25:08,409 --> 00:25:12,946 ♬~ 302 00:25:12,946 --> 00:25:15,916 それでは 加賀屋朔先生のご登場です。➡ 303 00:25:15,916 --> 00:25:18,085 皆様 拍手でお迎えください。 304 00:25:18,085 --> 00:25:23,557 パチパチパチ…(拍手) 305 00:25:23,557 --> 00:25:25,626 (一同)きゃあ~! 306 00:25:25,626 --> 00:25:30,130 ♬~ 307 00:25:30,130 --> 00:25:33,000 どうもありがとう。 (女性)ありがとうございます。 308 00:25:33,000 --> 00:25:35,002 カシャ! (女性)ありがとうございます! 309 00:25:35,002 --> 00:25:37,004 (女性)ありがとうございました。 どうもありがとう。 310 00:25:37,004 --> 00:25:41,604 (女性)ああ~ 握手を! ああっ! ははっ ありがとうございます。 311 00:25:43,010 --> 00:25:45,946 (女性) あっ… ありがとうございます。 312 00:25:45,946 --> 00:25:49,583 どうぞ。 (女性)お願いします。 313 00:25:49,583 --> 00:25:52,453 先生! 新しいペン ちょうだい。 314 00:25:52,453 --> 00:25:54,455 どうぞ。 315 00:25:54,455 --> 00:26:08,168 ♬~ 316 00:26:08,168 --> 00:26:10,168 失礼します。 317 00:26:15,642 --> 00:26:19,546 本当に申し訳ありませんでした。 318 00:26:19,546 --> 00:26:22,082 作家の命ともいえる手なのに…。 319 00:26:22,082 --> 00:26:27,554 不穏なこと言わないでよ 二度と 使えないわけじゃあるまいし。 320 00:26:27,554 --> 00:26:29,556 あっ…。 321 00:26:29,556 --> 00:26:32,356 あっ 私が。 322 00:26:37,564 --> 00:26:42,035 そんなに責任感じるならさ➡ 323 00:26:42,035 --> 00:26:45,038 僕の手の代わりになる? 324 00:26:45,038 --> 00:26:47,438 お疲れさま。 あっ…。 325 00:26:48,942 --> 00:26:51,311 あっ そうだ。 326 00:26:51,311 --> 00:26:54,481 これ。 私 もう持ってます。 327 00:26:54,481 --> 00:26:58,318 お小遣い 月3000円のファンの子に。 328 00:26:58,318 --> 00:27:11,031 ♬~ 329 00:27:11,031 --> 00:27:14,401 えっ…。 330 00:27:14,401 --> 00:27:18,872 ≪何これ 何これ。 胸が…➡ 331 00:27:18,872 --> 00:27:20,874 パチンっていってる≫ 332 00:27:20,874 --> 00:27:40,060 ♬~ 333 00:27:40,060 --> 00:27:45,899 ♬~ 334 00:27:45,899 --> 00:27:47,935 ♬~ 335 00:27:47,935 --> 00:27:50,837 帰ろっか。 336 00:27:50,837 --> 00:27:55,208 先生と なんかあった? えっ!? 337 00:27:55,208 --> 00:27:57,311 あったんだ。 338 00:27:57,311 --> 00:27:59,746 何言ってんの ないよ! 339 00:27:59,746 --> 00:28:03,250 だいたい 私なんか 女の子として見られるわけ…。 340 00:28:03,250 --> 00:28:05,250 バン! 341 00:28:09,690 --> 00:28:13,060 女の子だよ。 342 00:28:13,060 --> 00:28:16,630 ♬~ 343 00:28:16,630 --> 00:28:18,632 先生! 先生! 344 00:28:18,632 --> 00:28:20,634 私が 先生の手になります! 345 00:28:20,634 --> 00:28:23,170 僕が 光稀と どういう関係でも 君には関係ないことだよ。 346 00:28:23,170 --> 00:28:25,706 加賀屋君が また恋をしたら 変わるのかも。 347 00:28:25,706 --> 00:28:28,575 もっちーは もっと 自分のしたいようにすればいいの。 348 00:28:28,575 --> 00:28:31,175 この気持ちは 恋なんでしょうか。