1 00:00:34,021 --> 00:00:44,021 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:01:49,079 --> 00:01:51,079 (恵里)島田さん…。 3 00:02:01,024 --> 00:02:09,366 ♬~ 4 00:02:09,366 --> 00:02:12,019 (ノック) 5 00:02:12,019 --> 00:02:14,688 (真理亜)はい どうぞ。 6 00:02:14,688 --> 00:02:17,024 (戸が開く音) 7 00:02:17,024 --> 00:02:22,079 (真理亜)島田さん。 (島田)ハハハ やあ どうだい? 8 00:02:22,079 --> 00:02:28,585 まあね。 あれ? 今頃 お別れ会じゃなかったの? 9 00:02:28,585 --> 00:02:34,024 うん… てれくさくてね どうも。 10 00:02:34,024 --> 00:02:37,361 君なら 分かってくれるんじゃないかな? 11 00:02:37,361 --> 00:02:42,099 まあね。 小学生が 転校してく訳じゃないもんね。 12 00:02:42,099 --> 00:02:45,752 泣けてしまいそうだから。 え? 13 00:02:45,752 --> 00:02:51,358 真理亜ちゃん ありがとう 世話になったね。 14 00:02:51,358 --> 00:02:57,358 そんな 私は 何にも…。 幸せになってくれよ。 15 00:02:59,416 --> 00:03:01,416 それじゃあね。 16 00:03:05,355 --> 00:03:07,655 あ…。 ん? 17 00:03:12,095 --> 00:03:15,365 元気でね。 うん。 18 00:03:15,365 --> 00:03:17,551 フフフ 死なないでよ。 19 00:03:17,551 --> 00:03:32,583 ♬~ 20 00:03:32,583 --> 00:03:35,583 (柴田)じゃ… 読みます。 21 00:03:43,594 --> 00:03:50,033 「一風館の皆様 せっかく 私のために集まって➡ 22 00:03:50,033 --> 00:03:54,021 別れの会を 開いてくれるというのに➡ 23 00:03:54,021 --> 00:03:58,592 逃げるように去っていく わがままを お許し下さい。➡ 24 00:03:58,592 --> 00:04:04,031 どうも そういう席は てれくさくて 苦手です。➡ 25 00:04:04,031 --> 00:04:08,018 本当に 申し訳ない。➡ 26 00:04:08,018 --> 00:04:12,089 ですが お世話になった皆さんには➡ 27 00:04:12,089 --> 00:04:20,414 ひと言 お礼とお別れが言いたくて ペンを取りました。➡ 28 00:04:20,414 --> 00:04:29,022 池端容子さん。 あなたの 朗らかで おおらかな笑顔が➡ 29 00:04:29,022 --> 00:04:34,761 私は大好きだった。 仕事を愛し 誇りを持ち➡ 30 00:04:34,761 --> 00:04:38,749 恵里ちゃんや 真理亜ちゃんを 妹のように かわいがる➡ 31 00:04:38,749 --> 00:04:43,020 そんな あなたを 2人とも 頼りにしている。➡ 32 00:04:43,020 --> 00:04:48,025 2階の3人は とても すてきな関係だと思います。➡ 33 00:04:48,025 --> 00:04:51,595 これからも 頑張って下さい。➡ 34 00:04:51,595 --> 00:04:55,095 ただし あまり お酒を飲み過ぎないように」。 35 00:04:59,753 --> 00:05:05,425 「柴田幸造君。➡ 36 00:05:05,425 --> 00:05:18,021 君は いい男だ。 君のような男は いつか必ず 幸せになれる。➡ 37 00:05:18,021 --> 00:05:23,360 そうでなくては 世の中 間違っている。➡ 38 00:05:23,360 --> 00:05:27,080 私は そう思う。➡ 39 00:05:27,080 --> 00:05:32,085 ただ これからは もっと 自分を出していきなさい。➡ 40 00:05:32,085 --> 00:05:38,085 君は 人の事を 考え過ぎてしまうところがある」。 41 00:05:41,028 --> 00:05:44,328 「世話に なりました」。 42 00:05:50,754 --> 00:06:01,031 「上村文也君。 君と恵里ちゃんが 結婚すると聞いた時➡ 43 00:06:01,031 --> 00:06:05,085 私は 本当に うれしかった。➡ 44 00:06:05,085 --> 00:06:11,525 世の中 まだ捨てたもんじゃないな という気持ちにさせてくれた。➡ 45 00:06:11,525 --> 00:06:15,095 ありがとう。➡ 46 00:06:15,095 --> 00:06:19,366 かつて 医者だった者として もっと 君と➡ 47 00:06:19,366 --> 00:06:26,423 いろいろな話がしたかった。 それが 残念です。➡ 48 00:06:26,423 --> 00:06:35,032 だが 短い間だったけれど 君を見ていて 私には分かる。➡ 49 00:06:35,032 --> 00:06:40,087 君は いい医者になれる。➡ 50 00:06:40,087 --> 00:06:45,759 確かな技術を持ち そして 患者の痛みも分かる➡ 51 00:06:45,759 --> 00:06:51,031 そういう医者に 君は きっと なれる。➡ 52 00:06:51,031 --> 00:06:57,688 頑張って下さい。 恵里ちゃんと お幸せに」。 53 00:06:57,688 --> 00:07:02,025 ♬~ 54 00:07:02,025 --> 00:07:08,031 「古波蔵恵達君」。 (恵達)はい。 55 00:07:08,031 --> 00:07:13,019 「君には 頼みがあるのだ。➡ 56 00:07:13,019 --> 00:07:21,595 私のオーディオや レコードを譲り受けて もらえないだろうか?➡ 57 00:07:21,595 --> 00:07:24,698 息子の家に 持ち込む訳にもいかんし➡ 58 00:07:24,698 --> 00:07:28,351 さすがに 捨てるのは忍びない。➡ 59 00:07:28,351 --> 00:07:36,026 私は クラシック音楽が好きだった。 だが 音楽というものには➡ 60 00:07:36,026 --> 00:07:42,699 ジャンルとか 世代とか そんなものは ないんじゃないだろうか。➡ 61 00:07:42,699 --> 00:07:47,354 きっと 私が聴いてきた音楽だって 君にとって➡ 62 00:07:47,354 --> 00:07:52,092 無駄にはならないんじゃ ないだろうか。➡ 63 00:07:52,092 --> 00:07:59,750 そして 君は そんなふうに どんな人でも楽しめる➡ 64 00:07:59,750 --> 00:08:06,089 感動できる そんな音楽を 作ってもらいたい。➡ 65 00:08:06,089 --> 00:08:13,029 君なら できる。 ロックの事は 私には分からない。➡ 66 00:08:13,029 --> 00:08:20,086 だが 恵達君の優しさが にじみ出ているロックが➡ 67 00:08:20,086 --> 00:08:27,527 私は好きだった。 頂いたCDは 大切にします。 私の宝物です」。 68 00:08:27,527 --> 00:08:33,383 ♬~ 69 00:08:33,383 --> 00:08:40,690 「そして 古波蔵恵里さん。➡ 70 00:08:40,690 --> 00:08:47,047 あなたには 本当に ビックリさせられた。➡ 71 00:08:47,047 --> 00:08:51,685 今どき こんな子がいるのかと➡ 72 00:08:51,685 --> 00:08:54,985 本当に ビックリさせられどおしだった」。 73 00:08:57,023 --> 00:09:00,527 島田さん…。 74 00:09:00,527 --> 00:09:09,085 「君の事は もう とても 手紙では 語り尽くせない。➡ 75 00:09:09,085 --> 00:09:16,092 でも 恵里ちゃん… 本当に ありがとう。➡ 76 00:09:16,092 --> 00:09:27,754 私は 君のおかげで 一度 捨てた人生を取り戻した。➡ 77 00:09:27,754 --> 00:09:36,029 君のおかげで 人と触れ合う事の 楽しさや喜びを➡ 78 00:09:36,029 --> 00:09:45,088 もう一度 感じる事ができた。 君が来てからの一風館は➡ 79 00:09:45,088 --> 00:09:56,366 本当に 楽しかった。 本当に 本当に 楽しかった。➡ 80 00:09:56,366 --> 00:10:02,088 天職である 看護婦の仕事 頑張って下さい。➡ 81 00:10:02,088 --> 00:10:08,528 君なら 大丈夫。 それでは 皆さん お元気で」。 82 00:10:08,528 --> 00:10:11,097 ♬~ 83 00:10:11,097 --> 00:10:17,537 「さようなら。 島田大心」。 84 00:10:17,537 --> 00:10:44,080 ♬~ 85 00:10:44,080 --> 00:10:48,418 (みづえ)さあ 食べましょうか。➡ 86 00:10:48,418 --> 00:10:54,090 ね 食べよう。 (容子)そうだね。 87 00:10:54,090 --> 00:10:58,528 そうですね 食べましょう 恵里さん。 88 00:10:58,528 --> 00:11:00,528 はい。 89 00:11:07,087 --> 00:11:13,087 何か… あれだな。 ん? 90 00:11:15,095 --> 00:11:24,087 何か… 卒業式みたいでしたね。 ハハハ そうだね。 91 00:11:24,087 --> 00:11:31,094 卒業式が終わってさ 教室に戻って 先生に一人一人 言葉もらってさ。 92 00:11:31,094 --> 00:11:35,081 あったね。 ありましたねぇ。 93 00:11:35,081 --> 00:11:41,588 ありました ありました。 最後 みんなで泣いてしまってね。 94 00:11:41,588 --> 00:11:46,593 泣いてしまって…。 さあ 食べましょうよ。 95 00:11:46,593 --> 00:11:51,531 たくさん 作ったんだから。 96 00:11:51,531 --> 00:11:55,518 あ そうだ 管理人さん。 ん? 何? 97 00:11:55,518 --> 00:12:00,090 管理人さんだけ 別の手紙なんですよね。 そう。 98 00:12:00,090 --> 00:12:03,593 何? 読まないの? ねえ 読まないの? 99 00:12:03,593 --> 00:12:08,081 うん 後で こっそり 1人で 読むの。 100 00:12:08,081 --> 00:12:12,085 え~! でも そうか。 101 00:12:12,085 --> 00:12:18,108 ウフフフ そうよ。 大事な大事な 恋文ですもの。 ウフフフ。 102 00:12:18,108 --> 00:12:21,127 そっか…。 103 00:12:21,127 --> 00:13:13,530 ♬~(ベートーベン「交響曲第九番」) 104 00:13:13,530 --> 00:14:38,081 ♬~ 105 00:14:38,081 --> 00:14:44,537 島田さん 大丈夫かな。 (文也)うん。 106 00:14:44,537 --> 00:14:48,591 ♬~ 107 00:14:48,591 --> 00:14:50,527 家族か…。 108 00:14:50,527 --> 00:14:57,417 ♬~ 109 00:14:57,417 --> 00:15:02,038 私達も 新しい家族を 作るんだよね。 110 00:15:02,038 --> 00:15:10,096 ♬~ 111 00:15:10,096 --> 00:15:18,096 そうだね。 自分達で 作るんだよね。 112 00:15:20,023 --> 00:15:22,091 うん。 113 00:15:22,091 --> 00:15:28,091 ♬~ 114 00:15:36,472 --> 00:15:40,810 秋色に染まった… 115 00:15:40,810 --> 00:15:46,010 西城秀樹さんが 食材探しの旅に やって来ました。 116 00:15:47,684 --> 00:15:53,323 (西城)すごい やっぱり 一面 紅葉で きれいですよね。 117 00:15:53,323 --> 00:15:57,660 長野っていうと そばでしょ。 ねえ!