1 00:00:14,414 --> 00:00:18,568 《三間:雨の日は 耳でその音を拾いながら 2 00:00:18,568 --> 00:00:22,922 小説を読むのが 心地いい。 3 00:00:22,922 --> 00:00:26,743 作者が与えてくれた 情報を頼りに 4 00:00:26,743 --> 00:00:32,432 イメージもサウンドも読み手が補う。 5 00:00:32,432 --> 00:00:37,232 切れない集中力に 次第に雨音も遠ざかる》 6 00:00:56,572 --> 00:00:59,242 ん? 7 00:00:59,242 --> 00:01:03,242 《また同じ行を読んでしまった》 8 00:01:09,919 --> 00:01:13,423 《文字で人を夢中にさせる。 9 00:01:13,423 --> 00:01:20,723 そんな力を持ったヤツが 昔 身近にいた気がする》 10 00:01:23,583 --> 00:01:28,583 元晴:貴之 これ約束してたやつ。 11 00:01:31,574 --> 00:01:33,760 小説 書けたの? 12 00:01:33,760 --> 00:01:38,060 うん。 貴之に最初の 読者になってほしいんだ。 13 00:01:44,437 --> 00:01:49,075 う~ん 今日は 学校お休みしなきゃね。 14 00:01:49,075 --> 00:01:52,775 元晴に感想を伝えなきゃ。 15 00:01:55,098 --> 00:02:01,104 あぁ 今日で 転校しちゃうんだったわね。 16 00:02:01,104 --> 00:02:05,104 残念だけど また会えるといいわね 17 00:02:13,449 --> 00:02:17,987 (爽太)三間 三間。 18 00:02:17,987 --> 00:02:21,287 ボタン 押してないけど。 19 00:02:25,111 --> 00:02:28,764 (爽太)お前のドジは 珍しくないけどどうした? 20 00:02:28,764 --> 00:02:31,450 あっ 今日の 打ち合わせに緊張してる? 21 00:02:31,450 --> 00:02:33,953 それは あるかもしれませんね。 22 00:02:33,953 --> 00:02:37,456 好きな作家さんの映画化の プロモーションなんだから 23 00:02:37,456 --> 00:02:41,794 ガチガチせずに ワクワクしとけよ。 24 00:02:41,794 --> 00:02:43,994 ありがとうございます。 25 00:02:51,954 --> 00:02:53,956 あっち…。 26 00:02:53,956 --> 00:02:57,956 <クールでかっこいい彼らは 全員ドジ> 27 00:03:01,130 --> 00:03:06,786 <ドジがドジを呼び 彼らの毎日は ますますクールに決まる。 28 00:03:06,786 --> 00:03:10,486 そんな男子たちが織り成す 日常のお話> 29 00:04:14,420 --> 00:04:17,420 <三間の記憶の巻> 30 00:04:19,542 --> 00:04:21,777 (白川)五十嵐先生 どうして いつも 31 00:04:21,777 --> 00:04:23,796 待ち合わせ場所を 間違えるんですか? 32 00:04:23,796 --> 00:04:27,783 (五十嵐)ごめん ごめん。 でも僕は京都から来てるんだし 33 00:04:27,783 --> 00:04:31,954 大目に見てよ。 まったく。 34 00:04:31,954 --> 00:04:34,807 白川ちゃんは 今日も怒ってるね。 35 00:04:34,807 --> 00:04:38,427 怒ってないです 心配したんです! 36 00:04:38,427 --> 00:04:41,864 あっ。 なんですか? 37 00:04:41,864 --> 00:04:45,117 今の漫画のタイトルっぽいね。 38 00:04:45,117 --> 00:04:49,105 『白川ちゃんは 今日も怒っている!』。 39 00:04:49,105 --> 00:04:53,042 深夜にドラマ化されそう。 40 00:04:53,042 --> 00:04:54,961 わざわざ歩みを 止めて言うことですか 41 00:04:54,961 --> 00:04:56,963 このマイペース男! 42 00:04:56,963 --> 00:04:59,263 ありがとう。 褒めてません! 43 00:05:03,602 --> 00:05:07,490 (三間)五十嵐元晴先生…。 44 00:05:07,490 --> 00:05:10,009 《どこか親近感を覚えるのは 45 00:05:10,009 --> 00:05:14,130 作品内容のせいか それともこの 46 00:05:14,130 --> 00:05:17,330 見覚えのある名前のせいか》 47 00:05:19,719 --> 00:05:23,219 元晴 48 00:05:28,461 --> 00:05:31,461 本日は よろしくお願いいたします。 49 00:05:33,933 --> 00:05:36,852 あっ 雨 大丈夫でした? 50 00:05:36,852 --> 00:05:39,772 ちょうど やんでる時に 移動だったので。 51 00:05:39,772 --> 00:05:42,792 今回 担当させていただきます 三間です。 52 00:05:42,792 --> 00:05:45,261 よろしくお願いいたします。 53 00:05:45,261 --> 00:05:47,761 ちょうだいいたします。 54 00:05:50,766 --> 00:05:54,687 三間貴之…。 55 00:05:54,687 --> 00:05:57,587 お~い 元晴! 56 00:06:00,760 --> 00:06:03,279 私 五十嵐先生のファンでして。 57 00:06:03,279 --> 00:06:05,979 お会いできて光栄です。 58 00:06:08,167 --> 00:06:10,703 ありがとうございます。 59 00:06:10,703 --> 00:06:12,638 どうぞ おかけください。 60 00:06:12,638 --> 00:06:14,838 失礼します。 61 00:06:25,801 --> 00:06:29,501 《貴之… 気づいてないのか?》 62 00:06:33,192 --> 00:06:35,892 《五十嵐先生って…》 63 00:06:47,940 --> 00:06:49,942 《意外と若い。 64 00:06:49,942 --> 00:06:53,496 もっと年上かと思ってた》 65 00:06:53,496 --> 00:06:56,782 では 早速ですが 映画サイト用に 66 00:06:56,782 --> 00:06:58,784 短編を書き下ろして いただけるとのことで 67 00:06:58,784 --> 00:07:02,805 その大まかな方向性について 話せたらと思うのですが 68 00:07:02,805 --> 00:07:04,774 こちら側の提案としましては 69 00:07:04,774 --> 00:07:07,626 資料の 4ページ目に記載しましたとおり 70 00:07:07,626 --> 00:07:11,013 主人公とヒロインの原点が 見えるものという条件を 71 00:07:11,013 --> 00:07:15,034 同じ境遇を持つ人物の 誕生エピソードとして描くことで 72 00:07:15,034 --> 00:07:16,952 パラレルワールド的な要素を…。 73 00:07:16,952 --> 00:07:20,806 それでは こちらの方向で お願いいたします。 74 00:07:20,806 --> 00:07:24,343 先生は 神奈川とは 何か ご縁があるんですか? 75 00:07:24,343 --> 00:07:28,948 こちらの作品でも 妙に記述が具体的といいますか…。 76 00:07:28,948 --> 00:07:31,784 子供の頃 少し住んでたことがあって。 77 00:07:31,784 --> 00:07:33,786 ああ なるほど。 78 00:07:33,786 --> 00:07:35,771 確か 三間も そこら辺 出身だったよな? 79 00:07:35,771 --> 00:07:37,790 はい。 80 00:07:37,790 --> 00:07:39,792 そんな気がしてました。 81 00:07:39,792 --> 00:07:41,792 えっ? 82 00:07:43,779 --> 00:07:47,817 《今 確信に変わった。 83 00:07:47,817 --> 00:07:50,817 やっぱり 五十嵐先生は…》 84 00:07:58,794 --> 00:08:01,780 《すごい小説家だ。 85 00:08:01,780 --> 00:08:03,782 ここまでの僕の言動を見て 86 00:08:03,782 --> 00:08:06,936 神奈川的要素を感じ取るなんて》 87 00:08:06,936 --> 00:08:09,605 三間さんは 今年 27歳ですか? 88 00:08:09,605 --> 00:08:12,441 はい… えっ? どこかに書いてありましたかね? 89 00:08:12,441 --> 00:08:14,460 (五十嵐)書いていませんよ。 90 00:08:14,460 --> 00:08:16,495 《すごい!》 91 00:08:16,495 --> 00:08:20,115 小4の時の担任って 田中先生じゃなかったです? 92 00:08:20,115 --> 00:08:22,101 そんなこともわかるんですか! 93 00:08:22,101 --> 00:08:24,103 五十嵐先生って 占い師みたいですね! 94 00:08:24,103 --> 00:08:26,105 まだまだ こんなもんじゃないですよ! 95 00:08:26,105 --> 00:08:28,774 《白川/爽太:この2人 知り合いじゃね?》 96 00:08:28,774 --> 00:08:30,759 クラスで飼っていた金魚の名前は 金太と金子でしたっけ? 97 00:08:30,759 --> 00:08:33,779 そうです! さすがですね。 98 00:08:33,779 --> 00:08:35,781 あっ そうだ。 99 00:08:35,781 --> 00:08:38,133 あと 書き下ろし小説の 掲載イメージですが 100 00:08:38,133 --> 00:08:42,004 スマホで見ると こんな感じです。 101 00:08:42,004 --> 00:08:44,004 えっ? 102 00:08:48,460 --> 00:08:52,131 フフ… いや まったく 関係ないの見せてるけど。 103 00:08:52,131 --> 00:08:55,000 あっ すみません。 先ほど 『ブレッドモンスター』の 104 00:08:55,000 --> 00:08:57,036 新作映画のニュースを見ていまして。 105 00:08:57,036 --> 00:09:02,274 フフフ…。 相変わらずですね。 106 00:09:02,274 --> 00:09:04,443 えっ? 107 00:09:04,443 --> 00:09:07,096 『ブレッドモンスター』ですか。 108 00:09:07,096 --> 00:09:10,783 歌も 小学校で流行りましたよね。 109 00:09:10,783 --> 00:09:13,652 『ブレモン焼けるかな』 でしたっけ? 110 00:09:13,652 --> 00:09:17,189 あっ 三間さん 食パンのモンスターが 好きだったんじゃないですか? 111 00:09:17,189 --> 00:09:19,091 そんなことまで わかるんですか!? 112 00:09:19,091 --> 00:09:23,145 《白川/爽太:この2人 もう絶対 知り合いだろ!》 113 00:09:23,145 --> 00:09:25,545 作家さんって なんでもお見通しなんですね! 114 00:09:27,533 --> 00:09:29,533 《爽太:三間だけ 気づいてないんじゃ…》 115 00:09:31,453 --> 00:09:35,341 《爽太:フッ。 でも まあ 116 00:09:35,341 --> 00:09:37,841 珍しく ワクワクしてんな》 117 00:09:40,095 --> 00:09:43,082 はぁ~。 初めてお会いして 緊張しました。 118 00:09:43,082 --> 00:09:45,084 えっ? いやいや いやいや…。 119 00:09:45,084 --> 00:09:47,503 お前 絶対 知り合いだろ! えっ? 120 00:09:47,503 --> 00:09:51,423 五十嵐元晴先生 同じ小学校だった とかじゃないの? 121 00:09:51,423 --> 00:09:54,426 確かに 昔 同じ名前の 友人はいましたけど…。 122 00:09:54,426 --> 00:09:56,412 いや もう じゃあ 絶対それだよ。 123 00:09:56,412 --> 00:09:59,832 なんで気付かないんだよ。 面影とかないの? 124 00:09:59,832 --> 00:10:02,751 そういえば その人も小説書いてました。 125 00:10:02,751 --> 00:10:06,755 文章の書き方の癖が似ています。 ここまできて気付く要素それ? 126 00:10:06,755 --> 00:10:09,455 なんで気付かないんだよ まったく。 127 00:10:14,113 --> 00:10:16,813 《本人だったのか…》 128 00:10:20,769 --> 00:10:25,441 五十嵐先生 三間さんと お知り合いだったんですか? 129 00:10:25,441 --> 00:10:30,446 う~ん 昔ちょっとだけね。 130 00:10:30,446 --> 00:10:34,450 相変わらず鈍かったなぁ。 131 00:10:34,450 --> 00:10:39,455 それとも もう 忘れちゃったかな…。 132 00:10:39,455 --> 00:10:42,775 《でも 東京に住めば 133 00:10:42,775 --> 00:10:46,762 いろんな縁が 生まれやすいのかも…》 134 00:10:46,762 --> 00:10:54,436 白川ちゃん 僕 こっちに引っ越そうかな。 135 00:10:54,436 --> 00:10:57,756 えっ。 136 00:10:57,756 --> 00:10:59,756 東京に住むよ。 137 00:11:02,811 --> 00:11:08,511 本気で言ってます? 先生。 うん 本気。 138 00:11:17,076 --> 00:11:22,414 《せっかくの ドラマチックな再会だったのに。 139 00:11:22,414 --> 00:11:24,414 まあ でも…》 140 00:11:33,842 --> 00:11:41,083 《あのとき途切れた物語が いま再び動き出したみたいで 141 00:11:41,083 --> 00:11:44,486 ワクワクする。 142 00:11:44,486 --> 00:11:49,091 この気持ちも久しぶりだ》 143 00:11:49,091 --> 00:11:52,428 元晴:貴之に 最初の読者になってほしいんだ。 144 00:11:52,428 --> 00:11:56,765 読んだら 感想聞かせて。 145 00:11:56,765 --> 00:11:58,765 楽しみ! 146 00:12:07,109 --> 00:12:09,809 楽しみだよ 貴之。 147 00:13:29,508 --> 00:13:34,413 《今日は 降ったりやんだりだな。 148 00:13:34,413 --> 00:13:38,750 まあ でも ちゃんと傘持っててよかった》 149 00:13:38,750 --> 00:13:40,769 んっ? 150 00:13:40,769 --> 00:13:43,071 《持っていたはずの傘がない》 151 00:13:43,071 --> 00:13:49,077 ねえ あのお兄さん かっこいい。 ホントだ。 デートの待ち合わせかな。 152 00:13:49,077 --> 00:13:51,780 ずっと雨見てる…。 153 00:13:51,780 --> 00:13:54,750 《どこに忘れてきたんだろう》 154 00:13:54,750 --> 00:13:59,137 雨降ってきたから きっと彼女のことが心配なんだよ。 155 00:13:59,137 --> 00:14:04,409 《心配だ この間 買ったばかりなのに…。 156 00:14:04,409 --> 00:14:06,428 ビニール傘だけど》 157 00:14:06,428 --> 00:14:10,399 彼女が大好きなんだね。 何それ 最高じゃん。 158 00:14:10,399 --> 00:14:13,101 《最悪だ》 159 00:14:13,101 --> 00:14:15,754 あっ 颯くんだ。 160 00:14:15,754 --> 00:14:18,073 蒼真くん。 161 00:14:18,073 --> 00:14:22,127 またイケメンだ。 イケメンとイケメンは友達なのか。 162 00:14:22,127 --> 00:14:25,430 どうしたの? どっかに傘 置き忘れて…。 163 00:14:25,430 --> 00:14:28,116 たぶん本屋だと思うけど。 164 00:14:28,116 --> 00:14:33,071 俺 傘持ってるけど 入る? えっ いいの? 165 00:14:33,071 --> 00:14:37,409 本屋 戻ってみるんでしょ。 俺も ちょうど買うものあるし。 166 00:14:37,409 --> 00:14:39,709 ありがとう 助かる。 167 00:14:42,748 --> 00:14:47,085 相合い傘…。 尊い…。 168 00:14:47,085 --> 00:14:49,421 蒼真くんがいてくれてよかった。 169 00:14:49,421 --> 00:14:52,090 偶然だね。 うん。 170 00:14:52,090 --> 00:14:56,090 傘 あるといいけどなぁ。 だといいんだけど…。 171 00:15:00,432 --> 00:15:02,432 < の巻> 172 00:15:04,753 --> 00:15:07,422 よし。 173 00:15:07,422 --> 00:15:09,841 ありがとう 助かった。 174 00:15:09,841 --> 00:15:12,477 確かに お店出るときに 降ってなかったら 175 00:15:12,477 --> 00:15:17,115 傘 置き忘れちゃうよね。 それで買い直すことも多くて。 176 00:15:17,115 --> 00:15:21,570 ビニ傘だから 忘れちゃうんじゃない? えっ。 177 00:15:21,570 --> 00:15:25,791 柄とか ポイント入ってると 自然と大事にできるかもよ? 178 00:15:25,791 --> 00:15:28,491 たとえば…。 179 00:15:30,445 --> 00:15:33,432 あっ ほら… あの傘とかいいじゃん。 180 00:15:33,432 --> 00:15:35,434 えっ? 181 00:15:35,434 --> 00:15:40,439 あっ いや… あれは…。 182 00:15:40,439 --> 00:15:42,739 《いやいやいや…》 183 00:15:46,762 --> 00:15:48,764 たしかに かわいいけど 184 00:15:48,764 --> 00:15:52,935 二十歳の男性が使うには 少し かわいすぎるというか…。 185 00:15:52,935 --> 00:15:54,937 ダメ? 186 00:15:54,937 --> 00:15:57,806 《あれが かわいすぎるのか…》 187 00:15:57,806 --> 00:16:02,861 結構 好きかと思ったのに。 似合いそうだし…。 188 00:16:02,861 --> 00:16:07,182 《俺 どういうふうに 思われてるんだ?》 189 00:16:07,182 --> 00:16:10,602 颯くんって 渋いのも好き? 190 00:16:10,602 --> 00:16:14,940 あ いや… 蒼真くんが ファンシーすぎるんだよ。 191 00:16:14,940 --> 00:16:18,443 違うよ。 いや そうだと思うよ。 192 00:16:18,443 --> 00:16:22,114 え~っ? 193 00:16:22,114 --> 00:16:24,099 絶対そうだよ。 194 00:16:24,099 --> 00:16:26,752 そうかな? うん。 195 00:16:26,752 --> 00:16:30,255 はぁ… 蒼真くんがいてくれて ホント よかった。 196 00:16:30,255 --> 00:16:32,624 全然 大丈夫だよ。 ありがとう。 197 00:16:32,624 --> 00:16:35,444 じゃ 俺 自分の買い物するから あとで。 198 00:16:35,444 --> 00:16:37,429 うん。 199 00:16:37,429 --> 00:16:42,929 はぁ… 傘… 小説エリアかな? 200 00:16:47,089 --> 00:16:49,091 あっ 三間さん。 201 00:16:49,091 --> 00:16:51,443 颯くん。 202 00:16:51,443 --> 00:16:55,097 《休日に 憧れの三間さんに 会えるなんて…》 203 00:16:55,097 --> 00:16:57,516 三間さんも よく この本屋 来るんですか? 204 00:16:57,516 --> 00:16:59,751 はい よく立ち寄ります。 205 00:16:59,751 --> 00:17:03,088 《おぉ… 三間さんとの共通点》 206 00:17:03,088 --> 00:17:05,107 買い物は もう 終えたんですか? 207 00:17:05,107 --> 00:17:08,443 はい 文庫本を。 颯くんも 本 読むんですか。 208 00:17:08,443 --> 00:17:11,263 活字が好きで…。 僕も好きです。 209 00:17:11,263 --> 00:17:13,315 《また 共通点!》 210 00:17:13,315 --> 00:17:17,602 あの… 三間さんの オススメの本 知りたいです。 211 00:17:17,602 --> 00:17:21,773 オススメですか… そうですね…。 212 00:17:21,773 --> 00:17:26,411 これ 仕事で読んだんですけど よかったですよ。 213 00:17:26,411 --> 00:17:29,781 これ… 俺も読みました! 214 00:17:29,781 --> 00:17:32,434 俺 五十嵐元晴先生のファンで…。 215 00:17:32,434 --> 00:17:34,419 だから 映画化も すごく楽しみで…。 216 00:17:34,419 --> 00:17:36,438 そうでしたか。 はい。 217 00:17:36,438 --> 00:17:39,091 この先生 伏線の回収の仕方が すごく自然で 218 00:17:39,091 --> 00:17:41,443 おもしろいんですよね。 ラストのどんでん返しには 219 00:17:41,443 --> 00:17:44,112 驚かされましたけど… 最後には 納得で。 220 00:17:44,112 --> 00:17:47,082 あっ… あと この先生 何作か出されてますけど 221 00:17:47,082 --> 00:17:49,434 必ず ドジな人物がいるんですよ。 222 00:17:49,434 --> 00:17:51,420 いつも その登場人物が楽しみで…。 223 00:17:51,420 --> 00:17:54,423 全部の作品を 追ってるからこそ…。 224 00:17:54,423 --> 00:17:57,826 《めちゃめちゃ 一人で しゃべってた!》 225 00:17:57,826 --> 00:17:59,928 すみません 取り乱しました…。 226 00:17:59,928 --> 00:18:03,081 いいですよ 続けてください。 227 00:18:03,081 --> 00:18:06,084 《オタクって思われたかも…》 228 00:18:06,084 --> 00:18:09,488 僕も 五十嵐先生の作品 好きですよ。 229 00:18:09,488 --> 00:18:11,540 えっ? 230 00:18:11,540 --> 00:18:16,094 《憧れの三間さんが 俺が尊敬してる五十嵐先生を 231 00:18:16,094 --> 00:18:23,201 好き… これは つまり… すごい!》 232 00:18:23,201 --> 00:18:28,201 いやぁ… すごい。 233 00:18:32,127 --> 00:18:37,265 《颯くんは 好きなものが絡むと 表情が イキイキするな。 234 00:18:37,265 --> 00:18:40,452 小動物カフェでもそうだった》 235 00:18:40,452 --> 00:18:43,455 (蒼真)颯くん お待たせ。 236 00:18:43,455 --> 00:18:46,108 買えた? うん 無事に。 237 00:18:46,108 --> 00:18:50,112 あっ 三間さん! こんにちは。 こんにちは。 238 00:18:50,112 --> 00:18:54,783 2人で お出かけでしたか。 はい さっき 偶然 会って…。 239 00:18:54,783 --> 00:18:57,786 仲 いいですね。 240 00:18:57,786 --> 00:19:02,174 何それ…。 これ 五十嵐元晴先生の…。 241 00:19:02,174 --> 00:19:05,243 《一見 絡むようなタイプには 見えない2人なのに…。 242 00:19:05,243 --> 00:19:09,748 こういうものを 縁と呼ぶのだろうか…。 243 00:19:09,748 --> 00:19:15,437 あいつと僕も…。 244 00:19:15,437 --> 00:19:20,737 また めぐりあったのが 縁だとしたら…》 245 00:19:25,096 --> 00:19:30,752 《この縁は 悔いのないものにしないとな》 246 00:19:30,752 --> 00:19:35,106 どうかしましたか? 247 00:19:35,106 --> 00:19:39,394 あっ いえ… ちょっと 思い出したことがあって…。 248 00:19:39,394 --> 00:19:41,413 あっ いた いた…。 249 00:19:41,413 --> 00:19:44,082 お客様 お買い上げのお品 お忘れです。 250 00:19:44,082 --> 00:19:47,782 あっ 忘れてた…。 ありがとうございます。 251 00:19:50,088 --> 00:19:53,491 あっ… 俺も 傘 取りにきたんだった。 252 00:19:53,491 --> 00:19:56,077 それ 忘れる? あれ? 253 00:19:56,077 --> 00:19:58,413 僕も 傘どうしたっけ…。 254 00:19:58,413 --> 00:20:00,713 えっ 三間さんも? 255 00:20:09,474 --> 00:20:12,110 クールドジ…。 256 00:20:12,110 --> 00:20:14,110 男子。 257 00:20:24,422 --> 00:20:29,094 あの… この傘 忘れ物ですかね? 258 00:20:29,094 --> 00:20:32,414 すみません。 それ 僕のです。 えっ…。 259 00:20:32,414 --> 00:20:34,432 ありがとうございま…。 260 00:20:34,432 --> 00:20:36,468 大丈夫? 261 00:20:36,468 --> 00:20:39,521 すみません…。 靴 大丈夫? 262 00:20:39,521 --> 00:20:42,440 はい。 靴べら 使う? 263 00:20:42,440 --> 00:20:44,426 えっ? 264 00:20:44,426 --> 00:20:47,445 《靴べら? なんで持ってるんだろう? 265 00:20:47,445 --> 00:20:53,118 でも スマートな対応 かっこいい…》 266 00:20:53,118 --> 00:20:55,754 はい 君の傘。 267 00:20:55,754 --> 00:20:59,107 ありがとうございます。 気をつけてね。 268 00:20:59,107 --> 00:21:01,459 傘も コケるのも。 269 00:21:01,459 --> 00:21:03,459 はい。 270 00:21:09,868 --> 00:21:12,437 《恥ずかしい…》 271 00:21:12,437 --> 00:21:15,106 ハーッ…。 272 00:21:15,106 --> 00:21:20,512 傘って忘れやすいですよね。 私も よく置き忘れちゃいます。 273 00:21:20,512 --> 00:21:22,797 ありますよね。 274 00:21:22,797 --> 00:21:27,797 僕も今日 ホテル出るとき 傘を持って出たら 靴べらで。 275 00:21:29,788 --> 00:21:31,790 んっ? 276 00:21:31,790 --> 00:21:35,490 でも 意外と役に立って よかったです。 277 00:21:37,829 --> 00:21:40,115 傘ありました。 よかったね。 278 00:21:40,115 --> 00:21:42,117 うん。 僕もありましたよ。 279 00:21:42,117 --> 00:21:45,603 三間さん また今度 僕たちと遊んでください。 280 00:21:45,603 --> 00:21:48,790 仕事が休みなら もちろん いいですよ。 281 00:21:48,790 --> 00:21:50,792 貴重なお休みなんじゃ…。 282 00:21:50,792 --> 00:21:53,795 この年になると 若い子たちから 刺激をもらうのも 283 00:21:53,795 --> 00:21:57,795 貴重な体験なんです。 では 失礼します。 284 00:22:11,446 --> 00:22:13,798 《あの傘…。 285 00:22:13,798 --> 00:22:17,152 大人が使ってもいいんだ…》 286 00:22:17,152 --> 00:22:22,152 《三間さんは かわいいものが好きなのか…》 287 00:22:24,125 --> 00:22:28,129 《会社に自分の傘 忘れたけど りっちゃんに 288 00:22:28,129 --> 00:22:31,866 今日 届ける予定の傘が あってよかった》 289 00:22:31,866 --> 00:22:34,866 おじちゃんちに 傘 忘れちゃった 290 00:22:36,788 --> 00:22:39,774 今日 少しの時間だったけど 楽しかったね。 291 00:22:39,774 --> 00:22:42,460 うん。 292 00:22:42,460 --> 00:22:46,865 《傘を忘れて 最悪だと思ったけど 293 00:22:46,865 --> 00:22:51,453 蒼真くんとも会えて 三間さんとも話せて…。 294 00:22:51,453 --> 00:22:55,790 なんか かっこいい人にも会えたし。 295 00:22:55,790 --> 00:22:59,090 こういう時間も 前向きにとらえていこう》 296 00:23:01,162 --> 00:23:03,198 あっ あの2人 まだいる。 297 00:23:03,198 --> 00:23:05,216 デートしてたんだ。 298 00:23:05,216 --> 00:23:07,452 (2人)尊い! 299 00:23:07,452 --> 00:23:09,788 じゃあ また遊ぼうね。 300 00:23:09,788 --> 00:23:11,823 うん ありがとう。 301 00:23:11,823 --> 00:23:14,123 じゃ。 じゃあ また。 302 00:23:25,520 --> 00:23:29,120 <ドジをしたからこそ 生まれた出会い> 303 00:23:34,479 --> 00:23:37,079 《雨 やんでるし》 304 00:23:39,467 --> 00:23:43,121 < これから楽しい日々が 待っているのですが 305 00:23:43,121 --> 00:23:45,821 それは また次回> 306 00:23:55,450 --> 00:23:57,469 ほら…。 307 00:23:57,469 --> 00:24:00,455 < それぞれ別の傘を想像する 308 00:24:00,455 --> 00:24:03,108 蒼真くんと颯くん> 309 00:24:03,108 --> 00:24:05,508 《いやいや いや いや いや…》 310 00:24:07,479 --> 00:24:11,499 <フフッ その傘も似合ってるよ。 311 00:24:11,499 --> 00:24:14,499 さて 来週の 『クールドジ男子』は…>