1 00:00:00,568 --> 00:00:03,738 (哲也) 何でも 一人で 背負いこまないでください。→ 2 00:00:03,804 --> 00:00:09,610 僕も 一緒に やります。 僕が 小麦さんを支えたいんです。 3 00:00:09,677 --> 00:00:11,612 (小麦) 那珂川君。 4 00:00:11,679 --> 00:00:14,615 (美姫) いい人やな 那珂川さんって。 5 00:00:14,682 --> 00:00:16,617 (小麦) そうね。 仕事熱心で→ 6 00:00:16,684 --> 00:00:18,619 今日だって あなたを 捜しに行ってくれて→ 7 00:00:18,686 --> 00:00:20,621 最近 頼もしくなったかも。 8 00:00:20,688 --> 00:00:24,625 (美姫) ほれてるんか? (小麦) そういうんじゃないわよ。 9 00:00:24,692 --> 00:00:28,629 (美姫) そっか。 なら ええな。 (小麦) 何が? 10 00:00:28,696 --> 00:00:32,633 (美姫) うち 決めた。 那珂川さんと 恋愛する。 11 00:00:32,700 --> 00:00:33,467 (小麦) はっ!? 12 00:00:34,702 --> 00:00:37,705 (紗江子) お約束の品です。 13 00:00:37,705 --> 00:00:49,717 ♪~ 14 00:00:49,717 --> 00:00:54,655 (紗江子) これで 小麦と彼が 会う必要が なくなった。 15 00:00:54,722 --> 00:00:56,724 よかったのよ これで。 16 00:01:03,664 --> 00:01:11,672 (君嶋) なるほど。 小山 小麦。 優秀だな。 17 00:01:22,216 --> 00:01:24,151 {\an8}(哲也) チェック お願いします。 (只野) ああ。 18 00:01:24,218 --> 00:01:28,189 {\an8}(美姫) おはようございます。 (哲也) あれ? 美姫さん。 19 00:01:31,192 --> 00:01:34,128 {\an8}(小麦) ハァー。 20 00:01:34,195 --> 00:01:36,130 {\an8}《那珂川君のこと 好きになったの?》 21 00:01:36,197 --> 00:01:38,132 {\an8}(美姫)《さあ?》 (小麦)《「さあ?」って》 22 00:01:38,199 --> 00:01:42,136 {\an8}(美姫)《でも いい人なんやろ?》 (小麦)《まあ》 23 00:01:42,203 --> 00:01:45,139 {\an8}《あっ。 でも うちの部に 彼女 いるわよ》 24 00:01:45,206 --> 00:01:49,076 {\an8}(美姫)《そんなの 関係あらへん。 それに あんたが言うたんやろ》 25 00:01:49,143 --> 00:01:51,078 {\an8}《恋愛したこともないくせに 生意気 言うなって》 26 00:01:51,145 --> 00:01:55,082 {\an8}(小麦)《だからって 無理やり 相手を つくるのって おかしくない?》 27 00:01:55,149 --> 00:01:59,086 {\an8}(美姫)《別に。 鶏が先か 卵が先かなだけやん》 28 00:01:59,153 --> 00:02:01,088 {\an8}《とにかく そうとなったら 善は急げや》 29 00:02:01,155 --> 00:02:03,090 {\an8}《うち あした あんたの会社に 行くわ》 30 00:02:03,157 --> 00:02:05,092 {\an8}(小麦)《どうして そうなるの?》 (美姫)《どうしてって→ 31 00:02:05,159 --> 00:02:10,097 {\an8}いい小説 書くためやろ。 何事も 経験 経験》 32 00:02:10,164 --> 00:02:13,100 {\an8}(小麦)《ハァー》 (美姫)《何 着てこっかなぁ》 33 00:02:13,167 --> 00:02:17,171 {\an8}《あっ。 分かってると思うけど あんたは 口出し無用やで》 34 00:02:20,174 --> 00:02:23,110 {\an8}(只野) いやぁ 未来の大先生に わざわざ お越しいただくとは。→ 35 00:02:23,177 --> 00:02:26,113 {\an8}呼んでいただければ お迎えに上がりましたのに。 36 00:02:26,180 --> 00:02:28,115 {\an8}(美姫) いえ。 そんな。 (只野) 早く お茶を。→ 37 00:02:28,182 --> 00:02:31,118 {\an8}お茶を お出しして。 (朋香) あっ はい。 38 00:02:31,185 --> 00:02:35,122 {\an8}(美姫) あの。 これ 私が作った クッキーなんですけど→ 39 00:02:35,189 --> 00:02:38,125 {\an8}よかったら どうぞ。 うまく できてるか 分からへんけど。 40 00:02:38,192 --> 00:02:40,127 {\an8}はい 那珂川さん。 41 00:02:40,194 --> 00:02:42,129 {\an8}(哲也) わざわざ ありがとうございます。 42 00:02:42,196 --> 00:02:44,131 美姫さんも 一緒に。 (美姫) はい。 43 00:02:44,198 --> 00:02:46,066 (只野) 車椅子で大変なのに こんな お気遣いまで。→ 44 00:02:46,133 --> 00:02:48,068 ありがとうございます。 さあ こちらへ どうぞ。→ 45 00:02:48,135 --> 00:02:50,070 若子ちゃん。 早く お連れして。 (若子) はい。 はい。→ 46 00:02:50,137 --> 00:02:53,073 すいません こちらです。 47 00:02:53,140 --> 00:02:55,075 (只野) すごいな。 (若子) 皆さん 頂きましょ。 48 00:02:55,142 --> 00:03:00,080 (若子) いただきます。 ヤバい! (聡美) ホントだ。 おいしい! 49 00:03:00,147 --> 00:03:02,082 (朋香) 足が 不自由でいらっしゃるのに→ 50 00:03:02,149 --> 00:03:05,085 家庭菜園も されるなんて アグレッシブですよね。 51 00:03:05,152 --> 00:03:08,088 (美姫) そんなん 普通ですよ。 (若子) えー でも 尊敬しちゃう。 52 00:03:08,155 --> 00:03:11,158 (美姫) ありがとうございます。 (只野) うまいな。 53 00:03:15,162 --> 00:03:20,100 (小麦) ハァー。 \(美姫) 何や。 幸せ 逃げるで。 54 00:03:20,167 --> 00:03:23,103 って 別に あんた それほど 幸せ ちゃうか。 55 00:03:23,170 --> 00:03:26,106 (小麦) 何か みんなの態度が 気になって。 56 00:03:26,173 --> 00:03:30,110 親切のつもりなんだろうけど 違和感っていうか。 57 00:03:30,177 --> 00:03:33,113 (美姫) まあ うちは 腫れ物やからな。 58 00:03:33,180 --> 00:03:36,116 あんたら 健常者同士で お菓子 作っても→ 59 00:03:36,183 --> 00:03:38,118 普通 あんな 褒めへんよな。 60 00:03:38,185 --> 00:03:41,121 でも 障がいがあると 普通のこと やっただけで→ 61 00:03:41,188 --> 00:03:44,124 健常者から見たら すごいってことになんねん。 62 00:03:44,191 --> 00:03:46,060 ホンマに できひんこともあるけど→ 63 00:03:46,126 --> 00:03:49,063 たいがい 健常者と同じに できるわ。 アホかっちゅうねん。 64 00:03:49,129 --> 00:03:52,066 (小麦) よく 怒らなかったわね。 65 00:03:52,132 --> 00:03:55,069 (美姫) 怒ったところで 相手も 気分 悪くするだけやろ。 66 00:03:55,135 --> 00:03:57,071 それに 悪意があって→ 67 00:03:57,137 --> 00:03:59,073 やってるわけやないのも 分かってる。 68 00:03:59,139 --> 00:04:02,076 それやったら 波風 立てへん方が お互い 生きやすいやろ。 69 00:04:02,142 --> 00:04:05,079 健常者は 親切して 満足できる。 70 00:04:05,145 --> 00:04:08,082 うちは 楽ができる。 一石二鳥や。 71 00:04:08,148 --> 00:04:12,086 だいたいな あんたが 普通の人らと 違うんやで。 72 00:04:12,152 --> 00:04:16,090 うちは 障がい者や。 もっと 優しくしろ。 73 00:04:16,156 --> 00:04:18,092 (小麦) お断りします。 74 00:04:18,158 --> 00:04:22,096 ホントに か弱い 障がい者には お手伝いさせてもらいます。 75 00:04:22,162 --> 00:04:25,099 (美姫) そんなことより さっきの中に いたんやろ? 76 00:04:25,165 --> 00:04:28,102 どれが 哲ちゃんの彼女や? (小麦) 哲ちゃん!? 77 00:04:28,168 --> 00:04:32,106 (美姫) こんな ちんけな 汚い出版社まで 何で うちが来たと 思うてんねん。 78 00:04:32,172 --> 00:04:37,111 (小麦) ああ。 さっき あなたの車椅子 押した子よ。 79 00:04:37,177 --> 00:04:39,113 (美姫) あの ぶりっ子か。 80 00:04:39,179 --> 00:04:43,117 フッ。 勝ったな。 楽勝や。 (小麦) はあ? 81 00:04:43,183 --> 00:04:46,053 (美姫) 見たやろ あの髪形と服装。 82 00:04:46,120 --> 00:04:50,057 どっかの雑誌の まねしただけで 個性も何も なかったわ。 83 00:04:50,124 --> 00:04:52,059 にこにこ笑って かわいこぶってるけど→ 84 00:04:52,126 --> 00:04:54,061 本心は 早く 誰かに守ってもらいたい→ 85 00:04:54,128 --> 00:04:56,063 結婚して 養ってもらいたい→ 86 00:04:56,130 --> 00:04:58,065 楽だけして 生きていきたいっちゅう→ 87 00:04:58,132 --> 00:05:02,069 とことん 相手に依存型の ただの 尻軽女や。 88 00:05:02,136 --> 00:05:05,072 哲ちゃんは あんな 心のない女 好きやあらへん。 89 00:05:05,139 --> 00:05:09,076 あの人は ああ見えて ちゃんと 自分がある女が 好きなんや。 90 00:05:09,143 --> 00:05:11,078 自分の足で 立って→ 91 00:05:11,145 --> 00:05:14,081 同じ心の目線で 向き合える女を ずっと 探してんねん。 92 00:05:14,148 --> 00:05:17,084 (小麦) ずいぶん 人間観察眼が おありのようで。 93 00:05:17,151 --> 00:05:19,086 (美姫) だてに 障がい者やってへんねん。 94 00:05:19,153 --> 00:05:23,090 ちなみに あんたはな…。 95 00:05:23,157 --> 00:05:26,093 って やめた。 (小麦) 何? それ。 96 00:05:26,160 --> 00:05:28,095 (美姫) 女として 分析するだけ 時間の無駄や。 97 00:05:28,162 --> 00:05:32,099 だいたい スタートから 顔と年で 10ゲーム 離されてるんや。 98 00:05:32,166 --> 00:05:35,102 同じ 障がい者同士 仲良くしような。 99 00:05:35,169 --> 00:05:39,106 あっ。 ほな 今晩 哲ちゃん デートに誘ったから 帰るわ。 100 00:05:39,173 --> 00:05:43,110 あんたは せいぜい 三角関係 頑張って。 101 00:05:43,177 --> 00:05:45,112 (小麦) 三角関係…。 102 00:05:45,179 --> 00:05:48,048 (紗江子)《今でも 佐伯と 付き合ってるんでしょ?》 103 00:05:48,115 --> 00:05:50,050 《じゃあ この縫いぐるみは 何なのよ?》→ 104 00:05:50,117 --> 00:05:52,052 《佐伯から もらったものなんでしょ?》 105 00:05:52,119 --> 00:05:54,054 (小麦)《そんなに 大事な夫なら→ 106 00:05:54,121 --> 00:05:57,057 首に 縄 付けて 家から 出さなきゃいいでしょ》 107 00:05:57,124 --> 00:06:01,061 《のんきな主婦の妄想に いちいち 付き合ってらんないのよ!》 108 00:06:01,128 --> 00:06:04,131 《許さないから。 絶対に》 109 00:06:06,133 --> 00:06:09,136 (あひる)《早いとこ 謝っちゃえよ》 110 00:06:13,574 --> 00:06:19,413 (美姫) ああ。 こういうとこ 初めて 来た。 昔から 夢やったんです。 111 00:06:19,480 --> 00:06:22,416 (哲也) 最近は 車椅子でも 入れると思いますよ。 112 00:06:22,483 --> 00:06:24,485 ちょっと 聞いてきます。 113 00:06:26,487 --> 00:06:28,422 (美姫) 当たり前やろ。 114 00:06:28,489 --> 00:06:33,427 まっ 嘘も方便や。 今日は かわいく やっとこか。 115 00:06:33,494 --> 00:06:38,432 どうしよう。 慣れてへんから。 116 00:06:38,499 --> 00:06:42,436 デートんとき 女性は どういう飲み物 頼むんかな? 117 00:06:42,503 --> 00:06:45,372 好みのものでいいと 思いますけど。 118 00:06:45,439 --> 00:06:47,374 甘めの カクテルなんて 多いんじゃないですか? 119 00:06:47,441 --> 00:06:50,377 (美姫) へえー。 あっ。 ねっ。 これって どんなん? 120 00:06:50,444 --> 00:06:52,379 チェリー・ブロッサムって。 121 00:06:52,446 --> 00:06:57,384 ああ。 桜を イメージして作られた ショートカクテルだったんじゃないかな。 122 00:06:57,451 --> 00:07:00,387 確か 日本人が考えた レシピらしいですよ。 123 00:07:00,454 --> 00:07:02,456 (美姫) 物知りなんやね 哲也さん。 124 00:07:10,464 --> 00:07:15,402 (小麦) この間は ひどいこと言って ごめん。 125 00:07:15,469 --> 00:07:20,474 紗江子が 不安に なるようなことして ごめん。 126 00:07:22,476 --> 00:07:25,412 この あひるね→ 127 00:07:25,479 --> 00:07:28,415 確かに 佐伯さんから もらったものなんだけど→ 128 00:07:28,482 --> 00:07:32,419 取っておいたの まったく違う理由なの。 129 00:07:32,486 --> 00:07:35,422 佐伯さんに 振られて 泣いてたときに→ 130 00:07:35,489 --> 00:07:38,425 偶然 美姫に会って→ 131 00:07:38,492 --> 00:07:41,428 一生 泣いて過ごせって 言われたから→ 132 00:07:41,495 --> 00:07:46,433 あのとき 誓ったの。 もう 泣かないって。 133 00:07:48,435 --> 00:07:53,373 この縫いぐるみは 見るたびに 男なんかに頼らず→ 134 00:07:53,440 --> 00:07:56,376 自分の足で 立って 生きてみせるって→ 135 00:07:56,443 --> 00:08:00,380 自分で自分を 戒めるための 存在だったの。 136 00:08:00,447 --> 00:08:05,385 でも 紗江子が 傷つくくらいなら あひるなんか 必要ない。 137 00:08:05,452 --> 00:08:07,387 あひるの代わりは あっても→ 138 00:08:07,454 --> 00:08:11,458 紗江子の代わりは どこにも いないんだから。 139 00:08:13,460 --> 00:08:20,467 >> 小麦。 疑ったりして ごめんね。 (小麦) ううん。 あっ。 140 00:08:24,471 --> 00:08:26,473 (小麦) はい。 141 00:08:29,476 --> 00:08:31,411 (小麦) 紗江子と 知り合って→ 142 00:08:31,478 --> 00:08:35,415 このマンションに 一緒に住んだ 1年間は→ 143 00:08:35,482 --> 00:08:38,418 私にとって 掛け替えのない時間だった。 144 00:08:38,485 --> 00:08:40,487 私だって。 145 00:08:42,489 --> 00:08:46,426 (小麦) だから 紗江子との関係は→ 146 00:08:46,493 --> 00:08:50,497 これからも ずっと ずっと 大切にしていきたいと思ってる。 147 00:08:52,499 --> 00:08:54,434 ありがとう 小麦。 148 00:08:54,501 --> 00:08:58,505 (小麦) ううん。 フフフ。 149 00:09:01,508 --> 00:09:04,444 (小麦) あっ。 ねっ 食べよう。 >> うん。 150 00:09:04,511 --> 00:09:08,448 ホントはね 来たときから 気付いてたの。 151 00:09:08,515 --> 00:09:11,451 全部 私の 好きなものばっかりだよね。 152 00:09:11,518 --> 00:09:15,522 (小麦) 心友だからね。 >> フフフ。 153 00:09:17,524 --> 00:09:20,460 (小麦) いただきます。 >> いただきます。 154 00:09:20,527 --> 00:09:22,529 (小麦) フフフ。 155 00:09:25,532 --> 00:09:28,535 >> 小麦。 (小麦) 何? 156 00:09:30,537 --> 00:09:36,543 >> 君嶋社長には 気を付けて。 (小麦) えっ? 157 00:09:39,546 --> 00:09:42,482 (小麦) 合併って どういうことですか? 158 00:09:42,549 --> 00:09:44,484 (君嶋) 先日 著作権譲渡と 引き換えに→ 159 00:09:44,551 --> 00:09:47,421 2億円の融資をさせていただくと 申しましたが→ 160 00:09:47,487 --> 00:09:52,426 今どき 古い権利に 億のお金を 出すところは ないでしょう。 161 00:09:52,492 --> 00:09:55,429 この際 合併した方が いちいち→ 162 00:09:55,495 --> 00:09:59,433 倒産の心配を なさることも なくなると 思いましてね。 163 00:09:59,499 --> 00:10:03,437 それに 合併後も 峰岸社長と 小山さんの身分は→ 164 00:10:03,503 --> 00:10:06,440 私が 保障させていただきます。 165 00:10:06,506 --> 00:10:12,446 それで 今日は 小山さんにも お越しいただいたというわけです。 166 00:10:12,512 --> 00:10:18,452 お二人には 今後も わが社の 戦力となっていただきたい。 167 00:10:18,518 --> 00:10:21,455 待遇も 善処させていただきますよ。 168 00:10:21,521 --> 00:10:23,457 迷う話ではないでしょう。 169 00:10:23,523 --> 00:10:26,460 (峰岸) 当然 わが社の社員 20名も→ 170 00:10:26,526 --> 00:10:28,462 お引き受け いただけるんですよね? 171 00:10:28,528 --> 00:10:32,466 (君嶋) いや。 私は 慈善団体ではないんでね。 172 00:10:32,532 --> 00:10:37,471 無能な人間には 興味はない。 173 00:10:37,537 --> 00:10:43,477 このまま 2億円の融資が 受けられなければ→ 174 00:10:43,543 --> 00:10:46,480 倒産は 免れないでしょうね。 175 00:10:56,490 --> 00:10:58,492 (小麦) 社長? 176 00:10:58,492 --> 00:11:09,503 ♪~ 177 00:11:09,503 --> 00:11:12,506 >> あっ 小山君。 何てことを! (小麦) 失礼します。 178 00:11:18,512 --> 00:11:20,447 (君嶋) ハァー。 179 00:11:20,514 --> 00:11:22,449 (峰岸) 小山君。→ 180 00:11:22,516 --> 00:11:25,452 小山君。 いったい 何 考えてるんだ? 181 00:11:25,519 --> 00:11:28,455 (小麦) 社長こそ 自分さえよければ それで いいんですか? 182 00:11:28,522 --> 00:11:30,457 (峰岸) そんなわけ ないだろう。 だが 融資を受けなきゃ→ 183 00:11:30,524 --> 00:11:33,460 どっちみち 倒産して 社員全員が 路頭に迷うんだ。 184 00:11:33,527 --> 00:11:35,529 あっ。 185 00:11:37,531 --> 00:11:40,467 (峰岸) 私は こんな だまし討ちのような目に→ 186 00:11:40,534 --> 00:11:42,469 遭わされて 社員の みんなに 顔向けできんし→ 187 00:11:42,536 --> 00:11:45,405 初めから 君嶋出版に行く気など 毛頭ない。→ 188 00:11:45,472 --> 00:11:50,410 でも 君のような 優秀な編集は 辞めては駄目だ。 189 00:11:50,477 --> 00:11:52,412 君嶋出版だろうが どこだろうが→ 190 00:11:52,479 --> 00:11:54,414 いい作品を 生みだすことに こだわり続けてほしいんだよ。 191 00:11:54,481 --> 00:11:57,417 それが 読者のためでもある。 (小麦) 嫌です。 192 00:11:57,484 --> 00:12:01,421 私は 文秀社で 美姫で必ず ヒット作を 作ってみせます。 193 00:12:01,488 --> 00:12:03,423 気持ちは分かるが 彼女は まだ→ 194 00:12:03,490 --> 00:12:06,426 海のものとも 山のものともつかない 新人だぞ。 195 00:12:06,493 --> 00:12:10,430 (小麦) いいえ。 彼女は 10年に一人。 いえ。 それ以上の逸材です。 196 00:12:10,497 --> 00:12:14,434 彼女の作品なら 一大ブームが 起こせると思っています。 197 00:12:14,501 --> 00:12:18,438 お願いします。 なすすべなく 文秀社を つぶすなんて→ 198 00:12:18,505 --> 00:12:20,440 社長が 一番つらいはずです。 199 00:12:20,507 --> 00:12:23,443 しかし 猶予は 1カ月しかないんだ。 200 00:12:23,510 --> 00:12:26,446 (小麦) たったの 1カ月? 201 00:12:26,513 --> 00:12:30,450 (峰岸) 君嶋社長が あと1カ月だけ 返答を待つと。 202 00:12:30,517 --> 00:12:37,457 結果が出せなければ 君嶋出版との 合併を 承諾するしかない。 203 00:12:37,524 --> 00:12:41,528 (小麦) 分かりました。 1カ月で どうにかしてみせます。 204 00:12:44,531 --> 00:12:46,466 小山君。 205 00:12:54,474 --> 00:12:56,409 📱(呼び出し音) 206 00:12:56,476 --> 00:12:59,412 📱(アナウンス) 「留守番電話に 接続します。 発信音の後に…」 207 00:12:59,479 --> 00:13:02,482 (小麦) もう。 どこ 行ったのよ。 208 00:13:06,486 --> 00:13:09,422 (美姫) うわぁ。 209 00:13:09,489 --> 00:13:11,424 (哲也) 資料用の写真 撮っときますね。 210 00:13:11,491 --> 00:13:13,426 (美姫) ありがとう。 211 00:13:13,493 --> 00:13:17,430 ホテルの スイートルームって こうなってるんや。 初めて 来た。 212 00:13:17,497 --> 00:13:20,433 どんな場面を書こうと 思われてるんですか? 213 00:13:20,500 --> 00:13:23,436 (美姫) 主人公は 誰のことも 信じない→ 214 00:13:23,503 --> 00:13:25,438 氷の女って 呼ばれてる子なんです。 215 00:13:25,505 --> 00:13:27,440 でも その子が→ 216 00:13:27,507 --> 00:13:30,443 初めて好きになった人を 追って ホテルに来る。 217 00:13:30,510 --> 00:13:34,447 そのときの 高鳴る鼓動とか 戸惑いとかを表現するために→ 218 00:13:34,514 --> 00:13:37,450 例えば 部屋の明かりの色とか→ 219 00:13:37,517 --> 00:13:41,454 じゅうたんを歩く感触なんかを 感じておきたいなと 思うて。 220 00:13:41,521 --> 00:13:46,393 ベッドに寝ると どんな景色が 見えるんやろ? 221 00:13:46,459 --> 00:13:50,463 >> 寝てみますか? (美姫) あっ。 うん。 222 00:13:54,467 --> 00:13:56,469 失礼します。 223 00:13:58,471 --> 00:14:00,407 よいしょ。 (美姫) うんっ。 224 00:14:00,473 --> 00:14:03,410 あっ。 すいません。 大丈夫でしたか? 225 00:14:03,476 --> 00:14:07,480 (美姫) 平気。 >> じゃあ 行きますね。 226 00:14:17,490 --> 00:14:22,495 (美姫) 男性に 抱き締められるって ドキドキするもんなんやね。 227 00:14:25,498 --> 00:14:28,435 あっ。 228 00:14:28,501 --> 00:14:33,440 主人公の気持ちを つかめたなら 取材に来た かいがありましたね。 229 00:14:33,506 --> 00:14:37,510 あっ。 僕 ちょっと もうちょっと 写真 撮ってきます。 230 00:14:40,513 --> 00:14:45,385 (美姫) あっ。 何や。 意外と うぶなんやな。 231 00:14:45,452 --> 00:14:49,456 チッ。 一気に 事を進めるんは 早いか。 232 00:14:55,528 --> 00:14:57,464 (潤) 何 食べる? (女性) パスタ 食べたい。 233 00:14:57,530 --> 00:14:59,466 (潤) パスタか。 いいね。 (哲也) 大丈夫ですか? 234 00:14:59,532 --> 00:15:01,468 (美姫) 大丈夫や。 (哲也) やっぱり 押しましょうか? 235 00:15:01,534 --> 00:15:03,536 (潤) 美姫ちゃん? 236 00:15:06,539 --> 00:15:08,475 (潤) はあ? 237 00:15:08,541 --> 00:15:11,478 (美姫) あっ そうやって。 うん。 238 00:15:11,544 --> 00:15:15,415 (潤) 悪い。 用できた。 今日 帰って。 239 00:15:15,482 --> 00:15:18,418 (女性) 何? それ。 240 00:15:18,485 --> 00:15:21,488 (潤) てめえ よくも 俺の美姫ちゃんに。 241 00:15:26,493 --> 00:15:28,428 (美姫) ちょっと。 何してんねん! 242 00:15:28,495 --> 00:15:30,430 (潤) おい。 冗談じゃねえぞ こら。 243 00:15:30,497 --> 00:15:32,432 (哲也) 勘違いしないでください。→ 244 00:15:32,499 --> 00:15:36,436 私たちは 取材に来ただけです。 (潤) えっ? 245 00:15:36,503 --> 00:15:38,438 放していただけますか? 246 00:15:38,505 --> 00:15:41,441 (美姫) これ以上 しつこくしたら 警察でも パパラッチでも 呼ぶで。 247 00:15:41,508 --> 00:15:44,511 俳優人生 終わりたくなかったら さっさと いね! 248 00:15:47,514 --> 00:15:49,516 美姫ちゃん…。 249 00:15:56,523 --> 00:15:59,459 親父。 もう 聞いてくれよ。 (君嶋) ノックぐらいしないか。 250 00:15:59,526 --> 00:16:02,462 俺 もう 我慢できねえ。 251 00:16:02,529 --> 00:16:04,464 どうにかして 文秀社 ぶっつぶしてくれよ。 252 00:16:04,531 --> 00:16:09,469 (君嶋) ゲームは とっくに始まってるよ。 >> えっ? ゲーム? 253 00:16:09,536 --> 00:16:14,407 (君嶋) それより お前 また 六本木で 騒ぎを起こしたそうだな。 254 00:16:14,474 --> 00:16:18,411 本を出すまでは おとなしくしてろと 言っただろ。 255 00:16:18,478 --> 00:16:21,414 どうして それを? 256 00:16:21,481 --> 00:16:25,418 (君嶋) 付き合う女を もう少し 考えろ。 257 00:16:25,485 --> 00:16:28,421 あの女…。 258 00:16:28,488 --> 00:16:30,490 (君嶋) おい。 259 00:16:34,494 --> 00:16:37,430 (君嶋) チェックメート。 260 00:16:37,497 --> 00:16:40,500 (客) ごちそうさん。 (小豆) ありがとうございました。 261 00:16:42,502 --> 00:16:44,437 あっ。 痛っ。 (美姫) すいません。 うちのせいで。 262 00:16:44,504 --> 00:16:46,439 (哲也) いや。 ホントに 大丈夫ですから→ 263 00:16:46,506 --> 00:16:48,441 気にしないでください。 (美姫) でも…。 264 00:16:48,508 --> 00:16:50,443 (妙子) よかったら 使ってくださいね。 265 00:16:50,510 --> 00:16:52,445 (哲也) どうも すいません。 (美姫) すいません。 266 00:16:52,512 --> 00:16:55,448 (和夫) そのぐらい 大丈夫だよな? 色男。 267 00:16:55,515 --> 00:16:57,450 かわいこちゃんのせいでって いうことは→ 268 00:16:57,517 --> 00:17:00,453 そういうことだもんな。 フフフ。 (小豆) どういうことよ。 269 00:17:00,520 --> 00:17:02,455 モテる女は つらいよな。 (美姫) えっ。 フフフ。 270 00:17:02,522 --> 00:17:06,459 (和夫) ウヒヒ…。 (小豆) 最低! 271 00:17:06,526 --> 00:17:09,462 (和夫) お前はね どうしてね そうやって 口 開くと→ 272 00:17:09,529 --> 00:17:13,466 「最低 最低」つってね。 他にね 言葉 知らないの? ったく もう。 273 00:17:13,533 --> 00:17:16,469 (美姫) でも 怖かったから うれしかったです。 274 00:17:16,536 --> 00:17:18,471 (哲也) いや。 美姫さんこそ カッコ良かったですよ。 275 00:17:18,538 --> 00:17:20,473 「さっさと いね」って あの たんか。 (美姫) いやいや。 276 00:17:20,540 --> 00:17:22,475 あれは 勢いというか 何か…。 277 00:17:22,542 --> 00:17:26,479 (哲也) これから 僕らの前では 素顔のままで いきましょうよ。 278 00:17:26,546 --> 00:17:29,482 (美姫) えっ? >> 作家さんと編集は 一心同体。 279 00:17:29,549 --> 00:17:31,484 もしくは 二人三脚です。 280 00:17:31,551 --> 00:17:34,487 良い作品を 生みだすためにも 共に 苦しみ→ 281 00:17:34,554 --> 00:17:38,491 できたときには 喜びを 分かち合う存在だと思ってます。→ 282 00:17:38,558 --> 00:17:40,493 本音を隠して 外づらだけで 付き合っても→ 283 00:17:40,560 --> 00:17:43,496 素晴らしい小説は 生まれません。 284 00:17:43,563 --> 00:17:47,567 小麦さんや僕には 素の美姫さんで いてくださるのが 一番です。 285 00:17:51,571 --> 00:17:53,506 (和夫) はい いらっしゃい。 おう。 286 00:17:53,573 --> 00:17:56,509 (小麦) 美姫。 (美姫) 何で 小麦が!? 287 00:17:56,576 --> 00:17:58,511 (小麦) 連絡 ありがとう。 (哲也) お疲れさまです。 288 00:17:58,578 --> 00:18:01,514 (美姫) 2人きりやと思ってたのに。 (小麦) 迎えに来たの。 289 00:18:01,581 --> 00:18:03,516 出版まで あんまり 時間がないから→ 290 00:18:03,583 --> 00:18:05,518 今すぐ 戻って 直せるところは 直して。 291 00:18:05,585 --> 00:18:08,455 (美姫) 夕飯も 食べさせん気か! 292 00:18:08,521 --> 00:18:10,457 (小麦) お父さん。 (和夫) あっ? 293 00:18:10,523 --> 00:18:13,460 (小麦) 特製もんじゃ お願い。 >> はいよ。 294 00:18:13,526 --> 00:18:15,462 (小麦) 那珂川君。 ちょうどいいから この時間に→ 295 00:18:15,528 --> 00:18:17,464 今後の段取り 相談させて。 (哲也) はい。 296 00:18:17,530 --> 00:18:20,467 (小麦) 実は 1カ月後に 出版しなきゃならなくなったの。 297 00:18:20,533 --> 00:18:23,470 >> えっ? (小麦) 色々 逆算して スケジュール組まないと。 298 00:18:23,536 --> 00:18:27,474 (美姫) うち そんなん 初耳やで。 (小麦) 色々あったのよ。 299 00:18:27,540 --> 00:18:30,477 だいたい 1日でも早く 自立するのが 夢なんでしょう? 300 00:18:30,543 --> 00:18:32,479 大丈夫。 私が ちゃんと サポートする。 301 00:18:32,545 --> 00:18:36,483 1カ月ですか。 本は 直しだから いいとしても→ 302 00:18:36,549 --> 00:18:38,485 装丁 誰に頼みましょう? 303 00:18:38,551 --> 00:18:43,490 正直 1カ月じゃ まともな人が 引き受けてくれるとは思えないな。 304 00:18:43,556 --> 00:18:45,492 (小麦) 実は 応募原稿 見たときに→ 305 00:18:45,558 --> 00:18:47,494 保科さんが合うと思って 渡してあるの。 306 00:18:47,560 --> 00:18:49,496 >> すごいですね。 美姫さん。 (美姫) うん? 307 00:18:49,562 --> 00:18:51,498 (哲也) 保科さんって方は 本の装丁で 一流の→ 308 00:18:51,564 --> 00:18:53,500 売れっ子さんなんですよ。 (美姫) うんうん。 309 00:18:53,566 --> 00:18:56,503 (哲也) 小麦さんが 長年 信頼関係を築いてるおかげですよ。 310 00:18:56,569 --> 00:18:59,506 (哲也) 新人が 保科さんに 担当してもらえるなんて→ 311 00:18:59,572 --> 00:19:02,575 さすが 小麦さん。 (小麦) おだてたって 何にも出ないわよ。 312 00:19:06,579 --> 00:19:09,449 (小麦) わざわざ うちまで ありがとう。 じゃあ お疲れさま。 313 00:19:09,516 --> 00:19:12,452 早速 あしたから 動きます。 失礼します。 314 00:19:12,519 --> 00:19:15,455 (美姫) あっ。 上がってって 哲也さん。 (小麦) えっ!? 315 00:19:15,522 --> 00:19:17,457 (美姫)「えっ!?」って 何や。 送ってきてくれたのに→ 316 00:19:17,524 --> 00:19:19,459 すぐ 帰す方が 失礼やろ。 317 00:19:19,526 --> 00:19:21,461 お茶くらい ごちそうするのが 礼儀や。 318 00:19:21,528 --> 00:19:23,463 あっ。 それに さっき 撮ってもらった写真→ 319 00:19:23,530 --> 00:19:25,465 あれ パソコンに 入れてほしいんや。 320 00:19:25,532 --> 00:19:29,469 大事な 小説の資料やで。 さっ どうぞ。 321 00:19:29,536 --> 00:19:31,471 (小麦) と… とにかく ちょっと待って。 ちょっと待って。 322 00:19:31,538 --> 00:19:33,540 (美姫) えっ? 323 00:19:43,550 --> 00:19:45,485 (美姫) ありがとう。 324 00:19:45,552 --> 00:19:49,489 (哲也) いい直しに つながるなら いくらでも お力になりますよ。 325 00:19:49,556 --> 00:19:53,493 (美姫) こんな時間やし 泊まってったら? (小麦) はっ? 326 00:19:53,560 --> 00:19:55,495 まだ 電車ありますから 大丈夫です。 327 00:19:55,562 --> 00:19:57,497 (美姫) うーん。 でも まだ 取材し足りひんねん。 328 00:19:57,564 --> 00:20:00,500 哲也さん。 協力して。 329 00:20:00,567 --> 00:20:04,504 恋をしたときの 男の人の心情について 教えて。 330 00:20:04,571 --> 00:20:08,441 あっ。 取りあえず データ 移し終わったんで→ 331 00:20:08,508 --> 00:20:12,445 美姫さんのパソコン 部屋に戻してきますね。 332 00:20:12,512 --> 00:20:15,448 (小麦) 那珂川君 困ってるじゃない。 333 00:20:15,515 --> 00:20:18,451 本当に好きな人なら 迷惑 掛けないものだと 思うけど。 334 00:20:18,518 --> 00:20:20,453 (美姫) 何で 人の恋路に いちいち 口 挟んでくんねん。 335 00:20:20,520 --> 00:20:22,455 あんたには 関係ないやろ。 336 00:20:22,522 --> 00:20:25,458 (小麦) 小説を書く上で 人を好きになる 気持ちを 知りたいっていうから→ 337 00:20:25,525 --> 00:20:28,461 私の考えを…。 (美姫) あんたの考えが 参考になるか。 338 00:20:28,528 --> 00:20:30,463 うちは 哲ちゃんの考えが 聞きたいねん。 339 00:20:30,530 --> 00:20:32,465 (小麦) だったら 今日は 別のところを直して→ 340 00:20:32,532 --> 00:20:34,467 あした あらためて 聞いたらいいでしょ。 341 00:20:34,534 --> 00:20:36,469 (美姫) 時間がない 言うたのは そっちやろ。 342 00:20:36,536 --> 00:20:39,472 作家が せっかく乗ってきてんのに 何で 編集が邪魔すんねん。 343 00:20:39,539 --> 00:20:41,474 (小麦) 執筆にだけ 専念しろって 言ってるの。 344 00:20:41,541 --> 00:20:44,477 今のは 完全に 公私混同。 345 00:20:44,544 --> 00:20:47,480 (美姫) それは こっちの せりふや。 (小麦) はあ? 346 00:20:47,547 --> 00:20:50,483 (美姫) ホンマは 哲ちゃんのこと 好きやから 邪魔してくるんやろ。 347 00:20:50,550 --> 00:20:53,486 (小麦) そんなわけないでしょう。 (美姫) とぼけても 無駄や。 348 00:20:53,553 --> 00:20:56,489 女の勘や。 うちには 分かる。 349 00:20:56,556 --> 00:20:58,491 せっかく 2人でいた店に のこのこ 顔 出したり→ 350 00:20:58,558 --> 00:21:00,493 わざと 2人で 親密に 話し込んだり→ 351 00:21:00,560 --> 00:21:03,496 うちへの 当て付けか? (小麦) 仕事の話を してただけでしょ。 352 00:21:03,563 --> 00:21:05,498 それも 誰のものでもない。 353 00:21:05,565 --> 00:21:07,433 あなたの デビューについての 話なのよ。 354 00:21:07,500 --> 00:21:09,435 (美姫) いい本 作りたいなら うちの言うこと 聞いてくれても→ 355 00:21:09,502 --> 00:21:11,437 ええやないか! (小麦) いいかげんにして! 356 00:21:11,504 --> 00:21:13,439 全部 自分に 都合よく できると思ったら 大間違いよ。 357 00:21:13,506 --> 00:21:15,441 あの…。 358 00:21:15,508 --> 00:21:17,443 (小麦) 何? (美姫) 何や! 359 00:21:17,510 --> 00:21:20,446 近所迷惑にも なりますし この辺にしませんか。 360 00:21:20,513 --> 00:21:24,450 (小麦) あっ。 声 大きかったよね。 >> あっ まあ。 361 00:21:24,517 --> 00:21:27,453 あの…。 でも すいませんでした。 362 00:21:27,520 --> 00:21:29,455 (小麦) はっ? (美姫) えっ? 363 00:21:29,522 --> 00:21:31,457 僕 小麦さんは てっきり→ 364 00:21:31,524 --> 00:21:34,460 気付いてくれてるものだと 思ってたんです。 365 00:21:34,527 --> 00:21:38,464 (小麦) ごめん。 何のこと? 366 00:21:38,531 --> 00:21:41,467 僕は…。 367 00:21:41,534 --> 00:21:45,538 僕は 小麦さんのことが 好きなんです。 368 00:21:45,605 --> 00:21:49,342 ♪~