1 00:00:02,136 --> 00:00:04,939 {\an8}(小麦) 私 決めました。 2 00:00:05,005 --> 00:00:08,943 {\an8}美姫には 本物の母親の ふりを 続けてください。 3 00:00:09,009 --> 00:00:11,946 {\an8}嘘を 押し通しましょう。 4 00:00:12,012 --> 00:00:16,017 桜子ちゃんのためだけじゃなく 美姫のためにも。 5 00:00:18,018 --> 00:00:22,023 責任は 私が取ります。 6 00:00:29,029 --> 00:00:33,033 (友樹) へえ。 小麦さんって 面白え。 7 00:00:35,036 --> 00:00:36,971 (友樹)《僕が 君にしたことは 許されない》→ 8 00:00:37,037 --> 00:00:38,973 《何をされても 文句は 言えないよ》→ 9 00:00:39,039 --> 00:00:41,976 《僕は 嫌われて当然だ》→ 10 00:00:42,042 --> 00:00:44,979 《でも 嘘をついたまま 君のそばに 居続けたくなかった》 11 00:00:45,045 --> 00:00:49,049 (エリカ)《友樹さんは 同情だけで 私に 優しくしてくれてるの?》 12 00:00:49,049 --> 00:01:08,002 ♪~ 13 00:01:08,002 --> 00:01:09,937 (君嶋) 今 何と言った? 14 00:01:10,004 --> 00:01:13,941 (小麦) 私に 1億円 貸していただけないでしょうかと。 15 00:01:14,008 --> 00:01:17,945 (君嶋) アッハハハ! いやいや。 ごめん ごめん。 16 00:01:18,012 --> 00:01:22,950 小山さんが そんな冗談を 言う人だとは思わなかったんでね。 17 00:01:23,017 --> 00:01:26,954 まあ 君が そんな 無謀な 申し入れをするには→ 18 00:01:27,021 --> 00:01:31,959 それなりの訳が あるんだろう。 だが 前にも言ったと思うが→ 19 00:01:32,026 --> 00:01:35,963 私も 慈善事業に 興味はないんでね。 20 00:01:36,030 --> 00:01:40,968 君も 社員に 訳もなく 1億もの金を貸す 経営者を→ 21 00:01:41,035 --> 00:01:43,971 信頼など できないだろう? 22 00:01:44,038 --> 00:01:47,975 (小麦) そうですよね。 すいませんでした。 変なこと言って。 23 00:01:48,042 --> 00:01:50,978 朝から 貴重な お時間 失礼しました。 24 00:01:51,045 --> 00:01:53,981 (君嶋) うん。 25 00:01:54,048 --> 00:01:55,983 (響子) 私が 貸してあげる。 (小麦) えっ? 26 00:01:56,050 --> 00:01:58,986 (響子) どうしたの? そんなに 驚いた顔して。 27 00:01:59,053 --> 00:02:00,988 (小麦) 私が >> 1億 持ってるとは思えない? 28 00:02:01,055 --> 00:02:03,924 これでも 一応 売れっ子作家の 一人なんだけどなぁ。 29 00:02:03,991 --> 00:02:06,927 (小麦) それは もう。 >> 1億円の使い道は 聞かないわ。 30 00:02:06,994 --> 00:02:10,931 でもね 私も 社長と同じで 慈善事業には 興味ないの。 31 00:02:10,998 --> 00:02:14,935 1億円 貸してあげるのと 引き換えに 私の担当になること。 32 00:02:15,002 --> 00:02:18,939 もちろん 桜井 美姫の担当は やめるのよ。 それが 条件。 33 00:02:19,006 --> 00:02:21,008 どうする? 34 00:02:25,012 --> 00:02:30,951 (小麦) 分かりました。 >> じゃあ 取引 成立。 35 00:02:31,018 --> 00:02:32,953 よろしくね。 36 00:02:33,020 --> 00:02:36,957 (小麦) 精いっぱい 務めさせていただきます。 37 00:02:37,024 --> 00:02:41,028 私は 仕事に戻りますので これで。 38 00:02:49,036 --> 00:02:51,972 (君嶋) 何を 考えてるんだ? 39 00:02:52,039 --> 00:02:55,042 小麦ちゃんって カワイイなぁって。 40 00:03:02,983 --> 00:03:04,919 (美姫) おう。 小麦。→ 41 00:03:04,985 --> 00:03:07,922 さっき 銀行の口座 確かめたら 全額 振り込まれてたわ。 42 00:03:07,988 --> 00:03:10,925 (美姫) おおきに。 (桜子) ありがとうございます。 43 00:03:10,991 --> 00:03:12,927 (小麦) うん。 (美姫) 後は 手術の日程を→ 44 00:03:12,993 --> 00:03:17,932 先生と 相談するだけやな。 桜子。 頑張ってこいよ。 45 00:03:17,998 --> 00:03:20,935 うん。 元気になったら アメリカの お土産→ 46 00:03:21,001 --> 00:03:23,938 たくさん 買うてきてあげるわ。 何がいい? 47 00:03:24,004 --> 00:03:26,941 (美姫) 桜子が 元気になるのが 一番の土産やろ。 48 00:03:27,007 --> 00:03:29,944 >> そうか。 (美姫) フフフ。 そうや。 49 00:03:30,010 --> 00:03:33,948 (小麦)《今は あなたから 大切な家族を 奪えない》 50 00:03:34,014 --> 00:03:37,952 《美姫。 残りの 8,500万は→ 51 00:03:38,018 --> 00:03:43,023 真実を話すときに 必ず返すから ごめんね》 52 00:03:54,635 --> 00:03:58,639 {\an8}(お手伝いさん) あっ。 奥さま。 (みやび) ただいま。 53 00:03:58,706 --> 00:04:00,641 {\an8}(みやび) えっ!? 54 00:04:00,708 --> 00:04:02,643 {\an8}(エリカ) 美姫は 同じ障がい者でも 何も諦めてない。 55 00:04:02,710 --> 00:04:04,645 {\an8}私も 美姫みたいに 強くなれば→ 56 00:04:04,712 --> 00:04:07,648 {\an8}違う未来が 開ける気がするんです。 57 00:04:07,715 --> 00:04:10,651 {\an8}もちろんよ。 未来は 自分で つくるものですもの。 58 00:04:10,718 --> 00:04:14,655 {\an8}ただし あなたが 決して 途中で 諦めないって 誓うならね。 59 00:04:14,722 --> 00:04:17,658 {\an8}私 本気です。 絶対 諦めません。 60 00:04:17,725 --> 00:04:19,660 {\an8}勝負は 勝たなきゃ意味がないわ。 61 00:04:19,727 --> 00:04:23,664 {\an8}あなたが その気なら 勝たせてあげる。 62 00:04:23,731 --> 00:04:25,666 {\an8}\(ドアの開く音) 63 00:04:25,733 --> 00:04:27,668 {\an8}(エリカ) ママ ノックくらいしてよ。 (みやび) 何しに来たのよ? 64 00:04:27,735 --> 00:04:30,671 {\an8}やんごとなき お家柄の 奥さまにしては→ 65 00:04:30,738 --> 00:04:32,673 {\an8}ご挨拶なのねぇ。 私なんかに 聞くより→ 66 00:04:32,740 --> 00:04:34,675 {\an8}あなたの大事な エリカちゃんに お聞きになったら? 67 00:04:34,742 --> 00:04:36,677 {\an8}エリカちゃんのせいにして ごまかすつもり? 68 00:04:36,744 --> 00:04:38,679 {\an8}(エリカ) 私が 先生に電話して 来ていただいたのよ。 69 00:04:38,746 --> 00:04:41,682 {\an8}エリカちゃんが? どうして? 70 00:04:41,749 --> 00:04:44,685 {\an8}私 美園先生と 仕事をすることにしたの。 71 00:04:44,752 --> 00:04:47,621 {\an8}何ですって? (エリカ) 先生は 私に翼をくれる。 72 00:04:47,688 --> 00:04:50,624 {\an8}(エリカ) ママが 私から奪った 翼をね。→ 73 00:04:50,691 --> 00:04:53,627 {\an8}私は 先生から もらった翼で 障がいも 乗り越えてみせるわ。 74 00:04:53,694 --> 00:04:56,630 {\an8}ママなんか 何にも できないくせに。→ 75 00:04:56,697 --> 00:04:59,700 {\an8}だったら せめて 私の邪魔だけは しないで。 76 00:05:03,704 --> 00:05:07,641 {\an8}(美姫) あっ。 何や 美園先生やんか。 >> こんにちは。 77 00:05:07,708 --> 00:05:10,644 そういえば あなた ここに 居候してたんだわね。 78 00:05:10,711 --> 00:05:12,646 (美姫) 頼まれたから 住んでやってるだけや。 79 00:05:12,713 --> 00:05:16,650 ハハハ! 売れっ子作家さんを 君嶋出版が 囲いこんだってわけ? 80 00:05:16,717 --> 00:05:20,654 (美姫) さすが 業界 長いと のみ込み 早いやん。 81 00:05:20,721 --> 00:05:22,656 そろそろ 荷造り始めた方が いいかもしれないわよ。 82 00:05:22,723 --> 00:05:24,658 もう 用済みになるかもしれないから。 83 00:05:24,725 --> 00:05:26,660 (美姫) どういう意味や? 84 00:05:26,727 --> 00:05:30,664 \(みやび) エリカちゃん。 話は まだ 終わってないでしょ? 85 00:05:30,731 --> 00:05:32,666 美姫 帰ってたの。 86 00:05:32,733 --> 00:05:35,669 (美姫) ああ。 着替えたら また 病院 戻るけどな。 87 00:05:35,736 --> 00:05:37,671 (響子) ちょうど よかったわ 美姫さん。→ 88 00:05:37,738 --> 00:05:39,673 エリカちゃんも あなたと同じ→ 89 00:05:39,740 --> 00:05:41,675 小説家になることに したんですって。 90 00:05:41,742 --> 00:05:44,678 (みやび) そんなこと 私が 認めません!→ 91 00:05:44,745 --> 00:05:47,614 エリカちゃんは 仕事なんか しなくていいのよ。→ 92 00:05:47,681 --> 00:05:49,616 無駄な苦労する必要なんか ないんだから。→ 93 00:05:49,683 --> 00:05:51,618 ママがね すてきな人 見つけてあげるから。 94 00:05:51,685 --> 00:05:53,620 (美姫) エリカの人生やないか。 95 00:05:53,687 --> 00:05:55,622 たとえ 母親でも 指図する権利なんかあらへん。 96 00:05:55,689 --> 00:05:57,624 (みやび) これは 私たち 家族の問題です。 97 00:05:57,691 --> 00:05:59,626 関係ない人間は 黙っといて。 98 00:05:59,693 --> 00:06:01,628 (響子) あなたが 今の地位で のうのうと してられるのも→ 99 00:06:01,695 --> 00:06:03,630 時間の問題かもしれないわよ 美姫さん。→ 100 00:06:03,697 --> 00:06:05,632 エリカちゃんに 取って代わられないように→ 101 00:06:05,699 --> 00:06:08,635 頑張ってね。 (美姫) ご心配なく。 102 00:06:08,702 --> 00:06:10,637 エリカ 頑張りや。 103 00:06:10,704 --> 00:06:12,639 車椅子作家では うちが パイオニアや。 104 00:06:12,706 --> 00:06:14,641 後から やる人間は しょせん→ 105 00:06:14,708 --> 00:06:16,643 二番煎じと 思われるのが 落ちやで。 106 00:06:16,710 --> 00:06:19,646 それを超えて 世間を 認めさせるには 実力しかない。 107 00:06:19,713 --> 00:06:22,649 あんたに その根性があるのか 楽しみにしてるわ。 108 00:06:22,716 --> 00:06:25,652 (エリカ) 美姫こそ 今の言葉 忘れないで。 109 00:06:25,719 --> 00:06:29,656 近いうちに 後悔させてみせる。 (美姫) 何や 強気やな。 110 00:06:29,723 --> 00:06:32,659 ほな うちも 手加減せえへんで。 111 00:06:32,726 --> 00:06:34,661 フフフ。 (みやび) もう 出てって!→ 112 00:06:34,728 --> 00:06:37,731 今すぐ 2人とも 出てって! 113 00:06:43,737 --> 00:06:46,607 (小麦) 奇麗な パステル。 (桜子) うん。 114 00:06:46,673 --> 00:06:51,678 美姫姉ちゃんが 戻ってくる前に 完成させたいな。 115 00:06:54,681 --> 00:06:58,619 (桜子) 何や 友樹兄ちゃんか。 (友樹) 何だとは 何だよ。 116 00:06:58,685 --> 00:07:00,621 (桜子) ごめん。 117 00:07:00,687 --> 00:07:02,623 (友樹) アメリカに 手術に行けるって 聞いたからさ→ 118 00:07:02,689 --> 00:07:06,693 お祝いに来たんだ。 よかったね。 119 00:07:09,696 --> 00:07:13,634 お姫さまに プレゼント。 120 00:07:13,700 --> 00:07:15,636 ありがとう。 121 00:07:15,702 --> 00:07:18,639 福祉施設で 働くことになったって 言うてたから→ 122 00:07:18,705 --> 00:07:21,642 もう ここには 来てくれへんのかと 思ってた。 123 00:07:21,708 --> 00:07:24,645 桜子ちゃんのこと ずっと 心配してたんだよ。 124 00:07:24,711 --> 00:07:28,715 天使園にも ようやく慣れたから 休み もらったんだ。 125 00:07:35,589 --> 00:07:39,660 (小麦) どういうこと? >> 挨拶もなしに いきなり本題? 126 00:07:39,726 --> 00:07:42,663 将来 俺の お姉さんに なるかもしれないんでしょ。 127 00:07:42,729 --> 00:07:44,731 小麦さん。 128 00:07:46,667 --> 00:07:49,603 (小麦) 桜子ちゃんを 知ってるのは 偶然? 129 00:07:49,670 --> 00:07:52,606 そんな偶然 あると思う? 130 00:07:52,673 --> 00:07:58,612 そうだよ。 美姫の 偽家族の一件を 仕込んだのは 全部 俺。 131 00:07:58,679 --> 00:08:02,616 黒幕がいるとは 思わなかった? 132 00:08:02,683 --> 00:08:04,618 小麦さんも 案外 甘ちゃんだな。 133 00:08:04,685 --> 00:08:07,621 まっ 兄貴を 好きになるぐらいだもんな。 134 00:08:07,688 --> 00:08:11,625 甘ちゃん同士で お似合いか。 135 00:08:11,692 --> 00:08:15,629 考えてもみてよ。 あんな 田舎者の おばちゃんが→ 136 00:08:15,696 --> 00:08:17,631 こんなこと 考えつくわけないでしょ。 137 00:08:17,698 --> 00:08:20,634 (小麦) あなた 自分のやったこと 分かってるの? 138 00:08:20,701 --> 00:08:25,639 シーッ。 ここ 病院だよ。 139 00:08:25,706 --> 00:08:29,643 (小麦) ごまかさないで。 >> 俺が? 冗談でしょ。 140 00:08:29,710 --> 00:08:34,648 いい? 春江さんの娘は 手術ができて 幸せ。 141 00:08:34,715 --> 00:08:38,652 美姫は 家族ができて 幸せ。 みんな 幸せじゃない。 142 00:08:38,719 --> 00:08:41,722 俺は 全て 善意で この計画を 企て…。 143 00:08:43,724 --> 00:08:47,661 (小麦) 美姫も 桜子ちゃんも 本当の きょうだいだと 思ってるのよ。 144 00:08:47,728 --> 00:08:50,664 あなたに 良心っていうものは ないの? 145 00:08:50,731 --> 00:08:53,667 そんなふうに 人の心を もてあそんで いいわけない。 146 00:08:53,734 --> 00:08:57,671 このままで済むと 思わないで。 私は あなたを許さない。 147 00:08:57,738 --> 00:09:02,676 でもさぁ 確かに 嘘の母親を 仕立てたのは 俺だけど→ 148 00:09:02,743 --> 00:09:05,679 小麦さんだって 同じ穴の むじなだよ。 149 00:09:05,746 --> 00:09:09,750 真実を 知ってるのに 黙ってる。 150 00:09:11,752 --> 00:09:14,688 あんたも 俺と一緒じゃん。 151 00:09:14,755 --> 00:09:17,758 小麦さんの 嘘つき。 152 00:09:28,769 --> 00:09:30,704 (小麦) ハァー。 153 00:09:30,771 --> 00:09:33,707 (あひる)《友樹のジャブが 効いてんのかよ?》→ 154 00:09:33,774 --> 00:09:38,712 《お前が 美姫に 嘘 つき続けて 何の得になるんだよ》 155 00:09:38,779 --> 00:09:41,715 (美姫)《うちの 母親?》 156 00:09:41,782 --> 00:09:45,786 (春江)《ずっと 会いたかった》 157 00:09:48,722 --> 00:09:52,659 (美姫)《♪「閻魔さまに 舌も 引っこ抜かしてやるで」》 158 00:09:52,726 --> 00:09:57,664 (友樹)《美姫の 偽家族の一件を 仕込んだのは 全部 俺》→ 159 00:09:57,731 --> 00:09:59,666 《小麦さんだって 同じ穴の むじなだよ》→ 160 00:09:59,733 --> 00:10:02,669 《真実を 知ってるのに 黙ってる》→ 161 00:10:02,736 --> 00:10:07,674 《あんたも 俺と一緒じゃん。 フフ》 162 00:10:07,741 --> 00:10:12,679 (小麦) 私に 友樹君を 責める資格なんてない。 163 00:10:12,746 --> 00:10:15,749 (あひる)《美姫に 真実を話せば 楽になるぜ》 164 00:10:19,753 --> 00:10:22,756 📱(メールの着信音) 165 00:10:27,761 --> 00:10:29,696 (小麦) ハァー。 166 00:10:29,763 --> 00:10:31,765 (あひる)《今 ほっとしただろ?》 167 00:10:42,776 --> 00:10:45,712 《俺 エリカちゃんに ホントのこと 言った》 168 00:10:45,779 --> 00:10:50,650 (君嶋)《二度と 娘には 関わらないでくれ》 169 00:10:50,717 --> 00:10:53,653 《それが 君にできる 唯一の償いだ》 170 00:10:53,720 --> 00:10:55,655 (友樹)《彼女が 不幸になって かわいそうだと 思うんなら→ 171 00:10:55,722 --> 00:10:58,725 兄さんが 幸せにしてやれば?》 172 00:11:05,732 --> 00:11:07,734 (哲也) ハァー。 173 00:11:15,742 --> 00:11:18,678 (美姫) これ アメリカに行くときに 履いていき。 174 00:11:18,745 --> 00:11:21,681 うわぁ カッコイイ。 お姉ちゃん ありがとう。 175 00:11:21,748 --> 00:11:23,750 (美姫) ひも 通そうか? >> うん。 176 00:11:31,758 --> 00:11:35,695 奇麗。 (美姫) 奇麗やな。 桜子 上手やな。 177 00:11:35,762 --> 00:11:37,697 「姉ちゃんが おんぶしたる」 178 00:11:37,764 --> 00:11:39,700 「どこでも 連れてったる」 179 00:11:39,766 --> 00:11:42,702 ほら 桜子。 姉ちゃんが おんぶしたる。 180 00:11:42,769 --> 00:11:44,705 えーっ。 無理やわ。 181 00:11:44,771 --> 00:11:47,641 (美姫) うちの辞書に 無理って言葉は ないんや。 182 00:11:47,707 --> 00:11:50,644 じゃあ 窓から 外の景色が 見たい。 183 00:11:50,710 --> 00:11:53,647 (美姫) アホ。 そんなん おんぶせんでも 見えるやろ。 184 00:11:53,713 --> 00:11:56,650 お姉ちゃんに おんぶしてもらって 一緒に見たいの。 185 00:11:56,716 --> 00:11:59,653 (美姫) はいはい。 甘えっ子やなぁ。 186 00:11:59,719 --> 00:12:04,658 よいしょ。 よいしょー。 187 00:12:04,724 --> 00:12:09,663 ああ。 ええ天気やなぁ。 188 00:12:09,729 --> 00:12:13,734 外に行けたら 気持ちええんやろうなぁ。 189 00:12:15,735 --> 00:12:17,671 (美姫) 元気になったら 何ぼでも 行けるわ。 190 00:12:17,737 --> 00:12:20,674 この靴で また リレーだって 走れるようになる。 191 00:12:20,740 --> 00:12:22,676 >> ううん。 (美姫) えっ? 192 00:12:22,742 --> 00:12:24,678 元気になったら 桜子が お姉ちゃん おんぶして→ 193 00:12:24,744 --> 00:12:27,681 いろんな所に 連れていってあげる。 194 00:12:27,747 --> 00:12:30,684 (美姫) えっ。 >> 一緒に いろんな所に行きたい。 195 00:12:30,750 --> 00:12:32,686 お姉ちゃん どこがええ? 196 00:12:32,753 --> 00:12:36,690 (美姫) うーん。 ほな 海がええな。 197 00:12:36,756 --> 00:12:41,695 うち 海が 大好きやねん。 (美姫・桜子) フフフ。 198 00:12:41,761 --> 00:12:46,700 (美姫) うれしいなぁ。 めっちゃ 奇麗やで。 199 00:12:48,702 --> 00:12:51,638 (小麦) お疲れさまです。 (一同) お疲れさまです。 200 00:12:51,705 --> 00:12:54,641 (佐伯) 美園先生 担当することになったんだって? 201 00:12:54,708 --> 00:12:56,643 (小麦) はい。 先生に 直々に言われて。 202 00:12:56,710 --> 00:12:58,645 (佐伯) ちょっと 声 掛けられたぐらいで→ 203 00:12:58,712 --> 00:13:00,647 調子に 乗んなよ。 (小麦) いつ 私が。 204 00:13:00,714 --> 00:13:03,650 (佐伯) とにかく 美園先生との新作 失敗は 許さないぞ。 205 00:13:03,717 --> 00:13:06,720 次の企画会議で 方向性 出すように。 206 00:13:09,723 --> 00:13:13,660 「私は それどころじゃ ないんです」って感じ? 207 00:13:13,727 --> 00:13:15,662 (小麦) 友樹君。 208 00:13:15,729 --> 00:13:19,666 (友樹) 以前 兄の 那珂川 哲也が お世話になりました。 209 00:13:19,733 --> 00:13:23,670 (小麦) 何しに来たの? >> 仕事熱心な お姉さんの慰労だよ。 210 00:13:23,737 --> 00:13:25,739 お茶でもしよう。 211 00:13:27,741 --> 00:13:30,677 (若子) ハァー。 (聡美) 那珂川さんの 弟さん? 212 00:13:30,744 --> 00:13:33,680 弟君も いい。 ターゲット変更! (朋香) 早っ。 213 00:13:33,747 --> 00:13:37,751 男は ゲットして何ぼです。 カッコイイ。 214 00:13:39,753 --> 00:13:42,689 美姫に 言ったの? ホントのこと。 215 00:13:42,756 --> 00:13:46,626 (小麦) 言ったでしょ。 あなたの 思いどおりなんかに させない。 216 00:13:46,693 --> 00:13:48,628 私は 嘘を つき通すって 決めたの。 217 00:13:48,695 --> 00:13:51,631 これは 私一人の胸に納める。 218 00:13:51,698 --> 00:13:55,635 へえ。 小麦さんって やっぱり 面白いわ。 219 00:13:55,702 --> 00:13:57,637 (小麦) だからって あなたのことは 許さない。 220 00:13:57,704 --> 00:14:01,708 これ以上 美姫にも 桜子ちゃんにも 関わらないで。 221 00:14:07,214 --> 00:14:10,116 (桜子) 帰りは 自分の足で 歩いて 帰ってくるからね。 222 00:14:10,183 --> 00:14:13,320 (美姫) おう。 楽しみに 待っとるで。 223 00:14:13,386 --> 00:14:17,257 おかんも 気ぃ付けてな。 (春江) ありがとう。 224 00:14:17,324 --> 00:14:19,326 お姉ちゃん これ。 225 00:14:21,328 --> 00:14:23,263 (美姫) ありがとう。 226 00:14:23,330 --> 00:14:25,265 帰ってきたら 海やで。 約束やからな。 227 00:14:25,332 --> 00:14:30,270 (美姫) うん。 行ってこい。 >> お姉ちゃん ありがとう。 228 00:14:30,337 --> 00:14:33,273 いってきます。 229 00:14:33,340 --> 00:14:35,342 (美姫) いってらっしゃい。 230 00:14:40,347 --> 00:14:43,350 (美姫) 気ぃ付けてな。 (桜子) うん。 231 00:14:54,361 --> 00:14:56,363 (小麦) 美姫。 232 00:14:58,365 --> 00:15:02,302 (美姫) 何で 嘘ついた? (小麦) えっ? 233 00:15:02,369 --> 00:15:05,305 (美姫) 友樹から 聞いたんや。 234 00:15:05,372 --> 00:15:08,375 何で 偽者やって 黙っとった? 235 00:15:10,377 --> 00:15:15,315 (友樹)《あんたの母親と 妹 俺が仕組んだ 偽者なんだよ》 236 00:15:15,382 --> 00:15:20,253 《小麦さんも 知ってるのに 嘘ついてるなんて ひどいよね》 237 00:15:20,320 --> 00:15:23,323 《お宅ら ホントに 友達なの?》 238 00:15:27,327 --> 00:15:29,262 (美姫) 勘違いすんなや。 239 00:15:29,329 --> 00:15:33,266 友樹から 言われんでも 偽者やって 気付いとったわ。 240 00:15:33,333 --> 00:15:37,270 作家の眼力 なめんなよ。 おかんの態度 見てれば 分かるわ。 241 00:15:37,337 --> 00:15:42,275 そんなことより 何で お前が 黙ってたかや。 242 00:15:42,342 --> 00:15:44,344 ちゃんと 説明せえ! 243 00:15:46,346 --> 00:15:50,283 言い訳も できひんのかい。 244 00:15:50,350 --> 00:15:54,287 どういうつもりや? あんたは うちを だましたんや。 245 00:15:54,354 --> 00:15:57,357 言い訳くらいせんかい! 246 00:16:02,362 --> 00:16:04,364 (小麦) ごめん。 247 00:16:07,367 --> 00:16:10,370 (美姫) ざけんな。 248 00:16:12,372 --> 00:16:14,374 顔 出せ。 249 00:16:28,321 --> 00:16:31,324 (美姫) 悔しいな。 250 00:16:33,326 --> 00:16:40,266 歩けんことが こんなに悔しいのは 生まれて初めてや。 251 00:16:40,333 --> 00:16:46,272 歩けたら…。 自分の足で 歩けたら→ 252 00:16:46,339 --> 00:16:50,343 すぐに 小麦を 抱き締められたんや。 253 00:16:52,345 --> 00:16:57,350 あんたの おかげで いい夢 見さしてもろうた。 254 00:17:00,353 --> 00:17:07,293 (美姫) ほんの一瞬でも うちに 守るもんができて。 255 00:17:07,360 --> 00:17:14,300 お前は アホや。 こんなときくらい 言い訳したらええのに。 256 00:17:14,367 --> 00:17:17,303 全部 一人で抱えて。 257 00:17:17,370 --> 00:17:20,306 うちのために。 258 00:17:20,373 --> 00:17:27,313 うちなんかのために ずっと 黙って。 259 00:17:27,380 --> 00:17:32,318 小麦は 世界一のアホや。 260 00:17:32,385 --> 00:17:39,392 (小麦) ごめんね。 美姫 ごめん。 261 00:17:41,394 --> 00:17:43,396 (美姫) バカ…。 262 00:17:52,405 --> 00:17:55,408 あの2人 面白いな。 263 00:18:05,418 --> 00:18:09,422 (美姫) いい思い出や。 (小麦) 美姫。 264 00:18:11,424 --> 00:18:15,428 (美姫) うちは 小麦だけおったらええ。 265 00:18:17,363 --> 00:18:20,366 うちの家族は 小麦や。 266 00:18:22,368 --> 00:18:25,305 (小麦) 私もよ。 267 00:18:25,371 --> 00:18:28,308 言ったでしょ。 カミツキガメは→ 268 00:18:28,374 --> 00:18:31,311 1回 かみついたら 簡単には 放さないって。 269 00:18:31,377 --> 00:18:33,379 (小麦・美姫) フフフ。 270 00:18:33,379 --> 00:18:52,398 ♪~ 271 00:18:52,398 --> 00:18:55,335 (潤) 桜子ちゃん 今ごろ 海の上だね。 272 00:18:55,401 --> 00:18:57,337 (美姫) そうやな。 273 00:18:57,403 --> 00:19:01,341 これで 家族のことも分かったし ますます いい本 書けそうやわ。 274 00:19:01,407 --> 00:19:03,343 (潤) うん。 美姫ちゃんなら できる。→ 275 00:19:03,409 --> 00:19:05,345 楽しみにしてるよ。 276 00:19:05,411 --> 00:19:08,348 これで 全部 私に 勝ったつもりってわけ? 277 00:19:08,414 --> 00:19:12,418 (美姫) えっ? (潤) エリカ。 何 言ってんの? 278 00:19:16,356 --> 00:19:20,293 虫の居所でも 悪かったのかな。 ごめんね 美姫ちゃん。 279 00:19:20,360 --> 00:19:23,363 (美姫) 潤が 謝ることやないやろ。 280 00:19:30,370 --> 00:19:32,305 (エリカ) 何よ 偉そうに! 全部 奪ってやる。 281 00:19:32,372 --> 00:19:34,374 美姫なんか 不幸になればいいのよ。 282 00:19:41,381 --> 00:19:43,316 (小麦) ただいま。 283 00:19:43,383 --> 00:19:46,319 大丈夫? (哲也) あっ。 おかえりなさい。→ 284 00:19:46,386 --> 00:19:48,321 ちょっと 仕事のことで 考え事。 285 00:19:48,388 --> 00:19:51,324 (小麦) 新しい仕事だもん。 慣れるまで 大変だよね。 286 00:19:51,391 --> 00:19:53,326 ちょっと待ってて。 今 ご飯 作るから。 287 00:19:53,393 --> 00:19:55,328 (哲也) あっ。 僕も手伝うよ。 288 00:19:55,395 --> 00:19:58,331 (哲也) 一緒に やった方が 早いし 気分転換にもなるし。 289 00:19:58,398 --> 00:20:01,334 (小麦) そう。 じゃあ シチューにするから→ 290 00:20:01,401 --> 00:20:04,337 哲也さんは ジャガイモ 洗って 皮 むいて。 291 00:20:04,404 --> 00:20:08,341 あっ。 何か 今 将来 見えた。 かかあ天下? 292 00:20:08,408 --> 00:20:12,412 (小麦) 大丈夫。 その方が 幸せらしいよ。 >> ハハハ。 よし。 293 00:20:16,349 --> 00:20:19,285 \(チャイム) (小麦) あっ。 宅配便かな? 294 00:20:19,352 --> 00:20:21,354 はーい! 295 00:20:26,359 --> 00:20:28,361 こんばんは。 296 00:20:31,364 --> 00:20:33,299 (哲也) お前 何しに来た? 297 00:20:33,366 --> 00:20:36,302 (友樹) ちょっと 報告があって。 (哲也) 報告? 298 00:20:36,369 --> 00:20:41,307 俺 天使園 辞めることにしたから。 (小麦・哲也) えっ? 299 00:20:41,374 --> 00:20:44,310 (友樹) 俺 ホントに エリカちゃんのために→ 300 00:20:44,377 --> 00:20:48,314 何かしたいと 思ったんだ。 でも それが 彼女を苦しめてる。 301 00:20:48,381 --> 00:20:51,317 俺がいると 彼女は どうしても→ 302 00:20:51,384 --> 00:20:54,320 自分が 足を失ったときのことを 思い出してしまう。 303 00:20:54,387 --> 00:20:56,322 兄貴の言うとおり→ 304 00:20:56,389 --> 00:21:01,327 俺が いなくなることが 一番の償いなんだよ。→ 305 00:21:01,394 --> 00:21:03,329 小麦さんも 安心して。→ 306 00:21:03,396 --> 00:21:06,332 もう 美姫さんに ちょっかい出したり しないから。 307 00:21:06,399 --> 00:21:10,336 お前 美姫さんにも 何かしたのか? 308 00:21:10,403 --> 00:21:13,339 春江さんの件。 309 00:21:13,406 --> 00:21:16,275 美姫ちゃんの母親だなんて 嘘なんだ。 310 00:21:16,342 --> 00:21:18,344 全部 俺が仕組んだこと。 311 00:21:20,346 --> 00:21:22,281 (哲也) ふざけるな! (小麦) 哲也さん! 312 00:21:22,348 --> 00:21:24,284 (友樹) 美姫さんは 家族ができて うれしい。 313 00:21:24,350 --> 00:21:26,285 桜子ちゃんと 春江さんも 救われる。→ 314 00:21:26,352 --> 00:21:28,287 ホントに 悪いことじゃないと 思ったんだ。→ 315 00:21:28,354 --> 00:21:34,360 でも それは 俺の理屈だよね。 すまなかったと 思ってる。 316 00:21:38,364 --> 00:21:41,367 (小麦) お茶 入れるね。 317 00:21:43,369 --> 00:21:45,304 (哲也) 天使園を出て どこ 行くんだ?→ 318 00:21:45,371 --> 00:21:47,306 家に 戻るのか? 319 00:21:47,373 --> 00:21:51,310 (友樹) 家には 戻らない。 また どっか 遠くにでも行くよ。 320 00:21:51,377 --> 00:21:53,313 (哲也) ああ そうしてくれ。→ 321 00:21:53,379 --> 00:21:56,315 お前は もう二度と 俺たちの前に 現れるな。 322 00:21:56,382 --> 00:21:58,384 (小麦) えっ?