1 00:00:02,003 --> 00:00:04,939 (小麦) 私たち 今度こそ 終わりにしよう。 2 00:00:05,005 --> 00:00:08,943 (哲也) 小麦さん。 (小麦) 終わりにしましょう。 3 00:00:09,009 --> 00:00:11,946 >> 小麦さん 僕は…。 (小麦) お互い 無理して→ 4 00:00:12,012 --> 00:00:13,948 たくさんの荷物を 背負っても→ 5 00:00:14,015 --> 00:00:18,018 いつかは バランスを崩して 倒れるだけ。 6 00:00:20,020 --> 00:00:23,958 血は 水より濃いのよ。 7 00:00:24,024 --> 00:00:26,961 だから 今は 家族の問題から 逃げないで→ 8 00:00:27,027 --> 00:00:29,964 ちゃんと 向かい合うって 約束して。 9 00:00:30,030 --> 00:00:33,968 >> 小麦さん…。 (小麦) 私は 実家を継ぐ。 10 00:00:34,034 --> 00:00:36,971 だから 哲也さんにも いつか→ 11 00:00:37,037 --> 00:00:40,975 日本のために活躍する 政治家に なってほしい。 12 00:00:41,042 --> 00:00:45,980 私たち 憎しみ合って 別れるんじゃない。 13 00:00:46,046 --> 00:00:49,984 もう アラフォー女が 結婚 やめるんだから→ 14 00:00:50,051 --> 00:00:55,055 ちゃんと 今を 乗り越えなきゃ 許さないわよ。 15 00:00:57,057 --> 00:01:03,931 全て 僕の力不足です。 申し訳ありません。 16 00:01:03,998 --> 00:01:10,938 (小麦) 大丈夫。 哲也さんなら きっと できる。 17 00:01:11,005 --> 00:01:16,010 最後は 笑顔で別れよう。 18 00:01:21,015 --> 00:01:23,017 (小麦) 元気でね。 19 00:01:29,023 --> 00:01:31,959 小麦さん。 20 00:01:32,026 --> 00:01:37,031 幸せに…。 幸せになってください。 21 00:01:37,031 --> 00:01:50,044 ♪~ 22 00:01:54,048 --> 00:01:56,984 (小麦) ただいま。 23 00:01:57,051 --> 00:01:59,987 (美姫) おかえり。 友樹のやつ どうやった? 24 00:02:00,054 --> 00:02:04,925 (小麦) 命に 別条はないけど 後遺症が残る 可能性があるって。 25 00:02:04,992 --> 00:02:06,927 (美姫) そうか。 26 00:02:06,994 --> 00:02:08,929 (小麦) さすがに ちょっと疲れたから 休むね。 27 00:02:08,996 --> 00:02:11,932 (美姫) うちの目は 節穴 ちゃうで。 28 00:02:11,999 --> 00:02:16,937 そない 顔色 悪いんは 友樹のことが 理由 ちゃうやろ。 29 00:02:17,004 --> 00:02:20,007 観念して 白状しろ。 30 00:02:22,009 --> 00:02:24,945 (小麦) 哲也さんと 別れた。 31 00:02:25,012 --> 00:02:30,951 別れた方が 哲也さんも 私も 幸せになれると 思ったから。 32 00:02:31,018 --> 00:02:34,955 2人で出した答えなの。 後悔は してない。 33 00:02:35,022 --> 00:02:38,025 (美姫) ホンマに それで ええんか? 34 00:02:42,029 --> 00:02:46,033 (美姫) 小麦が 決めたことなら うちは 何も言わん。 35 00:03:02,983 --> 00:03:05,920 (美姫) うーん。 36 00:03:05,986 --> 00:03:09,924 (小麦) 関西弁 使ってるのに 納豆好きって 矛盾じゃない? 37 00:03:09,990 --> 00:03:13,928 (美姫) アホ。 関西人が みんな 納豆嫌いって 誰が決めた? 38 00:03:13,994 --> 00:03:17,998 {\an8}だいたい うちは 東京育ちや。 これこそ 日本の 朝ご飯や。 39 00:03:20,000 --> 00:03:23,938 {\an8}うーん。 うまい! (小麦) ちょっと! 糸 飛ばさないでよ。 40 00:03:24,004 --> 00:03:25,940 {\an8}まったく もう。 41 00:03:26,006 --> 00:03:27,942 {\an8}朝から 悲劇のヒロインしようと 思ったのに→ 42 00:03:28,008 --> 00:03:29,944 {\an8}納豆女のせいで 台無し。 43 00:03:30,010 --> 00:03:31,946 {\an8}(美姫) 何が 悲劇のヒロインや。 ずうずうしい。 44 00:03:32,012 --> 00:03:35,950 {\an8}不細工な亀には 喜劇しか 認めへん。 45 00:03:36,016 --> 00:03:37,952 {\an8}(小麦) でも まあ 美姫がいてくれて よかったわ。 46 00:03:38,018 --> 00:03:39,954 {\an8}おかげで 落ち込んでる暇も ありゃしない。 47 00:03:40,020 --> 00:03:45,960 {\an8}(美姫) あっ。 ええ話して 慰めたろか? あのな 昔 昔 ある所に→ 48 00:03:46,026 --> 00:03:48,963 {\an8}1匹の 年増で ブスな カミツキガメが おりました。 49 00:03:49,029 --> 00:03:53,033 {\an8}(小麦) 会社に行くので 結構です。 ほな お先に。 50 00:03:56,036 --> 00:03:58,973 {\an8}(小麦) どうせ 暇でしょう? お皿 洗っといてね。 51 00:03:59,039 --> 00:04:00,975 {\an8}(美姫) はいはい。 52 00:04:09,984 --> 00:04:12,920 {\an8}(小麦) 今まで お世話になりました。 53 00:04:12,987 --> 00:04:16,924 {\an8}(只野) まあ お父さんが 倒れたんじゃ 仕方ないよな。 54 00:04:16,991 --> 00:04:19,927 {\an8}(佐伯) 君が いなくなるのは 残念だけど この 電子書籍部は→ 55 00:04:19,994 --> 00:04:23,931 {\an8}俺が もり立てていくから 安心してくれ。 56 00:04:23,998 --> 00:04:26,934 {\an8}(只野) たまには みんなの 尻たたきに 遊びに来てくれよ。 57 00:04:27,001 --> 00:04:28,936 小山が いると 盛り上がるからさ。 58 00:04:29,003 --> 00:04:30,938 (小麦) ありがとうございます。 59 00:04:31,005 --> 00:04:33,941 只野さんも 体に気を付けて 頑張ってくださいね。 60 00:04:34,008 --> 00:04:36,944 髪の毛は 年取ってっけど 体は まだまだ 若いからな。 アハハ。 61 00:04:37,011 --> 00:04:38,946 (若子) あっ。 指輪してない。 62 00:04:39,013 --> 00:04:40,948 (朋香) 半年で 結婚が なくなるなんて→ 63 00:04:41,015 --> 00:04:43,951 死刑宣告と おんなじですよね。 (聡美) 出家したと思えば→ 64 00:04:44,018 --> 00:04:46,954 いっそ すがすがしい気持ちに なれるかも。 65 00:04:47,021 --> 00:04:49,957 どうしたの? 今日 やけに おとなしいじゃない。 66 00:04:50,024 --> 00:04:53,961 (若子の泣き声) (朋香・聡美) えーっ? 67 00:04:54,028 --> 00:04:55,963 うれし泣き? (若子) 違います。 68 00:04:56,030 --> 00:04:59,967 ってことは 聡美さんも 将来 ピンチなんだなって 思ったら。 69 00:05:00,034 --> 00:05:01,969 1回 殴っていい? 70 00:05:03,971 --> 00:05:05,906 {\an8}(佐伯) あっ。 今度 うちに 遊びに来いよ。→ 71 00:05:05,973 --> 00:05:09,910 {\an8}なっ? うん。 最近 紗江子 お取り寄せに 凝っててさ。 72 00:05:09,977 --> 00:05:11,912 {\an8}(佐伯) ほら。 鍋パーティーとか しようぜ。 なっ? ぱーっと。 73 00:05:11,979 --> 00:05:15,916 (小麦) やっぱり アラフォー女の 婚約破棄なんて→ 74 00:05:15,983 --> 00:05:18,919 腫れ物に 触るようなものだよね。 >> あっ いや。 75 00:05:18,986 --> 00:05:20,921 俺は 別に そういうつもりで 言ったわけじゃない…。 76 00:05:20,988 --> 00:05:22,923 (小麦) ありがとう。 でも 私なら 大丈夫。 77 00:05:22,990 --> 00:05:26,927 ほら。 男運がないのには 昔っから 慣れっこっていうか。 アハハ。 78 00:05:26,994 --> 00:05:29,930 悪かったよ。 くだらん男と お付き合い いただいて。 79 00:05:29,997 --> 00:05:31,932 (小麦) どういたしまして。 80 00:05:31,999 --> 00:05:34,935 あーあ。 振られた男に 慰められてちゃ 世話ないな。 81 00:05:35,002 --> 00:05:37,004 それだけ言えりゃ 安心だよ。 82 00:05:39,006 --> 00:05:41,942 今すぐ 立ち直れとは 言わないけどさ→ 83 00:05:42,009 --> 00:05:45,946 小麦には 紗江子と俺っていう 味方がいること 忘れんな。 84 00:05:46,013 --> 00:05:48,949 (小麦) じゃあ 下町の味ツアーの 接待のときには→ 85 00:05:49,016 --> 00:05:51,952 うちの店 使ってもらおうかな。 うーんと サービスしますから。 86 00:05:52,019 --> 00:05:53,954 >> さすが しっかりしてんな。 (小麦) フフフ。 87 00:05:54,021 --> 00:05:56,957 >> じゃあ 次は こな屋で。 (小麦) うん。 88 00:05:57,024 --> 00:05:59,026 仕事 頑張って。 >> じゃ。 89 00:06:00,961 --> 00:06:04,898 \(響子) へえー。 あなたも 結構 モテたのねぇ。 90 00:06:04,965 --> 00:06:06,967 (小麦) 美園先生。 91 00:06:08,969 --> 00:06:12,906 (響子) 会社 辞めるのに 挨拶もないなんて さみしいわ。→ 92 00:06:12,973 --> 00:06:15,909 小麦ちゃんって 案外 冷たいのね。 (小麦) すいません。 93 00:06:15,976 --> 00:06:17,911 これから ご挨拶に伺おうと 思っていたんです。 94 00:06:17,978 --> 00:06:21,915 (響子) まあ いいわ。 結局は 美姫も つぶせたことだし→ 95 00:06:21,982 --> 00:06:24,918 許してあげる。 96 00:06:24,985 --> 00:06:27,921 (小麦) どうして そんなに 美姫に こだわるんですか? 97 00:06:27,988 --> 00:06:30,924 先生と美姫とは まったく 作風が違うと 思いますが。 98 00:06:30,991 --> 00:06:33,927 (響子) あら。 小麦ちゃんだけ 知らないんだ。 99 00:06:33,994 --> 00:06:36,930 美姫とは 公私共に 仲がいいんだと 思ってたわ。 100 00:06:36,997 --> 00:06:38,932 (小麦) えっ? 101 00:06:38,999 --> 00:06:45,939 私 あの子の母親なのよ。 母親の威厳を 見せとかないとね。 102 00:06:46,006 --> 00:06:47,941 (小麦) 美姫は 知ってるんですか? 103 00:06:48,008 --> 00:06:51,945 (響子) 言ったでしょう。 知らないの 小麦ちゃんだけ。 104 00:06:52,012 --> 00:06:53,947 (小麦) 美姫とは どんな話を されたんですか? 105 00:06:54,014 --> 00:06:55,949 (響子) どうして あなたに 言う必要が あるの? 106 00:06:56,016 --> 00:06:58,952 (小麦) これから 美姫とは どうするつもりですか? 107 00:06:59,019 --> 00:07:03,957 どうもしないわよ。 美姫は美姫。 私は私。 108 00:07:06,960 --> 00:07:09,897 (小麦) いずれにせよ 先生に お借りした 1,500万は→ 109 00:07:09,963 --> 00:07:12,900 働いて お返しします。 大変 申し訳ないんですが→ 110 00:07:12,966 --> 00:07:14,902 もう少し 待っていただけないでしょうか? 111 00:07:14,968 --> 00:07:16,904 (響子) いらないわ。 (小麦) えっ? 112 00:07:16,970 --> 00:07:18,906 (響子) 子育てに掛かる費用を 考えたら→ 113 00:07:18,972 --> 00:07:22,910 それっぽっち 安いものよ。 (小麦) 美園先生…。 114 00:07:22,976 --> 00:07:25,979 それじゃ。 115 00:07:33,987 --> 00:07:38,926 退院したら どうするつもりだ? (友樹) さあ。 116 00:07:38,992 --> 00:07:40,928 この足じゃ 就職も 難しいだろう。 117 00:07:40,994 --> 00:07:43,931 どこも なければ うちの事務所を…。 118 00:07:43,997 --> 00:07:47,935 やだね。 うちと関係ないとこなら 何でもいい。 119 00:07:48,001 --> 00:07:50,938 \(戸の開く音) 120 00:07:51,004 --> 00:07:53,941 へえー。 珍しい お客さんだ。 121 00:07:54,007 --> 00:07:57,945 あっ 美姫さん。 122 00:07:58,011 --> 00:08:02,950 (美姫) 小麦との結婚 やめたって ホンマか? 123 00:08:04,952 --> 00:08:06,887 (哲也) はい。 124 00:08:06,954 --> 00:08:10,891 (美姫) お前の本気って 何やねん。 小麦のことが 好きや。 125 00:08:10,958 --> 00:08:13,894 幸せにするって 誓ったんは どの口や? 126 00:08:13,961 --> 00:08:16,897 今の僕では 小麦さんを→ 127 00:08:16,964 --> 00:08:18,899 幸せには できないと 思い知りました。→ 128 00:08:18,966 --> 00:08:25,906 今の僕たち 2人にとって これが 最善の道だと 納得もしています。 129 00:08:25,973 --> 00:08:27,975 (美姫) 顔 出せ。 130 00:08:34,982 --> 00:08:39,920 (美姫) ええか? 決めたことは 最後まで やり通せ。 131 00:08:39,987 --> 00:08:43,924 小麦を幸せに できひんかったこと 最後まで 忘れんなよ。 132 00:08:43,991 --> 00:08:47,928 家族のことも 政治家になることも 途中で 投げ出したら→ 133 00:08:47,995 --> 00:08:50,931 また 殴りに来るからな。 >> はい。 134 00:08:50,998 --> 00:08:53,934 (友樹) 殴る相手が 違うんじゃない?→ 135 00:08:54,001 --> 00:08:57,938 全ては 俺が元凶なんだから 俺を 殴りなよ。 136 00:08:58,005 --> 00:09:01,942 今なら 君でも 簡単に 殴れるだろ? 137 00:09:02,009 --> 00:09:07,014 (美姫) あきれるほど バカやな。 お前なんか 殴る価値もない。 138 00:09:09,016 --> 00:09:11,952 あんたは 人の心 操ってる つもりかもしれへんけど→ 139 00:09:12,019 --> 00:09:15,956 選んだのは 小麦や 哲公や エリカ自身や。 140 00:09:16,023 --> 00:09:17,958 そこに あんたは おらん。 141 00:09:18,025 --> 00:09:21,962 人は みんな 自分の人生の 主人公や。 142 00:09:22,029 --> 00:09:25,966 苦しいことや 悲しいこと カッコ悪い日があっても→ 143 00:09:26,033 --> 00:09:27,968 それでも 自分の足で→ 144 00:09:28,035 --> 00:09:29,970 人生の舞台に 立ち続ける 主人公や。 145 00:09:30,037 --> 00:09:35,976 でも あんたは いつまでたっても 誰かの人生の 脇役でしかない。 146 00:09:36,043 --> 00:09:39,046 あんたは この世界の どこにも 存在してない。 147 00:09:41,048 --> 00:09:46,053 お前は 自分の足で歩くのが 怖いだけの ただの 甘ちゃんや。 148 00:09:54,061 --> 00:09:58,065 (みやび) 今回のこと 申し訳ありませんでした。 149 00:10:00,067 --> 00:10:02,936 たまたま 加害者にならずに 済みましたけど→ 150 00:10:03,003 --> 00:10:06,940 私のしたことは 許されることではありません。 151 00:10:07,007 --> 00:10:10,944 このまま ここに 居続ければ→ 152 00:10:11,011 --> 00:10:15,949 また 子供たちに 寄り掛かって お互い 駄目になってゆくだけ。 153 00:10:16,016 --> 00:10:20,954 私 これからは 自分の足で 人生を 歩いていきます。 154 00:10:21,021 --> 00:10:25,959 (君嶋) 何を言うんだ。 君を 追い込んだのは 私の責任だ。 155 00:10:26,026 --> 00:10:28,962 だから…。 >> もう 決めたことなの。 156 00:10:29,029 --> 00:10:33,967 今まで ありがとうございました。 157 00:10:34,034 --> 00:10:35,969 \(エリカ) ママ。→ 158 00:10:36,036 --> 00:10:37,971 うちを 出ていくの? (みやび) エリカちゃん。 159 00:10:38,038 --> 00:10:40,974 (エリカ) 私のせいでしょ? 私のせいで あんなことに。 160 00:10:41,041 --> 00:10:44,978 (エリカ) 私 謝るから。 ちゃんと 頑張るから。 161 00:10:45,045 --> 00:10:47,981 だから 離婚するなんて 言わないで。 162 00:10:48,048 --> 00:10:50,984 エリカちゃん 泣かないで。 ねっ。 163 00:10:51,051 --> 00:10:53,987 友樹さんのことは 全部 ママのせいよ。→ 164 00:10:54,054 --> 00:10:56,990 あなたが 気にすることじゃないわ。→ 165 00:10:57,057 --> 00:11:01,928 ママ エリカちゃんを ずっと 縛り続けてただけだったのね。 166 00:11:01,995 --> 00:11:05,932 エリカちゃんなら ちゃんと 自分で 生きていけるのに。 167 00:11:05,999 --> 00:11:08,935 あなたの幸せを 奪ってたのは ママだったの。 168 00:11:09,002 --> 00:11:14,941 ごめんね。 ママを許して。 (エリカ) ママ…。 169 00:11:15,008 --> 00:11:18,945 会いたいときには いつでも 会えるわ。 170 00:11:19,012 --> 00:11:25,018 ねっ。 たとえ 何があっても ママは 一生 あなたのママよ。 171 00:11:27,020 --> 00:11:30,957 (みやび) それは 変わらないわ 永遠に。 ねっ。 172 00:11:31,024 --> 00:11:33,026 ママ。 (みやび) エリカちゃん。 173 00:11:35,028 --> 00:11:38,965 (響子)《あら。 小麦ちゃんだけ 知らないんだ》→ 174 00:11:39,032 --> 00:11:43,036 《私 あの子の母親なのよ》 175 00:11:45,038 --> 00:11:47,974 \(美姫) ただいま。 (小麦) あっ おかえり。 176 00:11:48,041 --> 00:11:52,045 美姫も コーヒー どう? (美姫) おう。 ええな。 177 00:12:00,053 --> 00:12:05,926 (美姫) 携帯に 着歴あったけど 何や? (小麦) えっ? 178 00:12:05,992 --> 00:12:07,994 あっ…。 179 00:12:10,997 --> 00:12:15,001 (小麦) 今日 美園先生に会ったの。 180 00:12:17,003 --> 00:12:19,940 (美姫) どうや。 お色気ガマガエルの子が→ 181 00:12:20,006 --> 00:12:21,942 奇麗な ハクチョウに なってやったわ。 182 00:12:22,008 --> 00:12:25,946 (小麦) どうして 言ってくれなかったの? (美姫) 言うたら 何か変わるんか? 183 00:12:26,012 --> 00:12:29,950 (小麦) そういうわけじゃないけど。 いいの? このままで。 184 00:12:30,016 --> 00:12:35,956 (美姫) 捨てたことは 一生 許さへん。 でも もう どうでもええわ。 185 00:12:36,022 --> 00:12:37,958 (小麦) 私の前で 強がることないでしょう? 186 00:12:38,024 --> 00:12:39,960 (美姫) 何で うちが 強がる必要があんねん。 187 00:12:40,026 --> 00:12:41,962 あんな きてれつな おばはんとなんかな→ 188 00:12:42,028 --> 00:12:43,964 関わりたくないわ。 お前の方こそ→ 189 00:12:44,030 --> 00:12:46,967 哲公との結婚 ぱあになって 落ち込んどるくせに→ 190 00:12:47,033 --> 00:12:48,969 強がりは そっちやろ。 (小麦) もう 済んだことだから→ 191 00:12:49,035 --> 00:12:50,971 大丈夫です。 それにね→ 192 00:12:51,037 --> 00:12:52,973 男には 替えがあっても 母親に 代わりはないのよ。 193 00:12:53,039 --> 00:12:54,975 やっぱり 美姫は この際 ちゃんと…。 194 00:12:55,041 --> 00:12:56,977 (美姫) ちょっ ちょっ ちょっと待て。 その年で→ 195 00:12:57,043 --> 00:12:58,979 代わりの男なんか 出てくるわけないやろ。 196 00:12:59,045 --> 00:13:03,917 小麦は 正真正銘 哲公が 最後の男や。 ご愁傷さま。 197 00:13:03,984 --> 00:13:05,919 (小麦) それなら それで結構です。 198 00:13:05,986 --> 00:13:07,921 こうやって 美姫と 言い合って 暮らしてたら→ 199 00:13:07,988 --> 00:13:10,991 退屈しないで 済むものねぇ。 200 00:13:14,995 --> 00:13:19,933 (小麦) 私たち 2人なら 大丈夫だよ。 (美姫) えっ? 201 00:13:20,000 --> 00:13:22,936 (小麦) 美姫と私は 家族だもん。 202 00:13:23,003 --> 00:13:27,007 2人でいれば 何も 心配することなんかない。 203 00:13:37,017 --> 00:13:38,952 (紗江子) で いつから こな屋で 働くの? 204 00:13:39,019 --> 00:13:40,954 (小麦) うん? 会社も 有給 消化してるし→ 205 00:13:41,021 --> 00:13:43,957 お世話になった人の 挨拶回りが 済んだら すぐと思ってる。 206 00:13:44,024 --> 00:13:45,959 (紗江子) ふーん。 じゃあ 合コン相手→ 207 00:13:46,026 --> 00:13:48,962 いっぱい 連れてってあげるね。 (小麦) 合コンって 年でもないでしょ。 208 00:13:49,029 --> 00:13:50,964 でも お客さん 連れてきてくれるなら 大歓迎。 209 00:13:51,031 --> 00:13:53,967 (紗江子) 小麦。 もんじゃ屋で 埋もれて→ 210 00:13:54,034 --> 00:13:55,969 チャンス逃しても いいの?→ 211 00:13:56,036 --> 00:13:58,972 だいたいね 小麦は どんくさいのよ。 212 00:13:59,039 --> 00:14:00,974 (紗江子) 那珂川君みたいな 若い いい男を→ 213 00:14:01,041 --> 00:14:03,977 味見もしないで リリースするなんて 愚の骨頂。 214 00:14:04,044 --> 00:14:06,980 (小麦) だから これからは 飲食業に 身を捧げますってば。 215 00:14:07,047 --> 00:14:09,049 \(従業員) いらっしゃいませ。 こちらへ どうぞ。 216 00:14:13,053 --> 00:14:17,991 神の お導き? (小麦) そんなわけないでしょ。 私 帰る。 217 00:14:18,058 --> 00:14:19,993 (紗江子) ちょっと いいから いいから。 はい。→ 218 00:14:20,060 --> 00:14:22,996 さっ こちらへ どうぞ どうぞ。 (哲也) えっ? 219 00:14:23,063 --> 00:14:25,999 (紗江子) こういうときは 観念して 一緒に 食べましょう。→ 220 00:14:26,066 --> 00:14:28,001 おっと。 私は 夫に電話しなくっちゃ。→ 221 00:14:28,068 --> 00:14:30,937 じゃあ 小麦。 私は ここで。 (小麦) ちょっと 紗江子! 222 00:14:31,004 --> 00:14:35,942 (紗江子) ここで 一発逆転。 運命は 神のみぞ知る。 じゃあね。 223 00:14:36,009 --> 00:14:38,011 ちょっ…。 224 00:14:40,013 --> 00:14:43,950 (従業員) 失礼いたします。 ご注文 いかがなさいますか? 225 00:14:44,017 --> 00:14:49,022 えっ? あっ 同じもので。 (従業員) かしこまりました。 226 00:14:55,028 --> 00:15:00,967 (小麦) 考えてみれば 行きつけの店 一緒なんだよね。 227 00:15:01,034 --> 00:15:04,971 ちょっと考えれば 分かりそうなものなのに ごめん。 228 00:15:05,038 --> 00:15:07,974 小麦さんが 謝ることじゃないでしょう。 229 00:15:08,041 --> 00:15:10,043 (小麦) そうね。 230 00:15:14,047 --> 00:15:15,982 小麦さん。 231 00:15:16,049 --> 00:15:19,986 僕は 必ず 変わってみせます。 (小麦) えっ? 232 00:15:20,053 --> 00:15:22,989 昨日 美姫さんが 訪ねてきて→ 233 00:15:23,056 --> 00:15:25,992 殴られました。 (小麦) えっ!? 234 00:15:26,059 --> 00:15:27,994 (哲也) 僕の甘さを 見破られました。 235 00:15:28,061 --> 00:15:32,932 でも 必ず 乗り越えて→ 236 00:15:32,999 --> 00:15:37,003 いつか 小麦さんに 恥ずかしくない 自分になります。 237 00:15:47,013 --> 00:15:51,951 (小麦) うん。 ああ 遅いなぁ。 238 00:15:52,018 --> 00:15:54,955 \(チャイム) 239 00:15:55,021 --> 00:15:57,957 (小麦) おかえ…。 美園先生!? 240 00:15:58,024 --> 00:16:01,961 転職祝い 持ってきたわよ。 お邪魔しまーす。 241 00:16:02,028 --> 00:16:03,963 (小麦) あっ いや。 あの。 あの…。 242 00:16:04,030 --> 00:16:07,967 先生。 お電話 下されば 私が…。 243 00:16:08,034 --> 00:16:11,971 カエルの子は カエルですね。 >> えっ? 244 00:16:12,038 --> 00:16:15,975 (小麦) 美姫も ある日 突然 うちに 上がりこんできたんです。 245 00:16:16,042 --> 00:16:17,977 本当は 繊細なのに→ 246 00:16:18,044 --> 00:16:20,980 わざと 人から 誤解を 受けるような 物の言い方も→ 247 00:16:21,047 --> 00:16:24,050 美園先生と 美姫は そっくりです。 248 00:16:26,052 --> 00:16:29,989 あんな 生意気な 毒舌ガエルと 一緒にしないで。 ハハッ。 249 00:16:30,056 --> 00:16:33,927 (小麦) なぜ 美姫に ホントの気持ちを お話しにならないんですか? 250 00:16:33,993 --> 00:16:35,929 ホントの気持ち? 251 00:16:35,995 --> 00:16:38,932 (小麦) 先生が 美姫を 愛してるということです。 252 00:16:38,998 --> 00:16:44,938 ハハハ。 やっぱり 小麦ちゃんって 面白いのね。 253 00:16:45,004 --> 00:16:46,940 私のこと そんなふうに 言ってくれて うれしいわ。 254 00:16:47,006 --> 00:16:48,942 ありがとう。 (小麦) ごまかさないでください。 255 00:16:49,008 --> 00:16:53,947 答えは 先生の小説です。 >> 私の小説? 256 00:16:54,013 --> 00:16:57,951 (小麦) 先生の描く 自由奔放に生きる 女性たちは→ 257 00:16:58,017 --> 00:17:01,955 一見 自分勝手で 欲望に忠実ですが その根底には→ 258 00:17:02,022 --> 00:17:04,958 聖母のような 慈愛と優しさが 満ちあふれています。 259 00:17:05,025 --> 00:17:09,028 あの主人公たちは 先生そのものです。 260 00:17:13,032 --> 00:17:18,972 やっぱり あなたが 編集 辞めちゃうなんて 残念だわ。 261 00:17:19,038 --> 00:17:21,975 (小麦) でも これだけは 言っておきます。 262 00:17:22,041 --> 00:17:25,979 美姫は 実の母親に会うことを 心の支えに→ 263 00:17:26,045 --> 00:17:27,981 ここまで 頑張ってきたんです。 264 00:17:28,047 --> 00:17:30,984 美姫と 本気で 向かい合う気持ちがあるなら→ 265 00:17:31,050 --> 00:17:32,986 私は 何も言いません。 でも もし→ 266 00:17:33,052 --> 00:17:35,989 いたずらに 美姫の気持ちを かき乱すだけなら→ 267 00:17:36,055 --> 00:17:39,993 私は 先生を許しません。 そんな母親なら いりません。 268 00:17:40,059 --> 00:17:43,997 美姫は 私にとって 掛け替えのない存在です。 269 00:17:44,063 --> 00:17:47,000 先生が いなくても。 いえ。 母親が いなくても→ 270 00:17:47,066 --> 00:17:52,005 美姫と私 2人で 支え合って 生きていきます。 271 00:17:52,071 --> 00:17:58,011 フフッ。 あなたの方が よっぽど 美姫の母親みたい。 272 00:17:58,077 --> 00:18:04,017 (小麦) 母親じゃありません。 友達です。 273 00:18:04,083 --> 00:18:07,020 \(美姫) ただいま。 274 00:18:07,086 --> 00:18:11,024 何や また あんたか。 もう あんたには 用はないねん。 275 00:18:11,090 --> 00:18:13,026 うちの前から とっとと 消えてくれんか。 276 00:18:13,092 --> 00:18:16,029 私も あなたに 用なんて ないわ。 277 00:18:16,095 --> 00:18:19,098 じゃ 小麦ちゃん。 元気でね。 278 00:18:25,104 --> 00:18:30,043 (美姫) あんなやつ 勝手に上げんなや。 塩。 早 清めな 運気 下がるわ。 279 00:18:30,109 --> 00:18:32,045 (小麦) はいはい。 280 00:18:38,051 --> 00:18:41,054 (美姫) ありがとうな。 (小麦) えっ? 281 00:18:43,056 --> 00:18:45,058 美姫。 282 00:18:52,065 --> 00:18:54,000 (美姫) うちと 出会わんかったら→ 283 00:18:54,067 --> 00:18:59,005 エリカが こんなふうに苦しむ日が 来ることもなかったはずや。 284 00:18:59,072 --> 00:19:02,008 ママさんやって。 (潤) 美姫ちゃんのせいじゃないよ。 285 00:19:02,075 --> 00:19:06,012 (潤) 母さんとは 親子の縁が 切れるわけじゃないし→ 286 00:19:06,079 --> 00:19:10,016 エリカのことは 俺が 守る。 287 00:19:10,083 --> 00:19:12,018 (潤) ああ でも 俺は→ 288 00:19:12,085 --> 00:19:15,021 美姫ちゃんとも ずっと 一緒にいるからね。 289 00:19:15,088 --> 00:19:17,023 美姫ちゃん。 290 00:19:17,090 --> 00:19:20,026 小説の連載 なくなって 浪人の身だろ? 291 00:19:20,093 --> 00:19:23,029 俺が 流しのギタリストになって 食わせてあげよっか? 292 00:19:23,096 --> 00:19:25,031 (美姫) アホか。 そういうときは→ 293 00:19:25,098 --> 00:19:28,034 嘘でも 武道館いっぱいにするとか 言わんかい。 294 00:19:28,101 --> 00:19:30,970 だって そんなこと言ったらさ→ 295 00:19:31,037 --> 00:19:34,974 「アホか。 もっと 現実 見ろ!」って 言うくせに。 296 00:19:35,041 --> 00:19:36,976 (美姫) だいぶ 分かってきてるやん。 297 00:19:37,043 --> 00:19:38,978 まあ でも→ 298 00:19:39,045 --> 00:19:42,982 俺は 美姫ちゃんのためだったら 何だって する。 299 00:19:43,049 --> 00:19:45,985 これは 本気だよ。 300 00:19:46,052 --> 00:19:50,056 (美姫) そやな。 ありがとう。 301 00:19:53,059 --> 00:19:54,994 (美姫) 何や その アホ面。 >> あっ いや。 302 00:19:55,061 --> 00:19:57,997 今日は やけに 素直だなって 思って。 303 00:19:58,064 --> 00:20:01,000 (美姫) アホ。 うちは いつだって素直じゃ ボケ。 304 00:20:01,067 --> 00:20:06,005 アハハ。 そうそう。 その感じ。 何か 落ち着くわ。 305 00:20:06,072 --> 00:20:08,007 (美姫) M男か。 >> あ痛っ。 306 00:20:08,074 --> 00:20:11,010 美姫ちゃんと いるときはね。 (美姫) はあ? 307 00:20:11,077 --> 00:20:13,012 >> もっと して。 (美姫) アホやな。 308 00:20:13,079 --> 00:20:17,083 >> 痛っ。 もう1回。 (美姫) ホンマ アホやな。 309 00:20:21,087 --> 00:20:26,025 >> あっ。 そろそろ 送ってくよ。 (美姫) そない 急いで返したいんか? 310 00:20:26,092 --> 00:20:28,027 いや。 そういうわけじゃないけど。 311 00:20:28,094 --> 00:20:30,029 いや ほら。 今日 うち みんな いないし。 312 00:20:30,096 --> 00:20:32,966 (美姫) いないから 何や? 313 00:20:33,032 --> 00:20:36,970 ここに 2人っていうのは ちょっと 俺 困るな。 314 00:20:37,036 --> 00:20:39,038 (美姫) 困るって 何で? 315 00:20:48,047 --> 00:20:52,986 (美姫) したいように したらええやん。 >> できないって 言っただろ。 316 00:20:53,052 --> 00:20:55,989 俺が 欲しいのは…。 317 00:20:56,055 --> 00:21:01,995 (美姫) 本気やったら ええんやろ? >> えっ? 318 00:21:02,061 --> 00:21:08,067 (美姫) うちは 潤が好きや。 319 00:21:10,069 --> 00:21:16,009 この先も うちから お願いせえへんと あかんのか? 320 00:21:16,075 --> 00:21:18,011 えっ? 321 00:21:18,077 --> 00:21:24,017 (美姫) でも 正直 自信があらへん。 322 00:21:24,083 --> 00:21:30,023 この体じゃ どうなるのか 分からんし。 323 00:21:30,089 --> 00:21:38,031 それでも うちを抱いてくれる? >> 美姫ちゃん。 324 00:21:38,031 --> 00:22:02,055 ♪~ 325 00:22:02,055 --> 00:22:05,992 (小麦) ⟨この日を最後に 美姫が いなくなるなんて→ 326 00:22:06,059 --> 00:22:10,063 私は まだ 気付いては いなかった⟩