1 00:01:57,214 --> 00:01:58,082 2 00:01:58,082 --> 00:02:05,082 ・~ 3 00:02:08,092 --> 00:02:13,092 (ふくろうの鳴き声) 4 00:02:37,121 --> 00:02:40,124 (うめき声) 5 00:02:40,124 --> 00:02:51,135 ・~ 6 00:02:51,135 --> 00:02:53,137 (たたき落とす音) 7 00:02:53,137 --> 00:03:12,089 ・~ 8 00:03:12,089 --> 00:03:14,089 (斬る音) 9 00:03:18,095 --> 00:03:20,097 (斬る音) 10 00:03:20,097 --> 00:03:22,099 (忍者)アアッ… 11 00:03:22,099 --> 00:03:33,110 ・~ 12 00:03:33,110 --> 00:03:43,120 ・~ 13 00:03:43,120 --> 00:03:45,122 (刺さる音) (忍者)ウウッ! 14 00:03:45,122 --> 00:04:03,122 ・~ 15 00:04:05,075 --> 00:04:25,095 ・~ 16 00:04:25,095 --> 00:04:45,115 ・~ 17 00:04:45,115 --> 00:05:05,069 ・~ 18 00:05:05,069 --> 00:05:24,069 ・~ 19 00:05:27,091 --> 00:05:30,094 (ナレーター) <徳川5代将軍 綱吉のころ> 20 00:05:30,094 --> 00:05:35,099 <前将軍の隠し子 葵悠太郎を 抹殺せんとする柳沢出羽守は・ 21 00:05:35,099 --> 00:05:38,102 甲賀の里 卍谷から・ 22 00:05:38,102 --> 00:05:42,106 新たなる腕利きの忍者5人を 呼び寄せ 悠太郎を襲撃させた> 23 00:05:42,106 --> 00:05:44,108 <しかし 悠太郎は・ 24 00:05:44,108 --> 00:05:49,113 水戸老公の家臣 佐々木助三郎と 渥美格之進の助勢によって・ 25 00:05:49,113 --> 00:05:51,115 危機を脱した> 26 00:05:51,115 --> 00:05:57,054 <柳沢は また不敵にも忍者を使い 出府中の水戸老公の命を狙った> 27 00:05:57,054 --> 00:06:02,059 <そのころ 小伝馬町の牢屋敷に 捕らわれている お縫には・ 28 00:06:02,059 --> 00:06:05,062 処刑の日が刻々と迫っていた> 29 00:06:05,062 --> 00:06:09,066 <悠太郎を 恋い慕う柳沢の養女 鮎姫は・ 30 00:06:09,066 --> 00:06:13,066 己の恋を 悲しく諦めようとしていた> 31 00:06:16,073 --> 00:06:21,073 (雨の音) 32 00:06:31,088 --> 00:06:34,088 (牢番)旦那 何かご用で? 33 00:06:36,093 --> 00:06:40,097 この夜更けに お取り調べでございますか? 34 00:06:40,097 --> 00:06:42,099 はっ! 35 00:06:42,099 --> 00:06:48,105 ・~ 36 00:06:48,105 --> 00:06:51,108 (鍵の開く音) 37 00:06:51,108 --> 00:06:54,111 (戸の開く音) 38 00:06:54,111 --> 00:07:06,056 ・~ 39 00:07:06,056 --> 00:07:18,068 ・~ 40 00:07:18,068 --> 00:07:20,070 (切る音) 41 00:07:20,070 --> 00:07:23,070 (女性)お縫さん 42 00:07:26,076 --> 00:07:28,078 (お縫)鮎姫さま… 43 00:07:28,078 --> 00:07:31,081 (鮎姫) やっと うまく ここまで来れたわ 44 00:07:31,081 --> 00:07:34,084 お縫さん 今度は あなたが役人に化けて・ 45 00:07:34,084 --> 00:07:38,088 この牢屋敷を出るのです (お縫)姫さま これは 一体… 46 00:07:38,088 --> 00:07:43,093 さあ 早く これに着替えて あなたを助けてあげるのです 47 00:07:43,093 --> 00:07:47,097 そんなことをして あとで姫さまは どうなるのですか 48 00:07:47,097 --> 00:07:49,099 あなたが ここにいれば 殺される 49 00:07:49,099 --> 00:07:53,103 私は柳沢の娘 分かったとて まさか殺しはすまい 50 00:07:53,103 --> 00:07:56,106 あなたは ここを出て 悠太郎さまの所へお行き 51 00:07:56,106 --> 00:07:58,041 あの方は今 馬喰町の・ 52 00:07:58,041 --> 00:08:00,043 さいづち長屋という所に おられるとか 53 00:08:00,043 --> 00:08:04,047 さいづち長屋? 悠太郎さまが そう申されましたか 54 00:08:04,047 --> 00:08:08,051 刑部が死ぬ前に そう言ってました さあ 邪魔の入らぬうちに 55 00:08:08,051 --> 00:08:11,051 これを持って 門鑑です 56 00:08:22,065 --> 00:08:24,067 (戸の閉まる音) 57 00:08:24,067 --> 00:08:26,067 (鍵の閉まる音) 58 00:08:30,073 --> 00:08:34,077 旦那 ご用は お済みでございますか? 59 00:08:34,077 --> 00:08:54,097 ・~ 60 00:08:54,097 --> 00:09:10,097 ・~ 61 00:09:13,050 --> 00:09:15,050 悠太郎さま 62 00:09:20,057 --> 00:09:23,057 悠太郎さま お縫は逃げてきました 63 00:09:26,063 --> 00:09:28,065 ハッ… 64 00:09:28,065 --> 00:09:39,076 ・~ 65 00:09:39,076 --> 00:09:42,079 (源五郎)うん? うぬか 66 00:09:42,079 --> 00:09:46,083 どうして うぬが ここへ来たかは知らぬが・ 67 00:09:46,083 --> 00:09:50,087 その訳は あとで ゆっくり聞こう 68 00:09:50,087 --> 00:09:54,091 もはや 逃げようとて逃がしはせぬぞ 69 00:09:54,091 --> 00:09:57,027 あっ… うん? 70 00:09:57,027 --> 00:10:01,031 うぬは刀を差しておるな 71 00:10:01,031 --> 00:10:04,034 袴も はいておる 72 00:10:04,034 --> 00:10:09,039 フフッ… 侍に化けておるな 73 00:10:09,039 --> 00:10:12,042 そうか 74 00:10:12,042 --> 00:10:16,042 フフッ… フフフフッ… 75 00:10:18,048 --> 00:10:21,051 (平六)あ~あ… (銀十)あっ 水たまりだ 76 00:10:21,051 --> 00:10:23,053 (平六)ハァ… 77 00:10:23,053 --> 00:10:26,056 (悠太郎) おい 小伝馬町まで やってくれ 78 00:10:26,056 --> 00:10:30,060 悠太郎さまじゃござんせんか あれから どうなすったんでえ? 79 00:10:30,060 --> 00:10:32,062 (銀十)蓮華寺で 大変な騒ぎが あったって聞いたんで 80 00:10:32,062 --> 00:10:34,064 びっくりして駆けつけたら 旦那の姿 見えねえんでよ 81 00:10:34,064 --> 00:10:37,067 心配しやしたぜ …で お縫坊は? 82 00:10:37,067 --> 00:10:40,070 小伝馬町の牢に捕らえられておる えっ 牢屋敷に? 83 00:10:40,070 --> 00:10:45,075 えっ? そりゃ ど… どんな罪で? 84 00:10:45,075 --> 00:10:47,077 何の罪もない 85 00:10:47,077 --> 00:10:50,080 罪もねえのに そんな べらぼうな話って… 86 00:10:50,080 --> 00:10:53,083 その上 小塚原に引き出されて 磔になる 87 00:10:53,083 --> 00:10:55,085 じょ… 冗談じゃねえ 88 00:10:55,085 --> 00:10:58,021 分かった! 旦那が今 小伝馬町へ やってくれってのは・ 89 00:10:58,021 --> 00:11:00,023 つまり その… 牢屋敷へ行って… 90 00:11:00,023 --> 00:11:03,026 殴り込みをかけて お縫さんを 救い出そうっていうんですね 91 00:11:03,026 --> 00:11:06,029 そりゃ無理だ ああ (銀十)落ち着いてくだせえ 92 00:11:06,029 --> 00:11:08,031 今夜は このまま さいづち長屋へ帰って 93 00:11:08,031 --> 00:11:10,033 長屋の連中と とっくり 相談してみようじゃござんせんか 94 00:11:10,033 --> 00:11:12,035 もっとも 旦那の家にはね この2~3日前から・ 95 00:11:12,035 --> 00:11:14,037 変なのが住み込んでやすがね 96 00:11:14,037 --> 00:11:16,039 薄っ気味の悪い奴らで ひとりは めくらの男で・ 97 00:11:16,039 --> 00:11:19,042 ひとりは女 「源五郎さん」とか 呼んでいやしたがね 98 00:11:19,042 --> 00:11:22,042 (平六)化け物みてえな野郎でさぁ 99 00:11:24,047 --> 00:11:28,051 なに? 源五郎? (平六)へい 100 00:11:28,051 --> 00:11:31,054 アッ… アッ… 101 00:11:31,054 --> 00:11:33,056 アッ… 102 00:11:33,056 --> 00:11:36,059 (源五郎)フフフフッ… 103 00:11:36,059 --> 00:11:38,061 ンンッ… 104 00:11:38,061 --> 00:11:40,063 (お縫)アッ! 105 00:11:40,063 --> 00:11:47,070 ・~ 106 00:11:47,070 --> 00:11:49,070 ンッ! 107 00:11:51,074 --> 00:11:55,078 フッ… 今夜は逃がさんぞ 108 00:11:55,078 --> 00:11:57,080 フフッ… 109 00:11:57,080 --> 00:12:03,086 ・~ 110 00:12:03,086 --> 00:12:06,089 ウッ… 111 00:12:06,089 --> 00:12:08,091 フフッ… 112 00:12:08,091 --> 00:12:17,100 ・~ 113 00:12:17,100 --> 00:12:19,100 アッ… 114 00:12:21,104 --> 00:12:23,104 (手裏剣を投げる音) 115 00:12:26,109 --> 00:12:28,111 (お縫)アッ… 116 00:12:28,111 --> 00:12:30,113 フッ… 117 00:12:30,113 --> 00:12:35,118 ・~ 118 00:12:35,118 --> 00:12:37,118 ヘヘヘッ… 119 00:12:41,124 --> 00:12:43,126 (源五郎)フフフフッ… 120 00:12:43,126 --> 00:12:51,134 ・~ 121 00:12:51,134 --> 00:12:55,138 ハハハッ… アア… 122 00:12:55,138 --> 00:12:57,138 うん? 123 00:13:02,078 --> 00:13:07,083 葉月か 妬くな まだ何もせぬわ 124 00:13:07,083 --> 00:13:11,087 こやつは わしの目をつぶした憎い奴 125 00:13:11,087 --> 00:13:14,087 何かしてやらねば 腹が癒えぬわ 126 00:13:17,093 --> 00:13:20,096 うん? だ… 誰だ・ 127 00:13:20,096 --> 00:13:25,101 この家の住人 なに・ クッ… 128 00:13:25,101 --> 00:13:28,104 うぬらの狙っている葵悠太郎だ 129 00:13:28,104 --> 00:13:30,104 悠太郎さま! 130 00:13:32,108 --> 00:13:34,108 (手裏剣を投げる音) 131 00:13:36,112 --> 00:13:38,114 ンンッ… 132 00:13:38,114 --> 00:13:44,120 ・~ 133 00:13:44,120 --> 00:13:46,120 ンッ! 134 00:13:58,068 --> 00:14:01,071 ウッ! ウウッ… 135 00:14:01,071 --> 00:14:08,078 ・~ 136 00:14:08,078 --> 00:14:10,078 ウウッ… 137 00:14:13,083 --> 00:14:17,087 (銀十・平六)ウワッ! ハァハァ… 138 00:14:17,087 --> 00:14:22,092 アア… ウウッ… 139 00:14:22,092 --> 00:14:27,097 ウウッ… ウウッ… 140 00:14:27,097 --> 00:14:29,099 アッ… 141 00:14:29,099 --> 00:14:32,102 悠太郎さま! 142 00:14:32,102 --> 00:14:34,104 お縫さん どうしたのだ? 143 00:14:34,104 --> 00:14:37,107 小伝馬町の牢に 入れられたはずではなかったのか 144 00:14:37,107 --> 00:14:41,111 牢には 私の身代わりに 鮎姫さまが入っておられます 145 00:14:41,111 --> 00:14:45,115 なに? 鮎姫が そなたを 牢から逃がしてくれたのか? 146 00:14:45,115 --> 00:14:50,120 はい 鮎姫さまは 私が小塚原に引き出されれば・ 147 00:14:50,120 --> 00:14:54,124 悠太郎さまが私を助けに きっと刑場へ斬り込んでこられる 148 00:14:54,124 --> 00:14:57,060 悠太郎さまを 死の罠に追い込まないために・ 149 00:14:57,060 --> 00:15:00,063 お前を逃がしてやるんだと おっしゃいました 150 00:15:00,063 --> 00:15:03,066 鮎姫さまは あなたがお好きなのです 151 00:15:03,066 --> 00:15:08,071 悠太郎さまをお好きだから 私を逃がしてくださったのです 152 00:15:08,071 --> 00:15:12,075 鮎姫さまは 私と着物を取り替えて・ 153 00:15:12,075 --> 00:15:16,079 今は真っ暗な牢の中に 残っておられます なに? 154 00:15:16,079 --> 00:15:19,082 あの人は 私に代わって 死ぬつもりでいるのです 155 00:15:19,082 --> 00:15:23,086 いかな柳沢でも 鮎姫と分かれば 殺しはすまい 156 00:15:23,086 --> 00:15:29,092 でも あのような牢に姫さまが… 157 00:15:29,092 --> 00:15:31,094 お縫さん どうしたのだ? 158 00:15:31,094 --> 00:15:37,100 鮎姫は お前の弟を殺した 憎い柳沢の娘ではなかったのか? 159 00:15:37,100 --> 00:15:43,106 柳沢は憎いが あの姫さまは敵ではありません 160 00:15:43,106 --> 00:15:46,109 今は 私を逃がしてくれた恩人です 161 00:15:46,109 --> 00:15:51,114 そなたの気持ちは分かるが 鮎姫は 刑場に引き出されることはない 162 00:15:51,114 --> 00:15:56,119 必ず 柳沢の娘と分かって 無事に屋敷へ戻れるゆえ・ 163 00:15:56,119 --> 00:15:59,055 あまり心配せぬがいい 164 00:15:59,055 --> 00:16:05,061 (勘助)丹波! 丹波! 165 00:16:05,061 --> 00:16:10,066 丹波! 丹波 しっかりせい! 166 00:16:10,066 --> 00:16:13,069 (勘助) これくらいの傷で… 傷は浅いぞ 167 00:16:13,069 --> 00:16:17,073 (丹波) わしも忍者 我が身の傷は分かる 168 00:16:17,073 --> 00:16:22,073 わしのことは気にせず 老公の命を… 169 00:16:25,081 --> 00:16:28,084 ンッ! (勘助)あっ 丹波! 170 00:16:28,084 --> 00:16:32,088 丹波! 丹波! 171 00:16:32,088 --> 00:16:34,088 丹波… 172 00:16:39,095 --> 00:16:41,095 ウッ… 173 00:16:43,099 --> 00:16:47,103 (梵天丸)いかに忍者とはいえ むごい運命じゃ 174 00:16:47,103 --> 00:16:50,106 (葉月)忍者に哀れみは無用 175 00:16:50,106 --> 00:16:53,109 さあ 行こうぞ 176 00:16:53,109 --> 00:16:55,109 あっ 足音が… 177 00:16:59,049 --> 00:17:11,061 ・~ 178 00:17:11,061 --> 00:17:14,064 このまま歩き通して 江戸へ入るつもりじゃ 179 00:17:14,064 --> 00:17:16,066 江戸へ入れてはならん 180 00:17:16,066 --> 00:17:20,070 その前に なんとしてでも お命をちょうだいしなければ 181 00:17:20,070 --> 00:17:23,073 よし! 今度は わしに任せろ 182 00:17:23,073 --> 00:17:43,093 ・~ 183 00:17:43,093 --> 00:18:01,044 ・~ 184 00:18:01,044 --> 00:18:03,044 ・(馬の駆ける音) 185 00:18:09,052 --> 00:18:12,055 (助三郎)お待ちくだされ しばらく! しばらく お待ちを! 186 00:18:12,055 --> 00:18:16,059 お待ちくだされ 殿 殿! (格之進)殿! 187 00:18:16,059 --> 00:18:18,061 (助三郎) 殿 佐々木助三郎にござりまする 188 00:18:18,061 --> 00:18:20,061 (格之進)渥美格之進 189 00:18:22,065 --> 00:18:24,067 (水戸黄門)うん …で? 190 00:18:24,067 --> 00:18:28,071 うん …で どうじゃ? 江戸の様子は 191 00:18:28,071 --> 00:18:32,075 うん 行列を急がせい (助三郎)はっ! 192 00:18:32,075 --> 00:18:34,077 (駕籠の戸の閉まる音) 193 00:18:34,077 --> 00:18:36,079 (家臣)おたち~! 194 00:18:36,079 --> 00:18:56,099 ・~ 195 00:18:56,099 --> 00:19:10,046 ・~ 196 00:19:10,046 --> 00:19:23,059 ・~ 197 00:19:23,059 --> 00:19:26,062 (家臣)あっ 曲者! (梵天丸)ご老公のお命ちょうだい 198 00:19:26,062 --> 00:19:28,064 ヤーッ! 199 00:19:28,064 --> 00:19:30,066 (家臣たち)あっ… 200 00:19:30,066 --> 00:19:34,066 (梵天丸)ヤーッ! 201 00:19:37,073 --> 00:19:39,073 (家臣)ヤッ! 202 00:19:41,077 --> 00:19:43,077 (家臣)逃がすな! 203 00:19:45,081 --> 00:19:47,083 (刺さる音) ウウッ! 204 00:19:47,083 --> 00:19:50,086 ウウッ… 205 00:19:50,086 --> 00:19:53,089 ウワーッ… 206 00:19:53,089 --> 00:19:56,092 ウウッ… ウウッ… 207 00:19:56,092 --> 00:19:58,027 (助三郎)エイッ! ンッ! 208 00:19:58,027 --> 00:20:00,027 ウッ! 209 00:20:03,032 --> 00:20:08,037 あっ 梵天丸… 成仏せい 210 00:20:08,037 --> 00:20:12,041 あっ それ 逃がすな! (格之進)追え! 211 00:20:12,041 --> 00:20:15,044 逃がすな! (格之進)追え! 212 00:20:15,044 --> 00:20:17,044 追え! 213 00:20:20,049 --> 00:20:25,054 (柳沢)うん それは でかした さすがは名うての忍者 214 00:20:25,054 --> 00:20:29,058 いや しかし 不破梵天丸は あえなくも… 215 00:20:29,058 --> 00:20:33,062 大事を成し遂げたのじゃ 死もやむをえん 216 00:20:33,062 --> 00:20:36,065 そのほうたちへの恩賞は 望みどおり取らす 217 00:20:36,065 --> 00:20:38,067 ご苦労であった 218 00:20:38,067 --> 00:20:40,067 上がって 一献いたせ (勘助)はっ! 219 00:20:57,020 --> 00:21:00,023 (柳沢)さあ ゆるりとやるがよい 220 00:21:00,023 --> 00:21:02,023 酌をしてとらせい 221 00:21:07,030 --> 00:21:11,034 かたじけのうござる 222 00:21:11,034 --> 00:21:14,037 私は不調法にて 223 00:21:14,037 --> 00:21:19,042 まあ そう申すな そちも忍者 並の女とは違おう 224 00:21:19,042 --> 00:21:22,045 仕事をしたあとの1杯は 誠に美味なもんじゃ 225 00:21:22,045 --> 00:21:25,048 さあ 遠慮なく空けるがよいぞ 226 00:21:25,048 --> 00:21:27,048 いただきます 227 00:21:35,058 --> 00:21:38,058 お気持ちだけ ちょうだいいたしました 228 00:21:41,064 --> 00:21:44,067 (おさめ)あなたは もっと お過ごしなさいませ 229 00:21:44,067 --> 00:21:47,067 はっ… お言葉に甘えまして 230 00:21:50,073 --> 00:21:57,080 そのほうたち 老公の死は しかと確かめたであろうな? 231 00:21:57,080 --> 00:21:59,082 いや 確かめるまでもなく・ 232 00:21:59,082 --> 00:22:03,086 駕籠は猛火に包まれ 逃げるいとまも ござりません 233 00:22:03,086 --> 00:22:06,086 しかと さようにござりまする 234 00:22:10,093 --> 00:22:12,093 うん… 235 00:22:15,098 --> 00:22:21,098 (うめき声) 236 00:22:23,106 --> 00:22:27,110 殿… 謀りましたな 237 00:22:27,110 --> 00:22:29,110 ウウッ… 238 00:22:31,114 --> 00:22:36,119 大事の秘密は漏れやすいでのぅ 口は塞がねばならん 239 00:22:36,119 --> 00:22:39,122 殿… クッ… 240 00:22:39,122 --> 00:22:42,125 葉月 よく見ておけ… 241 00:22:42,125 --> 00:22:46,129 ウウッ… これが忍者の末路だ 242 00:22:46,129 --> 00:22:48,129 ウッ… 243 00:22:53,136 --> 00:22:56,139 そのほうには恩賞を取らせる 244 00:22:56,139 --> 00:23:00,076 さて どのような恩賞でしょうか? 245 00:23:00,076 --> 00:23:03,079 それ 受け取るがいい 246 00:23:03,079 --> 00:23:11,087 ・~ 247 00:23:11,087 --> 00:23:15,087 この恩賞ばかりは ちょうだいいたしかねまする 248 00:23:17,093 --> 00:23:19,093 (家臣たち)ヤッ! 249 00:23:23,099 --> 00:23:25,101 (家臣)待て! 250 00:23:25,101 --> 00:23:28,104 (家臣)逃がすな 追え! (家臣)待て! 251 00:23:28,104 --> 00:23:40,116 ・~ 252 00:23:40,116 --> 00:23:42,118 (家臣たち)あっ… (家臣)ンンッ… 253 00:23:42,118 --> 00:23:46,122 追え! 何をいたしておる! ひっ捕らえい! 254 00:23:46,122 --> 00:23:51,127 殿 この恩賞のお礼には 必ず参上しますよ 255 00:23:51,127 --> 00:23:53,129 フッ… 256 00:23:53,129 --> 00:23:56,132 ンンッ… 逃がすな! 257 00:23:56,132 --> 00:23:58,067 追え! 向こうへ回ったぞ! 258 00:23:58,067 --> 00:24:01,067 逃がすな 追え! (家臣)追え! 259 00:24:12,081 --> 00:24:15,084 源五郎どの 戻りましたよ 260 00:24:15,084 --> 00:24:17,084 あっ… 261 00:24:19,088 --> 00:24:21,088 ハッ… 262 00:24:24,093 --> 00:24:29,098 葵の花… 悠太郎め 263 00:24:29,098 --> 00:24:31,100 ・ 葵悠太郎は ここにいる 264 00:24:31,100 --> 00:24:34,100 ・(足音) 265 00:24:37,106 --> 00:24:42,111 甲賀七忍も残るは おぬしひとりだ 潔く自決するのだ 266 00:24:42,111 --> 00:24:46,115 フフッ… 人を見て ものを言うがよい 267 00:24:46,115 --> 00:24:51,120 私の忍法 陽炎乱しは まだ 誰にも破られたことはないのじゃ 268 00:24:51,120 --> 00:24:53,122 悠太郎 269 00:24:53,122 --> 00:24:59,122 夫 源五郎を殺された恨み 私が代わって必ず晴らす 270 00:25:03,065 --> 00:25:23,085 ・~ 271 00:25:23,085 --> 00:25:25,085 ヤッ! 272 00:25:31,093 --> 00:25:34,096 悠太郎 今日は このまま引き揚げるが・ 273 00:25:34,096 --> 00:25:38,096 うぬの無双剣 必ず打ち破ってみせる 274 00:25:45,107 --> 00:25:47,107 (お縫)悠太郎さま 275 00:25:50,112 --> 00:25:53,115 残念ながら取り逃がしてしまった 276 00:25:53,115 --> 00:25:57,053 あの者さえ討ち果たせば そなたの 弟を死に追いやった甲賀七忍を・ 277 00:25:57,053 --> 00:26:00,056 ことごとく葬ったことになる 278 00:26:00,056 --> 00:26:05,061 あの女忍者は必ず討つ さすれば そなたの心も晴れよう 279 00:26:05,061 --> 00:26:09,065 でも 鮎姫さまのことが… 280 00:26:09,065 --> 00:26:13,069 鮎姫は あれでよいのだ そなたを逃がしてくれたのも・ 281 00:26:13,069 --> 00:26:17,073 鮎姫が 父 柳沢に対する無言の抗議なのだ 282 00:26:17,073 --> 00:26:23,079 鮎姫さまが私と思われて あのまま 刑場へ引き出されたならば… 283 00:26:23,079 --> 00:26:25,081 それが気がかりです 284 00:26:25,081 --> 00:26:29,085 そうなれば それは柳沢自身がまいた罪だ 285 00:26:29,085 --> 00:26:32,088 それでは 鮎姫さまが おかわいそうです 286 00:26:32,088 --> 00:26:36,092 柳沢は憎い 許せ 287 00:26:36,092 --> 00:26:39,095 奴が その私兵ともいうべき 闇の忍者を使い 288 00:26:39,095 --> 00:26:42,098 私を亡き者にしようとした 289 00:26:42,098 --> 00:26:48,104 その憤りもあるが それ以上に 柳沢が己の野心のために・ 290 00:26:48,104 --> 00:26:51,107 牢獄 刑場 天下の法を ないがしろにしてまで・ 291 00:26:51,107 --> 00:26:54,110 思いを遂げようとしていることが 憎い 292 00:26:54,110 --> 00:26:58,047 奴が その報いを受けるのを 天下の前に見してやりたい 293 00:26:58,047 --> 00:27:04,053 また 天下に つばした者の劫罰を 柳沢自身に受けさしてやりたい 294 00:27:04,053 --> 00:27:07,056 鮎姫も それを望んでるのかもしれぬ 295 00:27:07,056 --> 00:27:10,059 悠太郎さま… 296 00:27:10,059 --> 00:27:12,059 もう言うな 297 00:27:16,065 --> 00:27:21,070 <お縫の身代わりとなって 自ら 拷問蔵の囚人となった鮎姫は 298 00:27:21,070 --> 00:27:27,076 明日に迫った小塚原の磔の刑を いかに考えているのであろうか> 299 00:27:27,076 --> 00:27:31,080 <ただ ひたすらに 鮎姫の身を案ずる お縫> 300 00:27:31,080 --> 00:27:34,083 <それに対する 悠太郎の正義の剣は…> 301 00:27:34,083 --> 00:27:36,085 <水戸老公のお駕籠は・ 302 00:27:36,085 --> 00:27:40,089 忍法 赤不動によって 灼熱の炎に包まれた> 303 00:27:40,089 --> 00:27:43,089 <老公のお命は?>