1 00:02:22,218 --> 00:02:23,086 2 00:02:23,086 --> 00:02:43,106 ♬~ 3 00:02:43,106 --> 00:03:03,126 ♬~ 4 00:03:03,126 --> 00:03:13,126 ♬~ 5 00:03:15,071 --> 00:03:19,009 (ナレーター)<将軍 家光による 諸侯拝謁の儀式は➡ 6 00:03:19,009 --> 00:03:21,011 明日に迫っていた> 7 00:03:21,011 --> 00:03:23,013 <全国の有力な大名たちが➡ 8 00:03:23,013 --> 00:03:28,018 3代将軍 家光に 忠誠を誓う大事な儀式である> 9 00:03:28,018 --> 00:03:31,021 (土井)上さま 関が原の合戦以来➡ 10 00:03:31,021 --> 00:03:35,025 徳川の臣下となった 外様大名の間には➡ 11 00:03:35,025 --> 00:03:40,030 生まれながらにして 将軍の座に 就かれた上さまに対する反発が➡ 12 00:03:40,030 --> 00:03:43,033 根強く残っております 13 00:03:43,033 --> 00:03:45,035 明日の 諸侯拝謁の儀こそ➡ 14 00:03:45,035 --> 00:03:49,039 天下に 3代将軍 家光公の 名を知らしめる➡ 15 00:03:49,039 --> 00:03:52,042 絶好の 機会でございます 16 00:03:52,042 --> 00:03:57,047 半蔵の報告によれば 上さまに 不満を持つ一部大名の間に➡ 17 00:03:57,047 --> 00:04:00,050 不穏な動きがあるということ 18 00:04:00,050 --> 00:04:03,050 十分 心置きくださいまし 19 00:04:05,055 --> 00:04:12,062 <そして その中心にいるのが 奥州の雄 伊達政宗であった> 20 00:04:12,062 --> 00:04:15,065 (家臣)殿 島津家より 密使がまいりました 21 00:04:15,065 --> 00:04:18,068 毛利家のご使者も 既に 先ほどよりお待ちです 22 00:04:18,068 --> 00:04:21,004 (政宗) 何やら騒がしくなってきたな 23 00:04:21,004 --> 00:04:38,021 ♬~ 24 00:04:38,021 --> 00:04:44,027 <そして この政宗の動向を 探ることが 美雪と小太郎の➡ 25 00:04:44,027 --> 00:04:48,031 公儀御庭番としての 最後の仕事であった> 26 00:04:48,031 --> 00:04:52,035 (使者)今日こそ 伊達どのの ご本心をお聞かせ願いたい 27 00:04:52,035 --> 00:04:55,038 (使者)独眼竜と恐れられた 伊達どののこと 28 00:04:55,038 --> 00:04:57,040 まさか家光のような若造に➡ 29 00:04:57,040 --> 00:05:00,043 おめおめと ひざまずくわけでは ございますまい 30 00:05:00,043 --> 00:05:02,045 (使者) 我らは皆 伊達どのと同じく➡ 31 00:05:02,045 --> 00:05:05,048 関が原以来 大坂冬の陣 夏の陣と➡ 32 00:05:05,048 --> 00:05:10,053 今は亡き家康公と 同じ陣営で戦ってまいった 33 00:05:10,053 --> 00:05:14,057 だが 本当に その労が 今 報われたと思われますか? 34 00:05:14,057 --> 00:05:17,060 (使者)所詮 外様は外様 35 00:05:17,060 --> 00:05:22,999 徳川の天下が続くかぎり 我らの浮かぶ道はありませぬ 36 00:05:22,999 --> 00:05:26,002 もう一度 戦国の世に戻せというのか? 37 00:05:26,002 --> 00:05:29,005 伊達どののご決断ひとつです 38 00:05:29,005 --> 00:05:33,009 我ら以外にも 徳川に恨みを 持つ大名は 数ございまする 39 00:05:33,009 --> 00:05:38,014 伊達どの その腹の内をお聞かせくだされ 40 00:05:38,014 --> 00:05:46,022 ♬~ 41 00:05:46,022 --> 00:05:50,022 それでは わしの本当の気持ちを伝えよう 42 00:05:52,028 --> 00:05:54,028 (家臣)殿! 43 00:05:57,033 --> 00:06:00,033 なに? 家光が訪ねて来たと? 44 00:06:04,040 --> 00:06:06,040 ≪ どこへ行く? 45 00:06:08,044 --> 00:06:11,047 (美雪)半蔵さま 46 00:06:11,047 --> 00:06:15,051 (小太郎)上さまが この屋敷に 来てるって本当ですか? 47 00:06:15,051 --> 00:06:18,054 (半蔵)突然 政宗に会いに行くと言いだしてな 48 00:06:18,054 --> 00:06:20,990 いくらお止めしても 言いだしたら聞かぬお人じゃから 49 00:06:20,990 --> 00:06:24,994 よいか? 万が一の場合には➡ 50 00:06:24,994 --> 00:06:26,996 命に代えても 上さまをお守りするのだ 51 00:06:26,996 --> 00:06:28,998 (2人)はっ! 52 00:06:28,998 --> 00:06:33,002 (政宗)これは上さま 我が屋敷へ おいでいただけるとは 伊達政宗… 53 00:06:33,002 --> 00:06:36,005 (家光)余計な挨拶は抜きだ 54 00:06:36,005 --> 00:06:40,009 余が突然 邪魔したのは ほかでもない 55 00:06:40,009 --> 00:06:43,012 伊達どのの本心が知りたい 56 00:06:43,012 --> 00:06:47,016 余が 3代将軍を 継いだことに不服か? 57 00:06:47,016 --> 00:06:50,019 腹の探り合いは好かん 単刀直入に申してくれ 58 00:06:50,019 --> 00:06:55,024 そのようなことを どうして この政宗に尋ねなさるのです? 59 00:06:55,024 --> 00:06:57,026 分かっておるだろう? 60 00:06:57,026 --> 00:07:02,031 徳川家の平和が続くか 再び戦国の世になるか 61 00:07:02,031 --> 00:07:06,035 全ては 伊達どのの返事に 懸かっているからだ 62 00:07:06,035 --> 00:07:11,040 それがしのような老体に 大層なことを… 63 00:07:11,040 --> 00:07:17,046 徳川家に反感を抱く者が そなたの動きに注視しておる 64 00:07:17,046 --> 00:07:23,987 それが事実としたら この屋敷は 敵陣に乗り込むようなもの 65 00:07:23,987 --> 00:07:26,990 よく 1人で まいられましたな 66 00:07:26,990 --> 00:07:32,996 わしの命には 平和を望む人々の 願いが懸かっておる 67 00:07:32,996 --> 00:07:46,009 ♬~ 68 00:07:46,009 --> 00:07:50,013 それがしは 戦国の世に生まれ➡ 69 00:07:50,013 --> 00:07:56,019 天下を手中にした秀吉公 家康公を そばで見てまいりました 70 00:07:56,019 --> 00:07:59,022 そして 学んだことが ひとつ 71 00:07:59,022 --> 00:08:04,027 時の流れに勝てる者は いないということ 72 00:08:04,027 --> 00:08:09,032 時の勢いを味方にした者だけが 天下を治められるのです 73 00:08:09,032 --> 00:08:12,035 それが そなたの答えか? 74 00:08:12,035 --> 00:08:18,041 ♬~ 75 00:08:18,041 --> 00:08:20,977 分かった… 邪魔した 76 00:08:20,977 --> 00:08:36,977 ♬~ 77 00:08:40,997 --> 00:08:42,999 (家臣) 家光さまがお帰りになりました 78 00:08:42,999 --> 00:08:46,002 (政宗)うむ… 79 00:08:46,002 --> 00:08:49,005 どう思う? (家臣)はっ… 80 00:08:49,005 --> 00:08:51,007 殿のご決断しだいで➡ 81 00:08:51,007 --> 00:08:54,010 国表では いつでも戦の準備ができるよう… 82 00:08:54,010 --> 00:08:58,014 そうではない 家光のことだ (家臣)はぁ? 83 00:08:58,014 --> 00:09:01,017 久しぶりに若いころを思い出した 84 00:09:01,017 --> 00:09:07,023 わしも昔 死に装束を身にまとい 敵陣に乗り込んだことがあった 85 00:09:07,023 --> 00:09:11,027 謀反の疑いをかけられ 申し開きのために➡ 86 00:09:11,027 --> 00:09:14,030 秀吉さまの陣営に 乗り込んだときのことですか? 87 00:09:14,030 --> 00:09:18,034 家光は もし戦国の世に 生まれていたとしても➡ 88 00:09:18,034 --> 00:09:21,034 天下を取れる器かもしれん 89 00:09:22,972 --> 00:09:26,976 <政宗は今 時代の流れが ゆっくりと➡ 90 00:09:26,976 --> 00:09:32,982 だが 確実に変わろうとして いるのを感じていた> 91 00:09:32,982 --> 00:09:39,982 (家臣)上さまの お成~り~ 92 00:09:49,999 --> 00:09:53,999 一同 面を上げい 93 00:09:59,008 --> 00:10:02,011 余が3代将軍 家光じゃ 94 00:10:02,011 --> 00:10:09,018 我が祖父 家康が天下を治めたのは おのおの方 助力あってのこと 95 00:10:09,018 --> 00:10:13,022 また 父 秀忠が 2代目将軍の座を守れたのも➡ 96 00:10:13,022 --> 00:10:18,961 大坂城の合戦で 共に戦った諸侯あってのものじゃ 97 00:10:18,961 --> 00:10:20,963 だが 余は違う 98 00:10:20,963 --> 00:10:25,968 戦を知らぬ 生まれながらの将軍じゃ 99 00:10:25,968 --> 00:10:28,971 列席の皆の者に 何の恩義もなければ➡ 100 00:10:28,971 --> 00:10:30,973 主従を誓った覚えもない 101 00:10:30,973 --> 00:10:35,978 よって 今後 余の家臣となるか敵となるか 102 00:10:35,978 --> 00:10:39,982 おのおの方の自由じゃ 103 00:10:39,982 --> 00:10:43,986 今 ここで決断してもらう 104 00:10:43,986 --> 00:10:45,988 余に忠誠を誓うか➡ 105 00:10:45,988 --> 00:10:48,991 速やかに本国に立ち帰り 戦の準備をするか➡ 106 00:10:48,991 --> 00:10:51,991 2つに1つじゃ! 107 00:11:09,011 --> 00:11:11,013 伊達政宗 108 00:11:11,013 --> 00:11:17,013 命あるかぎり 忠心を持って 上さまにお仕え申し上げまする 109 00:11:19,956 --> 00:11:24,961 <政宗が 先頭を切って 恭順の態度を示したことにより➡ 110 00:11:24,961 --> 00:11:28,965 大勢は決したといわれる> 111 00:11:28,965 --> 00:11:33,970 <居並ぶ諸大名も 雪崩を打って 家光に忠誠を誓ったのだった> 112 00:11:33,970 --> 00:11:39,976 ♬~ 113 00:11:39,976 --> 00:11:43,980 <3代将軍 家光の座は 不動のものとなった> 114 00:11:43,980 --> 00:11:49,986 <そして 美雪と小太郎は 江戸の町から旅立つ日を迎えた> 115 00:11:49,986 --> 00:11:52,986 (小太郎) これで 江戸の舞台ともお別れか 116 00:11:56,993 --> 00:12:00,997 姉ちゃん いいのかい? 何が? 117 00:12:00,997 --> 00:12:04,000 もう一度 上さまとお別れしなくて 118 00:12:04,000 --> 00:12:08,004 何言ってんの? 上さまは 天下の将軍さまよ 119 00:12:08,004 --> 00:12:12,008 いちいち 御庭番の 私たちのことなんて気にして… 120 00:12:12,008 --> 00:12:17,013 ♬~ 121 00:12:17,013 --> 00:12:20,016 やっぱり来てくれたんだ 間に合ったな 122 00:12:20,016 --> 00:12:23,019 いいんですか? お城 抜け出したりして 123 00:12:23,019 --> 00:12:28,024 いつものことだ それに 今日は春日局の公認でな 124 00:12:28,024 --> 00:12:30,026 お局さまが… 125 00:12:30,026 --> 00:12:33,029 町外れまで送ろう 126 00:12:33,029 --> 00:12:45,041 ♬~ 127 00:12:45,041 --> 00:12:48,044 そろそろ この辺で… まだ いいだろう 128 00:12:48,044 --> 00:12:53,049 でも ますます 別れが つらくなりますから 129 00:12:53,049 --> 00:12:58,054 ♬~ 130 00:12:58,054 --> 00:13:01,057 そうだ 最後に あそこで だんごでも食おう 131 00:13:01,057 --> 00:13:06,062 門出の盃代わりだ さすが上さまだ 132 00:13:06,062 --> 00:13:23,012 ♬~ 133 00:13:23,012 --> 00:13:28,017 <だが いまだ家光への恨みを 忘れられずに 付け狙う者がいた> 134 00:13:28,017 --> 00:13:33,022 <家光の弟 忠長を 将軍の座に就けようと画策し➡ 135 00:13:33,022 --> 00:13:39,022 ことごとく失敗した 鳥居家の家臣 横山重邦である> 136 00:13:45,101 --> 00:13:47,103 どうした? 食わんのか? 137 00:13:47,103 --> 00:13:49,105 えっ? 138 00:13:49,105 --> 00:13:53,109 あっ… 上さまと 初めて 会ったときのことを思い出して 139 00:13:53,109 --> 00:13:58,109 城を抜け出して 江戸の町へ 出かけたときだったな 140 00:14:01,117 --> 00:14:04,120 ((足か これを どうすれば通れるんじゃ?)) 141 00:14:04,120 --> 00:14:07,123 (一同の笑い声) 142 00:14:07,123 --> 00:14:10,126 (平助) ((この野郎… ふざけやがって!)) 143 00:14:10,126 --> 00:14:12,128 (男性たち)((オオッ!)) 144 00:14:12,128 --> 00:14:14,130 ((何か わしが悪いことをしたのか?)) 145 00:14:14,130 --> 00:14:17,066 ((いいかげんにしやがれ!)) ((待って 平助さん)) 146 00:14:17,066 --> 00:14:19,068 (平助)((あっ み… 美雪さん)) 147 00:14:19,068 --> 00:14:22,071 ((この方は 私に任せて)) ((へい)) 148 00:14:22,071 --> 00:14:25,074 美雪が助けてくれたんだ 149 00:14:25,074 --> 00:14:31,080 ♪~ 150 00:14:31,080 --> 00:14:35,080 (男性)((小太郎! 日本一!)) (男性)((吹雪屋!)) 151 00:14:37,086 --> 00:14:41,090 まさか 家光さまとは知らなかったから 152 00:14:41,090 --> 00:14:43,092 ((面を上げい!)) 153 00:14:43,092 --> 00:14:48,097 ♬~ 154 00:14:48,097 --> 00:14:51,100 (土井) ((美雪と小太郎と申します)) 155 00:14:51,100 --> 00:14:56,105 ((俺は将軍になろうと 昨日までと同じ人間だ)) 156 00:14:56,105 --> 00:15:00,109 ((友人だと思って 末永く つきあってくれよ)) 157 00:15:00,109 --> 00:15:02,111 ((はい!)) 158 00:15:02,111 --> 00:15:08,111 ♬~ 159 00:15:12,121 --> 00:15:16,121 あのときのことは 美雪 うれしく存じました 160 00:15:20,062 --> 00:15:24,066 どうした? 小太郎 161 00:15:24,066 --> 00:15:30,072 俺たちは 上さまのような人に 巡り会って幸せだったけれど 162 00:15:30,072 --> 00:15:32,072 でも あざみさんは… 163 00:15:35,077 --> 00:15:40,082 (小太郎)あの人が 上さまの お命を狙う くノ一だなんて 164 00:15:40,082 --> 00:15:42,084 (あざみ)((お命ちょうだい!)) 165 00:15:42,084 --> 00:15:47,089 ♬~ 166 00:15:47,089 --> 00:15:50,092 ((あざみさん!)) (あざみ)((どいて 小太郎さん)) 167 00:15:50,092 --> 00:15:52,094 ((あなたとは戦いたくないの どいて!)) 168 00:15:52,094 --> 00:15:55,097 ((なぜだ!? あんたの言ったことは 全て嘘だったのか?)) 169 00:15:55,097 --> 00:15:59,101 ((いいえ 全て本当よ どいて!)) 170 00:15:59,101 --> 00:16:01,103 ((投げろ!)) 171 00:16:01,103 --> 00:16:04,106 ((もし あんたが しくじったら 俺は あんたを斬る!)) 172 00:16:04,106 --> 00:16:06,108 ((小太郎さん)) 173 00:16:06,108 --> 00:16:08,110 ((危ない!)) 174 00:16:08,110 --> 00:16:11,113 ≪(銃声) ((ウウッ!)) 175 00:16:11,113 --> 00:16:13,113 (爆発音) ((アアッ!)) 176 00:16:16,051 --> 00:16:19,054 ((小太郎さん)) 177 00:16:19,054 --> 00:16:26,061 ((最後に 人間としての心を持てて…)) 178 00:16:26,061 --> 00:16:29,061 ((ありがとう)) 179 00:16:31,066 --> 00:16:33,066 ((あざみさん!)) 180 00:16:41,076 --> 00:16:48,083 あざみさん 小太郎の腕の中で美しい顔だった 181 00:16:48,083 --> 00:16:53,088 それにしても 心残りなのは 弟 忠長のこと 182 00:16:53,088 --> 00:16:58,093 ♬~ 183 00:16:58,093 --> 00:17:03,098 忠長さまを将軍の座にと たくらむ鳥居甲斐守の招待に➡ 184 00:17:03,098 --> 00:17:07,102 上さまは 罠と知ってお出かけになった 185 00:17:07,102 --> 00:17:11,106 わしは忠長を信じたかったんだ 186 00:17:11,106 --> 00:17:18,047 ♬~ 187 00:17:18,047 --> 00:17:20,049 (横山) ((もっと トリカブトの根を燻せ)) 188 00:17:20,049 --> 00:17:23,049 (家臣)((はっ! もっとだ!)) 189 00:17:26,055 --> 00:17:28,055 (笑い声) 190 00:17:30,059 --> 00:17:35,064 ((今日が 3代将軍の命日でございます)) 191 00:17:35,064 --> 00:17:37,066 (鳥居)((そして あしたは➡ 192 00:17:37,066 --> 00:17:42,071 忠長さまが 4代将軍になられる日じゃ)) 193 00:17:42,071 --> 00:17:50,079 ♬~ 194 00:17:50,079 --> 00:17:53,082 (家臣)((死ね!)) 195 00:17:53,082 --> 00:17:55,084 (殴る音) ((アアッ!)) 196 00:17:55,084 --> 00:17:57,086 ((美雪!)) ((上さま!)) 197 00:17:57,086 --> 00:18:03,092 (爆発音) 198 00:18:03,092 --> 00:18:06,095 ((ウウッ!)) ((美雪 大丈夫か?)) 199 00:18:06,095 --> 00:18:08,097 ((申し訳ありません お役に立てなくて)) 200 00:18:08,097 --> 00:18:10,099 ((何を言う お前が身を挺して➡ 201 00:18:10,099 --> 00:18:12,101 俺を守ってくれたのは 知っているぞ)) 202 00:18:12,101 --> 00:18:14,101 ((とにかく止血するぞ)) 203 00:18:16,038 --> 00:18:19,041 ((いけません! 葵のご紋が汚れます)) 204 00:18:19,041 --> 00:18:23,045 ((何を言う そんなことより お前の命のほうが ずっと大事だ)) 205 00:18:23,045 --> 00:18:26,045 ((さあ 遠慮すんな)) 206 00:18:29,051 --> 00:18:33,055 ((よし… さあ 俺の背に…)) 207 00:18:33,055 --> 00:18:35,057 ((そんな…)) 208 00:18:35,057 --> 00:18:38,060 ((遠慮しないでくれ 頼む 美雪)) 209 00:18:38,060 --> 00:18:42,064 ((運命のいたずらと言おうか 俺とお前は➡ 210 00:18:42,064 --> 00:18:46,068 二度と 手の触れ合うことの できぬ立場にいる)) 211 00:18:46,068 --> 00:18:50,072 ((しかし 今は美雪を背負って この山を下りたい)) 212 00:18:50,072 --> 00:18:55,077 ((ひとりの人間として 男として どうしても そうしたいのだ)) 213 00:18:55,077 --> 00:19:04,086 ♬~ 214 00:19:04,086 --> 00:19:09,091 《広くて温かい背中 一生 忘れない》 215 00:19:09,091 --> 00:19:15,091 ♬~ 216 00:19:17,032 --> 00:19:19,034 そういえば わしのことを➡ 217 00:19:19,034 --> 00:19:21,036 辻斬りの犯人と 間違えたこともあっただろう? 218 00:19:21,036 --> 00:19:24,036 フフッ… そうでした 219 00:19:28,043 --> 00:19:31,046 ((出たな 辻斬りめ もう逃がさんぞ!)) 220 00:19:31,046 --> 00:19:33,046 ((なんだ 小太郎か)) 221 00:19:35,050 --> 00:19:38,053 ((上さま なぜ こんな所に…)) 222 00:19:38,053 --> 00:19:41,056 ((ハハッ… あまりいい月夜なんでな)) 223 00:19:41,056 --> 00:19:45,060 ((ちょっと 城を抜け出して 散歩にでもと思ったら➡ 224 00:19:45,060 --> 00:19:49,064 辻斬りに出会っちまった)) ((犯人は どこに?)) 225 00:19:49,064 --> 00:19:53,064 ((もう逃げちまったよ こんな物 残してな)) 226 00:19:55,070 --> 00:19:59,074 (牢番)((頭を冷やして 自分が何者か思い出すんだな)) 227 00:19:59,074 --> 00:20:02,077 初めて 牢屋にも入った 228 00:20:02,077 --> 00:20:06,081 ((さあ 上さま とことん お勉強のほどを)) 229 00:20:06,081 --> 00:20:10,085 (小太郎)俺が家光さまの 影武者になったことも… 230 00:20:10,085 --> 00:20:14,089 (笑い声) 231 00:20:14,089 --> 00:20:19,028 ♬~ 232 00:20:19,028 --> 00:20:21,030 ((何を願った?)) 233 00:20:21,030 --> 00:20:24,033 ((お梅さんや はやり病に 苦しんでいる人たちが➡ 234 00:20:24,033 --> 00:20:26,035 1日も早く よくなりますようにって)) 235 00:20:26,035 --> 00:20:28,037 ((上さまは?)) 236 00:20:28,037 --> 00:20:31,040 ((俺か? 俺も同じだが もうひとつある)) 237 00:20:31,040 --> 00:20:34,043 ((何ですか?)) 238 00:20:34,043 --> 00:20:37,046 ((美雪に 決して 病が うつらぬよう お願いした)) 239 00:20:37,046 --> 00:20:42,051 ((えっ?)) ((いや 何ていうか…)) 240 00:20:42,051 --> 00:20:46,055 ((私もでございます 上さまには絶対に…)) 241 00:20:46,055 --> 00:20:54,063 ♬~ 242 00:20:54,063 --> 00:20:57,063 短い間だったが いろいろあったな 243 00:21:00,069 --> 00:21:07,076 それぞれの思いを込めて それぞれの道を旅立っていくか 244 00:21:07,076 --> 00:21:10,079 美雪 小太郎 (2人)はい 245 00:21:10,079 --> 00:21:14,079 体だけは十分 注意しろよ はい 246 00:21:16,018 --> 00:21:18,018 ハッ… 247 00:21:22,024 --> 00:21:25,027 (横山)斬れ 248 00:21:25,027 --> 00:21:27,029 姉ちゃん 早く上さまを! 249 00:21:27,029 --> 00:21:29,031 (忍者)ヤーッ! 250 00:21:29,031 --> 00:21:37,039 ♬~ 251 00:21:37,039 --> 00:21:39,041 (忍者)おのれ! 252 00:21:39,041 --> 00:21:46,048 ♬~ 253 00:21:46,048 --> 00:21:48,050 (斬る音) ウウッ! 254 00:21:48,050 --> 00:22:05,067 ♬~ 255 00:22:05,067 --> 00:22:07,069 (斬る音) 256 00:22:07,069 --> 00:22:20,082 ♬~ 257 00:22:20,082 --> 00:22:33,095 ♬~ 258 00:22:33,095 --> 00:22:36,095 いまだ見果てぬ夢を 追っているのか? 横山 259 00:22:40,102 --> 00:22:42,104 覚悟! 260 00:22:42,104 --> 00:22:49,111 ♬~ 261 00:22:49,111 --> 00:22:51,113 (斬る音) ウワッ! 262 00:22:51,113 --> 00:22:56,118 ♬~ 263 00:22:56,118 --> 00:23:00,122 いいかげんに目を覚まして 新たな生きる道を探せ 264 00:23:00,122 --> 00:23:07,122 ♬~ 265 00:23:14,136 --> 00:23:16,136 上さま 266 00:23:20,075 --> 00:23:23,078 けがはないか? 美雪 はい 267 00:23:23,078 --> 00:23:29,084 最後まで お前たちに助けられたな フフッ… 私たちは御庭番ですから 268 00:23:29,084 --> 00:23:37,092 ♬~ 269 00:23:37,092 --> 00:23:41,096 <この横山も 時代の流れに取り残された➡ 270 00:23:41,096 --> 00:23:45,100 哀れな武士のひとりだった> 271 00:23:45,100 --> 00:23:51,106 ♬~ 272 00:23:51,106 --> 00:23:55,110 それでは ここで… 上さまのことは一生忘れません 273 00:23:55,110 --> 00:23:59,114 俺もだ 今度会うときは 3人とも どうなってるかな? 274 00:23:59,114 --> 00:24:02,117 もっと確かな自分を 見つけてきたいと思います 275 00:24:02,117 --> 00:24:05,120 俺も もっと大きな… 276 00:24:05,120 --> 00:24:08,123 富士の山にも負けぬ 大きな人間になってみせる 277 00:24:08,123 --> 00:24:10,125 上さまなら きっとなれます 278 00:24:10,125 --> 00:24:13,125 その日まで 別れは言わんぞ 279 00:24:15,130 --> 00:24:19,067 上さまに出会えて本当に良かった 280 00:24:19,067 --> 00:24:30,078 ♬~ 281 00:24:30,078 --> 00:24:32,080 行きましょう 小太郎 282 00:24:32,080 --> 00:24:44,092 ♬~ 283 00:24:44,092 --> 00:24:49,092 《美雪 また いつの日か きっと…》 284 00:24:51,099 --> 00:24:54,102 <時に 寛永元年 春> 285 00:24:54,102 --> 00:25:01,109 <家光20歳 美雪19歳 小太郎15歳> 286 00:25:01,109 --> 00:25:04,112 <江戸の時代も 3人の人生も➡ 287 00:25:04,112 --> 00:25:09,112 いまだ揺れ動く青春の 風の中にあった> 288 00:25:15,123 --> 00:25:34,076 ♬~ 289 00:25:34,076 --> 00:25:54,096 ♬~ 290 00:25:54,096 --> 00:26:13,096 ♬~