1 00:01:22,211 --> 00:01:23,078 2 00:01:23,078 --> 00:01:43,098 ♬~ 3 00:01:43,098 --> 00:02:03,118 ♬~ 4 00:02:03,118 --> 00:02:13,118 ♬~ 5 00:02:18,066 --> 00:02:21,003 (美雪) おばあちゃん お願い 食べて 6 00:02:21,003 --> 00:02:23,005 (女性)うん… 7 00:02:23,005 --> 00:02:28,010 食べないと 病気に勝てないでしょう? 8 00:02:28,010 --> 00:02:31,013 うん… 9 00:02:31,013 --> 00:02:36,018 私 今日で もう来れないかもしれないの 10 00:02:36,018 --> 00:02:42,024 ごめんなさい もしかしたらの話 ごめんね 食べて 11 00:02:42,024 --> 00:02:45,027 どこかに行ってしまうの? 12 00:02:45,027 --> 00:03:01,043 ♬~ 13 00:03:01,043 --> 00:03:03,045 (女性)ど… どなた? 14 00:03:03,045 --> 00:03:08,050 (春日局) 安心なさい 美雪のおばです 15 00:03:08,050 --> 00:03:11,053 お医者さまを連れてきましたよ 16 00:03:11,053 --> 00:03:17,059 おばあさん どうか診てもらってくださいね 17 00:03:17,059 --> 00:03:20,996 (女性)美雪さん… 大丈夫 心配しないで 18 00:03:20,996 --> 00:03:22,998 この方の おっしゃるとおりにして 19 00:03:22,998 --> 00:03:28,003 (ナレーター)<春日局の 連れてきた医師は 御典医と呼ばれ 20 00:03:28,003 --> 00:03:30,005 主に江戸城内において➡ 21 00:03:30,005 --> 00:03:35,005 将軍や大奥の人々の 診察に当たっていた医者である> 22 00:03:39,014 --> 00:03:43,018 (春日局)あの御典医は いちばん信頼できる方です 23 00:03:43,018 --> 00:03:47,022 御典医? ありがとうございます 24 00:03:47,022 --> 00:03:52,027 お局さまに こんなこと していただけるだなんて 25 00:03:52,027 --> 00:03:56,031 お前は本当に優しい娘ですね いえ 26 00:03:56,031 --> 00:03:58,033 上さまが しきりに➡ 27 00:03:58,033 --> 00:04:03,033 お前のことを感心されてるのは よ~く分かりました 28 00:04:05,040 --> 00:04:08,043 上さまのお心の中で お前が➡ 29 00:04:08,043 --> 00:04:14,043 大きな存在になっていることも よく分かりました 30 00:04:17,052 --> 00:04:21,990 お前も年ごろ 上さまも お年ごろ 31 00:04:21,990 --> 00:04:25,994 互いに力を合わせて助け合い➡ 32 00:04:25,994 --> 00:04:29,994 いくつかの苦難を 乗り越えてきましたね 33 00:04:32,000 --> 00:04:35,003 お前の真剣な生き方に➡ 34 00:04:35,003 --> 00:04:40,003 上さまも 随分 心を打たれたご様子でした 35 00:04:42,010 --> 00:04:48,010 美雪… さぞかし つらいでしょうね 36 00:04:52,020 --> 00:04:55,023 私も女です 37 00:04:55,023 --> 00:05:01,029 お前の気持ちは 手に取るように分かります 38 00:05:01,029 --> 00:05:10,038 ♬~ 39 00:05:10,038 --> 00:05:15,043 ♪(お囃子) 40 00:05:15,043 --> 00:05:32,994 ♪~ 41 00:05:32,994 --> 00:05:37,999 なぜ 幸せをお捨てになったんですか? 42 00:05:37,999 --> 00:05:41,002 運命だったんだと思います 43 00:05:41,002 --> 00:05:46,007 自分の意志では どうしようもできない運命 44 00:05:46,007 --> 00:05:52,013 上さまを 乳母としてお育て申した運命 45 00:05:52,013 --> 00:06:00,021 お前たちが御庭番で 上さまが将軍であることも運命 46 00:06:00,021 --> 00:06:06,027 ♪~ 47 00:06:06,027 --> 00:06:09,030 今 上さまには➡ 48 00:06:09,030 --> 00:06:13,034 京の都 関白 左大臣さまの姫君を➡ 49 00:06:13,034 --> 00:06:18,039 ご正室に お迎えするお話が進んでいます 50 00:06:18,039 --> 00:06:27,983 ♪~ 51 00:06:27,983 --> 00:06:32,988 上さまのお気持ちとは関係なく そして➡ 52 00:06:32,988 --> 00:06:37,988 上さまにも変えることのできない 運命なのです 53 00:06:40,996 --> 00:06:42,998 (家光)なんだと? 54 00:06:42,998 --> 00:06:46,001 余の気持ちに関係なく 正室を迎えろと申すのか? 55 00:06:46,001 --> 00:06:49,004 (土井)はい 御意にございます 56 00:06:49,004 --> 00:06:52,007 なぜじゃ!? 徳川幕府を盤石なものといたし➡ 57 00:06:52,007 --> 00:06:58,013 再び 戦乱の世とならぬためには 江戸も京も➡ 58 00:06:58,013 --> 00:07:03,018 手を携えて歩んでゆくことが 大事でございます 59 00:07:03,018 --> 00:07:06,021 こればかりは 上さまといえど➡ 60 00:07:06,021 --> 00:07:10,021 動かすことのできぬ運命で ございます 61 00:07:12,027 --> 00:07:15,030 運命か はい 62 00:07:15,030 --> 00:07:17,032 この将軍 家光にも➡ 63 00:07:17,032 --> 00:07:20,969 変えることのできぬ運命だと 申すのか! 64 00:07:20,969 --> 00:07:22,971 はい! 65 00:07:22,971 --> 00:07:28,977 ♬~ 66 00:07:28,977 --> 00:07:31,980 <美雪 19歳> 67 00:07:31,980 --> 00:07:34,983 <飛び越えることの できない身分差という➡ 68 00:07:34,983 --> 00:07:39,988 大きな壁の前で 初恋の思いを 断念するほかにはなかった> 69 00:07:39,988 --> 00:07:41,990 (泣き声) 70 00:07:41,990 --> 00:07:43,992 <家光 20歳> 71 00:07:43,992 --> 00:07:47,996 <彼も また 将軍という身分のために➡ 72 00:07:47,996 --> 00:07:53,001 胸の中の熱い思いを 断念せざるをえなかった> 73 00:07:53,001 --> 00:08:03,011 ♬~ 74 00:08:03,011 --> 00:08:05,011 (叫び声) 75 00:08:07,015 --> 00:08:09,017 ハアッ! 76 00:08:09,017 --> 00:08:25,017 ♬~ 77 00:08:27,102 --> 00:08:47,122 ♬~ 78 00:08:47,122 --> 00:09:06,141 ♬~ 79 00:09:06,141 --> 00:09:11,146 <かくて 家光は 鳥居甲斐守成就の招待に応じ➡ 80 00:09:11,146 --> 00:09:15,146 人生最大の試練に 向かったのである> 81 00:09:27,095 --> 00:09:30,098 なかなか大層な庭じゃ 82 00:09:30,098 --> 00:09:34,102 (鳥居)上さまにお越しいただき 本日は 我が鳥居家にとって➡ 83 00:09:34,102 --> 00:09:38,106 未来永劫 記念すべき日に なるでござりましょう 84 00:09:38,106 --> 00:09:40,108 そうか 85 00:09:40,108 --> 00:09:44,112 鳥居 金色の茶室というのは どこじゃ? 早く見たい 86 00:09:44,112 --> 00:09:46,112 こちらにござりまする 87 00:09:48,116 --> 00:09:53,121 (横山)誠に失礼ではございますが 茶室に 刀は無用かと思い➡ 88 00:09:53,121 --> 00:09:57,125 お小姓は あちらへ さあ 腰元どのも こちらへ 89 00:09:57,125 --> 00:09:59,127 鳥居さま 90 00:09:59,127 --> 00:10:04,132 私は いつ いかなる場所でも 上さまに従い お世話をするよう➡ 91 00:10:04,132 --> 00:10:07,135 春日局さまから 言いつかっております 92 00:10:07,135 --> 00:10:11,135 どうか お供をお許しください 93 00:10:14,142 --> 00:10:18,142 上さまの御意に従いまする 94 00:10:20,081 --> 00:10:23,084 ついてまいれ はい 95 00:10:23,084 --> 00:10:25,086 (鳥居)では… 96 00:10:25,086 --> 00:10:35,086 ♬~ 97 00:10:40,101 --> 00:10:43,104 (鳥居)いかがでございましょう? 98 00:10:43,104 --> 00:10:48,109 私が申し上げたとおり 弟君 忠長さまと➡ 99 00:10:48,109 --> 00:10:53,114 仲良く 天下国家のことを 話し合うに ふさわしい➡ 100 00:10:53,114 --> 00:10:58,119 王者の茶室にござりましょう? うむ… 101 00:10:58,119 --> 00:11:02,123 この茶室 忠長は 既に知っているのか? 102 00:11:02,123 --> 00:11:06,127 いいえ まだ お見せしたことはございません 103 00:11:06,127 --> 00:11:11,127 上さまへのお披露目が まず第一と考えまして 104 00:11:20,141 --> 00:11:40,161 ♬~ 105 00:11:40,161 --> 00:11:43,164 (家臣)ヤーッ! 106 00:11:43,164 --> 00:11:54,175 ♬~ 107 00:11:54,175 --> 00:11:56,177 (小太郎)ハッ!? 108 00:11:56,177 --> 00:11:58,177 (家臣)オリャ! 109 00:12:02,183 --> 00:12:05,186 (横山)動くな! 110 00:12:05,186 --> 00:12:08,186 フフフフッ… 111 00:12:11,192 --> 00:12:17,131 ♬~ 112 00:12:17,131 --> 00:12:20,134 (鳥居)いかがでございましょう? 113 00:12:20,134 --> 00:12:23,137 とてもよい香りの茶じゃ 114 00:12:23,137 --> 00:12:25,139 これは駿河の茶かな? 115 00:12:25,139 --> 00:12:28,142 御意にござりまする 116 00:12:28,142 --> 00:12:30,144 忠長さまのお茶園にて➡ 117 00:12:30,144 --> 00:12:33,147 摘まれましたる物を 賜ったものにござりまする 118 00:12:33,147 --> 00:12:38,152 忠長とは 末永う仲よう つきおうていきたいものじゃのぅ 119 00:12:38,152 --> 00:12:42,156 ははっ… いや そうおっしゃっていただければ➡ 120 00:12:42,156 --> 00:12:48,162 本日 お越しいただいた甲斐が あったというものにござりまする 121 00:12:48,162 --> 00:12:52,166 ああ そうでございました 122 00:12:52,166 --> 00:12:55,169 上さまに 是非とも お持ち帰りいただきたく 123 00:12:55,169 --> 00:13:02,176 用意いたしましたる唐三彩の茶器 うっかりいたしておりました 124 00:13:02,176 --> 00:13:05,179 唐三彩の茶器? 御意に 125 00:13:05,179 --> 00:13:08,182 え~ ただいま すぐに 126 00:13:08,182 --> 00:13:10,182 (鈴の音) 127 00:13:13,187 --> 00:13:18,126 はて 何をしておるのだ? 我が家中の者どもは 128 00:13:18,126 --> 00:13:20,126 (鈴の音) 129 00:13:22,130 --> 00:13:24,132 ええい… 130 00:13:24,132 --> 00:13:31,139 上さま 恥ずかしながら 今しばし お待ちのほどを 131 00:13:31,139 --> 00:13:34,142 すぐに戻りますので 132 00:13:34,142 --> 00:13:38,146 相分かった 行ってまいれ はっ… 133 00:13:38,146 --> 00:13:45,153 ♬~ 134 00:13:45,153 --> 00:13:49,157 上さま これは? 落ち着け 美雪 135 00:13:49,157 --> 00:13:51,159 ≪(物音) 136 00:13:51,159 --> 00:13:55,159 やはり 罠でございます うろたえるな! 137 00:14:04,172 --> 00:14:10,178 今日が 3代将軍の命日でございます 138 00:14:10,178 --> 00:14:16,117 そして あしたは 忠長さまが 4代将軍になられる日じゃ 139 00:14:16,117 --> 00:14:20,121 フフフフッ… (横山)では 手はずどおりに 140 00:14:20,121 --> 00:14:22,123 後始末は頼んだぞ 141 00:14:22,123 --> 00:14:24,123 (家臣たち)はっ… (横山)お任せください 142 00:15:08,169 --> 00:15:10,169 上さま! 143 00:15:12,173 --> 00:15:16,110 お吸いになってはいけません お下がりください! 144 00:15:16,110 --> 00:15:21,115 ♬~ 145 00:15:21,115 --> 00:15:23,117 (横山) もっと トリカブトの根を燻せ 146 00:15:23,117 --> 00:15:26,117 (家臣)はっ! もっとだ! 147 00:15:30,124 --> 00:15:32,124 (笑い声) 148 00:15:34,128 --> 00:15:38,132 <トリカブト キンポウゲ科の多年草> 149 00:15:38,132 --> 00:15:41,135 <その根には 猛毒が含まれている> 150 00:15:41,135 --> 00:15:58,152 ♬~ 151 00:15:58,152 --> 00:16:02,156 (家臣)おら! おら! 152 00:16:02,156 --> 00:16:22,110 ♬~ 153 00:16:22,110 --> 00:16:42,130 ♬~ 154 00:16:42,130 --> 00:16:55,130 ♬~ 155 00:16:57,145 --> 00:16:59,145 (家臣)死ね! 156 00:17:01,149 --> 00:17:03,151 美雪! 上さま! 157 00:17:03,151 --> 00:17:08,156 ♬~ 158 00:17:08,156 --> 00:17:10,156 (殴る音) アアッ! 159 00:17:14,162 --> 00:17:16,162 (家臣)死ね! 160 00:17:18,099 --> 00:17:20,099 (家臣)死ね! 161 00:17:22,103 --> 00:17:24,103 (斬る音) 162 00:17:33,114 --> 00:17:35,114 (小太郎)あつつ… 163 00:17:38,119 --> 00:17:40,121 あちぃ… 164 00:17:40,121 --> 00:17:45,126 アアッ… ハァ… 165 00:17:45,126 --> 00:17:51,132 ハァ… ハァハァ… 166 00:17:51,132 --> 00:17:54,135 (家臣たち)待て! 167 00:17:54,135 --> 00:18:00,141 ♬~ 168 00:18:00,141 --> 00:18:02,143 (十兵衛)待てい! 169 00:18:02,143 --> 00:18:05,146 (十兵衛)柳生十兵衛 推参! 170 00:18:05,146 --> 00:18:23,097 ♬~ 171 00:18:23,097 --> 00:18:25,099 (斬る音) 172 00:18:25,099 --> 00:18:27,101 おお 十兵衛! 173 00:18:27,101 --> 00:18:31,105 美雪 ここは俺に任せて 上さまを はっ! 174 00:18:31,105 --> 00:18:33,105 (刺す音) アアッ! 175 00:18:35,109 --> 00:18:37,111 (斬る音) 176 00:18:37,111 --> 00:18:39,113 (家臣)曲者! 177 00:18:39,113 --> 00:18:53,127 ♬~ 178 00:18:53,127 --> 00:18:55,129 (斬る音) 179 00:18:55,129 --> 00:19:09,143 ♬~ 180 00:19:09,143 --> 00:19:15,143 (爆発音) 181 00:19:17,084 --> 00:19:19,086 (爆発音) 182 00:19:19,086 --> 00:19:29,096 ♬~ 183 00:19:29,096 --> 00:19:31,098 (斬る音) 184 00:19:31,098 --> 00:19:33,100 美雪! 185 00:19:33,100 --> 00:19:36,103 (爆発音) 186 00:19:36,103 --> 00:19:38,105 ウウッ! 187 00:19:38,105 --> 00:19:40,107 美雪 大丈夫か? 188 00:19:40,107 --> 00:19:43,110 申し訳ありません お役に立てなくて 何を言う 189 00:19:43,110 --> 00:19:46,113 お前が身を挺して 俺を 守ってくれたのは知っているぞ 190 00:19:46,113 --> 00:19:48,113 ご無事で うれしゅうございます 191 00:19:50,117 --> 00:19:52,117 さあ… 192 00:19:55,122 --> 00:19:57,122 とにかく止血するぞ 193 00:19:59,126 --> 00:20:03,130 いけません! 葵のご紋が汚れます 194 00:20:03,130 --> 00:20:07,134 何を言う そんなことより お前の命のほうが ずっと大事だ 195 00:20:07,134 --> 00:20:09,134 さあ 遠慮すんな 196 00:20:13,140 --> 00:20:16,077 よし… さあ 俺の背に… 197 00:20:16,077 --> 00:20:18,079 そんな… 198 00:20:18,079 --> 00:20:21,082 遠慮しないでくれ 頼む 美雪 199 00:20:21,082 --> 00:20:25,086 運命のいたずらと言おうか 俺とお前は➡ 200 00:20:25,086 --> 00:20:29,090 二度と 手の 触れ合うことのできぬ立場にいる 201 00:20:29,090 --> 00:20:33,094 しかし 今は 美雪を背負って この山を下りたい 202 00:20:33,094 --> 00:20:38,094 ひとりの人間として 男として どうしても そうしたいのだ 203 00:20:41,102 --> 00:20:45,106 この山を下りれば 俺は将軍として また➡ 204 00:20:45,106 --> 00:20:49,110 世の中という荷を背負って 生きていかねばならん 205 00:20:49,110 --> 00:20:52,113 頼む 俺の背に… 206 00:20:52,113 --> 00:21:05,126 ♬~ 207 00:21:05,126 --> 00:21:11,132 《広くて温かい背中 一生 忘れない》 208 00:21:11,132 --> 00:21:14,135 美雪 はい 209 00:21:14,135 --> 00:21:20,141 俺の その袱紗 一生 お前のそばに 置いといてくれないか? 210 00:21:20,141 --> 00:21:23,144 はい 211 00:21:23,144 --> 00:21:25,146 (小太郎)上さま… 上さま! 212 00:21:25,146 --> 00:21:28,149 上さま! 上さま! 213 00:21:28,149 --> 00:21:30,149 上さま 214 00:21:33,154 --> 00:21:36,157 よくご無事で 215 00:21:36,157 --> 00:21:38,159 美雪のおかげでな 216 00:21:38,159 --> 00:21:42,163 姉上!? 大丈夫 それより鳥居は? 217 00:21:42,163 --> 00:21:45,166 はい 私と半蔵さまが飛び込む寸前に➡ 218 00:21:45,166 --> 00:21:49,170 切腹が遂げられていました なに? 死んだか 219 00:21:49,170 --> 00:21:51,172 (小太郎)しかし➡ 220 00:21:51,172 --> 00:21:55,176 陰謀の指揮を執った目付の 横山の姿が見つからず… 221 00:21:55,176 --> 00:22:00,181 申し訳ございませんでした かまわぬ 捨て置け 222 00:22:00,181 --> 00:22:04,185 <家光は 鳥居家お取り潰し断絶> 223 00:22:04,185 --> 00:22:09,185 <弟 忠長は 何ら おとがめなしとの裁きを下した> 224 00:22:12,193 --> 00:22:16,130 (春日局) 上さまらしい正義を貫いたお裁き 225 00:22:16,130 --> 00:22:19,133 感服いたしました 226 00:22:19,133 --> 00:22:21,135 なあ 春日 227 00:22:21,135 --> 00:22:24,138 一度 忠長と 会うてみようと思っているんだ 228 00:22:24,138 --> 00:22:26,140 腹を割って じっくり話し合えば➡ 229 00:22:26,140 --> 00:22:30,144 兄弟仲良く 力を合わせて 生きていけるんではないだろうか 230 00:22:30,144 --> 00:22:34,148 はい 仰せのとおりでございます 231 00:22:34,148 --> 00:22:39,153 そうなれば 今後 鳥居のような心得違いの者も➡ 232 00:22:39,153 --> 00:22:42,156 二度と出てこなくなるでしょう 233 00:22:42,156 --> 00:22:46,160 美雪 小太郎 (2人)はい 234 00:22:46,160 --> 00:22:48,162 いいのぅ お前たちは 235 00:22:48,162 --> 00:22:51,162 姉弟仲良く 一緒にいることができて 236 00:22:54,168 --> 00:22:57,171 わしは 生まれながらに 将軍であったために➡ 237 00:22:57,171 --> 00:23:01,175 あまり弟とも話せなかった 238 00:23:01,175 --> 00:23:04,178 それが わしの運命だ 239 00:23:04,178 --> 00:23:08,182 しかし わしは その運命に 逆らってでも生きてみせる 240 00:23:08,182 --> 00:23:12,186 この背に背負う荷が いかに重くとも➡ 241 00:23:12,186 --> 00:23:15,189 わしは自分の道を歩んでみせるぞ 242 00:23:15,189 --> 00:23:24,131 ♬~ 243 00:23:24,131 --> 00:23:28,135 美雪 小太郎 (2人)はい 244 00:23:28,135 --> 00:23:33,140 わしの行く道を お前たちは 末永く見守り 後押ししてくれよ 245 00:23:33,140 --> 00:23:35,142 はい 246 00:23:35,142 --> 00:23:37,144 ハァ~ッ… 247 00:23:37,144 --> 00:23:47,154 ♬~ 248 00:23:47,154 --> 00:23:50,157 <木枯らし去りて 春来たりぬ> 249 00:23:50,157 --> 00:23:56,163 <家光も美雪も春日局も そう信じていた> 250 00:23:56,163 --> 00:23:58,165 <しかし 約8年後➡ 251 00:23:58,165 --> 00:24:04,171 家光と弟 忠長との間は 決裂を迎えることになる> 252 00:24:04,171 --> 00:24:06,173 <だが それは➡ 253 00:24:06,173 --> 00:24:09,173 誰にも 予想の できぬことであった> 254 00:24:11,178 --> 00:24:31,131 ♬~ 255 00:24:31,131 --> 00:24:51,151 ♬~ 256 00:24:51,151 --> 00:25:10,151 ♬~ 257 00:25:21,081 --> 00:25:25,085 <悪辣な取り立てで 世間を騒がす金貸し金兵衛> 258 00:25:25,085 --> 00:25:29,089 <その毒牙は ついに 江戸座にまで向けられる> 259 00:25:29,089 --> 00:25:32,092 余は将軍なのに 260 00:25:32,092 --> 00:25:36,096 将軍だからこそ 何もしてやれん 261 00:25:36,096 --> 00:25:39,099 <だが その金兵衛さえも➡ 262 00:25:39,099 --> 00:25:42,099 金に目のくらんだ者たちに 命を狙われる>