1 00:00:00,620 --> 00:00:06,360 (悠里)わたしの洸。 大切な 早乙女の長男。 2 00:00:06,360 --> 00:00:08,360 (洸)ケガをすればいい。→ 3 00:00:08,360 --> 00:00:12,360 選考会に 間に合わない程度の ケガさ。 4 00:00:14,370 --> 00:00:18,370 (辰也)あいつ 自分で 飛び込んだらしい。 5 00:00:18,370 --> 00:00:21,380 (晶)奇麗でしょ? (悠里)何てことを。 6 00:00:21,380 --> 00:00:24,380 これで 彼と一緒。 7 00:00:26,380 --> 00:00:32,390 (悠里)オリンピックの夢は もう終わったわ。 8 00:00:32,390 --> 00:00:37,390 (廉)時々 胸が熱くなる。 心臓の血管が こう ぎゅって。→ 9 00:00:37,390 --> 00:00:40,390 何とか弁膜症って。→ 10 00:00:40,390 --> 00:00:43,400 あなたも 母さんだけには 絶対 話さないでよ。 11 00:00:43,400 --> 00:00:46,400 ママ。 (真理恵)あなたは 失格なのよ。 12 00:00:46,400 --> 00:00:49,400 母親 失格なの。 13 00:00:49,400 --> 00:00:54,410 洸や 晶のことは? (廉)聞きました。 14 00:00:54,410 --> 00:00:59,410 わたしには もう あなたしか いないの。 15 00:01:14,360 --> 00:01:17,370 (廉)早乙女 廉。 ただ今 戻ってまいりました。 16 00:01:17,370 --> 00:01:20,370 (リカ)廉君。 (廉)陸上 やめるとは言ったけど→ 17 00:01:20,370 --> 00:01:23,370 水泳 やらないとは 言ってないよね。 18 00:01:23,370 --> 00:01:26,370 どう思う? 丈治。 (丈治)うん。→ 19 00:01:26,370 --> 00:01:29,380 中学まで 2人のタイムを 比べると→ 20 00:01:30,390 --> 00:01:33,390 洸より廉。 お前の方が上だ。→ 21 00:01:33,390 --> 00:01:37,390 だけど さすがに 今は…。 (廉)すぐに 追い付くし。 22 00:01:37,390 --> 00:01:38,980 追い越すよ。 (丈治)確かに→ 23 00:01:39,620 --> 00:01:43,620 お前の身体能力は ずば抜けてる。 それは 認めるけど。 24 00:01:43,620 --> 00:01:48,620 やっぱり 早乙女は 自由形 目指すのが 本流でしょ。 25 00:01:50,630 --> 00:01:54,630 (廉)修一伯父さんのためにも。 今まで 洸に 気を使って→ 26 00:01:54,630 --> 00:01:56,630 あえて 陸上を 選んでたっていうのよ。 27 00:01:56,630 --> 00:01:59,640 (廉)でも 兄貴が 臆病風に 吹かれたんなら→ 28 00:01:59,640 --> 00:02:04,580 話は 別になる。 丈治。 29 00:02:04,580 --> 00:02:07,580 (丈治)水トレは ずっと 続けていた。→ 30 00:02:07,580 --> 00:02:13,580 50。 いや 100なら いけるかもしれない。→ 31 00:02:13,580 --> 00:02:16,590 スタミナは 抜群だからな。→ 32 00:02:16,590 --> 00:02:18,990 ダイナモみたいに 強い心臓がある。 33 00:02:19,050 --> 00:02:21,050 心臓。 34 00:02:23,050 --> 00:02:25,060 (丈治)選考会を 抜けるには→ 35 00:02:25,060 --> 00:02:28,060 少なくとも 洸の 今の記録を 超える必要がある。 36 00:02:28,060 --> 00:02:31,060 分かってるだろうが それほど 時間ない。 37 00:02:31,060 --> 00:02:36,070 いいか? 廉。 死ぬほど 鍛えるぞ。 38 00:02:36,070 --> 00:02:38,070 OK ボス。 39 00:02:43,070 --> 00:02:46,080 [テレビ](ホイッスル) 40 00:02:46,080 --> 00:02:49,080 死ぬほどって…。 41 00:02:49,080 --> 00:02:55,090 「わたしには あなたしか いない」 廉に そう言ったの。 42 00:02:55,090 --> 00:02:59,090 「えこひいき」ですね。 ええ。 43 00:02:59,090 --> 00:03:02,030 あの子の顔が 見る見る 輝いていったわ。 44 00:03:02,030 --> 00:03:05,030 社長。 それは 本来 使ってはいけない→ 45 00:03:05,030 --> 00:03:08,030 母親の武器なのでは? 仕方ないでしょ。 46 00:03:08,030 --> 00:03:11,030 洸も晶も いないのよ。 家庭崩壊の危機よ。 47 00:03:11,030 --> 00:03:13,040 はい。 それは…。 48 00:03:13,040 --> 00:03:16,040 ですが 社長。 残された手段は それだけなの。 49 00:03:16,040 --> 00:03:18,040 お気持ちは 分かります。 ですが 社長。 50 00:03:18,040 --> 00:03:21,040 丈治は 慎重なタイプよ。 いけると 踏んだのよ。 51 00:03:21,040 --> 00:03:23,050 はい それは。 ですが。 52 00:03:23,050 --> 00:03:25,050 何なのよ? さっきから ですが ですがって。 53 00:03:25,050 --> 00:03:27,050 何か 文句あるの? 54 00:03:27,050 --> 00:03:31,050 文句じゃないです。 ただ 廉君は…。 55 00:03:31,050 --> 00:03:37,060 希望よ。 わたしに残された パンドラの箱。 56 00:03:37,060 --> 00:03:40,060 唯一の 希望。 57 00:03:40,060 --> 00:03:47,070 ♪♪~ 58 00:03:47,070 --> 00:04:04,190 JPN title 59 00:04:06,530 --> 00:04:11,030 あーっ。 わたし よっぽど 社長に 言おうと思ったんです。 60 00:04:11,030 --> 00:04:13,030 でも 希望だって。 61 00:04:13,030 --> 00:04:16,030 廉君は 最後に残された ゴンドラの箱の…。 62 00:04:16,030 --> 00:04:18,030 (辰也)パンドラじゃないの? それ。 63 00:04:18,030 --> 00:04:21,040 あっ。 ゴンドラは 結婚式に乗るやつでした。 64 00:04:21,040 --> 00:04:23,040 (辰也)うん。 今どき そんな バブルな→ 65 00:04:23,040 --> 00:04:25,040 結婚式も ねえだろうけどな。 ハァ。 とにかく→ 66 00:04:25,040 --> 00:04:27,040 社長が 気の毒で 言えなかったんです。 67 00:04:27,040 --> 00:04:32,050 分かるよ。 廉に 口止めもされてるしな。 68 00:04:32,050 --> 00:04:34,050 ホントに 分かってるんですか? 69 00:04:34,050 --> 00:04:36,050 さっきから リアクション 軽いですけど。 70 00:04:36,050 --> 00:04:38,050 でも ほら。 廉は 俺たちに 嘘ついて→ 71 00:04:38,050 --> 00:04:41,060 仮病だったかも しんねえじゃん。 実際は 大したことなくてさ。 72 00:04:41,060 --> 00:04:45,060 泣いたんですよ。 わたしの前で。 もう 1等が取れないって。 73 00:04:45,060 --> 00:04:53,070 (廉)《俺 母さんに 不良品って 思われたくない》 74 00:04:53,070 --> 00:04:57,070 あの野郎 リカちゃんの母性本能 くすぐりやがって。 うっ。 75 00:04:57,070 --> 00:04:59,080 まじめに 聞いてください。 76 00:04:59,080 --> 00:05:02,010 でも 俺に どうしろっていうのよ。 77 00:05:02,010 --> 00:05:05,020 俺だってさ 廉に 口止めされてんだし。 78 00:05:05,020 --> 00:05:08,020 そういう場合じゃないんですよ だから。 79 00:05:08,020 --> 00:05:12,020 命にかかわるかも しれないんですよ。 80 00:05:12,020 --> 00:05:16,030 だけど そのこと 悠里に言ったら→ 81 00:05:16,030 --> 00:05:19,030 今度は 悠里の心が 死んじゃうかもしんないんだよな。 82 00:05:19,030 --> 00:05:23,030 人間 希望がなきゃ 生きられないからね。 83 00:05:23,030 --> 00:05:25,040 そうですけど。 84 00:05:25,040 --> 00:05:28,040 わたしと あなたじゃ 立場が 違うじゃないですか。 85 00:05:28,040 --> 00:05:30,040 わたしは 一介の秘書で→ 86 00:05:30,040 --> 00:05:32,040 あなたは 廉君の父親なんですから。 87 00:05:32,040 --> 00:05:34,040 父親だと 余計 言いづらいって あるよ。 88 00:05:34,040 --> 00:05:38,050 母親のすること 文句 言えば 家庭が うまく いかなくなるし。 89 00:05:38,050 --> 00:05:40,050 もう すでに うまく いってないじゃないですか。 90 00:05:40,050 --> 00:05:42,050 あら。 そういうこと言うの? 91 00:05:42,050 --> 00:05:44,050 でも ほら。 だから これ以上 怒らせたら→ 92 00:05:44,050 --> 00:05:48,060 僕 ほら 離婚されちゃうもん。 93 00:05:48,060 --> 00:05:50,060 もう いいです! 94 00:05:50,060 --> 00:05:53,060 わたしが 強い気持ちで 言いますから。 95 00:05:53,060 --> 00:05:55,070 悪いけど そうしてくれる? うん。 96 00:05:55,070 --> 00:05:57,070 ≪(ドアの開閉音) 97 00:06:06,010 --> 00:06:09,010 晶の様子は どう? ご飯 ちゃんと食べてる? 98 00:06:09,010 --> 00:06:14,020 夜中 吐いちまって。 そう。 99 00:06:14,020 --> 00:06:19,020 まあ 時間が解決してくれんのを 待つしかないな。 100 00:06:19,020 --> 00:06:25,030 若いから 深手も負うけど 傷の治りは 早いと思うしかない。 101 00:06:25,030 --> 00:06:28,030 それより 洸のこと。 102 00:06:28,030 --> 00:06:34,040 これから もう一度 ママと対決よ。パリに連れてくと 言ってるの。 103 00:06:34,040 --> 00:06:38,040 母親失格まで 言われたんだろ? ハハッ。 真理恵さんは手ごわいぞ。 104 00:06:38,040 --> 00:06:43,050 勝算は あるわ。 ああ。 お前は いつだって そうさ。 105 00:06:43,050 --> 00:06:46,050 廉を お願い。 106 00:06:55,060 --> 00:06:58,060 (洸)あれ? 沙織さんは? 107 00:07:00,060 --> 00:07:05,000 (洸)ああ。 そうか。→ 108 00:07:05,000 --> 00:07:10,010 謝ろうと思ったんだけど もう 僕の顔も 見たくないんだね。 109 00:07:10,010 --> 00:07:12,010 (麻衣子)くれるって。 (洸)えっ? 110 00:07:12,010 --> 00:07:15,010 もう いらないから わたしに。 111 00:07:15,010 --> 00:07:17,010 (沙織)《わたしの お古で よかったら→ 112 00:07:17,010 --> 00:07:21,020 麻衣子に あげるわよ。 彼》 (麻衣子)《いいの?》 113 00:07:21,020 --> 00:07:23,020 (洸)ハハッ。→ 114 00:07:23,640 --> 00:07:27,640 そう はっきり伝えられると さわやかな気持ちになる。 115 00:07:27,640 --> 00:07:29,100 (麻衣子)そう? 116 00:07:29,160 --> 00:07:33,160 (洸)でも いいの? 君は 僕なんかで。 117 00:07:33,160 --> 00:07:36,160 うん。 (洸)よかったら 弟を紹介するよ。→ 118 00:07:36,160 --> 00:07:39,170 明るくて ポジティブなやつなんだ。 119 00:07:39,170 --> 00:07:42,170 あなたが いい。 (洸)僕の どこが? 120 00:07:48,170 --> 00:07:50,180 ハハッ。 無理に考えなくていいよ。 121 00:07:50,180 --> 00:07:56,180 それに 申し訳ないけど 僕は 日本から いなくなるんだ。 122 00:07:56,180 --> 00:08:00,190 真理恵さん。 祖母と一緒に パリに。 123 00:08:00,190 --> 00:08:04,120 わたしも パリに行く。 (洸)何しに? 124 00:08:04,120 --> 00:08:06,120 あっ。 125 00:08:13,130 --> 00:08:17,140 (真理恵)この絵だけは 売らないの。 126 00:08:17,140 --> 00:08:23,140 どんなに 値を付けられてもね。 修一兄さんの。 127 00:08:23,140 --> 00:08:29,150 あなたの裸も 描きたかったけど どうしても 嫌がったわね。 128 00:08:29,150 --> 00:08:34,150 今なら OKよ。 結構よ。 フッ。 129 00:08:34,150 --> 00:08:36,150 あら 失礼ねぇ。 130 00:08:39,160 --> 00:08:42,160 (修一)《恥ずかしくないかって? 全然》→ 131 00:08:42,160 --> 00:08:44,160 《でも 何か 変な気持ちになるよ》→ 132 00:08:44,160 --> 00:08:48,170 《実の母親の前で 素っぽんぽんになるとさ》→ 133 00:08:48,170 --> 00:08:51,170 《あれ?》→ 134 00:08:51,170 --> 00:08:54,170 《冗句 冗句。 いや お前に 見せてもいいけどさ→ 135 00:08:54,170 --> 00:08:57,180 その代わり こっちも 見せてもらうけど》→ 136 00:08:57,180 --> 00:09:02,120 《バカ。 誰が お前の ぺったんこの胸 見たいよ》 137 00:09:02,120 --> 00:09:05,120 失礼ねぇ。 うん? 138 00:09:10,530 --> 00:09:14,540 洸のことだけど。 あさってには 2人で たつわ。 139 00:09:14,540 --> 00:09:19,540 見送りは 結構よ。 ママ。 140 00:09:19,540 --> 00:09:26,550 悠里。 わたしは 別に あなたに 意地悪してるわけじゃないの。 141 00:09:26,550 --> 00:09:32,560 ただ 洸には 休息が必要なの。 もう 洸に 水泳はさせない。 142 00:09:32,560 --> 00:09:35,560 代わりに 廉が やってくれることになったの。 143 00:09:35,560 --> 00:09:40,560 悠里。 ただ 洸は 長男なの。 144 00:09:40,560 --> 00:09:43,570 オリンピック あきらめても 早乙女の長男なのよ。 145 00:09:43,570 --> 00:09:47,570 やりたくないこと やらすという意味じゃ 一緒よ。 146 00:09:47,570 --> 00:09:51,580 洸は 言ったの? グループを 継ぎたいって。 147 00:09:51,580 --> 00:09:54,580 それは…。 当然のこと? 148 00:09:54,580 --> 00:09:59,580 違うわ。 それは あなたたちにとって そうでも→ 149 00:09:59,580 --> 00:10:02,590 子供たちには それぞれ 意思というものがあるの。 150 00:10:02,590 --> 00:10:04,590 家族というものは…。 151 00:10:12,600 --> 00:10:14,600 あなた…。 152 00:10:17,600 --> 00:10:23,600 (惣一)早乙女の後継を どこにも 連れ出すことは 許さない。 153 00:10:26,610 --> 00:10:30,610 そんなことをする権利は お前には ない。→ 154 00:10:30,610 --> 00:10:37,620 それは 一番 自分が 分かってるはずだ。 155 00:10:37,620 --> 00:10:45,630 今 家族という言葉を 吐いたようだが それなら聞くが→ 156 00:10:45,630 --> 00:10:50,630 修一が 事故に遭ったとき お前は どこに いたんだ? 157 00:10:50,630 --> 00:10:54,640 いまさら そんなこと…。 (惣一)いったい→ 158 00:10:54,640 --> 00:10:57,640 そのとき お前は どこに いたんだ!? 159 00:11:01,580 --> 00:11:04,580 そのときの 後ろめたさで→ 160 00:11:04,580 --> 00:11:09,590 洸を 連れていこうと しているのか? 161 00:11:09,590 --> 00:11:12,590 違うわ。 162 00:11:12,590 --> 00:11:18,600 家族じゃない。 そのときから。 163 00:11:18,600 --> 00:11:24,600 いや。 ずっと それ以前から→ 164 00:11:24,600 --> 00:11:28,600 お前は わたしたちの 家族じゃなかったんだ。 165 00:11:38,620 --> 00:11:41,620 (丈治)まったく 大したやつだよ 廉。 お前は。→ 166 00:11:41,620 --> 00:11:44,620 ブランクが あったというのに→ 167 00:11:44,620 --> 00:11:47,620 あっさり 洸のメニュー 消化しちまうんだからな。→ 168 00:11:47,620 --> 00:11:50,630 タイムも まだまだ伸びそうだ。→ 169 00:11:50,630 --> 00:11:53,630 まあ 当然だって お前は 言うだろうけど→ 170 00:11:53,630 --> 00:11:56,630 じゅうぶんに 可能性を 感じさせてくれるよ。→ 171 00:11:56,630 --> 00:12:02,570 だけど いいのかな。 陸連から 文句が来ないか 心配だよ。→ 172 00:12:02,570 --> 00:12:06,580 そっちの金の卵を こっちで かえしたりしてさ。→ 173 00:12:06,580 --> 00:12:10,580 まあ 会長が そこらは 何とかしてくれるかね。 174 00:12:10,580 --> 00:12:18,590 (心臓の鼓動) (廉の苦しむ声) 175 00:12:28,600 --> 00:12:30,600 はい。 (廉)サンキュー。 176 00:12:36,610 --> 00:12:42,610 (惣一)二十何年にもなるかな。 彼女と 顔を合わせたのも。 177 00:12:42,610 --> 00:12:48,620 わたしの結婚式以来だから そうですねぇ。 178 00:12:48,620 --> 00:12:51,620 ずいぶん 老けたかな。 179 00:12:51,620 --> 00:12:55,630 まあ わたしも 人のことは 言えんが。 180 00:12:55,630 --> 00:13:01,570 ママは まだ 奇麗よ。 あの年で 奇跡のように。 181 00:13:01,570 --> 00:13:04,570 浮世離れした女だったからな。 182 00:13:07,570 --> 00:13:09,570 ごめんなさい。 183 00:13:13,580 --> 00:13:15,580 どうして 謝るんだ。 184 00:13:15,580 --> 00:13:22,590 わたしが ちゃんとしてないから こんなことになって。 185 00:13:22,590 --> 00:13:29,590 完ぺきな人間など いないさ。 どこにもな。 186 00:13:29,590 --> 00:13:34,600 意外だわ。 お父さんが そんなこと。 187 00:13:34,600 --> 00:13:38,600 わたしも 老いたということだろうな。 188 00:13:38,600 --> 00:13:47,610 弱くなったとは 認めたくないが 今日のように 昔を思い出すと→ 189 00:13:47,610 --> 00:13:53,620 なぜだか 少しだけ センチメンタルな 気持ちにもなってしまう。 190 00:13:53,620 --> 00:14:02,620 ママを 愛していたころを? 愛か…。 191 00:14:07,560 --> 00:14:13,560 わたしは 人を愛せるような 人間だったろうか。 192 00:14:21,580 --> 00:14:24,580 もちろんよ。 193 00:14:26,580 --> 00:14:29,580 だから わたしが ここに 存在しているの。 194 00:14:35,590 --> 00:14:38,600 パパ。 195 00:14:50,900 --> 00:15:05,880 JPN warning 196 00:15:09,840 --> 00:15:11,840 おはよう。 (丈治)うん。 どうぞ。 197 00:15:13,850 --> 00:15:17,610 悪いけど 俺はいいや。 廉のトレーニングに 付き合わないと。 198 00:15:17,610 --> 00:15:19,990 じゃあ 夕食は作って 冷蔵庫に 入れておく。 199 00:15:19,990 --> 00:15:22,790 ああ。 痛っ。 どうしたの? 200 00:15:22,800 --> 00:15:24,900 いや。 腰を ちょっと。 201 00:15:25,610 --> 00:15:28,610 ごめんなさい。 そこで 寝てるからね。 202 00:15:28,610 --> 00:15:32,620 あっ いや あの。 筋トレ し過ぎ。 もう若くないのに。 203 00:15:32,620 --> 00:15:35,620 晶は? 204 00:15:35,620 --> 00:15:38,620 ああ…。 205 00:15:38,620 --> 00:15:41,620 じゃ お先に。 206 00:15:43,630 --> 00:15:45,630 丈治。 うん? 207 00:15:47,630 --> 00:15:49,630 はい。 ほら。 こういうことされると→ 208 00:15:49,630 --> 00:15:52,640 あなたも いいかげん 結婚を 考える気になるでしょ? 209 00:15:52,640 --> 00:15:54,640 かな? 行ってくる。 210 00:15:54,640 --> 00:15:56,640 いってらっしゃい。 あなた。 211 00:15:56,640 --> 00:15:59,640 アホ。 フフフ。 212 00:16:08,590 --> 00:16:41,620 ♪♪~ 213 00:16:50,630 --> 00:16:52,630 おはよう。 214 00:16:55,630 --> 00:16:57,630 ここに 置くわね。 215 00:16:57,630 --> 00:17:10,580 ♪♪~ 216 00:17:22,590 --> 00:17:25,600 (丈治)54秒2。 あと 10本。→ 217 00:17:25,600 --> 00:17:30,600 はい いくぞ! 用意 はい! 218 00:17:35,610 --> 00:17:37,610 廉君。 219 00:17:48,620 --> 00:17:50,620 社長。 今の社長には→ 220 00:17:50,620 --> 00:17:53,620 とっても 言いづらくて 悩んだんですが→ 221 00:17:53,620 --> 00:17:56,630 強い気持ちで 言わせてください。 222 00:17:56,630 --> 00:18:00,630 実は お子さまの お一人…。 洸のことね? 223 00:18:00,630 --> 00:18:03,630 どうやって 洸を ママから 取り戻したかって。 224 00:18:03,630 --> 00:18:07,570 ああ。 それは 聞きたいです。 強烈な お母さまでしたから。 225 00:18:07,570 --> 00:18:11,570 父に 頼んだのよ。 会長に? 226 00:18:11,570 --> 00:18:14,580 そう。 父は 母に言ったわ。 227 00:18:14,580 --> 00:18:17,580 修一兄さんの事故のとき→ 228 00:18:17,580 --> 00:18:20,580 いったい お前は どこに いたんだって。 229 00:18:20,580 --> 00:18:22,590 それで おしまい。 230 00:18:22,590 --> 00:18:26,590 ママは うなだれて 洸を あきらめてくれた。 231 00:18:26,590 --> 00:18:29,590 たった 一言でですか? そうよ。 232 00:18:29,590 --> 00:18:31,590 それが ママの弱点だから。 233 00:18:31,590 --> 00:18:34,590 どこに いたんですか? その 事故のときに。 234 00:18:43,610 --> 00:18:47,610 あなた 浮気したことある? 235 00:18:47,610 --> 00:18:50,610 浮気ですか? そうよ。 236 00:18:50,610 --> 00:18:54,620 彼氏が いるときに ほかの男に うつつを抜かしたこと。 237 00:18:54,620 --> 00:18:57,620 あるような ないような。 238 00:18:57,620 --> 00:18:59,620 どっちなのよ。 あるの? ないの? 239 00:18:59,620 --> 00:19:02,630 あの。 どこまでが 浮気なんでしょう? 240 00:19:02,630 --> 00:19:04,630 うっとうしいわね。 どこまでも 浮気よ。 241 00:19:04,630 --> 00:19:07,560 浮ついた気持ち。 略して 浮気なんだから。 242 00:19:07,560 --> 00:19:09,570 じゃあ タレントとかが カッコイイとかも 駄目ですか? 243 00:19:09,570 --> 00:19:11,570 生娘じゃあるまいし それくらいは いいわよ。 244 00:19:11,570 --> 00:19:14,570 お食事は? おなかは 誰だって すくわよ。 245 00:19:14,570 --> 00:19:17,570 つまり ベッドインと いうことでしょうか? 246 00:19:17,570 --> 00:19:19,580 ずばり そうよ。 247 00:19:19,580 --> 00:19:22,580 あなたが言うと 特別 いやらしいわね。 248 00:19:22,580 --> 00:19:25,580 そんなぁ。 そんなぁ。 249 00:19:25,580 --> 00:19:29,590 まさに 猫なで声が 本領発揮する 淫靡な空間よ。 250 00:19:29,590 --> 00:19:32,590 見たんですか? 見たかないわよ。 251 00:19:32,590 --> 00:19:36,590 あっ。 ということは まさか お母さまは 浮気を? 252 00:19:36,590 --> 00:19:38,590 そういうこと。 253 00:19:38,590 --> 00:19:40,890 それは…。 それは? 254 00:19:41,090 --> 00:19:43,580 駄目ですよね。 駄目よ。 駄目駄目よ。 255 00:19:43,580 --> 00:19:45,580 そのことが 両親の離婚の原因なんだから。 256 00:19:45,580 --> 00:19:47,580 そうだったんですか。 と 思ってたのよ。 257 00:19:47,580 --> 00:19:50,590 えっ? わたしも まだ 若くて→ 258 00:19:50,590 --> 00:19:53,590 潔癖だったから それを知ったとき 許せなくてね。 259 00:19:53,590 --> 00:19:55,590 父に 当然のように ついていったわ。 260 00:19:55,590 --> 00:19:58,590 はい。 だけど 今 思うと→ 261 00:19:58,590 --> 00:20:03,600 それは 分かりやすく 原因にされたけど 実際は 違う。 262 00:20:03,600 --> 00:20:06,620 そんなふうに感じたの。 263 00:20:06,620 --> 00:20:08,540 どういうことでしょう? 264 00:20:08,540 --> 00:20:12,540 浮気ってね 一緒くたに 全部→ 265 00:20:12,540 --> 00:20:14,540 ひっくるめるものじゃないのよ きっと。 266 00:20:14,540 --> 00:20:19,550 単なる火遊びとは別に 好きな人と うまくいかない→ 267 00:20:19,550 --> 00:20:22,550 気持ちが通じ合わない 寂しさで→ 268 00:20:22,550 --> 00:20:26,560 流れてしまうことも あるんじゃないかってね。 269 00:20:26,560 --> 00:20:28,560 分かります。 270 00:20:28,560 --> 00:20:34,560 とにかく 母は ただ 寂しかったんだなって。 271 00:20:34,560 --> 00:20:38,570 早乙女の父と 子育てでも 意見が食い違い→ 272 00:20:38,570 --> 00:20:44,570 家族の中でも 浮いたような存在になって。 273 00:20:44,570 --> 00:20:47,580 そんなふうに 思えてきたの。 274 00:20:47,580 --> 00:20:51,580 もういい? 聞きたいことは それだけ? 275 00:20:51,580 --> 00:20:54,580 あの 社長。 わたしは→ 276 00:20:54,580 --> 00:20:58,590 聞きたかったんじゃなくて 言いたかったんです。 277 00:20:58,590 --> 00:21:00,590 言いたいこと? はい。 社長。 278 00:21:00,590 --> 00:21:05,600 実は お子さまの お一人は 具合が…。 279 00:21:05,600 --> 00:21:08,530 晶のことなら 大丈夫。 時間が 解決してくれるわよ。 280 00:21:08,530 --> 00:21:11,530 えっ あっ。 わたしも そう思います。 281 00:21:11,530 --> 00:21:13,540 それも 違うの? はい。 社長。 282 00:21:13,540 --> 00:21:18,540 お子さまの 一人は 重大な病気を 抱えているんです。 283 00:21:18,540 --> 00:21:22,550 重大な病気? はい。 社長。 284 00:21:22,550 --> 00:21:24,390 朋のことね? 285 00:21:24,390 --> 00:21:27,390 バカね 言ったでしょ。 あれは ごっこだって。 286 00:21:27,390 --> 00:21:29,390 はい。 社長。 ううう…。 287 00:21:29,390 --> 00:21:33,390 お茶 入れてちょうだい。 はい。 社長。 288 00:21:35,400 --> 00:21:39,400 (勝)俺 中学のときの担任 嫌いでさ。 289 00:21:39,400 --> 00:21:42,410 それから 大人不信になったっていうか。 290 00:21:42,410 --> 00:21:46,410 (聖子)それで 学校が 嫌いになったのね。 291 00:21:46,410 --> 00:21:49,410 でも あの人は 信用できるって 分かる。 292 00:21:51,410 --> 00:21:54,420 (丈治)《自分より弱い者しか 相手にできない 臆病者か?》 293 00:21:54,420 --> 00:21:57,420 (勝)《チクショー! ううっ!》 294 00:21:57,420 --> 00:21:59,420 (丈治)《ああ…》 (勝)《えっ?》 295 00:21:59,420 --> 00:22:02,430 《なかなか いいパンチだよ》 296 00:22:02,430 --> 00:22:05,430 (勝)最初は 学校 行ってるかって 証拠の写真 送れとか→ 297 00:22:05,430 --> 00:22:07,360 うざいって 思ったけどね。 298 00:22:07,360 --> 00:22:10,370 メールしてるんだ? 蓮見さんと。 299 00:22:10,370 --> 00:22:13,370 ああいう人が 父さんだったら いいな。 300 00:22:13,370 --> 00:22:16,370 ねえ。 母さん どう思う? (聖子)フッ。 どう思うって。 301 00:22:16,370 --> 00:22:18,370 意外と 母さんに 気があったりして。 302 00:22:18,370 --> 00:22:21,380 まさか。 こんな おばちゃん あんな すてきな人が。 303 00:22:21,380 --> 00:22:25,380 おっぱい星人かもしれないじゃん。ほら。 母さん 爆乳だし。 304 00:22:25,380 --> 00:22:28,380 アハハ。 何…。 ≪(チャイム) 305 00:22:28,380 --> 00:22:31,390 蓮見さんだよ。 さっき 近く来たから 寄るって。 306 00:22:31,390 --> 00:22:33,390 嘘。 やだ こんな顔。 307 00:22:36,390 --> 00:22:38,390 どうも。 (丈治)よう。 308 00:22:40,400 --> 00:22:42,400 お邪魔します。 309 00:22:42,400 --> 00:22:44,400 (勝)ねえねえ。 (丈治)うん? 310 00:22:44,400 --> 00:22:46,400 蓮見さんって 結婚願望とかある?(丈治)何だ? いきなり。 311 00:22:46,400 --> 00:22:49,410 (勝)いや。 独身主義なのかなって。 312 00:22:49,410 --> 00:22:52,410 (丈治)そんなことねえよ。 まあ いい人いたらなぁ。 313 00:22:52,410 --> 00:22:54,410 「いってらっしゃい あなた」なんてほら ここ。 314 00:22:54,410 --> 00:22:56,410 ネクタイ 結んでくれたりさ。 (勝)じゃあさ 胸は? 315 00:22:56,410 --> 00:22:58,410 大きいのと 小さいの。 316 00:22:58,410 --> 00:23:02,420 そりゃあ 男だから 何ていうの? こうさって→ 317 00:23:02,420 --> 00:23:04,420 お前 何 言わすんだよ。 (勝)フフフ。 318 00:23:04,420 --> 00:23:06,440 あれ? お母さんは? 仕事か? 319 00:23:06,440 --> 00:23:08,360 (勝)ううん。 あれ。 (丈治)うん? 320 00:23:08,360 --> 00:23:20,360 ♪♪~ 321 00:23:24,370 --> 00:23:30,380 ♪♪~ 322 00:23:30,380 --> 00:23:33,380 [テレビ](辰也)おう! Aカップ Bカップ。 323 00:23:33,380 --> 00:23:44,390 ♪♪~ 324 00:23:44,390 --> 00:23:46,390 (辰也)ハロー? 325 00:23:48,400 --> 00:23:50,400 ハロー。 326 00:23:52,400 --> 00:23:55,400 (辰也)お前の代わりじゃ ねえだろうけどよ→ 327 00:23:55,400 --> 00:23:58,410 今度は 洸が 俺んとこにな。 (廉)そう。 328 00:23:58,410 --> 00:24:02,410 お前と違って お上品だからよ 何か 緊張するっつうか。 329 00:24:02,410 --> 00:24:06,380 おならしても 軽蔑されそうでよ。 (廉)ハハハ。→ 330 00:24:06,380 --> 00:24:09,250 俺を 褒めてんの? 下品だって けなしてんの? どっち? 331 00:24:09,250 --> 00:24:12,260 まあ どっちかっていうと うーん。 褒めてっかな。 332 00:24:12,260 --> 00:24:14,260 (廉)そう。 (辰也)今度のこともな。 333 00:24:14,260 --> 00:24:16,260 今度のこと? (辰也)うん。 334 00:24:16,260 --> 00:24:20,260 洸も駄目 晶も駄目じゃ オリンピックに懸ける 悠里には→ 335 00:24:20,260 --> 00:24:23,270 お前しか いねえからな。 (廉)俺 そういうの大好き。 336 00:24:23,270 --> 00:24:25,270 おいしい シチュエーションじゃない。 (辰也)うん。 337 00:24:25,270 --> 00:24:28,270 俺も そういうの大好きなのよ。 普段以上の力が 出るっつうかな。 338 00:24:28,270 --> 00:24:32,270 (廉)ああ。 ヘヘヘ。 また キャラかぶんの? 俺たち。 339 00:24:34,280 --> 00:24:38,280 お前 死ぬ気か? 340 00:24:43,290 --> 00:24:46,290 どうなんだ? 341 00:24:46,290 --> 00:24:49,290 やだなぁ。 何 オーバーなこと言ってんのよ。 342 00:24:49,290 --> 00:24:54,300 全然 平気なのかよ? 発作みたいなこと ないのか? 343 00:24:54,300 --> 00:24:57,300 (廉)ないない。 あれ ドクターの 誤診だったみたい。 344 00:24:57,300 --> 00:25:01,300 (辰也)おい 廉! (廉)何だよ。 ホント 大丈夫だって。 345 00:25:03,310 --> 00:25:05,310 (廉)フッ。 346 00:25:05,310 --> 00:25:09,670 俺 小学校の卒業アルバム→ 347 00:25:09,850 --> 00:25:12,860 なりたい職業 「ヒーロー」って 書いたんだ。 348 00:25:12,860 --> 00:25:14,860 人間 いつか みんな死ぬけど→ 349 00:25:14,860 --> 00:25:18,860 ヒーローだけは 誰かのために 死ぬんだよ。 350 00:25:18,860 --> 00:25:21,860 だから あきらめて くさってたときより→ 351 00:25:21,860 --> 00:25:23,870 今 よっぽど 充実してる。 352 00:25:23,870 --> 00:25:26,870 逆に すっごい 生きてるって感じてる。 353 00:25:26,870 --> 00:25:29,870 俺の細胞が ぴちぴち跳ねて 喜んでる。 354 00:25:29,870 --> 00:25:34,880 早乙女のため。 母さんのため。 355 00:25:34,880 --> 00:25:36,880 万が一 そんなことになっても 本望さ。 356 00:25:36,880 --> 00:25:39,880 廉。 357 00:25:39,880 --> 00:25:41,880 晶みたいに 恋愛してないし。 358 00:25:41,880 --> 00:25:44,890 ほら。 早乙女の後継は 洸兄がいる。 359 00:25:44,890 --> 00:25:50,890 次男ってさ 責任ないから 仮に消えても 一番 問題ない。 360 00:25:50,890 --> 00:25:54,900 バカヤロー! そんなことあるか お前。 361 00:25:54,900 --> 00:25:57,900 やめろよ。 気持ち悪いなぁ。 362 00:25:57,900 --> 00:26:01,900 (辰也)二度と 言うんじゃねえぞ そんなこと お前。 363 00:26:01,900 --> 00:26:04,910 うん? 二度と。 364 00:26:23,180 --> 00:26:26,180 (丈治)ハァ。 嫁さんか。 365 00:26:26,180 --> 00:26:29,190 あちっ。 うまいなぁ。 366 00:26:29,190 --> 00:26:33,190 ≪(チャイム) 367 00:26:36,190 --> 00:26:38,190 [インターホン]あっ すいません。 夜分 遅くに。 368 00:26:38,190 --> 00:26:41,200 あれっ? リカちゃん? 369 00:26:41,200 --> 00:26:44,200 [インターホン]大切な お話があるんです。 370 00:26:44,200 --> 00:26:46,200 話? 371 00:26:49,210 --> 00:26:53,210 強い気持ちで。 強い気持ちで。 372 00:26:56,210 --> 00:27:01,220 (廉)うまそう。 フフッ。 373 00:27:01,220 --> 00:27:04,220 いただきます。 はい。 374 00:27:08,220 --> 00:27:11,230 (丈治)悠里が作った グラタンあるけど 食べる? 375 00:27:11,230 --> 00:27:15,230 夕飯 まだでしょ? いえ。 大丈夫です。 376 00:27:18,250 --> 00:27:23,170 で 話って何かな? また 悠里に怒られた? 377 00:27:23,170 --> 00:27:26,180 それは もう 少し 慣れっこといいますか。 378 00:27:26,180 --> 00:27:31,180 そう。 タフだね 君。 ほかに 取りえがないんで。 379 00:27:31,180 --> 00:27:42,190 ♪♪~ 380 00:27:42,190 --> 00:27:46,190 ここだなぁ。 ターンで ロスがある。 381 00:27:49,200 --> 00:27:52,200 そのことなんです。 えっ? 382 00:27:52,200 --> 00:27:56,200 わたし 廉君のことで来たんです。 383 00:27:58,210 --> 00:28:04,210 廉君は 心臓が悪いんです。 384 00:28:04,210 --> 00:28:07,220 フッ。 君 何 言ってんの? 385 00:28:07,220 --> 00:28:12,220 あいつ 今日だって 延べ 何km 泳いだと思ってんの。 386 00:28:12,220 --> 00:28:16,230 知ってるのは わたしと 明石さんだけです。 387 00:28:16,230 --> 00:28:20,160 今まで 口止めされてたんです。 388 00:28:20,160 --> 00:28:25,170 廉君は 社長…。 お母さんに→ 389 00:28:25,170 --> 00:28:29,170 自分だけ 不良品だと 思われたくないって。 390 00:28:35,180 --> 00:28:37,830 ホントです。 冗談じゃないんです。 391 00:28:37,910 --> 00:28:40,740 もともと それで お医者さんに 止められて→ 392 00:28:40,740 --> 00:28:43,750 陸上は やめたんです。 393 00:28:43,750 --> 00:28:48,750 まさか わたし こんなことに なるなんて。 394 00:28:50,750 --> 00:28:52,750 わたし 何度も 言おうとしたんです。 395 00:28:52,750 --> 00:28:58,760 でも 社長が 廉君が 最後のゴンドラ…。 396 00:28:58,760 --> 00:29:02,760 パンドラの希望だって。 397 00:29:02,760 --> 00:29:09,770 だから 言えなくて。 だって 社長は→ 398 00:29:09,770 --> 00:29:14,770 洸君や 晶ちゃんのことで 相当 ダメージが あった後だから。 399 00:29:17,780 --> 00:29:22,780 気の毒で。 言えなくて。 400 00:29:24,720 --> 00:29:28,720 ああ。 分かるよ。 401 00:29:28,720 --> 00:29:32,730 明石さんは 仕送り もらってるから 言えないって。 402 00:29:32,730 --> 00:29:34,730 何 それ? ずるいよって。 403 00:29:34,730 --> 00:29:36,730 なら わたしだって言わない。 404 00:29:36,730 --> 00:29:43,740 でも 廉君の命に かかわることかも しれないし。 405 00:29:43,740 --> 00:29:46,740 どうしよう? やっぱり 言わないと。 406 00:29:46,740 --> 00:29:49,750 でも 社長の顔を見ると 言えない。 407 00:29:49,750 --> 00:29:52,750 言おう。 言えない。 言わなくちゃ。 無理。 408 00:29:52,750 --> 00:29:54,400 ああ。 分かった 分かった。 409 00:29:55,520 --> 00:30:01,530 つらかったね。 大丈夫。 俺が 何とかするから。 410 00:30:01,530 --> 00:30:04,530 ホントですか? 411 00:30:04,530 --> 00:30:09,540 ああ。 明日にでも そのドクターから 話を聞いて→ 412 00:30:09,540 --> 00:30:13,540 もし 事実なら 俺から 悠里に話す。 413 00:30:13,540 --> 00:30:39,500 ♪♪~ 414 00:30:39,500 --> 00:30:43,500 フフッ。 そんな 見られると 食べづらいんだけど。 415 00:30:43,500 --> 00:30:46,500 ごめんなさい。 フフッ。 416 00:30:57,520 --> 00:31:01,520 フフフ。 ウフフ。 食べて。 417 00:31:08,360 --> 00:31:11,360 (真理恵)よかったのに。 見送りなんて。→ 418 00:31:11,360 --> 00:31:16,370 あっ そうか。 今生の別れに なるかもしれないって。→ 419 00:31:16,370 --> 00:31:18,370 わたしも 年だからね。 420 00:31:18,370 --> 00:31:25,370 全然。 ママは 100まで生きるわよ。色々 落ち着いたら→ 421 00:31:25,370 --> 00:31:28,380 わたしの方から 今度は 会いに行くつもりだし。 422 00:31:28,380 --> 00:31:30,380 わたしに? そう。 423 00:31:30,380 --> 00:31:35,380 会社も 洸に譲るときが来たら 引退して…。 424 00:31:35,380 --> 00:31:39,380 そうね。 ママに 絵でも教えてもらう。 425 00:31:41,390 --> 00:31:44,390 ママは 早乙女のことを 誤解してるわ。 426 00:31:44,390 --> 00:31:46,400 そうかしら? 427 00:31:46,400 --> 00:31:49,400 そうは 思わないけど。 誰かを 蹴落として→ 428 00:31:49,400 --> 00:31:51,400 のし上がっていく。 そういうものじゃないわ。 429 00:31:51,400 --> 00:31:55,400 あの人は そうしたわ。 たくさんの会社を 買収してね。 430 00:31:55,400 --> 00:31:58,410 それは 結果論よ。 パパは それだけの人じゃない。 431 00:31:58,410 --> 00:32:03,410 意見の相違よ。 いまさら 擦り合わせる必要 ないわ。 432 00:32:03,410 --> 00:32:07,350 そうやって 逃げることで 夫婦の心が 離れていったのよ。 433 00:32:07,350 --> 00:32:10,350 愛し合ってたなら もっと ぶつかり合えば よかったのよ。 434 00:32:10,350 --> 00:32:15,360 あきらめないで 話し合えば よかったのよ。 435 00:32:15,360 --> 00:32:20,360 あなたに 夫婦の何が 分かるの?→ 436 00:32:20,360 --> 00:32:23,370 実際 あなたも 別居してるって いうじゃないの。 437 00:32:23,370 --> 00:32:25,370 形だけの 夫婦なんでしょ? 438 00:32:25,370 --> 00:32:27,370 違うわ。 何が違うの? 439 00:32:27,370 --> 00:32:30,370 わたしたちは 傷つけ合ってしまったから→ 440 00:32:30,370 --> 00:32:34,380 今は 距離を置いてるだけよ。 441 00:32:34,380 --> 00:32:37,380 あちらは どう思ってるかしら? ママ。 442 00:32:37,380 --> 00:32:39,380 (女性)早乙女 悠里さんじゃない? 443 00:32:39,380 --> 00:32:43,380 (女性たち)ホントだ。 奇麗。 444 00:32:46,390 --> 00:32:51,390 砂漠に。 枯れ果てた砂漠に 井戸を掘る。 445 00:32:51,390 --> 00:32:57,400 そんな所に 水は出ない。 みんなが あきらめたとき→ 446 00:32:57,400 --> 00:33:00,400 早乙女は 一人でも 井戸を掘るの。 447 00:33:02,400 --> 00:33:07,340 そして いつか 奇跡のように 水が 湧き出たとき→ 448 00:33:07,340 --> 00:33:10,350 みんなが 喜びの声を上げる。 449 00:33:10,350 --> 00:33:15,350 その声を。 その喜ぶ顔を 見たいから。 450 00:33:15,350 --> 00:33:19,350 自分たちだけのためじゃない。 451 00:33:19,350 --> 00:33:22,360 わたしは 笑われても 井戸を掘りたいし→ 452 00:33:22,360 --> 00:33:26,360 子供たちにも そういう人間に なってほしいの。 453 00:33:26,360 --> 00:33:29,360 決して あきらめない 心が折れない人間に。 454 00:33:29,360 --> 00:33:32,370 それは あなたの理想であって 現に 洸は…。 455 00:33:32,370 --> 00:33:40,380 そうね。 ママの言うとおり。 理想と現実は違う。 456 00:33:40,380 --> 00:33:45,380 でも まだ 希望はある。 457 00:33:45,380 --> 00:33:51,390 それはね ママの力も 借りてるから。 458 00:33:51,390 --> 00:33:53,390 わたしの? 459 00:33:53,390 --> 00:33:55,390 わたしが 子供のころ→ 460 00:33:55,390 --> 00:34:01,400 席替えで 苦手な子の横になったと言ったことを 覚えてる? 461 00:34:01,400 --> 00:34:04,420 ママは そのとき わたしを ひどく 怒ったの。 462 00:34:04,420 --> 00:34:09,340 苦手とか 嫌いとかは 食べ物に使う言葉で→ 463 00:34:09,340 --> 00:34:12,340 人に対して 使う言葉じゃない。 464 00:34:12,340 --> 00:34:16,350 まだ ある。 たくさん あるの。 465 00:34:16,350 --> 00:34:20,350 ママの言葉は わたしの中に 生きているし→ 466 00:34:20,350 --> 00:34:23,350 それは 子供たちにも バトンしてるの。 467 00:34:23,350 --> 00:34:28,360 今の。 これからの 早乙女には→ 468 00:34:28,360 --> 00:34:34,360 そこに 確かに ママも 存在しているのよ。 469 00:34:34,360 --> 00:34:38,370 だから 早乙女を 否定することは→ 470 00:34:38,370 --> 00:34:42,370 このわたしが わたし自身を 否定するっていうことになる。 471 00:34:42,370 --> 00:34:44,370 そうよ。 472 00:34:46,380 --> 00:34:52,380 まったく。 ディベートが 上手になったわね。→ 473 00:34:52,380 --> 00:34:55,380 子供のころは 引っ込み思案の 泣き虫だったのに。 474 00:34:55,380 --> 00:34:58,390 兄さんのおかげ。 475 00:34:58,390 --> 00:35:03,390 わたしは 修一兄さんの分も 生きているから。 476 00:35:05,330 --> 00:35:09,330 行くわ。 ママ。 477 00:35:09,330 --> 00:35:11,330 ママ! 478 00:35:13,340 --> 00:35:18,340 いつか さっき あなたが 言っていたように→ 479 00:35:18,340 --> 00:35:22,340 わたしを 訪ねてくるといいわ。 ええ。 480 00:35:22,340 --> 00:35:27,340 だけど 絵を教えるのは 嫌。 481 00:35:32,350 --> 00:35:35,350 あなたには 才能がないから。 482 00:35:40,360 --> 00:35:46,370 ホントに 失礼ねぇ。 483 00:35:46,370 --> 00:35:56,380 ♪♪~ 484 00:35:56,380 --> 00:35:59,380 (女性)すいません。 早乙女さん。 サイン 下さい。 485 00:35:59,380 --> 00:36:01,380 (女性)握手 お願いします。 (男性)握手してください。 486 00:36:01,380 --> 00:36:04,380 (女性)わたしも握手してください。(男性)お願いします。 487 00:36:14,330 --> 00:36:18,330 母の見送りに 行っていたの。 そうですか。 488 00:36:18,330 --> 00:36:21,340 午後のスケジュールを 確認させて。 489 00:36:21,340 --> 00:36:25,340 あのう。 悠里。 490 00:36:27,340 --> 00:36:30,340 これに 目を通してくれ。 491 00:36:32,350 --> 00:36:36,350 陸連のドクターの診断だ。 廉の。 492 00:36:36,350 --> 00:36:42,360 廉は 心臓の弁膜症だ。 いや。 だけど 心配いらない。 493 00:36:42,360 --> 00:36:47,360 日常生活には 何の問題もない。 ただし 運動は 駄目だ。 494 00:36:47,360 --> 00:36:50,370 激しい運動は 心臓に 負担がかかって。 495 00:36:50,370 --> 00:36:53,370 社長。 わたし もっと早く→ 496 00:36:53,370 --> 00:36:55,370 報告しなければ いけなかったんですけど。 497 00:36:55,370 --> 00:36:59,370 彼女は 責められない。 色々 あったから。 498 00:36:59,370 --> 00:37:03,380 洸や 晶のこと 身近で お前のことを見ていて。 499 00:37:03,380 --> 00:37:06,310 社長。 ショックだとは思いますが→ 500 00:37:06,310 --> 00:37:09,320 とにかく 廉君の命にも かかわることなんで。 501 00:37:09,320 --> 00:37:12,320 大げさなこと 言わないで。 502 00:37:12,320 --> 00:37:14,320 えっ? 悠里。 503 00:37:14,320 --> 00:37:17,330 この診断書なら 見たわ。 ずいぶん 前にね。 504 00:37:17,330 --> 00:37:19,330 何だって? 505 00:37:19,330 --> 00:37:22,330 わたしは 子供たちの性格は 把握してる。 506 00:37:22,330 --> 00:37:28,340 廉が。 あの 負けず嫌いの廉が いきなり 陸上をやめると言った。 507 00:37:28,340 --> 00:37:33,340 家を 追い出した後 すぐに ドクターに アポを入れたわ。 508 00:37:33,340 --> 00:37:36,340 知ってたのか? ええ そうよ。 509 00:37:36,340 --> 00:37:40,350 社長。 それなのに 廉君を? 何度も 言わせないで。 510 00:37:40,350 --> 00:37:42,350 ほかに 誰がいるっていうの? 511 00:37:42,350 --> 00:37:44,350 オリンピックで ゴールドを目指せる人間が→ 512 00:37:44,350 --> 00:37:47,360 ほかに 誰がいるっていうの? ですけど。 513 00:37:47,360 --> 00:37:50,360 それに わたしは 別に 廉に 強制はしていない。 514 00:37:50,360 --> 00:37:54,360 これは 廉の意思で 決まったことよ。 515 00:37:54,360 --> 00:37:56,360 何を言ってる? 516 00:37:56,360 --> 00:37:58,370 お前 今 自分で 何を言ってるか 分かってんのか? 517 00:37:58,370 --> 00:38:01,370 そうですよ 社長。 これは 命に。 518 00:38:01,370 --> 00:38:05,310 何度も言わせないで。 大げさよ。 519 00:38:05,310 --> 00:38:11,310 もう一度 診断書を よく見ろ。 大げさでも 何でもない。 520 00:38:11,310 --> 00:38:15,320 とにかく 中止だ。 廉のトレーニングは 中止する。 521 00:38:15,320 --> 00:38:18,320 メニューを渡して。 522 00:38:18,320 --> 00:38:25,330 選考会まで あなたが作った 廉の練習メニューが あるんでしょ? 523 00:38:25,330 --> 00:38:27,330 悠里。 あなたが やらないなら→ 524 00:38:27,330 --> 00:38:34,340 ほかのコーチを頼む。 いいえ。 わたしが 直接 見てもいい。 525 00:38:34,340 --> 00:38:37,340 兄さんを 近くで見ていたから やれないことはない。 526 00:38:37,340 --> 00:38:40,340 社長。 ふざけるな そんなこと。 527 00:38:40,340 --> 00:38:44,340 もう一度 言うわ。 メニューを渡して。 528 00:38:48,350 --> 00:38:50,350 それでも 母親か? 529 00:38:50,350 --> 00:38:56,350 丈治 分かってる? これは 頼んでるんじゃないのよ。 530 00:38:59,360 --> 00:39:01,360 命令よ。 531 00:39:01,360 --> 00:39:13,310 ♪♪~ 532 00:39:13,310 --> 00:39:15,310 蓮見さん。 533 00:39:21,320 --> 00:39:25,320 (丈治)話したんですか? 廉と。 534 00:39:25,320 --> 00:39:28,320 気持ちは 分かってた。 話す前から。 535 00:39:28,320 --> 00:39:32,330 俺が お前の立場でも そうするって。 536 00:39:32,330 --> 00:39:34,330 命懸けで? 537 00:39:34,330 --> 00:39:37,330 生きてたって 死んでるようなやつが多い。 538 00:39:37,330 --> 00:39:41,340 やることもなくて いたずらに 毎日が過ぎていく。→ 539 00:39:41,340 --> 00:39:45,340 フッ。 むしろ うらやましいね。 俺なんかに言わせれば。 540 00:39:45,340 --> 00:39:47,340 止められんのは あなたしか いないんです。 541 00:39:47,340 --> 00:39:52,350 (辰也)だから 今の悠里に 廉の 心臓のことなんて 言えないよ。 542 00:39:52,350 --> 00:39:56,350 あっ。 練習 軽めにしてさ 頑張ったけど 難しかったって→ 543 00:39:56,350 --> 00:39:59,350 こう だまし だまし あんたがさ。 ねっ? 544 00:39:59,350 --> 00:40:05,290 あっ。 コーチなんだから そこら辺 うまくやって。 うん。 545 00:40:05,290 --> 00:40:10,300 知ってるんですよ 悠里は。 (辰也)えっ? 546 00:40:10,300 --> 00:40:14,300 診断書も とっくに見てたと 言った。 547 00:40:14,300 --> 00:40:20,310 嘘だろ。 (丈治)知ってて やらしてんです。→ 548 00:40:20,310 --> 00:40:26,310 結局 取りつかれてんですよ あいつは。→ 549 00:40:26,310 --> 00:40:29,310 修一さんのことが あったから ずっと ゴールドに。 550 00:40:31,320 --> 00:40:36,320 そのためには どんな犠牲も 惜しまない。 551 00:40:38,330 --> 00:40:43,330 分かります? 俺が 止めてくれと言ってんのは→ 552 00:40:43,330 --> 00:40:47,330 廉じゃなくて 悠里なんです。 553 00:40:51,340 --> 00:40:53,340 あなたしか いないんです。 554 00:40:53,340 --> 00:40:58,350 父親の。 いや。 悠里の夫の あなたしか。 555 00:40:58,350 --> 00:41:00,350 いや。 俺は 形だけの あれだから。 556 00:41:00,350 --> 00:41:03,350 (丈治)今どき 嫌なのに→ 557 00:41:03,350 --> 00:41:08,360 いつまで もたもた 籍を 入れとく女なんか いやしません。 558 00:41:08,360 --> 00:41:11,360 早乙女だから 特別なんだろ。 559 00:41:13,360 --> 00:41:15,360 愛してるんです。 560 00:41:18,370 --> 00:41:24,370 あなたを まだ 愛してるんです。 561 00:41:24,370 --> 00:41:34,380 ♪♪~ 562 00:41:34,380 --> 00:41:36,380 奇麗ね。 563 00:41:36,380 --> 00:41:47,400 ♪♪~ 564 00:41:47,400 --> 00:41:52,400 弟が 僕の代わりに 選考会に 出るらしい。 565 00:41:52,400 --> 00:42:04,430 ♪♪~ 566 00:42:04,430 --> 00:42:09,430 わたし 社長が 以前から 知ってたなんて。 567 00:42:11,350 --> 00:42:13,360 (廉)そうなんだ。 568 00:42:13,360 --> 00:42:18,360 ひどいと思わないの? あなたの病気のこと 知ってて。 569 00:42:18,360 --> 00:42:25,370 ♪♪~ 570 00:42:25,370 --> 00:42:36,370 晶。 わたしは 今 大きな 賭けをしているの。 571 00:42:40,380 --> 00:42:46,380 母さんは 僕に失望したんだ。 572 00:42:50,390 --> 00:42:52,390 洸。 573 00:42:54,400 --> 00:42:58,400 それでも 母さんを信じてる。 574 00:43:01,400 --> 00:43:03,400 廉君。 575 00:43:05,340 --> 00:43:09,340 失敗したら→ 576 00:43:09,340 --> 00:43:15,350 わたしたち家族は ばらばらに なってしまう。 577 00:43:15,350 --> 00:43:24,360 ♪♪~ 578 00:43:24,360 --> 00:43:27,360 早乙女の…。 579 00:43:27,360 --> 00:43:33,370 ♪♪~ 580 00:43:33,370 --> 00:43:35,370 早乙女の…。 581 00:43:37,370 --> 00:43:39,370 早乙女の…。 582 00:43:41,380 --> 00:43:44,380 早乙女の…。 583 00:43:47,380 --> 00:43:50,390 早乙女の…。 584 00:43:50,390 --> 00:44:13,340 ♪♪~ 585 00:44:13,340 --> 00:44:23,340 ええ そうよ。 それが 宿命。 586 00:44:32,360 --> 00:44:56,370 ♪♪~