1 00:00:02,235 --> 00:00:04,254 (新)総領 これを。 先代からの手紙。 2 00:00:04,254 --> 00:00:06,254 父さんから? 3 00:00:10,260 --> 00:00:13,263 これ…。 ホントなの? 4 00:00:13,263 --> 00:00:16,266 先代の死後 四鬼に選ばれた うちらは➡ 5 00:00:16,266 --> 00:00:19,269 師範代として 道場を守ることになった。 6 00:00:19,269 --> 00:00:21,271 (舞歌) 《あなたたちには 四鬼として➡ 7 00:00:21,271 --> 00:00:24,271 四鬼神流を守っていただきたい》 8 00:00:26,276 --> 00:00:29,279 《金鬼》➡ 9 00:00:29,279 --> 00:00:32,282 《水鬼》➡ 10 00:00:32,282 --> 00:00:34,284 《風鬼》➡ 11 00:00:34,284 --> 00:00:36,286 《隠形鬼》➡ 12 00:00:36,286 --> 00:00:39,289 《よろしく頼みます》 13 00:00:39,289 --> 00:00:41,289 (那由他たち)《はい》 14 00:00:46,296 --> 00:00:48,296 《金鬼 これを》 15 00:00:56,306 --> 00:00:59,309 (舞歌) 《当主が書き残したものです》➡ 16 00:00:59,309 --> 00:01:02,245 《皆の前で 開封せよとのことでしたので➡ 17 00:01:02,245 --> 00:01:04,245 私も まだ読んでおりません》 18 00:01:09,252 --> 00:01:11,252 《何て書いてあるの?》 19 00:01:15,258 --> 00:01:17,260 《「この世には➡ 20 00:01:17,260 --> 00:01:21,264 法で裁くことのできない外道が 多く のさばっている」》 21 00:01:21,264 --> 00:01:25,268 《「四鬼神流のおきてにより 当主や四鬼となる者は➡ 22 00:01:25,279 --> 00:01:29,279 そのうち一人の命を 喰らわねばならない」》 23 00:01:31,285 --> 00:01:33,287 《えっ…》 24 00:01:33,287 --> 00:01:36,290 (那由他) 《四鬼神流の歴史から鑑みた➡ 25 00:01:36,290 --> 00:01:38,290 その理由も書かれています》 26 00:01:40,294 --> 00:01:45,294 (舞歌)《待って…。 これは 夕也も?》 27 00:01:49,303 --> 00:01:51,305 (舞歌)《言わないで!》➡ 28 00:01:51,305 --> 00:01:54,308 《あの子が 自分で 決断できるようになるまでは➡ 29 00:01:54,308 --> 00:01:56,308 絶対に言わないで!》 30 00:01:59,313 --> 00:02:03,251 悪人とはいえ おきてのために 人殺しを命じるなんて! 31 00:02:03,251 --> 00:02:05,253 四鬼君。 (新)総領の気持ちは分かるよ。 32 00:02:05,253 --> 00:02:09,257 自分だって おきてに従わない道は あった。 33 00:02:09,257 --> 00:02:13,261 実際 秘影も 手紙は読んだけど 指示には従わなかった。 34 00:02:13,261 --> 00:02:16,264 でも 秘影さんは…。 35 00:02:16,264 --> 00:02:19,264 おきてに 従わなかったにもかかわらず…。 36 00:02:21,269 --> 00:02:25,269 まさか 秘影さんが母さんを…。 37 00:02:40,288 --> 00:02:42,288 うっ! 38 00:02:50,298 --> 00:02:52,300 《母さん?》 39 00:02:52,300 --> 00:02:55,303 《母さん! 母さん!》 40 00:02:55,303 --> 00:03:00,303 俺は 人殺しの影が見える。 41 00:03:03,244 --> 00:03:08,249 鬼の眼。 聞いたことあるよね。 42 00:03:08,249 --> 00:03:13,254 四鬼家の血を引く者に まれに現れるという…。 43 00:03:13,254 --> 00:03:16,257 はっ! 44 00:03:16,257 --> 00:03:18,259 いつから? 45 00:03:18,259 --> 00:03:21,262 おきてのことも知ってる。 46 00:03:21,262 --> 00:03:24,265 秘影さんが おきてに従わなかったことも。 47 00:03:24,265 --> 00:03:26,265 ううっ! 48 00:03:29,270 --> 00:03:31,270 その影は 何? 49 00:03:34,275 --> 00:03:37,278 何で黙ってんだよ! 50 00:03:37,278 --> 00:03:41,278 あんたが殺したのは 母さんなのか!? 51 00:03:43,284 --> 00:03:45,284 秘影さん…。 52 00:03:48,289 --> 00:03:51,292 10年ほど前になりますが➡ 53 00:03:51,292 --> 00:03:57,298 総領が 強盗にさらわれたこと 覚えてますか? 54 00:03:57,298 --> 00:04:00,301 (秘影) 知らせを受けた私と金鬼は➡ 55 00:04:00,301 --> 00:04:05,301 残された手掛かりから 総領の居場所を突き止め…。 56 00:04:07,241 --> 00:04:09,243 《総領!》 57 00:04:09,243 --> 00:04:11,243 《秘影さん?》 58 00:04:14,248 --> 00:04:18,248 《うっ! くっ… あ… あっ…。 うっ…》 59 00:04:22,256 --> 00:04:25,256 (秘影)《総領 もう大丈夫です》 60 00:04:27,261 --> 00:04:31,261 《秘影さん…。 秘影さん…》 61 00:04:33,267 --> 00:04:36,270 俺のため? 62 00:04:36,270 --> 00:04:39,270 (秘影)いえ 私の力不足です。 63 00:04:42,276 --> 00:04:44,276 秘影さん…。 64 00:04:48,282 --> 00:04:51,285 ごめんなさい。 65 00:04:51,285 --> 00:04:55,289 命の恩人に 俺…。 66 00:04:55,289 --> 00:04:59,289 総領 頭を上げてください。 67 00:05:03,230 --> 00:05:08,230 私からも 総領に お尋ねしたいことがあります。 68 00:05:11,238 --> 00:05:14,241 四鬼神流のおきては➡ 69 00:05:14,241 --> 00:05:19,241 四鬼だけでなく 当主にも適用される。 70 00:05:26,253 --> 00:05:29,256 《何してるの!?》 (頼朝)《口を挟むな!》 71 00:05:29,256 --> 00:05:30,925 (舞歌)《貸しなさい》 72 00:05:30,925 --> 00:05:33,260 《夕也に こんな物 持たせないで!》 73 00:05:33,260 --> 00:05:35,262 《後継者が 何だっていうの!》 74 00:05:35,262 --> 00:05:37,264 《四鬼神流を 何だと思っている!?》 75 00:05:37,264 --> 00:05:39,266 《こんなふうにしか 続けられないなら➡ 76 00:05:39,266 --> 00:05:42,266 四鬼神流なんて 滅びてしまえばいい!》 77 00:05:44,271 --> 00:05:47,271 おきてに従うつもりはない。 78 00:05:50,277 --> 00:05:52,277 安心しました。 79 00:05:56,283 --> 00:05:58,953 警察は 舞歌さんを殺したのが➡ 80 00:05:58,953 --> 00:06:02,089 那由他さんとみて 追っているんですけど➡ 81 00:06:02,089 --> 00:06:04,091 タキさん どう思いますか? 82 00:06:04,091 --> 00:06:07,094 那由他さんは 先代が亡くなってから➡ 83 00:06:07,094 --> 00:06:12,099 夕也さんの 父親代わりのような方でしたから。 84 00:06:12,099 --> 00:06:14,099 ただ…。 85 00:06:16,103 --> 00:06:18,105 (タキ) 《薫さんがいらしてくれて➡ 86 00:06:18,105 --> 00:06:22,109 夕也さんも 少しは 気が紛れているようですね》 87 00:06:22,109 --> 00:06:25,913 (那由他)《奥さまは 母親のいない薫のことも➡ 88 00:06:25,913 --> 00:06:28,249 かわいがってくださって いましたから…》➡ 89 00:06:28,249 --> 00:06:31,252 《タキさん》➡ 90 00:06:31,252 --> 00:06:36,257 《もし 私に 何かあったら 2人のことを お願いします》 91 00:06:36,257 --> 00:06:40,261 もしも 那由他さんに 何かあったら? 92 00:06:40,261 --> 00:06:45,261 警察に追われる身になるって 分かってたみたいで。 93 00:06:49,270 --> 00:06:53,274 那由他さんに 影は 見えなかった。 94 00:06:53,274 --> 00:07:00,281 秘影さん 兵馬さん 新さんには 昔から 影が見えてたんだよね? 95 00:07:00,281 --> 00:07:02,216 怖くなかったの? 96 00:07:02,216 --> 00:07:09,216 正直 いつから見えてたのか ちゃんとは覚えてないんだよね。 97 00:07:11,225 --> 00:07:16,230 影の意味を知ったのは 母さんが死んだ後だから。 98 00:07:16,230 --> 00:07:19,233 どうやって? 99 00:07:19,233 --> 00:07:22,236 母さんの部屋を整理してたら➡ 100 00:07:22,236 --> 00:07:26,240 四鬼家に伝わる書物が 出てきたんだ。 101 00:07:26,240 --> 00:07:29,240 この眼を持って生まれてきた事実は 変えられない。 102 00:07:31,245 --> 00:07:36,250 今は 傷ついた人のために使えたら…➡ 103 00:07:36,250 --> 00:07:40,254 役に立てたらって思ってる。 104 00:07:40,254 --> 00:07:46,260 でも 母さんを殺したやつを 見つけられないんじゃな…。 105 00:07:46,260 --> 00:07:49,263 僕がいるじゃん。 106 00:07:49,263 --> 00:07:54,268 証明するよ 君が見たもの。 107 00:07:54,268 --> 00:07:57,271 約束したでしょ。 108 00:07:57,271 --> 00:08:03,210 お母さんの死の謎は この天草 那月が解いてみせる。 109 00:08:03,210 --> 00:08:15,210 ♬~ 110 00:08:42,249 --> 00:08:44,251 (七瀬)いらっしゃいませ。 (竜崎)アイスラテ 下さい。 111 00:08:44,251 --> 00:08:48,255 (七瀬)アイスラテですね。 少々 お待ちください。 112 00:08:48,255 --> 00:08:52,259 いらっしゃいませ。 竜崎さん 今日も来てくれたんですね。 113 00:08:52,259 --> 00:08:55,262 あなたに 悪い虫がつかないように 見張っておかないと。 114 00:08:55,262 --> 00:08:57,264 真面目にやってます。 115 00:08:57,264 --> 00:08:59,264 ごゆっくり。 (竜崎)ありがとう。 116 00:09:04,204 --> 00:09:08,208 新さん 確かめたいことがあるんだけど。 117 00:09:08,208 --> 00:09:11,211 何? 118 00:09:11,211 --> 00:09:13,213 秘影さんと那由他さんは➡ 119 00:09:13,213 --> 00:09:17,217 おきてのための人殺しは 犯してないんだよね? 120 00:09:17,217 --> 00:09:19,219 うん。 121 00:09:19,219 --> 00:09:23,223 母さんも反対だった。 そうだよ。 122 00:09:23,223 --> 00:09:24,892 (那由他)《いいかげんにしろ》 123 00:09:24,892 --> 00:09:26,894 《おきてに背いてんのは そっちだろ》 124 00:09:26,894 --> 00:09:28,896 《私たちが争って どうする》 125 00:09:28,896 --> 00:09:31,231 《でも 隠形鬼の 言うとおりじゃありませんか》 126 00:09:31,231 --> 00:09:33,233 《おきてを守った私たちが➡ 127 00:09:33,233 --> 00:09:35,235 どうして 金鬼に責められるんです?》 128 00:09:35,235 --> 00:09:39,239 (舞歌)《伝統は 時代によって 変化していくものでしょう?》➡ 129 00:09:39,239 --> 00:09:41,241 《実際に 四鬼神流では➡ 130 00:09:41,241 --> 00:09:45,245 時代の変化と共に 変わってきました》 131 00:09:45,245 --> 00:09:49,249 《おきてが 今の時代に合うものだとは➡ 132 00:09:49,249 --> 00:09:53,253 私には どうしても思えません》 133 00:09:53,253 --> 00:10:01,261 もし 俺が おきては守らないと 言ったら どうする? 134 00:10:01,261 --> 00:10:04,264 四鬼神流のおきては➡ 135 00:10:04,264 --> 00:10:08,268 今の世の中に必要なものだって 自分は 思ったよ。 136 00:10:08,268 --> 00:10:13,273 悪いことをしたら 必ず 法で裁かれるなんて ただの理想。 137 00:10:13,273 --> 00:10:17,277 実際 人とは思えないような鬼畜が➡ 138 00:10:17,277 --> 00:10:19,279 法の目をかいくぐって 悪事を重ねてるんだから。 139 00:10:19,279 --> 00:10:23,283 それはそうだけど…。 140 00:10:23,283 --> 00:10:32,292 俺は この人たち警察が ちゃんと 仕事をしてくれるって信じてる。 141 00:10:32,292 --> 00:10:37,292 誰かが ひそかに その手を 汚したりしないで済むように。 142 00:10:40,300 --> 00:10:43,303 仕方ないな。 143 00:10:43,303 --> 00:10:45,305 総領が当主になって➡ 144 00:10:45,305 --> 00:10:49,309 堂々と 太陽の下で 四鬼神流を 再開しようっていうなら➡ 145 00:10:49,309 --> 00:10:53,313 自分も 力にならせてよ。 146 00:10:53,313 --> 00:10:56,316 ありがとう 新さん。 147 00:10:56,316 --> 00:10:58,318 ちなみにですけど 新さん➡ 148 00:10:58,318 --> 00:11:02,256 四鬼君のお母さんが殺された日 何をされていましたか? 149 00:11:02,256 --> 00:11:03,924 えっ? 150 00:11:03,924 --> 00:11:08,262 当時の警察にも話したと 思いますが。 151 00:11:08,262 --> 00:11:11,265 確か 死亡推定時刻は 夕方だったよね? 152 00:11:11,265 --> 00:11:14,268 午後3時から午後5時までの間➡ 153 00:11:14,268 --> 00:11:18,272 念のため 一日の動きを 教えていただけますか? 154 00:11:18,272 --> 00:11:22,276 前日が ライブだったから 昼まで 打ち上げで飲んで➡ 155 00:11:22,276 --> 00:11:24,278 夕方まで爆睡してたよ。 156 00:11:24,278 --> 00:11:27,281 5年も前のことなのに よく覚えてますね。 157 00:11:27,281 --> 00:11:29,283 そりゃ忘れられないよ。 158 00:11:29,283 --> 00:11:32,283 人生で 一番ショックな出来事だったんだから。 159 00:11:41,295 --> 00:11:44,295 (七瀬)いらっしゃいませ。 お好きなお席へ どうぞ。 160 00:12:04,251 --> 00:12:06,251 いらっしゃいませ。 161 00:12:20,267 --> 00:12:24,271 [ケイタイ](バイブレーターの音) 162 00:12:24,271 --> 00:12:26,271 金田だ。 163 00:12:28,275 --> 00:12:29,943 もしもし。 164 00:12:29,943 --> 00:12:34,281 四鬼君 どうしよう…。 今…。 165 00:12:34,281 --> 00:12:36,283 えっ? 166 00:12:36,283 --> 00:12:40,287 那由他さんが 竜崎さんに連れていかれたって。 167 00:12:40,287 --> 00:12:43,290 えっ? 168 00:12:43,290 --> 00:12:49,296 大丈夫 絶対に無実だって証明するから。 169 00:12:49,296 --> 00:12:53,296 うん。 また連絡する。 170 00:12:56,303 --> 00:12:59,303 金鬼が捕まるなんて…。 171 00:13:01,241 --> 00:13:06,246 金田のバイト先 竜崎さんが 紹介してくれた店なんだよ。 172 00:13:06,246 --> 00:13:10,250 そこに 例の事件を知った 那由他さんが 心配して来て➡ 173 00:13:10,250 --> 00:13:12,250 鉢合わせたらしい。 174 00:13:15,255 --> 00:13:19,259 新さんは 那由他さんが 舞歌さんを殺したと思いますか? 175 00:13:19,259 --> 00:13:23,263 証拠が残ってたんでしょ? ええ。 じゃあ やはり…。 176 00:13:23,263 --> 00:13:25,265 逆。 177 00:13:25,265 --> 00:13:27,267 曲がりなりにも 金鬼なんだよ あの人は。 178 00:13:27,267 --> 00:13:32,267 証拠を残すなんて 四鬼の誰が犯人でも あり得ない。 179 00:13:39,997 --> 00:13:43,017 (鷲巣)何か一言ぐらい しゃべったら どうだ? 180 00:13:43,017 --> 00:13:45,019 この状況が続くかぎり➡ 181 00:13:45,019 --> 00:13:49,019 俺たちは お前を 疑い続けなければならないんだ。 182 00:13:56,030 --> 00:14:00,034 《那由他さんに 影は 見えなかった》 183 00:14:00,034 --> 00:14:16,984 ♬~ 184 00:14:16,984 --> 00:14:22,990 四鬼 舞歌の死因は 心臓を 刀で刺されたことによる失血死。 185 00:14:22,990 --> 00:14:28,996 刀は 現場となった四鬼神の間に 普段から飾られていたもの。 186 00:14:28,996 --> 00:14:33,000 刀のつかには 金田 那由他の指紋があった。 187 00:14:33,000 --> 00:14:37,004 そして ふすまに描かれた 4体の鬼のうち➡ 188 00:14:37,004 --> 00:14:43,010 金田を表す金鬼に 被害者の 血の手形がつけられていた。 189 00:14:43,010 --> 00:14:46,013 ダイイングメッセージに 見えるけど➡ 190 00:14:46,013 --> 00:14:51,018 犯人が 舞歌さんの体を引きずって 手形をつけることもできるよね。 191 00:14:51,018 --> 00:14:53,020 できますね。 192 00:14:53,020 --> 00:14:56,023 この刀って ホントに凶器なのかな。 193 00:14:56,023 --> 00:14:59,026 (匠)さすが ミスター天草 面白いこと 言いますね。 194 00:14:59,026 --> 00:15:01,028 刀で 人を殺そうと思ったら➡ 195 00:15:01,028 --> 00:15:03,030 こうだよね? 196 00:15:03,030 --> 00:15:07,034 しかし 事実 傷は刀で突き刺したものだけです。 197 00:15:07,034 --> 00:15:09,036 う~ん…。 198 00:15:09,036 --> 00:15:13,040 あれ? 舞歌さんは 2度 刺されてるのか。 199 00:15:13,040 --> 00:15:16,977 (匠)表面からは 分からなかったとありますね。 200 00:15:16,977 --> 00:15:20,981 解剖してみたら わずかにずれた軌道が2つ。 201 00:15:20,981 --> 00:15:24,985 でも どちらも 正確に 心臓に向かってる。 202 00:15:24,985 --> 00:15:28,989 (ドアの開く音) ≪(鷲巣)ハァ…。 203 00:15:28,989 --> 00:15:32,993 天草。 ご指名だ。 204 00:15:32,993 --> 00:15:34,993 はい? 205 00:15:48,008 --> 00:15:50,008 やっと お会いできましたね。 206 00:15:53,013 --> 00:15:56,016 僕には話してくれるんですか? 207 00:15:56,016 --> 00:15:59,016 総領が信頼されているようなので。 208 00:16:06,026 --> 00:16:08,028 那由他さんが 殺人を犯していないことは➡ 209 00:16:08,028 --> 00:16:11,031 分かっています。 どういうことですか? 210 00:16:11,031 --> 00:16:15,970 四鬼君が あなたには 影が見えなかったと。 211 00:16:15,970 --> 00:16:19,974 鬼の眼? はい。 212 00:16:19,974 --> 00:16:25,974 でも 凶器である刀のつかには あなたの指紋がありました。 213 00:16:27,982 --> 00:16:29,984 (那由他)先代が亡くなってから➡ 214 00:16:29,984 --> 00:16:32,987 あの刀の手入れは 私がやっておりましたから。 215 00:16:32,987 --> 00:16:34,989 なるほど。 216 00:16:34,989 --> 00:16:37,992 他の鬼たちも そのことは 知っていたんでしょうね。 217 00:16:37,992 --> 00:16:39,994 (那由他)もちろんです。 218 00:16:39,994 --> 00:16:42,997 おきてについては どうですか? 219 00:16:42,997 --> 00:16:46,000 それも ご存じなんですか…。 220 00:16:46,000 --> 00:16:49,003 影が見えないということは➡ 221 00:16:49,003 --> 00:16:52,006 おきてを守らなかった ということですよね? 222 00:16:52,006 --> 00:16:56,010 私には 娘がいます。➡ 223 00:16:56,010 --> 00:16:59,013 もし 私が おきてを守れば➡ 224 00:16:59,013 --> 00:17:02,016 あの子は 殺人者の娘になってしまう。 225 00:17:02,016 --> 00:17:05,019 おきて? 226 00:17:05,019 --> 00:17:07,021 後で説明するね。 227 00:17:07,021 --> 00:17:10,024 でも 今のままでは➡ 228 00:17:10,024 --> 00:17:17,965 薫さんは 殺人者の娘という疑いを 晴らすことができませんよね。 229 00:17:17,965 --> 00:17:21,969 一つ 引っ掛かることがありまして。 230 00:17:21,969 --> 00:17:24,972 タキさんに言いましたよね。 231 00:17:24,972 --> 00:17:26,974 (那由他)《タキさん》 232 00:17:26,974 --> 00:17:32,980 《もし 私に 何かあったら 2人のことを お願いします》 233 00:17:32,980 --> 00:17:34,982 現場を見たなら➡ 234 00:17:34,982 --> 00:17:38,986 自分が殺人者と疑われる可能性を 悟ったとしても不思議ではない。 235 00:17:38,986 --> 00:17:42,990 じゃあ 犯人なのか? それも違う。 236 00:17:42,990 --> 00:17:46,994 だとすると 答えは 一つです。 237 00:17:46,994 --> 00:17:48,996 あなたは 第一発見者だ。 238 00:17:48,996 --> 00:18:09,016 ♬~ 239 00:18:09,016 --> 00:18:11,016 ≪《ただいま!》 240 00:18:16,023 --> 00:18:20,023 那由他さんが 現場で感じたこと 教えてもらえませんか? 241 00:18:25,032 --> 00:18:30,037 真犯人に 心当たりがあります。➡ 242 00:18:30,037 --> 00:18:35,037 証拠をつかんで 突き出してやろう と思いましたが 見つからない。 243 00:18:37,044 --> 00:18:43,044 天草さん 私を信じてくれますか? 244 00:18:59,900 --> 00:19:01,902 はい。 245 00:19:01,902 --> 00:19:05,902 本当にいいの? 読みたいって言ったの そっちだろ。 246 00:19:08,909 --> 00:19:10,909 ありがとう。 247 00:20:12,907 --> 00:20:14,909 《那由他さんは 犯人じゃない》 248 00:20:14,909 --> 00:20:17,912 《見えなかったんだ 黒い影が》 249 00:20:17,912 --> 00:20:20,915 《他の3人には 黒い影が見えていた》 250 00:20:20,915 --> 00:20:23,918 《忍者は 古来 暗殺をなりわいとしている》 251 00:20:23,918 --> 00:20:26,921 《母さんを殺したのは 誰だと思ってる?》 252 00:20:26,921 --> 00:20:29,924 《四鬼神流の当主の座を 狙っていた者なら…》 253 00:20:29,924 --> 00:20:31,592 《四鬼の皆さんは➡ 254 00:20:31,592 --> 00:20:33,260 四鬼君の能力のこと 知ってるの?》 255 00:20:33,260 --> 00:20:35,930 《知らないと思う》 256 00:20:35,930 --> 00:20:39,934 《弓月 兵馬が 当主の座を狙ってたってことは➡ 257 00:20:39,934 --> 00:20:41,936 四鬼君は 一番 邪魔な存在ってことだからね》 258 00:20:41,936 --> 00:20:44,605 《兵馬さんは 関節技の達人なんだ》 259 00:20:44,605 --> 00:20:46,740 《長曾我部 新》 260 00:20:46,740 --> 00:20:48,742 《隠形鬼には 気を付けてくださいね》 261 00:20:48,742 --> 00:20:52,746 《隠形鬼は 何者にも姿を変える鬼 とされてる》 262 00:20:52,746 --> 00:20:54,548 《結局 また こうなんのか》 263 00:20:54,548 --> 00:20:56,884 《俺は 人殺しの影が見える》 264 00:20:56,884 --> 00:20:58,886 《秘影さんと那由他さんは➡ 265 00:20:58,886 --> 00:21:01,889 おきてのための人殺しは 犯してないんだよね?》 266 00:21:01,889 --> 00:21:03,891 《うん》 《舞歌さんは➡ 267 00:21:03,891 --> 00:21:05,893 2度 刺されてるのか》 (那由他)《あの刀の手入れは➡ 268 00:21:05,893 --> 00:21:07,895 私がやっておりましたから》 269 00:21:07,895 --> 00:21:11,899 (那由他)《もし 私に 何かあったら 2人のことを お願いします》 270 00:21:11,899 --> 00:21:16,899 《母さんを殺した 本当の犯人を見つけてくれ》 271 00:21:24,912 --> 00:21:26,912 見つけた。 272 00:21:51,872 --> 00:21:56,872 四鬼君にとっては つらい結末になると思う。 273 00:21:59,880 --> 00:22:05,886 それでも 俺は 本当のことが知りたい。 274 00:22:05,886 --> 00:22:10,886 本当のことを知れば 傷は もっと えぐられるかもしれないよ。 275 00:22:13,894 --> 00:22:15,894 覚悟はできてる。 276 00:22:17,898 --> 00:22:19,898 分かった。 277 00:22:36,815 --> 00:22:42,821 四鬼神流って ホント すごい歴史があるんですね。 278 00:22:42,821 --> 00:22:47,826 もともとは 権力に従い 暗殺を請け負う集団だったのが➡ 279 00:22:47,826 --> 00:22:53,832 時代の変化に伴い 原則として 殺しは行わないと 方針転換。 280 00:22:53,832 --> 00:22:56,835 しかし 反対する者たちが分派して➡ 281 00:22:56,835 --> 00:23:00,839 裏四鬼神流を名乗り 暗殺稼業を続けた。 282 00:23:00,839 --> 00:23:05,844 表の四鬼神流は 幕末のころには 一大勢力として栄え➡ 283 00:23:05,844 --> 00:23:09,848 日本の安全保障を担う存在に なろうとしていたが➡ 284 00:23:09,848 --> 00:23:14,853 維新の時代 薩長に危険視されて 地位を奪われた。 285 00:23:14,853 --> 00:23:19,791 ここまでは合ってますか? そのとおりです。 286 00:23:19,791 --> 00:23:24,796 以来 牙を抜かれた四鬼神流は ただの古武術の一つになった。 287 00:23:24,796 --> 00:23:29,801 だから 本来の四鬼神流の再興を 願う者は 少なくなかった。 288 00:23:29,801 --> 00:23:34,806 四鬼君のお父さんも そうだろうし 兵馬さんや新さんも➡ 289 00:23:34,806 --> 00:23:39,811 おきてを守ったということは そういうことですよね? 290 00:23:39,811 --> 00:23:41,813 そう思っていただいて 構いません。 291 00:23:41,813 --> 00:23:45,817 自分の思いは この間 総領に話したとおりだよ。 292 00:23:45,817 --> 00:23:47,819 うん。 293 00:23:47,819 --> 00:23:50,822 でも 舞歌さんは➡ 294 00:23:50,822 --> 00:23:54,826 四鬼君が 暗殺に手を染めることを 決して 認めなかった。 295 00:23:54,826 --> 00:23:59,831 つまり 舞歌さんは 邪魔な存在だった。 296 00:23:59,831 --> 00:24:02,834 私と新には 動機があると おっしゃりたい? 297 00:24:02,834 --> 00:24:05,837 動機だけじゃありませんよ。 298 00:24:05,837 --> 00:24:10,837 そうですよね? 那由他さん。 はい。 299 00:24:17,783 --> 00:24:19,783 ≪《ただいま!》 300 00:24:28,811 --> 00:24:31,814 (那由他)あれは 間違いなく➡ 301 00:24:31,814 --> 00:24:35,818 お前の香のにおいだ 兵馬。➡ 302 00:24:35,818 --> 00:24:37,820 天草さんの言うとおり➡ 303 00:24:37,820 --> 00:24:40,823 われわれは おきてを巡って 対立しており➡ 304 00:24:40,823 --> 00:24:44,827 舞歌さんは それを 一番 危惧されていました。 305 00:24:44,827 --> 00:24:48,831 《兵馬と新を 破門… ですか?》 306 00:24:48,831 --> 00:24:51,834 (舞歌)《夕也を守るためです》 307 00:24:51,834 --> 00:24:53,836 《お気持ち 分かります》 308 00:24:53,836 --> 00:24:56,839 《しかし 彼らは おきてを守った側》➡ 309 00:24:56,839 --> 00:25:01,844 《下手をしたら かえって 総領が 危険にさらされることも…》 310 00:25:01,844 --> 00:25:06,849 《そうよね…。 でも もしものことを考えると➡ 311 00:25:06,849 --> 00:25:09,849 今のうちに 危険な芽は 摘んでおきたくて…》 312 00:25:17,860 --> 00:25:20,863 舞歌さんを亡き者にし➡ 313 00:25:20,762 --> 00:25:23,765 那由他さんに 罪をかぶせてしまえば➡ 314 00:25:23,765 --> 00:25:25,767 残るは 秘影さんだけです。 315 00:25:25,767 --> 00:25:30,772 おきてのためではないとはいえ 殺人を犯した秘影のことは➡ 316 00:25:30,772 --> 00:25:32,774 取り込めると考えたんだろう。 317 00:25:32,774 --> 00:25:35,777 《舞歌さんを殺したのは お前だな?》 318 00:25:35,777 --> 00:25:37,779 (兵馬)《何の話です?》 319 00:25:37,779 --> 00:25:39,781 《しらばっくれるつもりなら➡ 320 00:25:39,781 --> 00:25:43,785 お前が おきてのために 犯した殺人を暴くぞ》 321 00:25:43,785 --> 00:25:47,789 《そしたら お前も四鬼神流も終わりだ》 322 00:25:47,789 --> 00:25:50,792 《あきれた》 323 00:25:50,792 --> 00:25:53,795 《そんなことだから 利用されるんです》➡ 324 00:25:53,795 --> 00:25:55,797 《金鬼が 警察に行けば➡ 325 00:25:55,797 --> 00:26:00,802 舞歌さん殺しの罪で 逮捕されるだけですよ》 326 00:26:00,802 --> 00:26:05,807 ちなみにですけど 一つ 気になることがありまして。 327 00:26:05,807 --> 00:26:07,475 何ですか? 328 00:26:07,475 --> 00:26:10,812 兵馬さんは 「そんなことだから 利用されるんです」➡ 329 00:26:10,812 --> 00:26:12,814 と言ったんですよね? ええ。 330 00:26:12,837 --> 00:26:15,773 もし 兵馬さんが犯人なら➡ 331 00:26:15,773 --> 00:26:19,777 そんな人ごとみたいな言い方 しないと思うんです。 332 00:26:19,777 --> 00:26:22,777 犯人は 別にいると? 333 00:26:25,783 --> 00:26:27,785 兵馬さん。 334 00:26:27,785 --> 00:26:32,790 那由他さんは 誰に利用されていたんですか? 335 00:26:32,790 --> 00:26:36,794 ご存じなんですよね? 真犯人を。 336 00:26:36,794 --> 00:26:41,799 いえ 知りませんよ。 337 00:26:41,799 --> 00:26:44,802 そう簡単には教えてくれないか。 338 00:26:44,802 --> 00:26:48,806 本来の四鬼神流の再興を願う 兵馬さんにとって➡ 339 00:26:48,806 --> 00:26:51,809 反対派の那由他さんが 罪をかぶってくれた方が➡ 340 00:26:51,809 --> 00:26:53,811 都合がいいですもんね。 341 00:26:53,811 --> 00:26:58,811 正義というものは 人によって違いますから。 342 00:27:04,822 --> 00:27:07,822 それが 兵馬さんの正義なの? 343 00:27:10,828 --> 00:27:13,828 真実を闇に葬るのが? 344 00:27:16,767 --> 00:27:18,767 教えてくれよ。 345 00:27:20,771 --> 00:27:23,774 俺は 知りたいんだよ! 346 00:27:23,774 --> 00:27:27,774 それが どんなに悲惨で 残酷でも 受け入れるから! 347 00:27:31,782 --> 00:27:36,782 母さんは 誰に殺されたんだよ! 348 00:27:38,789 --> 00:27:40,791 総領…。 349 00:27:40,791 --> 00:27:55,806 ♬~ 350 00:27:55,806 --> 00:27:57,808 どうぞ。 351 00:27:57,808 --> 00:28:10,821 ♬~ 352 00:28:10,821 --> 00:28:12,823 これは? 353 00:28:12,823 --> 00:28:16,760 舞歌さんが殺された日 裏庭で見つけたものです。 354 00:28:16,760 --> 00:28:29,773 ♬~ 355 00:28:29,773 --> 00:28:32,776 (兵馬)おそらく 真犯人の血がついています。➡ 356 00:28:32,776 --> 00:28:36,776 舞歌さんが 必死に抵抗した証しでしょう。 357 00:28:39,783 --> 00:28:41,783 四鬼君。 358 00:28:47,791 --> 00:28:49,791 どうして 今まで隠してたんですか? 359 00:28:52,796 --> 00:28:58,802 真実が 闇に葬られるのが 許せなかった。 360 00:28:58,802 --> 00:29:01,802 それが 兵馬さんの正義だから。 361 00:29:03,807 --> 00:29:09,813 (那由他)待てよ。 じゃあ 真犯人は お前なのか? 新。 362 00:29:09,813 --> 00:29:13,813 もう一人 忘れてませんか? えっ? 363 00:29:18,756 --> 00:29:21,759 (那由他)いや でも 秘影は…。 364 00:29:21,759 --> 00:29:25,763 そうだよ。 秘影さんは おきては守らなくていいって…。 365 00:29:25,763 --> 00:29:30,768 (秘影)《四鬼神流のおきては 当主にも適用される》 366 00:29:30,768 --> 00:29:32,770 《おきてに従うつもりはない》 367 00:29:32,770 --> 00:29:35,773 《安心しました》 368 00:29:35,773 --> 00:29:37,775 ペルソナとシャドウだ。 369 00:29:37,775 --> 00:29:40,778 ペルソナは 仮面のことで➡ 370 00:29:40,778 --> 00:29:44,782 人が 他者と接するときに演じる姿。 371 00:29:44,782 --> 00:29:48,786 シャドウは その反対の闇の側面。 372 00:29:48,786 --> 00:29:51,786 精神科医のユングが提唱した概念。 373 00:29:53,791 --> 00:29:58,796 秘影さんは その2つを 意識的に使い分けていた。 374 00:29:58,796 --> 00:30:04,802 俺や母さんに見せてた顔が 全部 仮面だったってこと? 375 00:30:04,802 --> 00:30:06,804 そういうこと。 376 00:30:06,804 --> 00:30:08,806 君の鬼の眼のことだって➡ 377 00:30:08,806 --> 00:30:11,809 知っていたのに 知らないふりをしていたしね。 378 00:30:11,809 --> 00:30:16,747 本当に知らなかったのなら まず 戸惑いがくるはずなのに。 379 00:30:16,747 --> 00:30:20,751 《俺は 人殺しの影が見える》 380 00:30:20,751 --> 00:30:23,754 秘影さんは 驚きの表情をしていた。 381 00:30:23,754 --> 00:30:30,427 嘘だ。 そんなはずない。 だって 秘影さんは今までだって…。 382 00:30:30,427 --> 00:30:34,098 《総領!》 383 00:30:34,098 --> 00:30:36,433 《うっ!》 《大丈夫です》 384 00:30:36,433 --> 00:30:38,769 何かの間違いだ。 385 00:30:38,769 --> 00:30:42,769 そうだよね? 秘影さん。 386 00:30:46,777 --> 00:30:49,780 甘い。 387 00:30:49,780 --> 00:30:51,780 えっ…。 388 00:30:53,784 --> 00:30:56,787 (秘影)そんな感傷など 捨ててしまいなさい。 389 00:30:56,787 --> 00:31:01,787 優しさでは 四鬼神流の当主は務まりませんよ。 390 00:31:03,794 --> 00:31:07,798 (舞歌のせき) 391 00:31:07,798 --> 00:31:10,801 (秘影)《今日も お加減が良くないんですか?》 392 00:31:10,801 --> 00:31:14,805 《少し 風邪をこじらせただけよ》➡ 393 00:31:14,805 --> 00:31:19,743 《あれから 兵馬は おかしな動きはしていない?》 394 00:31:19,743 --> 00:31:25,749 《安心してください。 総領のことは 私がお守りします》 395 00:31:25,749 --> 00:31:29,749 《夕也には 普通に 幸せになってほしいの》 396 00:31:33,757 --> 00:31:37,761 《でも 総領は 選ばれた人間ではないですか》➡ 397 00:31:37,761 --> 00:31:41,765 《見えていますよね? 鬼の眼が》 398 00:31:41,765 --> 00:31:43,767 《知ってたの?》 399 00:31:43,767 --> 00:31:46,770 《総領は まだ その意味に 気付いていないようですが》 400 00:31:46,770 --> 00:31:48,772 《言わないでね》 《どうしてですか!?》 401 00:31:48,772 --> 00:31:50,774 《普通の幸せを 手に入れてほしいからよ》 402 00:31:50,774 --> 00:31:52,776 (秘影)《四鬼神流の歴史の前に➡ 403 00:31:52,776 --> 00:31:54,778 普通の幸せなど さまつなものです!》 404 00:31:54,778 --> 00:31:56,446 (舞歌)《私は もう➡ 405 00:31:56,446 --> 00:31:58,115 四鬼神流なんて 終わりにしたいのよ!》 406 00:31:58,115 --> 00:32:00,784 《いけません!》 《四鬼神流のおきてなんて➡ 407 00:32:00,784 --> 00:32:03,787 間違ってる》 408 00:32:03,787 --> 00:32:05,789 《私は もう 夕也には…》 409 00:32:05,789 --> 00:32:07,789 (刺す音) (舞歌)《ハッ!》 410 00:32:20,938 --> 00:32:22,739 (秘影)《うっ!》 411 00:32:22,739 --> 00:33:10,787 ♬~ 412 00:33:10,787 --> 00:33:12,789 (刺す音) 413 00:33:12,789 --> 00:33:32,743 ♬~ 414 00:33:32,743 --> 00:33:34,743 信じてたのに…。 415 00:33:36,747 --> 00:33:42,747 母さんだって… 秘影さんのこと。 416 00:33:58,769 --> 00:34:03,769 (秘影)これが お母さまの命を奪った凶器です。 417 00:34:05,776 --> 00:34:09,776 (秘影)どうぞ お取りください。 私が憎いでしょう? 418 00:34:12,783 --> 00:34:16,720 (秘影) 今こそ お母さまの敵をとり➡ 419 00:34:16,720 --> 00:34:20,720 四鬼神流の 正とうな当主になるのです。 420 00:34:50,754 --> 00:34:54,754 (秘影)そうです 総領。 421 00:34:58,762 --> 00:35:01,765 心臓は ここです。➡ 422 00:35:01,765 --> 00:35:05,765 一撃で 確実に仕留めてください。 423 00:35:08,772 --> 00:35:10,772 バカなことは やめて! 424 00:35:19,783 --> 00:35:23,783 ああ~っ!! 425 00:35:44,808 --> 00:36:20,777 ♬~ 426 00:36:20,777 --> 00:36:23,780 あなたの影響でしょうか? 427 00:36:23,780 --> 00:36:37,794 ♬~ 428 00:36:37,794 --> 00:36:45,802 四鬼君は 復讐を果たす日を 何度も思い描いたでしょう。 429 00:36:45,802 --> 00:36:52,809 でも あなたへの憎しみに打ち勝ち 僕に託してくれた。 430 00:36:52,809 --> 00:36:57,809 いうならば 信頼でしょうか。 431 00:37:00,817 --> 00:37:07,817 これこそが 四鬼神流の当主たる器 といえるのではないですか。 432 00:37:22,636 --> 00:37:25,636 (舞歌のせき) 《母さん…》 433 00:37:31,578 --> 00:37:38,585 《夕也。 あなたは 普通の幸せを生きてね》 434 00:37:38,585 --> 00:37:42,585 《お母さんが ずっと 見守ってるからね》 435 00:38:04,611 --> 00:38:06,611 (店員)いらっしゃいませ。 436 00:38:22,629 --> 00:38:27,634 いらっしゃいませ。 何になさいますか? 437 00:38:27,634 --> 00:38:29,636 コーヒー 下さい。 438 00:38:29,636 --> 00:38:35,576 はい。 お好きなお席で。 ゆっくりしていってください。➡ 439 00:38:35,576 --> 00:38:38,245 七瀬さん コーヒー1つ お願いします。 440 00:38:38,245 --> 00:38:40,245 (七瀬)は~い。 441 00:38:50,591 --> 00:38:52,591 食べない? 442 00:38:58,599 --> 00:39:01,602 あんたさ➡ 443 00:39:01,602 --> 00:39:06,607 俺が 秘影さんを刺したら どうするつもりだったんだよ。 444 00:39:06,607 --> 00:39:10,611 そんときは 辞表を書こうと思ってたよ。 445 00:39:10,611 --> 00:39:12,613 はっ? バカなの? 446 00:39:12,613 --> 00:39:15,613 自分でも どうなるか 分かんなかったのに。 447 00:39:18,619 --> 00:39:20,621 四鬼君は そんなことしないよ。 448 00:39:20,621 --> 00:39:33,567 ♬~ 449 00:39:33,567 --> 00:39:35,567 ありがとう。 450 00:39:44,578 --> 00:39:53,587 (キーボードを打つ音) 451 00:39:53,587 --> 00:39:55,589 ハァ…。 452 00:39:55,589 --> 00:40:00,589 おきてだなんだって どうやって まとめればいいの…。 453 00:40:04,598 --> 00:40:06,600 お疲れ。 454 00:40:06,600 --> 00:40:08,600 お疲れさまです。 455 00:40:11,605 --> 00:40:14,608 どうでしたか? 林 秘影の様子は。 456 00:40:14,608 --> 00:40:21,615 素直に供述してるよ。 天草は? 457 00:40:21,615 --> 00:40:27,615 連絡がつきません。 (鷲巣)フッ。 困ったもんだ。 458 00:40:30,557 --> 00:40:35,557 まったく 親の顔が見てみたい。 459 00:40:40,567 --> 00:40:46,567 あいつが消えてから 2年か…。 460 00:41:16,603 --> 00:41:20,273 うん! よく 朝から 甘い物 食えるな。 461 00:41:20,273 --> 00:41:23,610 おはようございます。 ご褒美だもん。 462 00:41:23,610 --> 00:41:30,610 あのさ 母さんの謎も解けたし 出てってくれてもいいんだけど。 463 00:41:33,553 --> 00:41:36,556 四鬼君 そういう言い方は よくないよ。 464 00:41:36,556 --> 00:41:40,560 自分の用事が済んだからって 人のこと 用済みみたいに。 465 00:41:40,560 --> 00:41:44,564 うわっ そうやって 俺のこと 悪者にするんだ。 怖っ。 466 00:41:44,564 --> 00:41:48,568 ちなみに タキさん 現時点での四鬼家の経済状況は? 467 00:41:48,568 --> 00:41:51,571 正直 今 天草さんに出ていかれますと…。 468 00:41:51,571 --> 00:41:53,573 だよね! はい。 469 00:41:53,573 --> 00:41:57,577 すぐ 朝食のご用意しますね。 うん。 470 00:41:57,577 --> 00:42:00,580 [ケイタイ](バイブレーターの音) 471 00:42:00,580 --> 00:42:03,583 おい 鳴ってる。 472 00:42:03,583 --> 00:42:06,586 [ケイタイ](バイブレーターの音) 473 00:42:06,586 --> 00:42:09,586 お疲れさま 竜崎刑事。 474 00:42:12,592 --> 00:42:16,596 了解。 すぐ向かう。 475 00:42:16,596 --> 00:42:18,598 事件? 476 00:42:18,598 --> 00:42:20,600 ジャーナリストが 路上で刺されたらしい。 477 00:42:20,600 --> 00:42:24,604 うわ…。 君も来てくれる? 478 00:42:24,604 --> 00:42:28,604 天草 那月には 君の能力が必要なんだ。 479 00:42:35,549 --> 00:42:38,552 もちろん。 480 00:42:38,552 --> 00:42:41,555 俺ら コンビだろ。 481 00:42:41,555 --> 00:42:44,558 よろしくね 四鬼 夕也君。 482 00:42:44,558 --> 00:42:57,558 ♬~