1 00:00:33,696 --> 00:00:38,017 (秀忠)私は 私の やり方を 貫くまでにござります。 2 00:00:38,017 --> 00:00:40,687 (秀頼)秀忠殿の お力 借りる事かなえば→ 3 00:00:40,687 --> 00:00:43,189 この世を泰平にする事 かないまする! 4 00:00:43,189 --> 00:00:46,693 <立場を超え 共に天下泰平を願った→ 5 00:00:46,693 --> 00:00:49,679 秀忠と秀頼。 しかし…> 6 00:00:49,679 --> 00:00:55,018 (家康)わしにとって これが最後の戦となろう。 7 00:00:55,018 --> 00:00:57,687 (江)豊臣と 戦…? 8 00:00:57,687 --> 00:01:00,690 (淀)江と 敵 味方となる日が→ 9 00:01:00,690 --> 00:01:03,009 来ようとはな。 (常高院)姉上! 10 00:01:03,009 --> 00:01:05,028 和平を諦めてはなりませぬ! 11 00:01:05,028 --> 00:01:08,014 <三姉妹に迫る悲劇。→ 12 00:01:08,014 --> 00:01:11,517 最悪の事態は 避けられるのか> 13 00:01:11,517 --> 00:01:15,021 何とぞ よろしくお願い致しまする。 14 00:01:15,021 --> 00:01:17,690 (秀忠)お命まで奪う事は すまい。 15 00:01:17,690 --> 00:01:20,677 いや させぬ。 16 00:01:20,677 --> 00:01:27,016 <江との約束を胸に 秀忠は 戦場に立つ> 17 00:01:27,016 --> 00:01:29,686 姉上。 18 00:01:29,686 --> 00:01:32,021 姉様。 19 00:01:32,021 --> 00:01:40,680 ♪♪~(テーマ音楽) 20 00:01:40,680 --> 00:04:09,380 ♪♪~ 21 00:04:23,009 --> 00:04:27,013 (市)<徳川勢の 木津川口砦襲撃によって→ 22 00:04:27,013 --> 00:04:34,013 大坂冬の陣が始まった 慶長19年11月19日> 23 00:04:36,689 --> 00:04:41,694 <急報が届いた江戸城では…> 24 00:04:41,694 --> 00:04:46,682 そなたたちに 頼みがある。 25 00:04:46,682 --> 00:04:52,021 これより先は 大坂から もたらされる→ 26 00:04:52,021 --> 00:04:58,694 ありとあらゆる知らせを 私のもとに届けよ。 27 00:04:58,694 --> 00:05:03,683 さもなくば 私が大坂に出向く。 28 00:05:03,683 --> 00:05:05,685 よいな? 29 00:05:05,685 --> 00:05:07,685 (一同)はっ はは~。 30 00:05:11,007 --> 00:05:13,192 秀忠様…。 31 00:05:13,192 --> 00:05:15,392 では 行って参る。  回想  32 00:05:17,013 --> 00:05:20,013 大坂の皆々を…。 33 00:05:23,186 --> 00:05:25,686 お守り下さい。 34 00:05:29,358 --> 00:05:31,858 放て! 35 00:05:33,696 --> 00:05:39,696 <その大坂城を巡って 戦火は続き…> 36 00:05:42,021 --> 00:05:48,010 <徳川方に包囲網を縮められた 豊臣勢は撤退。→ 37 00:05:48,010 --> 00:05:52,710 そして 籠城へと追い込まれたのでした> 38 00:06:02,508 --> 00:06:05,678 この勢いに乗り 一気に攻め入りましょうぞ! 39 00:06:05,678 --> 00:06:08,364 ここで総攻めをかければ 城を落とす事→ 40 00:06:08,364 --> 00:06:10,683 容易にござりましょう! (一同)そうじゃ そうじゃ! 41 00:06:10,683 --> 00:06:13,352 敵は しょせん 牢人衆の集まりじゃ! 42 00:06:13,352 --> 00:06:15,671 (一同)そうじゃ! 相手は既に→ 43 00:06:15,671 --> 00:06:18,190 「烏合の衆」同然じゃ! (一同)そうじゃ! 44 00:06:18,190 --> 00:06:21,390 一気に踏み潰しましょうぞ! 45 00:06:24,013 --> 00:06:27,350 確かに 利は我らにある。 46 00:06:27,350 --> 00:06:33,350 しかれども ここで焦っては 思わぬ手落ちを招く。 47 00:06:35,024 --> 00:06:40,680 あの城の弱点は 海にも川にも接しておらず→ 48 00:06:40,680 --> 00:06:45,685 平地から地続きとなっておる 南側。 49 00:06:45,685 --> 00:06:49,672 その弱点を見抜き わざわざ 出城を築いて→ 50 00:06:49,672 --> 00:06:52,672 陣を敷いた男がおる。 51 00:06:54,677 --> 00:06:58,681 真田幸村じゃ。 52 00:06:58,681 --> 00:07:02,685 幸村? あの男ばかりは侮れぬ。 53 00:07:02,685 --> 00:07:06,022 安易に 討ちかかる事 禁物じゃ。 54 00:07:06,022 --> 00:07:14,347 ♪♪~ 55 00:07:14,347 --> 00:07:20,019 <家康様の前に立ちはだかった 巨大な出城 真田丸。→ 56 00:07:20,019 --> 00:07:24,507 これにより 20万の徳川軍は 攻め手を欠き→ 57 00:07:24,507 --> 00:07:29,011 その勢いを止められたのです> 58 00:07:29,011 --> 00:07:37,311 ♪♪~ 59 00:07:39,355 --> 00:07:43,025 和睦を? この戦→ 60 00:07:43,025 --> 00:07:47,029 長引かせとうはないでな。 61 00:07:47,029 --> 00:07:53,529 それは 何故でしょう? 和睦を急がれる訳は。 62 00:07:55,187 --> 00:07:57,189 訳? 63 00:07:57,189 --> 00:08:03,179 味方の諸将が働き過ぎると その分 恩賞を 多く与えねばならない。 64 00:08:03,179 --> 00:08:05,681 それを避けたいだけでは? 65 00:08:05,681 --> 00:08:09,018 よう分かっておるではないか。 66 00:08:09,018 --> 00:08:13,689 それに 寒さは 年寄りには こたえる。 67 00:08:13,689 --> 00:08:19,389 豊臣方が 早うに折れてくれれば それに越した事はない。 68 00:08:21,013 --> 00:08:24,350 互いにとっての。 69 00:08:24,350 --> 00:08:36,846 ♪♪~ 70 00:08:36,846 --> 00:08:38,848 お~。 71 00:08:38,848 --> 00:08:44,186 ♪♪~ 72 00:08:44,186 --> 00:08:46,355 和睦の申し入れじゃと?! 73 00:08:46,355 --> 00:08:50,025 いつの事じゃ?! なぜ 私に伝えなかった! 74 00:08:50,025 --> 00:08:52,011 (大野)はっ。 75 00:08:52,011 --> 00:08:57,683 相手は家康じゃ。 口では和睦を唱えながら→ 76 00:08:57,683 --> 00:09:01,020 裏で何を企んでおるのか 分かったものではあるまい。 77 00:09:01,020 --> 00:09:05,007 我が方も 多くの兵を失いました。 すぐにも和議に応じるべきです。 78 00:09:05,007 --> 00:09:08,344 そのつもりはない。 79 00:09:08,344 --> 00:09:10,344 母上! 80 00:09:13,349 --> 00:09:19,188 この戦 終わる時→ 81 00:09:19,188 --> 00:09:22,007 それは 家康が死ぬ時じゃ。 82 00:09:22,007 --> 00:09:32,017 ♪♪~ 83 00:09:32,017 --> 00:09:37,356 (戦の喚声) 84 00:09:37,356 --> 00:09:39,692 (真田)焦るでないぞ。 85 00:09:39,692 --> 00:09:42,678 間近まで引き寄せるのだ。 86 00:09:42,678 --> 00:09:48,017 <家康様の忠告にもかかわらず 血気盛んな徳川勢が→ 87 00:09:48,017 --> 00:09:52,338 真田丸に攻め入ったのです> 88 00:09:52,338 --> 00:10:01,013 (戦の喚声) 89 00:10:01,013 --> 00:10:04,016 今だ! 放て! 90 00:10:04,016 --> 00:10:07,353 (砲声) 91 00:10:07,353 --> 00:10:10,689 放て~! 92 00:10:10,689 --> 00:10:14,343 <怒とうのごとく攻め寄せる 徳川勢を→ 93 00:10:14,343 --> 00:10:18,013 ぎりぎりまで おびき寄せては 迎え撃つ。→ 94 00:10:18,013 --> 00:10:24,713 この戦いで 劣勢だった豊臣勢は 一気に盛り返したのです> 95 00:10:26,355 --> 00:10:28,691 真田丸を攻めた?! 96 00:10:28,691 --> 00:10:31,010 (正純) 真田の誘いに乗ったものかと…。 97 00:10:31,010 --> 00:10:33,679 許しもなく 愚かな事を! 98 00:10:33,679 --> 00:10:36,031 (伝令)申し上げます! 99 00:10:36,031 --> 00:10:39,685 前田利常勢 松平忠直勢 討ち死に あまりに多く→ 100 00:10:39,685 --> 00:10:41,687 その数も知れません! 101 00:10:41,687 --> 00:10:45,024 言わぬ事か! たわけどもを 直ちに退かせよ! 102 00:10:45,024 --> 00:10:47,024 はっ! 103 00:10:53,349 --> 00:10:58,687 <戦いが終わったのは 夕刻近く。→ 104 00:10:58,687 --> 00:11:03,025 徳川方の引き揚げは困難を極め→ 105 00:11:03,025 --> 00:11:08,325 更に痛手を重ねる 結果となりました> 106 00:11:17,673 --> 00:11:22,344 父上を亡くした 近江の小谷城。 107 00:11:22,344 --> 00:11:28,044 母上と柴田の義父を失うた北庄城。 108 00:11:30,352 --> 00:11:33,652 そして 此度の大坂城じゃ。 109 00:11:35,357 --> 00:11:40,357 私は これで4度目となりまする。 110 00:11:42,348 --> 00:11:47,648 大津のお城で 戦いましたゆえ。 111 00:11:49,338 --> 00:11:52,638 そなたも苦労を重ねたのう。 112 00:11:56,178 --> 00:12:02,378 姉上… もう おやめになっては いかがですか? 113 00:12:04,019 --> 00:12:09,319 誰よりも戦を憎み 嫌い抜いて おいでだったではありませぬか。 114 00:12:12,511 --> 00:12:15,698 もはや 後戻りはできぬ。 115 00:12:15,698 --> 00:12:18,350 姉上…。 116 00:12:18,350 --> 00:12:20,686 ≪(大野)ご無礼致しまする! 117 00:12:20,686 --> 00:12:22,686 入れ。 118 00:12:32,865 --> 00:12:34,850 いかがした? 119 00:12:34,850 --> 00:12:38,854 真田丸での戦い お耳に達しているかと存じまする。 120 00:12:38,854 --> 00:12:43,909 真田幸村には あっぱれであった。 此度の戦が 豊臣優勢である事→ 121 00:12:43,909 --> 00:12:46,195 すぐさま 天下に知れ渡りましょう! 122 00:12:46,195 --> 00:12:50,683 この知らせが達すれば 九州の島津 西国の毛利ら大名が→ 123 00:12:50,683 --> 00:12:55,688 直ちに援軍を出し 更には 福島正則ら→ 124 00:12:55,688 --> 00:12:58,691 江戸に留め置かれし 豊臣恩顧の者たちが→ 125 00:12:58,691 --> 00:13:02,691 はせ参じるに相違ありませぬ。 そうか。 126 00:13:06,515 --> 00:13:11,315 今こそ 秀頼公 ご出馬の時にございます。 127 00:13:13,689 --> 00:13:17,359 (大野)籠城せし一同の士気を 一段と高めるため→ 128 00:13:17,359 --> 00:13:21,363 秀頼様御自らが その お姿をば現し→ 129 00:13:21,363 --> 00:13:24,350 総大将として采配を…。 ならぬ! 130 00:13:24,350 --> 00:13:26,650 さ… されど。 ならぬ! 131 00:13:33,008 --> 00:13:35,361 鎧を持て。 132 00:13:35,361 --> 00:13:38,361 はっ?! 鎧? 133 00:13:40,015 --> 00:13:44,315 (笑い声) 134 00:13:48,357 --> 00:13:50,657 (後藤)おい! 135 00:13:55,030 --> 00:13:57,030 ≪一同 お控えあれ! 136 00:14:02,020 --> 00:14:06,191 豊臣秀頼公ご生母 淀の方様であらせられる! 137 00:14:06,191 --> 00:14:08,694 (どよめき) 138 00:14:08,694 --> 00:14:11,680 皆々 此度は大儀である。 139 00:14:11,680 --> 00:14:13,680 (一同)ははっ! 140 00:14:18,353 --> 00:14:23,675 知ってのとおり 徳川勢は 隙間なく城を囲み→ 141 00:14:23,675 --> 00:14:27,012 その数は 20万に達しておる。 142 00:14:27,012 --> 00:14:30,365 されど 案ずるに及ばず。 143 00:14:30,365 --> 00:14:36,355 この城は 亡き太閤殿下が築かれし 天下一の名城。 144 00:14:36,355 --> 00:14:38,857 城が落ちる事はおろか→ 145 00:14:38,857 --> 00:14:43,357 敵方の兵が石垣に触れる事すら 許さぬであろう。 146 00:14:47,182 --> 00:14:51,019 もう一息じゃ。 ここを持ちこたえれば→ 147 00:14:51,019 --> 00:14:54,506 再び 豊臣の天下が もたらされようぞ! 148 00:14:54,506 --> 00:14:57,192 (一同)オ~! 149 00:14:57,192 --> 00:15:04,183 ♪♪~ 150 00:15:04,183 --> 00:15:08,020 何故 秀頼公は姿を現さぬ? 151 00:15:08,020 --> 00:15:13,720 我らは 家康の首を挙げる事のみ 考えれば よろしゅうござる。 152 00:15:17,012 --> 00:15:21,712 さすが 真田幸村ならではの 戦いぶりだ。 153 00:15:23,352 --> 00:15:28,674 (正信)大御所は使者を送り 寝返りを画策したそうですが→ 154 00:15:28,674 --> 00:15:32,678 不首尾に終わったと。 155 00:15:32,678 --> 00:15:36,678 こそくな策など あの男には通じぬ。 156 00:15:41,019 --> 00:15:43,689 正信。 157 00:15:43,689 --> 00:15:47,526 豊臣との戦 一刻も早う 終わらせたい。 158 00:15:47,526 --> 00:15:50,726 和睦を受け入れさせる 手だてはないか? 159 00:15:54,349 --> 00:16:01,349 この戦いで 敵方は力を得 勢いづいてもおりましょう。 160 00:16:05,344 --> 00:16:11,016 真田幸村を討ち取るしかない という事か。 161 00:16:11,016 --> 00:16:13,316 幸村を? 162 00:16:18,340 --> 00:16:22,010 <大坂から遠く離れた 江戸では> 163 00:16:22,010 --> 00:16:25,013 (竹千代)えいっ! (国松)やあっ! 164 00:16:25,013 --> 00:16:27,366 (竹千代)えい! えい! えい!→ 165 00:16:27,366 --> 00:16:30,066 えい! えい! えい! 166 00:16:35,691 --> 00:16:39,011 そなたは豊臣じゃ! 覚悟せよ! えいっ! 167 00:16:39,011 --> 00:16:42,681 豊臣など滅びればよい! それ! 滅びよ! 168 00:16:42,681 --> 00:16:45,851 (国松)兄上 おやめ下さいませ! 滅びよ! 滅びよ! 169 00:16:45,851 --> 00:16:49,651 滅びよ! 豊臣など…。 170 00:16:53,358 --> 00:16:56,345 (福)何をなさいます! 171 00:16:56,345 --> 00:17:00,015 そちの入れ知恵か? 172 00:17:00,015 --> 00:17:02,517 母上! 173 00:17:02,517 --> 00:17:04,717 竹千代。 174 00:17:10,692 --> 00:17:20,018 豊臣にはな そなたの伯母上たちが おいとこの秀頼様が→ 175 00:17:20,018 --> 00:17:22,521 姉上の千も おるのだぞ! 176 00:17:22,521 --> 00:17:39,021 ♪♪~ 177 00:17:39,021 --> 00:17:41,356 何じゃ? その目は。 178 00:17:41,356 --> 00:17:45,861 豊臣に殺され 滅ぼされし者たちの→ 179 00:17:45,861 --> 00:17:49,197 目にございます。 何じゃと? 180 00:17:49,197 --> 00:17:52,184 徳川将軍家の妻で あらせられるなら→ 181 00:17:52,184 --> 00:17:56,355 御台様も 私と同じ目を お持ちあそばされませ! 182 00:17:56,355 --> 00:17:58,357 そなた…。 183 00:17:58,357 --> 00:18:05,057 ♪♪~ 184 00:18:11,853 --> 00:18:16,692 父上。 私に出陣をお命じ下さい。 185 00:18:16,692 --> 00:18:21,513 (家康)ほう! あれほど和議を願った将軍が→ 186 00:18:21,513 --> 00:18:24,366 戦場にか。 187 00:18:24,366 --> 00:18:31,506 真田を… 幸村を討ち この戦 終わらせます。 188 00:18:31,506 --> 00:18:34,509 なるほど…。 189 00:18:34,509 --> 00:18:40,015 因縁のある相手じゃからのう。 そういう事ではありませぬ。 190 00:18:40,015 --> 00:18:46,688 そちが 打って出ずとも もうすぐ 戦は終わるであろうよ。 191 00:18:46,688 --> 00:18:50,192 もしや 城の総攻めを?! 192 00:18:50,192 --> 00:18:55,197 力攻めなど あほうな事を 今更 やると思うか? 193 00:18:55,197 --> 00:18:57,683 では…? 194 00:18:57,683 --> 00:19:04,022 我が陣より城に向け 地中深く 穴を掘らせておりまする。 195 00:19:04,022 --> 00:19:06,692 穴を? 196 00:19:06,692 --> 00:19:10,345 (正純)濠の下から城内まで 掘り進んで 爆薬を仕掛け→ 197 00:19:10,345 --> 00:19:15,684 石垣もろとも 吹き飛ばす策にございます。 198 00:19:15,684 --> 00:19:17,686 そのような…。 199 00:19:17,686 --> 00:19:21,023 やすやすと運ぶ訳がない。 200 00:19:21,023 --> 00:19:24,009 ≪(砲声) 201 00:19:24,009 --> 00:19:26,028 あれが聞こえるか? 202 00:19:26,028 --> 00:19:29,197 ≪(砲声) 203 00:19:29,197 --> 00:19:31,683 構え! 204 00:19:31,683 --> 00:19:33,683 放て! 205 00:19:38,356 --> 00:19:41,009 夜から明け方まで 三度にわたり→ 206 00:19:41,009 --> 00:19:44,012 ときの声を上げ 鉄砲を連射させておりまする。 207 00:19:44,012 --> 00:19:46,031 何のために? 208 00:19:46,031 --> 00:19:50,352 夜討ちかと思わせ 敵方を眠らせぬためにて。 209 00:19:50,352 --> 00:19:53,672 ≪(砲声) 子供だましだ。 210 00:19:53,672 --> 00:19:57,676 相手は すぐに慣れ 夜討ちなどないと悟るだろう。 211 00:19:57,676 --> 00:20:00,679 そなたの言うとおりじゃ。 212 00:20:00,679 --> 00:20:04,683 されど 人の心とは 不思議なものでな。 213 00:20:04,683 --> 00:20:07,686 一度 構えるまではよい。 214 00:20:07,686 --> 00:20:16,011 それが一旦緩むと 次に来る恐怖は 倍にも3倍にもなる。 215 00:20:16,011 --> 00:20:20,015 次の恐怖? 216 00:20:20,015 --> 00:20:22,684 ≪ごめんつかまつりまする。 217 00:20:22,684 --> 00:20:25,020 おお… 出来たか。 218 00:20:25,020 --> 00:20:27,020 (片桐)はっ。 219 00:20:37,699 --> 00:20:41,999 淀殿がおられるのは どの辺りじゃ? 220 00:20:44,356 --> 00:20:47,025 はっ? 221 00:20:47,025 --> 00:20:51,325 豊臣に裏切られ まだ肩入れするか? 222 00:20:55,183 --> 00:20:59,004 お方様が おわすは…→ 223 00:20:59,004 --> 00:21:01,004 この辺りかと。 224 00:21:02,674 --> 00:21:06,511 これを基に 大筒を据えよ。 225 00:21:06,511 --> 00:21:10,311 父上! お命を狙うつもりはない。 226 00:21:13,685 --> 00:21:17,355 ちと 肝を冷やして頂くだけじゃ。 227 00:21:17,355 --> 00:21:31,019 ♪♪~ 228 00:21:31,019 --> 00:21:33,021 (砲撃音) 229 00:21:33,021 --> 00:21:35,690 何じゃ? あれは…。 230 00:21:35,690 --> 00:21:39,027 (砲撃音) 231 00:21:39,027 --> 00:21:41,027 あ~っ! 232 00:21:42,697 --> 00:21:44,997 (悲鳴) 233 00:21:46,668 --> 00:21:49,668 (砲撃音と悲鳴) 234 00:21:54,009 --> 00:21:56,695 姉上! (千)義母上様! 235 00:21:56,695 --> 00:21:59,681 初! 千! けがはないか? 236 00:21:59,681 --> 00:22:02,184 (悲鳴) 237 00:22:02,184 --> 00:22:07,022 ひるむでない! これしきの事で 城は びくとも揺るぎはせぬ! 238 00:22:07,022 --> 00:22:09,022 (砲撃音) 239 00:22:10,692 --> 00:22:12,992 (砲撃音) 240 00:22:14,679 --> 00:22:16,679 (悲鳴) 241 00:22:19,684 --> 00:22:21,686 (秀頼)大事ないか! 242 00:22:21,686 --> 00:22:24,839 秀頼! (千)秀頼様! 243 00:22:24,839 --> 00:22:27,692 母上 下へ逃げるのです。 244 00:22:27,692 --> 00:22:30,345 申し上げます! 245 00:22:30,345 --> 00:22:35,033 徳川方より使者あり 和睦を申し出ておりまする! 246 00:22:35,033 --> 00:22:37,018 和議?! 247 00:22:37,018 --> 00:22:40,355 (砲撃音) 248 00:22:40,355 --> 00:22:44,025 あ~っ! (家臣)秀頼様! 249 00:22:44,025 --> 00:22:46,025 秀頼! 250 00:22:47,696 --> 00:22:52,396 大丈夫です… 皆の者 こっちじゃ! 251 00:22:54,686 --> 00:22:56,686 放て! 252 00:23:05,347 --> 00:23:08,683 (秀頼)受け入れましょう。 今 何より大事なるは→ 253 00:23:08,683 --> 00:23:11,353 争いをやめる事にございます! 254 00:23:11,353 --> 00:23:15,023 城を明け渡せと申すか? 降参ではありませぬ。 255 00:23:15,023 --> 00:23:19,027 和を結ぶのです。 (大野)秀頼様仰せのとおり→ 256 00:23:19,027 --> 00:23:22,347 ここは 一旦 和睦に応じるが得策かと。 257 00:23:22,347 --> 00:23:25,684 家康は 年も年ゆえ 長くは もちますまい。→ 258 00:23:25,684 --> 00:23:29,688 恥をそそぐ事 いずれ 必ず かないまする! 259 00:23:29,688 --> 00:23:34,342 治長。 和を結ぶは 恥ではないぞ。 260 00:23:34,342 --> 00:23:37,642 は… はは~っ! 261 00:23:40,031 --> 00:23:44,019 母上 ここは こらえて下さりませ。 262 00:23:44,019 --> 00:23:59,084 ♪♪~ 263 00:23:59,084 --> 00:24:03,021 <こうして 豊臣 徳川の間に→ 264 00:24:03,021 --> 00:24:07,721 和睦が結ばれる事に なったのでございます> 265 00:24:09,344 --> 00:24:11,846 私がにございますか?! 266 00:24:11,846 --> 00:24:15,046 豊臣方の使者に なってもらいたいのじゃ。 267 00:24:16,685 --> 00:24:24,192 豊臣と徳川 双方に そなたほど 深い縁を持つ者はおらぬ。 268 00:24:24,192 --> 00:24:28,680 されど 女の私になど 無理にござります! 269 00:24:28,680 --> 00:24:32,684 話し合いにあたっては 向こうにも女子を立てるよう→ 270 00:24:32,684 --> 00:24:35,020 申し入れた。 されど…。 271 00:24:35,020 --> 00:24:43,020 私は もはや 誰も信じる事ができぬ。 272 00:24:47,349 --> 00:24:49,851 こうなった上は→ 273 00:24:49,851 --> 00:24:54,051 城を出ずに済む事が 我が願いじゃ。 274 00:25:02,680 --> 00:25:06,680 分かりました。 参ります。 275 00:25:08,686 --> 00:25:11,689 行ってくれるか…。 276 00:25:11,689 --> 00:25:17,011 徳川と豊臣の間を… 姉上と江を→ 277 00:25:17,011 --> 00:25:19,311 つなぎ止めてみせまする。 278 00:25:24,686 --> 00:25:31,386 <講和に関する交渉が始まったのは 12月18日> 279 00:25:33,361 --> 00:25:40,185 <徳川方の使者は 家康様の側室 阿茶局様。→ 280 00:25:40,185 --> 00:25:47,025 戦を巡り 女子同士が協議するのは 極めて まれな事でした> 281 00:25:47,025 --> 00:25:54,032 此度の戦は まこと 不幸としか 言いようがありませぬ。 282 00:25:54,032 --> 00:26:01,673 この後は 徳川と豊臣が手を携え 泰平の世を築く事のみ→ 283 00:26:01,673 --> 00:26:04,673 秀頼公は望んでおられます。 284 00:26:06,344 --> 00:26:13,344 <そして 2日に及んだ合議を経て ようやく 講和が成立> 285 00:26:17,355 --> 00:26:19,355 常高院様…。 286 00:26:24,696 --> 00:26:28,016 <1か月にわたって続いた 冬の陣は→ 287 00:26:28,016 --> 00:26:32,687 こうして 終わりを迎えたのでございます> 288 00:26:32,687 --> 00:26:46,367 ♪♪~ 289 00:26:46,367 --> 00:26:49,354 終わった… か。 290 00:26:49,354 --> 00:26:51,356 ははっ。 291 00:26:51,356 --> 00:26:53,675 (民部卿局) それにしても お初様が→ 292 00:26:53,675 --> 00:26:57,011 介添え役を 果たされましょうとは。 293 00:26:57,011 --> 00:27:01,683 秀頼公も 淀の方様も 大坂城を出ずに済み→ 294 00:27:01,683 --> 00:27:06,354 豊臣方の牢人衆にも おとがめがなかったとか。 295 00:27:06,354 --> 00:27:10,675 それで 和睦を結んだあとは どうなっておるのじゃ? 296 00:27:10,675 --> 00:27:16,014 大坂城の濠を埋めている最中 との事にございます。 297 00:27:16,014 --> 00:27:18,016 濠を埋める? 298 00:27:18,016 --> 00:27:21,716 講和の際に交わした 約定の一つにて。 299 00:27:24,339 --> 00:27:27,192  回想  (秀吉)その大坂城じゃが→ 300 00:27:27,192 --> 00:27:31,012 城を攻め落とすとしたら いかがする?→ 301 00:27:31,012 --> 00:27:37,018 まずは 大戦を仕掛け すぐさま 和睦に持ち込む。 302 00:27:37,018 --> 00:27:43,358 しかる後 さっさと濠を埋めれば 事足りる。 303 00:27:43,358 --> 00:27:45,358 まさか…。 304 00:27:48,680 --> 00:27:50,698 なぜじゃ?! 305 00:27:50,698 --> 00:27:56,354 惣濠を埋め戻せば 徳川方は 城を退く取り決めであろう! 306 00:27:56,354 --> 00:27:58,673 なぜ 三の丸にまで 手を伸ばすのじゃ! 307 00:27:58,673 --> 00:28:01,359 徳川の者が言うには→ 308 00:28:01,359 --> 00:28:05,029 手助けだと。 手助け? 309 00:28:05,029 --> 00:28:09,017 豊臣が手間取っているのを 見ておられぬと。 310 00:28:09,017 --> 00:28:11,019 なんと…。 311 00:28:11,019 --> 00:28:15,356 「約束が違う」と言えば 「我らは 一刻も早う 引き揚げたい。→ 312 00:28:15,356 --> 00:28:20,178 長引くは迷惑だ」と 逆に ねじ込まれる ありさまで。 313 00:28:20,178 --> 00:28:22,678 おのれ 家康! 314 00:28:24,682 --> 00:28:27,382 見たか? 秀頼。 315 00:28:29,687 --> 00:28:35,687 これが 家康の… 徳川のやり方ぞ。 316 00:28:59,017 --> 00:29:03,671  回想  (秀吉)拾や~! ハハハハハ! 317 00:29:03,671 --> 00:29:08,693 (秀頼)父上! (秀吉)おう おう おう! ハハハ!→ 318 00:29:08,693 --> 00:29:14,993 かわいい かわいい かわいいのう! ハハハハハ! 319 00:29:27,028 --> 00:29:31,032 三の丸から二の丸まで埋めるとは どういう事ですか?! 320 00:29:31,032 --> 00:29:33,351 豊臣方に任せておっては→ 321 00:29:33,351 --> 00:29:35,687 いつ終わるか 知れたものではない。→ 322 00:29:35,687 --> 00:29:41,676 何せ あちらは ゆるゆると進めたいところ。 323 00:29:41,676 --> 00:29:46,681 わしが弱り あわよくば死んで→ 324 00:29:46,681 --> 00:29:51,881 天下の形勢が変わるのを 待つためにもな。 325 00:29:53,521 --> 00:29:57,025 これもまた 豊臣を追い詰めるためですか?! 326 00:29:57,025 --> 00:30:00,695 戦は 終わったではありませぬか! 終わってはおらぬ。 327 00:30:00,695 --> 00:30:04,695 淀殿も秀頼も いまだ健在ではないか。 328 00:30:06,351 --> 00:30:10,021 それは…。 何が何でも→ 329 00:30:10,021 --> 00:30:14,021 豊臣の息の根を止めるのよ。 330 00:30:18,196 --> 00:30:20,696 約束が違う! 331 00:30:26,354 --> 00:30:31,693 そのような事 約した覚えはないが? 332 00:30:31,693 --> 00:30:45,356 ♪♪~ 333 00:30:45,356 --> 00:30:50,678 <その日のうちに 家康様は大坂を後にしました。→ 334 00:30:50,678 --> 00:30:52,978 そして…> 335 00:30:56,350 --> 00:31:02,650 殿 そろそろ 江戸へ出立の 刻限にござりまするが。 336 00:31:04,342 --> 00:31:06,342 正信。 337 00:31:08,012 --> 00:31:10,712 頼みがある。 338 00:31:29,016 --> 00:31:35,016 参上するのが遅れまして 申し訳もござりませぬ。 339 00:31:38,676 --> 00:31:42,847 何の知らせもなく 勝手に濠を埋めるとは→ 340 00:31:42,847 --> 00:31:46,350 いかなる事か?! (正信)ははっ。 341 00:31:46,350 --> 00:31:50,021 内濠は 城備えの要。 342 00:31:50,021 --> 00:31:52,321 そこを埋めるとは…。 343 00:31:54,692 --> 00:31:56,992 秀忠殿…?! 344 00:32:01,015 --> 00:32:04,519 ♪♪~ 345 00:32:04,519 --> 00:32:09,719 母上… 人払いを願います。 346 00:32:13,344 --> 00:32:17,348 父 家康は→ 347 00:32:17,348 --> 00:32:21,686 本気で 豊臣家を 潰すつもりでおりまする。→ 348 00:32:21,686 --> 00:32:27,341 この城を明け渡し 大坂の地を離れて下さりませ。→ 349 00:32:27,341 --> 00:32:32,697 お二人をお守りするには その道しかありませぬ。 350 00:32:32,697 --> 00:32:35,349 このままだと お命が危うい。 351 00:32:35,349 --> 00:32:39,687 お二人には なんとしても 生きていて頂きたいのです! 352 00:32:39,687 --> 00:32:42,857 それを伝えんがため ここへ? 353 00:32:42,857 --> 00:32:44,857 はっ。 354 00:32:47,512 --> 00:32:50,312 秀忠殿は どう思われる? 355 00:32:54,018 --> 00:33:01,318 此度の戦 我らは 日の本の隅々にまで触れを出した。 356 00:33:03,027 --> 00:33:07,027 「豊臣がため はせ参じよ」とな。 357 00:33:10,017 --> 00:33:18,317 されど 応ずる大名は 一人も おらなんだ。 358 00:33:25,683 --> 00:33:33,691 人の心とは これほど はかないものなのか。 359 00:33:33,691 --> 00:33:40,691 豊臣の世は とうに終わっておったのか…。 360 00:33:44,352 --> 00:33:47,355 いま一度申します! 361 00:33:47,355 --> 00:33:51,359 この城を出て 生きる道を お選び下さりませ! 362 00:33:51,359 --> 00:33:54,059 今は それだけを…。 秀忠殿。 363 00:33:57,682 --> 00:34:04,689 あなたは 将軍の御身。 危険を承知で来て下さった事→ 364 00:34:04,689 --> 00:34:10,011 かたじけなく ありがたく 思うておりまする。 365 00:34:10,011 --> 00:34:12,680 あの…。 されど→ 366 00:34:12,680 --> 00:34:17,184 我らが この城を出る事はありませぬ。 367 00:34:17,184 --> 00:34:22,256 最後の最後まで 戦い抜く所存にて。 368 00:34:22,256 --> 00:34:30,364 ♪♪~ 369 00:34:30,364 --> 00:34:34,352 お帰りになりましたら→ 370 00:34:34,352 --> 00:34:38,356 江に よろしゅう お伝え下さりませ。 371 00:34:38,356 --> 00:34:57,056 ♪♪~ 372 00:35:02,680 --> 00:35:04,980 徳川様。 373 00:35:12,690 --> 00:35:14,990 こちらに。 374 00:36:05,693 --> 00:36:10,514 私の文は 届いておりましたか? 375 00:36:10,514 --> 00:36:15,352 頂戴しました。 返事を差し上げる事ができず→ 376 00:36:15,352 --> 00:36:19,023 おわび申し上げまする。 377 00:36:19,023 --> 00:36:23,360 記した事に うそ 偽りはありませぬ。 378 00:36:23,360 --> 00:36:27,681 あなた様には いずれ関白職に就いて頂き→ 379 00:36:27,681 --> 00:36:30,851 私は 将軍として お支えして参りたいと→ 380 00:36:30,851 --> 00:36:34,338 念じておりまする。 381 00:36:34,338 --> 00:36:38,008 ありがたい事です。 382 00:36:38,008 --> 00:36:44,031 ならば 母君を説いては頂けませぬか? 383 00:36:44,031 --> 00:36:47,351 お考え直し下さるようにと。 384 00:36:47,351 --> 00:36:52,651 それができるのは この世に あなた様一人なのです! 385 00:36:58,679 --> 00:37:03,979 私は 正直 分かりませんでした。 386 00:37:05,686 --> 00:37:09,986 母が なぜ ああまでして 豊臣の天下に こだわるのか。 387 00:37:12,676 --> 00:37:20,684 しかし 城の有り様を見ているうちに→ 388 00:37:20,684 --> 00:37:24,688 思いが変わりました。 389 00:37:24,688 --> 00:37:26,690 城の…? 390 00:37:26,690 --> 00:37:34,682 石垣が崩され 建物は壊され→ 391 00:37:34,682 --> 00:37:38,382 濠が埋められ…。 392 00:37:42,189 --> 00:37:45,689 初めて 胸が痛みました。 393 00:37:50,014 --> 00:37:58,014 物心付いてから 私は この城を ほとんど出た事がありません。 394 00:37:59,673 --> 00:38:06,673 世の中の事も知らず 「悔しい」も「憎い」も知らなかった。 395 00:38:10,034 --> 00:38:15,034 でも… 今は悔しい。 396 00:38:16,674 --> 00:38:19,674 徳川が憎くて たまりませぬ! 397 00:38:21,679 --> 00:38:24,679 私は ここを出るつもりはない。 398 00:38:26,350 --> 00:38:32,690 ここで生きてきた私には 城は 私自身なのです! 399 00:38:32,690 --> 00:38:34,990 そうではない! 400 00:38:39,680 --> 00:38:44,380 城の外にも 未来はありまする。 401 00:38:47,671 --> 00:38:54,371 城を出たら 私は死ぬのです。 402 00:38:59,350 --> 00:39:02,350 徳川には負けませぬ。 403 00:39:05,356 --> 00:39:08,056 秀頼様…。 404 00:39:10,010 --> 00:39:16,710 あなたと話ができた事 うれしかった。 405 00:39:22,022 --> 00:39:25,322 されど これからは…。 406 00:39:27,695 --> 00:39:29,995 敵同士にございます。 407 00:39:32,683 --> 00:39:50,383 ♪♪~ 408 00:39:54,855 --> 00:39:57,055 これは また…。 409 00:39:59,693 --> 00:40:01,693 幸村…。 410 00:40:03,364 --> 00:40:07,364 将軍じきじきの お出ましにござるか。 411 00:40:31,675 --> 00:40:36,375 戦は 戦場にて つかまつりましょうぞ。 412 00:40:40,184 --> 00:41:11,015 ♪♪~ 413 00:41:11,015 --> 00:41:14,685 私は 間違っておるのか…。 414 00:41:14,685 --> 00:41:17,021 (大蔵卿局)お方様…。 415 00:41:17,021 --> 00:41:21,358 されど…→ 416 00:41:21,358 --> 00:41:25,058 秀頼だけは救うつもりじゃ。 417 00:41:26,680 --> 00:41:33,003 <本丸を除く 濠の埋め戻しを 見届けた後→ 418 00:41:33,003 --> 00:41:38,025 秀忠様は 江戸に帰還されました> 419 00:41:38,025 --> 00:42:10,023 ♪♪~ 420 00:42:10,023 --> 00:42:15,012 ご出陣 御苦労さまにござりました。 421 00:42:15,012 --> 00:42:30,694 ♪♪~ 422 00:42:30,694 --> 00:42:35,516 江…。 423 00:42:35,516 --> 00:42:38,352 すまぬ…。 424 00:42:38,352 --> 00:42:40,687 は? 425 00:42:40,687 --> 00:42:43,387 すまぬ…。 426 00:42:45,025 --> 00:42:47,694 秀忠様…。 427 00:42:47,694 --> 00:42:57,688 ♪♪~ 428 00:42:57,688 --> 00:43:02,025 <次なる戦いが すぐ そこに迫っている事を→ 429 00:43:02,025 --> 00:43:06,325 まだ知らぬ 江にございました> 430 00:43:08,699 --> 00:43:10,684 江…。 431 00:43:10,684 --> 00:43:12,853 姉上。 432 00:43:12,853 --> 00:43:19,026 (高台院)私は思うのです。 この世を泰平にするために→ 433 00:43:19,026 --> 00:43:22,362 避けて通れぬ 戦があるのではないかと…。 434 00:43:22,362 --> 00:43:24,348 どうか お答えを! 435 00:43:24,348 --> 00:43:27,017 城に 火をかけよ! 436 00:43:27,017 --> 00:43:31,217 琵琶の海が 見えるようじゃ…。 437 00:43:35,692 --> 00:43:40,030 <大坂城から およそ4km南。→ 438 00:43:40,030 --> 00:43:46,687 大坂冬の陣で 徳川家康は ここ茶臼山に本陣を構え→ 439 00:43:46,687 --> 00:43:51,987 一帯の戦況を 見渡したとされています> 440 00:43:55,012 --> 00:44:03,020 <そして 茶臼山の東 岡山に 本陣を構えた 将軍 秀忠。→ 441 00:44:03,020 --> 00:44:07,357 江戸から 6万の兵を率いてきました。→ 442 00:44:07,357 --> 00:44:14,681 徳川軍20万 対する豊臣軍12万。→ 443 00:44:14,681 --> 00:44:22,381 両軍は 大坂城周辺で 激しい戦いを繰り返しました> 444 00:44:25,008 --> 00:44:29,012 <大坂城の南 この神社の辺りに→ 445 00:44:29,012 --> 00:44:34,685 真田幸村が築いた出城 真田丸が ありました。→ 446 00:44:34,685 --> 00:44:42,676 幸村は 徳川軍の猛攻を 何度も 退けたと伝えられています。→ 447 00:44:42,676 --> 00:44:49,016 豊臣の母として 大坂城と共に生きた 淀。→ 448 00:44:49,016 --> 00:44:55,016 その 悲劇の幕が 下りようとしています>