1 00:00:33,622 --> 00:00:36,358 (子どもたち) や~や や~や や~や!➡ 2 00:00:36,358 --> 00:00:39,695 や~や や~や や~や や~や!➡ 3 00:00:39,695 --> 00:00:42,598 や~や や~や や~や や~や! 4 00:00:42,598 --> 00:00:45,367 (職隆)お~ 官兵衛! 光! もらい物じゃ。 5 00:00:45,367 --> 00:00:48,270 (官兵衛)父上。 (ぬい)あ~ 重かった。 6 00:00:48,270 --> 00:00:51,039 (光)いつもありがとうございます。 7 00:00:51,039 --> 00:00:54,376 (子どもたち)や~や や~や や~や や~や! 8 00:00:54,376 --> 00:00:57,076 負けるな 玉松! 9 00:00:58,714 --> 00:01:02,050 (職隆)花! 鈴! 10 00:01:02,050 --> 00:01:13,395 や~や や~や や~や や~や! や~や や~や や~や や~や…。 11 00:01:13,395 --> 00:01:16,732 にぎやかですね。 12 00:01:16,732 --> 00:01:21,403 これで 又兵衛がいてくれたら➡ 13 00:01:21,403 --> 00:01:25,103 言う事ないのですが…。 14 00:01:28,744 --> 00:01:31,079 それにしても…➡ 15 00:01:31,079 --> 00:01:35,684 2人目を心配していたのが 嘘のよう…。 16 00:01:35,684 --> 00:01:42,024 みんな 私たちの子ども…。 17 00:01:42,024 --> 00:01:45,894 殿がお救いなされた 命でございます。 18 00:01:45,894 --> 00:01:50,194 (子どもたちの声) 19 00:01:55,571 --> 00:02:06,715 ♬~(テーマ音楽) 20 00:02:06,715 --> 00:02:40,015 ♬~ 21 00:02:40,015 --> 00:02:44,886 ♬~ 22 00:02:44,886 --> 00:04:29,886 ♬~ 23 00:04:39,000 --> 00:04:42,871 明智光秀に 朝廷の意向を伝えるため➡ 24 00:04:42,871 --> 00:04:49,644 公家の吉田兼和が坂本城を訪れた。 25 00:04:49,644 --> 00:04:55,016 (兼和)帝は 一方ならず お喜びであらせられましたぞ。 26 00:04:55,016 --> 00:04:58,887 (光秀)誠でございますか? 狼藉者に奪われてた➡ 27 00:04:58,887 --> 00:05:04,359 丹波山国荘を 昨年 明智様が取り戻し➡ 28 00:05:04,359 --> 00:05:10,659 帝に献上なされた事は 誠に よい働き。 29 00:05:13,034 --> 00:05:17,706 あの鎧は 山国荘を献上した際➡ 30 00:05:17,706 --> 00:05:21,576 帝より賜ったものじゃな。 羨ましい限り。 31 00:05:21,576 --> 00:05:25,380 (光秀)我が明智家の家宝だ。 32 00:05:25,380 --> 00:05:30,252 帝は そなたを あてにしておられる。 33 00:05:30,252 --> 00:05:32,552 それがしを? 34 00:05:40,662 --> 00:05:47,335 [ 回想 ] 明智日向守が忠勤 あっぱれじゃ。 35 00:05:47,335 --> 00:05:50,672 帝が そのような…。 36 00:05:50,672 --> 00:05:53,575 もったいなきお言葉…。 37 00:05:53,575 --> 00:05:56,545 (兼和)その帝が➡ 38 00:05:56,545 --> 00:05:59,681 大層 お困りなんやが…。 39 00:05:59,681 --> 00:06:04,019 いかなる事でございましょう? それがしに できます事あれば…。 40 00:06:04,019 --> 00:06:11,019 織田信長様が先年 官職を返上なされた事ですのや。 41 00:06:16,031 --> 00:06:23,705 帝は 御心を悩ませておられる。 42 00:06:23,705 --> 00:06:31,046 なんとか 新たなる官職を受けるよう➡ 43 00:06:31,046 --> 00:06:36,852 明智様からも 取り計ろうてもらえんかのう? 44 00:06:36,852 --> 00:06:39,855 力の及ぶ限りの事は致しましょう。 45 00:06:39,855 --> 00:06:42,155 頼みます。 46 00:06:45,994 --> 00:06:51,994 官兵衛の普請で 姫路城は生まれ変わった。 47 00:07:01,543 --> 00:07:05,013 (秀吉) 皆の衆 いよいよ 毛利攻めじゃ。 48 00:07:05,013 --> 00:07:09,013 官兵衛 策を聞こう。 はっ。 49 00:07:12,354 --> 00:07:18,026 山陽道では 備前と備中の国境に 毛利方の7つの城が並んでおり➡ 50 00:07:18,026 --> 00:07:22,697 小早川隆景を大将とする 毛利方の守りは堅うございます。 51 00:07:22,697 --> 00:07:27,569 それゆえ ここは 時をかけて 切り崩す方が得策かと。 52 00:07:27,569 --> 00:07:30,372 (秀吉)調略か…。 はい。 53 00:07:30,372 --> 00:07:33,275 (小一郎) すると 当面の戦は 山陰道だな。 54 00:07:33,275 --> 00:07:37,178 (蜂須賀)山陰は吉川元春じゃ。 こちらも守りは堅いぞ。 55 00:07:37,178 --> 00:07:42,317 山陰攻めは 光秀の力を借りよとの 上様の命じゃ。 56 00:07:42,317 --> 00:07:46,655 佐吉。 光秀に会って もろもろ 相談してきてくれ。 57 00:07:46,655 --> 00:07:52,527 そのお役目 それがしに お任せ下さい。 ん? 58 00:07:52,527 --> 00:07:56,331 明智様は 今や 織田家家中一番の勢い。 59 00:07:56,331 --> 00:08:00,669 その様子を 探っておきたいのでございます。 60 00:08:00,669 --> 00:08:04,339 官兵衛よ 体は大事ないか? 61 00:08:04,339 --> 00:08:08,009 はっ。 何とぞ。 62 00:08:08,009 --> 00:08:11,309 よし 分かった。 任せる。 63 00:08:21,556 --> 00:08:26,856 ≪(侍女)姫様 お待ち下さい。 姫様 姫様! 64 00:08:31,232 --> 00:08:34,532 (倫)ご無礼致します。 65 00:08:39,307 --> 00:08:41,977 黒田様がお越しとお聞きし➡ 66 00:08:41,977 --> 00:08:45,847 是非とも ご挨拶をと まかり越しました。 67 00:08:45,847 --> 00:08:50,147 明智日向守が娘 倫にございます。 68 00:08:54,556 --> 00:08:56,992 もしや…。 69 00:08:56,992 --> 00:08:59,894 はい…。 70 00:08:59,894 --> 00:09:03,331 荒木村重様の嫡男➡ 71 00:09:03,331 --> 00:09:08,003 村次の嫁でございました。 72 00:09:08,003 --> 00:09:13,341 今は こうして 里に戻っております…。 73 00:09:13,341 --> 00:09:20,015 (泣き声) 74 00:09:20,015 --> 00:09:23,315 (倫)不作法をお許し下さい…。 75 00:09:30,358 --> 00:09:34,629 私は あの謀反の折➡ 76 00:09:34,629 --> 00:09:39,501 父 光秀によって 有岡から連れ出されました。 77 00:09:39,501 --> 00:09:42,303 存じております。 78 00:09:42,303 --> 00:09:46,641 あの時 城に残った者は ことごとく➡ 79 00:09:46,641 --> 00:09:49,941 上様のご成敗と相なりました。 80 00:09:52,313 --> 00:09:58,653 まだ ほんの幼い童や 着飾った若い娘たちの➡ 81 00:09:58,653 --> 00:10:02,353 笑いさざめく姿が思い出されます。 82 00:10:05,994 --> 00:10:10,331 わけても あのお美しく➡ 83 00:10:10,331 --> 00:10:15,203 お優しかった だし様の事を思うと…➡ 84 00:10:15,203 --> 00:10:18,903 胸が張り裂けそうに…。 85 00:10:22,911 --> 00:10:28,349 だし殿は それがしの命を救って下された➡ 86 00:10:28,349 --> 00:10:31,252 恩人でございました。 87 00:10:31,252 --> 00:10:37,692 誠に美しく 優しいお方でした。 88 00:10:37,692 --> 00:10:40,392 …はい。 89 00:10:46,034 --> 00:10:48,334 (光秀)お倫! 90 00:10:51,906 --> 00:10:55,376 何を致しておる? 91 00:10:55,376 --> 00:10:58,376 父上…。 92 00:11:04,385 --> 00:11:06,385 下がりなさい。 93 00:11:28,409 --> 00:11:31,679 (光秀)有岡城より 連れ帰ってからというもの➡ 94 00:11:31,679 --> 00:11:36,017 ずっと ふさぎ込んでおってのう。 95 00:11:36,017 --> 00:11:39,317 ふびんでならんのじゃ。 96 00:11:43,892 --> 00:11:49,364 時に 聞いたか? 荒木村重の事を。 97 00:11:49,364 --> 00:11:54,364 毛利を頼って 安芸におるという噂だ。 98 00:11:56,237 --> 00:11:59,374 (光秀) わしは 村重と親しかったゆえ➡ 99 00:11:59,374 --> 00:12:03,044 あの男の気持ちが 分かるような気がする。 100 00:12:03,044 --> 00:12:06,915 (雷鳴) 101 00:12:06,915 --> 00:12:20,595 (雨音) 102 00:12:20,595 --> 00:12:26,067 恐ろしかったのだ… 上様が。➡ 103 00:12:26,067 --> 00:12:28,970 同時に お慕いする思いもあった。➡ 104 00:12:28,970 --> 00:12:31,873 その2つの思いが せめぎ合い➡ 105 00:12:31,873 --> 00:12:35,677 ついには 恐れる方が勝った。➡ 106 00:12:35,677 --> 00:12:39,013 わしとて 上様は恐ろしい。 107 00:12:39,013 --> 00:12:44,313 だが それゆえ 懸命に働くのだ。 108 00:12:50,625 --> 00:12:54,362 次は いよいよ毛利だな。 はっ。 109 00:12:54,362 --> 00:12:57,062 どこから攻める? 110 00:12:58,700 --> 00:13:03,371 まずは山陰に入り 鳥取城を落とします。 111 00:13:03,371 --> 00:13:07,242 何とぞ お力をお貸し下さいませ。 112 00:13:07,242 --> 00:13:09,242 うむ。 113 00:13:11,045 --> 00:13:15,917 どうだ 官兵衛 わしに仕える気はないか? 114 00:13:15,917 --> 00:13:17,919 (雷鳴) 115 00:13:17,919 --> 00:13:21,055 羽柴殿からは 1万石 授かったと聞いた。 116 00:13:21,055 --> 00:13:25,727 わしに仕えてくれれば 5万石 与えよう。 117 00:13:25,727 --> 00:13:28,396 光栄の至り。 118 00:13:28,396 --> 00:13:32,267 されど お断り致しまする。 119 00:13:32,267 --> 00:13:35,003 5万石では足りぬか? 120 00:13:35,003 --> 00:13:37,672 いえ。 121 00:13:37,672 --> 00:13:43,344 それがし 大きな領地を欲しいと 思った事は 一度もございませぬ。 122 00:13:43,344 --> 00:13:49,017 そして 何より 羽柴様の下で働く以外➡ 123 00:13:49,017 --> 00:13:52,687 考えた事はございませぬ。 124 00:13:52,687 --> 00:13:56,024 ハハハハハ。 125 00:13:56,024 --> 00:13:59,694 そう言うと思っておった。 126 00:13:59,694 --> 00:14:04,694 義理堅いのう。 ますます気に入った。 127 00:14:06,367 --> 00:14:10,705 何としても お主のような 優れた軍師が欲しい。 128 00:14:10,705 --> 00:14:17,578 わしは諦めぬぞ。 ハハハハハ。 129 00:14:17,578 --> 00:14:25,578 (雷鳴) 130 00:14:29,390 --> 00:14:31,993 黒田官兵衛様。 131 00:14:31,993 --> 00:14:36,693 主 吉田兼和が ご挨拶したいと 申しておりまする。 132 00:14:41,002 --> 00:14:43,338 (兼和)播磨を平定し➡ 133 00:14:43,338 --> 00:14:48,676 いよいよ毛利攻めと 伺いましたのやが…。➡ 134 00:14:48,676 --> 00:14:52,013 という事は…➡ 135 00:14:52,013 --> 00:14:57,313 信長様の天下は近いという事か…。 136 00:14:58,886 --> 00:15:01,022 何か ご不満が…? 137 00:15:01,022 --> 00:15:04,359 心配なのじゃ。 138 00:15:04,359 --> 00:15:06,294 心配? 139 00:15:06,294 --> 00:15:13,701 信長様は 逆らう者を容赦のう攻め滅ぼす。 140 00:15:13,701 --> 00:15:19,040 そのさまは まさに魔王じゃ。 141 00:15:19,040 --> 00:15:22,377 新しき世を築くためでございます。 142 00:15:22,377 --> 00:15:27,048 その 信長様がつくろうとする 新しき世に➡ 143 00:15:27,048 --> 00:15:32,854 我らの居場所は 果たして あるのかのう? 144 00:15:32,854 --> 00:15:37,325 帝も ご案じやろう。 145 00:15:37,325 --> 00:15:40,995 帝…。 146 00:15:40,995 --> 00:15:47,335 信長様は 官職など いらぬと申される。 147 00:15:47,335 --> 00:15:51,005 それでは困る…。 148 00:15:51,005 --> 00:15:55,305 朝廷の威光が ないがしろにされてしまう。 149 00:15:58,346 --> 00:16:06,220 帝は 明智光秀様を 深く頼みにしておられる。 150 00:16:06,220 --> 00:16:08,990 その明智様に➡ 151 00:16:08,990 --> 00:16:12,894 播磨にその人ありと うたわれた➡ 152 00:16:12,894 --> 00:16:17,698 黒田様が力を貸したら➡ 153 00:16:17,698 --> 00:16:22,036 よき世の中が築けると思うのや。 154 00:16:22,036 --> 00:16:30,036 古きものが 心安らかに生きていける世が…。 155 00:16:33,314 --> 00:16:37,652 それは どういう意味で ございましょうか? 156 00:16:37,652 --> 00:16:41,952 わしの勝手な思いでな…。 157 00:16:46,994 --> 00:16:50,694 いずれ また… な。 158 00:16:53,668 --> 00:16:58,339 秀吉と官兵衛は 病で死の床にあった➡ 159 00:16:58,339 --> 00:17:02,639 備前の宇喜多直家を見舞った。 160 00:17:04,212 --> 00:17:08,983 (宇喜多) 羽柴殿 よう来て下された。 161 00:17:08,983 --> 00:17:13,688 フフッ 思うたより元気そうで 何よりじゃ。 162 00:17:13,688 --> 00:17:17,558 フフッ わしは もう長うはない。 163 00:17:17,558 --> 00:17:20,361 (秀吉)何を弱気な事を申すか! 164 00:17:20,361 --> 00:17:25,700 これまで やりたいように生きてきた。 165 00:17:25,700 --> 00:17:30,371 希代の悪人 くせ者と言われてきたが➡ 166 00:17:30,371 --> 00:17:35,643 それは この乱世を 生き残るためにやってきた事。 167 00:17:35,643 --> 00:17:41,643 それゆえ わしが地獄に落ちようと 悔いはない。 168 00:17:43,518 --> 00:17:49,657 ただ 気がかりなのは 我が息子 八郎…。 169 00:17:49,657 --> 00:17:52,560 まだ 10でござる。 170 00:17:52,560 --> 00:17:57,331 羽柴殿 どうか…➡ 171 00:17:57,331 --> 00:18:01,669 どうか 八郎の事を…➡ 172 00:18:01,669 --> 00:18:04,572 お取り立て頂けまいか? 173 00:18:04,572 --> 00:18:10,678 (秀吉)承った。 八郎殿は この秀吉が お守り致す。 174 00:18:10,678 --> 00:18:14,678 口約束だけでは心配じゃ。 ん? 175 00:18:19,687 --> 00:18:22,023 (秀吉)ゲッ。 176 00:18:22,023 --> 00:18:25,893 我が妻 鮮にございます。 177 00:18:25,893 --> 00:18:29,697 (お鮮)お初にお目にかかります。 178 00:18:29,697 --> 00:18:33,568 (宇喜多)羽柴殿 わしが死んだら➡ 179 00:18:33,568 --> 00:18:39,507 側女にしてやっては頂けまいか? なんと…。 180 00:18:39,507 --> 00:18:43,644 (宇喜多)わしには もう このおなごを抱く力はない。 181 00:18:43,644 --> 00:18:48,316 今すぐに もらい受けて頂きたい。 182 00:18:48,316 --> 00:18:50,985 ばかな事を申すな。 そのような事は➡ 183 00:18:50,985 --> 00:18:53,654 できる訳がござらぬ…。 頼みましたぞ! 184 00:18:53,654 --> 00:18:58,526 (せきこみ) 185 00:18:58,526 --> 00:19:03,226 (秀吉)官兵衛 参るぞ。 はっ。 186 00:19:06,667 --> 00:19:14,008 (宇喜多)ハハハハハ… ハハハハハハハ…。 187 00:19:14,008 --> 00:19:17,308 官兵衛。 188 00:19:30,358 --> 00:19:32,627 何か? 189 00:19:32,627 --> 00:19:40,301 宇喜多家は 秀吉殿に賭ける。➡ 190 00:19:40,301 --> 00:19:44,171 それは あの男が いずれ➡ 191 00:19:44,171 --> 00:19:49,310 天下を狙える器だからじゃ。➡ 192 00:19:49,310 --> 00:19:54,982 官兵衛… 宇喜多家のためにも➡ 193 00:19:54,982 --> 00:19:57,885 秀吉殿をもり立ててやってくれ。 194 00:19:57,885 --> 00:20:00,655 (せきこみ) 195 00:20:00,655 --> 00:20:02,990 羽柴様は➡ 196 00:20:02,990 --> 00:20:06,690 織田の天下の事しか 考えておられませぬ。 197 00:20:11,666 --> 00:20:16,337 フフフ 織田の天下? 198 00:20:16,337 --> 00:20:21,037 ハハハハハ… なるかのう? 199 00:20:26,981 --> 00:20:31,981 信長は… 危うい。 200 00:20:35,690 --> 00:20:37,625 フフフフフフフ…。 201 00:20:37,625 --> 00:20:41,562 (せきこみ) 202 00:20:41,562 --> 00:20:45,862 少し しゃべり過ぎたようじゃ。 203 00:21:08,389 --> 00:21:12,389 (いびき) 204 00:21:15,730 --> 00:21:19,400 (いびきのまね) 205 00:21:19,400 --> 00:21:23,270 (鶏の鳴き声) 206 00:21:23,270 --> 00:21:32,970 ♬~ 207 00:21:48,028 --> 00:21:51,728 殿。 ≪(秀吉)官兵衛か? 208 00:21:53,901 --> 00:21:57,037 見たか? 209 00:21:57,037 --> 00:21:59,940 いいおなごであったな ハハハハ。 210 00:21:59,940 --> 00:22:03,377 いやいやいや… わしは 何もしとらんぞ。 211 00:22:03,377 --> 00:22:05,713 向こうから勝手に来たんじゃ。 212 00:22:05,713 --> 00:22:09,049 それがしは 一足先にたちまする。 213 00:22:09,049 --> 00:22:12,386 備中の様子などを 探ってまいります。 214 00:22:12,386 --> 00:22:14,722 うむ 分かった。 では…。 215 00:22:14,722 --> 00:22:17,422 あ 官兵衛。 216 00:22:19,393 --> 00:22:21,393 これじゃぞ。 217 00:22:26,066 --> 00:22:28,736 それから間もなく➡ 218 00:22:28,736 --> 00:22:34,436 宇喜多直家が この世を去った。 219 00:22:48,222 --> 00:22:52,693 おかげさまで セミナリオが無事に出来上がりました。 220 00:22:52,693 --> 00:22:55,029 誠にありがとうございます。 221 00:22:55,029 --> 00:22:56,964 (信長)うむ。 222 00:22:56,964 --> 00:23:02,703 本日は 上様に 珍しいものを お見せ致しましょう。 223 00:23:02,703 --> 00:23:05,703 わしは 大抵の事では驚かぬぞ。 224 00:23:09,376 --> 00:23:14,376 (足音) 225 00:23:18,052 --> 00:23:20,752 (家臣)はっ なんと! 226 00:23:29,663 --> 00:23:33,534 (オルガンチノ)この男が生まれた地に 暮らす者は みんな➡ 227 00:23:33,534 --> 00:23:38,339 生まれつき このような肌の色をしております。 228 00:23:38,339 --> 00:23:51,886 ♬~ 229 00:23:51,886 --> 00:23:55,356 よい体をしておる。 230 00:23:55,356 --> 00:23:58,025 (ヴァリニャーノ) その男 十人力でございます。 231 00:23:58,025 --> 00:24:13,574 ♬~ 232 00:24:13,574 --> 00:24:16,377 (オルガンチノ)力だけではございませぬ。 233 00:24:16,377 --> 00:24:21,048 知力にも優れた男でございます。 234 00:24:21,048 --> 00:24:24,385 そちは どこから来た? この者は…。 235 00:24:24,385 --> 00:24:26,685 蘭丸。 236 00:24:48,008 --> 00:24:51,879 気に入った。 わしにくれ。 237 00:24:51,879 --> 00:24:54,882 仰せのままに。 238 00:24:54,882 --> 00:24:57,882 そちに名を与える。 239 00:24:59,620 --> 00:25:01,555 弥助だ。 240 00:25:01,555 --> 00:25:04,024 (弥助)ヤスケ…。 241 00:25:04,024 --> 00:25:06,694 奥で着替えさせてやれ。 242 00:25:06,694 --> 00:25:09,029 (蘭丸)はっ。 243 00:25:09,029 --> 00:25:20,374 ♬~ 244 00:25:20,374 --> 00:25:24,044 今日は誠に愉快であった。 245 00:25:24,044 --> 00:25:27,381 次は わしが その方らを驚かせるぞ。 246 00:25:27,381 --> 00:25:29,681 ははっ。 247 00:25:33,988 --> 00:25:37,658 世界は驚きで満ちておる。 248 00:25:37,658 --> 00:25:40,561 見たか? お濃 あの男を。 249 00:25:40,561 --> 00:25:42,997 (お濃)はい。 驚きました。 250 00:25:42,997 --> 00:25:47,334 わしも じかに➡ 251 00:25:47,334 --> 00:25:51,634 世界をこの目で見るぞ。 252 00:25:56,010 --> 00:26:01,348 (秀吉)おね 見事な城であろう。 (おね)わ~! まあ! 253 00:26:01,348 --> 00:26:04,251 (秀吉)全て官兵衛のおかげじゃ。 (おね)わ~!➡ 254 00:26:04,251 --> 00:26:09,223 誠に立派な城が出来ましたね。➡ 255 00:26:09,223 --> 00:26:11,692 わ~! 256 00:26:11,692 --> 00:26:15,562 官兵衛殿 大儀でした。 礼を申します。 257 00:26:15,562 --> 00:26:18,365 もったいなきお言葉。 258 00:26:18,365 --> 00:26:22,036 (松寿丸)おかか様! (秀吉)松寿! (おね)松寿!➡ 259 00:26:22,036 --> 00:26:27,908 あ~ しばらく見ないうちに 大きくなって…。 息災でしたか? 260 00:26:27,908 --> 00:26:29,908 はい! 261 00:26:32,980 --> 00:26:37,651 妻の光にございます。 262 00:26:37,651 --> 00:26:42,322 お方様… お会いしとうございました。 263 00:26:42,322 --> 00:26:46,994 その節は 誠に…➡ 264 00:26:46,994 --> 00:26:49,994 お礼の言葉もございませぬ。 265 00:26:53,867 --> 00:26:57,004 光殿…。 266 00:26:57,004 --> 00:27:01,004 私も どれだけ あなたに お会いしたかったか…。 267 00:27:03,877 --> 00:27:07,648 ハハハハハ 美しいのう。 268 00:27:07,648 --> 00:27:10,551 ハハハハハ。 はい? 269 00:27:10,551 --> 00:27:14,555 か… 官兵衛! 今宵は飲むぞ! 270 00:27:14,555 --> 00:27:18,292 酒じゃ! 宴じゃ 宴じゃ! 松寿! さあさあ! 271 00:27:18,292 --> 00:27:21,695 (兵庫助)はっ! はっ! 272 00:27:21,695 --> 00:27:24,031 ほっ ほっ! 273 00:27:24,031 --> 00:27:26,700 やっ! (休夢)よ~っ! 274 00:27:26,700 --> 00:27:29,369 (太兵衛)お~! よっ! 275 00:27:29,369 --> 00:27:32,639 わしも踊るぞ! ハハハハハハハ!➡ 276 00:27:32,639 --> 00:27:37,511 わしも… わしも踊るぞ!➡ 277 00:27:37,511 --> 00:27:42,316 ハッハハハハ! 松寿 ほら お前も来い! はい。 278 00:27:42,316 --> 00:27:45,652 (秀吉) 今行くぞ! 行くぞ ほらほら! 279 00:27:45,652 --> 00:27:47,588 フフフフフフフ。 280 00:27:47,588 --> 00:27:50,324 勇ましいのう! 281 00:27:50,324 --> 00:27:52,259 (笑い声) 282 00:27:52,259 --> 00:27:54,194 はっ! ほっ! 283 00:27:54,194 --> 00:27:57,197 光殿。 この手を離れても➡ 284 00:27:57,197 --> 00:28:00,667 松寿は我が子。 それでも構いませぬか? 285 00:28:00,667 --> 00:28:03,003 無論でございます。 286 00:28:03,003 --> 00:28:06,874 お方様に そのように思って頂けるだけで➡ 287 00:28:06,874 --> 00:28:09,877 松寿も幸せ者でございます。 288 00:28:09,877 --> 00:28:14,014 あ~ これで 先の楽しみが出来ました。 289 00:28:14,014 --> 00:28:16,917 見守ってやって下さいませ。 290 00:28:16,917 --> 00:28:28,562 ♬~ 291 00:28:28,562 --> 00:28:30,564 おっ! 292 00:28:30,564 --> 00:28:36,270 黒田の者と羽柴の者が皆そろって 絆は一層強くなりました。 293 00:28:36,270 --> 00:28:38,972 私たちは家族も同然ですね。 294 00:28:38,972 --> 00:28:41,875 はい。 ありがたきお言葉。 295 00:28:41,875 --> 00:28:43,844 おね! 踊るぞ! 296 00:28:43,844 --> 00:28:46,313 はいはい。 大丈夫でございますか? 297 00:28:46,313 --> 00:28:48,313 ハハハ。 298 00:28:52,653 --> 00:28:58,353 いかがした? いえ 大事ありませぬ。 299 00:29:00,327 --> 00:29:05,666 善助。 (太兵衛)まだまだ。 300 00:29:05,666 --> 00:29:09,536 殿! 殿も踊りましょう! いらっしゃいますか? 301 00:29:09,536 --> 00:29:11,538 おっ! 302 00:29:11,538 --> 00:29:23,684 ♬~ 303 00:29:23,684 --> 00:29:28,021 (鶏の鳴き声) 304 00:29:28,021 --> 00:29:34,294 は~。 お前様 そろそろ起きませぬと。 305 00:29:34,294 --> 00:29:36,630 お前様。 306 00:29:36,630 --> 00:29:39,967 お前様。➡ 307 00:29:39,967 --> 00:29:43,303 朝ですよ。 はい ほら。 308 00:29:43,303 --> 00:29:45,973 起きませぬと。 ほら。 近う 近う。 近う 近う。 309 00:29:45,973 --> 00:29:49,309 おっ! ちょっと何を…。 310 00:29:49,309 --> 00:29:53,981 柔らかいのう お鮮… お鮮…。 311 00:29:53,981 --> 00:29:56,316 はい? 312 00:29:56,316 --> 00:29:59,653 お鮮!? おね! 313 00:29:59,653 --> 00:30:04,992 官兵衛殿 もっと近う。 官兵衛殿。 314 00:30:04,992 --> 00:30:07,895 官兵衛殿。 いや~…。 315 00:30:07,895 --> 00:30:11,865 お鮮という おなごを ご存じのはず。 316 00:30:11,865 --> 00:30:13,865 (せきばらい) 317 00:30:15,636 --> 00:30:19,339 それがし 不調法者ゆえ…。 先日亡くなられた➡ 318 00:30:19,339 --> 00:30:24,011 宇喜多直家殿の奥方というのは 間違いございませぬか? 319 00:30:24,011 --> 00:30:26,680 はい。 はい!? やっぱり! 320 00:30:26,680 --> 00:30:29,016 いや~ おね。 はい。 321 00:30:29,016 --> 00:30:31,919 官兵衛を巻き込むな! 官兵衛が かわいそうではないか。 322 00:30:31,919 --> 00:30:34,354 どうして 官兵衛殿が かわいそうなんですか! 323 00:30:34,354 --> 00:30:36,290 みっともない! 「みっともない!」って…。 324 00:30:36,290 --> 00:30:39,226 みっともないまねしているのは お前様じゃありませぬか! 325 00:30:39,226 --> 00:30:44,698 もう 人の女房に手を出すなんて 何事ですか! 326 00:30:44,698 --> 00:30:47,367 まあ 秀吉様が? 327 00:30:47,367 --> 00:30:50,270 朝っぱらから何事かと 行ってみれば…。 328 00:30:50,270 --> 00:30:53,040 秀吉様の女好きにも困ったものだ。 329 00:30:53,040 --> 00:30:57,377 フフフフフ。 殿とは大違いでございますね。 330 00:30:57,377 --> 00:31:00,280 わしは お前がおればよい。 331 00:31:00,280 --> 00:31:05,252 本当でございますか? 本当だ。 332 00:31:05,252 --> 00:31:09,723 うれしゅうございます。 333 00:31:09,723 --> 00:31:14,061 あの… 殿…。 何だ? 334 00:31:14,061 --> 00:31:18,398 実は… お話が…。 335 00:31:18,398 --> 00:31:21,098 どうした? 336 00:31:27,074 --> 00:31:30,944 ややこが できたようで…。 337 00:31:30,944 --> 00:31:33,880 善助のところか? 2人目か! 338 00:31:33,880 --> 00:31:35,882 いいえ…。 339 00:31:35,882 --> 00:31:40,020 父上ではあるまいな? いい年をして…。 340 00:31:40,020 --> 00:31:44,320 違います! 違う? 341 00:31:56,036 --> 00:31:57,971 誠か? 342 00:31:57,971 --> 00:32:00,907 …はい。 343 00:32:00,907 --> 00:32:03,910 間違いはないか? 344 00:32:03,910 --> 00:32:06,210 間違いありませぬ。 345 00:32:08,615 --> 00:32:11,585 でかした! でかした 光! 346 00:32:11,585 --> 00:32:14,285 フフッ フフフ。 でかした! 347 00:32:20,260 --> 00:32:25,260 (お道)九郎右衛門様 お味見を。 348 00:32:28,735 --> 00:32:31,435 (九郎右衛門)おお うまい! 349 00:32:34,341 --> 00:32:37,041 (善助)なんという事じゃ! 350 00:32:38,678 --> 00:32:41,348 善助 何事じゃ? 351 00:32:41,348 --> 00:32:43,348 おい! 352 00:32:46,219 --> 00:32:51,358 お方様が… ご懐妊じゃ! 353 00:32:51,358 --> 00:32:54,027 (お道)ご懐妊!? (おゆう)誠ですか? 354 00:32:54,027 --> 00:32:57,898 誠じゃ! ご懐妊じゃ~! 355 00:32:57,898 --> 00:33:03,036 (お福)お方様! 若! 弟君でございますぞ~! 356 00:33:03,036 --> 00:33:06,736 いや 男かどうか分からぬぞ! ハハハハハ。 357 00:33:14,047 --> 00:33:18,385 朝廷は 明智光秀を仲介役にして➡ 358 00:33:18,385 --> 00:33:23,385 信長に官職を授けようとしていた。 359 00:33:29,029 --> 00:33:33,867 (兼和)帝は 織田様を 左大臣に任じたいとの➡ 360 00:33:33,867 --> 00:33:37,671 ご内意でございますのや。 361 00:33:37,671 --> 00:33:42,542 何とぞ お受けなされますように。 362 00:33:42,542 --> 00:33:44,542 よかろう。 363 00:33:47,347 --> 00:33:52,018 (信長)ただし 引き換えとして…。 引き換え? 364 00:33:52,018 --> 00:33:56,690 帝が ご譲位なされば お受け致そう。 365 00:33:56,690 --> 00:33:59,593 ご譲位!? 366 00:33:59,593 --> 00:34:01,593 何故 そのような事を…? 367 00:34:11,705 --> 00:34:15,375 光秀。 はっ。 368 00:34:15,375 --> 00:34:18,375 そちは何も分かってはおらぬ。 369 00:34:26,386 --> 00:34:32,993 (兼和)なんという事じゃ! 帝に ご譲位を迫るとは…。➡ 370 00:34:32,993 --> 00:34:35,693 不敬 極まりない! 371 00:34:44,337 --> 00:34:48,675 灯を消せ! 灯を消せ! 372 00:34:48,675 --> 00:34:50,975 灯を消せ! 373 00:34:55,348 --> 00:34:58,685 (オルガンチノ) ジュスト殿 何が始まるのですか? 374 00:34:58,685 --> 00:35:01,354 (右近)分かりませぬ。 先日の礼に➡ 375 00:35:01,354 --> 00:35:03,290 飛び切り面白いものを 見せてやるとの➡ 376 00:35:03,290 --> 00:35:05,290 上様の仰せでございました。 377 00:35:20,707 --> 00:35:27,007 上様 一体何をお見せ頂けるのですか? 378 00:35:40,994 --> 00:35:49,669 ♬~ 379 00:35:49,669 --> 00:35:54,969 (侍女たち)わ~! 美しい! 380 00:35:57,010 --> 00:35:59,913 (領民)あれは一体何じゃ? 381 00:35:59,913 --> 00:36:02,913 さすがは織田様だ。 382 00:36:04,684 --> 00:36:07,587 美しい…。 383 00:36:07,587 --> 00:36:11,287 美しすぎまする…。 384 00:36:14,361 --> 00:36:17,061 恐ろしいほどに…。 385 00:36:19,699 --> 00:36:24,371 これぞ 天上の美。 386 00:36:24,371 --> 00:36:29,071 かようなもの 世界中探しても どこにもあるまい。 387 00:36:31,044 --> 00:36:34,314 美しい…。 388 00:36:34,314 --> 00:36:38,314 信長は 我が世の春を謳歌していた。 389 00:36:44,958 --> 00:36:48,862 安土城には これまでにない数の人々が➡ 390 00:36:48,862 --> 00:36:53,333 年頭の挨拶に訪れた。 391 00:36:53,333 --> 00:36:56,002 (秀吉)ゲゲッ! 392 00:36:56,002 --> 00:36:59,339 ものすごい人でございますな。 393 00:36:59,339 --> 00:37:05,211 あまりの人で 石垣が壊れたそうじゃ。 394 00:37:05,211 --> 00:37:09,983 官兵衛 これは かなり待たされるぞ。 395 00:37:09,983 --> 00:37:12,283 (ため息) 396 00:37:14,354 --> 00:37:16,354 ゲッ。 397 00:37:25,965 --> 00:37:30,904 (秀吉)新年のお喜びを言上し 奉りまする。 398 00:37:30,904 --> 00:37:33,640 (信長)筑前。 はっ。 399 00:37:33,640 --> 00:37:36,543 (信長) 今年こそ 毛利は片づきそうか? 400 00:37:36,543 --> 00:37:39,312 はっ 必ずや! 401 00:37:39,312 --> 00:37:41,648 いよいよ 天下布武が近づいておるな。 402 00:37:41,648 --> 00:37:43,583 (秀吉)はっ。 403 00:37:43,583 --> 00:37:48,321 天下が治まった暁には わしが 何をしたいか分かっておるか? 404 00:37:48,321 --> 00:37:50,990 (秀吉)はっ。 上様の手で➡ 405 00:37:50,990 --> 00:37:54,327 新しき世をつくる事にございます。 406 00:37:54,327 --> 00:37:57,664 この日の本を 南蛮にも負けぬ➡ 407 00:37:57,664 --> 00:38:01,000 豊かで 強い国にする事にございます。 408 00:38:01,000 --> 00:38:02,936 そうだ。 409 00:38:02,936 --> 00:38:07,874 だが 新しい国造りは 信忠に任せる。 410 00:38:07,874 --> 00:38:10,174 (秀吉) どういう事にございまするか? 411 00:38:18,017 --> 00:38:20,920 (信長)わしは世界に出ていく。 412 00:38:20,920 --> 00:38:23,690 世界に? 413 00:38:23,690 --> 00:38:27,560 この小さな日の本から飛び出し➡ 414 00:38:27,560 --> 00:38:31,030 広い世界を見てみたいのだ。 415 00:38:31,030 --> 00:38:33,730 (秀吉)官兵衛。 416 00:38:37,637 --> 00:38:43,309 南蛮人が渡ってきた海を 逆にたどっていく。 417 00:38:43,309 --> 00:38:48,982 そこには 我らが思いも寄らぬ 世界が広がっておるのだ。 418 00:38:48,982 --> 00:38:52,318 その全てを わしは手に入れたい。 419 00:38:52,318 --> 00:38:58,191 さすが上様。 それがしも お供しとう存じます! 420 00:38:58,191 --> 00:39:02,662 上様と共に 世界を見とう存じます! 421 00:39:02,662 --> 00:39:07,000 そちも見たいか? はっ。 上様の夢は大きく➡ 422 00:39:07,000 --> 00:39:12,338 聞いているだけで この胸が熱くなりまする! 423 00:39:12,338 --> 00:39:17,210 官兵衛。 はっ。 そちは どうだ? 424 00:39:17,210 --> 00:39:19,679 無論 見とうございます。 425 00:39:19,679 --> 00:39:23,016 南蛮は 子どもの頃からの 憧れでございました。 426 00:39:23,016 --> 00:39:25,316 フフフ。 427 00:39:27,687 --> 00:39:29,987 おかしなものよ。 428 00:39:31,958 --> 00:39:37,831 天下に名乗りを上げ ここまでに至ったというに➡ 429 00:39:37,831 --> 00:39:41,634 わしの誠の心中を 分かっておるのは➡ 430 00:39:41,634 --> 00:39:44,334 その方らだけとは…。 431 00:39:45,972 --> 00:39:48,672 ありがたき幸せ。 432 00:39:58,551 --> 00:40:02,989 小早川隆景は 織田の進攻に備え➡ 433 00:40:02,989 --> 00:40:06,689 国境の城主たちを集めた。 434 00:40:08,328 --> 00:40:12,999 (隆景)鳥取城も落ちた。 もはや織田の勢いは止められぬ。 435 00:40:12,999 --> 00:40:17,871 今年こそ 秀吉は 山陽道の 我が毛利領内へ攻め込むであろう。 436 00:40:17,871 --> 00:40:23,009 それを食い止めるのは その方らの国境の7つの城。 437 00:40:23,009 --> 00:40:25,678 覚悟の程を聞きたい。 438 00:40:25,678 --> 00:40:29,349 お任せ下され。 織田など怖くはありませぬ。 439 00:40:29,349 --> 00:40:32,252 必ずや 返り討ちにしてくれます。 440 00:40:32,252 --> 00:40:36,689 百姓上がりの大将に 一泡吹かせてやりましょうぞ。 441 00:40:36,689 --> 00:40:38,625 (笑い声) 442 00:40:38,625 --> 00:40:42,562 (宗治)侮ってはなりませぬ。➡ 443 00:40:42,562 --> 00:40:47,700 羽柴秀吉は 織田家中 随一の戦上手。 444 00:40:47,700 --> 00:40:52,572 しかも 名うての軍師 黒田官兵衛がついております。 445 00:40:52,572 --> 00:40:56,376 そう たやすく倒せる相手では ござりませぬ。 446 00:40:56,376 --> 00:40:59,279 むしろ 勢いは 向こうが上と。 447 00:40:59,279 --> 00:41:01,714 何を申される! 臆したか! 448 00:41:01,714 --> 00:41:04,384 (宗治)されど この宗治➡ 449 00:41:04,384 --> 00:41:08,084 死ぬ覚悟は出来ておりまする。 450 00:41:12,725 --> 00:41:15,628 命の限り戦い抜き➡ 451 00:41:15,628 --> 00:41:22,402 城を枕に討ち死にする事を お誓い申し上げます。 452 00:41:22,402 --> 00:41:27,273 それでこそ 山陽道に知らぬ者なき 清水宗治じゃ。 453 00:41:27,273 --> 00:41:29,973 お主を一人で死なせはせぬ。 454 00:41:31,678 --> 00:41:33,678 はっ。 455 00:42:10,049 --> 00:42:16,389 いずれ こんな日が来るとは 思っていたが…。 456 00:42:16,389 --> 00:42:19,292 夢のようですな…。 457 00:42:19,292 --> 00:42:25,992 本当に… 立派になって。 458 00:42:34,674 --> 00:42:40,013 松寿 お主は本日をもって➡ 459 00:42:40,013 --> 00:42:44,684 名を長政と改めよ。 460 00:42:44,684 --> 00:42:48,554 (長政)はっ。 面を上げよ。 461 00:42:48,554 --> 00:42:51,254 黒田長政。 462 00:42:54,360 --> 00:42:58,231 天下を揺るがす大きな戦いに➡ 463 00:42:58,231 --> 00:43:03,531 今 一人の若武者が加わった。 464 00:43:06,706 --> 00:43:08,641 長政。 長政。 465 00:43:08,641 --> 00:43:10,576 や~っ!➡ 466 00:43:10,576 --> 00:43:13,579 死を恐れては 戦場で戦えませぬ! 生き残る戦い方を覚えよ! 467 00:43:13,579 --> 00:43:16,049 若! 道は一つではありませぬ。 468 00:43:16,049 --> 00:43:18,718 道は一つではございませぬ。 まさか…。 469 00:43:18,718 --> 00:43:21,621 寺ごと焼き払え。 (快川)「心頭滅却すれば➡ 470 00:43:21,621 --> 00:43:26,392 火もまた自ずから涼し」。 高松城 水攻めじゃ! 471 00:43:26,392 --> 00:43:31,092 (長政)戦場で堂々と戦う事が それほど悪うございますか? 472 00:43:37,336 --> 00:43:40,239 <かつて 琵琶湖のほとりに➡ 473 00:43:40,239 --> 00:43:45,239 明智光秀が築いた 坂本城がありました> 474 00:43:48,681 --> 00:43:52,552 <水上交通の要に位置する この城は➡ 475 00:43:52,552 --> 00:43:59,552 信長と敵対する 比叡山 延暦寺を 監視していました> 476 00:44:04,697 --> 00:44:08,034 <光秀は 領国の発展に➡ 477 00:44:08,034 --> 00:44:11,704 優れた手腕を発揮しています。➡ 478 00:44:11,704 --> 00:44:17,043 明智家の菩提寺である西教寺も➡ 479 00:44:17,043 --> 00:44:22,343 光秀の寄進によって 再建されたのです> 480 00:44:27,053 --> 00:44:30,923 <坂本城から移されたと 伝わる鐘が➡ 481 00:44:30,923 --> 00:44:35,328 30年ほど前まで 寺の鐘楼につるされ➡ 482 00:44:35,328 --> 00:44:41,328 その音色は 地元の人々に愛されてきました> 483 00:44:43,669 --> 00:44:48,541 <信長の重臣として 活躍した光秀。➡ 484 00:44:48,541 --> 00:44:54,541 やがて 歴史の大きな渦に のみ込まれていきます> 485 00:45:33,619 --> 00:45:38,357 <天竺丸出航の時まで もはや 猶予はなく➡ 486 00:45:38,357 --> 00:45:41,260 織江捜しに奔走する彦馬。➡ 487 00:45:41,260 --> 00:45:47,033 織江を残し 1人では行けない 彦馬の心中を察した静山は➡ 488 00:45:47,033 --> 00:45:52,371 船を迂回させ 伊豆大島に潜ませる 苦渋の策をとる。➡ 489 00:45:52,371 --> 00:45:57,043 それは 娘を思う親心でもあった> 490 00:45:57,043 --> 00:46:00,713 (彦馬)私には 妻がおります。