1 00:00:39,469 --> 00:00:43,139 (美和)はあ… これが生糸作り。 2 00:00:43,139 --> 00:00:48,010 糸挽きっつって 繭から細~い糸を挽いて➡ 3 00:00:48,010 --> 00:00:50,813 一本の生糸に仕上げる。 4 00:00:50,813 --> 00:00:53,716 群馬にやって来て 最初に出会ったのは➡ 5 00:00:53,716 --> 00:00:56,686 阿久沢せいだった。 6 00:00:56,686 --> 00:01:02,425 これが その繭を作る お蚕様だ。 7 00:01:02,425 --> 00:01:07,363 お蚕様が この桑の葉を食べて 糸を吐く。 8 00:01:07,363 --> 00:01:10,833 お… お蚕様ですか…。 9 00:01:10,833 --> 00:01:13,736 ほら どうです? ほれほれ。 10 00:01:13,736 --> 00:01:16,706 かわいいでしょう? ほれほれ。 11 00:01:16,706 --> 00:01:19,842 え… ええです! よ… よう分かりましたので…。 12 00:01:19,842 --> 00:01:28,184 ハハハハハ! どうやら お手伝いさんは お蚕様が苦手みたいだがね。 13 00:01:28,184 --> 00:01:31,884 (笑い声) 14 00:01:33,456 --> 00:01:35,791 おせいさん。 (せい)ん? 15 00:01:35,791 --> 00:01:38,127 あの子は…。 16 00:01:38,127 --> 00:01:42,999 (せい)ああ。 母親のトメと一緒に ここで働いている おキク。➡ 17 00:01:42,999 --> 00:01:48,471 なかなか 筋がよく いい女工さんになりますよ。 18 00:01:48,471 --> 00:01:52,808 ですが まだ 子どもでは…。 何をおっしゃるやら。 19 00:01:52,808 --> 00:01:58,481 女は 十になると はあ もう 立派な働き手だ。 20 00:01:58,481 --> 00:02:01,781 (物音) 21 00:02:05,354 --> 00:02:09,825 おい。 ここにトメって女は いるかい? 22 00:02:09,825 --> 00:02:13,162 何です? 人の家に勝手に入り込んで。 23 00:02:13,162 --> 00:02:16,832 亭主が博打で借金した銭を 取りに来たんだい。 24 00:02:16,832 --> 00:02:18,768 (トメ)借りた銭は 返したはずだよ。 25 00:02:18,768 --> 00:02:21,504 はっ 利息がまだだんべ。 26 00:02:21,504 --> 00:02:24,840 利息って… そんだら事 言わなかったじゃねえか。 27 00:02:24,840 --> 00:02:29,178 この証文に書いてあるがな。 このとおり! 28 00:02:29,178 --> 00:02:34,016 それに 判 ついたんは 女房のお前だろ? 29 00:02:34,016 --> 00:02:38,988 難しい言葉が読めねえって 知っての仕業だね? 30 00:02:38,988 --> 00:02:43,125 何の事だ? 気に入らないねえ! 31 00:02:43,125 --> 00:02:46,796 何だと? よさねえか! 32 00:02:46,796 --> 00:02:50,466 阿久沢様の奥様だ。 33 00:02:50,466 --> 00:02:54,337 すいませんね。 うちの若え者は 血の気が多くて。 34 00:02:54,337 --> 00:02:59,809 もうちっと ちゃんと しつけといておくれ。 35 00:02:59,809 --> 00:03:05,681 まあ とにかく 今日は 帰っとくれ。 36 00:03:05,681 --> 00:03:13,381 へえ。 ですが また伺いますんで。 37 00:03:16,826 --> 00:03:19,495 塩持ってきとくれ。 はい。 38 00:03:19,495 --> 00:03:21,831 (キク)おっ母ちゃん…。 39 00:03:21,831 --> 00:03:24,734 大丈夫だがね。 40 00:03:24,734 --> 00:03:27,503 私がちゃんと 話 つけといてあげるから。 41 00:03:27,503 --> 00:03:31,203 おせいさん いつも すいません。 42 00:03:33,776 --> 00:03:35,711 あ~あ しょうがないね。 43 00:03:35,711 --> 00:03:39,448 本当 おせいさんがいてくれて よかったよ。 44 00:03:39,448 --> 00:03:43,748 何かあった時は いつも助けてくれるからね。 45 00:03:52,461 --> 00:04:00,336 ♬~(テーマ音楽) 46 00:04:00,336 --> 00:04:34,437 ♬~ 47 00:04:34,437 --> 00:04:41,310 ♬「愚かなる 吾れのことをも」 48 00:04:41,310 --> 00:04:50,786 ♬「友とめづ人は わがとも友と」 49 00:04:50,786 --> 00:04:59,128 ♬「吾れをも 友とめづ人は」 50 00:04:59,128 --> 00:05:09,472 ♬「わがとも友と めでよ人々」 51 00:05:09,472 --> 00:05:46,108 ♬~ 52 00:05:46,108 --> 00:05:53,783 ♬「吾れをも 友とめづ人は」 53 00:05:53,783 --> 00:06:02,792 ♬「わがとも友と めでよ人々」 54 00:06:02,792 --> 00:06:08,664 ♬「燃ゆ」 55 00:06:08,664 --> 00:06:21,364 ♬~ 56 00:06:24,814 --> 00:06:29,485 おせいさんのおかげで 今日は 事なきを得ました。 57 00:06:29,485 --> 00:06:33,355 (寿)ですが そういう かたりまがいの事が➡ 58 00:06:33,355 --> 00:06:37,293 堂々と行われとるんとしたら なんとかせんと。 59 00:06:37,293 --> 00:06:42,064 (素彦)ああ。 早速 警察とも はかって 取り締まらせよう。 60 00:06:42,064 --> 00:06:44,967 じゃが 問題は…。 はい。 61 00:06:44,967 --> 00:06:49,438 トメさんが文章が分かれば 起こらんかったという事です。 62 00:06:49,438 --> 00:06:55,311 トメさんの 十になる娘さんも 一人前に糸挽きをしとって…。 63 00:06:55,311 --> 00:07:00,082 まだまだ 女の子に教育など 無用と思われとるんじゃろう。 64 00:07:00,082 --> 00:07:03,986 この群馬だけの話じゃないが…。 65 00:07:03,986 --> 00:07:08,123 長州でも そうでした。 すべての子どもたちが➡ 66 00:07:08,123 --> 00:07:12,461 読み書きの手ほどきを 受けてた訳ではなかったし…。 67 00:07:12,461 --> 00:07:17,132 まずは 小学校で学ばせねばならんな。 68 00:07:17,132 --> 00:07:23,832 ですが 大人たちが 子どもを 働き手と思うておっては…。 69 00:07:25,474 --> 00:07:31,146 母親たちに もっと読み書きを 覚えてもらうというのは➡ 70 00:07:31,146 --> 00:07:33,415 どうでしょう? 母親に? 71 00:07:33,415 --> 00:07:37,286 ええ。 そうすれば 毎日の暮らしの中で➡ 72 00:07:37,286 --> 00:07:41,090 自分の世界が広がるんが 分かってもらえます。 73 00:07:41,090 --> 00:07:44,760 子どもたちにも勉強させたいと 思うはずです。 74 00:07:44,760 --> 00:07:47,429 ええ考えですね。 75 00:07:47,429 --> 00:07:51,300 じゃが どこで母親に勉強を? 76 00:07:51,300 --> 00:07:54,103 どこでも できます。 77 00:07:54,103 --> 00:07:58,403 寅兄は 台柄を踏みながら 勉強しとりました。 78 00:07:59,975 --> 00:08:03,779 私も手伝いたいんですけど…➡ 79 00:08:03,779 --> 00:08:08,651 このところ また 体の方が…。 寿姉…。 80 00:08:08,651 --> 00:08:13,455 大丈夫か? 寿。 ええ。 81 00:08:13,455 --> 00:08:17,793 今日は 先に休まして頂いても よろしいですか? 82 00:08:17,793 --> 00:08:19,793 ああ。 83 00:08:22,464 --> 00:08:25,367 さあ。 84 00:08:25,367 --> 00:08:39,949 ♬~ 85 00:08:39,949 --> 00:08:45,688 今夜も 遅うまでお仕事ですか。 ああ。 86 00:08:45,688 --> 00:08:49,625 寿は? もう 眠っております。 87 00:08:49,625 --> 00:08:53,762 そうか。 88 00:08:53,762 --> 00:09:00,436 姉上の病 ええ療法はないんですか? 89 00:09:00,436 --> 00:09:03,772 中風は難しい病気じゃ。 90 00:09:03,772 --> 00:09:07,472 東京でも ええ医者を 探してもろうとるんじゃが…。 91 00:09:09,645 --> 00:09:15,117 寿には これまで 苦労のかけ通しじゃった。 92 00:09:15,117 --> 00:09:18,454 兄上…。 93 00:09:18,454 --> 00:09:22,124 これからは できるだけ そばにおってやるつもりじゃ。 94 00:09:22,124 --> 00:09:32,124 はい。 姉上には それが どねぇなお薬より効くと思います。 95 00:09:38,073 --> 00:09:42,411 そのころ 萩では…。 96 00:09:42,411 --> 00:09:45,748 (文之進)おお。 小太郎。 97 00:09:45,748 --> 00:09:48,650 前原殿は 今 どこで何をしておる? 98 00:09:48,650 --> 00:09:51,620 あれ以来 何も事を起こさぬとは。 99 00:09:51,620 --> 00:09:55,758 [ 回想 ] (前原)新政府は 我らの声を聞こうとはせん。 100 00:09:55,758 --> 00:10:03,098 こうなれば この命 懸け 天子様に直訴奉るのみ! 101 00:10:03,098 --> 00:10:05,034 それが…。 102 00:10:05,034 --> 00:10:08,971 (民治)ああ… それより ちいと ご相談が。 103 00:10:08,971 --> 00:10:15,677 あの~… 小太郎を東京で 学問させたいと思うとりまして。 104 00:10:15,677 --> 00:10:20,115 東京にじゃと? はい…。 105 00:10:20,115 --> 00:10:23,115 たわけ! 許さん! 106 00:10:34,129 --> 00:10:39,001 まあ ここんとこ 生糸が高値で売れてるようだね。 107 00:10:39,001 --> 00:10:43,138 はい。 皆 大もうけできそうです! 108 00:10:43,138 --> 00:10:47,476 頼みますよ。 旦那様は ご公務でお忙しいんだからね。 109 00:10:47,476 --> 00:10:50,145 はい。 110 00:10:50,145 --> 00:10:54,817 あの… 字を覚えてみませんか? 111 00:10:54,817 --> 00:10:56,752 字を? はい。 112 00:10:56,752 --> 00:11:00,155 もっと読み書きできたら 暮らしに役立つ事もあります。 113 00:11:00,155 --> 00:11:04,493 あの… これに なろうて書けば すぐに覚えられますから。 114 00:11:04,493 --> 00:11:07,162 そういうんは 私たちにはねえ。 115 00:11:07,162 --> 00:11:11,462 そねな事言わんと 毎日 ちいっとずつでも…。 116 00:11:13,035 --> 00:11:16,839 いくら おいでんなっても 構わないけど➡ 117 00:11:16,839 --> 00:11:20,709 勝手な事は やめとくれ。 118 00:11:20,709 --> 00:11:28,009 昨日みたいな事があっても 私がいるから大丈夫だがね。 119 00:11:30,853 --> 00:11:35,691 それに 勉強する暇があるなら➡ 120 00:11:35,691 --> 00:11:39,661 少~しでも稼いでもらった方が いいってもんだ。 121 00:11:39,661 --> 00:11:47,336 みんな 楽な暮らしを している訳じゃないんだ。 122 00:11:47,336 --> 00:11:51,140 お手伝いさんみたいに。 123 00:11:51,140 --> 00:11:57,012 さあ みんな 今日も たくさん糸を挽いとくれ! 124 00:11:57,012 --> 00:11:59,481 (一同)はい! 125 00:11:59,481 --> 00:12:02,818 「お手伝いさんみたいに」か…。 126 00:12:02,818 --> 00:12:05,721 お手伝いさん? 127 00:12:05,721 --> 00:12:11,827 はい。 おせいさん 私の事 お手伝いさんって呼ぶんですよ。 128 00:12:11,827 --> 00:12:15,164 じゃあ 楽しみやねえ。 129 00:12:15,164 --> 00:12:20,464 いつ 名を呼んでくれるんか。 寿姉! 130 00:12:22,037 --> 00:12:26,175 やけど 我が家は ありがたかったなと➡ 131 00:12:26,175 --> 00:12:28,110 改めて思います。 132 00:12:28,110 --> 00:12:32,781 女の私たちにも 勉強させてくれましたから。 133 00:12:32,781 --> 00:12:35,117 そうやねえ。 134 00:12:35,117 --> 00:12:40,455 今になって 塾の事をよう思い出します。 135 00:12:40,455 --> 00:12:46,795 学びたいと 皆さん 目を輝かせていました。 136 00:12:46,795 --> 00:12:49,495 姉上…。 137 00:12:54,469 --> 00:13:00,809 塾にいらした 前原さんの事なんですが…。 138 00:13:00,809 --> 00:13:05,480 旦那様も 前原様の事は ひどく 気にされとって➡ 139 00:13:05,480 --> 00:13:09,151 政府や国元に 様子を聞いとるようです。 140 00:13:09,151 --> 00:13:12,054 やはり そうですか…。 141 00:13:12,054 --> 00:13:17,354 また 長州の者たちが 戦をするような事があっては…。 142 00:13:20,162 --> 00:13:24,499 久米次郎を 東京に出してやってよかった…。 143 00:13:24,499 --> 00:13:27,169 [ 回想 ] 政府に対する不満もあろうが➡ 144 00:13:27,169 --> 00:13:32,007 今のお前には 世を見通す力が まだまだ足りん。 145 00:13:32,007 --> 00:13:37,307 では 私を東京に行かせて下さいませ。 146 00:13:39,748 --> 00:13:43,652 自分勝手な事を言うとるのは 分かっとります。 147 00:13:43,652 --> 00:13:50,652 ですが 今 久米次郎が 萩におったらと思うと…。 148 00:13:53,128 --> 00:13:57,799 小太郎も東京に行きたがっとると 聞きましたが…。 149 00:13:57,799 --> 00:14:01,470 叔父上が許さんようです。 150 00:14:01,470 --> 00:14:06,808 吉田家の跡取りを 外に出す訳にはいかんと。 151 00:14:06,808 --> 00:14:15,817 それに 叔父上は 前原さんたちの お味方をしとるようで…。 152 00:14:15,817 --> 00:14:20,155 何もなければええんですが。 153 00:14:20,155 --> 00:14:24,826 ≪ごめんください! あ… はい。 154 00:14:24,826 --> 00:14:30,826 久坂美和様宛ての封書です。 はい ありがとうございます。 155 00:14:38,373 --> 00:14:43,779 (前原)「美和殿 まこと申し訳なき儀に候」。 156 00:14:43,779 --> 00:14:47,479 前原さん…。 157 00:14:55,390 --> 00:15:00,128 美和の不安は 的中していた。 158 00:15:00,128 --> 00:15:07,469 今こそ 我々は もう一つの維新を起こす! 159 00:15:07,469 --> 00:15:10,138 (一同)おお! 160 00:15:10,138 --> 00:15:15,811 前原は 300名余りの士族を率いて挙兵。 161 00:15:15,811 --> 00:15:20,482 世に言う 萩の乱である。 162 00:15:20,482 --> 00:15:23,482 前原さん…。 163 00:15:25,153 --> 00:15:30,826 [ 回想 ] 自分の志を世に問うて 何が悪いんです? 164 00:15:30,826 --> 00:15:33,428 久米次郎は…。 165 00:15:33,428 --> 00:15:39,128 美和 お願い。 はい…。 166 00:15:41,103 --> 00:15:45,974 そのころ 楫取のもとへも 東京の木戸から➡ 167 00:15:45,974 --> 00:15:49,674 至急の知らせが届けられていた。 168 00:15:51,747 --> 00:15:54,649 (木戸)何としても この反乱を鎮圧するんじゃ! 169 00:15:54,649 --> 00:15:57,452 政府に刃向かう者たちを 一掃する! 170 00:15:57,452 --> 00:16:03,752 (博文)ですが 長州の者たちは かつて一緒に戦うた仲間…。 171 00:16:05,327 --> 00:16:10,027 やつらは もはや逆賊じゃ。 172 00:16:17,773 --> 00:16:20,475 兄上! 173 00:16:20,475 --> 00:16:25,347 萩で前原さんが…。 知っておる。 木戸から知らせがあった。 174 00:16:25,347 --> 00:16:27,349 では…。 175 00:16:27,349 --> 00:16:34,423 もう反乱は起こっとる。 政府が鎮圧に動き始めた。 176 00:16:34,423 --> 00:16:37,325 私は 今から萩へ行く。 177 00:16:37,325 --> 00:16:42,025 私は東京へ。 久米次郎を引き止めんと。 178 00:16:52,774 --> 00:16:55,110 [ 回想 ] (前原)あなたの言うとおり➡ 179 00:16:55,110 --> 00:16:57,779 力では 何も解決せんのかもしれん。➡ 180 00:16:57,779 --> 00:17:02,117 もう一度 私を信じ 集まってくれた者たちと➡ 181 00:17:02,117 --> 00:17:05,454 よう話し合います。 182 00:17:05,454 --> 00:17:12,454 前原さん… どうして…。 183 00:17:20,802 --> 00:17:24,473 撃て~! 184 00:17:24,473 --> 00:17:29,144 前原たちは 萩で鎮圧軍と激突。 185 00:17:29,144 --> 00:17:33,982 しかし 鎮圧軍の圧倒的な兵力を前に➡ 186 00:17:33,982 --> 00:17:37,953 劣勢を強いられた。 187 00:17:37,953 --> 00:17:43,091 戦いには 多くの若者たちも参加していた。 188 00:17:43,091 --> 00:17:49,791 民治と亀の長男 小太郎も その一人であった。 189 00:17:56,104 --> 00:18:01,443 (亀) 小太郎… 無事でいておくれ…。 190 00:18:01,443 --> 00:18:07,443 どうか 無事で生きて…。 191 00:18:13,455 --> 00:18:25,155 ≪(砲撃音) 192 00:18:45,387 --> 00:18:49,090 今の旦那様は 群馬の県令です。 193 00:18:49,090 --> 00:18:53,428 それに 今行けば どねな災難に巻き込まれるか…。 194 00:18:53,428 --> 00:18:56,765 じゃが 行かねばならん。 195 00:18:56,765 --> 00:18:58,700 お願いです。 196 00:18:58,700 --> 00:19:02,103 木戸様たちは このような事が あるかもしれんとお考えになり➡ 197 00:19:02,103 --> 00:19:06,441 旦那様を関わらせんために この群馬の県令に任じたんだと➡ 198 00:19:06,441 --> 00:19:09,778 私は思うております。 たとえ そうだとしても➡ 199 00:19:09,778 --> 00:19:12,681 あの者たちの思いを 分かっとるんは 私じゃ。 200 00:19:12,681 --> 00:19:18,453 私が行かねば。 いいえ! 行かせる訳には まいりません! 201 00:19:18,453 --> 00:19:22,324 それに もう 起こってしもうたんです! 202 00:19:22,324 --> 00:19:25,324 止める事はできません! 203 00:19:28,463 --> 00:19:33,163 旦那様 なりません! 旦…。 204 00:19:36,071 --> 00:19:39,741 寿! 205 00:19:39,741 --> 00:19:43,441 寿! 寿! 206 00:19:46,615 --> 00:19:49,084 どいて下さい。 207 00:19:49,084 --> 00:19:52,954 いいえ。 久米次郎 行ってはいけません! 208 00:19:52,954 --> 00:19:57,759 私は 前原様や小太郎たち 仲間と共に戦いたいんです! 209 00:19:57,759 --> 00:20:00,662 今 行っても もう遅いんです! 210 00:20:00,662 --> 00:20:04,432 どういう事ですか? 211 00:20:04,432 --> 00:20:09,104 政府軍が すでに反乱を抑えとるはずです。 212 00:20:09,104 --> 00:20:12,974 だとしたら なおの事 急がねば。 213 00:20:12,974 --> 00:20:15,443 小太郎たちを見捨てる事は できません! 214 00:20:15,443 --> 00:20:18,443 いけません! 215 00:20:20,782 --> 00:20:24,082 私を卑怯者にしたいんですか? 216 00:20:27,122 --> 00:20:34,122 自分の意志も貫けん 愚かな男にしたいんですか? 217 00:20:35,797 --> 00:20:43,097 今 行かなければ 私は この先 生きていけません。 218 00:20:49,144 --> 00:20:55,817 分かりました。 私も行きます。 219 00:20:55,817 --> 00:20:57,752 えっ? 220 00:20:57,752 --> 00:21:04,752 自分の目で確かめてみんさい。 221 00:21:12,367 --> 00:21:16,667 そして 数日後の事。 222 00:21:18,506 --> 00:21:21,843 群馬に残った楫取のもとへ➡ 223 00:21:21,843 --> 00:21:28,543 内務省の高官となっていた 品川弥二郎が訪れた。 224 00:21:30,185 --> 00:21:35,457 無事 反乱は鎮圧しました。 225 00:21:35,457 --> 00:21:40,128 たった数日でか。 226 00:21:40,128 --> 00:21:46,468 力の差は 最初から明らかでした。 227 00:21:46,468 --> 00:21:49,468 前原は どうなった? 228 00:21:52,340 --> 00:21:56,811 首謀者の前原は まだ捕まらず➡ 229 00:21:56,811 --> 00:22:01,511 今 全力で その行方を追っております。 230 00:22:05,487 --> 00:22:07,787 前原…。 231 00:22:09,824 --> 00:22:12,524 楫取さん。 232 00:22:15,163 --> 00:22:21,836 私は 松下村塾の仲間たちに 生かされてきたと思うとります。 233 00:22:21,836 --> 00:22:27,509 やから 死んでいった者たちの分も➡ 234 00:22:27,509 --> 00:22:33,509 世のために 尽くしてきたつもりです。 235 00:22:35,316 --> 00:22:41,456 やのに…➡ 236 00:22:41,456 --> 00:22:46,456 わしは 前原さんに 何もしてやれんのですか? 237 00:22:48,329 --> 00:23:15,824 ♬~ 238 00:23:15,824 --> 00:23:18,824 小太郎…。 239 00:23:24,499 --> 00:23:30,839 私は 公務で 山代に行くよう 命じられ…。 240 00:23:30,839 --> 00:23:36,110 おったら 何が何でも引き止めた…。 241 00:23:36,110 --> 00:23:39,781 兄上…。 242 00:23:39,781 --> 00:23:42,781 お恨みします…。 243 00:23:45,453 --> 00:23:51,326 叔父上さえ 小太郎の東京行きを お許し下さっとったら…。 244 00:23:51,326 --> 00:23:54,462 亀。 そうでございましょう!? 245 00:23:54,462 --> 00:24:02,337 小太郎は巻き込まれず 死なずに済みました。 246 00:24:02,337 --> 00:24:04,472 (民治)よさんか。 247 00:24:04,472 --> 00:24:11,472 叔父上も分かっておられた。 じゃから…。 248 00:24:14,816 --> 00:24:21,689 叔父上が… どうかされたんですか? 249 00:24:21,689 --> 00:24:25,389 (滝)文之進様は…。 250 00:24:28,830 --> 00:24:32,530 お腹を召されました。 251 00:24:34,636 --> 00:24:37,438 えっ? 252 00:24:37,438 --> 00:24:44,438 小太郎たちが死んだと聞いて すぐの事でした。 253 00:24:56,124 --> 00:25:00,124 これを残されて…。 254 00:25:10,471 --> 00:25:15,810 (文之進)「わしは 武士として どう生きるべきかを➡ 255 00:25:15,810 --> 00:25:19,681 いつも考えていた。➡ 256 00:25:19,681 --> 00:25:27,822 武士とは 生まれるものではない。 つくられるものである。➡ 257 00:25:27,822 --> 00:25:34,095 武士とは 信念を貫く者の事。➡ 258 00:25:34,095 --> 00:25:38,967 前原殿は まことの武士であった」。 259 00:25:38,967 --> 00:25:46,674 私は 政府に手紙を書き 訴え続けておりました。 260 00:25:46,674 --> 00:25:51,446 民のための政をすべきだと。 261 00:25:51,446 --> 00:25:57,318 ですが その声が届かんかったんです。 262 00:25:57,318 --> 00:26:02,018 誰かが立ち上がらねば ならんのです。 263 00:26:13,468 --> 00:26:19,140 では 私が立とう。 264 00:26:19,140 --> 00:26:22,477 えっ…? 265 00:26:22,477 --> 00:26:28,149 この老いぼれた命 最後に使おう。 266 00:26:28,149 --> 00:26:31,149 玉木様…。 267 00:26:34,756 --> 00:26:41,456 最後まで武士として生きる。 268 00:26:46,367 --> 00:26:53,441 玉木様 なりません。 269 00:26:53,441 --> 00:26:58,112 松陰先生の弟子が立たねば。 270 00:26:58,112 --> 00:27:06,788 立つんは 先生の弟子の私をおいて ほかにはおりません。 271 00:27:06,788 --> 00:27:16,798 ♬~ 272 00:27:16,798 --> 00:27:22,098 (文之進) 「わしは 止める事はせん」。 273 00:27:24,472 --> 00:27:30,344 「信念は 貫かれねばならん。➡ 274 00:27:30,344 --> 00:27:40,344 じゃが 若い命 懸けさせてよいのかどうか…」。 275 00:28:03,778 --> 00:28:07,078 叔父上…。 276 00:28:10,651 --> 00:28:17,651 すでに その時には 覚悟されとったんでしょう。 277 00:28:20,328 --> 00:28:27,628 やから みずから 命を絶たれ…。 278 00:28:36,677 --> 00:28:40,414 母上…。 279 00:28:40,414 --> 00:28:58,714 ♬~ 280 00:29:13,314 --> 00:29:16,317 すみません…。 281 00:29:16,317 --> 00:29:22,017 ですが 何もする気が起こりません…。 282 00:29:24,992 --> 00:29:29,992 せわぁない。 お任せ下さい。 283 00:30:05,099 --> 00:30:08,099 久米次郎? 284 00:30:09,770 --> 00:30:13,470 私は 東京へ帰ります。 285 00:30:15,443 --> 00:30:22,783 仲間たちと共に戦えず 一人残されるとは…。 286 00:30:22,783 --> 00:30:28,656 これから 失意のうちに 生きていく事となりましょう。 287 00:30:28,656 --> 00:30:34,795 いいえ 違います。 あなたは みんなの分まで生きて…。 288 00:30:34,795 --> 00:30:37,698 きれい事は もうええんです! 289 00:30:37,698 --> 00:30:45,139 私は 志を立てる道が ことごとく潰されていく。 290 00:30:45,139 --> 00:30:50,811 それなら もう 何も考えずに 生きていくだけです。 291 00:30:50,811 --> 00:31:17,838 ♬~ 292 00:31:17,838 --> 00:31:20,508 母上。 293 00:31:20,508 --> 00:31:24,208 さあ 食べんと。 294 00:31:26,380 --> 00:31:31,680 美和が作ってくれたんじゃ。 頂こう。 295 00:31:42,463 --> 00:31:48,135 そのころ 天皇への直訴を目指した前原は➡ 296 00:31:48,135 --> 00:31:54,435 島根で捕らえられ 萩の牢獄につながれていた。 297 00:31:56,010 --> 00:31:59,480 前原は斬首か…。 298 00:31:59,480 --> 00:32:03,480 (木戸)いかにも。 299 00:32:07,355 --> 00:32:14,495 せめて その前に 前原の思いだけでも聞きに➡ 300 00:32:14,495 --> 00:32:17,832 萩に行ってやれんか? 301 00:32:17,832 --> 00:32:22,169 民のための政をと訴え続けた その思いを➡ 302 00:32:22,169 --> 00:32:27,169 政府として 聞いてやってもらいたいんじゃ。 303 00:32:29,510 --> 00:32:36,810 分かりました。 行きましょう。 304 00:32:38,319 --> 00:32:44,024 じゃが 今 日本を取り巻く 世界の状況は➡ 305 00:32:44,024 --> 00:32:46,994 激しく動いている。 306 00:32:46,994 --> 00:32:52,133 まずは 何としても 不平等条約を改正せねば➡ 307 00:32:52,133 --> 00:32:56,003 西欧諸国から 日本を守る事はできません。 308 00:32:56,003 --> 00:33:01,475 そのために 国の仕組みを 大きく変えねばなりません。 309 00:33:01,475 --> 00:33:08,149 つまり 武士の世を終わらせる事です。 310 00:33:08,149 --> 00:33:13,487 武士の特権を剥奪し 四民平等にする。 311 00:33:13,487 --> 00:33:19,160 そのために 士族にとっては厳しい政策を➡ 312 00:33:19,160 --> 00:33:22,460 とらざるをえんかった。 313 00:33:30,171 --> 00:33:34,041 昔から お前は 力に訴えるのではなく➡ 314 00:33:34,041 --> 00:33:40,448 話し合いでの解決を 誰よりも望んどった。 315 00:33:40,448 --> 00:33:48,322 諸隊の反乱を鎮圧した時も そして今回も➡ 316 00:33:48,322 --> 00:33:54,622 悩み抜いた末の事じゃと 私は思うとる。 317 00:33:59,467 --> 00:34:02,467 楫取さん…。 318 00:34:06,140 --> 00:34:09,477 政府の土台を➡ 319 00:34:09,477 --> 00:34:13,147 今こそ 揺るがんもんに せねばならんのです! 320 00:34:13,147 --> 00:34:15,483 でなければ この国は➡ 321 00:34:15,483 --> 00:34:20,154 新しい国家として 生まれ変わる事はできん。 322 00:34:20,154 --> 00:34:26,494 こうするのが一番なんです。 323 00:34:26,494 --> 00:34:33,194 それが 維新を生き残った者の務め! 324 00:34:37,438 --> 00:34:42,109 誰かが背負わねばならん 役目なんじゃ。 325 00:34:42,109 --> 00:34:46,780 分かっとる。 326 00:34:46,780 --> 00:35:09,470 ♬~ 327 00:35:09,470 --> 00:35:14,170 この後 前原は…。 328 00:35:16,810 --> 00:35:20,510 斬首された。 329 00:35:26,820 --> 00:35:32,426 [ 回想 ] (一同)えいえいお~! えいえいお~!➡ 330 00:35:32,426 --> 00:35:37,298 えいえいお~! えいえいお~!➡ 331 00:35:37,298 --> 00:35:45,998 えいえいお~! えいえいお~! えいえいお~! 332 00:36:04,792 --> 00:36:12,092 寿の調子がようないんでしょう。 早う帰ってあげんさい。 333 00:36:13,801 --> 00:36:15,736 やけど…。 334 00:36:15,736 --> 00:36:22,036 こっちの事は心配せんで。 なんとか やっていけます。 335 00:36:24,445 --> 00:36:27,745 寿を頼みます。 336 00:36:29,817 --> 00:36:35,817 はい…。 分かりました。 337 00:36:39,093 --> 00:36:45,966 ≪(せい)ごめんなんし。 阿久沢の妻でございます。 338 00:36:45,966 --> 00:36:50,266 どうぞ お上がり下さい。 339 00:36:53,107 --> 00:36:55,776 あっ…。 340 00:36:55,776 --> 00:36:58,679 あらま 奥様お一人でしたか。 341 00:36:58,679 --> 00:37:01,448 すみません お邪魔しますよ。 342 00:37:01,448 --> 00:37:05,786 こんな格好で こちらこそ すみません。 343 00:37:05,786 --> 00:37:08,689 お手伝いさんは? どうなさいましたん? 344 00:37:08,689 --> 00:37:11,125 近頃 お見かけしませんが。 345 00:37:11,125 --> 00:37:14,795 妹の美和は もう帰ってくると思います。 346 00:37:14,795 --> 00:37:19,667 はあ どちらへ? ちょっと実家の萩へ。 347 00:37:19,667 --> 00:37:25,139 ああ そうでございましたか。 348 00:37:25,139 --> 00:37:29,810 では 私が 代わりにお手伝いさんに。 349 00:37:29,810 --> 00:37:33,681 さあ もう 何でも お言いつけなんしね。 350 00:37:33,681 --> 00:37:35,616 お寒いでしょう。 すみません。 351 00:37:35,616 --> 00:37:38,419 はいはい どうぞ。 どうぞ どうぞ。 352 00:37:38,419 --> 00:37:43,757 病気のお姉様を放っておいて 何しに…。 353 00:37:43,757 --> 00:37:47,428 あっ ああ どうも どうも。 ただいま帰りました。 354 00:37:47,428 --> 00:37:50,097 お疲れさまでございます。 お帰りなさい! 355 00:37:50,097 --> 00:37:52,433 うまいかい? はい! 356 00:37:52,433 --> 00:37:57,304 あら 旦那様? 県庁のお仕事の方は? 357 00:37:57,304 --> 00:38:00,774 (権蔵)それよか 生糸の相場が気になってさ。 358 00:38:00,774 --> 00:38:04,645 ここんところ 相場は大荒れだ。 359 00:38:04,645 --> 00:38:10,117 萩で 何かあったんかいね? 県令様の地元で。 360 00:38:10,117 --> 00:38:12,453 士族の反乱だろう。 361 00:38:12,453 --> 00:38:15,355 今 あっちこっちで起こってる。 362 00:38:15,355 --> 00:38:19,793 けど すべて 政府軍が圧勝よ。 363 00:38:19,793 --> 00:38:24,665 これで いよいよ 武士の時代は終わるって事だ。 364 00:38:24,665 --> 00:38:28,802 へえ~…。 365 00:38:28,802 --> 00:38:34,608 本当に 世の中変わりそうだいね。 ああ。 366 00:38:34,608 --> 00:38:37,411 これからは 商売人の世の中だ。 367 00:38:37,411 --> 00:38:40,411 もうけねえとな。 はい。 368 00:38:43,083 --> 00:38:50,424 (亀)美和さん そろそろ 向こうにお着きになる頃ですかね。 369 00:38:50,424 --> 00:38:53,327 とうとう最後まで➡ 370 00:38:53,327 --> 00:38:56,764 あの子に 泣き言の一つも言わせんで➡ 371 00:38:56,764 --> 00:39:01,435 送り出してしもうた…。 はい…。 372 00:39:01,435 --> 00:39:09,309 美和さんのおかげで 私は 涙に明け暮れる事ができました。 373 00:39:09,309 --> 00:39:16,309 やから もう 流す涙も のうなりました。 374 00:39:17,985 --> 00:39:21,455 私もです。 375 00:39:21,455 --> 00:39:27,795 美和が そばにおってくれたおかげで…。 376 00:39:27,795 --> 00:39:30,464 やけど…➡ 377 00:39:30,464 --> 00:39:35,764 誰が あの子の悲しみを 受け止めてくれるんやろう…。 378 00:40:22,716 --> 00:40:51,144 ♬~ 379 00:40:51,144 --> 00:40:57,444 お前にも また つらい思いをさせてしもうた。 380 00:41:00,153 --> 00:41:03,153 すまん。 381 00:41:10,797 --> 00:41:14,097 兄上…。 382 00:41:19,506 --> 00:41:29,506 もう 誰も死なんでほしいのに…。 383 00:41:36,790 --> 00:41:43,490 やのに… また…。 384 00:41:48,402 --> 00:41:58,478 どうして… 大事な人たちばっかり…。 385 00:41:58,478 --> 00:43:06,813 ♬~ 386 00:43:06,813 --> 00:43:09,483 お断りします。 387 00:43:09,483 --> 00:43:14,354 群馬で教育を根づかせようとする 美和と楫取。 388 00:43:14,354 --> 00:43:17,824 (トメ)学問は 偉え人らがやりゃあいいんだ。 389 00:43:17,824 --> 00:43:19,760 (権蔵)学校なんざ いらん。 390 00:43:19,760 --> 00:43:24,060 これからは 誰でも自分で人生を 好きに生きていけるんです! 391 00:43:27,167 --> 00:43:31,772 松下村塾も 初めは 狭い部屋から始まりました。 392 00:43:31,772 --> 00:43:38,111 <前原一誠は 政府の要職を歴任したあと➡ 393 00:43:38,111 --> 00:43:41,448 萩に戻りました。➡ 394 00:43:41,448 --> 00:43:48,121 前原は 政府の近代化政策に 不満を抱く士族たちの➡ 395 00:43:48,121 --> 00:43:52,793 中心的な存在になっていきます。➡ 396 00:43:52,793 --> 00:44:01,802 明治9年10月 旧藩校 明倫館に士族が集結。➡ 397 00:44:01,802 --> 00:44:09,476 前原は 政府の政策をただすため 挙兵に踏み切ります。➡ 398 00:44:09,476 --> 00:44:13,346 杉 民治の長男 吉田小太郎は➡ 399 00:44:13,346 --> 00:44:17,818 真っ先に駆けつけた一人でした。➡ 400 00:44:17,818 --> 00:44:24,518 しかし 僅か10日ほどで 政府軍に敗れます> 401 00:44:26,159 --> 00:44:33,767 <前原に賛同した玉木文之進は 責任を取り 切腹。➡ 402 00:44:33,767 --> 00:44:39,639 前原は捕らえられ 処刑されました。➡ 403 00:44:39,639 --> 00:44:47,314 吉田松陰から 誠実な人柄を 高く評価された前原一誠。➡ 404 00:44:47,314 --> 00:44:55,614 困窮する人々のため 前原は その身をささげたのです> 405 00:45:37,664 --> 00:45:41,801 (雷鳴) 406 00:45:41,801 --> 00:45:45,138 (雨音) 407 00:45:45,138 --> 00:45:53,013 (弥五郎)やっと見つけたで。 これで 2百両 頂きや。 408 00:45:53,013 --> 00:46:00,413 ♬~