1 00:00:02,202 --> 00:00:20,954 ♬~ (テーマ音楽) 2 00:00:20,954 --> 00:00:58,759 ♬~ 3 00:01:00,594 --> 00:01:03,430 <久しぶりに訪ねてきた 鶴次先生が➡ 4 00:01:03,430 --> 00:01:06,333 思いがけない便りを 一家に もたらしたのは➡ 5 00:01:06,333 --> 00:01:09,102 2日後のことでした> 6 00:01:09,102 --> 00:01:11,438 (徳右衛門)二本松に!? (鶴次)はい。➡ 7 00:01:11,438 --> 00:01:16,310 福島町の教会で 県内の信者の 集まりが ございましてね➡ 8 00:01:16,310 --> 00:01:21,949 その中に 二本松の教会で 昔 伝道にいらした松浪先生から➡ 9 00:01:21,949 --> 00:01:25,452 御教えを受けたという信者の方が いらっしゃいまして。 10 00:01:25,452 --> 00:01:28,288 (弘次郎)ほう… 松浪先生から。 はい。 11 00:01:28,288 --> 00:01:31,792 それで 是非にと請われて 二本松に立ち寄ってまいりました。 12 00:01:31,792 --> 00:01:34,127 二本松の どこに まいられたか? 13 00:01:34,127 --> 00:01:37,965 (鶴次)教会の方へ。 あ… さようか。 14 00:01:37,965 --> 00:01:42,302 教会だけではありません。 城跡にも行ってまいりました。 15 00:01:42,302 --> 00:01:45,806 (弘次郎)城跡に…。 どうであったか 城跡は? 16 00:01:45,806 --> 00:01:50,978 (鶴次) 石垣の美しさに 見とれました。 いい お城だったんですね。 17 00:01:50,978 --> 00:01:54,848 実に 美しい城でござった…。 18 00:01:54,848 --> 00:01:59,686 あの城の ふもとの郭内に 我々の住まいが ござってな。 19 00:01:59,686 --> 00:02:04,257 行ってまいりました。 何!? 我々の あの家に? 20 00:02:04,257 --> 00:02:06,560 行かれたのか。 21 00:02:09,129 --> 00:02:13,266 お預かりしてまいりました。 22 00:02:13,266 --> 00:02:16,303 な… 直助…。 直助が? 23 00:02:16,303 --> 00:02:18,939 (やえ)直助さんって どなたでやすか? 24 00:02:18,939 --> 00:02:23,777 我が家に仕えてきた仲間だ。 あの家に住んでいる…。 25 00:02:23,777 --> 00:02:26,446 (鶴次)私を案内してくださった 信者の方が➡ 26 00:02:26,446 --> 00:02:29,950 その直助さんと ごく親しい方でしてね。➡ 27 00:02:29,950 --> 00:02:33,453 直助さん 皆さんに 会いたがっておられました。 28 00:02:33,453 --> 00:02:35,789 (やえ)それは それは おとっつぁんや じいさまに➡ 29 00:02:35,789 --> 00:02:39,292 何よりの おみやげ ありがとうござりやした。 30 00:02:39,292 --> 00:02:43,130 おみやげは もう一つ あるんですよ。 どうぞ。 31 00:02:43,130 --> 00:02:47,300 これ… 相馬の越後屋さんの? 32 00:02:47,300 --> 00:02:51,805 はい。 越後屋さんの「馬上盃」です。 お母さん 懐かしいでしょう? 33 00:02:51,805 --> 00:02:54,841 ほんでは 相馬にも 寄って こられたんでござりやすか? 34 00:02:54,841 --> 00:02:58,578 それが 二本松に 越後屋さんの出店が出来まして。 35 00:02:58,578 --> 00:03:00,914 二本松に出店? ええ 何か➡ 36 00:03:00,914 --> 00:03:04,785 新之助さんの奥様の親類筋が 二本松に おられるとかで。 37 00:03:04,785 --> 00:03:06,787 新之助さんも 今では しょっちゅう➡ 38 00:03:06,787 --> 00:03:08,789 二本松のお店に 出てきておられるようですよ。 39 00:03:08,789 --> 00:03:12,993 新之助さんが? いや 懐かしいこど…。 40 00:03:14,761 --> 00:03:18,265 (三島)おりんさん もう 昼飯の時間ですよ。 41 00:03:18,265 --> 00:03:23,103 何 考え込んでるんですか? 何か また 新しい企画でも? 42 00:03:23,103 --> 00:03:26,807 (りん)いえ… そんなんじゃないんです。 43 00:03:35,682 --> 00:03:38,652 (弘次郎) 少年隊で 薩長の軍に斬り込み➡ 44 00:03:38,652 --> 00:03:42,289 深手で気を失っていた私を 探しに来て➡ 45 00:03:42,289 --> 00:03:46,126 助けてくれたのが この直助なんだ。 46 00:03:46,126 --> 00:03:50,997 そうかぇ… おとっつぁんの 命の恩人なんだなぇ。 47 00:03:50,997 --> 00:03:54,301 あの時は 余計なことをしてくれたと➡ 48 00:03:54,301 --> 00:03:57,204 随分 恨んだものだが…➡ 49 00:03:57,204 --> 00:04:01,408 今は よかったと思っている。 50 00:04:01,408 --> 00:04:07,748 ほんとに 「よかった ありがてえ」 って 思ってんだなぇ? 51 00:04:07,748 --> 00:04:10,083 思っている。 52 00:04:10,083 --> 00:04:16,423 あの時 助けられて 今 こうして生きていることを➡ 53 00:04:16,423 --> 00:04:19,259 よかったと 思っている。 54 00:04:19,259 --> 00:04:22,162 そうかぇ…。 55 00:04:22,162 --> 00:04:28,602 あの時 生き返っちまったことを もう悔やんでねえんだなぇ。 56 00:04:28,602 --> 00:04:32,272 あの時 死んじまった方が よっぽど いがったなんて➡ 57 00:04:32,272 --> 00:04:35,108 もう思ってねえんだなぇ? おとっつぁん。 58 00:04:35,108 --> 00:04:37,043 しつこく聞くな。 59 00:04:37,043 --> 00:04:42,449 そうかぇ。 いがったぁ…。 60 00:04:42,449 --> 00:04:53,093 (徳右衛門) ♬「夕空晴れて 秋風吹き」 61 00:04:53,093 --> 00:05:03,236 ♬「月影落ちて 鈴虫鳴く」 62 00:05:03,236 --> 00:05:13,947 ♬「思えば遠し 故郷の空」 63 00:05:13,947 --> 00:05:26,760 ♬「ああ わが父母 いかにおわす」 64 00:05:26,760 --> 00:05:28,695 (津村)辞める!? 65 00:05:28,695 --> 00:05:32,566 はい。 でも 新聞記者を 辞めるつもりは ありません。 66 00:05:32,566 --> 00:05:34,501 どういうことかね。 67 00:05:34,501 --> 00:05:37,771 今のポストを 辞めさせて いただきたいんです。 68 00:05:37,771 --> 00:05:42,943 それは 君が 今 妊娠しているっていうことで? 69 00:05:42,943 --> 00:05:44,978 年とった母に➡ 70 00:05:44,978 --> 00:05:48,615 子供3人と 体の弱ってきた祖父を 押しつけて➡ 71 00:05:48,615 --> 00:05:51,518 私一人が 自分の好きな仕事をする わけには いかない状況に➡ 72 00:05:51,518 --> 00:05:55,388 なってきました。 それを無理してやれば➡ 73 00:05:55,388 --> 00:05:58,625 必ず 家族のどこかに ひずみが出てくると思いますし➡ 74 00:05:58,625 --> 00:06:01,061 それに 仕事の上でも 中途半端なことに なるような➡ 75 00:06:01,061 --> 00:06:03,096 気がするんです。 それは➡ 76 00:06:03,096 --> 00:06:06,866 母親だから 女だからといって 許されることでは ありません。 77 00:06:06,866 --> 00:06:09,402 当然だ。 仕事の上で➡ 78 00:06:09,402 --> 00:06:12,305 母親だから 女だからという 言い訳は許さないよ。 79 00:06:12,305 --> 00:06:15,208 ですから 今のような 責任の重い仕事から➡ 80 00:06:15,208 --> 00:06:18,411 外していただきたいんです。 だったら いっそ➡ 81 00:06:18,411 --> 00:06:21,448 すっぱり 記者を辞めて 完全に家庭に戻って➡ 82 00:06:21,448 --> 00:06:26,152 奥さん業 母親業に 専念したら どうですか? 83 00:06:26,152 --> 00:06:30,423 いつまでも 新聞記者という シッポを くっつけていては➡ 84 00:06:30,423 --> 00:06:32,759 奥さんや母親の方も また➡ 85 00:06:32,759 --> 00:06:36,630 中途半端なものに なってしまうんじゃないのかな? 86 00:06:36,630 --> 00:06:40,500 でも 私 この仕事が すごく好きです。 87 00:06:40,500 --> 00:06:43,937 なんとかして どこかで 続けていきたいんです。 88 00:06:43,937 --> 00:06:47,440 子育てや 家のことをしながら 家庭の中から➡ 89 00:06:47,440 --> 00:06:50,477 記者として この社会に つながっていく方法は➡ 90 00:06:50,477 --> 00:06:54,314 ないものでしょうか…。 91 00:06:54,314 --> 00:06:56,783 社員という肩書は なくなるけども➡ 92 00:06:56,783 --> 00:07:00,553 嘱託という形で 残してもらえることになったの。 93 00:07:00,553 --> 00:07:04,724 そのかわり 家庭の中から 妻や母親として➡ 94 00:07:04,724 --> 00:07:08,061 見たり感じたりした社会のことを 記事にして送れって。 95 00:07:08,061 --> 00:07:10,964 (源造)うん。 お前は それでいいのか? 96 00:07:10,964 --> 00:07:12,933 母ちゃんも言ったでしょ? 97 00:07:12,933 --> 00:07:16,569 「お金で買えるものと お金で買えないものを➡ 98 00:07:16,569 --> 00:07:19,472 しっかりと見極めろ」って。 99 00:07:19,472 --> 00:07:22,442 母親になることって お金では 買えないのよね。 100 00:07:22,442 --> 00:07:26,913 だから ひとまず そっちを先に しっかりやることを➡ 101 00:07:26,913 --> 00:07:29,749 自分で決めたの。 102 00:07:29,749 --> 00:07:34,921 重い仕事は 子供の手が離れてから できるわ。 103 00:07:34,921 --> 00:07:37,957 だけど 子供が育つ時間っていうのは➡ 104 00:07:37,957 --> 00:07:42,429 やり直しが利かないのよね。 105 00:07:42,429 --> 00:07:46,933 だから これが 自分で納得して決めた➡ 106 00:07:46,933 --> 00:07:49,836 これが 私の結論です。 107 00:07:49,836 --> 00:07:52,105 これで いい? 108 00:07:52,105 --> 00:07:57,277 うん いい判断だ。 とても いい。 109 00:07:57,277 --> 00:08:02,048 しかし そういう形で 仕事を続けさせてもらえるのは➡ 110 00:08:02,048 --> 00:08:03,983 特別なことではないのか? 111 00:08:03,983 --> 00:08:08,822 ええ 編集長のおかげよ。 感謝してるわ。 112 00:08:08,822 --> 00:08:11,558 あ~ 私は 運がいいんだわ。 113 00:08:11,558 --> 00:08:14,461 しかし 編集長が そうしてくれたのも➡ 114 00:08:14,461 --> 00:08:17,063 君が 今まで いい仕事を 続けてきたという➡ 115 00:08:17,063 --> 00:08:19,966 実績があってのことだろう。 やはり 半分は➡ 116 00:08:19,966 --> 00:08:22,569 君が 自分の力で つかんだ幸運だ。 117 00:08:22,569 --> 00:08:26,439 …なんて言うと すぐまた うぬぼれて 調子づくかな? 118 00:08:26,439 --> 00:08:30,243 もっと言って。 ほら もう そうだ。 119 00:08:30,243 --> 00:08:33,913 でもね 子供の母親に 徹するっていったって➡ 120 00:08:33,913 --> 00:08:36,416 ベッタリ 甘やかしたりは しないつもりよ。 121 00:08:36,416 --> 00:08:43,189 そういうんじゃなくて 何ていうか… もっと違う母親。 122 00:08:43,189 --> 00:08:45,592 そばに お手本が いるじゃないか。 123 00:08:45,592 --> 00:08:49,095 あ… そうね! 母ちゃんみたいな母親。 124 00:08:49,095 --> 00:08:52,932 何 語って…。いや お母さん お母さんみたいな母親が➡ 125 00:08:52,932 --> 00:08:55,435 子供にとっては 一番幸せなんですよ。 126 00:08:55,435 --> 00:08:57,937 幸せなのは 子供だけですか? 127 00:08:57,937 --> 00:09:00,707 お父さんに 聞いてください。 幸せ? おとっつぁん。 128 00:09:00,707 --> 00:09:04,878 ん…? 何言うか ばかもん! 129 00:09:04,878 --> 00:09:09,182 いがったなぇ おりん。 いがったなぇ…。 130 00:09:17,390 --> 00:09:24,731 火の用心! (拍子木の音) 131 00:09:24,731 --> 00:09:28,568 おとっつぁん。 おりんは よく決心してくれたなぇ。 132 00:09:28,568 --> 00:09:32,405 あれで いがったんだよなぇ。 おりんも源造さんも➡ 133 00:09:32,405 --> 00:09:37,744 もう大丈夫だなぇ。 もう大丈夫だ…。 134 00:09:37,744 --> 00:09:42,248 やえ。 はい。 135 00:09:42,248 --> 00:09:47,053 話が ある。 はい。 136 00:09:53,593 --> 00:09:56,496 コーヒーの店を やめる。 137 00:09:56,496 --> 00:09:59,265 はい。 138 00:09:59,265 --> 00:10:02,101 …それだけで ござりやすか? 139 00:10:02,101 --> 00:10:07,607 じいさまを 二本松に 帰してやりたいと思う。 140 00:10:07,607 --> 00:10:12,278 父祖の地・二本松で じいさまの望みどおり➡ 141 00:10:12,278 --> 00:10:16,115 母上の御骨を 弦一郎兄のそばに納め➡ 142 00:10:16,115 --> 00:10:19,152 そのそばで 心安らかに➡ 143 00:10:19,152 --> 00:10:23,857 余生を送らせたいと思うが お前は どう思うか? 144 00:10:23,857 --> 00:10:27,460 じいさま お一人で 二本松に お帰ししやすのかぇ? 145 00:10:27,460 --> 00:10:29,963 帰すとなれば 我々も一緒だ。 146 00:10:29,963 --> 00:10:34,634 俺も お前も一緒に 二本松に帰る。 147 00:10:34,634 --> 00:10:37,971 どう思うか? 148 00:10:37,971 --> 00:10:41,474 じいさまのことだけで ござりやすか? 149 00:10:41,474 --> 00:10:43,409 おとっつぁんが 東京を…➡ 150 00:10:43,409 --> 00:10:47,280 おりんたちのそばを 離れていこうと思うのは➡ 151 00:10:47,280 --> 00:10:51,150 じいさまのことだけで ござりやすか? 152 00:10:51,150 --> 00:10:53,653 おりんのことも ありやすべ? 153 00:10:55,989 --> 00:10:58,825 やっぱり 夫婦だなぇ おとっつぁん。 154 00:10:58,825 --> 00:11:01,794 私も 同じこと 考えていたんだぞぇ。 155 00:11:01,794 --> 00:11:04,097 やえ…。 おりんが ああやって➡ 156 00:11:04,097 --> 00:11:06,599 自分が しねっか なんねえことを 分かってくれたんだから➡ 157 00:11:06,599 --> 00:11:09,502 私ら 離れるには 今 一番いい時だ。 158 00:11:09,502 --> 00:11:13,106 また ぐずぐずしてっと おりんが 私に甘えて➡ 159 00:11:13,106 --> 00:11:15,441 私らも おりんや源造さんに 甘えちまう。 160 00:11:15,441 --> 00:11:18,278 お互いに寄っかかって 暮らすように なっちまう。 161 00:11:18,278 --> 00:11:20,313 それはそれで 楽しいんだげんと➡ 162 00:11:20,313 --> 00:11:22,949 それでは わがんねんだよなぇ おとっつぁん。 163 00:11:22,949 --> 00:11:26,286 お前が 一番いい時に おりんを叱った。 164 00:11:26,286 --> 00:11:28,788 おりんも もう 大丈夫だろう。 165 00:11:28,788 --> 00:11:32,458 我々も 安心して 離れることができる。 166 00:11:32,458 --> 00:11:34,494 親父さまも 喜んでいるだろう。 167 00:11:34,494 --> 00:11:38,331 やっと じいさま孝行が できやすなぇ。 168 00:11:38,331 --> 00:11:44,971 相馬に お呼びしてから 苦労ばっかり かけやしたが…。 169 00:11:44,971 --> 00:11:48,308 (弘次郎)今 直助に手紙を書いた。 170 00:11:48,308 --> 00:11:50,343 住まいのこと 暮らしのこと➡ 171 00:11:50,343 --> 00:11:53,146 向こうの様子を いろいろ知らねばならん。 172 00:11:53,146 --> 00:11:57,016 おとっつぁんは いいのかぇ?何が? 173 00:11:57,016 --> 00:12:01,754 二本松さ 帰って 大丈夫でやすか? 174 00:12:01,754 --> 00:12:05,091 辛い思い出のあるとこさ 帰って➡ 175 00:12:05,091 --> 00:12:09,262 心安らかに 暮らせやすか? 176 00:12:09,262 --> 00:12:12,932 もう それは越えた。 177 00:12:12,932 --> 00:12:19,606 俺の中に 薩長に対する恨みや こだわりは もう無い。 178 00:12:19,606 --> 00:12:23,943 恨みを支えに生きていけるほど 若くはない ということだろうが。 179 00:12:23,943 --> 00:12:25,878 おとっつぁん…。 180 00:12:25,878 --> 00:12:29,816 我々の余生も あとどのぐらい 残っているか…。 181 00:12:29,816 --> 00:12:32,452 もうそろそろ 誰に気兼ねもなく➡ 182 00:12:32,452 --> 00:12:35,121 自分の好きなように 生きさしてもらっても➡ 183 00:12:35,121 --> 00:12:38,625 バチは当たるまい。 そう思わんか? やえ。 184 00:12:38,625 --> 00:12:42,929 思いやすとも。 思いやすとも…。 185 00:12:45,398 --> 00:12:50,136 (弘次郎)お前には また 苦労の かけ直しだが…。 186 00:12:50,136 --> 00:12:53,806 何… 私は おとっつぁんの そばに いられるだけで➡ 187 00:12:53,806 --> 00:12:58,111 私 それで それだけで 十分なんでやすから…。 188 00:13:05,251 --> 00:13:10,456 相馬の酒だ。 懐かしかろう。 おとっつぁん…。 189 00:13:21,701 --> 00:13:24,270 ほれ。 190 00:13:24,270 --> 00:13:27,940 これからも よろしく頼む。 191 00:13:27,940 --> 00:13:29,942 はい。 192 00:13:38,951 --> 00:13:41,988 おとっつぁん➡ 193 00:13:41,988 --> 00:13:48,628 おとっつぁんの戊辰の戦が やっと終わりやしたなぃ。 194 00:13:48,628 --> 00:13:55,134 長~くて 辛かった戦が やっと終わりやしたなぃ。➡ 195 00:13:55,134 --> 00:13:59,472 おとっつぁんも 辛かったんだげんと…➡ 196 00:13:59,472 --> 00:14:02,075 辛かったべげんと…➡ 197 00:14:02,075 --> 00:14:07,747 そばで見ている私も 辛かったんだぞぃ…。 198 00:14:07,747 --> 00:14:10,249 んでも 終わった。 199 00:14:10,249 --> 00:14:14,587 二本松も 薩長も 少年隊も みんな➡ 200 00:14:14,587 --> 00:14:18,091 おとっつぁん 乗り越えてくれたんだなぇ…。 201 00:14:18,091 --> 00:14:22,428 いがったなぇ おとっつぁん いがった…。 202 00:14:22,428 --> 00:14:29,102 これからは じいさま 大事にして 二人で…➡ 203 00:14:29,102 --> 00:14:35,775 ふ… 二人で 楽しく生きるべなぇ おとっつぁん…。 204 00:14:35,775 --> 00:14:47,954 ♬~ 205 00:14:47,954 --> 00:14:50,790 (やえ)いや うめえこと…。➡ 206 00:14:50,790 --> 00:14:53,593 いがった おとっつぁん…。