1 00:00:02,170 --> 00:00:20,920 ・~ (テーマ音楽) 2 00:00:20,920 --> 00:00:59,660 ・~ 3 00:00:59,660 --> 00:01:05,440 <認めまいとしていた 嘉助の死を やはり 確かなものだと知った時・ 4 00:01:05,440 --> 00:01:10,940 さすがの やえも 張り詰めていた 糸が切れたように 倒れたのです> 5 00:01:13,180 --> 00:01:17,050 (りん)今までの疲れや 兄ちゃんのことや・ 6 00:01:17,050 --> 00:01:20,420 いろいろ 重なってのことだから・ 7 00:01:20,420 --> 00:01:24,250 しばらく 体も心も ゆっくり休めていれば・ 8 00:01:24,250 --> 00:01:29,930 すぐ よくなるって お医者さま そう おっしゃってるのよ。 9 00:01:29,930 --> 00:01:33,800 しばらく のんびり 何も考えず 寝てらっしゃい。 10 00:01:33,800 --> 00:01:38,100 家のことも 一切 心配せずに…。 11 00:01:38,100 --> 00:01:42,940 (やえ)すまねえな。 12 00:01:42,940 --> 00:01:48,110 こだ時に みんなに心配かけて…。 13 00:01:48,110 --> 00:01:50,050 ほらほら そういう・ 14 00:01:50,050 --> 00:01:53,750 そういう 余計な心配するのが いけないの。 15 00:01:55,450 --> 00:01:58,290 当分 何も考えちゃ駄目。 16 00:01:58,290 --> 00:02:04,560 家のことは 私に任せて のんびり寝てらっしゃい。 17 00:02:04,560 --> 00:02:08,430 そうすれば すぐ よくなるから。 18 00:02:08,430 --> 00:02:10,730 ねぇ おとっつぁん? 19 00:02:15,200 --> 00:02:18,070 (弘次郎)何も思うな。 20 00:02:18,070 --> 00:02:22,280 ゆっくり休め。 なぁ やえ。 21 00:02:27,750 --> 00:02:32,590 自分の忙しさに かまけて 親の年を忘れていたわ。 22 00:02:32,590 --> 00:02:37,930 親は いつまでも 若く元気なわけじゃないのね。 23 00:02:37,930 --> 00:02:40,600 (源造)お母さんだって 不死身じゃないんだ。 24 00:02:40,600 --> 00:02:45,470 我々も 少し お母さんに 甘えすぎてたね。 25 00:02:45,470 --> 00:02:48,340 これから どうしよう…。 26 00:02:48,340 --> 00:02:52,210 当分 お母さんを 当てにしては いけないよ。 27 00:02:52,210 --> 00:02:55,140 だから 「どうしましょう」って 言ってるのよ。 28 00:02:55,140 --> 00:02:58,950 「どうしましょう」って 君が 代わりになるしかないじゃないか。 29 00:02:58,950 --> 00:03:02,720 家の中のことは 我々 男じゃ どうにもならん。 30 00:03:02,720 --> 00:03:05,390 それは そうなんだけど…。 31 00:03:05,390 --> 00:03:08,730 とりあえず お母さんの体が しっかり するまで・ 32 00:03:08,730 --> 00:03:11,430 新聞社の方 休ませてもらうしかないだろう。 33 00:03:14,060 --> 00:03:17,570 とりあえずね…。 34 00:03:17,570 --> 00:03:20,900 とにかく 明日は そうして・ 35 00:03:20,900 --> 00:03:25,070 これから後のことは また後で ゆっくり考えよう。 36 00:03:25,070 --> 00:03:27,910 そうします。 37 00:03:27,910 --> 00:03:30,950 はぁ… 何だか もう 今日は・ 38 00:03:30,950 --> 00:03:34,950 頭が混乱していて 何も考えられないみたい。 39 00:04:01,380 --> 00:04:03,580 やえ。 40 00:04:07,720 --> 00:04:09,920 やえ。 41 00:04:14,590 --> 00:04:16,790 やえ! 42 00:04:21,730 --> 00:04:23,730 やえ! 43 00:04:26,570 --> 00:04:28,770 やえ…。 44 00:04:31,740 --> 00:04:33,940 やえ! 45 00:04:35,610 --> 00:04:38,250 やえ! 痛てて…。 46 00:04:38,250 --> 00:04:43,750 そだ叩いては 痛えわ おとっつぁん。 47 00:04:43,750 --> 00:04:47,420 なんだ… 起きていたのか。 48 00:04:47,420 --> 00:04:52,100 (やえ)さっきから ずっと起きてたんだぞぃ。 49 00:04:52,100 --> 00:04:55,770 じゃ なんで 返事しねえんだ! 50 00:04:55,770 --> 00:05:04,870 返事しねっか もっと 呼んでもらえっかと思って…。 51 00:05:04,870 --> 00:05:08,740 おとっつぁんに 名前 呼んでもらったの・ 52 00:05:08,740 --> 00:05:14,250 こだに 呼ばってもらったの 初めてだわ 私。 53 00:05:16,220 --> 00:05:19,560 ばかもん…。 54 00:05:19,560 --> 00:05:21,760 ばかもん! 55 00:05:38,910 --> 00:05:42,580 (キヨ)裏の掃除 終わりました。 そう 助かるわ おキヨちゃん。 56 00:05:42,580 --> 00:05:45,410 ほかに 何かお手伝いすることは? そうね…。 57 00:05:45,410 --> 00:05:49,750 じゃ そのお味噌 すっといてちょうだい。 はい。 58 00:05:49,750 --> 00:05:52,260 そのお粥 おばあちゃんのですか? 59 00:05:52,260 --> 00:05:54,920 そう。 もう少し やわらかめの方が いいかしら…。 60 00:05:54,920 --> 00:05:56,860 おはよう。 あっ おはようございます。 61 00:05:56,860 --> 00:06:00,530 (弘)眠いよ まだ… お母さん。 顔 洗ったら 目が覚める! 62 00:06:00,530 --> 00:06:02,870 お母さん 忙しいんだから お父さんの言うとおりにしなさい。 63 00:06:02,870 --> 00:06:05,200 さあ みんなで一緒に 顔 洗おう。 さあ 行こう 行こう! 64 00:06:05,200 --> 00:06:07,870 ほら 行った行った! 65 00:06:07,870 --> 00:06:10,540 お味噌 すりました。 あ そう。 じゃあ・ 66 00:06:10,540 --> 00:06:12,880 もう お膳の方 支度しておいてちょうだい。 67 00:06:12,880 --> 00:06:16,550 ちゃぶ台は これで 拭いてね。 はい。 68 00:06:16,550 --> 00:06:20,880 (弘次郎)おはよう。 おはようございます。 69 00:06:20,880 --> 00:06:24,550 やえは ゆうべは よく眠った。 70 00:06:24,550 --> 00:06:28,060 そう… よかったわ。 71 00:06:28,060 --> 00:06:31,560 お前は 時々 様子を見に来たから・ 72 00:06:31,560 --> 00:06:33,900 ろくに 眠ってないのではないか? 73 00:06:33,900 --> 00:06:36,400 私は 大丈夫よ。 74 00:06:36,400 --> 00:06:40,100 切れ切れに眠るのは 子育てで 慣れてますから。 75 00:06:42,910 --> 00:06:48,910 お前も 忙しいのに すまんが よろしく頼む。 76 00:06:51,410 --> 00:06:53,750 私のことは 心配しなくていいわ。 77 00:06:53,750 --> 00:06:56,250 当分 母ちゃんの面倒は 私が見ますから。 78 00:06:56,250 --> 00:06:58,750 安心してて おとっつぁん。 79 00:06:58,750 --> 00:07:01,660 新聞社の方は どうするんだ? 80 00:07:01,660 --> 00:07:04,360 4~5日 休ませてもらいます。 81 00:07:04,360 --> 00:07:08,860 今日 後で 社に行って 編集長に言ってきます。 82 00:07:08,860 --> 00:07:12,540 今 忙しいんだろ? 新聞の方も。 83 00:07:12,540 --> 00:07:14,870 しかたがないわ 病人がいるんですもの。 84 00:07:14,870 --> 00:07:16,910 勘弁してもらいます。 編集長も きっと・ 85 00:07:16,910 --> 00:07:20,540 分かってくださると思うのよ。 86 00:07:20,540 --> 00:07:23,880 今日は おとっつぁんが ついてるから。 87 00:07:23,880 --> 00:07:25,820 私も 早く帰ってきますから。 88 00:07:25,820 --> 00:07:29,690 でも 一応 みんなの 昼ごはんの支度は しておきます。 89 00:07:29,690 --> 00:07:34,390 えっと これが母ちゃんのお粥ね。 それから これが みんなのおかず。 90 00:07:34,390 --> 00:07:36,430 それから 漬物も もう切っておきますから。 91 00:07:36,430 --> 00:07:39,260 あと それから… あっ お洗濯物は 廊下に出しておいてください。 92 00:07:39,260 --> 00:07:41,560 出かける前に 洗ってしまいますから。 93 00:07:41,560 --> 00:07:44,900 すまんな…。 94 00:07:44,900 --> 00:07:48,400 おとっつぁん。 うん? 95 00:07:48,400 --> 00:07:50,610 兄ちゃんの…。 96 00:07:52,740 --> 00:07:55,580 兄ちゃんのお葬式のことや何か・ 97 00:07:55,580 --> 00:07:58,380 母ちゃんが よくなってからに しましょうね。 98 00:08:14,530 --> 00:08:16,730 じゃあ 行ってきます。 99 00:08:19,200 --> 00:08:22,100 (北村)いいか 読み上げるぞ。 100 00:08:22,100 --> 00:08:25,540 見出しは 「中央日報 発行停止」。 101 00:08:25,540 --> 00:08:29,880 記事 「中央日報 発行兼編集人 吉野善吉氏は・ 102 00:08:29,880 --> 00:08:34,550 昨日 東京地方裁判所に於て 新聞紙条例 第三十三条・ 103 00:08:34,550 --> 00:08:39,060 及び 第二十三条 第二項により 軽禁固 四か月に処し・ 104 00:08:39,060 --> 00:08:43,730 尚 中央日報の発行を禁止する旨 宣告せられたり」。・ 105 00:08:43,730 --> 00:08:45,660 もういっぺん 繰り返すぞ…。 106 00:08:45,660 --> 00:08:47,900 (三島)しかし 発行停止なんて ひどいじゃないですか。 107 00:08:47,900 --> 00:08:50,570 (波多野) しかし あの中央日報の記事が 軍事上の機密に・ 108 00:08:50,570 --> 00:08:52,600 触れるものであり 我が帝国の生存に・ 109 00:08:52,600 --> 00:08:55,070 危害あるものと認むと 裁判所は 言うんだから。 110 00:08:55,070 --> 00:08:57,010 (内田) 大げさな。 多少の行き過ぎは あったにしても・ 111 00:08:57,010 --> 00:09:00,840 帝国の生存に危害を与えるなんて。 遅くなって 申し訳ありません! 112 00:09:00,840 --> 00:09:02,880 ちょっと よんどころない事情が 出来まして…。 113 00:09:02,880 --> 00:09:05,180 (津村)おりんさん 来たのか。 ちょうどよかった。 編集長…。 114 00:09:05,180 --> 00:09:09,050 実はね 中央日報の件について 緊急に各新聞社の編集長が・ 115 00:09:09,050 --> 00:09:11,690 合同協議することになってね 僕は これから そっちへ・ 116 00:09:11,690 --> 00:09:13,720 急いで行かなきゃならないんだ。 おりんさんね 君・ 117 00:09:13,720 --> 00:09:16,860 僕の代わりに ロバート・ハミルトン氏に 会って 話を聞いてきてくれよ。 118 00:09:16,860 --> 00:09:18,790 私が? ハミルトン氏も 忙しくて・ 119 00:09:18,790 --> 00:09:21,200 今日しか 時間がとれない っていうから 頼む。 あの…。 120 00:09:21,200 --> 00:09:24,230 時間や場所は 君が向こうの秘書と 打ち合わせをして 決めてくれ。 121 00:09:24,230 --> 00:09:27,040 要領は分かってるね? じゃあ 頼んだよ。 122 00:09:30,210 --> 00:09:33,540 編集長代理か。 へえ~ 大したもんだ。 123 00:09:33,540 --> 00:09:38,050 俺も 大学で 法律なんかやらずに 英語やっておけば よかったな。 124 00:09:38,050 --> 00:09:41,720 御意。 内田君の場合は どっちも駄目でしょ? 125 00:09:41,720 --> 00:09:43,920 怒るな 怒るな。 126 00:09:56,230 --> 00:10:00,570 (徳右衛門)おい ちっとも 飯が 吹いてこんではないか。 127 00:10:00,570 --> 00:10:02,510 火が弱いのではないか? 128 00:10:02,510 --> 00:10:04,740 今 たきつけたばかりで ないですか。 129 00:10:04,740 --> 00:10:07,410 いいから 親父さまは 明子を見ていてください。 130 00:10:07,410 --> 00:10:10,750 そんな お前一人に 危なっかしくて 任せておけるか。 131 00:10:10,750 --> 00:10:14,250 いつ飯にありつけるか 分からん。 何を言うんです。 132 00:10:14,250 --> 00:10:17,150 私は 相馬の男炊事を やっていますから。 133 00:10:17,150 --> 00:10:21,020 親父さまこそ その手つきは なんです? 134 00:10:21,020 --> 00:10:23,930 やめてもらいやす。 年寄りに 刃物は危ない。 135 00:10:23,930 --> 00:10:27,430 何を言うか。 老いたりといえども 刀で鍛えた この腕。 136 00:10:27,430 --> 00:10:30,100 包丁の1本や2本… えい どけ! 137 00:10:30,100 --> 00:10:32,130 包丁を振り回さんでください。 138 00:10:32,130 --> 00:10:34,270 やえ! 139 00:10:34,270 --> 00:10:36,940 じいさまにまで そだことさせて…。 140 00:10:36,940 --> 00:10:42,610 後は 私 いたしやすから。 もう結構で ござりやすから…。 141 00:10:42,610 --> 00:10:46,480 何を言ってるんだ。 お前が起きてきては駄目でないか。 142 00:10:46,480 --> 00:10:49,120 お前さんを寝かせておくために やってるのに…。 143 00:10:49,120 --> 00:10:53,460 ほんでも これでは 寝てるほうが 辛い…。 144 00:10:53,460 --> 00:10:56,290 (弘次郎)いいから 寝てなさい。 145 00:10:56,290 --> 00:11:00,730 おりんは なじょしたんだか…。 ただいま。 146 00:11:00,730 --> 00:11:04,570 あら? おじいちゃんたちが…。 おばさんは? 147 00:11:04,570 --> 00:11:08,740 まだ 帰ってこねえんだぞぃ。 あら じゃあ 私がします。 148 00:11:08,740 --> 00:11:10,770 何 おキヨちゃん やってくれるの? 149 00:11:10,770 --> 00:11:15,410 あぁ そうかい… いがった。 150 00:11:15,410 --> 00:11:19,750 (弘次郎)やえ 大丈夫か? ただいま帰りました。 151 00:11:19,750 --> 00:11:23,590 どうしたんですか? お母さん どうして 起きたりなんか…。 152 00:11:23,590 --> 00:11:26,420 おりんは? おりん! おりん! 153 00:11:26,420 --> 00:11:28,760 (弘次郎)おりんは まだです。 え? 154 00:11:28,760 --> 00:11:31,660 (弘次郎)つかまって…。 歩けるか? 155 00:11:31,660 --> 00:11:34,630 こんな時に 何やってるんだ おりんは! 156 00:11:34,630 --> 00:11:36,930 あ おキヨちゃん やってくれてるのか。 157 00:11:36,930 --> 00:11:39,600 よし おじさんが やろう。 あ おじさんは いいわ。 158 00:11:39,600 --> 00:11:42,510 男の人じゃ…。 何 言ってる。 159 00:11:42,510 --> 00:11:46,780 おじさんは 寺仕込みだから 本気でやったら うまいんだぞ! 160 00:11:46,780 --> 00:11:50,280 大じいさま 明子を頼みます。 はいはいはい。 161 00:11:50,280 --> 00:11:52,780 これは 汁の実だな。 162 00:12:00,920 --> 00:12:03,630 うわ~ 上手ね おじさん! 163 00:12:10,900 --> 00:12:13,200 あっ あっ すみません! 164 00:12:17,410 --> 00:12:21,080 ほかのことじゃない 病人なんだぞ 何で そのことが・ 165 00:12:21,080 --> 00:12:23,410 言えなかったんだ。 だから 言ったじゃありませんか。 166 00:12:23,410 --> 00:12:26,080 私が言おうと思ってる鼻先に 編集長に・ 167 00:12:26,080 --> 00:12:29,590 一方的に 言われてしまって…。 編集長だって 急いでいたし・ 168 00:12:29,590 --> 00:12:32,250 それに 大事な仕事で出かけるやさきに・ 169 00:12:32,250 --> 00:12:35,590 私の個人的なことは 言えなくなってしまったのよ。 170 00:12:35,590 --> 00:12:40,760 編集長には 兄ちゃんのことでも 随分 ご面倒かけたし…。 171 00:12:40,760 --> 00:12:47,270 それに 周りに ほかの男の記者たちもいたし…。 172 00:12:47,270 --> 00:12:53,080 それに 社で ほかに 英語のできる 記者がいなかったから・ 173 00:12:53,080 --> 00:12:55,780 どうしようも なかったのよ。 174 00:12:55,780 --> 00:12:58,450 お母さんより 仕事のほうが 大事だったってわけか。 175 00:12:58,450 --> 00:13:01,050 そういう言い方 しないで! 私が 今日一日・ 176 00:13:01,050 --> 00:13:03,090 どんなに辛い思いで 仕事したか・ 177 00:13:03,090 --> 00:13:05,890 どうして 分かってくださらないの? 178 00:13:11,230 --> 00:13:13,560 君にとって・ 179 00:13:13,560 --> 00:13:18,230 仕事とは もはや そこまで 重いものになったのかと・ 180 00:13:18,230 --> 00:13:21,900 改めて 感じ入ったよ。 181 00:13:21,900 --> 00:13:25,240 そうなった私を責めるの? 182 00:13:25,240 --> 00:13:27,580 じゃ 明日から どうするんだ? 183 00:13:27,580 --> 00:13:30,480 結局 編集長には お母さんの病気のことも・ 184 00:13:30,480 --> 00:13:32,780 休むことも 言ってないんだろ? 185 00:13:38,220 --> 00:13:43,760 私ね なんとか やってみようと 思うんですけど…。 186 00:13:43,760 --> 00:13:47,260 仕事も休まずに 家のことも なんとか…。 187 00:13:47,260 --> 00:13:49,600 そんなことが できるのか? できるか できないか・ 188 00:13:49,600 --> 00:13:51,630 やってみなければ 分かんないでしょ。 189 00:13:51,630 --> 00:13:54,470 「窮すれば通ず」って…。 190 00:13:54,470 --> 00:13:58,940 本気で考えれば 道は あるんじゃないかと思うの。 191 00:13:58,940 --> 00:14:05,550 母ちゃんも 枕も上がらぬ重病人 っていうわけではあるまいし…。 192 00:14:05,550 --> 00:14:09,720 私が ちゃんと手だてを考えて きちんと準備すれば・ 193 00:14:09,720 --> 00:14:13,060 そんなに 不自由をかけないで 済むんじゃないかと思うの。 194 00:14:13,060 --> 00:14:15,720 自分の担当欄もあるし・ 195 00:14:15,720 --> 00:14:18,390 その仕事を 途中で ほうり出してしまうことは・ 196 00:14:18,390 --> 00:14:22,060 とても 無責任な気がして…。 197 00:14:22,060 --> 00:14:26,240 「だから 女は」って言われるのも 悔しいし…。 198 00:14:26,240 --> 00:14:30,110 なんとか 両方 やってみたいんです。 199 00:14:30,110 --> 00:14:33,740 とにかく できるか できないかだけでも・ 200 00:14:33,740 --> 00:14:38,610 試してみたいんです。 その前に 降参はしたくないの。 201 00:14:38,610 --> 00:14:41,250 一生懸命やりますから・ 202 00:14:41,250 --> 00:14:44,150 どうか お願いします。 203 00:14:44,150 --> 00:14:55,460 ・~